JPH11248632A - 調整可能なインゼクタ―を有するプラズマト―チおよびその様なト―チを用いる気体分析装置 - Google Patents

調整可能なインゼクタ―を有するプラズマト―チおよびその様なト―チを用いる気体分析装置

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JPH11248632A
JPH11248632A JP10370101A JP37010198A JPH11248632A JP H11248632 A JPH11248632 A JP H11248632A JP 10370101 A JP10370101 A JP 10370101A JP 37010198 A JP37010198 A JP 37010198A JP H11248632 A JPH11248632 A JP H11248632A
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plasma
tube
injector
analyzed
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Martine Carre
マルタン・カール
Eric Coffre
エリック・コッフル
Christian Trassy
クリスティアン・トラシー
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LAir Liquide SA pour lEtude et lExploitation des Procedes Georges Claude
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Air Liquide SA
LAir Liquide SA pour lEtude et lExploitation des Procedes Georges Claude
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05HPLASMA TECHNIQUE; PRODUCTION OF ACCELERATED ELECTRICALLY-CHARGED PARTICLES OR OF NEUTRONS; PRODUCTION OR ACCELERATION OF NEUTRAL MOLECULAR OR ATOMIC BEAMS
    • H05H1/00Generating plasma; Handling plasma
    • H05H1/24Generating plasma
    • H05H1/26Plasma torches
    • H05H1/30Plasma torches using applied electromagnetic fields, e.g. high frequency or microwave energy

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Electromagnetism (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Investigating, Analyzing Materials By Fluorescence Or Luminescence (AREA)
  • Other Investigation Or Analysis Of Materials By Electrical Means (AREA)
  • Plasma Technology (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】気体を分析することを目的として気体を励起さ
せるプラズマトーチおよびその様なプラズマトーチを用
いる気体分析装置を提供すること。 【解決手段】気体を分析することを目的とする気体を励
起させるためのこのプラズマトーチは、分析される気体
を供給するためのソースに接続されることを意図する管
状インゼクターおよびインゼクターと同軸で、プラズマ
を発生させることを目的とする対応する供給源に接続さ
れることを意図するプラズマガスを供給するための円筒
形環状チャンネルを規定する外側円筒形スリーブを具備
する。インゼクターの直径は変化し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、気体を分析するこ
とを目的として気体を励起させることを意図するプラズ
マトーチに関する。
【0002】本発明は、その様なプラズマトーチを用い
る気体分析装置にもまた関する。
【0003】
【従来の技術】現在のところ、気体分析技術は、その濃
度が定量されるべきである不純物が分析の前に気体から
抽出される、ろ過、加水分解または散布のような間接技
術である。
【0004】従って、例えば、ろ過分析技術は、それが
含む不純物を保持することを目的として分析される気体
をろ過するために膜を用いる。次に、これらの不純物は
酸溶液中に溶解され、次いで、その性質および濃度を定
量することを目的として、例えば分光分析により分析さ
れる。
【0005】これらの従来の分析技術は多数の欠点を有
している。
【0006】何よりもまず、その性質のため、および特
に分析される粒子を抽出する工程が存在するために、こ
れらの技術は連続的に分析される気体の品質については
適切でない。
【0007】その上、それらは比較的不正確な結果を与
える。と言うのは、これらの技術は得られる試料の全体
量に対応する平均濃度値を与えるのみであるからであ
る。それゆえ、それらは、検出される濃度について瞬間
の変化を与えない。
【0008】加えて、一部の不純物粒子は、その様な技
術を用いて気体から抽出され得ない揮発性化合物の形態
を取りやすい。得られる結果は、この様に、実際より少
なく見積もられやすい。
【0009】最後に、これらの技術は気体を汚染する些
細なとはいえない危険を伴い、比較的複雑な装備を必要
とする。
【0010】直接気体分析技術を用いることによりこれ
らの欠点を改善することが試みられてきた。
【0011】この技術によれば、分析される気体試料
は、試料中に存在する化学種を遊離原子に解離し、次い
で励起し、場合に応じて得られた原子をイオン化するこ
とが可能な、プラズマのような熱源に導入される。次
に、これらの励起された原子は、それらが発光するさま
ざまな波長を測定することにより、または、もしそれら
がイオン化されているならば、それらの質量を測定する
ことにより検出される。
【0012】この技術は気体が連続的に分析されること
を可能とするけれども、それもまた、特にプラズマを発
生させるために用いられる誘導子近くのローレンツ力の
作用により作り出される気体再循環運動のために多数の
欠点を有する。
【0013】これらの再循環運動は、気体をプラズマの
周辺にもたらし、分解生成物をトーチ上に堆積させ、そ
れゆえ、光学的検出を妨げ、並びに誘導コイルとプラズ
マとの間のエネルギー移動を変化させて、後者の望まし
からぬ汚染を引き起こす。
【0014】更に、この周辺領域における気体の流れは
より少なく励起され、それにより測定の精度を下げる働
きをする。
【0015】この主題について本出願人によりなされた
研究は、さらに、分析される気体の性質に依存して(例
えば、それが2原子気体であるかないかに依存して)、
分析される気体をこのプラズマに導入するときプラズマ
が吹き飛ばされるという重要な危険が存在することを例
証した。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は上述の
欠点を克服することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】従って、本発明の主題
は、特に、分析される気体を供給するためのソースに接
続されることが意図される主管の形態で形成されたイン
ゼクターおよび2重壁を備え、インゼクターと同軸であ
り、その連続した内壁および外壁の間にスリーブの出口
でプラズマを発生させることを目的として対応する供給
源に接続されることを意図するプラズマガスを供給する
ための円筒形環状チャンネルを規定する外側円筒形スリ
ーブを具備し、前記インゼクターの直径が変化し得るこ
とを特徴とする、気体を分析することを目的として気体
を励起させるためのプラズマトーチである。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明によるプラズマトーチはさ
らに1以上の以下の特徴を含み得る。
【0019】−以下の形状を採用することにより少なく
とも2つの値を取って、インゼクターの直径は変化し得
る、すなわち、インゼクターは少なくとも2本の同軸管
から形成され、一方は内側で他方は外側であり、内側管
は外側管の内部を垂直にスライドすることが可能であ
る。
【0020】−本発明の態様の1つによれば、注入管の
直径は、0.8から3mmの範囲内に存在する。
【0021】−本発明の態様の1つによれば、注入管の
直径は、1.3から2mmの範囲内に存在する。
【0022】−前記インゼクターは、主管と同軸で、2
つの同軸チャンネル、すなわち内側および外側同軸チャ
ンネルを規定する付加的な外管を含み、それぞれ、これ
らの一方は分析される気体をトーチに供給することが意
図され、他方は、プラズマにおいて分析される前記気体
をガイドするための気体をトーチに供給することが意図
される。
【0023】−前記プラズマガスおよび/または前記ガ
イド気体は、アルゴンもしくはヘリウムもしくはプラズ
マを作り出すことが可能ないずれか他の気体またはその
様な気体の混合物を含む。
【0024】−スリーブの外側壁はトーチの外側壁を形
成する。
【0025】−トーチは、トーチの外側壁の末端面の近
くに配置され、プラズマガスの経路において電磁場を作
り出し、前記気体において前記プラズマを作り出すこと
を目的として高周波数電源に接続されるコイルを含む。
【0026】−さらにトーチは、前記スリーブと同軸で
スリーブの内側に存在する中間円筒管を含み、その内側
壁とその外側壁との間に、中間円筒管およびスリーブの
外側壁は、固形堆積物からトーチの外側壁の内部表面を
シールドするための気体を供給するためのチャンネルを
規定する。
【0027】−シールド気体を供給するための前記チャ
ンネルは、揮発性化合物を形成するために、トーチの外
側壁上に形成されやすい固体堆積物と反応するのに適切
な化合物を含む気体を供給するためのチャンネルを形成
する。
【0028】また、本発明の主題は、プラズマガスを供
給するためのソースに分析される気体を供給するための
ソースに接続され、有利には、プラズマガスにおけるト
ーチの出口で発生するプラズマにおいて分析される気体
をガイドするための気体のソースにもまた接続される上
記定義のプラズマトーチおよびプラズマにおいて存在す
る不純物により発光する光の強度を測定することが可能
であり、光の強度の測定値及びプロセシングユニットに
関連するメモリーにおいて貯蔵され、先の較正により得
られる少なくとも1つのあらかじめ決められた対照値か
ら不純物の濃度を計算するための手段を含むプロセシン
グユニットに接続される光学的検出手段を含むことを特
徴とする気体分析装置である。
【0029】1つの特定の特徴によれば、その分析装置
は、標準試料の製造のためのユニットを含み、 −1以上の元素の溶解した塩の溶液のソース、 −噴霧ユニット、 −溶媒除去ユニット を具備し、製造ユニットの1つの出口は分析される気体
をトーチに供給するためのチャンネルに接続される。
【0030】
【実施例】更なる特徴および利点は、例として与えら
れ、添付の図面を参照する以下の記載から明らかになる
であろう。
【0031】−図1は、先行技術によるプラズマトーチ
の概略の軸方向断面図を示す。
【0032】−図2は、2つの同心管を用いることによ
り本発明による変化し得る直径を有するインゼクターの
部分的軸方向断面図を示し、その内側管はその外側管内
を垂直にスライドすることが可能である。
【0033】−図3は本発明によるプラズマトーチの軸
方向断面図を示し、そのインゼクターはプラズマにおい
て分析される気体をガイドするための気体の使用を可能
とする。
【0034】−図4は本発明による気体分析装置の概略
図である。
【0035】−図5は、濃度の関数として粒子の光強度
における変化を例示する曲線を示す。
【0036】−図6は、本発明によるプラズマトーチの
概略の軸方向断面図を示し、それは、スリーブの中にシ
ールド気体の使用を可能とする中間管を含む。
【0037】図1において示されているのは、遊離原子
を発生させ、不純物の濃度を定量することを目的として
このように得られる原子を励起させるために不純物を含
む気体の化学種を解離することを意図するプラズマトー
チである。
【0038】例えば、分析される気体は、ハライドまた
はフッ素化気体のような半導体製造の分野において用い
られる気体からなり、不純物は、ニッケル、鉄、マンガ
ンなどのような金属元素からなる。
【0039】図1は、一般的な参照番号10により示さ
れるプラズマトーチを示し、管の形態で形成された中央
インゼクター12、2重壁を備えた(28/30)外側
円筒形スリーブ14、および高周波数電源18に接続さ
れたコイル16を含む。
【0040】インゼクターの壁20は、内部で、分析さ
れる気体をトーチ10に供給するためのソースに接続さ
れることを意図するチャンネル26を規定する(ソース
はこの図においては示されていない)。
【0041】それゆえ、スリーブ14は、内側壁28お
よび内側壁28の自由末端を超えて伸びる外側壁30を
有することが図1において見られ得る。これらの壁は、
例えば溶融シリカのような、すなわち高温に耐えること
が可能な、考えられる用途にとって適切な材料で作られ
る。
【0042】それらの間のスリーブ14の内側および外
側壁は、スリーブの出口でプラズマを発生させることを
目的として、例えばアルゴンのようなプラズマガスを供
給するためのソースに、実施において、接続される円筒
形環状チャンネル32を規定する。
【0043】スリーブの連続外側壁30はトーチ10の
外側壁を形成し、その末端面近くにコイル16を装備す
る。すでに言及された様に、後者は、5MHzないし1
00MHzの周波数で電流をコイルに供給することが可
能な通常の高周波数電源に接続されている。
【0044】電源18の作用により、コイルは、通常の
様に、トーチ10の軸X−X’に向かって放射状に減少
する電磁場を発生させる。
【0045】たとえば20リットル/分の流量で環状チ
ャンネル32を経由して供給されるプラズマガスは、電
磁場がほぼその最大値を有する領域に送られる。この場
は、その荷電された粒子を加速することによりプラズマ
ガス中にプラズマを作り出す。
【0046】すでに言及した様に、そして図1において
矢印F1により示される様に、プラズマは、荷電された
粒子に適用されるローレンツ力の効果により再循環運動
を受ける。これらの力の効果により、気体の速度は軸領
域において消極的である、すなわち、粒子は、気体流動
方向に関して、トーチの上流に向かう方向において動
き、この運動は、分析される気体の導入の反対である。
【0047】更に、軸X−X’について放射状にずれる
領域において、これらの力は分析される気体を周辺領域
に送り込む傾向がある。
【0048】図1において見られ得る様に、分析される
気体は、通常数ml/分から数百ml/分台の流量で軸
領域において矢印F2により示される方向において内側
供給チャンネル26に導入される。
【0049】最後に、以下で詳細に記載されるであろう
が、光電検出装置34が、励起された不純物の粒子によ
り発される放射の波長の値から気体における不純物の濃
度を計算するプロセシングユニット36に接続されるこ
とが図1においてみられる。
【0050】図2においてみられるものは、本発明によ
る可変直径インゼクターの1つの態様である。
【0051】ここでのインゼクター12は、2本の同軸
管、すなわち外側管(20)および内側管(90)から
形成され、内側管90は外側管の中を垂直にスライドす
ることが可能である。
【0052】ここで示される態様の事例においては、こ
のスライディング効果は、マイクロシリンダー92上に
働く空気圧作動体(ニューマティックアクチュエーショ
ン)91により得られる。
【0053】マイクロシリンダーのロッドおよび内側管
90に固定される付属片(アタッチメントピース)93
が存在することもまたこの図においては注意されるであ
ろう。
【0054】従って、直前に記載された機構によりマイ
クロシリンダーにより駆動されるこの内側管は、外側管
20の内部を垂直にスライドし得る。
【0055】従って、この態様によれば、インゼクター
は2つの形状を採用し得ると考えられ得る。すなわち、 −その上方末端がそのとき、外側管の上方末端のレベル
に押し戻される内側管90の高い位置。分析される気体
が注入され、次いでインゼクターの内側管の「小さな」
直径を経由してプラズマに入る。
【0056】−その上方末端がそのとき外側管の上方末
端の下に位置する内側管90の低い位置(その様な低い
位置の例が図2において示されている)。分析される気
体が注入され、次いで、インゼクターの外側管の「大き
な」直径を経由してプラズマに入る。
【0057】内側管の上方末端が外側管の上方末端に関
して低くなる量は、典型的には1から2cm台の大きさ
であろう。
【0058】当業者にとっては明白に明らかであろう
が、ここで示されるインゼクターは2本の同軸管20お
よび90からなるインゼクターであり、注入点の直径が
2つの値の間で変化することを可能とするが、本発明の
範囲からまったく逸脱することなく、インゼクターは、
最も外側の管の内部の管のスライドクリアランスに依存
して注入点の直径がいくつかの可能な値にわたって変化
することを可能とする(3以上の)いく本かの同軸管か
らなる構造を有し得ることが考えられ得る。
【0059】図3において示されるものは、本発明によ
るプラズマトーチのもう1つの態様である。
【0060】図3において示される態様の場合において
は、ここでのトーチは、上記の発明の有利な態様の1つ
にしたがって、主管20と同軸で、したがって2つの同
軸チャンネルの内側および外側同軸チャンネルの範囲を
定める付加的な外管22を具備する幾分か特別の中央イ
ンゼクター12を含み、それぞれ、チャンネルの一方は
分析される気体をトーチに供給することを意図し、他方
はプラズマにおいて分析される前記気体をガイドするた
めの気体をトーチに供給することを意図することが注意
されるであろう。
【0061】本出願人によりなされた研究は、実際、そ
の様な形状は壁20に対して内側の管の内部に分析され
る気体を送るために有利であり、一方、「ガイド」気体
はインゼクターの付加壁22と主管20との間の中間環
状スペースに送られることを例証した。
【0062】ガイド気体は、例えば、数百ml/分台の
流量で送られ、したがってプラズマPにおいて分析され
る気体をガイドする。従って、このガイド作用は分析さ
れる気体上のローレンツ力の作用に反対に働き、したが
って分析される気体が反れることを防止する働きをする
(すなわち試料全体がプラズマに達することを保証する
ようにである)。
【0063】更にその上、矢印F3により示される様
に、その組成が完全に制御されるガイド気体は、分析さ
れる気体の代わりにトーチの周辺に寄せられるので、従
って、分析される気体の組成の一部を形成する粒子は、
適切にガイド気体を選ぶことにより外側壁30上に堆積
することが防止される。有利には、ガイド気体はヘリウ
ムまたはアルゴンまたはその様な気体の混合物を含む。
【0064】本発明の場合においては、インゼクターの
内部のガイド気体の注入は任意であることが理解される
であろう。
【0065】有利には、スリーブの末端面からプラズマ
Pの近位端にずらすようにアルゴンの流れをスリーブ2
8/30とトーチのインゼクターとの間の間隙に注入す
ることが可能である。
【0066】当業者にとっては明白に明らかであろう
が、この図は、分析される気体およびプラズマにおいて
分析される気体をガイドするための気体の注入を可能と
する2重壁を備えた管状インゼクターを示す。
【0067】しかしながら、わかるように、比較的雑然
としている図の見易さのために、本発明による分析され
る気体の注入の直径を変化させる手段はここでは示され
なかった。
【0068】従って、分析される気体のための単一の注
入管20は、例えば、外側管20に同軸でこの外側管2
0の内部をスライドすることが可能な内側管(図2にお
ける態様)の存在を示すことなく示される。と言うの
は、その様な例示はこの図3を過剰に込み入らせるであ
ろうと考えられるからである。
【0069】気体分析装置はこれから図4を参照して記
載される。
【0070】この図は、例えば高周波数電流発生装置5
6と結びついた図1および2のコンテキストにおいて記
載されるトーチと同様のもののような本発明によるプラ
ズマトーチ54およびそれ自体プロセシングユニット6
0に接続される光検出装置58を含む、模式的に示され
た分析装置を示す。
【0071】この図は、トーチ54の外側円筒形スリー
ブは好ましくは大気圧またはわずかに減少した圧力でプ
ラズマを作り出すためにアルゴン(Ar)が供給される
ことを示す。
【0072】更にその上、プラズマへの分析される気体
の導入を可能としなければならないので、インゼクター
62は、アルゴンのような不活性気体を供給される第1
の入口66を具備し、分析される気体のエントレインメ
ントの速度を増加させることを可能とする第1のミキサ
ー64および第2のミキサー70の出口に接続される第
2の入口68に接続される。
【0073】この第2のミキサーは、分析される気体G
が供給される第1の入口72および標準試料の製造のた
めのユニット75の出口に接続される第2の入口を有
し、そのユニットは、 −1以上の元素の溶解した塩の溶液のソース80、 −噴霧ユニット78、 −溶媒除去ユニット76 を具備し、ユニット75の1つの出口は分析される気体
をトーチに供給するためのチャンネルに接続される。
【0074】ユニット76はユニット78から来るエア
ロゾルを入れることを可能とする入口を有する。
【0075】その上、ユニット78は、アルゴンのよう
な不活性気体を入れることを可能とする気体入口86を
有する。
【0076】分析装置を較正するために、既知の濃度
で、定量される元素のそれに最も近い所定の(液体、固
体または気体の)形態において測定される元素が気体G
の試料に導入される。従って、気体において、汚染元素
は固体または気体形態であり得るし、よりまれには液体
形態であり得る。しかしながら、化学気体においてしば
しば存在する固体粒子は1ミクロン未満のサイズを有す
ることが知られている。その様なサイズで、これらの粒
子は急速に気化し、アルゴンプラズマ中で、気体性化合
物により発生するのと同一の光の強度を発生させる。
【0077】従って、例示として、所定の金属元素によ
り分析装置を較正するために、典型的には水蒸気、溶媒
および問題の粒子を含むエアロゾルが噴霧ユニット78
により問題の金属性不純物の塩の溶液80から発生す
る。
【0078】気体(例えばアルゴン)の流入86はこの
エアロゾルを溶媒除去ユニットに輸送する。
【0079】ついで、水および可能な溶媒(これは出口
82を経由してユニット76から除去される)を気化
し、凝縮させるためにエアロゾルガスを加熱することに
おいて起こるユニット76における溶媒除去操作が続
き、このようにして特に試料80における粒子の濃度に
依存して制御された含有量で最初に導入され、この時乾
燥されるかまたは実質的に乾燥される粒子を輸送する気
体を回収することを可能とする。
【0080】噴霧/溶媒除去により金属粒子の試料を作
り出すことについてのより細かな詳細については、読者
は以下の論文、すなわち、1981年、フランス、リヨ
ン市、クロード・ベルナール大学の博士論文、C.エル
ーによる「アナリズ・ド・トラス・デレマン・ダン・レ
・ガーズ・パー・スペクトロスコピー・デミスィオン・
ニューティリザン・タン・プラズマ・HF(HFプラズ
マを用いる発光分光分析による気体中の痕跡元素の分
析)」または学術雑誌高温化学プロセス(High T
emperature Chemical Proce
sses)第2巻、439〜447ページ(1993
年)におけるC.トレーシー(Trassy)らの名義
の論文を参照し得る。
【0081】このように作り出された標準試料は、いず
れの不純物も存在しない気体Gと同様の気体またはアル
ゴンによりプラズマPに向けられる。
【0082】不純物により発される光の強度は光検出装
置58(モノクロメーターおよび/またはポリクロメー
ター)により検出され、次いで、分析ユニット60のメ
モリー84において貯蔵される。
【0083】分析装置を較正した後、気体Gはミキサー
70に送られ、プラズマPに注入される。
【0084】気体Gにおける不純物により発される光の
強度は次いで分析ユニット60に送られる。
【0085】この分析ユニットは、測定される不純物の
検出された光の強度をあらかじめ得られておりメモリー
84において貯蔵されてある対照値と比較するための通
常の計算手段を有する。
【0086】従って、気体Gにおいて含まれる粒子の正
確な濃度は、例えば、その対応するシグナルが気体Gか
ら測定される値と同一である波長および強度を有する試
料の同定により得られる。
【0087】当業者にとって周知である様に、(いわゆ
る「計量付加(metered addition
s)」の方法)、変形として、プラズマにおける粒子の
光強度Iを後者における粒子の濃度Cに結び付ける関数
の計算から気体Gにおける粒子の濃度Cを定量すること
もまた可能である(図5)。
【0088】実際、所定のタイプの粒子を欠いている気
体について、すなわちその濃度がゼロであるとき、対応
する波長での光の強度がゼロであることが知られてい
る。従って、濃度C1の試料と混合された純粋な気体に
より発される光強度I1の単独の測定から強度Iを濃度
Cと結び付ける曲線Aの傾きを定量することは可能であ
る。
【0089】更にその上、同一のプラズマ状態につい
て、特に同じプラズマ温度について、気体から得られ、
強度Iを不純物の濃度Cと結び付ける曲線Bの傾きは、
純粋状態における同じ気体から得られた曲線Aのそれと
同一であることが知られている。
【0090】従って、粒子の未知の濃度Cp を有する分
析される気体Gを測定するために、必要とされる全ての
ことは、この気体に試料80から採取された既知の濃度
C2を有する粒子を加え、対応する強度I2を測定する
ことである。従って、濃度Cp の値は、分析ユニット6
0の計算手段を用いて曲線Bを外挿することにより得ら
れる。
【0091】図4のコンテキストにおいて記載される分
析装置を用いての本出願人によりなされた研究では、ア
ルゴンまたは代わりにヘリウムまたは窒素のような不活
性気体であった分析される気体において金属性不純物を
分析する場合および3原子性気体または4原子以上を含
む気体において金属性不純物を分析する場合の両方にお
いて、単原子性または2原子性である分析される気体の
場合においては0.8から2mmおよび好ましくは1.
3mmから1.7mmの範囲内にある注入管直径を用い
ることが有利であり、一方、(シランまたは代わりにア
ンモニアのような)3原子性であるかまたは4原子以上
を含む分析される気体については、注入管直径は1から
3mm、しかし好ましくは1.8から2.3mmの範囲
内にあることを例証することを可能とした。
【0092】これらの直径範囲は指標として与えられ、
系および実験について用いられる操作周波数の全体のジ
オメトリーを考慮して、もしこれらのパラメーターが修
正されるべきであるならば、それは適合させるべきこと
が理解されるであろう。
【0093】最後に、そしてそれほど詳細でない様式に
おいて、図6は、スリーブの内部に中間管を含む本発明
によるプラズマトーチの概略の軸方向断面図を示す。
【0094】図6において示されるトーチは、実際、ス
リーブの外側壁および内側壁(42Aおよび42B)の
間に存在するスリーブ42と同軸の中間管40を有し、
中間管40およびスリーブの外側壁42Aは固体堆積物
に対してトーチの外側壁(42A)をシールドするため
の気体を供給するためのチャンネル45を規定する。
【0095】更にその上、図6において示されるトーチ
は、高周波数電源48により供給され、トーチの末端面
近くに配置されるコイル46およびプロセシングユニッ
ト52に接続された光検出装置50を備える。
【0096】見易さのために、連続する間隙42A/4
0/42Bは故意に誇張されており、管40は実際に
は、トーチの外側壁42Aに極めて近接している(大き
さの程度は1mmまたは更に0.1mmである)。
【0097】それゆえ、供給チャンネル45は、揮発性
化合物を形成させるためにトーチの外側壁42Aの内部
表面上に堆積しやすい種と反応することが可能なシール
ド気体を供給するためのソース(図示せず)に接続され
る。
【0098】従って、例として、もし分析される気体
が、半導体製造分野において用いられる気体であるシラ
ン(SiH4 )を含むならば、シールド気体は、場合に
応じてアルゴンと混合され、SiCl4 を形成するよう
にケイ素と反応する塩素を含む。後者の化合物は揮発性
種であるので、従って、ケイ素系の沈殿は避けられる。
【0099】図6において示される態様の場合において
は、ここでのトーチは、一方で分析される気体および他
方で「ガイド」気体を注入するための2重壁(38A、
38B)を有する中央インゼクター38を含むことが注
意されるべきである。
【0100】インゼクターにガイド気体が注入されるこ
とを可能とする構造はここでは再び言及されない。
【0101】ここでまた、有利には、スリーブの末端面
からプラズマPの近位端をずらすように図6において示
されるトーチのスリーブとインゼクターとの間の間隙に
アルゴンの流れを注入することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】先行技術のプラズマトーチの軸方向断面図であ
る。
【図2】本発明によるインゼクターの部分的軸方向断面
図である。
【図3】本発明によるプラズマトーチの軸方向断面図で
ある。
【図4】本発明による気体分析装置の概略図である。
【図5】濃度の関数として粒子の光の強度における変化
を例示する線図である。
【図6】本発明によるプラズマトーチの軸方向断面図で
ある。
【符号の説明】
10,54…プラズマトーチ 12,38,62…中央インゼクター 14…外側円筒形スリーブ 16,46…コイル 18,48,56…高周波数電源 20…インゼクターの壁 22…付加的な外管 26…チャンネル 28…内側壁 30…外側壁 32…円筒形環状チャンネル 34,50,58…光電検出装置 36,52,60…プロセシングユニット 38A,38B…ガイド気体を注入するための2重壁 40…中間管 42…スリーブ 42A…スリーブの外側壁 42B…スリーブの内側壁 45…シールド気体を供給するためのチャンネル 64…第1のミキサー 66…インゼクターの第1の入口 68…インゼクターの第2の入口 70…第2のミキサー 75…標準試料製造のためのユニット 76…溶媒除去ユニット 78…噴霧ユニット 80…溶液のソース 84…メモリー 86…気体入口 90…インゼクターの内側管 91…空気圧作動体 92…マイクロシリンダー 93…アタッチメントピース A,B…曲線 C…粒子の濃度 F1…プラズマの再循環運動 F3…ガイド気体 G…分析される気体 I…光の強度 P…プラズマ X−X’…トーチの軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エリック・コッフル フランス国、78190 トラップ、リュ・カ ルノー、6 (72)発明者 クリスティアン・トラシー フランス国、38402 サン−マルタン−デ ール、リュ・ドゥ・ラ・ピッスィーヌ 1340、ラボラトワール・イーピーエム・イ ーエヌエスエイチエムジー内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分析される気体を供給するためのソース
    に接続されることを意図する主管の形態で形成されるイ
    ンゼクター、および2重壁を備え、該インゼクターと同
    軸であり、その連続する内側および外側壁の間にスリー
    ブの出口でプラズマを発生させることを目的として対応
    する供給源に接続されることを意図するプラズマガスを
    供給するための円筒形環状チャンネルを規定する外側円
    筒形スリーブを含み、前記インゼクターの直径が変化し
    得ることを特徴とする、気体を分析することを目的とす
    る気体を励起させるためのプラズマトーチ。
  2. 【請求項2】 以下の形状、すなわち、前記インゼクタ
    ーが、1本の外側管および少なくとも1本の他の内側管
    の少なくとも2本の同軸管から形成され、前記少なくと
    も1本の内側管は外側管の内部を垂直にスライドするこ
    とが可能であることを採用することにより、前記インゼ
    クターの直径は少なくとも2つの値を取って変化し得る
    ことを特徴とする請求項1記載のプラズマトーチ。
  3. 【請求項3】 そのロッドがそれ自体前記内側管に固定
    される付属片に接続されるマイクロシリンダー上に作用
    することが可能な空気圧作動体を含み、従って、前記の
    少なくとも内側管が前記外側管の内部をスライドするこ
    とを可能とすることを特徴とする請求項2記載のプラズ
    マトーチ。
  4. 【請求項4】 前記インゼクターの直径が1から3mm
    および好ましくは1.8から2.3mmの範囲にあるこ
    とを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項記載の
    プラズマトーチ。
  5. 【請求項5】 前記インゼクターの直径が0.8から2
    mmおよび好ましくは1.3から1.7mmの範囲にあ
    ることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項記
    載のプラズマトーチ。
  6. 【請求項6】 前記インゼクターは主管と同軸の付加的
    な外管を含み、内側および外側の同軸チャンネルの2つ
    の同軸チャンネルを規定し、それぞれ、これらの一方は
    分析される気体をトーチに供給することを意図し、他方
    はプラズマ中で分析される前記気体をガイドするための
    気体をトーチに供給することを意図する請求項1ないし
    5のいずれか1項記載のプラズマトーチ。
  7. 【請求項7】 スリーブの外側壁がトーチの外側壁を形
    成することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1
    項記載のプラズマトーチ。
  8. 【請求項8】 前記プラズマおよび/またはガイド気体
    がアルゴンおよび/またはヘリウムを含むことを特徴と
    する請求項1ないし7のいずれか1項記載のプラズマト
    ーチ。
  9. 【請求項9】 さらに、スリーブの外側壁と内側壁との
    間に存在する前記スリーブと同軸の中間管を含み、該中
    間管とスリーブの外側壁とは固形堆積物からスリーブの
    外側壁の内部表面をシールドするための気体を供給する
    ためのチャンネルを規定することを特徴とする請求項1
    ないし8のいずれか1項記載のプラズマトーチ。
  10. 【請求項10】 シールド気体を供給するための前記チ
    ャンネルは、揮発性化合物を形成するためにスリーブの
    外側壁上に堆積しやすい固体粒子と反応するのに適切な
    化合物を含む気体を供給するためのチャンネルを形成す
    ることを特徴とする請求項9記載のプラズマトーチ。
  11. 【請求項11】 プラズマガスを供給するためのソース
    に分析される気体を供給するためのソースに接続され、
    もし必要とされるならば、プラズマガスにおいてトーチ
    の出口で発生するプラズマにおいて分析される気体をガ
    イドするための気体のソースに接続される請求項1ない
    し10のいずれか1項記載のプラズマトーチおよびプラ
    ズマにおいて存在する不純物により発される光の強度を
    測定することが可能であり、光の強度の測定値およびプ
    ロセシングユニットに関連するメモリーにおいて貯蔵さ
    れ、先立つ較正により得られる少なくとも1つのあらか
    じめ決められた対照値から不純物の濃度を計算するため
    の手段を含むプロセシングユニットに接続されている光
    学的検出手段を具備することを特徴とする気体分析装
    置。
  12. 【請求項12】 さらに標準試料の製造のためのユニッ
    トを含み、それは −1以上の元素の溶解した塩の溶液のソース、 −噴霧ユニット、 −溶媒除去ユニット を具備し、製造ユニットの1つの出口が、分析される気
    体をトーチに供給するためのチャンネルに接続されるこ
    とを特徴とする請求項11記載の分析装置。
JP10370101A 1997-12-29 1998-12-25 調整可能なインゼクタ―を有するプラズマト―チおよびその様なト―チを用いる気体分析装置 Pending JPH11248632A (ja)

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