JPH11240430A - 自動制動装置 - Google Patents
自動制動装置Info
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- JPH11240430A JPH11240430A JP10042655A JP4265598A JPH11240430A JP H11240430 A JPH11240430 A JP H11240430A JP 10042655 A JP10042655 A JP 10042655A JP 4265598 A JP4265598 A JP 4265598A JP H11240430 A JPH11240430 A JP H11240430A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】走行状態に応じて自動的に制動を行なう自動制
動装置において、制動性能を損なうことなく増圧弁作動
時の油撃音を低減する。 【解決手段】増圧開始又は終了時の増圧弁開弁又は閉弁
の前後に跨る所定期間中減圧弁を開弁させることで油圧
管路を開放し、管路内で発生する油圧の衝撃波を抑制
し、油撃音を低減する。油撃音低減と制動性能の両立と
いう観点から、減圧弁制御手段は、車両の走行状態に基
づき所定期間を設定するよう構成することができ、ま
た、自車と前記先行車との相対関係に基づき前記所定期
間を設定するよう構成することができる。
動装置において、制動性能を損なうことなく増圧弁作動
時の油撃音を低減する。 【解決手段】増圧開始又は終了時の増圧弁開弁又は閉弁
の前後に跨る所定期間中減圧弁を開弁させることで油圧
管路を開放し、管路内で発生する油圧の衝撃波を抑制
し、油撃音を低減する。油撃音低減と制動性能の両立と
いう観点から、減圧弁制御手段は、車両の走行状態に基
づき所定期間を設定するよう構成することができ、ま
た、自車と前記先行車との相対関係に基づき前記所定期
間を設定するよう構成することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動制動装置に係
り、特に、車両前方物体の存在情報に基づき自動的に制
動力を発生する装置として好適な自動制動装置に関す
る。
り、特に、車両前方物体の存在情報に基づき自動的に制
動力を発生する装置として好適な自動制動装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両前方物体の存在情報に基
づき自動的に制動を行なう技術が知られており、例え
ば、先行車との車間距離を計測しこの車間距離を所定の
値に保つべく自動的に制動を行なう車間距離制御装置等
が種々研究開発されている。これら自動制動装置におい
ては、自動的に制動力を発生するために、所定の制動液
圧を発生する高圧源と、この高圧源の発する制動液圧を
制動力の要求される状況下でホイールシリンダに供給す
るアクチュエータ(液圧供給用電磁弁等)とが必要とな
る。自動制動を行なう際には、このアクチュエータであ
る電磁弁を開くことで、管路内に制動液圧を供給しホイ
ールシリンダに制動力を発生させ、自動制動解除時に
は、電磁弁を閉じることで管路への制動液圧の供給を遮
断する。この際、高圧の制動油が電磁弁の開又は閉作動
により瞬時に管路内へ供給、又は封じ込められるため、
閉じられた管路内で油圧の衝撃波が生じ、これに起因し
た油撃音が発生する場合がある。
づき自動的に制動を行なう技術が知られており、例え
ば、先行車との車間距離を計測しこの車間距離を所定の
値に保つべく自動的に制動を行なう車間距離制御装置等
が種々研究開発されている。これら自動制動装置におい
ては、自動的に制動力を発生するために、所定の制動液
圧を発生する高圧源と、この高圧源の発する制動液圧を
制動力の要求される状況下でホイールシリンダに供給す
るアクチュエータ(液圧供給用電磁弁等)とが必要とな
る。自動制動を行なう際には、このアクチュエータであ
る電磁弁を開くことで、管路内に制動液圧を供給しホイ
ールシリンダに制動力を発生させ、自動制動解除時に
は、電磁弁を閉じることで管路への制動液圧の供給を遮
断する。この際、高圧の制動油が電磁弁の開又は閉作動
により瞬時に管路内へ供給、又は封じ込められるため、
閉じられた管路内で油圧の衝撃波が生じ、これに起因し
た油撃音が発生する場合がある。
【0003】これを解決するために、例えば、実開平7
−35221号に開示される如く、管路中にオリフィス
及びゴムホースからなる脈動吸収手段を備える技術が知
られている。これによると、オリフィスで制動液圧の変
化を低減しゴムホースにて衝撃波の発生に伴う脈動を吸
収することで、油撃音を低減することができる。
−35221号に開示される如く、管路中にオリフィス
及びゴムホースからなる脈動吸収手段を備える技術が知
られている。これによると、オリフィスで制動液圧の変
化を低減しゴムホースにて衝撃波の発生に伴う脈動を吸
収することで、油撃音を低減することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、オ
リフィスにより制動液圧の急激な変化を抑え、ゴムホー
スにより管路内容積の変化を許容することで、油撃音の
発生を抑制することができる。しかしながら、制動液圧
変化速度の低下、管路内容積変化による制動油量変化に
より、自動制動の応答性が低下し本来の制動力を要する
状況下において適切な制御応答性を保つことが難しいと
いう問題があった。
リフィスにより制動液圧の急激な変化を抑え、ゴムホー
スにより管路内容積の変化を許容することで、油撃音の
発生を抑制することができる。しかしながら、制動液圧
変化速度の低下、管路内容積変化による制動油量変化に
より、自動制動の応答性が低下し本来の制動力を要する
状況下において適切な制御応答性を保つことが難しいと
いう問題があった。
【0005】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、自動制動の応答性に影響を及ぼすことなく、効
果的に自動制動時に発生する異音を低減することのでき
る自動制動装置を提供することを目的とする。
であり、自動制動の応答性に影響を及ぼすことなく、効
果的に自動制動時に発生する異音を低減することのでき
る自動制動装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、請求項1
に記載する如く、車輪のホイールシリンダと、該ホイー
ルシリンダに接続され該ホイールシリンダへ制動液圧を
供給するための高圧源と、開閉することで前記ホイール
シリンダへの制動液圧の供給を制御する増圧弁と、前記
ホイールシリンダと高圧源との間に設けられ開弁するこ
とで前記ホイールシリンダ圧を減圧する減圧弁とを備
え、車両の走行状態に応じて前記増圧弁及び減圧弁の開
閉を制御することで自動的に制動を行なう自動制動装置
において、増圧開始又は終了時の増圧弁開弁又は閉弁の
前後に跨る所定期間中前記減圧弁を開弁する減圧弁制御
手段を備える自動制動装置により達成される。
に記載する如く、車輪のホイールシリンダと、該ホイー
ルシリンダに接続され該ホイールシリンダへ制動液圧を
供給するための高圧源と、開閉することで前記ホイール
シリンダへの制動液圧の供給を制御する増圧弁と、前記
ホイールシリンダと高圧源との間に設けられ開弁するこ
とで前記ホイールシリンダ圧を減圧する減圧弁とを備
え、車両の走行状態に応じて前記増圧弁及び減圧弁の開
閉を制御することで自動的に制動を行なう自動制動装置
において、増圧開始又は終了時の増圧弁開弁又は閉弁の
前後に跨る所定期間中前記減圧弁を開弁する減圧弁制御
手段を備える自動制動装置により達成される。
【0007】増圧弁開閉時の油撃音は、密閉された管路
へ高圧の制動液圧が供給、又は封じ込められることによ
り生じる衝撃波に起因し発生する。本発明において、増
圧開始又は終了時の増圧弁開弁又は閉弁の前後に跨る所
定期間中減圧弁を開弁することで、高圧の制動液圧が管
路へ封じ込められることを防止する。即ち、増圧弁開弁
又は閉弁以前に減圧弁を開弁することで一時的に管路を
開放し、液圧の衝撃波の発生を抑制するとともに、増圧
弁開弁又は閉弁以後所定時間減圧弁の開弁を維持し管路
開放することで、管路内の圧力を低下させ確実に衝撃波
を低減させる。これにより、本発明の自動制動装置にお
いては、自動制動の制御応答性を損なうことなく、効果
的に増圧弁の閉作動に伴う油撃音を低減することができ
る。
へ高圧の制動液圧が供給、又は封じ込められることによ
り生じる衝撃波に起因し発生する。本発明において、増
圧開始又は終了時の増圧弁開弁又は閉弁の前後に跨る所
定期間中減圧弁を開弁することで、高圧の制動液圧が管
路へ封じ込められることを防止する。即ち、増圧弁開弁
又は閉弁以前に減圧弁を開弁することで一時的に管路を
開放し、液圧の衝撃波の発生を抑制するとともに、増圧
弁開弁又は閉弁以後所定時間減圧弁の開弁を維持し管路
開放することで、管路内の圧力を低下させ確実に衝撃波
を低減させる。これにより、本発明の自動制動装置にお
いては、自動制動の制御応答性を損なうことなく、効果
的に増圧弁の閉作動に伴う油撃音を低減することができ
る。
【0008】増圧弁開弁又は閉弁の前後で減圧弁を開弁
する期間が長いほど油撃音の低下度合いは大きい。ま
た、減圧弁を開弁する期間が長い程制動力の低下度合い
は大きくなる。前方物体の情報等、自車の走行状態によ
って自動制動装置に要求される制動力は異なるため、自
動制動装置本来の目的を考慮すると前記減圧弁を開弁す
る期間は状況に応じて変化することが好ましい。油撃音
低減と制動性能の両立という観点から、本発明は、請求
項2に記載される如く、上記自動制動装置において、上
記減圧弁制御手段は、車両の走行状態に基づき上記所定
期間を設定するよう構成することができる。
する期間が長いほど油撃音の低下度合いは大きい。ま
た、減圧弁を開弁する期間が長い程制動力の低下度合い
は大きくなる。前方物体の情報等、自車の走行状態によ
って自動制動装置に要求される制動力は異なるため、自
動制動装置本来の目的を考慮すると前記減圧弁を開弁す
る期間は状況に応じて変化することが好ましい。油撃音
低減と制動性能の両立という観点から、本発明は、請求
項2に記載される如く、上記自動制動装置において、上
記減圧弁制御手段は、車両の走行状態に基づき上記所定
期間を設定するよう構成することができる。
【0009】このように構成することで、制動の必要性
が反映される車両の走行状態に基づき減圧弁開弁の期間
を設定することが可能となり、油撃音低減と制動性能の
両立を図ることができる。尚、車両の走行状態とは自動
制動を行なうための判断材料に用いられるパラメータで
あって、直接的又は間接的に制動の必要性を表すもので
あれば良い。
が反映される車両の走行状態に基づき減圧弁開弁の期間
を設定することが可能となり、油撃音低減と制動性能の
両立を図ることができる。尚、車両の走行状態とは自動
制動を行なうための判断材料に用いられるパラメータで
あって、直接的又は間接的に制動の必要性を表すもので
あれば良い。
【0010】自動制動装置が適用されるシステムとし
て、先行車との車間距離を計測し自車と先行車との相対
関係から自動的に加減速を行なうことで前記車間距離を
制御する車間距離制御装置が考えられる。この車間距離
制御装置は、障害物回避等緊急時のシステムに対し、一
般的には通常走行時、即ち巡航走行時に自動制動制御さ
れることが多い。従って、前述の増圧弁開閉に伴う油撃
音が運転者にとっては特に耳障りに感じる場合が多い。
自動制動装置を車間距離制御装置に適用した場合の油撃
音低減と制動性能の両立という観点から、本発明は、請
求項3に記載される如く、上記自動制動装置において、
上記自動制動装置は、先行車との車間距離を制御するた
めの車間距離制御装置に適用されるものであって、前記
減圧弁制御手段は、自車と前記先行車との相対関係に基
づき前記所定期間を設定するよう構成することができ
る。
て、先行車との車間距離を計測し自車と先行車との相対
関係から自動的に加減速を行なうことで前記車間距離を
制御する車間距離制御装置が考えられる。この車間距離
制御装置は、障害物回避等緊急時のシステムに対し、一
般的には通常走行時、即ち巡航走行時に自動制動制御さ
れることが多い。従って、前述の増圧弁開閉に伴う油撃
音が運転者にとっては特に耳障りに感じる場合が多い。
自動制動装置を車間距離制御装置に適用した場合の油撃
音低減と制動性能の両立という観点から、本発明は、請
求項3に記載される如く、上記自動制動装置において、
上記自動制動装置は、先行車との車間距離を制御するた
めの車間距離制御装置に適用されるものであって、前記
減圧弁制御手段は、自車と前記先行車との相対関係に基
づき前記所定期間を設定するよう構成することができ
る。
【0011】このように構成することで、自動制動装置
を車間距離制御に適用する際、車間制御の対象となる先
行車と自車との相対関係に基づき減圧弁開弁の期間を設
定することが可能となり、効果的に油撃音低減と制動性
能の両立を図ることができる。尚、自車と先行車との相
対関係とは車間距離や相対速度等、車間距離制御を行な
うに当たり自動制動制御の判断材料に用いられるパラメ
ータであって、直接的又は間接的に車間距離制御装置に
おける自動制動の必要性を表すものであれば良い。
を車間距離制御に適用する際、車間制御の対象となる先
行車と自車との相対関係に基づき減圧弁開弁の期間を設
定することが可能となり、効果的に油撃音低減と制動性
能の両立を図ることができる。尚、自車と先行車との相
対関係とは車間距離や相対速度等、車間距離制御を行な
うに当たり自動制動制御の判断材料に用いられるパラメ
ータであって、直接的又は間接的に車間距離制御装置に
おける自動制動の必要性を表すものであれば良い。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施例である
車間距離制御に用いられる自動制動装置のシステム構成
図を示す。尚、図1においては、電磁的に駆動される各
弁のソレノイドの図示は省略されている。本実施例の自
動制動装置は、電子制御ユニット10(以下ECU10
と称す)により制御される。自動制動装置は、ブレーキ
ペダル12、及びこのブレーキペダル12が踏み込まれ
ることによりオン信号を出力するブレーキスイッチ13
を備えている。ブレーキスイッチ13の出力信号はEC
U10に供給され、ECU10はブレーキスイッチ13
の出力信号に基づいてブレーキペダル12が踏み込まれ
ているか否かを判別する。
車間距離制御に用いられる自動制動装置のシステム構成
図を示す。尚、図1においては、電磁的に駆動される各
弁のソレノイドの図示は省略されている。本実施例の自
動制動装置は、電子制御ユニット10(以下ECU10
と称す)により制御される。自動制動装置は、ブレーキ
ペダル12、及びこのブレーキペダル12が踏み込まれ
ることによりオン信号を出力するブレーキスイッチ13
を備えている。ブレーキスイッチ13の出力信号はEC
U10に供給され、ECU10はブレーキスイッチ13
の出力信号に基づいてブレーキペダル12が踏み込まれ
ているか否かを判別する。
【0013】本実施例の自動制動装置は、ブレーキペダ
ル12の踏み込み操作に応答してブレーキオイルを圧送
するマスタシリンダ14と、マスタシリンダ14内のオ
イル圧力に対応する圧力(レギュレータ圧)にブレーキ
オイルを増圧するハイドロブースタ16とを有してい
る。マスタシリンダ14には前輪用のブレーキ油圧制御
導管18の一端が接続され、ブレーキ油圧制御導管18
の他端には左前輪用のブレーキ油圧制御導管20FL及
び右前輪用のブレーキ油圧制御導管20FRが接続され
ている。導管20FL及び20FRの途中には夫々3ポ
ート2位置切換え型の電磁式切換え弁22FL、22F
Rが設けられており、これらの導管の他端には夫々左前
輪及び右前輪の制動力を制御するホイールシリンダ24
FL及び24FRが接続されている。
ル12の踏み込み操作に応答してブレーキオイルを圧送
するマスタシリンダ14と、マスタシリンダ14内のオ
イル圧力に対応する圧力(レギュレータ圧)にブレーキ
オイルを増圧するハイドロブースタ16とを有してい
る。マスタシリンダ14には前輪用のブレーキ油圧制御
導管18の一端が接続され、ブレーキ油圧制御導管18
の他端には左前輪用のブレーキ油圧制御導管20FL及
び右前輪用のブレーキ油圧制御導管20FRが接続され
ている。導管20FL及び20FRの途中には夫々3ポ
ート2位置切換え型の電磁式切換え弁22FL、22F
Rが設けられており、これらの導管の他端には夫々左前
輪及び右前輪の制動力を制御するホイールシリンダ24
FL及び24FRが接続されている。
【0014】ハイドロブースタ16には途中に制御弁2
6を有するレギュレータ圧供給導管28の一端が接続さ
れており、導管28の他端には左後輪用のブレーキ油圧
制御導管30RL及び右後輪用のブレーキ油圧制御導管
30RRが接続されている。導管30RL及び30RR
の他端には夫々左後輪及び右後輪の制動力を制御するホ
イールシリンダ24RL及び24RRが接続されてい
る。制御弁26近傍の導管28にはハイドロブースタ1
6より導管30RL及び30RRへ向かうオイルの流れ
のみを許容する逆止バイパス導管32が接続されてい
る。
6を有するレギュレータ圧供給導管28の一端が接続さ
れており、導管28の他端には左後輪用のブレーキ油圧
制御導管30RL及び右後輪用のブレーキ油圧制御導管
30RRが接続されている。導管30RL及び30RR
の他端には夫々左後輪及び右後輪の制動力を制御するホ
イールシリンダ24RL及び24RRが接続されてい
る。制御弁26近傍の導管28にはハイドロブースタ1
6より導管30RL及び30RRへ向かうオイルの流れ
のみを許容する逆止バイパス導管32が接続されてい
る。
【0015】レギュレータ圧供給導管28には途中に制
御弁34を有する高圧導管36の一端が接続されてお
り、高圧導管36の他端は図に示されていない原動機に
より駆動されるオイルポンプ38に接続されている。
尚、本実施例においては、制御弁26は常開型の電磁開
閉弁であり、制御弁34は常閉型の電磁開閉弁である。
御弁34を有する高圧導管36の一端が接続されてお
り、高圧導管36の他端は図に示されていない原動機に
より駆動されるオイルポンプ38に接続されている。
尚、本実施例においては、制御弁26は常開型の電磁開
閉弁であり、制御弁34は常閉型の電磁開閉弁である。
【0016】オイルポンプ38は、リザーバ40内のブ
レーキオイルを汲み上げ高圧のオイルとして高圧導管3
6へ供給する。高圧導管36は、リリーフ導管42によ
りハイドロブースタ16に接続されており、リリーフ導
管42はハイドロブースタ16内のレギュレータ圧に制
御弁26より逆圧が作用すると開弁する図には示されて
いないリリーフ弁を有している。また、高圧導管36は
途中にリリーフ弁44を有するリリーフ導管46により
リザーバ40に接続されている。更に、高圧導管36に
はオイルポンプ38より吐出される高圧のオイルをアキ
ュムレータ圧として畜圧するアキュムレータ48が接続
されている。
レーキオイルを汲み上げ高圧のオイルとして高圧導管3
6へ供給する。高圧導管36は、リリーフ導管42によ
りハイドロブースタ16に接続されており、リリーフ導
管42はハイドロブースタ16内のレギュレータ圧に制
御弁26より逆圧が作用すると開弁する図には示されて
いないリリーフ弁を有している。また、高圧導管36は
途中にリリーフ弁44を有するリリーフ導管46により
リザーバ40に接続されている。更に、高圧導管36に
はオイルポンプ38より吐出される高圧のオイルをアキ
ュムレータ圧として畜圧するアキュムレータ48が接続
されている。
【0017】本実施例の自動制動装置は、各輪の車輪速
Vwに応じた周期でパルス信号を発生する車輪速センサ
110〜113を備えている。ECU10は、それらの
パルス信号に基づいて各輪の車輪速VWを検出するとと
もに、その車輪速VWに基づいて車両の減速度Gを検出
する。更に、本実施例の自動制動装置は、車両の前方を
走行する先行車との相対距離及び相対速度に応じた電気
信号を出力する車間距離センサ118を備えている。
Vwに応じた周期でパルス信号を発生する車輪速センサ
110〜113を備えている。ECU10は、それらの
パルス信号に基づいて各輪の車輪速VWを検出するとと
もに、その車輪速VWに基づいて車両の減速度Gを検出
する。更に、本実施例の自動制動装置は、車両の前方を
走行する先行車との相対距離及び相対速度に応じた電気
信号を出力する車間距離センサ118を備えている。
【0018】ECU10には、電子制御式自動変速機1
24(以下、AT124と称す)、及び電子制御式スロ
ットルバルブ126(以下、電子スロットル126と称
す)が接続されている。AT124は、ECU10の指
令に従ってシフトダウンすることができ、電子スロット
ル126は、ECU10の指令に従ってスロットル全閉
状態を実現することができる。
24(以下、AT124と称す)、及び電子制御式スロ
ットルバルブ126(以下、電子スロットル126と称
す)が接続されている。AT124は、ECU10の指
令に従ってシフトダウンすることができ、電子スロット
ル126は、ECU10の指令に従ってスロットル全閉
状態を実現することができる。
【0019】次に本実施例で示す自動制動装置の弁作動
に伴う制動油圧の伝達経路について説明する。図1に示
されている如く、制御弁22FL及び22FRは夫々ブ
レーキ油圧制御導管20FL及び20FRの連通を許容
する第一の位置(図1)と、ブレーキ油圧制御導管20
FL及び20FRの連通を遮断すると共に導管36F、
36FL、36FRを経てレギュレータ圧供給導管28
とホイールシリンダ24FL及び24FRとを連通接続
する第二の位置とに切り換わるようになっている。
に伴う制動油圧の伝達経路について説明する。図1に示
されている如く、制御弁22FL及び22FRは夫々ブ
レーキ油圧制御導管20FL及び20FRの連通を許容
する第一の位置(図1)と、ブレーキ油圧制御導管20
FL及び20FRの連通を遮断すると共に導管36F、
36FL、36FRを経てレギュレータ圧供給導管28
とホイールシリンダ24FL及び24FRとを連通接続
する第二の位置とに切り換わるようになっている。
【0020】特に本実施例においては、切換え弁22F
L及び22FRは対応するソレノイドに駆動電流が通電
されていないときには、換言すれば通常時には第一の位
置に設定され、これによりホイールシリンダ24FL及
び24FRにはマスタシリンダ圧が供給される。同様に
制御弁26及び34も通常時には図1に示された第一の
位置にあり、ホイールシリンダ24RL及び24RRに
はレギュレータ圧が供給される。従って、通常時には各
輪のホイールシリンダ内の圧力、即ち制動力はブレーキ
ペダル12の踏力に応じて増減される。
L及び22FRは対応するソレノイドに駆動電流が通電
されていないときには、換言すれば通常時には第一の位
置に設定され、これによりホイールシリンダ24FL及
び24FRにはマスタシリンダ圧が供給される。同様に
制御弁26及び34も通常時には図1に示された第一の
位置にあり、ホイールシリンダ24RL及び24RRに
はレギュレータ圧が供給される。従って、通常時には各
輪のホイールシリンダ内の圧力、即ち制動力はブレーキ
ペダル12の踏力に応じて増減される。
【0021】また、切換え弁22FL及び22FRが第
二の位置に切換えられ、制御弁26及び34が第一の位
置にあるときには、ホイールシリンダ24FL、24F
R、24RL、24RRにはレギュレータ圧が供給され
る。従って、この場合にも各輪の制動力は実質的にブレ
ーキペダルの踏力に応じて増減される。
二の位置に切換えられ、制御弁26及び34が第一の位
置にあるときには、ホイールシリンダ24FL、24F
R、24RL、24RRにはレギュレータ圧が供給され
る。従って、この場合にも各輪の制動力は実質的にブレ
ーキペダルの踏力に応じて増減される。
【0022】これに対し、切換え弁22FL、22FR
及び制御弁26、34が第二の位置に切換えられたとき
には、ホイールシリンダ24FL,24FR、24R
L、24RRにはアキュムレータ圧が供給されるように
なるので、各輪の制動力はブレーキペダルの踏力に関係
なく、上記切換え弁及び制御弁の開閉により増減され
る。このとき、制御弁34が第一の位置から第二の位置
に切換えられることで、アキュムレータ圧が供給される
ため、実質的には制御弁34は増圧弁として機能する。
また、制御弁26が第二の位置から第一の位置に切換え
られることで、制動油はハイドロブースタ16内を経て
リザーバ40へ開放されることにより、実質的には制御
弁26は減圧弁として機能することになる。
及び制御弁26、34が第二の位置に切換えられたとき
には、ホイールシリンダ24FL,24FR、24R
L、24RRにはアキュムレータ圧が供給されるように
なるので、各輪の制動力はブレーキペダルの踏力に関係
なく、上記切換え弁及び制御弁の開閉により増減され
る。このとき、制御弁34が第一の位置から第二の位置
に切換えられることで、アキュムレータ圧が供給される
ため、実質的には制御弁34は増圧弁として機能する。
また、制御弁26が第二の位置から第一の位置に切換え
られることで、制動油はハイドロブースタ16内を経て
リザーバ40へ開放されることにより、実質的には制御
弁26は減圧弁として機能することになる。
【0023】ところで、自動制動制御が要求されると、
上述の如く増圧弁としての制御弁34が第二の位置に切
換えられるとともに減圧弁としての制御弁26が第二の
位置に切換えられることにより、増圧制御が実行され
る。従来においては、その後増圧要求が終了し、保持制
御へと切り換わる時点で制御弁34が第一の位置へ切換
えられることになる。このとき、制御弁34が閉弁され
る(第一の位置)ことにより、アキュムレータ48から
供給される高圧の制動油が瞬時に導管内、即ち、高圧導
管36をはじめとする各輪に対応する導管30RL、3
0RR、36FL、36FR等に封じ込められることに
なる。これにより、図4の従来装置の制動圧の変化と増
圧弁作動状態のタイミングチャートに示す如く、油圧の
衝撃波が生じ、これに起因した油撃音が発生する。
上述の如く増圧弁としての制御弁34が第二の位置に切
換えられるとともに減圧弁としての制御弁26が第二の
位置に切換えられることにより、増圧制御が実行され
る。従来においては、その後増圧要求が終了し、保持制
御へと切り換わる時点で制御弁34が第一の位置へ切換
えられることになる。このとき、制御弁34が閉弁され
る(第一の位置)ことにより、アキュムレータ48から
供給される高圧の制動油が瞬時に導管内、即ち、高圧導
管36をはじめとする各輪に対応する導管30RL、3
0RR、36FL、36FR等に封じ込められることに
なる。これにより、図4の従来装置の制動圧の変化と増
圧弁作動状態のタイミングチャートに示す如く、油圧の
衝撃波が生じ、これに起因した油撃音が発生する。
【0024】本発明は、上述の油撃音を低減すべく各制
御弁の開閉状態を制御することで、これらの問題を解決
するものである。以下、車間距離制御システムに用いら
れる自動制動装置を例にとり、増圧終了時の油撃音を低
減するための本実施例の制御内容について説明する。
御弁の開閉状態を制御することで、これらの問題を解決
するものである。以下、車間距離制御システムに用いら
れる自動制動装置を例にとり、増圧終了時の油撃音を低
減するための本実施例の制御内容について説明する。
【0025】本実施例の自動制動装置は、運転者によっ
て車間距離制御が要求されると、先行車との車間距離を
略一定に維持するための処理を実行する。具体的には、
先行車との相対距離が目標距離に比して大きい場合に
は、電子スロットル126が開弁方向に駆動されること
により車両を加速させることができる。また、先行車と
の相対距離が目標距離に比して小さい場合には、電子
スロットル126を全閉状態とすること、AT124
をシフトダウンさせること、車輪に制動力を発生させ
ることにより車両を減速させることができる。ECU1
0は、車間距離制御の実行中に、先行車との車間距離に
応じて適宜これらの処理を実行する。
て車間距離制御が要求されると、先行車との車間距離を
略一定に維持するための処理を実行する。具体的には、
先行車との相対距離が目標距離に比して大きい場合に
は、電子スロットル126が開弁方向に駆動されること
により車両を加速させることができる。また、先行車と
の相対距離が目標距離に比して小さい場合には、電子
スロットル126を全閉状態とすること、AT124
をシフトダウンさせること、車輪に制動力を発生させ
ることにより車両を減速させることができる。ECU1
0は、車間距離制御の実行中に、先行車との車間距離に
応じて適宜これらの処理を実行する。
【0026】図2は、ECU10が実行する制御ルーチ
ンの一例のフローチャートを示す。また、図3は各油圧
制御時の弁作動状態を示し、図4には本発明の自動制動
装置における制動圧の変化と各制御弁の作動状態のタイ
ミングチャートを示す。図2に示すルーチンは、その処
理が終了する毎に繰り返し起動され、先ずS100の処
理が実行される。S100では各種センサ(車輪速セン
サ110〜113、車間距離センサ118)から車輪速
VW及び車間距離Lが検出される。この情報から先行車
との相対速度や自車の減速度Gを求め、S110にて自
車の制御に必要な目標減速度GTを算出する。次に、S
120にて目標減速度GTに応じて自動制動制御、即ち
前述のの要求が生じているか否か判別される。S12
0で自動制動制御要求が生じていない場合(No)に
は、S130へ進み、目標減速度GT及び自車の走行状
態に応じて、電子スロットル126の制御(前述の処
理)、AT124の制御(前述の処理)又は通常制動
(運転者によるマニュアル制動)モードへの移行が適宜
選択実行される。
ンの一例のフローチャートを示す。また、図3は各油圧
制御時の弁作動状態を示し、図4には本発明の自動制動
装置における制動圧の変化と各制御弁の作動状態のタイ
ミングチャートを示す。図2に示すルーチンは、その処
理が終了する毎に繰り返し起動され、先ずS100の処
理が実行される。S100では各種センサ(車輪速セン
サ110〜113、車間距離センサ118)から車輪速
VW及び車間距離Lが検出される。この情報から先行車
との相対速度や自車の減速度Gを求め、S110にて自
車の制御に必要な目標減速度GTを算出する。次に、S
120にて目標減速度GTに応じて自動制動制御、即ち
前述のの要求が生じているか否か判別される。S12
0で自動制動制御要求が生じていない場合(No)に
は、S130へ進み、目標減速度GT及び自車の走行状
態に応じて、電子スロットル126の制御(前述の処
理)、AT124の制御(前述の処理)又は通常制動
(運転者によるマニュアル制動)モードへの移行が適宜
選択実行される。
【0027】S120にて、自動制動制御要求が生じた
場合(Yes)にはS140へ進み、実際に自動制動を
行なうための増圧制御が実行される。具体的には、図3
に示す如く、制御弁26及び34が通電(ON)され第
二の位置に切換えられる。これにより、リザーバ40か
らポンプ38で汲み上げられアキュムレータ48によっ
て加圧された高圧の制動油が高圧導管36を介し導管3
6Fへ導入され、左右後輪のホイールシリンダ24RL
及び22RRが増圧される。同じく、制御弁22FL及
び22FRが通電(ON)され第二の位置に切換えられ
ることで、導管36FL及び36FRを介して左右前輪
のホイールシリンダ24FL及び24FRが増圧され
る。(図4中t1)
場合(Yes)にはS140へ進み、実際に自動制動を
行なうための増圧制御が実行される。具体的には、図3
に示す如く、制御弁26及び34が通電(ON)され第
二の位置に切換えられる。これにより、リザーバ40か
らポンプ38で汲み上げられアキュムレータ48によっ
て加圧された高圧の制動油が高圧導管36を介し導管3
6Fへ導入され、左右後輪のホイールシリンダ24RL
及び22RRが増圧される。同じく、制御弁22FL及
び22FRが通電(ON)され第二の位置に切換えられ
ることで、導管36FL及び36FRを介して左右前輪
のホイールシリンダ24FL及び24FRが増圧され
る。(図4中t1)
【0028】S150では、目標減速度GTと実減速度
Gの差が所定値G1以上か否か判別される。所定値G1
以上の場合(Yes)には、S140へ戻り増圧制御が
引き続き実行される。S150にて所定値G1以下と判
別された場合(No)には、増圧の必要がないと判断し
S160の増圧終了制御1の処理が実行される。この処
理は、増圧を終了するための第1ステップであり、具体
的には図3に示す如く減圧弁である制御弁26のみを非
通電(OFF)し第一の位置に切換える。これにより、
高圧の制動油が供給された状態で密閉された管路の一端
がリザーバ40に向け開放されることになる。(図4中
t2)その後S170にて、目標減速度GTと実減速度
Gとの差が所定値G2以上か否か判別される。ここで比
較値として扱うG1及びG2は、G1>G2の関係を満
たすように適宜設定され、前者G1は、増圧終了の第1
の判断に用い、後者G2は増圧終了の第2の判断に用い
られる。S170にて所定値G2以上と判別された場合
(Yes)には、S160へ戻り管路内に高圧の制動油
が供給されつつ管路の一端がリザーバ40へ開放された
前述の状態を維持する。一方、S170にて所定値G2
以下と判別された場合(No)には、S180の処理が
実行される。
Gの差が所定値G1以上か否か判別される。所定値G1
以上の場合(Yes)には、S140へ戻り増圧制御が
引き続き実行される。S150にて所定値G1以下と判
別された場合(No)には、増圧の必要がないと判断し
S160の増圧終了制御1の処理が実行される。この処
理は、増圧を終了するための第1ステップであり、具体
的には図3に示す如く減圧弁である制御弁26のみを非
通電(OFF)し第一の位置に切換える。これにより、
高圧の制動油が供給された状態で密閉された管路の一端
がリザーバ40に向け開放されることになる。(図4中
t2)その後S170にて、目標減速度GTと実減速度
Gとの差が所定値G2以上か否か判別される。ここで比
較値として扱うG1及びG2は、G1>G2の関係を満
たすように適宜設定され、前者G1は、増圧終了の第1
の判断に用い、後者G2は増圧終了の第2の判断に用い
られる。S170にて所定値G2以上と判別された場合
(Yes)には、S160へ戻り管路内に高圧の制動油
が供給されつつ管路の一端がリザーバ40へ開放された
前述の状態を維持する。一方、S170にて所定値G2
以下と判別された場合(No)には、S180の処理が
実行される。
【0029】S170にて所定値G2以下と判別された
場合(No)とは、即ち目標減速度GTと実減速度Gと
の関係からこれ以上増圧する必要がない状態と判断され
た場合であるため、S180の増圧終了制御2は、増圧
を終了させるための第2ステップとして、増圧を完全に
終了するための処理を実行する。具体的には、これまで
第二の位置にあった制御弁34を非通電(OFF)し第
一の位置に切換えることで、各輪のホイールシリンダ2
4FL、24FR、24RL、24RRへの制動制御圧
(アキュムレータ圧)が遮断される。(図4中t3)
場合(No)とは、即ち目標減速度GTと実減速度Gと
の関係からこれ以上増圧する必要がない状態と判断され
た場合であるため、S180の増圧終了制御2は、増圧
を終了させるための第2ステップとして、増圧を完全に
終了するための処理を実行する。具体的には、これまで
第二の位置にあった制御弁34を非通電(OFF)し第
一の位置に切換えることで、各輪のホイールシリンダ2
4FL、24FR、24RL、24RRへの制動制御圧
(アキュムレータ圧)が遮断される。(図4中t3)
【0030】このように、自動制動の必要性を表す目標
減速度GTと実減速度Gとの差を所定値G1と比較する
ことで、実質的には車両の走行状態である先行車との相
対関係に基づき減圧弁である制御弁26の開弁期間が変
化する。
減速度GTと実減速度Gとの差を所定値G1と比較する
ことで、実質的には車両の走行状態である先行車との相
対関係に基づき減圧弁である制御弁26の開弁期間が変
化する。
【0031】その後、S190においてタイマをカウン
トし、S200にて所定時間T1以上経過したか否かを
判別する。所定時間T1以上経過したと判別された場合
(Yes)には、S210へ進む。S210では、目標
減速度GTや実減速度G等の走行状態を示すパラメータ
を用い所定の条件に基づき制動圧の保持又は減圧制御を
行なう。図3に示す如く、保持する場合には制御弁26
を通電(ON)し第二の位置に切換え、減圧する場合に
は制御弁26を非通電(OFF)し第一の位置に切換え
る。その後S220にて、保持又は減圧要求が生じてい
るか否かを判別し、Yesの場合にはS210へ戻り引
き続き制御が実行され、Noの場合には速やかに今回の
ルーチンが終了される。
トし、S200にて所定時間T1以上経過したか否かを
判別する。所定時間T1以上経過したと判別された場合
(Yes)には、S210へ進む。S210では、目標
減速度GTや実減速度G等の走行状態を示すパラメータ
を用い所定の条件に基づき制動圧の保持又は減圧制御を
行なう。図3に示す如く、保持する場合には制御弁26
を通電(ON)し第二の位置に切換え、減圧する場合に
は制御弁26を非通電(OFF)し第一の位置に切換え
る。その後S220にて、保持又は減圧要求が生じてい
るか否かを判別し、Yesの場合にはS210へ戻り引
き続き制御が実行され、Noの場合には速やかに今回の
ルーチンが終了される。
【0032】通常、自動制動制御において、増圧終了要
求が出された場合、減圧弁(本実施例の制御弁26に相
当)を閉じた状態で増圧弁(本実施例の制御弁34に相
当)を閉じる。このとき、高圧の制動油が瞬時に密閉さ
れた管路内に封じ込められるため、油圧の衝撃波が生じ
ることになる。しかしながら、本件発明においては、増
圧終了要求が出された場合、増圧弁である制御弁34を
閉じる以前に減圧弁である制御弁26を開放することで
油圧衝撃波の発生を抑制する。(図4中t2)さらに、
増圧弁である制御弁34を閉じた後も所定時間は減圧弁
である制御弁26を開放することで、増圧弁の閉弁によ
り生じる圧力変動が管路内で生じた場合においても、一
時的に管路を開放した状態を形成し管路内圧力を低圧に
安定させる。(図4中t4)これにより、確実に油圧衝
撃波(圧力変動)の発生に伴う油撃音を低減することが
できる。
求が出された場合、減圧弁(本実施例の制御弁26に相
当)を閉じた状態で増圧弁(本実施例の制御弁34に相
当)を閉じる。このとき、高圧の制動油が瞬時に密閉さ
れた管路内に封じ込められるため、油圧の衝撃波が生じ
ることになる。しかしながら、本件発明においては、増
圧終了要求が出された場合、増圧弁である制御弁34を
閉じる以前に減圧弁である制御弁26を開放することで
油圧衝撃波の発生を抑制する。(図4中t2)さらに、
増圧弁である制御弁34を閉じた後も所定時間は減圧弁
である制御弁26を開放することで、増圧弁の閉弁によ
り生じる圧力変動が管路内で生じた場合においても、一
時的に管路を開放した状態を形成し管路内圧力を低圧に
安定させる。(図4中t4)これにより、確実に油圧衝
撃波(圧力変動)の発生に伴う油撃音を低減することが
できる。
【0033】尚、本実施例においては、増圧終了時(増
圧弁閉弁時)の油撃音を低減する構成について説明した
が、図5に示す如く、増圧開始時(増圧弁開弁時)に関
しても同様に開弁の前後に跨る所定期間中減圧弁を開弁
することで油撃音を低減できることは言うまでもない。
圧弁閉弁時)の油撃音を低減する構成について説明した
が、図5に示す如く、増圧開始時(増圧弁開弁時)に関
しても同様に開弁の前後に跨る所定期間中減圧弁を開弁
することで油撃音を低減できることは言うまでもない。
【0034】以上、本実施例では車間距離制御に適用さ
れる自動制動装置を例にとって説明したが、本発明はこ
れに限定されるものではない。例えば、走行の妨げにな
るような前方障害物を障害物センサ等で検出し自動的に
減速を行なう自動制動装置や安定した走行を実現するた
めに車両の挙動を制御する自動制動装置等、高圧源から
自動的にホイールシリンダへ制動液圧を供給、停止する
ものであれば適用は可能であり、本発明の基本的な作用
効果は得られる。
れる自動制動装置を例にとって説明したが、本発明はこ
れに限定されるものではない。例えば、走行の妨げにな
るような前方障害物を障害物センサ等で検出し自動的に
減速を行なう自動制動装置や安定した走行を実現するた
めに車両の挙動を制御する自動制動装置等、高圧源から
自動的にホイールシリンダへ制動液圧を供給、停止する
ものであれば適用は可能であり、本発明の基本的な作用
効果は得られる。
【0035】また、本実施例においては、減圧弁の開弁
期間を決定する開弁時期は目標減速度GT及び実減速度
G等に基づき変化するよう構成し、閉弁時期は増圧弁閉
弁から決まった時間経過後(タイマー)となるよう設定
されたが、開弁時期と同様目標減速度GT、実減速度G
やその他車両の走行状態に応じて制動性能を損なわない
範囲で可変となるよう構成しても良い。
期間を決定する開弁時期は目標減速度GT及び実減速度
G等に基づき変化するよう構成し、閉弁時期は増圧弁閉
弁から決まった時間経過後(タイマー)となるよう設定
されたが、開弁時期と同様目標減速度GT、実減速度G
やその他車両の走行状態に応じて制動性能を損なわない
範囲で可変となるよう構成しても良い。
【0036】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項に記載さ
れた本発明によれば、増圧弁開弁又は閉弁の前後に跨る
所定期間中減圧弁を開弁することにより、増圧弁開閉時
には管路内を開放することで油圧の衝撃波の発生を抑制
し、制動制御の応答性を低下することなく油撃音を低減
することができる。
れた本発明によれば、増圧弁開弁又は閉弁の前後に跨る
所定期間中減圧弁を開弁することにより、増圧弁開閉時
には管路内を開放することで油圧の衝撃波の発生を抑制
し、制動制御の応答性を低下することなく油撃音を低減
することができる。
【図1】本発明の実施の一形態に係る自動制動装置の基
本的なシステム構成例を示す図である。
本的なシステム構成例を示す図である。
【図2】電子制御ユニットでの処理の手順を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図3】油圧制御時の弁作動状態を示す図である。
【図4】従来技術と本発明における制動圧の変化と各制
御弁の作動状態との関係を示すタイムチャートである。
(増圧終了時)
御弁の作動状態との関係を示すタイムチャートである。
(増圧終了時)
【図5】本発明における制動圧の変化と各制御弁の作動
状態との関係を示すタイムチャートである。(増圧開始
時)
状態との関係を示すタイムチャートである。(増圧開始
時)
10電子制御ユニット(ECU) 12 ブレーキペダル 14マスタシリンダ 16 ハイドロブースタ 22FL、22FR 切換え弁 24FL ホイールシリンダ(前左車輪) 24FR ホイールシリンダ(前右車輪) 24RL ホイールシリンダ(後左車輪) 24RR ホイールシリンダ(後右車輪) 26制御弁(減圧弁) 34 制御弁(増圧弁) 38 ポンプ 48アキュムレータ(高圧源) 110〜113 車輪速センサ 118車間距離センサ 124 電子制御式自動変速機(AT) 126 電子制御式スロットルバルブ
Claims (3)
- 【請求項1】 車輪のホイールシリンダと、該ホイール
シリンダに接続され該ホイールシリンダへ制動液圧を供
給するための高圧源と、開閉することで前記ホイールシ
リンダへの制動液圧の供給を制御する増圧弁と、前記ホ
イールシリンダと高圧源との間に設けられ開弁すること
で前記ホイールシリンダ圧を減圧する減圧弁とを備え、
車両の走行状態に応じて前記増圧弁及び減圧弁の開閉を
制御することで自動的に制動を行なう自動制動装置にお
いて、 増圧開始又は終了時の増圧弁開弁又は閉弁の前後に跨る
所定期間中前記減圧弁を開弁する減圧弁制御手段を備え
たことを特徴とする自動制動装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の自動制動装置において、 前記減圧弁制御手段は、車両の走行状態に基づき前記所
定期間を設定することを特徴とする自動制動装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の自動制動装置において、 前記自動制動装置は、先行車との車間距離を制御するた
めの車間距離制御装置に適用されるものであって、前記
減圧弁制御手段は、自車と前記先行車との相対関係に基
づき前記所定期間を設定することを特徴とする自動制動
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10042655A JPH11240430A (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | 自動制動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10042655A JPH11240430A (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | 自動制動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11240430A true JPH11240430A (ja) | 1999-09-07 |
Family
ID=12642034
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10042655A Pending JPH11240430A (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | 自動制動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11240430A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001260833A (ja) * | 2000-03-16 | 2001-09-26 | Unisia Jecs Corp | ブレーキ制御装置 |
| JP2007517727A (ja) * | 2004-01-08 | 2007-07-05 | コンチネンタル・テベス・アーゲー・ウント・コンパニー・オーハーゲー | 圧力制御装置 |
| DE102006042951B4 (de) * | 2005-09-14 | 2009-03-19 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha, Toyota-shi | Bremssteuervorrichtung und -verfahren für ein Fahrzeug |
| JP2018504315A (ja) * | 2015-02-07 | 2018-02-15 | ヴアブコ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツングWABCO GmbH | 圧力制御バルブの作動により、原動機付き車両のブレーキ圧力を調整するための方法、この方法を実行するためのブレーキ装置及び原動機付き車両 |
-
1998
- 1998-02-24 JP JP10042655A patent/JPH11240430A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001260833A (ja) * | 2000-03-16 | 2001-09-26 | Unisia Jecs Corp | ブレーキ制御装置 |
| JP2007517727A (ja) * | 2004-01-08 | 2007-07-05 | コンチネンタル・テベス・アーゲー・ウント・コンパニー・オーハーゲー | 圧力制御装置 |
| DE102006042951B4 (de) * | 2005-09-14 | 2009-03-19 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha, Toyota-shi | Bremssteuervorrichtung und -verfahren für ein Fahrzeug |
| US7775609B2 (en) | 2005-09-14 | 2010-08-17 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Brake control apparatus and method for vehicle |
| JP2018504315A (ja) * | 2015-02-07 | 2018-02-15 | ヴアブコ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツングWABCO GmbH | 圧力制御バルブの作動により、原動機付き車両のブレーキ圧力を調整するための方法、この方法を実行するためのブレーキ装置及び原動機付き車両 |
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