JPH1177609A - 全方位強力合板 - Google Patents
全方位強力合板Info
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- JPH1177609A JPH1177609A JP23686997A JP23686997A JPH1177609A JP H1177609 A JPH1177609 A JP H1177609A JP 23686997 A JP23686997 A JP 23686997A JP 23686997 A JP23686997 A JP 23686997A JP H1177609 A JPH1177609 A JP H1177609A
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- JP
- Japan
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- plywood
- veneer
- grain
- grains
- vertical
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- Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 縦および横方向のみならず、木目に対して斜
め方向を含めた全方位の強度に優れ、かつ反りや寸法の
狂いなどを生じ難い全方位強力合板を提供する。 【解決手段】 木目が縦、横、左斜め45度または右斜
め45度のそれぞれの単板を適宜の順に接合したことを
特徴とする全方位強力合板。
め方向を含めた全方位の強度に優れ、かつ反りや寸法の
狂いなどを生じ難い全方位強力合板を提供する。 【解決手段】 木目が縦、横、左斜め45度または右斜
め45度のそれぞれの単板を適宜の順に接合したことを
特徴とする全方位強力合板。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、木目が縦、横、
左斜め45度または右斜め45度のそれぞれの単板を接
合してなり、建築用、家具用、楽器・音響機器用など幅
広い用途に有用な全方位強力合板に関する。
左斜め45度または右斜め45度のそれぞれの単板を接
合してなり、建築用、家具用、楽器・音響機器用など幅
広い用途に有用な全方位強力合板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の合板は、一般に、木目が縦または
横である単板を、木目が縦、横および縦の順あるいは
横、縦および横の順となるように3層に接合されてお
り、またその材料としては、広葉樹材あるいは針葉樹材
や、これらの組み合せなど、種々のものが用途に応じて
採用されている。
横である単板を、木目が縦、横および縦の順あるいは
横、縦および横の順となるように3層に接合されてお
り、またその材料としては、広葉樹材あるいは針葉樹材
や、これらの組み合せなど、種々のものが用途に応じて
採用されている。
【0003】しかし、このような木目が直交する層構造
の合板は、各単板の木目に沿う方向の強度(圧縮、引張
りなど)はかなり優れているが、木目に対して斜め方向
(例えば45度)の強度は一般に不十分であり、また反
りや寸法の狂いなどを生じやすく、そのため利用分野が
限られ、また耐用期間も十分とはいえなかった。
の合板は、各単板の木目に沿う方向の強度(圧縮、引張
りなど)はかなり優れているが、木目に対して斜め方向
(例えば45度)の強度は一般に不十分であり、また反
りや寸法の狂いなどを生じやすく、そのため利用分野が
限られ、また耐用期間も十分とはいえなかった。
【0004】また、合板材料については、広葉樹は材質
が一般に硬く、強度も良好であるが、例えばラワン材の
ように、産出地域である東南アジアにおける資源の枯渇
やそれに伴う価格の上昇、あるいは環境保護などの観点
から、次第に入手が困難となりつつある木材もあるた
め、合板用材料が広葉樹から針葉樹へ転換されつつあ
る。しかし、針葉樹は資源量が比較的豊富で入手し易
く、材質が比較的柔らかく加工し易い反面、その合板は
強度がやや低く、また反りや寸法の狂いなどを生じやす
い欠点がある。
が一般に硬く、強度も良好であるが、例えばラワン材の
ように、産出地域である東南アジアにおける資源の枯渇
やそれに伴う価格の上昇、あるいは環境保護などの観点
から、次第に入手が困難となりつつある木材もあるた
め、合板用材料が広葉樹から針葉樹へ転換されつつあ
る。しかし、針葉樹は資源量が比較的豊富で入手し易
く、材質が比較的柔らかく加工し易い反面、その合板は
強度がやや低く、また反りや寸法の狂いなどを生じやす
い欠点がある。
【0005】そこで、針葉樹を用いても、強度が全方位
に優れ、かつ反りや寸法の狂いなどを生じ難い合板が望
まれている。
に優れ、かつ反りや寸法の狂いなどを生じ難い合板が望
まれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明の課題は、縦
および横方向のみならず、木目に対して斜め方向を含め
た全方位の強度に優れ、かつ反りや寸法の狂いなどを生
じ難い全方位強力合板を提供することにある。
および横方向のみならず、木目に対して斜め方向を含め
た全方位の強度に優れ、かつ反りや寸法の狂いなどを生
じ難い全方位強力合板を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、木目が縦、
横、左斜め45度または右斜め45度のそれぞれの単板
を適宜の順に接合したことを特徴とする全方位強力合
板、からなる。
横、左斜め45度または右斜め45度のそれぞれの単板
を適宜の順に接合したことを特徴とする全方位強力合
板、からなる。
【0008】以下、この発明を、図面を参照して詳細に
説明する。
説明する。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の全方位強力合
板に使用される各単板の木目(細線は木目を表す。以下
同様。)の状態を示しており、(イ)は木目が縦方向の
単板、(ロ)は木目が左45度の単板、(ハ)は木目が
横方向の単板、(ニ)は木目が右45度の単板である。
板に使用される各単板の木目(細線は木目を表す。以下
同様。)の状態を示しており、(イ)は木目が縦方向の
単板、(ロ)は木目が左45度の単板、(ハ)は木目が
横方向の単板、(ニ)は木目が右45度の単板である。
【0010】この発明の全方位強力合板に必要な単板
は、前記(イ)〜(ニ)の4種である。これらの単板は
適宜の順で接合してよいが、得られる合板の外観などか
ら、通常(イ)または(ハ)の単板が表面に配置され、
木目が45度の単板(ロ)および単板(ニ)は、単板
(ハ)または単板(イ)を挟むように内部に配置して、
(イ)−(ロ)−(ハ)−(ニ)(接合順。以下同
様。)あるいは(ハ)−(ロ)−(イ)−(ニ)の層構
造の合板とする。また、これらの合板の裏面には通常、
(イ)−(ロ)−(ハ)−(ニ)−(イ)のように、表
面単板と同一木目の5番目の単板をさらに接合する。
は、前記(イ)〜(ニ)の4種である。これらの単板は
適宜の順で接合してよいが、得られる合板の外観などか
ら、通常(イ)または(ハ)の単板が表面に配置され、
木目が45度の単板(ロ)および単板(ニ)は、単板
(ハ)または単板(イ)を挟むように内部に配置して、
(イ)−(ロ)−(ハ)−(ニ)(接合順。以下同
様。)あるいは(ハ)−(ロ)−(イ)−(ニ)の層構
造の合板とする。また、これらの合板の裏面には通常、
(イ)−(ロ)−(ハ)−(ニ)−(イ)のように、表
面単板と同一木目の5番目の単板をさらに接合する。
【0011】このような全方位強力合板全体の木目(細
線)の関係は、図2に示すようになる。これに対して、
従来の合板は、その層構造が図1の単板(イ)と単板
(ハ)からなる(イ)−(ハ)−(イ)のようになり、
全体の木目(細線)の関係は、図3に示すようになる。
したがって、この発明の全方位強力合板は、全体の木目
が4方向にあるため、木目が2方向のみである従来の合
板に比べて、強度があらゆる方位で優れ、かつ反りや寸
法の狂いなども生じ難いという優れた特性を示す。
線)の関係は、図2に示すようになる。これに対して、
従来の合板は、その層構造が図1の単板(イ)と単板
(ハ)からなる(イ)−(ハ)−(イ)のようになり、
全体の木目(細線)の関係は、図3に示すようになる。
したがって、この発明の全方位強力合板は、全体の木目
が4方向にあるため、木目が2方向のみである従来の合
板に比べて、強度があらゆる方位で優れ、かつ反りや寸
法の狂いなども生じ難いという優れた特性を示す。
【0012】また、この発明の全方位強力合板は、
(イ)〜(ニ)の4種の単板のうちの少なくとも1種、
例えば単板(ロ)と単板(ハ)をさらに接合して、
(イ)−(ロ)−(ハ)−(ロ)−(ハ)−(ニ)ある
いは(イ)−(ロ)−(ハ)−(ロ)−(ハ)−(ニ)
−(イ)の層構造としてもよく、さらに(イ)−(ロ)
−(ハ)−(ニ)の合板を1枚またはそれ以上重ねて、
(イ)−(ロ)−(ハ)−(ニ)−(イ)−(ロ)−
(ハ)−(ニ)あるいは(イ)−(ロ)−(ハ)−
(ニ)−(イ)−(ロ)−(ハ)−(ニ)−(イ)の層
構造としてもよい。
(イ)〜(ニ)の4種の単板のうちの少なくとも1種、
例えば単板(ロ)と単板(ハ)をさらに接合して、
(イ)−(ロ)−(ハ)−(ロ)−(ハ)−(ニ)ある
いは(イ)−(ロ)−(ハ)−(ロ)−(ハ)−(ニ)
−(イ)の層構造としてもよく、さらに(イ)−(ロ)
−(ハ)−(ニ)の合板を1枚またはそれ以上重ねて、
(イ)−(ロ)−(ハ)−(ニ)−(イ)−(ロ)−
(ハ)−(ニ)あるいは(イ)−(ロ)−(ハ)−
(ニ)−(イ)−(ロ)−(ハ)−(ニ)−(イ)の層
構造としてもよい。
【0013】この発明の全方位強力合板に使用される各
単板の裁断は、それぞれ所定の木目の単板が得られる限
りでは、適宜に実施することができるが、その例を次に
示す。
単板の裁断は、それぞれ所定の木目の単板が得られる限
りでは、適宜に実施することができるが、その例を次に
示す。
【0014】合板の材料となる原板は通常、適当な長さ
に切断された原木を、その木目に直交する方向で所定厚
みに切削することにより、切削方向に直交する木目を有
する長板として得られる。この長板を適当に切断して、
図4に示すような縦木目を有する横acm×縦bcmの原板
ABCDにする。この原板がそのままで、あるいは適当
な長さ・幅に切断して、図1の単板(イ)あるいは単板
(ハ)が得られる。また、この原板を木目が斜め45度
となるように切断して、図1の単板(ロ)あるいは単板
(ニ)が得られる。
に切断された原木を、その木目に直交する方向で所定厚
みに切削することにより、切削方向に直交する木目を有
する長板として得られる。この長板を適当に切断して、
図4に示すような縦木目を有する横acm×縦bcmの原板
ABCDにする。この原板がそのままで、あるいは適当
な長さ・幅に切断して、図1の単板(イ)あるいは単板
(ハ)が得られる。また、この原板を木目が斜め45度
となるように切断して、図1の単板(ロ)あるいは単板
(ニ)が得られる。
【0015】さらに、図4の原板でb=2aとし、一方
の長辺AB側の角Aおよび角Bと他方の長辺CDの中間
点Eとを結ぶ線に沿い切断すると、長辺bcm×短辺cc
m、c=√(2a2)、b=√(2c2)の直角二等辺三角
形の板ABEが得られる。この板ABEを2枚用意し、
それらの長辺を突き合わせることにより、図1の単板
(ロ)および(ニ)が、図5に示すccm×ccmの正方形
AEBEとして得られる。
の長辺AB側の角Aおよび角Bと他方の長辺CDの中間
点Eとを結ぶ線に沿い切断すると、長辺bcm×短辺cc
m、c=√(2a2)、b=√(2c2)の直角二等辺三角
形の板ABEが得られる。この板ABEを2枚用意し、
それらの長辺を突き合わせることにより、図1の単板
(ロ)および(ニ)が、図5に示すccm×ccmの正方形
AEBEとして得られる。
【0016】また、図6に示すように、1辺がc(=√
(2a2))cmの正方形の単板FGHIを、対角線FHに
沿い切断して三角形の板FGHとし、この板FGHの角
Gと長辺FHの中間点Jを結ぶ線に沿い切断して、長辺
ccm×短辺acmの直角二等辺三角形の板FGJおよびG
HJが得られる。次いで、2枚の板FGJの長辺あるい
は2枚の板GHJの長辺を突き合わせることにより、図
1の単板(ロ)あるいは(ニ)が、acm×acmの正方形
として得られる。
(2a2))cmの正方形の単板FGHIを、対角線FHに
沿い切断して三角形の板FGHとし、この板FGHの角
Gと長辺FHの中間点Jを結ぶ線に沿い切断して、長辺
ccm×短辺acmの直角二等辺三角形の板FGJおよびG
HJが得られる。次いで、2枚の板FGJの長辺あるい
は2枚の板GHJの長辺を突き合わせることにより、図
1の単板(ロ)あるいは(ニ)が、acm×acmの正方形
として得られる。
【0017】この発明の全方位強力合板の材料として
は、スギ、マツ、ヒノキ、ツガ、ヒバなどの針葉樹、ケ
ヤキ、カシ、ブナ、ナラ、サクラ、キリ、ラワン、チー
クなどの広葉樹や、これらの組み合せなどが挙げられ、
得られる合板の用途や外観に応じて選択使用される。こ
れらの材料は、通常単独で使用されるが、場合により2
種以上の材料を貼り合わせて原板としてもよい。
は、スギ、マツ、ヒノキ、ツガ、ヒバなどの針葉樹、ケ
ヤキ、カシ、ブナ、ナラ、サクラ、キリ、ラワン、チー
クなどの広葉樹や、これらの組み合せなどが挙げられ、
得られる合板の用途や外観に応じて選択使用される。こ
れらの材料は、通常単独で使用されるが、場合により2
種以上の材料を貼り合わせて原板としてもよい。
【0018】各単板の接合には接着剤が使用されるが、
その種類は、各接着剤の特徴や合板の用途などに応じて
選択する。
その種類は、各接着剤の特徴や合板の用途などに応じて
選択する。
【0019】接着剤の種類には、ゴム系、エチレン−酢
酸ビニル共重合体系、アクリル樹脂系などのエマルジョ
ン型接着剤、ゴム系、ポリ塩化ビニル系、ポリ酢酸ビニ
ル系、アクリル樹脂系、ポリウレタン系などの溶剤型接
着剤、エチレン−酢酸ビニル共重合体系、スチレン−ブ
タジエンブロック共重合体系、スチレン−イソプレンブ
ロック共重合体系、ポリエステル系、ポリアミド系など
のホットメルト型接着剤、フェノール樹脂系、メラミン
樹脂系、ユリア樹脂系、エポキシ樹脂系などの熱硬化型
接着剤などがある。
酸ビニル共重合体系、アクリル樹脂系などのエマルジョ
ン型接着剤、ゴム系、ポリ塩化ビニル系、ポリ酢酸ビニ
ル系、アクリル樹脂系、ポリウレタン系などの溶剤型接
着剤、エチレン−酢酸ビニル共重合体系、スチレン−ブ
タジエンブロック共重合体系、スチレン−イソプレンブ
ロック共重合体系、ポリエステル系、ポリアミド系など
のホットメルト型接着剤、フェノール樹脂系、メラミン
樹脂系、ユリア樹脂系、エポキシ樹脂系などの熱硬化型
接着剤などがある。
【0020】また、接着剤を塗布した各単板の接合は、
プレス、加圧ロールなどにより行うが、ホットメルト型
接着剤や熱硬化型接着剤の場合、室温で数分〜数時間仮
接合して単板のソリを無くしてから、加熱下で接合す
る。加熱には蒸気、ヒーターなどが使用でき、その温度
は、接着剤の種類に応じて、約50〜約200℃の範囲
で選択され、通常約110〜約135℃である。
プレス、加圧ロールなどにより行うが、ホットメルト型
接着剤や熱硬化型接着剤の場合、室温で数分〜数時間仮
接合して単板のソリを無くしてから、加熱下で接合す
る。加熱には蒸気、ヒーターなどが使用でき、その温度
は、接着剤の種類に応じて、約50〜約200℃の範囲
で選択され、通常約110〜約135℃である。
【0021】この発明の全方位強力合板の寸法は、一般
に横90cm×縦180cmであり、厚みは、一般に約1.
5〜7.6cmであるが、合板の用途により他の寸法およ
び厚みとしてもよい。また、全方位強力合板を構成する
各単板の厚みは、接合する単板の数や合板全体の厚みを
考慮して選定する。
に横90cm×縦180cmであり、厚みは、一般に約1.
5〜7.6cmであるが、合板の用途により他の寸法およ
び厚みとしてもよい。また、全方位強力合板を構成する
各単板の厚みは、接合する単板の数や合板全体の厚みを
考慮して選定する。
【0022】また、各単板を接合する際には、得られる
合板の断熱性、防音性、防水性などを高めるために、単
板と単板との間に、樹脂、発泡樹脂あるいはゴムのフィ
ルムやシートを1枚またはそれ以上挿入してもよい。
合板の断熱性、防音性、防水性などを高めるために、単
板と単板との間に、樹脂、発泡樹脂あるいはゴムのフィ
ルムやシートを1枚またはそれ以上挿入してもよい。
【0023】接合後の全方位強力合板の表面には、意匠
性、防水性、耐熱性、難燃性などを高めるために、研
磨、模様付け、塗装、印刷を行ったり、各種の天然銘木
の薄板、樹脂(ポリエステル樹脂、メラミン樹脂など)
あるいは硬質ゴムのフィルムやシート、金属箔、布など
を貼ってもよい。
性、防水性、耐熱性、難燃性などを高めるために、研
磨、模様付け、塗装、印刷を行ったり、各種の天然銘木
の薄板、樹脂(ポリエステル樹脂、メラミン樹脂など)
あるいは硬質ゴムのフィルムやシート、金属箔、布など
を貼ってもよい。
【0024】
【作用】この発明の全方位強力合板は、前述した層構造
を有するため、強度があらゆる方位で優れている。その
1例として、スギの角材(3cm×3cm)、通常の3層合
板(厚み3cm)および5層全方位強力合板(厚み3cm)
について、45度斜め方向での加重限度、引張り強さお
よび曲げ強さを比較した結果を、表1に示す。
を有するため、強度があらゆる方位で優れている。その
1例として、スギの角材(3cm×3cm)、通常の3層合
板(厚み3cm)および5層全方位強力合板(厚み3cm)
について、45度斜め方向での加重限度、引張り強さお
よび曲げ強さを比較した結果を、表1に示す。
【0025】
【表1】
【0026】また、この発明の全方位強力合板をツーバ
イフォー工法の壁材に使用した木造建築と通常の木造建
築の耐震性(10秒の横揺れ×2回、10秒の縦揺れ×
1回)を比較した結果、後者では震度5で半壊し、震度
6強で崩壊したが、全方位強力合板を使用した場合、震
度7強でも崩壊することがなく、この発明の全方位強力
合板は、耐震構造材としても優れている。
イフォー工法の壁材に使用した木造建築と通常の木造建
築の耐震性(10秒の横揺れ×2回、10秒の縦揺れ×
1回)を比較した結果、後者では震度5で半壊し、震度
6強で崩壊したが、全方位強力合板を使用した場合、震
度7強でも崩壊することがなく、この発明の全方位強力
合板は、耐震構造材としても優れている。
【0027】さらに、この発明の全方位強力合板は、そ
の材料によらず反りや寸法の狂いを生じることがなく、
様々の利用分野で長い耐用期間が得られる。例えば、築
5年の木造建築の場合、通常の3層合板を使用したフロ
ーリング、壁内張り、階段の床板、天井板などに反りや
狂いが認められたが、この発明の5層全方位強力合板を
用いた場合、反りおよび狂いが認められなかった。ま
た、この発明の全方位強力合板は、反りや寸法の狂いを
生じることがないことから、従来の合板より大面積の板
材として利用できる。
の材料によらず反りや寸法の狂いを生じることがなく、
様々の利用分野で長い耐用期間が得られる。例えば、築
5年の木造建築の場合、通常の3層合板を使用したフロ
ーリング、壁内張り、階段の床板、天井板などに反りや
狂いが認められたが、この発明の5層全方位強力合板を
用いた場合、反りおよび狂いが認められなかった。ま
た、この発明の全方位強力合板は、反りや寸法の狂いを
生じることがないことから、従来の合板より大面積の板
材として利用できる。
【0028】しかも、この発明の全方位強力合板は、前
述したような優れた特徴を有し、それにより各単板の厚
みを薄くすることも可能であり、製品加工時の設計自由
度が大きく、利用できる材料範囲を広げることができる
ともに、木材資源を節約できる利点もある。
述したような優れた特徴を有し、それにより各単板の厚
みを薄くすることも可能であり、製品加工時の設計自由
度が大きく、利用できる材料範囲を広げることができる
ともに、木材資源を節約できる利点もある。
【0029】
【用途】この発明の全方位強力合板は、壁材、フローリ
ング、天井材、ドア材、階段床材、台所・洗面用キャビ
ネット材などの建築部材、テーブル、机、棚、タンス、
書庫などの家具部材、ピアノ用板材、スピーカーボック
スなどの楽器・音響機器部材、自動車、飛行機、船舶な
どの内装材を含む幅広い用途に使用することができる。
ング、天井材、ドア材、階段床材、台所・洗面用キャビ
ネット材などの建築部材、テーブル、机、棚、タンス、
書庫などの家具部材、ピアノ用板材、スピーカーボック
スなどの楽器・音響機器部材、自動車、飛行機、船舶な
どの内装材を含む幅広い用途に使用することができる。
【0030】
【発明の効果】この発明の全方位強力合板は、強度(圧
縮、引張り、曲げ)があらゆる方位に優れ、反りや寸法
の狂いを生じることがなく、耐震性にも優れていること
から、強度および耐震性に優れ、耐用期間が長く、木材
資源を有効利用できる構造材である。
縮、引張り、曲げ)があらゆる方位に優れ、反りや寸法
の狂いを生じることがなく、耐震性にも優れていること
から、強度および耐震性に優れ、耐用期間が長く、木材
資源を有効利用できる構造材である。
【図1】この発明の全方位強力合板に使用する単板の種
類を示す平面図である。
類を示す平面図である。
【図2】この発明の全方位強力合板全体の木目の関係を
説明する図である。
説明する図である。
【図3】従来の合板の木目の関係を説明する図である。
【図4】この発明の全方位強力合板に使用する単板の裁
断方法の1例を示す図である。
断方法の1例を示す図である。
【図5】この発明の全方位強力合板に使用する45度の
木目を有する単板の1例を示す図である。
木目を有する単板の1例を示す図である。
【図6】この発明の全方位強力合板に使用する単板の裁
断方法の他の例を示す図である。
断方法の他の例を示す図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 木目が縦、横、左斜め45度または右斜
め45度のそれぞれの単板を適宜の順に接合したことを
特徴とする全方位強力合板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23686997A JPH1177609A (ja) | 1997-09-02 | 1997-09-02 | 全方位強力合板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23686997A JPH1177609A (ja) | 1997-09-02 | 1997-09-02 | 全方位強力合板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1177609A true JPH1177609A (ja) | 1999-03-23 |
Family
ID=17007008
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23686997A Pending JPH1177609A (ja) | 1997-09-02 | 1997-09-02 | 全方位強力合板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1177609A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1382764A1 (de) * | 2002-07-15 | 2004-01-21 | ASMUSSEN, Edgar | Tragendes, dämmendes, luftdichtes Sandsichbauelement insbesondere für Decken und Dächer |
| JP2010001620A (ja) * | 2008-06-18 | 2010-01-07 | Kaiser:Kk | 木造住宅 |
| JP2015020302A (ja) * | 2013-07-17 | 2015-02-02 | 新潟合板振興株式会社 | 斜行合板の製造方法及び合板 |
| US9174419B2 (en) | 2012-05-28 | 2015-11-03 | Teiji Utsumi | Quake-resistant plywood laminate |
| JP2021122970A (ja) * | 2020-02-03 | 2021-08-30 | 株式会社齋藤製作所 | 合板製造方法及び木質家具材 |
| DE102022204906A1 (de) | 2022-05-17 | 2023-11-23 | Doka Gmbh | Werkstoffplatte |
-
1997
- 1997-09-02 JP JP23686997A patent/JPH1177609A/ja active Pending
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