JPH11241158A - 電子線を用いた真空蒸着装置 - Google Patents
電子線を用いた真空蒸着装置Info
- Publication number
- JPH11241158A JPH11241158A JP4650398A JP4650398A JPH11241158A JP H11241158 A JPH11241158 A JP H11241158A JP 4650398 A JP4650398 A JP 4650398A JP 4650398 A JP4650398 A JP 4650398A JP H11241158 A JPH11241158 A JP H11241158A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- target
- electron beam
- substrate
- film
- vacuum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C14/00—Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material
- C23C14/22—Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material characterised by the process of coating
- C23C14/24—Vacuum evaporation
- C23C14/28—Vacuum evaporation by wave energy or particle radiation
- C23C14/30—Vacuum evaporation by wave energy or particle radiation by electron bombardment
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J37/00—Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
- H01J37/30—Electron-beam or ion-beam tubes for localised treatment of objects
- H01J37/317—Electron-beam or ion-beam tubes for localised treatment of objects for changing properties of the objects or for applying thin layers thereon, e.g. for ion implantation
- H01J37/3178—Electron-beam or ion-beam tubes for localised treatment of objects for changing properties of the objects or for applying thin layers thereon, e.g. for ion implantation for applying thin layers on objects
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Toxicology (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Physical Vapour Deposition (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Physical Deposition Of Substances That Are Components Of Semiconductor Devices (AREA)
- Electrodes Of Semiconductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 良好なステップカバレージを提供する電子線
を用いた真空蒸着装置を提供する。また、大口径または
大面積の基板に均一な製膜をすることのできる電子線蒸
着装置を提供する。 【解決手段】 電子線源から放射された電子線が真空チ
ャンバ内に導かれ、製膜すべき基板と少なくとも同程度
の面積で基板に対向する製膜物質のターゲットを照射す
る。ターゲットの背後に設けられた回転磁石がターゲッ
トの表面近傍に磁界を生成し、電子線を拡散し、ターゲ
ット全面に照射させる。ターゲットの表面積にわたって
ほぼ均一な物質放出が行われ、基板に均一な膜を形成す
ることができる。
を用いた真空蒸着装置を提供する。また、大口径または
大面積の基板に均一な製膜をすることのできる電子線蒸
着装置を提供する。 【解決手段】 電子線源から放射された電子線が真空チ
ャンバ内に導かれ、製膜すべき基板と少なくとも同程度
の面積で基板に対向する製膜物質のターゲットを照射す
る。ターゲットの背後に設けられた回転磁石がターゲッ
トの表面近傍に磁界を生成し、電子線を拡散し、ターゲ
ット全面に照射させる。ターゲットの表面積にわたって
ほぼ均一な物質放出が行われ、基板に均一な膜を形成す
ることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置、液
晶表示装置その他の分野において成膜に使用される電子
線を用いた物理的成膜装置に関し、特に、電子線でター
ゲットを照射して対向する基板にターゲット物質を堆積
させる真空成膜装置に関する。
晶表示装置その他の分野において成膜に使用される電子
線を用いた物理的成膜装置に関し、特に、電子線でター
ゲットを照射して対向する基板にターゲット物質を堆積
させる真空成膜装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体基板に金属、合金などを堆積させ
る装置として電子線を用いた真空蒸着装置がある。図1
は、その原理を示す図で、10-5から10-6 Torr の高
真空のチャンバ1内で電子線源2から放射され偏向され
た電子線をるつぼ3内のターゲット4(ソース)に照射
し、局部的に加熱して蒸発させる。この方法は、るつぼ
3からの汚染混入がなく、周辺部を加熱しない局部的加
熱なので不純物の混入も抑制されるという利点を有す
る。ターゲット4の連続的な自動供給も可能であり、合
金蒸着の場合は、電子線源2とるつぼ3を複数個準備す
れば自由に制御可能になる。
る装置として電子線を用いた真空蒸着装置がある。図1
は、その原理を示す図で、10-5から10-6 Torr の高
真空のチャンバ1内で電子線源2から放射され偏向され
た電子線をるつぼ3内のターゲット4(ソース)に照射
し、局部的に加熱して蒸発させる。この方法は、るつぼ
3からの汚染混入がなく、周辺部を加熱しない局部的加
熱なので不純物の混入も抑制されるという利点を有す
る。ターゲット4の連続的な自動供給も可能であり、合
金蒸着の場合は、電子線源2とるつぼ3を複数個準備す
れば自由に制御可能になる。
【0003】特開平3−138358号公報には、蒸発
試料の近くに磁石を配置した電子線を用いた真空蒸着装
置が記載されている。電子線は、蒸発試料に並列に配置
された電子銃から蒸発試料と平行な垂直方向に放射さ
れ、これが試料近傍の磁石が形成する磁界により、サイ
クロイド運動を行いながら磁力線に沿って進行する。磁
力線は蒸発試料を垂直に貫いているので、磁力線に沿っ
て飛来した電子線は、試料に垂直に入射する。この公報
のものは、試料近傍に磁石を配置することを教示しては
いるが、電子線を拡散させる形態で磁石を利用すること
を教示していない。
試料の近くに磁石を配置した電子線を用いた真空蒸着装
置が記載されている。電子線は、蒸発試料に並列に配置
された電子銃から蒸発試料と平行な垂直方向に放射さ
れ、これが試料近傍の磁石が形成する磁界により、サイ
クロイド運動を行いながら磁力線に沿って進行する。磁
力線は蒸発試料を垂直に貫いているので、磁力線に沿っ
て飛来した電子線は、試料に垂直に入射する。この公報
のものは、試料近傍に磁石を配置することを教示しては
いるが、電子線を拡散させる形態で磁石を利用すること
を教示していない。
【0004】また、特開平5−255841号公報に
は、電子線加熱方式によってめっき原料を蒸発または昇
華させる蒸着めっき方法において、効率向上のためめっ
き原料表面への電子線入射角度を20度以上にすることが
記載されている。この公報のものも、電子線を拡散させ
る形態で磁石を利用することは教示していない。
は、電子線加熱方式によってめっき原料を蒸発または昇
華させる蒸着めっき方法において、効率向上のためめっ
き原料表面への電子線入射角度を20度以上にすることが
記載されている。この公報のものも、電子線を拡散させ
る形態で磁石を利用することは教示していない。
【0005】
【この発明が解決しようとする課題】従来の電子線を用
いた蒸着法は、基本的にポイントソースと呼ばれる蒸発
源を用いており、蒸発した原子が真空中を直進するので
基板のパターン上へのステップカバレージの状態は劣っ
ている。
いた蒸着法は、基本的にポイントソースと呼ばれる蒸発
源を用いており、蒸発した原子が真空中を直進するので
基板のパターン上へのステップカバレージの状態は劣っ
ている。
【0006】図2は、この従来の装置によるステップカ
バレージの状態を示す図で、シリコン基板21に絶縁層
22を形成し、これにコンタクトホール23をあけた簡
単なモデルを示している。このような基板に電子線蒸着
法で、たとえばアルミニウム層24を堆積すると、基板
とターゲットとの位置関係に依存してコンタクトホール
の側壁に場所ごとに不均一な堆積を生じる。半導体基板
に形成される各種パターンのアスペクトレイシオ(縦横
比)が大きくなるにつれて、ステップカバレージの問題
が大きくなってくる。
バレージの状態を示す図で、シリコン基板21に絶縁層
22を形成し、これにコンタクトホール23をあけた簡
単なモデルを示している。このような基板に電子線蒸着
法で、たとえばアルミニウム層24を堆積すると、基板
とターゲットとの位置関係に依存してコンタクトホール
の側壁に場所ごとに不均一な堆積を生じる。半導体基板
に形成される各種パターンのアスペクトレイシオ(縦横
比)が大きくなるにつれて、ステップカバレージの問題
が大きくなってくる。
【0007】また、大口径または大面積の基板21に成
膜を行う場合、基板21の各部がターゲットに対してな
す角度および距離が大きくことなるようになり、均一な
成膜を行うことができない。
膜を行う場合、基板21の各部がターゲットに対してな
す角度および距離が大きくことなるようになり、均一な
成膜を行うことができない。
【0008】したがって、この発明の目的は、良好なス
テップカバレージを提供する電子線を用いた真空蒸着装
置を提供することにある。また、この発明は、一面にお
いて、大口径または大面積の基板に均一な成膜をするこ
とのできる電子線蒸着装置を提供することを目的とす
る。
テップカバレージを提供する電子線を用いた真空蒸着装
置を提供することにある。また、この発明は、一面にお
いて、大口径または大面積の基板に均一な成膜をするこ
とのできる電子線蒸着装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明は、次の構成をとる。すなわち、請求項1
に記載される発明の真空蒸着装置は、真空チャンバと、
真空チャンバに結合された電子線源と、真空チャンバ内
に設けられた、成膜すべき基板を支持する支持台と、少
なくとも基板と同程度の面積で基板に対向する成膜物質
のターゲットと、ターゲットの背後に設けられた、ター
ゲットの表面近傍に磁界を生成するための磁石と、で構
成される。
め、この発明は、次の構成をとる。すなわち、請求項1
に記載される発明の真空蒸着装置は、真空チャンバと、
真空チャンバに結合された電子線源と、真空チャンバ内
に設けられた、成膜すべき基板を支持する支持台と、少
なくとも基板と同程度の面積で基板に対向する成膜物質
のターゲットと、ターゲットの背後に設けられた、ター
ゲットの表面近傍に磁界を生成するための磁石と、で構
成される。
【0010】この構成によると、ターゲットが少なくと
も基板と同程度の面積で基板に対向しており、このター
ゲットの表面近傍に磁界が生成され、電子線源から到来
した電子がこの磁界によって拡散されてターゲットの表
面積にわたってほぼ均一な分布になり、ターゲットを照
射するので、ターゲットの表面積にわたってほぼ均一な
物質放出が行われる。したがって、基板に均一な膜を形
成することができる。
も基板と同程度の面積で基板に対向しており、このター
ゲットの表面近傍に磁界が生成され、電子線源から到来
した電子がこの磁界によって拡散されてターゲットの表
面積にわたってほぼ均一な分布になり、ターゲットを照
射するので、ターゲットの表面積にわたってほぼ均一な
物質放出が行われる。したがって、基板に均一な膜を形
成することができる。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1の発明
の構成に加え、磁石が、同じ磁極が内側を向くように閉
曲線上に複数個並べて設けられ、ターゲットに平行な平
面内で回転される構成をとる。この構成によると、電子
線に働く磁界がターゲット全面にわたって均一化される
から、より均一な成膜を行うことができる。
の構成に加え、磁石が、同じ磁極が内側を向くように閉
曲線上に複数個並べて設けられ、ターゲットに平行な平
面内で回転される構成をとる。この構成によると、電子
線に働く磁界がターゲット全面にわたって均一化される
から、より均一な成膜を行うことができる。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1の発明
の構成に加え、ターゲットに電子を引きつける直流バイ
アスをかける手段を有する。この構成によると、電子が
ターゲットに向かう速度が大きくなるから、ターゲット
からの物質の放出効果が増大され、成膜速度を向上させ
ることができる。
の構成に加え、ターゲットに電子を引きつける直流バイ
アスをかける手段を有する。この構成によると、電子が
ターゲットに向かう速度が大きくなるから、ターゲット
からの物質の放出効果が増大され、成膜速度を向上させ
ることができる。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項1の発明
の構成に加え、ターゲットから放出された物質を引き寄
せるため、基板がRFバイアス電源に接続されている構
成をとる。この構成によると、ターゲットから放出され
た物質の基板への堆積効果を増大させることができるか
ら、成膜速度を向上させることができる。
の構成に加え、ターゲットから放出された物質を引き寄
せるため、基板がRFバイアス電源に接続されている構
成をとる。この構成によると、ターゲットから放出され
た物質の基板への堆積効果を増大させることができるか
ら、成膜速度を向上させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図3を参
照して説明する。高真空にすることができるチャンバ3
1内に絶縁物35を介して基板ステージ34が設けられ
ており、その上に成膜すべき半導体基板(ウェハ)、液
晶パネルなどの基板36が置かれる。基板ステージ34
は、RF電源45に接続され、基板にバイアスをかける
ようになっている。電子銃32がチャンバ31に結合さ
れており、電子銃32から放出された電子は、収束用マ
グネット33によって収束されてチャンバ31内に導か
れる。チャンバ31内のプロセス領域は、シールド37
でシールドされている。
照して説明する。高真空にすることができるチャンバ3
1内に絶縁物35を介して基板ステージ34が設けられ
ており、その上に成膜すべき半導体基板(ウェハ)、液
晶パネルなどの基板36が置かれる。基板ステージ34
は、RF電源45に接続され、基板にバイアスをかける
ようになっている。電子銃32がチャンバ31に結合さ
れており、電子銃32から放出された電子は、収束用マ
グネット33によって収束されてチャンバ31内に導か
れる。チャンバ31内のプロセス領域は、シールド37
でシールドされている。
【0015】電子線の導入路は、図3ではターゲット3
8に平行に示しているが、ターゲット方向にわずかに傾
斜していてもよい。また、電子銃32はチャンバ31の
周りに複数個設けることができる。電子銃32をチャン
バ31の周りに2つないし3つ配置すると電子の密度を
上げることができ、かつターゲット全面にわたって電子
の密度がより均一化されるので堆積速度が増大し、より
均一な膜を堆積することができる。
8に平行に示しているが、ターゲット方向にわずかに傾
斜していてもよい。また、電子銃32はチャンバ31の
周りに複数個設けることができる。電子銃32をチャン
バ31の周りに2つないし3つ配置すると電子の密度を
上げることができ、かつターゲット全面にわたって電子
の密度がより均一化されるので堆積速度が増大し、より
均一な膜を堆積することができる。
【0016】ターゲット38は、典型的にはアルミニウ
ム、チタン、タングステン、タンタルなどの金属、また
は合金で、基板36と同程度またはこれより大きい面積
で基板36に対向するように配置されている。図3の例
では、ターゲット38は、装置の上部筐体43とチャン
バ31の側壁の上端に設けられた絶縁体のフランジ42
との間に端部が挟まれて固定されているが、チャンバ内
部にターゲット38の支持装置(るつぼ)を設け、この
支持装置でターゲット38を支持するようにしてもよ
い。ターゲット38は、直流電源41に接続されてい
る。上部筐体の内部空間44にはターゲット38を冷却
する冷却水が循環するようになっている。
ム、チタン、タングステン、タンタルなどの金属、また
は合金で、基板36と同程度またはこれより大きい面積
で基板36に対向するように配置されている。図3の例
では、ターゲット38は、装置の上部筐体43とチャン
バ31の側壁の上端に設けられた絶縁体のフランジ42
との間に端部が挟まれて固定されているが、チャンバ内
部にターゲット38の支持装置(るつぼ)を設け、この
支持装置でターゲット38を支持するようにしてもよ
い。ターゲット38は、直流電源41に接続されてい
る。上部筐体の内部空間44にはターゲット38を冷却
する冷却水が循環するようになっている。
【0017】ターゲット38の背後に磁石39が配置さ
れ、この磁石は、軸40の周りを回転駆動される。磁石
39は、ターゲット38の表面近傍に電界と直交する磁
界を与えて電子をトラップするためのもので、構造的に
はマグネトロン・プラズマ・スパッタリングに使用され
る磁石と同様である。磁石39は、ターゲット38がそ
の全表面にわたって均一に電子で照射され、全表面にわ
たって均一に消費されるような配列で配置される。好ま
しい配列として、複数の永久磁石を同じ磁極が内側を向
いた閉曲線状に配置する構造がある。図4は、そのよう
な磁石配列を示す例で、特開昭62−60866号公報
に記載されているものである。図5は、磁石配列の別の
例を示す図で、特開平4−80358号公報に記載され
ている。
れ、この磁石は、軸40の周りを回転駆動される。磁石
39は、ターゲット38の表面近傍に電界と直交する磁
界を与えて電子をトラップするためのもので、構造的に
はマグネトロン・プラズマ・スパッタリングに使用され
る磁石と同様である。磁石39は、ターゲット38がそ
の全表面にわたって均一に電子で照射され、全表面にわ
たって均一に消費されるような配列で配置される。好ま
しい配列として、複数の永久磁石を同じ磁極が内側を向
いた閉曲線状に配置する構造がある。図4は、そのよう
な磁石配列を示す例で、特開昭62−60866号公報
に記載されているものである。図5は、磁石配列の別の
例を示す図で、特開平4−80358号公報に記載され
ている。
【0018】次に図3に示した電子線を用いた蒸着装置
における蒸着プロセスを説明する。上部筐体43を開い
て、たとえばアルミニウムのターゲット38をチャンバ
31の側壁端部のフランジ42上に置き、上部筐体43
を閉じる。ターゲット38は、上部筐体43に固定して
もよい。基板ステージ34に皮膜を形成すべきウェハを
置き、チャンバ31をたとえば10-6 Torr の高真空に
排気する。軸40をモータで駆動して磁石39を回転さ
せる。電子銃32を駆動し、放射される電子線を収束用
マグネット33で収束させてチャンバ31内に導く。チ
ャンバ内に導かれた電子は、回転する磁石39が作る回
転する磁界の作用で拡散し、同時にターゲット38に加
えられている直流バイアスによってターゲット38方向
に引き寄せられる。こうしてターゲットのほぼ全表面に
わたって広がった電子がターゲット38を照射し、ター
ゲット38を加熱する。
における蒸着プロセスを説明する。上部筐体43を開い
て、たとえばアルミニウムのターゲット38をチャンバ
31の側壁端部のフランジ42上に置き、上部筐体43
を閉じる。ターゲット38は、上部筐体43に固定して
もよい。基板ステージ34に皮膜を形成すべきウェハを
置き、チャンバ31をたとえば10-6 Torr の高真空に
排気する。軸40をモータで駆動して磁石39を回転さ
せる。電子銃32を駆動し、放射される電子線を収束用
マグネット33で収束させてチャンバ31内に導く。チ
ャンバ内に導かれた電子は、回転する磁石39が作る回
転する磁界の作用で拡散し、同時にターゲット38に加
えられている直流バイアスによってターゲット38方向
に引き寄せられる。こうしてターゲットのほぼ全表面に
わたって広がった電子がターゲット38を照射し、ター
ゲット38を加熱する。
【0019】この電子照射によってターゲット38表面
から放出された物質は、その一部が磁界および電界の影
響でイオン化し、原子、分子、およびイオンが混在した
形でチャンバ31内を直進し基板36上に堆積する。基
板36は、RF電源45によりバイアスされているの
で、イオン化したターゲット物質が基板36に引き寄せ
られ、堆積速度が増大する。こうして、基板全面にわた
って均一なアルミニウム膜が形成される。
から放出された物質は、その一部が磁界および電界の影
響でイオン化し、原子、分子、およびイオンが混在した
形でチャンバ31内を直進し基板36上に堆積する。基
板36は、RF電源45によりバイアスされているの
で、イオン化したターゲット物質が基板36に引き寄せ
られ、堆積速度が増大する。こうして、基板全面にわた
って均一なアルミニウム膜が形成される。
【0020】
【発明の効果】この発明によると、基板上に均一な膜を
堆積することができ、また一面によると、堆積速度を増
大させることができる。
堆積することができ、また一面によると、堆積速度を増
大させることができる。
【図1】従来のの電子線蒸着装置の構造を示す図。
【図2】従来の電子線蒸着装置によって堆積された膜の
断面を示す図。
断面を示す図。
【図3】この発明の実施例の真空蒸着装置の構造を示す
図。
図。
【図4】磁石の配列の一例を示す図。
【図5】磁石の配列の他の例を示す図。
【符号の説明】 31 真空チャンバ 32 電子銃(電子線源) 34 基板支持台 36 基板 38 ターゲット 39 磁石 41 直流電源 45 RF電源
Claims (4)
- 【請求項1】真空チャンバと、 前記真空チャンバに結合された電子線源と、 前記真空チャンバ内に設けられた、成膜すべき基板を支
持する支持台と、 少なくとも前記基板と同程度の面積で該基板に対向する
成膜物質のターゲットと、 前記ターゲットの背後に設けられた、該ターゲットの表
面近傍に磁界を生成するための磁石と、 を備える真空蒸着装置。 - 【請求項2】前記磁石は、同じ磁極が内側を向くように
閉曲線上に複数個並べて設けられ、ターゲットに平行な
平面内で回転される請求項1に記載の真空蒸着装置。 - 【請求項3】前記ターゲットに電子を引きつける直流バ
イアスをかける手段を有する請求項1に記載の真空蒸着
装置。 - 【請求項4】前記ターゲットから放出された物質を引き
寄せるため、前記基板はRFバイアス電源に接続されて
いる請求項1に記載の真空蒸着装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4650398A JPH11241158A (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | 電子線を用いた真空蒸着装置 |
| TW88103007A TW445302B (en) | 1998-02-27 | 1999-02-26 | A vacuum deposition apparatus |
| EP99905319A EP0977903A1 (en) | 1998-02-27 | 1999-02-26 | Vacuum deposition apparatus using electron beams |
| PCT/JP1999/000902 WO1999043864A1 (en) | 1998-02-27 | 1999-02-26 | Vacuum deposition apparatus using electron beams |
| KR1019997009955A KR20010020339A (ko) | 1998-02-27 | 1999-02-26 | 전자빔을 이용한 진공 증착 장치 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4650398A JPH11241158A (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | 電子線を用いた真空蒸着装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11241158A true JPH11241158A (ja) | 1999-09-07 |
Family
ID=12749060
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4650398A Pending JPH11241158A (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | 電子線を用いた真空蒸着装置 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0977903A1 (ja) |
| JP (1) | JPH11241158A (ja) |
| KR (1) | KR20010020339A (ja) |
| TW (1) | TW445302B (ja) |
| WO (1) | WO1999043864A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6216177B2 (ja) * | 2013-07-31 | 2017-10-18 | 日立造船株式会社 | 電子ビーム蒸着装置 |
| FR3136104A1 (fr) * | 2022-05-30 | 2023-12-01 | Polygon Physics | Dispositif à faisceau d’électrons pour le traitement d’une surface |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR1487425A (fr) * | 1966-05-24 | 1967-07-07 | Lokomotivbau Elektrotech | Dispositif pour dévier des faisceaux électroniques dans des installations de vaporisation à faisceaux d'électrons, de préférence pour la métallisation sous vide de larges bandes |
| JPS6260866A (ja) * | 1985-08-02 | 1987-03-17 | Fujitsu Ltd | マグネトロンスパツタ装置 |
| EP0306612B2 (de) * | 1987-08-26 | 1996-02-28 | Balzers Aktiengesellschaft | Verfahren zur Aufbringung von Schichten auf Substraten |
| US5012064A (en) * | 1990-06-29 | 1991-04-30 | The Boc Group, Inc. | Electron beam evaporation source |
-
1998
- 1998-02-27 JP JP4650398A patent/JPH11241158A/ja active Pending
-
1999
- 1999-02-26 TW TW88103007A patent/TW445302B/zh active
- 1999-02-26 KR KR1019997009955A patent/KR20010020339A/ko not_active Withdrawn
- 1999-02-26 WO PCT/JP1999/000902 patent/WO1999043864A1/en not_active Ceased
- 1999-02-26 EP EP99905319A patent/EP0977903A1/en not_active Withdrawn
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR20010020339A (ko) | 2001-03-15 |
| WO1999043864A1 (en) | 1999-09-02 |
| EP0977903A1 (en) | 2000-02-09 |
| TW445302B (en) | 2001-07-11 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4511593A (en) | Vapor deposition apparatus and method | |
| AU746645B2 (en) | Method and apparatus for deposition of biaxially textured coatings | |
| US4982696A (en) | Apparatus for forming thin film | |
| JPH04236770A (ja) | 真空アーク蒸着のアークスポットの制御方法及び蒸発源 | |
| KR20010020525A (ko) | 스퍼터 코팅 시스템 및 기판 전극을 사용하는 방법 | |
| JP2655094B2 (ja) | 電子銃蒸着装置 | |
| JPH0456761A (ja) | 薄膜形成装置 | |
| JPH06228744A (ja) | 電子ビーム源アセンブリ | |
| US20090020415A1 (en) | "Iontron" ion beam deposition source and a method for sputter deposition of different layers using this source | |
| JPH0878333A (ja) | 膜形成用プラズマ装置 | |
| KR20010020339A (ko) | 전자빔을 이용한 진공 증착 장치 | |
| JPH0352535B2 (ja) | ||
| JP2843125B2 (ja) | 薄膜形成装置 | |
| JPS63472A (ja) | 真空成膜装置 | |
| JPH0770741A (ja) | 蒸発源 | |
| JPS59139930A (ja) | 蒸着装置 | |
| JPH09202965A (ja) | 電子ビーム蒸着装置 | |
| JPH03138363A (ja) | プラズマビームスパッタ装置 | |
| JPH05117843A (ja) | 薄膜形成装置 | |
| CN119194388A (zh) | 磁控溅射镀膜设备 | |
| JP2005187864A (ja) | 成膜装置および成膜方法 | |
| JPH0794412A (ja) | 薄膜形成装置 | |
| JPH01180971A (ja) | 薄膜形成装置 | |
| JPH0222464A (ja) | イオンプレーティング装置 | |
| JPS595732Y2 (ja) | イオンプレ−ティング装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050218 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080205 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20080701 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |