JPH11247665A - 2サイクルディーゼル機関の窒素酸化物低減構造 - Google Patents
2サイクルディーゼル機関の窒素酸化物低減構造Info
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- JPH11247665A JPH11247665A JP10064155A JP6415598A JPH11247665A JP H11247665 A JPH11247665 A JP H11247665A JP 10064155 A JP10064155 A JP 10064155A JP 6415598 A JP6415598 A JP 6415598A JP H11247665 A JPH11247665 A JP H11247665A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Supercharger (AREA)
- Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 2サイクルディーゼル機関においても、圧力
の高い吸気側へ過給機を介することなく排気ガスの供給
を可能とし、排気ガス含有成分に起因して掃気ポンプに
不具合を生ずることなく窒素酸化物を低減することので
きる2サイクルディーゼル機関の窒素酸化物低減構造を
提供する。 【解決手段】 エンジン10は、排気ターボ過給機40
を備えて2サイクル機関部20と4サイクル機関部30
が複合的に構成され、排気ターボ過給機40のタービン
41が排気通路13を介して2サイクル機関排気管21
と接続されると共に、圧縮機42が給気通路12を介し
て吸気管11と接続され、4サイクル排気管31は還流
通路15を介して給気通路12に接続されて構成されて
いる。
の高い吸気側へ過給機を介することなく排気ガスの供給
を可能とし、排気ガス含有成分に起因して掃気ポンプに
不具合を生ずることなく窒素酸化物を低減することので
きる2サイクルディーゼル機関の窒素酸化物低減構造を
提供する。 【解決手段】 エンジン10は、排気ターボ過給機40
を備えて2サイクル機関部20と4サイクル機関部30
が複合的に構成され、排気ターボ過給機40のタービン
41が排気通路13を介して2サイクル機関排気管21
と接続されると共に、圧縮機42が給気通路12を介し
て吸気管11と接続され、4サイクル排気管31は還流
通路15を介して給気通路12に接続されて構成されて
いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃焼・膨張行程の
末期に掃気作用を行って毎回転に燃焼・膨張行程を有
し、圧縮行程で圧縮された空気内に燃料を噴射して蒸発
・拡散させた混合気に自己発火させる2サイクルディー
ゼル機関の窒素酸化物低減構造に関する。
末期に掃気作用を行って毎回転に燃焼・膨張行程を有
し、圧縮行程で圧縮された空気内に燃料を噴射して蒸発
・拡散させた混合気に自己発火させる2サイクルディー
ゼル機関の窒素酸化物低減構造に関する。
【0002】
【従来の技術】圧縮された空気内に燃料を噴射して、蒸
発・拡散させて混合気として自己発火させる圧縮点火機
関、いわゆるディーゼル機関では、空気過剰な状態で運
転されるために排気ガス中に含まれる窒素酸化物の濃度
が高い。
発・拡散させて混合気として自己発火させる圧縮点火機
関、いわゆるディーゼル機関では、空気過剰な状態で運
転されるために排気ガス中に含まれる窒素酸化物の濃度
が高い。
【0003】このような窒素酸化物を低減し得るものと
して、排気ガス再循環が知られている。これは、排気通
路とスロットル弁の下流側の吸気通路とを還流通路で接
続し、この還流通路を介して排気ガスの一部を吸気側に
供給するものである。これにより、燃焼温度が低下して
窒素酸化物の発生が抑えられる。
して、排気ガス再循環が知られている。これは、排気通
路とスロットル弁の下流側の吸気通路とを還流通路で接
続し、この還流通路を介して排気ガスの一部を吸気側に
供給するものである。これにより、燃焼温度が低下して
窒素酸化物の発生が抑えられる。
【0004】ところで、特に大形で低速回転の船舶用等
には、主に高い効率の得られる2サイクルディーゼル機
関が用いられているが、2サイクル機関は吸気バルブを
備えておらず、ピストンの下死点付近で開口する吸気ポ
ートから掃気作用を行って、空気(吸気)によってシリ
ンダ内の排気ガスを排出させて新気に置換する。このた
め、吸気圧力は排気圧力より高くなければならず、その
ために吸気圧力を排気圧力より高く昇圧して給気する過
給機を備えて構成される。
には、主に高い効率の得られる2サイクルディーゼル機
関が用いられているが、2サイクル機関は吸気バルブを
備えておらず、ピストンの下死点付近で開口する吸気ポ
ートから掃気作用を行って、空気(吸気)によってシリ
ンダ内の排気ガスを排出させて新気に置換する。このた
め、吸気圧力は排気圧力より高くなければならず、その
ために吸気圧力を排気圧力より高く昇圧して給気する過
給機を備えて構成される。
【0005】図3に排気ターボ過給機を備えた2サイク
ルディーゼル機関の一例の概念構成図を示す。図示構成
の2サイクルディーゼル機関1は、吸気管2から吸気し
て排気管3に排気する。排気管3は排気ターボ過給機4
0のタービン41の給気口に排気通路4を介して接続さ
れ、吸気管2は排気ターボ過給機40の圧縮機42の吐
出口に給気通路5を介して接続されており、排気通路4
を介した排気ガスによって排気ターボ過給機40のター
ビン41が駆動され、圧縮機42によって掃気に必要な
所定の圧力に昇圧された空気が給気通路5を介して吸気
管2に供給されるようになっている。図中6は吸気を冷
却するインタークーラーである。
ルディーゼル機関の一例の概念構成図を示す。図示構成
の2サイクルディーゼル機関1は、吸気管2から吸気し
て排気管3に排気する。排気管3は排気ターボ過給機4
0のタービン41の給気口に排気通路4を介して接続さ
れ、吸気管2は排気ターボ過給機40の圧縮機42の吐
出口に給気通路5を介して接続されており、排気通路4
を介した排気ガスによって排気ターボ過給機40のター
ビン41が駆動され、圧縮機42によって掃気に必要な
所定の圧力に昇圧された空気が給気通路5を介して吸気
管2に供給されるようになっている。図中6は吸気を冷
却するインタークーラーである。
【0006】このような2サイクル機関に排気ガス再循
環を適用しようとした場合、排気通路4と、過給機(排
気ターボ過給機40)下流の空気供給通路(給気通路5
又は吸気管2)とを単純に還流通路で接続しても、空気
供給通路内の圧力が排気通路内より高いために排気ガス
を供給することはできない。このため、還流通路を過給
機の上流側(過給機入口)に接続して排気ガスを過給機
の上流側に供給することが考えられている。
環を適用しようとした場合、排気通路4と、過給機(排
気ターボ過給機40)下流の空気供給通路(給気通路5
又は吸気管2)とを単純に還流通路で接続しても、空気
供給通路内の圧力が排気通路内より高いために排気ガス
を供給することはできない。このため、還流通路を過給
機の上流側(過給機入口)に接続して排気ガスを過給機
の上流側に供給することが考えられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ごとく還流通路を過給機の上流側(過給機入口)に接続
して排気ガスを過給機の上流側に供給するように構成し
た場合、当然のことながら排気ガスが過給機内を流れる
こととなり、過給機が排気ガス中に含まれる硫黄酸化物
等の腐食性物質によって腐食したり、また、特にディー
ゼルエンジンでは未燃焼カーボン等の排気微粒子によっ
て損傷する等、不具合の生ずる虞がある。
ごとく還流通路を過給機の上流側(過給機入口)に接続
して排気ガスを過給機の上流側に供給するように構成し
た場合、当然のことながら排気ガスが過給機内を流れる
こととなり、過給機が排気ガス中に含まれる硫黄酸化物
等の腐食性物質によって腐食したり、また、特にディー
ゼルエンジンでは未燃焼カーボン等の排気微粒子によっ
て損傷する等、不具合の生ずる虞がある。
【0008】即ち、図3に示す構成では、排気ターボ過
給機40のタービン41の排出側と、圧縮機42の吸入
口側とを図中破線で示す還流通路7で接続し、この還流
通路7を介してタービン41から排出された排気ガスが
圧縮機42に吸入されるようにした場合、排気ターボ過
給機40の圧縮機42や給気通路5に介設されたインタ
ークーラー6に腐食や損傷の虞がある。
給機40のタービン41の排出側と、圧縮機42の吸入
口側とを図中破線で示す還流通路7で接続し、この還流
通路7を介してタービン41から排出された排気ガスが
圧縮機42に吸入されるようにした場合、排気ターボ過
給機40の圧縮機42や給気通路5に介設されたインタ
ークーラー6に腐食や損傷の虞がある。
【0009】このため、還流通路7に腐食性物質やカー
ボン粒子を除去するフィルターを介設することが行われ
るが、フィルターによって腐食性物質を完全に除去する
ことは困難であり、何れにしても耐食性材料を用いたり
防食処理を施す必要があってコストアップを招来すると
共に耐久性や信頼性の点で問題を有するものである。
ボン粒子を除去するフィルターを介設することが行われ
るが、フィルターによって腐食性物質を完全に除去する
ことは困難であり、何れにしても耐食性材料を用いたり
防食処理を施す必要があってコストアップを招来すると
共に耐久性や信頼性の点で問題を有するものである。
【0010】本発明は、上記解決課題に鑑みて成された
ものであって、2サイクルディーゼル機関においても、
圧力の高い吸気側へ過給機を介することなく排気ガスの
供給を可能とし、排気ガス含有成分に起因して過給機に
不具合を生ずることなく窒素酸化物を低減することので
きる2サイクルディーゼル機関の窒素酸化物低減構造を
提供することを目的とする。
ものであって、2サイクルディーゼル機関においても、
圧力の高い吸気側へ過給機を介することなく排気ガスの
供給を可能とし、排気ガス含有成分に起因して過給機に
不具合を生ずることなく窒素酸化物を低減することので
きる2サイクルディーゼル機関の窒素酸化物低減構造を
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明に係る2サイクルディーゼル機関の窒素酸化物低減構
造は、燃焼・膨張行程の末期にシリンダ内を掃気して毎
回転に燃焼・膨張行程を有し、圧縮行程で圧縮された空
気内に燃料を噴射して蒸発・拡散させた混合気に自己発
火させる2サイクルディーゼル機関において、当該2サ
イクルディーゼル機関に4サイクル機関が併設されると
共に、前記2サイクルディーゼル機関に給気する過給機
の下流側の吸気通路と、前記4サイクル機関の排気管と
が、排気ガス供給通路を介して接続され、前記4サイク
ル機関の排気ガスが前記排気ガス供給通路を介して前記
2サイクルディーゼル機関の吸気側に供給されるように
構成されていることを特徴とする。
明に係る2サイクルディーゼル機関の窒素酸化物低減構
造は、燃焼・膨張行程の末期にシリンダ内を掃気して毎
回転に燃焼・膨張行程を有し、圧縮行程で圧縮された空
気内に燃料を噴射して蒸発・拡散させた混合気に自己発
火させる2サイクルディーゼル機関において、当該2サ
イクルディーゼル機関に4サイクル機関が併設されると
共に、前記2サイクルディーゼル機関に給気する過給機
の下流側の吸気通路と、前記4サイクル機関の排気管と
が、排気ガス供給通路を介して接続され、前記4サイク
ル機関の排気ガスが前記排気ガス供給通路を介して前記
2サイクルディーゼル機関の吸気側に供給されるように
構成されていることを特徴とする。
【0012】また、上記4サイクル機関はディーゼル機
関であって、該4サイクルディーゼル機関と上記2サイ
クルディーゼル機関とは一体の機関として構成されてい
ることを特徴とする。
関であって、該4サイクルディーゼル機関と上記2サイ
クルディーゼル機関とは一体の機関として構成されてい
ることを特徴とする。
【0013】また、上記2サイクルディーゼル機関に給
気する過給機は、当該2サイクルディーゼル機関の排気
によって駆動される排気ターボ過給機であることを特徴
とする。
気する過給機は、当該2サイクルディーゼル機関の排気
によって駆動される排気ターボ過給機であることを特徴
とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して本発明の
実施の形態について説明する。図1は、本発明に係る2
サイクルディーゼル機関の窒素酸化物低減構造の一例を
適用したディーゼルエンジンの概念構成図である。
実施の形態について説明する。図1は、本発明に係る2
サイクルディーゼル機関の窒素酸化物低減構造の一例を
適用したディーゼルエンジンの概念構成図である。
【0015】図示エンジン10は、排気ターボ過給機4
0を備えた5シリンダーのディーゼルエンジンであっ
て、2サイクル機関を基本としてその一部が4サイクル
機関化され、2サイクル機関と4サイクル機関が複合的
に構成されている。即ち、5シリンダーのうちの3本の
シリンダーが2サイクルディーゼル機関(2サイクル機
関部20),2本のシリンダーが4サイクル機関(4サ
イクル機関部30)となっているものである。
0を備えた5シリンダーのディーゼルエンジンであっ
て、2サイクル機関を基本としてその一部が4サイクル
機関化され、2サイクル機関と4サイクル機関が複合的
に構成されている。即ち、5シリンダーのうちの3本の
シリンダーが2サイクルディーゼル機関(2サイクル機
関部20),2本のシリンダーが4サイクル機関(4サ
イクル機関部30)となっているものである。
【0016】吸気は2サイクル機関部20及び4サイク
ル機関部30とも共通の吸気管11から行われ、排気ガ
スは2サイクル機関部20と4サイクル機関部30のそ
れぞれ独立した排気管(2サイクル機関排気管21,4
サイクル機関排気管31)に排出されるようになってい
る。
ル機関部30とも共通の吸気管11から行われ、排気ガ
スは2サイクル機関部20と4サイクル機関部30のそ
れぞれ独立した排気管(2サイクル機関排気管21,4
サイクル機関排気管31)に排出されるようになってい
る。
【0017】排気ターボ過給機40は、タービン41と
圧縮機42が同軸に設けられて構成されており、そのタ
ービン41の給気口は排気通路13を介して2サイクル
機関排気管21と接続され、圧縮機42の吐出口は給気
通路12を介して吸気管11と接続されている。給気通
路12には、インタークーラー14が介設されている。
圧縮機42が同軸に設けられて構成されており、そのタ
ービン41の給気口は排気通路13を介して2サイクル
機関排気管21と接続され、圧縮機42の吐出口は給気
通路12を介して吸気管11と接続されている。給気通
路12には、インタークーラー14が介設されている。
【0018】4サイクル排気管31は、排気ガス供給通
路としての還流通路15を介して給気通路12に接続さ
れると共に、開閉バルブ16Aを備えたバイパス通路1
6によって排気通路13と接続されている。
路としての還流通路15を介して給気通路12に接続さ
れると共に、開閉バルブ16Aを備えたバイパス通路1
6によって排気通路13と接続されている。
【0019】還流通路15には、クーラー17とフィル
ター18とが介設されている。尚、図中還流通路15は
インタークーラー14より上流側の給気通路12に接続
されているが、その接続位置は図中想像線で示すように
インタークーラー14の下流側であっても良く、更に、
吸気管11に直接接続しても良い。つまり、吸気管11
及び給気通路12が本構成例における吸気通路である。
而して、上記のごとく構成されたエンジン10では、下
記のごとく作用する。
ター18とが介設されている。尚、図中還流通路15は
インタークーラー14より上流側の給気通路12に接続
されているが、その接続位置は図中想像線で示すように
インタークーラー14の下流側であっても良く、更に、
吸気管11に直接接続しても良い。つまり、吸気管11
及び給気通路12が本構成例における吸気通路である。
而して、上記のごとく構成されたエンジン10では、下
記のごとく作用する。
【0020】2サイクル機関部20及び4サイクル機関
部30は共に吸気管11から吸気して作動し、排気ガス
はそれぞれ独立した排気管21,31に排出する。
部30は共に吸気管11から吸気して作動し、排気ガス
はそれぞれ独立した排気管21,31に排出する。
【0021】排気ターボ過給機40は、2サイクル機関
部20の排気ガス(2サイクル機関排気管21から排気
通路13を介して供給される排気ガス)によってそのタ
ービン41が駆動され、圧縮機42が吸入した空気を給
気通路12を介して吸気管11に圧送する。
部20の排気ガス(2サイクル機関排気管21から排気
通路13を介して供給される排気ガス)によってそのタ
ービン41が駆動され、圧縮機42が吸入した空気を給
気通路12を介して吸気管11に圧送する。
【0022】ここで、吸気管11内の圧力は、2サイク
ル機関排気管21内の圧力より高くなるように設定さ
れ、これによって2サイクル機関部20の掃気が可能と
なっている。
ル機関排気管21内の圧力より高くなるように設定さ
れ、これによって2サイクル機関部20の掃気が可能と
なっている。
【0023】一方、4サイクル機関排気管31内の圧力
は、バイパス通路16に介設されたバルブ16Aの開閉
調節によって吸気管11内の圧力より高く設定する。4
サイクル機関部30は吸排気バルブを備えるその構成
上、4サイクル機関排気管31内の圧力が吸気管11内
の圧力より高くても作動可能であり、このような設定が
可能となる。
は、バイパス通路16に介設されたバルブ16Aの開閉
調節によって吸気管11内の圧力より高く設定する。4
サイクル機関部30は吸排気バルブを備えるその構成
上、4サイクル機関排気管31内の圧力が吸気管11内
の圧力より高くても作動可能であり、このような設定が
可能となる。
【0024】このような圧力関係により、4サイクル機
関部31からの排気ガスを、4サイクル機関排気管31
から還流通路15を介して給気通路12に供給すること
ができる。
関部31からの排気ガスを、4サイクル機関排気管31
から還流通路15を介して給気通路12に供給すること
ができる。
【0025】つまり、4サイクル機関部30の排気ガス
を排気ターボ過給機40内を通すことなく吸気管11に
環流させて2サイクル機関部20及び4サイクル機関部
30の吸気に混合することができる。これにより、排気
ターボ過給機40の圧縮機42が排気ガス中に含まれる
硫黄酸化物等の腐食性物質によって腐食したり未燃焼カ
ーボン等の排気微粒子によって損傷する等の不具合を招
来することなく、燃焼温度を低下させて窒素酸化物の発
生を抑えることができるものである。
を排気ターボ過給機40内を通すことなく吸気管11に
環流させて2サイクル機関部20及び4サイクル機関部
30の吸気に混合することができる。これにより、排気
ターボ過給機40の圧縮機42が排気ガス中に含まれる
硫黄酸化物等の腐食性物質によって腐食したり未燃焼カ
ーボン等の排気微粒子によって損傷する等の不具合を招
来することなく、燃焼温度を低下させて窒素酸化物の発
生を抑えることができるものである。
【0026】ここで、本構成例では、4サイクル機関部
30は2本のシリンダーにより構成されており、その位
相角を360度ずらして設定することで、排気の脈動に
よる4サイクル機関排気管31内の排気ガスの圧力変化
を平均化できるようになっているものである。排気の脈
動による影響は、4サイクル機関排気管31の容積を適
宜大きく設定することで無視し得、そうすれば4サイク
ル機関部30は1シリンダーのみであっても良い。
30は2本のシリンダーにより構成されており、その位
相角を360度ずらして設定することで、排気の脈動に
よる4サイクル機関排気管31内の排気ガスの圧力変化
を平均化できるようになっているものである。排気の脈
動による影響は、4サイクル機関排気管31の容積を適
宜大きく設定することで無視し得、そうすれば4サイク
ル機関部30は1シリンダーのみであっても良い。
【0027】尚、上記構成例において還流通路15に介
設したクーラー17は必要不可欠なものではなく、条件
次第では省略しても良いものである。また、還流通路1
5のフィルター18は、4サイクル機関部30の排気中
に含まれる腐食成分やカーボン粒子を除去するためのも
のであるが、4サイクル機関部30のみ良質の燃料を用
いることで省略することも可能である。更に、クーラー
17とフィルター18の配設順序は逆であっても良い
が、クーラー17の下流側にフィルター18を配すれ
ば、フィルター18に高い耐熱性を要求されることがな
いために低コストに構成できる。
設したクーラー17は必要不可欠なものではなく、条件
次第では省略しても良いものである。また、還流通路1
5のフィルター18は、4サイクル機関部30の排気中
に含まれる腐食成分やカーボン粒子を除去するためのも
のであるが、4サイクル機関部30のみ良質の燃料を用
いることで省略することも可能である。更に、クーラー
17とフィルター18の配設順序は逆であっても良い
が、クーラー17の下流側にフィルター18を配すれ
ば、フィルター18に高い耐熱性を要求されることがな
いために低コストに構成できる。
【0028】上記構成例では、4サイクル機関部30の
排気行程のピストン移動によって排気管31内の排気ガ
ス圧力を昇圧する(即ち4サイクル機関部30が圧縮機
として機能する)ものであるため、エンジン10全体と
しては効率低下を来す。この効率低下を防ぐためには、
図2に示すエンジン10′のように、還流通路15にブ
ースター50を介設し、4サイクル機関部30の排気ガ
ス(4サイクル排気管31からの排気ガス)を昇圧して
給気通路12に導入するように構成しても良い。
排気行程のピストン移動によって排気管31内の排気ガ
ス圧力を昇圧する(即ち4サイクル機関部30が圧縮機
として機能する)ものであるため、エンジン10全体と
しては効率低下を来す。この効率低下を防ぐためには、
図2に示すエンジン10′のように、還流通路15にブ
ースター50を介設し、4サイクル機関部30の排気ガ
ス(4サイクル排気管31からの排気ガス)を昇圧して
給気通路12に導入するように構成しても良い。
【0029】即ち、図示構成のブースター50は、排気
ターボ過給機40と同様に、タービン51と圧縮機52
が同軸に設けられて構成され、4サイクル機関排気管3
1からの排気ガスによってタービン51を駆動すると共
に、圧縮機52によって圧縮・昇圧するものである。図
中53はクーラーであり、54は排気ガスに含まれる腐
食成分やカーボン粒子を除去するフィルターである。本
構成においても、還流通路15の給気通路12への接続
位置は、図中想像線で示すようにインタークーラー14
の下流側であっても良いものあり、また、クーラー53
とフィルター54の配設順序は逆であっても良いもので
ある。尚、図中上記構成例と同機能の部位には、同符号
を符して説明は省略する。
ターボ過給機40と同様に、タービン51と圧縮機52
が同軸に設けられて構成され、4サイクル機関排気管3
1からの排気ガスによってタービン51を駆動すると共
に、圧縮機52によって圧縮・昇圧するものである。図
中53はクーラーであり、54は排気ガスに含まれる腐
食成分やカーボン粒子を除去するフィルターである。本
構成においても、還流通路15の給気通路12への接続
位置は、図中想像線で示すようにインタークーラー14
の下流側であっても良いものあり、また、クーラー53
とフィルター54の配設順序は逆であっても良いもので
ある。尚、図中上記構成例と同機能の部位には、同符号
を符して説明は省略する。
【0030】上記構成例のエンジン10は、2サイクル
機関(2サイクル機関部20)と4サイクル機関(4サ
イクル機関部30)を複合一体化して構成したものであ
るが、全く別個のエンジンとして構成しても良い。例え
ば、船舶において推進用の2サイクルディーゼルエンジ
ンと補機用の4サイクルエンジンを組み合わせても良い
ものである。しかし、本構成例のように一体化すること
により、クランクシャフトやバルブ駆動機構の共通化,
架構の一体化,給排気管の引き回しの簡略化等のメリッ
トがある。
機関(2サイクル機関部20)と4サイクル機関(4サ
イクル機関部30)を複合一体化して構成したものであ
るが、全く別個のエンジンとして構成しても良い。例え
ば、船舶において推進用の2サイクルディーゼルエンジ
ンと補機用の4サイクルエンジンを組み合わせても良い
ものである。しかし、本構成例のように一体化すること
により、クランクシャフトやバルブ駆動機構の共通化,
架構の一体化,給排気管の引き回しの簡略化等のメリッ
トがある。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による2サイ
クルディーゼル機関の窒素酸化物低減構造によれば、2
サイクルディーゼル機関に給気する過給機の下流側の吸
気通路と、併設された4サイクル機関の排気管とが、排
気ガス供給通路を介して接続され、4サイクル機関の排
気ガスが排気ガス供給通路を介して2サイクルディーゼ
ル機関の吸気側に供給されるように構成されていること
により、吸排気バルブを備えるために排気圧力を高く設
定可能な4サイクル機関部からの排気ガスを、排気ガス
供給通路を介して給気通路に供給することができる。
クルディーゼル機関の窒素酸化物低減構造によれば、2
サイクルディーゼル機関に給気する過給機の下流側の吸
気通路と、併設された4サイクル機関の排気管とが、排
気ガス供給通路を介して接続され、4サイクル機関の排
気ガスが排気ガス供給通路を介して2サイクルディーゼ
ル機関の吸気側に供給されるように構成されていること
により、吸排気バルブを備えるために排気圧力を高く設
定可能な4サイクル機関部からの排気ガスを、排気ガス
供給通路を介して給気通路に供給することができる。
【0032】これにより、排気ガスが過給機内を流れる
ことがないため、過給機が排気ガス中に含まれる硫黄酸
化物等の腐食性物質によって腐食したり、未燃焼カーボ
ン等の排気微粒子によって損傷する等の不具合が生ずる
ことがなく、燃焼温度を低下させて窒素酸化物の発生を
抑えることができるものである。
ことがないため、過給機が排気ガス中に含まれる硫黄酸
化物等の腐食性物質によって腐食したり、未燃焼カーボ
ン等の排気微粒子によって損傷する等の不具合が生ずる
ことがなく、燃焼温度を低下させて窒素酸化物の発生を
抑えることができるものである。
【0033】また、4サイクル機関はディーゼル機関で
あって、該4サイクル機関と2サイクルディーゼル機関
が一体の機関として構成されていることにより、クラン
クシャフトやバルブ駆動機構の共通化,架構の一体化が
可能となると共に給排気管の引き回しも簡略化でき、低
コストに構成できるものである。
あって、該4サイクル機関と2サイクルディーゼル機関
が一体の機関として構成されていることにより、クラン
クシャフトやバルブ駆動機構の共通化,架構の一体化が
可能となると共に給排気管の引き回しも簡略化でき、低
コストに構成できるものである。
【0034】更に、2サイクルディーゼル機関の過給機
が当該2サイクルディーゼル機関の排気によって駆動さ
れる排気ターボ過給機であれば、当該排気ターボ過給機
の圧縮機内を排気ガスが流れることがないため、排気ガ
ス中に含まれる硫黄酸化物等の腐食性物質によって圧縮
機のインペラが腐食したり、未燃焼カーボン等の排気微
粒子によって損傷する等の不具合が生ずることがなく、
耐食性材料を用いたり防食処理を施す必要もなく、耐久
性や信頼性を向上できるものである。
が当該2サイクルディーゼル機関の排気によって駆動さ
れる排気ターボ過給機であれば、当該排気ターボ過給機
の圧縮機内を排気ガスが流れることがないため、排気ガ
ス中に含まれる硫黄酸化物等の腐食性物質によって圧縮
機のインペラが腐食したり、未燃焼カーボン等の排気微
粒子によって損傷する等の不具合が生ずることがなく、
耐食性材料を用いたり防食処理を施す必要もなく、耐久
性や信頼性を向上できるものである。
【図1】本発明に係る2サイクルディーゼル機関の窒素
酸化物低減構造の一例を適用したディーゼルエンジンの
概念構成図である。
酸化物低減構造の一例を適用したディーゼルエンジンの
概念構成図である。
【図2】他の構成例のディーゼルエンジンの概念構成図
である。
である。
【図3】従来例としてのディーゼルエンジンの概念構成
図である。
図である。
10,10′ エンジン 11 吸気管(吸気通路) 12 給気通路(吸気通路) 15 還流通路(排気ガス供給通路) 20 2サイクル機関部(2サイクルディーゼル機関) 21 2サイクル機排気管 30 4サイクル機関部(4サイクル機関) 31 4サイクル機関排気管 40 排気ターボ過給機(過給機)
Claims (3)
- 【請求項1】 燃焼・膨張行程の末期にシリンダ内を掃
気して毎回転に燃焼・膨張行程を有し、圧縮行程で圧縮
された空気内に燃料を噴射して蒸発・拡散させた混合気
に自己発火させる2サイクルディーゼル機関において、 当該2サイクルディーゼル機関に4サイクル機関が併設
されると共に、前記2サイクルディーゼル機関に給気す
る過給機の下流側の吸気通路と、前記4サイクル機関の
排気管とが、排気ガス供給通路を介して接続され、前記
4サイクル機関の排気ガスが前記排気ガス供給通路を介
して前記2サイクルディーゼル機関の吸気側に供給され
るように構成されていることを特徴とする2サイクルデ
ィーゼル機関の窒素酸化物低減構造。 - 【請求項2】 上記4サイクル機関はディーゼル機関で
あって、該4サイクルディーゼル機関と上記2サイクル
ディーゼル機関とは一体の機関として構成されているこ
とを特徴とする請求項1に記載の2サイクルディーゼル
機関の窒素酸化物低減構造。 - 【請求項3】 上記2サイクルディーゼル機関に給気す
る過給機は、当該2サイクルディーゼル機関の排気によ
って駆動される排気ターボ過給機であることを特徴とす
る請求項1又は2に記載の2サイクルディーゼル機関の
窒素酸化物低減構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10064155A JPH11247665A (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | 2サイクルディーゼル機関の窒素酸化物低減構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10064155A JPH11247665A (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | 2サイクルディーゼル機関の窒素酸化物低減構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11247665A true JPH11247665A (ja) | 1999-09-14 |
Family
ID=13249913
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10064155A Pending JPH11247665A (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | 2サイクルディーゼル機関の窒素酸化物低減構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11247665A (ja) |
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7721541B2 (en) * | 2004-11-08 | 2010-05-25 | Southwest Research Institute | Secondary internal combustion device for providing exhaust gas to EGR-equipped engine |
| US20120260894A1 (en) * | 2011-04-13 | 2012-10-18 | GM Global Technology Operations LLC | Internal combustion engine |
| US8291891B2 (en) | 2008-06-17 | 2012-10-23 | Southwest Research Institute | EGR system with dedicated EGR cylinders |
| US8561599B2 (en) | 2011-02-11 | 2013-10-22 | Southwest Research Institute | EGR distributor apparatus for dedicated EGR configuration |
| US8944034B2 (en) | 2011-02-11 | 2015-02-03 | Southwest Research Institute | Dedicated EGR control strategy for improved EGR distribution and engine performance |
| JP2015152007A (ja) * | 2014-02-12 | 2015-08-24 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | 排気ガス再循環のための方法およびシステム |
| US9657692B2 (en) | 2015-09-11 | 2017-05-23 | Southwest Research Institute | Internal combustion engine utilizing two independent flow paths to a dedicated exhaust gas recirculation cylinder |
| US9797349B2 (en) | 2015-05-21 | 2017-10-24 | Southwest Research Institute | Combined steam reformation reactions and water gas shift reactions for on-board hydrogen production in an internal combustion engine |
| US9874193B2 (en) | 2016-06-16 | 2018-01-23 | Southwest Research Institute | Dedicated exhaust gas recirculation engine fueling control |
| US10125726B2 (en) | 2015-02-25 | 2018-11-13 | Southwest Research Institute | Apparatus and methods for exhaust gas recirculation for an internal combustion engine utilizing at least two hydrocarbon fuels |
| US10233809B2 (en) | 2014-09-16 | 2019-03-19 | Southwest Research Institute | Apparatus and methods for exhaust gas recirculation for an internal combustion engine powered by a hydrocarbon fuel |
| US10495035B2 (en) | 2017-02-07 | 2019-12-03 | Southwest Research Institute | Dedicated exhaust gas recirculation configuration for reduced EGR and fresh air backflow |
| JP2019534974A (ja) * | 2016-10-04 | 2019-12-05 | モトダン リミテッド | 火花点火内燃機関 |
-
1998
- 1998-02-27 JP JP10064155A patent/JPH11247665A/ja active Pending
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7721541B2 (en) * | 2004-11-08 | 2010-05-25 | Southwest Research Institute | Secondary internal combustion device for providing exhaust gas to EGR-equipped engine |
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| US8904786B2 (en) * | 2011-04-13 | 2014-12-09 | GM Global Technology Operations LLC | Internal combustion engine |
| JP2015152007A (ja) * | 2014-02-12 | 2015-08-24 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | 排気ガス再循環のための方法およびシステム |
| US10550800B2 (en) | 2014-02-12 | 2020-02-04 | Transportation Ip Holdings, Llc | Method and systems for exhaust gas recirculation |
| US10233809B2 (en) | 2014-09-16 | 2019-03-19 | Southwest Research Institute | Apparatus and methods for exhaust gas recirculation for an internal combustion engine powered by a hydrocarbon fuel |
| US10125726B2 (en) | 2015-02-25 | 2018-11-13 | Southwest Research Institute | Apparatus and methods for exhaust gas recirculation for an internal combustion engine utilizing at least two hydrocarbon fuels |
| US9797349B2 (en) | 2015-05-21 | 2017-10-24 | Southwest Research Institute | Combined steam reformation reactions and water gas shift reactions for on-board hydrogen production in an internal combustion engine |
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| JP2019534974A (ja) * | 2016-10-04 | 2019-12-05 | モトダン リミテッド | 火花点火内燃機関 |
| US10495035B2 (en) | 2017-02-07 | 2019-12-03 | Southwest Research Institute | Dedicated exhaust gas recirculation configuration for reduced EGR and fresh air backflow |
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