JPH11243040A - 試料の分離装置及び分離方法並びに基板の製造方法 - Google Patents
試料の分離装置及び分離方法並びに基板の製造方法Info
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- JPH11243040A JPH11243040A JP4530898A JP4530898A JPH11243040A JP H11243040 A JPH11243040 A JP H11243040A JP 4530898 A JP4530898 A JP 4530898A JP 4530898 A JP4530898 A JP 4530898A JP H11243040 A JPH11243040 A JP H11243040A
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Abstract
止する。 【解決手段】貼り合わせ基板101は、強度が小さい第
1の基板101aと、分離層として使用する多孔質層1
01bと、強度が大きい第2の基板101cとの積層構
造を有する。第1の基板101a側は、保持面が大面積
の基板保持部120により保持し、第2の基板101c
側は、保持面が小面積の基板保持部130により保持す
る。噴射ノズル102から水を噴射させて、これを多孔
質層101bに挟入させて貼り合わせ基板101を分離
する際、第1の基板101aは撓まず、第2の基板10
1cは撓む。したがって、強度が小さい第1の基板10
1aの破損を防止しつつ、水の排出経路を確保して分離
処理を効率化することができる。
Description
装置及び分離方法並びに基板の製造方法に係り、例え
ば、内部に脆弱な層を有する板状の試料を該脆弱な層で
分離することに関して好適な分離装置及び分離方法並び
に該装置又は方法を適用した基板の製造方法に関する。
して、SOI(silicon on insulator)構造を有する基
板(SOI基板)がある。このSOI基板を採用したデ
バイスは、通常のSi基板では達成し得ない数々の優位
点を有する。この優位点としては、例えば、以下のもの
が挙げられる。 (1)誘電体分離が容易で高集積化に適している。 (2)放射線耐性に優れている。 (3)浮遊容量が小さく、素子の動作速度の高速化が可
能である。 (4)ウェル工程が不要である。 (5)ラッチアップを防止できる。 (6)薄膜化による完全な空乏型電解効果トランジスタ
の形成が可能である。
を有するため、ここ数十年、その形成方法に関する研究
が進められてきた。SOI技術としては、古くは、単結
晶サファイア基板上にSiをCVD(化学気層成長)法
でヘテロエピタキシ成長させて形成するSOS(silico
n on sapphire)技術が知られている。このSOS技術
は、最も成熟したSOI技術として一応の評価を得たも
のの、Si層と下地のサファイア基板との界面における
格子不整合による大量の結晶欠陥の発生、サファイア基
板を構成するアルミニウムのSi層への混入、基板の価
格、大面積化への遅れ等の理由により実用化が進んでい
ない。
tion by ion implanted oxygen)技術が登場した。この
SIMOX技術に関して、結晶欠陥の低減や製造コスト
の低減等を目指して様々な方法が試みられてきた。この
方法としては、基板に酸素イオンを注入して埋め込み酸
化層を形成する方法、酸化膜を挟んで2枚のウェハを貼
り合わせて一方のウェハを研磨又はエッチングして、薄
い単結晶Si層を酸化膜上に残す方法、更には、酸化膜
が形成されたSi基板の表面から所定の深さに水素イオ
ンを打ち込み、他方の基板と貼り合わせた後に、加熱処
理等により該酸化膜上に薄い単結晶Si層を残して、貼
り合わせた基板(他方の基板)を剥離する方法等が挙げ
られる。
いて、新たなSOI技術を開示した。この技術は、多孔
質層が形成された単結晶半導体基板上に非多孔質単結晶
層(SiO2)を形成した第1の基板を、絶縁層(Si
O2)を介して第2の基板に貼り合わせ、その後、多孔
質層で両基板を分離し、第2の基板に非多孔質単結晶層
を移し取るものである。この技術は、SOI層の膜厚均
一性が優れていること、SOI層の結晶欠陥密度を低減
し得ること、SOI層の表面平坦性が良好であること、
高価な特殊仕様の製造装置が不要であること、数100
Å〜10μm程度の範囲のSOI膜を有するSOI基板
を同一の製造装置で製造可能なこと等の点で優れてい
る。
9号において、上記の第1の基板と第2の基板とを貼り
合わせた後に、第1の基板を破壊することなく第2の基
板から分離し、その後、分離した第1の基板の表面を平
滑にして再度多孔質層を形成し、これを再利用する技術
を開示した。この技術は、第1の基板を無駄なく使用で
きるため、製造コストを大幅に低減することができ、製
造工程も単純であるという優れた利点を有する。
は、第1の基板と第2の基板とを貼り合わせた貼り合わ
せ基板を2枚に分離する際に、該基板又は分離後の基板
が破損しないことが望まれる。本発明は、上記の事情に
鑑みてなされたものであり、貼り合わせ基板等の基板に
代表される板状の試料の分離に好適な分離装置及び分離
方法並びに該装置又は方法を適用した基板の製造方法を
提供することを目的とする。
は、板状の試料を分離する分離装置であって、試料を分
離するための流体を該試料に向けて噴射する噴射部と、
試料を両側から挟むようにして保持する第1及び第2の
保持部とを備え、前記第1及び第2の保持部は、互いに
異なる形状の保持面を有することを特徴とする。
1の保持部は、試料の内部に注入される流体の圧力によ
る該試料の一方の面の撓み量が相対的に小さくなるよう
に該一方の面を保持し、前記第2の保持部は、該流体の
圧力による該試料の他方の面の撓み量が相対的に大きく
なるように該他方の面を保持することが好ましい。上記
の分離装置において、例えば、前記第1の保持部は、試
料の内部に注入される流体の圧力によって該試料の一方
の面が撓むことがないように該一方の面を保持し、前記
第2の保持部は、該流体の圧力によって該試料の他方の
面が撓むようにして該他方の面を保持することことが好
ましい。
1の保持部の保持面と前記第2の保持部の保持面は、互
いに異なる面積を有することが好ましい。上記の分離装
置において、例えば、前記第1の保持部は、試料の一方
の面の全面を保持する保持面を有し、前記第2の保持部
は、該試料の他方の面の一部を保持する保持面を有する
ことが好ましい。
1の保持部の保持面は、平面で構成されていることが好
ましい。上記の分離装置において、例えば、前記第1の
保持部の保持面は、曲面で構成されていることが好まし
い。上記の分離装置において、例えば、前記第2の保持
部の保持面は、環状をなすことが好ましい。
2の保持部は、複数の突起状部材を有し、該複数の突起
状部材の先端部で試料を保持することが好ましい。上記
の分離装置において、例えば、前記第2の保持部は、試
料の内部に注入される流体の圧力により該試料の前記第
2の保持部側の面の中央部が膨張するようにして撓むこ
とを許容する形状を有することが好ましい。
2の保持部は、試料の内部に注入される流体の圧力によ
り該試料の前記第2の保持部側の面が波打つようにして
撓むことを許容する形状を有することが好ましい。上記
の分離装置において、前記第1及び第2の保持部の少な
くとも一方を保持面に垂直な軸を中心として回転させる
ことにより試料を回転させる回転機構を更に備えること
が好ましい。
例えば、第1及び第2の基板を貼り合わせてなる基板で
あって、前記第1及び第2の基板は強度が互いに異なる
ことが好ましい。本発明に係る分離方法は、板状の試料
を分離する分離方法であって、保持面の形状が互いに異
なる一対の保持部により両側を挟むようにして試料を保
持して、該試料の厚さ方向の所定位置に向けて流体を噴
射することにより該試料を分離することを特徴とする。
は、内部に脆弱な層を有し、該試料を分離する際は、該
脆弱な層に向けて流体を噴射することが好ましい。本発
明に係る分離方法は、内部に脆弱な層を有する板状の試
料を該脆弱な層で分離する分離方法であって、試料の脆
弱な層に向けて流体を噴射することにより該試料を分離
する分離工程を有し、該分離工程において、該試料の一
方の面に関しては、該試料の内部に注入される流体の圧
力による撓み量が相対的に小さくなるように、該試料の
他方の面に関しては、該試料の内部に注入される流体の
圧力による撓み量が相対的に大きくなるように、該試料
を保持することを特徴とする。
を有する板状の試料を該脆弱な層で分離する分離方法で
あって、試料の脆弱な層に向けて流体を噴射することに
より該試料を分離する分離工程を有し、該分離工程にお
いて、該試料の一方の面に関しては、該試料の内部に注
入される流体の圧力による撓みを制限するように、該試
料の他方の面に関しては、該試料の内部に注入される流
体の圧力による撓みを許容するように、該試料を保持す
ることを特徴とする。
料を分離する際に、該試料をその主面に垂直な軸を中心
として回転させることが好ましい。上記の分離方法によ
る処理対象の試料は、例えば、第1及び第2の基板を貼
り合わせてなる試料であって、前記第1及び第2の基板
は強度が互いに異なることが好ましい。
小さい第1の基板と強度が相対的に大きい第2の基板と
の間に脆弱な層を有する複合基板を該脆弱な層で分離す
る分離方法であって、前記脆弱な層に向けて流体を噴射
することにより前記複合基板を分離する分離工程を有
し、該分離工程において、前記第1の基板に関しては、
前記複合基板の内部に注入される流体の圧力による撓み
量が相対的に小さくなるように、前記第2の基板に関し
ては、前記複合基板の内部に注入される流体の圧力によ
る撓み量が相対的に大きくなるように、前記複合基板を
保持することを特徴とする。
小さい第1の基板と強度が相対的に大きい第2の基板と
の間に脆弱な層を有する複合基板を該脆弱な層で分離す
る分離方法であって、前記脆弱な層に向けて流体を噴射
することにより前記複合基板を分離する分離工程を有
し、該分離工程において、前記第1の基板に関しては、
前記複合基板の内部に注入される流体の圧力による撓み
を制限し、前記第2の基板に関しては、前記複合基板の
内部に注入される流体の圧力による撓みを許容するよう
に、前記複合基板を保持することを特徴とする。
に多孔質層及び非多孔質層を順に形成した第1の基板の
前記非多孔質層側を第2の基板に貼り合せる工程と、貼
り合わせた基板を前記多孔質層で分離する分離工程とを
含む基板の製造方法であって、前記分離工程において、
上記のいずれかの分離装置を使用することを特徴とす
る。
に多孔質層及び非多孔質層を順に形成した第1の基板の
前記非多孔質層側を第2の基板に貼り合せる工程と、貼
り合わせた基板を前記多孔質層で分離する分離工程とを
含む基板の製造方法であって、上記のいずれかの分離方
法を適用して前記分離工程を実行することを特徴とす
る。
さ方向の所定位置に向けて流体を噴射することにより該
試料を分離する際に該試料を保持する保持装置であっ
て、該試料を保持する保持面の形状が互いに異なる一対
の保持部により両側を挟むようにして該試料を保持する
ことを特徴とする。
発明の好適な実施の形態を説明する。図1は、本発明の
好適な実施の形態に係るSOI基板の製造方法を工程順
に説明する図である。図1(a)に示す工程では、単結
晶Si基板11を準備して、その表面に陽極化成等によ
り多孔質Si層12を形成する。次いで、図1(b)に
示す工程では、多孔質Si層12上に非多孔質層である
単結晶Si層13をエピタキシャル成長法により形成
し、その後、単結晶Si層13の表面を酸化させること
によりSiO2層15を形成する。これにより、第1の
基板()が形成される。
()として単結晶Si基板14を準備し、第1の基板
()のSiO2層15と第2の基板()とが面する
ように、第1の基板()と第2の基板()とを室温
で密着させる。その後、陽極接合、加圧若しくは熱処理
又はこれらを組合わせた処理により第1の基板()と
第2の基板()とを貼り合わせる。この処理により、
第2の基板()とSiO2層15が強固に結合され
る。なお、SiO2層15は、上記のように単結晶Si
基板11側に形成しても良いし、第2の基板()上に
形成しても良く、両者に形成しても良く、結果として、
第1の基板と第2の基板を密着させた際に、図1(c)
に示す状態になれば良い。
2枚の基板を、多孔質Si層12の部分で分離する。こ
れにより、第2の基板側(''+)は、多孔質Si層
12''/単結晶Si層13/絶縁層15/単結晶Si基
板14の積層構造となる。一方、第1の基板側(')
は、単結晶Si基板11上に多孔質Si層12’を有す
る構造となる。
Si層12’を除去し、必要に応じて、その表面を平坦
化することにより、再び第1の基板()を形成するた
めの単結晶Si基板11として使用される。貼り合わせ
た基板を分離した後、図1(e)に示す工程では、第2
の基板側(''+)の表面の多孔質層12''を選択的
に除去する。これにより、単結晶Si層13/絶縁層1
5/単結晶Si基板14の積層構造、すなわち、SOI
構造を有する基板が得られる。
基板の他、絶縁性基板(例えば、石英基板)や光透過性
基板(例えば、石英基板)等が好適である。この実施の
形態では、2枚の基板を貼り合せた後にこれを分離する
処理を容易にするために、分離領域に脆弱な構造の多孔
質層12を形成するが、この多孔質層の代わりに、例え
ば微小気泡層を形成してもよい。微小気泡層は、例え
ば、半導体基板にイオンを注入することにより形成する
ことができる。
体は、半導体デバイスの製造のみならず、微細な構造物
の製造にも応用することができる。この実施の形態で
は、図1(d)に示す工程、すなわち、貼り合わせた2
枚の基板(以下、貼り合わせ基板)を分離する工程にお
いて、分離領域である多孔質Si層に対して高圧の液体
又は気体(流体)を噴射することにより該分離領域で基
板を2枚に分離する分離装置を使用する。
ウォータージェット法を適用したものである。一般に、
ウォータージェット法は、水を高速、高圧の束状の流れ
にして対象物に対して噴射して、セラミックス、金属、
コンクリート、樹脂、ゴム、木材等の切断、加工、表面
の塗膜の除去、表面の洗浄等を行う方法である(「ウォ
ータージェット」第1巻1号第4ページ参照)。
り合わせ基板の多孔質層(分離領域)に対して、基板の
面方向に、高速、高圧の流体を束状の流れにして噴射し
て、多孔質層を選択的に崩壊させることにより、多孔質
層の部分で基板を分離するものである。以下では、この
束状の流れを「ジェット」という。また、ジェットを構
成する流体を「ジェット構成媒体」という。ジェット構
成媒体としては、例えば水が好適である。
体基体の製造に適用する場合、ジェット構成媒体として
の水は、不純物金属やパーティクル等を極力除去した純
水或いは超純水であることが好ましいが、基板を分離し
た後に洗浄するのであればジェット構成媒体として純度
の低い水を使用することもできる。また、ジェット構成
媒体は、水に限られず、例えば、アルコール等の有機溶
媒、弗酸、硝酸その他の酸、水酸化カリウムその他のア
ルカリ、空気、窒素ガス、炭酸ガス、希ガス、エッチン
グガスその他の気体、或いはプラズマ等であってもよ
い。
表出した多孔質層(分離領域)に向けてジェットを噴射
することにより、多孔質層を外周部分から中心部分に向
かって除去する。これにより、貼り合わせ基板は、その
本体部分に損傷を受けることなく、機械的な強度が脆弱
な分離領域のみが除去され、2枚の基板に分離される。
なお、貼り合わせ基板の側面が何等かの薄い層で覆われ
て、多孔質層が表出していない場合においても、ジェッ
トにより当該層を除去することにより、その後は、前述
と同様にして、貼り合わせ基板を分離することができ
る。
沿ってV(凹)型の溝があることが好ましい。図2は、
貼り合わせ基板に作用する力を概念的に示す図である。
図2(a)は、V型の溝22を有する貼り合わせ基板、
図2(b)は、V型の溝を有しない貼り合わせ基板を示
す。図2(a)に示すように、V型の溝22を有する貼
り合わせ基板においては、矢印23のように、貼り合わ
せ基板の内側から外側に向かって力(以下、分離力)が
加わる。一方、図2(b)に示すように、外周部が凸形
状をなす貼り合わせ基板においては、矢印24に示すよ
うに、貼り合わせ基板の外側から内側に向かって力が加
わる。したがって、外周部が凸形状をなす貼り合わせ基
板においては、分離領域である多孔質層12の外周部が
ジェット21により除去されない限り、分離力が作用し
ない。
い層が形成されている場合であっても、図2(a)に示
すように、V型の溝22を有する場合には、貼り合わせ
基板に分離力が作用するため、当該層を容易に破壊する
ことができる。ジェットを有効に利用するためには、V
型の溝22の開口部の幅W1が、ジェット21の直径d
と同程度又は同程度以上であることが好ましい。例え
ば、第1の基板()及び第2の基板()が夫々1mm
厚程度で、貼り合わせ基板が2mm厚程度の場合を考え
る。通常V型の溝22の開口部の幅W1は1mm程度で
あるので、ジェットの直径は1mm以下であることが好
ましい。一般的なウォータージェット装置では、直径
0.1〜0.5mm程度のジェットが使用されているた
め、このような一般的なウォータージェット装置(例え
ば、ウォータージェットノズル)を流用することが可能
である。
としては、円形の他、種々の形状を採用し得る。例え
ば、スリット状のノズルを採用し、細長い矩形断面のジ
ェットを噴射することにより、ジェットを分離領域に効
率的に挟入(2枚の基板間に差し込むようにして入れ
る)することができる。ジェットの噴射条件は、例え
ば、分離領域(例えば、多孔質層)の種類、貼り合わせ
基板の外周部の形状等に応じて決定すればよい。ジェッ
トの噴射条件として、例えば、ジェット構成媒体に加え
る圧力、ジェットの走査速度、ノズルの幅又は径(ジェ
ットの径と略同一)、ノズル形状、ノズルと分離領域と
の距離、ジェット構成媒体の流量等は、重要なパラメー
タとなる。
1)貼り合わせ面付近に対して該貼り合わせ面に平行に
ジェットを挟入すると共にノズルを該貼り合わせ面に沿
って走査する方法、2)貼り合わせ面付近に対して該貼
り合わせ面に平行にジェットを挟入すると共に貼り合わ
せ基板を走査する方法、3)貼り合わせ面付近に対して
該貼り合わせ面に平行にジェットを挟入すると共にノズ
ル付近を腰として扇状にジェットを走査する方法、4)
貼り合わせ面付近に対して該貼り合わせ面に平行にジェ
ットを挟入すると共に該貼り合わせ基板の略中心を軸と
して該貼り合わせ基板を回転させる方法(貼り合わせ基
板が円盤状の場合に特に有効)等がある。なお、ジェッ
トは、必ずしも貼り合わせ面に対して完全に平行に噴射
する必要はない。
孔質層の孔壁に衝突するジェットの衝撃力による孔壁の
破壊の他、貼り合わせ基板を膨張させる方向に作用する
力である分離力、すなわち、多孔質層に注入されたジェ
ット構成媒体の圧力による孔壁の破壊によって分離され
る。貼り合わせ基板に加わる軸方向への分離力は、基板
の破損を防ぐため、例えば1平方cm当たり数百gf程
度にすることが好ましい。
みを利用して分離しようとすると、例えば1平方cm当
たり1000kgf以上の高圧でジェットを噴射させる
必要がある。このような高圧のジェットで貼り合わせ基
板を分離すると、基板に傷を付ける危険性がある。ま
た、貼り合わせ基板は、例えば、0.5mm〜1.0m
m程度の厚さとすることが好適であるが、このような薄
い貼り合わせ基板を高圧のジェットで分離する場合、例
えば局所的に多孔質層の強度が強い部分が存在すると、
ジェット構成媒体の排出経路が確保されないために急激
にジェットの圧力(分離力)が高まって基板が割れる危
険性もある。
gf程度の低圧のジェットを用いて、切削力の不足分を
分離力で補うことが好ましい。この方法により基板の損
傷を相当の割合で防止することができる。しかし、更に
基板の損傷を防止するには、分離対象の部材の形状や特
性を考慮することが好ましい。例えば、上記のように貼
り合わせ基板を第1の基板側(')と第2の基板側
(''+)とに分離する場合は、両基板の形状や特性
(特に強度)を考慮して、分離時の貼り合わせ基板の保
持方法を適正化することが好ましい。すなわち、第1の
基板()は、陽極化成、エピタキシャル層の形成、酸
化等の様々なプロセス(高温プロセスを含む)を経て形
成されるため、第2の基板()に比して割れ易くなる
可能性がある。また、分離後の第1の基板側の表面に残
留した多孔質層を除去した後に、再びこれを第1の基板
()として利用する場合、第1の基板は、1回のSO
I基板の製造の都度、例えば約30μmずづ薄くなるた
め、再利用の回数が多くなるにつれて、分離処理の際に
割れる危険性が高くなる。
ち強度が小さく割れ易い部材側に関しては、ジェットに
よる分離力による撓み量が小さくなるようにして割れを
防止し、一方、強度が大きく割れにくい部材側に関して
は、ジェットによる分離力による撓み量が大きくなるよ
うにして分離領域(部材内部)からのジェット構成媒体
の排出を効率化する分離装置を開示する。
を参照しながら、本発明の好適な実施の形態に係る分離
装置の具体的な構成例に関して説明する。なお、この構
成例に係る分離装置は、内部に脆弱な構造部である多孔
質層又は微小気泡層を有する貼り合わせ基板の分離に好
適であるが、内部に脆弱な構造部を有する他の部材の分
離にも使用し得る。この場合、分離対象の部材の形状等
に応じて、分離装置の構成要素を適切に変更すべきであ
ることは言うまでもない。
分離装置の構成を概略的に示す図である。図4は、図3
に示す分離装置の一部の斜視図である。図5は、分離処
理の様子を模式的に示す図である。この分離装置100
は、真空吸着機構を有する基板保持部120,130を
備え、この基板保持部120,130により貼り合わせ
基板101を両面から挟むようにして保持する。一方の
基板保持部120は、貼り合わせ基板101と大面積で
接触する構造を有し、他方の基板保持部130は、貼り
合わせ基板101と小面積で接触する構造を有する。こ
れらの構造は、貼り合わせ基板101の一方の側は、分
離処理の際の撓み量が小さくなるように、又は撓みが生
じないようにし、他方の側は、分離処理の際の撓み量を
相対的に大きくなるようにするための構造の一例であ
る。
造部である多孔質層101bを有し、この分離装置10
0により、多孔質層101bの部分で第1の基板101
aと第2の基板101cとに分離される。ここで、第1
の基板101aは、前述の第1の基板側(')に相当
し、第2の基板101cは、前述の第2の基板側(''
+)に相当する。
極化成、エピタキシャル層の形成、酸化等の様々なプロ
セス(高温プロセスを含む)を経て形成されるため、第
2の基板101cに比して割れ易い。したがって、貼り
合わせ基板101の第1の基板101a側を大面積の保
持面を有する基板保持部120で保持することにより、
分離処理の際の第1の基板101aの撓みを制限して割
れを防止することができる。一方、第2の基板101c
は、第1の基板101aによりも相対的に強度が強いた
め、相応の撓みに耐えることができる。そこで、第2の
基板101cを小面積の保持面を有する基板保持部13
0で保持することにより、分離処理の際にある程度撓む
ことを許容し、これにより基板101a,101c間に
注入されるジェット構成媒体が効率的に排出されるよう
にし、結果として分離処理を効率化することができる。
介して支持台109に回転可能に軸支された回転軸10
4の一端に連結され、この回転軸104の他端はモータ
110の回転軸に連結されている。したがって、モータ
110が発生する回転力により、貼り合わせ基板101
が回転されることになる。このモータ110は、不図示
の制御器からの命令に従って、指定された回転速度で回
転軸104を回転させる。
介して摺動可能かつ回転可能に軸支された回転軸103
の一端に連結され、この回転軸103の他端は、支持台
109に固定されたエアシリンダ112に連結されてい
る。エアシリンダ112が回転軸103を押し出すこと
により、貼り合わせ基板101は、基板保持部130に
よって押圧される。
制限するには、第1の基板101aの全面を支持し得る
ように、基板保持部120の吸着面の直径を貼り合わせ
基板101の直径と同一か或いはそれ以上にすると共に
吸着面を平面で構成することが好ましい。ただし、基板
保持部120の吸着面の形状はこれに限定されず、例え
ば、球面等の曲面で構成してもよいし、貼り合わせ基板
101よりも小さい面積としても良い。すなわち、基板
保持部120の吸着面の形状は、第1の基板101aが
許容可能な撓み量に応じて決定すればよい。
01cの撓み量が第1の基板101aの撓み量よりも相
対的に大きくなるように、第2の基板101cが許容可
能な撓み量の範囲において決定すればよい。基板保持部
120,130は、同一回転軸上に存在する。また、基
板保持部120,130は、夫々回転軸104,103
から取り外すことが可能である。また、基板保持部12
0,130の保持面には、真空吸着用の溝が形成されて
おり、この溝は、夫々回転軸104,103の内部を通
る真空ラインに通じている。そして、この真空ライン
は、例えばロータリー真空継手等を介して外部真空ライ
ンに連結されている。外部真空ラインには、電磁弁が取
り付けられており、この電磁弁を制御することにより基
板の着脱を制御することができる。
離処理に関して説明する。この分離処理100に貼り合
わせ基板101をセットするには、まず、エアシリンダ
112に回転軸103を収容させることにより、基板保
持部120及び130の夫々の保持面の間に相応の距離
を設ける。次いで、貼り合わせ基板101を位置合せ軸
113に載せた後、エアシリンダ112に回転軸103
を押し出させることにより、貼り合わせ基板101を押
圧して保持する(図3に示す状態)。なお、位置合せ軸
113は、ベアリング105,107により回転可能に
軸支されている。
1は、真空吸着ではなく、エアシリンダ112による押
圧力により保持される。例えば、その押圧力は3kgf
程度が好適である。ただし、貼り合わせ基板101を真
空吸着により保持することも勿論可能である。次に、ポ
ンプ114から噴射ノズル102にジェット構成媒体
(例えば、水)を送り込み、噴射ノズル102から噴射
されるジェットが安定するまで待つ。ジェットが安定し
たら、シャッタ106を開いて、貼り合わせ基板101
の分離領域付近にジェットを挟入させると共にモータ1
10により貼り合わせ基板101を回転させる。この
時、回転軸104,基板保持部120、貼り合わせ基板
101、基板保持部130及び回転軸103は一体化し
て回転する。なお、噴射ノズル102は、位置調整機構
(例えば、XYステージ)に取り付けられており、貼り
合わせ基板101にジェットを挟入させる位置を該位置
調整機構により調整することができる。
101には、脆弱な構造部である多孔質層101bに連
続的に注入されるジェット構成媒体の圧力による分離力
が作用し、これにより基板101a,101cを連結し
ている多孔質層101bが破壊される。この際、基板1
01a,101cは、夫々基板保持部120,130に
より許容されている範囲で撓む。この分離装置100で
は、基板101aの撓み量が相対的に小さく、基板10
1cの撓み量が相対的に大きい。
は、例えば、約2分で2枚の基板101a,101cに
分離される。貼り合わせ基板101が2枚の基板に分離
されたら、シャッタ106を閉じると共にポンプ114
の動作を停止する。また、モータ110の回転を停止
し、前述の電磁弁を制御することにより、分離された各
基板101a,101cを基板保持部120,130に
真空吸着させる。
を収容させると、物理的に分離されていた2枚の基板1
01a,101cは、ジェット構成媒体(例えば、水)
の表面張力を断って2体に引き離される。次に、上記の
分離装置100の基板保持部の変形例を挙げる。 [変形例1]この変形例に係る分離装置は、図3乃至図
5に示す分離装置100の基板保持部120,130を
入れ替えたものである。図6は、この変形例に係る分離
装置100'の概略構成を示す図である。
20で貼り合わせ基板101の第1の基板101a側を
保持し、基板保持部130で第2の基板101c側を保
持する。すなわち、この分離装置100'では、水平方
向の位置が固定された回転軸104側に第2の基板10
1c側が位置するようにして貼り合わせ基板101を保
持する。
基板101aを、その表面に残留する多孔質層101b
を除去して第1の基板()として再利用する場合に好
適である。この理由は次の通りである。第1の基板10
1aを再利用する場合、第1の基板101aは再利用の回
数に応じてその厚さが薄くなる。したがって、図3に示
す分離装置100においては、分離処理をより効率的か
つ適正に行うには、分離処理の都度、噴射ノズル102
を貼り合わせ基板101の分離領域の直上に位置させる
ことが必要である。仮に、噴射ノズル102の位置を固
定すると、ジェットが多孔質層101bの中心に挟入さ
れず、基板101a,101cに損傷を与える危険性が
ある。
では、第2の基板101cの厚さが一定の貼り合わせ基
板101を処理するのであれば、噴射ノズル101bの
位置を固定した場合においても、多孔質層101bと噴
射ノズル102との位置関係が変更されることがない。
これは、基板保持部130の位置が固定されており、こ
の基板保持部130により保持される第2の基板101
cの厚さが一定であるためである。
に示す分離装置100の各基板保持部の構造を変更した
ものである。図7は、この変形例に係る分離装置の基板
保持部の概略構成を示す図である。この分離装置では、
吸着面が略円形をなす基板保持部121により貼り合わ
せ基板101の第1の基板101a側を保持し、吸着面
が略環状の形状をなす基板保持部131により貼り合わ
せ基板101の第2の基板101c側を保持する。
1は、第1の基板101aの撓み量及び第2の基板10
1cの撓み量を夫々許容されている撓み量の範囲に制限
し、これにより基板101a,101cの破損を防止し
つつ分離処理を効率化する。基板保持部121は、その
直径が貼り合わせ基板101よりも小さいため、分離処
理の際、第1の基板101aは外周部が反るようにして
撓む。なお、基板保持部121の保持面は、例えば、平
面で構成してもよいし、球面等の曲面で構成してもよ
い。一方、基板保持部131は、保持面が環状をなして
いるため、基板101cは、吸着面付近(図7の70
1,702)を節、外周部及び中心部を腹として波打つ
ようにして撓む。このように、第2の基板101cが波
打つようにして撓み得る形状の基板保持部121,13
1を採用することにより、貼り合わせ基板101の内部
に注入されたジェット構成媒体を効率的に排出すること
ができる。
ころ、ジェットを貼り合わせ基板101に挟入させた
後、約30秒でジェットが基板保持部131の保持面付
近(図7の701)まで進み、その後、更に約30秒後
にジェットが反対側の保持面付近(図7の702)まで
進み、図7に示すように、基板101cが波打つように
撓んだ。そして、貼り合わせ基板101は、約3分で2
枚に分離された。
て、その中央部はジェット構成媒体が排出されにくいた
め、ジェット構成媒体の圧力が高くなり易く、周辺部よ
りも破損の可能性が高い。したがって、この変形例に係
る基板保持部のように、強度が強い第2の基板101c
に対してのみ、中央部が基板保持部131側に膨張する
ようにして撓むことを許容することにより、強度が弱い
第1の基板101aの破損を防ぐ一方でジェット構成媒
体の排出経路を確保することができる。
に示す分離装置100の各基板保持部120,130の
構造を変更したものである。図8は、第1の基板側を保
持する基板保持部120の変形例を示す図である。ま
た、図9は、第2の基板側を保持する基板保持部130
の変形例を示す図である。
を保持する基板保持部122は、その直径が貼り合わせ
基板101の直径よりもやや小さく、その吸着面は、例
えば平面で構成されている。したがって、第1の基板1
01aは、分離処理の際に外周部が反るようにして撓
む。一方、図9に示すように、基板保持部132は、複
数の突起状の吸着部132aを有し、該複数の吸着部1
32aの先端部により、貼り合わせ基板101の第2の
基板101c側を保持する。このように突起状の吸着部
132aにより第2の基板101c側を保持することに
より、第2の基板101cが撓むことを容易にし、貼り
合わせ基板101の内部に注入されたジェット構成媒体
の排出を効率化することができる。なお、貼り合わせ基
板101を安定して保持するためには、突起状の吸着部
132aの個数は、3以上であることが好ましい。
技術的思想を説明したが、本発明は、これらの実施の形
態に記載された事項によって限定されるものではなく、
特許請求の範囲に記載された技術的思想の範囲内におい
て様々な変形をなし得る。
防ぎつつ分離処理を効率的に行うことができる。
製造方法を工程順に説明する図である。
である。
成を概略的に示す図である。
ある。
成を示す図である。
概略構成を示す図である。
概略構成を示す図である。
Claims (24)
- 【請求項1】 板状の試料を分離する分離装置であっ
て、 試料を分離するための流体を該試料に向けて噴射する噴
射部と、 試料を両側から挟むようにして保持する第1及び第2の
保持部と、 を備え、前記第1及び第2の保持部は、互いに異なる形
状の保持面を有することを特徴とする分離装置。 - 【請求項2】 前記第1の保持部は、試料の内部に注入
される流体の圧力による該試料の一方の面の撓み量が相
対的に小さくなるように該一方の面を保持し、前記第2
の保持部は、該流体の圧力による該試料の他方の面の撓
み量が相対的に大きくなるように該他方の面を保持する
ことを特徴とする請求項1に記載の分離装置。 - 【請求項3】 前記第1の保持部は、試料の内部に注入
される流体の圧力によって該試料の一方の面が撓むこと
がないように該一方の面を保持し、前記第2の保持部
は、該流体の圧力によって該試料の他方の面が撓むよう
にして該他方の面を保持することを特徴とする請求項1
に記載の分離装置。 - 【請求項4】 前記第1の保持部の保持面と前記第2の
保持部の保持面は、互いに異なる面積を有することを特
徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の
分離装置。 - 【請求項5】 前記第1の保持部は、試料の一方の面の
全面を保持する保持面を有し、前記第2の保持部は、該
試料の他方の面の一部を保持する保持面を有することを
特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載
の分離装置。 - 【請求項6】 前記第1の保持部の保持面は、平面で構
成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5の
いずれか1項に記載の分離装置。 - 【請求項7】 前記第1の保持部の保持面は、曲面で構
成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5の
いずれか1項に記載の分離装置。 - 【請求項8】 前記第2の保持部の保持面は、環状をな
すことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1
項に記載の分離装置。 - 【請求項9】 前記第2の保持部は、複数の突起状部材
を有し、該複数の突起状部材の先端部で試料を保持する
ことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項
に記載の分離装置。 - 【請求項10】 前記第2の保持部は、試料の内部に注
入される流体の圧力により該試料の前記第2の保持部側
の面の中央部が膨張するようにして撓むことを許容する
形状を有することを特徴とする請求項1乃至請求項7の
いずれか1項に記載の分離装置。 - 【請求項11】 前記第2の保持部は、試料の内部に注
入される流体の圧力により該試料の前記第2の保持部側
の面が波打つようにして撓むことを許容する形状を有す
ることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1
項に記載の分離装置。 - 【請求項12】 前記第1及び第2の保持部の少なくと
も一方を保持面に垂直な軸を中心として回転させること
により試料を回転させる回転機構を更に備えることを特
徴とする請求項1乃至請求項11のいずれか1項に記載
の分離装置。 - 【請求項13】 処理対象の試料は、第1及び第2の基
板を貼り合わせてなる基板であって、前記第1及び第2
の基板は強度が互いに異なることを特徴とする請求項1
乃至請求項12のいずれか1項に記載の分離装置。 - 【請求項14】 板状の試料を分離する分離方法であっ
て、 保持面の形状が互いに異なる一対の保持部により両側を
挟むようにして試料を保持して、該試料の厚さ方向の所
定位置に向けて流体を噴射することにより該試料を分離
することを特徴とする分離方法。 - 【請求項15】 分離対象の試料は、内部に脆弱な層を
有し、該試料を分離する際は、該脆弱な層に向けて流体
を噴射することを特徴とする請求項14に記載の分離方
法。 - 【請求項16】 内部に脆弱な層を有する板状の試料を
該脆弱な層で分離する分離方法であって、 試料の脆弱な層に向けて流体を噴射することにより該試
料を分離する分離工程を有し、該分離工程において、該
試料の一方の面に関しては、該試料の内部に注入される
流体の圧力による撓み量が相対的に小さくなるように、
該試料の他方の面に関しては、該試料の内部に注入され
る流体の圧力による撓み量が相対的に大きくなるよう
に、該試料を保持することを特徴とする分離方法。 - 【請求項17】 内部に脆弱な層を有する板状の試料を
該脆弱な層で分離する分離方法であって、 試料の脆弱な層に向けて流体を噴射することにより該試
料を分離する分離工程を有し、該分離工程において、該
試料の一方の面に関しては、該試料の内部に注入される
流体の圧力による撓みを制限するように、該試料の他方
の面に関しては、該試料の内部に注入される流体の圧力
による撓みを許容するように、該試料を保持することを
特徴とする分離方法。 - 【請求項18】 流体により試料を分離する際に、該試
料をその主面に垂直な軸を中心として回転させることを
特徴とする請求項14乃至請求項17のいずれか1項に
記載の分離方法。 - 【請求項19】 処理対象の試料は、第1及び第2の基
板を貼り合わせてなる試料であって、前記第1及び第2
の基板は強度が互いに異なることを特徴とする請求項1
4乃至請求項18のいずれか1項に記載の分離方法。 - 【請求項20】 撓みに対する強度が相対的に小さい第
1の基板と強度が相対的に大きい第2の基板との間に脆
弱な層を有する複合基板を該脆弱な層で分離する分離方
法であって、 前記脆弱な層に向けて流体を噴射することにより前記複
合基板を分離する分離工程を有し、該分離工程におい
て、前記第1の基板に関しては、前記複合基板の内部に
注入される流体の圧力による撓み量が相対的に小さくな
るように、前記第2の基板に関しては、前記複合基板の
内部に注入される流体の圧力による撓み量が相対的に大
きくなるように、前記複合基板を保持することを特徴と
する分離方法。 - 【請求項21】 強度が相対的に小さい第1の基板と強
度が相対的に大きい第2の基板との間に脆弱な層を有す
る複合基板を該脆弱な層で分離する分離方法であって、 前記脆弱な層に向けて流体を噴射することにより前記複
合基板を分離する分離工程を有し、該分離工程におい
て、前記第1の基板に関しては、前記複合基板の内部に
注入される流体の圧力による撓みを制限し、前記第2の
基板に関しては、前記複合基板の内部に注入される流体
の圧力による撓みを許容するように、前記複合基板を保
持することを特徴とする分離方法。 - 【請求項22】 一方の面に多孔質層及び非多孔質層を
順に形成した第1の基板の前記非多孔質層側を第2の基
板に貼り合せる工程と、貼り合わせた基板を前記多孔質
層で分離する分離工程とを含む基板の製造方法であっ
て、 前記分離工程において、請求項1乃至請求項12のいず
れか1項に記載の分離装置を使用することを特徴とする
基板の製造方法。 - 【請求項23】 一方の面に多孔質層及び非多孔質層を
順に形成した第1の基板の前記非多孔質層側を第2の基
板に貼り合せる工程と、貼り合わせた基板を前記多孔質
層で分離する分離工程とを含む基板の製造方法であっ
て、 請求項14乃至請求項18のいずれか1項に記載の分離
方法を適用して前記分離工程を実行することを特徴とす
る基板の製造方法。 - 【請求項24】 板状の試料の厚さ方向の所定位置に向
けて流体を噴射することにより該試料を分離する際に該
試料を保持する保持装置であって、該試料を保持する保
持面の形状が互いに異なる一対の保持部により両側を挟
むようにして該試料を保持することを特徴とする保持装
置。
Priority Applications (12)
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|---|---|---|---|
| JP4530898A JPH11243040A (ja) | 1998-02-26 | 1998-02-26 | 試料の分離装置及び分離方法並びに基板の製造方法 |
| SG1998005839A SG70141A1 (en) | 1997-12-26 | 1998-12-15 | Sample separating apparatus and method and substrate manufacturing method |
| US09/211,757 US6418999B1 (en) | 1997-12-26 | 1998-12-15 | Sample separating apparatus and method, and substrate manufacturing method |
| SG200100215A SG87916A1 (en) | 1997-12-26 | 1998-12-15 | Sample separating apparatus and method, and substrate manufacturing method |
| TW87120972A TW429464B (en) | 1997-12-26 | 1998-12-16 | Sample separating apparatus and method, and substrate manufacturing method |
| EP19980310462 EP0925888B1 (en) | 1997-12-26 | 1998-12-18 | Sample separating apparatus and method, and substrate manufacture method |
| AT98310462T ATE281909T1 (de) | 1997-12-26 | 1998-12-18 | Vorrichtung und verfahren zum spalten |
| DE1998627459 DE69827459T2 (de) | 1997-12-26 | 1998-12-18 | Vorrichtung und Verfahren zum Spalten |
| AU98190/98A AU717785B2 (en) | 1997-12-26 | 1998-12-24 | Sample separating apparatus and method, and substrate manufacturing method |
| KR10-1998-0058984A KR100366722B1 (ko) | 1997-12-26 | 1998-12-26 | 샘플분리장치와방법및기판제조방법 |
| US10/151,527 US6521078B2 (en) | 1997-12-26 | 2002-05-20 | Sample separating apparatus and method, and substrate manufacturing method |
| US10/318,231 US6860963B2 (en) | 1997-12-26 | 2002-12-12 | Sample separating apparatus and method, and substrate manufacturing method |
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Publications (2)
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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|---|---|
| JP (1) | JPH11243040A (ja) |
-
1998
- 1998-02-26 JP JP4530898A patent/JPH11243040A/ja not_active Withdrawn
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