JPH11247904A - 摩擦板の製造方法及び装置 - Google Patents

摩擦板の製造方法及び装置

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JPH11247904A
JPH11247904A JP4743298A JP4743298A JPH11247904A JP H11247904 A JPH11247904 A JP H11247904A JP 4743298 A JP4743298 A JP 4743298A JP 4743298 A JP4743298 A JP 4743298A JP H11247904 A JPH11247904 A JP H11247904A
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friction
core plate
plate
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 摩擦材テープなどの材料の歩留まりが非常に
悪い。摩擦材を打ち抜く際のプレス工程には潤滑油を使
用することができないないことから通常の使用方法で
は、金型の焼き付きが著しくなってしまう問題がある。
更に、プレスによる打ち抜きと同時に押圧接着していく
方法では、所望の接着力が得られない。 【解決手段】 コアプレートに摩擦材を貼着して摩擦板
を製造する方法であって、帯状の摩擦材を打ち抜き複数
の摩擦材セグメントを得る工程と、前記摩擦材セグメン
トを金型または治具等に重ねて保持していき、順次、前
記金型と反対側へ押し出していく工程と、前記摩擦材セ
グメントを前記コアプレートに押圧接着する工程と、か
らなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車輌の自動変速機等に
使用されるフリクションプレート、ロックアップクラッ
チ等に用いられる摩擦板の製造方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば環状の摩擦板を製造する場
合は、環状のコアプレートの形状に合わせて摩擦材を環
状に打ち抜き加工し、その後打ち抜いた摩擦材をコアプ
レートに接着していた。
【0003】例えば、図13に示すように、摩擦材テー
プ100から環状の摩擦材101をプレスによって打ち
抜く。この場合、複数の環状の摩擦材101のそれぞれ
の間の周囲領域103、また環状の摩擦材101の中心
に残る円形領域102において、相当量の摩擦材テープ
100が無駄に残ることになる。従って、材料としての
摩擦材テープの歩留まりが悪い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した、従来の
摩擦板の製造方法及び装置には、以下のような問題点が
あった。 (1) 摩擦材テープなどの材料の歩留まりが非常に悪
く、通例約20〜25%と低く、無駄が大きかった。 (2) また、この摩擦材を打ち抜く際のプレス工程には
潤滑油を使用することができないないことから通常の使
用方法では、金型の焼き付きが著しくなってしまう問題
がある。 (3) 更に、プレスによる打ち抜きと同時に押圧接着し
ていく方法では、所望の接着力が得られないという問題
点があった。
【0005】従って、本発明の目的は、摩擦材の材料歩
留まりを向上させ、プレス用の金型の焼き付きを遅らせ
ることができ、後接着工程により接着力を向上させた摩
擦板の製造方法及び装置を提供することである。
【0006】
【問題点を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の摩擦板の製造方法は、コアプレートに摩擦
材を貼着して摩擦板を製造する方法であって、帯状の摩
擦材を打ち抜き複数の摩擦材セグメントを得る工程と、
前記摩擦材セグメントを金型または治具等に重ねて保持
していき、順次、前記金型の反対側へ押し出していく工
程と、前記摩擦材セグメントを前記コアプレートに押圧
接着する工程と、からなることを特徴としている。ま
た、本発明のコアプレートの製造方法は、コアプレート
に摩擦材を貼着して摩擦板を製造する方法であって、帯
状の摩擦材を打ち抜き複数の摩擦材セグメントを得る工
程と、前記摩擦材セグメントを金型または治具等に重ね
て保持していき、順次、前記金型の反対側へ押し出して
いく工程と、前記摩擦材セグメントを前記コアプレート
に押圧接着する工程と、前記押圧接着する工程完了後、
更に熱と圧力を同時に加えて再度接着を行う後接着工程
と、からなることを特徴としている。更に、本発明の摩
擦板の製造装置は、コアプレートに摩擦材を貼着して摩
擦板を製造する装置であって、帯状の摩擦材を打ち抜き
複数の摩擦材セグメントを得る手段と、前記摩擦材セグ
メントを金型または治具等に重ねて保持していき、順
次、前記金型の反対側へ押し出していく手段と、前記摩
擦材セグメントを前記コアプレートに押圧接着する手段
と、からなることを特徴としている。
【0007】
【発明の実施態様】帯状の摩擦材を複数の摩擦材セグメ
ントに分割してコアプレートに接着するので、摩擦材の
材料歩留まりが向上する。
【0008】また、プレスで打ち抜いた摩擦材を金型ま
たは治具等に重ねて保持していき、金型または治具等の
反対面側から押し出し、押圧接着することで、プレスの
金型に入り込む量が少なくて済むので金型の焼き付きを
遅らせることができる。
【0009】更に、摩擦材セグメントの接着完了後に熱
と圧力を同時に加えて再度接着を行い、接着力を更に向
上させることができる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の各実施例を詳
細に説明する。尚、図面において同一部分は同一符号に
て示してある。
【0011】図1は、本発明の第1実施例を示してお
り、摩擦材セグメントとそれを貼着したコアプレートを
示す上面図である。帯状の摩擦材、すなわち摩擦材テー
プ10は、所定の厚さ及び幅を有している。摩擦材テー
プ10からプレスによる打ち抜きなどにより、複数の摩
擦材セグメント11を取り出す。
【0012】摩擦材セグメント11は、所定の半径方向
幅と周方向幅を有する円弧形状となっている。摩擦材セ
グメント11は、環状のコアプレート12の外周と同じ
曲率を有する外周部11a、外周部11aより大きな曲
率を有し、外周部11aと全長にわたって接触する内周
部11b、外周部11aと内周部11bとを周方向の両
端で連結する周方向縁部11cからなっている。
【0013】図1から明らかなように、複数の摩擦材セ
グメント11は、半径方向の幅が縁部11cの付近で狭
くなっている。また、摩擦材セグメント11の周方向幅
は、摩擦材テープの幅とほぼ等しくなっている。摩擦材
セグメント11の外周部11aと内周部11bとが、ほ
とんど隙間なく接しており、また摩擦材セグメント11
の周方向幅が摩擦材テープ10の幅とほぼ等しいので、
複数の摩擦材セグメント11を取り出す際に摩擦材テー
プ10の無駄が従来に比べて著しく減少する。
【0014】摩擦材セグメント11は、コアプレート1
2の表面と裏面の両方、もしくは片面に接着剤により貼
着固定される。図1に示す実施例では、円周方向に4個
の摩擦材セグメント11がコアプレート12に貼着され
る。摩擦材セグメント11の縁部11cどうしが当接し
て境界部14を形成している。摩擦材セグメント11の
内周部11bは、外周部11aより、すなわちコアプレ
ート12の内周部より曲率が大きく設定されているの
で、コアプレート12の内周部から所定の幅を備え、コ
アプレート12の外面が露出した露出部13が形成され
る。摩擦材セグメント11をコアプレート12の両面に
貼る場合は、コアプレート12の両面に露出部13が形
成されることは言うまでもない。
【0015】コアプレート12に摩擦材セグメント11
を固定した摩擦板15が実際に使用される際は、潤滑油
により潤滑されるが、露出部13があることにより、潤
滑油の流れが円滑になり、潤滑性能が向上する。このと
き、境界部14に摩擦材のない間隙が生じるように、摩
擦材セグメント11の周方向幅を設定することで、境界
部14に半径方向に延在する溝が形成されるようにすれ
ば、この溝と露出部13とで摩擦板15の外径側から内
径側への、またその逆への潤滑油の流れが更に円滑とな
る。
【0016】図2は、本発明の第2実施例を示してお
り、摩擦材セグメントとそれを貼着したコアプレートを
示す上面図である。摩擦材テープ20は、所定の厚さ及
び幅を有している。摩擦材テープ20からプレスによる
打ち抜きなどにより、複数の摩擦材セグメント21を取
り出す。
【0017】摩擦材セグメント21は、所定の半径方向
幅と周方向幅を有する円弧形状となっている。摩擦材セ
グメント21は、環状のコアプレート22の外周と同じ
曲率を有する外周部21a、外周部21aと同一の曲率
を有し、外周部21aと円周方向の両端でのみ接触する
内周部21b、外周部21aと内周部21bとを周方向
の両端で連結する周方向の縁部21cからなっている。
【0018】図2から明らかなように、複数の摩擦材セ
グメント21は、外周部21aと内周部21bとの曲率
が同一なためほぼ均一な半径方向の幅を有している。ま
た、摩擦材セグメント21の周方向幅は、摩擦材テープ
の幅とほぼ等しくなっている。摩擦材セグメント21の
外周部21aと内周部21bとは、僅少の間隙で配列し
ているので、また摩擦材セグメント21の周方向幅が摩
擦材テープ20の幅とほぼ等しいので、複数の摩擦材セ
グメント21を取り出す際に摩擦材テープ20の無駄が
従来に比べて著しく減少する。
【0019】摩擦材セグメント21は、コアプレート2
2の表面と裏面の両方、もしくは片面に接着剤により貼
着固定される。図2に示す実施例では、円周方向に4個
の摩擦材セグメント21がコアプレート22に貼着され
る。摩擦材セグメント21の縁部21cどうしが当接し
て境界部24を形成している。摩擦材セグメント21の
内周部21bは、外周部21aと、すなわちコアプレー
ト22の内周部と同じ曲率となるように設定されている
ので、コアプレート22の内周部から所定の幅を備え、
コアプレート22の外面が露出したほぼ円形の露出部2
3が形成される。摩擦材セグメント21をコアプレート
22の両面に貼る場合は、コアプレート22の両面に露
出部23が形成されることは言うまでもない。
【0020】コアプレート22に摩擦材セグメント21
を固定した摩擦板25が実際に使用される際は、潤滑油
により潤滑されるが、露出部23があることにより、潤
滑油の流れが円滑になり、潤滑性能が向上する。このと
き、境界部24に摩擦材のない間隙が生じるように、摩
擦材セグメント21の周方向幅を設定することで、境界
部24に半径方向に延在する溝が形成されるようにすれ
ば、この溝と露出部23とで摩擦板25の外径側から内
径側への、またその逆への潤滑油の流れが更に円滑とな
る。
【0021】図1及び図2に示した上述の第1及び第2
実施例においては、摩擦材セグメントを4個周方向に並
べてコアプレートに貼着したが、1枚のコアプレートに
固定する摩擦材セグメントの数は任意に設定できること
は言うまでもない。また、必ずしも4個とも同一の大き
さ、形状である必要もない。前述の露出部13及び23
には、一般に相手部材と係合するためのスプライン(不
図示)が形成されている。また、図1及び2の例とは逆
に、外周側を露出部としてそこにスプラインを形成する
こともできる。
【0022】図3は、前述の第1及び第2実施例の摩擦
板を製造する方法を実施するための装置30の全体を示
す概略図である。コアプレート32の搬送ライン(トラ
ンスファー)53のコアプレート投入部31から供給さ
れる。供給されたコアプレート32は、搬送方向Xに沿
って搬送される。
【0023】コアプレート32は次に、接着剤を塗布す
る第1の塗布部33で、第1の接着剤塗布装置34によ
り、その下面に接着剤を塗布される。下面に接着剤を塗
布されたコアプレート32は、更に摩擦材接着部35に
おいて、下面接着ステーション36を介して第1の摩擦
材供給装置44にから供給される摩擦材セグメントをそ
の下面に接着される。
【0024】その後、コアプレート32は、接着剤を塗
布する第2の塗布部37で、第2の接着剤塗布装置38
により、その上面に接着剤を塗布される。上面に接着剤
を塗布されたコアプレート32は、更に摩擦材接着部3
9において、上面接着ステーション40を介して第2の
摩擦材供給装置45にから供給される摩擦材セグメント
をその上面に接着される。
【0025】上下面に摩擦材セグメントが接着されたコ
アプレート32は排出部41に搬送され、後処理工程の
ため、投入部42に搬送され、後処理(本接着)装置4
3により、約220〜280℃の熱と約70〜90kg
f/cm2 の圧力を同時に15〜30秒間加えて本接着
が行われ、摩擦板55が完成する。
【0026】また、本接着完了後は、約350〜550
℃の平らな鉄板を約3〜10kgf/cm2 の圧力で約
1〜5秒間押圧することで表面処理を行ったり、複数本
のローラの間を通すことで摩擦材を数%潰す処理を行っ
ても良い。
【0027】図4は、本発明の各実施例の摩擦材の製造
方法に用いられる摩擦材供給装置44の正面図であり、
図5はその側面図である。尚、摩擦材供給装置45は摩
擦材供給装置44と同一であるので説明は省略する。
【0028】摩擦材供給装置44は、台座47、台座4
7から垂直に立ち上がった柱部51、柱部51に支持さ
れたモータ部49、モータ部49の回転軸48に固定さ
れ、モータ部49のモータの回転に応じて回転する、リ
ール46とからなっている。
【0029】リール46には、所定長の摩擦材50が巻
回されており、モータに駆動されることで回転し、摩擦
材50を下面接着ステーション36または上面接着ステ
ーション40に摩擦材50を繰り出す。
【0030】図6は、第1の接着剤塗布装置34の一部
破断した上面図であり、図7は、その側面図である。各
実施例に適用できる。接着剤61は漏斗60に収容され
ており、漏斗60の下端部は、アーム62に支持されて
いる。アーム62は更にローラ63を回動自在に保持し
ている。
【0031】このような構成の接着剤塗布装置38は、
漏斗60から自重で流下する接着剤61は、アーム62
を介してローラ63に達し、ローラ63の回転により、
コアプレート固定台64により固定されたコアプレート
32の表面に塗布される。尚、図6ではコアプレート3
2の上面に接着剤61が塗布する場合を示しているが、
コアプレート32の下面に塗布するには、例えば、図1
2に示す装置が用いられる。
【0032】図12は、第2の接着剤塗布装置34の概
略正面図である。コアプレート32の下面に接着剤を塗
布するための接着剤塗布装置34は、接着剤の塗布され
る面を露出させつつ、コアプレート32を固定状態で保
持する機構を有するコアプレート固定台91、不図示の
駆動機構により回転可能であり、支持台95に支持され
た回転軸94、回転軸94に固定され、回転軸94によ
り回転するローラ92、ローラ92の下方に位置し、接
着剤90を収容した接着剤プール93からなっている。
【0033】接着剤を塗布されるコアプレート32の下
面は、ローラ92の外周面92aに当接しており、ロー
ラ92の下部は接着剤プール93内に位置し、接着剤9
0内に浸かっている。従って、ローラ92が回転してロ
ーラ92の外周面92aに付着した接着剤90が、ロー
ラ92の回転にともなってコアプレート32の下面に転
写されるように塗布される。このように、下面に接着剤
を塗布されたコアプレート32は、トランスファーによ
って下面接着ステーション36に搬送され、摩擦材セグ
メントが貼着・固定される。
【0034】図8は、接着剤の固着を確実にするための
後処理工程で用いられる後処理装置43の詳細を示す一
部破断した上面図であり、図9は一部破断した側面図で
ある。
【0035】後処理装置43は、ほぼ円筒形のハウジン
グ81内に設けられたベース84に固定された複数のス
テーション83を備えている。ステーション83は、ほ
ぼ円筒形のベース84の外周縁に周方向でほぼ均等間隔
で配置されており、ベース84の回転に応じて周方向に
移動する。
【0036】ステーション83は各々、コアプレート3
2の外径とほぼ同一径の外径を有しており、不図示の搬
送装置により、各1個ずつコアプレート32をその上に
載置される。ハウジング81の上方には、ステーション
83と対応して周方向で同一ピッチで配置され、不図示
の駆動装置により上下方向に移動する複数のプレスロッ
ド82が設けられている。
【0037】後処理装置43の動作は以下の通りであ
る。上面及び下面に摩擦材セグメントを貼着した、ステ
ーション83に載置されたコアプレート32に対して、
プレスロッド82が上から押圧する。このとき同時に不
図示のヒータにより所定の熱が加えれて、コアプレート
32はプレスロッド82とステーション83との間で所
定時間加熱及び加圧される。
【0038】前述のように、約220〜280℃の熱と
約70〜90kgf/cm2 の圧力を同時に15〜30
秒間加えて処理され、摩擦板55が完成する。
【0039】図10は、下面接着ステーション36の詳
細を示す概略図であり、図11は、上面接着ステーショ
ン40の詳細を示す概略図である。
【0040】下面接着ステーション36では、帯状の摩
擦材50が供給装置44(図3)より1ピッチずつ供給
され、給分をダイス72とパンチ73とからなるプレス
装置で下側から打ち抜き、摩擦材セグメント71を複数
作成すると同時に金型あるいは治具に詰め込んでいき、
矢印C方向に上面へ、すなわち金型または治具と反対側
へ押し出す。この押し出された1枚の摩擦材セグメント
71を、プレスで打ち抜く力でコアプレート32へ押圧
接着する。押圧接着されたコアプレート32は、摩擦材
セグメント71の1ピッチ分だけ周方向に回転して次の
接着面へ移動する。この動作を繰り返し、コアプレート
32の下面全体に摩擦材セグメント71を仮接着する。
下面の仮接着が完了した後、上面接着ステーション40
へ搬送される。
【0041】コアプレート32は、上方から円盤部材7
6と下方から円盤部材77により挟まれて固定状態で支
持されている。また、コアプレート32は、軸74を中
心に矢印A方向に回転し、軸75により矢印B方向に上
下動する。
【0042】図11に示す上面接着ステーション40
は、基本的な構成は下面接着ステーション36と同一な
ので、同一部分の説明は省略する。
【0043】上面接着ステーション40では、帯状の摩
擦材50が供給装置45(図3)より1ピッチずつ供給
され、給分をダイス72とパンチ73とからなるプレス
装置で上側から打ち抜き、摩擦材セグメント71を複数
作成すると同時に金型あるいは治具に詰め込んでいき、
矢印D方向に下面へ、すなわち金型または治具と反対側
へ押し出す。この押し出された1枚の摩擦材セグメント
71を、プレスで打ち抜く力でコアプレート32へ押圧
接着する。押圧接着されたコアプレート32は、摩擦材
セグメント71の1ピッチ分だけ周方向に回転して次の
接着面へ移動する。この動作を繰り返し、コアプレート
32の上面全体に摩擦材セグメント71を仮接着する。
上下面の仮接着が完了した後、後処理装置43に搬送さ
れ、本接着が行われ、摩擦板15が完成する。
【0044】尚、コアプレート32の各工程への搬送は
トランスファーで行う。
【0045】以上説明した実施例は本発明をなんら限定
するものではないことは言うまでもない。更に、本発明
の範囲を逸脱することなく、他の修正、変形も可能であ
ることは言うまでもない。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果が得ら
れる。 (1) 摩擦材の歩留まりが向上してコスト低減につなが
る。 (2) プレスの金型への入り量が少なくてすむので金型
の寿命を伸ばすことができる。 (3) また、摩擦材セグメント接着完了後に再度接着を
行うことで従来の接着力を維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示しており、摩擦材セグ
メントとそれを貼着したコアプレートを示す上面図であ
る。
【図2】本発明の第2実施例を示しており、摩擦材セグ
メントとそれを貼着したコアプレートを示す上面図であ
る。
【図3】第1及び第2実施例の摩擦板を製造する方法を
実施するための装置の全体を示す概略図である。
【図4】本発明の各実施例の摩擦材の製造方法に用いら
れる摩擦材供給装置の正面図である。
【図5】本発明の各実施例の摩擦材の製造方法に用いら
れる摩擦材供給装置の側面図である。
【図6】第1の接着剤塗布装置の一部破断した上面図で
ある。
【図7】図6の第1の接着剤塗布装置の側面図である。
【図8】接着剤の固着を確実にするための後処理工程で
用いられる後処理装置の詳細を示す一部破断した上面図
である。
【図9】図8の後処理装置の一部破断した側面図であ
る。
【図10】下面接着ステーションの詳細を示す概略図で
ある。
【図11】上面接着ステーションの詳細を示す概略図で
ある。
【図12】第2の接着剤塗布装置の概略正面図である。
【図13】摩擦材テープから環状の摩擦材を打ち抜く従
来例を示す。
【符号の説明】
12、22、32・・・コアプレート 10、20、50・・・摩擦材 11、21、71・・・摩擦材セグメント 15・・・摩擦板 61、90・・・接着剤

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コアプレートに摩擦材を貼着して摩擦板
    を製造する方法であって、 帯状の摩擦材を打ち抜き複数の摩擦材セグメントを得る
    工程と、 前記摩擦材セグメントを金型または治具等に重ねて保持
    していき、順次、前記金型の反対側へ押し出していく工
    程と、 前記摩擦材セグメントを前記コアプレートに押圧接着す
    る工程と、 からなることを特徴とする摩擦板の製造方法。
  2. 【請求項2】 コアプレートに摩擦材を貼着して摩擦板
    を製造する方法であって、 帯状の摩擦材を打ち抜き複数の摩擦材セグメントを得る
    工程と、 前記摩擦材セグメントを金型または治具等に重ねて保持
    していき、順次、前記金型の反対側へ押し出していく工
    程と、 前記摩擦材セグメントを前記コアプレートに押圧接着す
    る工程と、 前記押圧接着する工程完了後、更に熱と圧力を同時に加
    えて再度接着を行う後接着工程と、 からなることを特徴とする摩擦板の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の摩擦板の製造
    方法において、前記押圧接着する工程では、前記帯状の
    摩擦材は前記コアプレートに対して下側から供給され、
    下側から打ち抜いて前記摩擦材セグメントを得ると共
    に、前記摩擦材セグメントを順次金型の上方向に押し出
    していき、前記コアプレートの下面に押圧接着すること
    を特徴とする摩擦板の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載の摩擦板の製造
    方法において、前記押圧接着する工程では、前記帯状の
    摩擦材は前記コアプレートに対して上側から供給され、
    上側から打ち抜いて前記摩擦材セグメントを得ると共
    に、前記摩擦材セグメントを順次金型の下方向に押し出
    していき、前記コアプレートの上面に押圧接着すること
    を特徴とする摩擦板の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1または2に記載の摩擦板の製造
    方法において、 前記コアプレートを供給する工程と、 前記コアプレートに接着剤を塗布する行程と、 円筒状の芯に巻き付けられた前記帯状の摩擦材を等ピッ
    チで供給する行程と、 前記押圧接着工程の後、接着を終了した摩擦板を排出す
    る行程と、 を更に有することを特徴とする摩擦板の製造方法。
  6. 【請求項6】 コアプレートに摩擦材を貼着して摩擦板
    を製造する装置であって、 帯状の摩擦材を打ち抜き複数の摩擦材セグメントを得る
    手段と、 前記摩擦材セグメントを金型または治具等に重ねて保持
    していき、順次、前記金型の反対側へ押し出していく手
    段と、 前記摩擦材セグメントを前記コアプレートに押圧接着す
    る手段と、 からなることを特徴とする摩擦板の製造装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の摩擦板の製造方法にお
    いて、前記製造装置は、押圧接着する手段により接着完
    了後、熱と圧力を同時に加えて再度接着を行う後処理手
    段を有することを特徴とする摩擦板の製造装置。
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