JPH11246248A - 炭素繊維束、炭素繊維強化ケイ酸カルシウム成形物及びその製造方法 - Google Patents

炭素繊維束、炭素繊維強化ケイ酸カルシウム成形物及びその製造方法

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JPH11246248A
JPH11246248A JP6958098A JP6958098A JPH11246248A JP H11246248 A JPH11246248 A JP H11246248A JP 6958098 A JP6958098 A JP 6958098A JP 6958098 A JP6958098 A JP 6958098A JP H11246248 A JPH11246248 A JP H11246248A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケイ酸カルシウムマトリックス中への分散性
に優れた炭素繊維束を提供し、且つ該分散性に優れた炭
素繊維束を用いて、強化繊維が均一に分散され、それゆ
え耐熱性、機械的強度の優れる炭素繊維強化ケイ酸カル
シウム成形物を提供し、且つその製造方法を提供する。 【解決手段】 ポリアクリロニトリル繊維を原料として
熱処理して得られた、炭素含有率90%以上、ESCA
法により測定されるO1s/C1sのピーク比が0.0
1以上0.1未満、繊維長が1mm以上30mm以内の
炭素繊維束を、グリセリン集束剤にて集束したものは、
ケイ酸カルシウムマトリックス中への炭素繊維の分散性
に優れ、耐熱性、機械的強度の優れる炭素繊維強化ケイ
酸カルシウム成形物を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、取り扱い性とケイ
酸カルシウムマトリックス中における分散性とに優れた
ケイ酸カルシウム成形物補強用の炭素繊維束、該炭素繊
維束を用いた耐熱性及び機械的特性に優れる炭素繊維強
化ケイ酸カルシウム成形物及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ケイ酸カルシウムをマトリックスとする
成形物は、その優れた耐火性、不燃性、耐熱性、耐水
性、更には高温での寸法安定性等の特性を有することか
ら、耐火構造の建築用断熱材や自動車の耐熱シール材、
金属鋳造用の型枠等の材料に広く利用されている。
【0003】ケイ酸カルシウム成形物の製造方法として
は、石灰質原料とケイ酸質原料をマトリックス材料とし
て使用し、CaOとSiO2 のモル比がほぼ等しくなる
ように調整したケイ酸カルシウム水系スラリーに高分子
凝集剤を添加することにより、スラリー中の微粒子を凝
集沈殿させ(ゲル化)、次いでこの凝集沈殿物を回収
し、加圧脱水成形して所定形状にした後、160℃以上
の温度にて加熱(高温熱処理)してケイ酸カルシウム成
形物を得る方法が一般的である。
【0004】このようにして得られたケイ酸カルシウム
成形物においては、前記高温熱処理時に形状変化が大き
いことや、得られたケイ酸カルシウム成形物は機械的特
性が低いこと等の理由により、これを防止する目的でマ
トリックス中に炭素繊維あるいは無機質の強化繊維を含
有させ、高温熱処理時の形状変化を抑える方法が提案さ
れている(例えば、特開昭61−232256号公報、
特開昭62−187153号公報、特開昭64−382
27号公報参照、特公平8−18397号公報参
照。)。
【0005】ケイ酸カルシウム成形物を補強する強化繊
維としては、当初ガラス繊維等が用いられてきたが、成
形物の寸法安定性や耐熱性の観点から、近年、炭素繊維
が広く用いられるようになってきた。例えば、ケイ酸カ
ルシウム成形物の補強用に一般の炭素繊維が使用されて
おり、10mm程度にカットされた短繊維をマトリック
スに対して0.5〜10重量%の含有率にて用いること
が一般的である。
【0006】炭素繊維をケイ酸カルシウム成形物の補強
繊維として用いた場合、炭素構造の持つ高い耐熱性や高
強度・高弾性率のような優れた機械的性質により、ま
た、炭素繊維はケイ酸カルシウムとの接着性にも優れる
などの理由により、ケイ酸カルシウムを主成分とするマ
トリックス体には優れた補強効果及び耐熱性を発揮す
る。したがって、炭素繊維で補強されたケイ酸カルシウ
ムマトリックス成形物は、特に、耐火性の建築材料、あ
るいはアルミニウム、亜鉛、スズ、鉛等の金属の鋳造の
成型用型枠として用いられている。
【0007】強化繊維として炭素繊維を用いてケイ酸カ
ルシウムマトリックス成形物を補強する場合に望まれる
ことは、耐熱効果、補強効果を有効にするために、短繊
維状の炭素繊維束の単繊維1本1本が、絡まることな
く、ケイ酸カルシウムマトリックス中に効果的に分散し
ていることである。すなわち、炭素繊維のケイ酸カルシ
ウムマトリックス中での均一分散により、局所的加熱が
原因の熱衝撃(サーマルショック)によるクラック発生
等の劣化現象を防止し、且つ均一な補強構造体とするこ
とである。
【0008】この点において炭素繊維のケイ酸カルシウ
ムマトリックス成形物中への含有量、分散方法、炭素繊
維の種類や集束剤などを適正化し、ケイ酸カルシウム成
形物を補強する試みが数多くなされてきた(例えば、特
開昭55−126565号公報、特開昭61−3614
7号公報)。
【0009】ところで、炭素繊維は、樹脂成形品の強化
繊維として一般的によく知られている材料である。一般
的に、炭素繊維は、その原料としてアクリロニトリル系
繊維、ピッチ繊維等の有機質繊維を焼成し得られた繊維
であり、殆どが炭素からなる。この炭素繊維は、非酸化
性雰囲気にて、1000℃以上の高温域においても熱分
解などの性状変化を起こさない他、ストランドの引っ張
り強度が200kgf/mm2 以上、引っ張り弾性率2
0tonf/mm2 以上の優れた機械的性質を示すの
で、強化繊維として広く利用されている。
【0010】該性質を有する炭素繊維は、長繊維状又は
長繊維をカットしてなる短繊維状で高分子系の有機マト
リックス成形物の補強材として使用されることが多い。
長繊維状で使用される場合は、一方向に配列したシート
状、織物、不織布等の形態で使用される。また短繊維状
で使用される場合は、取り扱い性を高めるために樹脂等
で束状に集束された繊維束の形態で使用される。
【0011】樹脂成形品の補強材として使用される炭素
繊維は、マトリックス樹脂との親和性を良好なものとす
るためにマトリックス樹脂との濡れ性を改善する処理が
なされている。この処理は、いわゆる、表面処理と呼ば
れ、炭素繊維表面にカルボン酸基や水酸基などの官能基
を付与するために、通常は炭素化した炭素繊維の表面を
酸化している。
【0012】この表面処理によって繊維の表面に付与さ
れた官能基の数量の程度は、表面分析機器であるESC
A(X線光電子分光法)と呼ばれる装置を用いて、表面
付近に存在する酸素含有量と炭素含有量の比(O1s/
C1s値)を測定することにより、推定され評価されて
いる。
【0013】このような、通常の工程条件で、表面処理
された炭素繊維のO1s/C1s値は、0.1以上〜
0.3以内の範囲内にあり、この値はカルボン酸基や水
酸基などの官能基の数が増加するに伴って増える値であ
る。
【0014】通常、乾燥したフィラメント数が1000
本以上の炭素繊維束は、ストランドのまとまりが悪く、
風等により容易に広がり、取り扱い性が難しい性質のた
め、水、あるいは高級アルコールのような油類、あるい
はエポキシ樹脂のような高粘性の物質を集束剤として炭
素繊維に対して、1〜10重量%付着させることにより
ストランドをまとめ、取り扱い性を改善している。
【0015】また、炭素繊維の用途によっては親水性の
集束剤として、PVA、PEG、等の水溶性高分子物質
で炭素繊維を処理することも知られている。これらの水
溶性物質での処理の目的は、例えば炭素繊維の短繊維を
用いて抄紙する際の水分散性の改良を目的としたもので
ある。
【0016】しかしながら、これら従来の水溶性高分子
物質の集束剤で集束された炭素繊維束は、ケイ酸カルシ
ウムマトリックス中に混合した際に、炭素繊維の分散性
が悪く均一に広がらないため、混入された炭素繊維はケ
イ酸カルシウム成形物中に束になったままの不均一な分
布となり、このため機械的性質や耐熱性に劣るものとな
った。
【0017】また、ケイ酸カルシウムマトリックスに対
する炭素繊維混合率は、使用目的や条件によっても変る
が、ケイ酸カルシウムマトリックス中では含有率が1重
量%を越えると繊維相互の絡みにより、成形物中に均一
に繊維が分散することが難しくなり、炭素繊維が塊とな
って成形物中に存在するため、含有率を上げても繊維含
有率に伴う補強効果が充分に発揮できない。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ケイ
酸カルシウムマトリックス中への分散性に優れた炭素繊
維束を提供することにある。
【0019】本発明の他の目的は、このように分散性に
優れた炭素繊維束を用いて、強化繊維が均一に分散さ
れ、それゆえ耐熱性、機械的強度の優れる炭素繊維強化
ケイ酸カルシウム成形物を提供し、且つその製造方法を
提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、炭素繊維の表
面処理の程度を穏やかなものとし、炭素繊維表面の官能
基数量を低く抑えた範囲の炭素繊維であって、且つ該炭
素繊維に対して、グリセリン集束剤を付着させてストラ
ンドを集束させた繊維長が1mm以上30mm以内の炭
素繊維束を用いることで、ケイ酸カルシウムスラリー中
での混合状態において炭素繊維相互の絡みが少なく、結
果的にケイ酸カルシウムマトリックス中に炭素繊維が均
一に分散した成形物を提供するものである。
【0021】即ち、前記した目的を達成するための本発
明の炭素繊維束は、ポリアクリロニトリル繊維を原料と
して熱処理して得られた、炭素含有率90%以上、ES
CA法により測定されるO1s/C1sのピーク比が
0.01以上0.1未満、繊維長が1mm以上30mm
以内の炭素繊維束であり、且つ該炭素繊維束はグリセリ
ン集束剤にて集束されていることを特徴とする。
【0022】また、本発明は前記の炭素繊維束を強化繊
維として用いた炭素繊維強化ケイ酸カルシウム成形物で
あって、(1)マトリックス材をケイ酸カルシウムと
し、(2)強化繊維を、ポリアクリロニトリル繊維を原
料として熱処理して得られた、炭素含有率90%以上、
ESCA法により測定されるO1s/C1sのピーク比
が0.01以上0.1未満、繊維長が1mm以上30m
m以内の炭素繊維とすることを特徴とする炭素繊維強化
ケイ酸カルシウム成形物である。
【0023】また、本発明は、前記の炭素繊維強化ケイ
酸カルシウム成形物の製造方法であって、石灰質原料と
ケイ酸質原料を主原料とする固形分濃度1重量%以上2
0重量%以内の水性スラリー中に、前記炭素繊維束を混
合した後、高分子凝集剤にて水性スラリーを凝集沈殿さ
せ、沈殿物を脱水・賦形・熱処理することを特徴とす
る、耐熱性及び機械的特性に優れた炭素繊維強化ケイ酸
カルシウム成形物の製造方法である。
【0024】本発明の炭素繊維束は、ケイ酸カルシウム
を主成分とする無機質マトリックスの水系スラリーに添
加し攪拌することで、容易に該スラリー中で均一に分散
し、最終的に得られる成形物の補強効果及び耐熱効果が
高まる効果を有する。すなわち、本発明によれば、ケイ
酸カルシウムマトリックス中に、前記処理された炭素繊
維が均一分散しているために、得られた成形物の熱伝導
性が均一化され、局所加熱に伴う熱衝撃(サーマルショ
ック)が原因のクラック発生等の劣化現象も比較的少な
いものとなり、耐熱性、及び機械的強度が優れた、炭素
繊維強化ケイ酸カルシウム成形物となる。
【0025】
【発明の実施の形態】図1及び図3は、本発明の炭素繊
維束を用いて強化したケイ酸カルシウム成形物の一例に
おける炭素繊維の分散状態を示す写真である。比較のた
めに本発明によらない成形物、即ち、O1s/Cls比
が本発明の範囲外の成形物における炭素繊維の分散状態
を示す写真を図2に、また、集束剤が本発明以外のもの
を使用してなる成形物における炭素繊維の分散状態を示
す写真を図4に対比して示す。
【0026】図1乃至図4において、線状に見えるのは
炭素繊維であり、黒く固まって見えるのは炭素繊維が凝
集した部分である。図1乃至図4から分かるように、本
発明の炭素繊維強化ケイ酸カルシウム成形物は、炭素繊
維の分散性が極めて良好であるのに対して、比較の炭素
繊維強化ケイ酸カルシウム成形物は炭素繊維の分散性が
悪い。
【0027】本発明の炭素繊維束の原料として用いられ
る炭素繊維は、特に制限されないが、ポリアクリロニト
リル繊維を不活性ガス雰囲気の下、1000〜3000
℃にて焼成して作られた、いわゆるアクリル系炭素繊維
が好適である。なお、このアクリル系炭素繊維の製造方
法は周知の方法が適用できる。
【0028】前記周知の方法によって得られる通常のア
クリル系炭素繊維は、フィラメントの単繊維直径が3〜
10μm、繊維比重1.6〜2.0、フィラメントが集
束して形成されたストランドの引っ張り強さ250〜8
00kfg/mm2 、ストランドの引っ張り弾性率20
〜80tonf/mm2 、ESCA法により測定される
O1s/C1sのピーク比が0.1以上0.3以内であ
る。
【0029】この通常の炭素繊維に対して、ESCA法
により測定されるO1s/C1sのピーク比を、0.0
1以上0.1未満とするためには、該炭素繊維を100
0〜3000℃にて焼成し、次いで不活性ガス雰囲気下
で400℃以下の温度まで冷却の後、軽い表面処理を施
すことにより達成できる。あるいは該表面処理工程以外
の方法によっても、ESCA法により測定されるO1s
/C1sのピーク比を、0.01以上0.1未満とする
ことができる。
【0030】例えば、前記表面処理工程を省略した炭素
繊維においても、400℃を越える温度の空気雰囲気中
に暴露した場合、空気中の酸素と化学反応を起こし、O
1s/Clsのピーク比が0.01以上0.1未満の範
囲を超える場合があるので、400℃を越える空気雰囲
気中に炭素繊維を暴露することは避けなければならな
い。
【0031】O1s/Clsのピーク比を0.01以上
0.1未満とするための、炭素繊維の表面処理方法とし
ては、硫酸、硝酸のような強酸あるいは強酸の塩、酢
酸、次亜塩素酸のような弱酸あるいは弱酸の塩、または
水酸化ナトリウム、水酸化カリウムのようなアルカリあ
るいはアルカリの塩等の溶液に炭素繊維束を浸し処理す
る方法が適用できる。
【0032】また、この表面処理の際に炭素繊維束に電
気を流し、電解酸化を行わせてもよい。あるいは、オゾ
ンやハロゲン等の気体に炭素繊維束を接触させて酸化処
理を行わせる方法も適用できる。酸化処理が進んだ炭素
繊維については、電解還元処理をすることもできる。
【0033】何れの場合においても、炭素繊維のESC
A法により測定されるO1s/Clsのピーク比が0.
01以上0.1未満の範囲内になるように、処理溶液の
濃度、温度、電気量、または気体の濃度、処理時間等を
設定する必要がある。
【0034】本発明においてグリセリン集束剤とは、グ
リセリン単独及びグリセリンを主成分とし、集束剤中に
グリセリンを50重量%以上含む、水との混合溶液を云
う。特に、グリセリンの含有率が50〜80重量%の水
溶液を使用することは、ケイ酸カルシウムのスラリー中
での炭素繊維束の分散性を良好ならしめる上で好まし
い。
【0035】炭素繊維に対するグリセリン集束剤の付与
は、炭素繊維に通常施されるサイズ剤の一般的な付与が
採用できる。即ち、グリセリン集束剤に連続炭素繊維を
浸漬し、次いで乾燥することによって行われる。或いは
スプレー法、ローラー転写法、リップ法等特に制限され
ない。グリセリン集束剤の付与後、所望の繊維長にカッ
トし、1mm〜30mmの炭素繊維束とする。
【0036】本発明の炭素繊維束を使用してケイ酸カル
シウムマトリックスを補強するには、例えば、次のよう
な従来行われている方法をそのまま採用することができ
る。すなわち、本発明の炭素繊維束は、ケイ酸カルシウ
ムスラリーに対する分散性もさることながら、ケイ酸カ
ルシウムマトリックスとの親和性を満足するため、炭素
繊維が比較的高い含有率の系においても、機械的性質及
び耐熱性に優れるケイ酸カルシウム成形物を得ることが
できる。
【0037】
【実施例】〔実施例1〕アクリロニトリル系繊維を通常
の方法で耐炎化処理及び最高温度1300℃で炭素化処
理を施した炭素繊維ストランドを、後工程である炭素繊
維の表面処理工程において、硫酸アンモニウム溶液に浸
し、電解表面処理を行い、ESCA法により測定した炭
素繊維表面のO1s/Clsのピーク比が0.08の炭
素繊維を得た。このストランド1本のフィラメント数は
12,000本、単繊維直径は7μm、繊維の比重は
1.75、ストランド引っ張り強度は350kgf/m
2であった。
【0038】グリセリン/水の重量比が10/90の溶
液を循環させたバスに、この炭素繊維束を導き浸漬し溶
液を付着させた後、150℃で5分間乾燥した。得られ
た炭素繊維束を切断し、繊維長6mmの短繊維状の炭素
繊維チョップドストランドを得た。このチョップドスト
ランドに付着したグリセリン集束剤の重量%は5.0
%、水分率は2.5%であった。
【0039】ケイ酸カルシウム/水の重量比が1/8の
スラリー状溶液に、少量のケイ酸系添加物を加えた後、
上記工程で得られた炭素繊維チョップドストランドをケ
イ酸カルシウム固形分に対して2%添加して1時間攪拌
の後、アクリルアミド系高分子凝集剤をケイ酸カルシウ
ム固形分に対して3%添加して混合した。
【0040】このスラリー状溶液をメス型に注入し静置
しておくと、凝集剤によって溶液はゲル化し、ケイ酸カ
ルシウムが凝集固化し沈殿した。型の上部よりオス型を
入れ、約3kg/cm2 の圧力で加圧脱水させ、水分を
除去し、続いて150℃で乾燥させ、型より取り出し、
ケイ酸カルシウムの予備成形物を得た。得られた予備成
形物を300〜500℃の温度にて1〜5時間熱処理
し、ケイ酸カルシウム成形物とした。
【0041】得られた成形物の表面を、1000番のサ
ンドぺーパーで研磨した。該成形物の表面に浮きでてい
る繊維の分散形状を示す写真を図1として示す。該成形
物に含まれる炭素繊維束の分散状態を目視で観察したと
ころ、成形物の表面は、図1に示すように炭素繊維の分
散性が良く、炭素繊維が凝集し黒く固まった状態の欠点
の少ない物であった。
【0042】成形物の曲げ強度は130kgf/cm2
と良好であった。また、成形物にカッターで約1cmの
切れ目を入れた後、空気中にて800℃で3時間熱処理
したが、熱処理によりカッター切れ目部から発生するク
ラックの成長が少なく、耐熱性にも優れることが確認で
きた。
【0043】〔比較例1〕炭素繊維の表面処理工程にお
いて、10%の硫酸アンモニウム溶液に浸し、炭素繊維
に対して15C/gの電気量にて電解表面処理を行った
以外は、前記実施例1と同じ条件で処理して炭素繊維を
得た。得られた炭素繊維の、ESCA測定による炭素繊
維表面のO1s/Clsのピーク比は0.20であっ
た。
【0044】ストランド1本のフィラメント数は12,
000本、単繊維直径は7μm、繊維の比重は1.7
5、ストランド引っ張り強度は370kgf/mm2
あり前記実施例1と差はなかった。
【0045】前記実施例1と同様にグリセリンを付着さ
せ、繊維長6mmの短繊維状のチョップドストランドを
得た。前記実施例1と同様にケイ酸カルシウム成形物を
作製した。該成形物の表面に浮きでている繊維の分散形
状を示す写真を図2として示す。成形物に含まれる炭素
繊維束の分散状態を目視で観察した。
【0046】成形物の表面は、図2に示すように炭素繊
維の分散性が悪く、炭素繊維が凝集し黒く固まった部分
が見られ、成形物の曲げ強度も110kgf/cm
2 で、機械的強度は前記実施例1に比べてやや低下し
た。
【0047】また、成形物にカッターで約1cmの切れ
目を入れた後、空気中にて800℃で3時間熱処理した
ところ、熱処理によりカッター切れ目部から大きなクラ
ック成長が認められた。これらの結果を下記の表1に示
す。
【0048】〔実施例2〕炭素繊維の表面処理工程にお
いて、電解表面処理を行わずにサンプルを採取した以外
は前記実施例1と同じ条件で処理をして炭素繊維を得
た。該炭素繊維のESCA法により測定した炭素繊維表
面のO1s/Clsのピーク比は、0.05であった。
ストランド1本のフィラメント数は12,000本、単
繊維直径は7μm、繊維の比重は1.75、ストランド
引っ張り強度は340kgf/mm2で前記実施例1と
差はなかった。
【0049】前記実施例1と同様にグリセリンを付着さ
せ、繊維長6mmの短繊維状のチョップドストランドを得
た。該成形物の表面に浮きでている繊維の分散形状を示
す写真を図3として示す。前記実施例1と同様にケイ酸
カルシウム成形物を作製し、成形物に含まれる炭素繊維
束の分散状態を目視で観察した。成形物の表面は、図3
に示すように炭素繊維の分散性が良好で、炭素繊維がフ
ィラメント状に均一に成形物中に分散していた。
【0050】成形物の曲げ強度は125kgf/cm2
で、機械的強度は前記実施例1とほぼ同等の値であっ
た。また、成形物にカッターで約1cmの切れ目を入れ
た後、空気中にて800℃で3時間熱処理したところ、
熱処理によりカッター切れ目部からのクラック発生量は
少なかった。これらの結果を下記の表1に示す。
【0051】〔比較例2〕前記実施例1と同じ条件で製
造した炭素繊維のサンプルを採取し、集束剤としてポリ
ビニルアルコールの2重量%水溶液を循環させたバス
に、この炭素繊維束を導入し、120℃で乾燥した。得
られた炭素繊維束を切断し、繊維長6mmの短繊維状の
チョップドストランドを得た。このチョップドストラン
ドに付着したポリビニルアルコール量は1.0%であっ
た。
【0052】前記実施例1と同じ方法にてケイ酸カルシ
ウム成形物を作製した。該成形物の表面に浮きでている
繊維の分散形状を示す写真を図4として示す。成形物に
含まれる炭素繊維束の分散状態を目視で観察した。成形
物の表面は、図4に示すように炭素繊維の分散性不良が
見られ、不均一な成形物となった。成形物の曲げ強度は
105kgf/cm2 で、熱衝撃テストにて大きなクラ
ック発生現象が認められた。これらの結果を下記の表1
に示す。
【0053】〔実施例3〜6〕下記の表1に示す炭素繊
維の製造条件及び電解表面処理条件の異なる炭素繊維ス
トランドであって、本発明の範囲内のESCA法により
測定されるO1s/C1sのピーク比の各値の炭素繊維
ストランドを用いて、前記実施例1と同じ条件でケイ酸
カルシウム成形物を作製し、炭素繊維束の分散状態、成
形物の曲げ強度及び熱処理によるクラック発生状況を調
査した。それらの結果を下記の表1に示す。
【0054】〔比較例3〜5〕炭素繊維の製造条件、電
解表面処理条件及び炭素繊維を集束させる集束剤の異な
る炭素繊維チョップドストランドより、前記実施例1と
同じ条件でケイ酸カルシウム成形物を作製し、炭素繊維
束の分散状態、成形物の曲げ強度及び熱処理によるクラ
ック発生状況を調査した。それらの結果を下記の表1に
示す。
【0055】
【表1】
【0056】表1に示すように、実施例1〜6の炭素繊
維強化ケイ酸カルシウム成形物は、成形物中の分散性及
び曲げ強度に優れ、クラック発生は少なかった。これに
対して比較例1〜4の炭素繊維強化ケイ酸カルシウム成
形物は、ESCA法により測定されるO1s/C1sの
ピーク比が本発明の範囲外であったり、或いは集束剤が
本発明のものとは異なったり、或いは繊維長が本発明の
範囲外であったり、或いは強化繊維を使用しなかったり
しているので、得られた成形物における炭素繊維の分散
性及び曲げ強度にやや劣り、クラック発生頻度は高かっ
た。
【0057】
【発明の効果】1.ケイ酸カルシウムスラリー中に本発
明の炭素繊維束を分散させる場合、攪拌により容易に該
炭素繊維束が分散し、個々のフィラメントがスラリー中
に均一に広がったスラリー状物が得られる。
【0058】2.ケイ酸カルシウムスラリー状物を高分
子凝集剤でゲル化させた後、加圧脱水成形及び加熱によ
り得られた成形物において、本発明の炭素繊維束を用い
ることでケイ酸カルシウムマトリックス中に均一に分散
した成形物が得られる。
【0059】3.熱処理して得られた本発明のケイ酸カ
ルシウム成形物は、曲げ強度等の機械的性質に優れ、熱
衝撃特性にも優れる性質を持つ。
【0060】4.本発明のケイ酸カルシウム成形物は、
ケイ酸カルシウム固形分に対して本発明の炭素繊維束を
1重量%以上含ませてもケイ酸カルシウムマトリックス
中に炭素繊維を均一に分散させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の炭素繊維束を用いて強化したケイ酸カ
ルシウム成形物の一例における炭素繊維の分散した形状
を示す写真である。
【図2】本発明によらない成形物、即ち、O1s/Cl
s比が本発明の範囲外の成形物における炭素繊維の分散
した形状を示す写真である。
【図3】本発明の炭素繊維束を用いて強化したケイ酸カ
ルシウム成形物の一例における炭素繊維の分散した形状
を示す写真である。
【図4】集束剤が本発明以外のものを使用してなる成形
物における炭素繊維の分散した形状を示す写真である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 孝浩 東京都中央区日本橋3−3−9 東邦レー ヨン株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリアクリロニトリル繊維を原料として
    熱処理して得られた、炭素含有率90%以上、ESCA
    法により測定されるO1s/C1sのピーク比が0.0
    1以上0.1未満、繊維長が1mm以上30mm以内の
    炭素繊維束であり、且つ該炭素繊維束はグリセリン集束
    剤にて集束されていることを特徴とする炭素繊維束。
  2. 【請求項2】 前記グリセリン集束剤が、グリセリン水
    溶液である請求項1記載の炭素繊維束。
  3. 【請求項3】 前記グリセリン水溶液の濃度が50重量
    %以上である請求項2記載の炭素繊維束。
  4. 【請求項4】 前記炭素繊維束に付着されているグリセ
    リン集束剤の重量%は、炭素繊維重量に対して1重量%
    以上である請求項1記載の炭素繊維束。
  5. 【請求項5】 前記炭素繊維束は、直径3μm以上、1
    000本以上の炭素繊維の単繊維が集束して構成されて
    いる請求項1記載の炭素繊維束。
  6. 【請求項6】 前記炭素繊維束は、直径3μm以上、引
    っ張り強さ250kgf/mm2 以上、引っ張り弾性率
    20tonf/mm2 以上の炭素繊維の単繊維が集束し
    て構成されている請求項1記載の炭素繊維束。
  7. 【請求項7】 (1)ケイ酸カルシウムを主成分として
    含むものをマトリックス材をとし、 (2)強化繊維を、ポリアクリロニトリル繊維を原料と
    して熱処理して得られた、炭素含有率90%以上、ES
    CA法により測定されるO1s/C1sのピーク比が
    0.01以上0.1未満、繊維長が1mm以上30mm
    以内の炭素繊維とすることを特徴とする炭素繊維強化ケ
    イ酸カルシウム成形物。
  8. 【請求項8】 石灰質原料とケイ酸質原料を主原料とす
    る固形分濃度1重量%以上20重量%以内の水性スラリ
    ー中に、請求項1記載の炭素繊維束を混合した後、高分
    子凝集剤にて水性スラリーを凝集沈殿させ、沈殿物を脱
    水・賦形・熱処理することを特徴とする炭素繊維強化ケ
    イ酸カルシウム成形物の製造方法。
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JP2017132670A (ja) * 2016-01-29 2017-08-03 株式会社エーアンドエーマテリアル Cfrp成形用の成形型基材及びその製造方法

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