JPH11247197A - 法枠の緑化工法 - Google Patents
法枠の緑化工法Info
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- JPH11247197A JPH11247197A JP6465898A JP6465898A JPH11247197A JP H11247197 A JPH11247197 A JP H11247197A JP 6465898 A JP6465898 A JP 6465898A JP 6465898 A JP6465898 A JP 6465898A JP H11247197 A JPH11247197 A JP H11247197A
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- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】周辺の環境との調和を図って景観を更に改善す
るため、法枠の上面及び側面に対する緑化工事をより簡
便かつ的確に実施し得る法枠の緑化工法を提供する。 【解決手段】法枠1の上面2及び側面3,4を網状部材
5によって覆うとともに、その網状部材5の上方から吹
付け手段等を介して緑化基材15を供給し、該緑化基材
15に適宜の植物16を植生することにより、少なくと
も法枠1の上面の緑化を図る。また、法枠1の上面及び
側面に加えて、法枠1によって形成される格子枠の内部
の裸地も含めて一体あるいは別体に形成した網状部材に
より覆い、同様の緑化を図る。
るため、法枠の上面及び側面に対する緑化工事をより簡
便かつ的確に実施し得る法枠の緑化工法を提供する。 【解決手段】法枠1の上面2及び側面3,4を網状部材
5によって覆うとともに、その網状部材5の上方から吹
付け手段等を介して緑化基材15を供給し、該緑化基材
15に適宜の植物16を植生することにより、少なくと
も法枠1の上面の緑化を図る。また、法枠1の上面及び
側面に加えて、法枠1によって形成される格子枠の内部
の裸地も含めて一体あるいは別体に形成した網状部材に
より覆い、同様の緑化を図る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地山や造成地等の
法面に地盤安定化手段として施工される法枠に対する緑
化工法に関する。
法面に地盤安定化手段として施工される法枠に対する緑
化工法に関する。
【0002】
【従来の技術】法面に地盤安定化のために法枠を設置す
る場合に、景観上の観点から法枠によって形成される格
子枠の内部の裸地に適宜の植物を植生して緑化を図るこ
とが行われている。しかしながら、従来の緑化工法にお
いては、法枠の上面及び側面に対してまでは緑化が行わ
れておらず、それらのコンクリート面が露出するため、
周辺の環境との違和感から景観を害していた。
る場合に、景観上の観点から法枠によって形成される格
子枠の内部の裸地に適宜の植物を植生して緑化を図るこ
とが行われている。しかしながら、従来の緑化工法にお
いては、法枠の上面及び側面に対してまでは緑化が行わ
れておらず、それらのコンクリート面が露出するため、
周辺の環境との違和感から景観を害していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来の事情に鑑みてなされたもので、周辺の環境との調
和を図って景観を更に改善するため、法枠の上面及び側
面に対する緑化工事をより簡便かつ的確に実施し得る法
枠の緑化工法を提供することを目的とするものである。
従来の事情に鑑みてなされたもので、周辺の環境との調
和を図って景観を更に改善するため、法枠の上面及び側
面に対する緑化工事をより簡便かつ的確に実施し得る法
枠の緑化工法を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、法枠の上面及び側面を網状部材によって覆
うとともに、その網状部材の上方から吹付け手段等を介
して緑化基材を供給し、該緑化基材に適宜の植物を植生
することにより、少なくとも法枠の上面の緑化を図ると
いう技術手段を採用した。また、法枠の上面及び側面に
加えて、前記法枠によって形成される格子枠の内部の裸
地も含めて、一体あるいは別体に形成した網状部材によ
って覆うとともに、その網状部材の上方から吹付け手段
等を介して緑化基材を供給し、該緑化基材に適宜の植物
を植生することにより緑化を図るという技術手段を採用
した。この場合、一体的に形成した網状部材を採用すれ
ば、網状部材の設置作業に関する作業性を向上できる。
さらに、前記法枠の上面及び側面の周囲に間隔を保持す
るスペーサを配設して、その外側を前記網状部材によっ
て覆うことにより、それらの法枠の上面及び側面の周囲
に前記緑化基材用のスペースをより確実に形成すること
ができる。また、前記法枠の上面又は側面と前記網状部
材との間に保水材を配設することにより、前記緑化基材
の乾燥を回避し、良好な植生状態の維持を図ることがで
きる。
決するため、法枠の上面及び側面を網状部材によって覆
うとともに、その網状部材の上方から吹付け手段等を介
して緑化基材を供給し、該緑化基材に適宜の植物を植生
することにより、少なくとも法枠の上面の緑化を図ると
いう技術手段を採用した。また、法枠の上面及び側面に
加えて、前記法枠によって形成される格子枠の内部の裸
地も含めて、一体あるいは別体に形成した網状部材によ
って覆うとともに、その網状部材の上方から吹付け手段
等を介して緑化基材を供給し、該緑化基材に適宜の植物
を植生することにより緑化を図るという技術手段を採用
した。この場合、一体的に形成した網状部材を採用すれ
ば、網状部材の設置作業に関する作業性を向上できる。
さらに、前記法枠の上面及び側面の周囲に間隔を保持す
るスペーサを配設して、その外側を前記網状部材によっ
て覆うことにより、それらの法枠の上面及び側面の周囲
に前記緑化基材用のスペースをより確実に形成すること
ができる。また、前記法枠の上面又は側面と前記網状部
材との間に保水材を配設することにより、前記緑化基材
の乾燥を回避し、良好な植生状態の維持を図ることがで
きる。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の緑化工法は、既設あるい
は新設の法枠に対して適用することが可能である。前記
法枠の上面及び側面を覆う網状部材としては、緑化基材
や植物の支持に適したラス金網や格子状に形成した金網
等の適宜の網状素材が用いられる。この網状部材は、例
えばかぶせ形に形成した網状の縦、横枠用ユニットを法
枠の交点部等でジョイントしながら、その法枠を構成す
る縦枠及び横枠を覆うように構成することができる。ま
た、それらの縦、横枠用ユニットの下端部に地盤に対し
てセットし易いように差込み用の突起及び差込み量を規
制して地盤からの間隔を一定にするストッパを設けるこ
とにより設置作業の作業性を向上することができる。前
記緑化基材としては、天然あるいは人工の土壌それ自体
や、それらの土壌に適宜の肥料や保水材、種子等を適宜
混ぜ合せたものが使用可能である。すなわち、種子や肥
料等を緑化基材中に初めから加えたものでも、後から加
えて植生するものでもよい。また、バーク堆肥やビート
モスなどの有機質材料等に種子や適宜の肥料を入れ、セ
メントや合成樹脂などの接合材を加えて混ぜ合せたもの
や、更にそれに砂質土などを加えたものなどの使用も可
能である。また、砂質土などに種子、肥料、接合材など
を加えて混ぜ合せたものでもよい。さらに、パルプなど
をファイバー状にして種子、肥料、接合材などを加えて
混ぜ合せたものでもよい。要するに、緑化を実施する場
合の基材となり得るものであれば、広く前記緑化基材と
して使用することが可能である。
は新設の法枠に対して適用することが可能である。前記
法枠の上面及び側面を覆う網状部材としては、緑化基材
や植物の支持に適したラス金網や格子状に形成した金網
等の適宜の網状素材が用いられる。この網状部材は、例
えばかぶせ形に形成した網状の縦、横枠用ユニットを法
枠の交点部等でジョイントしながら、その法枠を構成す
る縦枠及び横枠を覆うように構成することができる。ま
た、それらの縦、横枠用ユニットの下端部に地盤に対し
てセットし易いように差込み用の突起及び差込み量を規
制して地盤からの間隔を一定にするストッパを設けるこ
とにより設置作業の作業性を向上することができる。前
記緑化基材としては、天然あるいは人工の土壌それ自体
や、それらの土壌に適宜の肥料や保水材、種子等を適宜
混ぜ合せたものが使用可能である。すなわち、種子や肥
料等を緑化基材中に初めから加えたものでも、後から加
えて植生するものでもよい。また、バーク堆肥やビート
モスなどの有機質材料等に種子や適宜の肥料を入れ、セ
メントや合成樹脂などの接合材を加えて混ぜ合せたもの
や、更にそれに砂質土などを加えたものなどの使用も可
能である。また、砂質土などに種子、肥料、接合材など
を加えて混ぜ合せたものでもよい。さらに、パルプなど
をファイバー状にして種子、肥料、接合材などを加えて
混ぜ合せたものでもよい。要するに、緑化を実施する場
合の基材となり得るものであれば、広く前記緑化基材と
して使用することが可能である。
【0006】前記法枠の上面及び側面の周囲にスペース
を形成するための前記スペーサとしては、前記網状部材
の支持に十分な剛性を備えるものであればよく、格子状
金網などの網状のものや、丸棒を逆U字状に曲げたも
の、枠状に形成したもの、ブロック状に形成したものな
どから構成することができる。また、前記網状部材の下
方の法枠の上面又は側面との間に形成される間隙部に直
方体等の適宜の形状からなる保水材を配設することがで
きる。その場合、ある程度の剛性を有する保水材を用い
て網状部材自体の下面に当接するように配設することに
より、前記スペーサの代替をなすことも可能である。な
お、本緑化工法は、鉄筋篭等を使用した構造物としての
法枠だけでなく、コンクリートのみからなる簡易の法枠
に対しても適用可能なことはいうまでもない。
を形成するための前記スペーサとしては、前記網状部材
の支持に十分な剛性を備えるものであればよく、格子状
金網などの網状のものや、丸棒を逆U字状に曲げたも
の、枠状に形成したもの、ブロック状に形成したものな
どから構成することができる。また、前記網状部材の下
方の法枠の上面又は側面との間に形成される間隙部に直
方体等の適宜の形状からなる保水材を配設することがで
きる。その場合、ある程度の剛性を有する保水材を用い
て網状部材自体の下面に当接するように配設することに
より、前記スペーサの代替をなすことも可能である。な
お、本緑化工法は、鉄筋篭等を使用した構造物としての
法枠だけでなく、コンクリートのみからなる簡易の法枠
に対しても適用可能なことはいうまでもない。
【0007】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例に関して
説明する。図1は本発明の一実施例の施工状態を示した
斜視図であり、図2はその法枠部分の断面を示した縦断
面図、図3及び図4は同実施例に用いられる網状部材を
構成する縦枠用及び横枠用ユニットを示した斜視図であ
る。図中、1は既設あるいは新設の法枠で、縦枠及び横
枠からなる格子状に形成されている。図示のように、本
実施例では、格子状に形成された法枠1の上面2及び側
面3,4の外周を、台形の底部を開口した形状からな
る、かぶせ形に形成された網状部材5を用いて所要の間
隔を保って覆うように構成されている。この網状部材5
は、図3及び図4に示した、適宜の縦横の線材から格子
状に形成された縦枠用ユニット6と横枠用ユニット7と
から構成されている。なお、縦枠用ユニット6の一端部
には、法枠1の交点部の横枠に係合する切欠係合部8が
形成されている。それらの縦枠用ユニット6と横枠用ユ
ニット7の下端部には、それぞれ地盤9に対して差込む
ことによって簡便に設置し得るように構成するための突
起部10及びその差込み量を規制するストッパ11が備
えられている。なお、図中、12は鉄筋篭等の主筋を示
したものである。
説明する。図1は本発明の一実施例の施工状態を示した
斜視図であり、図2はその法枠部分の断面を示した縦断
面図、図3及び図4は同実施例に用いられる網状部材を
構成する縦枠用及び横枠用ユニットを示した斜視図であ
る。図中、1は既設あるいは新設の法枠で、縦枠及び横
枠からなる格子状に形成されている。図示のように、本
実施例では、格子状に形成された法枠1の上面2及び側
面3,4の外周を、台形の底部を開口した形状からな
る、かぶせ形に形成された網状部材5を用いて所要の間
隔を保って覆うように構成されている。この網状部材5
は、図3及び図4に示した、適宜の縦横の線材から格子
状に形成された縦枠用ユニット6と横枠用ユニット7と
から構成されている。なお、縦枠用ユニット6の一端部
には、法枠1の交点部の横枠に係合する切欠係合部8が
形成されている。それらの縦枠用ユニット6と横枠用ユ
ニット7の下端部には、それぞれ地盤9に対して差込む
ことによって簡便に設置し得るように構成するための突
起部10及びその差込み量を規制するストッパ11が備
えられている。なお、図中、12は鉄筋篭等の主筋を示
したものである。
【0008】前記網状部材5の設置に当っては、先ず既
存あるいは新設の法枠1の縦枠部分に対して前記縦枠用
ユニット6を設置する。この場合には、縦枠用ユニット
6を法枠1の縦枠部に沿って被せるとともに、その一端
部に形成した前記切欠係合部8を法枠1の交点部の横枠
部に係合させるようにする。また、縦枠用ユニット6の
他端部を法枠1の反対側の交点部の横枠部の側面に当接
ないし近接するように位置決めしながら、前記ストッパ
11が地表に当接するまで突起部10を地盤9に差込む
ことによって所定位置に設置する。図3に示したよう
に、縦枠用ユニット6の両端部は、垂直状態に形成され
ており、法枠1の交点部の横枠部の側面によく適合する
ように構成されている。以上のように縦枠用ユニット6
が設置された後には、図1に示したように、前記横枠用
ユニット7の傾斜した両端面を両側の縦枠用ユニット6
の傾斜した各側面に係合するように位置決めしながら、
横枠用ユニット7を法枠1の横枠部に沿って被せ、スト
ッパ11が地表に当接するまで突起部10を地盤9に差
込むことによって所定位置に設置する。しかる後、必要
に応じて、それらの横枠用ユニット7の両端面と縦枠用
ユニット6の各側面との接合部を結束線等を用いて結合
することにより、両網状ユニット6,7を連結すること
により網状部材5の設置が完了する。
存あるいは新設の法枠1の縦枠部分に対して前記縦枠用
ユニット6を設置する。この場合には、縦枠用ユニット
6を法枠1の縦枠部に沿って被せるとともに、その一端
部に形成した前記切欠係合部8を法枠1の交点部の横枠
部に係合させるようにする。また、縦枠用ユニット6の
他端部を法枠1の反対側の交点部の横枠部の側面に当接
ないし近接するように位置決めしながら、前記ストッパ
11が地表に当接するまで突起部10を地盤9に差込む
ことによって所定位置に設置する。図3に示したよう
に、縦枠用ユニット6の両端部は、垂直状態に形成され
ており、法枠1の交点部の横枠部の側面によく適合する
ように構成されている。以上のように縦枠用ユニット6
が設置された後には、図1に示したように、前記横枠用
ユニット7の傾斜した両端面を両側の縦枠用ユニット6
の傾斜した各側面に係合するように位置決めしながら、
横枠用ユニット7を法枠1の横枠部に沿って被せ、スト
ッパ11が地表に当接するまで突起部10を地盤9に差
込むことによって所定位置に設置する。しかる後、必要
に応じて、それらの横枠用ユニット7の両端面と縦枠用
ユニット6の各側面との接合部を結束線等を用いて結合
することにより、両網状ユニット6,7を連結すること
により網状部材5の設置が完了する。
【0009】図5は以上の縦、横枠用ユニット6,7か
ら構成される網状部材5を用いて緑化工事を行った場合
の工事完成時の状態を例示した縦断面図である。図示の
ように、本実施例は、地盤9の上面全体にラス金網や格
子状金網等からなる適宜の網状部材13を敷いた上に法
枠1を形成した場合に対して本発明を適用した場合を例
示したものである。なお、図中、14は網状部材13を
地盤9から間隔を保って支持するための支持具である。
しかして、前述のように、法枠1の外周部を間隔を保っ
て縦枠用ユニット6及び横枠用ユニット7から構成され
る網状部材5によって覆う作業工程が終了した場合に
は、次に公知の吹付け手段等を介して網状部材5の上方
から前述した適宜の緑化基材15を供給する。この場
合、供給された緑化基材15は、地盤9と網状部材5と
の間に支持されるので的確に定着される。そして、緑化
基材15の種類に応じて、植物16を植生することによ
り緑化を図ることになる。その植生方法としては、緑化
基材15中に種子を予め混在させたり、後から蒔いたり
して種子から育てるようにしてもよく、挿木や移植する
ものでもよい。なお、本発明は、前記網状部材13を使
用しないで法枠1の部分だけ緑化する場合にも適用し得
ることはいうまでもない。
ら構成される網状部材5を用いて緑化工事を行った場合
の工事完成時の状態を例示した縦断面図である。図示の
ように、本実施例は、地盤9の上面全体にラス金網や格
子状金網等からなる適宜の網状部材13を敷いた上に法
枠1を形成した場合に対して本発明を適用した場合を例
示したものである。なお、図中、14は網状部材13を
地盤9から間隔を保って支持するための支持具である。
しかして、前述のように、法枠1の外周部を間隔を保っ
て縦枠用ユニット6及び横枠用ユニット7から構成され
る網状部材5によって覆う作業工程が終了した場合に
は、次に公知の吹付け手段等を介して網状部材5の上方
から前述した適宜の緑化基材15を供給する。この場
合、供給された緑化基材15は、地盤9と網状部材5と
の間に支持されるので的確に定着される。そして、緑化
基材15の種類に応じて、植物16を植生することによ
り緑化を図ることになる。その植生方法としては、緑化
基材15中に種子を予め混在させたり、後から蒔いたり
して種子から育てるようにしてもよく、挿木や移植する
ものでもよい。なお、本発明は、前記網状部材13を使
用しないで法枠1の部分だけ緑化する場合にも適用し得
ることはいうまでもない。
【0010】図6〜図9は本発明の他の実施例を示した
ものである。図6は前記図2に対応する施工状態を示し
た縦断面図であり、図示のように、本実施例では、前記
網状部材として、上部が円弧状に形成された法枠17に
対応して上部を円弧状に形成した網状部材18を採用し
ている。この網状部材18は、図7及び図8に示した上
部が円弧状に形成された縦枠用ユニット19と横枠用ユ
ニット20とから構成され、前記実施例と同様の方法に
より、格子状に形成された法枠17を構成する縦枠と横
枠を覆うように構成されている。そして、網状部材18
が設置された場合には、図9に示したように、その網状
部材18の上方から緑化基材21を供給して適宜の植物
22を植生して緑化を図ることになる。なお、図中、2
3はラス金網や格子状金網等からなる適宜の網状部材で
ある。
ものである。図6は前記図2に対応する施工状態を示し
た縦断面図であり、図示のように、本実施例では、前記
網状部材として、上部が円弧状に形成された法枠17に
対応して上部を円弧状に形成した網状部材18を採用し
ている。この網状部材18は、図7及び図8に示した上
部が円弧状に形成された縦枠用ユニット19と横枠用ユ
ニット20とから構成され、前記実施例と同様の方法に
より、格子状に形成された法枠17を構成する縦枠と横
枠を覆うように構成されている。そして、網状部材18
が設置された場合には、図9に示したように、その網状
部材18の上方から緑化基材21を供給して適宜の植物
22を植生して緑化を図ることになる。なお、図中、2
3はラス金網や格子状金網等からなる適宜の網状部材で
ある。
【0011】図10及び図11は本発明の他の実施例の
工事完成時の状態を例示した縦断面図である。本実施例
では、前記網状部材5あるいは網状部材18と同様の外
形的な構成からなる格子状の網状素材をスペーサとして
使用する点で、前述の実施例と相違する。すなわち、本
実施例では、緑化基材や植物を支持するための網状部材
24,25としてはラス金網等の別の網状素材が用いら
れ、それらの網状部材24,25を前記法枠1,17の
上面及び側面から所定の間隔を保って支持するためのス
ペーサ26,27として、前記網状部材5あるいは網状
部材18と同様の外形的な構成からなる網状素材をその
まま利用している。さらに詳しくは、前記網状部材5を
構成する台形状の縦枠用ユニット6及び横枠用ユニット
7、あるいは前記網状部材18を構成する上部が円弧状
に形成された縦枠用ユニット19及び横枠用ユニット2
0の外形的な構成を、そのままスペーサ26,27の構
成として援用している。ただ、スペーサ26,27自体
の果すべき機能は網状部材24,25の支持であること
から、一般的に前記網状部材5,18の場合に比べて網
目を大きく設定することが可能である。
工事完成時の状態を例示した縦断面図である。本実施例
では、前記網状部材5あるいは網状部材18と同様の外
形的な構成からなる格子状の網状素材をスペーサとして
使用する点で、前述の実施例と相違する。すなわち、本
実施例では、緑化基材や植物を支持するための網状部材
24,25としてはラス金網等の別の網状素材が用いら
れ、それらの網状部材24,25を前記法枠1,17の
上面及び側面から所定の間隔を保って支持するためのス
ペーサ26,27として、前記網状部材5あるいは網状
部材18と同様の外形的な構成からなる網状素材をその
まま利用している。さらに詳しくは、前記網状部材5を
構成する台形状の縦枠用ユニット6及び横枠用ユニット
7、あるいは前記網状部材18を構成する上部が円弧状
に形成された縦枠用ユニット19及び横枠用ユニット2
0の外形的な構成を、そのままスペーサ26,27の構
成として援用している。ただ、スペーサ26,27自体
の果すべき機能は網状部材24,25の支持であること
から、一般的に前記網状部材5,18の場合に比べて網
目を大きく設定することが可能である。
【0012】これらの実施例では、図10あるいは図1
1に示したように、先ず前記スペーサ26,27を前述
の網状部材5あるいは網状部材18の設置作業と同様の
手法により、格子状に形成された既存あるいは新設の法
枠1,17の縦枠及び横枠に沿って被せる。しかる後、
それらのスペーサ26,27の上方から前記網状部材2
4,25を被せる。この場合、本実施例では、法枠1,
17により形成される格子枠の内部の裸地も同時に一体
的に形成された網状部材24,25にて覆うように構成
しているが、それらを別体に構成したり、法枠1,17
の部分のみ緑化する場合に適用することも可能である。
しかして、法枠1,17の外周部を間隔を保って網状部
材24,25によって覆う作業工程が終了した場合に
は、前記実施例と同様に、公知の吹付け手段等を介して
それらの網状部材24,25の上方から緑化基材28,
29を供給し、適宜の植物30,31を植生して緑化を
図ることになる。なお、図中、32,33は網状部材2
4,25支持用の支持具である。
1に示したように、先ず前記スペーサ26,27を前述
の網状部材5あるいは網状部材18の設置作業と同様の
手法により、格子状に形成された既存あるいは新設の法
枠1,17の縦枠及び横枠に沿って被せる。しかる後、
それらのスペーサ26,27の上方から前記網状部材2
4,25を被せる。この場合、本実施例では、法枠1,
17により形成される格子枠の内部の裸地も同時に一体
的に形成された網状部材24,25にて覆うように構成
しているが、それらを別体に構成したり、法枠1,17
の部分のみ緑化する場合に適用することも可能である。
しかして、法枠1,17の外周部を間隔を保って網状部
材24,25によって覆う作業工程が終了した場合に
は、前記実施例と同様に、公知の吹付け手段等を介して
それらの網状部材24,25の上方から緑化基材28,
29を供給し、適宜の植物30,31を植生して緑化を
図ることになる。なお、図中、32,33は網状部材2
4,25支持用の支持具である。
【0013】図12は本発明の他の実施例の施工状態を
例示した縦断面図である。本実施例においては、法枠1
及びその法枠1により形成される格子枠の内部の裸地を
共に格子状金網からなる網状部材34で覆った場合の施
工状態を例示したもので、このままの状態でその上方か
ら緑化基材を供給して緑化を図ってもよく、あるいはそ
の格子状の網状部材34をスペーサとして用いて、その
上方にラス金網等からなる別の網状部材を被せたうえ、
緑化基材を供給して緑化を図るようにしてもよい。図
中、35は網状部材34支持用の支持具である。さら
に、前記網状部材34として平板状のものを使用し、法
枠1の上面から浮かした状態で、その法枠1及び法枠1
により形成される格子枠の内部の裸地の全体を平らに覆
うように構成してもよい。その場合の網状部材34の支
持は、支持具35を高くして地盤から支持するととも
に、必要に応じて低い支持具35を用いて法枠1の上面
からも支持することにより簡便に行うことができる。
例示した縦断面図である。本実施例においては、法枠1
及びその法枠1により形成される格子枠の内部の裸地を
共に格子状金網からなる網状部材34で覆った場合の施
工状態を例示したもので、このままの状態でその上方か
ら緑化基材を供給して緑化を図ってもよく、あるいはそ
の格子状の網状部材34をスペーサとして用いて、その
上方にラス金網等からなる別の網状部材を被せたうえ、
緑化基材を供給して緑化を図るようにしてもよい。図
中、35は網状部材34支持用の支持具である。さら
に、前記網状部材34として平板状のものを使用し、法
枠1の上面から浮かした状態で、その法枠1及び法枠1
により形成される格子枠の内部の裸地の全体を平らに覆
うように構成してもよい。その場合の網状部材34の支
持は、支持具35を高くして地盤から支持するととも
に、必要に応じて低い支持具35を用いて法枠1の上面
からも支持することにより簡便に行うことができる。
【0014】図13及び図14は本発明の他の実施例の
工事完成時の状態を例示した縦断面図である。本実施例
は、図5あるいは図9に示した前記実施例と同様のタイ
プにおいて、法枠1,17の上面又は側面と網状部材
5,18との間の間隙部に適宜の保水材36,37を配
設して、乾燥を回避することにより良好な植生状態を維
持し得るように改良したものを例示したものである。な
お、前述のように、その保水材36,37を間隔保持用
のスペーサとして兼用することにより、前記網状部材
5,18としてラス金網等の変形し易い網状素材を採用
することも可能である。さらに、本実施例は、前述のス
ペーサ26,27を用いる場合にも適用し得ることはい
うまでもない。
工事完成時の状態を例示した縦断面図である。本実施例
は、図5あるいは図9に示した前記実施例と同様のタイ
プにおいて、法枠1,17の上面又は側面と網状部材
5,18との間の間隙部に適宜の保水材36,37を配
設して、乾燥を回避することにより良好な植生状態を維
持し得るように改良したものを例示したものである。な
お、前述のように、その保水材36,37を間隔保持用
のスペーサとして兼用することにより、前記網状部材
5,18としてラス金網等の変形し易い網状素材を採用
することも可能である。さらに、本実施例は、前述のス
ペーサ26,27を用いる場合にも適用し得ることはい
うまでもない。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、次の効果を得ることが
できる。 (1)法枠の上面及び側面に対しても的確に緑化が図ら
れるので、周辺の環境との違和感が解消され景観が向上
する。 (2)緑化工法として、法枠の上面及び側面を網状部材
により覆い、その網状部材の上方から吹付け手段等によ
り緑化基材を供給して植物を植生するという手法を採用
したので、前記網状部材によって特に重要な植生初期に
おける緑化基材及び植物の支持が確保され、簡便かつ的
確に緑化を図ることができる。 (3)法枠の上面及び側面に加えて、前記法枠によって
形成される格子枠の内部の裸地も含めて、一体的に形成
した網状部材によって覆うように構成することにより、
網状部材の設置作業に関する作業性を更に向上できる。 (4)法枠の上面及び側面の周囲に間隔を保持するスペ
ーサを配設して、その外側に前記網状部材を被せるよう
に構成することにより、それらの法枠の上面及び側面の
周囲に緑化基材用のスペースをより確実に形成すること
ができる。 (5)法枠の上面又は側面と網状部材との間に保水材を
配設することにより、緑化基材の乾燥を回避し、より良
好な植生状態の維持を図ることができる。
できる。 (1)法枠の上面及び側面に対しても的確に緑化が図ら
れるので、周辺の環境との違和感が解消され景観が向上
する。 (2)緑化工法として、法枠の上面及び側面を網状部材
により覆い、その網状部材の上方から吹付け手段等によ
り緑化基材を供給して植物を植生するという手法を採用
したので、前記網状部材によって特に重要な植生初期に
おける緑化基材及び植物の支持が確保され、簡便かつ的
確に緑化を図ることができる。 (3)法枠の上面及び側面に加えて、前記法枠によって
形成される格子枠の内部の裸地も含めて、一体的に形成
した網状部材によって覆うように構成することにより、
網状部材の設置作業に関する作業性を更に向上できる。 (4)法枠の上面及び側面の周囲に間隔を保持するスペ
ーサを配設して、その外側に前記網状部材を被せるよう
に構成することにより、それらの法枠の上面及び側面の
周囲に緑化基材用のスペースをより確実に形成すること
ができる。 (5)法枠の上面又は側面と網状部材との間に保水材を
配設することにより、緑化基材の乾燥を回避し、より良
好な植生状態の維持を図ることができる。
【図1】 本発明の実施例の施工状態を示した斜視図で
ある。
ある。
【図2】 図1の法枠部分の断面を示した縦断面図であ
る。
る。
【図3】 網状部材を構成する縦枠用ユニットを示した
斜視図である。
斜視図である。
【図4】 同網状部材を構成する横枠用ユニットを示し
た斜視図である。
た斜視図である。
【図5】 同実施例の工事完成時の状態を例示した縦断
面図である。
面図である。
【図6】 本発明の他の実施例の施工状態を示した縦断
面図である。
面図である。
【図7】 網状部材を構成する縦枠用ユニットを示した
斜視図である。
斜視図である。
【図8】 同網状部材を構成する横枠用ユニットを示し
た斜視図である。
た斜視図である。
【図9】 同実施例の工事完成時の状態を例示した縦断
面図である。
面図である。
【図10】 本発明の他の実施例の工事完成時の状態を
例示した縦断面図である。
例示した縦断面図である。
【図11】 本発明の他の実施例の工事完成時の状態を
例示した縦断面図である。
例示した縦断面図である。
【図12】 本発明の他の実施例の施工状態を示した縦
断面図である。
断面図である。
【図13】 本発明の他の実施例の工事完成時の状態を
示した縦断面図である。
示した縦断面図である。
【図14】 本発明の他の実施例の工事完成時の状態を
示した縦断面図である。
示した縦断面図である。
1…法枠、2…法枠の上面、3,4…法枠の側面、5…
網状部材、6…縦枠用ユニット、7…横枠用ユニット、
8…切欠係合部、9…地盤、10…突起部、11…スト
ッパ、12…主筋、13…網状部材、14…支持具、1
5…緑化基材、16…植物、17…法枠、18…網状部
材、19…縦枠用ユニット、20…横枠用ユニット、2
1…緑化基材、22…植物、23…網状部材、24,2
5…網状部材、26,27…スペーサ、28,29…緑
化基材、30,31…植物、32,33…支持具、34
…網状部材、35…支持具、36,37…保水材
網状部材、6…縦枠用ユニット、7…横枠用ユニット、
8…切欠係合部、9…地盤、10…突起部、11…スト
ッパ、12…主筋、13…網状部材、14…支持具、1
5…緑化基材、16…植物、17…法枠、18…網状部
材、19…縦枠用ユニット、20…横枠用ユニット、2
1…緑化基材、22…植物、23…網状部材、24,2
5…網状部材、26,27…スペーサ、28,29…緑
化基材、30,31…植物、32,33…支持具、34
…網状部材、35…支持具、36,37…保水材
Claims (5)
- 【請求項1】 法枠の上面及び側面を網状部材によって
覆うとともに、その網状部材の上方から吹付け手段等を
介して緑化基材を供給し、該緑化基材に適宜の植物を植
生することにより、少なくとも法枠の上面の緑化を図る
ことを特徴とする法枠の緑化工法。 - 【請求項2】 法枠の上面及び側面並びに前記法枠によ
って形成される格子枠の内部の裸地を網状部材によって
覆うとともに、その網状部材の上方から吹付け手段等を
介して緑化基材を供給し、該緑化基材に適宜の植物を植
生することにより、少なくとも法枠の上面及び格子枠の
内部の緑化を図ることを特徴とする法枠の緑化工法。 - 【請求項3】 前記法枠の上面及び側面並びに前記法枠
によって形成される格子枠の内部の裸地を一体的に形成
した網状部材によって覆うことを特徴とする請求項2記
載の法枠の緑化工法。 - 【請求項4】 前記法枠の上面及び側面の周囲に間隔を
保持するスペーサを配設し、そのスペーサの外側を前記
網状部材によって覆うことを特徴とする請求項1〜3の
いずれか一項に記載の法枠の緑化工法。 - 【請求項5】 前記法枠の上面又は側面と前記網状部材
との間に保水材を配設したことを特徴とする請求項1〜
4のいずれか一項に記載の法枠の緑化工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6465898A JPH11247197A (ja) | 1998-02-28 | 1998-02-28 | 法枠の緑化工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6465898A JPH11247197A (ja) | 1998-02-28 | 1998-02-28 | 法枠の緑化工法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11247197A true JPH11247197A (ja) | 1999-09-14 |
Family
ID=13264549
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6465898A Pending JPH11247197A (ja) | 1998-02-28 | 1998-02-28 | 法枠の緑化工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11247197A (ja) |
-
1998
- 1998-02-28 JP JP6465898A patent/JPH11247197A/ja active Pending
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