JPH11241277A - レザー調不織布及びその製造方法 - Google Patents
レザー調不織布及びその製造方法Info
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- JPH11241277A JPH11241277A JP10060725A JP6072598A JPH11241277A JP H11241277 A JPH11241277 A JP H11241277A JP 10060725 A JP10060725 A JP 10060725A JP 6072598 A JP6072598 A JP 6072598A JP H11241277 A JPH11241277 A JP H11241277A
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- leather
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- Pending
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- Nonwoven Fabrics (AREA)
Abstract
低コストスパンボンド不織布を使用することによるレザ
−調不織布及びその製造方法。 【解決方法】 下層又は中間層に繊度が0.1〜5dで
繊維相互が熱接着されているスパンボンド不織布層に、
表面層にエンボス加工された模様を有する熱可塑性樹脂
層が固定され、少なくとも2層からなり、かつ目付が6
0〜320g/m2 であるレザ−調不織布とその製造方
法。
Description
って製造された不織布の低コスト性と繊維調風合いを維
持しつつ、塩ビレザ−に代わる用途、例えば、車両内装
材、壁紙、ベッド部材、椅子部材等に使用可能なレザ−
調不織布とその製造方法に関するものである。
紙、家具、袋もの等に大量に使用されている。それは低
価格、皮革調外観、丈夫さ等のためであり、しかもいま
だ塩ビレザ−に代わるものが少ないためである。一方、
従来不織布は上記分野には表面の耐摩耗性が劣り、かつ
価格も高く使用に適さないものであった。
く、また内包する可塑剤によって臭気等の問題があるば
かりでなく、焼却ダイオキシの発生源となるため嫌われ
ており、業界によっては使用の禁止が取り沙汰されるよ
うになった。そこで本出願人は該塩ビレザ−の欠点を解
消し、熱可塑性樹脂としてポリ酢酸ビニ−ル、ポリエチ
レン、ポリアクリル酸エステル、ポリウレタン等のゴム
系合成樹脂等を不織布に含浸せしめ、かつ不織布の温か
みのある風合いと自然な外観、軽量化等を特徴とする通
気性レザ−及びその製造方法の発明を完成した(特開平
7−125066号)。しかしながら、上記本出願人の
発明になる通気性レザ−は三次元に交絡させる工程を必
要とし、コスト高になり、一部用途によっては使用され
るにいたってないものがある。本発明者は、上記本出願
人の先願発明の問題点を解決すべく鋭意研究した結果、
本発明に到達したもので、熱接着タイプの低コストスパ
ンボンド不織布を使用することによるレザ−調不織布及
びその製造方法を提供するものである。
は中間層に繊度0.1〜5dで繊維相互が熱接着されて
いるスパンボンド不織布層をエンボス加工された模様を
有する熱可塑性樹脂層を表面層に配してなる目付が60
〜320g/m2 であることを特徴とするレザ−調不織
布であり。その第2は、表面層の耐摩耗性が3〜5級で
あることを特徴とする上記第1に記載のレザ−調不織布
であり。その第3は、熱圧着面積が2〜50%である熱
エンボスタイプのスパンボンド不織布を基布とする上記
第1に記載のレザ−調不織布であり。その第4は、繊度
が0.1〜5d、目付が30〜220g/m2 であり、
繊維間が熱接着されているスパンボンド不織布の少なく
とも一面に熱可塑性樹脂からなる塗料を、固形分として
の付着量が20〜100g/m2 となるように塗布、含
浸せしめ、乾燥して表面層を形成せしめ、しかる後、該
表面層の樹脂が溶融する温度、圧力でエンボス加工する
ことを特徴とするレザ−調不織布の製造方法であり。そ
の第5は、熱圧着率が2〜50%である熱エンボスタイ
プのスパンボンド不織布を基布とすることを特徴とする
上記第4に記載のレザ−調不織布の製造方法に関するも
のである。
る繊維の太さは、塗布する樹脂が繊維表面に均一に乗る
ようになることが肝要で、5dを越えると低目付の場
合、繊維間隙が大きくなりすぎて、樹脂の多くが不織布
内部にまで浸透して好ましくない。他方、0.1d未満
では不織布の強力が低下するばかりでなく、コストが高
くなり、好ましくない。繊維の太さは最終製品の硬さに
影響し所望の風合いにより選定されるが、好適には1.
5〜3dである。不織布構成繊維の素材としては、ナイ
ロン、ポリプロピレン、ポリエステル等熱可塑性合成繊
維であれば何れでもよいが、高耐光性、高強力、難燃性
等の後加工性等を満足するにはポリエステル、変性ポリ
エステルあるいは繊維間の結合を強固にするため、前記
素材の混繊や芯鞘等の複合繊維構造にしたタイプ等が用
いられる。不織布としては高強力、低コスト、軽量化等
が容易であるためスパンボンド不織布を使用することが
必須要件である。短繊維不織布では一部用途は可能で
も、強力が低すぎるか、コストが高くつくため本発明に
は不適である。
低コストの熱エンボスタイプと呼ばれているスパンボン
ド不織布を使用する。熱エンボスは全表面積に占める圧
着部面積、即ち、エンボスロ−ルの凸部面積の全表面積
に対する割合である圧着率が2〜50%の熱エンボスで
シ−ト化されたものが好適に使用される。該熱エンボス
加工は一方のスチ−ルロ−ルにエンボスが施されてお
り、他方のスチ−ルロ−ルはフラットになった対ロ−ル
で構成されており、熱圧着することにより、ウエッブが
シ−ト化される。かかるエンボス加工は通常のスパンボ
ンド工程に組込まれているのである。前記圧着率は2%
未満の場合はシ−ト化が困難で後加工性が劣る。また圧
着率が50%を越えるとシ−トがフィルム化し、不織布
としての性能を発揮しないため好ましくない。一般的に
圧着率は15〜25%が好適である。本発明においては
該熱エンボス模様が目立たない方がコ−ティング後の最
終的なエンボス模様の選定が容易で、最終製品の外観も
美しくなる。従って、圧着条件はシ−トの最終製品に必
要とされる物性が維持できる限り、弱めにすることが肝
要である。
立たなくするためには、低融点繊維との混繊タイプや芯
鞘複合繊維タイプの繊維ウエッブに弱エンボス加工する
か、熱風でヒ−トセットして繊維間を結合させ、シ−ト
化するノ−エンボス加工による製造方法も使用できる。
一方、最終製品の柄によっては該熱エンボスが最終柄の
一部として使用されるものもある。かかる場合には通常
の強圧着条件が選定される。
m2 であり、好ましくは50〜150g/m2 である。
30g/m2 未満であると繊維量が少なく表面被覆密度
が小さくなるため、樹脂の均一塗布が困難になり均一な
しぼ立ちの外観を得ることができない。他方、220g
/m2 を越えると、シ−ト化の際の熱エンボスが掛かり
にくくなるのみならず、不織布のエンボスによる凹凸が
大きくなりすぎて、樹脂の均一塗布ができず、しぼ立ち
の外観が荒れるので好ましくない。またポリエステルの
場合にも目付が大きいと熱エンボスが掛かり難く、シ−
ト化には強圧着が必要になるため、本発明の基布には適
さない。
タ−ナイフコ−ト、グラビアコ−ト、泡コ−ト等の何れ
でもよいが、シ−トのエンボスによる凹凸で特に凹面に
樹脂を塗布、含浸させるにはドクタ−ナイフコ−ト、泡
コ−トのようにシ−ト面に直接塗布する方式の方が好ま
しい。樹脂の塗布、含浸量は樹脂固形物として20〜1
00g/m2 である。20g/m2 未満では最終エンボ
ス加工後、所望の耐摩耗性が得られないばかりか均一な
樹脂皮膜ができず虫食い状のしぼ外観になる。100g
/m2 を越えるとエンボシング性能の向上が少ない割り
にコストが高くなり好ましくない。コ−ティングは不織
布の裏面に成される方が好ましい。その理由としては基
布の熱エンボスによる凹凸が少ないために、コ−ティン
グが均一にできることと、裏面の方が熱履歴が小さいた
めエンボス柄が弱く最終外観への影響が少なくなるため
である。従って不織布の裏面が最終製品の表面に該当す
ることになる。用途によっては最終製品の裏面の耐摩耗
性を上げるために該面にも樹脂をコ−トする場合もあ
る。
エステル系及びそれらの共重合体、ウレタン系、スチレ
ンブタジェン共重合体等のゴム系樹脂、それらの混合体
の何れでもよいが熱可塑性であることが必須要件であ
る。また顔料や難燃剤、はっ水剤、消泡剤等の助剤を加
えてもよい。最終エンボス加工は先に出願した通気性レ
ザ−及びその製造方法(特開平7−125066号)と
同一のスチ−ル、ペ−パ−の対ロ−ル間で加工される。
加工条件は熱可塑性樹脂が充分に融着し不織布表面の繊
維間を強固に決着する温度と圧力が選定される。これが
不充分だと所望の耐摩耗性が得られないばかりか、均一
なしぼ外観にならない。通常は温度150℃以上、22
0℃以下、圧力50Kg/Cm以上、150Kg/Cm以下であ
る。
発明に使用される物性の測定方法を以下に示す。 (1) 耐摩耗性(級) JIS−1096のC法(テ−パ形法)に従って測定す
る。摩耗輪NO:CS−10、荷重:500gfで10
00回とする。5級(優)〜1級(不可)の5段階判定
で行う。 (2) 外観 ◎は非常に良好、■は良好、△は用途により不可、×は
不良(しぼが不均一、スパンボンド不織布のエンボス柄
が目立ち外観が悪い等)
パンボンドの130g/m2 のウエッブに圧着率9%、
240℃、30Kg/Cmで熱エンボス加工をしてスパンボ
ンド不織布を製造した。次いで該不織布の裏面にアクリ
ル系樹脂を主体として黒顔料、各種助剤の入った塗料を
固形分としての付着量20g/m2 (実施例1)、40
g/m2 (同実施例2)になるようにエア−コ−タ−で
塗布して乾燥した。その後塗布面に革しぼ調の外観を有
するスチ−ル、ペ−パ−ロ−ルの型押し加工機で190
℃、100Kg/Cmでエンボス加工を施した。この製品の
物性を〔表1〕に示した。
エンボスロ−ルで温度と圧力条件を変更し、次ぎの工程
での樹脂固形分付着量を変えた。〔表1〕から明らかな
ように実施例1、2は耐摩耗性、しぼ外観が共に良好で
あったが比較例はしぼ外観において劣っていることが判
った。
て塩化ビニ−ルを使用していないため、従来使用されて
いた塩化ビニ−ル樹脂の欠点がなく、暖か味のある風合
いと皮革調のしぼ立ちの良好な外観を呈し、かつ軽量で
通気性があり、しかも耐摩耗性が大で、低コストである
ため自動車、その他の車両の内装材、壁紙、ベッド部材
や椅子部材等に好適に使用される。
Claims (5)
- 【請求項1】 下層又は中間層に繊度0.1〜5dで繊
維相互が熱接着されされているスパンボンド不織布層を
エンボス加工された模様を有する熱可塑性樹脂層を表面
層に配してなる目付が60〜320g/m2 であること
を特徴とするレザ−調不織布。 - 【請求項2】 表面層の耐摩耗性が3〜5級であること
を特徴とする請求項1に記載のレザ−調不織布。 - 【請求項3】 熱圧着面積が2〜50%である熱エンボ
スタイプのスパンポンド不織布を基布とする請求項1に
記載のレザ−調不織布。 - 【請求項4】 繊度が0.1〜5d、目付が30〜22
0g/m2 であり、繊維間が熱接着されているスパンボ
ンド不織布の少なくとも一面に熱可塑性樹脂からなる塗
料を、固形分としての付着量が20〜100g/m2 と
なるように塗布、含浸せしめ、乾燥して表面層を形成せ
しめ、しかる後、該表面層の樹脂が溶融する温度、圧力
でエンボス加工することを特徴とするレザ−調不織布の
製造方法。 - 【請求項5】 熱圧着率が2〜50%である熱エンボス
タイプのスパンボンド不織布を基布とすることを特徴と
する請求項4に記載のレザ−調不織布の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10060725A JPH11241277A (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | レザー調不織布及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10060725A JPH11241277A (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | レザー調不織布及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11241277A true JPH11241277A (ja) | 1999-09-07 |
Family
ID=13150554
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10060725A Pending JPH11241277A (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | レザー調不織布及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11241277A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103448307A (zh) * | 2012-05-29 | 2013-12-18 | 东洋纺株式会社 | 一种树脂涂层无纺布 |
| JP2014005584A (ja) * | 2012-05-29 | 2014-01-16 | Toyobo Co Ltd | 樹脂コート不織布 |
| US10626549B2 (en) | 2013-03-19 | 2020-04-21 | Toyobo Co., Ltd. | Resin-coated non-woven fabric |
| WO2024053660A1 (ja) | 2022-09-06 | 2024-03-14 | 森常株式会社 | 生地および生地の製造方法 |
| EP4656381A1 (en) | 2023-06-28 | 2025-12-03 | Sanyo Trading Co., Ltd. | Fabric and fabric production method |
-
1998
- 1998-02-24 JP JP10060725A patent/JPH11241277A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103448307A (zh) * | 2012-05-29 | 2013-12-18 | 东洋纺株式会社 | 一种树脂涂层无纺布 |
| JP2014005584A (ja) * | 2012-05-29 | 2014-01-16 | Toyobo Co Ltd | 樹脂コート不織布 |
| JP2018009283A (ja) * | 2012-05-29 | 2018-01-18 | 東洋紡株式会社 | 樹脂コート不織布 |
| US10626549B2 (en) | 2013-03-19 | 2020-04-21 | Toyobo Co., Ltd. | Resin-coated non-woven fabric |
| WO2024053660A1 (ja) | 2022-09-06 | 2024-03-14 | 森常株式会社 | 生地および生地の製造方法 |
| EP4656381A1 (en) | 2023-06-28 | 2025-12-03 | Sanyo Trading Co., Ltd. | Fabric and fabric production method |
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