JPH11245495A - スタンプユニット - Google Patents

スタンプユニット

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JPH11245495A
JPH11245495A JP5257498A JP5257498A JPH11245495A JP H11245495 A JPH11245495 A JP H11245495A JP 5257498 A JP5257498 A JP 5257498A JP 5257498 A JP5257498 A JP 5257498A JP H11245495 A JPH11245495 A JP H11245495A
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ink
stamp
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ink pack
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Hiroshi Takami
弘 高見
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクパックとグリップ部材の下端部との間
に配置された板状部材を介してインクパックを均一に加
圧することにより、板状部材とホルダ底部との間でイン
クパックを開封してインクパック内のインクを残らず流
出させて印材にインクを供給することが可能なスタンプ
ユニットを提供する。 【解決手段】 印材3に対してインクを供給する場合、
ホルダ部材4の内部にインクパック6を配置した状態
で、グリップ部材5を下方に押圧することにより、ホル
ダ部材4内のインクパック6を厚紙板37と切断リブ4
0との間で均一に挟圧して開封するように構成する。こ
れにより、インクパック6内のインクはインク流通孔4
1から下方に流下して均一に印材3に供給されて印材3
に対してワンタッチで簡単にインクの供給が行われ、ま
た、インクパック6に取り替えるだけの簡単な作業によ
りインクの補給を行ってスタンプ印刷が再開される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スカート部材内で
上下に摺動可能に配置され、その下端部に印材を保持す
るホルダ部材、及び、ホルダ部材の上方に配置されてホ
ルダ部材を下方に移動させるグリップ部材を有するスタ
ンプユニットに関し、特に、ホルダ部材に保持された印
材に対してインクを供給するに際して、ホルダ内にイン
クを充填してなるインクパックを配置し、インクパック
とグリップ部材の下端部との間に配置された板状部材を
介してインクパックを加圧することにより、板状部材と
ホルダ底部との間でインクパックを開封して印材にイン
クを供給することが可能なスタンプユニットに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、各種タイプのスタンプユニッ
トが提案されており、かかるスタンプユニットに使用さ
れる印判の作成方法に着目した場合、基本的には、次の
2つのタイプに大別される。その1つのタイプとして
は、例えば、特開平7−149031号公報、特開平7
−257001号公報等に記載されているように、把持
部、スタンプ部及びスカート部材を備え、スタンプ部が
スカート部材内で上下に移動可能となるように把持部と
スタンプ部とを連結し、また、スタンプ部の下面に、熱
可塑性フィルムと多孔性支持体とを接着してなる感熱性
孔版原紙によりインク含浸体の下側表面を被覆してなる
印材を取り付けたスタンプユニットが存在する。
【0003】かかるスタンプユニットでは、印材から文
字等を印刷可能な印判を作成する場合、サーマルヘッド
を有するスタンプ作成装置にスタンプユニットをセット
し、サーマルヘッドの加熱制御を行うことにより、印材
の感熱性孔版原紙に所望の文字等に従って穿孔して印判
が作成される。そして、文字等を印刷する場合、スタン
プユニットを印刷用紙上の所望位置に配置した状態で、
把持部を下方に押圧すると、インク含浸体に含浸された
インクが感熱性孔版原紙に形成された穿孔を介して印刷
用紙に付着し、これにより文字等の印刷が行われる。
【0004】また、スタンプユニットの別のタイプとし
ては、例えば、特願平9−249983号の明細書、図
面に記載されているように、取っ手部、ホルダ部及びス
カート部を備え、ホルダ部がスカート部内で上下に移動
可能となるようにホルダ部と取っ手部とを連結し、ま
た、ホルダ部の下面に印面形成部材を配設したスタンプ
ユニットが存在する。
【0005】かかるスタンプユニットでは、印面形成部
材は、硬質多孔性樹脂からなる上側層、及び、カーボン
ブラック等の光エネルギ吸収物質を分散させた軟質多孔
性樹脂からなる下側層を有する2層構造に形成されてい
る。この印面形成部材を製版するには、先ず、スタンプ
製造装置内でロール状の透明フィルムを搬送しつつサー
マルヘッド及び転写リボンを介して文字、画像を印刷し
てポジ原稿を作成し、また、このポジ原稿と印面成形部
材の下側層とが対向するように、両者の間に透明アクリ
ル板を介在させた状態でスタンプユニットをスタンプ製
造装置にセットする。この状態で、キセノン管を発光さ
せると、ポジ原稿を通して光が印面形成部材の下側層に
照射される。これにより、原稿の透明部分に対応して光
が照射された下側層の部分だけが光吸収材の発熱作用に
よって溶融された後固化され、一方、溶融固化されなか
った印面形成部材の下側層は、原稿の文字等に対応して
そのまま残存することとなる。これにより、印面形成部
材の下面に印判が形成される。そして、文字等を印刷す
る場合、印面形成部材の下面に外側からインクを塗布し
て印面形成部材下面の非溶融固化部(文字等を構成す
る)からインクを含浸させた後、スタンプユニットを印
刷用紙上の所望位置に配置した状態で、取っ手部を下方
に押圧すると、印面形成部材内に含浸されたインクが非
溶融固化部から印刷用紙に付着し、これにより文字等の
印刷が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前者のタイ
プに係るスタンプユニットでは予めインク含浸体にイン
クが含浸されており、文字等の印刷を繰り返すことによ
りインク含浸体のインクが残り少なくなることに起因し
て、所望濃度の文字等が印刷できなくなった場合には、
スタンプユニットは基本的に使い捨てられるものである
が、インク含浸体へのインクの補給を可能にするために
は、インク含浸体へのインクの含浸は短時間で行うのは
困難であることから、一旦インクを貯留すべく例えば、
スタンプ部にインクを貯留するためのインク貯留部を別
に形成する必要があり、また、スタンプユニットの外部
から貯留部に対してインクを補給可能な構造にする必要
がある。このように、スタンプ部にインク貯留部やイン
ク補給構造を形成することは、スタンプ部の構造が必要
以上に複雑化してしまい、また、これがコストアップの
要因ともなる。
【0007】また、後者のタイプに係るスタンプユニッ
トを使用して文字等を印刷する場合には、印面形成部材
の下面に外側からインクを塗布して印面形成部材下面の
非溶融固化部からインクを含浸させる必要がある。この
ようなインクの塗布・含浸方法では、元来、一度に多量
のインクを含浸させるのは困難であり、従って、印面形
成部材へのインク含浸作業を頻繁に行う必要がある。か
かる作業は極めて煩雑なものであり、文字等の印刷を効
率的に行うことはできない。
【0008】本発明は前記従来の問題点を解消するため
になされたものであり、ホルダ部材に保持された印材に
対してインクを供給するに際して、ホルダ内にインクを
充填してなるインクパックを配置し、インクパックとグ
リップ部材の下端部との間に配置された板状部材を介し
てインクパックを均一に加圧することにより、板状部材
とホルダ底部との間でインクパックを開封してインクパ
ック内のインクを残らず流出させて印材にインクを供給
することを可能とし、もって印材に対してワンタッチで
簡単にインクの供給を行うことができるとともに、イン
クの補給を行う際にもインクパックを取り替えるだけの
簡単な作業によりインクの補給を可能とするスタンプユ
ニットを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明に係るスタンプユニットは、スカート部材と、ス
カート部材内で上下に摺動可能に配置されるとともに下
端部にて印材を保持するホルダ部材と、ホルダ部材の上
方に配置されホルダ部材を下方に移動させるグリップ部
材とを有するスタンプユニットにおいて、前記ホルダ部
材の内部に配置され、フィルム材から形成された袋状の
パック内にインクを充填してなるインクパックと、前記
ホルダ部材内部でインクパックとグリップ部材の下端部
との間に配置される板状部材とを備え、前記インクパッ
クは、前記グリップ部材によりホルダ部材を下方に移動
させる際に、グリップ部材の下端部を介して移動される
板状部材とホルダ部材の底部との間に挟圧されることよ
り開封されることを特徴とする。
【0010】前記スタンプユニットでは、印材に対して
インクを供給する場合、ホルダ部材の内部にインクパッ
クを配置した状態で、グリップ部材を下方に押圧する。
このとき、インクパックとグリップ部材の下端部との間
には板状部材が配置されているので、グリップ部材から
の押圧力は、板状部材を介してインクパックの全体に渡
って均一に伝達され、これよりインクパックは、板状部
材とホルダ部材の底部との間で均一に挟圧されることと
なる。ここに、インクパックは、フィルム材から形成さ
れた袋状のパック内に充填されており、板状部材とホル
ダ部材の底部との間で挟圧されることにより開封され
る。これにより、インクパック内のインクは、残らず下
方に流下して印材に供給されるものである。このよう
に、インクパック内のインクを残らず流出させて無駄を
生じることなく印材にインクを供給することが可能とな
り、また、取扱が容易なインクパックを使用して印材に
対してワンタッチで簡単にインクの供給を行うことが可
能となる。
【0011】また、文字等の印刷を繰り返すことにより
印材に含浸されているインクが少なくなって印刷文字等
の濃度が低下することに起因して、印材に対してインク
の補給が必要な場合には、インクがなくなったインクパ
ックを新たなインクパックに取り替えるだけの簡単な作
業によりインクの補給が可能となる。
【0012】ここに、本発明に係るスタンプユニットで
は、前記ホルダ部材の上部内壁面には、前記板状部材を
ホルダ内部に位置決め固定する位置決め突起が形成され
ていることが望ましい。このように、ホルダ部材の上部
内壁面に位置決め突起が形成されている場合には、位置
決め突起とインクパックとの間で板状部材を傾斜させる
ことなく水平状態に配置することが可能となり、これよ
りグリップ部材を下方に押圧した際に板状部材は水平状
態を保持しつつホルダ部材の底部との間でインクパック
を均一に挟圧することが可能となる。
【0013】また、前記位置決め突起は、前記ホルダ部
材の内壁面から内側下方に向かって傾斜した楔状に形成
されていることが望ましい。このように、位置決め突起
がホルダ部材の内壁面から内側下方に向かって傾斜した
楔状に形成されている場合には、板状部材をホルダ部材
の上方からホルダ部材内部に配置する際に、板状部材の
側端縁は位置決め突起の形状に基づきスムースにホルダ
部材の内部に案内されることとなり、従って、板状部材
をホルダ部材の内部に簡単に配置することが可能とな
る。
【0014】更に、前記板状部材は、インク吸収能を有
する材料から形成されていることが望ましく、また、板
状部材は、厚紙から形成されていることが望ましい。板
状部材がインク吸収能を有する厚紙から形成されている
場合には、インクパックを板状部材とホルダ部材の底部
との間で開封する際に、板状部材がインクパックから流
出したその上側にインクを吸収してインクがスタンプユ
ニットの外部に漏出することを防止することが可能とな
る。
【0015】また、前記板状部材は、前記ホルダ部材の
内側寸法よりも若干大きいサイズに形成されていること
が望ましい。かかる場合には、板状部材をホルダ部材の
上方からホルダ部材内部に配置する際に、板状部材の側
端縁が容易に変形可能であるから板状部材をホルダ部材
内部に簡単に配置可能であるとともに、板状部材をホル
ダ部材の内部にて任意の位置で固定することが可能とな
る。これに基づき、ホルダ部材内部にインクパックを配
置した状態で輸送等を行うことが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るスタンプユニ
ットを具体化した実施形態に基づき、図面を参照しつつ
詳細に説明する。先ず、本実施形態に係るスタンプユニ
ットの構成について図1に基づき説明する。図1はイン
ク供給前におけるスタンプユニットの側断面図である。
【0017】図1において、スタンプユニット1は、基
本的に、スタンプ印刷時にスタンプユニット1全体を支
持するスカート部材2、スカート部材2内で上下方向に
摺動可能に配置されるとともにその下端部に印材3を保
持するホルダ部材4、ホルダ部材4に嵌合連結され、ス
タンプ印刷時にホルダ部材4を下方に移動させて印材3
を印刷用紙(図示せず)に押し付けるグリップ部材5、
及び、フィルム材から形成された袋状のパック内にイン
クが充填されてホルダ部材4内に配置されるインクパッ
ク6から構成されている。上記フィルム材としては、ポ
リエチレン,ポリプロピレン,ポリエステル,ナイロン
等が使用され、単独もしくは、2種類を貼り合せたもの
がインクパック6として使用される。
【0018】ここに、スカート部材2について、図1乃
至図4に基づき説明する。図2はスカート部材2の側面
図、図3はスカート部材2の端面図、図4はスカート部
材2の側断面図である。これらの図において、スカート
部材2は、平面視で略長方形の挿通孔10を有し、ホル
ダ部材4を摺動可能に挿通する内壁11が設けられ、ま
た、内壁11の外側で内壁11と一体に形成された外壁
12を有する上部スカート部13と、外壁12に連続し
て若干裾広がりとなるように形成された外壁14を有す
る下部スカート部15とから一体に構成されている。
【0019】上部スカート部13の両端面(左右端面)
において、内壁11の上方位置には、ホルダ部材4を挿
通孔10内で常時上方に付勢すべく捻りバネ16(図1
参照)の一端を係止するバネ係止部17が形成されてお
り、また、バネ係止部17の斜め下方位置には、捻りバ
ネ16のコイル部が外挿されてコイル部の位置決めを行
う半月状の位置決め突起18が形成されている。更に、
内壁11の略中央位置には、ホルダ部材4の両端面に形
成された傾斜突起35(後述する)を上下に摺動可能に
挿嵌する垂直溝19が形成されている。かかる垂直溝1
9は、スタンプ印刷時にホルダ部材4が下方に移動する
際に、ホルダ部材4の傾斜突起35を上下方向に案内す
る作用を行う。
【0020】下部スカート部材15は、スタンプ印刷時
に印刷用紙上に載置されてスタンプユニット1全体を印
刷用紙上で支持するものであり、下部スカート部材15
を構成する外壁14の四隅の下端位置には、外壁14の
下端縁を印刷用紙の紙面から離間した状態で支持する支
持突起20が設けられている。尚、下部スカート部材1
5における外壁14の四面中央位置には、スタンプ印刷
方向を示す下向き矢印部21が形成されている。
【0021】次に、ホルダ部材4について図1、図5乃
至図7に基づいて説明する。図5はホルダ部材4の側面
図、図6はホルダ部材4の平面図、図7はホルダ部材4
の側断面図である。これらの図において、ホルダ部材4
は、前記スカート部材2の上部スカート部13と下部ス
カート部15のそれぞれの形状に合わせて、上部ホルダ
部30及び下部ホルダ部31とから一体に構成される。
上部ホルダ部30は、平面視で略長方形状の筒状体を構
成する周壁32を有し、周壁32における前側壁及び後
側壁(図5中には、その一方のみを図示する)の上部に
は、3つの長穴状の凹溝33が水平方向に整列して形成
されており、中央の凹溝33の両側には、周壁32の壁
面から外側下方に傾斜する楔状の規制突起34が設けら
れている。ここに、各凹溝33には、グリップ部材5の
リブ突起54(後述する)が嵌合され、これによりホル
ダ部材4とグリップ部材5とが一体に連結されるもので
ある。また、規制突起34は、スタンプ印刷時にホルダ
部材4を下方に移動する際に、前記スカート部材2にお
ける上部スカート部13の外壁12の上端縁に当接し
て、ホルダ部材4の下方移動量を規制する作用を行う。
【0022】また、上ホルダ部30の周壁32の両端面
(図5中、左右端面)には、周壁32の壁面から外側下
方に向かって傾斜した楔状の傾斜突起35が設けられて
いる。かかる傾斜突起35は、スカート部材2の下側か
らホルダ部材4を挿入する際に、上スカート部13の垂
直溝19内にて上下に摺動可能に挿嵌され、また、傾斜
突起35の下端には、図1に示すように、捻りバネ16
の他端が係止される。これにより、ホルダ部材4は、傾
斜突起35と垂直溝19との協働によりスカート部材2
内で上下方向に摺動可能にされ、また、捻りバネ16の
一端が上スカート部13のバネ係止部17に係止され、
且つ、他端が傾斜突起35の下端に係止されることに基
づき、ホルダ部材4はスカート部材2内で常時上方に付
勢されることとなる。
【0023】周壁32の前壁及び後壁(図6中、上壁と
下壁)の内壁面には、その内壁面から内側下方に向かっ
て傾斜した楔状の位置決め突起36が2つずつ設けられ
ており、かかる位置決め突起36は、図1に示すよう
に、ホルダ部材4内に配置されるインクパック6の上側
に配置される厚紙板37が上方へ移動するのを規制する
作用を行う。このように、ホルダ部材4の上部内壁面に
位置決め突起36が形成されている場合には、位置決め
突起36とインクパック6との間で厚板紙37を傾斜さ
せることなく水平状態に配置することが可能となり、こ
れよりグリップ部材5を下方に押圧した際に厚板紙37
は水平状態を保持しつつホルダ部材4の底部39との間
でインクパック6を均一に挟圧することが可能となる。
また、位置決め突起36が、ホルダ部材4の内壁面から
内側下方に向かって傾斜した楔状に形成されている場合
には、厚板紙37をホルダ部材4の上方からホルダ部材
4内部に配置する際に、厚板紙37の側端縁は位置決め
突起36の形状に基づきスムースにホルダ部材4の内部
に案内されることとなり、従って、厚板紙37をホルダ
部材4の内部に簡単に配置することが可能となる。
【0024】厚紙板37は、ホルダ部材4の内側寸法よ
りも若干大きいサイズに形成されており、図1に示すよ
うに、位置決め突起36との協働により、後述するよう
に、ホルダ部材4内にインクパック6を配置した状態で
グリップ部材5を介してホルダ部材4を下方に移動させ
る際に、グリップ部材5からの押圧力をインクパック6
に対して略均一に及ぼす作用を行う。これにより、イン
クパック6内のインクは、残らず下方に流下して印材3
に供給されるものである。このように、インクパック6
内のインクを残らず流出させて無駄を生じることなく印
材3にインクを供給することが可能となる。また、位置
決め突起36により上方への移動を規制しつつ、前記の
ようなサイズを有する厚紙板37をインクパック6の上
側に配置する際に、厚板紙37の側端縁が容易に変形可
能であるから厚板紙37をホルダ部材4内部に簡単に配
置可能であるとともに、厚板紙37をホルダ部材4の内
部にて任意の位置で固定することが可能となる。これに
基づき、ホルダ部材4内部にインクパック6を配置した
状態で輸送等を行うことが可能となる。更に、厚紙板3
7は、インク吸収能を有していることから、後述するよ
うに、グリップ部材5を下方に移動させてホルダ部材4
内でインクパック6を開封する際に、インクパック6か
らその上側に流出したインクを吸収してインクがスタン
プユニット1の外部に漏出することを防止することがで
きる。
【0025】尚、周壁32の前壁又は後壁の一方におけ
る内壁面には、図6に示すように、長穴状のインク補給
孔Hが設けられている。かかるインク補給孔Hは、イン
クパック6により供給されたインクが少なくなった時
に、予備的にインクを補給する際に使用される。このと
き、インクは、グリップ部材5を取り外した状態でイン
ク補給孔Hから注入される。
【0026】また、下部ホルダ部31は、上部ホルダ部
30から連続して一体に形成され、周壁32より外側で
一回り大きい周壁38を有する。
【0027】前記下部ホルダ部31内で、上部ホルダ部
30は底部39を有しており、かかる底部39は、図6
に示すように、格子状のリブから構成されている。この
格子状リブからなる底部39の略中央位置には切断リブ
40が形成されており、また、切断リブ40の周囲には
多数のインク流通孔41が設けられている。この切断リ
ブ40を含むホルダ部材4は、ABS樹脂、ポリアセタ
ールコポリマー、ポリプロピレン、ポリエチレン、ナイ
ロン等のポリオレフィン系樹脂、PC樹脂等から形成さ
れている。ここに、切断リブ40は、グリップ部材5を
押下した際に、厚紙板37との間でインクパック6を挟
圧し、インクパック6を破断して開封する作用を行う。
かかるインクパック6の開封を確実に行うべく、切断リ
ブ40の角部は、尖って形成されている。また、インク
流通孔41は、図1に示すように、印材3に対向されて
おり、前記のように切断リブ40を介して開封されたイ
ンクパック6から流出したインクを下方に案内するもの
であり、これによりインクは印材3に含浸されていく。
また、周壁32を構成する前後壁(図6中、上下壁)の
内面からは、支持リブ42が一体に形成されている。こ
こに、前記切断リブ40の高さと支持リブ42の高さ
は、略同一高さに設定されている。このように切断リブ
40と支持リブ42は略同一高さを有していることか
ら、インクパック6は、その開封前において、一方向に
傾いたり偏ったりした状態でホルダ部材4内に配置され
ることなく、略水平状態で配置されることとなる。ここ
に、切断リブ40を介してインクパック6が開封された
際にインクが一度に流出することとなるが、周壁32と
切断リブ40との間に形成される空間は、インクパック
6から流出するインクの貯留部となる(後述する。図1
3参照)。従って、インクパック6が開封された際にイ
ンクが一度に流出した場合においても、インクがホルダ
部材4から外部に漏出することを防止することができ
る。
【0028】尚、下部ホルダ部31を構成する周壁38
の内、前後壁(図6中、上下壁)の外側には、その略中
央位置にて内方に向かって傾斜溝43が楔状に形成され
ており、また、傾斜溝43の両側には、1つ又は2つの
検出溝44が形成されている。ここに、傾斜溝43は、
前記特願平9−249983号の明細書、図面に記載さ
れたスタンプ製造装置を使用して、印材3から印判を形
成する際に、ホルダ部材4をスタンプ製造装置における
所定製版位置にセットするための溝である。このとき、
傾斜溝43は、その両側が傾斜面に形成されているの
で、スタンプ製造装置における位置決め機構とホルダ部
材4との位置関係が多少ずれた場合においても、位置決
め機構の位置決め部材と傾斜面とのカム作用に基づき、
ホルダ部材4は、位置決め部材が傾斜溝43の中央位置
に当接するように移動されることとなる。これにより、
ホルダ部材4は、スタンプ製造装置の所定製版位置にセ
ットされる。また、検出溝44は、その個数及び形成位
置がホルダ部材4のサイズに従って変更されており、ス
タンプ製造装置の位置決め機構内に設けられた溝センサ
との協働により、ホルダ部材4のサイズを特定するため
に使用される。尚、周壁38の一壁面における傾斜溝4
3及び検出溝44の形成位置は、他壁面における傾斜溝
43、検出溝44の形成位置と回転対称となるように設
定されている。これは、ホルダ部材4を前記スタンプ製
造装置の位置決め機構による所定製版位置にセットする
際に、前壁と後壁を逆転してセットした場合において
も、印材3の製版を可能とするためである。
【0029】また、周壁38の前後壁における下部位置
には、図5に示すように、一対の係止突起45が形成さ
れている。かかる係止突起45は、後述するキャップ部
材60の係止溝62に係止され、キャップ部材60を下
部ホルダ部31の下端に取り付けるために使用される。
これにより、周壁38の下端に保持された印材3の印面
はキャップ部材60により保護される。
【0030】更に、印材3は、前記特願平9−2499
83号の明細書、図面に記載されている印面形成部材と
同様の材料から形成されており、硬質多孔性樹脂からな
る上側層、及び、カーボンブラック等の光エネルギ吸収
物質を分散させた軟質多孔性樹脂からなる下側層を有す
る2層構造に形成されている。かかる印材3を製版して
印面を形成するには、先ず、スタンプ製造装置内でロー
ル状の透明フィルムを搬送しつつサーマルヘッド及び転
写リボンを介して文字、画像を印刷してポジ原稿を作成
し、また、このポジ原稿と印材3の下側層とが対向する
ように、両者の間に透明アクリル板を介在させた状態で
ホルダ部材4を前記した位置決め方法に従って所定製版
位置にセットする。この状態で、キセノン管を発光させ
ると、ポジ原稿を通して光が印材3の下側層に照射され
る。これにより、原稿の透明部分に対応して光が照射さ
れた下側層の部分だけが光吸収材の発熱作用によって溶
融された後固化され、一方、溶融固化されなかった印材
3の下側層は、原稿の文字等に対応してそのまま残存す
ることとなる。これにより、印材3の下面に印判が形成
されるものである。
【0031】次に、グリップ部材5について、図1、図
8乃至図10に基づき説明する。図8はグリップ部材5
の側面図、図9はグリップ部材9の底面図、図10はグ
リップ部材9の短手方向における断面図である。
【0032】これらの図において、グリップ部材5の上
面には、前記のように印材3に形成したスタンプ内容を
表示するラベル等を貼付するためのラベル貼付部50が
形成されている。また、グリップ部材5の内部におい
て、その上壁下面からは、図1、図9、図10に示すよ
うに、ホルダ部材4における上部ホルダ部30の周壁3
2内に挿嵌される挿嵌部51が形成されている。かかる
挿嵌部51は、前記したように、厚紙板37を介してホ
ルダ部材4内に配置されたインクパック6を押圧する作
用を行う。また、挿嵌部51は、底面視において図9に
示すように、基本的に長方形状を有しており、その両側
中央位置で相互に対向する位置には凹部52が形成され
ている。かかる凹部52は、グリップ部材5の挿嵌部5
1をホルダ部材4の周壁32内に挿嵌する際に、周壁3
2の一壁面に形成されたインク補給孔Hを形成する壁部
を挿嵌するための凹部である。尚、凹部52が一対形成
されているのは、どのような状態でグリップ部材5の挿
嵌部51を周壁32内に挿嵌した場合においても、イン
ク補給孔Hの壁部が支障とならないようにするためであ
る。また、グリップ部材5の内壁面には、複数個(図9
には、6個)のリブ53が垂直方向に形成されており、
また、各リブ53の下端にはリブ突起54が一体に形成
されている。リブ突起54は、前記した周壁32の外面
上部形成された各凹溝33に嵌合されるものであり、こ
れによりホルダ部材4とグリップ部材5とが一体に連結
されるものである。
【0033】次に、ホルダ部材4における下部ホルダ部
31の下端部に取り付けられるキャップ部材について図
11、図12に基づき説明する。図11はキャップ部材
の側面図、図12はキャップ部材の側断面図である。各
図において、キャップ部材60は上方を開放した箱状を
有しており、その外壁両側面の略中央位置には、図11
に示すように、キャップ部材60をホルダ部材4に取り
付ける際、及び、取り外す際に指により把持される把持
部61が形成されている。また、キャップ部材60の両
側内壁面には、前記周壁38に形成された一対の係止突
起45が係止される一対の係止溝62が設けられてい
る。キャップ部材60の各係止溝62が周壁38の各係
止突起45に係止されることにより、キャップ部材60
は周壁38に取り付けられ、これによりキャップ部材6
0を介して周壁38の下端に保持された印材3の印面が
保護されるものである。
【0034】前記スタンプユニット1を製造するには、
先ず、印材3を製版して印判を形成すべく、下端に印材
3を備え、且つ、内部にインクパック6が収納されると
ともに位置決め突起36により規制しつつインクパック
6の上方に厚紙板37を配置したホルダ部材4を前記ス
タンプ製造装置における所定製版位置にセットする。こ
のとき、下部ホルダ部31に形成された傾斜溝43の傾
斜面と位置決め機構の位置決め部材とのカム作用に基づ
き、ホルダ部材4は、スタンプ製造装置の所定製版位置
にセットされる。また、各検出溝44と位置決め機構内
に設けられた溝センサとの協働により、ホルダ部材4の
サイズが特定される。
【0035】尚、位置決め突起36により上方への移動
を規制しつつ、厚紙板37がインクパック6の上側に配
置されているので、ホルダ部材4内でインクパック6を
ある程度固定することができ、これによりホルダ部材4
内にインクパック6を配置した状態で輸送等を行っても
何ら問題はない。また、切断リブ40と支持リブ42は
略同一高さを有していることから、インクパック6は、
その開封前において、一方向に傾いたり偏ったりした状
態でホルダ部材4内に配置されることなく、略水平状態
で配置されることとなる。
【0036】前記のようにホルダ部材4を所定製版位置
にセットした後、スタンプ製造装置内でロール状の透明
フィルムを搬送しつつサーマルヘッド及び転写リボンを
介して文字、画像を印刷してポジ原稿が作成され、ま
た、このポジ原稿と印材3の下側層とが対向するよう
に、両者の間に透明アクリル板を介在させた状態でセッ
トされる。この状態で、キセノン管を発光させると、ポ
ジ原稿を通して光が印材3の下側層に照射される。これ
により、原稿の透明部分に対応して光が照射された下側
層の部分だけが光吸収材の発熱作用によって溶融された
後固化され、一方、溶融固化されなかった印材3の下側
層は、原稿の文字等に対応してそのまま残存することと
なる。これにより、印材3の下面に印判が形成される。
【0037】印材3の製版終了後、上部スカート部13
の両端面において、捻りバネ16のコイル部が予め位置
決め突起18に位置決めされるとともに、捻りバネ16
の一端がバネ係止部17に係止された状態のスカート部
材12の挿通孔10内に、ホルダ部材4が下方から挿通
される。このとき、ホルダ部材4における上部ホルダ部
30の周壁32の両端面に形成された傾斜突起35は、
スカート部材2の垂直溝19内を上方に摺動され、ま
た、傾斜突起35がその楔形状に従って捻りバネ16の
他端を乗り越えた時点で捻りバネ16の他端が各傾斜突
起35の下端に係止される。この状態で、ホルダ部材4
は、スカート部材2内で捻りバネ16の付勢力により上
方に付勢されるとともに、捻りバネ16の付勢力に抗し
てホルダ部材4を下方向に摺動可能となる。
【0038】前記のようにホルダ部材4とスカート部材
2とを組み立てた後、グリップ部材5の挿嵌部51をホ
ルダ部材4の周壁32内に挿嵌する。この状態が図1に
示されている。このように、挿嵌部51を周壁32内に
挿嵌した状態で更にグリップ部材5を押下すると、ホル
ダ部材4内のインクパック6は、厚紙板37と切断リブ
40との間で挟圧されていく。このとき、インクパック
6に及ぼされる押圧力は、厚紙板37の作用に基づき、
インクパック6に対して略均一に及ぼされることとな
る。従って、インクパック6は切断リブ40と接触する
部位で破断開封され、これよりインクパック6は切断リ
ブ40の形成位置に対応して略中央位置で開封されるこ
ととなり、インクパック6から流出したインクを、切断
リブ40の周囲にて略均一に分散することができる。ま
た、厚紙板37は、インク吸収能を有していることか
ら、前記のように、グリップ部材5を下方に移動させて
ホルダ部材4内でインクパック6を開封する際に、イン
クパック6からその上側に流出したインクを吸収してイ
ンクがスタンプユニット1の外部に漏出することを防止
することができる。この状態が図13に示されている。
【0039】また、切断リブ40を介してインクパック
6が開封された際にインクが一度に流出することとなる
が、周壁32と切断リブ40との間に形成される空間
は、図13に示すように、インクパック6から流出する
インクの貯留部となるので、インクパック6が開封され
た際にインクが一度に流出した場合においても、インク
がホルダ部材4から外部に漏出することを防止すること
ができる。
【0040】インクパック6から流出したインクは、切
断リブ40の周囲に形成されたインク流通孔41から下
方に案内され、印材3に含浸される。このとき、インク
流通孔41は切断リブ40の周囲に形成されているの
で、インクパック6からのインクは、ホルダ部材4の底
部全体に渡って均一に分散され、これによりインクを印
材3の全体に渡って均一に含浸させることができる。
【0041】尚、前記のようにグリップ部材5を下方に
移動させることによりインクパック6を開封した時点
で、グリップ部材5の各リブ53に下端に形成されたリ
ブ突起54は、ホルダ部材4の周壁32の形成された各
凹部33に嵌合され、これによりホルダ部材4とグリッ
プ部材5とが一体に連結される。従って、前記のように
印材3にインクを含浸させた後、印材3に形成された印
判に従って文字等のスタンプ印刷を行う場合には、グリ
ップ部材5とホルダ部材4とは一体に移動し、これより
スタンプ印刷が可能となるものである。
【0042】また、印材3に含浸されたインクが少なく
なって適正な濃度でスタンプ印刷を行うことができなく
なった場合には、グリップ部材5をホルダ部材4から取
り外し、原紙板37及びインクがなくなったインクパッ
ク6の袋状パックをホルダ部材4から取り出すととも
に、インクが充填された新たなインクパック6をホルダ
4内に配置して前記と同様の操作を行うことにより、ス
タンプ印刷を再開することができる。また、インクパッ
ク6及び原紙板37を取り外すことなく、ホルダ部材4
の周壁32の一内壁面に形成されたインク補給孔Hから
インクを補給してスタンプ印刷を再開することも可能で
ある。
【0043】以上説明した通り本実施形態に係るスタン
プユニット1では、印材3に対してインクを供給する場
合、ホルダ部材4の内部にインクパック6を配置した状
態で、グリップ部材5を下方に押圧することにより、ホ
ルダ部材4内のインクパック6は厚紙板37と切断リブ
40との間で挟圧され、開封される。これにより、イン
クパック6内のインクは、インク流通孔41から下方に
流下して印材3に供給されるものである。このように、
印材3に対してワンタッチで簡単にインクの供給を行う
ことができる。
【0044】また、文字等のスタンプ印刷を繰り返すこ
とにより印材3に含浸されているインクが少なくなって
印刷文字等の濃度が低下することに起因して、印材3に
対してインクの補給が必要な場合には、インクがなくな
った袋状のパックを新たなインクパック6に取り替える
だけの簡単な作業によりインクの補給を行ってスタンプ
印刷を再開することができる。
【0045】更に、インクパック6に接触する切断リブ
40、及び、印材3に対向するインク流通孔41が形成
されているので、切断リブ40を介して簡単且つ迅速に
インクパック6を開封することが可能であり、また、イ
ンク流通孔41を介して、インクパック6から流出した
インクを迅速に印材3に含浸させることが可能となる。
【0046】また、インクパック6から流出したインク
は、切断リブ40の周囲に形成されたインク流通孔41
から下方に案内されて印材3に含浸され、このとき、イ
ンク流通孔41は切断リブ40の周囲に形成されている
ので、インクパック6からのインクは、ホルダ部材4の
底部全体に渡って均一に分散され、これによりインクを
印材3の全体に渡って均一に含浸させることができる。
【0047】更に、切断リブ40と支持リブ42は略同
一高さを有していることから、インクパック6は、その
開封前において、一方向に傾いたり偏ったりした状態で
ホルダ部材4内に配置されることなく、略水平状態で配
置され得る。従って、インクパック6を開封した際にイ
ンクパック6から流出するインクがホルダ部材4内で局
部的に集められることはなく、インクは、ホルダ部材4
の底部全体に渡って均一に分散されて印材3の全体に渡
って均一に含浸される。
【0048】また、切断リブ40を介してインクパック
6が開封された際にインクが一度に流出することとなる
が、周壁32と切断リブ40との間に形成される空間
は、図13に示すように、インクパック6から流出する
インクの貯留部となるので、インクパック6が開封され
た際にインクが一度に流出した場合においても、インク
がホルダ部材4から外部に漏出することを防止すること
ができる。
【0049】更に、グリップ部材5を下方に移動する際
において、インクパック6に及ぼされる押圧力は、厚紙
板37の作用に基づき、インクパック6に対して略均一
に及ぼされることとなり、従って、インクパック6は切
断リブ40と接触する部位で破断開封され、これよりイ
ンクパック6は切断リブ40の形成位置に対応して略中
央位置で開封されることとなり、インクパック6から流
出したインクを、切断リブ40の周囲にて略均一に分散
することができる。また、厚紙板37は、インク吸収能
を有していることから、前記のように、グリップ部材5
を下方に移動させてホルダ部材4内でインクパック6を
開封する際に、インクパック6からその上側に流出した
インクを吸収してインクがスタンプユニット1の外部に
漏出することを防止することができる。
【0050】また、ホルダ部材4の上部内壁面に位置決
め突起36が形成されているので、位置決め突起36と
インクパック6との間で厚板紙37を傾斜させることな
く水平状態に配置することが可能となり、これよりグリ
ップ部材5を下方に押圧した際に厚板紙37は水平状態
を保持しつつホルダ部材4の底部39との間でインクパ
ック6を均一に挟圧することができる。また、位置決め
突起36が、ホルダ部材4の内壁面から内側下方に向か
って傾斜した楔状に形成されているので、厚板紙37を
ホルダ部材4の上方からホルダ部材4内部に配置する際
に、厚板紙37の側端縁は位置決め突起36の形状に基
づきスムースにホルダ部材4の内部に案内されることと
なり、従って、厚板紙37をホルダ部材4の内部に簡単
に配置することができる。
【0051】更に、厚紙板37は、ホルダ部材4の内側
寸法よりも若干大きいサイズに形成されており、かかる
厚板紙37をインクパック6の上側に配置する際に、厚
板紙37の側端縁が容易に変形可能であるから厚板紙3
7をホルダ部材4内部に簡単に配置可能であるととも
に、厚板紙37をホルダ部材4の内部にて任意の位置で
固定することができる。これに基づき、ホルダ部材4内
部にインクパック6を配置した状態で輸送等を行うこと
ができる。
【0052】尚、本発明は前記実施形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の
改良、変形が可能であることは勿論である。
【0053】
【発明の効果】以上の通り本発明に係るスタンプユニッ
トによれば、ホルダ部材に保持された印材に対してイン
クを供給するに際して、ホルダ内にインクを充填してな
るインクパックを配置し、インクパックとグリップ部材
の下端部との間に配置された板状部材を介してインクパ
ックを均一に加圧することにより、板状部材とホルダ底
部との間でインクパックを開封してインクパック内のイ
ンクを残らず流出させて印材にインクを供給することを
可能とし、もって印材に対してワンタッチで簡単にイン
クの供給を行うことができるとともに、インクの補給を
行う際にもインクパックを取り替えるだけの簡単な作業
によりインクの補給を可能とするスタンプユニットを提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】インク供給前におけるスタンプユニットの側断
面図である。
【図2】スカート部材の側面図である。
【図3】スカート部材の端面図である。
【図4】スカート部材側断面図である。
【図5】ホルダ部材の側面図である。
【図6】ホルダ部材の平面図である。
【図7】ホルダ部材の側断面図である。
【図8】グリップ部材の側面図である。
【図9】グリップ部材の底面図である。
【図10】グリップ部材の短手方向における断面図であ
る。
【図11】キャップ部材の側面図である。
【図12】キャップ部材の側断面図である。
【図13】インク供給後におけるスタンプユニットの側
断面図である。
【符号の説明】
1 スタンプユニット 2 スカート部材 3 印材 4 ホルダ部材 5 グリップ部材 6 インクパック 13 上部スカート部 15 下部スカート部 16 捻りバネ 17 バネ係止部 18 位置決め突起 19 垂直溝 30 上部ホルダ部 31 下部ホルダ部 32 周壁 35 傾斜突起 36 位置決め突起 37 厚紙板 39 底部 40 切断リブ 41 インク流通孔 42 支持リブ 51 挿嵌部 52 凹部 53 リブ 54 リブ突起 60 キャップ部材 61 把持部 62 係止溝

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スカート部材と、スカート部材内で上下
    に摺動可能に配置されるとともに下端部にて印材を保持
    するホルダ部材と、ホルダ部材の上方に配置されホルダ
    部材を下方に移動させるグリップ部材とを有するスタン
    プユニットにおいて、 前記ホルダ部材の内部に配置され、フィルム材から形成
    された袋状のパック内にインクを充填してなるインクパ
    ックと、 前記ホルダ部材内部でインクパックとグリップ部材の下
    端部との間に配置される板状部材とを備え、 前記インクパックは、前記グリップ部材によりホルダ部
    材を下方に移動させる際に、グリップ部材の下端部を介
    して移動される板状部材とホルダ部材の底部との間に挟
    圧されることより開封されることを特徴とするスタンプ
    ユニット。
  2. 【請求項2】 前記ホルダ部材の上部内壁面には、前記
    板状部材をホルダ内部に位置決め固定する位置決め突起
    が形成されていることを特徴とする請求項1記載のスタ
    ンプユニット。
  3. 【請求項3】 前記位置決め突起は、前記ホルダ部材の
    内壁面から内側下方に向かって傾斜した楔状に形成され
    ていることを特徴とする請求項2記載のスタンプユニッ
    ト。
  4. 【請求項4】 前記板状部材は、インク吸収能を有する
    材料から形成されていることを特徴とする請求項1乃至
    請求項3のいずれかに記載のスタンプユニット。
  5. 【請求項5】 前記板状部材は、厚紙から形成されてい
    ることを特徴とする請求項4記載のスタンプユニット。
  6. 【請求項6】 前記板状部材は、前記ホルダ部材の内側
    寸法よりも若干大きいサイズに形成されていることを特
    徴とする請求項5記載のスタンプユニット。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6189450B1 (en) * 1999-10-15 2001-02-20 Shiny Shih Ink refillable stamp
CN105564063A (zh) * 2016-03-10 2016-05-11 叶亚男 一种打印机的滚压盘
JP2020131480A (ja) * 2019-02-15 2020-08-31 シヤチハタ株式会社 印判

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CN105564063A (zh) * 2016-03-10 2016-05-11 叶亚男 一种打印机的滚压盘
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