JPH11245301A - 既設管路の修理工法 - Google Patents

既設管路の修理工法

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Publication number
JPH11245301A
JPH11245301A JP10047660A JP4766098A JPH11245301A JP H11245301 A JPH11245301 A JP H11245301A JP 10047660 A JP10047660 A JP 10047660A JP 4766098 A JP4766098 A JP 4766098A JP H11245301 A JPH11245301 A JP H11245301A
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JP
Japan
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pipeline
lining
adhesive
tube
end opening
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Pending
Application number
JP10047660A
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English (en)
Inventor
Shuichi Yagi
秀一 八木
Masaaki Itagaki
正明 板垣
Kenji Morita
賢治 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Gas Co Ltd filed Critical Tokyo Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 施工時間の短縮化が図れると共に、内張り反
転によって施工管内に接着されるチューブの接着性能を
低下させる際のコストの上昇や作業の手間を簡略化する
ことができる既設管路の修理工法を提供することにあ
る。 【解決手段】 地中に埋設されている既設管路の一端開
口部より、管路内に先導ピグと吸水剤と管路内壁面に塗
付する必要量のプラグ状接着剤とを順に位置させて管内
に導入し、上記プラグ状接着剤の後段で、上記管路の一
端開口部に内張りチューブの先端部を反転導入する状態
に固定し、上記管路の他端開口部に吸引装置を配設し、
該吸引装置により管路内に負圧を生起させることで上記
先導ピグ、吸水剤、接着剤、内張りチューブを一連に管
路の他端側へ移動させる過程で該内張りチューブを管路
内壁面に貼着させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス,水道管等の既設
配管に対して老朽化・破損対策として補修或いは修理を
行うための反転内張りライニング工法に関する。
【0002】
【従来の技術】既設管路を埋設状態のまま修理する技術
は、これまで様々な工法が開発されており、その例とし
ては、管路内面に樹脂のライニング膜を形成する樹脂ラ
イニング工法や、管路内に可撓性の内張りチューブを反
転・非反転で導入して管路内面に接着する内張りライニ
ング工法等がある。
【0003】上述の工法の中で内張りライニング工法
は、地震等で管路に破損が生じたような場合でも樹脂ラ
イニングに比べて内張りチューブの気密性,可撓性によ
って破断等を起こすことなくガスの漏洩を防止できるこ
とから、地震対策に有効な管路の補修工法として注目さ
れているところである。
【0004】この内張りライニング工法について、本件
出願人は先に図7に示すような内張り反転工法を提案し
た。まず管路aの一端開口部より管路内に、管路aの内
径より若干大きい径を有する先導ピグbを1個または2
個管路内に導入して、次に管路内面に塗布する必要量の
接着剤cを先導ピグbの後方に導入し、この接着剤cに
隣接するように内張りチューブeを反転導入して、管路
の他端開口部に吸引装置を装着することで管路内に負圧
を生起させ、この負圧によって、上記先導ピグ,接着剤
を管路の他端側に移動させながら内張りチューブも管路
内に導入して、先導した接着剤によって内張りチューブ
を管路内面に接着する工法を提案した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、内張りライ
ニング工法を実施する場合には、チューブeを施工管a
の内面に接着することが前提となっているため、施工管
aの内面状況によって接着強度が低下するという問題が
あった。つまり、施工管aの腐食が激しく、仮に腐食孔
がある場合に、その腐食孔より管内に雨水等の水が流入
し、施工管内に水が滞留している場合がある。そこでこ
のような施工管にチューブeを内張りする前の段階で、
接着不良の原因となる水を除去する必要がある。このた
め、内張り施工前に施工管内をクリーニングして水を除
去する工程が必要となる。しかし、このような工程を新
たに設けると、内張り反転ライニングに要する作業手間
が多くなったり作業時間が長くなってしまうことにな
る。
【0006】本発明の目的は、上記した従来の内張り反
転ライニング工法における問題に鑑み、施工時間の短縮
化が図れると共に、内張り反転によって施工管内に接着
されるチューブの接着性能を低下させる際のコストの上
昇や作業の手間を簡略化することができる既設管路の修
理工法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、地中に埋設されている既設管路の一端開口部より、
管路内に先導ピグと管路内壁面に塗付する必要量のプラ
グ状接着剤とを順に位置させて管内に導入し、上記プラ
グ状接着剤の後段で、上記管路の一端開口部に内張りチ
ューブの先端部を反転導入する状態に固定し、上記管路
の他端開口部に吸引装置を配設し、該吸引装置により管
路内に負圧を生起させることで上記先導ピグ、接着剤、
内張りチューブを一連に管路の他端側へ移動させる過程
で該内張りチューブを管路内壁面に貼着させる既設管路
の修理工法において、上記先導ピグの前段に、管内に滞
留する液体を吸収する吸収手段を配設することを特徴と
する。
【0008】また上記吸水手段はビーズ状のアクリル系
ポリマーで形成されており、該ビーズ状のアクリル系ポ
リマーの前段にさらに先導ピグを配設して施工すること
を特徴とする。
【0009】さらに上記吸水手段は、吸水性の高いスポ
ンジで形成されていることを特徴とする。
【0010】またさらに、上記管路の一端開口部に加圧
装置を配設し、上記内張りチューブに加圧流体を付加す
るようにしたことを特徴とする。
【0011】また施工対象管路が長延長の場合における
他の手段として、既設管路の一端開口部より、管路内に
可撓性の内張りチューブを反転しながら導入して管路内
面に貼着する既設管路の修理工法において、第1工程と
して、上記既設管路の一端開口部より接着剤をプラグ状
に該管路内に導入し、ライニング手段により前記既設管
路内面に接着剤のライニング膜を形成し、第2工程とし
て、上記既設管路の一端開口部より、第1先導ピグ,吸
水剤としてのビーズ状のアクリル系ポリマー,第2先導
ピグを管内に導入し、上記先導ピグの後段に,少量の接
着剤をプラグ状に管内に導入し、上記プラグ状接着剤の
後段で,上記管路一端開口部に内張りチューブの先端部
を反転導入する状態にして固定し、上記管路の他端開口
部に吸引装置を配設し、該吸引装置により管路内に負圧
を生起させて該負圧により第1先導ピグ,吸水剤,第2
先導ピグ,接着剤,内張りチューブを管路の他端側へ移
動させることにより、管内に滞留する水分を除去しつつ
内張りチューブを管内面に貼着するように施工すること
を特徴とする。
【0012】また上記ライニング手段として、既設管路
の一端開口部よりプラグ状に導入された接着剤の後段
に、上記既設管路の内径より若干小さい外径を有するラ
イニングピグを管路内に導入し、上記既設管路の他端開
口部に吸引装置を配設し、負圧により上記ライニングピ
グを移動させて管路内壁面にライニング膜を形成するこ
とを特徴とする。
【0013】さらに上記第1,第2先導ピグは上記管路
の内径より若干小さい外径を有し、弾性力を有するスポ
ンジ材で形成されていることを特徴とする。
【0014】
【作用】請求項1,2,3記載の発明では、吸引装置を
駆動してチューブを反転移動させながら管路内壁面に貼
着させていく過程で、チューブ,接着剤の前段にある吸
水手段、例えばアクリル系ポリマー,スポンジが管内に
滞留する水分を除去する。
【0015】請求項4記載の発明では、水分を吸収した
吸水剤により移動負荷が大きくなった場合、吸引による
負圧だけでなく加圧による正圧の両方で、チューブの反
転移動をスムーズに行うことができる。
【0016】また施工管路が長延長の場合に、請求項
5,6,7記載の発明では、第1工程でピグライニング
等により管内壁面に接着剤のライニング膜を形成する。
そして第2工程として、まず既設管路の一端開口部より
第1工程で形成した接着剤のライニング膜を抉らない程
度の外径を有する第1先導ピグ,吸水剤,第2先導ピグ
の順に管路内に導入する。そして前記第2先導ピグに隣
接するように少量の接着剤をプラグ状に導入し、前記一
端開口部に前記内張りチューブの内面を外側に折り返し
て該チューブを装着する。そして前記管路の他端開口部
に吸引装置を装着して該管路内に負圧を生起させる。す
ると該負圧により前記第1先導ピグ,吸水剤,第2先導
ピグが接着剤をシールしながら管路の他端側へ移動し、
それと共に吸水剤が管路内に滞留する水分を除去しつつ
内張りチューブは反転しながら管路内に引き込まれてい
く。この際、第1工程で形成した接着剤のライニング膜
に、仮にムラがあった場合にもプラグ状の接着剤がこれ
を補い、内張りチューブは適正に管内面に貼着されてい
く。さらにこの際、施工管は長延長にも拘わらず、管内
に導入する接着剤の量は少量であるため、施工時間が長
期化することはない。
【0017】
【実施例】以下、本発明の第1実施形態を図示実施例に
より説明する。図1は、本発明の既設管路修理工法を説
明するための模式図である。同図において、符号1は地
中に埋設された施工対象の既設管路であり、符号2は既
設管路1と接続されている本管である。
【0018】図に示すように、本実施例で施工対象とす
る既設管路1は、途中にエルボAやソケットB等の管継
手が介在された構成となっている。管路1の修理を行う
にあたり、その準備として、まず管路1を一旦本管2か
ら切断しておく。
【0019】本発明の修理工法の手順としては、図2に
示すように、まず既設管路1の他端開口部1bに吸引装
置9を気密に接続したうえで、一端開口部1aより、先
導ピグ3を管路1内に導入する。
【0020】次に、管路1内の水を吸収する吸水剤Cを
前記先導ピグ3の後段側に位置させるように管路1内に
導入する。該吸水剤Cは、管路1内の水分を吸収するビ
ーズ状のアクリル性ポリマーで、吸水剤としてのアクリ
ル系ポリマーの吸水性能は400倍(脱イオン水、g/
gポリマー)である。そして、このアクリル系ポリマー
の安全性については、人体への刺激性がないことが、既
に試験(皮膚刺激性)で実証されている。吸水剤Cの後
段には、さらに先導ピグ4が管路1内に導入され、次い
で、接着剤5を収容している接着剤カセット21を管路
1の一端開口部1aに装着し、管路1の内面に塗布する
必要量の接着剤5をプラグ状に先導ピグ3の後段側に位
置するように管路1内に導入させる。そして、該接着剤
5の後段で、管路1の一端開口部1aに内張りチューブ
6の先端部をその内面を外側に折り返して管路1の一端
開口部1aに固定し、内張りチューブ6の後方から加圧
空気を付与する。本実施例では、接着剤として、a)エ
ポキシ樹脂、b)微粉末シリカを主成分とする揺変剤、
c)球状微粒子を主成分とする滑剤、d)上記b)と相
溶性に優れ、かつ上記a)を硬化させるのに十分な量の
硬化剤を組成成分として含むものが用いられる。
【0021】ここで上記先導ピグ3,4は、スポンジで
形成されており、その外径は既設管路1の内径より若干
大きい外径を有する球形ピグである。また、内張りチュ
ーブ6は、可撓性のある繊維で形成されており、偏平状
にしてリール装置8に巻装されている。また、該内張り
チューブ6の終端部には牽引ワイヤ(図示されず)が連
結され、前記リール装置8に巻装されて送出および巻き
取りが行えるようになっている。リール装置8には、コ
ンプレッサ等の加圧空気の供給装置50の空気吐出部が
連通しており、既設管路1の一端開口1aから折り返さ
れた状態で進行する内張りチューブ6の後方より加圧空
気を付与して内張りチューブ6の前方に向けた圧力を高
めるようになっている。
【0022】吸引装置9には、管路1内の圧力を検出し
て表示する圧力計91と、バルブ92とが設けられ、ま
た、加圧空気の供給装置50にも同様に、圧力計51お
よびバルブ52が設けられており、バルブ92および5
2を調整しながら管路1内の圧力を一定にするようにし
ている。
【0023】ところで、本実施例では、管路1内での圧
力を設定するために、バルブ52、92の開度を自動制
御する場合がある。つまり、管路1内での圧力は、同時
進行する先導ピグ3、吸水剤C、接着剤5および内張り
チューブ6の移動速度に影響し、さらに、移動速度は接
着剤の消費量に影響する。移動速度が早い場合には、管
路1の内壁面と接着剤との接触時間が短くなり、逆に遅
い場合には、接着剤5の接触時間が長くなる。このた
め、接触時間によって接着剤5の膜厚に影響し、接触時
間が長い場合には接着剤5の付着量が多くなる。接着剤
5の付着量が長い場合には接着剤5の後方に位置する内
張りチューブ6によって余剰な接着剤5がある程度掻き
取られて均一化されるものの、接着剤5の付着量が少な
い場合には、内張りチューブ6の接着強度に悪影響を及
ぼすこともある。そこで、本実施例では、吸引装置9と
加圧空気の供給装置50とによる管路1内の圧力設定
を、上記接着剤5が均一な膜厚となる圧力に決定するよ
うになっており、例えば、接着剤5が少ない場合には、
加圧空気の圧力を高めて内張りチューブ6を膨張しやす
い状態とし、これによって、内張りチューブ6と接着剤
5との接触圧力を高めて接着強度を強くする。この場合
の圧力制御は、管路長、接着剤5の粘性等を参考に予め
接着剤5の展延性をデータとするものであり、管路長と
使用される接着剤の種類とで最も接着強度が高められる
関係が得られるように負圧あるいは加圧空気の圧力を設
定することで行われる。
【0024】前記吸引装置9を稼働することによって該
管路内に負圧を生起させる。すると該負圧により先導ピ
グ3が吸水剤Cをシールしながら、すなわち、吸水剤C
が先導ピグ3よりも前側に移動するのを防止しながら管
路の開口部1b側へ移動すると共に、先導ピグ4も同様
にして、接着剤5をシールしながら,すなわち接着剤5
が吸取りピグ4より先に開口部1b側に移動するのを防
止しながら,管路の開口部1b側へ移動する。さらに、
接着剤5の後段側では、内張りチューブ6が管路1内で
裏返されるとともに、加圧空気を受けながら進行する。
【0025】このようにして吸水剤Cによって管内から
水分が除去された後に必要量の接着剤のみが管内面に塗
布されるようになり、空気を巻込むことなく内張りチュ
ーブ6が管内面塗布された接着剤5によって管内面に貼
着されていく。また、内張りチューブ6は接着剤5に隣
接した状態で移動することから、接着剤5は管路1の内
面に塗布されると共に、内張りチューブ6の折り返し部
6a(図2を参照)にも塗布されるので、チューブ6を
管路内面に確実に貼着することができる。
【0026】また、図3に示すように、負圧によって先
導ピグ3、吸水剤C、先導ピグ4、接着剤5及び内張り
チューブ6は進行方向に導かれて移動することからそれ
ぞれの進行性が良く、仮に管路途中に曲がり部があって
もスムーズに通過していき、チューブ6が順調に反転し
ながら管内面に沿って貼着されていく。
【0027】さらに、上記先導ピグ3および先導ピグ4
は、管路1の内径より若干大きい外径を有し弾力性を有
するスポンジ材で形成することから、該ピグは圧縮され
て管内1に導入されて、管路の段差部7(図4を参照)
にさしかかったときに拡径してシール性を保ちながら移
動することができる。それにより先導ピグ3および先導
ピグ4が段差部7のような箇所にさしかかっても、管内
面とピグとの間に間隙が形成されないので、吸水剤Cや
接着剤5が先導ピグ3あるいは先導ピグ4より前方に流
出することが確実に防止される。
【0028】また、特に曲がり部が多い管路等で、内張
りチューブ6の導入(進行)性が特定の場所で悪くなっ
た場合に、吸引装置9のバルブ92を操作して管路1内
の負圧を一旦低下させる。そして、内張りチューブ6を
所要量引き戻すことで、内張りチューブ6を後退させ、
再び管路1内の負圧を高めて、内張りチューブ6の再導
入を図る。このようにすることで、チューブ6の導入
(進行)に勢いが付き、仮に曲がり角度のきついエルボ
等で導入不通になったとしても、勢いを付けることで、
チューブ6を進行させることができるようなる。
【0029】次に本発明の第2実施形態として、施工対
象管が長延長の場合について、図5,図6を用いて説明
する。まず第1工程として図5に示すように、既設管路
1の一端開口部1aより、管路1の内面に塗布する必要
量の接着剤5をプラグ状に導入し、該接着剤5の後段に
ライニングピグ10を配置する。このライニングピグ1
0は、その外径が既設管路1の内径より若干小さいもの
とする。次に、管路1の他端開口部1bに吸引装置9を
接続する。ここで該吸引装置9には、管路1内の圧力を
検出して表示する圧力計91と、バルブ92とが設けら
れており、バルブ92を調整しながら管路1内の圧力を
一定にするようにしている。そして前記吸引装置9を稼
働することによって該管路1内に負圧を生起させる。す
ると該負圧に起因して前記ライニングピグ10が接着剤
5をライニングしながら管路の他端開口部1b側へ移動
する。その結果、既設管路1の内壁面には接着剤のライ
ニング膜51が形成される。
【0030】次に第2工程として図6に示すように、前
記既設管路1の一端開口部1aより、第1先導ピグ1
1,上記吸水剤C,第2先導ピグ12を管路1内に導入
する。これら第1,第2先導ピグ11,12はスポンジ
で形成されており、その外径は既設管路1の内径より若
干小さい外径を有する球形ピグである。さらに詳しく
は、これら第1,第2先導ピグ11,12が前記既設管
路1内を挿通する際に、第1工程で形成したライニング
膜51を抉らない程度の外径を有するものである。
【0031】次に接着剤5’をプラグ状に第2先導ピグ
12の後段側に位置するように管路1内に導入する。こ
の接着剤5’は、第1工程で使用した接着剤5と同様の
もので、通常、長延長の既設管路1の管内面に内張りチ
ューブ6を貼着させるには、大量の接着剤を必要とする
が、本発明の場合、第1工程において既設管路1の内面
に予め接着剤のライニング膜51を形成しているため、
基本的には接着剤は必要としない。しかし、ライニング
膜51に、仮にムラ等があった時のために接着剤5’を
管路1内に導入することによって内張りチューブ6の貼
着をより確実なものとする。
【0032】そしてさらに、前記接着剤5’の後段で、
管路1の一端開口部1aに内張りチューブ6の先端部を
その内面を外側に折り返して管路1の一端開口部1aに
固定する。
【0033】次に、管路1の他端開口部1bに吸引装置
9を接続する。そして前記吸引装置9を稼働することに
よって該管路内に負圧を生起させる。この際、仮に施工
対象管1に腐食孔Xがあった場合、負圧により前記腐食
孔Xより管内に雨水等が流入してしまうことがある。し
かし、負圧により前記第1先導ピグ11,吸水剤C,第
2先導ピグ12が移動する過程で、管路1内に流入した
水分を吸水剤Cが除去し、その後続く内張りチューブ6
が腐食孔Xを塞いでしまう。さらに移動過程で吸水剤C
が接着剤のライニング膜51にくっついてしまうことが
懸念されるが、吸水剤Cの後段に位置する第2先導ピグ
12がくっついた吸水剤Cを剥離させ、適正に施工でき
るようにしている。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように請求項1,2,3記
載の発明では、吸引装置を駆動してチューブを反転移動
させながら管路内壁面に貼着させていく過程で、チュー
ブ,接着剤の前段にある吸水手段、例えばアクリル系ポ
リマー,スポンジが管内に滞留する水分を除去する。
【0035】また、請求項4記載の発明では、水分を吸
収した吸水剤により移動負荷が大きくなった場合、吸引
による負圧だけでなく加圧による正圧の両方で、チュー
ブの反転移動をスムーズに行うことができる。
【0036】さらに請求項5,6,7記載の既設管路の
修理工法では、施工対象管が長延長の場合においても、
第1工程でピグライニング等により管内壁面に接着剤の
ライニング膜を形成することにより、第2工程における
管内への導入接着剤の量を少量にすることで解決し、管
内に滞留する水分を除去しながら、内張りチューブは適
正に管内面に貼着されていく。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態における既設管路の修理工法を説
明するための管路の模式図である。
【図2】第1実施形態における既設管路内に導入される
部材の順序を説明するための模式図である。
【図3】管路の曲がり部での施工状況を示す説明図であ
る。
【図4】管路の段差部での施工状況を示す説明図であ
る。
【図5】第2実施形態における第1工程の説明図であ
る。
【図6】第2実施形態における第2工程の説明図であ
る。
【図7】従来の既設管路の修理工法を説明するための概
略図である。
【符号の説明】
1 既設管路 1a 一端開口部 1b 他端開口部 2 本管 3 先導ピグ 4 先導ピグ 5 接着剤 6 内張りチューブ 8 リール 9 吸引装置 10 ライニングピグ 11 第1先導ピグ 12 第2先導ピグ 50 加圧空気の供給装置 C 吸水剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // B29L 23:00

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地中に埋設されている既設管路の一端開
    口部より、管路内に先導ピグと管路内壁面に塗付する必
    要量のプラグ状接着剤とを順に位置させて管内に導入
    し、上記プラグ状接着剤の後段で、上記管路の一端開口
    部に内張りチューブの先端部を反転導入する状態に固定
    し、 上記管路の他端開口部に吸引装置を配設し、該吸引装置
    により管路内に負圧を生起させることで上記先導ピグ、
    接着剤、内張りチューブを一連に管路の他端側へ移動さ
    せる過程で該内張りチューブを管路内壁面に貼着させる
    既設管路の修理工法において、 上記先導ピグの前段に、管内に滞留する液体を吸収する
    吸収手段を配設することを特徴とする既設管路の修理工
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の既設管路の修理工法にお
    いて、 上記吸水手段はビーズ状のアクリル系ポリマーで形成さ
    れており、該ビーズ状のアクリル系ポリマーの前段にさ
    らに先導ピグを配設して施工することを特徴とする既設
    管路の修理工法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の既設管路の修理工法にお
    いて、 上記吸水手段は、吸水性の高いスポンジで形成されてい
    ることを特徴とする既設管路の修理工法。
  4. 【請求項4】 上記管路の一端開口部に加圧装置を配設
    し、上記内張りチューブに加圧流体を付加するようにし
    たことを特徴とする請求項1,2,3記載の既設管路の
    修理工法。
  5. 【請求項5】 既設管路の一端開口部より、管路内に可
    撓性の内張りチューブを反転しながら導入して管路内面
    に貼着する既設管路の修理工法において、 第1工程として、上記既設管路の一端開口部より接着剤
    をプラグ状に該管路内に導入し、ライニング手段により
    前記既設管路内面に接着剤のライニング膜を形成し、 第2工程として、上記既設管路の一端開口部より、第1
    先導ピグ,吸水剤としてのビーズ状のアクリル系ポリマ
    ー,第2先導ピグを管内に導入し、上記先導ピグの後段
    に,少量の接着剤をプラグ状に管内に導入し、 上記プラグ状接着剤の後段で,上記管路一端開口部に内
    張りチューブの先端部を反転導入する状態にして固定
    し、 上記管路の他端開口部に吸引装置を配設し、該吸引装置
    により管路内に負圧を生起させて該負圧により第1先導
    ピグ,吸水剤,第2先導ピグ,接着剤,内張りチューブ
    を管路の他端側へ移動させることにより、管内に滞留す
    る水分を除去しつつ内張りチューブを管内面に貼着する
    ように施工することを特徴とする既設管路の修理工法。
  6. 【請求項6】 上記ライニング手段として、既設管路の
    一端開口部よりプラグ状に導入された接着剤の後段に、
    上記既設管路の内径より若干小さい外径を有するライニ
    ングピグを管路内に導入し、上記既設管路の他端開口部
    に吸引装置を配設し、負圧により上記ライニングピグを
    移動させて管路内壁面にライニング膜を形成することを
    特徴とする請求項5記載の既設管路の修理工法。
  7. 【請求項7】 上記第1,第2先導ピグは上記管路の内
    径より若干小さい外径を有し、弾性力を有するスポンジ
    材で形成されていることを特徴とする請求項5,6記載
    の既設管路の修理工法。
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JP2006341516A (ja) * 2005-06-09 2006-12-21 Kando:Kk 既設管路のライニング工法

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