JPH11243817A - 魚釣用リールのハンドル装置 - Google Patents

魚釣用リールのハンドル装置

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JPH11243817A
JPH11243817A JP5085198A JP5085198A JPH11243817A JP H11243817 A JPH11243817 A JP H11243817A JP 5085198 A JP5085198 A JP 5085198A JP 5085198 A JP5085198 A JP 5085198A JP H11243817 A JPH11243817 A JP H11243817A
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handle
arm
handle arm
state
notch
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JP5085198A
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Inventor
Takashi Shibata
崇 柴田
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Globeride Inc
Original Assignee
Daiwa Seiko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】先端部にハンドルが設けられたハンドルアーム
を所定の傾斜角度で折り畳んだ状態に安定して且つ確実
に保持することが可能な魚釣用リールのハンドル装置を
提供する。 【解決手段】ハンドルアーム20の基部22を所定の傾
斜角度で保持可能な切換保持部材即ちワッシャ30と、
ハンドルアームの基部の一部に形成された切欠部34と
を備えており、この切欠部をワッシャ30に当接させる
ことによって、ハンドルアームを所定の傾斜角度で折り
畳んだハンドル不使用状態に切り換えて保持可能に構成
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、先端部にハンドル
が設けられたハンドルアームを所定の傾斜角度で折り畳
んだ状態に安定して且つ確実に保持することが可能な魚
釣用リールのハンドル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯性や収容性等の面から、先端
部にハンドルが設けられたハンドルアームを起立保持し
た状態から折り畳み可能に構成した魚釣用リールのハン
ドル装置が提案されている。
【0003】例えば実開昭52−1691号公報や実公
昭58−6289号公報に開示されたハンドル装置は、
ハンドル軸上に設けられたネジやカムを利用した操作部
材の回転操作によって、ハンドルアームを起立保持した
状態から折り畳んだ状態に切り換えることができるよう
に構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ハンドル装置では、折り畳んだハンドルアームの保持状
態が不充分であるため、ハンドルアームが容易に変動
し、ハンドルアームの先端部がリール本体やスプール等
に当たって、これらリール本体やスプール等の表面に傷
が付いてしまう場合がある。この場合、リール本体やス
プール等の外観美が損なわれると共に、傷の影響によっ
てリール本体やスプール等の耐食性も悪くなる。
【0005】更に、魚釣用リールの運搬段階において
は、一般的に、魚釣用リールは、そのハンドルアームを
折り畳んだ状態で例えば化粧箱内に梱包されることにな
るが、上述したようにハンドルアームが容易に変動する
と、ハンドルアームのガタ付きによって、運搬時に化粧
箱が損傷或いは損壊してしまう場合があると共に、運搬
時のガタ付きによって化粧箱内のハンドルアームの配置
がずれてしまう場合がある。特に、化粧箱内のハンドル
アームの配置がずれてしまった場合には、商品イメージ
も悪くなってしまう。
【0006】本発明は、このような問題を解決するため
に成されており、その目的は、先端部にハンドルが設け
られたハンドルアームを所定の傾斜角度で折り畳んだ状
態に安定して且つ確実に保持することが可能な魚釣用リ
ールのハンドル装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明の魚釣用リールのハンドル装置は、ハ
ンドルアームの基部を所定の傾斜角度で保持可能な切換
保持部材と、この切換保持部材又はハンドルアームの基
部のいずれか一方の一部に形成された切欠部とを備えて
おり、ハンドルアームの基部に形成した切欠部を切換保
持部材に当接させるか、或いは、切換保持部材に形成し
た切欠部にハンドルアームの基部を当接させることによ
って、ハンドルアームを所定の傾斜角度で折り畳んだハ
ンドル不使用状態に切り換えて保持可能に構成されてい
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
に係る魚釣用リールのハンドル装置について図1〜図3
を参照して説明する。なお、本実施の形態では、その一
例として、スピニングリールに用いたハンドル装置につ
いて説明する。
【0009】図1〜図3に示すように、スピニングリー
ルのリール本体2内には、ハンドル4の回転操作によっ
て回転駆動される駆動歯車6が設けられており、この駆
動歯車6には、ピニオン(図示しない)が噛合してい
る。尚、ピニオンは、軸受を介してリール本体2に回転
可能に支持されている。
【0010】ピニオン内には、スプール軸8が軸方向に
挿通されており、このスプール軸8の先端には、釣糸
(図示しない)が巻回されるスプール10が回転可能に
取り付けられている。
【0011】また、ピニオンの先端には、このピニオン
と一体的に回転するロータ12が取り付けられており、
このロータ12には、一対のベール取付アーム12aが
設けられている。これらベール取付アーム12aには、
夫々、揺動アーム14を介して、ベール16が釣糸放出
状態と釣糸巻回状態に回動可能に支持されている。な
お、一方の揺動アーム14とベール16の端部との間に
は、釣糸案内機構(ラインローラ)18が支持されてい
る。
【0012】また、上記の駆動歯車6には、オシレーテ
ィング機構(図示しない)が係合しており、この駆動歯
車6を回転することによって、上述したスプール軸8を
前後動させるように構成されている。
【0013】この構成において、ハンドル4を回転操作
すると、その回転運動は、駆動歯車6を介してピニオン
に伝達され、このピニオンを回転させる。同時に、ハン
ドル4の回転運動は、オシレーティング機構を介してス
プール軸8に伝達され、このスプール軸8を前後動させ
る。このとき、ロータ12が回転しつつスプール10が
前後動することによって、釣糸は、釣糸案内機構18を
介してスプール10に片寄ること無く均等に巻回され
る。
【0014】また、その先端部にハンドル4を回転可能
に支持するハンドルアーム20は、その基部22が、後
述するハンドル装置(具体的には、折り畳み保持機構)
の一構成を成す支軸24を介してハンドル軸26の一端
に連結されており、このハンドル軸26の他端は、後述
するハンドル装置によって、リール本体2に対して回転
可能に支持されている。
【0015】支軸24は、ハンドル軸26のハンドル軸
芯Aと直交して配置されており、ハンドルアーム20
は、この支軸24を中心に旋回可能になっている。従っ
て、ハンドル軸26をリール本体2に形成されたハンド
ル軸挿入口2aから挿入した後、ハンドル装置によって
ハンドル軸26をリール本体2に対して回転可能に支持
(例えばハンドルアーム20を起立させた状態(図2
(a)参照)で支持)した状態において、ハンドル軸2
6は、上記の駆動歯車6に対して回り止め嵌合された状
態に維持されると共に、この状態で、ハンドル4の回転
操作が可能となる。
【0016】また、ハンドル軸挿入口2aから外側に突
出しているハンドル軸26には、カバー28が被覆され
ており、このカバー28とハンドルアーム20の基部2
2との間には、後述するハンドル装置(具体的には、折
り畳み保持機構)の一構成を成す肉薄円板状の切換保持
部材即ちワッシャ30が介挿されている。
【0017】本実施の形態に適用したハンドル装置は、
リール本体2のハンドル軸挿入口2aからハンドル軸2
6を挿入した際に、このハンドル軸26の他端に螺合す
ることによって、ハンドル軸26をリール本体2に対し
て回転可能に支持するスクリュウ32と、ハンドルアー
ム20を所定の傾斜角度で折り畳んだハンドル不使用状
態(図2(b)及び図3(a)参照)とハンドルアーム
20を起立させたハンドル使用可能状態(図2(a)及
び図3(b)参照)とに切り換えた状態で夫々保持する
ことが可能な折り畳み保持機構とを備えている。
【0018】スクリュウ32は、リール本体2に形成さ
れたスクリュウ取付口2bに対して回転可能に取り付け
ることができるように構成されており、このスクリュウ
取付口2bは、ハンドル軸芯Aに沿ってハンドル軸挿入
口2aに対向した位置に形成されている。
【0019】なお、ハンドル軸挿入口2aとスクリュウ
取付口2bは、互いに同一形状を成しているため、例え
ば、ハンドル軸挿入口2aにスクリュウ32を回転可能
に取り付けることが可能であり、この状態において、ス
クリュウ取付口2bからハンドル軸26を挿入すれば、
このハンドル軸26の他端にスクリュウ32を螺合させ
ることによって、ハンドル軸26をリール本体2に対し
て回転可能に支持することができる。この場合、ハンド
ルアーム20は、図1及び図2に示された位置とは反対
側に配置されることになる。
【0020】折り畳み保持機構としては、本実施の形態
では、その一例として、ハンドルアーム20の基部22
に形成された切欠部34を適用している。切欠部34
は、基部22の当付面22a、即ち、ハンドルアーム2
0を起立させたハンドル使用可能状態(図2(a)及び
図3(b)参照)において、ワッシャ30に当て付けら
れる当付面22aの一部を所定の傾斜角度で切り欠いて
形成されている。
【0021】具体的には、図4(a)に示すように、ハ
ンドルアーム20の基部22の当付面22aは、ハンド
ル軸26を跨ぐような略U字状を成しており、上記の切
欠部34は、略U字状の当付面22aのU字先端部Pに
夫々形成されている。
【0022】次に、ハンドル装置によって、ハンドルア
ーム20を起立させたハンドル使用可能状態(図2
(a)及び図3(b)参照)とハンドルアーム20を所
定の傾斜角度で折り畳んだハンドル不使用状態(図2
(b)及び図3(a)参照)とに切り換える動作につい
て説明する。
【0023】まず、リール本体2のハンドル軸挿入口2
aからハンドル軸26を挿入した際に、ハンドルアーム
20の基部22に形成された当付面22aをワッシャ3
0に対面配置した後、スクリュウ32を所定方向(例え
ば、締める方向という)に回すと、スクリュウ32とハ
ンドル軸26との間の螺合状態が増すことによって、ハ
ンドル軸26がスクリュウ32に接近する方向に移動す
る。
【0024】続けてスクリュウ32を締める方向に回転
すると、ハンドルアーム20の基部22に形成された当
付面22aがワッシャ30に当て付けられる。そして、
更にスクリュウ32を締める方向に回転することによっ
て、当付面22aが当て付けられたワッシャ30とハン
ドル軸26の他端に設けられた支軸24との間に、基部
22が挟持され、この結果、ハンドルアーム20は、起
立させたハンドル使用可能状態(図2(a)及び図3
(b)参照)に保持される。この状態において、ハンド
ル軸26は、上記の駆動歯車6に対して回り止め嵌合さ
れた状態に維持されると共に、この状態で、ハンドル4
の回転操作が可能となる。
【0025】この場合、ハンドルアーム20を起立させ
た状態でガタ付くこと無く安定して保持させるために、
当付面22aは、平坦面又は凹状曲面を成していること
が好ましい。
【0026】また、当付面22aがワッシャ30に当て
付けられたハンドル使用可能状態において、当付面22
aは、ハンドル軸芯Aを跨ぐような寸法に設定すること
が好ましい。具体的には、ハンドル軸芯Aに直交して且
つ互いに対向した位置に形成された当付面22aの一端
部M1と他端部M2(図3(b)参照)との間にハンド
ル軸芯Aが位置付けられるように、当付面22aの寸法
を設定することが好ましい。
【0027】この状態から、スクリュウ32を所定方向
(例えば、緩める方向という)に回すと、スクリュウ3
2とハンドル軸26との間の螺合状態が減ることによっ
て、ハンドル軸26がスクリュウ32から離間する方向
に移動する。
【0028】このとき、ハンドル軸26は、その一端側
(即ち、支軸24が配置された側)がカバー28から露
出させることができるようになり、ハンドル軸26の一
端側をカバー28から露出させる(即ち、若干引き抜
く)と、ワッシャ30とハンドルアーム20の基部22
の当付面22aとの間に若干の隙間(図示しない)が形
成される。
【0029】この場合、ワッシャ30と当付面22aと
の間の隙間は、支軸24を中心としたハンドルアーム2
0の基部22の旋回軌跡以上に拡げることが好ましい。
この状態において、ハンドルアーム20は、支軸24を
中心に旋回させることができるようになり、ハンドルア
ーム20を支軸24を中心に旋回させて、基部22に形
成された切欠部34をワッシャ30に対面配置させる。
【0030】そして、スクリュウ32を締める方向に回
転すると、スクリュウ32とハンドル軸26との間の螺
合状態が増すことによって、ハンドル軸26がスクリュ
ウ32に接近する方向に移動する。
【0031】続けてスクリュウ32を締める方向に回転
すると、上記の切欠部34がワッシャ30に当て付けら
れる。そして、更にスクリュウ32を締める方向に回転
することによって、切欠部34が当て付けられたワッシ
ャ30とハンドル軸26の他端に設けられた支軸24と
の間に、基部22が挟持され、この結果、ハンドルアー
ム20は、所定の傾斜角度で折り畳まれたハンドル不使
用状態(図2(b)及び図3(a)参照)に保持され
る。
【0032】この場合、ハンドルアーム20を折り畳ん
だ状態でガタ付くこと無く安定して保持させるために、
この切欠部34は、平坦面又は凹状曲面を成しているこ
とが好ましい。
【0033】また、切欠部34がワッシャ30に当て付
けられたハンドル不使用状態(図2(b)及び図3
(a)参照)において、切欠部34は、ハンドル軸芯A
を跨ぐように、その長さ寸法L(図3参照)を設定する
ことが好ましい。具体的には、ハンドル軸芯Aに直交し
て且つ互いに対向した位置に形成された切欠部34の一
端部E1と他端部E2との間にハンドル軸芯Aが位置付
けられるように、切欠部34の長さ寸法を設定すること
が好ましい。即ち、欠部34の長さ寸法Lは、約2mm
以上に設定することが好ましい。
【0034】更に、ハンドルアーム20が所定の傾斜角
度で折り畳まれたハンドル不使用状態(図2(b)及び
図3(a)参照)において、ハンドルアーム20やハン
ドル4がリール本体2に接触しないように、少なくとも
ハンドルアーム20の先端部とリール本体2との間に若
干の隙間S(図2(b)参照)が構成されることが好ま
しい。
【0035】この場合、ハンドルアーム20の傾斜角度
は、切欠部34の傾斜角度に対応して任意に設定するこ
とができるため、隙間Sの大きさは、切欠部34の傾斜
角度を調整することによって任意に設定することができ
る。
【0036】具体的には、魚釣用リールの運搬段階にお
いて、ハンドルアーム20を折り畳んで例えば化粧箱内
に収納する場合、ハンドルアーム20の先端部に設けら
れたハンドル4を化粧箱に接触させること無く収納でき
ると共に、同時に、ハンドルアーム20の先端部及びハ
ンドル4がリール本体2に接触するのを回避させるのに
充分な上記の隙間Sを確保するために、切欠部34の傾
斜角度θ(図3(b)参照)は、当付面22aに対して
θ=約20°〜70°に設定することが好ましい。
【0037】このように本実施の形態のハンドル装置に
よれば、切欠部34をワッシャ30に当て付けた状態で
ハンドルアーム20の基部22を緩み無く保持すること
ができるため、ハンドルアーム20を所定の傾斜角度で
折り畳んだ状態に安定して且つ確実に保持することが可
能となる。この結果、ハンドルアーム20の先端部がリ
ール本体2に当たって、これらリール本体2の表面に傷
が付いてしまうといった事態を完全に防止することがで
きる。このため、リール本体2の外観美が損なわれるこ
とは無く、また、リール本体2の耐食性も向上する。
【0038】更に、本実施の形態のハンドル装置によれ
ば、ハンドルアーム20のガタ付きや変動を完全に無く
することができるため、ハンドルアーム20を折り畳ん
だ状態で魚釣用リールを化粧箱内に梱包して運搬して
も、その運搬中にハンドルアーム20の配置がずれた
り、ハンドルアーム20の先端部によって化粧箱が損傷
又は損壊することが防止される。この結果、商品イメー
ジを常に良好に保持することが可能となる。
【0039】なお、上述した実施の形態では、折り畳み
保持機構として、ハンドルアーム20の基部22に形成
した切欠部34を適用しているが、これに代えて、例え
ば図4(b)及び図5に示すように、ワッシャ30に切
欠部として係合凹部30aを形成しても良い。
【0040】この変形例では、ハンドルアーム20の基
部22に形成された当付面22aのU字先端部P(図4
(a)及び図5参照)をそのまま利用しており、これら
U字先端部Pを係合凹部30aに係合させることによっ
て、ハンドルアーム20を所定の傾斜角度で折り畳んだ
ハンドル不使用状態(図5(a)参照)に保持できるよ
うに構成されている。
【0041】ワッシャ30の係合凹部30aは、ハンド
ル軸26の両側であって且つハンドル軸芯Aを跨いだ位
置に夫々形成されており、所定の深さ寸法を有してい
る。例えばワッシャ30の厚さ寸法W(図5(a)参
照)が、約1mm〜2mmとすると、係合凹部30aの
深さ寸法D(図5(b)参照)は、約0.5mm以上に
設定することが好ましい。
【0042】本変形例のハンドル装置の切換動作は、上
述した実施の形態と基本的に同様であるため、その相違
点についてのみ説明する。まず、ハンドルアーム20の
基部22に形成された当付面22aがワッシャ30に当
て付けられたハンドル使用可能状態(図5(b)参照)
において、この状態から、スクリュウ32を緩める方向
に回して、スクリュウ32とハンドル軸26との間の螺
合状態を緩めた後、ハンドルアーム20を支軸24を中
心に旋回させて、基部22のU字先端部Pをワッシャ3
0の係合凹部30aに対面配置させる。
【0043】次に、スクリュウ32を締める方向に回転
して、ハンドル軸26をスクリュウ32に接近する方向
に移動させることによって、U字先端部Pが当て付けら
れたワッシャ30とハンドル軸26の他端に設けられた
支軸24との間に、基部22が挟持され、この結果、ハ
ンドルアーム20は、所定の傾斜角度で折り畳まれたハ
ンドル不使用状態(図5(a)参照)に保持される。
【0044】この場合、ハンドルアーム20を折り畳ん
だ状態でガタ付くこと無く安定して保持させるために、
ワッシャ30の係合凹部30aの最深部は、ハンドル軸
芯Aと同一平面上に一致させることが好ましい。
【0045】なお、その他の作用効果は、上記第1の実
施の形態と同様であるため、その説明は省略する。次
に、本発明の第2の実施の形態に係る魚釣用リールのハ
ンドル装置について図6及び図7を参照して説明する。
【0046】なお、本実施の形態は、ハンドル装置の改
良に係り、その他の構成は、第1の実施の形態及びその
変形例と同一であるため、以下の説明では、相違する部
分のハンドル装置についての説明に止める。
【0047】図6及び図7に示すように、本実施の形態
に適用した折り畳み保持機構には、折り畳み状態と起立
状態との切換時に、ハンドルアーム20の基部22の軌
跡以上に、ワッシャ30と当付面22aとの間の隙間G
(図7(a)参照)を拡げることが可能なカム機構36
が適用されている。
【0048】カム機構36は、ワッシャ30とカバー2
8との間に設けられたハンドル軸芯A方向に沿ってスラ
イド可能なカム操作用カバー38と、ハンドル軸26に
一体成形された第1のカム構造体40と、カム操作用カ
バー38に回り止め固定された第2のカム構造体42
と、第1及び第2のカム構造体40,42の第1及び第
2カム面40a,42a同士が互いに当接(圧接)する
位置(以下、初期位置という)に第1及び第2のカム構
造体40,42を弾性的に位置決め保持するバネ構造体
44とを備えている。
【0049】また、第1のカム構造体40には、その第
1カム面40aに対して周方向に隣接した逃げ部40b
が設けられており、この逃げ部40bは、第1カム面4
0aから奥行き寸法H(約2mm〜10mm)程度彫り
込んで形成されている。また、この逃げ部40bは、第
2のカム構造体42の第2カム面42aがハンドル軸芯
A方向に沿って入り込める程度大きさを有している。
【0050】次に、カム機構36の動作について説明す
る。まず、手で操作用カバー38を回転操作し、第2の
カム構造体42をバネ構造体44の弾性力に抗して第1
のカム構造体40の第1カム面40aに沿って回転スラ
イドさせて、第2カム面42aを第1のカム構造体40
の逃げ部40bに対向させる。
【0051】次に、バネ構造体44の弾性力に抗して操
作用カバー38をハンドル軸芯Aに沿って矢印T方向に
スライド操作して、第2カム面42aを第1のカム構造
体40の逃げ部40b内にスライドさせる(図7(a)
参照)。
【0052】このとき、操作用カバー38がスライドし
た分だけ、ワッシャ30とハンドルアーム20の基部2
2の当付面22aとの間に隙間Gが形成される。この状
態において、ハンドルアーム20を支軸24を中心に旋
回させて、基部22のU字先端部Pをワッシャ30の係
合凹部30aに対面配置させる。
【0053】続いて、操作用カバー38から手を放す
と、バネ構造体44の弾性力によって第2のカム構造体
42が初期位置に戻ろうとする。このとき、逃げ部40
bに沿って第2カム面42aが逆方向(矢印Tとは反対
方向)にスライドし、このスライド動作に伴って第2の
カム構造体42も同一方向にスライドする。この結果、
この第2のカム構造体42が回り止め固定された操作用
カバー38が、ハンドル軸芯Aに沿ってスライドするこ
とによって、ワッシャ30の係合凹部30aが基部22
のU字先端部Pに圧接する。
【0054】かくして、図7(a)の実線で示すよう
に、U字先端部Pが当て付けられたワッシャ30とハン
ドル軸26の他端に設けられた支軸24との間に、基部
22が弾性的に挟持され、この結果、ハンドルアーム2
0は、所定の傾斜角度で折り畳まれたハンドル不使用状
態(図7(a)参照)に保持される。
【0055】この状態から手で操作用カバー38を矢印
T方向にスライドさせて隙間Gを形成した後、基部22
の当付面22aをワッシャ30に対面配置する。そし
て、操作用カバー38から手を放すと、バネ構造体44
の弾性力によって第2のカム構造体42が初期位置に戻
ることによって、ハンドルアーム20は、図6(a)の
ハンドル使用可能状態に切り換えられる。
【0056】なお、上述した構成では、折り畳み保持機
構として、ワッシャ30に形成した係合凹部30aを適
用したが、これに代えて、例えば図3に示すような切欠
部34を適用しても良い。
【0057】このように本実施の形態によれば、上記第
1の実施の形態及びその変形例と同様に、ハンドルアー
ム20を折り畳んだ状態で安定して且つ確実に保持する
ことが可能な魚釣用リールのハンドル装置を提供するこ
とができる。
【0058】次に、本発明の第3の実施の形態に係る魚
釣用リールのハンドル装置について図8を参照して説明
する。なお、本実施の形態は、ハンドル装置の改良に係
り、その他の構成は、上述した各実施の形態及びその変
形例と同一であるため、以下の説明では、相違する部分
のハンドル装置についての説明に止める。
【0059】図8に示すように、本実施の形態に適用し
た折り畳み保持機構には、折り畳み状態と起立状態の切
換時に、ハンドルアーム20の基部22の旋回軌跡以上
に、ワッシャ30と当付面22aとの間の隙間(図7
(a)の符号G参照)を拡げることが可能なネジ機構4
6が適用されている。
【0060】ネジ機構46は、ワッシャ30とカバー2
8との間に設けられたハンドル軸芯A方向に沿ってスラ
イド可能なカム操作用カバー48と、ハンドル軸26に
一体成形されたネジ構造体50と、カム操作用カバー4
8の内周面に一体成形され且つネジ構造体50に螺合す
るネジ部48aとを備えている。
【0061】次に、ネジ機構46の動作について説明す
る。上述したような構成において、手で操作用カバー4
8を回転操作すると、ネジ部48aがネジ構造体50と
螺合しながらネジ構造体50に沿って移動することによ
って、操作用カバー48を所望方向に移動させることが
できる。
【0062】この場合、操作用カバー48が矢印T方向
に移動するように、手で操作用カバー48を回転操作す
ると、操作用カバー38が移動した分だけ、ワッシャ3
0とハンドルアーム20の基部22の当付面22aとの
間の隙間(図7(a)の符号G参照)が形成される。
【0063】この状態において、ハンドルアーム20を
支軸24を中心に旋回させて、基部22のU字先端部P
をワッシャ30の係合凹部30aに対面配置させる。続
いて、操作用カバー38を回転操作して、操作用カバー
38を逆方向(矢印Tとは反対方向)に移動させること
によって、ワッシャ30の係合凹部30aを基部22の
U字先端部Pに当接させる。
【0064】そして、更に操作用カバー38を回転操作
することによって、U字先端部Pが当て付けられたワッ
シャ30とハンドル軸26の他端に設けられた支軸24
との間に基部22が挟持され、この結果、ハンドルアー
ム20は、所定の傾斜角度で折り畳まれたハンドル不使
用状態(図8(a)参照)に保持される。
【0065】この状態から操作用カバー38を回転操作
して、操作用カバーを矢印T方向に移動させて、図7
(a)の符号Gで示すような隙間を形成した後、基部2
2の当付面22aをワッシャ30に対面配置する。そし
て、操作用カバー38を逆方向に回転操作することによ
って、当付面22aが当て付けられたワッシャ30とハ
ンドル軸26の他端に設けられた支軸24との間に基部
22が挟持され、この結果、ハンドルアーム20は、図
8(b)のハンドル使用可能状態に切り換えられる。
【0066】なお、上述した構成では、折り畳み保持機
構として、ワッシャ30に形成した係合凹部30aを適
用したが、これに代えて、例えば図3に示すような切欠
部34を適用しても良い。
【0067】このように本実施の形態によれば、上記第
1の実施の形態及びその変形例と同様に、ハンドルアー
ム20を折り畳んだ状態で安定して且つ確実に保持する
ことが可能な魚釣用リールのハンドル装置を提供するこ
とができる。
【0068】なお、上述した各実施の形態及び変形例で
は、魚釣用リールとしてスピニングリールを用いたが、
これに限定されることは無く、例えば両軸受リールや電
動リール等あらゆる魚釣用リールに本発明のハンドル装
置を適用することが可能である。
【0069】
【発明の効果】本発明によれば、先端部にハンドルが設
けられたハンドルアームを所定の傾斜角度で折り畳んだ
状態に安定して且つ確実に保持することが可能な魚釣用
リールのハンドル装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るハンドル装置
を適用した魚釣用リールの構成を示す図。
【図2】第1の実施の形態のハンドル装置の構成を示す
断面図であって、(a)は、ハンドルアームを起立させ
たハンドル使用可能状態を示す図、(b)は、ハンドル
アームを所定の傾斜角度で折り畳んだハンドル不使用状
態を示す図。
【図3】(a)は、ハンドルアームを所定の傾斜角度で
折り畳んだハンドル不使用状態における折り畳み保持機
構の部分断面拡大図、(b)は、ハンドルアームを起立
させたハンドル使用可能状態における折り畳み保持機構
の部分断面拡大図。
【図4】(a)は、図3(b)のC−C線に沿う平面
図、(b)は、図3(a)のB−B線に沿う平面図。
【図5】第1の実施の形態の変形例に係る折り畳み保持
機構の部分断面拡大図であり、(a)は、ハンドルアー
ムを所定の傾斜角度で折り畳んだハンドル不使用状態に
おける折り畳み保持機構の部分断面拡大図、(b)は、
ハンドルアームを起立させたハンドル使用可能状態にお
ける折り畳み保持機構の部分断面拡大図。
【図6】(a)は、本発明の第2の実施の形態に係る魚
釣用リールのハンドル装置の構成を示す拡大断面図であ
って、ハンドルアームを起立させたハンドル使用可能状
態を示す図、(b)は、同図(a)のb−b線に沿う断
面図、(c)は、同図(a)のc−c線に沿う断面図。
【図7】(a)は、本発明の第2の実施の形態に係る魚
釣用リールのハンドル装置の構成を示す拡大断面図であ
って、ハンドルアームを所定の傾斜角度で折り畳んだハ
ンドル不使用状態を示す図、(b)は、同図(a)のb
−b線に沿う断面図、(c)は、同図(a)のc−c線
に沿う断面図。
【図8】本発明の第3の実施の形態に係る魚釣用リール
のハンドル装置の構成を示す拡大断面図であって、
(a)は、ハンドルアームを所定の傾斜角度で折り畳ん
だハンドル不使用状態を示す図、(b)は、ハンドルア
ームを起立させたハンドル使用可能状態を示す図。
【符号の説明】
20 ハンドルアーム 22 基部 30 ワッシャ 34 切欠部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部にハンドルが設けられ且つ基部に
    ハンドル軸が連結されたハンドルアームと、 このハンドルアームを所定の傾斜角度で折り畳んだハン
    ドル不使用状態と前記ハンドルアームを起立させたハン
    ドル使用可能状態とに切り換えた状態で夫々保持するこ
    とが可能な折り畳み保持機構を備えており、 前記折り畳み保持機構には、前記ハンドルアームの基部
    を所定の傾斜角度で保持可能な切換保持部材と、この切
    換保持部材又は前記ハンドルアームの基部のいずれか一
    方の一部に形成された切欠部とが設けられていることを
    特徴とする魚釣用リールのハンドル装置。
  2. 【請求項2】 前記折り畳み保持機構において、前記切
    欠部は、前記ハンドルアームの基部に形成されており、
    この基部の切欠部を前記切換保持部材に当接させること
    によって、前記ハンドルアームを所定の傾斜角度で折り
    畳んだハンドル不使用状態に切り換えて保持可能である
    ことを特徴とする請求項1に記載の魚釣用リールのハン
    ドル装置。
  3. 【請求項3】 前記折り畳み保持機構において、前記切
    欠部は、前記切換保持部材に形成されており、前記ハン
    ドルアームの基部を前記切換保持部材の切欠部に当接さ
    せることによって、前記ハンドルアームを所定の傾斜角
    度で折り畳んだハンドル不使用状態に保持可能であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の魚釣用リールのハンド
    ル装置。
  4. 【請求項4】 前記ハンドルアームの基部には、前記ハ
    ンドル使用可能状態において前記切換保持部材に当て付
    けられる当付面が形成されていると共に、前記切欠部
    は、前記当付面の一部を所定の傾斜角度で切り欠いて形
    成されており、 前記ハンドル使用可能状態において、前記ハンドル軸の
    ハンドル軸芯に直交して且つ互いに対向した位置に形成
    された前記当付面の一端部と他端部との間に前記ハンド
    ル軸芯が位置付けられるように、前記当付面の寸法が設
    定され、且つ、 前記ハンドル不使用状態において、前記ハンドル軸芯に
    直交して且つ互いに対向した位置に形成された前記切欠
    部の一端部と他端部との間に前記ハンドル軸芯が位置付
    けられるように、前記切欠部の寸法が設定されているこ
    とを特徴とする請求項2に記載の魚釣用リールのハンド
    ル装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006204141A (ja) * 2005-01-26 2006-08-10 Daiwa Seiko Inc 魚釣用リールのハンドル
WO2016204448A1 (ko) * 2015-06-19 2016-12-22 류상훈 낚시용 릴

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