JPH11241333A - 地盤の保護工法 - Google Patents
地盤の保護工法Info
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- JPH11241333A JPH11241333A JP5572698A JP5572698A JPH11241333A JP H11241333 A JPH11241333 A JP H11241333A JP 5572698 A JP5572698 A JP 5572698A JP 5572698 A JP5572698 A JP 5572698A JP H11241333 A JPH11241333 A JP H11241333A
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Landscapes
- Revetment (AREA)
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Abstract
を行うに際して、マット接続部の止水性と強度とを良好
に発揮させて、信頼性を向上させるようにする。 【解決手段】 アスファルトマット10、10を隣接さ
せて配置し、マット間のマット接続部30を形成するに
際して、マットの荷役に使用するワイヤを固定具31を
用いて接続し、その上に金網32を配置する。そして、
前記接続具31と金網を覆うようにアスファルトマスチ
ックを打設して充填層を形成し、金網とマスチックの弾
性とを用いた止水層を形成する。
Description
ト部材を敷設して地盤を保護する際に、マット部材の継
ぎ目の信頼性を向上させる工法に関し、特に、マット部
材の継ぎ目にネット状の補強部材を介してアスファルト
マスチックを打設する工法に関する。
いアスファルトマットを敷き詰めるようにして施工する
ことが行われており、堤防の法面やその他の傾斜地の表
面が、水により浸蝕されることを防止するようにしてい
る。また、廃棄物処理場等においては、廃棄物を通った
雨水等が地下水に混入して、地下水を汚染しないように
するために、薄いゴムマットを敷設することが行われて
いるが、前記ゴムマットでは、強度や耐久性に問題が発
生することが懸念されている。そこで、前記地面を覆う
マット部材の信頼性を向上させるために、アスファルト
マットを敷設することや、アスファルト舗装に類似した
表面保護層を設けることが行われている。
織布や不織布等にアスファルトを含浸させてから、その
表裏面にアスファルトを所定の厚さで覆って、厚さが1
〜2cmの薄いシート状のものを構成することが知られて
いる。その他に、厚さが5cm程度のアスファルトマット
として構成し、厚さ方向の中間部に補強用の織布を介在
させて一体化したものが用いられることがある。前記ア
スファルトマットにおいては、保護する地面上に敷設す
る際に、マット間に隙間が生じないようにするために、
前記マットの端部を所定の巾だけ重ねる状態で敷設し、
重ねた部分にアスファルトやアスファルト系統の接着剤
を介在させて一体化することが行われている。
うな地盤保護用マットにおいて、マットの接続部でのシ
ールが完全でない場合やマットを移動させるような力が
付与された場合には、マットの継ぎ目の部分に隙間が形
成され、その隙間から雨水が侵入したり、土が流された
りするという問題が発生する。また、前記マットを水際
で施工する場合には、陸上と水中の双方に亘ってマット
による保護層を設けることになり、波が打ち寄せる部分
では、常時マットの継ぎ目の部分に隙間を形成させるよ
うな力が作用する。そこで、マットの接続部でのシール
作用を良好に発揮できない場合に、隙間から水が出入り
することにより、地盤の土が洗掘されやすいという問題
が発生する。さらに、マットの上に重量物が落下したり
して衝撃が加えられたりすると、多数枚敷設しているマ
ットの一部に対して移動させるような力が作用すること
があり、その衝撃が加えられたマットの周囲の継ぎ目に
異常な力が作用して、隙間が形成されたりすることが考
えられる。そして、いずれにしても、保護用マット部材
のマット継ぎ目に隙間が形成されることにより、地盤を
保護する作用に支障が発生し、その保護用マット部材の
信頼性が損なわれることになる。
を用いることの他に、防波堤や岸壁等の構造物等の海洋
構造物、海岸に立地する発電所やその他の工場設備等を
構築する際にも、海底地盤を波浪の影響から保護するた
めに、アスファルトマットやゴムマット等を敷設して、
基礎表面や地盤を覆うような手段が用いられている。前
記マット部材を海底地盤の表面や基礎の表面に敷設する
際に、例えば、アスファルトマットでは、5m×20m
程度のサイズのものを用いている。そして、従来よりマ
ットの間をシールすることが行われており、前記シール
手段としては、マットの接続部の下面にシート部材を配
置してから、隙間にアスファルトマスチックを充填する
手段が用いられている。
ール手段において、マット端部を重ねる状態で敷設する
場合には、マットを重ねる部分に対応するマットを余分
に必要とすることになり、マットの敷設コストが高くな
るという問題がある。また、アスファルトマットは非常
に重いものであり、そのマットの製造枚数が多くなるこ
とから、作業期間が長くなるという問題も発生する。そ
して、海底地盤に敷設する際には、マットを重ねる作業
を厳格に行わないとマット間に隙間が形成されやすく、
地盤の保護の作用を良好に行い得ないという不都合が発
生しやすい。
問題を解消するもので、マットの接続を容易に行い得る
とともに、その接続部の信頼性を向上させ得るような手
段を提供することを目的としている。
ットを敷き詰めて、地盤の保護を行う保護工法に関す
る。本発明の請求項1の発明は、隣接するマットの間
に、金網のような多孔性の補強部材を配置し、前記多孔
性の補強部材を包むように弾性を有する材料を打設して
充填層を形成することを特徴とする。請求項2の発明
は、前記多孔性の補強部材を充填層の下部に配置し、隣
接するマットの下面に所定の長さで配置することを特徴
とする。
定の間隔で接続部材を突出させて配置したものを用い、
前記マットの接続部材を用いて隣接するマットの間を接
続し、前記接続部に金網のような多孔性の部材を配置し
て、弾性を有する材料を打設して充填層を形成すること
を特徴とする。請求項4の発明は、前記接続部材として
マットの荷役に使用するワイヤロープを用い、前記ワイ
ヤロープを接続して、マット間での接続部を形成すると
ともに、多孔性の材料を金網で構成して、前記金網を含
んで弾性を有する材料を打設して充填層を形成すること
を特徴とする。請求項5の発明は、前記マットの補強部
材として金網を使用し、マット本体の周囲に前記金網の
一部を突出させて設け、前記マット本体の周囲に突出さ
せて設けた金網を接続して接続部を形成することを特徴
とする。
網のような多孔性の補強部材を配置してから、弾性を有
する材料を充填することにより、マット間の接続部に対
して伸縮させるような作用が付与されたとしても、充填
層がその伸縮に対応できるとともに、金網等の補強材料
により充填層が裂けたりすることがなく、マット間に隙
間が形成されることがない。また、マットの荷役に用い
るワイヤロープを使用して、マットの接続を行う場合に
は、マット同士の間隔を広げるような力が作用しても、
マット接続部に隙間が生じることを防止でき、充填層に
よる止水作用を良好に発揮できる。
を埋設することにより、マット接続部を伸縮させるよう
な力が作用した場合でも、マット間に隙間が形成される
ことがなく、保護用マット部材の作用を良好に維持でき
る。また、マットの周囲に金網等の多孔性の材料を突出
させたものを用いる場合には、マット間の接続の作業を
容易に行うことが可能であり、その金網等を接続してマ
ット接続部での補強部材として用いることにより、マッ
ト接続部に加えられる外力に容易に対応させて隙間が生
じることを阻止できる。
明の地盤の保護工法を説明する。図1、2に示す例は、
堤防や傾斜地の法面を保護用マット部材5により保護す
る場合を示している。例えば、堤防の法面2を保護用マ
ット部材5により保護する場合には、法面2の上の地盤
3と下側の地盤4とに亘って長いマットを敷設し、その
範囲が広い時には、多数枚のマット6……を並べて敷設
し、図2に示されるように、各マットの間にはマット接
続部7を施工して隙間が生じないようにする処理を行っ
ている。前記マット接続部7には、マットに衝撃やその
他の力が付与された場合でも、そのマット接続部のシー
ル性能を損なうことがないようにするための接続方法を
適用する。
使用する場合には、図3に示されるように構成したもの
を用いることができるもので、前記アスファルトマット
10は、従来より海底地盤等の洗掘防止用や、地盤の吸
い出し防止用に使用しているマットと同様な構成のもの
を用いることができる。例えば、前記アスファルトマッ
トを陸上の地盤の保護のために使用する場合には、厚さ
を5cm程度に形成したものを用いても良く、より薄いも
のまたは厚いものとして構成し、その利用目的に対応さ
せることができる。前記図3に示すアスファルトマット
10においては、上下のアスファルト層11、12の間
に、ガラスクロス等の内部補強部材13を挟み込んで一
体化し、前記内部補強部材の下面には、荷役用のワイヤ
14、14……を所定の間隔で配置している。前記ワイ
ヤ14には、マット本体から側部に向けて露出させた端
部に、アイ部16を形成しておき、そのアイ部にクレー
ンのフック等を係合させることにより、マットを吊り下
げて荷役できるようにしている。さらに、前記ワイヤ1
4に対して、板金等で構成した固定具17を配置して、
アスファルトマット中からワイヤが抜け出さないように
保持させるようにしている。
用のマットとしては、図4に示すようなアスファルトマ
ット10aを構成することもできる。前記アスファルト
マット10aにおいては、マット中に埋設する横ワイヤ
14に対して、直交する方向にも縦ワイヤ15、15…
…を配置しており、前記縦横のワイヤ14、15の交差
部を固定具で固定するか、あるいは番線で結束して接続
部18を設けることもできる。そして、前記縦ワイヤ1
5に対しても、マット中に固定保持させるために、固定
具17a……を埋設して、ワイヤに対してマットの厚さ
方向に移動させるような力が付与された場合でも、前記
マットのアスファルト層をワイヤが引き裂いたりするこ
とがないようにする処理が施される。なお、前記図4に
示すように、アスファルトマットに設けるワイヤを縦横
に配置する場合に、荷役用に使用するワイヤ(例えば横
ワイヤ14)に対して、後述するように、縦ワイヤ15
をマット間での接続にのみ用いる場合には、前記縦ワイ
ヤをマットの長さ方向全体に配置する必要はなく、横ワ
イヤの数本に対して接続部を介して取付けるのみでも、
マット間で継ぎ目を作成するために使用できることも考
えられる。
ットを用いて、図1、2に示すような保護用マット部材
5を形成する場合には、各マット間のマット接続部を、
図5、6に示すようにして形成することができる。前記
図5、6に示すように、マットの間の隙間をなくすため
に施工するマット接続部30においては、地盤1の上に
所定の隙間を持たせた状態で、マット10、10を配置
してから、前記マットの端部に露出しているワイヤの端
部に設けているアイ部を介して、ターンバックルのよう
な接続具31を用いて接続する。前記接続具31として
は、ターンバックルの他に、針金等を用いて結束しても
良いのであるが、前述したようにして、離接するマット
の間で、各ワイヤを各々接続して、ワイヤの長さ方向に
マットを移動させるような力が作用した場合にも、マッ
トを接続した保護用マット部材が一体となって抵抗でき
るようにする。
ワイヤ接続部の上に金網32のような補強部材を配置し
てから、弾性を有する材料としてアスファルトマスチッ
クを打設することにより、隙間を埋めるとともに補強部
材32とワイヤとを一体化して、マット間に隙間が形成
されないような処理を行う。なお、前記マット接続部3
0に打設するアスファルトマスチックとしては、金網の
目を通過することが可能なように、細かい骨材をアスフ
ァルトに混入したマスチックを用い、隣接するマットを
前記アスファルトマスチックと接続部材により接続し
て、隙間が形成されないように一体化する。
内部補強部材として金網32を用いており、その金網の
針金の組み合わせ状態においては、縦横のいずれか一方
には伸縮し、他方には伸縮しない性質を持つものを用い
ることができる。例えば、マット間の隙間が広がるよう
な力がマット接続部に加えられることが想定される場合
には、マット間の伸縮に追従できるように金網を配置し
て、アスファルトマスチックにも弾性の大きなものを使
用することによって、その想定される力に対処させるこ
とが可能となる。そして、マット間の隙間を広げたり縮
めたりするような力に対して、金網とアスファルトマス
チックとが一体となって伸縮して、マット接続部にクラ
ック等が発生することを防止できる。
ようなマットを、横方向に多数枚接続して地盤を保護す
る保護用マット部材を形成する場合で説明した。これに
対して、前記図4に示すようなマットを用いる場合に
は、多数枚のマットを縦横に接続して配置し、非常に広
い地盤を1枚のマット状に敷き詰めて構成した保護用マ
ット部材により保護することができる。前記図4に示す
マットを用いて保護用マット部材を形成する場合には、
縦横に多数枚のマットを敷き詰めるように配置してか
ら、各マットの周囲の部分で、隣接するマットのワイヤ
を相互に接続する。次いで、前記ワイヤの接続部を覆う
ように金網を配置してから、アスファルトマスチックを
打設することによって、マット接続部を形成することが
可能である。
前記図3、4に示すマットとは別に、マット内部にガラ
スクロスのような内部補強部材23と、金網部材24と
を重ねて配置し、前記金網部材24の端部をマット本体
の外側に所定の長さずつ露出させて設けて構成してい
る。前記マット20の表面には、所定の間隔で吊り針金
28を突出させて配置し、前記吊り針金28を吊り枠に
接続することにより、マットを水平に吊り下げて荷役を
行うことができる。なお、このマットの例においても、
前記実施例の場合と同様に、荷役用のワイヤを前記補強
部材とともに配置して、前記ワイヤを用いて荷役を行う
ように構成することもできる。
アスファルト層21、22の間に、金網部材24の本体
埋設部25を配置して、マット本体のアスファルト層と
一体化し、マット本体の周囲には縁突出部26、27を
所定の長さで露出させて構成している。前記マット20
を作成する際には、マット本体のサイズに縁突出部を加
えた大きさに形成した金網部材を配置することができる
もので、マット本体の周囲の部分から露出させる金網部
材は、マットを形成した後にマットの周囲の部分から剥
離して、露出させることにより構成できる。
用いて、保護用マット部材を形成する場合には、図9に
示すように、隣接する多数枚のマット20、20a……
を配置し、前記各マットの周囲に露出している縁突出部
を接続することにより一体化することができる。例え
ば、図示する例においては、マットの間では縁突出部2
6と26c、縁突出部26aと26bとを、それぞれ縦
方向の接続部34を介して相互に接続し、横方向の接続
部34aを用いて、縁突出部27と27a、27bと2
7cを、それぞれ接続することができる。前記隣接して
配置する各マットの間を接続部により接続する場合に
は、針金で結束することや、その他の任意の結束手段を
用いることが可能である。また、前記金網部材を用いて
マットを構成する場合には、各々のマットの接続部がア
スファルト充填材料の中に埋設されるのであるから、金
網部材同士の接続が完全に行われなくても、アスファル
トマスチックを介して一体化されることから、マットの
接続部に隙間が生じることは防止できる。
材の接続手段を用いることの他に、本実施例において
は、図10、11に示すようなマットの接続手段を用い
ることが可能である。図10に示す例では、マット2
0、20の接続部で、縁突出部26、26aを重なる状
態に配置し、その金網部材の重合部を任意の手段で軽く
接続してから、充填層35を打設して一体化する方法を
用いている。この方法を用いる場合には、マット同士が
比較的小さな隙間を介して配置される場合に適用が可能
であるが、その他に、縁突出部を長く形成した場合にも
容易に適用できる。図11に示す例では、隣接するマッ
トの縁突出部26、26aの端部を重ねる状態に配置し
てから、その上に別の金網32を配置し、各金網を針金
で結束してから充填層35を打設し、充填層を介して縁
突出部と金網部材とを一体化することができる。
マットにおいて、金網部材としては任意の太さの針金を
用いた金網を使用することが可能であり、その他に、エ
キスパンドメタルと呼ばれる孔開きの板部材を用いても
良い。また、金網部材として金網を使用する場合には、
マットの側部に縁突出部を突出させる作業を容易に行う
ことができるとともに、マット接続部に加えられる伸縮
方向の力に対して大きな追従性を発揮できる。そして、
前記金網がアスファルト等の充填層と一体化されている
ことから、金網と充填層が一体となって伸縮することが
できるために、保護用マット部材に対して外力が付与さ
れた際には、マット接続部での伸縮によりマット間には
隙間が形成されない。
て、マットの間を引き離すような力が大きく加えられる
場合には、前記金網部材を一体化したマットに対して、
図3、4に示されたようなワイヤを配置して、マットを
構成することもできる。そして、マット間をワイヤを介
して強固に接続するとともに、マット接続部に縁突出部
の接続部を介して充填層を充填して一体化することによ
り、隙間が形成されないような処理を行うことができ
る。なお、前記充填層としては、使用される金網部材の
網目を通過する大きさの骨材を混入したアスファルト充
填材を用いることができるものであり、比較的流動性の
大きなものを用い、固まった後でも弾性の大きなものと
して構成することによって、マット接続部に加えられる
伸縮の作用に対応できるようにすると良い。
ットのようなマット40、40を敷設する際に生じる隙
間41に対して、ワイヤや金網等を接続せずに、弾性を
有する材料による充填層を用いて接続する場合を示して
いる。図12に示す例においては、マット40、40の
間に生じる隙間41に金網45を配置して、前記金網4
5を包み込むように弾性を有する充填材を打設し、前記
充填材を介して双方のマット側部を接続するように形成
している。そして、前記充填層42においては、内部に
金網を補強部材として配置した弾性を有する層として構
成されるので、マット接続部に加えられる伸縮の作用に
対応が可能になる。
間41に対応させて、前記マットの端部を所定の範囲で
カバーするように、地盤1の上に金網46を敷設してい
る。この実施例においては、金網46をマット間の隙間
に対応させるように配置してからマットを敷設するので
あり、マット間の隙間41に対して上側から充填材を打
設して充填層42を形成する際に、前記充填材の流動性
によって地盤1とマットの間の隙間に充填材が入り込
み、下部の追加充填層43が所定の範囲に亘って形成さ
れる。したがって、前記充填層42では、下部に金網4
6を包み込んだ状態の補強層が形成される。
間に対して、その上下面に金網46、47を配置してか
ら、充填材を打設して充填層42を形成する場合を示し
ている。この実施例において、マット間の隙間に設ける
充填層の上下には、マット端部を所定の範囲で覆う金網
が配置され、前記金網46、47を充填層の内部に包む
ように、上下の追加充填層43、44を一体に形成して
いる。
に示す例においては、マットの隙間において、マット間
を直接接続する手段を用いなくとも、充填材と金網とを
組み合わせた充填層を形成することができる。そして、
前述したように構成したことにより、保護用マット部材
に加えられる衝撃やその他の外力に対して、十分な信頼
性を持たせることができる。なお、前記充填材は、アス
ファルトマットに対しては、アスファルト系統の材料を
用いるが、前記アスファルトマスチックの流動性の大き
なものを用いること、または、アスファルトに接着可能
なその他の材料を用いることができ、その充填層におけ
る材料の弾性を任意の値に設定することができる。
法面の保護等の陸上での地盤の保護作用を行わせる場合
を想定して説明したが、前記マットによる地盤の保護
は、海底地盤に対しても適用が可能である。つまり、ア
スファルトマットを海底地盤に敷き詰めて、波浪等によ
る地盤の洗掘を防止することは、従来より一般に採用さ
れている技術手段である。そこで、本発明の実施例に示
されるアスファルトマットを、海底地盤の保護や洗掘防
止のために用いる場合には、陸上と同様に、マットを敷
き詰めてから、各マットの間のマット接続部でワイヤや
縁突出部の接続を行い、接続部に金網を配置してから充
填層を充填して施工することができる。
材料としては、エポキシ系樹脂モルタルを使用すること
も可能であり、前記樹脂を使用する場合にも、水中施工
することが可能である。前記エポキシ系の樹脂として
は、2液性の樹脂に骨材等を混入したものを用いるが、
前記樹脂材料は、比重が比較的小さいものであるから、
アスファルトマスチックとほぼ同じ比重となるように、
比重の大きな骨材を所定の比率で混合したものを使用す
る。その樹脂の選定によって、硬化した後でも弾力性を
発揮できるものも製作できる。また、前述したような樹
脂を充填層として使用する場合には、アスファルトを充
填層として使用する場合に比較して、弾力性は小さいの
であるから、図5、6に示されたように、隙間を広げな
いような作用を発揮させる接続部に対して適用すると、
充填材の効果を発揮させることができる。なお、前記充
填材が硬化体でも良い場合は、ポリマーコンクリートを
用いても良い。その樹脂としては、例えば、コーワ化成
で販売している「ポリモルタル」(商品名)を使用する
ことができる。
うに構成しているのであり、マット間の接続部に、金網
のような多孔性の補強部材を配置してから、弾性体の材
料を充填することにより、マット間の接続部に対して伸
縮させるような作用が付与されたとしても、充填層がそ
の伸縮に対応できるとともに、金網等の補強材料により
充填層が裂けたりすることがなく、マット間に隙間が形
成されることがない。また、マットの荷役に用いるワイ
ヤロープを使用して、マットの接続を行う場合には、マ
ット同士の間隔を広げるような力が作用しても、マット
接続部に隙間が生じることを防止でき、充填層による止
水作用を良好に発揮できる。
を埋設することにより、マット接続部を伸縮させるよう
な力が作用した場合でも、マット間に隙間が形成される
ことがなく、保護用マット部材の作用を良好に維持でき
る。また、マットの周囲に金網等の多孔性の材料を突出
させたものを用いる場合には、マット間の接続の作業を
容易に行うことが可能であり、その金網等を接続してマ
ット接続部での補強部材として用いることにより、マッ
ト接続部に加えられる外力に容易に対応させて隙間が生
じることを阻止できる。そして、保護用マット部材に対
して局部的にマットを引き離すような力が作用した場合
でも、保護用マット部材のマット全体が抵抗力を発揮
し、マット接続部に隙間が形成されて、止水性を損なう
ような不都合が生じることを防止できる。
図である。
ある。
成を示す説明図である。
明図である。
る。
形成する場合の説明図である。
る。
する例の説明図である。
を形成する例の説明図である。
層を形成する例の説明図である。
材、7 マット接続部、 10・20 アスファル
トマット、13 内部補強層、 14・15 ワイ
ヤ、 24 金網部材、26・27 縁突出部、
28 吊り針金、 31 固定具、32 金網、
33 接続部、 35 充填層、 41 隙
間、42 充填層、 45 金網。
Claims (5)
- 【請求項1】 地盤の上にマットを敷き詰めて地盤の保
護を行う保護工法において、 隣接するマットの間に、金網のような多孔性の補強部材
を配置し、 前記多孔性の補強部材を包むように弾性を有する材料を
打設して充填層を形成することを特徴とする地盤の保護
工法。 - 【請求項2】 前記多孔性の補強部材を充填層の下部に
配置し、隣接するマットの下面に所定の長さで配置する
ことを特徴とする請求項1に記載の地盤の保護工法。 - 【請求項3】 地盤の上にマットを敷き詰めて地盤の保
護を行う保護工法において、 前記マットの周囲に所定の間隔で接続部材を突出させて
配置したものを用い、 前記マットの接続部材を用いて隣接するマットの間を接
続し、 前記接続部に金網のような多孔性の部材を配置して、弾
性を有する材料を打設して充填層を形成することを特徴
とする地盤の保護工法。 - 【請求項4】 前記接続部材としてマットの荷役に使用
するワイヤロープを用い、前記ワイヤロープを接続し
て、マット間での接続部を形成するとともに、 多孔性の材料を金網で構成して、前記金網を含んで弾性
を有する材料を打設して充填層を形成することを特徴と
する請求項3に記載の地盤の保護工法。 - 【請求項5】 前記マットの補強部材として金網を使用
し、マット本体の周囲に前記金網の一部を突出させて設
け、 前記マット本体の周囲に突出させて設けた金網を接続し
て接続部を形成することを特徴とする請求項3に記載の
地盤の保護工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5572698A JPH11241333A (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 地盤の保護工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5572698A JPH11241333A (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 地盤の保護工法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11241333A true JPH11241333A (ja) | 1999-09-07 |
Family
ID=13006873
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5572698A Pending JPH11241333A (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 地盤の保護工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11241333A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102365340B1 (ko) * | 2021-07-07 | 2022-02-23 | 태륭건설(주) | 세굴방지를 위한 아스팔트 매트 제조방법 |
-
1998
- 1998-02-23 JP JP5572698A patent/JPH11241333A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102365340B1 (ko) * | 2021-07-07 | 2022-02-23 | 태륭건설(주) | 세굴방지를 위한 아스팔트 매트 제조방법 |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20071120 |