JPH11242174A - 光走査装置 - Google Patents

光走査装置

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JPH11242174A
JPH11242174A JP4524398A JP4524398A JPH11242174A JP H11242174 A JPH11242174 A JP H11242174A JP 4524398 A JP4524398 A JP 4524398A JP 4524398 A JP4524398 A JP 4524398A JP H11242174 A JPH11242174 A JP H11242174A
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Yoshito Sekikawa
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オーバーフィルド光学系の分割走査方式を採
用しても、つなぎ目のビーム径の段差を解消することが
できる光走査装置を得る。 【解決手段】 少なくとも一方の第1光学系を構成する
シリンドリカルレンズ22の母線Mを光軸Lに対して所
定角度回転させることで、つなぎ目でのビーム径の段差
を解消することができる。例えば、副走査方向の入射角
度が大きい方のシリンドリカルレンズ22の母線Mを光
軸Lに対して、理想角度(主に主走査方向のビーム径
が、全体的に小さくなる角度をいう)となるように、回
転させることで、主走査方向及び副走査方向の両方で、
つなぎ目のビーム径が小さくなり、副走査方向の入射角
度が小さい方のビームとの段差を小さくすることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザビームを画
像情報に応じて感光体上に走査露光することにより、画
像を記録する画像記録装置に使用される光走査装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、画像処理装置の高速化、高
解像化の要求に答え、また、焦点距離(光路長)を長く
せずに、広い走査幅を得るために、オーバーフィルド光
学系(Overfilled)の分割走査方式を採用し
た光走査装置を提案した(特願平8−338636
号)。
【0003】この基本構成は、図7に示すように、2つ
の光源部40A、40Bと、光源部毎に設けられた2つ
の第1光学系42A、42Bと、画像信号によって変調
されたレーザビームを入射し、これを画像信号の1ライ
ン毎に繰り返して偏向するポリゴンミラー12(回転多
面鏡)と、偏向されたレーザビームを感光体46(被走
査面)で略等速にし、かつ感光体46の近傍にレーザビ
ームを収束させる1つの結像光学系48とからなってい
る。
【0004】そして、偏向する走査角度を±2αとした
とき、ポリゴンミラー12の同一反射面への入射角度
を、ポリゴンミラー12の回転中心と感光体46の中央
位置を結ぶ中心線CLに対して主走査方向にそれぞれ−
α、+αとし、また、ポリゴンミラー12の回転角を、
2つのレーザビームの入射角度と同じα(±α/2)と
し、ポリゴンミラー12の面数をnとしたとき、αが3
60°×0.6/n<α<360°/nとなるように構
成している。
【0005】この2つのレーザビームは、点線で示すレ
ーザビームAが−2αの走査角度でからの範囲を、
実線で示すレーザビームBが+2αの走査角度でから
の範囲を同時に走査する。
【0006】これによって、オーバーフィルド光学系で
分割走査を行う場合に生じる現象、すなわち、FNo
(エフナンバー、カメラでいう所の「明るさ」)の変化
とリンクして感光体46上でビーム径の一様性が悪化す
るという現象を抑えた。
【0007】しかし、図8に示すように、オーバーフィ
ルド光学系を採用すると、ポリゴンミラー12の面幅よ
り、レーザビームの入射光束幅(Do)が大きいため、
反射面bの前の隣面a(回転開始側)及び後の隣面c
(回転終了側)へ入射するビームも反射され、不要光N
となってしまう。
【0008】図7に示すように、不要光NA が、レーザ
ビームAがからの範囲を走査すると同時にから
の範囲を走査し、不要光NB が,レーザビームBがか
らの範囲を走査すると同時にからの範囲を走査し
て二重書き込みとなる。
【0009】この不要光による二重書き込みを回避する
ため、図9及び図10に示すように、2つのレーザビー
ムA、Bを副走査方向の入射角度β1、β2が相互に異
なるようにポリゴンミラー12へ入射させ、レーザビー
ム毎に反射ミラー50A、50Bを設けた光走査装置を
提案した(特願平9−014139号参照)。
【0010】この構成によって、ポリゴンミラー12で
偏向されたレーザビームは副走査方向に異なる角度で出
射され、反射ミラー50A、50Bが配置された位置で
は、副走査方向に両レーザビームが十分離れるので、不
要光NA 、NB は他方の反射ミラーで反射されることは
ない。
【0011】すなわち、レーザビームAの不要光N
A (細い点線で表示)はレーザビームBを反射する反射
ミラー50Bに当たって反射されることがなく、また、
レーザビームBの不要光NB も反射ミラー50Aに反射
されることもないので、二重書き込みを回避することが
できる。
【0012】しかしながら、ポリゴンミラー12の回転
軸と直交する平面に対して、2つのレーザビームA、B
を副走査方向の入射角度β1、β2が相互に異なるよう
にポリゴンミラー12へ入射させると、感光体46上の
ビーム径の様子は一様性を含めて変化する。
【0013】具体的には、fθレンズ48に対する副走
査方向の入射角度β1、β2が2つのレーザビームA、
Bで異なるため、走査面上におけるビーム径は、から
とからまでとは、特性が変化し、とにおいて
ビーム径に段差が生じてしまう。
【0014】ここで、どの程度ビーム径に段差が生じる
か、図11及び図12を参照し具体的な数字を挙げて説
明する。
【0015】ビームAの副走査方向の入射角度β1=
1.2°、ビームAの副走査方向の入射角度β1=2.
7°、ポリゴンミラー12の面数n=24、ポリゴンミ
ラーの径Φ=46mm、光源としての半導体レーザの波
長λ=780nm、そして、fθレンズ48A、48B
を以下のものとする。
【0016】ポリゴンミラー12とfθレンズ48Aの
間隔を18.5mm、fθレンズ48Aのポリゴンミラ
ー12側の面の曲率半径(主走査方向のみ)を170.
43mm、fθレンズ48Aのポリゴンミラー12から
遠い側の面は平面、fθレンズ48Aの厚さを9mm、
fθレンズ48Aの屈折率を1.609110、fθレ
ンズ48Aとfθレンズ28の間隔を25.998m
m、fθレンズ48Bのポリゴンミラー12側の面を
∞、fθレンズ48Bのポリゴンミラー12から遠い側
の面の曲率半径を122.67mm、fθレンズ48B
の厚さを10mm、fθレンズ48Bの屈折率を1.7
12268。
【0017】次に、fθレンズ48Bのポリゴンミラー
12から遠い側の面から反射ミラー50(シリンドリカ
ルミラー)までの距離を、ビームAが276.8mm、
ビームBが271mm、反射ミラー50の入出射角度
を、ビームAが62°、ビームBが65.6°、反射ミ
ラー50から感光体46までの距離を、ビームAが9
6.2mm、ビームBが101.3mmとすると、主走
査方向/副走査方向のビーム径は、図4及び図5に示す
ように、の位置で68μm/59μm、の位置で7
1.5μm/68.5μm、の位置で103μm/1
05μm、の位置で70μm/65μmとなる。
【0018】このように、とにおいて、ビーム径に
大きな段差ができてしまい、画質に重大な悪影響を及ぼ
す(一般的には、ビーム径に不連続な段差があると、そ
の部分に筋が描かれてしまう)。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、オーバーフィルド光学系の分割走査方式を採用し
ても、不要光による二重書き込みを防止でき、また、走
査中央部(つなぎ目)のビーム径の段差を解消すること
ができる光走査装置を提供することを課題とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明で
は、光源毎に設けられた2つの第1光学系から回転多面
鏡の同一反射面へ2つのビームが主走査方向及び副走査
方向にそれぞれ異なる角度で入射する。
【0021】そして、回転多面鏡が回転する間に、主走
査方向に2つのビームがそれぞれ所定の角度範囲で偏向
される。主走査方向に偏向されたビームは、単一の結像
光学系を通じ、2つの反射鏡で個々に反射され、被走査
面の1ラインを2分割走査する。
【0022】これら2つのビームは、反射鏡の位置では
副走査方向に十分離れているので、不要光が他方の反射
鏡で反射されず、結果として二重書き込みを回避するこ
とができる。
【0023】また、少なくとも一方の第1光学系を構成
するシリンドリカルレンズの母線を光軸に対して所定角
度回転させることで、つなぎ目でのビーム径の段差を解
消することができる。
【0024】請求項2に記載の発明では、所定角度が理
想角度とされている。例えば、副走査方向の入射角度が
大きい方のシリンドリカルレンズの母線を光軸に対し
て、理想角度(主に主走査方向のビーム径が、全体的に
小さくなる角度をいう)となるように、回転させること
で、主走査方向及び副走査方向の両方で、つなぎ目のビ
ーム径が小さくなり、副走査方向の入射角度が小さい方
のビームとの段差を小さくすることができる。
【0025】請求項3に記載の発明では、所定角度が理
想角度と異なる角度とされている。このように、シリン
ドリカルレンズの母線を回転させることで、主走査方向
及び副走査方向の両方で、つなぎ目のビーム径を一層小
さくして段差をなくすことができる。
【0026】なお、理想角度と異なる角度とすること
で、走査線のつなぎ目と反対側(走査開始側又は走査終
了側)のビーム径は太くなってしまうが、程度問題であ
り、実使用上で問題のないレベルに調整することは可能
である。
【0027】請求項4に記載の発明では、第1光学系を
構成するスリットの副走査方向の開口幅がそれぞれ異な
っている。
【0028】請求項1から請求項3の発明のように、シ
リンドリカルレンズの母線を回転させれば、つなぎ目に
おける主走査方向のビーム径の段差をなくすことは可能
である。しかし、副走査方向のビーム径の動きは独立で
あるため、調整具合によっては段差があまり小さくなら
ない場合も考えられる。
【0029】そこで、いずれか一方のスリットの副走査
方向の開口幅を変更することで、副走査方向においてビ
ーム径の段差をなくすことができる(スリット幅が広い
と、F/Noが小さくなり、ビーム径が小さくなるとい
う現象を利用)。
【0030】
【発明の実施の形態】図1に示すように、本形態に係る
光走査装置10には、ポリゴンミラー12の回転中心と
感光体14の走査中央位置を結ぶ中心線CLに対して、
2つの光源部16A、16Bが対称に配置されている。
光源部16A、16Bは、略ガウシアン分布のレーザビ
ームを発光する半導体レーザで構成されている。
【0031】なお、以下、光源部16Aから出射される
レーザビームをビームA(破線表示)、光源部16Bか
ら出射されるレーザビームをビームB(実線表示)と区
別する。そして、図2に示すように、光源部16Aは、
ビームAがポリゴンミラー12の反射面12aへポリゴ
ンミラー12の回転軸Mと直交する平面Hに対して1.
2°の入射角度で、光源部16Bは、ビームBがポリゴ
ンミラー12の反射面12aへ平面Hに対して2.7°
の入射角度で、入射するように配置されている。
【0032】一方、光源部16A、16Bから発光され
縦横に異なった拡がり角をもったビームは、コリメータ
レンズ18A、18Bで略平行光とされるが、コリメー
タレンズ18A、18Bと光源部16A、16Bとの間
隔が、コリメータレンズ18A、18Bの焦点距離より
約1mm小さくされているので、コリメータレンズ18
A、18Bを通過したビームは、緩い発散光となる。
【0033】その直後、ビーム整形用のスリット20
A、20Bによって、発散光の中央のみの光が通過し、
シリンドリカルレンズ22A、22Bにより、ポリゴン
ミラー12の反射面の近傍に副走査方向に収束する光と
される。
【0034】シリンドリカルレンズ22A、22Bを通
過したビームは、中心線CLに対して対称に配置された
反射ミラー24A、24Bで反射される。反射ミラー2
4AはビームAを、中心線CLに対して、主走査方向へ
+α(12.8°)及び副走査方向へ1.2°の入射角
度で、また、反射ミラー24BはビームBを、中心線C
Lに対して、主走査方向へ−α(−12.8°)及び副
走査方向へ2.7°の入射角度で、ポリゴンミラー12
の同一反射面へ入射させる。
【0035】反射ミラー24A、24Bとポリゴンミラ
ー12との間には、主走査方向にのみパワーを有する2
枚組のfθレンズ26、28が配設されており、このf
θレンズ26、28を通過したビームA、ビームBは、
ポリゴンミラー12の面幅より広い略平行光(Do)と
なって入射する(図8参照)。
【0036】このポリゴンミラー12で偏向されたビー
ムA、ビームBは、再びfθレンズ26、28を通過
し、ビームAはシリンドリカルミラー30Aで、ビーム
Bはシリンドリカルミラー30Bで反射され、感光体1
4の上に結像する。
【0037】このシリンドリカルミラー30A、30B
は、ポリゴンミラー12の各反射面の副走査方向の傾き
のバラツキによって起る走査位置のズレ(面倒れ誤差と
呼ばれる)を補正する。
【0038】一方、fθレンズ26、28の作用によっ
て、結像によって感光体14の上に生じるビームのスポ
ットは、ビームAのスポットが感光体14の表面をか
らに向かって、ビームBのスポットが感光体14の表
面をからに向かって、主走査方向にほぼ等速度で分
割走査する。
【0039】このようにして、1ラインの走査が行われ
ると、ポリゴンミラー12の次の反射面によってビーム
A、ビームBが偏向され、次のラインの走査が行われ
る。
【0040】そして、これらのラインにおける画像記録
が行われる書き出し位置を設定するために、fθレンズ
26、28を通過したビームAの経路上にSOS(St
artOfScan)32が配設されている。このSO
S32は、制御部に接続されており、制御部はSOS3
2の出力信号を検出した時点から所定時間経過した後、
画像信号の変調を開始するようになっている。
【0041】また、ビームBは、ビームAのSOS32
の出力信号と同期して、所定時間経過した時点で、画像
信号の変調が開始され、ビームAがからに向かって
走査すると同時に、からに向かって分割走査を行
う。
【0042】次に、本形態に係る光走査装置の作用を説
明する。ビームAとビームBは、図1に示すように、走
査中央位置を通る中心線CLに対して角度範囲±2α
(走査角)の1/2の角度±αをなすように、ポリゴン
ミラー12へ入射される。
【0043】さらに、ポリゴンミラー12の走査角(ビ
ームが走査角度±2αの範囲を走査される間にポリゴン
ミラー12が回転する角度)が、ビームAとビームBの
入射角度と同じα(±α/2)とされている。すなわ
ち、ポリゴンミラー12が角度α回転するうちに、入射
されたビームAがから、ビームBがからまで走
査される。
【0044】なお、本形態では、副走査方向の入射角
を、ビームAは1.2°、ビームBは2.7°としてい
るが、入射角度は小さい方が感光体14の上における光
学特性の劣化が起りにくい。しかし、シリンドリカルミ
ラー30Aが不要光NA をシリンドリカルミラー30B
が不要光NB を反射して二重書き込みをしないように、
シリンドリカルミラーを実装する上において、ビームA
とビームBの間隔を副走査方向においてある程度確保す
る必要があるので、2つの条件を勘案して副走査方向の
入射角を決定する必要がある。
【0045】次に、つなぎ目でのビーム径の段差につい
て具体的数字を挙げて説明する。ポリゴンミラー12の
面数n=24面、入射角=走査角/2=α=12.8
°、ビームAの副走査方向の入射角1.2°、ビームB
の副走査方向の入射角2.7°、ポリゴンミラー12の
径=46mm、光源としての半導体レーザの波長入=7
80mm、そして、fθレンズ26、28を以下のもの
とする。
【0046】ポリゴンミラー12とfθレンズ26の間
隔を18.5mm、fθレンズ26のポリゴンミラー1
2側の面の曲率半径(主走査方向のみ)を170.43
mm、fθレンズ26のポリゴンミラー12から遠い側
の面は平面、fθレンズ26の厚さを9mm、fθレン
ズ26の屈折率を1.609110、fθレンズ26と
fθレンズ28の間隔を25.998mm、fθレンズ
28のポリゴンミラー12側の面を∞、fθレンズ28
のポリゴンミラー12から遠い側の面の曲率半径を12
2.67mm、fθレンズ28の厚さを10mm、fθ
レンズ28の屈折率を1.712268。
【0047】また、fθレンズ26のポリゴンミラー1
2から遠い側のシリンドリカルミラーまでの距離を、ビ
ームAが276.8mm/ビームBが271mm、シリ
ンドリカルミラーの入出射角度を、ビームAが62°/
ビームBが65.6°、シリンドリカルミラーから感光
体までの距離を、ビームAが96.2mm/ビームBが
101.3mm、スリットの副走査方向の開口幅Nをビ
ームA及びビームBとも1.8mmとする。
【0048】上記の条件において、図3に示すように、
光軸Lに対するシリンドリカルレンズ22の母線Mの回
転角度θを初期のシリンドリカルレンズ22のセット位
置に対して理想角度(ビームAは0.5°、ビームBは
1.0°)とする。
【0049】これにより、図4及び図5に示すように、
つなぎ目でのビーム径は、ビームAが主走査方向62μ
m:副走査方向59μm、ビームBが主走査方向68μ
m:副走査方向70μmとなり段差が小さくなる。
【0050】また、光軸Lに対するシリンドリカルレン
ズ22の母線Mの回転角度θを、初期のシリンドリカル
レンズ22のセット位置に対して理想角度と異なる角度
(ビームAは0.2°、ビームBは1.1°)とする。
【0051】これにより、つなぎ目でのビーム径は、ビ
ームAが主走査方向65μm:副走査方向64μm、ビ
ームBが主走査方向65μm:副走査方向66.5μm
となり、主走査方向の段差はなくなり、副走査方向の段
差は一層小さくなる。
【0052】このように、母線Mを回転させることで、
つなぎ目でのビーム径の段差を解消することができる。
このため、2つの第1光学系(シリンドリカルレンズ、
コリメータレンズ、スリット)を、共通部材で構成する
ことができる。
【0053】ここで、ビームA側のスリット20Aの副
走査方向の開口幅Nを1.7mmに変更すると、図6に
示すように、つなぎ目でのビーム径は、ビームAが主走
査方向65μm(図5参照):副走査方向66.5μ
m、ビームBが主走査方向65μm(図5参照):副走
査方向66.5μmとなり、主走査方向と副走査方向の
段差を無くすことができる。
【0054】なお、ビームB側のスリット20Bの副走
査方向の開口幅を広くすることによっても、同様に段差
をなくすことができることは無論である。
【0055】
【発明の効果】本発明は以上の構成としたので、請求項
1では、オーバーフィルド光学系を採用することで、ポ
リゴンミラーの径を大きくせず、装置の高速化と高解像
度化を達成し、また、分割走査方式を採用することで、
焦点距離(光路長)を長くせず、広い走査幅を確保する
ことができる。
【0056】また、これに加えて、二重書き込みという
問題を解消し、さらに、2つのビームのつなぎ目でのビ
ーム径の段差を解消することができる。
【0057】請求項2の発明では、シリンドリカルレン
ズの回転角度を理想角度とすることで、副走査方向の入
射角度が小さい方のビームとの段差を小さくすることが
できる。
【0058】請求項3の発明では、シリンドリカルレン
ズの回転角度を理想角度と異なる角度とすることで、主
走査方向及び副走査方向の両方で、つなぎ目のビーム径
を一層小さくして段差をなくすことができる。
【0059】請求項4の発明では、スリットの開口幅を
変更することで、副走査方向においてビーム径の段差を
なくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の形態に係る光走査装置の構成図であ
る。
【図2】本発明の形態に係る光走査装置の概略側面図で
ある。
【図3】本発明の形態に係る光走査装置の第1光学系を
示す斜視図である。
【図4】副走査方向のビーム径の変化の様子を示すグラ
フである。
【図5】主走査方向のビーム径の変化の様子を示すグラ
フである。
【図6】スリットの開口幅とビーム径との関係を示すグ
ラフである。
【図7】従来の光走査装置の構成図である。
【図8】不要光を説明する概念図である。
【図9】従来の他の光走査装置の概略側面図である。
【図10】従来の他の光走査装置の概略平面図である。
【図11】ポリゴンミラーへ入出射するビームを示す平
面図である。
【図12】ポリゴンミラーへ入出射するビームを示す側
面図である。
【符号の説明】
12 ポリゴンミラー(回転多面鏡) 16A 光源(第1光学系) 16B 光源(第1光学系) 18A スリット(第1光学系) 18B スリット(第1光学系) 22A シリンドリカルレンズ(第1光学系) 22B シリンドリカルレンズ(第1光学系) 30A シリンドリカルミラー(反射鏡) 30B シリンドリカルミラー(反射鏡) M 母線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの光源と、光源毎に設けられた2つ
    の第1光学系と、主走査方向及び副走査方向にそれぞれ
    ことなる角度で前記第1光学系から入射した2つのビー
    ムを同一反射面で偏向する回転多面鏡と、単一の結像光
    学系を通じて前記回転多面鏡で偏向された2つのビーム
    を個々に反射して被走査面上を分割走査させる2つの反
    射鏡と、を備えた光走査装置において、 少なくとも一方の前記光学系を構成するシリンドリカル
    レンズを、その母線が光軸に対して所定角度回転した状
    態で配置したことを特徴とする光走査装置。
  2. 【請求項2】 前記所定角度が、理想角度であることを
    特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  3. 【請求項3】 前記所定角度が、理想角度と異なること
    を特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  4. 【請求項4】 前記第1光学系を構成するスリットの副
    走査方向の開口幅がそれぞれ異なることを特徴とする請
    求項1から請求項3の何れかに記載の光走査装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100461816C (zh) * 2004-08-13 2009-02-11 菱光科技股份有限公司 具有多焦距及多分辨率的接触式影像扫描仪
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