JPH11244976A - 筒状体の拡径方法およびその装置 - Google Patents

筒状体の拡径方法およびその装置

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JPH11244976A
JPH11244976A JP5167398A JP5167398A JPH11244976A JP H11244976 A JPH11244976 A JP H11244976A JP 5167398 A JP5167398 A JP 5167398A JP 5167398 A JP5167398 A JP 5167398A JP H11244976 A JPH11244976 A JP H11244976A
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eccentric hole
cylindrical
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Yutaka Tabata
豐 田畑
Seiji Uemoto
清司 植本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 筒状体を割れを生じさせることなく効果的に
拡径することができる拡径寸法を提供することである。 【解決手段】 回転軸68の先端面に形成された偏心孔
69内に加熱された筒状体R1 をセットし、その筒状体
1 内に上記回転軸68と同軸上に配置された拡径用ポ
ンチ75の先端のテーパ軸部76を挿入して、筒状体R
1 を偏心孔69の内径面に接触させ、その接触によって
筒状体R1 および拡径用ポンチ75を接触回転させる。
回転状態の筒状体R1 内に拡径用ポンチ75を圧入して
筒状体R1 を拡径させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、軸受素形材の製
造過程において形成される外筒部等の筒状体を所定の寸
法まで拡径させる筒状体の拡径方法およびその装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】軸受の外輪および内輪の形成用素材とな
る軸受素形材を1つの素材から形成する方法の1つとし
て図7に示したものが従来から知られている。この軸受
素形材の製造方法は、下記の第1工程乃至第5工程から
成る。
【0003】第1工程;図7(I)に示す柱状素材B0
を熱間により軸方向に据込んで、図7(II)に示すよう
に、円弧状外周面101を有する円盤状素材B1 を形成
する。
【0004】第2工程;円盤状素材B1 を型鍛造によ
り、図7(III )に示す段付きの円筒状成形品B2 を形
成する。ここで、円筒状成形品B2 は、外筒部102内
において内筒部103の端部が一体化され、その内筒部
103内に底104が設けられている。
【0005】第3工程;円筒状成形品B2 を図7(III
)に示す鎖線位置に沿って軸方向に切り離し、図7(I
V)に示すように、外筒部102と底付きの円筒部10
3とに分離する。
【0006】第4工程;底付き内筒部103を打抜き装
置によって、図7(V)に示すように、底104を打抜
き、内輪素形材106を形成する。
【0007】第5工程;外筒部102をローリング成形
により拡径すると共に、内径面に環状溝108を成形し
て、図1(VI)に示すように、外輪素形材107を形成
する。
【0008】第1工程の据込みから第4工程の分離まで
の作業は、多段送り型の鍛造機によって熱間により処理
され、一方、第5工程の拡径は、図8に示すロールフォ
ーマにより冷間によって成形される。
【0009】ロールフォーマは、溝を有するメインロー
ラ110とマンドレル111に形成された溝成形用の環
状突出部112とで外筒部102の一部を外径面および
内径面から挟み、メインローラ110の回転により外筒
部102を接触回転させ、その回転状態の外筒部102
にマンドレル111を押し付けて外筒部102を拡径さ
せると共に、内径面に環状溝108を成形するようにし
ている。
【0010】ここで、ロールフォーマによって成形され
る外筒部102の内径面には段105が形成されてい
る。この段105は、第3工程において、円筒状成形品
2 を軸方向に分離する際に必然的に形成される。この
ため、ローリング成形される外筒部102が外径面に段
のない円筒面であると、外筒部102の両端部における
厚みの相違によって、外筒部102を良好にローリング
成形することができず、品質の良好な外輪素形材107
を得ることができない。
【0011】そこで、外筒部102には、第2工程の型
鍛造において、外径面に予め段109を形成して、外筒
部102の厚みの均一化を図り、ローリング成形によっ
て品質の優れた外輪素形材が得られるようにしている。
【0012】なお、第4工程によって形成された内輪素
形材106および第5工程によって形成された外輪素形
材107は、旋削加工、研削加工、あるいは熱処理等の
加工を経て、図9に示す玉軸受7の外輪7aや内輪7b
とされる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図7に示す
軸受素形材の製造方法においては、ロールフォーマを用
いて冷間により外筒部を拡径させる構成であるため、拡
径に時間を要すると共に、拡大率を大きくとることがで
きず、また、割れが生じて不良品の発生率が高いという
問題がある。
【0014】この発明の課題は、上記のような軸受素形
材の製造過程において形成される外筒部等の筒状体を割
れを生じさせることなく所定の寸法まで能率よく拡径さ
せることができるようにした筒状体の拡径方法およびそ
の装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明に係る拡径方法においては、回転軸の先
端面に形成された偏心孔内に加熱された筒状体を挿入
し、上記回転軸と同軸上に配置され、軸心を中心に回転
自在に支持された拡径用ポンチを一方向に回転する上記
回転軸に向けて移動し、その拡径用ポンチの先端部に形
成されたテーパ軸部を筒状体の内側に挿入して偏心孔の
内周および底に筒状体の外周を接触させ、その接触によ
り筒状体を偏心回転させた状態で上記拡径用ポンチをさ
らに圧入して筒状体を拡径させるようにしている。
【0016】また、この発明に係る拡径装置において
は、回転軸を有する固定型と、上記回転軸と同軸上に配
置された回転自在の拡径用ポンチを有する可動型とから
成り、上記回転軸の拡径用ポンチと対向する先端面に加
熱状態の筒状体が挿入される偏心孔を設け、その偏心孔
の内周と回転軸の軸心までの最小寸法を拡径後の筒状製
品の外径面の半径と同寸法とし、この偏心孔の底に前記
ポンチが挿入可能なポンチ挿入孔を設け、上記ポンチに
は先端側からテーパ軸部と、筒状製品の内径と同径のス
トレート軸部とを形成し、前記偏心孔にセットされた加
熱状態の筒状体内にポンチを圧入して筒状体を偏心孔の
内周および底との接触により回転させつつ拡径させるよ
うにしている。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1乃至図6に基づいて説明する。
【0018】図1は、この発明に係る拡径装置を採用し
た軸受素形材の製造方法によって成形される成形品を段
階に示すフロー図である。図1(I)に示される柱状素
材A0 は、高炭素クロム軸受鋼、肌焼鋼、機械構造用鋼
等の硬い材料を素材としている。この柱状素材A0 は、
第1工程において軸方向への据込みが熱間により行われ
る。その据込みによって、図1(II)に示すように、円
弧状外周面1を有する円盤状素材A1 が成形される。
【0019】円盤状素材A1 は、第2工程において型鍛
造される。図2は型鍛造を行う成形装置10を示す。成
形装置10は固定型11と可動型12とから成る。
【0020】固定型11は固定盤13を有し、その固定
盤13に固定されたダイホルダ14によって、固定盤1
3側からバッキングプレート15、ガイド筒16および
ダイ17が支持されている。
【0021】ダイ17は、段付き孔18を有する。この
段付き孔18の形成を容易とするため、上記ダイ17を
第1ダイ17aと第2ダイ17bとで形成している。
【0022】段付き孔18の大径孔部18aと小径孔部
18b間の段19は小径孔部18bに向けて傾斜するテ
ーパ面とされている。小径孔部18bにはノックアウト
用のスリーブ20の先端部が挿入されている。
【0023】スリーブ20は、その後端部に設けられた
フランジ21がガイド筒16の内周に沿ってスライド自
在に支持され、その後端面に当接するノックアウトピン
22の押圧によって軸方向に移動される。スリーブ20
は、前記バッキングプレート15の表面に後端が当接す
る後退位置において、先端がテーパ面から成る段19よ
り少し後退した位置に臨んでいる。
【0024】スリーブ20の内側にはポンチ23が設け
られている。ポンチ23は窪み成形用の突部24を先端
に有し、その突部24は後退停止位置に保持されたスリ
ーブ20の先端より前方に突出して小径孔部18b内に
臨んでいる。
【0025】可動型12はダイ17の軸心上に配置され
たポンチ25を有する。ポンチ25には、先端側から第
1突部26と、その第1突部26より大径の第2突部2
7とが設けられ、各突出部26、27の外周には抜き勾
配が付けられている。また、第2突部27の付根におけ
る肩28はダイ17の肩19と同方向に傾斜するテーパ
面とされている。
【0026】図1(II)に示す円盤状素材A1 は、図2
(I)に示すように、ダイ17の表面側にセットされ、
可動型12の固定型11に向けての移動により熱間成形
される。
【0027】図2(II)はその成形状態を示し、円盤状
素材A1 はダイ17の段付き孔18によって外径が成形
されると共に、固定型11におけるポンチ23の突部2
4および可動型12におけるポンチ25の第1突部26
と第2突部27によって内径が成形され、段付きの円筒
状成形品A2 が形成される。
【0028】円筒状成形品A2 は、可動型12の後退
後、スリーブ20の軸方向の移動によって固定型11の
ダイ17から取り出される。
【0029】図1(III )は、成形装置10から取り出
された円筒状成形品A2 を示す。この円筒状成形品A2
は、外筒部R1 と、その外筒部R1 に対して軸方向に位
置がずれ、端部が外筒部R1 の端面から外方に突出する
内筒部R2 とを有し、上記外筒部R1 の両端には同方向
に傾斜するテーパ面2a、2bが設けられている。ま
た、外筒部R1 には軸方向の全体にわたって同一径の円
筒状外径面3aと、ポンチ25の抜き勾配に相当するテ
ーパ状内径面3bとが設けられている。
【0030】一方、内筒部R2 の外径は外筒部R1 の小
径側内端の内径と略同径とされ、内部には底4が設けら
れている。
【0031】上記円筒状成形品A2 は、次に図3に示す
分離・打抜き装置30にセットされ、その分離・打抜き
装置30によって外筒部R1 と内筒部R2 の分離と内筒
部R2 の底4の打抜きとが熱間において同時に行われ
る。
【0032】分離・打抜き装置30は、固定型31と可
動型32とから成る。固定型31は固定盤33を有し、
その固定盤33に固定されたダイホルダ34によって、
固定盤33側からガイド筒35と、ダイ36とが支持さ
れている。
【0033】ダイ36はセット孔37を有し、そのセッ
ト孔37の内径は円筒状成形品A2の外筒部R1 がほぼ
ぴったりと嵌り込む大きさとされている。
【0034】ガイド筒35の内側にはノックアウト用の
スリーブ38が軸方向にスライド自在に挿入されてい
る。このスリーブ38はその後端面に当接したノックア
ウトピン39の押圧によって軸方向に移動され、ダイ3
6のセット孔37内に残される外筒部R1 をダイ36か
ら押し出すようになっている。
【0035】スリーブ38内に挿入された分離用固定ポ
ンチ40は前記ガイド筒35により軸方向に非可動に支
持されて先端面がダイ36の表面と略同一位置に保持さ
れている。分離用固定ポンチ40の先端部の外径は円筒
状成形品A2 の外筒部R1 内にほぼぴったりと嵌り合う
大きさとされている。また、分離用固定ポンチ40の内
径は、円筒状成形品A2 の内筒部R2 の内径より大きく
されており、内筒部R2 から打抜かれる底4を固定盤3
3に形成されたスクラップ排出孔41に誘導可能とされ
ている。
【0036】可動型32は、筒状のポンチホルダ42を
有し、そのポンチホルダ42内に筒状の分離用可動ポン
チ43の後端部が挿入されている。分離用可動ポンチ4
3は後端部にフランジ44を有し、そのフランジ44は
ポンチホルダ42の先端部に設けられたフランジ45
と、そのポンチホルダ42内に組込まれたガイド筒46
の先端によって軸方向に移動するのが防止されている。
【0037】分離用可動ポンチ43は、固定型31にお
ける分離用固定ポンチ40と同心状に保持されている。
この分離用可動ポンチ43の外径は固定型31における
ダイ36のセット孔37の内径より小径とされている。
また、分離用可動ポンチ43の内径は、固定型31にお
ける分離用固定ポンチ40の先端部の外径と略同径とさ
れ、可動型32の前進時に先端が分離用固定ポンチ40
の先端部外側に嵌合するようになっている。
【0038】ガイド筒46の内側にはノックアウト用の
スリーブ47の後端部が挿入されており、そのスリーブ
47の先端部は分離用可動ポンチ43内にスライド自在
に挿入されている。スリーブ47は後端に当接するノッ
クアウトピン48の押圧により前進して分離用可動ポン
チ43内に残される内筒部R2 を、その分離用可動ポン
チ43の先端部に押し出すようになっている。
【0039】スリーブ47の内側には底打抜き用の打抜
きポンチ49が設けられている。打抜きポンチ49は軸
方向に非可動の支持とされ、先端は分離用可動ポンチ4
3の先端と略同一位置に保持されている。打抜きポンチ
49の先端部の外径は円筒状成形品A2 の内筒部R2
内径と略同径とされている。この打抜きポンチ49の外
周にはスリーブ47の後退動を制限する段50が形成さ
れている。
【0040】円筒状成形品A2 は、ダイ36のセット孔
37と分離用固定ポンチ40の先端部間に外筒部R1
端部が嵌合するようセットされる。
【0041】円筒状成形品A2 のセット後に可動型32
を固定型31に向けて移動させると、可動型32におけ
る分離用可動ポンチ43が外筒部R1 の端面2bを軸方
向に押圧し、その分離用可動ポンチ43と分離用固定ポ
ンチ40によって外筒部R1は、図3(II)に示すよう
に、内筒部R2 から切り離されてダイ36のセット孔3
7内に押し込まれる。
【0042】また、外筒部R1 と内筒部R2 の分離が行
われる少し前の段階で内筒部R2 の底4は打抜きポンチ
49によって打抜かれて分離用固定ポンチ40内に押し
出される。分離用固定ポンチ40内に押し出された底4
は、その分離用固定ポンチ40内に順次押し出される底
4により押されてスクラップ排出孔41から落下排出さ
れる。
【0043】一方、分離された内筒部R2 は可動型32
の後退により下方に取り出され、軸受内輪用素形材とし
て使用される。また、ダイ36のセット孔37内に残る
筒状体としての外筒部R1 は、スリーブ38の前進動に
よりダイ36から取り出される。
【0044】図1(IV)は、分離・打抜き装置30から
取り出された外筒部R1 、内筒部R2 および底4を示
す。外筒部R1 は次に図4に示す拡径装置60により、
熱間において拡径される。
【0045】拡径装置60は、固定型61と可動型62
とから成り、両型61、62間にはストリッパプレート
63が定位置に配置され、そのストリッパプレート63
に筒状のストリッパ64が取付けられている。
【0046】固定型61はハウジングホルダ65を有
し、そのハウジングホルダ65に非回転に支持された軸
受ハウジング66は前後に分割されている。
【0047】軸受ハウジング66には複数の軸受67が
取付けられ、その軸受67によって回転自在に支持され
た回転軸68は図示省略した駆動装置によって一方向に
回転される。
【0048】回転軸68の先端面には、その回転軸68
の軸心に対する偏心位置に中心をもつ偏心孔69が形成
され、その偏心孔69の内周と回転軸68の軸心までの
最小寸法Lは、製品となる外輪素形材の外径面の半径と
同径とされている。
【0049】偏心孔69の底70にはポンチ挿入孔71
が形成され、そのポンチ挿入孔71は回転軸68の軸心
上に配置されている。
【0050】可動型62は、ホルダプレート72を有
し、そのホルダプレート72に筒状のポンチホルダ73
が取付けられている。ポンチホルダ73内には複数の軸
受74が取付けられ、その軸受74によって拡径用ポン
チ75の後端部が回転自在に支持されている。
【0051】拡径用ポンチ75は前記回転軸68と同軸
上に配置され、前記ストリッパ64内に沿って移動し得
るようになっている。また、拡径用ポンチ75には先端
からテーパ軸部76とストレート軸部77とが形成さ
れ、そのストレート軸部77の外径は、製品となる外輪
素形材の内径と同径とされている。
【0052】筒状体としての外筒部R1 は、加熱状態に
おいて図4(I)に示すように、偏心孔69内にセット
され、その内径面により支持されている。そのセット状
態において、可動型62を固定型61に向けて移動させ
ると、拡径用ポンチ75のテーパ軸部76が外筒部R1
内に侵入し、そのテーパ軸部76によって外筒部R1
偏心孔69の内周よび底70に押し付けられる。
【0053】このとき、回転軸68は回転状態にあるた
め、外筒部R1 は偏心孔69の内周および底70との接
触により偏心回転すると共に拡径用ポンチ75も回転す
る。その回転状態の外筒部R1 内にテーパ軸部76が圧
入されると共に、そのテーパ軸部76に続くストレート
軸部77が圧入され、外筒部R1 は拡径されて、図4
(III)に示すように、外輪素形材R3 が形成される。
【0054】外輪素形材R3 は、可動型62の後退時に
拡径用ポンチ75と共に後退し、拡径用ポンチ75がス
トリッパ64から抜け出る位置まで後退すると、そのス
トリッパ64に対する当接によって拡径用ポンチ75か
ら排出される。図1(V)は排出された外輪素形材R3
を示す。
【0055】上記のように、外筒部R1 を偏心回転させ
た状態で拡径用ポンチ75を圧入して熱間により拡径す
ることにより、外筒部R1 をきわめて効果的に無理なく
拡径することができ、外筒部R1 に割れを生じさせるこ
とがなく、良好な外輪素形材R3 を能率良く生産するこ
とができる。
【0056】ここで、外筒部R2 を拡径用ポンチ75の
圧入によって拡径させるとき、外筒部R1 の内径部は拡
径用ポンチ75との接触によって軸方向にずれが生じ易
く、上記外筒部R2 の端面が平坦であると、拡径された
外輪素形材R3 の端面はテーパ面に形成されるおそれが
ある。
【0057】しかし、外筒部R1 の両端面2a、2b
は、図2に示す成形装置10によって予め逆方向のテー
パ面とされているため、このテーパ面は外筒部R1 の拡
径時に平坦面とされる。このため、両端面の平行度の優
れた外輪素形材R3 を形成することができる。
【0058】実施の形態では、説明の都合上、成形装置
10、分離・打抜き装置30および拡径装置60のそれ
ぞれを独立した状態で説明したが、これらの各装置1
0、30、60の固定型11、31、61は多段送り型
鍛造機の固定ブロックによって支持されていると共に、
可動型12、32、62は共通のプレススライドに支持
されて同時に移動されるようになっており、熱間により
据込まれた円盤状素材A1 は、成形装置10、分離・打
抜き装置30および拡径装置60のそれぞれに順送りさ
れて成形、分離・打抜きおよび拡径の処理が熱間により
連続して行われる。また、成形装置10から分離・打抜
き装置30に成形品A2 が送られるとき、その成形品A
2 は反転される。
【0059】このように、円盤状素材A1 を成形装置1
0により外筒部R1 と内筒部R2 を有する段付きの円筒
状素材A1 を成形し、この円筒状素材A1 を分離・打抜
き装置30によって外筒部R1 と内筒部R2 を分離する
と同時に底4を抜き、分離後の外筒部R1 を拡径装置6
0により拡径するようにしたので、内輪素形材R2 およ
び外輪素形材R3 をきわめて能率よく製造することがで
きると共に、従来の技術の項で述べた冷間ローリング加
工を行うロールフォーマを不要とすることができ、コス
ト的にきわめて有利である。
【0060】また、外輪素形材の製造において、従来の
ローリング成形のような溝付き成形はできないが、溝成
形加工量は比較的少ないので、後の切削工程で容易に加
工でき、トータルとして外輪の生産性を高めることがで
きる。
【0061】図2に示す成形装置10において、ダイ1
7に形成された段付き孔18の小径孔部18bの内径面
およびポンチ25に形成された第2突部27の外径面を
それぞれ同方向に傾斜するテーパ面とすることにより、
図5(I)に示すように、外筒部R1 の内径面5aおよ
び内筒部R2 の外径面5bがそれぞれテーパ面とされた
段付きの円筒状成形品A3 が得られる。この円筒状成形
品A3 を図3に示す分離・打抜き装置30によって図5
(I)の鎖線で示す位置から分離し、同時に内筒部R2
の底4を打抜くことにより、図5(II)に示すように、
テーパ状内径面5aを有する外筒部R1 およびテーパ状
外径面5bを有する内筒部R2 を得ることができ、内筒
部R2 は図6に示す円錐ころ軸受6の内輪6bの素形材
として使用することができる。
【0062】また、外筒部R1 を拡径することにより、
その外筒部R1 を円錐ころ軸受6の外輪6aの素形材と
して使用することができる。
【0063】ここで、外筒部R1 の拡径に際しては、図
4に示す拡径装置60の移動型62におけるポンチ75
の先端部に外輪素形材のテーパ状内径面5aに対応する
テーパ軸部を設け、そのテーパ軸部を外筒部R1 内に圧
入して外筒分R1 を拡径する。
【0064】実施の形態においては、外輪素形材R3
形成する外筒部R1 の拡径を例にとって説明したが、拡
径しようとする筒状体はこれに限定されるものではな
い。
【0065】
【発明の効果】以上のように、この発明においては、加
熱された筒状体を偏心回転させ、その回転状態の筒状体
内に拡径用ポンチを圧入して筒状体を拡径させるように
したので、筒状体を割れを生じさせることなく能率よく
拡径することができ、軸受素形材を形成する多段送り型
鍛造機への組付けにおいて、軸受素形材の生産性の向上
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(I)乃至(V)は、この発明に係る拡径装置
を採用した軸受素形材の製造方法により成形される成形
品を段階的に示すフロー図
【図2】(I)は成形装置の断面図、(II)は成形状態
を示す断面図
【図3】(I)は分離・打抜き装置の断面図、(II)は
成形状態を示す断面図
【図4】(I)は拡径装置の断面図、(II)は(I)の
IV−IV線に沿った断面図、(III)は成形状態を示す断
面図
【図5】(I)は同上の段付き円筒状成形品の他の例を
示す断面図、(II)はその円筒状成形品の分離状態を示
す断面図
【図6】円すいころ軸受の断面図
【図7】従来の軸受素形材の製造方法によって成形され
る成形品を段階的に示すフロー図
【図8】ロールフォーマを示す平面図
【図9】玉軸受の断面図
【符号の説明】
61 固定型 62 可動型 68 回転軸 69 偏心孔 70 底 71 ポンチ挿入孔 75 拡径用ポンチ 76 テーパ軸部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸の先端面に形成された偏心孔内に
    加熱された筒状体を挿入し、上記回転軸と同軸上に配置
    され、軸心を中心に回転自在に支持された拡径用ポンチ
    を一方向に回転する上記回転軸に向けて移動し、その拡
    径用ポンチの先端部に形成されたテーパ軸部を筒状体の
    内側に挿入して偏心孔の内周および底に筒状体の外周を
    接触させ、その接触により筒状体を偏心回転させた状態
    で上記拡径用ポンチをさらに圧入して筒状体を拡径させ
    る筒状体の拡径方法。
  2. 【請求項2】 回転軸を有する固定型と、上記回転軸と
    同軸上に配置された回転自在の拡径用ポンチを有する可
    動型とから成り、上記回転軸の拡径用ポンチと対向する
    先端面に加熱状態の筒状体が挿入される偏心孔を設け、
    その偏心孔の内周と回転軸の軸心までの最小寸法を拡径
    後の筒状製品の外径面の半径と同寸法とし、この偏心孔
    の底に前記ポンチが挿入可能なポンチ挿入孔を設け、上
    記ポンチには先端側からテーパ軸部と、筒状製品の内径
    と同径のストレート軸部とを形成し、前記偏心孔にセッ
    トされた加熱状態の筒状体内にポンチを圧入して筒状体
    を偏心孔の内周および底との接触により回転させつつ拡
    径させることを特徴とする筒状体の拡径装置。
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