JPH11247923A - 免震装置 - Google Patents

免震装置

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JPH11247923A
JPH11247923A JP4596798A JP4596798A JPH11247923A JP H11247923 A JPH11247923 A JP H11247923A JP 4596798 A JP4596798 A JP 4596798A JP 4596798 A JP4596798 A JP 4596798A JP H11247923 A JPH11247923 A JP H11247923A
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JP
Japan
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guide member
hollow guide
columnar
isolation device
seismic isolation
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Pending
Application number
JP4596798A
Other languages
English (en)
Inventor
Ikuko Sashita
郁子 指田
Naoki Kato
直樹 加藤
Shigeo Fukuda
滋夫 福田
Masahide Seki
雅英 関
Kimiki Kobayashi
公樹 小林
Masahiro Minowa
昌啓 箕輪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SWCC Corp
Original Assignee
Showa Electric Wire and Cable Co
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Publication date
Application filed by Showa Electric Wire and Cable Co filed Critical Showa Electric Wire and Cable Co
Priority to JP4596798A priority Critical patent/JPH11247923A/ja
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  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】簡易な構成で、構造物が風荷重等により揺動す
るのを回避すると共に、地震発生時には効果的に免震機
能を果たすことができるようにする。 【解決手段】建物2と地盤3との間に介装され、水平方
向に発生する振動エネルギによって大きく相対変位して
当該水平方向の振動エネルギを吸収する転がり支承体4
と、当該水平方向の振動エネルギが所定値未満では展延
性に富んだ状態で塑性変形し且つ所定値以上では塑性破
壊する円柱状弾塑性体6を有するトリガー機構5とを備
え、この転がり支承体およびトリガー機構は、建物と地
盤とが大きく相対変位したときに互いに干渉することの
ない位置へ並列に配置されている。また、トリガー機構
は、下部ブッシュ11および上部ブッシュ12と、これ
らに嵌合される円柱状弾塑性体とから成り、この円柱状
弾塑性体は上下方向へ移動可能に上部ブッシュへ嵌合さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は免震装置に係り、
特に戸建て住宅等の比較的軽量な構造物に用いられる免
震装置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
より、戸建て住宅等の比較的軽量な構造物を免震するた
めに、図10に示すような免震装置が提案されている。
図10(a)に示す免震装置70は、構造物71と、こ
れを支持する基礎72との間に、水平面を滑動自在な球
体73と、この球体73を滑動自在に載置するための凹
曲面74が上面に形成された受皿75とから構成されて
いる。この免震装置70によれば、水平動に対して滑動
自在な球体73が受皿75の上面に形成された凹曲面7
4を滑動することができるので、復元力を与えることが
可能になる。
【0003】また、図10(b)に示す免震装置80
は、構造物81と、これを支持する基礎82との間に、
中空断面形状に形成された中空積層ゴム83が介装され
ている。この中空積層ゴム83は、鉛直方向には硬いば
ねを持ち大荷重を支持し、水平方向にはゴム特有の柔ら
かいばねにより大変形することができる。この免震装置
80によれば、水平動に対して水平方向に剪断変形する
ので、復元力を与えることが可能になる。
【0004】しかしながら、このような戸建て住宅等の
比較的軽量な構造物を基準に設計されている免震装置7
0、80では、風荷重等により作動して構造物を水平方
向へ揺動させる場合があるので、日常における居住性が
損なわれる難点があった。このような難点に対して、構
造物が風荷重等により揺動するのを回避すると共に、地
震発生時に効果的に免震するために、免震装置(特開平
9−221935号公報)、免震装置(特開平8−15
8697号公報)、免震装置(特開平9−310533
号公報)、地震入力低減装置(特開平9−273330
号公報)が提案されている。
【0005】特開平9−221935号公報に開示され
た免震装置は図11に示すように、地上構造物91と地
盤92との間に介装されて、地震動に対し地上構造物9
1の応答を抑制する免震手段93と、地上構造物91お
よび地盤92間に介装されたダンパー装置94とを設け
て、上記地上構造物91に作用する風速が設定値を超え
た場合には、コントローラ95によって減衰力を高める
ようにダンパー装置94を制御するものである。
【0006】このような免震装置90によれば、地上構
造物91が風に煽られて揺動するのをコントローラ95
によって制御されるダンパー装置94で回避できると共
に、地震発生時には免震手段93によって効果的に免震
機能を果たすことができるが、電気信号等により電気・
油圧等を自動的に制御するので、設備費や維持費等のコ
ストが上がる難点があった。また、停電等により制御不
能に陥る難点がった。
【0007】特開平8−158697号公報に開示され
た免震装置は図12に示すように、上部構造物101と
基礎部102との間に介在され、基礎部102に対して
上部構造物101を水平方向に滑動可能に支承する滑り
支承103と、上部構造物101および基礎部102に
上下端部がそれぞれ固定されて水平方向に弾性変形可能
な弾性体104とを備えている。なお、弾性体ではな
く、図10(a)に示すような水平面を滑動自在な球体
73と、この球体73を滑動自在に載置するための凹曲
面74が上面に形成された受皿75とから成る転がり支
承を用いた免震装置も提案されている。
【0008】このような免震装置によれば弾性体104
や転がり支承によって免震周期を長周期化させると共
に、滑り支承103によって振動を減衰させることがで
きるが、滑り支承103は滑り面の平行を保つ施工が困
難であり、また、平滑な滑り面の長期維持も極めて困難
であった。特開平9−310533号公報に開示された
免震装置は図13に示すように、構造物111と基礎1
12との間に並列に介装され、直列に接続された切り離
し部材113および弾性部材114とを備えた複数個の
反力機構要素115とから構成され、各反力機構要素1
15における切り離し部材113が、それぞれ異なる荷
重によって切り離されるように構成されている。なお、
切り離し部材113は所謂シェアーピンの機能を奏する
ように、その一部に断面積が縮小された剪断部を有する
ボルトから構成されている。この剪断部の断面積によっ
て剪断荷重が設定されている。
【0009】このような免震装置110によれば、所定
値以上の荷重が負荷されたときに切り離し部材113が
構造物111の拘束を解いて構造物111に所定値以上
の反力が加わることを防止することができるが、所定値
の荷重設定によっては中地震でも構造物111の拘束が
解かれずに、反力が加わってしまう難点があった。特開
平9−273330号公報に開示された地震入力低減装
置は図14に示すように、建築物を支える基礎スラブ1
31と地盤132に埋め込まれた基礎杭133との接触
面の摩擦抵抗を低減させるローラベアリング134と、
基礎スラブ131と基礎杭133とを係合させて基礎杭
133に加わる水平力を基礎杭133に伝達すると共に
所定水平力の印加によって剪断する柱状部材135とを
備えて構成されている。柱状部材135は基礎スラブ1
31の底面に埋設され、且つ基礎杭133の上面に開口
して形成された柱状溝136に嵌合されている。
【0010】このような地震入力低減装置130によれ
ば、所定震度以下の地震ではローラベアリング134に
よる建築物の横滑りが柱状部材135によって抑止さ
れ、所定震度以上の地震では柱状部材135に所定の水
平力が加わって柱状部材135は剪断し、建築物はロー
ラベアリング134によって横滑りするので、建築物が
風に煽られて揺動するのを回避できると共に、所定震度
以上の地震発生時には効果的に免震機能を果たすことが
できる。しかしながら、所定震度以上の地震時に柱状部
材135が剪断されて水平方向へ大きく変位後、装置が
原点復帰する際に剪断された柱状部材同士が接触して原
点復帰を阻害するブレーキ現象(図15)を生ずる虞が
あった。このブレーキ現象は建築物に衝撃力を与えるこ
とになる。また、大地震によって建築物が水平方向へ大
きく変位した時にローラベアリング4と柱状部材5とが
干渉して免震機能が低下してしまう虞があった。
【0011】このような地震入力低減装置4の難点に対
して、柱状部材5と基礎杭2との隙間を大きくとること
が考えられるが、強風や小地震時にローラベアリング4
の横滑りによって揺れることになるので、効果的に免震
することができなくなる。本発明は、このような従来の
難点を解決するためになされたもので、簡易な構成で、
構造物が風荷重等により揺動するのを回避すると共に、
地震発生時には効果的に免震機能を果たすことができる
免震装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
る本発明の免震装置は、水平方向に発生する振動エネル
ギによって大きく相対変位して当該振動エネルギを吸収
する振動エネルギ吸収手段と、水平方向の振動エネルギ
が所定値未満では展延性に富んだ状態で弾塑性変形し且
つ所定値以上では塑性破壊する柱状弾塑性体を有するト
リガー機構とを備え、振動エネルギ吸収手段およびトリ
ガー機構は、構造物および基礎間または上部構造物およ
び下部構造物間に並列に介装されると共に、構造物およ
び基礎、または上部構造物および下部構造物が大きく相
対変位したときに互いに干渉することのない位置に配置
されているものである。
【0013】このように構成された免震装置によれば、
強風や小地震時にはトリガー機構の柱状弾塑性体の高い
初期剛性により構造物または上部構造物の揺れを抑制さ
せることができる。また、中地震時には柱状弾塑性体が
弾塑性変形する時の剪断応力の設定次第で、構造物また
は上部構造物の揺れを抑制させることもできるし、柱状
弾塑性体を弾塑性変形させて振動を減衰させることもで
きる。さらに、大地震時には柱状弾塑性体が塑性破壊す
る時の破断力の設定次第で、柱状弾塑性体を弾塑性変形
させて振動を減衰させることもできし、この柱状弾塑性
体を塑性破壊させて振動エネルギ吸収手段で構造物また
は上部構造物の振動周期を長周期化させることができ
る。なお、構造物または上部構造物の振動周期を長周期
化させても、振動エネルギ吸収手段とトリガー機構とは
互いに干渉することのない位置に配置されているので、
大地震によって構造物または上部構造物が水平方向へ大
きく変位しても正常な免震機能を確保できる。
【0014】また、本発明の免震装置においてトリガー
機構は、基礎または下部構造物に固定される下部の中空
案内部材と、下部の中空案内部材の直上に配置され構造
物または上部構造物に固定される上部の中空案内部材
と、下部の中空案内部材および上部の中空案内部材に嵌
合される柱状弾塑性体とから成り、柱状弾塑性体は上下
方向へ移動可能に下部の中空案内部材または上部の中空
案内部材へ嵌合され、且つ下部の中空案内部材および上
部の中空案内部材は柱状弾塑性体より剛性の高い材料か
ら成るものが好ましい。これにより、例えば柱状弾塑性
体を下部の中空案内部材に固定させ、上部の中空案内部
材に上下方向へ移動可能に嵌合させれば、構造物および
基礎、または上部構造物および下部構造物が大きく相対
変位したときに柱状弾塑性体が塑性破壊して分裂して
も、上部の中空案内部材内に残された柱状弾塑性体片は
下部の中空案内部材上の位置から外れた位置で重力によ
り落下するので、分裂した柱状弾塑性体片同士が接触す
るブレーキ現象を回避することができる。また、柱状弾
塑性体を上部の中空案内部材に固定させ、下部の中空案
内部材に上下方向へ移動可能に嵌合させれば、下部の中
空案内部材内に残された柱状弾塑性体を下方へ移動させ
ることができるので、分裂した柱状弾塑性体片同士が接
触するブレーキ現象を回避することができる。さらに、
柱状断塑性体と、当該柱状弾塑性体が上下方向へ移動可
能に嵌合されている上部の中空案内部材あるいは下部の
中空案内部材とが齧ってしまうことを防ぐことができ
る。
【0015】また、本発明の免震装置において、静止時
の相対する下部の中空案内部材および上部の中空案内部
材間の隙間は、0.1〜10mmであることが好ましい。
これにより、転がり支承、滑り支承あるいは積層ゴム支
承等、何れの振動エネルギ吸収手段でも、柱状弾塑性体
の特性に応じた降伏力を得ることができる。また、本発
明の免震装置において、静止時の相対する下部の中空案
内部材および上部の中空案内部材間の隙間は、柱状弾塑
性体が円柱体における当該柱状弾塑性体の直径の2〜5
0%であることが好ましい。これにより、柱状弾塑性体
の特性に応じた降伏力を得ることができ、且つ柱状弾塑
性体の降伏から破断に至るまでの剪断方向の変位を可変
させることができる。
【0016】また、本発明の免震装置において上部の中
空案内部材または下部の中空案内部材の内周面と、柱状
弾塑性体の外周面との隙間は、0.02〜1mmであるこ
とが好ましい。これにより、柱状弾塑性体をスムーズに
直線移動させることができるようになる。また、本発明
の免震装置において上部の中空案内部材または下部の中
空案内部材の内周面と、柱状弾塑性体の外周面との隙間
は、柱状弾塑性体が円柱体における当該柱状弾塑性体の
直径の0.1〜10%であることが好ましい。これによ
り、直径が大きい柱状弾塑性体の直線性を確保できる。
【0017】また、本発明の免震装置において柱状弾塑
性体は、上部の中空案内部材または下部の中空案内部材
に摺動抵抗の少ない摺動材を介して嵌合されていること
が好ましい。これにより、上部の中空案内部材内または
下部の中空案内部材内に残された柱状弾塑性体片を、引
っ掛かることなくスムーズに移動させることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の免震装置の実施の
一形態について、図面を参照して説明する。本発明の免
震装置は図1(a)に示すように、比較的軽量な構造物
である建物2と、基礎である地盤3との間に介装され、
水平方向に発生する振動エネルギによって大きく相対変
位して当該水平方向の振動エネルギを吸収する振動エネ
ルギ吸収手段である転がり支承体4と、当該水平方向の
振動エネルギが所定値未満では展延性に富んだ状態で弾
塑性変形し且つ所定値以上では塑性破壊する円柱状弾塑
性体6を有するトリガー機構5とを備えている。この転
がり支承体4とトリガー機構5とは、建物2と地盤3と
が大きく相対変位したときに互いに干渉することのない
位置へ並列に配置されている。
【0019】転がり支承体4は、建物2に固定されボー
ルベアリング7を転動自在に下方に突出させて支承する
支承部材8と、一定の曲率から成り中心部が最深となる
凹曲面部9が設けられた受皿部材10とから成り、支承
部材8のボールベアリング7が受皿部材10の凹曲面部
9上で転動するように構成されている。したがって、水
平方向へ移動した支承部材8は建物2の重力作用で凹曲
面部9に沿って元の位置、即ち、凹曲面部9の最深位置
に戻ることができる。これにより、建物2は、元の位置
に完全復帰することができる。なお、このような凹曲面
部9は必ずしも一定の曲率である必要はなく、ある角度
から成る傾斜面、あるいは外周に向かうにしたがって徐
々に曲率が大きくなるような形状のものでもよい。
【0020】トリガー機構5は、例えば図1(b)に示
すように、地盤3に固定される中空案内部材である下部
ブッシュ11と、下部ブッシュ11直上に配置され建物
2に固定される中空案内部材である上部ブッシュ12
と、下部ブッシュ11および上部ブッシュ12に嵌合さ
れる円柱状弾塑性体6とから成るもので、円柱状弾塑性
体6は下部ブッシュ11に接着剤等により固着され、上
部ブッシュ12に上下方向へ移動可能に嵌合されてい
る。
【0021】このような円柱状弾塑性体6としては、屋
外放置される使用環境を考慮すると、劣化が少なく、而
も展延性に富み且つ容易に弾塑性変形できる純鉛が好ま
しいが、弾塑性変形可能なポリエチレン等の樹脂材料や
アルミニウムでもよい。この円柱状弾塑性体6が嵌合さ
れる上部ブッシュ12および下部ブッシュ11は、円柱
状弾塑性体6より剛性の高い材料が好ましく、円柱状弾
塑性体6が鉛プラグの場合は、一般構造用圧延鋼材や機
械構造用炭素鋼鋼材等の剛性材料もしくは鉛より剛性の
高い樹脂材料がよい。これは、円柱状弾塑性体6と上部
ブッシュ12とが齧ってしまうことを防ぐためである。
なお、上部ブッシュ12の内周に摺動材としてポリテト
ラフルオロエチレン等のフッ素樹脂や硬質クロームメッ
キ等をコーティングすることにより、円柱状弾塑性体6
を上部ブッシュ12内において引っ掛かることなくスム
ーズに摺動させることができる。
【0022】また、静止時の相対する下部ブッシュ11
および上部ブッシュ12間の隙間S1は、円柱状弾塑性
体6が剪断変形した際の降伏力から求められる。例えば
円柱状弾塑性体6が鉛プラグとすると、例えば、図2に
示すように、鉛プラグの直径を57mmとし剪断変形させ
る隙間W1を2.8mmにすると、戸建て住宅等の比較的
軽量な構造物に適した免震装置に好適な降伏力120kg
f/cm2位を得ることができる(オーム社1997年9月
発行、日本免震構造協会編「免震積層ゴム入門」)。し
たがって、下部ブッシュ11および上部ブッシュ12間
の隙間W1を小さくして、円柱状弾塑性体6に純剪断方
向の力が加わるようにすれば、容易に任意の降伏力を設
定することができるので、免震設計がし易くなる。
【0023】このように降伏力を設定することにより、
円柱状弾塑性体6を、水平方向の振動エネルギが所定値
未満では展延性に富んだ状態で塑性変形させ、所定値以
上では塑性破壊させることができる。さらに、上部ブッ
シュ12の内周面12aと、円柱状弾塑性体6の外周面
6aとの隙間W2は、0.02〜0.5mm、または0.
1〜2%が好ましい。これは、比較的軽量な建物2の重
量に対応した円柱状弾塑性体6を、上部ブッシュ12内
でスムーズに上下方向に移動させるためである。なお、
円柱状弾塑性体6の直径が大きくなる場合には、当該円
柱状弾塑性体6の直線性を考慮して、この隙間W2を
0.1〜1mm、または円柱状弾塑性体6の直径の2〜1
0%にするとよい。上限を1mmまたは円柱状弾塑性体6
の直径の10%にしたのは、これ以上大きくすると、円
柱状弾塑性体6の直線性を保つことが困難になるからで
ある。また、上部ブッシュ12の内周面12aに摺動抵
抗の少ない摺動材をコーティングした場合は、隙間W2
を±0mmにしても、円柱状弾塑性体6を上下方向に移動
させることが可能になる。
【0024】このように構成された免震装置1のトリガ
ー機構5を、転がり支承体4によって地盤3上に支承さ
れた建物2と、地盤3との間に設置する場合について説
明する。なお、上部ブッシュ12を建物2に固定させ、
下部ブッシュ11を地盤3に固定させると、円柱状弾塑
性体6を各ブッシュ11、12に嵌合させるためには、
建物2を所定位置まで上昇させなければならないので、
図3に示すような2分割されたブッシュ21、22を使
用する。
【0025】まず、予め定められた地盤3上に、一方の
下部ブッシュ21Aを固定ボルト13で固定させ、この
一方の下部ブッシュ21A内に円柱状弾塑性体6を固着
させる。円柱状弾塑性体6を一方の下部ブッシュ21A
に固着後、当該一方の下部ブッシュ21Aに他方の下部
ブッシュ21Bを取付ボルト14で締結させ、さらに、
他方の下部ブッシュ21Bを地盤3上に固定ボルト15
で固定させて、円柱状弾塑性体6を下部ブッシュ21に
固着させる。
【0026】次に、下部ブッシュ21に固着された円柱
状弾塑性体6に一方の上部ブッシュ22Aを嵌合させ、
この一方の上部ブッシュ22Aと、相対する下部ブッシ
ュ21との隙間をスペーサ等(図示せず)を用いて設定
値に調整し、当該一方の上部ブッシュ22Aに他方の上
部ブッシュ22Bを取付ボルト16で締結させ、さら
に、この上部ブッシュ22を建物2に固定ボルト17、
18で固定させ、円柱状弾塑性体6を上部ブッシュ22
へ上下方向に摺動可能に嵌合させて、トリガー機構5の
組立てを完了する。
【0027】また、円柱状弾塑性体6が塑性破壊して分
裂後は、2分割された上部ブッシュ22および下部ブッ
シュ21の各取付ボルト14、16を外し、さらに、こ
の上部ブッシュ22および下部ブッシュ21のそれぞれ
一方のブッシュの固定ボルトを外すことにより当該各ブ
ッシュを取り外して、各円柱状弾塑性体片を取り除く。
そして、上部ブッシュ22および下部ブッシュ21の損
傷を点検して、損傷がなければ新しい円柱状弾塑性体6
を上述した組立要領で組立てる。このように、2分割さ
れた上部ブッシュ22および下部ブッシュ21を有する
トリガー機構5によれば、円柱状弾塑性体6が塑性破壊
して分裂しても容易に付け替えることができるようにな
る。
【0028】なお、2分割されたブッシュを上部、下部
の何れか一方に使用した場合でも、建物2を所定の位置
まで上昇させることなくトリガー機構5を組立てること
は可能である。また、ブッシュが2分割されていない場
合には、上部ブッシュを建物に、下部ブッシュを地盤上
にそれぞれ固定後、建物に設けられた孔から円柱状弾塑
性体を挿入して組立ててもよく、また、上部ブッシュお
よび下部ブッシュに円柱状弾塑性体を組込んでから、建
物および地盤上に固定させてもよい。
【0029】次に、本発明の免震装置1の免震動作につ
いて説明する。なお、トリガー機構5は、2分割されて
いない上部ブッシュ12および下部ブッシュ11を用い
たものにする。建物2に強風や小地震による水平方向の
振動エネルギが加わると、トリガー機構5の円柱状弾塑
性体6は図4(a)、(b)に示すように、高い初期剛
性により建物2の揺れを抑制させる。
【0030】また、建物2に中地震による水平方向の振
動エネルギが加わると、トリガー機構5の円柱状弾塑性
体6は図5(a)、(b)に示すように、弾塑性変形し
て建物2の揺れを減衰させる。この際、建物2は転がり
支承体4(図1(a)参照)により元の位置に復帰する
ことができる。なお、円柱状弾塑性体6は、弾塑性変形
する時の剪断応力の設定次第で、建物2の揺れを抑制さ
せることもできる。
【0031】さらに、建物2に大地震による水平方向の
振動エネルギが加わると、トリガー機構5の円柱状弾塑
性体6は図6(a)、(b)に示すように、塑性破壊す
るので、転がり支承体4により建物2の振動周期は長周
期化される。この際、建物2および地盤3が大きく相対
変位したときに円柱状弾塑性体6が塑性破壊して分裂し
ても、上部ブッシュ12内に残された円柱状弾塑性体片
6Aは下部ブッシュ11上の位置から外れた位置で重力
によって落下するので、分裂した円柱状弾塑性体片6
A、6B同士が接触するブレーキ現象を回避することが
できる。また、建物2の振動周期を長周期化させても、
転がり支承体4とトリガー機構5とは互いに干渉するこ
とのない位置に配置されているので、大地震によって建
物2が水平方向へ大きく変位しても正常な免震機能を確
保できる。なお、円柱状弾塑性体6は、塑性破壊する時
の剪断応力の設定次第で、建物2の揺れを減衰させるこ
ともできる。
【0032】なお、本発明の実施の一形態においては、
円柱状弾塑性体6を下部ブッシュ11に固着させ、上部
ブッシュ12に上下方向に移動可能に嵌合させていた
が、これに限らず、上部ブッシュ12に固定させ、下部
ブッシュ11に上下方向に移動可能に嵌合させてもよ
い。例えば、図7に示すように、一端にフランジ60が
設けられた円柱状弾塑性体6′を、このフランジ60が
嵌合可能な切欠き120が切り欠かれた上部ブッシュ1
2′に嵌合させて、円柱状弾塑性体6′を上部ブッシュ
12′に固定させる。また、上部ブッシュ12′に固定
された円柱状弾塑性体6′は、下部ブッシュ11内に空
間S1を残した状態で嵌合されている。
【0033】このように円柱状弾塑性体6′が上部ブッ
シュ12′に固着されたトリガー機構5に、大地震によ
る水平方向の力が加わると、建物2および地盤3が大き
く相対変位して円柱状弾塑性体6′は塑性破壊して分裂
する。この際、下部ブッシュ11内に残された円柱状弾
塑性体片は、当該下部ブッシュ11内の空間S1へ重力
によって落下するので、円柱状弾塑性体片同士が接触す
るブレーキ現象を回避することができる。
【0034】また、本発明の実施の一形態においては、
トリガー機構の分裂した上部ブッシュ側の柱状弾塑性体
片を重力による落下で離脱させていたが、上部ブッシュ
内で引っ掛かってしまう場合等を考慮して、強制離脱さ
せることができる弾性体をトリガー機構に設けてもよ
い。例えば図8に示すように、上部ブッシュ12内に弾
性体であるコイルスプリング23を内設してもよい。こ
の際、上部ブッシュ12の建物2に固定させる側の中空
部S2に、コイルスプリング23を固定させるキャップ
プレート24をかしめ、溶接、捩じ込み等により固定さ
せる。このようなキャッププレート24が固定された上
部ブッシュ12を有するトリガー機構5を、建物2およ
び地盤3間で組立てると、キャッププレート24に固定
されたコイルスプリング23により、円柱状弾塑性体6
は上部ブッシュ12内から常時、離脱方向へ付勢される
ことになる。なお、上部ブッシュ12内に摺動抵抗の少
ない摺動材(ポリテトラフルオロエチレン等のフッ素樹
脂、硬質クロームメッキ等)25をコーティングすれ
ば、円柱状弾塑性体6をスムーズに移動させることがで
きる。
【0035】このように、上部ブッシュ12内にコイル
スプリング23が内設されたトリガー機構5に、水平方
向の大きな振動エネルギが加わると、建物2および地盤
3が大きく相対変位して円柱状弾塑性体6は塑性破壊し
て分裂し、上部ブッシュ12内に残された円柱状弾塑性
体片は、コイルスプリング23により強制離脱されるの
で、確実にブレーキ現象を回避させることができる。
【0036】なお、コイルスプリングが内設されたトリ
ガー機構は、上述のような構造のものに限らず、下部ブ
ッシュ内にコイルスプリングを内設しても、同様の効果
を得ることができる。また、弾性体はコイルスプリング
に限らず、円柱状弾塑性体にブッシュ内から強制離脱さ
せるだけの付勢力を付与することができれば、皿ばね、
ゴム状弾性体でもよい。
【0037】また、上述した本発明の実施の各形態によ
れば、柱状弾塑性体に円柱のものを使用したが、これに
限らず、四角形でも多角形でもよい。これは、柱状弾塑
性体の降伏力が断面積−剪断応力の関係で求まるからで
ある。この際、柱状弾塑性体を四角形や多角形のものに
した場合は、中空案内部材もその柱状弾塑性体に嵌合さ
せることができるような形状に形成させる。
【0038】なお、建物の揺れ幅および揺れ時間を抑制
するために、図9に示すようにダンパ26をトリガー機
構5とは別置で、建物2および地盤3間に設けてもよ
い。この際、ダンパ26は転がり支承体4と別置(図示
通り)または一体形成で配することができる。また、本
発明の免震装置の設置箇所は構造物および地盤間には限
らず、例えば上部構造物および下部構造物となるビルの
8階と9階との間に設置してもよい。
【0039】さらに、上述した本発明の実施の各形態に
よれば、振動エネルギ吸収手段として転がり支承体を使
用していたが、これに限らず、積層ゴムなど、振動エネ
ルギを吸収できればどのようなものでもよい。このよう
な本発明の免震装置は、除振作用を有しているのは元よ
り、振動を発生する機器から基礎に当該振動が伝われ
ば、防振作用することになる。
【0040】
【実施例】さらに、本発明の免震装置に使用されるトリ
ガー機構の剪断変形性能について、以下のような条件で
実験を行なった。柱状弾塑性体に純度99.99%以上
で直径が20mmの鉛プラグを、中空案内部材にステンレ
ス製のブッシュを使用し、鉛プラグを下部ブッシュに固
定し上部ブッシュに摺動自在に嵌合した。また、静止時
の相対する下部ブッシュおよび上部ブッシュ間の隙間を
2mmとした。このようなトリガー機構を使用して鉛プラ
グの剪断変形に対する降伏力を測定した。
【0041】この測定によれば、静止時の相対する下部
ブッシュおよび上部ブッシュ間の隙間が2mmの場合に
は、降伏力が約110kgf/cm2になることが実証され
た。したがって、戸建て住宅等の比較的軽量な構造物に
適した免震装置に好適な降伏力約120kgf/cm2(図
2)とほぼ一致することが確認できた。これにより、戸
建て住宅に適することがわかった。
【0042】なお、水平方向に振動エネルギが発生する
と構造物を上方へ移動させる振動エネルギ吸収手段が使
用されている場合には、この隙間は0.1mm程度あれば
よく、また、振動エネルギ吸収手段に積層ゴム支承体が
使用されている場合にはゴム材料のクリープを考慮しな
ければならないので、この隙間は2〜10mm程度にしな
ければならない。したがって、免震装置の実用性を考慮
すれば、この隙間は0.1〜10mm、あるいは鉛プラグ
の直径の2〜50%が好ましい。これは、鉛プラグの特
性に応じた降伏力を得て、降伏から破断に至るまでの剪
断方向の変位を可変させるためである。なお、降伏まで
の変位と破断までの変位とを大きくするには、この隙間
を大きくすればよい。
【0043】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の免震装
置によれば、構造物が風荷重等により揺動するのを回避
すると共に、地震発生時には効果的に免震機能を果たす
ことができるので、快適な居住性を確保できる。また、
構造が簡易なことから、材料費が削減でき而も施工が容
易になるので、低コストで設置できるようになる。
【0044】さらに、水平方向に発生した大きな振動エ
ネルギにより柱状弾塑性体が塑性破壊して分裂しても、
何れか一方の中空案内部材に残された柱状弾塑性体片
を、弾性体により強制離脱させることができるので、柱
状弾塑性体片同士が接触するブレーキ現象を確実に回避
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の免震装置の実施の一形態を示す図で、
(a)は全体図、(b)はトリガー機構の詳細図。
【図2】柱状弾塑性体として使用される鉛プラグの剪断
応力と剪断ひずみとの関係を表すグラフ。
【図3】本発明の免震装置に使用されるトリガー機構の
他の実施の一形態を示す図で、(a)は正面図、(b)
は(a)のA−A断面図、(c)は(a)のB−B断面
図。
【図4】本発明の免震装置に使用されるトリガー機構が
強風や小地震による水平方向の振動エネルギを受けた場
合の状態を示す図で、(a)は詳細図、(b)はトリガ
ー機構の円柱状弾塑性体の剪断応力Pと剪断ひずみδと
の関係を表すグラフ。
【図5】本発明の免震装置に使用されるトリガー機構が
中地震による水平方向の振動エネルギを受けた場合の状
態を示す図で、(a)は詳細図、(b)はトリガー機構
の円柱状弾塑性体の剪断応力Pと剪断ひずみδとの関係
を表すグラフ。
【図6】本発明の免震装置に使用されるトリガー機構が
大地震による水平方向の振動エネルギを受けた場合の状
態を示す図で、(a)は詳細図、(b)はトリガー機構
の円柱状弾塑性体の剪断応力Pと剪断ひずみδとの関係
を表すグラフ。
【図7】本発明の免震装置に使用されるトリガー機構の
他の実施の一形態を示す側断面図。
【図8】本発明の免震装置に使用されるトリガー機構の
他の実施の一形態を示す側断面図。
【図9】本発明の免震装置の他の実施の一形態を示す全
体図。
【図10】従来の免震装置を示す全体図。
【図11】従来の免震装置を示す全体図。
【図12】従来の免震装置を示す全体図。
【図13】従来の免震装置を示す全体図。
【図14】従来の免震装置(地震入力低減装置)を示す
全体図。
【図15】図14の従来の免震装置が中地震による水平
方向の振動エネルギを受けた場合の、柱状部材の剪断応
力Pと剪断ひずみδとの関係を表すグラフ。
【符号の説明】
1・・・・・免震装置 2・・・・・建物(構造物) 3・・・・・地盤(基礎) 4・・・・・転がり支承体(振動エネルギ吸収手段) 5・・・・・トリガー機構 6、6′・・・・・円柱状弾塑性体 6A・・・・・上部ブッシュ側の円柱状弾塑性体片 6B・・・・・下部ブッシュ側の円柱状弾塑性体片 11、21・・・・・下部ブッシュ(下部の中空案内部材) 12、12′、22・・・・・上部ブッシュ(上部の中空案
内部材) 23・・・・・コイルスプリング(弾塑性体) 25・・・・・摺動材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F16F 15/04 F16F 15/04 E (72)発明者 福田 滋夫 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番1 号 昭和電線電纜株式会社内 (72)発明者 関 雅英 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番1 号 昭和電線電纜株式会社内 (72)発明者 小林 公樹 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番1 号 昭和電線電纜株式会社内 (72)発明者 箕輪 昌啓 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番1 号 昭和電線電纜株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平方向に発生する振動エネルギによって
    大きく相対変位して当該振動エネルギを吸収する振動エ
    ネルギ吸収手段と、前記水平方向の振動エネルギが所定
    値未満では展延性に富んだ状態で弾塑性変形し且つ所定
    値以上では塑性破壊する柱状弾塑性体を有するトリガー
    機構とを備え、前記振動エネルギ吸収手段および前記ト
    リガー機構は、構造物および基礎間または上部構造物お
    よび下部構造物間に並列に介装されると共に、前記構造
    物および前記基礎、または前記上部構造物および前記下
    部構造物が大きく相対変位したときに互いに干渉するこ
    とのない位置に配置されていることを特徴とする免震装
    置。
  2. 【請求項2】前記トリガー機構は、前記基礎または前記
    下部構造物に固定される下部の中空案内部材と、前記下
    部の中空案内部材の直上に配置され前記構造物または前
    記上部構造物に固定される上部の中空案内部材と、前記
    下部の中空案内部材および前記上部の中空案内部材に嵌
    合される柱状弾塑性体とから成り、前記柱状弾塑性体は
    上下方向へ移動可能に前記下部の中空案内部材または前
    記上部の中空案内部材へ嵌合され、且つ前記下部の中空
    案内部材および前記上部の中空案内部材は前記柱状弾塑
    性体より剛性の高い材料から成ることを特徴とする請求
    項1記載の免震装置。
  3. 【請求項3】静止時の相対する前記下部の中空案内部材
    および前記上部の中空案内部材間の隙間は0.1〜10
    mmであることを特徴とする請求項2記載の免震装置。
  4. 【請求項4】静止時の相対する前記下部の中空案内部材
    および前記上部の中空案内部材間の隙間は、前記柱状弾
    塑性体が円柱体における当該柱状弾塑性体の直径の2〜
    50%であることを特徴とする請求項2記載の免震装
    置。
  5. 【請求項5】前記上部の中空案内部材または前記下部の
    中空案内部材の内周面と、前記柱状弾塑性体の外周面と
    の隙間は0.02〜1mmであることを特徴とする請求項
    2、3または4記載の免震装置。
  6. 【請求項6】前記上部の中空案内部材または前記下部の
    中空案内部材の内周面と、前記柱状弾塑性体の外周面と
    の隙間は、前記柱状弾塑性体が円柱体における当該柱状
    弾塑性体の直径の0.1〜10%であることを特徴とす
    る請求項2、3または4記載の免震装置。
  7. 【請求項7】前記柱状弾塑性体は前記上部の中空案内部
    材または前記下部の中空案内部材に摺動抵抗の少ない摺
    動材を介して嵌合されていることを特徴とする請求項
    2、3、4、5または6記載の免震装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001182371A (ja) * 1999-12-24 2001-07-06 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 免震型鉄塔および既設鉄塔への免震装置の設置方法
KR101001649B1 (ko) 2010-06-08 2010-12-17 (주)에코닝 편심롤러베어링을 이용한 진동저감장치
JP2016084874A (ja) * 2014-10-27 2016-05-19 大和ハウス工業株式会社 せん断ダンパ
JP2017512271A (ja) * 2014-01-24 2017-05-18 ジラルディーニ・ソシエタ・ア・レスポンサビリタ・リミタータGirardini S.R.L. ディシペータ

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US10590670B2 (en) 2014-01-24 2020-03-17 Marco Ferrari Dissipator
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