JPH1124754A - サーボ調整方法およびその装置 - Google Patents

サーボ調整方法およびその装置

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JPH1124754A JP9177264A JP17726497A JPH1124754A JP H1124754 A JPH1124754 A JP H1124754A JP 9177264 A JP9177264 A JP 9177264A JP 17726497 A JP17726497 A JP 17726497A JP H1124754 A JPH1124754 A JP H1124754A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サーボモータ反転時の応答誤差が可能な限り
小さくなるような適正な補正トルクを自動的に求める。 【解決手段】 移動体の位置と、位置指令とに基づいて
指令位置からの応答誤差を演算し、サーボモータの反転
を検出し、サーボモータ反転の際に生じた応答誤差とし
きい値とを比較し、応答誤差がしきい値以上であった場
合には、既定の補正トルクの値を応答誤差が減じるよう
な適当な値に更新するとともに、同じ条件で移動体に円
弧補間送り運動をさせ、サーボモータの反転を検出した
際にサーボモータに指令する指令トルクを更新した補正
トルクに基づいて補正し、応答誤差がしきい値以下にな
るまでトルク指令の補正と、補正トルクの更新を繰り返
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械や産業用
ロボットを駆動するサーボモータのサーボ調整方法およ
びその装置に係り、特に、サーボモータの回転が反転す
る際に生じる応答遅れを改善し、位置制御の精度を向上
させるサーボ調整方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】NC工作機械において、テーブルなどの
移動体を駆動するサーボモータの制御では、NC位置指
令と、サーボモータまたは移動体の位置を検出する位置
検出器からのフィードバック信号との偏差が0となるよ
うに、移動体の位置を制御する。このサーボ制御では、
位置ループの位置フィードバック信号を微分したフィー
ドバック信号から速度ループを組み、速度ループゲイン
の出力をトルク指令値とする方式が採用されている。
【0003】工作機械で円弧切削を実施するため2軸を
駆動するサーボモータを同時に制御し、移動体に円弧補
間運動をさせると、モータの回転方向が反転するときに
は、通常、移動体の移動方向は即座に反転することがで
きないため、位置指令に対して応答遅れを生じる。この
応答遅れにより、円弧補間運動での象限が切り換わる
と、実際の運動の軌跡が指令軌跡よりも外側に出てしま
う応答誤差を生じる。この現象は、スティックモーショ
ンまたは象限突起と呼ばれており、加工精度低下の主要
な要因となっている。
【0004】この現象が起こるのは、運動方向が反転す
ると摩擦トルクの分だけトルク指令を反転させる必要が
あるが、速度ループの応答特性による遅れがあるため、
送り軸が一時停止するためであると考えられている。
【0005】従来、サーボモータの反転時に生じる応答
誤差を補正するために実施されていた方法としては、モ
ータ反転時のトルク指令値を検出し、このトルクを基に
補正トルクを試行錯誤により決定し、オペレータが補正
トルクの値をNC装置にパラメータ入力する方法があ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、オペレ
ータが補正トルクをパラメータ入力する方法では、補正
トルクの値をオペレータが経験に頼って決めており、個
人の熟練度に応じてトルク補正の結果にバラツキがあっ
た。しかも、補正トルクを決定する際には、円弧補間精
度の測定機によって応答遅れによる誤差を測定しなが
ら、適当な補正トルクの値を経験的に決めていたため、
その作業には高度の熟練を必要とした。
【0007】また、応答遅れによる誤差は、同じ機械で
も送り速度や円弧半径等の条件によって変わってくるた
め、条件毎に補正トルクをパラメータ入力しなければな
らず、その作業は煩雑であった。
【0008】そこで、本発明の目的は、前記従来技術の
有する問題点を解消し、サーボモータ反転時の応答誤差
が可能な限り小さくなるような適正な補正トルクを自動
的に求めることができ、象限突起を確実に減じることが
できるようにしたサーボ調整方法およびその装置を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、移動体の送り軸を駆動するサーボモー
タのサーボ機構の調整方法であって、移動体が位置指令
に追従するように、移動体の位置を検出しながら各送り
軸のサーボモータを制御し、指定した円弧半径、送り速
度で移動体に円弧補間送り運動をさせ、移動体の位置
と、位置指令とに基づいて指令位置からの応答誤差を演
算し、サーボモータ反転の際に生じた応答誤差としきい
値とを比較し、応答誤差がしきい値以上であった場合に
は、既定の補正トルクの値を応答誤差が減じるような適
当な値に更新するとともに、同じ条件で移動体に円弧補
間送り運動をさせ、サーボモータの反転を検出した際に
サーボモータに指令する指令トルクを更新した補正トル
クに基づいて補正し、応答誤差がしきい値以上であれ
ば、その補正トルクを更新し、応答誤差が基準値以下に
なるまで、トルク指令の補正と、補正トルクの更新を繰
り返して行うことを特徴とするものである。
【0010】また、本発明は、前記の方法において、任
意の円弧半径、送り速度で移動体に円弧補間送り運動を
させ、それぞれの円弧半径、送り速度で応答誤差がしき
い値以下となる補正トルクを求め、任意の円弧半径、送
り速度に対応する補正トルクテーブルを作成することを
特徴とする。
【0011】この発明のサーボ調整方法によれば、応答
誤差があるしきい値内に入るまで、自動的に補正トルク
が更新され、最適な補正トルクが求められる。実際の加
工では、この最適な補正トルクに基づいてサーボモータ
反転時にはトルク補正が実行され、的確に象限突起が小
さくされる。
【0012】また、前記のサーボ調整方法を実施するた
めの装置は、第1の送り軸のサーボモータで駆動する移
動体の位置を検出する第1の位置検出手段と、第2の送
り軸のサーボモータで駆動する移動体の位置を検出する
第2の位置検出手段と、前記移動体が位置指令に追従す
るように、移動体の位置を検出しながら各送り軸のサー
ボモータを制御し、指定した円弧半径、送り速度で移動
体に円弧補間送り運動をさせるサーボ機構と、前記各サ
ーボモータの反転を検出する手段と、検出した移動体の
位置と、位置指令とに基づいて指令位置からの応答誤差
を演算する手段と、サーボモータ反転の際に生じた応答
誤差と所定のしきい値とを比較する手段と、応答誤差が
しきい値以上であった場合は、既定の補正トルクの値を
応答誤差が減じるような適当な値に更新する手段とを具
備することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるサーボ調整方
法およびその装置の一実施の形態について、添付の図面
を参照して説明する。図1は、本発明によるサーボ調整
方法を実施するNC工作機械のテーブルを送るサーボモ
ータを制御する制御装置の構成を示すブロック図であ
る。位置制御方式は、セミクローズドループ方式であ
る。
【0014】図1において、10はX軸の送り軸11を
駆動するサーボモータで、12は、Y軸の送り軸13を
駆動するサーボモータである。テーブル14、サドル1
5をそれぞれ送るX軸、Y軸のサーボモータ10、12
について、同時に2軸制御を行い、テーブル14に円弧
補間送り運動を与える。
【0015】NC指令プログラムPは、解析部16によ
り実行データに変換され、指定された円弧半径R、送り
速度Fに対応したX軸指令値、Y軸指令値が分配部17
を介してそれぞれX軸のサーボモータ10を制御するモ
ータ制御回路18、Y軸のサーボモータ12を制御する
モータ制御回路20に与えられる。
【0016】サーボモータ10、12には、エンコーダ
からなる位置検出器21、22が設けられている。この
位置検出器21、22から位置フィードバック信号が取
られ、X軸指令値、Y軸指令値と比較される。そして、
モータ制御回路18、20は、サーボモータ10、12
を位置指令に追従するように制御する。
【0017】位置検出器21、22からの出力は、2軸
信号合成器24により合成され、その出力は、CRTな
どからなる表示装置26に与えられる。したがって、こ
の表示装置26には、実際にテーブル14を駆動するサ
ーボモータ10、12の回転位置が表示されるようにな
っている。
【0018】また、2軸信号合成器24の出力は、それ
ぞれ位置指令と、位置指令からの応答誤差を演算し、ま
た、その応答誤差がしきい値よりも大きい場合にX軸、
Y軸のサーボモータへ与えるトルク指令を補正するトル
ク補正部28、30に導入される。
【0019】図2は、図1のX軸のモータ制御回路18
をより詳細に示したブロック図である。なお、Y軸のモ
ータ制御回路20も同様に構成されるものである。
【0020】位置検出器22からの位置フィードバック
信号と、位置指令との偏差が0となるような位置制御ル
ープが一番外側のループとして構成されている。その内
側のループは、速度制御ループであり、位置フィードバ
ック信号は、微分処理部31によって微分されることに
より速度フィードバック信号に変換されてから、位置ル
ープゲイン32の出力と比較される。
【0021】また、速度ループの内側のマイナーループ
としてトルクループが組まれている。この場合、速度ル
ープゲイン33の出力は、トルク指令としてアンプ34
により増幅されてサーボモータ10に出力される。そし
て、トルク指令は、トルク指令検出部35を介してトル
ク補正部28にフィードバックされる。このトルク補正
部28は、2軸信号合成器24から取り込んだモータ回
転位置と、指令位置との差から応答誤差や、補正トルク
の更新の判別基準となるしきい値を演算し、また、検出
したトルク指令から補正トルクの値を演算する演算部3
6を有している。また、演算部36で演算された補正ト
ルクは、トルク補正実行部37を介して積分器38に導
入され、この積分器38の出力を速度ループゲイン33
の前段に帰還させることで、トルクの補正が実行される
ようになっている。
【0022】なお、トルク補正を繰り返し、適正化され
た補正トルクの値は、そのときの円弧半径R、送り速度
に一対一に対応するデータとして補正トルクテーブル格
納部39に格納される。
【0023】以下、図4のフローチャートを参照しなが
ら、本発明のサーボ調整方法をより詳細に説明する。ま
ず、所定の円弧半径R、送り速度Fでテーブル14に円
弧補間送り運動をさせるテストプログラムが実行される
(ステップS1)。このテストプログラム実行中、位置
検出器21、22によりサーボモータ10、12の位置
は検出される(ステップS2)。
【0024】象限切換時のサーボモータ10、12の反
転は、位置指令からその移動方向を検出する指令移動方
向検出部40を介して移動方向の反転を検出することに
より検知される(ステップS3)。そして、このサーボ
モータ10、12が反転したときのトルク指令値は、そ
れぞれX軸、Y軸についてトルク指令検出部35により
検出される(ステップS4)。
【0025】ここで、図5(a)は、検出されるトルク
指令の信号波形の時間的変化を示す図である。速度0検
出部42は、速度フィードバック信号を取り込み、速度
が0、すなわち、速度フィードバック信号が0になるタ
イミングを検出する。演算部36は、このときの速度0
の時点でのトルク指令値TjAを取り込む。
【0026】続いて、トルク指令の信号には、図5
(b)に示されるように、ノイズ除去のためのフィルタ
処理がなされるとともに、図5(c)に示されるように
微分され、演算部36は、微分値0のB点におけるトル
ク指令値TjBを取り込む。
【0027】続いて、サーボモータ10、12の位置を
検出する位置検出器21、22の出力は、2軸信号合成
器24により合成される。この2軸信号合成器24の出
力が表示装置26に表示される(ステップS5)。図3
は、その軌跡の例を示す図である。
【0028】演算部36は、位置検出器21、22から
与えられる位置信号と、位置指令とから、サーボモータ
反転時の応答誤差εiおよびしきい値ε0を演算する(ス
テップS6)。
【0029】応答誤差εiは、象限切換時の象限突起で
あり、他の誤差と区別するために、象限切換(速度フィ
ードバックが0または速度フィードバックが反転)した
時から所定の時間内の最大誤差を応答誤差εiとして求
める。例えば、図3において、象限切換時のA点から象
限突起εiyの最頂点に達するまでX軸方向にΔXだけ移
動するのに要する時間tは、ΔX/(F/60)として
近似的に求められる。ここで、Fは送り速度(mm/mi
n)である。そして、この時間tをあらかじめ実験的に
測定しておき、象限切換を検出した時から、2tの範囲
内における最大を誤差を応答誤差εiとして求めれば、
確実に象限突起を応答誤差εiとして算出することがで
きる。
【0030】一方、しきい値ε0については、応答誤差
εi、すなわち、各象限切換毎の象限突起を除いた部分
の誤差の絶対値の平均値を演算し、これをしきい値ε0
とする。
【0031】こうして、応答誤差εiとしきい値ε0を演
算してから、次に、応答誤差εiがしきい値ε0よりも小
さいかどうかが判別される(ステップS7)。この場
合、応答誤差εiが食い込みの場合、すなわちマイナス
の場合を排除するために、−ε0≦εi≦ε0として判別
される。
【0032】応答誤差εiがしきい値ε0よりも小さけれ
ば、ステップS20、ステップS21に進んで、円弧半
径R、送り速度Fを変えて次のテストプログラムを実行
する。
【0033】これに対して、応答誤差εiがしきい値ε0
よりも大きければ、ステップS8以下の処理に進む。
【0034】ステップS8では、まず、応答誤差を減じ
るために行うトルク補正の基準となる補正トルクTcを
演算する。この場合、ステップS4で検出したトルク指
令値TjA、TjBの変化分 ΔT=TjA−TjB を演算し、この変化分ΔTを2で割った値を、このとき
の円弧半径R、送り速度Fでのトルク補正の基準となる
補正トルクTcとして演算する。
【0035】こうして補正トルクTcを求めておいてか
ら、次に、再び、前回と同じ円弧半径R、送り速度Fで
のテストプログラムを実行する(ステップS9)。
【0036】これにより、円弧半径R、送り速度Fで円
弧補間送り運動が再開され、前回と同じようにして、位
置検出器21、22によりサーボモータ10、12の位
置を検出しながら位置制御が行われる(ステップS1
0)。そして、速度0検出部42を介して象限切換、す
なわち、速度フィードバックの0または速度フィードバ
ックの反転を検出したら(ステップS11)、次のよう
にしてトルク補正が実行される。
【0037】すなわち、トルク補正実行部37は、補正
トルクTcを読み出し、トルクループを構成する積分器
38にフィードバックし、これにより、サーボモータ1
0、12に与える指令トルクが補正される(ステップS
12)。
【0038】このようなトルク補正は、象限が切り換わ
るたびに実行される。そして、トルク補正された実際の
運動軌跡が表示装置24に表示される(ステップS1
3)。この実際の運動軌跡から、トルク補正によって象
限突起が減じているかどうかを確認することができる。
【0039】続くステップS14では、前回の円弧補間
送りでのステップS6と同様にして、応答誤差εiが演
算される。そして、この応答誤差εiは、しきい値ε0と
比較される(ステップS15)。トルク補正の効果があ
って、応答誤差εiが減少し、しきい値ε0よりも小さく
なっていれば、ステップS20、ステップS21に進ん
で円弧半径R、送り速度Fを変えて次のテストプログラ
ムを実行する。
【0040】これに対して、トルク補正の効果があまり
なく、なおも応答誤差εiがしきい値ε0よりも大きい場
合は、ステップS16に進む。ここでは、トルク補正の
基準となった基準トルクTcを、応答誤差εiを減じる
ようなより適切な値にするための演算を行う。例えば、
基準トルクTcの値を10パーセントきざみで大きな値
に変えていく。この場合、新たな補正トルクTcの値
は、元の補正トルクTcよりも10パーセント大きな値
にされる。補正トルクTcの値は演算された値に更新さ
れた後(ステップS17)、この更新された補正トルク
Tcに基づいて前回と同様にトルク補正が再実行される
(ステップS11、S12)。なお、補正トルクの演算
の方法としては、その他、2乗近似法などを用いてもよ
い。
【0041】以後、運動軌跡の表示(ステップS1
3)、応答誤差εiの演算(ステップS14)、しきい
値ε0との比較(ステップS15)が実行され、応答誤
差εiがしきい値ε0よりも小さくなるまで、トルク補
正、補正トルクの値の更新が繰り返される。
【0042】最終的に、各象限が切り換わるごとの応答
誤差εiがしきい値ε0よりも小さくなれば、次のテスト
プログラムの実行に進み、以下、同じようにして、種々
の円弧半径R、送り速度Fについての最適な補正トルク
が自動的に求められる。これらの補正トルクのデータ
は、円弧半径R、送り速度Fに対応する形式のデータで
あるトルク補正テーブルとして演算部36により作成さ
れ(ステップS22)、補正トルクテーブル格納部39
に格納される。
【0043】このようにして補正トルクについてサーボ
調整を行った後、実際の加工プログラムを実行するとき
には、トルク補正テーブルのデータがトルク補正実行部
37に読み込まれ、そのときの任意の円弧半径R、送り
速度Fに対応した補正トルクの値でトルク補正が実行さ
れるので、象限突起を確実に減じることができる。
【0044】なお、加工条件が変わることによって、応
答誤差が大きくなってしまうようなことがあれば、ま
た、テストプログラムを実行して、すでに作成されてい
るトルク補正テーブルを更新すればよい。
【0045】以上、サーボ制御方式がセミクローズド方
式の場合について説明したが、本発明は、テーブル14
の位置を直接検出してフィードバックするフルクローズ
ドループ方式の場合も同じようにして適用可能であるこ
とはいうまでもない。
【0046】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、応答誤差が所定のしきい値内に入るまで補正
トルクを更新しながらのトルク補正を繰り返し行うの
で、サーボモータ反転時の応答誤差が可能な限り小さく
なるような適正な補正トルクを自動的に求めることがで
き、象限突起を確実に減じることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるサーボ調整方法を実施するセミク
ローズドループ方式のサーボ制御装置のブロック図。
【図2】図1におけるサーボモータ制御回路のブロック
図。
【図3】円弧補間運動の軌跡の例を表した図。
【図4】本発明によるサーボ調整方法の手順を示すフロ
ーチャート。
【図5】サーボモータ反転時のトルク指令の検出の例を
示す図。
【符号の説明】
10 サーボモータ(X軸) 12 サーボモータ(Y軸) 14 テーブル 15 サドル 21 位置検出器(X軸) 22 位置検出器(Y軸) 24 2軸信号合成器 26 表示装置 28 トルク補正部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動体の送り軸を駆動するサーボモータの
    サーボ機構の調整方法であって、 移動体が位置指令に追従するように、移動体の位置を検
    出しながら各送り軸のサーボモータを制御し、指定した
    円弧半径、送り速度で移動体に円弧補間送り運動をさ
    せ、 移動体の位置と、位置指令とに基づいて指令位置からの
    応答誤差を演算し、 サーボモータ反転の際に生じた応答誤差としきい値とを
    比較し、 応答誤差がしきい値以上であった場合には、既定の補正
    トルクの値を応答誤差が減じるような適当な値に更新す
    るとともに、同じ条件で移動体に円弧補間送り運動をさ
    せ、 サーボモータの反転を検出した際にサーボモータに指令
    する指令トルクを更新した補正トルクに基づいて補正
    し、応答誤差がしきい値以上であれば、その補正トルク
    を更新し、 応答誤差が基準値以下になるまで、トルク指令の補正
    と、補正トルクの更新を繰り返して行うことを特徴とす
    るサーボ調整方法。
  2. 【請求項2】任意の円弧半径、送り速度で移動体に円弧
    補間送り運動をさせ、それぞれの円弧半径、送り速度で
    応答誤差がしきい値以下となる補正トルクを求め、任意
    の円弧半径、送り速度に対応する補正トルクテーブルを
    作成することを特徴とする請求項1に記載のサーボ調整
    方法。
  3. 【請求項3】移動体の送り軸を駆動するサーボモータの
    サーボ機構の調整装置であって、 第1の送り軸のサーボモータで駆動する移動体の位置を
    検出する第1の位置検出手段と、 第2の送り軸のサーボモータで駆動する移動体の位置を
    検出する第2の位置検出手段と、 前記移動体が位置指令に追従するように、移動体の位置
    を検出しながら各送り軸のサーボモータを制御し、指定
    した円弧半径、送り速度で移動体に円弧補間送り運動を
    させるサーボ機構と、 前記各サーボモータの反転を検出する手段と、 検出した移動体の位置と、位置指令とに基づいて指令位
    置からの応答誤差を演算する手段と、 サーボモータ反転の際に生じた応答誤差と所定のしきい
    値とを比較する手段と、 応答誤差がしきい値以上であった場合は、既定の補正ト
    ルクの値を応答誤差が減じるような適当な値に更新する
    手段とを具備することを特徴とするサーボ調整装置。
  4. 【請求項4】前記第1位置検出手段と、第2位置検出手
    段の出力信号を合成する2軸信号合成器と、前記2軸信
    号合成器の出力から移動体の運動軌跡を表示する表示手
    段を備えることを特徴とする請求項3に記載のサーボ調
    整装置。
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