JPH11241602A - ガスタービン翼 - Google Patents

ガスタービン翼

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JPH11241602A
JPH11241602A JP10045776A JP4577698A JPH11241602A JP H11241602 A JPH11241602 A JP H11241602A JP 10045776 A JP10045776 A JP 10045776A JP 4577698 A JP4577698 A JP 4577698A JP H11241602 A JPH11241602 A JP H11241602A
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JP
Japan
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passage
blade
cooling medium
heat transfer
leading edge
Prior art date
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Pending
Application number
JP10045776A
Other languages
English (en)
Inventor
Akinori Koga
昭紀 古閑
Hiroyuki Kawagishi
裕之 川岸
Takanari Okamura
隆成 岡村
Tsuneo Hijikata
常夫 土方
Katsuyasu Ito
勝康 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Industrial Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Industrial Technology Corp
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Publication date
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Priority to DE69936243T priority patent/DE69936243T2/de
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Priority to US09/258,194 priority patent/US6227804B1/en
Publication of JPH11241602A publication Critical patent/JPH11241602A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D5/00Blades; Blade-carrying members; Heating, heat-insulating, cooling or antivibration means on the blades or the members
    • F01D5/12Blades
    • F01D5/14Form or construction
    • F01D5/18Hollow blades, i.e. blades with cooling or heating channels or cavities; Heating, heat-insulating or cooling means on blades
    • F01D5/187Convection cooling
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05DINDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
    • F05D2260/00Function
    • F05D2260/20Heat transfer, e.g. cooling
    • F05D2260/221Improvement of heat transfer
    • F05D2260/2212Improvement of heat transfer by creating turbulence
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05DINDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
    • F05D2260/00Function
    • F05D2260/20Heat transfer, e.g. cooling
    • F05D2260/221Improvement of heat transfer
    • F05D2260/2214Improvement of heat transfer by increasing the heat transfer surface

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】中空の翼有効部の冷却通路に、冷却媒体を流す
際、冷却媒体の熱伝達率を向上させるとともに冷却媒体
の圧力損失を低く抑えたガスタービン翼を提供する。 【解決手段】本発明に係るガスタービン翼は、中空の翼
有効部2の翼前縁9側に、翼植込部3の供給通路7から
冷却媒体を案内する前縁通路11と、これに続く前縁中
間通路14,17と、上記翼有効部2の翼後縁10側
に、上記翼植込部3の供給通路7からの冷却媒体を案内
する後縁通路20とを設けるとともに、上記前縁通路1
1に、冷却媒体を上記翼植込部3側から翼チップ部12
側、または翼チップ部12側から上記翼植込部3側に流
すとき、冷却媒体の前進流れ方向に対し、右上り傾斜ま
たは左上り傾斜に配置した伝熱促進エレメント25a
と、上記後縁通路20に、冷却媒体を上記翼植込部3側
から翼チップ部12側に流すとき、冷却媒体の前進流れ
方向に対し、左上り傾斜に配置した伝熱促進エレメント
25bとを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスタービン翼に
係り、特に翼内の冷却通路に改良を加えたガスタービン
翼に関する。
【0002】
【従来の技術】最近のガスタービンプラントは、高温化
の進歩・発展が目覚ましく、ガスタービン入口燃焼ガス
温度をひところの1000℃から1300℃を経て15
00℃以上に移行しつつある。
【0003】ガスタービンの入口燃焼ガス温度を150
0℃以上にする場合、耐熱材料が開発されているとは言
え、ガスタービン静翼やガスタービン動翼で代表される
ガスタービン翼の許容熱応力は既に限界に達しており、
起動・停止回数の多い運転や長時間に亘る連続運転のと
きに材料の亀裂・破損などの事故につながる可能性があ
る。このため、ガスタービンの入口燃焼ガス温度を上昇
させても、ガスタービン翼を許容熱応力値以内に維持さ
せる代替技術として空気を用いてその翼内を冷却するこ
とが行われている。
【0004】しかし、空気を用いてガスタービン翼を冷
却する場合、その供給源は、ガスタービンに直結した空
気圧縮機から求めているために、空気圧縮機からガスタ
ービンに供給される数十%の高圧空気がガスタービン翼
の冷却用に廻され、入熱に対する出熱の関係では、冷却
翼を採用していないガスタービンプラントに較べて低下
しており、プラント熱効率の改善上、好ましくない。
【0005】最近、ガスタービンプラントは、プラント
熱効率の改善上、ガスタービン翼内に供給した空気を循
環させて再び回収する、いわゆる閉ループ状のものが見
直されている。
【0006】また、ガスタービンプラントは、ガスター
ビンの入口燃焼ガス温度を高温化して高出力を確保する
必要上、冷却媒体に蒸気を用い、ガスタービン翼内に供
給した蒸気を循環させる技術が検討されている。
【0007】このように、最近のガスタービンプラント
では、冷却媒体として空気を用いるにしろ、蒸気を用い
るにしろ、翼内に供給した冷却媒体を再び回収し、回収
した冷却媒体を他の機器への熱利用に供給するので、プ
ラント熱効率のより一層の向上が期待されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ガスタービン翼内に冷
却媒体を供給する場合、その冷却媒体は、翼内を循環さ
せて冷却後、他の機器への熱利用に供給するので、従来
のように翼内冷却後の冷却媒体をガスタービン駆動ガス
(主流)に合流させるのと異なってプラント熱効率をよ
り一層向上させることができる点で魅力的である。ま
た、冷却媒体は、翼内を冷却後、回収させているので、
ガスタービン駆動ガスの流線を乱すことがなく、翼効率
の点からも魅力的である。
【0009】このように有望視されている冷却媒体回収
式のガスタービンプラントであっても、翼内に冷却媒体
を供給して循環させる場合、いくつかの問題点があり、
その一つに翼内の熱伝達率の向上と冷却媒体の圧力損失
の低減がある。
【0010】通常、ガスタービン翼の前縁や後縁は、ガ
スタービン駆動ガスの高い熱負荷を受けているにもかか
わらず流力性能向上のために薄肉が要求され、さらに曲
率の大きい流線形状のものが要求されているので、冷却
面積が翼中央に較べて必然的に小さくなっている。冷却
面積が小さいと、冷却媒体回収式の場合、翼壁にガスタ
ービン駆動ガスに合流させる吹き出し口を設けることが
できず、このため冷却媒体をただ単に循環させるだけの
対流冷却だけでは設計値通りに冷却効果を高めることが
できない問題点がある。また、冷却面積が小さいと、冷
却媒体の圧力損失が大きくなり、これに伴って流速の低
下や淀みができ、局所的に過加熱を引き起す等の問題点
がある。
【0011】最近、冷却媒体の熱伝達率を向上させる技
術として、翼内の冷却通路に棒状リブを設けた技術が、
数多く提案されている。
【0012】しかし、翼内の冷却通路に伝熱促進エレメ
ントとしてのリブを設ける場合、その伝熱促進エレメン
トを適正な位置に設置しておかないと、圧力損失が増加
する結果、むやみに冷却媒体の流量が増加し、設計値通
りの熱伝達率を向上させることができず、ガスタービン
翼を効果的に冷却できない問題点がある。
【0013】本発明は、このような背景技術に基づいて
なされたもので、冷却面積が小さくとも伝熱促進エレメ
ントを適正な位置に配置し、圧力損失を少なくさせて冷
却媒体の効果的な冷却ができるように図ったガスタービ
ン翼を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係るガスタービ
ン翼は、上記目的を達成するために、請求項1に記載し
たように、中空の翼有効部の翼前縁側に、翼植込部の供
給通路から冷却媒体を案内する前縁通路と、これに続く
前縁中間通路と、上記翼有効部の翼後縁側に、上記翼植
込部の供給通路からの冷却媒体を案内する後縁通路とを
設けるとともに、上記前縁通路に、冷却媒体を上記翼植
込部側から翼チップ部側、または翼チップ部側から上記
翼植込部側に流すとき、冷却媒体の前進流れ方向に対
し、右上り傾斜または左上り傾斜に配置した伝熱促進エ
レメントと、上記後縁通路に、冷却媒体を上記翼植込部
側から翼チップ部側に流すとき、冷却媒体の前進流れ方
向に対し、左上り傾斜に配置した伝熱促進エレメントと
を備えたものである。
【0015】本発明に係るガスタービン翼は、上記目的
を達成するために、請求項2に記載したように、中空の
翼有効部の翼前縁側に、翼植込部の供給通路からの冷却
媒体を案内する前縁通路と、翼チップ部側および翼植込
側に形成する前縁曲り部を介して冷却媒体をサーペンタ
イン状に流す前縁中間通路と、上記翼植込部の回収通路
に上記前縁中間通路からの冷却媒体を回収させる前縁戻
り通路と、上記翼有効部の翼後縁側に、上記翼植込部の
供給通路からの冷却媒体を案内する後縁通路と、翼チッ
プ部側に形成する後縁曲り部を介して冷却媒体を上記翼
植込部の回収通路に回収させる後縁戻り通路と、上記前
縁通路、前縁中間通路および前縁戻り通路に、冷却媒体
の前進流れ方向に対し、右上り傾斜に配置した伝熱促進
エレメントと、上記後縁通路および後縁戻り通路に、冷
却媒体の前進流れ方向に対し、左上り傾斜に配置した伝
熱促進エレメントとを備えたものである。
【0016】本発明に係るガスタービン翼は、上記目的
を達成するために、請求項3に記載したように、前縁通
路または後縁通路に設置した伝熱促進エレメントを、腹
側および背側の翼壁に対し、一つ置きに互い違いに配置
したものである。
【0017】本発明に係るガスタービン翼は、上記目的
を達成するために、請求項4に記載したように、前縁通
路または後縁通路に設置した伝熱促進エレメントを、複
数段列に配置したものである。
【0018】本発明に係るガスタービン翼は、上記目的
を達成するために、請求項5に記載したように、前縁通
路または後縁通路に設置した伝熱促進エレメントを、複
数段列に配置するとともに、一つの段列に配置する伝熱
促進エレメントを、隣りの段列に配置する伝熱促進エレ
メントに対し、一つ置きに互い違いに配置したものであ
る。
【0019】本発明に係るガスタービン翼は、上記目的
を達成するために、請求項6に記載したように、後縁通
路に設置した伝熱促進エレメントを、腹側の翼壁にのみ
配置したものである。
【0020】本発明に係るガスタービン翼は、上記目的
を達成するために、請求項7に記載したように、前縁中
間通路の翼植込部側の前縁曲り部に、案内板を設置した
ものである。
【0021】本発明に係るガスタービン翼は、上記目的
を達成するために、請求項8に記載したように、中空の
翼有効部の翼後縁側に、翼植込部の翼後縁側外側供給通
路からの冷却媒体を案内する後縁通路と、翼チップ部側
に形成する翼チップ部通路を介して上記後縁通路からの
冷却媒体を、上記翼植込部の翼前縁側外側回収通路に回
収させる前縁通路と、上記後縁通路、翼チップ部通路、
および前縁通路の内側に形成し、上記翼後縁側外側供給
通路と独立の翼後縁側内側供給通路からの冷却媒体を案
内する翼後縁内側通路と、上記翼チップ部通路側および
翼プラットホーム側に形成する曲り部を介して冷却媒体
をサーペンタイン状に流す内側中間通路と、上記翼前縁
側外側回収通路と独立の翼前縁側内側回収通路に上記内
側中間通路からの冷却媒体を回収させる前縁側内側通路
と、上記後縁通路、翼チップ部通路、前縁通路、翼後縁
内側通路、内側中間通路、および前縁側内側通路に、冷
却媒体の前進流れ方向に対し、左上り傾斜に配置した伝
熱促進エレメントとを備えたものである。
【0022】本発明に係るガスタービン翼は、上記目的
を達成するために、請求項9に記載したように、内側中
間通路の翼プラットホーム側の曲り部に、案内板を設置
したものである。
【0023】本発明に係るガスタービン翼は、上記目的
を達成するために、請求項10に記載したように、中空
の翼有効部の翼前縁側に、翼植込部の供給通路からの冷
却媒体を案内する前縁通路と、翼チップ部側および翼植
込部側に形成する前縁曲り部を介して冷却媒体をサーペ
ンタイン状に流す前縁中間通路と、上記翼植込部の回収
通路に上記前縁中間通路からの冷却媒体を回収させる前
縁戻り通路と、上記翼有効部の翼後縁側に、上記翼植込
部の供給通路からの冷却媒体を案内する後縁通路と、翼
チップ部側に形成する後縁曲り部を介して冷却媒体を上
記翼植込部の回収通路に回収させる後縁戻り通路と、上
記前縁通路に冷却媒体の前進流れ方向に対し、右上り傾
斜に配置した伝熱促進エレメントと、上記前縁中間通路
のうち、冷却媒体の上流側の前縁中間通路に、冷却媒体
の前進流れ方向に対し、右上り傾斜に配置した伝熱促進
エレメントと、隣りの冷却媒体の下流側の前縁中間通路
に、冷却媒体の前進流れ方向に対し、左上り傾斜に配置
した伝熱促進エレメントと、上記前縁戻り通路に、冷却
媒体の前進流れ方向に対し、右上り傾斜に配置した伝熱
促進エレメントと、上記後縁通路および後縁戻り通路に
冷却媒体の前進流れ方向に対し、左上り傾斜に配置した
伝熱促進エレメントとを備えたものである。
【0024】本発明に係るガスタービン翼は、上記目的
を達成するために、請求項11に記載したように、中空
の翼有効部の翼前縁側に、翼植込部の供給通路からの冷
却媒体を案内する前縁通路と、翼チップ部側および翼植
込部側に形成する前縁曲り部を介して上記冷却媒体をサ
ーペンタイン状に流す前縁中間通路と、上記翼植込部の
回収通路に上記前縁中間通路からの冷却媒体を回収させ
る前縁戻り通路と、上記翼有効部の翼後縁側に、上記翼
植込部の供給通路からの冷却媒体を案内する後縁通路
と、翼チップ部側に形成する後縁曲り部を介して上記冷
却媒体を上記翼植込部の回収通路に回収させる後縁戻り
通路と、上記前縁通路に冷却媒体の前進流れ方向に対
し、右上り傾斜に配置した伝熱促進エレメントと、上記
前縁中間通路のうち、冷却媒体の上流側の前縁中間通路
に、冷却媒体の前進流れ方向に対し、右上り傾斜に配置
した伝熱促進エレメントと、上記前縁中間通路の翼植込
部側の前縁曲り部から隣りの冷却媒体の下流側の前縁中
間通路に亘って冷却媒体の前進流れ方向に対し、左上り
傾斜に配置し、かつ腹側および背側に設置した伝熱促進
エレメントと、上記前縁戻り通路に、冷却媒体の前進流
れ方向に対し、左上り傾斜に配置した伝熱促進エレメン
トと、上記後縁通路および後縁戻り通路に、冷却媒体の
前進流れ方向に対し、左上り傾斜に配置した伝熱促進エ
レメントとを備えたものである。
【0025】本発明に係るガスタービン翼は、上記目的
を達成するために、請求項12に記載したように、腹側
および背側に設置した伝熱促進エレメントを、一つ置き
に互い違いに配置したものである。
【0026】本発明に係るガスタービン翼は、上記目的
を達成するために、請求項13に記載したように、腹側
および背側に設置した伝熱促進エレメントのうち、背側
に設置した伝熱促進エレメントの、冷却媒体の前進流れ
方向に対する交差角度を、腹側に設置した伝熱促進エレ
メントの、冷却媒体の前進流れ方向に対する交差角度よ
りも相対的に大きくしたものである。
【0027】本発明に係るガスタービン翼は、上記目的
を達成するために、請求項14に記載したように、前縁
中間通路の翼チップ部側の前縁曲り部から隣りの前縁戻
り通路に亘り、冷却媒体の前進流れ方向に対し、右上り
傾斜配置から左上り傾斜配置に切替える伝熱促進エレメ
ントを、切替える際に、比較的短い伝熱促進エレメント
から順次、相対的に長い伝熱促進エレメントに形成した
ものである。
【0028】本発明に係るガスタービン翼は、上記目的
を達成するために、請求項15に記載したように、前縁
中間通路の翼チップ部側の前縁曲り部から隣りの前縁戻
り通路に亘り、冷却媒体の前進流れ方向に対し、右上り
傾斜に配置した比較的短い伝熱促進エレメントと、冷却
媒体の前進流れ方向に対し、左上り傾斜に配置した比較
的短い伝熱促進エレメントとを混在させて設置したもの
である。
【0029】本発明に係るガスタービン翼は、上記目的
を達成するために、請求項16に記載したように、中空
の翼有効部の翼前縁側に、翼植込部の供給通路からの冷
却媒体を案内する前縁通路と、翼チップ部側および翼植
込部側に形成する前縁曲り部を介して上記冷却媒体をサ
ーペンタイン状に流す前縁中間通路と、上記翼植込部の
回収通路に上記前縁中間通路からの冷却媒体を回収させ
る前縁戻り通路と、上記翼有効部の翼後縁側に、上記翼
植込部の供給通路からの冷却媒体を案内する後縁通路
と、翼チップ部側に形成する後縁曲り部を介して上記冷
却媒体を上記翼植込部の回収通路に回収させる後縁戻り
通路と、上記前縁通路に冷却媒体の前進流れ方向に対
し、右上り傾斜に配置した伝熱促進エレメントと、上記
前縁中間通路および上記前縁戻り通路に冷却媒体の前進
流れ方向に対し、左上り傾斜および右上り傾斜に交互に
配置し、かつ少なくとも2段列以上に配置した伝熱促進
エレメントと、上記後縁通路および後縁戻り通路に冷却
媒体の前進流れ方向に対し、左上り傾斜に配置した伝熱
促進エレメントとを備えたものである。
【0030】本発明に係るガスタービン翼は、上記目的
を達成するために、請求項17に記載したように、前縁
中間通路および前縁戻り通路に冷却媒体の前進流れ方向
に対し、左上り傾斜および右上り傾斜に交互に配置し、
かつ少なくとも2段列以上に配置した伝熱促進エレメン
トを、腹側および背側の翼壁に対し、一つ置きに互い違
いに配置したものである。
【0031】本発明に係るガスタービン翼は、上記目的
を達成するために、請求項18に記載したように、伝熱
促進エレメントを、断面角形の棒状のリブおよび断面丸
形の棒状のリブのいずれかに選択したものである。
【0032】本発明に係るガスタービン翼は、上記目的
を達成するために、請求項19に記載したように、冷却
媒体の前進流れ方向に向い、上流側を伝熱促進エレメン
ト前縁とし、後流側を伝熱促進エレメント後縁とする
と、上記伝熱促進エレメント前縁と上記伝熱促進エレメ
ント後縁とを結ぶ腹側線を直線に形成し、上記伝熱促進
エレメント前縁と上記伝熱促進エレメント後縁とを結ぶ
背側線を外側に向って膨出状の湾曲線に形成した伝熱促
進エレメントを、中空の翼有効部の冷却通路に複数段列
に設置したものである。
【0033】本発明に係るガスタービン翼は、上記目的
を達成するために、請求項20に記載したように、複数
段列に設置した伝熱促進エレメントのうち、同じ段列の
上流側の伝熱促進エレメントと後流側の伝熱促進エレメ
ントとのピッチをPとし、伝熱促進エレメントの高さを
eとすると、ピッチPに対する高さeの比を、
【数6】P/e=3〜20 の範囲に設定したものである。
【0034】本発明に係るガスタービン翼は、上記目的
を達成するために、請求項21に記載したように、冷却
媒体の前進流れ方向に向い、上流側を伝熱促進エレメン
ト前縁とし、後流側を伝熱促進エレメント後縁とする
と、伝熱促進エレメント前縁と伝熱促進エレメント後縁
との中間部分に転向部を形成し、上記伝熱促進エレメン
ト前縁と上記転向部とを結ぶ腹側面を直線に形成し、上
記伝熱促進エレメント前縁と上記転向部とを結ぶ背側面
を、最初に外側に向って膨出状の湾曲面に形成し、中間
部分から上記転向部に結ぶ上記背側面を直線面に形成す
る一方、上記転向部と上記伝熱促進エレメント後縁とを
結ぶ転向腹側面を直線形状にして上記背側面に向って折
り曲げるとともに、上記転向部と上記伝熱促進エレメン
ト後縁とを結ぶ転向背側面を直線形状に形成した伝熱促
進エレメントを、中空の翼有効部の冷却通路の翼壁に設
置したものである。
【0035】本発明に係るガスタービン翼は、上記目的
を達成するために、請求項22に記載したように、腹側
面を、冷却通路の翼壁から頂部に向う高さ方向の傾斜角
度をθa とすると、傾斜角度θa を、
【数7】30゜≦θa ≦60゜ の範囲に設定したものである。
【0036】本発明に係るガスタービン翼は、上記目的
を達成するために、請求項23に記載したように、伝熱
促進エレメント後縁を、冷却通路の翼壁に対し、傾斜角
度をθb とすると、傾斜角度θb を、
【数8】30゜≦θb ≦60゜ の範囲に設定したものである。
【0037】本発明に係るガスタービン翼は、上記目的
を達成するために、請求項24に記載したように、転向
部の転向腹側面および転向背側面を、冷却通路の翼壁に
対し、傾斜角度をθc 、θd とすると、傾斜角度θc
θd を、
【数9】30゜≦θc 、θd ≦60゜ の範囲に設定したものである。
【0038】本発明に係るガスタービン翼は、上記目的
を達成するために、請求項25に記載したように、伝熱
促進エレメント前縁と転向部とを結び、直線に形成した
腹側面を、冷却媒体の前進流れ方向に対し、交差角度を
θe とすると、交差角度θeを、
【数10】30゜≦θe ≦60゜ の範囲に設定したものである。
【0039】本発明に係るガスタービン翼は、上記目的
を達成するために、請求項26に記載したように、冷却
媒体を、空気および蒸気のいずれかを選択したものであ
る。
【0040】本発明に係るガスタービン翼は、上記目的
を達成するために、請求項27に記載したように、冷却
媒体としての蒸気を、蒸気タービンのタービン抽気に選
定したものである。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るガスタービン
翼の実施形態を図面および図中に付した符号を引用して
説明する。
【0042】図1は、本発明に係るガスタービン翼の実
施形態を示す概略縦断面図である。
【0043】全体を符号1で示すガスタービン翼は、ガ
スタービン駆動ガス(主流)Gを通過させ、膨張仕事を
させる翼有効部2と、タービン軸(図示せず)に植設す
る翼植込部3と、翼有効部2および翼植込部3とを互い
に連続一体に接続させる翼シャンク部4と、翼有効部2
に取付けられる翼プラットホーム5とから構成される。
【0044】翼有効部2は、冷却媒体CS、例えば空気
または蒸気の通路を形成するための中空形状になってお
り、その翼内部に翼冷却通路6が形成される。また、翼
植込部3には、ガスタービン翼1の半径方向(翼高さ方
向)に延びる二つの通路7,8が形成される。通路7,
8のうち、一方は、冷却媒体CSの供給通路7で、ガス
タービン翼1の翼前縁9側に、他方は、冷却媒体CSの
回収通路8で、ガスタービン翼1の翼後縁10側にそれ
ぞれ独立して設けられる。
【0045】冷却媒体CSの供給通路7は、翼植込部3
の底部からガスタービン翼1の半径方向(翼高さ方向)
に延び、翼シャンク部4で、二股に分かれ、冷却媒体C
Sを翼植込部2の翼前縁9および翼後縁10に供給でき
るように前縁側供給通路7aと後縁側供給通路7bに分
かれている。後縁側供給通路7bは、翼シャンク部4で
冷却媒体CSの回収通路8と立体交差し、供給通路7と
回収通路8とを独立させている。
【0046】前縁側供給通路7aは、翼有効部2の翼前
縁9を半径方向(翼高さ方向)に延びる翼冷却通路6の
前縁通路11に通じている。この前縁通路11は、翼有
効部2の翼先端である翼チップ部12の前縁第1曲り部
13で、向きを180゜反転させて前縁第1中間通路1
4に通じている。
【0047】前縁第1中間通路14は、内径方向(翼プ
ラットホーム側)に向って前縁第2曲り部15まで真直
ぐに延び、ここで案内板16を介して再び向きを180
゜反転させて前縁第2中間通路17に通じ、さらに前縁
第2中間通路17を翼チップ部12の前縁第3曲り部1
8で向きを180゜反転させてサーペンタイン状に形成
し、前縁戻り通路19に連通される。
【0048】この前縁戻り通路19は翼前縁9と翼後縁
10との間の翼中央部付近である翼有効部2の内径方向
に向って延びており、翼プラットホーム5である翼ルー
ト部で回収通路8に連通される。
【0049】一方、後縁側供給通路7bも同様に、翼有
効部2の翼後縁10を半径方向(翼高さ方向)に向って
延びる翼冷却通路6の後縁通路20に通じている。この
後縁通路20は、翼有効部2の翼チップ部12の後縁曲
り部21で向きを180゜反転させて後縁戻り通路22
の内径方向(翼プラットホーム側)に向ってサーペンタ
イン状に延び、翼プラットホーム5の翼ルート部で回収
通路8に連通される。
【0050】また、翼有効部2内の翼前縁9側と翼後縁
10側との間に独立して形成した翼前縁側冷却通路23
および翼後縁側冷却通路24には、図1および図2に示
すように、翼プラットホーム5である翼ルート部から翼
チップ部12に向い、かつ腹側26および背側27のそ
れぞれの翼壁に沿い、冷却媒体CSの進行流れ方向に対
し、角度θの傾斜状に設置した、いわゆる右上りまたは
左上りの傾斜の伝熱促進エレメント25a,25b、具
体的には断面角形または丸形の棒状のリブが各通路1
1,14,17,19,20,22を画成する隔壁から
隣りの隔壁まで延びて設けられる。
【0051】伝熱促進エレメント25a,25bのう
ち、翼前縁側冷却通路23に設置し、冷却媒体CSの進
行流れ方向に対し、右上り傾斜の伝熱促進エレメント2
5aは、図3に示すように、腹側26の伝熱促進エレメ
ント25a1 と背側27の伝熱促進エレメント25a2
とを内径方向(翼プラットホーム側)から半径方向(翼
高さ方向)に向って一つ置きに互い違いに設置し、冷却
媒体CSが矢印Xで示すように、腹側26および背側2
7の伝熱促進エレメント25a1 ,25a2 を跳び超え
て流れるとき、隣りの背側27および腹側26のそれぞ
れの空間部分を流れる冷却媒体CSを巻き上げる構成に
している。
【0052】また、翼後縁側冷却通路24のうち、翼後
縁10側に設置し、冷却媒体CSの進行流れ方向に対し
て、いわゆる左上り傾斜の伝熱促進エレメント25b
も、図4および図5に示すように、長さを短くして二段
列に配置し、腹側26の伝熱促進エレメント25b
1 (二点鎖線部分)と背側27の伝熱促進エレメント2
5b2 (実線部分)とを半径方向(翼高さ方向)に向っ
て一つ置きに互い違いに設置し、上述と同様に、冷却媒
体CSが腹側26および背側27の伝熱促進エレメント
25b1 ,25b2 を跳び超えて流れるとき、隣りの背
側27および腹側26のそれぞれの空間部を流れる冷却
媒体CSを巻き上げる構成にしている。
【0053】また、翼後縁側冷却通路24の後縁戻り通
路22に設置し、冷却媒体CSの進行流れ方向に対し
て、左上り傾斜の伝熱促進エレメント25bも、上述の
翼前縁側冷却通路23に設置した伝熱促進エレメント2
5aと同様に腹側26の伝熱促進エレメント25b1
背側27の伝熱促進エレメント25b2 とを翼チップ1
2から翼プラットホーム5である翼ルート部に向って一
つ置きに互い違いに設置される。
【0054】なお、翼後縁10側に設置する伝熱促進エ
レメント25bは、図6に示すように、腹側26の片側
のみに伝熱促進エレメント25b1 を設けてもよい。伝
熱促進エレメント25b1 を腹側26の片側のみに設置
する場合、図7および図8に示すように、腹側26の翼
壁に沿い、かつ翼プラットホーム5である翼ルート部か
ら翼チップ部12に向い、冷却媒体CSの進行流れ方向
に対し、角度θの、いわゆる左上り傾斜に配置される。
翼後縁10側により多くの冷却媒体CSを流す場合、伝
熱促進エレメント25b1 を腹側18の片側のみに設置
しておけば、特にガスタービン駆動ガスの高い熱負荷を
受ける腹側18の強度を高く維持できることはもとよ
り、冷却媒体CSの圧力損失を少なくさせる点で有効で
ある。
【0055】次に本発明に係るガスタービン翼の作用を
説明する。
【0056】本実施形態に係るガスタービン翼1は、ガ
スタービン運転時、冷却媒体CSのより一層高い熱伝達
率と、より一層少ない圧力損失で効果的に冷却される。
【0057】ガスタービン運転時、翼植込部3の供給通
路7に供給された冷却媒体CSは、翼シャンク部4で前
縁側供給通路7aと後縁側供給通路7bとに分流され、
翼冷却通路6の翼前縁側冷却通路23と翼後縁側冷却通
路とにそれぞれ案内される。
【0058】翼前縁側冷却通路23に案内された冷却媒
体CSは、まず最初に、翼有効部2の前縁通路11に導
かれる。前縁通路11に導かれた冷却媒体CSは、進行
流れ方向に横断する速度成分を持っているので、いわゆ
る右上り傾斜の伝熱促進エレメント25aに沿って流
れ、ここで図2に示すように、腹側26および背側27
のそれぞれに対し、いわゆる二次流れSF1 ,SF2
誘起する。これら二次流れSF1 ,SF2 は、矢印の方
向に向う循環渦である。このとき、冷却媒体CSには、
図10に示すように、コリオリの力が発生しており、こ
のコリオリの力に基づく循環渦の方向と同じになってい
る。このため、二次流れSF1 ,SF2 は、その方向性
が助長され、熱伝達率を高く維持することができる。
【0059】このように、冷却媒体CSは、コリオリの
力により二次流れSF1 ,SF2 の方向性が助長される
ことに伴う熱伝達率を高く維持させることと相まって、
上述の図3で示した腹側26および背側27のそれぞれ
の伝熱促進エレメント25a1 ,25a2 を跳び超える
とき、腹側26および背側27のそれぞれの空間部分の
冷却媒体CSを巻き上げ、新たな冷却媒体CSの連続的
な入れ替えが加わって熱伝達率を増加させるので、前縁
通路11の壁面を効果的に冷却することができる。
【0060】前縁通路11を通過した冷却媒体CSは、
翼チップ部12の前縁第1曲り部13で180゜反転し
て前縁第1中間通路14に流れる。この場合、冷却媒体
CSの二次流れSF1 ,SF2 は、前縁第1曲り部13
を通過する際、図9に示すように、循環渦の方向が矢印
で示す方向になっている。この循環渦の方向は、図2に
示すように、前縁第1中間通路14を流れる冷却媒体C
Sの循環渦の方向と一致し、また、図10に示すように
コリオリの力による循環渦の方向とも一致している。
【0061】したがって、冷却媒体CSは、二次流れS
1 ,SF2 の循環渦の方向が互いに一致しているの
で、熱伝達率を高く維持することができる。
【0062】前縁第1中間通路14を通過した冷却媒体
CSは、前縁第2曲り部15で180゜反転して前縁中
間通路17に流れる際、案内板16で導かれる。
【0063】通常、冷却媒体CSの二次流れSF1 ,S
2 による循環渦の方向は、前縁第2曲り部15で18
0゜反転する際、逆向きになり、さらにコリオリの力に
よる循環渦の方向も逆向きになり、これら逆向きの方向
の循環渦が加わって当初の冷却媒体CSの循環渦の方向
が互いに打ち消し合い、熱伝達率を高く維持できなくな
る。このため、本実施形態では、前縁第2曲り部15に
案内板16を設けるとともに、前縁第2曲り部15の横
断面積を比較的大きくし、流速を低げ、その結果、図2
で示す循環渦の方向と図9の破線で示す循環渦の方向と
を互いに一致させ、冷却媒体CSの熱伝達の低下を低く
抑えている。なお、図9の破線で示す循環渦は、翼プラ
ットホーム5である翼ルート部から観察したものであ
る。
【0064】前縁第2中間通路17から半径方向(翼高
さ方向)に向って真直ぐ進んだ冷却媒体CSは、前縁第
3曲り部18で180゜反転する際、二次流れSF1
SF2 による循環渦の方向を、図9で示す方向と、図2
および図10で示す方向とを互いに一致させて熱伝達率
を高く維持させ、前縁戻り通路19を効果的に冷却させ
た後、回収通路8に案内される。
【0065】一方、翼後縁側冷却通路24のうち、後縁
通路20に案内された冷却媒体CSも同様に、冷却媒体
CSの進行流れ方向に対して、いわゆる左上り傾斜の二
段列に設置した伝熱促進エレメント25bに沿って流
れ、図2に示すように腹側26および背側27のそれぞ
れに対し、二次流れSF1 ,SF2 を誘起する。これら
二次流SF1 ,SF2 は、矢印の方向に向う循環渦であ
る。このとき、冷却媒体CSには、図10に示すよう
に、コリオリの力が発生しており、このコリオリの力に
基づく循環渦の方向と同じになっている。このため、二
次流れSF1 ,SF2 は、その方向性が助長され、熱伝
達率を高く維持することができる。
【0066】このように,冷却媒体CSは、コリオリの
力により二次流れSF1 ,SF2 の方向性が助長させる
ことに伴う熱伝達率を高く維持させることと相まって上
述の図4および図5で示した腹側26および背側27の
それぞれの伝熱促進エレメント25b1 ,25b2 を跳
び超えるとき、腹側26および背側27のそれぞれの空
間部の冷却媒体CSを巻き上げ、新たな冷却媒体CSの
連続的な入れ替えが加わって熱伝達率を増加させるの
で、比較的狭い通路面積の後縁通路20でも、その壁面
を良好に冷却させることができる。
【0067】翼後縁20を通過した冷却媒体CSは、翼
チップ部12の後縁曲り部21で180゜反転して後縁
戻り通路22に流れる際、ここでも図9で示す循環渦の
方向を図2および図10で示す方向に一致させて熱伝達
率を高く維持し、後縁戻り通路22を良好に冷却させた
後、回収通路8で前縁戻り通路19からの冷却媒体CS
と合流する。
【0068】このように、本実施形態では、冷却媒体C
Sをガスタービン翼1の翼前縁側冷却通路23および翼
後縁側冷却通路24を冷却する際、冷却媒体CSの進行
流れ方向に対して、右上り傾斜または左上り傾斜の伝熱
促進エレメント25a,25bで二次流れSF1 ,SF
2 を誘起し、二次流れSF1 ,SF2 に基づく循環渦で
熱伝達率を高める一方、腹側26および背側27のそれ
ぞれに設けた伝熱促進エレメント25a,25bを半径
方向(翼高さ方向)に向って一つ置きに互い違いに設置
し、腹側26および背側27のそれぞれの伝熱促進エレ
メント25a,25bを冷却媒体CSが跳び超える際、
隣りの腹側26および背側27のそれぞれの空間部分の
冷却媒体CSを巻き上げ、新たな冷却媒体CSを入れ替
えて熱伝達率を、さらに相乗的に高めたので、前縁通路
11および後縁通路20の各壁面をより一層効果的に冷
却させることができる。
【0069】また、本実施形態では、各冷却通路23,
24で誘起した二次流れSF1 ,SF2 に基づく循環渦
の方向性に、コリオリの力でさらに助長させ、各曲り部
13,18,21での循環渦の方向性を一致させたの
で、冷却媒体CSの圧力損失をより一層低く抑えること
ができる。なお、冷却媒体CSが前縁第2曲り部15を
180゜反転するとき、前縁第1中間通路14の二次流
れSF1 ,SF2 に基づく循環渦の方向性とコリオリの
力による二次流れSF1 ,SF2 に基づく循環渦の方向
性とは互いに逆向きになり、冷却媒体CSの熱伝達率を
低くさせることになるが、前縁第2曲り部15の横断面
積を比較的大きくして流速を下げる一方、案内板16を
設けて、冷却媒体CSの流れを円滑にさせているので、
冷却媒体CSの熱伝達率の低下を低く抑えることができ
る。
【0070】図11は、本発明に係るガスタービン翼の
第2実施形態を示す概略縦断面図である。なお、第1実
施形態の構成部分と同一または対応する部分には同一符
号を付す。
【0071】本実施形態に係るガスタービン翼1は、翼
有効部2内を二つに分けて冷却する通路28a,28b
を設けたものである。通路28a,28bのうち、一つ
は冷却媒体CSの翼後縁側供給通路28aで、ガスター
ビン翼1の翼後縁10側に、残りの一つは冷却媒体CS
の翼後縁側内側供給通路28で、上述の翼後縁側外側供
給通路28aの内側にそれぞれ独立して形成される。
【0072】冷却媒体CSの翼縁側外側供給通路28a
は、翼植込部3から翼有効部2の翼後縁10を半径方向
(翼高さ方向)に延びる後縁通路20に通じている。こ
の後縁通路20は、翼有効部2の先端部である翼チップ
部12で向きを横断面的に折り曲げて翼チップ部通路2
9を形成し、翼チップ部通路29を翼前縁9側まで延ば
し、さらに翼チップ部通路29の端部で再び折り曲げ、
翼前縁9の内径方向(翼プラットホーム5の翼ルート
部)に向う前縁通路11を介して翼前縁側外側回収通路
30aに連通される。
【0073】また、翼後縁側内側供給通路28bも同様
に、翼有効部3の底部から翼有効部2の翼後縁10を半
径方向(翼高さ方向)に延び、上述の後縁通路20と平
行に配置した翼後縁内側通路31に通じている。この翼
後縁内側通路31は、翼チップ部通路29側の第1曲り
部32で、向きを180゜反転して翼前縁9の内径方向
に向うに内側第1中間通路33に通じ、さらに内側第1
中間通路33の第2曲り部34に設けた案内板16を介
して再び180゜反転して内側第2中間通路35にサー
ペンタイン状に延び、再び内側第2中間通路35の第3
曲り部36で180゜反転し、翼前縁9の内径方向に向
う前縁側内側通路37を介して翼前縁側内側回収通路3
0bに連通される。
【0074】また、翼有効部2内を独立して二つに区分
けした外側冷却通路38および内側冷却通路39には、
翼プラットホーム5である翼ルート部から翼チップ部1
2および翼チップ部通路29のそれぞれに向う冷却媒体
CSの進行流れ方向に対し、角度θの傾斜状に設置し
た、いわゆる左上りの傾斜の伝熱促進エレメント25
a,25b、具体的には断面角形または丸形の棒状リブ
が各通路20,29,11,31,33,35,37を
画成する隔壁から隣りの隔壁まで延びて設けられる。な
お、各伝熱促進エレメント25a,25bは、第1実施
形態と同様に、腹側および背側に対し、互いに一つ置き
違いに設けられる。
【0075】このように、本実施形態では、翼有効部2
内を独立して二つに区分けした外側冷却通路38および
内側冷却通路39を設けて翼後縁10および翼前縁9に
より多くの冷却媒体を流すとともに、各通路38,39
に左上りの傾斜の伝熱促進エレメント25a,25bを
設けて冷却媒体CSの熱伝達率をより一層向上させたの
で、通路面積が比較的少ないために冷却が充分でなかっ
た翼前縁9および翼後縁10を良好に冷却することがで
きる。
【0076】また、本実施形態では、翼有効部2内の外
側冷却通路38および内側冷却通路39のそれぞれの構
造を簡素化しているので、冷却媒体CSを比較的円滑に
流すことができる。特に、外側冷却通路38は、一つの
直進パスに形成しているので、冷却媒体CSの圧力損失
を低く抑えることができる。
【0077】図12は、本発明に係るガスタービン翼の
第3実施形態を示す概略縦断面図である。なお、第1実
施形態の構成部分と同一または対応する部分には同一符
号を付す。
【0078】本実施形態に係るガスタービン翼1は、基
本的に第1実施形態の構成と同一にするとともに、前縁
第1中間通路14から前縁第2曲り部15を介して前縁
第2中間通路17に亘って設けた伝熱促進エレメント2
5aを、冷却媒体CSの進行流れ方向に対し、角度θ
の、いわゆる右上りの傾斜から左上りの傾斜に切替えて
設置する一方、後縁戻り通路22に設置した伝熱促進エ
レメント25bを、冷却媒体CSの進行流れ方向に対
し、角度θの傾斜の、いわゆる左上りの二段列に配置し
たものである。
【0079】このように、本実施形態では、冷却媒体C
Sが前縁第2曲り部15を180゜反転するとき、前縁
第1中間通路14の二次流れSF1 ,SF2 に基づく循
環渦の方向性とコリオリの力による二次流れSF1 ,S
2 に基づく循環渦の方向性が互いに逆向きになり、冷
却媒体CSの熱伝達率を低くさせることがないように、
伝熱促進エレメント25aを、冷却媒体CSの進行流れ
方向に対し、いわゆる左上りの傾斜に設置して前縁第1
中間通路14の二次流れSF1 ,SF2 に基づく循環渦
の方向性と、前縁第2曲り部15を介して前縁第2中間
通路17を流れる冷却媒体CSの二次流れSF1 ,SF
2 に基づく循環渦の方向性およびコリオリの力による二
次流れSF1 ,SF2 に基づく循環渦の方向性とを互い
に一致させたので、冷却媒体CSの熱伝達率を高い状態
に維持させることができる。
【0080】また、本実施形態では、後縁戻り通路22
に設置した伝熱促進エレメント25bを二段列に配置し
たので冷却媒体の熱伝達をより一層高くすることができ
る。
【0081】図13は、本発明に係るガスタービン翼の
第4実施形態を示す概略縦断面図である。なお、第1実
施形態の構成部分と同一または対応する部分には同一符
号を付す。
【0082】本実施形態に係るガスタービン翼1は、基
本的に第3実施形態の構成と同一にするとともに、前縁
第2中間通路17の腹側の翼壁に伝熱促進エレメント2
5a1 (二点鎖線)を、また背側の翼壁に伝熱促進エレ
メント25a2 (実線部分)をそれぞれ設置し、これら
伝熱促進エレメント25a1 ,25a2 のうち、腹側に
設置した伝熱促進エレメント25a1 を冷却媒体CSの
前進流れ方向に対し、いわゆる左上りの傾斜の角度θ1
とし、背側に設置した伝熱促進エレメント25a2 を冷
却媒体CSの前進流れ方向に対し、左上りの傾斜の角度
θ2 とするとき、θ2 >θ1 の関係を持たせたものであ
る。
【0083】一般にガスタービン翼1は、ガスタービン
駆動ガスGが通過する際、背側の方が腹側に較べて高い
熱負荷を受ける。このため、背側に設置した伝熱促進エ
レメント25a2 による二次流れSF2 に基づく循環渦
をより大きくし、冷却媒体CSの熱伝達率を高くするこ
とが好ましい。しかし、実際には、腹側にコリオリの力
による二次流れSF1 に基づく循環渦が発生しており、
この腹側の循環渦の方が背側に発生するそれに較べて大
きくなっている。
【0084】本実施形態は、このような技術的な背景か
ら、腹側に発生する循環渦を小さくし、背側に発生する
循環渦を相対的に大きくするために、背側に設置した伝
熱促進エレメント25a2 の冷却媒体CSの前進流れ方
向に対する傾斜角θ2 を、腹側に設置した伝熱促進エレ
メント25a1 の冷却媒体CSの前進流れ方向に対する
傾斜角度θ1 よりも大きくしたものである。
【0085】したがって、本実施形態では、背側に発生
する循環渦を、腹側に発生する循環渦よりも相対的に大
きくし、冷却媒体CSの熱伝達率の均衡化を図ったの
で、背側および腹側を均等に冷却させることができる。
【0086】また、本実施形態は、前縁第2中間通路1
7から前縁第3曲り部18を介して前縁戻り通路19に
亘って設置した伝熱促進エレメント25aを、冷却媒体
CSの進行流れ方向に対し、角度θの、いわゆる左上り
傾斜から右上り傾斜を介して左上り傾斜に交互に切替え
たものである。
【0087】このように、本実施形態では、前縁第2中
間通路17から前縁第3曲り部18を介して前縁戻り通
路19に亘って設置した伝熱促進エレメント25aを、
いわゆる左上り傾斜から右あがり傾斜を介して再び左上
り傾斜に交互に切替え、伝熱促進エレメント25aによ
る二次流れSF1 ,SF2 に基づく循環渦の方向性と、
コリオリの力による二次流れSF1 ,SF2 に基づく循
環渦の方向性を常に一致させたので、冷却媒体CSの熱
伝達率を高い状態に維持させることができる。なお、冷
却媒体の進行流れ方向に対し、角度θの、いわゆる右上
り傾斜から左上り傾斜に切替えた伝熱促進エレメント2
5aは、図14に示すように前縁戻り通路19で、その
通路を画成する壁面に一杯に延びるものから比較的短い
ものに切替えるか、あるいは図15に示すように、前縁
戻り通路19で、その通路を画成する壁面に一杯に延び
るものから順次短くし、これらに対向して順次長くして
も良い。
【0088】また、前縁戻り通路19に、角度θの右上
り傾斜から角度θの左上り傾斜に切替えた伝熱促進エレ
メント25aは、図16に示すように、比較的短いもの
を最初に右上り傾斜にし、続いて左上り傾斜に順序良く
整理配置しても良く、また、図17に示すように、比較
的短いものを右上り傾斜と左上り傾斜とに混在させても
良い。
【0089】図14〜図17に示したいずれの場合も、
冷却媒体CSが前縁第3曲り部18を180゜反転する
とき、前縁戻り通路19における伝熱促進エレメント2
5aによる二次流れSF1 ,SF2 に基づく循環渦の方
向性とコリオリの力による二次流れSF1 ,SF2 に基
づく循環渦の方向性を互いに一致させたので、冷却媒体
CSの熱伝達率を高い状態に維持させることができる。
【0090】また、本実施形態は、前縁第1曲り部1
3、前縁第2曲り部15、前縁第3曲り部18のそれぞ
れの周辺を除く前縁第1中間通路14、前縁第2中間通
路17、前縁戻り通路19のそれぞれの中間部分に、図
18に示すように、比較的短い伝熱促進エレメント25
aを、冷却媒体CSの前進流れ方向に対し、順次、左上
り傾斜、右上り傾斜、右上り傾斜に配置し、これらを少
なくとも3段列以上にするとともに、少なくとも3段列
以上に配置した伝熱促進エレメント25aを腹側(二点
鎖線部分)と背側(実線部分)とに設置しても良い。こ
の場合、伝熱促進エレメント25aは、図19に示すよ
うに、腹側26に設置した伝熱促進エレメント25a1
と背側27に設置した伝熱促進エレメント25a2 とを
冷却媒体CSの前進流れ方向に対し、一つ置きに互い違
いに設置される。
【0091】このように、本実施形態では、冷却媒体C
Sの前進流れ方向に対し、右上り傾斜および左上り傾斜
の伝熱促進エレメント25aを、少なくとも3段列以上
に配置するとともに、腹側26に設置した伝熱促進エレ
メント25a1 と背側27に設置した伝熱促進エレメン
ト25a2 とを一つ置きに互い違いに設置し、冷却媒体
CSの熱伝達率をより一層向上させたので、各通路1
4,17,19のそれぞれの中間部分を良好に対流冷却
させることができる。
【0092】図20は、本発明に係るガスタービン翼の
翼有効部内に形成した冷却通路に設置した伝熱促進エレ
メントの他の実施形態を示す概略図である。
【0093】本発明に係るガスタービン翼1は、翼有効
部2内に翼前縁側冷却通路23と翼後縁側冷却通路24
を形成しているが、これら各通路23,24には、本実
施形態に係る伝熱促進エレメント40が設置される。
【0094】本実施形態に係る伝熱促進エレメント40
は、翼有効部2内の翼前縁側冷却通路23および翼後縁
側冷却通路24を流れる冷却媒体CSの前進流れ方向に
交差する横断方向に、複数段列に配置し、上流側の伝熱
促進エレメント40と下流側の伝熱促進エレメント40
とのピッチPを一定にし、冷却媒体CSの前進流れ方向
に対し、角度θの右上り傾斜に配置される。
【0095】また、伝熱促進エレメント40は、冷却媒
体CSの上流側を、伝熱促進エレメント前縁41とし、
その下流側を、伝熱促進エレメント後縁42とすると
き、図20および図21に示すように、伝熱促進エレメ
ント前縁41と伝熱促進エレメント後縁42とを結ぶ腹
側線43を直線に形成し、伝熱促進エレメント前縁41
と伝熱促進エレメント後縁42とを結ぶ背側線44を外
側に向って膨出状(凸状)の湾曲線に形成される。
【0096】腹側線43は、外側に向って膨出状(凸
状)の湾曲線に形成すると、冷却媒体CSが伝熱促進エ
レメント前縁41に衝突して誘起する二次流れに基づく
循環渦の流れを悪くし、停滞させる傾向にあり、また内
側に向って膨出状(凹状)の湾曲線にすると、上述の二
次流れに基づく循環渦を伝熱促進エレメント後縁42で
停滞させる傾向になるので、直線に形成することが最も
適正である。
【0097】また、背側線44は、冷却媒体CSが伝熱
促進エレメント前縁41に衝突して誘起する二次流れに
基づく循環渦を伝熱促進エレメント後縁42に良好に導
くために、外側に向って膨出状(凸状)の湾曲線が適正
である。
【0098】一方、冷却媒体CSの上流側および下流側
の伝熱促進エレメント40の高さをeとし、その上流側
の伝熱促進エレメント40とその下流側の伝熱促進エレ
メント40とのピッチをPとすると、ピッチPの高さe
に対比する比P/eは、図22に示すように、P/e=
3〜20にすることが適正値である。
【0099】一般に、上流側の伝熱促進エレメント40
の背側線44から剥離した冷却媒体CSは、下流側に向
って流れ翼壁に再付着したときに熱伝達率が高くなり、
その再付着の前後で熱伝達率が低下している。本実施形
態は、この点に着目したもので、冷却媒体CSの翼壁へ
の再付着の距離と伝熱促進エレメント40の高さeとの
比は、背側線44から観察するとせいぜい2〜3程度で
ある。このため、上流側の伝熱促進エレメント40と下
流側の伝熱促進エレメント40とのピッチPを小さくす
ると、冷却媒体CSの翼壁への再付着が阻害され、また
ピッチPを大きくする高い熱伝達の分布がまばらにな
り、いずれの場合も平均熱伝達率が低下し、図22に示
すように変化する。
【0100】したがって、本実施形態では、上流側の伝
熱促進エレメント40と下流側の伝熱促進エレメント4
0とのピッチPと伝熱促進エレメント40の高さeとの
比P/eを、P/e=3〜20にすることが適正値であ
る。
【0101】このように、本実施形態では、翼有効部内
に形成した翼前縁側冷却通路23および翼後縁側冷却通
路24に設置し、冷却媒体CSの前進流れ方向に向っ
て、角度θの、いわゆる右上り傾斜の伝熱促進エレメン
ト40を複数段列に配置し、その伝熱促進エレメント4
0の伝熱促進エレメント前縁41と伝熱促進エレメント
後縁42とを結ぶ腹線43を直線に形成する一方、背側
線44を外側に向って膨出状(凸状)の湾曲線に形成
し、冷却媒体CSが伝熱促進エレメント前縁41に衝突
して誘起する二次流れに基づく縦渦vを直線状の腹側線
43で巻き上げ、巻き上げた縦渦vは背側線44で巻き
下げて縦渦vを効果的に活用し、冷却媒体CSの熱伝達
率を向上させたので、ガスタービン翼1の翼有効部2内
を良好に冷却させることができる。
【0102】また、本実施形態では、伝熱促進エレメン
ト40から剥離した冷却媒体CSを翼壁に再付着させる
ために、上流側の伝熱促進エレメント40と下流側の伝
熱促進エレメント40とのピッチをPとし、伝熱促進エ
レメント40の高さをeとすると、ピッチPに対する高
さeの比を、P/e=3〜20に設定したので、冷却媒
体CSの再付着を確保して熱伝達率を高くすることがで
き、ガスタービン翼1の翼有効部2内をより一層効果的
に冷却することができる。
【0103】図23は、本発明に係るガスタービン翼の
翼有効部内に形成した冷却通路に設置した伝熱促進エレ
メントの他の別の実施形態を示す概略斜視図である。
【0104】本実施形態に係る伝熱促進エレメント45
は、冷却媒体CSに向う上流側を伝熱促進エレメント前
縁46とし、下流側を伝熱促進エレメント後縁47とす
ると、伝熱促進エレメント前縁46と伝熱促進エレメン
ト後縁47との中間部分に転向部48を形成し、伝熱促
進エレメント前縁46と転向部48とを結ぶ腹側面49
を直線に形成し、伝熱促進エレメント前縁46と転向部
48とを結ぶ背側面50を、最初に外側に向って膨出状
(凸状)の湾曲面51に形成し、中間部分から転向部4
8に結ぶ背側面50を、直線面52に形成する一方、転
向部48と伝熱促進エレメント後縁47とを結ぶ転向腹
側面53を直線形状にして背側面50に向って徐々に折
り曲げるとともに、転向部48と伝熱促進エレメント後
縁47とを結ぶ転向背側面54を直線形状で形成したも
のである。
【0105】また、本実施形態に係る伝熱促進エレメン
ト45は、G矢視方向から見ると、頂部55を平坦状に
形成し、底部56を翼壁57に固設し、その横断面を略
平行四辺形に形成される。
【0106】一方、腹側面49は、図25に示すよう
に、冷却通路の翼壁57から頂部55に向う高さ方向の
傾斜角度をθa とすると、傾斜角度θa を、
【数11】30゜≦θa ≦60゜の範囲に設定される。
【0107】腹側面49を上式の範囲に設定したのは、
図28に示すように、傾斜角度θaを翼壁57に対し6
0゜を超えて鉛直にすると、冷却媒体CSが頂部55を
超える場合もあるが、多くは衝突し、渦が発生し、冷却
媒体CSの圧力損失を増加させ、逆に傾斜角度θa を3
0゜よりも小さくすると、冷却媒体CSの熱伝達率が低
くなることに基づく。渦を抑制するには、冷却媒体CS
の翼壁57における剥離点Sから頂部55に向って破線
で結ぶ傾斜角が45゜になるよう腹側面49の傾斜角θ
a を設定することが望ましい。
【0108】また、伝熱促進エレメント後縁47は、図
27に示すように、冷却通路の翼壁57に対し、傾斜角
度θb とすると、傾斜角度θb を、
【数12】30゜≦θb ≦60゜ の範囲に設定される。
【0109】伝熱促進エレメント後縁47は、翼壁57
に対し、傾斜角度θb が60゜を超えると、腹側面49
と転向部48の転向腹側面53とが急角度で交叉し、図
29に示すように、転向部48で冷却媒体CSの二次流
れが剥離し、圧力損失を増加させる。その反面、傾斜角
度θb が30゜よりも小さいと、伝熱促進エレメント後
縁47は、複数段列に配置された隣りの伝熱促進エレメ
ントの後流側の伝熱促進エレメント前縁まで延び、隣り
の後流側の伝熱促進エレメントを流れる冷却媒体CSの
流れを阻害する。
【0110】一方、転向部48は、図26に示すよう
に、転向腹側面53および転向背側面54ともに、冷却
通路の翼壁57に対し、傾斜角度θc ,θd とすると、
【数13】30゜≦θc 、θd ≦60゜ の範囲に設定される。
【0111】一般に、伝熱促進エレメント45の背側面
50に沿って流れる冷却媒体CSの二次流れは、伝熱促
進エレメント前縁46の曲率の大きい部分で最大流速と
なり、以後、慣性で流れるが、伝熱促進エレメント後縁
47に向うにつれて減速、剥離が生じやすくなる。この
場合、減速、剥離が著しいと、伝熱促進エレメント後縁
47から伝熱促進エレメント前縁46に向う逆流を生
じ、圧力損失が大きくなる。このため、本実施形態は、
背側面50を外側に向う湾曲面51と直線面52と組み
合わせて転向部48に結ぶとともに、転向部48から伝
熱促進エレメント後縁47にかけて直線形状の転向腹側
面53および転向背側面54を形成したものである。
【0112】転向腹側面53および転向背側面54は、
ともに、図30に示すように、翼壁57に対し、傾斜角
度θc ,θd が60゜を超えると、冷却媒体CSのカウ
ンターボルテックス(二次流れに伴って発生する渦)を
生じて圧力損失が大きくなる。また、傾斜角度θc ,θ
d が30゜よりも小さくなると、冷却媒体CSの熱伝達
率を高くすることができない。
【0113】したがって、本実施形態は、冷却媒体CS
の上述の挙動を勘案して転向腹側面53および転向背側
面54の翼壁57に対する傾斜角度θc ,θd を30゜
〜60゜の範囲に設定したものである。なお、傾斜角度
θc ,θd は、冷却媒体CSの圧力損失を低く抑え、熱
伝達率を高く維持することを考慮すると、45゜に設定
することが望ましい。
【0114】他方、冷却通路の翼壁57から頂部55に
向う高さ方向の傾斜角度θa を30゜〜60゜の範囲に
設定し、伝熱促進エレメント前縁45から転向部48に
向う腹側面49は、直線に形成されるが、その直線は、
図23に示すように、冷却媒体CSの前進流れ方向に対
し、交差角度をθe とすると、傾斜角度θe を、
【数14】30゜≦θe ≦60゜ の範囲に設定される。
【0115】腹側49の直線と冷却媒体CSの前進流れ
方向との交差角度θe を上述の範囲に設定したのは、交
差角度θe が60゜を超えると、冷却媒体CSの二次流
れが抑制され、また30゜よりも小さくなると、図21
で示した縦渦vが効果的に利用できなくなり、冷却媒体
CSの熱伝達率を高くすることができないことに基づ
く。なお、図20および図21に示した腹側線43の直
線と冷却媒体CSの前進流れ方向との交差角度θも上述
と同様に、30゜〜60゜の範囲に設定される。
【0116】図31は、本発明に係るガスタービン翼の
翼有効部内の冷却通路に設置した伝熱促進エレメントに
冷却媒体として蒸気を供給・回収する際の、蒸気冷却供
給・回収系統を示す概略系統図である。
【0117】最近の火力発電プラントは、発電機58、
空気圧縮機59、ガスタービン燃焼器60、ガスタービ
ン61で構成したガスタービンプラント62に、蒸気タ
ービン63および排熱回収ボイラ64を組み合わせたコ
ンバインドサイクル発電プラントが主流を占めつつあ
る。
【0118】このコンバインドサイクル発電プラント
は、ガスタービン61で膨張仕事を終えた排ガスGを熱
源として排熱回収ボイラ64で蒸気を発生させ、その蒸
気を蒸気タービン63に案内し、ここで膨張仕事をさせ
て発電機65を駆動するものである。この場合、ガスタ
ービン61には、図1、図11、図12、図13で示し
たガスタービン翼1が組み込まれており、ガスタービン
翼1に蒸気タービン63からのタービン抽気を案内する
冷却用の蒸気供給系66と、ガスタービン翼1を冷却
後、蒸気タービン63に回収させる蒸気回収系67とが
設けられる。
【0119】このように、本実施形態は、ガスタービン
翼1内に設置した伝熱促進エレメントに、蒸気タービン
63の蒸気供給系66からのタービン抽気を冷却媒体と
して供給し、ガスタービン翼1を冷却後、蒸気回収系6
7を介して蒸気タービン63に回収させたので、ガスタ
ービン駆動ガスの温度を高温化させてもガスタービン翼
1の強度を高く維持させることができ、プラント熱効率
を向上させることができる。
【0120】
【発明の効果】以上の説明の通り、本発明に係るガスタ
ービン翼は、翼有効部内の各冷却通路に設置した伝熱促
進エレメントを、冷却媒体の前進流れ方向に対し、いわ
ゆる右上り傾斜に配置するとともに、伝熱促進エレメン
トを腹側および背側で一つ置きに互い違いに配置し、二
次流れに基づく循環渦を誘起させたので、冷却媒体の熱
伝達率をより一層増加させることができる。
【0121】その際、一方の冷却通路から曲り部を介し
て隣りの冷却通路に冷却媒体を案内するとき、一方の冷
却通路に配置した右上り傾斜の伝熱促進エレメントを、
隣りの冷却通路で伝熱促進エレメントを左上り傾斜に配
置変更し、一方の冷却通路で誘起させた二次流れに基づ
く循環渦の方向性と、隣りの冷却通路で誘起させた二次
流れに基づく循環渦の方向性およびコリオリの力による
二次流れに基づく循環渦の方向性とを互いに一致させた
ので、冷却媒体の熱伝達率を高い状態に維持させて圧力
損失を低く抑えることができる。
【0122】また、本発明に係るガスタービン翼の翼有
効部内に設置した伝熱促進エレメントは、冷却媒体の前
進流れ方向に向い、腹側線を直線に形成し、背側線を外
側に向って膨出状(凸状)の湾曲線に形成するととも
に、直線に形成した腹側線を、冷却媒体の前進流れ方向
に対し、設定した交差角度にするか、あるいは、伝熱促
進エレメント前縁と伝熱促進エレメント後縁とを結ぶ中
間部分に転向部を形成し、伝熱促進エレメント前縁と転
向部とを結ぶ背側面を、最初に、外側に膨出状の湾曲面
に形成し、中間部分から直線面に形成する一方、転向部
から伝熱促進エレメント後縁に至る転向腹側面および転
向背側面を、翼壁に対し、設定した傾斜角度にしたの
で、冷却媒体の熱伝達率をより一層向上させることがで
き、圧力損失をより一層低く抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るガスタービン翼の第1実施形態を
示す概略縦断面図。
【図2】図1のA−A矢視方向に沿う切断断面で、伝熱
促進エレメントにより誘起される二次流れに基づく循環
渦の方向性を説明する図。
【図3】図2のB−B矢視方向に沿う切断断面図。
【図4】図1のガスタービン翼の翼後縁を示す部分拡大
縦断面図。
【図5】図4のE−E矢視方向に沿う断面図。
【図6】本発明に係るガスタービン翼の翼後縁の他の実
施形態を示す部分拡大横断面図。
【図7】図6のC−C矢視方向に沿う縦断面図。
【図8】図6のD−D矢視方向に沿う縦断面図。
【図9】図1のA1 −A1 矢視方向に沿う切断断面図
で、冷却通路の各曲り部で誘起される二次流れに基づく
循環渦の方向性を説明する図。
【図10】図1のA−A矢視方向に沿う切断断面図で、
コリオリの力により誘起される二次流れに基づく循環渦
の方向性を説明する図。
【図11】本発明に係るガスタービン翼の第2実施形態
を示す概略縦断面図。
【図12】本発明に係るガスタービン翼の第3実施形態
を示す概略縦断面図。
【図13】本発明に係るガスタービン翼の第4実施形態
を示す概略縦断面図。
【図14】図13のガスタービン翼の中間通路に設置し
た伝熱促進エレメントの第2実施例を示す概略縦断面
図。
【図15】図13のガスタービン翼の中間通路に設置し
た伝熱促進エレメントの第3実施例を示す概略縦断面
図。
【図16】図13のガスタービン翼の中間通路に設置し
た伝熱促進エレメントの第4実施例を示す概略縦断面
図。
【図17】図13のガスタービン翼の中間通路に設置し
た伝熱促進エレメントの第5実施例を示す概略縦断面
図。
【図18】本発明に係るガスタービン翼の翼有効部内の
中間通路に設置した伝熱促進エレメントの配列を示す
図。
【図19】図18のF−F矢視方向に沿う切断断面図。
【図20】本発明に係るガスタービン翼の翼有効部内に
形成した冷却通路に設置した伝熱促進エレメントの他の
実施形態を示す概略図。
【図21】図20で示した伝熱促進エレメントの概略斜
視図。
【図22】図20で示した伝熱促進エレメントを複数段
列に配置し、同じ段列の上流側に配置した伝熱促進エレ
メントと、下流側に配置した伝熱促進エレメントとのピ
ッチに対する伝熱促進エレメントの高さとから冷却媒体
の熱伝達率を求める線図。
【図23】本発明に係るガスタービン翼の翼有効部内に
形成した冷却通路に設置した伝熱促進エレメントの他の
別の実施形態を示す概略斜視図。
【図24】図23のG矢視方向から観察した伝熱促進エ
レメントの側面図。
【図25】図23のH−H矢視方向に沿う切断断面図。
【図26】図23のI−I矢視方向に沿う切断断面図。
【図27】図23のJ−J矢視方向に沿う切断断面図。
【図28】図25で示した伝熱促進エレメントの腹側面
を流れる冷却媒体の挙動を説明する図。
【図29】図27で示した伝熱促進エレメントの伝熱促
進エレメント後縁を流れる冷却媒体の挙動を説明する
図。
【図30】図26で示した伝熱促進エレメントの転向腹
側面および転向背側面を流れる冷却媒体の挙動を説明す
る図。
【図31】本発明に係るガスタービン翼の翼有効部内の
冷却通路に設置した伝熱促進エレメントに冷却媒体とし
て蒸気を供給・回収する際の、蒸気冷却供給・回収系統
を示す概略系統図。
【符号の説明】 1 ガスタービン翼 2 翼有効部 3 翼植込部 4 翼シャンク部 5 翼プラットホーム 6 翼冷却通路 7 供給通路 7a 前縁側供給通路 7b 後縁側供給通路 8 回収通路 9 翼前縁 10 翼後縁 11 前縁通路 12 翼チップ部 13 前縁第1曲り部 14 前縁第1中間通路 15 前縁第2曲り部 16 案内板 17 前縁第2中間通路 18 前縁第3曲り部 19 前縁戻り通路 20 後縁通路 21 後縁曲り部 22 後縁戻り部 23 翼前縁側冷却通路 24 翼後縁側冷却通路 25a,25b 伝熱促進エレメント 26 腹側 27 背側 28a 翼後縁側外側供給通路 28b 翼後縁側内側供給通路 29 翼チップ部通路 30a 翼前縁側外側回収通路 30b 翼前縁側内側回収通路 31 翼後縁内側通路 32 第1曲り部 33 内側第1中間通路 34 第2曲り部 35 内側第2中間通路 36 第3曲り部 37 前縁側内側通路 38 外側冷却通路 39 内側冷却通路 40 伝熱促進エレメント 41 伝熱促進エレメント前縁 42 伝熱促進エレメント後縁 43 腹側線 44 背側線 45 伝熱促進エレメント 46 伝熱促進エレメント前縁 47 伝熱促進エレメント後縁 48 転向部 49 腹側面 50 背側面 51 湾曲面 52 直線面 53 転向腹側面 54 転向背側面 55 頂部 56 底部 57 翼壁 58 発電機 59 空気圧縮機 60 ガスタービン燃焼器 61 ガスタービン 62 ガスタービンプラント 63 蒸気タービン 64 排熱回収ボイラ 65 発電機 66 蒸気供給系 67 蒸気回収系
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡村 隆成 神奈川県横浜市鶴見区末広町二丁目4番地 株式会社東芝京浜事業所内 (72)発明者 土方 常夫 神奈川県横浜市鶴見区末広町二丁目4番地 株式会社東芝京浜事業所内 (72)発明者 伊藤 勝康 神奈川県横浜市鶴見区末広町二丁目4番地 株式会社東芝京浜事業所内

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空の翼有効部の翼前縁側に、翼植込部
    の供給通路から冷却媒体を案内する前縁通路と、これに
    続く前縁中間通路と、上記翼有効部の翼後縁側に、上記
    翼植込部の供給通路からの冷却媒体を案内する後縁通路
    とを設けるとともに、上記前縁通路に、冷却媒体を上記
    翼植込部側から翼チップ部側、または翼チップ部側から
    上記翼植込部側に流すとき、冷却媒体の前進流れ方向に
    対し、右上り傾斜または左上り傾斜に配置した伝熱促進
    エレメントと、上記後縁通路に、冷却媒体を上記翼植込
    部側から翼チップ部側に流すとき、冷却媒体の前進流れ
    方向に対し、左上り傾斜に配置した伝熱促進エレメント
    とを備えたことを特徴とするガスタービン翼。
  2. 【請求項2】 中空の翼有効部の翼前縁側に、翼植込部
    の供給通路からの冷却媒体を案内する前縁通路と、翼チ
    ップ部側および翼植込側に形成する前縁曲り部を介して
    冷却媒体をサーペンタイン状に流す前縁中間通路と、上
    記翼植込部の回収通路に上記前縁中間通路からの冷却媒
    体を回収させる前縁戻り通路と、上記翼有効部の翼後縁
    側に、上記翼植込部の供給通路からの冷却媒体を案内す
    る後縁通路と、翼チップ部側に形成する後縁曲り部を介
    して冷却媒体を上記翼植込部の回収通路に回収させる後
    縁戻り通路と、上記前縁通路、前縁中間通路および前縁
    戻り通路に、冷却媒体の前進流れ方向に対し、右上り傾
    斜に配置した伝熱促進エレメントと、上記後縁通路およ
    び後縁戻り通路に、冷却媒体の前進流れ方向に対し、左
    上り傾斜に配置した伝熱促進エレメントとを備えたこと
    を特徴とするガスタービン翼。
  3. 【請求項3】 前縁通路または後縁通路に設置した伝熱
    促進エレメントを、腹側および背側の翼壁に対し、一つ
    置きに互い違いに配置したことを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載のガスタービン翼。
  4. 【請求項4】 前縁通路または後縁通路に設置した伝熱
    促進エレメントを、複数段列に配置したことを特徴とす
    る請求項1または2に記載のガスタービン翼。
  5. 【請求項5】 前縁通路または後縁通路に設置した伝熱
    促進エレメントを、複数段列に配置するとともに、一つ
    の段列に配置する伝熱促進エレメントを、隣りの段列に
    配置する伝熱促進エレメントに対し、一つ置きに互い違
    いに配置したことを特徴とする請求項4に記載のガスタ
    ービン翼。
  6. 【請求項6】 後縁通路に設置した伝熱促進エレメント
    を、腹側の翼壁にのみ配置したことを特徴とする請求項
    1または2に記載のガスタービン翼。
  7. 【請求項7】 前縁中間通路の翼植込部側の前縁曲り部
    に、案内板を設置したことを特徴とする請求項2に記載
    のガスタービン翼。
  8. 【請求項8】 中空の翼有効部の翼後縁側に、翼植込部
    の翼後縁側外側供給通路からの冷却媒体を案内する後縁
    通路と、翼チップ部側に形成する翼チップ部通路を介し
    て上記後縁通路からの冷却媒体を、上記翼植込部の翼前
    縁側外側回収通路に回収させる前縁通路と、上記後縁通
    路、翼チップ部通路、および前縁通路の内側に形成し、
    上記翼後縁側外側供給通路と独立の翼後縁側内側供給通
    路からの冷却媒体を案内する翼後縁内側通路と、上記翼
    チップ部通路側および翼プラットホーム側に形成する曲
    り部を介して冷却媒体をサーペンタイン状に流す内側中
    間通路と、上記翼前縁側外側回収通路と独立の翼前縁側
    内側回収通路に上記内側中間通路からの冷却媒体を回収
    させる前縁側内側通路と、上記後縁通路、翼チップ部通
    路、前縁通路、翼後縁内側通路、内側中間通路、および
    前縁側内側通路に、冷却媒体の前進流れ方向に対し、左
    上り傾斜に配置した伝熱促進エレメントとを備えたこと
    を特徴とするガスタービン翼。
  9. 【請求項9】 内側中間通路の翼プラットホーム側の曲
    り部に、案内板を設置したことを特徴とする請求項8に
    記載のガスタービン翼。
  10. 【請求項10】 中空の翼有効部の翼前縁側に、翼植込
    部の供給通路からの冷却媒体を案内する前縁通路と、翼
    チップ部側および翼植込部側に形成する前縁曲り部を介
    して冷却媒体をサーペンタイン状に流す前縁中間通路
    と、上記翼植込部の回収通路に上記前縁中間通路からの
    冷却媒体を回収させる前縁戻り通路と、上記翼有効部の
    翼後縁側に、上記翼植込部の供給通路からの冷却媒体を
    案内する後縁通路と、翼チップ部側に形成する後縁曲り
    部を介して冷却媒体を上記翼植込部の回収通路に回収さ
    せる後縁戻り通路と、上記前縁通路に冷却媒体の前進流
    れ方向に対し、右上り傾斜に配置した伝熱促進エレメン
    トと、上記前縁中間通路のうち、冷却媒体の上流側の前
    縁中間通路に、冷却媒体の前進流れ方向に対し、右上り
    傾斜に配置した伝熱促進エレメントと、隣りの冷却媒体
    の下流側の前縁中間通路に、冷却媒体の前進流れ方向に
    対し、左上り傾斜に配置した伝熱促進エレメントと、上
    記前縁戻り通路に、冷却媒体の前進流れ方向に対し、右
    上り傾斜に配置した伝熱促進エレメントと、上記後縁通
    路および後縁戻り通路に冷却媒体の前進流れ方向に対
    し、左上り傾斜に配置した伝熱促進エレメントとを備え
    たことを特徴とするガスタービン翼。
  11. 【請求項11】 中空の翼有効部の翼前縁側に、翼植込
    部の供給通路からの冷却媒体を案内する前縁通路と、翼
    チップ部側および翼植込部側に形成する前縁曲り部を介
    して上記冷却媒体をサーペンタイン状に流す前縁中間通
    路と、上記翼植込部の回収通路に上記前縁中間通路から
    の冷却媒体を回収させる前縁戻り通路と、上記翼有効部
    の翼後縁側に、上記翼植込部の供給通路からの冷却媒体
    を案内する後縁通路と、翼チップ部側に形成する後縁曲
    り部を介して上記冷却媒体を上記翼植込部の回収通路に
    回収させる後縁戻り通路と、上記前縁通路に冷却媒体の
    前進流れ方向に対し、右上り傾斜に配置した伝熱促進エ
    レメントと、上記前縁中間通路のうち、冷却媒体の上流
    側の前縁中間通路に、冷却媒体の前進流れ方向に対し、
    右上り傾斜に配置した伝熱促進エレメントと、上記前縁
    中間通路の翼植込部側の前縁曲り部から隣りの冷却媒体
    の下流側の前縁中間通路に亘って冷却媒体の前進流れ方
    向に対し、左上り傾斜に配置し、かつ腹側および背側に
    設置した伝熱促進エレメントと、上記前縁戻り通路に、
    冷却媒体の前進流れ方向に対し、左上り傾斜に配置した
    伝熱促進エレメントと、上記後縁通路および後縁戻り通
    路に、冷却媒体の前進流れ方向に対し、左上り傾斜に配
    置した伝熱促進エレメントとを備えたことを特徴とする
    ガスタービン翼。
  12. 【請求項12】 腹側および背側に設置した伝熱促進エ
    レメントを、一つ置きに互い違いに配置したことを特徴
    とする請求項11に記載のガスタービン翼。
  13. 【請求項13】 腹側および背側に設置した伝熱促進エ
    レメントのうち、背側に設置した伝熱促進エレメント
    の、冷却媒体の前進流れ方向に対する交差角度を、腹側
    に設置した伝熱促進エレメントの、冷却媒体の前進流れ
    方向に対する交差角度よりも相対的に大きくしたことを
    特徴とする請求項11に記載のガスタービン翼。
  14. 【請求項14】 前縁中間通路の翼チップ部側の前縁曲
    り部から隣りの前縁戻り通路に亘り、冷却媒体の前進流
    れ方向に対し、右上り傾斜配置から左上り傾斜配置に切
    替える伝熱促進エレメントを、切替える際に、比較的短
    い伝熱促進エレメントから順次、相対的に長い伝熱促進
    エレメントに形成したことを特徴とする請求項11に記
    載のガスタービン翼。
  15. 【請求項15】 前縁中間通路の翼チップ部側の前縁曲
    り部から隣りの前縁戻り通路に亘り、冷却媒体の前進流
    れ方向に対し、右上り傾斜に配置した比較的短い伝熱促
    進エレメントと、冷却媒体の前進流れ方向に対し、左上
    り傾斜に配置した比較的短い伝熱促進エレメントとを混
    在させて設置したことを特徴とする請求項11に記載の
    ガスタービン翼。
  16. 【請求項16】 中空の翼有効部の翼前縁側に、翼植込
    部の供給通路からの冷却媒体を案内する前縁通路と、翼
    チップ部側および翼植込部側に形成する前縁曲り部を介
    して上記冷却媒体をサーペンタイン状に流す前縁中間通
    路と、上記翼植込部の回収通路に上記前縁中間通路から
    の冷却媒体を回収させる前縁戻り通路と、上記翼有効部
    の翼後縁側に、上記翼植込部の供給通路からの冷却媒体
    を案内する後縁通路と、翼チップ部側に形成する後縁曲
    り部を介して上記冷却媒体を上記翼植込部の回収通路に
    回収させる後縁戻り通路と、上記前縁通路に冷却媒体の
    前進流れ方向に対し、右上り傾斜に配置した伝熱促進エ
    レメントと、上記前縁中間通路および上記前縁戻り通路
    に冷却媒体の前進流れ方向に対し、左上り傾斜および右
    上り傾斜に交互に配置し、かつ少なくとも2段列以上に
    配置した伝熱促進エレメントと、上記後縁通路および後
    縁戻り通路に冷却媒体の前進流れ方向に対し、左上り傾
    斜に配置した伝熱促進エレメントとを備えたことを特徴
    とするガスタービン翼。
  17. 【請求項17】 前縁中間通路および前縁戻り通路に冷
    却媒体の前進流れ方向に対し、左上り傾斜および右上り
    傾斜に交互に配置し、かつ少なくとも2段列以上に配置
    した伝熱促進エレメントを、腹側および背側の翼壁に対
    し、一つ置きに互い違いに配置したことを特徴とする請
    求項16に記載のガスタービン翼。
  18. 【請求項18】 伝熱促進エレメントを、断面角形の棒
    状のリブおよび断面丸形の棒状のリブのいずれかに選択
    したことを特徴とする請求項1、8、10、11または
    16に記載のガスタービン翼。
  19. 【請求項19】 冷却媒体の前進流れ方向に向い、上流
    側を伝熱促進エレメント前縁とし、後流側を伝熱促進エ
    レメント後縁とすると、上記伝熱促進エレメント前縁と
    上記伝熱促進エレメント後縁とを結ぶ腹側線を直線に形
    成し、上記伝熱促進エレメント前縁と上記伝熱促進エレ
    メント後縁とを結ぶ背側線を外側に向って膨出状の湾曲
    線に形成した伝熱促進エレメントを、中空の翼有効部の
    冷却通路に複数段列に設置したことを特徴とするガスタ
    ービン翼。
  20. 【請求項20】 複数段列に設置した伝熱促進エレメン
    トのうち、同じ段列の上流側の伝熱促進エレメントと後
    流側の伝熱促進エレメントとのピッチをPとし、伝熱促
    進エレメントの高さをeとすると、ピッチPに対する高
    さeの比を、 【数1】P/e=3〜20 の範囲に設定したことを特徴とする請求項19に記載の
    ガスタービン翼。
  21. 【請求項21】 冷却媒体の前進流れ方向に向い、上流
    側を伝熱促進エレメント前縁とし、後流側を伝熱促進エ
    レメント後縁とすると、伝熱促進エレメント前縁と伝熱
    促進エレメント後縁との中間部分に転向部を形成し、上
    記伝熱促進エレメント前縁と上記転向部とを結ぶ腹側面
    を直線に形成し、上記伝熱促進エレメント前縁と上記転
    向部とを結ぶ背側面を、最初に外側に向って膨出状の湾
    曲面に形成し、中間部分から上記転向部に結ぶ上記背側
    面を直線面に形成する一方、上記転向部と上記伝熱促進
    エレメント後縁とを結ぶ転向腹側面を直線形状にして上
    記背側面に向って折り曲げるとともに、上記転向部と上
    記伝熱促進エレメント後縁とを結ぶ転向背側面を直線形
    状に形成した伝熱促進エレメントを、中空の翼有効部の
    冷却通路の翼壁に設置したことを特徴とするガスタービ
    ン翼。
  22. 【請求項22】 腹側面を、冷却通路の翼壁から頂部に
    向う高さ方向の傾斜角度をθa とすると、傾斜角度θa
    を、 【数2】30゜≦θa ≦60゜ の範囲に設定したことを特徴とする請求項21に記載の
    ガスタービン翼。
  23. 【請求項23】 伝熱促進エレメント後縁を、冷却通路
    の翼壁に対し、傾斜角度をθb とすると、傾斜角度θb
    を、 【数3】30゜≦θb ≦60゜ の範囲に設定したことを特徴とする請求項21に記載の
    ガスタービン翼。
  24. 【請求項24】 転向部の転向腹側面および転向背側面
    を、冷却通路の翼壁に対し、傾斜角度をθc 、θd とす
    ると、傾斜角度θc 、θd を、 【数4】30゜≦θc 、θd ≦60゜ の範囲に設定したことを特徴とする請求項21に記載の
    ガスタービン翼。
  25. 【請求項25】 伝熱促進エレメント前縁と転向部とを
    結び、直線に形成した腹側面を、冷却媒体の前進流れ方
    向に対し、交差角度をθe とすると、交差角度θe を、 【数5】30゜≦θe ≦60゜ の範囲に設定したことを特徴とする請求項21に記載の
    ガスタービン翼。
  26. 【請求項26】 冷却媒体を、空気および蒸気のいずれ
    かを選択したことを特徴とする請求項1、2、8、1
    0、11、16、19または21に記載のガスタービン
    翼。
  27. 【請求項27】 冷却媒体としての蒸気を、蒸気タービ
    ンのタービン抽気に選定したことを特徴とする請求項2
    6に記載のガスタービン翼。
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