JPH11241710A - ディスクブレーキ用支持ピンの廻り止め構造 - Google Patents
ディスクブレーキ用支持ピンの廻り止め構造Info
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- JPH11241710A JPH11241710A JP10043920A JP4392098A JPH11241710A JP H11241710 A JPH11241710 A JP H11241710A JP 10043920 A JP10043920 A JP 10043920A JP 4392098 A JP4392098 A JP 4392098A JP H11241710 A JPH11241710 A JP H11241710A
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Abstract
支持ピンの廻り止め構造を提供する。 【解決手段】 ディスクブレーキ用支持ピンの廻り止め
構造10は、支持ピン11をキャリパ43に対して貫通させた
状態で軸回転しないように保持するために、鍔部14を軸
部13に係合し、かつ、キャリパ43の固定部52に係合す
る。支持ピン11は、鍔部14が軸部13に対して径方向に着
脱可能であるとともに、軸部13に対して軸回転不可能と
している。
Description
用支持ピンの廻り止め構造に係り、例えば鉄道車両等に
用いられるディスクブレーキ用支持ピンの廻り止め構造
に関する。
40を示す。この鉄道車両用ディスクブレーキ装置40は、
車輪41の両面に組み付けられて一体的に回転する円盤状
のブレーキディスク(図示せず)と、これらのブレーキ
ディスクを厚み方向に押圧するように車輪41を挟んで対
抗配置される一対の制輪子42,42と、これらの制輪子4
2,42を先端に支持する平面略H字形状のキャリパ43
と、キャリパ43のアーム44に固定されて制輪子42,42を
ブレーキディスクに押し付けるシリンダ45と、鉄道車両
の台車に固定されたサポート46とを備えている。このよ
うな鉄道車両用ディスクブレーキ装置40において、キャ
リパ43は、支持ピン47,47を介してサポート46に支持さ
れているため、車輪41の軸方向に移動可能とされてい
る。
は、丸棒状に形成された軸部48の一端部(図中右方)に
鍔部49が設けられている。鍔部49は、略円盤状に形成さ
れているとともに、接線に対して平行な平坦面50が設け
られていて、軸部48に対して一体成形されている。一
方、キャリパ43は、支持ピン47の軸部48が挿通可能な挿
通孔51,51が設けられているとともに、挿通孔51の開口
近傍に平坦な固定面52が設けられている。
1,51に挿通させるとともに、鍔部49の平坦面50を固定
面52に当接させた状態で、キャリパ43から突出する軸部
48の他端部(図中左方)に固定ナット53を螺合すること
により、キャリパ43に対して軸回転しないように保持さ
れる。
持ピン47は、軸部48および鍔部49が一体に形成されてい
るため、製作にあたって、鍔部49の直径に対応した丸棒
材を用い、切削加工により軸部49を形成する必要があ
る。すなわち、前述した支持ピン47は、その製作にあた
って、軸部48よりも大径の丸棒材が必要であるととも
に、そのほとんどを切削してしまうため、材料の無駄が
多く、製作コストが高いという問題があった。本発明
は、前述した問題点に鑑みてなされたものであり、その
目的は製作コストを低減できるディスクブレーキ用支持
ピンの廻り止め構造を提供することにある。
ために、本発明は、請求項1に記載したように、ディス
クブレーキのキャリパをサポートに支持させるために、
支持ピンを前記キャリパおよび前記サポートに貫通する
とともに、前記支持ピンの一端部に備えられた鍔部を前
記キャリパに設けられた固定部に係合するディスクブレ
ーキ用支持ピンの廻り止め構造において、前記支持ピン
の軸部と前記鍔部とを別体に形成し、前記軸部の径方向
に沿って前記鍔部を着脱させるための係合手段を設け、
前記係合手段が前記鍔部を前記軸部に対して軸回転不可
能としていることを特徴としている。
小径部,窪み,孔等の段差部を設けておくとともに、鍔
部を厚み方向に貫通するスリットを設けておき、このス
リットにより段差部を挟む構造等を採用できる。この
際、段差部としては、鍔部が軸部に対して軸回転しない
ように、その断面形状を真円以外の任意形状に設定して
おけばよい。
に係合する構造としては、前述したように、略円盤状の
鍔部における周面に平坦面を設けておくとともに、キャ
リパに固定面を設けておき、これらの平坦面および固定
面を相互当接させる構造以外の構造を採用してもよく、
例えばキャリパに適宜なピンを立設させておき、このピ
ンに対して鍔部に設けた貫通孔,窪みを係合させる構造
等を採用してもよい。
支持ピンの廻り止め構造においては、係合手段により、
鍔部が軸部の径方向に沿って着脱可能であるとともに、
軸部に対して軸回転不可能となっているため、従来の支
持ピンと同様な機能を果たせることになる。そして、こ
のようなディスクブレーキ用支持ピンの廻り止め構造に
おいては、軸部および鍔部が別体に形成されるため、軸
部の製作にあたって軸部の直径に対応した丸棒部材を用
意すればよいとともに、従来のような大幅な切削加工を
施す必要がないため材料の無駄が少なく、従来に比較し
て支持ピンの製作コストを低くできることになる。
に、前記係合手段が、前記軸部の周面に設けられた段差
部と、前記鍔部に設けられたスリットとを備え、前記段
差部が真円以外の断面形状を有しているとともに、前記
スリットが前記段差部を挟持可能であることを特徴とし
ている。ここで、段差部の断面形状としては、真円以外
であれば任意角形,楕円,半円等でもよい。そして、ス
リットとしては、その幅を段差部の断面形状における最
小幅に対応させておけばよい。このようなディスクブレ
ーキ用支持ピンの廻り止め構造においては、軸部におけ
る周面の任意位置が平坦面となるような段差部を設けて
おくとともに、鍔部にスリットを設けておくという極め
て簡単な構造により、軸部および鍔部が相互に係合可能
となるため、支持ピンの製作コストをさらに低くできる
ことになる。
したように、段差部の断面形状が正四角形,正六角形,
正八角形等の正偶数角形であれば、スリット幅を段差部
における2面幅に対応させておくことにより、軸部に対
して鍔部を複数の方向から選択的に係合でき、これによ
り軸部および鍔部の相互係合を容易に行えることにな
る。
図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る第
1実施の形態を示す全体斜視図、図2は軸部および鍔部
の係合状態を示す断面図,図3は本発明に係る第2実施
の形態を示す部分斜視図および断面図である。なお、以
下に説明する実施の形態において、既に図4および図5
において説明した部材等については、図中に同一符号あ
るいは相当符号を付すことにより説明を簡略化あるいは
省略する。
ブレーキ用支持ピンの廻り止め構造(以下、廻り止め構
造と略す)10が示されている。この廻り止め構造10にお
いて、支持ピン11は、係合手段12により相互に着脱可能
な軸部13および鍔部14を備えている。軸部13は、キャリ
パ43の挿通孔51,51に挿通可能な直径を有し、その端部
に固定ナット53が螺合可能とされている。一方、鍔部14
は略円盤形状とされ、その周面に平坦面15が形成されて
いる。
段差部16と、鍔部14に設けられたスリット17とを備えて
いる。図2にも示すように、段差部16は、軸部13の周面
に切削加工を施すことにより断面正四角形とされ、その
対角交差点が軸部13の軸線上に配置されている。一方、
スリット17は、その幅が段差部16の2面幅に対応するよ
うに設定されているとともに、鍔部14の略中央から径方
向に沿って平坦面15から離れる方向に向かって形成され
ている。このような係合手段12は、スリット17により段
差部16を挟むように、軸部13に対して鍔部14を係合する
と、軸部13の軸線および鍔部14の軸線が一致するように
なっている。
鍔部14を係合させ、軸部13を挿通孔51,51に挿通させる
とともに、鍔部14の平坦面15を固定面52に当接させた状
態で、キャリパ43から突出する軸部13の他端部(図中左
方)に固定ナット53を螺合することにより、キャリパ43
に対して軸回転しないように保持される。
合手段12により鍔部14が軸部13に対して軸回転不可能と
なっているため、支持ピン11が従来の支持ピンと同様な
機能を果たせる。そして、この廻り止め構造10によれ
ば、軸部13および鍔部14が別体に形成されるため、軸部
13の製作にあたって軸部13の直径に対応した丸棒部材を
用意すればよいとともに、従来のような大幅な切削加工
を施す必要がないため材料の無駄が少なく、従来に比較
して支持ピン11の製作コストを低くできる。
により段差部16を設けておくとともに、鍔部14にスリッ
ト17を設けておくという極めて簡単な構造により係合手
段12が構成されているため、支持ピン11の製作コストを
さらに低くできる。また、この係合手段12は、段差部16
の断面形状が正四角形であるとともに、スリット17のス
リット幅が段差部16の2面幅に対応しているため、軸部
13に対して鍔部14を複数の方向から選択的に係合でき
る。
ピン11の軸部13および鍔部14が別体に形成されるため、
形状,大きさ等が異なる複数種類の鍔部を選択的に採用
することにより,用途に応じた汎用性が得られる。さら
に、このような支持ピン11は、軸部13および鍔部14が別
体に形成されるため、軸部13に鍔部14を係合させていな
ければ、キャリパ43の挿通孔51,51に対して軸部13を先
端側あるいは基端側から挿通可能となり、組み立てにあ
たって作業手順を適宜選択することにより組立作業を簡
略化できる。
ある廻り止め構造30が示されている。この図において支
持ピン31を構成する軸部33は、その周面に段差部36が設
けられている。段差部36は、軸部33の周面が部分的な平
坦面となるような切削加工を施すことにより断面略蒲鉾
形状とされている(図3(B)参照)。
34は略円盤形状とされ、その径方向に沿うスリット37が
形成されている。このスリット37は、段差部36の断面形
状に対応して、幅方向中央が鍔部34の中心からずれた位
置に形成されている。従って、スリット37により段差部
36を挟むように、軸部33に対して鍔部34を係合させる
と、軸部33の軸線および鍔部34の軸線が一致するように
なっている。
っても、前述した廻り止め構造10と同様な効果が得られ
る。そして、このような廻り止め構造30によれば、段差
部36が軸部33の周面に部分的な切削加工を施すことによ
り設けられているため、加工コストが低く、支持ピン31
の製作コストを更に低くできる。
限定されるものでなく、適宜な変形,改良等が可能であ
る。その他、前述した実施の形態において例示した軸
部,鍔部,支持ピン,キャリパ,固定部,係合手段,段
差部,スリット等の材質,形状,寸法,形態,数,配置
個所等は本発明を達成できるものであれば任意であり、
限定されない。
ば、請求項1に記載したように、軸部および鍔部が別体
であるため、軸部の製作にあたって材料の無駄や大幅な
切削加工が解消されるとともに、用途に応じた汎用性が
得られ、かつ、組み立て作業性を向上できる。また、本
発明によれば、請求項2に記載したように、軸部の周面
が部分的に平坦面となる段差部を形成し、かつ、鍔部に
スリットを設けておくという極めて簡単な構造により、
軸部および鍔部が相互に係合可能となるため、支持ピン
の製作コストをさらに低くできる。また、本発明によれ
ば、請求項3に記載したように、段差部の断面形状が正
偶数角形であるため、スリット幅を段差部における2面
幅に対応させておくことにより、軸部に対して鍔部を複
数の方向から選択的に係合でき、これにより軸部および
鍔部の相互係合を容易に行える。
である。
および断面図である。
示す概略図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 ディスクブレーキのキャリパをサポート
に支持させるために、支持ピンを前記キャリパおよび前
記サポートに貫通するとともに、前記支持ピンの一端部
に備えられた鍔部を前記キャリパに設けられた固定部に
係合するディスクブレーキ用支持ピンの廻り止め構造に
おいて、 前記支持ピンの軸部と前記鍔部とを別体に形成し、前記
軸部の径方向に沿って前記鍔部を着脱させるための係合
手段を設け、前記係合手段が前記鍔部を前記軸部に対し
て軸回転不可能としていることを特徴とするディスクブ
レーキ用支持ピンの廻り止め構造。 - 【請求項2】 前記係合手段が、前記軸部の周面に設け
られた段差部と、前記鍔部に設けられたスリットとを備
え、前記段差部が真円以外の断面形状を有しているとと
もに、前記スリットが前記段差部を挟持可能であること
を特徴とする請求項1に記載したディスクブレーキ用支
持ピンの廻り止め構造。 - 【請求項3】 前記段差部の断面形状が正偶数角形であ
ることを特徴とする請求項2に記載したディスクブレー
キ用支持ピンの廻り止め構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04392098A JP4104721B2 (ja) | 1998-02-25 | 1998-02-25 | ディスクブレーキ用支持ピンの廻り止め構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04392098A JP4104721B2 (ja) | 1998-02-25 | 1998-02-25 | ディスクブレーキ用支持ピンの廻り止め構造 |
Publications (3)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11241710A true JPH11241710A (ja) | 1999-09-07 |
| JPH11241710A5 JPH11241710A5 (ja) | 2005-07-21 |
| JP4104721B2 JP4104721B2 (ja) | 2008-06-18 |
Family
ID=12677156
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04392098A Expired - Fee Related JP4104721B2 (ja) | 1998-02-25 | 1998-02-25 | ディスクブレーキ用支持ピンの廻り止め構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4104721B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007211903A (ja) * | 2006-02-09 | 2007-08-23 | Nippon Suiki Chosa Kk | 供回り防止具およびそれを用いた地下式消火栓の着脱方法 |
| JP2010060122A (ja) * | 2008-09-08 | 2010-03-18 | Akebono Brake Ind Co Ltd | アジャスタロッド回止め機構 |
| CN103233967A (zh) * | 2013-04-26 | 2013-08-07 | 李峻青 | 销钉式螺栓 |
-
1998
- 1998-02-25 JP JP04392098A patent/JP4104721B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007211903A (ja) * | 2006-02-09 | 2007-08-23 | Nippon Suiki Chosa Kk | 供回り防止具およびそれを用いた地下式消火栓の着脱方法 |
| JP2010060122A (ja) * | 2008-09-08 | 2010-03-18 | Akebono Brake Ind Co Ltd | アジャスタロッド回止め機構 |
| CN103233967A (zh) * | 2013-04-26 | 2013-08-07 | 李峻青 | 销钉式螺栓 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4104721B2 (ja) | 2008-06-18 |
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