JPH11247135A - 車両用乗降システム - Google Patents

車両用乗降システム

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JPH11247135A
JPH11247135A JP5369398A JP5369398A JPH11247135A JP H11247135 A JPH11247135 A JP H11247135A JP 5369398 A JP5369398 A JP 5369398A JP 5369398 A JP5369398 A JP 5369398A JP H11247135 A JPH11247135 A JP H11247135A
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floor
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Kazuo Morimoto
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えば空港においては出入国ゲートやその関
連施設を設置するのに十分な広大な場所を確保でき、し
かも出入国ゲートから単純な経路でほとんど移動する必
要がなく、安全にかつ短時間で、車両に乗り込むことが
でき、車椅子等を使用しても、車両を利用して必要に応
じて各目的の場所まで移送することができる車両用乗降
システムを提供する。 【解決手段】 空港用ターミナルビルの乗降客通行用フ
ロア6の上方に軌道4を敷設する車両軌道用フロア5を
設け、該軌道4上を走行する車両3に対し乗降可能な高
さで停止する昇降式プラットホーム11を、乗客通行用
フロア6との間で昇降可能に配備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば空港にお
いて出発ゲートを通過した乗客を出発機のスポット(搭
乗ゲート)まで移送したり、到着機のスポットターミナ
ルに降りた乗客を到着出口まで移送したりするための車
両用乗降客を、乗降客通行用フロアとこのフロアの上方
又は下方に設けられる車両軌道用フロアとの間で昇降す
る機構を備えた車両用乗降システムに関するものであ
る。なお、本明細書で乗降客通行用フロアとは、単に乗
降客が通行するフロアに限らず、飛行機の乗降客の出入
国を管理する出入国ゲートや乗降客の荷物をチェックす
る通関口や飛行機のチェックインカウンターなどのある
フロアを含むものとする。また、空港ビルに限らず、鉄
道駅舎や鉄道のターミナル駅ビルにおける乗降客が通行
するフロアも含むものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両等に対するこの種の乗降シス
テムでは、ゲートや改札口を通過した乗客は、エスカレ
ータ又はエレベータに乗ってモノレールなどの車両が到
着するプラットホームに上がってから車両の出入口まで
通常歩いて移動し、車両に乗り込むというのが一般的で
ある。またエスカレータやエレベータは、普通はプラッ
トホームの端や端近くに配置されているため、車両に乗
り込むまでにプラットホーム上を移動する距離がかなり
長い。また、出入国ゲートの周辺は膨大な乗客を捌くた
めに広大なスペースを設けているため、ゲートや改札口
を通過してからエスカレータやエレベータまでの移動
も、非常に遠くて複雑な経路をたどることが多く、しか
も出発時間等の関係で多数の乗客が一斉にエスカレータ
やエレベータの乗り口に殺到するおそれがある(例え
ば、特開平4−173671号公報参照)。このため、
身体障害者や高齢者が車椅子等を使用して移動するのが
困難である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、例えば空港の
出入国ゲートのあるフロアにおいて、その出入国ゲート
の近くにモノレールなどの車両を乗り入れさせ、同じフ
ロアにプラットホームを設ければ、乗降客はほとんど移
動する必要がなく、車両への乗り込みが短時間で行わ
れ、車両への乗り降りも楽に行えるようになる。しか
し、出入国ゲートの周辺にはチェックインカウンターな
どの関連施設を設ける必要があり、その近傍を車両の軌
道が横切ったり、プラットホームが設けられたりする
と、乗降客の通行が阻害されたり、関連施設を設けるの
に十分なスペースを確保することができなくなったりし
て、かえって色々な面で多くの支障を来すおそれがあ
る。
【0004】この発明は上述の点に鑑みなされたもの
で、例えば空港においては出入国ゲートやその関連施設
を設置するのに十分な広大な場所を確保でき、しかも出
入国ゲートから単純な経路でほとんど移動する必要がな
く、安全にかつ短時間で、車両に乗り込むことができ、
車椅子等を使用しても、車両を利用して必要に応じて各
目的の場所まで移送することができる車両用乗降システ
ムを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ためにこの発明の車両用乗降システムは、空港ビルや鉄
道駅舎などの乗降客通行用フロアの上方又は下方に軌道
を敷設する車両軌道用フロアを設け、該軌道上を走行す
る車両に対し乗降可能な高さで停止する昇降式プラット
ホームを、前記乗客通行用フロアとの間で昇降可能に配
備している。
【0006】上記構成を有する本発明の乗降システムに
よれば、乗客通行用フロアにおいては昇降式プラットホ
ームが鉛直方向に昇降するスペースだけが制約されるに
過ぎず、しかもその位置を例えば入出国ゲートの近くに
設けることによって、乗降客はほとんど移動することな
く、車両の乗り降りの行われる場所へ昇降式プラットホ
ームを介して瞬時に移送される。また乗客通行用フロア
には、車両が乗り入れていないために、昇降式プラット
ホームの昇降路以外にスペースが割かれることもなく、
出入国ゲートの関連施設などを設置するのに十分なスペ
ースを確保できる。さらに、乗客通行用フロアの上方又
は下方に鉛直方向の段差をあけて車両軌道用フロアを設
けるので、乗客通行用フロアの配置に制約を受けること
なく任意の位置に車両軌道用フロアを設けることがで
き、いいかえれば乗客通行用フロアの出入国ゲートなど
の配置を優先して最も便利(最適)な位置に、昇降式プ
ラットホームへの出入り口を配置できる。加えて、乗降
客はプラットホームごと車両の乗車口あるいは降車口に
移送されるので、乗降客には上下差をほとんど意識させ
ることがない。このような作用により、特に高齢者や身
体障害者の移動に負担をかけさせず、安全にかつ短時間
での移動が可能になる。
【0007】請求項2記載のように、前記車両軌道用フ
ロアと前記乗降客通行用フロアとの間に、前記昇降式プ
ラットホームの昇降路を鉛直方向に設置するとともに、
該昇降路は前記乗降客通行用フロアの中央寄りに設ける
ことができる。
【0008】請求項2の発明によれば、昇降式プラット
ホームの乗降口が乗降客通行用フロアの中央又は中央付
近に配置されるから、従来のように中央からかなり離れ
た位置にエレベータやエスカレータの乗降口が設けられ
る場合に比べて、移動する距離が短く、かつ移動経路も
単純になるので、特に高齢者や身体障害者の移動に便利
である。
【0009】請求項3記載のように、前記車両軌道用フ
ロア上の一の軌道の長手方向に沿って一定の距離をあけ
て軌道の片側に前記昇降式プラットホームをそれぞれ昇
降可能に設置し、一方を乗客専用の昇降式プラットホー
ムとし、他方を降客専用の昇降式プラットホームとする
ことが好ましい。
【0010】請求項3の発明によれば、車両への乗降が
専用的に行われ、乗降客が車両用乗降車口で行き違うこ
とがないため、乗り降りがスムーズにかつ短時間で効率
よく行われる。
【0011】請求項4記載のように、前記車両軌道用フ
ロアは2台の車両が通行可能な複線軌道を敷設可能な幅
を有し、この車両軌道用フロア上の複線軌道を挟むよう
に両側に前記昇降式プラットホームをそれぞれ昇降可能
に設置し、一方を乗客専用の昇降式プラットホームと
し、他方を降客専用の昇降式プラットホームとすること
ができる。
【0012】請求項4の発明によれば、請求項3の発明
と同様に、乗り降りがスムーズにかつ短時間で効率よく
行われる。また、複線軌道としたので、乗客(移送人
員)数を大幅に増やすことができる。
【0013】請求項5記載のように、前記昇降式プラッ
トホームが開閉扉を備え、前記車両軌道用フロアの位置
で停止した状態における該開閉扉の開閉を前記車両用乗
降客用扉の開閉動作に連動させるとともに、前記昇降式
プラットホームの昇降・停止を前記車両の走行・停車に
対応して制御させることが望ましい。
【0014】請求項5の発明によれば、昇降式プラット
ホームの開閉扉の開閉が車両用乗降客用扉の開閉動作に
連動して行われるため、安全性が高い。また例えば、昇
降式プラットホームは通常、乗降客通行フロアに待機さ
せておき、車両が停車するのに合わせてプラットホーム
を昇降させることにより、停車した車両用乗降口に隣接
するようにプラットホームを停止させることができるの
で、昇降式プラットホームの昇降回数を最小限に抑えら
れ、経済的である。
【0015】請求項6記載のように、前記昇降式プラッ
トホームの両側に開閉扉を備え、前記車両軌道用フロア
では車両側の開閉扉を開閉し、乗降客通行用フロアでは
両側の開閉扉を開閉させるようにすることができる。
【0016】請求項6の発明によれば、昇降式プラット
ホームを乗降客通行用フロアに停止させた状態では、両
側の開閉扉を開放させておくことにより、プラットホー
ムを乗降客通行用フロアの一部として利用できる。この
ため、昇降式プラットホームを乗降客通行用フロアに設
けたことによる場所的な制約がほとんどなくなる。
【0017】なお、上記した昇降式プラットホームに
は、電動式エレベータあるいは油圧式エレベータや油圧
リフターなどが用いられる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る車両用乗降
システムの実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0019】図1は空港のターミナルビルの一部を示す
平面図、図2は図1のA−A線部分を拡大して示す正面
図、図3は図1のターミナルビルの2階のチェックイン
ロビー(乗降客通行用フロア)を示す平面図である。図
4は図3のB−B線拡大断面図、図5は図4のC−C線
断面図である。
【0020】図1に示すように、ターミナルビル1を前
後に挟んで手前に一般道路や駐車場などがあり、後方側
が空港内の航空機の駐機場所および滑走路である。ター
ミナルビル1の長手方向(左右方向)に沿って、搭乗す
る各飛行機が駐機しているスポットと呼ばれる搭乗ゲー
トへの連絡通路(コンコース)2が延設されている。コ
ンコース2は一部に動く歩道と呼ばれる水平走行エスカ
レータ(図示せず)を装備した歩行用通路である。この
コンコース2に沿って、図2のようにウイング間を結ぶ
車両(本例では、2両編成)3が走行する軌道4と、こ
の軌道4を敷設する車両軌道用フロア5が架設されてい
る。
【0021】チェックインロビー(乗降客通行用フロ
ア)6は、図3に示すように前後方向の手前にチェック
インカウンター7が複数列間隔をあけて並設されてお
り、それらの奥に出入国ゲート8・8が本例では2箇所
に設けられている。車両軌道用フロア5は、図4に示す
ように2階のチェックインロビー6の上方で3階のフロ
ア9との間、つまり中2階に支持脚10で支持されてい
る。支持脚10は車両軌道用フロア5の下方に一定の間
隔をあけて立設されており、支持脚10間が通路になっ
ている。本例では、2つの出入国ゲート8・8に跨がっ
てチェックインロビー6のほぼ中央を横切るように、車
両軌道用フロア5が配置されている。この車両軌道用フ
ロア5の端部は、それぞれコンコース2の端部付近まで
延びている。
【0022】図4に示すように、車両軌道用フロア5上
には2台の車両が走行可能な複線軌道4・4が平行に敷
設され、この車両軌道用フロア5を挟んで両側に昇降式
プラットホーム11の昇降路12がそれぞれ相対向して
鉛直方向に配設されている。昇降路12は、図5に示す
ように長方形の枠体12aを備え、枠体12aの4隅に
支柱12bが貫設されており、本例では2つの昇降路1
2が相隣接して設けられている。各枠体12a内には、
昇降式プラットホーム11を構成する床面を備えたケー
ジ(籠)11Aが昇降自在に内装されている。ケージ1
1Aには各車両3の定員に応じた容量のエレベータが使
用される。ケージ11Aの一面には大きな開口(乗降
口)11Bが形成され、枠体12aのケージ11Aが停
止する位置には開口11Bに対応する開口12Bがそれ
ぞれ形成され、またケージ11Aの開口11Bには3段
式の開閉扉11Cが開閉自在に備えられている。また車
両3にも、開口11Bに対応する乗降口(図示せず)が
設けられ、ここにも開閉扉(図示せず)が開閉自在に備
えられている。そして、また枠体12aの上下の開口1
2bにも、それぞれ開閉扉12cが開閉自在に備えられ
ている。また枠体12aの上部開口12bの下端から、
図4のようにステップ14が水平に車両3側へ延設され
ている。
【0023】軌道4・4のターミナルビル1内には、乗
車専用と降車専用の2つの停車駅21・22がそれぞれ
相対向して設けられており、また軌道4・4は両端部の
搭乗ゲート駅23・24で一つの軌道4になっている。
本例では2つの軌道4・4上には、それぞれ2両編成の
車両3が1組ずつ配置され、現在、両端部の搭乗ゲート
駅23・24にそれぞれ車両3が停車していると仮定す
ると、右端の車両3は図1の手前の軌道13を左方向に
走行してターミナルビル1内の右寄りの降車専用駅22
に停車する。一方、左端の車両3は図1の後方の軌道4
を右方向に走行してターミナルビル1内の左寄りの降車
専用駅22に停車する。各降車専用駅22・22に車両
3が接近すると、昇降式プラットホーム11が上昇して
乗車レベルに停止する。車両3の開閉扉が開放されるの
に同期して、開口11Bの開閉扉11Cおよび枠体12
aの上部開口12Bの開閉扉12Cが開放される。この
とき、枠体12aの下部開口12Bの開閉扉12Cは閉
鎖されている。
【0024】一方、ターミナルビル1内の乗車専用駅2
1・21では、車両3が停車している場合を除き、昇降
式プラットホーム11がチェックインロビー6に下降し
て待機しており、搭乗者(乗客)は昇降式プラットホー
ム11に乗り込むことができる。そして、車両3が到着
する直前に開閉扉11C・12Cが閉鎖され、昇降式プ
ラットホーム11が上昇したのち、車両3の開閉扉が開
放されるのに同期して開閉扉11C・12Cが開放さ
れ、昇降式プラットホーム11上の乗客は車両3に乗り
込むことができる。プラットホーム11上の乗客の全員
が車両3に乗り込んだことが確認されると、全ての開閉
扉11C・12Cが閉鎖され、車両3が走行を開始し、
中央に対し右寄りの乗車駅21の車両3は右端の搭乗ゲ
ート駅23へ向け走行し、中央に対し左寄りの乗車駅2
2の車両3は左端の搭乗ゲート駅24へ向け走行する。
したがって、出入国ゲート8・8を通過した搭乗客に
は、搭乗する飛行機が駐機する搭乗ゲートが知らされ、
中央位置を挟んで右側又は左側のうちのどちら側の昇降
式プラットホーム11に乗らなければならないかが案内
される。
【0025】図6は本発明に係る乗降システムの別の実
施例を示すもので、図4に対応する断面図で、中心線よ
り右半分を省略している。本例のシステムが上記実施例
と相違するのは次の点である。すなわち、昇降路12を
構成する枠体12aの上部と下部の、昇降式プラットホ
ーム11の停止位置の両側に開口12Bを設けるととも
に、ケージ11Aにも両側に開口11Bを設け、各開口
11B・12Bに開閉扉11C・12Cをそれぞれ装備
する。また、車両軌道用フロア5にも、プラットホーム
11の昇降路12を挟んで乗降客の通行用フロア15を
設ける。そして、両側の開口11B・12Bの開閉扉1
1C・12Cの開閉を制御することにより、乗降客の行
き先を制限することができる。例えば、車両3の乗客が
一般(通関前)エリアであるとし、乗降客通行用フロア
15および乗降客通行用フロア6の昇降路12を挟んで
左側をそれぞれ一般エリアAとし、乗降客通行用フロア
6の昇降路12を挟んで右側を通関済みエリアBとする
と、車両3の停車位置に停止した昇降式プラットホーム
11の両側の開口11Bを開放し、上階の乗降客通行用
フロア15に用事のある乗客を最初にプラットホーム1
1を介して導く。次に、下階の乗降客通行用フロア6へ
の乗客は、車両3からプラットホーム11に降りた乗客
を両側の開閉扉11C・12Cを閉鎖したのち、乗降客
通行用フロア6へプラットホーム11を下降させて左側
の開口11Bだけを開放させることにより導くことがで
きる。
【0026】また、乗降客通行用フロア6の昇降路12
を挟んで両側とも例えば通関済みエリアBとすると、乗
降客通行用フロア6に昇降式プラットホーム11を停止
させている状態では、両側の開閉扉11C・12Cをそ
れぞれ開放し、乗降客がプラットホーム11上を自由に
行き来できるようにし、乗降客通行用フロア6の一部と
して使用することもできる。
【0027】以上に本発明の乗降システムの実施例を示
したが、鉄道のターミナル駅ビルにおいて、モノレール
や別の幹線への乗り換えを行う場合に、改札口の近くに
昇降式プラットホーム11への乗降口を設けたり、乗降
客通行フロアの下方(地下)に車両軌道用フロア5を設
けたりすることもできる。
【0028】
【発明の効果】上記したことから明らかなように、本発
明の車両用乗降システムには、次のような優れた効果が
ある。
【0029】(1) 乗客通行用フロアにおいては昇降式プ
ラットホームが昇降する昇降路のスペースだけが制約さ
れるに過ぎず、しかもその位置を例えば出入国ゲートや
改札口の近くに設けることによって、乗降客はほとんど
移動することなく、車両の乗り降りの行われる場所へ昇
降式プラットホームを介して瞬時に移送される。また乗
客通行用フロアには、車両が乗り入れていないために、
昇降式プラットホームの昇降路以外にスペースが割かれ
ることもなく、出入国ゲートの関連施設などを設置する
のに十分なスペースを確保できる。さらに、乗客通行用
フロアの上方又は下方に鉛直方向の段差をつて車両軌道
用フロアを設けるので、乗客通行用フロアの任意の位置
に車両軌道用フロアを設けることができる。したがっ
て、特に高齢者や身体障害者の移動に負担をかけさせ
ず、安全にかつ短時間での移動が可能になる。
【0030】(2) 請求項2の発明によれば、昇降式プラ
ットホームの乗降口が乗降客通行用フロアの中央又は中
央付近に配置されるから、従来の乗降システムのように
中央からかなり離れた位置にエレベータやエスカレータ
の乗降口が設けられる場合に比べて、移動する距離が短
縮され、かつ移動経路も単純になるので、特に高齢者や
身体障害者の移動に便利である。
【0031】(3) 請求項3の発明によれば、車両への乗
り降りがそれぞれ専用的に行われ、乗降客が車両の乗降
口で行き違うことがないため、乗り降りがスムーズにか
つ短時間で効率よく行われる。
【0032】(4) 請求項4の発明によれば、請求項3の
発明と同様に、乗り降りがスムーズにかつ短時間で効率
よく行われる。また複線軌道としたので、乗客数を大幅
に増やすことができ、移送人員を増大できる。
【0033】(5) 請求項5の発明によれば、プラットホ
ームの扉の開閉が車両の扉の開閉動作に連動して行われ
るため、安全性が高く、また昇降式プラットホームの昇
降回数を最小限に抑えられるので、ランニングコストが
安くて経済的である。
【0034】(6) 請求項6の発明によれば、昇降式プラ
ットホームを乗降客通行用フロアに停止させた状態で
は、両側の開閉扉を開放させておくことにより、プラッ
トホームを乗降客通行用フロアの一部として利用でき、
また、昇降式プラットホームの両側の扉の開閉を制御す
ることにより、乗降客の行き先を制限することもでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の乗降システムを適用した空港のターミ
ナルビルの一部を示す平面図である。
【図2】図1のA−A線部分を拡大して示す正面図であ
る。
【図3】図1のターミナルビルの2階のチェックインロ
ビー(乗降客通行用フロア)を拡大して示す平面図であ
る。
【図4】図3のB−B線拡大断面図である。
【図5】図4のC−C線断面図である。
【図6】本発明に係る乗降システムの別の実施例を示す
もので、図4に対応する断面図で、中心線より右半分を
省略している。
【符号の説明】
1 ターミナルビル 2 連絡通路(コンコース) 3 車両 4 軌道 5 車両軌道用フロア 6 チェックインロビー(2階フロア) 8 出入国ゲート 11 昇降式プラットホーム 11A ケージ(エレベータケージ) 11B・12B 開口 11C・12C 開閉扉 12 昇降路 12a 枠体 14 ステップ 21 乗車駅 22 降車駅 23・24 搭乗ゲート駅
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ためにこの発明の車両用乗降システムは、空港ビルや鉄
道駅舎などの乗降客通行用フロアの上方又は下方に軌道
を敷設する車両軌道用フロアを設け、該軌道上を走行す
る車両に対し乗降可能な高さで停止する昇降式プラット
ホームを、前記乗客通行用フロアとの間で昇降可能に配
するとともに、前記昇降式プラットホームの両側に開
閉扉を設け、前記車両軌道用フロアと前記乗降客通行用
フロアとで両側の開閉扉の開閉を制御できるようにして
いる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】上記構成を有する本発明の乗降システムに
よれば、乗客通行用フロアにおいては昇降式プラットホ
ームが鉛直方向に昇降するスペースだけが制約されるに
過ぎず、しかもその位置を例えば入出国ゲートの近くに
設けることによって、乗降客はほとんど移動することな
く、車両の乗り降りの行われる場所へ昇降式プラットホ
ームを介して瞬時に移送される。また、乗客通行用フロ
アには、車両が乗り入れていないために、昇降式プラッ
トホームの昇降路以外にスペースが割かれることもな
く、出入国ゲートの関連施設などを設置するのに十分な
スペースを確保できる。そして、昇降式プラットホーム
を乗降客通行用フロアに停止させた状態では、例えば両
側の開閉扉を開放させておくことにより、昇降式プラッ
トホームを乗降客通行用フロアの一部として利用できる
ため、昇降式プラットホームを乗降客通行用フロアに設
けたことによる場所的な制約がほとんどなくなる。さら
に、乗客通行用フロアの上方又は下方に鉛直方向の段差
をあけて車両軌道用フロアを設けるので、乗客通行用フ
ロアの配置に制約を受けることなく任意の位置に車両軌
道用フロアを設けることができ、いいかえれば乗客通行
用フロアの出入国ゲートなどの配置を優先して最も便利
(最適)な位置に、昇降式プラットホームへの出入り口
を配置できる。加えて、乗降客はプラットホームごと車
両の乗車口あるいは降車口に移送されるので、乗降客に
は上下差をほとんど意識させることがない。このような
作用により、特に高齢者や身体障害者の移動に負担をか
けさせず、安全にかつ短時間での移動が可能になる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】請求項6記載のように、前記昇降式プラッ
トホームの両側に備えた前記開閉扉を、前記車両軌道用
フロアでは車両側の開閉扉を開閉し、乗降客通行用フロ
アでは両側の開閉扉を開閉させるようにすることができ
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】図6は本発明に係る乗降システムの実施例
示すもので、図4に対応する断面図で、中心線より右
半分を省略している。本例のシステムが上記例と相違す
るのは次の点である。すなわち、昇降路12を構成する
枠体12aの上部と下部の、昇降式プラットホーム11
の停止位置の両側に開口12Bを設けるとともに、ケー
ジ11Aにも両側に開口11Bを設け、各開口11B・
12Bに開閉扉11C・12Cをそれぞれ装備する。ま
た、車両軌道用フロア5にも、プラットホーム11の昇
降路12を挟んで乗降客の通行用フロア15を設ける。
そして、両側の開口11B・12Bの開閉扉11C・1
2Cの開閉を制御することにより、乗降客の行き先を制
限することができる。例えば、車両3の乗客が一般(通
関前)エリアであるとし、乗降客通行用フロア15およ
び乗降客通行用フロア6の昇降路12を挟んで左側をそ
れぞれ一般エリアAとし、乗降客通行用フロア6の昇降
路12を挟んで右側を通関済みエリアBとすると、車両
3の停車位置に停止した昇降式プラットホーム11の両
側の開口11Bを開放し、上階の乗降客通行用フロア1
5に用事のある乗客を最初にプラットホーム11を介し
て導く。次に、下階の乗降客通行用フロア6への乗客
は、車両3からプラットホーム11に降りた乗客を両側
の開閉扉11C・12Cを閉鎖したのち、乗降客通行用
フロア6へプラットホーム11を下降させて左側の開口
11Bだけを開放させることにより導くことができる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】(1) 乗客通行用フロアにおいては昇降式プ
ラットホームが昇降する昇降路のスペースだけが制約さ
れるに過ぎず、しかもその位置を例えば出入国ゲートや
改札口の近くに設けることによって、乗降客はほとんど
移動することなく、車両の乗り降りの行われる場所へ昇
降式プラットホームを介して瞬時に移送される。また乗
客通行用フロアには、車両が乗り入れていないために、
昇降式プラットホームの昇降路以外にスペースが割かれ
ることもなく、出入国ゲートの関連施設などを設置する
のに十分なスペースを確保できる。しかも、昇降式プラ
ットホームを乗降客通行用フロアに停止させた状態で
は、両側の開閉扉を開放させておくことにより、プラッ
トホームを乗降客通行用フロアの一部として利用でき、
また昇降式プラットホームの両側の扉の開閉を制御する
ことにより、乗降客の行き先を制限することもできる。
さらに、乗客通行用フロアの上方又は下方に鉛直方向の
段差をつて車両軌道用フロアを設けるので、乗客通行用
フロアの任意の位置に車両軌道用フロアを設けることが
できる。したがって、特に高齢者や身体障害者の移動に
負担をかけず、安全にかつ短時間での移動を可能にす
る。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の乗降システムを適用した空港のターミ
ナルビルの一部を示す平面図である。
【図2】図1のA−A線部分を拡大して示す正面図であ
る。
【図3】図1のターミナルビルの2階のチェックインロ
ビー(乗降客通行用フロア)を拡大して示す平面図であ
る。
【図4】図3のB−B線拡大断面図である。
【図5】図4のC−C線断面図である。
【図6】本発明に係る乗降システムの実施例を示すもの
で、図4に対応する断面図で、中心線より右半分を省略
している。
【符号の説明】 1 ターミナルビル 2 連絡通路(コンコース) 3 車両 4 軌道 5 車両軌道用フロア 6 チェックインロビー(2階フロア) 8 出入国ゲート 11 昇降式プラットホーム 11A ケージ(エレベータケージ) 11B・12B 開口 11C・12C 開閉扉 12 昇降路 12a 枠体 14 ステップ 21 乗車駅 22 降車駅 23・24 搭乗ゲート駅

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空港ビルや鉄道駅舎などの乗降客通行用
    フロアの上方又は下方に軌道を敷設する車両軌道用フロ
    アを設け、 該軌道上を走行する車両に対し乗降可能な高さで停止す
    る昇降式プラットホームを、前記乗客通行用フロアとの
    間で昇降可能に配備したことを特徴とする車両用乗降シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記車両軌道用フロアと前記乗降客通行
    用フロアとの間に、前記昇降式プラットホームの昇降路
    を鉛直方向に設置するとともに、該昇降路は前記乗降客
    通行用フロアの中央寄りに設けた請求項1記載の車両用
    乗降システム。
  3. 【請求項3】 前記車両軌道用フロア上の一の軌道の長
    手方向に沿って一定の距離をあけて軌道の片側に前記昇
    降式プラットホームをそれぞれ昇降可能に設置し、一方
    を乗客専用の昇降式プラットホームとし、他方を降客専
    用の昇降式プラットホームとした請求項1又は2記載の
    車両用乗降システム。
  4. 【請求項4】 前記車両軌道用フロアは2台の車両が通
    行可能な複線軌道を敷設可能な幅を有し、この車両軌道
    用フロア上の複線軌道を挟むように両側に前記昇降式プ
    ラットホームをそれぞれ昇降可能に設置し、一方を乗客
    専用の昇降式プラットホームとし、他方を降客専用の昇
    降式プラットホームとした請求項1〜3のいずれかに記
    載の車両用乗降システム。
  5. 【請求項5】 前記昇降式プラットホームが開閉扉を備
    え、前記車両軌道用フロアの位置で停止した状態におけ
    る該開閉扉の開閉を前記車両用乗降客用扉の開閉動作に
    連動させるとともに、前記昇降式プラットホームの昇降
    ・停止を前記車両の走行・停車に対応して制御させる請
    求項1〜4のいずれかに記載の車両用乗降システム。
  6. 【請求項6】 前記昇降式プラットホームの両側に開閉
    扉を備え、前記車両軌道用フロアでは車両側の開閉扉を
    開閉し、乗降客通行用フロアでは両側の開閉扉を開閉さ
    せるように制御する請求項1〜4のいずれかに記載の車
    両用乗降システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108749821A (zh) * 2018-07-24 2018-11-06 中铁第四勘察设计院集团有限公司 一种有轨电车地下车站
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JP2024040744A (ja) * 2022-09-13 2024-03-26 登 吉澤 車両間乗降システム

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