JPH1124314A - トナー用黒色顔料および電子写真用トナー - Google Patents

トナー用黒色顔料および電子写真用トナー

Info

Publication number
JPH1124314A
JPH1124314A JP19077097A JP19077097A JPH1124314A JP H1124314 A JPH1124314 A JP H1124314A JP 19077097 A JP19077097 A JP 19077097A JP 19077097 A JP19077097 A JP 19077097A JP H1124314 A JPH1124314 A JP H1124314A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
weight
black pigment
pigment
electrophotographic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP19077097A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshito Nihei
義人 仁平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP19077097A priority Critical patent/JPH1124314A/ja
Publication of JPH1124314A publication Critical patent/JPH1124314A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子写真用トナーに用いることにより、トナ
ーの帯電性能を高め、しかも、トナー画像色彩を中心と
した画像性能を向上させる高絶縁性能のトナー用黒色顔
料と、黒色色彩に優れた高品質の画像が得られる電子写
真用トナーを提供する。 【解決手段】 トナー用黒色顔料をMn23 からなり
比表面積が5〜25m2/gの範囲内とし、あるいは、
トナー用黒色顔料をMn23 を主成分とし酸化物およ
び/またはシアン化合物を含む混合物からなり比表面積
が5〜25m2 /gの範囲内とし、着色剤として上述の
いずれかのトナー用黒色顔料を2〜15重量%の範囲で
含有させて電子写真用トナーとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真において
静電潜像を現像するための電子写真用トナーとこれに用
いられるトナー用黒色顔料に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式に用いられる電子写真用ト
ナーとしては、通常、結着樹脂、荷電制御剤、着色剤、
ワックス等から構成された非磁性トナーと、これに磁性
粉を含有した磁性トナーとが挙げられる。
【0003】このような電子写真用トナー中に含有され
る着色剤である黒色顔料としては、従来からカーボンブ
ラックが用いられている。
【0004】また、特開昭59−189358号公報に
開示されているように、磁性体粒子である酸化物の混合
物を着色剤として含有する磁性トナーも知られている。
【0005】一方、カーボンブラックと複合酸化物との
混合物からなる黒色顔料を着色剤として含有した電子写
真用トナーについては、本発明者らにより特開平3−1
23361号公報に開示されている。
【0006】上述のような着色剤は、電子写真用トナー
中に含有されることにより、主に、複写または印字され
たトナー画像色彩を中心とした画像性能を向上させる性
質を発現するものである。
【0007】ところで、複写または印字されたトナー画
像の品質を左右する因子としては、着色剤である顔料を
含有する電子写真用トナーで形成された画像の色彩と、
現像時のトナーの帯電性能とが挙げられ、特に、後者の
影響が最も大きいものとされている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明では、電
子写真用トナーに用いることにより、トナーの帯電性能
を高め、しかも、トナー画像色彩を中心とした画像性能
を向上させる高絶縁性能のトナー用黒色顔料と、黒色色
彩に優れた高品質の画像が得られる電子写真用トナーを
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、トナー用黒色顔料の第1の発明は、Mn23
からなり、比表面積が5〜25m2 /gの範囲内であ
るような構成とした。
【0010】トナー用黒色顔料の第2の発明は、Mn2
3 を主成分として、これに酸化物を含む混合物からな
り、比表面積が5〜25m2 /gの範囲内であるような
構成とした。
【0011】トナー用黒色顔料の第3の発明は、Mn2
3 を主成分として、これにシアン化合物を含む混合物
からなり、比表面積が5〜25m2 /gの範囲内である
ような構成とした。
【0012】トナー用黒色顔料の第4の発明は、Mn2
3 を主成分として、これに酸化物およびシアン化合物
を含む混合物からなり、比表面積が5〜25m2 /gの
範囲内であるような構成とした。
【0013】そして、上記の第1または第4の発明にお
いて、酸化物はTiO2 、Al23 、BaTiO3
SrTiO3 、CuO、Fe23 、Fe34 よりな
る群から選択される少なくとも1種であるような構成と
した。
【0014】さらに、上記の第2または第4の発明にお
いて、シアン化合物はNaFe[Fe(CN)6]、NH
4 Fe[Fe(CN)6]よりなる群から選択される少な
くとも1種であるような構成とした。
【0015】また、本発明の電子写真用トナーは、着色
剤として上述のいずれかのトナー用黒色顔料を2〜15
重量%の範囲で含有するような構成とした。
【0016】このような本発明では、トナー用黒色顔料
を構成するMn23 が高い絶縁性能をトナー用黒色顔
料に付与し、また、トナー用黒色顔料を構成する酸化物
および/またはシアン化合物がトナー画像色彩とトナー
の帯電性能調整の作用をなし、かつ、トナー用黒色顔料
の比表面積が5〜25m2 /gの範囲内にあるため、画
像白地部のトナーかぶりや感光体かぶりが防止され、か
つ、電子写真用トナー中でのトナー用黒色顔料の分散が
良好なものとなる。
【0017】
【発明の実施の形態】トナー用黒色顔料 本発明のトナー用黒色顔料は、Mn23 からなり比表
面積が5〜25m2 /gの範囲内にあるもの、あるい
は、Mn23 を主成分とし酸化物および/またはシア
ン化合物を含む混合物からなり比表面積が5〜25m2
/gの範囲内にあるものである。
【0018】本発明のトナー用黒色顔料の比表面積は上
述のように5〜25m2 /gの範囲である。比表面積が
5.0m2 /g未満であると、このようなトナー用黒色
顔料を含有した電子写真用トナーを用いた場合、複写ま
たは印字された画像の白地部にトナーかぶりが発生した
り、感光体かぶりが発生するおそれがある。一方、比表
面積が25.0m2 /gを超えると、このようなトナー
用黒色顔料を含有した電子写真用トナーを用いた場合、
トナー中の黒色顔料の分散が劣化し、複写または印字さ
れたトナー画像の解像度等の画像品質を損なうことがあ
る。
【0019】尚、本発明におけるトナー用黒色顔料の比
表面積は、BET法により求めることができる。
【0020】上記のように、トナー用黒色顔料がMn2
3 を主成分とし酸化物および/またはシアン化合物を
含む混合物からなる場合、トナー用黒色顔料中のMn2
3の比率は、70重量%以上であることが好ましい。
Mn23 の比率が70重量%未満では、他の成分の影
響が強くなり、複写または印字された画像のトナー画像
色彩である黒色が弱くなってしまう。
【0021】本発明のトナー用黒色顔料において主成分
であるMn23 とともに使用する酸化物やシアン化合
物は、複写または印字された画像に所望のトナー画像色
彩を付与したりトナーの帯電性能を調整するためのもの
である。使用する酸化物としては、TiO2 、Al2
3 、BaTiO3 、SrTiO3 、CuO、Fe2
3 、Fe34 よりなる酸化物の群から選択することが
でき、また、シアン化合物としては、NaFe[Fe
(CN)6]、NH4 Fe[Fe(CN)6]よりなるシア
ン化合物から選択することができる。
【0022】主成分であるMn23 と酸化物および/
またはシアン化合物とを混合する方法には特に限定はな
く、乾式、湿式を問わず公知の方法により実施すること
ができる。例えば、乾式混合の場合、Mn23 と、酸
化物および/またはシアン化合物とを所定の重量に秤量
した後、ヘンシェルミキサー等で混合してトナー用黒色
顔料を得ることができる。また、湿式混合の場合は、M
23 と、酸化物および/またはシアン化合物とを所
定の重量に秤量し、これらを水溶液に投入し撹拌してス
ラリーを作製した後、これをスプレードライヤで噴霧・
乾燥してトナー用黒色顔料を得ることができる。
【0023】本発明のトナー用黒色顔料の構成成分とし
て用いられるMn23 、酸化物、および、シアン化合
物は、公知の製法により得られたものでよく、Mn2
3 を含む酸化物の場合は、固相法、共沈法、熱分解法等
により生成したものを用いることができ、また、シアン
化合物の場合は、共沈法により得られたものを用いるこ
とができる。電子写真用トナー 本発明の電子写真用トナーは、着色剤として本発明のト
ナー用黒色顔料を2〜15重量%の範囲で含有する非磁
性あるいは磁性の電子写真用トナーであり、高品質の画
像形成が可能な電子写真用トナーである。本発明のトナ
ー用黒色顔料の含有量が2.0重量%未満では、複写ま
たは印字されたトナー画像色彩である黒色が弱くなって
しまう。また、本発明のトナー用黒色顔料の含有量が1
5.0重量%を超える場合、複写または印字された画像
の白地部にトナーかぶりが発生する。
【0024】本発明の電子写真用トナーは、着色剤とし
て含有する本発明のトナー用黒色顔料の他に、結着樹
脂、荷電制御剤、ワックス、または、磁性粉やその他の
添加剤により構成されている。
【0025】本発明の電子写真用トナーに使用する結着
樹脂は、従来より電子写真用トナーに用いられている公
知のものを用いればよく、スチレン系共重合樹脂やポリ
エステル樹脂が好適である。スチレン系共重合樹脂は、
スチレン系単量体と共重合可能なビニル系単量体との共
重合反応により得られるものである。一方、ポリエステ
ル樹脂は、多塩基酸成分と多価アルコール成分との縮重
合反応により得られるものである。
【0026】本発明の電子写真用トナーに使用する荷電
制御剤は、電子写真用トナーの帯電極性を決定する因子
であり、現像システムに応じて選択するものである。負
帯電性の場合、アゾ系色素の金属錯体からなる染料が好
ましく、正帯電性の場合は、ニグロシン系色素からなる
染料が好ましく用いられる。これらは、従来より電子写
真用トナーに用いられている公知のものを用いることが
できる。
【0027】本発明の電子写真用トナーに使用するワッ
クスは、トナー画像の定着時のオフセット防止対策とし
て用いられるものであり、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、脂肪酸金属塩、シリコンオイル等が用いられる。
【0028】磁性粉は、磁性の電子写真用トナーにおけ
る磁気特性を調整する因子であり、現像システムに応じ
てトナー中への添加量を調整することができ、通常、F
34 (マグネタイト)が用いられる。
【0029】本発明の電子写真用トナーに使用する他の
成分としては、SiO2(シリカ)が挙げられ、トナーの
流動性の向上や電気抵抗調整等に必要に応じて添加され
ている。
【0030】本発明のトナー用黒色顔料と上述の構成成
分とを含有する電子写真用トナーは、通常の製造方法に
より製造すればよく、特に限定するものではない。例え
ば、本発明のトナー用黒色顔料と上記の構成成分を所定
の重量部として秤量後、ヘンシェルミキサーで混合し、
これを加圧式ニーダーで溶融混練し、ジェットミルで粉
砕を行った後、風力分級機で微粉分級し、さらに後添加
としてシリカを所定量加え、風力分級機で粗粉分級を行
うことにより、所望の平均粒子径をもつ本発明の電子写
真用トナーを得ることができる。
【0031】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例を示し、本発
明をさらに詳細に説明する。
【0032】Mn23 と、その他の酸化物としてTi
2 、Al23 、BaTiO3 、SrTiO3 、Cu
O、Fe23 、Fe34 、シアン化合物としてNa
Fe[Fe(CN)6]、NH4 Fe[Fe(CN)6]を
準備した。そして、Mn23 からなるトナー用黒色顔
料(顔料試料1)、および、準備した材料を下記の表1
に示される組み合わせで所定の比率(重量%)として秤
量し、これを乾式、あるいは、湿式混合して混合物であ
るトナー用黒色顔料(顔料試料2〜9)を作製した。ま
た、比較として、下記の表1に示される組み合わせで本
発明の範囲外の試料として上記同様の混合方式によりト
ナー用黒色顔料(比較顔料試料1〜3)を作製した。
【0033】上記のように作製した各トナー用黒色顔料
について、それぞれ0.5gをホルダーに入れBET1
点法により比表面積を測定し、結果を表1に示した。
【0034】
【表1】 次に、上記のように作製した各トナー用黒色顔料(顔料
試料1〜9、比較顔料試料1〜3)を用いて、下記の所
定の組成となるように秤量後、ヘンシェルミキサーで混
合し、これを加圧式ニーダーで溶融混練し、ジェットミ
ルで粉砕を行った後、風力分級機で微粉分級し、さらに
後添加としてシリカを下記の所定量加え、風力分級機で
粗粉分級を行うことにより、平均粒子径が8.5〜9.
5μmの電子写真用トナー(トナー試料1〜9、トナー
比較試料1〜3)を得た。また、トナー用黒色顔料とし
て従来使用のカーボンブラックを用いて、下記の組成と
なるように同様の製法により、電子写真用トナー(トナ
ー比較試料4、5)を得た。
【0035】 電子写真用トナー(トナー試料1) ・結着樹脂(スチレン−ブチル・アクリレート) … 84.0重量% ・ワックス(ポリプロピレン) … 4.0重量% ・荷電制御剤(アゾ系金属錯体染料) … 1.0重量% ・着色剤(顔料試料1:Mn23 ) … 10.0重量% ・流動化剤(シリカ)(後添加として) … 1.0重量% 電子写真用トナー(トナー試料2) ・結着樹脂(スチレン−ブチル・アクリレート) … 88.5重量% ・ワックス(ポリプロピレン) … 3.0重量% ・荷電制御剤(アゾ系金属錯体染料) … 1.0重量% ・着色剤(顔料試料2:Mn23 −Al23 )… 7.5重量% ・流動化剤(シリカ)(後添加として) … 1.0重量% 電子写真用トナー(トナー試料3) ・結着樹脂(スチレン−ブチル・アクリレート) … 82.5重量% ・ワックス(ポリエチレン) … 3.5重量% ・荷電制御剤(アゾ系金属錯体染料) … 0.8重量% ・着色剤 … 13.2重量% (顔料試料3:Mn23 −CuO−Al23 ) ・流動化剤(シリカ)(後添加として) … 1.0重量% 電子写真用トナー(トナー試料4) ・結着樹脂(スチレン−ブチル・アクリレート) … 85.0重量% ・ワックス(ポリプロピレン) … 2.5重量% ・荷電制御剤(アゾ系金属錯体染料) … 1.2重量% ・着色剤 … 11.3重量% (顔料試料4:Mn23 −NH4 Fe[Fe(CN)6]) ・流動化剤(シリカ)(後添加として) … 1.0重量% 電子写真用トナー(トナー試料5) ・結着樹脂(ポリエステル) … 85.5重量% ・ワックス(ポリプロピレン) … 4.0重量% ・荷電制御剤(アゾ系金属錯体染料) … 1.0重量% ・着色剤 … 10.5重量% (顔料試料5:Mn23 −Al23 −NH4 Fe[Fe(CN)6]) ・流動化剤(シリカ)(後添加として) … 1.0重量% 電子写真用トナー(トナー試料6) ・結着樹脂(ポリエステル) … 81.5重量% ・ワックス(ポリプロピレン) … 2.5重量% ・荷電制御剤(アゾ系金属錯体染料) … 1.0重量% ・着色剤 … 15.0重量% (顔料試料6:Mn23 −TiO2 −Al23 ) ・流動化剤(シリカ)(後添加として) … 1.0重量% 電子写真用トナー(トナー試料7) ・結着樹脂(スチレン−ブチル・アクリレート) … 88.0重量% ・ワックス(ポリプロピレン) … 4.5重量% ・荷電制御剤(アゾ系金属錯体染料) … 1.0重量% ・着色剤(顔料試料7:Mn23 −Fe34 )… 6.5重量% ・流動化剤(シリカ)(後添加として) … 1.5重量% 電子写真用トナー(トナー試料8) ・結着樹脂(ポリエステル) … 56.0重量% ・磁性粉(マグネタイト) … 38.5重量% ・ワックス(ポリプロピレン) … 2.5重量% ・荷電制御剤(アゾ系金属錯体染料) … 0.5重量% ・着色剤 … 2.5重量% (顔料試料8:Mn23 −Al23 −NH4 Fe[Fe(CN)6]) ・流動化剤(シリカ)(後添加として) … 1.5重量% 電子写真用トナー(トナー試料9) ・結着樹脂(スチレン−ブチル・アクリレート) … 50.0重量% ・磁性粉(マグネタイト) … 39.0重量% ・ワックス(ポリプロピレン) … 2.5重量% ・荷電制御剤(アゾ系金属錯体染料) … 0.5重量% ・着色剤 … 8.0重量% (顔料試料9:Mn23 −SrTiO3 −NH4 Fe[Fe(CN)6]) ・流動化剤(シリカ)(後添加として) … 1.5重量% 電子写真用トナー(トナー比較試料1) ・結着樹脂(スチレン−ブチル・アクリレート) … 85.5重量% ・ワックス(ポリプロピレン) … 3.0重量% ・荷電制御剤(アゾ系金属錯体染料) … 1.3重量% ・着色剤(顔料比較試料1) … 10.2重量% ・流動化剤(シリカ)(後添加として) … 1.0重量% 電子写真用トナー(トナー比較試料2) ・結着樹脂(スチレン−ブチル・アクリレート) … 51.0重量% ・磁性粉(マグネタイト) … 38.8重量% ・ワックス(ポリプロピレン) … 2.5重量% ・荷電制御剤(アゾ系金属錯体染料) … 0.5重量% ・着色剤(顔料比較試料2) … 7.2重量% ・流動化剤(シリカ)(後添加として) … 1.5重量% 電子写真用トナー(トナー比較試料3) ・結着樹脂(スチレン−ブチル・アクリレート) … 85.0重量% ・ワックス(ポリプロピレン) … 5.0重量% ・荷電制御剤(アゾ系金属錯体染料) … 1.0重量% ・着色剤(顔料比較試料3) … 7.5重量% ・流動化剤(シリカ)(後添加として) … 1.5重量% 電子写真用トナー(トナー比較試料4) ・結着樹脂(ポリエステル) … 90.0重量% ・ワックス(ポリプロピレン) … 2.5重量% ・荷電制御剤(アゾ系金属錯体染料) … 1.0重量% ・着色剤(カーボンブラック) … 6.5重量% ・流動化剤(シリカ)(後添加として) … 1.0重量% 電子写真用トナー(トナー比較試料5) ・結着樹脂(スチレン−ブチル・アクリレート) … 56.0重量% ・磁性粉(マグネタイト) … 39.0重量% ・ワックス(ポリプロピレン) … 2.5重量% ・荷電制御剤(アゾ系金属錯体染料) … 0.5重量% ・着色剤(カーボンブラック) … 2.0重量% ・流動化剤(シリカ)(後添加として) … 1.5重量% このように得られた各電子写真用トナー(トナー試料1
〜9、トナー比較試料1〜5)を評価することにより、
電子写真用トナーの着色成分であるトナー用黒色顔料の
優劣を求めた。
【0036】まず、各電子写真用トナー(トナー試料1
〜9、トナー比較試料1〜5)について、粉体特性(ト
ナー平均粒子径、カサ比重、流動性、帯電量、飽和磁化
(磁性トナーのみ))を下記のように測定し、結果を表
2に示した。
【0037】(トナー平均粒子径)コールターカウンタ
ー法により、測定値の体積粒子径を算出し、その50%
平均粒子径をトナー平均粒子径として求めた。
【0038】(カサ比重)JIS−K5101に準ずる
方法で測定した。
【0039】(流動性)電子写真用トナー10gを10
0メッシュの篩いの上で振動させ10秒後の該篩い上の
トナー残量を測定したものであり、値として少なければ
少ないほど流動性が優れているものである。
【0040】(帯電量)電子写真用トナー5.0重量部
とフェライトキャリア95.0重量部をボールミルにセ
ットして混合し、30分後にこれを採取し、ブローオフ
装置(東芝ケミカル(株)製ブローオフ粉体帯電量測定
装置)でブロー時間30秒後の帯電量を求めた。
【0041】(飽和磁化)磁性の電子写真用トナー0.
1gをホルダーにセットし、磁場1,000(Oe)を
印加した状態で振動試料型磁力計(東英工業(株)製V
SM−3型)により求めた。
【0042】
【表2】 次に、上記電子写真用トナー(トナー試料1〜9、トナ
ー比較試料1〜5)について、市販の電子写真プリンタ
ーを使用した画像形成での画像特性(画像濃度、かぶ
り、解像度、オフセット性、定着率)を下記のように測
定、評価して、その結果を表3に示した。尚、特性評価
に使用した電子写真プリンターは、現像システムに応じ
て磁性トナーの場合はキャノン(株)製とし、非磁性ト
ナーの場合は沖電気工業(株)製とした。
【0043】(画像濃度)マクベス濃度計(マクベス社
製)により、プリント像の黒ベタ部を3箇所測定し、平
均値を画像濃度とした。
【0044】(かぶり)通紙前の紙の反射率(A)を測
定し、プリント像の非現像箇所の反射率(B)を測定
し、下記式により求めた。尚、測定装置は REFRECTOMET
ER TC-6D (東京電色(株)製)を用いた。
【0045】かぶり(%)=|A−B|/A×100 (解像度)600dpiの群線をプリントし、10倍の
ルーペにて独立の線として認識できるか目視により評価
した。
【0046】 良 好 :独立の線として認識可能 やや劣る:一部の線につぶれがみられる 劣 る :大部分の線につぶれがみられる (オフセット性)1頁目のプリント像が2頁目以降のプ
リント像に残存してしまうオフセット現象が生じるか否
かを目視で確認した。
【0047】(定着率)1インチ四方の黒ベタパターン
をプリント後、その黒ベタ画像に対して、ガーゼを両面
テープで張り付けた金属製円柱棒を10往復擦り、プリ
ント像の擦る前の濃度(C)と後の濃度(D)をマクベ
ス濃度計(マクベス社製)により測定し、下記式により
算出した。
【0048】定着率(%)=(C−D)/C×100
【0049】
【表3】 表1、表2、表3より明らかなように、本発明のトナー
用黒色顔料である顔料試料1〜9を着色剤として用いた
本発明の電子写真用トナー試料1〜9は、帯電性能が高
く、しかも、トナー画像の黒色色彩も優れており、良好
な画像特性が得られ、本発明のトナー用黒色顔料が着色
剤として極めて有用であることが確認された。
【0050】これに対して、比較顔料試料1〜3や、従
来より用いられているカーボンブラックを着色剤として
用いた電子写真用トナー比較試料4、5は、帯電性能が
本発明の電子写真用トナーと同程度のものも一部にある
が、画像濃度、かぶり、解像度、定着率の少なくとも1
種が劣り、実用に供し得るような良好な画像特性を得ら
れるものではなかった。
【0051】次に、上記の電子写真用トナー(トナー試
料5)における着色剤(顔料試料5)の含有比率を変化
させた下記の3種の電子写真用トナー(トナー試料1
0、トナー比較試料6、7)を上記同様の製造方法によ
り作製した。
【0052】 電子写真用トナー(トナー試料10) ・結着樹脂(ポリエステル) … 86.5重量% ・ワックス(ポリプロピレン) … 4.0重量% ・荷電制御剤(アゾ系金属錯体染料) … 1.0重量% ・着色剤 … 9.5重量% (顔料試料5:Mn23 −Al23 −NH4 Fe[Fe(CN)6]) ・流動化剤(シリカ)(後添加として) … 1.0重量% 電子写真用トナー(トナー比較試料6) ・結着樹脂(ポリエステル) … 93.5重量% ・ワックス(ポリプロピレン) … 4.0重量% ・荷電制御剤(アゾ系金属錯体染料) … 1.0重量% ・着色剤 … 1.5重量% (顔料試料5:Mn23 −Al23 −NH4 Fe[Fe(CN)6]) ・流動化剤(シリカ)(後添加として) … 1.0重量% 電子写真用トナー(トナー比較試料7) ・結着樹脂(ポリエステル) … 77.5重量% ・ワックス(ポリプロピレン) … 4.0重量% ・荷電制御剤(アゾ系金属錯体染料) … 1.0重量% ・着色剤 … 18.5重量% (顔料試料5:Mn23 −Al23 −NH4 Fe[Fe(CN)6]) ・流動化剤(シリカ)(後添加として) … 1.0重量% ここで得られた各電子写真用トナー(トナー試料10、
トナー比較試料6、7)について、上述のように粉体特
性(トナー平均粒子径、カサ比重、流動性、帯電量)を
測定し、さらに、市販の電子写真プリンター(沖電気工
業(株)製)を使用した画像形成での画像特性(画像濃
度、かぶり、解像度、オフセット性、定着率)を上述と
同様に測定、評価して、結果を表4および表5に示し
た。尚、表4、表5には電子写真用トナー(トナー試料
5)の測定結果も記載した。
【0053】
【表4】
【0054】
【表5】 表4、表5より明らかなように、本発明のトナー用黒色
顔料である顔料試料5を着色剤として2〜15重量%の
範囲内で含有した本発明の電子写真用トナー試料5、1
0は、帯電性能が高く、しかも、トナー画像の黒色色彩
も優れており、良好な画像特性が得られることが確認さ
れた。
【0055】これに対して、本発明のトナー用黒色顔料
である顔料試料5を着色剤として上記の範囲から外れる
比率で含有した電子写真用トナー比較試料6、7は、ト
ナー画像色彩である黒色が弱くなり画像濃度が低下した
り、トナー印字された画像の白地部にトナーかぶりが発
生する等の問題があった。
【0056】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によればト
ナー用黒色顔料を、Mn23 からなり比表面積が5〜
25m2 /gの範囲内とし、あるいは、トナー用黒色顔
料を、Mn23 を主成分とし酸化物および/またはシ
アン化合物を含む混合物からなり比表面積が5〜25m
2 /gの範囲内とするので、トナー用黒色顔料を構成す
るMn23 により高い絶縁性能がトナー用黒色顔料に
付与され、また、トナー用黒色顔料を構成する酸化物お
よび/またはシアン化合物によりトナー画像色彩とトナ
ーの帯電性能とが調整可能とされ、着色剤として本発明
のトナー用黒色顔料を2〜15重量%の範囲で含有する
本発明の電子写真用トナーは、トナー用黒色顔料の分散
が良好で優れた帯電性能を備え、画像白地部のトナーか
ぶりや感光体かぶりを生じることがなく、黒色色彩に優
れた高品質の画像を形成することが可能となる。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Mn23 からなり、比表面積が5〜2
    5m2 /gの範囲内であることを特徴とするトナー用黒
    色顔料。
  2. 【請求項2】 Mn23 を主成分として、これに酸化
    物を含む混合物からなり、比表面積が5〜25m2 /g
    の範囲内であることを特徴とするトナー用黒色顔料。
  3. 【請求項3】 Mn23 を主成分として、これにシア
    ン化合物を含む混合物からなり、比表面積が5〜25m
    2 /gの範囲内であることを特徴とするトナー用黒色顔
    料。
  4. 【請求項4】 Mn23 を主成分として、これに酸化
    物およびシアン化合物を含む混合物からなり、比表面積
    が5〜25m2 /gの範囲内であることを特徴とするト
    ナー用黒色顔料。
  5. 【請求項5】 前記酸化物は、TiO2 、Al23
    BaTiO3 、SrTiO3 、CuO、Fe23 、F
    34 よりなる群から選択される少なくとも1種であ
    ることを特徴とする請求項2または請求項4に記載のト
    ナー用黒色顔料。
  6. 【請求項6】 前記シアン化合物は、NaFe[Fe
    (CN)6]、NH4 Fe[Fe(CN)6]よりなる群か
    ら選択される少なくとも1種であることを特徴とする請
    求項3または請求項4に記載のトナー用黒色顔料。
  7. 【請求項7】 着色剤として請求項1乃至請求項6のい
    ずれかに記載のトナー用黒色顔料を2〜15重量%の範
    囲で含有することを特徴とする電子写真用トナー。
JP19077097A 1997-07-02 1997-07-02 トナー用黒色顔料および電子写真用トナー Withdrawn JPH1124314A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19077097A JPH1124314A (ja) 1997-07-02 1997-07-02 トナー用黒色顔料および電子写真用トナー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19077097A JPH1124314A (ja) 1997-07-02 1997-07-02 トナー用黒色顔料および電子写真用トナー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1124314A true JPH1124314A (ja) 1999-01-29

Family

ID=16263443

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19077097A Withdrawn JPH1124314A (ja) 1997-07-02 1997-07-02 トナー用黒色顔料および電子写真用トナー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1124314A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7244536B2 (en) 2001-05-16 2007-07-17 Kao Corporation Toner

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7244536B2 (en) 2001-05-16 2007-07-17 Kao Corporation Toner

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6938345B2 (ja) トナー
DE69209200T2 (de) Magnetischer Toner, magnetischer Entwickler und seine Verwendung in einer Geräte-Einheit Abbildungsverfahrensapparatur und Faksimile-Apparatur
JP3243376B2 (ja) 電子写真現像剤用フェライトキャリアおよび該キャリアを用いた現像剤
EP0952494B1 (en) Black non-magnetic composite particles for black toner and black toner containing the same
EP0713152B1 (en) Magnetic toner compositions
US5296326A (en) Magnetic toner
DE10218790A1 (de) Positiv ladbarer Toner für Entwicklung mit zwei Bestandteilen
US6251555B1 (en) Black magnetic composite particles for black magnetic toner and black magnetic toner using the same
JPH09127737A (ja) 静電像現像用キャリア
JP2683142B2 (ja) 静電荷像現像用磁性トナー
US7090955B2 (en) Black toner, image forming method and image forming apparatus using the toner
US5932388A (en) Carrier for developing electrostatic image, developer and developing method
JPH1124314A (ja) トナー用黒色顔料および電子写真用トナー
JPH06332237A (ja) 二成分現像剤
JP7560997B2 (ja) トナー及び画像形成方法
CA2555903C (en) Carrier and developer compositions
JP3976914B2 (ja) トナー
JPH081521B2 (ja) 静電荷現像用トナ−
JP2004053883A (ja) 電子写真画像形成用黒色トナー、それを用いた画像形成方法および画像形成装置
JP3692709B2 (ja) 静電荷像現像用キャリア、静電荷像現像用現像剤及び静電荷像現像方法
JP3230046B2 (ja) 静電荷像現像用トナー
JPH0777825A (ja) 二成分系現像剤
JP2019200236A (ja) トナーの製造方法
JP3997096B2 (ja) 電子写真用トナー
JP3482534B2 (ja) 2成分現像剤並びに該現像剤を用いた画像形成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040907