JPH11243523A - 電子カメラ - Google Patents

電子カメラ

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JPH11243523A
JPH11243523A JP10059071A JP5907198A JPH11243523A JP H11243523 A JPH11243523 A JP H11243523A JP 10059071 A JP10059071 A JP 10059071A JP 5907198 A JP5907198 A JP 5907198A JP H11243523 A JPH11243523 A JP H11243523A
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JP
Japan
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electronic camera
image
unit
imaging
image sensor
Prior art date
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JP10059071A
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English (en)
Inventor
Tomoaki Tamura
知章 田村
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】より低廉な電子カメラであり、部品を再利用す
ることが可能な電子カメラを提供する。 【解決手段】撮像素子12と、撮像素子12を駆動する
駆動回路13と、撮像素子12で撮像された画像を記憶
するメモリ14とを、単一の撮像ユニット10として形
成し、カメラの外装部1に対して撮像ユニット11を一
体的に取り外し可能に構成したので、回収された電子カ
メラから撮像ユニット11を分離し、新たなカメラの外
装部に装着することにより部品の再利用が図れ、もって
電子カメラのコストを低く抑えることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子カメラに関
し、たとえば再利用可能である低廉な電子カメラに関す
る。
【0002】
【従来の技術】パソコンの普及に伴い、撮像した画像を
デジタルデータに変換して記憶する電子カメラが開発さ
れ、既に市販されている。ユーザーは、電子カメラによ
り撮像した画像を、たとえば自分のパソコンのディスプ
レイに表示でき、またプリンタを介してプリントできる
ため、その応用範囲は広いものとなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電子カ
メラはCCD等の撮像素子や処理回路等を含むため、光
学式のカメラに対してコストが割高となっており、電子
カメラをより低廉としたい要求がある。加えて、たとえ
ば電子カメラを所持せず旅行したとき等、旅先で出会う
風景を電子カメラを用いて撮像したいと思うときがある
が、その都度高価な電子カメラを購入するのには大きな
抵抗がある。かかる場合、価格を気にせず購入できる電
子カメラがあれば便利である。
【0004】そこで、電子カメラの使用回数を限定する
と共に、使用した電子カメラを回収し、再利用できる部
品の寿命を考慮して、電子カメラのコストを下げようと
いう思想が生じた。ところが、既存の電子カメラは、ユ
ーザーが繰り返し使用することを前提に、付加価値を付
けることにより使用勝手を高める方向で開発されたもの
が多く、再利用を前提に構成されていない。従って、部
品の再利用を前提とする新たな思想に基づき設計され
た、新規な電子カメラが望まれているのである。
【0005】本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑
み、より低廉な電子カメラであり、部品を再利用するこ
とが可能な電子カメラを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべ
く、本発明の電子カメラは、固体撮像素子を具備する撮
像部と、前記撮像部を駆動する駆動回路と、前記撮像部
で撮像された画像を記憶するメモリとを、単一のユニッ
トとして形成し、カメラの外装部に対して前記ユニット
を一体的に取り外し可能に構成したことを特徴とする。
【0007】更に、本発明の電子カメラによれば、3つ
の撮像素子と、各撮像素子の前方に配置された、互いに
色の異なる3つのカラーフィルタと、前記撮像素子に、
同一被写体の像を結像させるレンズと、各撮像素子から
のデータを記憶するメモリとからなる電子カメラにおい
て、前記メモリに記憶されたデータを、前記被写体まで
の距離に基づき補正することによって、カラー画像が形
成されるようになっていることを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明の電子カメラによれば、固体撮像素子を
具備する撮像部と、前記撮像部を駆動する駆動回路と、
前記撮像部で撮像された画像を記憶するメモリとを、単
一のユニットとして形成し、カメラの外装部に対して前
記ユニットを一体的に取り外し可能に構成したので、回
収された電子カメラから前記ユニットを分離し、新たな
カメラの外装部に装着することにより部品の再利用が図
れ、もって電子カメラのコストを低く抑えることが可能
となる。
【0009】また、本発明の電子カメラによれば、3つ
の撮像素子と、各撮像素子の前方に配置された、互いに
色の異なる3つのカラーフィルタと、前記撮像素子に、
同一被写体の像を結像させるレンズと、各撮像素子から
のデータを記憶するメモリとからなる電子カメラにおい
て、前記メモリに記憶されたデータを、前記被写体まで
の距離に基づき補正することによって、カラー画像が形
成されるようになっているので、たとえば安価な白黒用
撮像素子を用いて、各カラーフィルタを透過した被写体
の像毎にデータとして電子カメラのメモリ内に記憶する
ことができ、かかる場合においても、撮像後に、前記メ
モリ内に記憶されたデータを補正してカラー画像を得る
ことができるため、電子カメラのコストをより低く抑え
ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明による実施の形態
を、図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態に
かかる電子カメラの斜視図であり、内部構造を理解しや
すいように透視図として描いている。図1において、直
方体状の外装部1の中央には、撮像ユニット10が配置
されている。撮像ユニット10からは、長手方向両方向
に金属製の端子片2a、2bが延在し、その端部を、直
列に配置された電池3a、3bの正極、負極にそれぞれ
当接させている。尚、撮像ユニット10の構成について
は後述する。電池3a、3bは、一次電池、二次電池の
どちらでも良いが、安全性、簡便性の観点からは、ユー
ザー等が容易に交換や充電をすることができないよう
に、電子カメラの内部に電池を密封する構造とすること
が望ましい。
【0011】更に、撮像ユニット10の図中左方より、
略Z状のレリーズ片4が上方に向かって延在している。
レリーズスイッチであるレリーズ片4に隣接して、レリ
ーズ機構20が設けられている。図2を参照して、レリ
ーズ機構20の構成について説明する。
【0012】図2は、レリーズ機構20をカメラの正面
から見た図である。図2において、レリーズ片4に隣接
して、レリーズボタン21が配置されている。レリーズ
ボタン21は、下方に延在する凸片21aを形成してい
る。凸片21aの周囲にはコイルばね22が配置され、
外装部1に対してレリーズボタン21を上方に向かって
付勢している。
【0013】レリーズボタン21の凸片21aの先端は
鋭角となっていて、外装部1aに対して回転自在に支持
されたガンキ車23の外周に係合している。ガンキ車2
3の外周には、ほぼ全周にわたって多数の爪部23aが
形成されており、凸片21aは、この爪部23aの間に
侵入するようになっている。更に、ガンキ車23の外周
の一部には、爪部23aの代わりに台状の凸部23bが
形成されている。ガンキ車23に隣接して、外装部1に
は内方に突出した係止部24が形成されている。
【0014】ガンキ車23の正面中央近傍には、円周方
向にわたって繰り返し凹凸が形成された波形部23cが
形成されている。この波形部23cの凹部には、外装部
1から水平方向に延在し、可撓性を有する金属製の薄板
23d(図1)が係合している。ガンキ車23が回転す
ることにより、薄板23dは、波形部23の凸部に押さ
れて下方に撓み、かかる凸部が通過するとその弾性力で
上方に素早く戻るようになっている。
【0015】ガンキ車23において波形部23aの周囲
には、連続する数値たとえば1乃至27がプリントされ
ている。その数値の一つ(図2においては3)のみが、
外装部に形成された小窓1gを介して外部より視認でき
るようになっている。
【0016】図3は、図1に示す電子カメラの中央部
を、長手方向に対して直角に切断して示す断面図であ
る。外装部1は、樹脂製のバスタブ状の本体101に、
樹脂製の平板状の前面パネル102を組み合わせて形成
されている。
【0017】図1及び図3を参照して、カメラの外装部
1の本体101には、矩形状の窓1aが形成されてい
る。一方、窓1aに対応して、前面パネル102にも矩
形状の窓1bが形成されている。窓1aと窓1bとは、
側壁1c、1d(図3において不図示)と底壁1eと上
壁1fとで連結されている。この壁1c乃至1fは、カ
メラの外装部1の内部との仕切りとなっていて、窓1a
又は窓1bを介して外部より迷光が不用意に入射するこ
とを防止している。尚、窓1a及び窓1bには、透明な
樹脂からなる接眼レンズ103,104がはめ込まれて
いる。尚、図3に示すように、撮像ユニット10に隣接
する前面パネル102には、透明な樹脂からなるレンズ
カバー105がはめ込まれている。一方、撮像ユニット
10に隣接する本体101には、透明な樹脂からなる表
示装置カバー106が設けられ、撮影者が表示装置(図
4)の画面を視認できるようになっている。
【0018】底壁1eの中央には、開口1hが形成され
ている。底壁1eの下方に配置された撮像ユニット10
の上部から、LEDを備えたインジケータ5が、開口1
hを介して底壁1eの上まで延在している。従って、イ
ンジケータ5の発光は、接眼レンズ103,104を介
して、撮影者側からも被写体側からも視認されうる。な
お、インジケータを視認する構成は、以上に限らず、た
とえば内部に配置されたでLEDからの光を、光ファイ
バを用いて外部に搬送するようにしても良い。
【0019】図4は、撮像ユニット10の内部構造を示
す図である。図4並びに図1を参照して、撮像ユニット
10の構成を説明する。尚、撮像ユニット10は、図4
に示す状態で、一体的に外装部1から取り外すことがで
きる。
【0020】ボックス状のユニット本体11において、
撮影者側(図中右方)には、左から順に、CCDである
撮像素子(撮像部)12と、撮像素子12等を駆動する
ための駆動回路13と、駆動回路13の制御下で撮像素
子12からのデータを蓄積するメモリ14と、駆動回路
13の制御下で撮像素子12からのデータに基づき、画
像を表示する液晶等の表示装置(表示部)15とが多層
的に配置されている。
【0021】駆動回路13は、端子片2a(図1)、2
bを介して、電池3a、3b(図1)に接続されて電力
の供給を受け、またレリーズ片4の動作をトリガとして
用いることができ、更にインジケータ5を発光駆動でき
るようになっている。
【0022】ユニット本体11は、被写体側(図4中佐
方)中央にレンズ開口11aを形成している。レンズ開
口11aには2枚のレンズ16,17がはめ込まれ、撮
像素子12に被写体の像を結像するようになっている。
撮像素子12は、良く知られている態様で光電変換を行
い、画像データを出力するものである。
【0023】ユニット本体11の上部に形成された上部
開口11bには、IrDAと呼ばれる赤外線を用いた通
信装置18が備えられている。通信装置18を介して外
部より命令を受信した制御回路13は、通信装置18を
介してメモリ14に蓄積された画像データを外部に出力
することができる。尚、外装部1の本体101と前面パ
ネル102とが組み合わされた状態で、外部からはアク
セスできない位置に設けた端子19を介して、画像デー
タを出力するようにしても良い。
【0024】次に、本実施の形態の動作につき説明す
る。まず、図1の電子カメラを用いて被写体を撮像しよ
うとする撮影者は、レンズ16(17)を被写体に向
け、ファインダとして機能する窓部1aを覗きながら、
指でレリーズボタン21を押圧する。
【0025】このときレリーズボタン21は、レリーズ
片4を押圧し、この動作を検出した駆動回路13は、レ
リーズが行われたと判断する。尚、レリーズ片4は比較
的長くなっており、撮影者の指のブレや振動を、撮像ユ
ニット10に伝達することを阻止するようになってい
る。このため、撮像ユニット10にはブレ防止の回路も
しくは機構を設ける必要がなくなり、電子カメラのコス
ト低減に寄与することとなる。
【0026】更に、駆動回路13は、被写体の輝度で決
まる所定期間だけ、レンズ16,17を介して入射する
光を、撮像素子12により受光させる。それにより撮像
素子12に蓄積された電荷は、画像データとしてメモリ
14に蓄積されるようになっている。又、かかる画像デ
ータは、必要に応じて表示装置15により表示されるよ
うになっている。尚、駆動回路13は、レリーズに応動
して、インジケータ5を点灯させ、撮影者及び被写体と
なる人物に、レリーズが行われたことを認識させるよう
になっている。
【0027】ところで、レリーズボタン21が押圧され
ると、凸片21aも下方に移動するが、凸片21aの下
端は、ガンキ車23の爪部23a間に係合しているた
め、凸片21aの移動と共に、ガンキ車23も図2中時
計回りに回転する。このとき、ガンキ車23の波形部2
3cも、薄板23dの抵抗に逆らって回転移動するた
め、薄板23dは一旦撓んだ後勢い良く戻って波形部2
3cに衝接することとなる。このとき「カチッ」という
音がするので、撮影者はレリーズがなされたことがわか
るようになっている。
【0028】レリーズ終了後には、レリーズボタン21
は、コイルばね22の付勢力により上方へと戻されるよ
うになっているが、波形部23cと薄板23dとの間に
抵抗力が生じるために、ガンキ車23は、図2中反時計
回りには回転しない。従って上方に移動したレリーズボ
タン23の凸片23aは、隣接する爪部23aの間に侵
入することとなる。このとき、レリーズ回数に合致する
数値(図2においては3)が、小窓1gを介して外部よ
り視認されるようになっている。
【0029】所定回数だけレリーズがなされた後に、ガ
ンキ車23の凸部23bが禁止手段である係止部24に
当接するため、ガンキ車23はそれ以上回転しなくな
る。従って、押圧してもレリーズボタン21は下方に移
動しなくなるため、撮影者は、かかる電子カメラがこれ
以上撮像できなくなったことがわかる。そこで撮影者
は、その電子カメラをラボ等の所定の場所に持ち込む。
【0030】ラボ等においては、持ち込まれた電子カメ
ラを作業者が分解し、撮像ユニット10を取り出して、
通信装置18に赤外線信号を送ることにより、又は端子
19にライン接続することにより、メモリ14に記憶さ
れた画像データを出力し、撮影者の要求に応じて画像を
再生するようになっている。尚、通信装置は赤外線信号
を送受信するものに限定されず、微弱な電波や、ユーザ
ーが触れないように構成された接点(コネクタ)を利用
して、信号の授受を行うものであって良い。
【0031】メモリ14から画像データが読みとられた
後には、メモリ14内のデータが消去され、撮像ユニッ
ト10は新しい電子カメラを形成すべく、再利用される
こととなる。それにより、撮像ユニット10のコストを
トータルの使用回数で考えることができ、結果としてコ
スト低減に寄与しうる。尚、外装部1の本体101も再
利用可能であるが、レンズカバー105や接眼レンズ1
04は傷つくと、撮像操作に支障が生じる恐れがあるた
め、単体であるいは前面パネル102毎交換することが
好ましい。又、撮像ユニット10の内部は、関係者以外
の者が触れることができないよう、ユニット本体11で
完全に遮蔽して分解不能とすることが望ましい。
【0032】図5は、撮像ユニットの変形例を示す断面
図である。図5に示す撮像ユニット110は、図4の撮
像ユニットに対して、通信装置18と表示装置15とが
省略され、より効果的にコスト低減に寄与している。な
お、たとえばラボにおいて、メモリ14から画像データ
を読み出す場合には、外部から発信された微弱な電波
を、端子2bをアンテナとし、駆動回路13に接続され
た変調部111を介して受信することにより、駆動回路
13に命令を伝達できるようになっている。
【0033】図6は、撮像ユニットの別な変形例を示す
断面図である。図6に示す撮像ユニット210は、図4
の撮像ユニットに対して、駆動回路13とメモリ14と
を一体にしたCPU213を設けている。又、図6にお
いては、径年劣化したり汚れやすいレンズ16は、交換
できるようになっている。従って、図6の構成もより効
果的にコスト低減に寄与しうる。
【0034】図7は、電子カメラの外装部の変形例を示
す、図3と同様な断面図である。図3に示す外装部1’
は、一体的に形成されたものである。外装部1’におい
て、撮像ユニット10の被写体側(図中左方)と撮影者
側(図中右方)に形成された開口には、交換可能な透明
板30,31が配置されている。このように外装部のデ
ザインは、撮像ユニット10に関係なく自由に変更でき
るため、時代の変化に応じて外装部を変更せざるを得な
いような場合でも、長期間同じ撮像ユニットを使用する
ことができ、従ってそのコストを低く抑えることができ
る。
【0035】尚、ガンキ車23に隣接して図中その右方
には、ガンキ車にプリントされた数値(図2)を視認す
る小窓1gが形成されている。ガンキ車23の波形部
(図2)には、コイルばね32が当接して、レリーズ音
発生とレリーズ後の逆回転防止を達成している。
【0036】図8,9は、別な実施の形態にかかる電子
カメラを示す斜視図であり、図8は撮影時の姿勢で示
し、図9は保管時の姿勢で示す図である。図8の電子カ
メラは、薄板形状の本体301を有している。本体30
1の図中左端には、支持部301aが一体的に形成され
ている。支持部301aに形成された円筒状開口301
b内には、同径の円筒状である撮像ユニット310が配
置されている。形状こそ異なるが、撮像ユニット310
の構成は、上述した撮像ユニット10と同じであるので
その説明を省略する。
【0037】本体301の上面には、太陽電池302の
パネルが埋設されている。太陽電池302により発生し
た電力は、必要に応じて撮像ユニット310へと供給さ
れるようになっている。又、保管時においては、図9に
示すように支持部301aを下にして、太陽光等が太陽
電池302の入射しやすくなうよう、電子カメラを立て
ておけば良い。このようにして保管時に生じた電力は、
不図示の蓄電池に蓄積することにより、雨天や夜間等太
陽電池302からの発電量が低下する時に撮像ユニット
310に供給することができる。
【0038】尚、図8の電子カメラは、本体301を両
手で保持して撮像を行うものであり、レリーズボタン3
21は、太陽電池302の図中左方に隣接して配置され
ている。本実施の形態によれば、太陽電池302を用い
ることにより、他の電池等を使用することなく、あるい
は低容量の電池のみを使用して、被写体の撮像を可能と
している。
【0039】ところで、ユーザーにより要求される画像
の高画質は、一般的に撮像素子の画素を多く(たとえば
100万画素以上)することによって達成することがで
きる。ところが、このような撮像素子はきわめて高価で
あり、これを用いて低廉な電子カメラを構成することは
困難である。そこで、低廉でありながら高画質を達成す
る撮像素子について以下に説明する。
【0040】図10、11は、より低廉である撮像素子
の実施の形態を示す図であり、図10はその斜視図であ
り、図11はその水平方向断面図である。通常、カラー
画像用の撮像素子は、画素をグループ分けし、各グルー
プの画素の前に微小なカラーフィルタ(たとえばR、
G、B)を配置して、かかるグループ毎にカラー信号を
取り出すようになっている。一方、白黒用の撮像素子に
は、通常このようなカラーフィルタを配置することはな
い。
【0041】従って、カラー画像用の撮像素子は白黒用
の撮像素子に比し、単位画素あたりの単価が一般的には
高くなっている。そこで、白黒用の撮像素子を用いて、
カラー画像を形成できれば、かかる撮像素子を用いた撮
像ユニットのコストを低く抑えることができる。一方、
いわゆるダイクロイックミラーは、レンズを通過した1
本の光束をR、G、Bの3つの光束に分割でき、かかる
分光を3つの白黒用の撮像素子に入射させれば、高画質
のカラー画像が得られることはわかっているが、ダイク
ロイックミラー自体が高価であるため、結局撮像ユニッ
トのコストを抑えることができなくなる。
【0042】図10、11において、矩形フレーム40
1の被写体側面には、3つの白黒用の撮像素子402
R、402G、402Bが図中左方より並列している。
撮像素子402R、402G、402Bの被写体側に
は、それぞれ赤、緑、青に着色されたレンズ403R、
403G、403Bが、支持部材404によりフレーム
401に対して支持されている。尚、着色したレンズを
用いることなく、別に3枚のカラーフィルタを設けるこ
とももちろん可能である。
【0043】図11において、被写体OBからの反射光
Lは、それぞれレンズ403R、403G、403Bに
より集光され、撮像素子402R、402G、402B
の受光面に被写体の像が結像するようになっている。そ
れにより撮像素子402R、402G、402Bは光電
変換を行い、画像データを外部に出力するようになって
いる。尚、各レンズの配列は、図10の例に限られない
が、少なくとも緑色のレンズは中央に配置することが望
ましい。人間の目は、緑色に対する感度が高いからであ
る。
【0044】図12は、図10,11の撮像素子から得
られた画像データを処理する態様を示す図である。画像
IMBは、撮像素子402Bから得られた画像データに
基づき再生された画像であり、青に関する画像情報を含
んでいる。画像IMGは、撮像素子402Gから得られ
た画像データに基づき再生された画像であり、緑に関す
る画像情報を含んでいる。画像IMRは、撮像素子40
2Rから得られた画像データに基づき再生された画像で
あり、赤に関する画像情報を含んでいる。
【0043】従って、各画像情報を総合すれば、カラー
画像IMCが合成できることとなる。しかしながら、近
距離に被写体OBが存在する場合、レンズ403G及び
撮像素子402Gは光軸中央に位置しているものの、レ
ンズ403R、403Bと撮像素子402R、402B
は、光軸に対し左方と右方にずれているため、画像にお
ける被写体の像OB’も、背景に対して右方と左方にず
れることとなる。
【0044】従って、合成した画像IMCにおいては、
被写体OBまでの距離に応じた画像のずれが生じ、背景
に関して青又は赤の画像情報が欠落した部分SB、SR
が、影のごとく生じることとなる。このような画像のず
れを放置すると、合成された画像IMCにおいて、被写
体OB’の周囲に色の不完全な部分が生じ、画質を低下
させる要因となる。
【0045】そこで、このような場合には、撮像素子と
レンズとの距離および像ずれ量に基づき、被写体OBま
での距離を算定し、画像データを再生する際に、必要な
補正を行えばよい。具体的に必要な補正とは、画像再生
装置(不図示)が、背景が建物か空かを自動的に認識す
るようにし、認識した背景に基づき、欠落した青又は赤
の画像情報を推定して追加し、画像を再生するようにす
ることをいう。尚、このように画像情報を補正すること
により、実際撮像した背景と色の状態が異なる場合もあ
り得るが、注目されやすいため最も高画質が要求される
ことの多い被写体OBについては、確実に色を再現でき
るため、大きな問題は生じないと考えられる。
【0046】尚、図10の撮像素子を用いれば、画像の
補正が後からできるため、電子カメラのメモリには、各
撮像素子からの個々のデータを、必要なら圧縮してメモ
リに記憶するだけで済むので、それだけ回路をシンプル
にすることができる。更に、本実施の形態によれば、3
つのCCDがあるので、立体プリントを作ることも可能
である。この場合、R画像、G画像、B画像それぞれに
フルカラーの画像を作らねばならないが、これは画像処
理と補間処理とにより作成可能である。
【0047】図13は、低廉である撮像素子の別な実施
の形態を示す斜視図である。図13においては、矩形フ
レーム501の被写体側面には、低画素のカラー用の撮
像素子502Lと、高画素の白黒用の撮像素子502H
が並列している。撮像素子502L、502Hの被写体
側には、レンズ503L、503Hが、支持部材504
L、504Hによりフレーム501に対して支持されて
いる。更に、フレーム501には、撮像素子502L、
502Hを駆動するCPU505も配置されている。
【0048】カラー用の撮像素子は高価であるので、低
画素(640×480画素程度)とし、一方白黒用の撮
像素子は高画素として、少なくともハイビジョンで鑑賞
に堪えられるような高画質な画像を形成できるものとし
ている。すなわち、図13の構成は、白黒画像の撮像を
主目的とし、カラー画像の撮像は予備的である電子カメ
ラ用に用いられるものである。
【0049】以上述べた本実施の形態は、低廉でありか
つ再利用性に優れた電子カメラとなっている。また、撮
像ユニットのみを簡単に交換できるため、外装部のデザ
インの自由度が広がり、時代に応じた色や形状を採用す
ることができる。
【0050】以上、本発明を実施の形態を参照して説明
してきたが、本発明は上記実施の形態に限定して解釈さ
れるべきではなく、適宜変更・改良が可能であることは
もちろんである。たとえば、本実施の形態においては撮
像素子としてのCCDを用いて説明しているが、これに
限られることなく、たとえば安価である限りC−MOS
等の他の光電変換手段を用いることは可能であり、また
C−MOSを用いることにより消費電力をより低く抑え
ることができる。
【0051】更に、ストロボをリサイクル可能なユニッ
トとして、撮像部と一体的に設けても良いし、別体とし
て設けても良い。ストロボと撮像部ではリサイクルに耐
える回数が異なっており、特にストロボの方が劣化し易
いため、別体の方が望ましいといえる。更に、撮像部は
リサイクル回数をメモリに保持すると、リサイクルサー
ビスの時便利である。
【0052】又、外装部はプラスチック、紙などの材質
から形成すると好ましいが、リサイクルという観点から
は、強度が十分確保されることを条件に、再生紙により
外装部を形成するのが好ましい。また、プラスチックを
用いる場合には、撮像ユニットを内蔵する形で一体成形
すると、ユーザーに分解されにくくなり好ましいといえ
る。
【0053】加えて、インジケータは、電池切れの警告
や、撮影トラブル発生時の警告にも用いることができる
が、図4に示すような、表示装置付きのカメラであれ
ば、表示装置の表示で代用できるので、インジケータは
省略しても良い。
【0054】
【発明の効果】本発明の電子カメラによれば、固体撮像
素子を具備する撮像部と、前記撮像部を駆動する駆動回
路と、前記撮像部で撮像された画像を記憶するメモリと
を、単一のユニットとして形成し、カメラの外装部に対
して前記ユニットを一体的に取り外し可能に構成したの
で、回収された電子カメラから前記ユニットを分離し、
新たなカメラの外装部に装着することにより部品の再利
用が図れ、もって電子カメラのコストを低く抑えること
が可能となる。
【0055】また、本発明の電子カメラによれば、3つ
の撮像素子と、各撮像素子の前方に配置された、互いに
色の異なる3つのカラーフィルタと、前記撮像素子に、
同一被写体の像を結像させるレンズと、各撮像素子から
のデータを記憶するメモリとからなる電子カメラにおい
て、前記メモリに記憶されたデータを、前記被写体まで
の距離に基づき補正することによって、カラー画像が形
成されるようになっているので、たとえば安価な白黒用
撮像素子を用いて、各カラーフィルタを透過した被写体
の像毎にデータとして電子カメラのメモリ内に記憶する
ことができ、かかる場合においても、撮像後に、前記メ
モリ内に記憶されたデータを補正してカラー画像を得る
ことができるため、電子カメラのコストをより低く抑え
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態にかかる電子カメラの斜視図であ
る。
【図2】レリーズ機構20をカメラの正面から見た図で
ある。
【図3】図1に示す電子カメラの中央部を、長手方向に
対して直角に切断して示す断面図である。
【図4】撮像ユニット10の内部構造を示す図である。
【図5】撮像ユニットの変形例を示す断面図である。
【図6】撮像ユニットの別な変形例を示す断面図であ
る。
【図7】電子カメラの外装部の変形例を示す、図3と同
様な断面図である。
【図8】別な実施の形態にかかる電子カメラを示す斜視
図であり、撮影時の姿勢で示す図である。
【図9】別な実施の形態にかかる電子カメラを示す斜視
図であり、保管時の姿勢で示す図である。
【図10】より低廉である撮像素子の実施の形態を示す
斜視図である。
【図11】より低廉である撮像素子の実施の形態を示す
水平方向断面図である。
【図12】図10,11の撮像素子から得られた画像デ
ータを処理する態様を示す図である。
【図13】低廉である撮像素子の別な実施の形態を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1 カメラの外装部 2a、2b 端子 3a、3b 電池 4 レリーズ片 5 インジケータ 10、110,210 撮像ユニット 12、402R、402G、402B、502L、50
2H 撮像素子 13 駆動回路 14 メモリ 15 表示装置 18 通信装置 20 レリーズ機構 302 太陽電池

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固体撮像素子を具備する撮像部と、前記
    撮像部を駆動する駆動回路と、前記撮像部で撮像された
    画像を記憶するメモリとを、単一のユニットとして形成
    し、カメラの外装部に対して前記ユニットを一体的に取
    り外し可能に構成したことを特徴とする電子カメラ。
  2. 【請求項2】 前記電子カメラは再利用可能であること
    を特徴とする請求項1に記載の電子カメラ。
  3. 【請求項3】 前記ユニットには、更に画像に関する情
    報を表示する表示部を有することを特徴とする請求項1
    又は2に記載の電子カメラ。
  4. 【請求項4】 前記表示部を覆うカバーを、前記カメラ
    の外装部に取り外し可能に設けたことを特徴とする請求
    項3に記載の電子カメラ。
  5. 【請求項5】 前記ユニットは、被写体の像を結像させ
    るレンズを、前記撮像部と取り外し可能に有しているこ
    とを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の電子
    カメラ。
  6. 【請求項6】 前記レンズを覆うレンズカバーを前記カ
    メラの外装部に取り外し可能に設けたことを特徴とする
    請求項5に記載の電子カメラ。
  7. 【請求項7】 前記撮像部の撮像を開始するレリーズス
    イッチに応動して、衝接音が生ずるようになっているこ
    とを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の電子
    カメラ。
  8. 【請求項8】 前記衝接音は、前記レリーズスイッチに
    応動して、弾性変形しつつ突起を乗り越える部材が、前
    記突起を乗り越えることにより生ずるようになっている
    ことを特徴とする請求項7に記載の電子カメラ。
  9. 【請求項9】 前記撮像部の撮像を開始するレリーズス
    イッチに応動して、点灯するインジケータが設けられて
    いることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載
    の電子カメラ。
  10. 【請求項10】 前記インジケータの点灯は、電子カメ
    ラの撮影者と、被写体側の少なくとも一方から視認でき
    ることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の
    電子カメラ。
  11. 【請求項11】 前記撮像部の撮像を開始するレリーズ
    スイッチに応動して、互いに相対移動する窓と記載部と
    が設けられ、前記記載部には連続する数値が記載されて
    おり、前記数値の内前記レリーズスイッチのレリーズ回
    数に関する数値が、前記窓を介して視認されるようにな
    っていることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか
    に記載の電子カメラ。
  12. 【請求項12】 前記レリーズスイッチのレリーズ回数
    が所定回数になったとき、前記窓と前記記載部との相対
    移動を禁止する禁止手段が設けられていることを特徴と
    する請求項11に記載の電子カメラ。
  13. 【請求項13】 3つの撮像素子と、 各撮像素子の前方に配置された、互いに色の異なる3つ
    のカラーフィルタと、 前記撮像素子に、同一被写体の像を結像させるレンズ
    と、 各撮像素子からのデータを記憶するメモリとからなる電
    子カメラにおいて、 前記メモリに記憶されたデータを、前記被写体までの距
    離に基づき補正することによって、カラー画像が形成さ
    れるようになっていることを特徴とする電子カメラ。
  14. 【請求項14】 前記カラーフィルタは、前記レンズと
    一体的に形成されていることを特徴とする請求項13に
    記載の電子カメラ。
  15. 【請求項15】 画素面積の大きい白黒用撮像素子と、 画素面積の小さいカラー用撮像素子とを備えたことを特
    徴とする請求項1乃至14のいずれかに記載の電子カメ
    ラ。
  16. 【請求項16】 太陽電池を有し、該太陽電池から電力
    を供給されることを特徴とする請求項1乃至15のいず
    れかに記載の電子カメラ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000070866A1 (fr) * 1999-05-13 2000-11-23 Sbu Consultant Company Appareil photo numerique jetable

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WO2000070866A1 (fr) * 1999-05-13 2000-11-23 Sbu Consultant Company Appareil photo numerique jetable

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