JPH11243525A - 動画像編集装置および動画像編集方法 - Google Patents
動画像編集装置および動画像編集方法Info
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- JPH11243525A JPH11243525A JP4529198A JP4529198A JPH11243525A JP H11243525 A JPH11243525 A JP H11243525A JP 4529198 A JP4529198 A JP 4529198A JP 4529198 A JP4529198 A JP 4529198A JP H11243525 A JPH11243525 A JP H11243525A
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- JP
- Japan
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- cross
- image
- fade
- encoding
- bit streams
- Prior art date
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】MPEG2などフレーム間の動きを利用してフ
レーム間符号化された2つのビットストリームをクロス
フェードによって接続する際、クロスフェード画像を再
符号化するときの演算量を削減する。 【解決手段】結合しようとする2種類のビットストリー
ムA,Bそれぞれから取り出された動きベクトルに代表
される符号化パラメータの中で、一方のビットストリー
ムの符号化パラメータを用いてクロスフェード画像を復
号化した場合の符号量と、他方のビットストリームの符
号化パラメータを用いてクロスフェード画像を復号化し
た場合の符号量とがそれぞれ発生符号量予測器8,9に
より予測される。そして、予測符号量が小さくなる方の
符号化パラメータを用いて、クロスフェード画像の再符
号化が行われる。これにより、クロスフェード画像につ
いて動き検出処理を行う必要が無くなり、演算量の低減
を図ることができる。
レーム間符号化された2つのビットストリームをクロス
フェードによって接続する際、クロスフェード画像を再
符号化するときの演算量を削減する。 【解決手段】結合しようとする2種類のビットストリー
ムA,Bそれぞれから取り出された動きベクトルに代表
される符号化パラメータの中で、一方のビットストリー
ムの符号化パラメータを用いてクロスフェード画像を復
号化した場合の符号量と、他方のビットストリームの符
号化パラメータを用いてクロスフェード画像を復号化し
た場合の符号量とがそれぞれ発生符号量予測器8,9に
より予測される。そして、予測符号量が小さくなる方の
符号化パラメータを用いて、クロスフェード画像の再符
号化が行われる。これにより、クロスフェード画像につ
いて動き検出処理を行う必要が無くなり、演算量の低減
を図ることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は符号化された複数の
動画像データを再編集し、1つの動画像データとする動
画像編集装置および動画像編集方法に関する。
動画像データを再編集し、1つの動画像データとする動
画像編集装置および動画像編集方法に関する。
【0002】
【従来の技術】動画像符号化の国際標準MPEG2(M
oving Picture Experts Gro
up phase2)に代表されるディジタル動画像符
号化技術は、現行のアナログによる動画像メディアであ
るテレビジョン放送・ビデオなどを置き換える可能性を
持つ技術として現在注目されている。
oving Picture Experts Gro
up phase2)に代表されるディジタル動画像符
号化技術は、現行のアナログによる動画像メディアであ
るテレビジョン放送・ビデオなどを置き換える可能性を
持つ技術として現在注目されている。
【0003】MPEG2における動画像圧縮は、フレー
ム間予測と呼ばれる時間方向の冗長性を取り除き情報量
を削減する方式が取り入れられている。MPEG2の符
号化装置の例を図7に示す。
ム間予測と呼ばれる時間方向の冗長性を取り除き情報量
を削減する方式が取り入れられている。MPEG2の符
号化装置の例を図7に示す。
【0004】時間方向の冗長性の除去は図7中の動き検
出部40と動き補償部39によって実行される。動き検
出部40では、図8に示されるように、参照画像メモリ
41に保存されている過去に符号化した画像から画面を
16×16画素に分割したブロック(マクロブロック)
単位で似た部分を探索することで2つのフレーム間の動
きを検出する。この動きの情報(動きベクトル)はビッ
トストリームとして外部へ送出されるとともに、動き補
償部39へ出力される。
出部40と動き補償部39によって実行される。動き検
出部40では、図8に示されるように、参照画像メモリ
41に保存されている過去に符号化した画像から画面を
16×16画素に分割したブロック(マクロブロック)
単位で似た部分を探索することで2つのフレーム間の動
きを検出する。この動きの情報(動きベクトル)はビッ
トストリームとして外部へ送出されるとともに、動き補
償部39へ出力される。
【0005】動き補償部39では、動きベクトルから符
号化するマクロブロックと類似する16×16画素の領
域を参照画像メモリ41から読み出し、予測画像とす
る。減算部31では、フレーム順並び替え部30によっ
て符号化画面順に並び替えられた入力画像信号の符号化
しようとするマクロブロックと、予測画像との差分が取
られ(残差信号を得る)、これにより符号化対象の当該
マクロブロックが持っていた情報量は大幅に抑制され
る。この抑制されたマクロブロックに対し、次に空間方
向の情報圧縮が行われる。
号化するマクロブロックと類似する16×16画素の領
域を参照画像メモリ41から読み出し、予測画像とす
る。減算部31では、フレーム順並び替え部30によっ
て符号化画面順に並び替えられた入力画像信号の符号化
しようとするマクロブロックと、予測画像との差分が取
られ(残差信号を得る)、これにより符号化対象の当該
マクロブロックが持っていた情報量は大幅に抑制され
る。この抑制されたマクロブロックに対し、次に空間方
向の情報圧縮が行われる。
【0006】まず、離散コサイン変換(DCT)部32
によって残差信号を周波数空間に写像し、量子化部33
により所定の荒さで量子化する。次にこれを可変長符号
化部(VLC)34で可変長符号化することにより、も
ともとあった動画像情報は数十分の一にまで圧縮され
る。この情報は、前述の動きベクトルとともに多重化部
35で多重化され、ビットストリームとして出力され
る。
によって残差信号を周波数空間に写像し、量子化部33
により所定の荒さで量子化する。次にこれを可変長符号
化部(VLC)34で可変長符号化することにより、も
ともとあった動画像情報は数十分の一にまで圧縮され
る。この情報は、前述の動きベクトルとともに多重化部
35で多重化され、ビットストリームとして出力され
る。
【0007】また、量子化部33からの出力は、逆量子
化部36、逆DCT部37、加算部38を介して復号さ
れた後、参照画像メモリ41に参照画像として記録され
る。このような処理の中で最も処理量が多いのが動き検
出処理である。代表的な動き検出の方法には、符号化す
るマクロブロックと探索範囲内の領域の画素値を0.5
画素単位でずらしながら画素値の差分の自乗和を計算
し、最も自乗和の値が小さなものを動きベクトルとする
というものがある。このような動き検出法は、一般にそ
の演算量が膨大であることが知られており、リアルタイ
ムに符号化を行う場合に必要となる単位時間あたりの演
算量は数百GOPS(Giga Operation
per second)にもなる。このため、実時間の
符号化処理を行うためには専用のプロセッサなどの特別
なハードウェアが必要とされる。
化部36、逆DCT部37、加算部38を介して復号さ
れた後、参照画像メモリ41に参照画像として記録され
る。このような処理の中で最も処理量が多いのが動き検
出処理である。代表的な動き検出の方法には、符号化す
るマクロブロックと探索範囲内の領域の画素値を0.5
画素単位でずらしながら画素値の差分の自乗和を計算
し、最も自乗和の値が小さなものを動きベクトルとする
というものがある。このような動き検出法は、一般にそ
の演算量が膨大であることが知られており、リアルタイ
ムに符号化を行う場合に必要となる単位時間あたりの演
算量は数百GOPS(Giga Operation
per second)にもなる。このため、実時間の
符号化処理を行うためには専用のプロセッサなどの特別
なハードウェアが必要とされる。
【0008】一方、近年のパーソナルコンピュータ(以
下、PCと称する)の処理能力の向上に伴い、ディジタ
ル動画像の加工・編集処理が個人レベルで可能になって
きている。PCによる動画像の加工・編集処理は、あら
かじめ符号化された複数の動画像データ(ビットストリ
ーム)から、一定期間に相当する部分を取り出し、シー
ンチェンジ、またはフェードイン・フェードアウト、ク
ロスフェードなどの特種効果を用いて他のビットストリ
ームと接続し、一つのビットストリーム(プログラム)
にまとめるといった作業が代表的なものとなる。
下、PCと称する)の処理能力の向上に伴い、ディジタ
ル動画像の加工・編集処理が個人レベルで可能になって
きている。PCによる動画像の加工・編集処理は、あら
かじめ符号化された複数の動画像データ(ビットストリ
ーム)から、一定期間に相当する部分を取り出し、シー
ンチェンジ、またはフェードイン・フェードアウト、ク
ロスフェードなどの特種効果を用いて他のビットストリ
ームと接続し、一つのビットストリーム(プログラム)
にまとめるといった作業が代表的なものとなる。
【0009】MPEG2における動画像の編集に関して
は、例えば特開平8−251582号公報に示されるよ
うな2つの動画像ビットストリームをシーンチェンジに
より接続する方法が提案されている。これは、ビットス
トリームAとビットストリームBを時間的に重ねること
なく接続するものであり、仮想デコーダのバッファ容量
を調整して接続することにより、接続する際に必要な演
算量は問題とならない。
は、例えば特開平8−251582号公報に示されるよ
うな2つの動画像ビットストリームをシーンチェンジに
より接続する方法が提案されている。これは、ビットス
トリームAとビットストリームBを時間的に重ねること
なく接続するものであり、仮想デコーダのバッファ容量
を調整して接続することにより、接続する際に必要な演
算量は問題とならない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、2つの
シーンをつなぎ合わせる際に頻繁に用いられる特種効果
の一つであるクロスフェードを実現しようとした場合、
異なる2つの動画像ビットストリームからクロスフェー
ド画像を新たに生成することが必要となる。
シーンをつなぎ合わせる際に頻繁に用いられる特種効果
の一つであるクロスフェードを実現しようとした場合、
異なる2つの動画像ビットストリームからクロスフェー
ド画像を新たに生成することが必要となる。
【0011】この場合、図9に示されているように、復
号部20,21による2つの動画像ビットストリーム
A,Bそれぞれの復号処理、合成部22による復号画像
A,Bの合成処理、この合成によって得られたクロスフ
ェード画像を符号化部23によって再符号化する処理が
必要となる。
号部20,21による2つの動画像ビットストリーム
A,Bそれぞれの復号処理、合成部22による復号画像
A,Bの合成処理、この合成によって得られたクロスフ
ェード画像を符号化部23によって再符号化する処理が
必要となる。
【0012】前述の通り、符号化には動き検出処理が必
要であるため、再符号化に要する計算量は膨大なものと
なる。したがって、付加的なハードウェアを用いず汎用
のプロセッサだけで構成されたシステムにおいてはこの
処理に時間がかかり、ユーザーインタフェースの低下を
引き起こす。
要であるため、再符号化に要する計算量は膨大なものと
なる。したがって、付加的なハードウェアを用いず汎用
のプロセッサだけで構成されたシステムにおいてはこの
処理に時間がかかり、ユーザーインタフェースの低下を
引き起こす。
【0013】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、特別なハードウェアの追加をせ
ずに2種類の動画像ビットストリームをクロスフェード
によってつなぎ合わせる際の再符号化処理における処理
時間を低減し、ユーザーの操作性を損なわない動画像編
集装置および動画像編集方法を提供することにある。
のであり、その目的は、特別なハードウェアの追加をせ
ずに2種類の動画像ビットストリームをクロスフェード
によってつなぎ合わせる際の再符号化処理における処理
時間を低減し、ユーザーの操作性を損なわない動画像編
集装置および動画像編集方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明は、フレーム間予測を用いて符号化されて
いる第1および第2の2種類の動画像ビットストリーム
をクロスフェードによって一部重ね合わせて結合する機
能を有する動画像編集装置であって、前記クロスフェー
ドで結合する期間に対応する前記第1および第2のビッ
トストリームそれぞれを復号化する手段と、復号化によ
って得られた2つの動画像からクロスフェード画像を作
成する手段と、前記クロスフェードで結合する期間にお
ける前記第1および第2のビットストリームを解析し、
それぞれの符号化パラメータを取り出す手段と、前記第
1および第2のビットストリームそれぞれの符号化パラ
メータを用いて前記クロスフェード画像を符号化したと
きの符号量を予測する符号量予測手段と、この予測結果
に基づいて前記第1および第2のビットストリームのい
ずれか一方の符号化パラメータを選択し、その選択した
符号化パラメータを用いて前記クロスフェード画像を再
符号化する手段とを具備することを特徴とする。
めに、本発明は、フレーム間予測を用いて符号化されて
いる第1および第2の2種類の動画像ビットストリーム
をクロスフェードによって一部重ね合わせて結合する機
能を有する動画像編集装置であって、前記クロスフェー
ドで結合する期間に対応する前記第1および第2のビッ
トストリームそれぞれを復号化する手段と、復号化によ
って得られた2つの動画像からクロスフェード画像を作
成する手段と、前記クロスフェードで結合する期間にお
ける前記第1および第2のビットストリームを解析し、
それぞれの符号化パラメータを取り出す手段と、前記第
1および第2のビットストリームそれぞれの符号化パラ
メータを用いて前記クロスフェード画像を符号化したと
きの符号量を予測する符号量予測手段と、この予測結果
に基づいて前記第1および第2のビットストリームのい
ずれか一方の符号化パラメータを選択し、その選択した
符号化パラメータを用いて前記クロスフェード画像を再
符号化する手段とを具備することを特徴とする。
【0015】この動画像編集装置においては、まず、結
合しようとする2種類のビットストリームそれぞれのク
ロスフェード部の復号化が行われ、復号化された画像の
重ね合わせによってクロスフェード画像が生成される。
そして、2種類のビットストリームそれぞれから取り出
された動きベクトルに代表される符号化パラメータの中
で、一方のビットストリームの符号化パラメータを用い
てクロスフェード画像を復号化した場合の符号量と、他
方のビットストリームの符号化パラメータを用いてクロ
スフェード画像を復号化した場合の符号量とがそれぞれ
予測される。そして、予測符号量が小さくなる方の符号
化パラメータを用いて、クロスフェード画像の再符号化
が行われる。
合しようとする2種類のビットストリームそれぞれのク
ロスフェード部の復号化が行われ、復号化された画像の
重ね合わせによってクロスフェード画像が生成される。
そして、2種類のビットストリームそれぞれから取り出
された動きベクトルに代表される符号化パラメータの中
で、一方のビットストリームの符号化パラメータを用い
てクロスフェード画像を復号化した場合の符号量と、他
方のビットストリームの符号化パラメータを用いてクロ
スフェード画像を復号化した場合の符号量とがそれぞれ
予測される。そして、予測符号量が小さくなる方の符号
化パラメータを用いて、クロスフェード画像の再符号化
が行われる。
【0016】このように、接続しようとする2種類のビ
ットストリームに記録された、動きベクトルに代表され
る符号化パラメータを、本来クロスフェード画像の符号
化処理に必要とされる動き検出処理によって求められる
符号化パラメータの代わりに用いることにより、クロス
フェード部分の再符号化処理に要する演算量を大幅に削
減することができる。
ットストリームに記録された、動きベクトルに代表され
る符号化パラメータを、本来クロスフェード画像の符号
化処理に必要とされる動き検出処理によって求められる
符号化パラメータの代わりに用いることにより、クロス
フェード部分の再符号化処理に要する演算量を大幅に削
減することができる。
【0017】また、2つのビットストリームから求めら
れる2つの符号化パラメータのどちらを用いるかを判断
する際に、クロスフェード部分の符号化に当該符号化パ
ラメータを用いたときに発生する符号量を予測し、少な
い方の符号化パラメータを選択し、再符号化することに
より、符号化パラメータの誤選択による符号化効率の低
下を抑制することができる。
れる2つの符号化パラメータのどちらを用いるかを判断
する際に、クロスフェード部分の符号化に当該符号化パ
ラメータを用いたときに発生する符号量を予測し、少な
い方の符号化パラメータを選択し、再符号化することに
より、符号化パラメータの誤選択による符号化効率の低
下を抑制することができる。
【0018】また、本発明は、前記クロスフェード画像
の符号化対象の画像領域毎に、その画像領域に対応する
前記第1および第2のビットストリームそれぞれの符号
化パラメータを用いたときの符号量を予測し、前記クロ
スフェード画像の符号化対象の画像領域毎に前記第1お
よび第2のビットストリームのいずれか一方の符号化パ
ラメータを動的に選択することを特徴とする。これによ
り、クロスフェード画像のマクロブロック毎に最適な符
号化パラメータを適用することが可能となり、より符号
化効率を高めることが可能となる。
の符号化対象の画像領域毎に、その画像領域に対応する
前記第1および第2のビットストリームそれぞれの符号
化パラメータを用いたときの符号量を予測し、前記クロ
スフェード画像の符号化対象の画像領域毎に前記第1お
よび第2のビットストリームのいずれか一方の符号化パ
ラメータを動的に選択することを特徴とする。これによ
り、クロスフェード画像のマクロブロック毎に最適な符
号化パラメータを適用することが可能となり、より符号
化効率を高めることが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明は、2つの動画像ビットス
トリームを復号し、合成して得られるクロスフェード画
像を再符号化する際に符号化に要する演算量を低減する
ことを可能にするものである。本発明の具体的な構成を
説明する前に、まず、MPEG2の符号化構造を説明す
る。
トリームを復号し、合成して得られるクロスフェード画
像を再符号化する際に符号化に要する演算量を低減する
ことを可能にするものである。本発明の具体的な構成を
説明する前に、まず、MPEG2の符号化構造を説明す
る。
【0020】MPEG2では、符号化するピクチャはそ
の種類に応じてIピクチャ・Pピクチャ・Bピクチャに
分類される。Iピクチャは空間的な冗長度だけを利用し
て圧縮される。すなわち、動き検出は行われない。Pピ
クチャは、時間軸上で過去のピクチャからの動きを利用
して符号化される。Bピクチャは時間軸上で過去と未来
の両方のピクチャからの動きをともに利用して、補間に
より符号化される。この予測構造を示した図を図3に示
す。図3において、Iピクチャの直前の2つのBピクチ
ャから次のIピクチャの直前のPピクチャまでのピクチ
ャ群をGroup Of Picture(GOP)と
呼ぶ。
の種類に応じてIピクチャ・Pピクチャ・Bピクチャに
分類される。Iピクチャは空間的な冗長度だけを利用し
て圧縮される。すなわち、動き検出は行われない。Pピ
クチャは、時間軸上で過去のピクチャからの動きを利用
して符号化される。Bピクチャは時間軸上で過去と未来
の両方のピクチャからの動きをともに利用して、補間に
より符号化される。この予測構造を示した図を図3に示
す。図3において、Iピクチャの直前の2つのBピクチ
ャから次のIピクチャの直前のPピクチャまでのピクチ
ャ群をGroup Of Picture(GOP)と
呼ぶ。
【0021】以下、本実施形態の動画像編集処理につい
て説明する。本実施形態では、図4に示すように、GO
P単位で編集を行うものである。ここでは、元となるビ
ットストリームA(GOP1a〜GOP16a)および
ビットストリームB(GOP6b〜GOP21b)から
新たなビットストリームCを作成する場合の例を表して
いる。
て説明する。本実施形態では、図4に示すように、GO
P単位で編集を行うものである。ここでは、元となるビ
ットストリームA(GOP1a〜GOP16a)および
ビットストリームB(GOP6b〜GOP21b)から
新たなビットストリームCを作成する場合の例を表して
いる。
【0022】この例では、ビットストリームCの最初の
5GOPはビットストリームA(GOP1a〜GOP5
a)をそのまま用いる。ビットストリームCの最後の5
GOPはビットストリームB(GOP17b〜GOP2
1b)をそのまま用いる。途中の11GOPについて
は、ビットストリームA(GOP6a〜GOP16a)
とビットストリームB(GOP6b〜GOP16b)を
復号化し、クロスフェード画像となるように合成したも
のを再符号化して得る。
5GOPはビットストリームA(GOP1a〜GOP5
a)をそのまま用いる。ビットストリームCの最後の5
GOPはビットストリームB(GOP17b〜GOP2
1b)をそのまま用いる。途中の11GOPについて
は、ビットストリームA(GOP6a〜GOP16a)
とビットストリームB(GOP6b〜GOP16b)を
復号化し、クロスフェード画像となるように合成したも
のを再符号化して得る。
【0023】ここで、典型的なクロスフェード画像は、
フェードアウトされるビットストリームA(GOP6a
〜GOP16a)の画像とフェードインされるビットス
トリームB(GOP6b〜GOP16b)の画像との重
ね合わせにより得られるものであるが、合成画像の画素
値が予め決められた所定の上限値を超えない範囲であれ
ば、ビットストリームA(GOP6a〜GOP16a)
の画像をフェードアウトしながらビットストリームB
(GOP6b〜GOP16b)の画像をそれに重なるよ
うにカットインしたり、あるいはその逆に、ビットスト
リームB(GOP6b〜GOP16b)の画像をフェー
ドインしながらその途中でビットストリームA(GOP
6a〜GOP16a)の画像をカットアウトするといっ
た処理も可能である。
フェードアウトされるビットストリームA(GOP6a
〜GOP16a)の画像とフェードインされるビットス
トリームB(GOP6b〜GOP16b)の画像との重
ね合わせにより得られるものであるが、合成画像の画素
値が予め決められた所定の上限値を超えない範囲であれ
ば、ビットストリームA(GOP6a〜GOP16a)
の画像をフェードアウトしながらビットストリームB
(GOP6b〜GOP16b)の画像をそれに重なるよ
うにカットインしたり、あるいはその逆に、ビットスト
リームB(GOP6b〜GOP16b)の画像をフェー
ドインしながらその途中でビットストリームA(GOP
6a〜GOP16a)の画像をカットアウトするといっ
た処理も可能である。
【0024】図1には、本実施形態のクロスフェード画
像再符号化処理部の詳細な構成が示されている。このク
ロスフェード画像再符号化処理部には、図1に示すよう
に、記憶装置として、ビットストリームAを記憶する記
憶装置1と、ビットストリームBを記憶する記憶装置2
と、ビットストリームAのクロスフェード期間における
符号化パラメータAが記録される記憶装置3と、ビット
ストリームBのクロスフェード期間における符号化パラ
メータAが記録される記憶装置4と、ビットストリーム
Aのクロスフェード期間についての復号化画像Aが記録
される記憶装置5と、ビットストリームBのクロスフェ
ード期間についての復号化画像Bが記録される記憶装置
6と、編集後の動画像ビットストリームCが記録される
記憶装置14とが設けられている。なお、これら記憶装
置1、2、3、4、5、6、14は同一の記憶装置の異
なる領域を用いて構成してもかまわない。
像再符号化処理部の詳細な構成が示されている。このク
ロスフェード画像再符号化処理部には、図1に示すよう
に、記憶装置として、ビットストリームAを記憶する記
憶装置1と、ビットストリームBを記憶する記憶装置2
と、ビットストリームAのクロスフェード期間における
符号化パラメータAが記録される記憶装置3と、ビット
ストリームBのクロスフェード期間における符号化パラ
メータAが記録される記憶装置4と、ビットストリーム
Aのクロスフェード期間についての復号化画像Aが記録
される記憶装置5と、ビットストリームBのクロスフェ
ード期間についての復号化画像Bが記録される記憶装置
6と、編集後の動画像ビットストリームCが記録される
記憶装置14とが設けられている。なお、これら記憶装
置1、2、3、4、5、6、14は同一の記憶装置の異
なる領域を用いて構成してもかまわない。
【0025】また、クロスフェード画像再符号化処理部
には、ビットストリームA,Bの復号を行う復号化器7
と、二つの発生符号量予測器8,9と、復号化画像A,
Bの合成によってクロスフェード画像を生成するクロス
フェード画像作成器10と、予測された発生符号量を比
較してビットストリームA,Bいずれかの符号化パラメ
ータを選択する比較器11と、選択された符号化パラメ
ータを用いてクロスフェード画像を符号化する符号化器
12と、ビットストリームA、符号化されたクロスフェ
ード画像、ビットストリームBを多重化して編集後の動
画像ビットストリームCを生成する多重化器13とから
構成される。
には、ビットストリームA,Bの復号を行う復号化器7
と、二つの発生符号量予測器8,9と、復号化画像A,
Bの合成によってクロスフェード画像を生成するクロス
フェード画像作成器10と、予測された発生符号量を比
較してビットストリームA,Bいずれかの符号化パラメ
ータを選択する比較器11と、選択された符号化パラメ
ータを用いてクロスフェード画像を符号化する符号化器
12と、ビットストリームA、符号化されたクロスフェ
ード画像、ビットストリームBを多重化して編集後の動
画像ビットストリームCを生成する多重化器13とから
構成される。
【0026】これら復号化器7、発生符号量予測器8、
9、比較器11、クロスフェード画像作成器10、符号
化器12、多重化器13は、ハードウェアで実現しても
ソフトウェアで実現してもよい。
9、比較器11、クロスフェード画像作成器10、符号
化器12、多重化器13は、ハードウェアで実現しても
ソフトウェアで実現してもよい。
【0027】次に、図2のフローチャートを参照して、
クロスフェードによる動画像のつなぎ合わせ処理の手順
ついて説明する。まず、記憶装置1に記録されているビ
ットストリームAのうち、これからクロスフェード画像
を作成しようとする部分が復号化器7に送られる。そし
て、復号化器7では、ビットストリームAがマクロブロ
ック毎に復号されてその復号された画像情報が記憶装置
5に送出される同時に、復号処理で用いられた動きベク
トル、符号化タイプなどの各マクロブロックについての
符号化パラメータの情報が記憶装置3に送出される(ス
テップS101)。復号化器7で作成された画像および
動きベクトルは、一旦それぞれ記憶装置5、記憶装置3
で記憶される。
クロスフェードによる動画像のつなぎ合わせ処理の手順
ついて説明する。まず、記憶装置1に記録されているビ
ットストリームAのうち、これからクロスフェード画像
を作成しようとする部分が復号化器7に送られる。そし
て、復号化器7では、ビットストリームAがマクロブロ
ック毎に復号されてその復号された画像情報が記憶装置
5に送出される同時に、復号処理で用いられた動きベク
トル、符号化タイプなどの各マクロブロックについての
符号化パラメータの情報が記憶装置3に送出される(ス
テップS101)。復号化器7で作成された画像および
動きベクトルは、一旦それぞれ記憶装置5、記憶装置3
で記憶される。
【0028】これと同様に、記憶装置2に記録されてい
るビットストリームBのうち、これからクロスフェード
画像を作成しようとする部分は復号化器7に送られる。
復号化器7では、復号した画像情報を記憶装置6に送出
すると同時に復号に用いた動きベクトル、符号化タイプ
などの各マクロブロックについての符号化パラメータの
情報を記憶装置4に送出する(ステップS102)。復
号化器7で作成された画像および動きベクトルは、一旦
それぞれ記憶装置6、記憶装置4で記憶される。
るビットストリームBのうち、これからクロスフェード
画像を作成しようとする部分は復号化器7に送られる。
復号化器7では、復号した画像情報を記憶装置6に送出
すると同時に復号に用いた動きベクトル、符号化タイプ
などの各マクロブロックについての符号化パラメータの
情報を記憶装置4に送出する(ステップS102)。復
号化器7で作成された画像および動きベクトルは、一旦
それぞれ記憶装置6、記憶装置4で記憶される。
【0029】クロスフェード画像作成器10は、記憶装
置5および6に記録された復号された動画像からクロス
フェード画像を作成する(ステップS103)。クロス
フェードが開始されてから終了するまでの時間をT、ク
ロスフェード開始時刻からの経過時間をt(0≦t≦
T)とし、時刻tにおいて復号されるビットストリーム
A,Bそれぞれのマクロブロックの画素値をPa、Pb
とすると、ビットストリームAの画像をフェードアウト
しながらビットストリームBの画像をフェードインする
クロスフェードを行った場合、時刻tにおけるクロスフ
ェード画像Pcは、例えば次式のような式を適用するこ
とにより作成することができる。
置5および6に記録された復号された動画像からクロス
フェード画像を作成する(ステップS103)。クロス
フェードが開始されてから終了するまでの時間をT、ク
ロスフェード開始時刻からの経過時間をt(0≦t≦
T)とし、時刻tにおいて復号されるビットストリーム
A,Bそれぞれのマクロブロックの画素値をPa、Pb
とすると、ビットストリームAの画像をフェードアウト
しながらビットストリームBの画像をフェードインする
クロスフェードを行った場合、時刻tにおけるクロスフ
ェード画像Pcは、例えば次式のような式を適用するこ
とにより作成することができる。
【0030】 Pc= Pa×(T−t)/T+Pb×(t/T) 発生符号量予測器8,9ではそれぞれビットストリーム
AとビットストリームBの動きベクトルをクロスフェー
ド画像の符号化に用いたときの発生符号量をマクロブロ
ック単位で予測される(ステップS104,S10
5)。
AとビットストリームBの動きベクトルをクロスフェー
ド画像の符号化に用いたときの発生符号量をマクロブロ
ック単位で予測される(ステップS104,S10
5)。
【0031】今、ビットストリームAを復号化した画像
PA の成分がαで、ビットストリームBを復号化した画
像PB の成分が1−αであるマクロブロックのピクチャ
αPA +(1−α)PB を、ビットストリームAに含ま
れていた対応するマクロブロック位置の動きベクトルM
VA で符号化したとすると、そのピクチャを符号化した
ときに発生する符号量は、PA をMVA で符号化したと
きに発生する符号量と、PB をMVA で符号化したとき
に発生する符号量との重み付け加算で近似できる。
PA の成分がαで、ビットストリームBを復号化した画
像PB の成分が1−αであるマクロブロックのピクチャ
αPA +(1−α)PB を、ビットストリームAに含ま
れていた対応するマクロブロック位置の動きベクトルM
VA で符号化したとすると、そのピクチャを符号化した
ときに発生する符号量は、PA をMVA で符号化したと
きに発生する符号量と、PB をMVA で符号化したとき
に発生する符号量との重み付け加算で近似できる。
【0032】PB をMVA で符号化したときに発生する
符号量は、動きベクトルが全くあわないことが予想され
るため、ビットストリームBにおける最も近いIピクチ
ャ上における同じ位置のマクロブロックの符号化時に発
生した符号量で近似する。
符号量は、動きベクトルが全くあわないことが予想され
るため、ビットストリームBにおける最も近いIピクチ
ャ上における同じ位置のマクロブロックの符号化時に発
生した符号量で近似する。
【0033】図5は、ある画像に対しその画素値をα
(0≦α≦1)倍した場合において、DCT係数を符号
化する際に発生する符号量とαとの関係を表した図であ
る。この図から、αと発生符号量との関係は、ほぼ直線
で近似できることがわかる。
(0≦α≦1)倍した場合において、DCT係数を符号
化する際に発生する符号量とαとの関係を表した図であ
る。この図から、αと発生符号量との関係は、ほぼ直線
で近似できることがわかる。
【0034】以上のことから、ビットストリームAの動
きベクトルMVA を使用してクロスフェード画像のマク
ロブロックを復号化したときの予測発生符号量BA は、
例えば次の式で表すことができる。
きベクトルMVA を使用してクロスフェード画像のマク
ロブロックを復号化したときの予測発生符号量BA は、
例えば次の式で表すことができる。
【0035】BA = BA0+BAdct ×(T−t)/
T+BBIdct × t/T ここで、BA0はビットストリームAにおける当該マクロ
ブロックにおけるヘッダ部分(動きベクトルや符号化モ
ードなどの情報が含まれる)のビット量、BAdctはビッ
トストリームAにおける当該マクロブロックにおけるD
CT係数のビット量、BBIdct はビットストリームBに
おいて当該マクロブロックに最も時間的に近いIピクチ
ャ上の当該マクロブロックと同じ位置のマクロブロック
におけるDCT係数のビット量を表す。
T+BBIdct × t/T ここで、BA0はビットストリームAにおける当該マクロ
ブロックにおけるヘッダ部分(動きベクトルや符号化モ
ードなどの情報が含まれる)のビット量、BAdctはビッ
トストリームAにおける当該マクロブロックにおけるD
CT係数のビット量、BBIdct はビットストリームBに
おいて当該マクロブロックに最も時間的に近いIピクチ
ャ上の当該マクロブロックと同じ位置のマクロブロック
におけるDCT係数のビット量を表す。
【0036】同様に、ビットストリームBの動きベクト
ルMVB を使用したときのマクロブロックの予測発生符
号量BB は、例えば次の式を用いることができる。 BB = BB0+BBdct × t/T+BAIdct ×(T
−t)/T ここで、BB0はビットストリームBにおける当該マクロ
ブロックにおけるヘッダ部分のビット量、BBdctはビッ
トストリームBにおける当該マクロブロックにおけるD
CT係数のビット量、BAIdct はビットストリームAに
おいて最も時間的に近いIピクチャの当該マクロブロッ
クと同じ位置のマクロブロックにおけるDCT係数のビ
ット量を表す。
ルMVB を使用したときのマクロブロックの予測発生符
号量BB は、例えば次の式を用いることができる。 BB = BB0+BBdct × t/T+BAIdct ×(T
−t)/T ここで、BB0はビットストリームBにおける当該マクロ
ブロックにおけるヘッダ部分のビット量、BBdctはビッ
トストリームBにおける当該マクロブロックにおけるD
CT係数のビット量、BAIdct はビットストリームAに
おいて最も時間的に近いIピクチャの当該マクロブロッ
クと同じ位置のマクロブロックにおけるDCT係数のビ
ット量を表す。
【0037】比較器11では、発生符号量予測器8,9
から得られる予測発生符号量が比較され、予測発生符号
量が少ない側の動きベクトル、すなわちBA < BB な
らばMVA を、BA >BB ならばMVB を、記憶装置
3、4から選び出して符号化器12に送出する(ステッ
プS106)。
から得られる予測発生符号量が比較され、予測発生符号
量が少ない側の動きベクトル、すなわちBA < BB な
らばMVA を、BA >BB ならばMVB を、記憶装置
3、4から選び出して符号化器12に送出する(ステッ
プS106)。
【0038】符号化器12では、クロスフェード画像作
成器10から得られるクロスフェード画像を比較器11
から送られる動きベクトルを用いてマクロブロック毎に
フレーム間符号化する(ステップS107,S10
8)。
成器10から得られるクロスフェード画像を比較器11
から送られる動きベクトルを用いてマクロブロック毎に
フレーム間符号化する(ステップS107,S10
8)。
【0039】符号化されたビットストリームは、多重化
器13によって記憶装置1、2に保存されているビット
ストリームと組み合わされ、ビットストリームAからビ
ットストリームBへクロスフェードで接続された一つの
ビットストリームとして記憶装置14に記憶され、目的
であるビットストリームAとビットストリームBのクロ
スフェードによる接続が実現される。
器13によって記憶装置1、2に保存されているビット
ストリームと組み合わされ、ビットストリームAからビ
ットストリームBへクロスフェードで接続された一つの
ビットストリームとして記憶装置14に記憶され、目的
であるビットストリームAとビットストリームBのクロ
スフェードによる接続が実現される。
【0040】このようにして、クロスフェード画像全て
の符号化が完了するまで、クロスフェード画像のマクロ
ブロック単位に、ビットストリームA,Bそれぞれの対
応する2つのマクロブロックのいずれか一方の符号化パ
ラメータが動的に選択されながら、ステップS104〜
S108の処理が繰り返し実行される(ステップS10
9)。
の符号化が完了するまで、クロスフェード画像のマクロ
ブロック単位に、ビットストリームA,Bそれぞれの対
応する2つのマクロブロックのいずれか一方の符号化パ
ラメータが動的に選択されながら、ステップS104〜
S108の処理が繰り返し実行される(ステップS10
9)。
【0041】図6には、図1の符号化器12の具体的な
構成の一例が示されている。この符号化器は、図示のよ
うに、フレーム順並び替え部50、減算部51、DCT
変換部52、量子化部53、可変長符号化部(VLC)
54、多重化部55,逆量子化部56、逆DCT変換部
57、加算部58、動き補償部59、参照画像メモリ6
0から構成されており、これらは、それぞれ図7のフレ
ーム順並び替え部30、減算部31、DCT変換部3
2、量子化部33、可変長符号化部(VLC)34、多
重化部35,逆量子化部36、逆DCT変換部37、加
算部38、動き補償部39、参照画像メモリ41に対応
しており、図7の動き検出部40に相当する機能が省略
されている。
構成の一例が示されている。この符号化器は、図示のよ
うに、フレーム順並び替え部50、減算部51、DCT
変換部52、量子化部53、可変長符号化部(VLC)
54、多重化部55,逆量子化部56、逆DCT変換部
57、加算部58、動き補償部59、参照画像メモリ6
0から構成されており、これらは、それぞれ図7のフレ
ーム順並び替え部30、減算部31、DCT変換部3
2、量子化部33、可変長符号化部(VLC)34、多
重化部35,逆量子化部36、逆DCT変換部37、加
算部38、動き補償部39、参照画像メモリ41に対応
しており、図7の動き検出部40に相当する機能が省略
されている。
【0042】すなわち、本実施形態では、動き補償部5
9に対してビットストリームAまたはBの符号化パラメ
ータがそのまま与えられることから、符号化の際に新た
に動き検出処理を行う必要がない。したがって、図7に
示される符号化器に比べ、動き検出部が省略されている
のである。
9に対してビットストリームAまたはBの符号化パラメ
ータがそのまま与えられることから、符号化の際に新た
に動き検出処理を行う必要がない。したがって、図7に
示される符号化器に比べ、動き検出部が省略されている
のである。
【0043】このため、図1の符号化器12が要求する
演算量は、復号化器7が通常のMPEG2ビットストリ
ームの復号に必要とする演算量の2倍程度に抑えること
ができる。復号化器7は2つのビットストリームの復号
を行うことを考えれば、本システムにおいて符号化器1
2が符号化に要する演算量は復号化器7が2つのビット
ストリームを復号するのに要する演算量程度まで削減す
ることが可能である。
演算量は、復号化器7が通常のMPEG2ビットストリ
ームの復号に必要とする演算量の2倍程度に抑えること
ができる。復号化器7は2つのビットストリームの復号
を行うことを考えれば、本システムにおいて符号化器1
2が符号化に要する演算量は復号化器7が2つのビット
ストリームを復号するのに要する演算量程度まで削減す
ることが可能である。
【0044】すなわち、MPEG2の復号をソフトウェ
アでリアルタイムで行うことができるPCによって本実
施形態の編集処理を構成した場合、クロスフェードによ
る接続処理を付加的なハードウェアなしでソフトウェア
によって実現したとしても、待ち時間に起因するユーザ
ーに与えるストレスは極めて少ないものとすることがで
きる。
アでリアルタイムで行うことができるPCによって本実
施形態の編集処理を構成した場合、クロスフェードによ
る接続処理を付加的なハードウェアなしでソフトウェア
によって実現したとしても、待ち時間に起因するユーザ
ーに与えるストレスは極めて少ないものとすることがで
きる。
【0045】以上のように、本実施形態によれば、接続
しようとする2種類のビットストリームA,Bに記録さ
れた動きベクトルに代表される符号化パラメータを、本
来クロスフェード画像の符号化処理に必要とされる動き
検出処理によって求められる符号化パラメータの代わり
に用いることにより、クロスフェード部分の再符号化処
理に要する演算量を大幅に削減することが可能となる。
しようとする2種類のビットストリームA,Bに記録さ
れた動きベクトルに代表される符号化パラメータを、本
来クロスフェード画像の符号化処理に必要とされる動き
検出処理によって求められる符号化パラメータの代わり
に用いることにより、クロスフェード部分の再符号化処
理に要する演算量を大幅に削減することが可能となる。
【0046】また、2つのビットストリームから求めら
れる2つの符号化パラメータのどちらを用いるかを判断
する際に、クロスフェード部分の符号化に当該符号化パ
ラメータを用いたときの発生符号量を予測し、少ない方
の符号化パラメータを用いて再符号化することにより、
符号化パラメータの誤選択による符号化効率の低下を抑
制することができる。特に、クロスフェード画像のマク
ロブロック毎に最適な符号化パラメータを動的に選択す
ることにより、高い符号化効率を得ることができる。
れる2つの符号化パラメータのどちらを用いるかを判断
する際に、クロスフェード部分の符号化に当該符号化パ
ラメータを用いたときの発生符号量を予測し、少ない方
の符号化パラメータを用いて再符号化することにより、
符号化パラメータの誤選択による符号化効率の低下を抑
制することができる。特に、クロスフェード画像のマク
ロブロック毎に最適な符号化パラメータを動的に選択す
ることにより、高い符号化効率を得ることができる。
【0047】なお、以上の説明では、フェードアウトさ
れるビットストリームAの画像とフェードインされるビ
ットストリームBの画像との重ね合わせにより作成され
たクロスフェード画像についての発生符号量を予測する
場合について説明したが、発生符号量の予測は、時間の
経過に対するビットストリームA、Bの混合の割合に基
づいて求めることができるので、例えばビットストリー
ムAの画像をフェードアウトしながらビットストリーム
Bの画像をそれに重なるようにカットインしたり、ある
いはその逆に、ビットストリームBの画像をフェードイ
ンしながらその途中でビットストリームAの画像をカッ
トアウトするといった合成処理によって得られたクロス
フェード画像についても、本実施形態による編集方法を
適用することができる。
れるビットストリームAの画像とフェードインされるビ
ットストリームBの画像との重ね合わせにより作成され
たクロスフェード画像についての発生符号量を予測する
場合について説明したが、発生符号量の予測は、時間の
経過に対するビットストリームA、Bの混合の割合に基
づいて求めることができるので、例えばビットストリー
ムAの画像をフェードアウトしながらビットストリーム
Bの画像をそれに重なるようにカットインしたり、ある
いはその逆に、ビットストリームBの画像をフェードイ
ンしながらその途中でビットストリームAの画像をカッ
トアウトするといった合成処理によって得られたクロス
フェード画像についても、本実施形態による編集方法を
適用することができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
フレーム間符号化されたビットストリーム同士をクロス
フェードによりつなぎ合わせる動画像編集装置におい
て、もともと符号化されているビットストリームにおけ
る動きベクトルなどの符号化パラメータを再利用してク
ロスフェード画像部分の再符号化を行うことにより、再
符号化に必要な演算量を大幅に削減することが可能とな
る。
フレーム間符号化されたビットストリーム同士をクロス
フェードによりつなぎ合わせる動画像編集装置におい
て、もともと符号化されているビットストリームにおけ
る動きベクトルなどの符号化パラメータを再利用してク
ロスフェード画像部分の再符号化を行うことにより、再
符号化に必要な演算量を大幅に削減することが可能とな
る。
【図1】本発明の一実施形態に係る動画像編集装置の構
成を示すブロック図。
成を示すブロック図。
【図2】同実施形態において二つのビットストリームを
クロスフェードによって結合する場合の手順を示すフロ
ーチャート。
クロスフェードによって結合する場合の手順を示すフロ
ーチャート。
【図3】同実施形態で編集対象となるMPEG2ビット
ストリームのピクチャの予測構造の例を示す図。
ストリームのピクチャの予測構造の例を示す図。
【図4】同実施形態の編集処理で得られるクロスフェー
ド接続後のビットストリームの一例を示す図。
ド接続後のビットストリームの一例を示す図。
【図5】同実施形態における編集処理画像のダイナミッ
クレンジと発生符号量との関係を表す図。
クレンジと発生符号量との関係を表す図。
【図6】同実施形態に適用される動画像符号化器の構成
の一例を示す図。
の一例を示す図。
【図7】従来の動画像符号化器の構成を示す図。
【図8】従来の動画像符号化器における動き検出処理の
原理を説明するための図。
原理を説明するための図。
【図9】従来のクロスフェード接続にる動画像変種動作
を説明するための図。
を説明するための図。
1、2、3、4、5、6、14…記憶装置 7…復号化器 8、9…発生符号量予測器 10…クロスフェード画像作成器 11…比較器 12…符号化器 13…多重化器 20、21…復号化器 22…クロスフェード画像合成器 23…符号化器 30,50…フレーム順並び替え部 31,51…減算部 32、52…離散コサイン変換部 33、53…量子化部 34、54…可変長符号化部 35、55…多重化部 36、56…逆量子化部 37、57…逆離散コサイン変換部 38、58…加算部 39、59…動き補償部 40…動き検出部 41、60…参照画像メモリ
Claims (6)
- 【請求項1】 フレーム間予測を用いて符号化されてい
る第1および第2の2種類の動画像ビットストリームを
クロスフェードによって一部重ね合わせて結合する機能
を有する動画像編集装置であって、 前記クロスフェードで結合する期間に対応する前記第1
および第2のビットストリームそれぞれを復号化する手
段と、 復号化によって得られた2つの動画像からクロスフェー
ド画像を作成する手段と、 前記クロスフェードで結合する期間における前記第1お
よび第2のビットストリームを解析し、それぞれの符号
化パラメータを取り出す手段と、 前記第1および第2のビットストリームそれぞれの符号
化パラメータを用いて前記クロスフェード画像を符号化
したときの符号量を予測する符号量予測手段と、 この予測結果に基づいて前記第1および第2のビットス
トリームのいずれか一方の符号化パラメータを選択し、
その選択した符号化パラメータを用いて前記クロスフェ
ード画像を再符号化する手段とを具備することを特徴と
する動画像編集装置。 - 【請求項2】 前記符号量予測手段は、 前記クロスフェード画像の符号化対象の画像領域毎に、
その画像領域に対応する前記第1および第2のビットス
トリームそれぞれの符号化パラメータを用いたときの符
号量を予測し、 前記クロスフェード画像の符号化対象の画像領域毎に前
記第1および第2のビットストリームのいずれか一方の
符号化パラメータが動的に選択されることを特徴とする
請求項1記載の動画像編集装置。 - 【請求項3】 前記符号化パラメータは動きベクトル情
報であることを特徴とする請求項1または2記載の動画
像編集装置。 - 【請求項4】 フレーム間予測を用いて符号化されてい
る第1および第2の2種類の動画像ビットストリームを
クロスフェードによって一部重ね合わせて結合する動画
像編集方法であって、 前記クロスフェードで結合する期間に対応する前記第1
および第2のビットストリームそれぞれを復号化し、 復号化によって得られた2つの動画像からクロスフェー
ド画像を作成し、 前記クロスフェードで結合する期間における前記第1お
よび第2のビットストリームそれぞれの符号化パラメー
タを用いて前記クロスフェード画像を符号化したときの
符号量を予測し、 この予測結果に基づいて前記第1および第2のビットス
トリームのいずれか一方の符号化パラメータを選択し、 その選択した符号化パラメータを用いて前記クロスフェ
ード画像を再符号化することにより、第1および第2の
2種類の動画像ビットストリームをクロスフェードによ
って結合することを特徴とする動画像編集方法。 - 【請求項5】 前記クロスフェード画像の符号化対象の
画像領域毎に、その画像領域に対応する前記第1および
第2のビットストリームそれぞれの符号化パラメータを
用いたときの符号量を予測し、 前記クロスフェード画像の符号化対象の画像領域毎に前
記第1および第2のビットストリームのいずれか一方の
符号化パラメータを動的に選択することを特徴とする請
求項4記載の動画像編集方法。 - 【請求項6】 前記符号化パラメータは動きベクトル情
報であることを特徴とする請求項4または5記載の動画
像編集方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04529198A JP3461280B2 (ja) | 1998-02-26 | 1998-02-26 | 動画像編集装置および動画像編集方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04529198A JP3461280B2 (ja) | 1998-02-26 | 1998-02-26 | 動画像編集装置および動画像編集方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11243525A true JPH11243525A (ja) | 1999-09-07 |
| JP3461280B2 JP3461280B2 (ja) | 2003-10-27 |
Family
ID=12715220
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04529198A Expired - Fee Related JP3461280B2 (ja) | 1998-02-26 | 1998-02-26 | 動画像編集装置および動画像編集方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3461280B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003514453A (ja) * | 1999-11-10 | 2003-04-15 | トムソン ライセンシング ソシエテ アノニム | Dvd再生装置のためのミキシング機能 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2327548B (en) | 1997-07-18 | 2002-05-01 | British Broadcasting Corp | Switching compressed video bitstreams |
-
1998
- 1998-02-26 JP JP04529198A patent/JP3461280B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003514453A (ja) * | 1999-11-10 | 2003-04-15 | トムソン ライセンシング ソシエテ アノニム | Dvd再生装置のためのミキシング機能 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3461280B2 (ja) | 2003-10-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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