JPH112493A - 溶解炉 - Google Patents
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- JPH112493A JPH112493A JP15558197A JP15558197A JPH112493A JP H112493 A JPH112493 A JP H112493A JP 15558197 A JP15558197 A JP 15558197A JP 15558197 A JP15558197 A JP 15558197A JP H112493 A JPH112493 A JP H112493A
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Landscapes
- Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)
- Furnace Details (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 炉体内で排ガスが異常に発生した場合でも、
この排ガスを完全に燃焼させて排出することができる溶
解炉を提供する。 【解決手段】 本発明の溶解炉は、スロート部3に接続
された予備燃焼室42と、予備燃焼室42に燃焼用のエ
アーを供給するエアー供給管51と、エアー供給管51
に介装され、エアーの流量を可変させる送風ファン52
と流量調整バルブ53と、スロート部3内の圧力を測定
する圧力計61と、圧力計61により得られた圧力値に
基づいてエアー供給管51からのエアー供給量を調整す
る制御手段62を備えたことを特徴とする。
この排ガスを完全に燃焼させて排出することができる溶
解炉を提供する。 【解決手段】 本発明の溶解炉は、スロート部3に接続
された予備燃焼室42と、予備燃焼室42に燃焼用のエ
アーを供給するエアー供給管51と、エアー供給管51
に介装され、エアーの流量を可変させる送風ファン52
と流量調整バルブ53と、スロート部3内の圧力を測定
する圧力計61と、圧力計61により得られた圧力値に
基づいてエアー供給管51からのエアー供給量を調整す
る制御手段62を備えたことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、予熱槽を備え、ス
クラップ等を溶解して製鋼する溶解炉に関するものであ
る。
クラップ等を溶解して製鋼する溶解炉に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車部品の廃材や空き缶等の
スクラップ(原料)を高熱で溶解するのに、製鋼用アー
ク炉が用いられている。このような製鋼用アーク炉にお
いては、装入するスクラップを予熱槽で高温に予熱して
おくことが電力消費量を少なくする上で有利である。
スクラップ(原料)を高熱で溶解するのに、製鋼用アー
ク炉が用いられている。このような製鋼用アーク炉にお
いては、装入するスクラップを予熱槽で高温に予熱して
おくことが電力消費量を少なくする上で有利である。
【0003】図2は、従来の密閉式製鋼用アーク炉の要
部の断面図を示したものであり、符号2は予熱槽、3は
スロート部(スクラップ供給通路)、4は炉体である。
予熱槽2には、投入前のスクラップ単独又は還元鉄であ
るHBI(hot briquet iron)とを適当比(1:80〜
50:50)で混合させたスクラップ混合物1が貯留さ
れる。なお、スクラップにあらかじめHBIを混入させ
るのは、炉体4により製鋼される鉄の不純物の存在比を
相対的に減少させるためである。予熱槽2の底部には、
貯留されたスクラップ混合物1をスロート部3に押し出
すための進退可能な押出装置11が設けられている。
部の断面図を示したものであり、符号2は予熱槽、3は
スロート部(スクラップ供給通路)、4は炉体である。
予熱槽2には、投入前のスクラップ単独又は還元鉄であ
るHBI(hot briquet iron)とを適当比(1:80〜
50:50)で混合させたスクラップ混合物1が貯留さ
れる。なお、スクラップにあらかじめHBIを混入させ
るのは、炉体4により製鋼される鉄の不純物の存在比を
相対的に減少させるためである。予熱槽2の底部には、
貯留されたスクラップ混合物1をスロート部3に押し出
すための進退可能な押出装置11が設けられている。
【0004】スロート部3は、その上端が予熱槽2の底
部側面に接続されるとともに、その下端が炉体4の頂部
に設けられたスクラップ投入口14に接続されて、スク
ラップ混合物1の供給通路を形成する。スロート部3の
内側上部には、予熱槽2から押し出されたスクラップと
HBIを一次的に滞留させる水平な受台部3aが形成さ
れ、さらに受台部3aの上のスクラップ混合物1を押し
出して炉体4の内部へ装入させる押出装置12が設けら
れている。
部側面に接続されるとともに、その下端が炉体4の頂部
に設けられたスクラップ投入口14に接続されて、スク
ラップ混合物1の供給通路を形成する。スロート部3の
内側上部には、予熱槽2から押し出されたスクラップと
HBIを一次的に滞留させる水平な受台部3aが形成さ
れ、さらに受台部3aの上のスクラップ混合物1を押し
出して炉体4の内部へ装入させる押出装置12が設けら
れている。
【0005】炉体4は、炉底に設けられた底部電極(陽
極)13と、スクラップ投入口14を挟んで炉蓋4aを
貫通して取り付けられた1本又は2本の上部電極(陰
極)15,15とを備えている。また、炉体4には、一
次燃焼用の吹込ランス16を炉蓋4aを貫通させて配置
し、C、O2を溶鋼18中に吹き込めるように構成され
ている。さらに、炉体4の側壁部には二次燃焼用のエア
ー供給管17が接続され、炉体4内にエアーを送り込ん
で二次燃焼を行わせるように構成されている。
極)13と、スクラップ投入口14を挟んで炉蓋4aを
貫通して取り付けられた1本又は2本の上部電極(陰
極)15,15とを備えている。また、炉体4には、一
次燃焼用の吹込ランス16を炉蓋4aを貫通させて配置
し、C、O2を溶鋼18中に吹き込めるように構成され
ている。さらに、炉体4の側壁部には二次燃焼用のエア
ー供給管17が接続され、炉体4内にエアーを送り込ん
で二次燃焼を行わせるように構成されている。
【0006】このように構成された製鋼用アーク炉の運
転方法について概説する。まず、押出装置11により予
熱槽2から予熱されたスクラップ混合物1を受台部3a
に押し出し、さらに、押出装置12によりスクラップ混
合物1をこの受台部3aから押し出して炉体4内に供給
する。炉体4内では底部電極13と上部電極15,15
の間に電圧を印加してアーク放電させることにより、ス
クラップ混合物1を加熱して溶解させる。これにより溶
鋼18が炉体4の底部に貯留される。
転方法について概説する。まず、押出装置11により予
熱槽2から予熱されたスクラップ混合物1を受台部3a
に押し出し、さらに、押出装置12によりスクラップ混
合物1をこの受台部3aから押し出して炉体4内に供給
する。炉体4内では底部電極13と上部電極15,15
の間に電圧を印加してアーク放電させることにより、ス
クラップ混合物1を加熱して溶解させる。これにより溶
鋼18が炉体4の底部に貯留される。
【0007】また、この溶鋼18中に吹込ランス16に
よりC、O2を吹き込んで一次燃焼させることによりC
+1/2O2→COの反応を行わせて発熱させる。さら
に、炉体4内の雰囲気中にエアー供給管17を通してエ
アーを送給して二次燃焼させるようにし、これによりC
O+1/2O2→CO2の反応を行わせてさらなる発熱を
得るようにしている。このようにして得られた高温の顕
熱を有した排ガスはスロート部3を通して予熱槽2に流
れ込み、投入前のスクラップ混合物1を予熱する。
よりC、O2を吹き込んで一次燃焼させることによりC
+1/2O2→COの反応を行わせて発熱させる。さら
に、炉体4内の雰囲気中にエアー供給管17を通してエ
アーを送給して二次燃焼させるようにし、これによりC
O+1/2O2→CO2の反応を行わせてさらなる発熱を
得るようにしている。このようにして得られた高温の顕
熱を有した排ガスはスロート部3を通して予熱槽2に流
れ込み、投入前のスクラップ混合物1を予熱する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな密閉式の製鋼用アーク炉では、予熱槽2に流入した
排ガスは主排気管(主排気系)21により排出される。
しかし、炉体4内で一次燃焼により発生するCOが急激
に増加した場合、エアー供給管17を通じて供給される
エアーの不足や燃焼室負荷容量の不足により二次燃焼が
十分に行われず、主排気管21から大量のCOが排出さ
れるという欠点があった。
うな密閉式の製鋼用アーク炉では、予熱槽2に流入した
排ガスは主排気管(主排気系)21により排出される。
しかし、炉体4内で一次燃焼により発生するCOが急激
に増加した場合、エアー供給管17を通じて供給される
エアーの不足や燃焼室負荷容量の不足により二次燃焼が
十分に行われず、主排気管21から大量のCOが排出さ
れるという欠点があった。
【0009】そこで、本発明は、このような事情に鑑み
てなされたもので、炉体内でCO等の排ガスが異常に発
生した場合でも、この排ガスを完全に燃焼させて排出す
ることができる溶解炉を提供することを目的とする。
てなされたもので、炉体内でCO等の排ガスが異常に発
生した場合でも、この排ガスを完全に燃焼させて排出す
ることができる溶解炉を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、請求項1に記載した発明は、スクラップを充填貯留
して予熱する予熱槽と、前記スクラップを溶解して製鋼
する炉体と、前記予熱槽と前記炉体とに接続され、前記
予熱槽に貯留された前記スクラップを前記炉体に供給す
るとともに、前記炉体からの排ガスを前記予熱槽に導く
スクラップ供給通路と、を備えた溶解炉であって、前記
炉体又は前記スクラップ供給通路に接続された充分な燃
焼室負荷容量を持った予備燃焼室と、前記予備燃焼室に
燃焼用のエアーを供給するエアー供給系と、前記エアー
供給系に介装され、前記エアーの流量を可変させるエア
ー流量調整手段と、前記炉体又は前記スクラップ供給通
路内の圧力を測定する圧力測定手段と、前記圧力測定手
段により得られた圧力値に基づいて前記エアー供給系か
らのエアー供給量を調整する制御手段と、を備えたこと
を特徴とする。
め、請求項1に記載した発明は、スクラップを充填貯留
して予熱する予熱槽と、前記スクラップを溶解して製鋼
する炉体と、前記予熱槽と前記炉体とに接続され、前記
予熱槽に貯留された前記スクラップを前記炉体に供給す
るとともに、前記炉体からの排ガスを前記予熱槽に導く
スクラップ供給通路と、を備えた溶解炉であって、前記
炉体又は前記スクラップ供給通路に接続された充分な燃
焼室負荷容量を持った予備燃焼室と、前記予備燃焼室に
燃焼用のエアーを供給するエアー供給系と、前記エアー
供給系に介装され、前記エアーの流量を可変させるエア
ー流量調整手段と、前記炉体又は前記スクラップ供給通
路内の圧力を測定する圧力測定手段と、前記圧力測定手
段により得られた圧力値に基づいて前記エアー供給系か
らのエアー供給量を調整する制御手段と、を備えたこと
を特徴とする。
【0011】この発明においては、予熱槽から予熱され
たスクラップがスクラップ供給通路を通じて炉体内に供
給され、炉体内で高熱により溶解して製鋼される。この
運転中に、炉体内で排ガスが異常に発生して予備燃焼室
に流入したとき、制御手段は圧力検出手段による圧力値
に基づいて排ガスを完全に燃焼させるために必要なエア
ーを予備燃焼室に強制的に送り込む。予備燃焼室は充分
な燃焼室負荷容量を持っているため多量に発生したCO
ガスは完全に燃焼し排出される。
たスクラップがスクラップ供給通路を通じて炉体内に供
給され、炉体内で高熱により溶解して製鋼される。この
運転中に、炉体内で排ガスが異常に発生して予備燃焼室
に流入したとき、制御手段は圧力検出手段による圧力値
に基づいて排ガスを完全に燃焼させるために必要なエア
ーを予備燃焼室に強制的に送り込む。予備燃焼室は充分
な燃焼室負荷容量を持っているため多量に発生したCO
ガスは完全に燃焼し排出される。
【0012】請求項2に記載した発明は、請求項1に記
載した発明において、前記エアー流量調整手段が風量可
変型送風ファンとエアー流量調整バルブとからなり、前
記制御手段が前記送風ファンのファン回転数と前記エア
ー流量調整バルブの開度を調整して、前記エアー供給量
を増減させることを特徴とする。
載した発明において、前記エアー流量調整手段が風量可
変型送風ファンとエアー流量調整バルブとからなり、前
記制御手段が前記送風ファンのファン回転数と前記エア
ー流量調整バルブの開度を調整して、前記エアー供給量
を増減させることを特徴とする。
【0013】この発明においては、炉体内で排ガスが異
常に発生し、予備燃焼室に流入したとき、制御手段は検
出された圧力値に基づいて送風ファンのファン回転数と
エアー流量調整手段の開度とを調節し、排ガスを完全に
燃焼させるために必要なエアーを予備燃焼室に強制的に
送り込む。したがって、予備燃焼室で排ガスが完全に燃
焼させられて排出される。
常に発生し、予備燃焼室に流入したとき、制御手段は検
出された圧力値に基づいて送風ファンのファン回転数と
エアー流量調整手段の開度とを調節し、排ガスを完全に
燃焼させるために必要なエアーを予備燃焼室に強制的に
送り込む。したがって、予備燃焼室で排ガスが完全に燃
焼させられて排出される。
【0014】請求項3に記載した発明は、請求項1又は
2に記載した発明において、前記制御手段が前記圧力値
に基づいてCOガスを含む前記排ガス量の増加を検知
し、この排ガス量に応じて前記エアー供給量を調整する
ことを特徴とする。
2に記載した発明において、前記制御手段が前記圧力値
に基づいてCOガスを含む前記排ガス量の増加を検知
し、この排ガス量に応じて前記エアー供給量を調整する
ことを特徴とする。
【0015】この発明においては、炉体内で排ガスが異
常に発生し、予備燃焼室に流入したとき、制御手段は検
出された圧力値に基づいて排ガス量の増加を検知する。
そして、この排ガス量に応じて、排ガスを完全に燃焼さ
せるために必要なエアーを予備燃焼室に強制的に送り込
む。したがって、予備燃焼室で排ガスが完全に燃焼させ
られて排出される。
常に発生し、予備燃焼室に流入したとき、制御手段は検
出された圧力値に基づいて排ガス量の増加を検知する。
そして、この排ガス量に応じて、排ガスを完全に燃焼さ
せるために必要なエアーを予備燃焼室に強制的に送り込
む。したがって、予備燃焼室で排ガスが完全に燃焼させ
られて排出される。
【0016】
【発明の実施の形態】続いて、本発明に係る溶解炉の実
施の形態について図1を参照して詳細に説明する。な
お、以下の説明中、従来の技術で示した図2と共通する
部分については、同一の符号を付し、その説明を省略す
る。
施の形態について図1を参照して詳細に説明する。な
お、以下の説明中、従来の技術で示した図2と共通する
部分については、同一の符号を付し、その説明を省略す
る。
【0017】図1は、本発明の実施の形態を示す概略図
である。本発明に係る溶解炉である製鋼用アーク炉で
は、図1に示すように、排ガスを排出する主排気管31
と、排ガスを排出するバイパス排気管41とを備えてい
る。
である。本発明に係る溶解炉である製鋼用アーク炉で
は、図1に示すように、排ガスを排出する主排気管31
と、排ガスを排出するバイパス排気管41とを備えてい
る。
【0018】主排気管31は、その吸入側が予熱槽2の
上部に接続され、吸入側から順に、主排気管31の流路
を開閉する主開閉バルブ32と、排ガスを強制的に排気
する送風ファン33とが介装されている。主開閉バルブ
32は、後述する制御手段62によって開閉が制御さ
れ、通常は開放されて排ガスを通過させる。
上部に接続され、吸入側から順に、主排気管31の流路
を開閉する主開閉バルブ32と、排ガスを強制的に排気
する送風ファン33とが介装されている。主開閉バルブ
32は、後述する制御手段62によって開閉が制御さ
れ、通常は開放されて排ガスを通過させる。
【0019】バイパス排気管41は、その吸入側がスロ
ート部3に接続され、排出側は主排気管31の主開閉バ
ルブ32と送風ファン33との間に接続されている。こ
のバイパス排気管41には、吸入側から順に、排ガスを
燃焼させる予備燃焼室42と、排ガスを冷却する冷却手
段43と、バイパス排気管41の流路を開閉するバイパ
ス開閉バルブ44とが介装されている。バイパス開閉バ
ルブ44は後述する制御手段62により制御され、通常
は閉じられている。
ート部3に接続され、排出側は主排気管31の主開閉バ
ルブ32と送風ファン33との間に接続されている。こ
のバイパス排気管41には、吸入側から順に、排ガスを
燃焼させる予備燃焼室42と、排ガスを冷却する冷却手
段43と、バイパス排気管41の流路を開閉するバイパ
ス開閉バルブ44とが介装されている。バイパス開閉バ
ルブ44は後述する制御手段62により制御され、通常
は閉じられている。
【0020】バイパス排気管41に設けられた予備燃焼
室42には、燃焼用エアーを供給するエアー供給管(エ
アー供給系)51が接続されている。このエアー供給管
51には、吸入側から順に、風量可変型送風ファン52
と、エアーの流量を調整するエアー流量調整バルブ53
とが介装されている。風量可変型送風ファン52とエア
ー流量調整バルブ53は、制御手段62によって制御さ
れる。
室42には、燃焼用エアーを供給するエアー供給管(エ
アー供給系)51が接続されている。このエアー供給管
51には、吸入側から順に、風量可変型送風ファン52
と、エアーの流量を調整するエアー流量調整バルブ53
とが介装されている。風量可変型送風ファン52とエア
ー流量調整バルブ53は、制御手段62によって制御さ
れる。
【0021】また、この製鋼用アーク炉は、スロート部
3に設けられた圧力計(圧力検出手段)61と、状況に
応じた動作を制御する制御手段62とを備える。制御手
段62は、圧力計61から圧力値が入力されるととも
に、主開閉バルブ32、バイパス開閉バルブ44、エア
ー流量調整バルブ53及び送風ファン52に制御信号を
出力するように、各信号線が接続されている。
3に設けられた圧力計(圧力検出手段)61と、状況に
応じた動作を制御する制御手段62とを備える。制御手
段62は、圧力計61から圧力値が入力されるととも
に、主開閉バルブ32、バイパス開閉バルブ44、エア
ー流量調整バルブ53及び送風ファン52に制御信号を
出力するように、各信号線が接続されている。
【0022】以上のように構成された製鋼用アーク炉の
運転方法を説明する。まず、押出装置11により予熱槽
2から予熱されたスクラップとHBIのスクラップ混合
物1をスロート部3に押し出し、さらに、押出装置12
によりスクラップ混合物1を押し出して炉体4内に供給
する。炉体4内では底部電極と上部電極15,15との
間に電圧を印加してアーク放電させ、スクラップ混合物
1を加熱し溶解させる。これにより溶鋼18が炉体4の
底部に貯留される。
運転方法を説明する。まず、押出装置11により予熱槽
2から予熱されたスクラップとHBIのスクラップ混合
物1をスロート部3に押し出し、さらに、押出装置12
によりスクラップ混合物1を押し出して炉体4内に供給
する。炉体4内では底部電極と上部電極15,15との
間に電圧を印加してアーク放電させ、スクラップ混合物
1を加熱し溶解させる。これにより溶鋼18が炉体4の
底部に貯留される。
【0023】また、この溶鋼18中に吹込ランス16に
よりC、O2を吹き込んで一次燃焼させることによりC
+1/2O2→COの反応を行わせて発熱させる。さら
に、炉体4内の雰囲気中にエアー供給管17を通してエ
アーを送給して二次燃焼させるようにし、これによりC
O+1/2O2→CO2の反応を行わせてさらなる発熱を
得る。このようにして得られた高温の顕熱を有する排ガ
スはスロート部3を通して予熱槽2に流れ込み、投入前
のスクラップ混合物1を予熱する。
よりC、O2を吹き込んで一次燃焼させることによりC
+1/2O2→COの反応を行わせて発熱させる。さら
に、炉体4内の雰囲気中にエアー供給管17を通してエ
アーを送給して二次燃焼させるようにし、これによりC
O+1/2O2→CO2の反応を行わせてさらなる発熱を
得る。このようにして得られた高温の顕熱を有する排ガ
スはスロート部3を通して予熱槽2に流れ込み、投入前
のスクラップ混合物1を予熱する。
【0024】この動作中において、スロート部3内を上
昇する排ガスの圧力が圧力計61によって検出され、こ
の圧力値は制御手段62に入力される。制御手段62
は、この圧力値とあらかじめ設定された所定値とを比較
して、その結果により以下のように動作を制御する。
昇する排ガスの圧力が圧力計61によって検出され、こ
の圧力値は制御手段62に入力される。制御手段62
は、この圧力値とあらかじめ設定された所定値とを比較
して、その結果により以下のように動作を制御する。
【0025】圧力値が所定値よりも低いとき、すなわち
通常の運転状態では、制御手段62は、主開閉バルブ3
2を開いた状態に維持するとともに、バイパス開閉バル
ブ44を閉じた状態に維持する。これによって、排ガス
は炉体4、スロート部3、予熱槽2に流入し、ここから
主排気管31を通って排出される。また、バイパス開閉
バルブ44は閉じられているので、バイパス排気管41
への排ガスの流入は規制される。
通常の運転状態では、制御手段62は、主開閉バルブ3
2を開いた状態に維持するとともに、バイパス開閉バル
ブ44を閉じた状態に維持する。これによって、排ガス
は炉体4、スロート部3、予熱槽2に流入し、ここから
主排気管31を通って排出される。また、バイパス開閉
バルブ44は閉じられているので、バイパス排気管41
への排ガスの流入は規制される。
【0026】一方、圧力値が所定値を超えたとき、すな
わち炉体4内で一次燃焼により発生するCOが増加し、
炉体4内の圧力が上昇した場合、制御手段62は、圧力
計61により検出された圧力値から排ガスに含まれるC
Oのガス量を算出する。なお、圧力値に対応するCOの
ガス量を算出する演算方法はあらかじめ制御手段62に
設定されている。そして、制御手段62は、算出された
COのガス量に基づいて、送風ファン52のファン回転
数とエアー流量調整バルブ53の開度を調節し、排ガス
を完全に燃焼させるために必要なエアーを予備燃焼室4
2に強制的に送り込む。
わち炉体4内で一次燃焼により発生するCOが増加し、
炉体4内の圧力が上昇した場合、制御手段62は、圧力
計61により検出された圧力値から排ガスに含まれるC
Oのガス量を算出する。なお、圧力値に対応するCOの
ガス量を算出する演算方法はあらかじめ制御手段62に
設定されている。そして、制御手段62は、算出された
COのガス量に基づいて、送風ファン52のファン回転
数とエアー流量調整バルブ53の開度を調節し、排ガス
を完全に燃焼させるために必要なエアーを予備燃焼室4
2に強制的に送り込む。
【0027】予備燃焼室42では充分な燃焼室負荷容量
を持っているため、高濃度のCOを含む排ガスもCO+
1/2O2→CO2の反応により、排ガスが完全に燃焼さ
せられる。排ガスはスクラップ予熱槽を予熱し、排ガス
は冷却手段43で冷却され、主排気管31の送風ファン
33により排出される。このように、予備燃焼室42へ
のエアーの供給量は排ガスに含まれるCOの量に対応し
て変化させられるので、未燃焼のCOが主排気管31か
ら排出されることはない。
を持っているため、高濃度のCOを含む排ガスもCO+
1/2O2→CO2の反応により、排ガスが完全に燃焼さ
せられる。排ガスはスクラップ予熱槽を予熱し、排ガス
は冷却手段43で冷却され、主排気管31の送風ファン
33により排出される。このように、予備燃焼室42へ
のエアーの供給量は排ガスに含まれるCOの量に対応し
て変化させられるので、未燃焼のCOが主排気管31か
ら排出されることはない。
【0028】なお、この実施の形態では、予備燃焼室4
2は炉体4に接続してもよく、また圧力計61は炉体4
に設けてもよい。また、バイパス排気管41は予備燃焼
室42に接続されていたが、これらを独立して別々に設
けてもよい。さらに、この実施の形態では、製鋼用アー
ク炉を対象として説明したが、高周波炉、電子ビーム炉
等の他の電気炉やガス加熱による溶解炉にも適用でき
る。
2は炉体4に接続してもよく、また圧力計61は炉体4
に設けてもよい。また、バイパス排気管41は予備燃焼
室42に接続されていたが、これらを独立して別々に設
けてもよい。さらに、この実施の形態では、製鋼用アー
ク炉を対象として説明したが、高周波炉、電子ビーム炉
等の他の電気炉やガス加熱による溶解炉にも適用でき
る。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の溶解炉に
よれば以下の効果を得ることができる。請求項1に記載
した発明によれば、炉体内でCOを含んだ排ガスが異常
に発生した場合でも、ガスの圧力値に基づいて予備燃焼
室へのエアーの供給量が調節されるので、この排ガスを
予備燃焼室で効率よく燃焼させてから確実に排出するこ
とが可能になる。
よれば以下の効果を得ることができる。請求項1に記載
した発明によれば、炉体内でCOを含んだ排ガスが異常
に発生した場合でも、ガスの圧力値に基づいて予備燃焼
室へのエアーの供給量が調節されるので、この排ガスを
予備燃焼室で効率よく燃焼させてから確実に排出するこ
とが可能になる。
【0030】請求項2に記載した発明によれば、予備燃
焼室へのエアー供給量が送風ファンとエアー流量調整バ
ルブにより調節されるので、予備燃焼室へのエアーの供
給量が確実に調節される。
焼室へのエアー供給量が送風ファンとエアー流量調整バ
ルブにより調節されるので、予備燃焼室へのエアーの供
給量が確実に調節される。
【0031】請求項3に記載した発明によれば、排ガス
に含まれるCOのガス量に応じて予備燃焼室へのエアー
供給量が調節されるので、COを完全に燃焼させて排出
することが可能になる。
に含まれるCOのガス量に応じて予備燃焼室へのエアー
供給量が調節されるので、COを完全に燃焼させて排出
することが可能になる。
【図1】 本発明を製鋼用アーク炉に適用した場合の実
施の形態を示す概略図である。
施の形態を示す概略図である。
【図2】 従来の製鋼用アーク炉を示す断面図である。
1 スクラップ混合物 2 予熱槽 3 スロート部 4 炉体 31 主排気管 32 主開閉バルブ 41 バイパス排気管 42 予備燃焼室 44 バイパス開閉バルブ 51 エアー供給管 52 送風ファン 53 エアー流量調整バルブ 61 圧力計 62 制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 熊谷 聡 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石 川島播磨重工業株式会社横浜エンジニアリ ングセンター内 (72)発明者 小森 英俊 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石 川島播磨重工業株式会社横浜エンジニアリ ングセンター内
Claims (3)
- 【請求項1】 スクラップを充填貯留して予熱する予熱
槽と、 前記スクラップを溶解する炉体と、 前記予熱槽と前記炉体とに接続され、前記予熱槽に貯留
された前記スクラップを前記炉体に供給するとともに、
前記炉体からの排ガスを前記予熱槽に導くスクラップ供
給通路と、を備えた溶解炉であって、 前記炉体又は前記スクラップ供給通路に接続された予備
燃焼室と、 前記予備燃焼室に燃焼用のエアーを供給するエアー供給
系と、 前記エアー供給系に介装され、前記エアーの流量を可変
させるエアー流量調整手段と、 前記炉体又は前記スクラップ供給通路内の圧力を測定す
る圧力測定手段と、 前記圧力測定手段により得られた圧力値に基づいて前記
エアー流量調整手段をを制御する制御手段と、を備えた
ことを特徴とする溶解炉。 - 【請求項2】 前記エアー流量調整手段が風量可変型送
風ファンとエアー流量調整バルブとからなり、 前記制御手段が前記送風ファンのファン回転数と前記エ
アー流量調整バルブの開度を調整して、前記エアー供給
量を増減させることを特徴とする請求項1記載の溶解
炉。 - 【請求項3】 前記制御手段が前記圧力値に基づいてC
Oガスを含む前記排ガス量の増加を検知し、この排ガス
量に応じて前記エアー供給量を調整することを特徴とす
る請求項1又は2記載の溶解炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15558197A JPH112493A (ja) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | 溶解炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15558197A JPH112493A (ja) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | 溶解炉 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH112493A true JPH112493A (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=15609179
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15558197A Withdrawn JPH112493A (ja) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | 溶解炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH112493A (ja) |
-
1997
- 1997-06-12 JP JP15558197A patent/JPH112493A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040907 |