JPH11243961A - 新規なカタラーゼ、該カタラーゼの遺伝子及び該カタラーゼを含有する組成物、並びに遺伝子工学技術を用いてカタラーゼを調製する方法 - Google Patents
新規なカタラーゼ、該カタラーゼの遺伝子及び該カタラーゼを含有する組成物、並びに遺伝子工学技術を用いてカタラーゼを調製する方法Info
- Publication number
- JPH11243961A JPH11243961A JP10055299A JP5529998A JPH11243961A JP H11243961 A JPH11243961 A JP H11243961A JP 10055299 A JP10055299 A JP 10055299A JP 5529998 A JP5529998 A JP 5529998A JP H11243961 A JPH11243961 A JP H11243961A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- catalase
- gene
- recombinant plasmid
- microorganism
- pet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
- Eyeglasses (AREA)
- Enzymes And Modification Thereof (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 コンタクトレンズ消毒薬及び繊維材料漂白剤
の分野で現在用いられているカタラーゼをそのソースと
調製方法との両方において改良すること。 【解決手段】 特定の核酸配列を有するBacillu
s thermoglucosidasius由来のカ
タラーゼ遺伝子、及び遺伝子工学技術を用いて前記遺伝
子に発現させた、特定のアミノ酸配列を有するカタラー
ゼを提供する。
の分野で現在用いられているカタラーゼをそのソースと
調製方法との両方において改良すること。 【解決手段】 特定の核酸配列を有するBacillu
s thermoglucosidasius由来のカ
タラーゼ遺伝子、及び遺伝子工学技術を用いて前記遺伝
子に発現させた、特定のアミノ酸配列を有するカタラー
ゼを提供する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規なカタラー
ゼ、該カタラーゼの使用、及び該カタラーゼを調製する
方法に係わる。本発明は特に、Bacillus th
ermoglucosidasiusからクローン化さ
れた新規なカタラーゼ、該カタラーゼを含有する組成
物、並びにカタラーゼを高収率で調製する方法であっ
て、遺伝子工学技術を用いてカタラーゼ遺伝子をクロー
ン化すること、発現ベクターを構築すること、及び宿主
細胞を形質転換することを含む方法に係わる。
ゼ、該カタラーゼの使用、及び該カタラーゼを調製する
方法に係わる。本発明は特に、Bacillus th
ermoglucosidasiusからクローン化さ
れた新規なカタラーゼ、該カタラーゼを含有する組成
物、並びにカタラーゼを高収率で調製する方法であっ
て、遺伝子工学技術を用いてカタラーゼ遺伝子をクロー
ン化すること、発現ベクターを構築すること、及び宿主
細胞を形質転換することを含む方法に係わる。
【0002】
【従来の技術】殺菌、清浄化、漂白及び消毒活性を有す
る過酸化水素は通常コンタクトレンズ消毒薬及び繊維材
料漂白剤中に用いられ、合法の食品添加物として認めら
れてもいる。しかし、過酸化水素は高い反応性を有する
遊離酸素を発生しがちであることが知られており、前記
酸素の強力な酸化作用はタンパク質の変性を惹起する。
従って、過酸化水素を用いてコンタクトレンズを消毒
し、または繊維材料を漂白した後には残留する過酸化水
素を分解して、使用者が望ましくない損傷を被らないよ
うにしなければならない。
る過酸化水素は通常コンタクトレンズ消毒薬及び繊維材
料漂白剤中に用いられ、合法の食品添加物として認めら
れてもいる。しかし、過酸化水素は高い反応性を有する
遊離酸素を発生しがちであることが知られており、前記
酸素の強力な酸化作用はタンパク質の変性を惹起する。
従って、過酸化水素を用いてコンタクトレンズを消毒
し、または繊維材料を漂白した後には残留する過酸化水
素を分解して、使用者が望ましくない損傷を被らないよ
うにしなければならない。
【0003】そのために、当業者はしばしばカタラーゼ
を用いて過酸化水素残留物を分解し、この方法は通常最
も有効と認められてもいる。例えば米国特許第4,58
5,488号、同第5,145,644号、同第5,3
62,647号及び同第5,521,091号に開示さ
れた、コンタクトレンズの消毒薬中に残存する過酸化水
素を分解する方法では、消毒作業時にカタラーゼを添加
する。また、英国特許出願公開第2216149号及び
JP−A−104781は、過酸化水素で漂白した基布
(textile substrate)を更にカタラ
ーゼで処理し、それによって染色ステップの前に過酸化
水素残留物を分解するべきであることを教示している。
を用いて過酸化水素残留物を分解し、この方法は通常最
も有効と認められてもいる。例えば米国特許第4,58
5,488号、同第5,145,644号、同第5,3
62,647号及び同第5,521,091号に開示さ
れた、コンタクトレンズの消毒薬中に残存する過酸化水
素を分解する方法では、消毒作業時にカタラーゼを添加
する。また、英国特許出願公開第2216149号及び
JP−A−104781は、過酸化水素で漂白した基布
(textile substrate)を更にカタラ
ーゼで処理し、それによって染色ステップの前に過酸化
水素残留物を分解するべきであることを教示している。
【0004】カタラーゼ[過酸化水素酸化還元酵素(E
C 1.11.1.6)]は、2個の過酸化水素分子
(H2O2)の、酸化による1個の酸素分子(O2)への
変換及び還元による2個の水分子(H2O)への変換を
触媒する酵素である。触媒反応は次のとおりである。
C 1.11.1.6)]は、2個の過酸化水素分子
(H2O2)の、酸化による1個の酸素分子(O2)への
変換及び還元による2個の水分子(H2O)への変換を
触媒する酵素である。触媒反応は次のとおりである。
【0005】
【化1】
【0006】カタラーゼは或る種の動物、植物及び微生
物細胞に存在し、前記細胞が好気的環境で生存するのに
必要な酵素である。現在入手可能なカタラーゼはほぼ総
てが上記細胞からの精製によって得られ、それらの中で
特にウシ肝臓由来のカタラーゼが、先に述べた目的のた
めに最も好ましいものであった。しかし、1990年、
BSE(ウシ海綿状脳症)として知られる慢性ウイルス
疾患がヨーロッパの牧牛(cattle herds)
の間に突発した。最近の研究によって、上記疾患にはヒ
トも感染する恐れが有ることが明らかとなった[Del
lar及びLacey, Nutr. Health
(Bicester) 7, pp.117−134,
1991; Dealler及びLacey, Fo
od Microbiol. 7, pp.253−2
80, 1990]。従って、工業的用途のためにウシ
肝カタラーゼに替えて微生物ソース由来などの、哺乳動
物以外に由来するカタラーゼを見出せれば有利である。
物細胞に存在し、前記細胞が好気的環境で生存するのに
必要な酵素である。現在入手可能なカタラーゼはほぼ総
てが上記細胞からの精製によって得られ、それらの中で
特にウシ肝臓由来のカタラーゼが、先に述べた目的のた
めに最も好ましいものであった。しかし、1990年、
BSE(ウシ海綿状脳症)として知られる慢性ウイルス
疾患がヨーロッパの牧牛(cattle herds)
の間に突発した。最近の研究によって、上記疾患にはヒ
トも感染する恐れが有ることが明らかとなった[Del
lar及びLacey, Nutr. Health
(Bicester) 7, pp.117−134,
1991; Dealler及びLacey, Fo
od Microbiol. 7, pp.253−2
80, 1990]。従って、工業的用途のためにウシ
肝カタラーゼに替えて微生物ソース由来などの、哺乳動
物以外に由来するカタラーゼを見出せれば有利である。
【0007】発酵によるカタラーゼ調製に用いられてい
る微生物に、Aspergillus niger、P
enicillium notatum、Microc
occus luteus等が含まれる。例えば、米国
特許第3,123,539号にはAspergillu
s niger及びPenicillium nota
tumなどの真菌に由来するカタラーゼが開示されてお
り、米国特許第2,635,069号、同第5,36
0,732号及び国際特許出願公開第93/17721
号にはAspergillus nigerから生じた
カタラーゼが開示されており、また米国特許第5,52
1,091号にはMicrococcusluteus
及びAspergillus nigerに由来するカ
タラーゼが開示されている。上記諸特許中に教示された
カタラーゼは、微生物を発酵させ、細胞体を破壊し、そ
の後粗な抽出物を精製することを含む通常の方法で調製
される。
る微生物に、Aspergillus niger、P
enicillium notatum、Microc
occus luteus等が含まれる。例えば、米国
特許第3,123,539号にはAspergillu
s niger及びPenicillium nota
tumなどの真菌に由来するカタラーゼが開示されてお
り、米国特許第2,635,069号、同第5,36
0,732号及び国際特許出願公開第93/17721
号にはAspergillus nigerから生じた
カタラーゼが開示されており、また米国特許第5,52
1,091号にはMicrococcusluteus
及びAspergillus nigerに由来するカ
タラーゼが開示されている。上記諸特許中に教示された
カタラーゼは、微生物を発酵させ、細胞体を破壊し、そ
の後粗な抽出物を精製することを含む通常の方法で調製
される。
【0008】しかし、上記のような発酵法で調製される
カタラーゼの収率は十分なものではない。例えば、米国
特許第3,123,539号にはMicrococcu
sluteusの細胞体(湿潤重量95lb.)から回
収した1000gのタンパク質産物から5%のカタラー
ゼしか得られないことが開示されているし、米国特許第
2,635,069号はAspergillus ni
gerの作用から得られる粗なタンパク質抽出物が1g
当たり2.4単位のカタラーゼ活性しか有しないことを
教示している。カタラーゼ収率を改善するべく、米国特
許第5,360,732号では新規なAspergil
lus niger株の作製が試みられ、その結果得ら
れた触媒活性は粗なタンパク質抽出物1mg当たり1
4.17単位である。国際特許出願公開第93/177
21号の表1に示されたデータによれば、Asperg
illus nigerの比活性は1μg当たり約7.
5単位である。上記14.17単位の活性は1.9μg
のカタラーゼによってもたらされると計算される。換言
すれば、米国特許第5,360,732号で得られた粗
なタンパク質抽出物は0.2%未満のカタラーゼしか含
有しない。
カタラーゼの収率は十分なものではない。例えば、米国
特許第3,123,539号にはMicrococcu
sluteusの細胞体(湿潤重量95lb.)から回
収した1000gのタンパク質産物から5%のカタラー
ゼしか得られないことが開示されているし、米国特許第
2,635,069号はAspergillus ni
gerの作用から得られる粗なタンパク質抽出物が1g
当たり2.4単位のカタラーゼ活性しか有しないことを
教示している。カタラーゼ収率を改善するべく、米国特
許第5,360,732号では新規なAspergil
lus niger株の作製が試みられ、その結果得ら
れた触媒活性は粗なタンパク質抽出物1mg当たり1
4.17単位である。国際特許出願公開第93/177
21号の表1に示されたデータによれば、Asperg
illus nigerの比活性は1μg当たり約7.
5単位である。上記14.17単位の活性は1.9μg
のカタラーゼによってもたらされると計算される。換言
すれば、米国特許第5,360,732号で得られた粗
なタンパク質抽出物は0.2%未満のカタラーゼしか含
有しない。
【0009】Shuichi Furuta及びHir
oaki HayashiはJ.Biochem. 1
07, pp.708−713, 1990に、遺伝子
工学技術を用いての組み換えカタラーゼ遺伝子の発現を
開示している。しかし、産生されるカタラーゼの収率は
高くなく、更に精製する前は16mg/4lでしかな
い。
oaki HayashiはJ.Biochem. 1
07, pp.708−713, 1990に、遺伝子
工学技術を用いての組み換えカタラーゼ遺伝子の発現を
開示している。しかし、産生されるカタラーゼの収率は
高くなく、更に精製する前は16mg/4lでしかな
い。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、当分野
で現在用いられているカタラーゼをそのソースと調製方
法との両方において改良する必要性は依然として存在す
る。
で現在用いられているカタラーゼをそのソースと調製方
法との両方において改良する必要性は依然として存在す
る。
【0011】従って本発明は、新規なカタラーゼをクロ
ーン化することを目的とする。
ーン化することを目的とする。
【0012】本発明は更に、微生物由来のカタラーゼを
遺伝子工学技術を用いて調製する方法を提供することも
目的とする。本発明によれば、カタラーゼを高収率で取
得できるのみでなく、得られたカタラーゼは優れた活性
を示し得る。
遺伝子工学技術を用いて調製する方法を提供することも
目的とする。本発明によれば、カタラーゼを高収率で取
得できるのみでなく、得られたカタラーゼは優れた活性
を示し得る。
【0013】本発明は、本発明の上記方法実施の途上で
構築する新規な組み換えプラスミド及び新規な形質転換
細胞の提供も目的とする。
構築する新規な組み換えプラスミド及び新規な形質転換
細胞の提供も目的とする。
【0014】本発明の新規なカタラーゼを含有する、コ
ンタクトレンズ上に残存する残留消毒薬中の過酸化水素
の分解に有用な組成物を提供することも本発明の目的で
ある。
ンタクトレンズ上に残存する残留消毒薬中の過酸化水素
の分解に有用な組成物を提供することも本発明の目的で
ある。
【0015】
【課題を解決するための手段、及び発明の実施の形態】
本明細書の最初に、本発明と看做されるものを特定し、
かつそれについて明確に特許請求する特許請求の範囲各
項を挙げてあるが、本発明とその実施例に関する以下の
詳細な説明を読めば本発明をより良く理解できると考え
られる。
本明細書の最初に、本発明と看做されるものを特定し、
かつそれについて明確に特許請求する特許請求の範囲各
項を挙げてあるが、本発明とその実施例に関する以下の
詳細な説明を読めば本発明をより良く理解できると考え
られる。
【0016】本発明の新規なカタラーゼ遺伝子は、Bo
l及びYashin, Gene109, pp.31
−37, 1991に開示された枯草菌のカタラーゼ遺
伝子(kat 19)の5′末端及び3′末端DNA配
列から合成した適正な5′及び3′プライマーを用いて
Bacillus thermoglucosidas
iusからクローン化する。得られた遺伝子を配列決定
したところ図5に示した配列が得られ、この遺伝子のk
at 19遺伝子との類似性は74.4%である。本発
明の遺伝子を適当な発現ベクターに挿入し、このベクタ
ーで適当な宿主細胞を形質転換し、その後宿主細胞にお
いて前記遺伝子を発現させることにより、図6に示した
アミノ酸配列を有する本発明の新規なカタラーゼを得る
ことができる。本発明の提供する新規なカタラーゼはい
ずれの文献にも決して開示されていない。
l及びYashin, Gene109, pp.31
−37, 1991に開示された枯草菌のカタラーゼ遺
伝子(kat 19)の5′末端及び3′末端DNA配
列から合成した適正な5′及び3′プライマーを用いて
Bacillus thermoglucosidas
iusからクローン化する。得られた遺伝子を配列決定
したところ図5に示した配列が得られ、この遺伝子のk
at 19遺伝子との類似性は74.4%である。本発
明の遺伝子を適当な発現ベクターに挿入し、このベクタ
ーで適当な宿主細胞を形質転換し、その後宿主細胞にお
いて前記遺伝子を発現させることにより、図6に示した
アミノ酸配列を有する本発明の新規なカタラーゼを得る
ことができる。本発明の提供する新規なカタラーゼはい
ずれの文献にも決して開示されていない。
【0017】本発明は、遺伝子工学技術を用いてカタラ
ーゼを調製する方法も提供し、この方法は(a)適正な
転写プロモーターを有する発現ベクターにカタラーゼを
コードする遺伝子を挿入することによって組み換えプラ
スミドを構築し、(b)前記組み換えプラスミドで適正
な宿主細胞を形質転換し、(c)得られた形質転換細胞
を該細胞におけるカタラーゼ遺伝子の発現に適した条件
下に培養し、(d)発現されたカタラーゼタンパク質を
精製することを含む。
ーゼを調製する方法も提供し、この方法は(a)適正な
転写プロモーターを有する発現ベクターにカタラーゼを
コードする遺伝子を挿入することによって組み換えプラ
スミドを構築し、(b)前記組み換えプラスミドで適正
な宿主細胞を形質転換し、(c)得られた形質転換細胞
を該細胞におけるカタラーゼ遺伝子の発現に適した条件
下に培養し、(d)発現されたカタラーゼタンパク質を
精製することを含む。
【0018】本発明の新規な方法は、先に述べた本発明
の新規なカタラーゼの作製に有用であるのみでなく、他
の微生物ソースに由来するカタラーゼのクローニングに
用いることも可能である。本発明の方法は特に、遺伝子
ライブラリーから得られる様々な微生物のカタラーゼ遺
伝子のDNA配列に基づいて適当なプライマーを設計
し、このプライマーを用いて所定の微生物の染色体に存
在するカタラーゼ遺伝子を増幅し、発現ベクターを構築
し、該ベクターで宿主細胞を形質転換し、その後遺伝子
を発現させて所望のカタラーゼを得ることを含む。
の新規なカタラーゼの作製に有用であるのみでなく、他
の微生物ソースに由来するカタラーゼのクローニングに
用いることも可能である。本発明の方法は特に、遺伝子
ライブラリーから得られる様々な微生物のカタラーゼ遺
伝子のDNA配列に基づいて適当なプライマーを設計
し、このプライマーを用いて所定の微生物の染色体に存
在するカタラーゼ遺伝子を増幅し、発現ベクターを構築
し、該ベクターで宿主細胞を形質転換し、その後遺伝子
を発現させて所望のカタラーゼを得ることを含む。
【0019】本発明に有用な微生物は、カタラーゼ遺伝
子を有する任意の微生物、好ましくは細菌であり得る。
本発明の新規なカタラーゼの作製に本発明により用い得
る細菌は、例えば枯草菌(Bacillus subt
ilis)(ATCC 6051、6633など)、大
腸菌(Escherichia coli)DH5α、
緑膿菌(Pseudomonas aeruginos
a)(ATCC 29260など)及びBacillu
s thermoglucosidasius(ATC
C 43742など)であり得る。用いる微生物はいず
れか特定のものに限定されず、当業者が彼等自身の必要
に応じて選択することが可能である。
子を有する任意の微生物、好ましくは細菌であり得る。
本発明の新規なカタラーゼの作製に本発明により用い得
る細菌は、例えば枯草菌(Bacillus subt
ilis)(ATCC 6051、6633など)、大
腸菌(Escherichia coli)DH5α、
緑膿菌(Pseudomonas aeruginos
a)(ATCC 29260など)及びBacillu
s thermoglucosidasius(ATC
C 43742など)であり得る。用いる微生物はいず
れか特定のものに限定されず、当業者が彼等自身の必要
に応じて選択することが可能である。
【0020】微生物に由来するカタラーゼ遺伝子の増幅
はポリメラーゼ連鎖反応(PCR)など、いずれか通常
の方法を用いて行ない得る。ポリメラーゼ連鎖反応は1
980年代以降広く用いられている、所定の遺伝子を増
幅する技術であり(例えば米国特許第4,683,19
5号及び同第4,683,202号参照)、そのプロト
コルは次のとおりである。まず、生物試料から標的核酸
を単離する。次に、二本鎖の標的遺伝子を変性させ、標
的遺伝子の各一方の側の単鎖の核酸配列に基づいて作製
したプライマーとアニールさせる。その後、適量のデオ
キシヌクレオチド三リン酸(deoxynucleot
ide triphosphates)の存在下にポリ
メラーゼを用いて増幅を行なう。必要な反応パラメータ
ー及び試薬は当業者に良く知られている。上述のポリメ
ラーゼ連鎖反応は、1段階ずつ生起させることも可能で
あるが、普通は市販の自動機械(即ちサーモサイクラ
ー)を用いて生起させる。
はポリメラーゼ連鎖反応(PCR)など、いずれか通常
の方法を用いて行ない得る。ポリメラーゼ連鎖反応は1
980年代以降広く用いられている、所定の遺伝子を増
幅する技術であり(例えば米国特許第4,683,19
5号及び同第4,683,202号参照)、そのプロト
コルは次のとおりである。まず、生物試料から標的核酸
を単離する。次に、二本鎖の標的遺伝子を変性させ、標
的遺伝子の各一方の側の単鎖の核酸配列に基づいて作製
したプライマーとアニールさせる。その後、適量のデオ
キシヌクレオチド三リン酸(deoxynucleot
ide triphosphates)の存在下にポリ
メラーゼを用いて増幅を行なう。必要な反応パラメータ
ー及び試薬は当業者に良く知られている。上述のポリメ
ラーゼ連鎖反応は、1段階ずつ生起させることも可能で
あるが、普通は市販の自動機械(即ちサーモサイクラ
ー)を用いて生起させる。
【0021】増幅によって得たカタラーゼ遺伝子を、通
常の方法を用いて適当な発現ベクターに挿入する。前記
発現ベクターにはpBR、pUC、pUBまたはpET
シリーズのプラスミドなどの、細菌、酵母、哺乳動物ま
たは昆虫細胞発現系において有用な任意のベクターが含
まれる。当業者であれば、通常使用または選択するベク
ターの中から自身の必要に応じて適正なものを採用し得
る。
常の方法を用いて適当な発現ベクターに挿入する。前記
発現ベクターにはpBR、pUC、pUBまたはpET
シリーズのプラスミドなどの、細菌、酵母、哺乳動物ま
たは昆虫細胞発現系において有用な任意のベクターが含
まれる。当業者であれば、通常使用または選択するベク
ターの中から自身の必要に応じて適正なものを採用し得
る。
【0022】構築した発現ベクターを後に適正な宿主細
胞の形質転換に用い、その後宿主細胞において発現させ
る。本発明によれば、用い得る宿主細胞には例えば細菌
細胞(大腸菌や枯草菌など)、酵母細胞(醸造(bre
wing)酵母など)、哺乳動物細胞(マウス線維芽細
胞など)及び昆虫細胞が含まれ、好ましいのは細菌細胞
で、大腸菌細胞であれば更に好ましい。形質転換細胞
を、異種遺伝子保有(heterogenetic)プ
ラスミドの大量発現を容易にする条件下に培養し、その
後所望のタンパク質産物を分離する。本発明によれば、
粗なタンパク質抽出物は15〜50%の活性カタラーゼ
を含有する。ヒスチジンアフィニティークロマトグラフ
ィーやアセトン沈澱などの通常の方法で精製後、純度9
5%のカタラーゼを得ることができる。
胞の形質転換に用い、その後宿主細胞において発現させ
る。本発明によれば、用い得る宿主細胞には例えば細菌
細胞(大腸菌や枯草菌など)、酵母細胞(醸造(bre
wing)酵母など)、哺乳動物細胞(マウス線維芽細
胞など)及び昆虫細胞が含まれ、好ましいのは細菌細胞
で、大腸菌細胞であれば更に好ましい。形質転換細胞
を、異種遺伝子保有(heterogenetic)プ
ラスミドの大量発現を容易にする条件下に培養し、その
後所望のタンパク質産物を分離する。本発明によれば、
粗なタンパク質抽出物は15〜50%の活性カタラーゼ
を含有する。ヒスチジンアフィニティークロマトグラフ
ィーやアセトン沈澱などの通常の方法で精製後、純度9
5%のカタラーゼを得ることができる。
【0023】カタラーゼを本発明の方法に従って作製す
ることは、操作が単純でしかも低コストである点のみで
なく、発酵などの通常の方法のいずれによるよりも大量
に作製できる点でも有利である。加えて、作製したカタ
ラーゼは著しく優れた触媒活性を有し、従って過酸化水
素分解のための組成物、特にコンタクトレンズ上に残存
する残留過酸化水素除去のための組成物中に用いるのに
きわめて適している。
ることは、操作が単純でしかも低コストである点のみで
なく、発酵などの通常の方法のいずれによるよりも大量
に作製できる点でも有利である。加えて、作製したカタ
ラーゼは著しく優れた触媒活性を有し、従って過酸化水
素分解のための組成物、特にコンタクトレンズ上に残存
する残留過酸化水素除去のための組成物中に用いるのに
きわめて適している。
【0024】本発明はその一形態において、本発明の新
規なカタラーゼを含有する、コンタクトレンズ上に残存
する残留過酸化水素を分解する組成物を提供する。
規なカタラーゼを含有する、コンタクトレンズ上に残存
する残留過酸化水素を分解する組成物を提供する。
【0025】本発明により作製されたカタラーゼを含有
する組成物の調製、並びに該組成物の組成及び適用方法
はいずれも当業者に良く知られている。参考文献には、
例えば米国特許第5,521,091号、同第5,36
2,647号、同第5,145,644号及び同第4,
585,488号が含まれると考えられる。上記組成物
は溶液剤として、または錠剤、カプセル剤等を含めた固
体形態として調製し得る。
する組成物の調製、並びに該組成物の組成及び適用方法
はいずれも当業者に良く知られている。参考文献には、
例えば米国特許第5,521,091号、同第5,36
2,647号、同第5,145,644号及び同第4,
585,488号が含まれると考えられる。上記組成物
は溶液剤として、または錠剤、カプセル剤等を含めた固
体形態として調製し得る。
【0026】一具体例において本発明の組成物は、本発
明のカタラーゼを含有する水性でかつ実質的に等張性の
液体媒質を含む。前記水性でかつ実質的に等張性の液体
媒質は好ましくは、通常の緩衝液成分をpH調節有効量
で含有する。更に好ましくは、緩衝液成分は液体媒質の
pHを約3〜約10、例えば約6〜約8に調節するのに
有効である。
明のカタラーゼを含有する水性でかつ実質的に等張性の
液体媒質を含む。前記水性でかつ実質的に等張性の液体
媒質は好ましくは、通常の緩衝液成分をpH調節有効量
で含有する。更に好ましくは、緩衝液成分は液体媒質の
pHを約3〜約10、例えば約6〜約8に調節するのに
有効である。
【0027】カタラーゼの用量は好ましくは、消毒済み
のコンタクトレンズ上の過酸化水素含有媒質中に存在す
る過酸化水素を総て分解するのに十分であり、しかもレ
ンズ自体、及び安全で快適な装着に有害でない量とす
る。典型的には、用いるカタラーゼは、カタラーゼ活性
が液体媒質1ml当たり約10〜約1000、より好ま
しくは約20〜約800国際単位となる量で存在させ
る。
のコンタクトレンズ上の過酸化水素含有媒質中に存在す
る過酸化水素を総て分解するのに十分であり、しかもレ
ンズ自体、及び安全で快適な装着に有害でない量とす
る。典型的には、用いるカタラーゼは、カタラーゼ活性
が液体媒質1ml当たり約10〜約1000、より好ま
しくは約20〜約800国際単位となる量で存在させ
る。
【0028】別の具体例では、本発明の組成物は錠剤、
カプセル剤、1種以上の固体粒子等の形態で存在し得る
固体組成物である。前記固体組成物は被覆された部分、
例えば芯と、遮蔽もしくは放出遅延化要素とを有する。
被覆部分もしくは芯は本発明のカタラーゼを含有する。
遮蔽要素(ポリビニルピロリドン及びポリビニルアルコ
ールなどの水溶性ビニルポリマー; 水溶性タンパク
質; 多糖及びメチルセルロースなどのセルロース誘導
体を含み得る)は、最初に組成物が過酸化水素含有液体
媒質と接触した後媒質中へのカタラーゼの放出を、好ま
しくはレンズが過酸化水素によって消毒されるのに十分
な時間だけ遅延させるように機能する。このような組成
物の調製の詳細については、先に挙げた文献を参照し得
る。
カプセル剤、1種以上の固体粒子等の形態で存在し得る
固体組成物である。前記固体組成物は被覆された部分、
例えば芯と、遮蔽もしくは放出遅延化要素とを有する。
被覆部分もしくは芯は本発明のカタラーゼを含有する。
遮蔽要素(ポリビニルピロリドン及びポリビニルアルコ
ールなどの水溶性ビニルポリマー; 水溶性タンパク
質; 多糖及びメチルセルロースなどのセルロース誘導
体を含み得る)は、最初に組成物が過酸化水素含有液体
媒質と接触した後媒質中へのカタラーゼの放出を、好ま
しくはレンズが過酸化水素によって消毒されるのに十分
な時間だけ遅延させるように機能する。このような組成
物の調製の詳細については、先に挙げた文献を参照し得
る。
【0029】
【実施例】本発明の内容を、以下の非限定的な実施例に
よって更に詳述する。
よって更に詳述する。
【0030】実施例1 発現プラスミドpET 20b/kat 19の構築 A.枯草菌からの染色体DNAの抽出 Bacto−trypton(10g)、Bacto−
yeast抽出物(5g)及びNaCl(10g)を1
lの脱イオン水に溶解させた。溶液のpH値を1N N
aOHで7.5に調節した。溶液を高圧滅菌及び冷却し
て、Luria−Bertani(LB)培地と呼称さ
れる培地を得た。この培地に2mlの50mg/mlア
ンピシリンを補充してLB/Amp培地とした。
yeast抽出物(5g)及びNaCl(10g)を1
lの脱イオン水に溶解させた。溶液のpH値を1N N
aOHで7.5に調節した。溶液を高圧滅菌及び冷却し
て、Luria−Bertani(LB)培地と呼称さ
れる培地を得た。この培地に2mlの50mg/mlア
ンピシリンを補充してLB/Amp培地とした。
【0031】枯草菌株(ATCC 6051)を3ml
のLBブイヨン中で37℃で24時間振盪下に培養し
た。培養物を15分間遠心し(5krpm/分)、水で
1回洗浄し、その後再び遠心した。上清を除去後、試料
に0.75mlの水を添加し、次いで抽出のために0.
75mlのフェノールを添加した。30分後、抽出物を
15分間遠心し(12krpm)、下層を除去した後
0.75mlのフェノールで30分間抽出した。得られ
た抽出物を15分間遠心し(12krpm)、フェノー
ル層を除去した後0.75mlのクロロホルムで15分
間抽出し、再び遠心した(12krpm)。下層を除去
し、抽出物に2体積のエタノールを添加し、更に15分
間遠心(12krpm)を行なった。DNAが沈澱した
のでこれを75%エタノールで1回洗浄し、pH7.5
の10mMトリス−HClと1mMEDTAとを含有す
るTE緩衝液で溶解させた。
のLBブイヨン中で37℃で24時間振盪下に培養し
た。培養物を15分間遠心し(5krpm/分)、水で
1回洗浄し、その後再び遠心した。上清を除去後、試料
に0.75mlの水を添加し、次いで抽出のために0.
75mlのフェノールを添加した。30分後、抽出物を
15分間遠心し(12krpm)、下層を除去した後
0.75mlのフェノールで30分間抽出した。得られ
た抽出物を15分間遠心し(12krpm)、フェノー
ル層を除去した後0.75mlのクロロホルムで15分
間抽出し、再び遠心した(12krpm)。下層を除去
し、抽出物に2体積のエタノールを添加し、更に15分
間遠心(12krpm)を行なった。DNAが沈澱した
のでこれを75%エタノールで1回洗浄し、pH7.5
の10mMトリス−HClと1mMEDTAとを含有す
るTE緩衝液で溶解させた。
【0032】B.枯草菌カタラーゼ遺伝子(kat 1
9)のクローニング 5′及び3′プライマーの合成 :Bol及びYashi
n, Gene 109, pp.31−37, 19
91に開示された枯草菌YB 2003のカタラーゼ遺
伝子(kat 19遺伝子; 図2参照)の5′及び
3′末端配列に基づき、DNA配列 TTCATATGAGTTCAAATAAACTGAC
AACT (この配列はNdeI制限酵素の遺伝子を含む)を有す
る5′プライマーNdeI−kat 19(+)と、D
NA配列 TTCTCGAGTTAAGAATCTTTTTTAA
TCGGCAA (この配列はXhoI制限酵素の遺伝子を含む)を有す
る3′プライマーkat19−XhoI(−)とを合成
した。
9)のクローニング 5′及び3′プライマーの合成 :Bol及びYashi
n, Gene 109, pp.31−37, 19
91に開示された枯草菌YB 2003のカタラーゼ遺
伝子(kat 19遺伝子; 図2参照)の5′及び
3′末端配列に基づき、DNA配列 TTCATATGAGTTCAAATAAACTGAC
AACT (この配列はNdeI制限酵素の遺伝子を含む)を有す
る5′プライマーNdeI−kat 19(+)と、D
NA配列 TTCTCGAGTTAAGAATCTTTTTTAA
TCGGCAA (この配列はXhoI制限酵素の遺伝子を含む)を有す
る3′プライマーkat19−XhoI(−)とを合成
した。
【0033】ポリメラーゼ連鎖反応(PCR):10μ
lの2.5mM dNTP、10μlの10×PC2緩
衝液(50μMトリス−HCl、pH9.1、16mM
硫酸アンモニウム、3.5mM MgCl2及び150
μg/ml BSA含有)1.0μlの0.2μg/m
l 5′プライマー、1.0μlの0.2μg/ml
3′プライマー、78μlの水及び1.0μlの5U/
μl Klentaq(LA Technology
Inc., USA)を含有する溶液に0.5μgの枯
草菌染色体DNAを添加し、次いで50μlの鉱油を添
加した。サーモサイクラー(Robocycler;
STRATAGENE, USA)の反応パラメーター
を次のように設定した。即ち、94℃で1分間の操作を
1サイクル実施し、94℃で30秒間、54℃で1分
間、及び72℃で1.5分間の三つの操作を30サイク
ル繰り返すこととした。ポリメラーゼ連鎖反応後、得ら
れた生成物をQIA高速Spin PCR精製試薬キッ
ト(QIAGEN, Germany)を用いて精製
し、その後100μlの水で溶離した。0.8%アガロ
ースゲル電気泳動に基づき、かつエチジウムブロミドで
の染色を行なう分析によって増幅生成物を、前以って予
測した大きさの、即ち約1.5kbの所望のDNA断片
として同定した。
lの2.5mM dNTP、10μlの10×PC2緩
衝液(50μMトリス−HCl、pH9.1、16mM
硫酸アンモニウム、3.5mM MgCl2及び150
μg/ml BSA含有)1.0μlの0.2μg/m
l 5′プライマー、1.0μlの0.2μg/ml
3′プライマー、78μlの水及び1.0μlの5U/
μl Klentaq(LA Technology
Inc., USA)を含有する溶液に0.5μgの枯
草菌染色体DNAを添加し、次いで50μlの鉱油を添
加した。サーモサイクラー(Robocycler;
STRATAGENE, USA)の反応パラメーター
を次のように設定した。即ち、94℃で1分間の操作を
1サイクル実施し、94℃で30秒間、54℃で1分
間、及び72℃で1.5分間の三つの操作を30サイク
ル繰り返すこととした。ポリメラーゼ連鎖反応後、得ら
れた生成物をQIA高速Spin PCR精製試薬キッ
ト(QIAGEN, Germany)を用いて精製
し、その後100μlの水で溶離した。0.8%アガロ
ースゲル電気泳動に基づき、かつエチジウムブロミドで
の染色を行なう分析によって増幅生成物を、前以って予
測した大きさの、即ち約1.5kbの所望のDNA断片
として同定した。
【0034】C.発現プラスミドpET 20b/ka
t 19の構築(図1) PCR生成物を制限酵素NdeI及びXhoIで消化
し、37℃で3時間反応させ、その後アガロースゲル電
気泳動により分離して約1.5kbの断片を得た。この
DNA断片を電気泳動で溶離し、続いてQIA高速Sp
in PCR精製キットを用いて精製した。精製したD
NAを、T4 DNAリガーゼと16℃で16時間反応
させることにより、制限酵素NdeI及びXhoIで予
め消化した発現ベクターpET 20b(Novoge
n, USA)に挿入した。連結後、反応混合物を用い
てDH5αコンピテント細胞を形質転換し、その後pE
T20bより大きい組み換えプラスミドを選別した。制
限酵素と、Sequence Version 2.0
DNA配列決定キット(United States
Biochemical)及びプライマーとしてのT
7プロモーター配列(ATTAATACGACTCAC
TATAGG)を用いるSanger法に基づくDNA
配列決定技術とを用いる分析によって1.5kbのクロ
ーン化DNA断片がkat 19遺伝子であることを確
認し、このようにして発現プラスミドpET 20b/
kat 19の構築を完了した。
t 19の構築(図1) PCR生成物を制限酵素NdeI及びXhoIで消化
し、37℃で3時間反応させ、その後アガロースゲル電
気泳動により分離して約1.5kbの断片を得た。この
DNA断片を電気泳動で溶離し、続いてQIA高速Sp
in PCR精製キットを用いて精製した。精製したD
NAを、T4 DNAリガーゼと16℃で16時間反応
させることにより、制限酵素NdeI及びXhoIで予
め消化した発現ベクターpET 20b(Novoge
n, USA)に挿入した。連結後、反応混合物を用い
てDH5αコンピテント細胞を形質転換し、その後pE
T20bより大きい組み換えプラスミドを選別した。制
限酵素と、Sequence Version 2.0
DNA配列決定キット(United States
Biochemical)及びプライマーとしてのT
7プロモーター配列(ATTAATACGACTCAC
TATAGG)を用いるSanger法に基づくDNA
配列決定技術とを用いる分析によって1.5kbのクロ
ーン化DNA断片がkat 19遺伝子であることを確
認し、このようにして発現プラスミドpET 20b/
kat 19の構築を完了した。
【0035】実施例2 発現プラスミドpET 15b/kat 19の構築
(図3) kat 19遺伝子を制限酵素NdeI及びXhoIで
消化し、その後アガロースゲル電気泳動で分離して約
1.5kbの断片を得た。このDNA断片を電気泳動で
溶離し、QIA高速Spin PCR精製キットを用い
て精製した。精製したDNAを、T4 DNAリガーゼ
と16℃で16時間反応させることにより、制限酵素N
deI及びXhoIで予め消化した発現ベクターpET
15bに連結し、それによって発現プラスミドpET
15b/kat 19の構築を完了した。T7プロモ
ーター配列をプライマーとして用いて5′末端DNA配
列を決定し、発現プラスミドpET 15b/kat
19をクローン化したことを確認した。
(図3) kat 19遺伝子を制限酵素NdeI及びXhoIで
消化し、その後アガロースゲル電気泳動で分離して約
1.5kbの断片を得た。このDNA断片を電気泳動で
溶離し、QIA高速Spin PCR精製キットを用い
て精製した。精製したDNAを、T4 DNAリガーゼ
と16℃で16時間反応させることにより、制限酵素N
deI及びXhoIで予め消化した発現ベクターpET
15bに連結し、それによって発現プラスミドpET
15b/kat 19の構築を完了した。T7プロモ
ーター配列をプライマーとして用いて5′末端DNA配
列を決定し、発現プラスミドpET 15b/kat
19をクローン化したことを確認した。
【0036】実施例3 発現プラスミドpET 20b/kat TGの構築
(図4) Bacillus thermoglucosidas
ius (ATCC 43742)の細胞を55℃で培養
し、得られた細菌培養物から染色体DNAを、実施例1
に述べた方法に従い抽出した。Bacillus th
ermoglucosidasiusのカタラーゼ遺伝
子を増幅する操作は、試料をBacillus the
rmoglucosidasius染色体DNAとした
こと以外実施例1の操作と同様である。
(図4) Bacillus thermoglucosidas
ius (ATCC 43742)の細胞を55℃で培養
し、得られた細菌培養物から染色体DNAを、実施例1
に述べた方法に従い抽出した。Bacillus th
ermoglucosidasiusのカタラーゼ遺伝
子を増幅する操作は、試料をBacillus the
rmoglucosidasius染色体DNAとした
こと以外実施例1の操作と同様である。
【0037】ポリメラーゼ連鎖反応後、1.5kbのD
NA断片を得た。このDNA断片を精製し、37℃で2
時間制限酵素XhoIで消化し、再び精製し、その後4
℃で貯蔵した。
NA断片を得た。このDNA断片を精製し、37℃で2
時間制限酵素XhoIで消化し、再び精製し、その後4
℃で貯蔵した。
【0038】発現ベクターpET 20bを37℃で2
時間制限酵素NdeIで消化し、これを精製後Klen
ow酵素で処理した。ベクターを再び精製し、37℃で
2時間制限酵素XhoIで消化した。0.8%アガロー
スゲルを用いてDNAを分離し、得られた3.7kb断
片を電気泳動によって溶離し、QIA高速SpinPC
R精製キットを用いて精製して、後続ステップにおいて
有用なpET 20bベクターを作製した(このベクタ
ーのNdeI部位は満たされ、XhoI部位は切断され
て開いたままであった)。次に、前記ベクターを先に述
べた1.5kb断片に、T4 DNAリガーゼを用いて
連結して16℃で16時間インキュベートし、得られた
ベクターを用いてDH5αコンピテント細胞を形質転換
した。選別操作後、発現ベクターpET 20b/ka
t TGを得た。Sequence Version
2.0 DNA配列決定キットを用いるSanger法
に基づくDNA配列分析を行なったところ、クローン化
したDNA断片(そのDNA配列を図5に示す)がka
t 19遺伝子に対して74.4%の類似性を有するこ
とが判明した。加えて、このDNA断片の翻訳によって
得られるタンパク質産物(そのアミノ酸配列を図6に示
す)は枯草菌の栄養(vegetative)細胞カタ
ラーゼに対して81.0%の類似性を有することが判明
した。
時間制限酵素NdeIで消化し、これを精製後Klen
ow酵素で処理した。ベクターを再び精製し、37℃で
2時間制限酵素XhoIで消化した。0.8%アガロー
スゲルを用いてDNAを分離し、得られた3.7kb断
片を電気泳動によって溶離し、QIA高速SpinPC
R精製キットを用いて精製して、後続ステップにおいて
有用なpET 20bベクターを作製した(このベクタ
ーのNdeI部位は満たされ、XhoI部位は切断され
て開いたままであった)。次に、前記ベクターを先に述
べた1.5kb断片に、T4 DNAリガーゼを用いて
連結して16℃で16時間インキュベートし、得られた
ベクターを用いてDH5αコンピテント細胞を形質転換
した。選別操作後、発現ベクターpET 20b/ka
t TGを得た。Sequence Version
2.0 DNA配列決定キットを用いるSanger法
に基づくDNA配列分析を行なったところ、クローン化
したDNA断片(そのDNA配列を図5に示す)がka
t 19遺伝子に対して74.4%の類似性を有するこ
とが判明した。加えて、このDNA断片の翻訳によって
得られるタンパク質産物(そのアミノ酸配列を図6に示
す)は枯草菌の栄養(vegetative)細胞カタ
ラーゼに対して81.0%の類似性を有することが判明
した。
【0039】実施例4 発現プラスミドpET 20b/kat HPIIの構
築(図7) 大腸菌DH5α(GIBCO BRL, USA)の染
色体DNAを、実施例1に述べた方法に従って抽出し
た。J. Bacteriol. 173, pp.5
14−520, 1991に開示された大腸菌HPII
遺伝子のDNA配列(図8参照)に基づき、DNA配列 TCCCATATGTCGCAACATAACGAAA
AGAAC (この配列は制限酵素NdeIの遺伝子を含む)を有す
る5′プライマーNdeI−HPII(+)と、DNA
配列 TTTCTCGAGGGCAGGAATTTTGTCA
ATCTTAGG (この配列は制限酵素XhoIの遺伝子を含む)を有す
る3′プライマーHPII−XhoI(−)とを合成し
た。大腸菌DH5αの染色体DNAを鋳型として用い
て、HPII遺伝子を実施例1に示したのと同じPCR
条件下に増幅した(ただし、プライマー伸長時間は2分
とした)。その結果、2.0kb(予測した大きさ)の
DNA断片を得た。
築(図7) 大腸菌DH5α(GIBCO BRL, USA)の染
色体DNAを、実施例1に述べた方法に従って抽出し
た。J. Bacteriol. 173, pp.5
14−520, 1991に開示された大腸菌HPII
遺伝子のDNA配列(図8参照)に基づき、DNA配列 TCCCATATGTCGCAACATAACGAAA
AGAAC (この配列は制限酵素NdeIの遺伝子を含む)を有す
る5′プライマーNdeI−HPII(+)と、DNA
配列 TTTCTCGAGGGCAGGAATTTTGTCA
ATCTTAGG (この配列は制限酵素XhoIの遺伝子を含む)を有す
る3′プライマーHPII−XhoI(−)とを合成し
た。大腸菌DH5αの染色体DNAを鋳型として用い
て、HPII遺伝子を実施例1に示したのと同じPCR
条件下に増幅した(ただし、プライマー伸長時間は2分
とした)。その結果、2.0kb(予測した大きさ)の
DNA断片を得た。
【0040】発現プラスミドpET 20b/kat
HPIIの構築は、実施例1に述べた方法に従って行な
った。制限酵素及びDNA配列決定技術を用いる分析に
よって、2.0kbのクローン化DNA断片がHPII
遺伝子であることを確認した。
HPIIの構築は、実施例1に述べた方法に従って行な
った。制限酵素及びDNA配列決定技術を用いる分析に
よって、2.0kbのクローン化DNA断片がHPII
遺伝子であることを確認した。
【0041】上述のプラスミドpET 20b/kat
19、pET 15b/kat19、pET 20b
/kat HPII及びpET 20b/kat TG
は、ブダペスト条約に従い1997年11月18日付で
American Type Culture Col
lection(ATCC), 12301 Park
lawn Drive, Rockville, MD
20852, USAに、受託番号第ATCC 20
9467号、第ATCC 209469号、第ATCC
209470号及び第ATCC 209468号の下
にそれぞれ寄託した。
19、pET 15b/kat19、pET 20b
/kat HPII及びpET 20b/kat TG
は、ブダペスト条約に従い1997年11月18日付で
American Type Culture Col
lection(ATCC), 12301 Park
lawn Drive, Rockville, MD
20852, USAに、受託番号第ATCC 20
9467号、第ATCC 209469号、第ATCC
209470号及び第ATCC 209468号の下
にそれぞれ寄託した。
【0042】実施例5 カタラーゼの発現 発現ベクターpET 20b、pET 15b、pET
20b/kat 19、pET 20b/kat T
G及びpET 20b/kat HPIIを用いて大腸
菌BL21(DE3)株の細胞を形質転換し、これらの
細菌を20mlのLB/Amp培地中で、O.D.60
0値が2.0に達するまで37℃で攪拌下に培養した。
培養物に0.1mMイソプロピルチオ−β−ガラクトシ
ド(IPTG)を添加してカタラーゼの発現を誘導し
た。24時間後、細菌を回収した。各1.5mlの回収
細菌懸濁液を遠心し、その後上清を除去した。懸濁液
に、まず150μlの50mMリン酸ナトリウム緩衝液
(pH6.0)を添加し、次いで0.1Mジチオトレイ
トール、2% SDS、0.08Mトリス−Cl、15
%グリセロール及び0.06%ブロモフェノールブルー
を含有する2倍電気泳動タンパク質染料150μlを添
加した。混合物を95℃で5分間加熱し、その後5分間
遠心した(12krpm)。次に、得られた上清各20
μlの12% SDS−PAGE分析を行ない、細菌内
に存在するタンパク質を総て分析した。結果を図9に示
す。図中左から右へ、pET 15b、pET 15b
/kat19、pET 20b、pET 20b/ka
t 19、pET 20b/kat TG及びpET
20b/kat HPIIでそれぞれ形質転換された大
腸菌BL21(DE3)株において発現されたカタラー
ゼの電気泳動結果である。図9によれば、上記細菌内に
存在する全タンパク質の約15〜50%はカタラーゼで
ある。換言すれば、カタラーゼ発現ベクターを保有する
上記のような宿主細胞はいずれもカタラーゼを非常に高
い収率で産生し得た。
20b/kat 19、pET 20b/kat T
G及びpET 20b/kat HPIIを用いて大腸
菌BL21(DE3)株の細胞を形質転換し、これらの
細菌を20mlのLB/Amp培地中で、O.D.60
0値が2.0に達するまで37℃で攪拌下に培養した。
培養物に0.1mMイソプロピルチオ−β−ガラクトシ
ド(IPTG)を添加してカタラーゼの発現を誘導し
た。24時間後、細菌を回収した。各1.5mlの回収
細菌懸濁液を遠心し、その後上清を除去した。懸濁液
に、まず150μlの50mMリン酸ナトリウム緩衝液
(pH6.0)を添加し、次いで0.1Mジチオトレイ
トール、2% SDS、0.08Mトリス−Cl、15
%グリセロール及び0.06%ブロモフェノールブルー
を含有する2倍電気泳動タンパク質染料150μlを添
加した。混合物を95℃で5分間加熱し、その後5分間
遠心した(12krpm)。次に、得られた上清各20
μlの12% SDS−PAGE分析を行ない、細菌内
に存在するタンパク質を総て分析した。結果を図9に示
す。図中左から右へ、pET 15b、pET 15b
/kat19、pET 20b、pET 20b/ka
t 19、pET 20b/kat TG及びpET
20b/kat HPIIでそれぞれ形質転換された大
腸菌BL21(DE3)株において発現されたカタラー
ゼの電気泳動結果である。図9によれば、上記細菌内に
存在する全タンパク質の約15〜50%はカタラーゼで
ある。換言すれば、カタラーゼ発現ベクターを保有する
上記のような宿主細胞はいずれもカタラーゼを非常に高
い収率で産生し得た。
【0043】実施例6 カタラーゼの精製 発現ベクターpET 20b/kat 19で形質転換
したBL21(DE3)(Novogen, USA)
株の細胞を100mlのLB/Amp培地に接種し、
O.D.600=2.0となるまで37℃で振盪下に培
養した。0.1MIPTGで発現誘導後、培養物を遠心
して培地を除去した。細菌細胞を10mlの50mMリ
ン酸ナトリウム緩衝液(pH6.4)中に再懸濁させ、
音波処理によって破壊した。15分間遠心(12krp
m)後、細菌破片を沈澱させ、上清を回収した。この上
清を等量のアセトン(4℃で添加)と30分間混合し、
遠心し、上清を除去した。得られた沈澱物を10mlの
50mMリン酸ナトリウム緩衝液、pH6.4に溶解さ
せ、4℃で12時間貯蔵し、5分間遠心した(5krp
m)。遠心の結果得られた上清を回収して精製操作を完
了した。
したBL21(DE3)(Novogen, USA)
株の細胞を100mlのLB/Amp培地に接種し、
O.D.600=2.0となるまで37℃で振盪下に培
養した。0.1MIPTGで発現誘導後、培養物を遠心
して培地を除去した。細菌細胞を10mlの50mMリ
ン酸ナトリウム緩衝液(pH6.4)中に再懸濁させ、
音波処理によって破壊した。15分間遠心(12krp
m)後、細菌破片を沈澱させ、上清を回収した。この上
清を等量のアセトン(4℃で添加)と30分間混合し、
遠心し、上清を除去した。得られた沈澱物を10mlの
50mMリン酸ナトリウム緩衝液、pH6.4に溶解さ
せ、4℃で12時間貯蔵し、5分間遠心した(5krp
m)。遠心の結果得られた上清を回収して精製操作を完
了した。
【0044】他方、発現ベクターpET 15b/ka
t 19、pET 20b/katTG及びpET 2
0b/kat HPIIを保有するBL21(DE3)
株の細胞を個々に100mlのLB/Amp培地に接種
し、37℃で振盪下に培養した。O.D.600値が
2.0に達したところで0.1M IPTGを添加し、
培養を更に24時間継続した。培養物を遠心し、その後
培地を除去してから、20mMトリス−HCl(pH
7.9)、0.5M NaCl、10%グリセロール及
び5mMイミダゾールを含有するIMAC−5を20m
l添加して細菌を再懸濁させた。次に、音波処理によっ
て細菌細胞を破壊した。遠心後、細菌破片を沈澱させ、
得られた上清を回収した。カタラーゼの精製は2.5m
l容のヒスチジンアフィニティークロマトグラフィーカ
ラム(His−Bind樹脂; Novogen)を用
いて、Novogenが示唆するプロトコル(pET
His. TogTG System Protocol
s, Novogen)に従って行なった。
t 19、pET 20b/katTG及びpET 2
0b/kat HPIIを保有するBL21(DE3)
株の細胞を個々に100mlのLB/Amp培地に接種
し、37℃で振盪下に培養した。O.D.600値が
2.0に達したところで0.1M IPTGを添加し、
培養を更に24時間継続した。培養物を遠心し、その後
培地を除去してから、20mMトリス−HCl(pH
7.9)、0.5M NaCl、10%グリセロール及
び5mMイミダゾールを含有するIMAC−5を20m
l添加して細菌を再懸濁させた。次に、音波処理によっ
て細菌細胞を破壊した。遠心後、細菌破片を沈澱させ、
得られた上清を回収した。カタラーゼの精製は2.5m
l容のヒスチジンアフィニティークロマトグラフィーカ
ラム(His−Bind樹脂; Novogen)を用
いて、Novogenが示唆するプロトコル(pET
His. TogTG System Protocol
s, Novogen)に従って行なった。
【0045】精製したタンパク質の量及び活性を次のよ
うに測定した。タンパク質量は、標準としてウシ血清ア
ルブミンを用いる、Bio−RAD Co.から得たタ
ンパク質定量分析用試薬及び操作によって測定した。カ
タラーゼ活性は、先に述べたようにして得たカタラーゼ
の反応によってもたらされる、50mMリン酸ナトリウ
ム緩衝液(pH7.0; 25℃)中に存在する過酸化
水素の波長240nmのUV光下でのOD値の変化即ち
分解率を測定することにより確認した。前記緩衝液が含
有する過酸化水素の初期濃度は20mMとし、また測定
間隔は20秒とした。カタラーゼ活性は、1μmolの
過酸化水素が1分で分解される場合を1単位(U)と定
義する。
うに測定した。タンパク質量は、標準としてウシ血清ア
ルブミンを用いる、Bio−RAD Co.から得たタ
ンパク質定量分析用試薬及び操作によって測定した。カ
タラーゼ活性は、先に述べたようにして得たカタラーゼ
の反応によってもたらされる、50mMリン酸ナトリウ
ム緩衝液(pH7.0; 25℃)中に存在する過酸化
水素の波長240nmのUV光下でのOD値の変化即ち
分解率を測定することにより確認した。前記緩衝液が含
有する過酸化水素の初期濃度は20mMとし、また測定
間隔は20秒とした。カタラーゼ活性は、1μmolの
過酸化水素が1分で分解される場合を1単位(U)と定
義する。
【0046】様々なカタラーゼの量及び活性を、上述の
方法に従って測定した。加えて、カタラーゼの純度を1
2%ポリアクリルアミドゲル電気泳動分析によって測定
した(各カタラーゼを5μgずつ使用)。結果を図10
に示す。図中左端にタンパク質標準を示し、その隣りか
ら右方へ順に、発現ベクターpET 15b/kat1
9、pET 20b/kat 19、pET 20b/
kat TG及びpET 20b/kat HPIIに
よってそれぞれ発現されたカタラーゼを示す。この電気
泳動結果は、いずれのタンパク質も95%より高い純度
を有することを示している。これらのカタラーゼの比活
性は次のとおりである。: 発現ベクター 比活性(U/μg) pET 15b/kat 19 18〜22 pET 20b/kat 19 18〜22 pET 20b/kat TG 30〜40 pET 20b/kat HPII 10〜14。
方法に従って測定した。加えて、カタラーゼの純度を1
2%ポリアクリルアミドゲル電気泳動分析によって測定
した(各カタラーゼを5μgずつ使用)。結果を図10
に示す。図中左端にタンパク質標準を示し、その隣りか
ら右方へ順に、発現ベクターpET 15b/kat1
9、pET 20b/kat 19、pET 20b/
kat TG及びpET 20b/kat HPIIに
よってそれぞれ発現されたカタラーゼを示す。この電気
泳動結果は、いずれのタンパク質も95%より高い純度
を有することを示している。これらのカタラーゼの比活
性は次のとおりである。: 発現ベクター 比活性(U/μg) pET 15b/kat 19 18〜22 pET 20b/kat 19 18〜22 pET 20b/kat TG 30〜40 pET 20b/kat HPII 10〜14。
【0047】この表から、本発明により作製したカタラ
ーゼはいずれも優れた触媒活性を有することが知見され
る。加えて、これらのカタラーゼの比活性は総て、市販
のAspergillus niger由来カタラーゼ
の比活性(Merckカタログによれば約5U/μg、
Sigmaカタログによれば約4〜8U/μg)より優
れている。
ーゼはいずれも優れた触媒活性を有することが知見され
る。加えて、これらのカタラーゼの比活性は総て、市販
のAspergillus niger由来カタラーゼ
の比活性(Merckカタログによれば約5U/μg、
Sigmaカタログによれば約4〜8U/μg)より優
れている。
【0048】実施例7 コンタクトレンズ消毒薬中に存在する過酸化水素への分
解作用 市販のコンタクトレンズ消毒薬は、典型的には約3%
(w/v)の過酸化水素を含有する。消毒操作は次のと
おりである。消毒するべきコンタクトレンズを過酸化水
素の3%(w/v)水溶液10mlに20分間浸漬し
た。その後、消毒済みのコンタクトレンズを過酸化水素
溶液から取り出して10mlのカタラーゼ含有水溶液に
浸漬した。あるいは他の場合には、過酸化水素溶液に直
接カタラーゼを添加する。約10〜20後、消毒済みの
コンタクトレンズを溶液から取り出し、食塩液で洗浄
し、装着者の眼内に配置した。コンタクトレンズ用消毒
薬が含有する過酸化水素の分解における本発明のカタラ
ーゼの性能を試験するべく、実施例6に従って作製した
各カタラーゼを所定量即ち50μgずつ、過酸化水素の
3%水溶液に添加した。試験したカタラーゼが過酸化水
素を有効に分解してその濃度を0.02%(w/v)未
満とするのに5分しか掛からないことが判明した。明ら
かに、本発明のカタラーゼの有効性は使用可能な市販製
品のそれを上回る。
解作用 市販のコンタクトレンズ消毒薬は、典型的には約3%
(w/v)の過酸化水素を含有する。消毒操作は次のと
おりである。消毒するべきコンタクトレンズを過酸化水
素の3%(w/v)水溶液10mlに20分間浸漬し
た。その後、消毒済みのコンタクトレンズを過酸化水素
溶液から取り出して10mlのカタラーゼ含有水溶液に
浸漬した。あるいは他の場合には、過酸化水素溶液に直
接カタラーゼを添加する。約10〜20後、消毒済みの
コンタクトレンズを溶液から取り出し、食塩液で洗浄
し、装着者の眼内に配置した。コンタクトレンズ用消毒
薬が含有する過酸化水素の分解における本発明のカタラ
ーゼの性能を試験するべく、実施例6に従って作製した
各カタラーゼを所定量即ち50μgずつ、過酸化水素の
3%水溶液に添加した。試験したカタラーゼが過酸化水
素を有効に分解してその濃度を0.02%(w/v)未
満とするのに5分しか掛からないことが判明した。明ら
かに、本発明のカタラーゼの有効性は使用可能な市販製
品のそれを上回る。
【0049】実施例8 固体組成物 遅延放出層によって囲繞された芯を有する層状錠剤を調
製する。この層状錠剤は次の組成を有する。:芯 塩化ナトリウム 89.4mg 二塩基型リン酸ナトリウム(無水物) 12.5mg 一塩基型リン酸ナトリウム一水和物(無水物) 0.87mg ポリエチレングリコール(M.W. 3350) 1.05mg 凍結乾燥した本発明のカタラーゼ 2500国際単位被覆層 ヒドロキシプロピルメチルセルロース 8mg。
製する。この層状錠剤は次の組成を有する。:芯 塩化ナトリウム 89.4mg 二塩基型リン酸ナトリウム(無水物) 12.5mg 一塩基型リン酸ナトリウム一水和物(無水物) 0.87mg ポリエチレングリコール(M.W. 3350) 1.05mg 凍結乾燥した本発明のカタラーゼ 2500国際単位被覆層 ヒドロキシプロピルメチルセルロース 8mg。
【0050】実施例9 溶液組成物 次の組成を有する二単位投与量(10ml)製剤を調製
する。: 塩化ナトリウム 0.85% 二塩基型リン酸ナトリウム七水和物 0.402% 一塩基型リン酸ナトリウム一水和物 0.091% エデテート・二ナトリウム 0.100% 液状の本発明のカタラーゼ1) 260国際単位/ml 精製水 QS−ad1) ; 液状カタラーゼは35〜40重量%のグリセロー
ル及び10重量%のエタノール含有。
する。: 塩化ナトリウム 0.85% 二塩基型リン酸ナトリウム七水和物 0.402% 一塩基型リン酸ナトリウム一水和物 0.091% エデテート・二ナトリウム 0.100% 液状の本発明のカタラーゼ1) 260国際単位/ml 精製水 QS−ad1) ; 液状カタラーゼは35〜40重量%のグリセロー
ル及び10重量%のエタノール含有。
【0051】
【配列表】 配列番号:1 配列の長さ:1449 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 配列
【0052】
【表4】
【0053】
【表5】
【0054】配列番号:2 配列の長さ:483 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:タンパク質 配列
【0055】
【表6】
【0056】
【表7】
【図1】発現プラスミドpET 20b/kat 19
の構築の説明図である。
の構築の説明図である。
【図2】カタラーゼkat 19遺伝子のDNA配列で
ある。
ある。
【図3】発現プラスミドpET 15b/kat 19
の構築の説明図である。
の構築の説明図である。
【図4】発現プラスミドpET 20b/kat TG
の構築の説明図である。
の構築の説明図である。
【図5】カタラーゼkat TG遺伝子のDNA配列で
ある。
ある。
【図6】カタラーゼTGのアミノ酸配列である。
【図7】発現プラスミドpET 20b/kat HP
IIの構築の説明図である。
IIの構築の説明図である。
【図8】カタラーゼkat HPII遺伝子のDNA配
列である。
列である。
【図8a】図8に示した配列の続きである。
【図9】形質転換株において発現されたカタラーゼの1
2%ポリアクリルアミドゲル電気泳動写真である。図中
左から右へ、pET 15b、pET 15b/kat
19、pET 20b、pET 20b/kat 1
9、pET 20b/kat TG及びpET 20b
/kat HPIIでそれぞれ形質転換された大腸菌B
L21(DE3)株において発現されたカタラーゼの電
気泳動結果である。
2%ポリアクリルアミドゲル電気泳動写真である。図中
左から右へ、pET 15b、pET 15b/kat
19、pET 20b、pET 20b/kat 1
9、pET 20b/kat TG及びpET 20b
/kat HPIIでそれぞれ形質転換された大腸菌B
L21(DE3)株において発現されたカタラーゼの電
気泳動結果である。
【図10】形質転換株において発現されたカタラーゼの
精製後の12%ポリアクリルアミドゲル電気泳動写真で
ある。図中左から右へ、pET 15b/kat 1
9、pET 20b/kat 19、pET 20b/
kat TG及びpET 20b/kat HPIIで
それぞれ形質転換された大腸菌BL21(DE3)株に
おいて発現されたカタラーゼの精製後の電気泳動結果で
ある。
精製後の12%ポリアクリルアミドゲル電気泳動写真で
ある。図中左から右へ、pET 15b/kat 1
9、pET 20b/kat 19、pET 20b/
kat TG及びpET 20b/kat HPIIで
それぞれ形質転換された大腸菌BL21(DE3)株に
おいて発現されたカタラーゼの精製後の電気泳動結果で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI //(C12N 15/09 ZNA C12R 1:07) (C12N 1/21 C12R 1:19) (C12N 9/08 C12R 1:19) (C12N 9/08 C12R 1:07) (C12N 9/08 C12R 1:125) (72)発明者 チエン−カイ・ロ 台湾、タイペイ、シー−チー、カン−ニ ン・ストリート、レイン・169、102
Claims (17)
- 【請求項1】 次の核酸配列 【表1】 【表2】 とその縮重配列を含むカタラーゼ遺伝子。
- 【請求項2】 Bacillus thermoglu
cosidasiusに由来することを特徴とする請求
項1に記載の遺伝子。 - 【請求項3】 次のアミノ酸配列 【表3】 とその機能性フラグメントを含むカタラーゼ。
- 【請求項4】 微生物由来のカタラーゼを遺伝学的技術
を用いて調製する方法であって、(a)適正な転写プロ
モーターを有する発現ベクターに前記カタラーゼをコー
ドする遺伝子を挿入することによって組み換えプラスミ
ドを構築し、(b)前記組み換えプラスミドで適正な宿
主細胞を形質転換し、(c)得られた形質転換細胞を該
細胞におけるカタラーゼ遺伝子の発現に適した条件下に
培養し、(d)発現されたカタラーゼタンパク質を精製
することを含む方法。 - 【請求項5】 微生物が細菌であることを特徴とする請
求項4に記載の方法。 - 【請求項6】 細菌を枯草菌、Bacillus th
ermoglucosidasius及び大腸菌の中か
ら選択することを特徴とする請求項5に記載の方法。 - 【請求項7】 前記カタラーゼをコードする遺伝子が請
求項2に記載の遺伝子であることを特徴とする請求項4
に記載の方法。 - 【請求項8】 宿主細胞が大腸菌細胞であることを特徴
とする請求項4に記載の方法。 - 【請求項9】 微生物由来のカタラーゼを発現させるた
めの組み換えプラスミドであって、微生物由来のカタラ
ーゼをコードする遺伝子を発現ベクターに挿入すること
によって構築される組み換えプラスミド。 - 【請求項10】 微生物が細菌であることを特徴とする
請求項9に記載の組み換えプラスミド。 - 【請求項11】 細菌が枯草菌、Bacillus t
hermoglucosidasius及び大腸菌の中
から選択されることを特徴とする請求項10に記載の組
み換えプラスミド。 - 【請求項12】 微生物由来のカタラーゼをコードする
遺伝子が請求項2に記載の遺伝子であることを特徴とす
る請求項9に記載の組み換えプラスミド。 - 【請求項13】 発現ベクターが大腸菌発現系に有用な
発現ベクターであることを特徴とする請求項9に記載の
組み換えプラスミド。 - 【請求項14】 ATCC 209467、20946
8、209469及び209470の中から選択される
ことを特徴とする請求項9に記載の組み換えプラスミ
ド。 - 【請求項15】 微生物由来のカタラーゼを発現させる
ための形質転換細胞であって、請求項9から14のいず
れか1項に記載の組み換えプラスミドで形質転換した宿
主細胞である形質転換細胞。 - 【請求項16】 宿主細胞が大腸菌細胞であることを特
徴とする請求項15に記載の形質転換細胞。 - 【請求項17】 コンタクトレンズ上に残存する残留消
毒薬中の過酸化水素の分解に用いられる組成物であっ
て、請求項3に記載のカタラーゼを有効量で含有する組
成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10055299A JPH11243961A (ja) | 1998-03-06 | 1998-03-06 | 新規なカタラーゼ、該カタラーゼの遺伝子及び該カタラーゼを含有する組成物、並びに遺伝子工学技術を用いてカタラーゼを調製する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10055299A JPH11243961A (ja) | 1998-03-06 | 1998-03-06 | 新規なカタラーゼ、該カタラーゼの遺伝子及び該カタラーゼを含有する組成物、並びに遺伝子工学技術を用いてカタラーゼを調製する方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11243961A true JPH11243961A (ja) | 1999-09-14 |
Family
ID=12994706
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10055299A Pending JPH11243961A (ja) | 1998-03-06 | 1998-03-06 | 新規なカタラーゼ、該カタラーゼの遺伝子及び該カタラーゼを含有する組成物、並びに遺伝子工学技術を用いてカタラーゼを調製する方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11243961A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001046431A1 (en) * | 1999-12-21 | 2001-06-28 | Fudan University | A novel polypeptide, hydrogen peroxidase 10 and the polynucleotide encoding the polypeptide |
| CN100422313C (zh) * | 2006-07-31 | 2008-10-01 | 江南大学 | 一种碱性过氧化氢酶高产菌及用该菌株发酵法生产碱性过氧化氢酶 |
| WO2012130120A1 (en) | 2011-03-25 | 2012-10-04 | Novozymes A/S | Method for degrading or converting cellulosic material |
| WO2015035029A1 (en) | 2013-09-04 | 2015-03-12 | Novozymes A/S | Processes for increasing enzymatic hydrolysis of cellulosic material |
| WO2015066492A1 (en) | 2013-11-01 | 2015-05-07 | Novozymes A/S | Methods of saccharifying and fermenting a cellulosic material |
| WO2016029107A1 (en) | 2014-08-21 | 2016-02-25 | Novozymes A/S | Process for saccharifying cellulosic material under oxygen addition |
| WO2016045569A1 (en) | 2014-09-23 | 2016-03-31 | Novozymes A/S | Processes for producing ethanol and fermenting organisms |
| WO2017040907A1 (en) | 2015-09-04 | 2017-03-09 | Novozymes A/S | Methods of inhibiting aa9 lytic polysaccharide monooxygenase catalyzed inactivation of enzyme compositions |
| JP2018191566A (ja) * | 2017-05-17 | 2018-12-06 | サンエイ糖化株式会社 | 糖カルボン酸の製造方法 |
| EP3848469A1 (en) | 2013-02-21 | 2021-07-14 | Novozymes A/S | Methods of saccharifying and fermenting a cellulosic material |
| CN114164221A (zh) * | 2022-01-17 | 2022-03-11 | 李宪臻 | 一种异源表达重组过氧化氢酶的毕赤酵母基因工程菌与应用 |
-
1998
- 1998-03-06 JP JP10055299A patent/JPH11243961A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001046431A1 (en) * | 1999-12-21 | 2001-06-28 | Fudan University | A novel polypeptide, hydrogen peroxidase 10 and the polynucleotide encoding the polypeptide |
| CN100422313C (zh) * | 2006-07-31 | 2008-10-01 | 江南大学 | 一种碱性过氧化氢酶高产菌及用该菌株发酵法生产碱性过氧化氢酶 |
| WO2012130120A1 (en) | 2011-03-25 | 2012-10-04 | Novozymes A/S | Method for degrading or converting cellulosic material |
| EP3333258A2 (en) | 2011-03-25 | 2018-06-13 | Novozymes A/S | Method for degrading or converting cellulosic material |
| EP3848469A1 (en) | 2013-02-21 | 2021-07-14 | Novozymes A/S | Methods of saccharifying and fermenting a cellulosic material |
| WO2015035029A1 (en) | 2013-09-04 | 2015-03-12 | Novozymes A/S | Processes for increasing enzymatic hydrolysis of cellulosic material |
| WO2015066492A1 (en) | 2013-11-01 | 2015-05-07 | Novozymes A/S | Methods of saccharifying and fermenting a cellulosic material |
| WO2016029107A1 (en) | 2014-08-21 | 2016-02-25 | Novozymes A/S | Process for saccharifying cellulosic material under oxygen addition |
| WO2016045569A1 (en) | 2014-09-23 | 2016-03-31 | Novozymes A/S | Processes for producing ethanol and fermenting organisms |
| WO2017040907A1 (en) | 2015-09-04 | 2017-03-09 | Novozymes A/S | Methods of inhibiting aa9 lytic polysaccharide monooxygenase catalyzed inactivation of enzyme compositions |
| JP2018191566A (ja) * | 2017-05-17 | 2018-12-06 | サンエイ糖化株式会社 | 糖カルボン酸の製造方法 |
| CN114164221A (zh) * | 2022-01-17 | 2022-03-11 | 李宪臻 | 一种异源表达重组过氧化氢酶的毕赤酵母基因工程菌与应用 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5389536A (en) | Lipase from Pseudomonas mendocina having cutinase activity | |
| US6022721A (en) | Catalase, the gene thereof and composition comprising the same, and process for preparing catalase using genetic engineering technology | |
| JPH11243961A (ja) | 新規なカタラーゼ、該カタラーゼの遺伝子及び該カタラーゼを含有する組成物、並びに遺伝子工学技術を用いてカタラーゼを調製する方法 | |
| US4348478A (en) | Method for preparation of a recombinant DNA phage | |
| JP2854902B2 (ja) | 遺伝子工学処理された中熱性宿主細胞からの熱安定性酵素の単離 | |
| KR910001807B1 (ko) | 스태필로키나아제를 생산하는 유전자를 함유하는 새로운 대장균 및 스태필로키나아제의 제조법 | |
| US6897041B1 (en) | Expression of recombinant mature lysostaphin | |
| JP2886547B2 (ja) | ノイラミニダーゼの製造法 | |
| CA2228394C (en) | Novel catalase, the gene thereof and composition comprising the same, and process for preparing catalase using genetic engineering technology | |
| JP2657383B2 (ja) | 新規な加水分解酵素とその製造方法 | |
| Fujinaga et al. | Cloning and expression in Escherichia coli of the gene encoding the [2Fe-2S] ferredoxin from Clostridium pasteurianum | |
| JPS6374488A (ja) | 7−アミノセフアロスポラン酸およびその誘導体の製造法 | |
| JPH10248574A (ja) | 新規な乳酸酸化酵素 | |
| CN118019843A (zh) | Ii类v型crispr系统 | |
| JPH0474999B2 (ja) | ||
| JP2729045B2 (ja) | サルコシンオキシダーゼおよびその製造法 | |
| KR20020056894A (ko) | 신규 카르보닐 환원효소, 그의 유전자 및 그의 이용 방법 | |
| US6238901B1 (en) | Type II restriction endonuclease, HPY 188 III, obtainable from Helicobacter pylori J188 and a process for producing the same | |
| JP3491695B2 (ja) | N−アシルノイラミン酸アルドラーゼの製造法 | |
| JPH0757193B2 (ja) | 改良プロモ−タ−、これを有するベクタ−、このベクタ−を有するプラスミド及びこのプラスミドを有する宿主菌 | |
| JP2706223B2 (ja) | ピルビン酸オキシダーゼの遺伝情報を有するdnaの用途 | |
| JPS6140789A (ja) | 新規制限酵素及びその製造方法 | |
| JP2001275669A (ja) | 新規カタラーゼ遺伝子及び該遺伝子を用いた新規カタラーゼの製造方法 | |
| JPS60180590A (ja) | プラスミド | |
| JP2788070B2 (ja) | 2―ハロ酸デハロゲナーゼ生産性遺伝子 |