JPH11240327A - 車両用空調装置の冷却ユニット - Google Patents
車両用空調装置の冷却ユニットInfo
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- JPH11240327A JPH11240327A JP4387498A JP4387498A JPH11240327A JP H11240327 A JPH11240327 A JP H11240327A JP 4387498 A JP4387498 A JP 4387498A JP 4387498 A JP4387498 A JP 4387498A JP H11240327 A JPH11240327 A JP H11240327A
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Abstract
縮水の堰止め効果を高さの低いリブで達成できるように
する。 【解決手段】 冷却器11を収容するケース12のう
ち、冷却器11の空気下流側部位における底面部に、凝
縮水を堰止める主リブ16を配置し、この主リブ16
は、送風空気の流れ方向Aと直交する方向に延びるよう
に形成し、主リブ16から直交状に送風空気の上流側に
向かって延びる補助リブ17を設け、主リブ16の空気
上流側部位の領域を補助リブ17により複数に仕切る。
車両の急旋回時等にケース底面部の凝縮水が遠心力を受
けて、遠心力の作用方向へ集中しようとするのを補助リ
ブ17により阻止できる。
Description
冷却ユニットで発生する凝縮水が下流側に飛散するのを
防止するためのリブ構造に関する。
発生する凝縮水が下流側のヒータユニット側へ侵入する
のを防止するため、種々な提案がなされている。その代
表的なものは、冷却ユニット内の冷却器(蒸発器)の空
気下流側の部位において、ケース下部側に空気流れ方向
と直交する方向に延びるリブ(堰)を上方へ突出させ
て、このリブにて凝縮水が空気流れとともに下流側へ移
行するのを阻止するものである。
空気下流側のケース部分に、十分大きな容積を持つ下方
への凹状部を設定して、凝縮水の排出を容易にするもの
である。
時、急加速時、急停車時等には、冷却ユニットのケース
底面部に溜まっている凝縮水に大きな遠心力が作用し
て、遠心力の作用方向に凝縮水が集中し、凝縮水の水面
高さが一時的に急激に高くなる。従って、この急旋回時
の凝縮水の水面高さに対応し得るように、前者のリブを
設計すると、このリブ高さが高くなって、冷却ユニット
の送風圧損の増大を招き、空調装置の風量低下を引き起
こすという不具合がある。
における下方への凹状部の容積拡大により、冷却ユニッ
トが大型になるという不具合がある。本発明は上記点に
鑑み、急旋回時、急加速時、急停車時等における凝縮水
の堰止め効果を高さの低いリブで達成できるようにする
ことを目的とする。
め、請求項1〜3記載の発明では、冷却器(11)を収
容するケース(12)のうち、冷却器(11)の空気下
流側部位における底面部に、凝縮水を堰止める主リブ
(16)を配置し、この主リブ(16)は、送風空気の
流れ方向(A)と直交する方向に延びるように形成し、
さらに、主リブ(16)から直交状に送風空気の上流側
に向かって延びる補助リブ(17)を設け、主リブ(1
6)の空気上流側部位の領域を補助リブ(17)により
複数に仕切ることを特徴としている。
底面部の凝縮水が遠心力を受けて、遠心力の作用方向へ
集中しようとするが、補助リブ(17)により主リブ
(16)の空気上流側領域を複数に仕切っているため、
補助リブ(17)相互の間で凝縮水が移動するのみで、
ケース底面部の凝縮水全体が遠心力の作用方向に集中す
るのを阻止できる。
の水面高さの上昇を僅少に抑制できるため、主リブ(1
6)の高さを特別に高くする必要がなく、そのため、主
リブ(16)の設置に伴う圧損上昇を僅少に抑制でき
る。請求項2記載の発明のように、ケース(12)を樹
脂製とし、主リブ(16)および補助リブ(17)をケ
ース(12)に一体成形すれば、両リブ(16,17)
を簡単に形成できる。
に所定間隔にて多数個並列配置することにより、車両急
旋回時等における凝縮水の水面高さの上昇を一層良好に
抑制できる。なお、上記各手段に付した括弧内の符号
は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を
示すものである。
基づいて説明する。図1、2は、本発明の一実施形態に
よる車両用空調装置の冷却ユニットを示すもので、図1
は冷却ユニット10の上ケース(図示せず)を取り外し
た状態の平面図で、図2はその縦断面図である。
冷却器11を有しており、この冷却器11は冷凍サイク
ルの蒸発器で構成される。この冷却器11を収容するケ
ースは、上下に分割された上ケースと下ケース12とに
より構成される。この上ケースと下ケース12は図示し
ない金属バネクリップ等の締結手段を用いて脱着可能に
一体に結合される。
に、車両の上下、左右、前後方向に対して図1、2に示
す位置関係で搭載される。なお、図1、2では、左ハン
ドル車に搭載する例を示しているので、冷却ユニット1
0の右側(助手席側)に送風ユニット(図示せず)が配
置され、冷却ユニット10の左側(運転席側)にヒータ
ユニット(図示せず)が配置されるようになっている。
従って、冷却ユニット10内を送風ユニットからの送風
空気が矢印Aのように右から左方向へと流れる。
2は、例えばポリプロピレンのような機械的強度が高く
て、ある程度の弾性を有する樹脂材料で成形される。こ
こで、下ケース12には冷却器11の底部の周縁部を載
せて支持する支持台部13を形成するとともに、下ケー
ス12において冷却器11の底部下方側の部位に、漏斗
状に下方へ傾斜した凝縮水受け面14を形成している。
そして、この凝縮水受け面14の最下部に凝縮水の排水
口15を形成している。
の空気下流側部位における底面部に、凝縮水を堰止める
主リブ16を配置している。この主リブ16は、凝縮水
受け面14の上端部分において、送風空気の流れ方向A
と直交する方向(すなわち、車両前後方向)に延びるよ
うに形成されている。この主リブ16から直交状に送風
空気の上流側に向かって延びる補助リブ17を下ケース
12の底面部(凝縮水受け面14の上端部付近)に配置
している。この補助リブ17は、主リブ16の空気上流
側部位の領域を複数に仕切るためのものである。本例で
は、図1に示すように、補助リブ17は所定間隔Lにて
多数個(図1では9個)並列配置されている。
具体的設計例について述べると、主リブ16の高さH=
10〜20mmであり、補助リブ17の頂部は主リブ1
6の頂部より所定量h(=5mm)低くしている。ま
た、補助リブ17の相互の所定間隔L=30〜40mm
であり、補助リブ17の、主リブ16からの突出量D=
20mm程度である。また、冷却器11と主リブ16と
の間隔M=40mm程度である。
樹脂製の下ケース12に一体成形で作ることができる。
18は冷却器11への冷媒出入口ジョイントである。次
に、上記構成において本実施形態の作動を説明する。空
調装置が作動すると、送風ユニットからの送風空気(内
気または外気)が矢印A方向に送風され、冷却器11に
おいて冷凍サイクルの冷媒が送風空気より蒸発潜熱を吸
熱して蒸発する。これにより、送風空気が冷却、除湿さ
れ、冷却器11で凝縮水が発生する。この凝縮水は重力
にて冷却器11の下方側へ落下していくが、凝縮水の一
部は送風空気の流れに押されて、冷却器11の空気下流
側(図1、2の左側)へ移動しようとする。
の空気下流側部位の底面部の全長にわたって主リブ16
が送風空気の流れ方向Aと直交する方向に設けてあるの
で、この主リブ16の堰止め作用により、凝縮水が空気
下流側へさらに移動するのを防止できる。そして、主リ
ブ16により堰止められた凝縮水および冷却器11から
直接下方側へ落下した凝縮水は凝縮水受け面14の傾斜
に沿って排水口15の部位に集まり、排水口15から排
水パイプ(図示せず)を経て車室外部に排水される。
受け面14上の凝縮水が遠心力の作用方向(図1の車両
前方向または車両後方向)へ集中しようとするが、主リ
ブ16より空気上流側に設けた補助リブ17により主リ
ブ16の空気上流側領域を複数に仕切っているため、補
助リブ17相互の間で凝縮水が移動するのみで、凝縮水
受け面14上の凝縮水全体が遠心力の作用方向に集中す
るのを阻止できる。
の水面高さの上昇を僅少に抑制できるため、主リブ16
の高さHを特別に高くする必要がなく、前述のごとくH
=10〜20mm程度にとどめることができる。そのた
め、主リブ16の設置に伴う送風圧損の上昇を僅少に抑
制できる。上記の作用効果をより効果的に発揮するため
には、補助リブ17の相互の間隔Lが重要であり、この
間隔Lは本発明者らの検討によると、100mm以内が
好ましく、より好ましくは前述の30〜40mm以内が
よい。
一実施形態を示す平面図で、上ケースを取り外した状態
を示す。
主リブ、17…補助リブ。
Claims (3)
- 【請求項1】 送風空気を冷却する冷却器(11)と、
この冷却器(11)を収容するケース(12)と、この
ケース(12)の底面部に設けられ、前記冷却器(1
1)で発生する凝縮水を排出する排水口(15)とを備
え、 前記ケース(12)のうち、前記冷却器(11)の空気
下流側部位における底面部に、前記凝縮水を堰止める主
リブ(16)を配置し、 この主リブ(16)は、前記送風空気の流れ方向(Aと
直交する方向に延びるように形成されており、 さらに、前記主リブ(16)から直交状に前記送風空気
の上流側に向かって延びる補助リブ(17)を設け、 前記主リブ(16)の空気上流側部位の領域を前記補助
リブ(17)により複数に仕切ることを特徴とする車両
用空調装置の冷却ユニット。 - 【請求項2】 前記ケース(12)は樹脂製であり、前
記主リブ(16)および前記補助リブ(17)が前記ケ
ース(12)に一体成形されていることを特徴とする請
求項1に記載の車両用空調装置の冷却ユニット。 - 【請求項3】 前記補助リブ(17)は所定間隔にて多
数個並列配置されていることを特徴とする請求項1また
は2に記載の車両用空調装置の冷却ユニット。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04387498A JP3924902B2 (ja) | 1998-02-25 | 1998-02-25 | 車両用空調装置の冷却ユニット |
| AU17374/99A AU709429B1 (en) | 1998-02-25 | 1999-02-18 | Vehicle air conditioner |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04387498A JP3924902B2 (ja) | 1998-02-25 | 1998-02-25 | 車両用空調装置の冷却ユニット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11240327A true JPH11240327A (ja) | 1999-09-07 |
| JP3924902B2 JP3924902B2 (ja) | 2007-06-06 |
Family
ID=12675857
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04387498A Expired - Fee Related JP3924902B2 (ja) | 1998-02-25 | 1998-02-25 | 車両用空調装置の冷却ユニット |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3924902B2 (ja) |
| AU (1) | AU709429B1 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011148428A (ja) * | 2010-01-22 | 2011-08-04 | I C L:Kk | 車両用空気調和システム |
| JP2013096679A (ja) * | 2011-11-04 | 2013-05-20 | Mitsubishi Electric Corp | ドレン水排水構造および空調装置 |
| JP2014101035A (ja) * | 2012-11-20 | 2014-06-05 | Denso Corp | 空調装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3287100B2 (ja) * | 1993-05-19 | 2002-05-27 | 株式会社デンソー | 空気調和装置のクーリングユニットおよび排水ケース |
| JPH09175160A (ja) * | 1995-12-26 | 1997-07-08 | Denso Corp | 空調ユニットのドレン水排水構造 |
| JP3647532B2 (ja) * | 1996-02-01 | 2005-05-11 | 株式会社デンソー | 空調ユニット |
-
1998
- 1998-02-25 JP JP04387498A patent/JP3924902B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1999
- 1999-02-18 AU AU17374/99A patent/AU709429B1/en not_active Ceased
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011148428A (ja) * | 2010-01-22 | 2011-08-04 | I C L:Kk | 車両用空気調和システム |
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3924902B2 (ja) | 2007-06-06 |
| AU709429B1 (en) | 1999-08-26 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061017 |
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