JPH1124076A - 液晶配向膜の形成方法 - Google Patents
液晶配向膜の形成方法Info
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- JPH1124076A JPH1124076A JP17261097A JP17261097A JPH1124076A JP H1124076 A JPH1124076 A JP H1124076A JP 17261097 A JP17261097 A JP 17261097A JP 17261097 A JP17261097 A JP 17261097A JP H1124076 A JPH1124076 A JP H1124076A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 印刷ダレを抑制することができ、結果とし
て、設計公差が小さく、精度の高い設計が可能である、
液晶配向膜の形成方法を提供することにある。 【解決手段】混合溶剤に配向膜材料を混合して得られる
配向膜塗布液を用いて印刷法によって液晶配向膜を形成
する液晶配向膜の形成方法において、前記混合溶剤は2
−(2−エトキシエトキシ)エタノールを含有する。こ
の場合、混合溶剤は、N−メチル−ピロリドン、2−ブ
トキシエタノール、及び前記2−(2−エトキシエトキ
シ)エタノールを混合した溶剤であって、2−(2−エ
トキシエトキシ)エタノールの配向膜塗布液中の濃度は
10重量%〜30重量%であるとより好ましい。
て、設計公差が小さく、精度の高い設計が可能である、
液晶配向膜の形成方法を提供することにある。 【解決手段】混合溶剤に配向膜材料を混合して得られる
配向膜塗布液を用いて印刷法によって液晶配向膜を形成
する液晶配向膜の形成方法において、前記混合溶剤は2
−(2−エトキシエトキシ)エタノールを含有する。こ
の場合、混合溶剤は、N−メチル−ピロリドン、2−ブ
トキシエタノール、及び前記2−(2−エトキシエトキ
シ)エタノールを混合した溶剤であって、2−(2−エ
トキシエトキシ)エタノールの配向膜塗布液中の濃度は
10重量%〜30重量%であるとより好ましい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、混合溶剤に配向膜
材料を混合して得られる配向膜塗布液を用いて印刷法に
よって液晶配向膜を形成する液晶配向膜の形成方法に関
する。
材料を混合して得られる配向膜塗布液を用いて印刷法に
よって液晶配向膜を形成する液晶配向膜の形成方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】液晶ディスプレイの主要構成部品である
液晶セルの製造においては、2枚の透明基板に、それぞ
れ、透明電極や液晶配向膜等を所定のパターンをもって
形成する。液晶配向膜は液晶の配向を制御するために設
けられ、一般的には、配向膜材料を溶剤に混合した配向
膜塗布液を、印刷法によって、透明基板上に選択的に塗
布して形成される。
液晶セルの製造においては、2枚の透明基板に、それぞ
れ、透明電極や液晶配向膜等を所定のパターンをもって
形成する。液晶配向膜は液晶の配向を制御するために設
けられ、一般的には、配向膜材料を溶剤に混合した配向
膜塗布液を、印刷法によって、透明基板上に選択的に塗
布して形成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような液晶配向膜
の形成方法において、配向膜塗布液を透明基板に塗布す
る際に定められた所定のパターンの通りに塗布されず、
パターンからはみ出してしまういわゆる印刷ダレの現象
が発生する。印刷ダレが大きいと設計公差(印刷ダレを
考慮した場合の設計マージン)を大きくとらなければな
らず、設計の段階で精度が低くなってしまうことからな
るべく印刷ダレの程度は小さいことが望ましい。しか
し、従来の液晶配向膜の形成方法では、望ましい程度を
超える印刷ダレが起こり、結果として設計公差を大きく
とらなければならず設計の段階で精度が低くなってしま
うという課題があった。例えば、従来、液晶配向膜形成
の際に一般的に用いられるN−メチル−ピロリドンと2
−ブトキシエタノールとの混合溶剤に、配向膜材料とし
てポリイミド前駆体であるポリアミック酸を溶解させた
配向膜塗布液を用いて、印刷法により液晶配向膜を形成
した場合について説明する。この場合のポリアミック酸
の濃度の違いによる印刷ダレ量の違いを図3に示した。
配向膜塗布液中の2−ブトキシエタノールの濃度は15
重量%に固定している。図3から分かるように配向膜材
料の濃度が多くなればなるほど、印刷ダレ量は少なくな
るが、しかしそれでも1mm程度の印刷ダレが認められ
る。加えて、濃度を上げることによって印刷ダレを抑制
することができても、その分一回の印刷毎の無駄になる
配向膜材料の量が増えてコストが上がったり、その他、
膜厚をこれまでのような厚さに制御しにくくなったりす
ることもある。よって、濃度を上げることは、印刷ダレ
を抑制するための最適な方法とは言いにくい。さらに、
この印刷ダレの程度は、配向膜塗布液の濃度の他に、配
向膜塗布液と印刷用原版との相性等によっても影響を受
けるので、印刷ダレを抑制することは容易ではなかっ
た。
の形成方法において、配向膜塗布液を透明基板に塗布す
る際に定められた所定のパターンの通りに塗布されず、
パターンからはみ出してしまういわゆる印刷ダレの現象
が発生する。印刷ダレが大きいと設計公差(印刷ダレを
考慮した場合の設計マージン)を大きくとらなければな
らず、設計の段階で精度が低くなってしまうことからな
るべく印刷ダレの程度は小さいことが望ましい。しか
し、従来の液晶配向膜の形成方法では、望ましい程度を
超える印刷ダレが起こり、結果として設計公差を大きく
とらなければならず設計の段階で精度が低くなってしま
うという課題があった。例えば、従来、液晶配向膜形成
の際に一般的に用いられるN−メチル−ピロリドンと2
−ブトキシエタノールとの混合溶剤に、配向膜材料とし
てポリイミド前駆体であるポリアミック酸を溶解させた
配向膜塗布液を用いて、印刷法により液晶配向膜を形成
した場合について説明する。この場合のポリアミック酸
の濃度の違いによる印刷ダレ量の違いを図3に示した。
配向膜塗布液中の2−ブトキシエタノールの濃度は15
重量%に固定している。図3から分かるように配向膜材
料の濃度が多くなればなるほど、印刷ダレ量は少なくな
るが、しかしそれでも1mm程度の印刷ダレが認められ
る。加えて、濃度を上げることによって印刷ダレを抑制
することができても、その分一回の印刷毎の無駄になる
配向膜材料の量が増えてコストが上がったり、その他、
膜厚をこれまでのような厚さに制御しにくくなったりす
ることもある。よって、濃度を上げることは、印刷ダレ
を抑制するための最適な方法とは言いにくい。さらに、
この印刷ダレの程度は、配向膜塗布液の濃度の他に、配
向膜塗布液と印刷用原版との相性等によっても影響を受
けるので、印刷ダレを抑制することは容易ではなかっ
た。
【0004】本発明の課題は、印刷ダレを抑制すること
ができ、結果として、設計公差が小さく、精度の高い設
計が可能である、液晶配向膜の形成方法を提供すること
にある。
ができ、結果として、設計公差が小さく、精度の高い設
計が可能である、液晶配向膜の形成方法を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決すべ
く、本発明の請求項1に記載の発明は、混合溶剤に配向
膜材料を混合して得られる配向膜塗布液を用いて印刷法
によって液晶配向膜を形成する液晶配向膜の形成方法に
おいて、前記混合溶剤は2−(2−エトキシエトキシ)
エタノールを含有することを特徴とする。請求項1に記
載の発明によれば、混合溶剤が2−(2−エトキシエト
キシ)エタノールを含有することから、印刷ダレが抑制
され、寸法精度の高い液晶配向膜を形成することができ
る。
く、本発明の請求項1に記載の発明は、混合溶剤に配向
膜材料を混合して得られる配向膜塗布液を用いて印刷法
によって液晶配向膜を形成する液晶配向膜の形成方法に
おいて、前記混合溶剤は2−(2−エトキシエトキシ)
エタノールを含有することを特徴とする。請求項1に記
載の発明によれば、混合溶剤が2−(2−エトキシエト
キシ)エタノールを含有することから、印刷ダレが抑制
され、寸法精度の高い液晶配向膜を形成することができ
る。
【0006】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の液晶配向膜の形成方法において、前記混合溶剤
は、N−メチル−ピロリドン、2−ブトキシエタノー
ル、及び前記2−(2−エトキシエトキシ)エタノール
を混合した溶剤であることを特徴とする。請求項2に記
載の発明によれば、請求項1に記載の液晶配向膜の形成
方法において、混合溶剤が、N−メチル−ピロリドンと
2−ブトキシエタノールに加えて、2−(2−エトキシ
エトキシ)エタノールを混合した溶剤であるので、請求
項1に記載の発明同様に、印刷ダレを抑制しながら高精
度の液晶配向膜を形成することができる。
に記載の液晶配向膜の形成方法において、前記混合溶剤
は、N−メチル−ピロリドン、2−ブトキシエタノー
ル、及び前記2−(2−エトキシエトキシ)エタノール
を混合した溶剤であることを特徴とする。請求項2に記
載の発明によれば、請求項1に記載の液晶配向膜の形成
方法において、混合溶剤が、N−メチル−ピロリドンと
2−ブトキシエタノールに加えて、2−(2−エトキシ
エトキシ)エタノールを混合した溶剤であるので、請求
項1に記載の発明同様に、印刷ダレを抑制しながら高精
度の液晶配向膜を形成することができる。
【0007】さらに、請求項3に記載の発明は、請求項
2に記載の液晶配向膜の形成方法において、前記配向膜
塗布液は、前記2−(2−エトキシエトキシ)エタノー
ルを、10重量%〜30重量%含有することが好まし
い。配向膜塗布液中の2−(2−エトキシエトキシ)エ
タノールの含有量が、10重量%未満であると印刷ダレ
を効果的に抑制することができず、また30重量%を超
えると印刷時の塗布性が低下することになり、10重量
%〜30重量%の範囲であることが望ましい。請求項3
に記載の発明によれば、配向膜塗布液中の前記2−(2
−エトキシエトキシ)エタノールの濃度は10重量%〜
30重量%であるので、請求項2に記載の発明同様に、
印刷ダレを抑制しながら高精度の液晶配向膜を形成する
ことができる。
2に記載の液晶配向膜の形成方法において、前記配向膜
塗布液は、前記2−(2−エトキシエトキシ)エタノー
ルを、10重量%〜30重量%含有することが好まし
い。配向膜塗布液中の2−(2−エトキシエトキシ)エ
タノールの含有量が、10重量%未満であると印刷ダレ
を効果的に抑制することができず、また30重量%を超
えると印刷時の塗布性が低下することになり、10重量
%〜30重量%の範囲であることが望ましい。請求項3
に記載の発明によれば、配向膜塗布液中の前記2−(2
−エトキシエトキシ)エタノールの濃度は10重量%〜
30重量%であるので、請求項2に記載の発明同様に、
印刷ダレを抑制しながら高精度の液晶配向膜を形成する
ことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の液晶配向膜の形
成方法について説明する。本発明の液晶配向膜の形成方
法は、混合溶剤に配向膜材料を混合して得られる配向膜
塗布液を印刷法によって透明基板上に塗布して液晶配向
膜を形成する方法である。
成方法について説明する。本発明の液晶配向膜の形成方
法は、混合溶剤に配向膜材料を混合して得られる配向膜
塗布液を印刷法によって透明基板上に塗布して液晶配向
膜を形成する方法である。
【0009】ここで用いられる混合溶剤は、2−(2−
エトキシエトキシ)エタノールを必ず含有する。該溶剤
を含有することによって、印刷法によって配向膜塗布液
を塗布した場合に印刷ダレを抑制することができる。
エトキシエトキシ)エタノールを必ず含有する。該溶剤
を含有することによって、印刷法によって配向膜塗布液
を塗布した場合に印刷ダレを抑制することができる。
【0010】2−(2−エトキシエトキシ)エタノール
以外に混合される溶剤は、具体的には配向膜材料や選択
される印刷法等によって異なってくるが、一般的には、
少なくとも配向膜材料を溶解する性質を有する溶剤と、
塗布性を向上させる溶剤とを混合する。配向膜材料を溶
解する性質の溶剤としては、用いる配向膜材料によって
選択される溶剤は異なるが、ポリイミド系の配向膜であ
る場合には、アミド系の溶剤が最もよく用いられ、例え
ばN−メチル−ピロリドンが挙げられる。塗布性を向上
させる溶剤としては、表面張力の低い溶媒が選択され、
例えば、2−ブトキシエタノール(ブチルセロソルブ)
が挙げられる。
以外に混合される溶剤は、具体的には配向膜材料や選択
される印刷法等によって異なってくるが、一般的には、
少なくとも配向膜材料を溶解する性質を有する溶剤と、
塗布性を向上させる溶剤とを混合する。配向膜材料を溶
解する性質の溶剤としては、用いる配向膜材料によって
選択される溶剤は異なるが、ポリイミド系の配向膜であ
る場合には、アミド系の溶剤が最もよく用いられ、例え
ばN−メチル−ピロリドンが挙げられる。塗布性を向上
させる溶剤としては、表面張力の低い溶媒が選択され、
例えば、2−ブトキシエタノール(ブチルセロソルブ)
が挙げられる。
【0011】本発明で用いられる配向膜材料としては、
液晶配向膜として機能し印刷法によって形成可能なもの
であれば用いることができるが、例えば、種々のポリイ
ミド系材料が挙げられる。ポリイミド系材料は、一般的
には、イミド構造を形成した状態では溶媒に難溶、ある
いは不溶であることから、その前駆体であるポリアミッ
ク酸の状態で混合溶剤に溶解される。
液晶配向膜として機能し印刷法によって形成可能なもの
であれば用いることができるが、例えば、種々のポリイ
ミド系材料が挙げられる。ポリイミド系材料は、一般的
には、イミド構造を形成した状態では溶媒に難溶、ある
いは不溶であることから、その前駆体であるポリアミッ
ク酸の状態で混合溶剤に溶解される。
【0012】本発明の液晶配向膜の形成方法において
は、2−(2−エトキシエトキシ)エタノールを含有す
る混合溶剤に配向膜材料を混合して配向膜塗布液を調製
する。例えば、先に挙げたN−メチル−ピロリドン、2
−ブトキシエタノール、2−(2−エトキシエトキシ)
エタノールの混合溶剤にポリアミック酸を溶解して配向
膜塗布液は調製される。このときの配向膜塗布液中の2
−(2−エトキシエトキシ)エタノールの濃度は10重
量%〜30重量%であることが好ましく、その内でも1
5重量%〜25重量%がより好ましく、約20重量%が
最適である。10重量%未満であると印刷ダレを効果的
に抑制することができず、また30重量%を超えると相
対的に塗布性に寄与する2−ブトキシエタノールの割合
が少なくなって印刷ムラやかすれが生じ印刷時の塗布性
が低下することがあるからである。また、2−ブトキシ
エタノールの配向膜塗布液中の濃度は10重量%〜20
重量%程度がよい。10重量%より少ないと塗布性が劣
り塗布時にかすれが生じることがあり、20重量%より
多いと相対的に2−(2−エトキシエトキシ)エタノー
ルの割合が小さくなることから印刷ダレを効果的に抑え
ることができないことがあるからである。ポリアミック
酸の配向膜塗布液中の濃度は、5重量%〜15重量%程
度である。
は、2−(2−エトキシエトキシ)エタノールを含有す
る混合溶剤に配向膜材料を混合して配向膜塗布液を調製
する。例えば、先に挙げたN−メチル−ピロリドン、2
−ブトキシエタノール、2−(2−エトキシエトキシ)
エタノールの混合溶剤にポリアミック酸を溶解して配向
膜塗布液は調製される。このときの配向膜塗布液中の2
−(2−エトキシエトキシ)エタノールの濃度は10重
量%〜30重量%であることが好ましく、その内でも1
5重量%〜25重量%がより好ましく、約20重量%が
最適である。10重量%未満であると印刷ダレを効果的
に抑制することができず、また30重量%を超えると相
対的に塗布性に寄与する2−ブトキシエタノールの割合
が少なくなって印刷ムラやかすれが生じ印刷時の塗布性
が低下することがあるからである。また、2−ブトキシ
エタノールの配向膜塗布液中の濃度は10重量%〜20
重量%程度がよい。10重量%より少ないと塗布性が劣
り塗布時にかすれが生じることがあり、20重量%より
多いと相対的に2−(2−エトキシエトキシ)エタノー
ルの割合が小さくなることから印刷ダレを効果的に抑え
ることができないことがあるからである。ポリアミック
酸の配向膜塗布液中の濃度は、5重量%〜15重量%程
度である。
【0013】次に、上記のように調製された配向膜塗布
液を凸版印刷法、凹版印刷法等の通常液晶配向膜の形成
に用いられる各種印刷方法を用いて、透明電極等が既に
形成されている透明基板上に塗布する。塗布後、溶剤が
除かれ、必要に応じて加熱されて、500〜1500オ
ングストローム程度の厚さの液晶配向膜が形成される。
液を凸版印刷法、凹版印刷法等の通常液晶配向膜の形成
に用いられる各種印刷方法を用いて、透明電極等が既に
形成されている透明基板上に塗布する。塗布後、溶剤が
除かれ、必要に応じて加熱されて、500〜1500オ
ングストローム程度の厚さの液晶配向膜が形成される。
【0014】上記のような方法で形成した液晶配向膜の
印刷ダレは、あらかじめ設計されたパターンからのはみ
出し分を測定して求められる。混合溶剤が2−(2−エ
トキシエトキシ)エタノールを含有すると、含有しない
場合に比較して数十%程度印刷ダレが抑制される。
印刷ダレは、あらかじめ設計されたパターンからのはみ
出し分を測定して求められる。混合溶剤が2−(2−エ
トキシエトキシ)エタノールを含有すると、含有しない
場合に比較して数十%程度印刷ダレが抑制される。
【0015】以上のように、本発明における、混合溶剤
に配向膜材料を混合して得られる配向膜塗布液を用いて
印刷法によって液晶配向膜を形成する液晶配向膜の形成
方法においては、この混合溶剤が2−(2−エトキシエ
トキシ)エタノールを含有することから、塗布時の印刷
ダレを抑制しながら液晶配向膜を形成することができ、
結果として、設計公差が小さく精度の高い設計が可能で
ある液晶配向膜の形成方法となる。
に配向膜材料を混合して得られる配向膜塗布液を用いて
印刷法によって液晶配向膜を形成する液晶配向膜の形成
方法においては、この混合溶剤が2−(2−エトキシエ
トキシ)エタノールを含有することから、塗布時の印刷
ダレを抑制しながら液晶配向膜を形成することができ、
結果として、設計公差が小さく精度の高い設計が可能で
ある液晶配向膜の形成方法となる。
【0016】また、混合溶剤が、N−メチル−ピロリド
ン、2−ブトキシエタノール、及び前記2−(2−エト
キシエトキシ)エタノールを混合した溶剤である場合
に、同様に印刷ダレを抑制することができる。この場
合、配向膜塗布液は、2−(2−エトキシエトキシ)エ
タノールを、10重量%〜30重量%の濃度で含有して
いれば、より効果的に印刷ダレを抑制することができ
る。
ン、2−ブトキシエタノール、及び前記2−(2−エト
キシエトキシ)エタノールを混合した溶剤である場合
に、同様に印刷ダレを抑制することができる。この場
合、配向膜塗布液は、2−(2−エトキシエトキシ)エ
タノールを、10重量%〜30重量%の濃度で含有して
いれば、より効果的に印刷ダレを抑制することができ
る。
【0017】なお、上記の実施の形態例では、ポリアミ
ック酸を混合溶剤に溶解した配向膜塗布液を塗布した
が、溶剤に溶解可能なタイプのポリイミドを混合溶剤に
溶解させて配向膜塗布液を調製し液晶配向膜を形成して
もよい。また、必要に応じて2−(2−エトキシエトキ
シ)エタノールを混合した配向膜塗布液にN−メチル−
ピロリドン及び2−ブトキシエタノール以外の他の成分
を混合した後に、塗布し液晶配向膜を形成してもよい。
ック酸を混合溶剤に溶解した配向膜塗布液を塗布した
が、溶剤に溶解可能なタイプのポリイミドを混合溶剤に
溶解させて配向膜塗布液を調製し液晶配向膜を形成して
もよい。また、必要に応じて2−(2−エトキシエトキ
シ)エタノールを混合した配向膜塗布液にN−メチル−
ピロリドン及び2−ブトキシエタノール以外の他の成分
を混合した後に、塗布し液晶配向膜を形成してもよい。
【0018】
【実施例】以下に、実施例を挙げて本発明をさらに詳し
く説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるもの
ではない。
く説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるもの
ではない。
【0019】1.液晶配向膜の形成 (実施例1〜3)実施例1〜3において、N−メチル−
ピロリドン(NMP)、2−ブトキシエタノール(B
E)、2−(2−エトキシエトキシ)エタノール(EE
E)、ポリアミック酸(PA)を表1の重量比でそれぞ
れ混合し、配向膜塗布液を調製した。
ピロリドン(NMP)、2−ブトキシエタノール(B
E)、2−(2−エトキシエトキシ)エタノール(EE
E)、ポリアミック酸(PA)を表1の重量比でそれぞ
れ混合し、配向膜塗布液を調製した。
【表1】 調製した配向膜塗布液を以下のような凸版印刷法によっ
て塗布した。図1に本実施例で使用される印刷機の主要
構成図を示した。図1で1は印刷機、2はスキージ、3
は転写版、4は凸版である。実施例1〜3で調製した配
向膜塗布液のいずれかを、転写版3に塗布し、スキージ
2を用いて余分な配向膜塗布液を取り除いた。次に、転
写版3から、所定のパターンをもって表面に凸部が形成
されている凸版4に配向膜塗布液を転写した。そして、
ITO電極が形成されているガラス基板L上に、凸版4
から配向膜塗布液を転写塗布した。塗布後、加熱によ
り、溶媒を除き、ポリアミック酸の脱水縮合反応を起こ
させ、ポリイミドからなる液晶配向膜を700〜800
オングストロームの厚さで形成した。 (比較例1)2−(2−エトキシエトキシ)エタノール
を含有せず、PA6重量%、BE15重量%、NMP7
9重量%を混合して配向膜塗布液を調製した。この配向
膜塗布液を用いて実施例1〜3と全く同様に液晶配向膜
を形成した。
て塗布した。図1に本実施例で使用される印刷機の主要
構成図を示した。図1で1は印刷機、2はスキージ、3
は転写版、4は凸版である。実施例1〜3で調製した配
向膜塗布液のいずれかを、転写版3に塗布し、スキージ
2を用いて余分な配向膜塗布液を取り除いた。次に、転
写版3から、所定のパターンをもって表面に凸部が形成
されている凸版4に配向膜塗布液を転写した。そして、
ITO電極が形成されているガラス基板L上に、凸版4
から配向膜塗布液を転写塗布した。塗布後、加熱によ
り、溶媒を除き、ポリアミック酸の脱水縮合反応を起こ
させ、ポリイミドからなる液晶配向膜を700〜800
オングストロームの厚さで形成した。 (比較例1)2−(2−エトキシエトキシ)エタノール
を含有せず、PA6重量%、BE15重量%、NMP7
9重量%を混合して配向膜塗布液を調製した。この配向
膜塗布液を用いて実施例1〜3と全く同様に液晶配向膜
を形成した。
【0020】2.印刷ダレの評価 上記で形成した液晶配向膜の印刷ダレ量をそれぞれ測定
し、その結果を図2にまとめた。図2から、2−(2−
エトキシエトキシ)エタノールを含むと、含まない場合
と比較して数十%程度印刷ダレ量は減り、2−(2−エ
トキシエトキシ)エタノールが多いほど印刷ダレ量の抑
制効果が大きいことが分かる。ただし、2−(2−エト
キシエトキシ)エタノールの含有量が30%のときに
は、相対的に2−ブトキシエタノールの含有量が減って
しまい、印刷ムラが発生することがあり、実施例2で調
製した配向膜塗布液の配合比が本実施例においては最も
好適である。
し、その結果を図2にまとめた。図2から、2−(2−
エトキシエトキシ)エタノールを含むと、含まない場合
と比較して数十%程度印刷ダレ量は減り、2−(2−エ
トキシエトキシ)エタノールが多いほど印刷ダレ量の抑
制効果が大きいことが分かる。ただし、2−(2−エト
キシエトキシ)エタノールの含有量が30%のときに
は、相対的に2−ブトキシエタノールの含有量が減って
しまい、印刷ムラが発生することがあり、実施例2で調
製した配向膜塗布液の配合比が本実施例においては最も
好適である。
【0021】
【発明の効果】本発明に記載の発明によれば、配向膜塗
布液に2−(2−エトキシエトキシ)エタノールを含有
させることにより、印刷ダレを抑制することができ、結
果として、設計公差が小さく、精度の高い設計が可能で
ある、液晶配向膜の形成方法となる。
布液に2−(2−エトキシエトキシ)エタノールを含有
させることにより、印刷ダレを抑制することができ、結
果として、設計公差が小さく、精度の高い設計が可能で
ある、液晶配向膜の形成方法となる。
【図1】本実施例で使用される印刷機の主要構成図を示
した図である。
した図である。
【図2】本実施例の2−(2−エトキシエトキシ)エタ
ノールの濃度の違いによる印刷ダレ量の差を示すグラフ
である。
ノールの濃度の違いによる印刷ダレ量の差を示すグラフ
である。
【図3】従来の混合溶剤を用いた配向膜塗布液における
配向膜材料の濃度の違いによる印刷ダレ量の差を示すグ
ラフである。
配向膜材料の濃度の違いによる印刷ダレ量の差を示すグ
ラフである。
Claims (3)
- 【請求項1】 混合溶剤に配向膜材料を混合して得られ
る配向膜塗布液を用いて印刷法によって液晶配向膜を形
成する液晶配向膜の形成方法において、前記混合溶剤は
2−(2−エトキシエトキシ)エタノールを含有するこ
とを特徴とする液晶配向膜の形成方法。 - 【請求項2】 前記混合溶剤は、N−メチル−ピロリド
ン、2−ブトキシエタノール、及び前記2−(2−エト
キシエトキシ)エタノールを混合した溶剤であることを
特徴とする請求項1に記載の液晶配向膜の形成方法。 - 【請求項3】 前記配向膜塗布液は、前記2−(2−エ
トキシエトキシ)エタノールを、10重量%〜30重量
%の濃度で含有することを特徴とする請求項2に記載の
液晶配向膜の形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17261097A JPH1124076A (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 液晶配向膜の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17261097A JPH1124076A (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 液晶配向膜の形成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1124076A true JPH1124076A (ja) | 1999-01-29 |
Family
ID=15945072
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17261097A Pending JPH1124076A (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 液晶配向膜の形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1124076A (ja) |
-
1997
- 1997-06-27 JP JP17261097A patent/JPH1124076A/ja active Pending
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