JPH11244847A - 造水機 - Google Patents

造水機

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JPH11244847A
JPH11244847A JP4515498A JP4515498A JPH11244847A JP H11244847 A JPH11244847 A JP H11244847A JP 4515498 A JP4515498 A JP 4515498A JP 4515498 A JP4515498 A JP 4515498A JP H11244847 A JPH11244847 A JP H11244847A
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JP
Japan
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activated carbon
water
hollow fiber
fiber membrane
fresh water
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Pending
Application number
JP4515498A
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English (en)
Inventor
Yukio Hatano
征雄 畑野
Tatsuo Akimoto
龍夫 秋本
Seiji Kawai
精二 川井
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、使用後のメンテナンスが容易な造水
機を提供することを目的とする。 【解決手段】取水手段と、取水手段から送られる原水を
浄化するための、活性炭カートリッジを含む浄化手段
と、浄化した水を消毒するための消毒手段とを備えてい
る造水機とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、災害時における飲
料水や生活用水の不足の事態に対処するのに好適な造水
機に関する。
【0002】
【従来の技術】地震等の災害時に飲料水や生活用水を供
給するための装置として、特開平9−122654号公
報や特開平9−220558号公報に、可般式の造水機
が開示されている。これらは災害対策用の造水機であ
り、自治体等が行う防災訓練などでは、操作訓練と点
検、性能チェックを兼ね、短時間ではあるが年に一度位
は造水される。
【0003】しかし、造水後フィルタや活性炭などのろ
材が濡れた状態で数か月も保管することは、ろ材が微生
物によって汚染される危険性が高いので好ましくなく、
たとえ短時間であっても一度造水すると、ろ材を交換す
るか、または、ろ材を取り出して乾燥するなど、ろ材を
乾燥状態に戻して保管する必要がある。しかし、訓練の
たびにろ材を交換するのではコストがかかり、また、乾
燥するにも、取り出した活性炭などによって周辺が汚れ
てしまったり、フィルタの数が多いなど、作業性に問題
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、使用後のメ
ンテナンスが容易な造水機を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、取水手段と、取水手段から送られる原水を浄
化するための、活性炭カートリッジを含む浄化手段と、
浄化した水を消毒するための消毒手段とを備えている造
水機を特徴とするものである。
【0006】ここで、浄化手段が糸巻きフィルタと中空
糸膜ろ過機とを備え、これら糸巻きフィルタと中空糸膜
ろ過機との間に活性炭カートリッジが介在されているこ
と、そして、活性炭カートリッジが、水透過性素材から
なる袋に活性炭を収納したものであること、そして、活
性炭は、平均粒径が0.3〜2.0mmの範囲にある粒
状活性炭であることが好ましい。
【0007】また、取水手段が、エンジンポンプまたは
手動ポンプを含むものであること、そのエンジンポンプ
が、10〜100リットル/分の処理能力を有するもの
であることが好ましい。
【0008】さらに、並列に接続された少なくとも2台
の中空糸膜ろ過機を備え、かつ、任意の中空糸膜ろ過機
から得られる処理水によって他の中空糸膜ろ過機を逆洗
する逆洗機構を設けたこと、消毒手段が塩素を加えるも
のであること、そして、取水手段と、浄化手段と、消毒
手段とが可搬台上に設置されていることも好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】図1に示す本発明の造水機は、原
水を汲み上げるための取水手段1と、汲み上げた原水を
浄化するための、活性炭カートリッジを含む浄化手段2
と、浄化した水を消毒するための消毒手段3とを備えて
いる。
【0010】取水手段1としては、エンジンポンプ7が
配置されている。このエンジンポンプ7は、10〜10
0リットル/分の広い流量域のものが好ましい。従来の
造水機では、一定の造水量に見合ったポンプが用いられ
ており、造水量を絞るとノッキング現象を起こし円滑な
運転ができなかったが、10〜100リットル/分の広
い流量域のエンジンポンプ7を搭載することで少量の造
水が可能になる。この取水手段1は、災害時の燃料切れ
などの場合に人力で造水できるように手動ポンプであっ
てもよく、また、図1に示すように、これらのポンプが
並列に配置されていることも好ましい。そして、並列に
配置した場合、従来はどちらかのポンプを選択して用い
る度にバルブなどで切替しなければならなかったが、そ
れぞれのポンプの原水流れ方向の下流側に、水の逆流を
防止するための逆止弁15を設けることで、どちらのポ
ンプを選択して用いても使用者が切替をしなくてよい。
【0011】浄化手段2は、糸巻きフィルタ4と、活性
炭カートリッジが入れられた活性炭槽5と、2台の中空
糸膜ろ過機6とが順に接続されて構成されている。2台
の中空糸膜ろ過機6は並列に配置されており、それぞれ
の原水流れ方向の上流側には、一方の中空糸膜ろ過機6
の処理水で他方の中空糸膜ろ過機6を逆洗するために、
三方弁9が付設されている。三方弁9には、その逆洗水
を系外に排出するための排出管が接続されている。そし
て、中空糸膜ろ過機6の原水流れ方向下流側には二方弁
10が設けられている。
【0012】消毒手段3は、二方弁10の下流側に設け
られており、エゼクターによって次亜塩素酸ナトリウム
溶液を中空糸膜ろ過機のろ過水に注入する塩素添加装置
3である。
【0013】糸巻きフィルタ4は、孔を有するプラスチ
ック芯の外周に糸条を規則的に巻き付けた、長さ10イ
ンチほどのものを、ステンレス製の槽の中に9本並立に
配置したものである。この糸巻きフィルタ4は、10ミ
クロンのものを除去できる性能を有する。
【0014】活性炭槽5はステンレス製で、その中に
は、図2に示す円筒状の袋11に活性炭を充填したもの
が収納されている。活性炭槽5は2個配置されており、
総活性炭量が6kgである。
【0015】活性炭は、細かいほど吸着性能が高いが圧
損も大きくなるので、平均粒径0.3〜2.0mmの粒
状活性炭を用いることが好ましい。袋11は、ポリエス
テル繊維を円筒状に縫製した編袋で、袋の上面には活性
炭を出し入れするためのポリエステル製のファスナー1
2が取り付けられている。この袋は、編物や織物、不織
布などの水透過性素材からなるものであれば良い。活性
炭を袋に入れてカートリッジ式にして活性炭槽に介在さ
せることで、活性炭の槽内付着を防止し、活性炭の交換
も周辺を汚すことなく容易にできる。また、従来、防災
訓練等の度にろ材を交換したり乾燥する必要があり、コ
ストや手間がかかっていたが、袋に入れたままで濡れた
活性炭を取り出して乾燥することができる。
【0016】糸巻きフィルタ4の槽および活性炭槽5
は、糸巻きフィルタ4や活性炭を容易に交換できるよう
に開閉がワンタッチ方式のフェルールバンドで締結する
構造になっている。
【0017】中空糸膜ろ過機6は、図3に示すように、
中空糸膜14をろ材とした円筒状のカートリッジ13と
コネクターで構成されており、カートリッジ4本を2列
に並列に配置し、カートリッジの上下をコネクターで接
続したものである。2台の中空糸膜ろ過機では、カート
リッジが16本、有効ろ過膜面積が20m2 となる。
【0018】本発明において、上記の造水機が可搬台の
上に設置されていると、非常時に容易に移動して造水す
ることができるので好ましい。
【0019】上記の造水機は、まず、取水手段1により
原水を浄化手段2に供給する。このとき、どちらのポン
プを用いても逆止弁15が設けられているので、バルブ
などで流路を切り換えなくても原水が使用していない流
路へ流れることを防止できる。浄化手段2に供給された
原水は、糸巻きフィルタ4で粗大浮遊物を取り除き、次
いで活性炭槽5で有害物質を吸着除去する。そして、中
空糸膜ろ過機6でその処理水中の細菌や微粒子成分を取
り除く。浄化手段2によってろ過して得られた処理水
は、塩素添加装置3で塩素を注入して消毒した後、浄水
として供給する。
【0020】ここで、中空糸膜が汚れた場合、活性炭槽
からの処理水が一方の中空糸膜ろ過機6にのみ流入する
ように、2台の中空糸膜ろ過機6それぞれの上流側に接
続した一方の三方弁9を排出管が閉じるように設定し、
他方の三方弁9を上流側が閉じるように設定し、また、
中空糸膜ろ過機6の下流側に設けた二方弁10を閉じ
る。そうすることで、一方の中空糸膜ろ過機6のろ過水
を他方の中空糸膜ろ過機6の逆洗水として使用できる。
逆洗に用いた水は、他方の中空糸膜ろ過機6の上流側に
設けた三方弁9が排出管に開いているので、そこから系
外に排出することができる。
【0021】この造水機によって、プール水を原水とし
たとき、ろ材の交換なしに連続400m3 以上造水でき
る。訓練などの時には、時間も短く造水量も少ないの
で、必要以外は不透水のダミーを使用して、実際のフィ
ルタ本数や活性炭量を減らしてもよい。その場合は、浄
水の水質に支障はない。そして、特に交換コストが高
く、また、乾燥するのに長い日数を要する中空糸膜カー
トリッジの本数を2本にまで減らしても、10〜100
リットル/分の広い流量域のエンジンポンプ7を搭載し
ているので、30リットル/分の造水が支障なく行え
る。
【0022】
【発明の効果】本発明は、活性炭カートリッジを活性炭
槽に介在させることで、活性炭の槽内付着を防止し、活
性炭の交換も周辺を汚すことなく容易にできる。また、
袋に入れたままで濡れた活性炭を取り出して乾燥するこ
とができるるので、手間やコストを抑えることができ
る。
【0023】そして、糸巻きフィルタと中空糸膜ろ過機
を備え、かつ、活性炭カートリッジがそれらの間に介在
している場合は、大きな浮遊物から細菌などの微粒子成
分を順に除去することができ、効果的である。また、平
均粒径が0.3〜2.0mmの粒状活性炭を用いると、
圧損を抑えつつ高い吸着性能を得られる。
【0024】取水手段として、10〜100リットル/
分の処理能力を有するエンジンポンプを用いた場合は、
広い流量域に渡ってノッキング現象を起こさずに円滑な
運転ができ、少量の造水が可能になる。また、手動ポン
プを用いると、燃料不足の際に人力で造水することがで
きる。
【0025】また、2台の中空糸膜ろ過機と、それぞれ
の上流側に接続した三方弁および二方弁により、他方の
中空糸膜ろ過機のろ過水を逆洗水として使用できる。こ
れらが、可搬台上に設置されている場合は、非常時に容
易に移動して造水することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様に係る造水機の概略フロー
図である。
【図2】図1における活性炭の袋を示す概略図である。
【図3】図1における中空糸膜ろ過機の概略図である。
【符号の説明】 1 : 取水手段 2 : 浄化手段 3 : 消毒手段 4 : 糸巻きフィルタ 5 : 活性炭槽 6 : 中空糸膜ろ過機 7 : エンジンポンプ 8 : 手動ポンプ 9 : 三方弁 10 : 二方弁 11 : 袋 12 : ファスナー 13 : カートリッジ 14 : 中空糸膜 15 : 逆止弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C02F 1/50 531 C02F 1/50 531N 540 540A 550 550C 560 560B 560E 560Z

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】取水手段と、取水手段から送られる原水を
    浄化するための、活性炭カートリッジを含む浄化手段
    と、浄化した水を消毒するための消毒手段とを備えてい
    ることを特徴とする造水機。
  2. 【請求項2】浄化手段が糸巻きフィルタと中空糸膜ろ過
    機とを備え、これら糸巻きフィルタと中空糸膜ろ過機と
    の間に活性炭カートリッジが介在されている、請求項1
    に記載の造水機。
  3. 【請求項3】活性炭カートリッジが、水透過性素材から
    なる袋に活性炭を収納したものである、請求項1または
    2に記載の造水機。
  4. 【請求項4】活性炭は、平均粒径が0.3〜2.0mm
    の範囲にある粒状活性炭である、請求項1〜3のいずれ
    かに記載の造水機。
  5. 【請求項5】取水手段が、エンジンポンプまたは手動ポ
    ンプを含むものである、請求項1〜4のいずれかに記載
    の造水機。
  6. 【請求項6】エンジンポンプが10〜100リットル/
    分の処理能力を有するものである、請求項5に記載の造
    水機。
  7. 【請求項7】並列に接続された少なくとも2台の中空糸
    膜ろ過機を備え、かつ、任意の中空糸膜ろ過機から得ら
    れる処理水によって他の中空糸膜ろ過機を逆洗する逆洗
    機構を設けた、請求項2〜6のいずれかに記載の造水
    機。
  8. 【請求項8】消毒手段が塩素を加えるものである、請求
    項1〜7のいずれかに記載の造水機。
  9. 【請求項9】取水手段と、浄化手段と、消毒手段とが可
    搬台上に設置されている、請求項1〜8のいずれかに記
    載の造水機。
JP4515498A 1998-02-26 1998-02-26 造水機 Pending JPH11244847A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105236528A (zh) * 2015-09-30 2016-01-13 河海大学 一种新型氯胺投加系统装置及其投放方法
WO2020071531A1 (ja) * 2018-10-04 2020-04-09 萩ガラス工房有限会社 可搬型浄水製造装置
JP2021069971A (ja) * 2019-10-29 2021-05-06 トヨタ紡織株式会社 ろ過装置及びこれを備える工業用水循環システム

Cited By (4)

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JPWO2020071531A1 (ja) * 2018-10-04 2021-09-02 萩ガラス工房有限会社 可搬型浄水製造装置
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