JPH11242613A - マイクロプロセッサ - Google Patents

マイクロプロセッサ

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JPH11242613A
JPH11242613A JP10042393A JP4239398A JPH11242613A JP H11242613 A JPH11242613 A JP H11242613A JP 10042393 A JP10042393 A JP 10042393A JP 4239398 A JP4239398 A JP 4239398A JP H11242613 A JPH11242613 A JP H11242613A
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JP
Japan
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exception
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program
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Application number
JP10042393A
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English (en)
Inventor
Fumiko Tsuji
文子 辻
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、分岐先のアドレスの不具合を容
易に評価できるマクロプロセッサを提供することを課題
とする。 【解決手段】 この発明は、ジャンプ命令や分岐命令の
成立時にPC変更例外を発生する機能を備え、本例外の
マスクが可能であり、かつ例外発生時点でのアドレスを
特定する機能を備え、ジャンプ命令や分岐命令の飛び先
予定アドレスを保存するレジスタを備えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロプロセッ
サのアーキテクチャに関し、ジャンプ命令やブランチ命
令のプログラムを分岐させる命令を有するマイクロプロ
セッサの例外処理に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4に従来のマイクロプロセッサの例外
処理に関わる構成を示し、図5に図4に示すマイクロプ
ロセッサにおけるコプロセッサレジスタの構成を示す。
【0003】図4において、マイクロプロセッサは、演
算を行うALU101と、汎用レジスタ102と、イン
クリメンタ104を備えたPC(プログラムカウンタ)
103と、特殊レジスタ105と、これらに制御信号を
供給する制御回路106と、ALU101、汎用レジス
タ102、PC103、特殊レジスタ105を接続する
ディスティネーションバス107及びソースバス108
を備えて構成され、図5において、コプロセッサレジス
タは、ステータスレジスタ(Status)110、例外を発
生した命令のアドレスを保持するEPCレジスタ(EP
C)111、発生した例外の性質を示すコーズレジスタ
(Cause )112、その他のレジスタ113を備えて構
成される。
【0004】このような構成において、プログラムカウ
ンター(PC)103の値は、命令が発行されるたびに
PC103内部のインクリメンタ104を用いて例えば
+4される。ただし、ジャンプ命令発行時やブランチ命
令の条件成立時には、PC103にALU101で計算
された飛び先(分岐先)アドレスの値を入力するか、タ
ーゲットとして指定されたレジスタの値を入力する。タ
ーゲットに指定されたレジスタ値をPC103に入力す
る場合でも、図4に示すような標準的なプロセッサにお
いては、レジスタ値を一旦CPU内部のソースバス10
8に出力し、ALU101を介してデスティネーション
バス107に出力し、その後PC103に入力する。こ
のため、レジスタ値をPC103に格納する場合につい
ても、ALU101の出力をPC103に入力すると言
う表現の中に含むこととする。
【0005】このような、マイクロプロセッサを組み込
んだシステムのプログラム開発において、ハードウェア
あるいはソフトウェアの何らかの要因によりスタック情
報が破壊されてしまい、プログラムの実行結果がプログ
ラマの意図しないものとなってしまうことがある。特
に、破壊された情報がジャンプ命令や分岐命令の飛び先
アドレスを計算するために使用されるデータであった場
合には、予定外のアドレスにプログラムがジャンプして
しまうことになる。例えば図6に示すように、LW命令
によってad_2のデータをレジスタ$1に読み込み、
JR命令によって$1の内容が示すアドレスにジャンプ
するとき、ad_2の内容が破壊されていると、プログ
ラムは異常動作をすることになる。
【0006】このような場合、特に、飛び先のアドレス
に命令が配置されていないような場合には、従来では図
7のフローチャートに示すようにハングアップしてしま
っていた。また、ハングアップを起こす直前までの各種
レジスタの値やメモリの内容等の情報も保証されなかっ
た。ハングアップの原因を探るためには、プログラマの
経験や勘に頼ってハングアップを起こした時点のジャン
プ命令やブランチ命令を特定することになるが、ハング
アップ前の状態からプログラマがステップ実行をして確
かめるといった手段が取られることが多かった。これ
は、非常に手間と時間がかかる大変な作業であった。ま
た。スタック情報を破壊しているのがソフトウェアの場
合には、上述した手法で時間さえかければ原因追求が可
能となることが多いが、不安定なハードウェアに原因が
ある場合には、ステップ実行では不具合はおきない場合
もあり、ハングアップの原因を探り当てるのが非常に困
難となっていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来のマイクロプロセッサにおけるプログラムの開発に
おいて、プログラムの分岐先のアドレスがハードウェア
又はソフトウェアの何らかの要因で意図しないものとな
り、プログラムがハングアップしまうことがあった。こ
のような場合に、その原因を特定するためには非常に多
くの手間と時間がかかり、デバッグが極めて困難である
といった不具合を招いていた。
【0008】そこで、この発明は、上記に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、分岐先のアド
レスの不具合を容易に評価できるマクロプロセッサを提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、実行されているプログラム
が分岐する場合に、プログラムカウンタ(PC)変更例
外の発生を許可するか否かを決めるマスクビットが設定
されるマスクレジスタと、実行されているプログラムが
分岐して前記マスクレジスタにPC変更例外の発生を禁
止するマスクビットが設定されていない場合には、PC
変更例外を発生させてプログラムカウンタにPC変更例
外ベクタの値を格納する制御回路と、実行されているプ
ログラムが分岐する際に算出された分岐先アドレスを受
けて保持する分岐先アドレス保持レジスタと、例外を発
生させた命令のアドレスを受けて保持する例外アドレス
保持レジスタとを有することを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明は、実行されているプ
ログラムが分岐する場合に、プログラムカウンタ(P
C)変更例外の発生を許可するか否かを決めるマスクビ
ットが設定されるマスクレジスタと、実行されているプ
ログラムが分岐して前記マスクレジスタにPC変更例外
の発生を禁止するマスクビットが設定されていない場合
には、PC変更例外を発生させてプログラムカウンタに
PC変更例外ベクタの値を格納する制御回路と、例外を
発生させた命令のアドレスを受けて保持する例外アドレ
ス保持レジスタと、前記例外アドレス保持レジスタに保
持されたアドレスを受けて、該アドレスに基づいて分岐
を発生させた命令を特定して解析し分岐先アドレスを算
出する手段を有することを特徴とする。
【0011】請求項3記載の発明は、実行されているプ
ログラムが分岐する場合に、プログラムカウンタ(P
C)変更例外の発生を許可するか否かを決めるマスク信
号が外部から与えられる入力端子と、実行されているプ
ログラムが分岐して前記入力端子にPC変更例外の発生
を禁止するマスク信号が入力されていない場合には、P
C変更例外を発生させてプログラムカウンタにPC変更
例外ベクタの値を格納する制御回路と、実行されている
プログラムが分岐する際に算出された分岐先アドレスを
受けて保持する分岐先アドレス保持レジスタと、例外を
発生させた命令のアドレスを受けて保持する例外アドレ
ス保持レジスタとを有することを特徴とする。
【0012】請求項4記載の発明は、実行されているプ
ログラムが分岐する場合に、プログラムカウンタ(P
C)変更例外の発生を許可するか否かを決めるマスク信
号が外部から与えられる入力端子と、実行されているプ
ログラムが分岐して前記入力端子にPC変更例外の発生
を禁止するマスク信号が入力されていない場合には、P
C変更例外を発生させてプログラムカウンタにPC変更
例外ベクタの値を格納する制御回路と、例外を発生させ
た命令のアドレスを受けて保持する例外アドレス保持レ
ジスタと、前記例外アドレス保持レジスタに保持された
アドレスを受けて、該アドレスに基づいて分岐を発生さ
せた命令を特定して解析し分岐先アドレスを算出する手
段を有することを特徴とする。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項1,2,3
又は4記載のマイクロプロセッサにおいて、前記制御回
路は、前記PC変更例外ベクタの値に代えて他の例外処
理と共通に使用される一般例外ベクタの値をプログラム
カウンタに格納し、発生した例外の内容がPC変更例外
であることを示す情報を保持する例外内容保持レジスタ
を有することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いてこの発明の一
実施形態を説明する。
【0015】図1はこの発明の一実施形態に係わるマイ
クロプロセッサの構成を示す図である。
【0016】この実施形態のマイクロプロセッサは、ジ
ャンプ命令や分岐命令の飛び先の正当性をチェックする
ための例外処理(PC変更例外と呼ぶ)を追加し、ジャ
ンプ命令が発行された時やブランチ命令が成立した時に
ALUで計算された飛び先アドレスがプログラムカウン
タ(PC)に入力されようとする時に、この時にPC変
更例外を発生させ、このPC変更例外をCPUを使用し
たシステムの開発におけるプログラム開発のデバッグに
用い、ユーザが例外発生を望まない場合には、例外が発
生しないようにマスクすることを可能とし、また例外発
生時のアドレスを保存することによりユーザにPC変更
例外を発生した命令のアドレスが分かるようにしておく
ために、図1に示すように、演算を行うALU1と、汎
用レジスタ2と、インクリメンタ4を備えたPC(プロ
グラムカウンタ)3と、EPCレジスタ5と、ジャンプ
命令やブランチ命令の飛び先アドレスを保持する飛び先
予定アドレスレジスタ5と、コーズ(Cause )レジスタ
7と、これらに制御信号を供給する制御回路8と、AL
U1、汎用レジスタ2、PC3と、特殊レジスタとして
EPCレジスタ5、飛び先予定アドレスレジスタ6、コ
ーズレジスタ7等を備え、これらを接続するディスティ
ネーションバス9及びソースバス10を備えて構成され
る。図1に示すマイクロプロセッサの特殊レジスタを抽
出したコプロセッサレジスタは、図2に示すように、例
外を発生した命令のアドレスを保持するEPCレジスタ
(EPC)5、飛び先予定アドレスレジスタ6、発生し
た例外の性質を示すコーズレジスタ(Cause)7、ステ
ータスレジスタ(Status )11、その他のレジスタ1
2を備えて構成される。
【0017】このような構成において、PC変更例外は
PC3の値にALU1の出力値の内容を入力するタイミ
ング、すなわち、PC3の値が変更する時点で発生す
る。PC変更例外は、ソフトウェアによって例外処理を
マスクするかしないかを設定できるようにしておく。本
実施形態では、割込み可能かどうかを設定する為のコプ
ロセッサレジスタであるステータスレジスタ11の未使
用ビットを利用して、PC変更例外マスクビットとす
る。このビットが例えば1の時にPC変更割込み発生可
能とし、0の時にはPC変更例外発生不可能であるとす
る。また、最後に発生した例外の性質を示す為のコプロ
セッサレジスタであるコーズレジスタ7に関しては、例
外ベクタを新たに設けたので例外発生時にコーズレジス
タ7に特に変更を加える必要はない。
【0018】CPU内の制御回路8は、従来であれば、
PC3にALU1からの出力を入力するための制御信号
を送出する。PC変更例外発生時には、PC3に入力さ
れるべきALU1の出力、すなわち飛び先予定アドレス
を飛び先予定アドレスレジスタに保存する。
【0019】以上の機能をそろえたアーキテクチャにお
いて、ステータスレジスタ11のPC変更例外マスクビ
ットによってPC変更例外発生許可と設定されている場
合は、図3のフローチャートに示すようにして動作が進
められ、CPU内の制御回路8は、PC3にPC変更例
外の例外ベクタの値を格納するような信号を送出する。
また、ALU1の出力を飛び先予定アドレスレジスタ6
に格納する。また、他の例外と同様に、例外を発生した
命令の仮想アドレスを保存するコプロセサレジスタであ
るEPCレジスタ5にその値を格納する。なお、本実施
例においては、例外発生箇所をユーザに知らせるための
EPCレジスタ5を保有していたが、このような機構を
持たないアークテクチャの場合には本機構を新たに追加
する。
【0020】なお、PC変更例外マスクビットがPC変
更例外発生不可能と設定されている場合には、ジャンプ
命令実行時やブランチ命令の条件成立時、すなわち、A
LU1の出力をPC3に入力する場合にも従来通りの動
きをし、例外は発生しない。
【0021】このようなPC変更例外を備えたアーキテ
クチャのCPUを用いたシステムを開発する際に、プロ
グラマは、PC変更例外ベクタにプロセスが移った時点
で、飛び先予定アドレスレジスタ6の値を読むことによ
り、プログラマが意図したアドレスであるかどうかを判
断することができる。
【0022】飛び先アドレスの正当性のチェックの方法
に関しては、例外ハンドラ中のプログラムで行う、ある
いはプログラム開発を支援しているデバッガに処理を移
して行う、もしくはプロセッサ内部のレジスタ値やメモ
リの値を読み取れるようなプローブを用いて行う等様々
な手法が考えられる。本例外の使用方法はユーザに任せ
るものとするが、例えば、デバッガで正当性を判断する
方法の例を説明する。デバッグされるべきユーザープロ
グラム内のデバッグ情報に、コードのおかれるべきアド
レスの範囲の情報を持たせ、この情報を仮に「テキスト
範囲情報」と呼び、テキストセクションやデータセクシ
ョンのうちのコードを書き込む予定のアドレスが入る。
PC変更例外ベクタにおかれる例外ハンドラでは、ジャ
ンプ命令やブランチ命令が書き込んだPCの値とテキス
ト範囲情報を比較し、飛び先の値が「テキスト範囲情
報」の中に入っていれば例外からの通常のプログラムに
制御を移し、飛び先のアドレスが「テキスト範囲情報」
から外れて入た場合には、EPCレジスタに保存された
例外を発生したジャンプ命令やブランチ命令のアドレス
をユーザーに知らせる。これにより、ユーザーはシステ
ムハングアップの直前でユーザープログラムを止め、C
PUの状態を調べることが可能となる。
【0023】したがって、このような実施形態にあって
は、本例外をそなえたアークテクチャのCPUを用いる
ことにより、例外ハンドラ中のソフトウェアの処理やO
S機能、デバッガの機能等によってプログラムがハング
アップしてしまうこと無しにジャンプ命令や分岐命令の
飛び先アドレスの正当性をチェックできる。飛び先アド
レスがプログラマの意図したものであると判明できた場
合は、EPCレジスタ5の値を利用して通常のルーチン
に処理を戻して例外から復帰する。これにより、CPU
を組み込んだシステムの開発に要する手間が非常に短縮
される。特に、ハード的な要因によりスタック情報が破
壊され、プログラムが予定外のアドレスにジャンプしよ
うとしても、システムがハングアップする前に割込みベ
クタに制御が移るため、予定外の飛び先アドレスを算出
するに至った命令のアドレス、その時点でのレジスタ
値、メモリ値をユーザが調査でき、プログラムの異常動
作の原因を追求しやすくなる。
【0024】次に、請求項5記載の発明の一実施形態を
説明する。
【0025】この実施形態は、上述した実施形態では新
たにPC変更例外ベクタを設けたが、本実施形態におい
ては、PC変更例外の例外ベクタは従来の例外ベクタア
ドレスと共通のものを用い、本例外の例外ベクタが、割
込みやバスエラー、アドレスエラー等の一般例外の例外
ベクタに共通であるとする。また、例外を発生したアド
レスを格納するEPCレジスタに関しては、前述した実
施形態に従うものとする。また、PC変更例外をマスク
するかしないかの設定に関しても、前述した実施形態に
従うものとする。さらに、PC例外発生時の飛び先予定
アドレスの処理に関しても前述した実施形態に従うもの
とする。
【0026】本実施形態の場合は、同じベクタアドレス
を使用する複数の例外のうち、どの例外が発生したかを
明らかにする機構が必要となる。本実施形態において
は、最後に発生した例外の性質を示すコーズレジスタの
例外コードのフィールドに書き込まれるべき番号のう
ち、予約として残っている番号を利用してPC変更例外
が発生したことを知らせる番号を新たに追加する。
【0027】PC例外発生許可になっている場合は、P
C変更例外が発生すると、ALU1の出力を飛び先予定
アドレスレジスタに格納し、一般例外ベクタの値をPC
3に入力し、EPCレジスタ5の値を設定する。さら
に、コーズレジスタ7にPC例外発生を知らせるコード
を格納する。ユーザは一般例外ベクタに制御が移ってか
ら、例外ハンドラ内のプログラムあるいはデバッガある
いはプロセッサ内部の様子を調べるプローブ等を用い
て、例外の原因を判断し、PC変更例外であるかどうか
が判明できる。PC変更例外であることが判明した場合
の後の処理に関しては前述した実施形態と同様である。
【0028】このような実施形態にあっては、前述した
実施形態と同様の効果が得られるとともに、新たな例外
ベクタを設ける必要がなくなる。
【0029】次に、請求項2記載の発明の実施形態を説
明する。この実施形態は、PC変更例外を追加する手段
として、上記実施形態のうち、飛び先予定アドレスレジ
スタの無い場合を考える。ユーザはPC変更例外発生時
にEPCレジスタ5の値から例外を発生させた命令のア
ドレスを入手することが可能であるため、そこのコード
を解析することにより飛び先予定のアドレスを再計算す
ることが可能である。なお、他の例外と同様に、PC変
更例外も例外発生時点で既にフェッチされた命令を全て
無効にするため、PC変更例外ハンドラ中で書き換えな
い以上、飛び先予定アドレスを計算するために用いるレ
ジスタ値や、メモリ内容が書き換えられていることは無
い。本実施形態の場合に、PC変更例外の使用方法に関
しては、飛び先予定アドレスを飛び先予定アドレスレジ
スタからではなく、ユーザ責任において計算する以外
は、上記実施形態に従うものとする。
【0030】このような実施形態にあっては、前述した
実施形態と同様の効果が得られるとともに、飛び先予定
アドレスを保持するレジスタを設ける必要がなくなる。
【0031】次に請求項3又は4記載の発明の一実施形
態を説明する。
【0032】この実施形態は、PC変更例外をマスクす
る手段を、ハードウェアでユーザーが設定できる場合を
考え、上記実施形態に対してステータスレジスタ11で
PC例外をマスクする機能を外し、PC変更例外マスク
用の新たな入力信号ピンを設け、この入力信号ピンに外
部から与えられる信号の状態によってPC変更例外のマ
スク状況が変化するようにする。なお、本実施形態にお
いては、例外マスクの方法以外の点においては上記実施
形態に従うものとする。
【0033】このような実施形態にあっては、前述した
実施形態と同様の効果が得られるとともに、例外のマス
ク処理のためのプログラムが不要となる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、PC変更例外を備えたアーキテクチャのCPUを採
用することにより、そのCPUを組み込んだシステムの
開発に要する手間が非常に短縮される。特に、ハード的
な要因によりスタック情報が破壊されてプログラムが予
定外のアドレスにジャンプしようとしても、システムが
ハングアップする前に割込みベクタに制御が移るため、
予定外の飛び先アドレスを算出するに至った命令のアド
レス、その時点でのレジスタ値、メモリ値をユーザが調
査でき、プログラムの異常動作の原因を追求しやすくな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の一実施形態に係わるマイ
クロプロセッサの構成を示す図である。
【図2】図1に示すマイクロプロセッサのコプロセッサ
のレジスタの構成を示す図である。
【図3】図1に示すマイクロプロセッサの動作を示すフ
ローチャートである。
【図4】従来のマイクロプロセッサの構成を示す図であ
る。
【図5】図4に示すマイクロプロセッサのコプロセッサ
のレジスタの構成を示す図である。
【図6】スタック情報の破壊によるプログラムの異常動
作の様子を示す図である。
【図7】従来のマイクロプロセッサの動作を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 ALU 2 汎用レジスタ 3 プログラムカウンタ 4 インクリメンタ 5 EPCレジスタ 6 飛び先予定アドレスレジスタ 7 コーズレジスタ 8 制御回路 9 ディスティネーションバス 10 ソースバス 11 ステータスレジスタ 12 その他のレジスタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実行されているプログラムが分岐する場
    合に、プログラムカウンタ(PC)変更例外の発生を許
    可するか否かを決めるマスクビットが設定されるマスク
    レジスタと、 実行されているプログラムが分岐して前記マスクレジス
    タにPC変更例外の発生を禁止するマスクビットが設定
    されていない場合には、PC変更例外を発生させてプロ
    グラムカウンタにPC変更例外ベクタの値を格納する制
    御回路と、 実行されているプログラムが分岐する際に算出された分
    岐先アドレスを受けて保持する分岐先アドレス保持レジ
    スタと、 例外を発生させた命令のアドレスを受けて保持する例外
    アドレス保持レジスタとを有することを特徴とするマイ
    クロプロセッサ。
  2. 【請求項2】 実行されているプログラムが分岐する場
    合に、プログラムカウンタ(PC)変更例外の発生を許
    可するか否かを決めるマスクビットが設定されるマスク
    レジスタと、 実行されているプログラムが分岐して前記マスクレジス
    タにPC変更例外の発生を禁止するマスクビットが設定
    されていない場合には、PC変更例外を発生させてプロ
    グラムカウンタにPC変更例外ベクタの値を格納する制
    御回路と、 例外を発生させた命令のアドレスを受けて保持する例外
    アドレス保持レジスタと、 前記例外アドレス保持レジスタに保持されたアドレスを
    受けて、該アドレスに基づいて分岐を発生させた命令を
    特定して解析し分岐先アドレスを算出する手段を有する
    ことを特徴とするマイクロプロセッサ。
  3. 【請求項3】 実行されているプログラムが分岐する場
    合に、プログラムカウンタ(PC)変更例外の発生を許
    可するか否かを決めるマスク信号が外部から与えられる
    入力端子と、 実行されているプログラムが分岐して前記入力端子にP
    C変更例外の発生を禁止するマスク信号が入力されてい
    ない場合には、PC変更例外を発生させてプログラムカ
    ウンタにPC変更例外ベクタの値を格納する制御回路
    と、 実行されているプログラムが分岐する際に算出された分
    岐先アドレスを受けて保持する分岐先アドレス保持レジ
    スタと、 例外を発生させた命令のアドレスを受けて保持する例外
    アドレス保持レジスタとを有することを特徴とするマイ
    クロプロセッサ。
  4. 【請求項4】 実行されているプログラムが分岐する場
    合に、プログラムカウンタ(PC)変更例外の発生を許
    可するか否かを決めるマスク信号が外部から与えられる
    入力端子と、 実行されているプログラムが分岐して前記入力端子にP
    C変更例外の発生を禁止するマスク信号が入力されてい
    ない場合には、PC変更例外を発生させてプログラムカ
    ウンタにPC変更例外ベクタの値を格納する制御回路
    と、 例外を発生させた命令のアドレスを受けて保持する例外
    アドレス保持レジスタと、 前記例外アドレス保持レジスタに保持されたアドレスを
    受けて、該アドレスに基づいて分岐を発生させた命令を
    特定して解析し分岐先アドレスを算出する手段を有する
    ことを特徴とするマイクロプロセッサ。
  5. 【請求項5】 前記制御回路は、前記PC変更例外ベク
    タの値に代えて他の例外処理と共通に使用される一般例
    外ベクタの値をプログラムカウンタに格納し、発生した
    例外の内容がPC変更例外であることを示す情報を保持
    する例外内容保持レジスタを有することを特徴とする請
    求項1,2,3又は4記載のマイクロプロセッサ。
JP10042393A 1998-02-24 1998-02-24 マイクロプロセッサ Pending JPH11242613A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015178029A (ja) * 2015-06-12 2015-10-08 株式会社大都技研 遊技台

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015178029A (ja) * 2015-06-12 2015-10-08 株式会社大都技研 遊技台

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