JPH11245349A - 積層ラミネートシート - Google Patents

積層ラミネートシート

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JPH11245349A
JPH11245349A JP5160598A JP5160598A JPH11245349A JP H11245349 A JPH11245349 A JP H11245349A JP 5160598 A JP5160598 A JP 5160598A JP 5160598 A JP5160598 A JP 5160598A JP H11245349 A JPH11245349 A JP H11245349A
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JP
Japan
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coating layer
weight
ethylene
polypropylene
resin
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Application number
JP5160598A
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English (en)
Inventor
Kazuhisa Yasumoto
一寿 安元
Katsuji Ohira
克次 大平
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MONTELL JPO KK
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MONTELL JPO KK
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  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】塩化ビニル樹脂と同等の柔軟性を維持したま
ま、軽量かつ溶融張力及び接着性に優れた積層ラミネー
トシートを提供する。 【解決手段】ポリオレフィン樹脂の織布の片面又は両面
に被覆層を形成する。被覆層は、以下の特性を有するポ
リプロピレン樹脂組成物からなる。 (1) 25℃におけるキシレン可溶分が40〜80重量%
である。 (2) 示差走査型熱量計により測定した融解ピークが13
0〜170℃と、100〜120℃とにそれぞれ少なく
とも一つずつ存在する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリオレフィン樹
脂の織布の片面又は両面に熱可塑性樹脂を被覆して得ら
れる、ヒートシール性、密閉性、耐水性及び破断強度に
優れた積層ラミネートシートに関する。具体的に述べれ
ば、本発明は、テントや、養生シート、フレキシブルコ
ンテナー、レジャーシート、積み荷用の幌、建設現場の
目隠しシート、送風管等の用途に適した積層ラミネート
シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の養生シートや、フレキシブルコン
テナー、レジャーシート、積み荷用の幌、建設現場の目
隠しシート、送風管等のテント状の材料には、ポリエス
テル系合成樹脂や、ポリアミド系合成樹脂などの繊維、
その他の繊維からなる織布の表面に、ポリ塩化ビニル樹
脂やゴムなどで被覆層を形成した軟質のターポリンを基
材として製造されたものが用いられてきた。この被覆層
としてはポリ塩化ビニル樹脂が最も一般的に使用されて
いるが、このポリ塩化ビニル樹脂には、熱安定性や、柔
軟性等の改良を目的として多量の可塑剤が配合されてい
るため、液状成分がブリードして充填物に移行したり、
汚れが付きやすく、また樹脂自体の比重が重く、作業性
に劣り、更に、燃焼時に有毒な塩化水素ガスが発生し、
近年問題になっているダイオキシンの発生源ともなるた
め、環境衛生上、取り扱い上、安全上等の問題点が指摘
されている。
【0003】軽量かつ可塑剤を含まない柔軟な材料とし
て、ポリエチレンや、エチレン−酢酸ビニル共重合体、
エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−アクリル
酸共重合体、エチレン−マレイン酸共重合体等のエチレ
ン変性体や、ポリプロピレン等のポリオレフィン系材料
が注目を浴びている。その中でも特にポリプロピレン樹
脂の延伸糸条を織製した織布が最近開発され、高強度、
軽量性、耐熱性の点で有利である。その被覆層として、
低密度ポリエチレンやその変性材料であるエチレン酢酸
ビニル共重合体等が考えられるが、これらの材料は、引
き裂き強度や突き刺し強度に劣り、その融点は70〜1
20℃程度と耐熱性に劣り、更に臭気の問題もあるため
用途に制限がある。また、ポリプロピレン樹脂の織布と
の接着強度が弱いという欠点もある。従来のポリプロピ
レン樹脂は柔軟性に欠けるとともに溶融張力に欠けるこ
とから織布基材上への押出しラミネート成形には適さな
いと考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、軽量かつ衛
生性に優れるポリオレフィン樹脂を用い、塩化ビニル樹
脂と同等の柔軟性を維持したまま、引き裂き強度や、突
き刺し強度、耐熱性に優れ、基材となるポリオレフィン
樹脂織布との接着強度に優れ、かつ押出しラミネート適
性に優れた積層ラミネートシートを提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を達成するため鋭意研究を重ねた結果、ポリオレフィン
樹脂の織布に、特定のポリプロピレン樹脂を被覆するこ
とによって上記課題を解決しうる事を見出し、本発明を
完成するに至ったものである。即ち、本発明は、ポリオ
レフィン樹脂の織布の片面又は両面に被覆層を有する積
層ラミネートシートであって、前記被覆層が、以下の特
性を有するポリプロピレン樹脂組成物からなることを特
徴とする積層ラミネートシートに関するものである。 (1) 25℃におけるキシレン可溶分が40〜80重量%
である。 (2) 示差走査型熱量計により測定した融解ピークが13
0〜170℃と、100〜120℃とにそれぞれ少なく
とも一つずつ存在する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明について更に詳細に
説明する。本発明で使用される織布は、ポリオレフィン
樹脂から構成される。使用されるポリオレフィン樹脂と
しては、オレフィンをモノマーとして含有するポリマ
ー、例えば、ホモポリマー又はコポリマーであれば、特
に制限なく、各種のポリオレフィン樹脂を使用すること
ができる。このようなポリオレフィン樹脂としては、例
えば、プロピレンの結晶性ホモポリマーや、プロピレン
と、エチレン及び/又はC4〜C8のα−オレフィンと
からなるコポリマー、例えば、エチレン及び/又はC4
〜C8のα−オレフィンを、例えば、0.5 〜15重量%含
む、プロピレンと、エチレン及び/又はC4〜C8のα
−オレフィンとの結晶性共重合体等を好適に挙げること
ができる。
【0007】織布は、例えば、上記ポリオレフィン樹脂
の延伸糸条を織製することによって製造することができ
る。延伸糸条は、ポリオレフィン樹脂を紡糸して容易に
得られる。延伸糸条としては、シート織布として十分な
強度が得られるものであれば、フラットヤーンや、マル
チフィラメント、モノフィラメント等、特に限定される
ものではない。この内、フラットヤーンは、高速での生
産効率や加工適性に優れる点で最も好適に用いられる。
フラットヤーンは、公知の技術を採用して容易に成形す
ることができる。フラットヤーンは、例えば、Tダイ法
や、インフレーション法により押し出したフィルムを所
定幅でスリットしてテープ状とし、熱板や熱ロールによ
って縦−軸方向に延伸して配向を与え、その後に熱処理
を加えて得ることができる。フラットヤーンの繊度は、
通常500〜2000デニール、好ましくは、800 〜15
00デニールであることが適当である。
【0008】このようなポリオレフィン樹脂の延伸糸条
は、例えば、サーキュラー織機や、スルーザー型織機、
ウォータージェット型織機等公知の織機を用いて織成さ
れ、織布とされる。織布は、例えば、上記延伸糸条を使
用して、例えば、打ち込み密度、10×10〜30×3
0本/インチ、好ましくは、15×15〜20×20本
/インチで織製することが適当である。本発明で使用さ
れる被覆層は、軟質ポリプロピレン樹脂から構成され
る。具体的には、軟質ポリプロピレン樹脂は、例えば、
特開昭61−42553号公報に開示されるような多段
重合法によって得られる高エラストマー成分含有のポリ
プロピレンと、低密度ポリエチレンとのブレンドからな
ることが好ましい。
【0009】この多段重合法は、第一段階のポリプロピ
レンの単独重合又はプロピレンと少量のエチレンとのラ
ンダム共重合段階と、次にエチレンとC3以上のポリオ
レフィンとの混合物の共重合段階とを含む共重合工程か
らなる。リアクター中での分子レベルでのブレンドが可
能となるため、従来の重合後にブレンドする方法と違
い、エチレンと、それ以外の成分とが微細に分散するこ
とにより非常に柔軟でありながら、引き裂き、突き刺し
強度に優れたフィルムを得ることが出来る。具体的に
は、まず、第一段のリアクターにおいて、チタン化合物
触媒及びアルミニウム化合物触媒の存在下でプロピレン
モノマーの単独重合又はプロピレンモノマーと、少量の
エチレンとのランダム共重合を行い、プロピレンポリマ
ーを得る。このプロピレンポリマーを前記のチタン化合
物触媒及びアルミニウム化合物触媒を含有したままで、
第二段のリアクターに移し、新たにエチレン、プロピレ
ン、又はC4以上のモノマーを添加し、重合反応を行
い、第二のポリオレフィン重合体を得る。順次目的に応
じ多段階の共重合反応を行なう。
【0010】従来のブロックポリプロピレン共重合体で
は、プロピレンに共重合されるブロック部分、即ち、プ
ロピレン−エチレン、プロピレン−α−オレフィン共重
合体からなるゴム成分の含有量は、その製造プロセス
上、元のプロピレンに対して約50重量%程度含有させ
るのが限界であった。そのため、可塑化塩化ビニル樹脂
のような柔軟性をポリプロピレン系樹脂で実現するのは
極めて困難であった。しかしながら、上記のような多段
重合ブレンドを行なうことによって、上記共重合部分か
ら成るゴム成分を、例えば、50〜80重量%、好まし
くは、60〜70重量%含有させることが可能となり、
可塑化した塩化ビニル樹脂と同等な物性を持つ樹脂が得
られ、通常の押出機等によるブレンド法では樹脂粘度的
に不可能なブレンド組成物も作ることが可能になる。
【0011】被覆層の厚みは、一般に、10〜200μ
m 、好ましくは、30〜100μmであることが適当で
ある。被覆層が、10μm よりも薄いと、得られる積層
ラミネートシートの強度や、ピンホール適性、ヒートシ
ール性が劣り易い。一方、被覆層の厚みが、200μm
よりも厚くなると、積層ラミネートシートは、柔軟性及
び軽量性に劣り易い。本発明で使用される被覆層の25
℃におけるキシレン可溶分は、40〜80重量%、好ま
しくは、50〜70重量%である。キシレン可溶分が、
80重量%を越えると、得られる被覆層は、耐熱性及び
耐傷付き性に劣り、一方、40重量%未満では、得られ
る積層ラミネートシートが固くなり、風合いが損なわれ
るとともに、施工性が劣り、好ましくない。
【0012】ここで、25℃におけるキシレン可溶分
は、FDA 177.1520 (d)(4)(ii)に記された方法に従
って測定したものである。また、被覆層は、示差走査型
熱量計により測定した場合に、130〜170℃、好ま
しくは、140〜160℃と、100〜120℃、好ま
しくは、105〜115℃とにそれぞれ少なくとも一つ
ずつ融解ピークが存在することが必要である。このよう
に、2 種類の温度範囲において、それぞれ1つずつの融
解ピークが生じることによって、耐熱性と押し出しラミ
ネート適性の両立が可能となる。示差走査型熱量計(D
SC)は、示差走査型熱量測定に用いる熱量計であり、
該示差走査型熱量測定は、試料を一定速度で昇降温させ
たときに生ずる熱的変化を熱エネルギー量として定量す
る方法である。融解ピーク曲線は、示差走査型熱量系を
用いて試料約3〜5mgを230℃で5分間溶解後、2
0℃/分の速度で30℃まで降温し、更に、5分間一定
温度に保った後、20℃/分の速度で230℃まで昇温
することにより得られる。
【0013】なお、本発明で使用する被覆層は、示差走
査型熱量計により測定された130〜170℃における
融解ピークの融解エネルギーΔHm (J/g)が、例えば、
10〜80J/g 、好ましくは、20〜50J/g であるこ
とが好ましい。この時の融解エネルギーΔHm (J/g)
は、ピーク前後のベースライン同士を結んだ直線の上の
部分の面積のうち130〜170℃の範囲内にある面積
の合計量を意味する。なお、融解エネルギーΔHm は、
JIS K7122に準拠して測定される。融解エネル
ギーΔHm (J/g)が、10J/g を下回ると、被覆層の耐
熱性及び耐傷付き性、並びに織布との接着強度が劣り易
い。一方、融解エネルギーΔHm (J/g)が、80J/g を
超えると、積層ラミネートシートが固くなり、風合いが
損なわれ易く、また、施工性が劣り易いので、好ましく
ない。
【0014】100〜120℃の間のピークは、押出ラ
ミネート適性にとって必要とされる溶融張力を与える。
溶融張力とは、樹脂を溶融状態で一軸方向に延伸したと
きに生じる張力である。この溶融張力は、押出ラミネー
ト時に溶融フィルムとして押し出された樹脂が、冷却ロ
ールとプレッシャーロールとによってニップされ、高速
で伸長されるときに溶融膜にかかる張力を示している。
溶融張力に欠ける通常の線状ポリプロピレン等の材料
は、伸長時に膜に伝わる力が弱いために、膜厚みが不均
一になるサージング又はドローレゾナンスと呼ばれる現
象が起こり、100m/分以上での高速での押出ラミネー
ト成形を行なうことはできない。このような100〜1
20℃の間のピークを付与するものであれば、各種の樹
脂材料を使用することができる。このような材料として
は、例えば、分子鎖内に長鎖分岐成分を持ち、溶融張力
に優れる低密度ポリエチレンが適当である。このような
低密度ポリエチレンは、例えば、3〜40重量%、好ま
しくは、10〜20重量%加えることが好ましく、この
ような添加によって、好適な押出ラミネート適性が付与
される。例えば、低密度ポリエチレンの量が3重量%に
満たないと押出ラミネート適性を向上させる効果が少な
く、40重量%を超えると、耐熱性や、ポリオレフィン
樹脂製織布との接着性に劣り易い。
【0015】低密度ポリエチレンの密度は、例えば、0.
880 〜0.925 g/cm3 、好ましくは、0.900 〜0.920g/cm3
である。好ましいポリプロピレン樹脂は、多段重合ポリ
プロピレン共重合体と、低密度ポリエチレンとからなる
ものである。多段重合ポリプロピレン共重合体は、高割
合でエチレン成分を含むため、低密度ポリエチレンとの
相溶性が良く、ドライブレンドでも十分に分散するが、
ヘンシェルミキサー等のブレンダー中で混合して成分を
均一に分散し、次に混合物を単軸押出機、二軸押出機、
バンバリーミキサー、ニーダー等を用いて混合組成物と
し、ペレット化する等の従来の方法に従っても、被覆層
に使用されるポリプロピレン樹脂を調製することが出来
る。被覆層に使用されるポリプロピレン樹脂には、更に
必要に応じて、顔料や、酸化防止剤、紫外線安定剤、滑
剤、抗ブロッキング剤、帯電防止剤、中和剤、難燃剤等
の従来の添加剤を含んでよい。
【0016】被覆層の密度は、例えば、0.880 〜0.920g
/cm3、好ましくは、0.890 〜 0.910が適当である。ま
た、被覆層の弾性率は、例えば、600 〜1000kg/cm2、好
ましくは、700 〜900kg/cm2 であることが適当である。
【0017】
【実施例】以下、本発明を更に実施例により詳細に説明
するが、本発明の範囲は、これらの実施例によって何ら
限定されるものではない。実施例で使用するポリプロピ
レン材料(A)は、モンテル(Montell)社製リアクター
メイドポリプロピレン重合体であるキャタロイKS−3
57P(MFR=25、230 ℃)を使用した。これは、第I段
階でプロピレンとエチレンをランダム共重合し、第2段
階で、エチレンとプロピレンを共重合することにより得
られたものである。また、実施例で使用した低密度ポリ
エチレン(B)は、日本ポリオレフィン社製ラミネート
グレードL170(MFR=7、190 ℃)を使用した。比較
例に使用したエチレン−酢酸ビニル共重合体は、酢酸ビ
ニル含量20重量%の日本ポリオレフィン社製EVAラ
ミネートグレード FL14−1を使用した。
【0018】基材となるポリオレフィン樹脂製の織布
は、ホモポリプロピレン(MFR=1.0 g/10分)を使用し、
押出し機に投入してT−ダイ法によりフィルムを成形し
た後、細断してテープ状とし、熱板接触延伸方式で延伸
倍率5倍に延伸した繊度1000デニールのフラットヤ
ーンを経糸及び緯糸として用いて、打ち込み密度16×
16本/インチの平織りの織布を製造した。実施例1〜2、比較例1〜3 以下の表1に種類及び配合量で表示した各成分をドライ
ブレンドして、L/D=24、ダルメージ型スクリュー
を有する直径65mmの押出機と、600mm幅のコートハ
ンガー型T−ダイスを有するラミネート成形機に投入
し、前記ポリプロピレン樹脂製織布の両面に厚み60μ
m で押出しラミネートを行った。各種成形条件は以下の
通りである。 シリンダー温度(℃) : 200℃/240℃/260℃/270℃/280℃ アダプター、ヘッド温度: 280℃ ダイス温度 : 280℃ エアギャップ : 120mm チルロール温度 : 25 ℃ ニップ圧力 : 3kg/cm2 使用した被覆層の組成及び特性、並びに、得られた織布
の特性について、表1に示す。
【0019】
【表1】 表1 実施例 比較例 1 2 1 2 3 被覆樹脂(重量%) KS-357P 90 80 50 100 L170 10 20 50 FL14−1 (参考) 100 融点 106/140 106/140 106/140 140 82 (ピーク温度(℃)) キシレン可溶分 55 49 30 60 15 ΔHm (J/g) 28 22 15 30 ピーク (130-170 ℃に なし おけるピーク) 密度 (g/cm3) 0.902 0.904 0.908 0.900 0.940 弾性率(kg/cm2) 750 720 700 780 700 織製の特性 ドローダウン性 130 150 180 60 100 (m/分) 接着強度 (g/15mm) 850 750 300 900 500 なお、各物性の測定法を以下に示す。 <弾性率>ASTM−D790に従う。 <密度>ASTM−D792に従う。 <接着強度>各種サンプルの成形速度100m/分のもの
を使用。比較例2のみ成形速度60m/分。
【0020】T方向に15mm幅にカットしたラミネート
シートにおいて、織布と、被覆層とに対して、T型剥離
テストを行った。剥離速度は300mm/分であった。 <押出しラミネート時のドローダウン性(DD性)>押
出し量を40kg/時間一定に保ち、ラインスピードを徐
々に上げていったときに、サージング、耳切れ、極端な
偏肉現象が起こらずに成形できる最大のスピードをドロ
ーダウン性とした。 <キシレン可溶分>FDA 177.1520 (d)(4)(ii)に記
された方法に従って測定した。
【0021】
【発明の効果】上記の表1から、軽量かつ衛生性に優れ
るポリプロピレン等のポリオレフィン樹脂の織布に特定
の軟質ポリプロピレン樹脂を被覆したことにより、柔軟
で、耐熱性に優れ、織布との接着強度に優れ、かつ押出
ラミネート適性に優れた、積層ラミネートシートが得ら
れることが分かる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリオレフィン樹脂の織布の片面又は両
    面に被覆層を有する積層ラミネートシートであって、 前記被覆層が、以下の特性を有するポリプロピレン樹脂
    組成物からなることを特徴とする積層ラミネートシー
    ト。 (1) 25℃におけるキシレン可溶分が40〜80重量%
    である。 (2) 示差走査型熱量計により測定した融解ピークが13
    0〜170℃と、100〜120℃とにそれぞれ少なく
    とも一つずつ存在する。
  2. 【請求項2】 前記ポリオレフィン樹脂が、ポリプロピ
    レン樹脂である請求項1記載の積層ラミネートシート。
  3. 【請求項3】 前記ポリプロピレン樹脂組成物が、
    (A)エチレン−プロピレンエラストマー及び/又はエ
    チレン−ブテンエラストマー含有率が50〜70重量%
    である多段重合ポリプロピレン共重合体60〜97重量
    %と、(B)密度が0.880 〜0.925 g/cm3 の低密度ポリ
    エチレン40〜3重量%とからなる請求項1記載の積層
    ラミネートシート。
JP5160598A 1998-03-04 1998-03-04 積層ラミネートシート Pending JPH11245349A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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