JPH11240001A - 木質複合板 - Google Patents
木質複合板Info
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- JPH11240001A JPH11240001A JP6071598A JP6071598A JPH11240001A JP H11240001 A JPH11240001 A JP H11240001A JP 6071598 A JP6071598 A JP 6071598A JP 6071598 A JP6071598 A JP 6071598A JP H11240001 A JPH11240001 A JP H11240001A
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- Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
- Dry Formation Of Fiberboard And The Like (AREA)
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Abstract
の生じ難い床板として適した優れた施工性を発揮する木
質複合板を提供する。 【解決手段】 複数枚の木材単板を積層接着してなる合
板基板1の表面側に厚さが0.5 〜2.0mm で比重が0.6 〜
1.0 の木質繊維製板材2を貼着して合板基板1の表面に
適度な剛性を付与すると共に木質繊維製板材2を薄く形
成したことによって凹反りの発生を抑制し、さらに、上
記合板基板1の裏面に針葉樹からなる薄い木材単板3を
貼着して床下地材との馴染性を向上させると共にその収
縮力によって合板基板1に凸反り傾向を生じさせ、釘着
等による施工性を良好にしている。また、合板基板1の
表裏面側の木材単板の繊維方向を幅方向に向けて柔軟性
を付与している。
Description
用床材や階段踏板、幅木等の建築内装材料やテーブル、
カウンタートップなどの家具用材料、特に、床材として
使用するのに好適な長さ方向に凹反りが生じ難い木質複
合板に関するものである。
板の表面に突板や印刷紙等の化粧シートを貼着し、その
表面にクリアー塗装や着色クリアー塗装を施して表面化
粧層を設けてなる化粧板が、住宅等の建築物の床材や壁
材、或いは家具用材料として広く使用されている。しか
しながら、例えば合板の表面に突板を貼着したのち塗装
仕上げしてなる一般的な化粧板を床材として使用した場
合、木質基板に存在する小さな穴や抜け節、ジョイント
部等の欠陥部が突板表面に現出したり、さらには湿気の
吸収、放散に伴う合板の膨張、収縮によって表面の突板
に細かい亀裂(干割れ)が生じたりして化粧性を著しく
損なうことになり、その上、床材として使用した場合に
は、表面に重量の大きい家具の脚や落下物などによる局
部的な荷重が加わると凹みが生じたりキャスター付きワ
ゴンによる摺動的な負荷によって化粧板の表面が傷を受
ける等の問題点がある。
重木質繊維板などの木質繊維板を接着して複合板を形成
し、この複合板の木質繊維板の表面に突板や合成樹脂製
化粧シート又は印刷紙等の化粧シートを貼着したり、塗
装等によって表面化粧層を形成してなる化粧板を床材に
使用し、木質繊維板によって硬さ不足を補ったり、合板
の上記伸縮に伴う亀裂を防止したりすることが行われて
いる。
表面に木質繊維板を貼着して複合板を形成した場合、合
板と木質繊維板との収縮率の差や方向性の相違によって
化粧板に長手方向に凹状の反りが発生しやすくなる。こ
のような凹反りの発生は、化粧板に形成した時にも残存
し、この化粧板を床材などに適用するに際しては、その
長手方向の中央部に対して両端側が上方に浮き上がった
状態となり、両端部分に対する釘や接着剤による固定作
業に困難を伴うばかりでなく、隣接する床材の突き合わ
せ端部に段差や固着不良などが生じるという問題点があ
った。
たもので、その目的とするところは木質繊維製板材を用
いているにもかかわらず、長手方向の凹状の反りを抑制
して良好な寸法安定性を発揮し、且つ強度的にも優れて
いると共に床下地材等との馴染性が良くて優れた施工性
を発揮する木質複合板を提供するにある。
に本発明の請求項1に係る木質複合板は、少なくとも3
枚以上の木材単板を順次その木材繊維方向を直交させて
積層接着してなる長方形状の合板基板の表面に厚さが0.
5 〜2.0mm で比重が0.6 〜1.0 の木質繊維製板材を貼着
していると共に、上記合板基板の裏面に厚さが上記木質
繊維製板材の厚さと同等以下で且つ比重が0.5 以下の針
葉樹からなる木材単板を合板基板の裏面の木材単板に対
してその木材繊維方向を直交させて貼着してなる構造を
有している。
請求項2に係る発明は上記木質繊維製板材として、比重
が0.6 〜1.0 の木質繊維板をその厚さ方向の中央部から
2分割して得られたものであることを特徴としており、
また、請求項3に係る発明は上記合板基板製板材の表裏
面を形成している表裏木材単板の木材繊維方向を幅方向
に向けていることを特徴としている。
の表面に貼着した木質繊維製板材によって合板基板の表
層側が長さ方向に収縮力を受けるが、この木質繊維製板
材の厚みは0.5 〜2.0mm であって極めて薄いものである
から、合板基板がその長さ方向の中央部から両端に向か
って上向きに湾曲する所謂、凹反りとなるのを軽減する
ことができる。さらに、上記木質繊維製板材はその比重
を0.6 〜1.0 の比較的高比重に形成しているので、この
木質繊維製板材を貼着してなる木質複合板の表面に充分
な硬さを付与することができ、床板として使用した際
に、ワゴンのキャスターによる摺動的な負荷やピアノの
脚等からの局部荷重を受けても表面化粧層に凹みや傷が
生じ難く且つ木質繊維製板材自体も層間剥離が生じ難
い。
質繊維製板材の厚さと同等以下で且つ比重が0.5 以下の
針葉樹からなる木材単板を合板基板の裏面の木材単板に
対してその木材繊維方向を直交させた状態で貼着してい
るので、木質繊維製板材の合板基板表面への貼着に伴う
木質複合板の凹反りを生じ難くするばかりでなく、むし
ろ適度な凸反り傾向にすることができる。
単板は軽量で剛性が低いために、この木材単板を貼着し
た合板基板上に上記木質繊維製板材を介して化粧層を設
けて化粧板を構成した場合において、化粧板に多少の凸
反りが生じていても、針葉樹の木材単板の柔軟性によっ
て床下地材等に対する馴染性が良好となり、隣接する化
粧板間に段差を生じさせることなく、釘や接着剤によっ
て平坦に施工することができる。なお、合板基板の表裏
に配した木材単板の繊維方向を請求項3に記載したよう
に、木質複合板の長さ方向に直交する幅方向に向けてお
くことによって木質複合板に一層良好な柔軟性と馴染性
を付与することができる。
板材は厚さが0.5 〜2.0mm と薄く、このような木質繊維
製板材の製造が難しくて入手することが困難であるが、
適宜な厚みを有する木質繊維板を、請求項2に記載した
ようにその厚さ方向の中央部から2分割することによっ
て容易に作製することができる。
に基づいて詳述すると、図1において、木質複合板Aは
所望厚みを有する合板からなる基板1と、この合板基板
1の表面に積層接着している厚さが0.5 〜2.0 mmで比重
が0.6 〜1.0 の中比重木質繊維板からなる木質繊維製板
材2と、上記合板基板1の裏面に貼着している厚さが上
記木質繊維製板材2の厚さと同等以下で且つ比重が0.5
以下の針葉樹からなる木材単板3とから構成している。
この木質複合板Aは平面長方形状に形成されてあり、合
板基板1の裏面に貼着した針葉樹からなる木材単板3は
その繊維方向を合板基板1の長さ方向に直交する幅方向
に向けた状態にして接着されている。
積層枚数としては、通常は図1に示すような5プライ、
図2に示すような3プライ、或いは7プライにしている
が、要するに、3プライ以上の奇数枚数の木材単板を順
次、その木材繊維方向を直交させた状態にして積層接着
することにより合板基板1を構成しておけばよい。ま
た、合板基板1を構成している複数枚の木材単板におい
て、表裏側、即ち、合板基板1の最上層と最下層とを形
成している木材単板1a、1bの木材繊維方向を図に示すよ
うに合板基板1の幅方向に向けておくことが望ましい。
従って、合板基板1を5プライから構成している場合に
は、図1に示すように、中央部の木材単板1cもその木材
繊維方向を幅方向に向けていて2層目と4層目の木材単
板1d、1eがその木材繊維方向を長さ方向に向けているも
のであり、3プライから構成してい場合には、図2に示
すように、これらの表裏木材単板1a、1bによって挟まれ
ている中央の木材単板1fのみがその木材繊維方向を長さ
方向に向けている。
維方向を合板基板1の長さ方向に直交する幅方向に向け
ておくことによって木質複合板Aの可撓性、柔軟性が向
上し、木質複合板Aの表面に化粧層を施して床板に適用
した場合、床下地面に対する馴染性が良好となり、床下
地材への釘着や接着材による固着が円滑且つ確実に行え
るという効果を奏する。なお、合板基板1を構成する木
材単板の樹種や厚さは特に限定されない。また、木材単
板同士の重ね合わせ面に、木質複合板Aの反りにそれ程
影響を及ぼすことのない木質系、プラスチック系、発泡
プラスチック系の薄いシート状物を介在させておいても
よい。
繊維製板材2としては、その厚みが0.5mm 未満になる
と、薄くなりすぎて木質複合板Aの表面硬度が低下して
傷付き易くなり、また、その厚さが2mm以上になると木
材基板1との収縮率の差が大きくなって木質複合板Aに
反りが生じ易くなるので、上述したように、その厚みが
0.5 〜2.0mm 、好ましくは0.8 〜1.6mm 程度に形成して
おく。
6 未満であると、木質複合板Aの硬度や剛性等の強度が
低下し且つ該木質繊維製板材2に層間剥離が生じ易くな
る一方、1.0 を超えると、剛性が高くなりすぎて木質複
合板Aに凹反りが発生し易くなると共に硬いために切断
等の加工性が悪くなり且つ木質材料としての触感が低下
するので、上述したように比重が0.6 〜1.0 、好ましく
は0.6 〜1.0 、好ましくは0.65〜0.85程度の木質繊維板
材2を用いる。なお、本発明でいうところの比重は、全
て一般的に良く使われている気乾比重のことである。
1の表面に接着すると、該接着剤の硬化や木質繊維製板
材2の収縮によって木質複合板Aが中央部から長さ方向
の両端部に向かって上反りする所謂凹反りが生じる。こ
の凹反りは上記のように厚さが0.5 〜2.0 mmと薄い木質
繊維製板材2を積層接着することにより軽減しているも
のであるが、このような薄い木質繊維製板材2の入手が
困難である。
製板材を得るには、入手が容易な厚さが2.5mm 以上の木
質繊維板をサンディングすることが考えられるが、これ
では材料ロスが大きくなるばかりでなく、手間がかかっ
て歩留まりや生産性が悪くなるので、本発明においては
上記木質繊維製板材2として、比重が0.6 〜1.0 の市販
の木質繊維板をその厚さ方向の中央部から2分割するこ
とにより形成されたものを使用している。この場合、2
分割した中比重木質繊維板を必要に応じて更にサンディ
ングすることにより所望の厚さまで薄くすることがで
き、生産性並びに材料の歩留まりが良くなると共にこの
サンディング処理も2分割したのち行うものであるから
加工性も良好であり、この薄い木質繊維製板材2を上記
合板基板1上に積層接着することによって凸反り傾向を
有する木質複合板Aを能率よく形成し得るものである。
葉樹からなる木材単板3としては、その厚みが厚くなり
すぎると木質複合板Aが剛直化すると共に凸反りも大き
くなる傾向が生じて床下地材との馴染性が悪くなり、厚
みがあまり薄すぎても本来の物性が損なわれるので、木
質繊維製板材2の厚みの1〜1/2 程度の厚さにしておく
ことが好ましい。また、この木材単板3の比重が0.5 を
超えると剛性が強くなって上述したような問題点が生
じ、0.3 以下であるとその効果が低減するので、0.3 〜
0.5 の比重を有する木材単板3を用いる。なお、針葉樹
からなる木材単板は広葉樹からなる木材単板よりも軟ら
かいて腰のある物性を有しているので、本発明の目的を
達成するためには、広葉樹単板の使用は好ましくない。
その繊維方向を合板基板1の最下層を形成している裏面
側の木材単板1bの繊維方向に対して直交する方向、即
ち、木質複合板の長さ方向に向けている。なお、このよ
うな針葉樹単板としてはアカマツ、エゾマツ、ラジアー
タパイン、オウシュウトウヒ、スプルースなどの針葉樹
からなる木材単板を例示することができるが、これに限
定されることはない。
2と針葉樹からなる木材単板3をそれぞれ貼着するため
の接着剤としては尿素樹脂、メラミン樹脂、フェノール
樹脂等の熱硬化性樹脂接着剤や、ビニルウレタン樹脂接
着剤、変性酢酸ビニル樹脂接着剤などが用いることがで
きる。
造する方法としては特に問わないが、一般的には次に挙
げる三つの方法によって製造することができる。 .合板基板1としては予め積層接着してなる合板を利
用し、この合板の表裏面に接着剤を介してそれぞれ木質
繊維製板材2と針葉樹からなる木材単板3とを接着する
ことによって木質複合板Aを形成する方法。 .複数枚の木材単板を、その表裏側の木材単板の木材
繊維方向が幅方向に向けた状態となるように順次接着剤
を介して積層接着して合板基板1を形成する際に、裏面
(最下層)の木材単板の繊維方向に対してその繊維方向
を直交する方向に向けている針葉樹からなる木材単板3
を配して接着剤により一体に接着したのち、表面(最上
層)の木材単板上に接着剤を介して木質繊維製板材2を
貼着することによって木質複合板Aを形成する方法。 .針葉樹からなる木材単板3上に合板基板1を形成す
るための複数枚の木材単板と木質繊維製板材3とを順次
接着剤を介して積層し、ホットプレスによって同時に一
体化して木質複合板Aを形成する方法。
面に印刷紙又は突板を貼着した後、その表面を合成樹脂
クリアー塗料で塗装することによって化粧層(図示せ
ず)を施せば、化粧板を得ることができる。なお、化粧
層としては木質複合板Aの表面に樹脂を含浸している突
板を貼着することによって形成してもよく、或いは、化
粧シートを貼着することによって形成してもよい。次
に、本発明の具体的な実施例を示す。
た厚さが1.2mm の木材単板を裏層板とし、この木材単板
上に順次木材繊維方向が交互に略直交するように接着剤
を介して厚さが2.4mm 、3.0mm 、2.4mm 、1.2mm の木材
単板を積層した後、ホットプレスで熱圧して5プライの
積層合板を形成し、しかるのち、該積層合板の表面をサ
ンディングして厚さが9.4mm の合板基板を得た。なお、
全ての木材単板は幅950mm 、長さ1850mmの長方形状に形
成されている。
維板を、その厚さ方向の中央部から上下に2分割するこ
とにより、厚さが1.35mmの木質繊維製板材を作製し、こ
の木質繊維製板材を上記合板基板の表面に尿素−メラミ
ン樹脂接着剤を介して積層すると共に合板基板の裏面に
尿素−メラミン樹脂接着剤を介して木材繊維方向が長さ
方向に向いている厚さが1.2mm で気乾比重が0.41のラジ
アータパインからなる針葉樹単板を重ね合わせたのち、
ホットプレスにより熱圧接着して一体化し、しかるの
ち、裏面の針葉樹単板をサンディングして10.8mm厚の木
質複合板を得た。この木質複合板は中央部から長さ方向
の両端に向かって若干凸反りした形状を有していた。
mm厚のナラ材からなるスライス単板を尿素−メラミン樹
脂接着剤を介してホットプレスにより熱圧接着して化粧
板を作製したところ、この化粧板にも凹反りの発生はな
かった。
mm厚の木質繊維製板材と、木材繊維方向を幅方向に向け
た厚さが3.0mm の木材単板と、木材繊維方向を長さ方向
に向けた厚さが4.0mm の芯単板と、木材繊維方向を幅方
向に向けた厚さが3.0mm の木材単板と、実施例1と同じ
木材繊維方向が長さ方向に向いている厚さが1.2mm で気
乾比重が0.41のラジアータパインからなる針葉樹単板と
をそれぞれの積層面間に尿素−メラミン樹脂からなる接
着剤を介して順次積層し、この積層板をホットプレスで
熱圧接着して一体化することにより、3プライの合板の
表面に木質繊維製板材を、裏面にラジアータパインから
なる針葉樹単板を貼着してなる木質複合板を得た。この
木質複合板は、実施例1と同様に凹反りが殆ど生じてな
く、また、その表面にスライス単板を貼着して化粧板を
作製したところ、実施例1と同じくこの化粧板にも凹反
りが生じなかった。
35mm厚の木質繊維製板材と、木材繊維方向を幅方向に向
けた厚さが1.2mm の第1の木材単板と、木材繊維方向を
長さ方向に向けた厚さが2.4mm の第2の木材単板と、木
材繊維方向を幅方向に向けた厚さが3.0mmの第3の木材
単板と、上記第2の木質単板と同一繊維方向で同一厚さ
の第4の木材単板と、上記第1の木材単板と同一繊維方
向で同一厚さの第5の木材単板と、繊維方向を長さ方向
に向けているラジアータパインからなる厚さが1.2mm の
針葉樹単板とをそれぞれの積層面間に尿素−メラミン樹
脂からなる接着剤を介して順次積層し、この積層板をホ
ットプレスで熱圧接着して一体化することにより5プラ
イの合板の表面に木質繊維製板材を、裏面にラジアータ
パインからなる針葉樹単板を貼着してなる木質複合板を
得た。この木質複合板においても、実施例1の木質複合
板と同様に凹反りが殆ど生じておらず、また、その表面
に実施例と同じくスライス単板を貼着して化粧板を作製
したところ、この化粧板にも凹反りが生じていない良好
な外観を有していた。
いて、裏面側の針葉樹単板を除き、その他の構成及び製
造方法を上記各実施例と同一条件にして木質複合板を作
製した。この比較例の木質複合板にはいずれも凹反りが
生じており、この木質複合板の表面に各実施例と同様の
スライス単板を貼着して化粧板を作製したが、凹反りは
解消されてなかった。
ば、少なくとも3枚以上の木材単板を順次その木材繊維
方向を直交させて積層接着してなる長方形状の合板基板
の表面に厚さが0.5 〜2.0mm で比重が0.6 〜1.0 の木質
繊維製板材を貼着していると共に、上記合板基板の裏面
に厚さが上記木質繊維製板材の厚さと同等以下で且つ比
重が0.5 以下の針葉樹からなる木材単板を合板基板の裏
面の木材単板に対してその木材繊維方向を直交させて貼
着してなるものであるから、合板基板の表面に貼着した
木質繊維製板材の厚みが0.5 〜2.0mm であって極めて薄
いので、合板基板がその長さ方向の中央部から両端に向
かって上向きに湾曲する所謂、凹反りとなるのを軽減す
ることができ、従って、この木質複合板の表面に化粧層
を設けて床材としての化粧板を作製した場合、床下地材
に対する釘着等による施工性が容易に且つ正確に行える
と共に段差などが生じていない優れた外観を呈する床構
造を施工することができる。
0.6 〜1.0 の比較的高比重に形成しているので、木質複
合板の表面に充分な硬さを付与することができ、床板と
して使用した際に、ワゴンのキャスターによる摺動的な
負荷やピアノの脚等からの局部荷重を受けても表面化粧
層に凹みや傷が生じ難く且つ木質繊維製板材自体も層間
剥離が生じ難くて、長期間の使用に耐えることのできる
床構造が得られる。
質繊維製板材の厚さと同等以下で且つ比重が0.5 以下の
針葉樹からなる木材単板を合板基板の裏面の木材単板に
対してその木材繊維方向を直交させた状態で貼着してい
るので、この木材単板によって木質繊維製板材の合板基
板表面への貼着に伴う木質複合板の凹反りを生じ難くす
ることができるばかりでなく、むしろ適度な凸反り傾向
にすることができ、床板として使用した場合には長さ方
向の両端が浮き上がることはなく、釘着や接着剤による
施工が容易に且つ正確に行える。
単板は軽量で剛性が低いので、この木材単板を裏面に貼
着した合板基板上に上記木質繊維製板材を介して化粧層
を設けて化粧板を構成した場合において、化粧板に多少
の凸反りが生じていても、針葉樹の木材単板の柔軟性に
よって床下地材等に対する馴染性が良好となり、隣接す
る化粧板間に段差を生じさせることなく、釘や接着剤に
よって平坦に施工することができる。
維製板材は、比重が0.6 〜1.0 の木質繊維板をその厚さ
方向の中央部から2分割して形成されたものであるか
ら、上記木質複合板に凹反りを生じさせる虞れのない薄
い木質繊維製板材を歩留まりよく且つ容易に作製するこ
とができる。
記合板基板の表裏面を形成している表裏木材単板の木材
繊維方向を幅方向に向けているので、木質複合板に一層
良好な馴染性を付与することができる。
一部拡大簡略縦断面図、
一部拡大簡略縦断面図。
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくとも3枚以上の木材単板を順次そ
の木材繊維方向を直交させて積層接着してなる長方形状
の合板基板の表面に厚さが0.5 〜2.0mm で比重が0.6 〜
1.0 の木質繊維製板材を貼着していると共に、上記合板
基板の裏面に厚さが上記木質繊維製板材の厚さと同等以
下で且つ比重が0.5 以下の針葉樹からなる木材単板を合
板基板の裏面の木材単板に対してその木材繊維方向を直
交させて貼着してなることを特徴とする木質複合板。 - 【請求項2】 上記木質繊維製板材は、比重が0.6 〜1.
0 の木質繊維板をその厚さ方向の中央部から2分割して
得られたものであることを特徴とする請求項1に記載の
木質複合板。 - 【請求項3】 上記合板基板の表裏面を形成している表
裏木材単板の木材繊維方向を幅方向に向けていることを
特徴とする請求項1に記載の木質複合板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6071598A JPH11240001A (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | 木質複合板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6071598A JPH11240001A (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | 木質複合板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11240001A true JPH11240001A (ja) | 1999-09-07 |
Family
ID=13150276
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6071598A Pending JPH11240001A (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | 木質複合板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11240001A (ja) |
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