JPH11248626A - 路面凍結検知センサ - Google Patents

路面凍結検知センサ

Info

Publication number
JPH11248626A
JPH11248626A JP4573198A JP4573198A JPH11248626A JP H11248626 A JPH11248626 A JP H11248626A JP 4573198 A JP4573198 A JP 4573198A JP 4573198 A JP4573198 A JP 4573198A JP H11248626 A JPH11248626 A JP H11248626A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
road surface
reflection component
lens
light receiving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP4573198A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiro Murata
芳郎 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP4573198A priority Critical patent/JPH11248626A/ja
Publication of JPH11248626A publication Critical patent/JPH11248626A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両に搭載され、路面が凍結しているか否か
を光学的に検知する路面凍結検知センサにおいて、レン
ズ表面に汚れが付着しても、影響を受けることなく、安
定して検知を行うことができるようにする。 【解決手段】 1つの投光レンズ13を介して正反射用
と拡散反射用の2つのLED11,12による投光が行
われ、1つの受光レンズ23を介して正反射用と拡散反
射用の2つのPD21,22による受光が行われるよう
にした。これにより、投光レンズ13や受光レンズ23
の表面が汚れ、これらレンズ13,23の透過率が変化
しても、2つのPD21,22による受光量は同一の比
率で変化するので、受光信号の比率にはレンズの汚れに
よる影響は現れなくなり、路面が凍結しているか否かを
安定に検知することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載され、
路面が凍結しているか否かを光学的に検知する路面凍結
検知センサに関し、特に、レンズ表面に汚れが付着して
も、その影響を受けることなく路面状態を検知するため
の技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、検出物体からの反射光に含ま
れる正反射成分と拡散反射成分の比率に基づいて、検出
物体の光沢度を検出する光沢検出センサが知られている
(例えば、特開昭62−276685号公報参照)。ま
た、このような光沢検出センサを、車両に搭載すること
により、路面が凍結しているか否かを検知する路面凍結
検知センサとして適用したものがある。図16に、従来
の路面凍結検知センサの一例を示す。この路面凍結検知
センサ100は、路面101に対して入射角αで光を照
射する投光部110と、路面101上において反射角α
で正反射された反射光を受光する正反射受光部120
と、反射角α以外の角度で反射された光を受光する拡散
反射受光部130とからなり、正反射受光部120と拡
散反射部130からの受光量に基づいて、路面101の
光沢を検出するものである。
【0003】投光部110は、透過率η1の投光レンズ
111と発光素子112とから構成される。また、正反
射受光部120及び拡散反射受光部130は、それぞれ
透過率η2の正反射用受光レンズ121と正反射用受光
素子122、透過率η3の拡散反射用受光レンズ131
と拡散反射用受光素子132とから構成される。投光部
110と正反射受光部120とは互いに路面101に対
して入射角=反射角(α)となるような位置関係に配置
されており、拡散反射受光部130は、正反射成分の反
射光が入射しにくい位置に配置されている。
【0004】路面101からの反射光に含まれる正反射
成分光量をPs1、拡散反射成分光量をPd1とする
と、正反射用受光素子122による正反射成分の光強度
Ps2は、正反射用受光レンズ121の影響を受けるの
で、(η2×Ps1)となる。また、拡散反射用受光素
子132による拡散反射成分の光強度Pd2は、拡散反
射用受光レンズ131の影響を受けるので、(η3×P
d1)となる。ここで、光沢と各反射成分の光強度との
間には、光沢=(正反射成分の光強度)/(拡散反射成
分の光強度)の関係が成り立つため、光沢=η2・Ps
1/η3・Pd1となり、従って、この光沢に基づいて
路面が凍結しているか否かを検知することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図16
に示したような路面凍結検知センサ100においては、
正反射用受光レンズ121や拡散反射用受光レンズ13
1の表面に汚れが付着すると、これらレンズ121,1
31のそれぞれの透過率η2,η3が異なる比率で変化
するため、結果として光沢が変動することとなり、乾燥
路面を凍結路面であると誤って判定したり、逆に、凍結
路面を乾燥路面であると誤って判定したりする場合があ
る。このことは、汚れが付着し易い状況下において用い
られる車載型の路面凍結検知センサ100では、大きな
問題である。
【0006】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、レンズの表面に汚れが付着した
場合でも、安定して路面が凍結しているか否かを検知す
ることができる車両搭載型の路面凍結検知センサを提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、車両に搭載され、この車両が走行する路
面が凍結しているか否かを光学的に検知する路面凍結検
知センサにおいて、車両の進行方向に対して異なる第1
及び第2のエリアの路面に投光する投光部と、第1のエ
リアからの正反射成分の反射光と、第2のエリアからの
拡散反射成分の反射光とを受光し、それぞれのエリアに
ついての受光信号を出力する受光部と、受光部によるそ
れぞれのエリアについての受光信号の演算結果を出力信
号として出力する処理回路とを備え、投光部は、2ヶ所
のエリアを照射するための2つの投光素子と1つの投光
レンズとから構成され、受光部は、2ヶ所のエリアから
の光を受光するための2つの受光素子と1つの受光レン
ズとから構成されているものである。
【0008】この構成においては、2つの投光素子から
の出射光は、投光レンズを介して車両の進行方向に対し
て異なる第1及び第2のエリアの路面に向けて投光さ
れ、第1エリアからの正反射成分の反射光と、第2のエ
リアからの拡散反射成分の反射光は、受光レンズを介し
て、それぞれの反射成分の反射光を受光することができ
る位置に配置された2つの受光素子に受光される。処理
回路は、これら2つの受光素子からの受光信号に対して
比や差などの演算を行い、その演算結果を出力信号とし
て出力する。この処理回路からの出力信号に基づいて路
面の光沢度合い検出され、路面が凍結しているか否かが
検知される。このように、1つの投光レンズを介して2
つの投光素子による投光が行われ、また、1つの受光レ
ンズを介して2つの受光素子による受光が行われるよう
な構成としたため、投光レンズや受光レンズの表面に汚
れが付着し、これらレンズの透過率が変化しても、2ヶ
所のエリアに対する投光量及び2つの受光素子による受
光量は同一の比又は差で変化することとなり、処理回路
から出力される演算結果に変化は現れない。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施の
形態を図面を参照して説明する。 (第1の実施形態)図1は本実施形態による路面凍結検
知センサの光学系構成図である。路面凍結検知センサ1
は、車両に搭載され、この車両の走行する路面の光沢を
光学的に検知することにより、路面が凍結しているか否
かを判定するものであり、路面上の正反射用と拡散反射
用の2ヶ所のエリア2(第1のエリア),エリア3(第
2のエリア)に向けて光を照射する投光部10と、これ
ら2ヶ所のエリア2,3からの反射光を受光する受光部
20とから成る。投光部10は、エリア2,3をそれぞ
れ照射するための正反射用と拡散反射用の投光素子(以
下、LEDと記す)11,12と1つの投光レンズ13
とから構成され、また、受光部20は、エリア2,3か
らの反射光をそれぞれ受光するための正反射用と拡散反
射用の受光素子(以下、PDと記す)21,22と1つ
の受光レンズ23とから構成される。
【0010】投光レンズ13と受光レンズ23は、y軸
方向(車両の進行方向)に対して垂直な方向(x軸方
向)に路面を垂直に見るように配置される。LED11
及びPD21は、路面からの反射光に含まれる正反射成
分(路面において鏡面反射した光)を検出するためのも
のであり、路面上のエリア2に対して入射角及び反射角
が等しい角度(α)となるような位置に配置される。ま
た、LED12及びPD22は、路面からの反射光に含
まれる拡散反射成分を検出するためのものである。LE
D12は、LED11の車両の進行方向に対して後方に
配置され、エリア2よりも進行方向に対して前方のエリ
ア3に向けて投光を行い、PD22は、エリア3が視野
となるような位置に配置される。つまり、拡散反射成分
の視野は、車両の進行方向に対して正反射成分の視野の
やや前方に位置している。2つのLED11,12から
の出射光は、投光レンズ13を介してそれぞれエリア
2,3に向けて投光され、これらエリア2,3からの反
射光は、受光レンズ23を介してそれぞれPD21,2
2に受光されるようになっている。
【0011】図2に路面凍結検知センサ1の回路構成を
示す。この路面凍結検知センサ1の処理系は、2つのL
ED11,12による投光を制御する発光ドライバ31
と、PD21によって得られた正反射成分の電気的信号
Isと、PD22によって得られた拡散反射成分の電気
的信号Idとから路面の光沢度(Is/Id)を算出す
る処理回路32とから構成される。この光沢度(Is/
Id)が大きいと凍結路面であり、小さいと乾燥路面で
あると判定される。
【0012】このように、本実施形態によれば、正反射
成分用と拡散反射成分用の投光レンズ13及び受光レン
ズ23をそれぞれ1つずつ備える構成としたので、投光
レンズ13や受光レンズ23の表面に汚れが付着し、こ
れらレンズ13,23の透過率が変化しても、路面上の
2ヶ所エリア2,3に対する投光量、及び2つのPD2
1、22からの受光信号Is,Idは同じ比率で変化す
ることとなる。従って、処理回路32からの出力信号
(Is/Id)は、レンズ13、23の汚れ具合によっ
ては変化せず、路面が凍結しているか否かをレンズ1
3、23の汚れの影響を受けることなく安定に検知する
ことができる。
【0013】(第2の実施の形態)上述の図1に示した
実施形態のように、正反射成分と拡散反射成分とをそれ
ぞれ異なるエリア2、3から検出するようにしたもので
は、車両の進行方向に対して垂直な方向に路面上にペイ
ントされた白線を横切るときに次のような問題が生じ
る。例えば、図3に示すように、車両34が一定速度で
走行しているときに、その進行方向に対して垂直な方向
にペイントされた白線35が存在していると、正反射成
分の信号波形Isと拡散反射成分の信号波形Idとで
は、車両34の速度に応じた時間差が生じる。そのた
め、処理回路32の処理により得られる光沢の度合いに
相当する信号(Is/Id)は、一定区隔で大きくな
り、あたかも路面に光沢があるがごとく誤検知する。
【0014】この問題は、正反射成分と拡散反射成分と
を同じ位置から検出することができれば解決できる。正
反射成分エリアが拡散反射成分エリアと同じ領域を検出
できるようになるのは、車両が2つのエリア間の距離L
を進行したときである。つまり、距離Lを進む前の拡散
反射成分の信号波形Idと、距離Lを進んだ後の正反射
成分波形Isとを用いれば、拡散反射成分エリアと正反
射成分エリアによる領域は同じものであるとみなすこと
ができる。
【0015】図4に、第2の実施形態による路面凍結検
知センサの処理系の構成図を示す。この路面凍結検知セ
ンサ1は、上記問題の解決を図ったものであり、処理回
路32には、車両の速度vを与え、この速度vに基づい
て走行距離を算出するようにしている。PD21,22
からのアナログ信号Is,Idは、アナログ−デジタル
変換部(以下、A/D変換部と記す)36によって、デ
ジタル信号Ss,Sdに変換されてから、処理回路32
に入力される。処理回路32は、信号値Sd及びSs、
車両の速度vによって光沢度に相当する比率Ss/Sd
を出力する。処理回路32としては、可変する速度に応
じた時間遅れを修正するものであるので、マイコンなど
を用いる方が処理が容易である。
【0016】処理回路32による比率(Ss/Sd)の
算出方法について、図5のフローチャートを参照して説
明する。まず、拡散反射成分についてPD22からの信
号Sdを検出し(S1)、次に、車両の速度vに基づき
走行距離を算出し(S2)、正反射成分の検出エリアが
Sd検出時の拡散反射成分の検出エリアに到達するまで
待機する(S3)。正反射成分の検出エリアが拡散反射
成分の検出エリアに到達すると、P21からの信号Ss
を検出し(S4)、比率Ss/Sdを算出する(S
5)。S2において算出される走行距離は、検出エリア
間の距離Lだけ車両が移動する毎に更新されるようにな
っている。
【0017】(第3の実施形態)図6に示すように、操
舵により車両34の進行方向が変化すると、拡散反射成
分検出エリア3と正反射成分検出エリア2とで検出する
路面の領域が異なるものとなり、誤検出を起こすことが
ある。以下に説明する実施形態は、このような問題を解
決するためのものである。
【0018】図7は第3の実施形態による路面凍結検知
センサの光学系の構成図である。この路面凍結検知セン
サ1は、受光部10がPD41,42,43から成る正
反射用PDアレイ(以下、PDAと記す)24と、PD
51,52,53から成る拡散反射用PDA25とを備
えるものであり、これらPDA24、25は、車両の進
行方向に対して直交する方向(x軸方向)に配列されて
いる。また、PD41,42,43は、それぞれ検出エ
リアS1,S2,S3を受光視野とし、PD51,5
2,53は、それぞれ検出エリアD1,D2,D3を受
光視野とするものであり、これら検出エリアS1,S
2,S3及び検出エリアD1,D2,D3は、それぞれ
路面上でx軸方向に並設されている。投光部10は、検
出エリアS1,S2,S3を含む正反射用照射エリア5
5と検出エリアD1,D2,D3を含む拡散反射用照射
エリア56とを、均一に照射するように光学調整されて
いる。
【0019】図8は図7の光学構成に対応した回路構成
を示す。処理回路32には、車両34の速度vの他に、
車両34の操舵角θが与えられるようになっている。ま
た、PD41,42,43,51,52,53からのそ
れぞれの出力値は、A/D変換部36によってデジタル
化されてから、デジタル信号Ss1,Ss2,Ss3,
Sd1,Sd2,Sd3として処理回路32に入力され
る。
【0020】第3の実施形態による動作を図9を参照し
て説明する。図9(a)(b)は、それぞれ進行方向が
変化する前と後の正反射用検出エリアと拡散反射用検出
エリアの検出位置を示す。操舵により右方向に車両34
の進行方向が変化した場合には、拡散反射成分用検出エ
リアD2によって検出された路面位置を、正反射成分用
検出エリアS1によってとらえることができるので、こ
れらD2,S1にそれぞれ対応するPD52,41から
の受光信号Sd2,Ss1に基づいて、光沢度を検知す
る。これにより、正反射成分用と拡散反射成分用の検出
領域の位置ずれを抑えることができるので、カーブ走行
時における誤検出の発生を回避することができる。ま
た、左方向に進行方向が変化した場合には、拡散反射成
分用検出エリアD2によって検出された路面位置を、正
反射成分用検出エリアS3によってとらえることができ
るので、これら検出エリアD2,S3に対応するPD5
2,43からの受光信号Sd2,Ss3に基づいて、光
沢度を検出する。さらにまた、車両34が直進する場合
には、D2,S2に対応するPD52,42からの受光
信号Sd2,Ss2に基づいて、光沢度を検出する。ま
た、車両34がバックする場合には、正反射成分検出エ
リアS2に対応するPD42と、拡散反射成分検出エリ
アD1,D2,D3に対応するPD51,52,53か
らの受光信号に基づいて検出を行えば、上述同様、検出
領域の位置ずれを抑え、精度の高い検出が可能となる。
【0021】処理回路32による光沢度(Ss/Sd)
の算出方法について、図10のフローチャートを参照し
て説明する。まず、拡散反射成分についてのPD52か
らの信号Sd2を検出し(S11)、この信号Sd2を
拡散反射成分についての信号Sdであるとする(S1
2)。次に、速度センサ33からの車両34の速度vに
基づき走行距離を算出し(S13)、正反射成分の検出
エリアがSd検出時の拡散反射成分の検出エリアに到達
するまで待機する(S14)。さらに、操舵角θ、及び
PD41,42,43からの受光信号Ss1,Ss2,
Ss3を検出し(S15,S16)、続いて、θがプラ
ス方向に大きければ(S17でYES)、車両34は右
方向に操舵されていると判断し、PD41からの信号S
s1を正反射成分についての信号Ssであるとして、S
s/Sdを算出する(S18,S19)。また、θがプ
ラス方向に大きくなく(S17でNO)、マイナス方向
に小さい場合には(S20でYES)、車両34は左方
向に操舵されている判断し、PD43からの信号Ss3
を用いてSs/Sdを算出する(S21,S19)。さ
らにまた、θに傾きがみられない場合には(S20でN
O)、車両34は直進していると判断し、PD42から
の信号Ss2を用いてSs/Sdを算出する(S22,
S19)。
【0022】このように、本実施形態によれば、受光部
にPDアレイ24,25を用い、操舵角を入力するよう
な構成とすることにより、カーブを走行時にも、正反射
成分と拡散反射成分の検出エリアを同じにすることがで
きるので、カーブ走行時における誤検出の発生を回避で
きる。
【0023】(第4の実施形態)図11は第4の実施形
態による路面凍結検知センサを搭載した車両の構成図で
ある。本実施形態は、路面38に対する対地速度センサ
37を備え、この対地速度センサ37によって検出され
た速度vに基づいて車両34の走行距離を算出し、さら
にこの走行距離に基づいて、拡散反射成分エリアと正反
射成分エリアとの検出領域を一致させることにより、誤
判定の発生を抑えるようにしたものである。一般に、車
両の速度は、車輪の回転速度に基づいて検出されている
ため、タイヤがスリップすると、実際より速い速度を検
出してしまい、拡散反射成分と正反射成分の検出領域に
ずれが生じる。それに対し、本実施形態のように、対地
速度センサ37を用いると、タイヤがスリップしても速
度v、さらには走行距離を正確に検出できるので、精度
良く路面が凍結しているか否かを検知することができ
る。
【0024】(第5の実施形態)図12は第5の実施形
態による路面凍結検知センサを搭載した車両の構成図で
ある。本実施形態では、上記第2又は第4実施形態の構
成にさらに、路面凍結検知センサ1(例えば、図1や図
7に示されるものを用いる)と路面38との間の距離を
図るための距離測定センサ39を備え、この距離測定セ
ンサ39によって検出された距離L0を路面凍結検知セ
ンサ1に与えるようにしたものである。
【0025】上述第2の実施形態に示したように、正反
射成分と拡散反射成分の路面上の検出領域を一致させる
ための重要なパラメータとして、2つの検出エリア間の
距離Lがある。この距離Lは、車両の積載量に応じて変
動する。図13に示すように、積載量が大きい場合に
は、投光レンズ13と路面38との間の距離L0が短く
なるため、距離Lは短くなり、逆に、積載量が小さい場
合には、投光レンズ13と路面38との間の距離L0が
長くなるため、距離Lは長くなる。本実施形態では、距
離測定センサ39により、投光レンズ13と路面38と
の間の距離L0を検出し、この検出距離に基づいて距離
Lを算出するようにしたので、積載重量が変動しても、
正反射成分と拡散反射成分との検出位置がずれることは
なく、より精度の高い路面の光沢検知が可能となる。な
お、この距離測定センサとしては、例えば、三角測距方
式を用いた光学式センサ装置等が挙げられる。
【0026】(第6の実施形態)通常、LEDは時間的
に劣化するもので、その劣化の仕方には個体差がある。
このため、上述図1に示したように、正反射用と拡散反
射用の2つのLED11,12を備えるものでは、2つ
のLED11,12の劣化度合いが異なると検出精度が
低下する。そこで、以下に説明する第6の実施形態で
は、1つのLEDでセンサの投光部を構成している。図
14(a)は第6の実施形態による路面凍結検知センサ
の投光部の光学系構成図、図14(b)はこの投光部を
構成するビームスプリッタの拡大図である。投光部10
は、1つのLED60と、このLED60からの出射光
を結合するコリメートレンズ61と、このコリメートレ
ンズ61によって結合された光を正反射用の投光70a
と拡散反射用の投光70bに分けるビームスプリッタ6
2とから構成される。本実施形態では、1つのLED6
0から正反射用と拡散反射用の2つの投光70a,70
bを得ることができるので、LED60の劣化による影
響がなくなり、より精度の高い路面検知が可能となる。
【0027】(第7の実施形態)図15は第7の実施形
態による路面凍結検知センサの投光部の光学系構成図で
ある。本実施形態では、LED60の横にミラー63が
配置されており、このミラー63によって反射された光
は正反射用の投光70aとしてレンズ64を介して路面
に向けて投光される。また、LED60から直接レンズ
64に向かった光は、拡散反射用の投光70bとして路
面に向けて投光される。これにより、上述第6の実施形
態と同様、1つのLED60により、正反射用と拡散反
射用の投光70a,70bを得ることができ、さらに、
レンズ64で結合されない光を光源として利用できるの
で、トータルの光量は大きくなる。
【0028】なお、本発明は上記の実施形態に限られず
種々の変形が可能である。上記説明では2つの受光素子
からの電気的な信号の比率を出力信号として処理する例
を挙げたが、両信号の差を出力信号としても、若干の性
能に違いが生じるもののほぼ同様の効果が得られる。ま
た、(正反射成分)/(正反射成分+拡散反射成分)、
(拡散反射成分)/(正反射成分+拡散反射成分)、
(正反射成分−拡散反射成分)/(正反射成分+拡散反
射成分)などの演算結果に基づいて、路面が凍結してい
るか否かを検知するものであっても、同様の効果が得ら
れる。さらにまた、上記実施形態では、2ヶ所のエリア
2,3からの反射光に基づいて、路面の状態を検知して
いたが、3ヶ所以上のエリアに対して投光を行い、それ
らエリアからの反射光に基づいて検知を行うものであっ
てもよい。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明の路面凍結検知セン
サによれば、同一の投光レンズを介して2つの投光素子
による投光が行われ、同一の受光レンズを介して2つの
受光素子により正反射成分と拡散反射成分の反射光の受
光が行われるようにしたので、投光レンズや受光レンズ
の表面に汚れが付着し、これらレンズの透過率が変化し
ても、2つの受光素子による受光量は同一の比率で変化
し、これら受光素子からの受光信号の比や差などの演算
結果にはレンズの汚れによる影響は現れない。したがっ
て、レンズの汚れの影響を受けることなく、正確に路面
が凍結しているか否かを検知することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による路面凍結検知セ
ンサの光学系構成図である。
【図2】上記路面凍結検知センサのブロック図である。
【図3】路面凍結検知センサを搭載した車両が白線を横
切るときに生じる問題を説明するための図である。
【図4】第2の実施形態による路面凍結検知センサのブ
ロック図である。
【図5】処理回路による光沢度の算出方法を示すフロー
チャートである。
【図6】(a)(b)は、それぞれ車両の進行方向が変
化する前と、変化した後の拡散反射成分検出エリアと正
反射成分検出エリアとの位置関係を示す図である。
【図7】第3の実施形態による路面凍結検知センサの光
学系構成図である。
【図8】上記路面凍結検知センサのブロック図である。
【図9】(a)(b)は、それぞれ上記路面凍結検知セ
ンサを備えた車両の進行方向が変化する前と、変化した
後の拡散反射成分検出エリアと正反射成分検出エリアの
位置関係を示す図である。
【図10】処理回路による光沢度の算出方法を示すフロ
ーチャートである。
【図11】第4の実施形態による路面凍結検知センサを
搭載した車両の構成図である。
【図12】第5の実施形態による路面凍結検知センサを
搭載した車両の構成図である。
【図13】車両の積載量と検出エリア間の距離との関係
を説明するための図である。
【図14】(a)は第6の実施形態による路面凍結検知
センサの投光部の光学系構成図であり、(b)は投光部
を構成するビームスプリッタの拡大図である。
【図15】第7の実施形態による路面凍結検知センサを
構成する投光部の光学系構成図である。
【図16】従来の路面凍結検知センサの構成図である。
【符号の説明】
1 路面凍結検知センサ 2 エリア(第1のエリア) 3 エリア(第2のエリア) 10 投光部 11,12 投光素子 13 投光レンズ 20 受光部 21,22 受光素子 23 受光レンズ 24,25 PDA(受光素子) 41,42,43,51,52,53 PD(受光素
子) 32 処理回路 34 車両 38 路面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載され、この車両が走行する路
    面が凍結しているか否かを光学的に検知する路面凍結検
    知センサにおいて、 前記車両の進行方向に対して異なる第1及び第2のエリ
    アの路面に投光する投光部と、 前記第1のエリアからの正反射成分の反射光と、前記第
    2のエリアからの拡散反射成分の反射光とを受光し、そ
    れぞれのエリアについての受光信号を出力する受光部
    と、 前記受光部によるそれぞれのエリアについての受光信号
    の演算結果を出力信号として出力する処理回路とを備
    え、 前記投光部は、前記2ヶ所のエリアを照射するための2
    つの投光素子と1つの投光レンズとから構成され、 前記受光部は、前記2ヶ所のエリアからの光を受光する
    ための2つの受光素子と1つの受光レンズとから構成さ
    れていることを特徴とする路面凍結検知センサ。
JP4573198A 1998-02-26 1998-02-26 路面凍結検知センサ Withdrawn JPH11248626A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4573198A JPH11248626A (ja) 1998-02-26 1998-02-26 路面凍結検知センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4573198A JPH11248626A (ja) 1998-02-26 1998-02-26 路面凍結検知センサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11248626A true JPH11248626A (ja) 1999-09-17

Family

ID=12727476

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4573198A Withdrawn JPH11248626A (ja) 1998-02-26 1998-02-26 路面凍結検知センサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11248626A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200012574A (ko) * 2018-07-27 2020-02-05 한국전력공사 Acsr 케이블의 산화정도에 따른 결빙강도 도출 방법
JP2023078637A (ja) * 2021-11-26 2023-06-07 株式会社トヨタプロダクションエンジニアリング 光沢度面分布量測定装置
JP2024025556A (ja) * 2022-08-12 2024-02-26 コイト電工株式会社 センサ装置および路面状態判定装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200012574A (ko) * 2018-07-27 2020-02-05 한국전력공사 Acsr 케이블의 산화정도에 따른 결빙강도 도출 방법
JP2023078637A (ja) * 2021-11-26 2023-06-07 株式会社トヨタプロダクションエンジニアリング 光沢度面分布量測定装置
JP2024025556A (ja) * 2022-08-12 2024-02-26 コイト電工株式会社 センサ装置および路面状態判定装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1739391B1 (en) Image obtaining apparatus
US20020060783A1 (en) Distance measuring apparatus and method employing two image taking devices having different measurement accuracy
JPH0363001B2 (ja)
JPH11257917A (ja) 反射型光式センサ
JP7542735B2 (ja) ライダーセンサの誤検知を判定するための方法及び装置
JPH11248626A (ja) 路面凍結検知センサ
JP3150243B2 (ja) 測距装置及びカメラ
JP2010014505A (ja) 三次元形状測定装置及び三次元形状測定方法
JPH09203631A (ja) 測距センサ
JPH10197212A (ja) 光式変位センサ、光式厚さセンサ、変位検出方法及び厚さ検出方法
JP3007849B2 (ja) 物体表面の形状検出方法及び形状検出装置
US7345745B2 (en) Optical device for measuring the displacement velocity of a first moving element with respect to a second element
JP4363174B2 (ja) 座標入力装置
JP3401979B2 (ja) 三角測量式測距装置及び障害物検知装置
JPH0989553A (ja) 測距装置
JP3290530B2 (ja) 移動体の位置検出装置
JPH10227860A (ja) 先行車両判断装置
KR102771537B1 (ko) 이종 광학센서 캘리브레이션 방법 및 이를 이용한 모니터링 시스템
JPH07280513A (ja) 光学装置
JP3035606B2 (ja) 回転体の光学式すきまセンサ
JPH08219766A (ja) 測距センサー
JP2866566B2 (ja) 三次元形状入力装置
JPH02232510A (ja) 光ビーム入射角検出センサ
JP3319720B2 (ja) エッジ検出装置
WO2016002442A1 (ja) 距離測定装置および方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050510