JPH11246158A - 乗客コンベヤのガイド装置 - Google Patents
乗客コンベヤのガイド装置Info
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- JPH11246158A JPH11246158A JP5050098A JP5050098A JPH11246158A JP H11246158 A JPH11246158 A JP H11246158A JP 5050098 A JP5050098 A JP 5050098A JP 5050098 A JP5050098 A JP 5050098A JP H11246158 A JPH11246158 A JP H11246158A
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- guide
- passenger conveyor
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 乗客コンベヤの乗り心地をよくする。
【解決手段】 水平面内でル−プ状に形成された経路
を、お互い同士が連結部材で無端状に連結された複数の
パレットが、前記経路上に設けられた誘導ガイドレ−ル
に沿って循環する乗客コンベヤのガイド装置であって、
前記各パレットの踏み板部から下方に設けられた垂直軸
の回りに回転するガイドロ−ラ−をガイドする誘導ガイ
ドレ−ルが、直線部ガイドレ−ル1aから円弧状の曲線
部ガイドレ−ル2に、または円弧状の曲線部ガイドレ−
ル2から直線部ガイドレ−ル1bに切り替わる接点部分
に、パレットの加速度が不連続的に変化するのを防止す
るための緩和曲線ガイドレ−ル3および4を設けた乗客
コンベヤのガイド装置。
を、お互い同士が連結部材で無端状に連結された複数の
パレットが、前記経路上に設けられた誘導ガイドレ−ル
に沿って循環する乗客コンベヤのガイド装置であって、
前記各パレットの踏み板部から下方に設けられた垂直軸
の回りに回転するガイドロ−ラ−をガイドする誘導ガイ
ドレ−ルが、直線部ガイドレ−ル1aから円弧状の曲線
部ガイドレ−ル2に、または円弧状の曲線部ガイドレ−
ル2から直線部ガイドレ−ル1bに切り替わる接点部分
に、パレットの加速度が不連続的に変化するのを防止す
るための緩和曲線ガイドレ−ル3および4を設けた乗客
コンベヤのガイド装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、水平面内でル−
プ状に形成された経路を、お互い同士が連結部材で無端
状に連結された複数のパレットが、前記経路上に設けら
れた誘導ガイドレ−ルに沿って循環する乗客コンベヤの
ガイド装置に関する。
プ状に形成された経路を、お互い同士が連結部材で無端
状に連結された複数のパレットが、前記経路上に設けら
れた誘導ガイドレ−ルに沿って循環する乗客コンベヤの
ガイド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】乗客コンベヤは、水平方向のみに移動す
る水平移動型の動く歩道と、斜め方向に昇降する昇降型
のエスカレ−タ−が公知であるが、動く歩道やエスカレ
−タ−は、搬送経路が直線的な経路であることが一般的
であり、搬送経路を直線と曲線との任意の組み合わせに
したものや、搬送経路を水平方向の経路と斜め方向に昇
降する経路との組み合わせにしたものは実用化されてい
ない。
る水平移動型の動く歩道と、斜め方向に昇降する昇降型
のエスカレ−タ−が公知であるが、動く歩道やエスカレ
−タ−は、搬送経路が直線的な経路であることが一般的
であり、搬送経路を直線と曲線との任意の組み合わせに
したものや、搬送経路を水平方向の経路と斜め方向に昇
降する経路との組み合わせにしたものは実用化されてい
ない。
【0003】また、従来の乗客コンベヤは、コンベヤを
構成する踏み板の上面で乗客を搬送し、下り口で踏み板
を反転させて乗口または降口に戻す方式であるため、踏
み板を乗降口に戻す間は、踏み板は乗客の搬送に何ら寄
与していない。
構成する踏み板の上面で乗客を搬送し、下り口で踏み板
を反転させて乗口または降口に戻す方式であるため、踏
み板を乗降口に戻す間は、踏み板は乗客の搬送に何ら寄
与していない。
【0004】そこで本発明者等は、搬送経路が任意に設
定でき、かつ踏み板が常に乗客の搬送に寄与できる乗客
コンベヤを、特願平9−275357号に提案してい
る。
定でき、かつ踏み板が常に乗客の搬送に寄与できる乗客
コンベヤを、特願平9−275357号に提案してい
る。
【0005】この乗客コンベヤは、走行輪、ガイドロ−
ラおよび踏み板部を具備したパレットが、エンドレス走
行レ−ルおよびガイドレ−ルに沿って搬送される乗客コ
ンベヤであって、パレットの上部を形成しその前後端が
曲線状に形成された前記踏み板部と、該踏み板部の下面
に取り付けられパレットの上下動、横揺れ、水平回動を
許容する軸系が設けられた継手体と、踏み板部の下面に
一端が取り付けられ、他端が隣接するパレットの前記継
手体に取付けられた連結ロッドとからなり、前記パレッ
トがエンドレスに連結されて移動するものである。
ラおよび踏み板部を具備したパレットが、エンドレス走
行レ−ルおよびガイドレ−ルに沿って搬送される乗客コ
ンベヤであって、パレットの上部を形成しその前後端が
曲線状に形成された前記踏み板部と、該踏み板部の下面
に取り付けられパレットの上下動、横揺れ、水平回動を
許容する軸系が設けられた継手体と、踏み板部の下面に
一端が取り付けられ、他端が隣接するパレットの前記継
手体に取付けられた連結ロッドとからなり、前記パレッ
トがエンドレスに連結されて移動するものである。
【0006】そして、特徴点としては、走行輪およびガ
イドロ−ラ−が踏み板部下面に所定長さの支持脚を介し
て取付けられているものであり、走行輪およびガイドロ
−ラ−が直接踏み板部の下部に取付けられている平坦経
路専用のパレットを有しているものであり、ガイドロ−
ラ−が1個でガイドレ−ルに案内されるものである。
イドロ−ラ−が踏み板部下面に所定長さの支持脚を介し
て取付けられているものであり、走行輪およびガイドロ
−ラ−が直接踏み板部の下部に取付けられている平坦経
路専用のパレットを有しているものであり、ガイドロ−
ラ−が1個でガイドレ−ルに案内されるものである。
【0007】上述したガイドロ−ラ−とガイドレ−ルと
からなる従来の乗客コンベヤのガイド装置について説明
すると、次のとおりである。
からなる従来の乗客コンベヤのガイド装置について説明
すると、次のとおりである。
【0008】(1)ガイドロ−ラ−が1個のもの このガイド装置においては、図6に示すように、1個の
ガイドロ−ラ−21が、パレット22の踏み板23から
下方に設けられた連結ロッド24に接続された垂直軸2
5の回りに回転し、等間隔に設けられた2本のガイドレ
−ル26aおよび26bに接触しながらガイドされて進
行する。
ガイドロ−ラ−21が、パレット22の踏み板23から
下方に設けられた連結ロッド24に接続された垂直軸2
5の回りに回転し、等間隔に設けられた2本のガイドレ
−ル26aおよび26bに接触しながらガイドされて進
行する。
【0009】なお、図6中符号27はパレット22の走
行輪、符号28は走行輪27の走行レ−ル、符号29は
パレット22の駆動チェ−ンである。
行輪、符号28は走行輪27の走行レ−ル、符号29は
パレット22の駆動チェ−ンである。
【0010】(2)ガイドロ−ラ−が2個のもの このガイド装置においては、図7に示すように、2個の
ガイドロ−ラ−21aおよび21bが、パレット22の
踏み板23から下方に設けられた支持脚30に接続され
た2本の垂直軸25aおよび25bの回りに回転し、一
方のガイドロ−ラ−21aは、等間隔に設けられた2本
のガイドレ−ルのうちの一方のガイドレ−ル26aに接
触しながら、他方のガイドロ−ラ−21bは、他方のガ
イドレ−ル26bに接触しながらガイドされて進行す
る。
ガイドロ−ラ−21aおよび21bが、パレット22の
踏み板23から下方に設けられた支持脚30に接続され
た2本の垂直軸25aおよび25bの回りに回転し、一
方のガイドロ−ラ−21aは、等間隔に設けられた2本
のガイドレ−ルのうちの一方のガイドレ−ル26aに接
触しながら、他方のガイドロ−ラ−21bは、他方のガ
イドレ−ル26bに接触しながらガイドされて進行す
る。
【0011】なお、図7中符号27aおよび27bはパ
レット22の走行輪、符号29はパレット22の駆動チ
ェ−ン、符号31および32は走行輪27aおよび27
bそれぞれの支持脚である。
レット22の走行輪、符号29はパレット22の駆動チ
ェ−ン、符号31および32は走行輪27aおよび27
bそれぞれの支持脚である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の乗客コンベヤのガイド装置には、次のような問
題点がある。
た従来の乗客コンベヤのガイド装置には、次のような問
題点がある。
【0013】乗客コンベヤのパレットのガイドロ−ラ−
がガイドされる誘導ガイドレ−ルのル−プ形状は、乗客
コンベヤの経路が直線部分と円弧状の曲線部分との組み
合わせで構成されているので、代表的な形状としては、
図8(a)に示すように、2本の平行な直線部ガイドレ
−ル41aおよび41bと、これら直線部ガイドレ−ル
41aおよび41bの両端部分に接続される円弧状の曲
線部ガイドレ−ル42aおよび42bとから構成される
楕円形の形状か、図8(b)に示すように、略四角形を
形成する4本の直線部ガイドレ−ル51a、51b、5
1cおよび51dと、隣り合う直線部ガイドレ−ルを接
続する4本の円弧状の曲線部ガイドレ−ル52a、52
b、52cおよび52dとから構成される略四角形の形
状に集約することができる。
がガイドされる誘導ガイドレ−ルのル−プ形状は、乗客
コンベヤの経路が直線部分と円弧状の曲線部分との組み
合わせで構成されているので、代表的な形状としては、
図8(a)に示すように、2本の平行な直線部ガイドレ
−ル41aおよび41bと、これら直線部ガイドレ−ル
41aおよび41bの両端部分に接続される円弧状の曲
線部ガイドレ−ル42aおよび42bとから構成される
楕円形の形状か、図8(b)に示すように、略四角形を
形成する4本の直線部ガイドレ−ル51a、51b、5
1cおよび51dと、隣り合う直線部ガイドレ−ルを接
続する4本の円弧状の曲線部ガイドレ−ル52a、52
b、52cおよび52dとから構成される略四角形の形
状に集約することができる。
【0014】上述した曲線部ガイドレ−ルは、製作上の
容易さから円弧形状にするのが一般的である。したがっ
て、ガイドレ−ルに沿って走行する乗客コンベヤのパレ
ットは、直線経路から円弧経路へ、または円弧経路から
直線経路へと進むことになる。
容易さから円弧形状にするのが一般的である。したがっ
て、ガイドレ−ルに沿って走行する乗客コンベヤのパレ
ットは、直線経路から円弧経路へ、または円弧経路から
直線経路へと進むことになる。
【0015】このように、経路が変化する場合に、乗客
コンベヤのパレットが一定速度Vで走行していると、次
のような現象が起きる。すなわち、図9に示すように、
パレット22が、直線部ガイドレ−ル51a(Aで示す
区間)から円弧状の曲線部ガイドレ−ル52a(Bで示
す区間)を経て直線部ガイドレ−ル51b(Cで示す区
間)へと走行する場合に、パレット22の乗客重心点2
2a上に乗っている乗客は、次のような理由により、前
後および左右方向の加速度および角加速度の変化を感じ
ることになる。
コンベヤのパレットが一定速度Vで走行していると、次
のような現象が起きる。すなわち、図9に示すように、
パレット22が、直線部ガイドレ−ル51a(Aで示す
区間)から円弧状の曲線部ガイドレ−ル52a(Bで示
す区間)を経て直線部ガイドレ−ル51b(Cで示す区
間)へと走行する場合に、パレット22の乗客重心点2
2a上に乗っている乗客は、次のような理由により、前
後および左右方向の加速度および角加速度の変化を感じ
ることになる。
【0016】すなわち、パレットの乗客重心点22aを
中心とする座標系(s,t){s軸はパレット22の走
行方向、t軸はパレット22の走行方向と直交する方
向}の座標軸は、絶対座標系(x,y){x軸は直線部
ガイドレ−ル51aの長手方向、y軸は直線部ガイドレ
−ル51aの長手方向と直交する方向}の座標軸に対し
て傾いていくので、乗客重心点22aのs軸方向の加速
度as(乗客に対しては前後方向の加速度)、乗客重心
点22aのt軸方向の加速度at(乗客に対しては左右
方向の加速度)および絶対座標系(x,y)に対する座
標系(s,t)の角加速度aγは変化する。
中心とする座標系(s,t){s軸はパレット22の走
行方向、t軸はパレット22の走行方向と直交する方
向}の座標軸は、絶対座標系(x,y){x軸は直線部
ガイドレ−ル51aの長手方向、y軸は直線部ガイドレ
−ル51aの長手方向と直交する方向}の座標軸に対し
て傾いていくので、乗客重心点22aのs軸方向の加速
度as(乗客に対しては前後方向の加速度)、乗客重心
点22aのt軸方向の加速度at(乗客に対しては左右
方向の加速度)および絶対座標系(x,y)に対する座
標系(s,t)の角加速度aγは変化する。
【0017】乗客はこのような加速度および角加速度の
変化により、前のめりまたは後ろのめりになったり、左
右に振られたり、自分を中心に回転したりする。このよ
うな状態になるということは、乗客に乗り心地の悪さを
感じさせることであり、その対策が必要であるが、従来
の乗客コンベヤのガイド装置には、そのような対策は施
されていない。
変化により、前のめりまたは後ろのめりになったり、左
右に振られたり、自分を中心に回転したりする。このよ
うな状態になるということは、乗客に乗り心地の悪さを
感じさせることであり、その対策が必要であるが、従来
の乗客コンベヤのガイド装置には、そのような対策は施
されていない。
【0018】この発明は、従来技術の上述のような問題
点を解消するためになされたものであり、乗客に乗り心
地の悪さを感じさせない乗客コンベヤのガイド装置を提
供することを目的としている。
点を解消するためになされたものであり、乗客に乗り心
地の悪さを感じさせない乗客コンベヤのガイド装置を提
供することを目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明に係る乗客コン
ベヤのガイド装置は、水平面内でル−プ状に形成された
経路を、お互い同士が連結部材で無端状に連結された複
数のパレットが、前記経路上に設けられた誘導ガイドレ
−ルに沿って循環する乗客コンベヤのガイド装置であっ
て、前記各パレットの踏み板部から下方に設けられた垂
直軸の回りに回転するガイドロ−ラ−をガイドする誘導
ガイドレ−ルが、直線部ガイドレ−ルから円弧状の曲線
部ガイドレ−ルに、または円弧状の曲線部ガイドレ−ル
から直線部ガイドレ−ルに切り替わる接点部分に、パレ
ットの加速度が不連続的に変化するのを防止するための
緩和曲線ガイドレ−ルを設けたものである。
ベヤのガイド装置は、水平面内でル−プ状に形成された
経路を、お互い同士が連結部材で無端状に連結された複
数のパレットが、前記経路上に設けられた誘導ガイドレ
−ルに沿って循環する乗客コンベヤのガイド装置であっ
て、前記各パレットの踏み板部から下方に設けられた垂
直軸の回りに回転するガイドロ−ラ−をガイドする誘導
ガイドレ−ルが、直線部ガイドレ−ルから円弧状の曲線
部ガイドレ−ルに、または円弧状の曲線部ガイドレ−ル
から直線部ガイドレ−ルに切り替わる接点部分に、パレ
ットの加速度が不連続的に変化するのを防止するための
緩和曲線ガイドレ−ルを設けたものである。
【0020】発明者等は、パレットが直線経路から円弧
状経路を経てふたたび直線経路に入るまでの間に、前記
前後方向の加速度、左右方向の加速度および角加速度が
経時的にどのように変化するかを調査した。その結果、
加速度、角加速度とも、直線経路から円弧状経路へ、ま
たは円弧状経路から直線経路に切り替わる接点で、不連
続的に変化し、円弧状経路区間ではあまり変化がないこ
とが分かった。
状経路を経てふたたび直線経路に入るまでの間に、前記
前後方向の加速度、左右方向の加速度および角加速度が
経時的にどのように変化するかを調査した。その結果、
加速度、角加速度とも、直線経路から円弧状経路へ、ま
たは円弧状経路から直線経路に切り替わる接点で、不連
続的に変化し、円弧状経路区間ではあまり変化がないこ
とが分かった。
【0021】これは、直線経路における曲率が0である
のに対して、円弧状経路ではその半径が比較的小さいた
め、曲率が直線経路の0に対して比較的大きくなるの
で、曲率の不連続部が発生するためであると考えられ
る。
のに対して、円弧状経路ではその半径が比較的小さいた
め、曲率が直線経路の0に対して比較的大きくなるの
で、曲率の不連続部が発生するためであると考えられ
る。
【0022】したがって、本発明においては、直線部ガ
イドレ−ルと円弧状の曲線部ガイドレ−ルとの間に、曲
率が0よりも大きく曲線部ガイドレ−ルの曲率よりも小
さい緩和曲線ガイドレ−ルを設けるようにした。
イドレ−ルと円弧状の曲線部ガイドレ−ルとの間に、曲
率が0よりも大きく曲線部ガイドレ−ルの曲率よりも小
さい緩和曲線ガイドレ−ルを設けるようにした。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、以
下に図面を参照して説明する。
下に図面を参照して説明する。
【0024】図1は、本発明の実施の形態の乗客コンベ
ヤのガイド装置の、直線部ガイドレ−ルと円弧状の曲線
部ガイドレ−ルとの接続部分を示す平面図である。
ヤのガイド装置の、直線部ガイドレ−ルと円弧状の曲線
部ガイドレ−ルとの接続部分を示す平面図である。
【0025】このガイド装置のガイドレ−ルにおいて
は、直線部ガイドレ−ル1a(L1で示す区間)と円弧
状の曲線部ガイドレ−ル2(Cで示す区間)との間、直
線部ガイドレ−ル1b(L2で示す区間)と円弧状の曲
線部ガイドレ−ル2(Cで示す区間)との間に、緩和曲
線ガイドレ−ル3(T1で示す区間)および4(T2で示
す区間)をそれぞれ配置している。
は、直線部ガイドレ−ル1a(L1で示す区間)と円弧
状の曲線部ガイドレ−ル2(Cで示す区間)との間、直
線部ガイドレ−ル1b(L2で示す区間)と円弧状の曲
線部ガイドレ−ル2(Cで示す区間)との間に、緩和曲
線ガイドレ−ル3(T1で示す区間)および4(T2で示
す区間)をそれぞれ配置している。
【0026】上述した緩和曲線ガイドレ−ル3および4
の曲線形状としては、曲率が厳密に原点からの曲線の長
さに比例して変化するクロソイド曲線が知られている。
また、近似的に比例する曲線としては、3次曲線あるい
はレムニスケ−ト曲線が知られている。これらのどの曲
線を採用しても、経路の曲率を連続的に変化させること
はできる。一例として、レムニスケ−ト曲線を緩和曲線
とした場合に、乗客に作用する加速度について説明す
る。
の曲線形状としては、曲率が厳密に原点からの曲線の長
さに比例して変化するクロソイド曲線が知られている。
また、近似的に比例する曲線としては、3次曲線あるい
はレムニスケ−ト曲線が知られている。これらのどの曲
線を採用しても、経路の曲率を連続的に変化させること
はできる。一例として、レムニスケ−ト曲線を緩和曲線
とした場合に、乗客に作用する加速度について説明す
る。
【0027】図2はレムニスケ−ト曲線を示すグラフで
ある。このレムニスケ−ト曲線上の点の座標をP(x,
y)とすると、レムニスケ−ト曲線の基本式は、次の
(1)式で表わすことができる。
ある。このレムニスケ−ト曲線上の点の座標をP(x,
y)とすると、レムニスケ−ト曲線の基本式は、次の
(1)式で表わすことができる。
【0028】
【数1】
【0029】ただし、(1)式において、ψは図2に示
す原点Oと点P(x,y)とを結ぶ線がx軸となす角度
を表わす媒介変数、κは(2)式で表わされる定数であ
る。
す原点Oと点P(x,y)とを結ぶ線がx軸となす角度
を表わす媒介変数、κは(2)式で表わされる定数であ
る。
【0030】
【数2】
【0031】ただし、(2)式において、ψ0は図2に
示す原点Oと点Qとを結ぶ線がx軸となす角度、γは点
Qにおける曲率半径である。
示す原点Oと点Qとを結ぶ線がx軸となす角度、γは点
Qにおける曲率半径である。
【0032】(1)式で表わされるレムニスケ−ト曲線
においては、原点Oでは曲率が0、点Qでは曲率が1/
γであり、原点Oから点Qの間では、曲率は原点Oから
の経路の長さに近似的に比例して増加していく。
においては、原点Oでは曲率が0、点Qでは曲率が1/
γであり、原点Oから点Qの間では、曲率は原点Oから
の経路の長さに近似的に比例して増加していく。
【0033】したがって、緩和曲線ガイドレ−ル3およ
び4として使用するレムニスケ−ト曲線の区間は、原点
Oと原点Oから引いたx軸との間の角度がψ0の直線と
レムニスケ−ト曲線とが交わる点Qの間の部分である。
もちろん、点Qにおける曲率半径は円弧状ガイドレ−ル
の曲率半径と同じにしなければならないが、点Qを決定
する前記角度ψ0は、設計者が任意に設定することがで
きる。そして、ψ0を大きくすれば、緩和曲線の長さが
長くなり、乗り心地は良くなるが、製造コストは高くな
る。逆に、ψ0を小さくすれば、緩和曲線の長さが短く
なり、乗り心地はあまり良くならないが、製造コストは
低く抑えることができる。
び4として使用するレムニスケ−ト曲線の区間は、原点
Oと原点Oから引いたx軸との間の角度がψ0の直線と
レムニスケ−ト曲線とが交わる点Qの間の部分である。
もちろん、点Qにおける曲率半径は円弧状ガイドレ−ル
の曲率半径と同じにしなければならないが、点Qを決定
する前記角度ψ0は、設計者が任意に設定することがで
きる。そして、ψ0を大きくすれば、緩和曲線の長さが
長くなり、乗り心地は良くなるが、製造コストは高くな
る。逆に、ψ0を小さくすれば、緩和曲線の長さが短く
なり、乗り心地はあまり良くならないが、製造コストは
低く抑えることができる。
【0034】この部分の曲線の形状をした緩和曲線レ−
ル3または4の原点O側を、直線部ガイドレ−ル1aま
たは1bと接続させ、点P側を円弧状の曲線部ガイドレ
−ル2と接続させることにより、全経路で曲率を連続的
に変化させることができる。
ル3または4の原点O側を、直線部ガイドレ−ル1aま
たは1bと接続させ、点P側を円弧状の曲線部ガイドレ
−ル2と接続させることにより、全経路で曲率を連続的
に変化させることができる。
【0035】図3はパレットが一方の直線部ガイドレ−
ルから円弧状の曲線部ガイドレ−ルを経て、他方の直線
部ガイドレ−ルに入るまでの、パレットの走行方向(s
軸方向)の加速度asの経時変化を示すグラフであり、
(a)が本発明のガイド装置の場合、(b)が従来のガ
イド装置の場合である。
ルから円弧状の曲線部ガイドレ−ルを経て、他方の直線
部ガイドレ−ルに入るまでの、パレットの走行方向(s
軸方向)の加速度asの経時変化を示すグラフであり、
(a)が本発明のガイド装置の場合、(b)が従来のガ
イド装置の場合である。
【0036】また、図4は同じくパレットの走行方向と
直交する方向(t軸方向)の加速度atの経時変化を示
すグラフであり、(a)が本発明のガイド装置の場合、
(b)が従来のガイド装置の場合である。
直交する方向(t軸方向)の加速度atの経時変化を示
すグラフであり、(a)が本発明のガイド装置の場合、
(b)が従来のガイド装置の場合である。
【0037】また、図5は同じくパレットの角加速度a
γの経時変化を示すグラフであり、(a)が本発明のガ
イド装置の場合、(b)が従来のガイド装置の場合であ
る。
γの経時変化を示すグラフであり、(a)が本発明のガ
イド装置の場合、(b)が従来のガイド装置の場合であ
る。
【0038】上記デ−タを得た従来のガイド装置のガイ
ドレ−ルは、円弧状の曲線部ガイドレ−ルの曲率半径が
1.5mであり、その他の条件としては、パレットとパ
レット連結する連結棒の長さは0.603m、連結棒の
連結点と乗客重心点との距離は0.275m、パレット
の走行速度Vは40m/minである。
ドレ−ルは、円弧状の曲線部ガイドレ−ルの曲率半径が
1.5mであり、その他の条件としては、パレットとパ
レット連結する連結棒の長さは0.603m、連結棒の
連結点と乗客重心点との距離は0.275m、パレット
の走行速度Vは40m/minである。
【0039】これに対して、本発明のガイド装置の場合
は、直線部ガイドレ−ルと曲線部ガイドレ−ル(従来と
同じ曲率半径1.5m)との間に、レムニスケ−ト曲線
のパラメ−タψ0が(1/36)πradである緩和曲
線ガイドレ−ルを挿入したものであり、他の条件は従来
と同じである。
は、直線部ガイドレ−ルと曲線部ガイドレ−ル(従来と
同じ曲率半径1.5m)との間に、レムニスケ−ト曲線
のパラメ−タψ0が(1/36)πradである緩和曲
線ガイドレ−ルを挿入したものであり、他の条件は従来
と同じである。
【0040】図3、図4および図5から分かるように、
従来のガイド装置の場合には、直線部ガイドレ−ルから
円弧状の曲線ガイドレ−ルに入る時点、または円弧状の
曲線ガイドレ−ルから直線部ガイドレ−ルに入る時点
で、加速度および角加速度とも不連続的に変化している
のに対して、本発明のガイド装置の場合には、いずれの
走行区間においても、加速度および角加速度とも連続的
に変化している。
従来のガイド装置の場合には、直線部ガイドレ−ルから
円弧状の曲線ガイドレ−ルに入る時点、または円弧状の
曲線ガイドレ−ルから直線部ガイドレ−ルに入る時点
で、加速度および角加速度とも不連続的に変化している
のに対して、本発明のガイド装置の場合には、いずれの
走行区間においても、加速度および角加速度とも連続的
に変化している。
【0041】このため、本発明のガイド装置の場合に
は、加速度および角加速度の急激な変化にともなう乗り
心地の悪さを味わうことはない。
は、加速度および角加速度の急激な変化にともなう乗り
心地の悪さを味わうことはない。
【0042】なお、図4および図5から分かるように、
加速度の絶対値の最大値も、従来よりも小さくなるの
で、加速度が大きくなることにともなう重圧感を感じる
こともなくなる。
加速度の絶対値の最大値も、従来よりも小さくなるの
で、加速度が大きくなることにともなう重圧感を感じる
こともなくなる。
【0043】
【発明の効果】この発明により、乗客コンベヤの乗客の
乗り心地が向上する。
乗り心地が向上する。
【図1】本発明の実施の形態の乗客コンベヤのガイド装
置の、直線部ガイドレ−ルと円弧状の曲線部ガイドレ−
ルとの接続部分を示す平面図である。
置の、直線部ガイドレ−ルと円弧状の曲線部ガイドレ−
ルとの接続部分を示す平面図である。
【図2】レムニスケ−ト曲線を示すグラフである。
【図3】パレットが一方の直線部ガイドレ−ルから円弧
状の曲線部ガイドレ−ルを経て、他方の直線部ガイドレ
−ルに入るまでの、パレットの走行方向の加速度の経時
変化を示すグラフであり、(a)が本発明のガイド装置
の場合、(b)が従来のガイド装置の場合である。
状の曲線部ガイドレ−ルを経て、他方の直線部ガイドレ
−ルに入るまでの、パレットの走行方向の加速度の経時
変化を示すグラフであり、(a)が本発明のガイド装置
の場合、(b)が従来のガイド装置の場合である。
【図4】パレットの走行方向と直交する方向の加速度の
経時変化を示すグラフであり、(a)が本発明のガイド
装置の場合、(b)が従来のガイド装置の場合である。
経時変化を示すグラフであり、(a)が本発明のガイド
装置の場合、(b)が従来のガイド装置の場合である。
【図5】パレットの角加速度aγの経時変化を示すグラ
フであり、(a)が本発明のガイド装置の場合、(b)
が従来のガイド装置の場合である。
フであり、(a)が本発明のガイド装置の場合、(b)
が従来のガイド装置の場合である。
【図6】従来のガイドロ−ラ−が1個の場合のガイド装
置の正面図である。
置の正面図である。
【図7】従来のガイドロ−ラ−が2個の場合のガイド装
置の正面図である。
置の正面図である。
【図8】従来のガイドレ−ルのル−プ形状を示す平面図
であり、(a)は楕円形状のもの、(b)は略四角形状
のものである。
であり、(a)は楕円形状のもの、(b)は略四角形状
のものである。
【図9】パレットの加速度および角加速度の変化を示す
説明図である。
説明図である。
1a、1b 直線部ガイドレ−ル 2 円弧状の曲線部ガイドレ−ル 3 緩和曲線ガイドレ−ル 4 緩和曲線ガイドレ−ル
Claims (1)
- 【請求項1】 水平面内でル−プ状に形成された経路
を、お互い同士が連結部材で無端状に連結された複数の
パレットが、前記経路上に設けられた誘導ガイドレ−ル
に沿って循環する乗客コンベヤのガイド装置であって、
前記各パレットの踏み板部から下方に設けられた垂直軸
の回りに回転するガイドロ−ラ−をガイドする誘導ガイ
ドレ−ルが、直線部ガイドレ−ルから円弧状の曲線部ガ
イドレ−ルに、または円弧状の曲線部ガイドレ−ルから
直線部ガイドレ−ルに切り替わる接点部分に、パレット
の加速度が不連続的に変化するのを防止するための緩和
曲線ガイドレ−ルを設けたことを特徴とする乗客コンベ
ヤのガイド装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5050098A JPH11246158A (ja) | 1998-03-03 | 1998-03-03 | 乗客コンベヤのガイド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5050098A JPH11246158A (ja) | 1998-03-03 | 1998-03-03 | 乗客コンベヤのガイド装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11246158A true JPH11246158A (ja) | 1999-09-14 |
Family
ID=12860678
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5050098A Pending JPH11246158A (ja) | 1998-03-03 | 1998-03-03 | 乗客コンベヤのガイド装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11246158A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007064369A (ja) * | 2005-08-31 | 2007-03-15 | Borg Warner Morse Tec Japan Kk | チェーンテンショナアームおよびチェーンガイド |
| JP2012031973A (ja) * | 2010-08-02 | 2012-02-16 | Tsubakimoto Chain Co | 噛合チェーン式進退作動装置 |
| WO2018159175A1 (ja) * | 2017-03-03 | 2018-09-07 | 株式会社日本コンラックス | 硬貨選別装置 |
| WO2019029993A1 (de) * | 2017-08-10 | 2019-02-14 | Inventio Ag | Passagierfördereinrichtung mit nicht-metallischer laufschiene |
| JP2019507257A (ja) * | 2016-02-22 | 2019-03-14 | スイス トランスポーテーション リサーチ インスティテュート エージー | 転てつ機およびそうした転てつ機の少なくとも一つを備えた鉄道網 |
| US20220372776A1 (en) * | 2019-09-16 | 2022-11-24 | Inventio Ag | Printing system for creating a concrete support structure for a passenger transport system |
-
1998
- 1998-03-03 JP JP5050098A patent/JPH11246158A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| WO2019029993A1 (de) * | 2017-08-10 | 2019-02-14 | Inventio Ag | Passagierfördereinrichtung mit nicht-metallischer laufschiene |
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| US12286803B2 (en) * | 2019-09-16 | 2025-04-29 | Inventio Ag | Printing system for creating a concrete support structure for a passenger transport system |
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