JPH11239907A - ステップドリル及びステップドリルの製造方法 - Google Patents
ステップドリル及びステップドリルの製造方法Info
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- JPH11239907A JPH11239907A JP4042698A JP4042698A JPH11239907A JP H11239907 A JPH11239907 A JP H11239907A JP 4042698 A JP4042698 A JP 4042698A JP 4042698 A JP4042698 A JP 4042698A JP H11239907 A JPH11239907 A JP H11239907A
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Abstract
プドリルの製造方法を提供する。 【解決手段】ドリル1はSCM440等のクロムモリブ
デン鋼鋼材によりなる超硬ドリルであって、シャンク2
とボデー3とを有している。ボデー3は2条の溝4と2
条のランド群5を備えている。2条のランド群5の先端
部にはドリル先端部6が形成されている。ランド群5は
第1〜第7ランド11〜17を備えている。各第1〜第
7ランド11〜17は、それぞれ土台部11a〜17a
と錐台部11b〜17bを有している。先端部6、土台
部11a〜17a及び錐台部11b〜17bにおいて、
溝4とで形成されるエッジ部であって、該ドリル1回転
方向のエッジ部にはそれぞれ切刃28、21a〜27
a、21b〜27bが形成されている。各切刃は超硬チ
ップにより形成されている。
Description
びステップドリルの製造方法に関するものである。
穴を形成するための装置としてボール盤等が使用されて
いる。前記ボール盤等の先端にはドリルが取り付けられ
ている。図4は従来のステップドリル(以下、単にドリ
ルという)41を示す側面図である。図4において、S
KH55等の高速度工具鋼鋼材により形成されたドリル
41はシャンク42及びボデー43を有している。
aが形成され、図示しないボール盤のチャックに取着さ
れる。ボデー43は図5に示すように、2条の溝44と
2条のランド群45を有している。各ランド群45はそ
れぞれ外径の異なる第1〜第9のランド46〜54を備
えている。図4に示すように、各ランド46〜54はそ
れぞれ主切刃46a〜54a及び副切刃46b〜54b
を備えている。そして、シャンク42をボール盤等のチ
ャックに取り付けた後、ドリル41を回転させると、各
切刃46a〜54a、46b〜54bが加工物を切削す
ることにより加工物に穴が形成される。
鋼鋼材により形成されたドリル41を使用してステンレ
ス等の難切削材料に穴を形成する場合には、切刃46a
〜54a、46b〜54bが摩耗しやすいという問題が
あった。即ち、従来のドリル41は高速度工具鋼鋼材を
用いて切断、レース、フライス、焼入、サンド等の各工
程を行うことにより製造される。従って、ドリル41の
各切刃46a〜54a、46b〜54bも高速度工具鋼
鋼材により形成されている。高速度工具鋼鋼材は耐熱性
に乏しく、温度上昇により硬度を失うという欠点をも
つ。その結果、ドリル41を使用してステンレス等の難
切削材料に穴を形成する場合には硬度が不十分となり、
高速度工具鋼鋼材からなる各切刃46a〜54a、46
b〜54bが摩耗しやすいという問題があった。
ップドリル及びステップドリルの製造方法を提供するこ
とにある。
めに請求項1の発明では、ボデーに切屑を排出するため
の溝と、該溝にて分割され、該ボデーにそれぞれ段差状
に形成された複数のランドとを備えたステップドリルに
おいて、前記ランドの前記溝とで形成されるエッジ部で
あって、該ステップドリル回転方向のエッジ部には超硬
材料からなる切刃を形成したことを特徴とするステップ
ドリルをその要旨としている。
記各ランドはそれぞれ土台部及び錐台部を備え、前記錐
台部の外周面の外径は先端にゆくほど線形に縮径形成さ
れ、最も先端側の錐台部の軸方向の長さは他の錐台部の
軸方向の長さよりも長くしたことをその要旨としてい
る。
るための溝と、該溝にて分割され、該ボデーにそれぞれ
段差状に形成された複数のランドとを備えたステップド
リルの製造方法において、ボデーを形成するレース工程
と、前記ボデーに溝とランドを形成するフライス工程
と、前記ランドの前記溝とで形成されるエッジ部であっ
て、該ステップドリル回転方向のエッジ部に超硬材料か
らなる切刃を取り付ける刃付工程とを備えたことを特徴
とするステップドリルの製造方法をその要旨としてい
る。
リルを回転させるとエッジ部に形成された切刃により加
工物が切削される。ここで、切刃は耐摩耗性の優れた高
い硬さを有する超硬材料から形成される。従って、ステ
ンレス等の難切削材料を切削する場合にも、ステップド
リルの切刃の摩耗が低減される。
れ土台部及び錐台部が形成される。ここで、錐台部の外
周面の外径は先端にゆくほど線形に縮径形成される。そ
して、最も先端側の錐台部の軸方向の長さは他の錐台部
の軸方向の長さよりも長くされる。即ち、最も先端側の
錐台部の外周面の斜度は他の錐台部の外周面の斜度より
も緩やかとなる。従って、最も先端側の錐台部に形成さ
れた切刃による切削時の切削抵抗は、他の錐台部に形成
された切刃による切削時の切削抵抗よりも小さくなる。
その結果、最も先端側の錐台部に形成された切刃は、他
の錐台部に形成された切刃よりも欠け難くなり、ステッ
プドリルの寿命を長くすることができる。
造するときには、まずレース工程にてボデーが形成され
る。次にフライス工程にてボデーに溝とランドが形成さ
れる。次に、刃付工程にてランドのエッジ部に切刃が取
り付けられる。ここで、切刃には耐摩耗性の優れた高い
硬さを有する超硬材料が使用される。従って、切刃の摩
耗が低減されるステップドリルを製造することができ
る。
形態を図面に従って説明する。図1において、ステップ
ドリル(以下、単にドリルという)1はSCM440等
のクロムモリブデン鋼鋼材によりなる超硬ドリルであっ
て、ステンレス板等の難切削材料に穴を形成するために
使用される。
シャンク2と、そのシャンク2から先端部に向かって略
円錐状に形成されたボデー3とを有している。シャンク
2は、その外周面に3つの押付面2aが(図1では1つ
のみ図示)形成され、図示しないボール盤のチャックに
取着される。
円錐形状であって、その基端部から先端部に向かって断
面V字状の2条の溝4がドリル1の中心軸線L1を中心
として対称位置に形成されている。そして、ボデー3に
は、この2条の溝4にて2条のランドとしてのランド群
5が形成される。従って、この2条のランド群5もドリ
ル1の中心軸線L1を中心として対称位置に形成されて
いる。この2条のランド群5の先端部にドリル先端部6
が形成されている。
に形成された7個の第1〜第7ランド11〜17を備え
ている。各第1〜第7ランド11〜17は、それぞれ土
台部11a〜17aと錐台部11b〜17bを有してい
る。
第1ランド11は、その長さ(中心軸線L1に沿った長
さ、以下同様とする)が6ミリに設定されている。第1
ランド11はそれぞれ土台部11aと錐台部11bを有
している。土台部11aはドリル1の中心軸線L1を中
心とする断面扇形であって、その外周面の外径(ドリル
1の中心軸線L1を垂直に通り対称位置にある相対向す
る第1ランド11の土台部11aの外周面間の距離、以
下同様とする)は22ミリに設定している。
台部11aから先端側に延出形成されている。錐台部1
1bはドリル1の中心軸線L1を中心とする断面扇形で
あって、その外周面の外径は先端にゆくほど線形に縮径
している。本実施形態では、錐台部11bの外周面の外
径は、基端が土台部11aの外径と同じで22ミリ、先
端が第2ランド12の土台部12aの外径と同じ20ミ
リに設定されている。
に形成され、その長さが5ミリに設定されている。第2
ランド12はそれぞれ第1ランド11の錐台部11bの
先端から延出された土台部12aと、その土台部12a
の先端から延出された錐台部12bを有している。土台
部12aはドリル1の中心軸線L1を中心とする断面扇
形であって、その外周面の外径は20ミリに設定してい
る。
台部12aから先端側に延出形成されている。錐台部1
2bはドリル1の中心軸線L1を中心とする断面扇形で
あって、その外周面の外径は先端にゆくほど線形に縮径
している。本実施形態では、錐台部12bの外周面の外
径は、基端が土台部12aの外径と同じで20ミリ、先
端が第3ランド13の土台部13aの外径と同じ18ミ
リに設定されている。
16は段差的に形成される。因みに、第3〜第6ランド
13〜16の長さはそれぞれ5ミリである。又、第3ラ
ンド13の土台部13aの外径は18ミリ、第4ランド
14の土台部14aの外径は16ミリ、第5ランド15
の土台部15aの外径は14ミリ、第6ランド16の土
台部16aの外径は12ミリとなる。
側に形成され、その長さが17ミリに設定されている。
第7ランド17はそれぞれ第6ランド16の錐台部16
bの先端から延出された土台部17aと、その土台部1
7aの先端から延出された錐台部17bを有している。
土台部17aはドリル1の中心軸線L1を中心とする断
面扇形であって、その外周面の外径は10ミリに設定し
ている。土台部17aは、その長さが4ミリに設定され
ている。
台部17aから先端側に延出形成され、その長さは本実
施形態では13ミリに設定している。錐台部17bはド
リル1の中心軸線L1を中心とする断面扇形であって、
その外周面の外径は先端にゆくほど線形に縮径してい
る。本実施形態では、錐台部17bの外周面の外径は、
基端が土台部17aの外径と同じで10ミリ、先端が6
ミリに設定されている。従って、最も先端側にある第7
ランド17の錐台部17bの軸方向の長さは他の錐台部
11b〜16bよりも長い。
1〜17の土台部11a〜17a及び錐台部11b〜1
7bにおいて、前記溝4とで形成されるエッジ部であっ
て、該ドリル1回転方向のエッジ部にはそれぞれ切刃2
1a〜27a、21b〜27bが形成されている。尚、
説明の便宜上、第1〜第7ランド11〜17の各土台部
11a〜17aに形成した切刃を副切刃21a〜27a
といい、第1〜第7ランド11〜17の錐台部11b〜
17bに形成した切刃を主切刃21b〜27bという。
副切刃21a〜27a及び主切刃21b〜27bは、本
実施形態では超硬材料としての超硬合金チップ(例え
ば、JISで定義されたM40)をそのエッジ部にロー
付けし、そのロー付けしたチップに対してチタンコーテ
ィングをして形成している。
錐台部17bの先端から延出形成され、ドリル先端の形
状を形成している。本実施形態では、ドリル先端部6の
長さは1.7ミリに設定されている。そして、各先端部
6において前記溝4とで形成されるエッジ部であって、
該ドリル1回転方向のエッジ部にはそれぞれ切刃28が
形成されている。切刃28は、本実施形態では超硬合金
チップ(例えば、JISで定義されたM40)をそのエ
ッジにロー付けし、そのロー付けしたチップに対してチ
タンコーティングをして形成している。又、その切刃2
8から反回転方向の先端部6の面を逃げ面6aとなるよ
うに形成している。さらに、各先端部6が互いに交差す
る先端稜線をチゼルエッジ6bとなるように形成されて
いる。
に回転すると、切刃28によって加工物への穴あけが開
始される。この加工の際の切屑は溝4を通って排出され
る。次に上記のように構成されたドリル1の製造方法に
ついて簡単に説明する。
入、サンド、刃付、チタンコーティング等の各工程を行
うことにより製造される。まず切断工程において、SC
M440等のクロムモリブデン鋼鋼材を円柱状等に切断
し、レース工程に移る。
ン鋼鋼材(ワーク)を旋盤のバイトにて略円錐状に加工
する。即ち、送り量及び切込量を予め設定して、ワーク
及びバイトのうち少なくともいずれか一方を移動させ、
シャンク2及びボデー3を形成し、フライス工程に移
る。
状のワークに対してフライス盤のフライスにて加工を行
う。即ち、ボデー3に溝4を形成するとともに、シャン
ク2に押付面2aを形成し、焼入工程に移る。
所定の高温状態から急冷する。即ち、クロムモリブデン
鋼鋼材を硬化させ、サンド工程に移る。次に、サンド工
程において、焼入工程後のワークの表面を研磨する。即
ち、焼入工程時に生じた酸化層を取り除き、刃付工程に
移る。
刃を取り付ける。即ち、ボデー3の先端部及び各ランド
11〜17において、溝4とで形成されるエッジ部であ
って、該ドリル1回転方向のエッジ部にそれぞれ切刃を
取り付ける。ここで、サンド工程後のワークと切刃とを
ロー付けにより一体化する。そして、余分なローを研磨
して取り除き、チタンコーティング工程に移る。本実施
形態では切刃は超硬合金チップにより構成されている。
超硬合金チップの表面にチタンコーティングを施し、切
刃の摩耗を低減する。即ち、切刃の表面にチタン薄膜が
形成され、切削時には直接切刃が加工物に接触しないた
め、切屑の溶着が低減されるとともに、切刃の摩耗が低
減される。
のドリル1の作用を説明する。シャンク2を図示しない
ボール盤のチャックに取り付けた後、ドリル1を回転さ
せ、図示しない加工物(本実施形態では板厚2ミリのス
テンレス板)にφ10の穴を形成するものとする。この
場合、まずドリル1を回転させ、ボール盤のレバーを操
作してドリル1の先端を加工物の方へ移動させる。する
と、チゼルエッジ6bが加工物の表面に接触し、切刃2
8が加工物を切削し始める。
と、ドリル1の移動距離分だけ切刃28により加工物が
切削される。即ち、ドリル1の加工物の表面からの移動
距離がドリル先端部6の長さと同一(本実施形態では
1.7ミリ)となった時には、加工物には底面の直径が
6ミリ、深さ1.7ミリの反円錐状をなす穴が形成され
ることとなる。又、前記穴を形成した際に生じた切刃2
8により切削された加工物の切屑は、各溝4を介して排
出される。
と、切刃28が加工物の裏面方向に向かって切削を続け
るとともに、主切刃27bが加工物を切削する。ここ
で、主切刃27bは加工物に対して、前記切刃28の切
削による穴の形成の続きを行う。即ち、主切刃27b
は、切刃28の切削により形成された穴に対して、連続
的に徐々に穴の径を大きくしていく。
動距離が3.7ミリとなった時には、加工物には裏面の
開口の直径が6ミリ、表面の開口の直径が約6.6ミリ
の反円錐台状をなす穴が形成される。尚、ドリル1の加
工物の表面からの移動距離が3.7ミリとなった時と
は、前記先端部6(長さ1.7ミリ)が完全に板厚2ミ
リのステンレス板の裏面から突出した状態を意味する。
と、主切刃27bが加工物を切削する。やがて、ドリル
1の加工物の表面からの移動距離が14.7ミリとなっ
た時には、加工物には裏面の開口の直径が約9.4ミ
リ、表面の開口の直径が10ミリの反円錐台状をなす穴
が形成される。尚、ドリル1の加工物の表面からの移動
距離が14.7ミリとなった時とは、前記主切刃27b
を備えた錐台部17bの基端と、加工物の表面とが面一
となった状態を意味する。
と、副切刃27aが加工物を切削する。ここで、副切刃
27aは加工物に対して、前記主切刃27bの切削によ
る穴の形成の続きを行う。即ち、副切刃27aは、主切
刃27bの切削により形成された穴に対して、径の異な
る穴(円錐台状の穴)の内側面を一定の径(10ミリ)
に統一する。その結果、加工物にはφ10(直径10ミ
リ)の円板状の穴が形成される。又、前記穴を形成した
際に生じた副切刃27aにより切削された加工物の切屑
は、各溝4を介して排出される。
れたところで、同方向へのドリル1の移動を停止し、ボ
ール盤のレバーを操作してドリル1の先端を今までとは
反対の方向へ移動させる。そして、ドリル1の回転を停
止させる。従って、上記の作業によって、本実施形態で
は加工物(板厚2ミリのステンレス板)に1個の穴(φ
10)が形成される。
な効果を得ることができる。 (1)本実施形態では、切刃28、主切刃27b及び副
切刃27aにより加工物の切削を行い、該加工物にφ1
0の穴を形成した。即ち、切刃28、主切刃27b及び
副切刃27aを連続して形成し、後段の切刃が前段の切
刃の切削の続きを行うようにした。言い換えると、切刃
28により加工物に穴を形成した後、主切刃27bによ
り加工物に穴を形成し、その後、副切刃27aにより加
工物に穴を形成した。
端側の錐台部17bの軸方向の長さを他の錐台部11b
〜16bの軸方向の長さよりも長くした。即ち、最も先
端側の錐台部17bの外周面の斜度を他の錐台部11b
〜16bの外周面の斜度よりも緩やかに形成した。従っ
て、最も先端側の錐台部17bに形成された主切刃27
bによる切削時の切削抵抗は、他の錐台部11b〜16
bに形成された主切刃21b〜26bによる切削時の切
削抵抗よりも小さくなる。その結果、該主切刃27bは
該主切刃21b〜26bよりも欠け難くなり、ドリル1
の寿命を長くすることができる。
27b及び副切刃27a等を超硬合金チップにより構成
したため、該切刃の摩耗が低減される。即ち、超硬合金
は耐摩耗性の優れた高い硬さを有するため、該切刃の摩
耗が低減される。従って、ステンレス等の難切削材料に
穴を形成する場合にも、該切刃の摩耗が低減され、ドリ
ル1の寿命を長くすることができる。
11〜17の各土台部11a〜17aに形成した副切刃
21a〜27a、第1〜第7ランド11〜17の錐台部
11b〜17bに形成した主切刃21b〜27b、及び
ドリル先端部6に形成した切刃28を超硬合金チップに
より構成した。従って、加工物にφ10以外の穴、例え
ば、φ12、φ14、φ16、φ18、φ20、φ22
の穴を形成する場合にも、超硬合金が有する耐摩耗性の
優れた高い硬さにより、該切刃の摩耗が低減される。そ
の結果、ステンレス等の難切削材料に穴を形成する場合
にも、該切刃の摩耗が低減され、ドリル1の寿命を長く
することができる。
を備え、各ランド群5にそれぞれ副切刃21a〜27
a、主切刃21b〜27b、及び切刃28を設けたた
め、1条当たりの各切刃が受ける切削抵抗を小さくする
ことができる。従って、1条のランドしか備えないドリ
ルよりも該切刃の摩耗が低減され、ドリル1の寿命を長
くすることができる。
7a、主切刃21b〜27b、及び切刃28の表面にチ
タンコーティングを施したため、各切刃の摩耗が低減さ
れる。即ち、各切刃の表面にチタン薄膜が形成され、切
削時には直接切刃が加工物に接触しないため、切屑の溶
着が低減されるとともに、切刃の摩耗が低減される。そ
の結果、ドリル1の寿命を長くすることができる。
更してもよい。 ・前記実施形態では、副切刃21a〜27a、主切刃2
1b〜27b、及び切刃28に超硬材料としての超硬合
金(例えば、JISで定義されたM40)を設けたが、
超硬合金の代わりに超硬材料としてのステライト、セラ
ミック、サーメット、窒化ボロン、ダイヤモンド等を設
けてもよい。又、M40の代わりに、それ以外の超硬合
金、例えば、JISで定義されたP分類(P01、P1
0〜P40)、M分類(M10〜M30)、K分類(K
01、K10〜K30)、Z分類(Z01、Z10〜Z
30)、V分類(V10〜V60)、E分類(E1、E
3〜E5)等を設けてもよい。このようにした場合に
は、前記実施形態における(1)〜(5)に記載の効果
が得られる。
セラミック、サーメット、窒化ボロン、ダイヤモンド等
において、M40よりも耐摩耗性の優れた高い硬さを有
する超硬材料を各切刃、ボデー3全体又はドリル1全体
に設けた場合には、前記実施形態における(1)〜
(5)に記載の効果に加えて、次のような効果が得られ
る。即ち、各切刃、ボデー3全体又はドリル1全体の摩
耗がさらに低減され、ドリル1の寿命をさらに長くする
ことができる。
群5を備えたドリル1としたが、1条のランドしか備え
ないドリルや3条以上のランド群を備えたドリルとして
もよい。このようにした場合には、前記実施形態におけ
る(1)〜(5)に記載の効果に加えて、次のような効
果が得られる。即ち、ランド群の条数を多くし、各ラン
ド群にそれぞれ切刃を設けた場合には、1条当たりの各
切刃が受ける切削抵抗を小さくすることができる。従っ
て、該切刃の摩耗がより低減され、ドリル1の寿命をよ
り長くすることができる。
に、溝の条数を少なくし、1条当たりの溝の幅を広くし
た場合には、穴を形成する際に生じる切刃により切削さ
れる加工物の切屑を、該溝を介してより排出し易くする
ことができる。又、ランド群の条数が少ない程ドリルの
形状を簡単なものにすることができるため、簡単に製造
でき、安価なドリルを提供することができる。さらに、
高価な超硬合金等の超硬材料の使用量が削減でき、安価
なドリルを提供することができる。
17の錐台部17bの外周面の外径を、基端を10ミ
リ、先端を6ミリに設定したとともに、軸方向の長さを
13ミリに設定し、他の錐台部11b〜16bよりも長
くしたが、次のような構成としてもよい。該錐台部17
bの軸線方向の途中に断面扇形をなす1つ又は複数の土
台部を設け、その外周面の外径を6ミリ又は8ミリ等に
設定する。そして、該土台部において溝4とで形成され
るエッジ部であって、該ドリル回転方向のエッジ部に
は、超硬合金等の超硬材料を備えた副切刃を設ける。
おける(1)〜(5)に記載の効果に加えて、加工物に
φ10よりも小さなφ6やφ8等の穴を形成することが
できるという効果が得られる。
1a〜27a、主切刃21b〜27b、及び切刃28の
表面にチタンコーティングを施したが、チタンコーティ
ングの代わりにテフロンコーティング等を施してもよ
い。このようにした場合には、前記実施形態における
(1)〜(5)に記載の効果に加えて、耐薬品性に優れ
たドリルとすることができるという効果が得られる。
る請求項に記載した発明以外の技術的思想について、そ
れらの効果と共に以下に記載する。 (1)請求項1又は2に記載のステップドリルにおい
て、切刃にはチタンコーティングが施されたことを特徴
とする。従って、この(1)に記載の発明によれば、切
刃の表面にチタン薄膜が形成され、切削時には直接切刃
が加工物に接触しないため、切屑の溶着が低減されると
ともに、切刃の摩耗が低減される。その結果、ステップ
ドリルの寿命を長くすることができるという効果が得ら
れる。
製造方法において、切刃の表面にチタンコーティングを
施すチタンコーティング工程を備えたことを特徴とす
る。従って、この(2)に記載の発明によれば、(1)
に記載の効果が得られるステップドリルを製造すること
ができる。
載の発明によれば、ステップドリルの寿命を長くするこ
とができる。
いステップドリルを製造することができる。
Claims (3)
- 【請求項1】 ボデー(3)に切屑を排出するための溝
(4)と、該溝(4)にて分割され、該ボデー(3)に
それぞれ段差状に形成された複数のランド(5)とを備
えたステップドリルにおいて、 前記ランド(5)の前記溝(4)とで形成されるエッジ
部であって、該ステップドリル回転方向のエッジ部には
超硬材料からなる切刃(21a〜27a、21b〜27
b、28)を形成したことを特徴とするステップドリ
ル。 - 【請求項2】 前記各ランド(5)はそれぞれ土台部
(11a〜17a)及び錐台部(11b〜17b)を備
え、 前記錐台部(11b〜17b)の外周面の外径は先端に
ゆくほど線形に縮径形成され、 最も先端側の錐台部(17b)の軸方向の長さは他の錐
台部(11b〜16b)の軸方向の長さよりも長くした
ことを特徴とする請求項1に記載のステップドリル。 - 【請求項3】 ボデー(3)に切屑を排出するための溝
(4)と、該溝(4)にて分割され、該ボデー(3)に
それぞれ段差状に形成された複数のランド(5)とを備
えたステップドリルの製造方法において、 ボデー(3)を形成するレース工程と、 前記ボデー(3)に溝(4)とランド(5)を形成する
フライス工程と、 前記ランド(5)の前記溝(4)とで形成されるエッジ
部であって、該ステップドリル回転方向のエッジ部に超
硬材料からなる切刃(21a〜27a、21b〜27
b、28)を取り付ける刃付工程とを備えたことを特徴
とするステップドリルの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04042698A JP4014720B2 (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | ステップドリル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04042698A JP4014720B2 (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | ステップドリル |
Publications (2)
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