JPH11248156A - グロー装置 - Google Patents

グロー装置

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JPH11248156A
JPH11248156A JP6420498A JP6420498A JPH11248156A JP H11248156 A JPH11248156 A JP H11248156A JP 6420498 A JP6420498 A JP 6420498A JP 6420498 A JP6420498 A JP 6420498A JP H11248156 A JPH11248156 A JP H11248156A
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current
glow
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JP6420498A
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Inventor
Hiroshi Yorita
浩 頼田
Toru Yoshinaga
融 吉永
Michihiro Wakimoto
道弘 脇本
Atsushi Kurano
敦 倉野
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Denso Corp
Soken Inc
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Denso Corp
Nippon Soken Inc
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P19/00Incandescent ignition, e.g. during starting of internal combustion engines; Combination of incandescent and spark ignition
    • F02P19/02Incandescent ignition, e.g. during starting of internal combustion engines; Combination of incandescent and spark ignition electric, e.g. layout of circuits of apparatus having glowing plugs
    • F02P19/028Incandescent ignition, e.g. during starting of internal combustion engines; Combination of incandescent and spark ignition electric, e.g. layout of circuits of apparatus having glowing plugs the glow plug being combined with or used as a sensor

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃焼イオン検出機能を備えた実用的なグロー
装置を提供することである。 【解決手段】 グロープラグ1の通電発熱体12の一端
と電源3の一方の極とを第1の給電線21により常時導
通せしめ、通電発熱体12の他端と電源3の他方の極と
をスイッチ4を設けた第2の給電線22により導通また
は遮断せしめ、グロープラグ1と一体に通電発熱体12
と導通する第1の電極51と、検出線6を介して電源3
の他方の極と接続された第2の電極52とを設け、検出
線6を流れる電流を電流検出手段7により検出する構成
とすることで、電源3およびグロープラグ1とをグロー
作動用とイオン検出用とに兼用とするとともに、スイッ
チ4のオンまたはオフによらずイオン電流検出を可能と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関のグロー
装置に関し、特に燃焼時に発生する燃焼イオンを検出す
る機能を備えたグロー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関のグロー装置は、ヒータを内蔵
したグロープラグを燃焼室の室壁に設け、ヒータに電源
から通電してヒータを赤熱し燃焼室の混合気に着火す
る。
【0003】一方、内燃機関の燃焼制御システムにおい
て、燃焼状態を計測する種々の技術が提案されている。
その中に、燃焼時に燃焼イオンが発生して燃焼火炎が燃
焼イオン濃度に応じて導電性を示すことを利用し、例え
ば1対の電極を備えた検出用のプラグを用意してこれを
グロープラグとともに燃焼室の室壁に設けて電極間に電
圧を印加し、燃焼イオンの濃度に応じて流れる電流(イ
オン電流)を検出することで、燃焼状態を計測する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記燃焼状態
計測技術では検出用の電極や、電極への電圧印加用の回
路が必要であるが、これらを別途内燃機関に付設すると
すると、構成が複雑化して製造工程の増加、コストの上
昇は免れない。
【0005】そこで、本発明は、グロープラグや回路の
一部を燃焼状態検出のための構成と兼用し、しかも実用
的なグロー装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、絶縁体中に通電発熱体が埋設されたグロープラグを
内燃機関の燃焼室の室壁に設ける。第1の給電線により
通電発熱体の一端と電源の一方の極間を常時導通せし
め、スイッチが設けられた第2の給電線により通電発熱
体の他端と電源の他方の極間を導通または遮断せしめ
る。グロープラグと一体に第1および第2の電極を燃焼
室雰囲気に曝されるように設ける。第1の電極は、通電
発熱体または第1の給電線と導通せしめる。第2の電極
は、検出線を介して電源の他方の極と接続する。検出線
を流れる電流を検出する電流検出手段を具備せしめる。
【0007】スイッチがオンすると、電源の一方の極〜
第1の給電線〜通電発熱体〜第2の給電線〜電源の他方
の極というグロー作動用の経路で電流が流れ、通電発熱
体を赤熱して燃焼室の混合気に着火し燃焼火炎が発生す
る。
【0008】燃焼火炎は、燃焼イオンにより導電性を示
し、上記経路とは別に、電源の一方の極〜第1の給電線
(または第1の給電線〜通電発熱体)〜第1、第2の電
極〜検出線〜電源の他方の極という検出作動用の経路で
電流が流れる。このとき電流線路に流れる電流は燃焼イ
オン濃度に応じて流れるイオン電流のみであり、電流検
出手段が高い検出精度で微小なイオン電流を検出でき
る。またスイッチがオフしてグロー作動用の経路に電流
が流れなくなっても、検出作動用の経路にはイオン電流
が流れる。このようにグロー作動中であるとないとにか
かわらず、イオン電流に基づいて常時燃焼状態が検出で
きる。
【0009】しかも電源はグロー作動用と検出作動用と
で兼用である。またグロープラグもこれと検出作動用の
電極が一体であり、燃焼室等の設計変更等を要しない。
きわめて実用的なイオン電流検出機能を備えたグロー装
置となる。
【0010】請求項2記載の発明では、上記第1の電極
を上記絶縁体に上記通電発熱体の近接位置に埋設すると
ともに一部を絶縁体の表面から露出せしめ、上記第2の
電極を絶縁体の表面に上記通電発熱体の近接位置に配設
する。このように、両電極を通電発熱体に近接せしめる
ことで、スイッチオン時のグロープラグのデポジット焼
き切り作用により、デポジットの、両電極間のコンダク
タンスへの影響を低減できる。
【0011】請求項3記載の発明では、第1の電極を、
第1の給電線を通電発熱体との接続部から引き出してな
る構成とすることで、電源の一方の極から第1の電極に
到る経路の電圧降下が小さくて済み、スイッチオン時に
も両電極間に印加される電圧が大きくなって、イオン電
流の検出感度をスイッチオフ時と同程度まで高めること
ができる。
【0012】請求項4記載の発明では、電流検出手段に
より検出された電流を予め設定した燃焼判定基準値と比
較して燃焼状態を判定する判定手段を具備せしめる。上
記燃焼判定基準値を、スイッチオン時とオフ時とでそれ
ぞれ設定する。
【0013】これにより、スイッチオン時とオフ時と
で、両電極間への印加電圧が異なって検出電流に差があ
っても、燃焼状態について同じ判定結果を出すようにす
ることができる。
【0014】請求項5記載の発明では、電流検出手段
に、電流検出信号から直流成分を除去するハイパスフィ
ルタを設けることで、上記デポジットの影響でイオン電
流の0点が上昇するのを防止できる。
【0015】請求項6記載の発明では、検出線の途中
に、電源と逆極性の別の電源を設けることで、両電極間
への印加電圧を別の電源の電圧だけ上げ、イオン電流の
検出感度をさらに高めることができる。
【0016】請求項7記載の発明では、検出線の電流を
検出する電流検出手段と、第1の給電線電流を検出する
別の電流検出手段とで、検出電流の差が予め設定した異
常判定基準値よりも大きいとき、電流の検出異常と判定
する検出異常判定手段とを具備せしめる。
【0017】スイッチオフ時には電流は上記検出用の経
路のみを流れる。該経路においてリーク電流や、ノイズ
の混入があると、第1の給電線と検出線とで流れる電流
に差が生じ、この差はリーク電流等が大きくなる程拡が
る。しかして両電流検出手段の検出電流の差を異常判定
基準値と比較することで、電流検出における異常の有無
が知られる。
【0018】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1に本発明に
なるグロー装置の第1の実施形態を示す。グロー装置
は、グロープラグ1およびその周辺回路3,4等とを有
し構成されている。グロープラグ1は燃焼室Bの室壁W
に、これを貫通して設けられており、室壁Wと螺結した
筒状のハウジング13と、これに同軸に保持され燃焼室
B側に突出する棒状のヒータ1a等からなる。
【0019】ヒータ1aは絶縁体11の先端部に略U字
状の通電発熱体12が埋設されたもので、絶縁体11は
例えばSi34 等の絶縁性のセラミック等が用いられ、
通電発熱体12は、例えば上記絶縁性のセラミックとM
oO2 等の導電性のセラミックとの混合体が用いられ
る。
【0020】通電発熱体12の両端121,122に
は、それぞれリード211,221が接続してあり、リ
ード211,221の先端はそれぞれハウジング13の
上端面から突出する端子15,16に通じている。リー
ド211は、少なくとも高温となる通電発熱体12側の
部分にタングステン等の高融点の金属が用いられる。
【0021】通電発熱体12の一端121と接続された
第1の端子15には、導線212により車載バッテリ等
の直流の電源3の正極が接続してある。リード211、
導線212とで第1の給電線21が構成され、通電発熱
体12の一端121と電源3の正極間を常時導通せしめ
ている。一方、通電発熱体12の他端122と接続され
た第2の端子16には、導線222によりスイッチたる
リレー4の一方の接点41と接続してある。電源3の負
極とリレー4の他方の接点42は接地してある。リード
221、導線222とで第2の給電線22が構成され、
通電発熱体12の他端122と電源3の負極間を導通ま
たは遮断せしめている。リレー4は内燃機関の燃焼制御
を行う図略の制御部からソレノイド43に通電されてオ
ンし、これにより電源3から通電発熱体12に通電され
てヒータ1aが赤熱し燃焼室B内の混合気に着火するよ
うになっている。
【0022】通電発熱体12には、その曲部の中程に絶
縁体11より露出する突起部51が形成してあり、第1
の電極51としてある。またヒータ1aの外周面には第
2の電極52が設けてある。第2の電極52は、導電材
料をスリーブ状に成形してヒータ1aに嵌めてあり、ヒ
ータ1aをその先端部を残し覆っている。第2の電極5
2はハウジング13との間に設けられた絶縁部材14に
より、燃焼室Bの室壁Wを介して接地されたハウジング
13、通電発熱体12から絶縁されている。
【0023】第2の電極52はリード61を介して第3
の端子17と導通し、第3の端子17と接地間は、検出
抵抗71が設けられた導線62により接続してある。リ
ード61、導線62により検出線6が構成される。
【0024】検出抵抗71には、検出線6を流れる電流
に比例した電圧降下が生じ、検出抵抗71の両端間電圧
がオペアンプ72に入力するようになっている。オペア
ンプ72は検出線6を流れる電流に比例した検出電圧を
出力するようになっており、検出抵抗71とオペアンプ
72とで電流検出手段7が構成される。
【0025】オペアンプ72からの検出電圧を入力とし
て燃焼状態判定手段たる燃焼状態判定回路8が設けてあ
る。燃焼状態判定回路8は検出電圧を一方の入力とする
コンパレータ等から構成されて検出電圧を内部に有する
基準の電圧と比較するようになっており、検出電流が、
基準電圧に応じた燃焼判定基準値を越えたかどうかの判
定、あるいは越えた時期の計測をできるようになってい
る。計測結果は上記制御部に出力され、燃焼制御に供さ
れる。
【0026】本グロー装置の作動を説明する。上記制御
部が所定のタイミングでリレー4をオンし、通電発熱体
12に通電してヒータ1aを赤熱せしめることで、燃焼
室B内の混合気が着火し、燃焼火炎が発生する。
【0027】燃焼状態の計測について説明する。図2は
本グロー装置のリレー4オン時の概略等価回路であり、
図3はリレー4オフ時の概略等価回路である。
【0028】リレー4オン時には電源3の正極〜第1の
給電線21〜通電発熱体12〜第1、第2の電極51,
52〜第2の給電線22〜電源3の負極というグロー作
動用の経路で電流が流れ、第1の電極51は、実質的に
通電発熱体12の一端121側半部の抵抗値と他端12
2側半部の抵抗値とで分割された電位となる。図例では
第1の電極51は通電発熱体12の中程に形成されてい
るから、電源3が12Vのものだとすると第1の電極5
1の電位は約6Vであり、両電極51,52間に約6V
の電圧が印加される。
【0029】またリレー4オフ時には上記グロー作動用
の経路には電流が流れず、電源3が12Vのものだとす
ると第1の電極51の電位は約12Vであり、両電極5
1,52間に約12Vの電圧が印加される。すなわちリ
レー4のオンまたはオフにかかわりなく、常に両電極5
1,52間に電圧が印加される。
【0030】さて、燃焼火炎は燃焼イオンをキャリアと
して導電性を示し、リレー4のオンまたはオフにかかわ
りなく、電源3の正極〜第1の給電線21〜通電発熱体
12の一端121側半部〜第1、第2の電極51,52
〜検出線6〜電源3の負極という検出作動用の経路で電
流が流れ、オペアンプ72からその電流に比例した検出
電圧が出力される。
【0031】この検出される電流は、リレー4オン時に
通電発熱体12に流れるグロー用の電流を含んでおら
ず、燃焼イオン濃度に応じて流れるイオン電流のみであ
り、イオン電流が高い感度で検出できる。燃焼イオン濃
度は燃焼の規模および筒内圧に応じて変化するから、燃
焼状態判定回路8がオペアンプ72の出力電圧を入力と
して燃焼状態を判定する。
【0032】図4は正常燃焼時における着火(燃焼開
始)から燃焼終了に到るイオン電流の経時変化を示し、
実線がリレー4オフ時のもので、破線がリレー4オン時
のものである。イオン電流は、着火後、燃焼の拡大とと
もに増加し、ピークを経て燃焼規模の減衰および筒内圧
の低下とともに減少する。リレー4オフ時の方が高い電
流値を示すのは、リレー4のオン時とオフ時とで、上記
のように両電極51,52間への印加電圧が異なるため
である。
【0033】燃焼状態判定回路8は検出電流が所定の燃
焼判定基準値を越えたかどうかの判定、越えた時期等に
基づいてイオン電流の経時変化のプロファイルを計測し
燃焼の有無、着火時期、吹き消え等を判断する。例えば
燃焼の有無であれば、所定のタイミング(クランク角)
において、検出電流と燃焼判定基準値との大小に応じて
2値出力する。
【0034】このように本発明の構成ではリレー4のオ
ンまたはオフにかかわらず(グロー作動中であるとない
とにかかわらず)、イオン電流に基づいて常時燃焼状態
が計測できる。
【0035】なお電源は直流ではなく交流とすることも
できる。この場合、検出電流から両電極51,52間の
容量による電流成分を除去等してイオン電流を抽出する
構成とする。
【0036】また、イオン電流の検出には検出抵抗71
を用いているが、検出線6に電流が流れるときに検出線
6の周囲に形成される磁場を検出するのでもよい。
【0037】(第2実施形態)図5に本発明の第2実施
形態を示す。図中、図1と同じ番号を付した部分につい
ては実質的に同じ作動をするので、第1実施形態との相
違点を中心に説明する。
【0038】本実施形態は、第1実施形態の構成におい
て、検出抵抗71およびオペアンプ72の−入力端子の
接続点と接地間に別の電源3aを設けたものである。別
の電源3aは直流電源で、負極が検出抵抗71と接続
し、正極が接地してあり、第2の電極52に電源3とは
逆極性の電圧が印加される。
【0039】これにより、リレー4オン時とオフ時のい
ずれの場合にも、両電極51,52間に、第1実施形態
の構成に比して、別の電源3aの電圧だけ高い電圧が印
加される。したがってさらに大きな検出電流が得られ、
S/Nを向上させることができ、イオン電流の検出感度
が高められる。
【0040】(第3実施形態)図6に本発明の第3実施
形態を示す。図中、図1と同じ番号を付した部分につい
ては実質的に同じ作動をするので、第1実施形態との相
違点を中心に説明する。
【0041】本実施形態は、第1実施形態の構成におい
て、第1の給電線21の途中に、別の検出抵抗71aが
設けてある。別の検出抵抗71aは抵抗値が検出抵抗7
1と同じである。別の検出抵抗71aの両端間電圧を入
力としてオペアンプ72aが設けてあり、別の検出抵抗
71aを流れる電流を検出するようになっている。別の
検出抵抗71aとオペアンプ72aとで別の電流検出手
段7aが構成される。
【0042】オペアンプ72aの出力電圧と、オペアン
プ72の出力電圧とを入力とするオペアンプ91が設け
てあり、両オペアンプ72,72aの出力の差分電圧に
比例した電圧信号が出力されるようになっている。
【0043】この出力電圧は、オペアンプ91とともに
検出異常判定手段9を構成する異常判定回路92に入力
する。異常判定回路92は、オペアンプ91の出力電圧
を一方の入力とするコンパレータ等で構成され、リレー
4オフ時に出力電圧を所定の基準電圧と比較して2値判
定するようになっている。基準電圧は両検出抵抗71,
71aにおける検出電流の差が異常とみなせる値よりも
大きいかどうかを判定するための異常判定基準値に対応
している。
【0044】さてリレー4オフ時には電源3の正極〜別
の検出抵抗71a〜第1の給電線21〜通電発熱体12
の一端121側半部〜第1、第2の電極51,52〜検
出抵抗71〜電源3の負極という経路で電流が流れ、理
想的には経路各部で電流値は同じである。したがって抵
抗値の等しい両検出抵抗71,71aの両端間電圧は等
しい。したがってオペアンプ72,72aは同じ電圧を
出力し、オペアンプ91から異常判定回路92に入力す
る信号は0であり、両検出抵抗71,71aにおける検
出電流の差は異常判定基準値より小さい。
【0045】これに対して、上記電流の経路において電
流のリークが生じたり、ノイズが混入したりすると、両
オペアンプ72,72aの出力電圧に差が生じる。異常
判定回路92は、両検出抵抗71,71aにおける検出
電流の差が異常判定基準値を越えたとき、電流リーク等
によりイオン電流が誤検出されるおそれありと判断し
て、上記制御部に警報信号を発する。これにより制御部
はイオン電流検出による燃焼制御を中止し、適正な燃焼
制御が行われなくなることが回避される。
【0046】なお本実施形態の特徴部分は第1実施形態
の構成だけではなく第2実施形態の構成にも適用でき
る。
【0047】また上記各実施形態において、リレーのオ
ン時とオフ時とでは上記のごとく両電極間の印加電圧が
異なるから、燃焼イオン濃度が同じであっても検出電流
に差を生じリレー4オン時の検出電流がリレー4オフ時
の検出電流よりも小さくなる(図4参照)。
【0048】そこで燃焼状態判定回路8に上記制御部か
らリレー4のオンまたはオフを報知するリレー状態信号
が入力するように構成し、かつ燃焼状態判定回路8を、
リレー4の状態に対応して燃焼状態を検出するようにし
てもよい。
【0049】図7はかかるリレー4の状態に対応した燃
焼状態の判定の一例を示すもので、ステップS101で
は、上記制御部から入力するリレー状態信号からリレー
4のオンたはオフが判断され、リレー4がオフであれば
ステップS102に進み、検出電流をリレー4オフ用の
燃焼判定基準値1と比較し、リレー4がオンであればス
テップS103に進み、検出電流をリレー4オン用の燃
焼判定基準値2と比較する。ステップS102およびス
テップS103のいずれにおいても検出電流が燃焼判定
基準値よりも小さければ燃焼していないと判定し(ステ
ップS1O4)、検出電流が燃焼判定基準値よりも大き
ければ燃焼中と判定する(ステップS1O5)。
【0050】かかる燃焼判定基準値の切り替えは論理回
路等により行う。あるいは燃焼状態判定回路8をマイク
ロコンピュータにより構成し、ソフトウェア上で図7に
示す燃焼判定基準値の切り替えおよび燃焼状態判定を実
行してもよい。
【0051】また両燃焼判定基準値は次のように設定す
る。リレー4オン時には通電発熱体12に電流が流れ
て、両電極51,52間の印加電圧が通電発熱体12の
一端側半部の抵抗値と他端側半部の抵抗値とで分割され
た電圧に減じられるから、その減縮比率をリレー4オフ
用の燃焼判定基準値1に乗じたものが、リレー4オン用
の燃焼判定基準値2となるように設定する。
【0052】このように燃焼判定基準値を切り替えるの
ではなく、リレー4のオン時とオフ時おけるオペアンプ
72の出力差を小さくするのもよい。例えば第1の電極
51を、通電発熱体12の中程位置よりも一端121側
に寄せて形成してリレー4オン時の両電極間電圧を大き
くし、リレー4オフ時の両電極間電圧との差を小さくす
ることもできる。あるいは第1の電極51をリード21
1の途中から引き出すのでもよい。
【0053】また図8に示すように、リード211を、
通電発電体12との接続部から延長せしめて第1の電極
51aとし、その先端部511が絶縁体11の半球状の
頂面から露出する構成としてもよい。この場合、リード
211と第1の電極51aとを一体とすることで製造が
容易となり、リレー4のオン時とオフ時とで両電極51
a,52間電圧を略同じとすることができる。
【0054】但し、イオン電流が所定の着火判定基準値
に達するタイミングを検出して着火時期を計測する場合
には、図7のごとくリレー4のオン時とオフ時とで別の
着火判定基準値を用いるのがよい。図9に示すように、
着火時にはイオン電流は徐々に立ち上がるので、検出電
流に差があると着火判定時期が大きく異なってしまうか
らである。
【0055】あるいは、単一のオペアンプ72に代えて
増幅率の異なる2つのオペアンプで構成し、リレー4の
オン時とオフ時とで検出抵抗71からの検出電圧が入力
するオペアンプを切り替えるように構成し、リレー4オ
フ時用のオペアンプの増幅率を、リレー4オン時用のオ
ペアンプの増幅率に上記減縮比率を乗じた増幅率に設定
し、燃焼イオン濃度が等しければ両オペアンプから同じ
大きさの出力電圧が得られるようにしてもよい。
【0056】また上記各実施形態において、図10に示
すようにオペアンプ72の後段にハイパスフィルタ73
を設けるのもよい。図11によりハイパスフィルタ73
の作用を説明すると、リレー4オン時(グロープラグ作
動時)には、ヒータ1aの表面にデポジットが付着して
もヒータ1aの加熱でデポジットを焼き切り、イオン電
流は正確に検出される(図11(a))。しかし、リレ
ー4オフ時にヒータ1aの表面にデポジットが付着する
と、両電極51,52(または51a,52)間で、デ
ポジットによる寄生コンダクタンスが生じ、イオン電流
の検出誤差が増えてしまう(図11(b))おそれがあ
る。
【0057】ハイパスフィルタ73を設けることで、上
記寄生コンダクタンスが生じても検出電流から直流成分
が除去されてデポジットの影響を低減することができる
(図11(c))。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1のグロー装置の構成図である。
【図2】本発明の第1のグロー装置の要部の概略等価回
路図である。
【図3】本発明の第1のグロー装置の要部の別の概略等
価回路図である。
【図4】本発明の第1のグロー装置の作動を説明するグ
ラフである。
【図5】本発明の第2のグロー装置の構成図である。
【図6】本発明の第3のグロー装置の構成図である。
【図7】本発明の第4のグロー装置を説明するフローチ
ャートである。
【図8】本発明の第5のグロー装置のグロープラグの断
面図である。
【図9】本発明の第6のグロー装置を説明するグラフで
ある。
【図10】本発明の第7のグロー装置の要部回路図であ
る。
【図11】(a).(b),(c)はそれぞれ本発明の
第7のグロー装置の作動を説明するフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 グロープラグ 1a ヒータ 11 絶縁体 12 通電発熱体 121 一端 122 他端 21,22 給電線 3 電源 3a 別の電源 4 リレー(スイッチ) 51,52,51a 電極 6 検出線 7 電流検出手段 71 検出抵抗 72 オペアンプ 73 ハイパスフィルタ 7a 別の電流検出手段 8 燃焼状態判定回路(燃焼状態判定手段) 9 検出異常判定手段 91 オペアンプ 92 異常判定回路 B 燃焼室 W 室壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 脇本 道弘 愛知県西尾市下羽角町岩谷14番地 株式会 社日本自動車部品総合研究所内 (72)発明者 倉野 敦 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁体中に通電発熱体が埋設されたグロ
    ープラグを内燃機関の燃焼室の室壁に設け、電源から通
    電発熱体に第1および第2の給電線を介して電圧を印加
    して燃焼室の混合気に着火するようになしたグロー装置
    において、上記第1の給電線により上記通電発熱体の一
    端と上記電源の一方の極間を常時導通せしめ、上記第2
    の給電線にスイッチを設けて通電発熱体の他端と電源の
    他方の極間を導通または遮断せしめ、かつ燃焼室雰囲気
    に曝され上記グロープラグと一体に設けられた1対の電
    極であって、上記通電発熱体または第1の給電線と導通
    する第1の電極および検出線を介して電源の他方の極と
    接続された第2の電極と、検出線を流れる電流を検出す
    る電流検出手段とを具備せしめたことを特徴とするグロ
    ー装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のグロー装置において、上
    記第1の電極を上記絶縁体に上記通電発熱体の近接位置
    に埋設するとともに一部を絶縁体の表面から露出せし
    め、上記第2の電極を絶縁体の表面に上記通電発熱体の
    近接位置に配設したグロー装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2いずれか記載のグロー
    装置において、上記第1の電極を、上記第1の給電線を
    上記通電発熱体との接続部から引き出してなる構成とし
    たグロー装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3いずれか記載のグロー
    装置において、上記電流検出手段により検出された電流
    を予め設定した燃焼判定基準値と比較して燃焼状態を判
    定する燃焼状態判定手段を具備せしめ、上記燃焼判定基
    準値を、上記スイッチのオン時とオフ時とでそれぞれ設
    定したグロー装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4いずれか記載のグロー
    装置において、上記電流検出手段に、電流検出信号から
    直流成分を除去するハイパスフィルタを設けたグロー装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5いずれか記載のグロー
    装置において、上記検出線の途中に、上記電源と逆極性
    の別の電源を設けたグロー装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6いずれか記載のグロー
    装置において、上記第1の給電線を流れる電流を検出す
    る別の電流検出手段と、両電流検出手段により検出され
    た電流の差が予め設定した異常判定基準値よりも大きい
    とき、電流の検出異常と判定する検出異常判定手段とを
    具備せしめたグロー装置。
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