JPH11249967A - Ncデータの不正複写防止方法 - Google Patents
Ncデータの不正複写防止方法Info
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- JPH11249967A JPH11249967A JP10061888A JP6188898A JPH11249967A JP H11249967 A JPH11249967 A JP H11249967A JP 10061888 A JP10061888 A JP 10061888A JP 6188898 A JP6188898 A JP 6188898A JP H11249967 A JPH11249967 A JP H11249967A
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Landscapes
- Storage Device Security (AREA)
- Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 NCメーカーでセットアップした固有のデー
タが複写されて不正利用されるのを防止し、かつ、正当
なユーザーによる数値制御装置の復旧作業を円滑化す
る。 【解決手段】 SRAM14のバックアップデータをメ
モリカード20に保存する際に、ROM12の固有コー
ドがメモリカード20にに書き込まれるようにしてお
く。バックアップ情報の再セットアップに際しては、そ
の数値制御装置10の固有コードがメモリカード20の
固有コードと一致しているか否かを判別し、一致する場
合にだけ再セットアップ作業を許容することで、別の数
値制御装置で生成されたバックアップデータの不正な持
ち込みを禁止する。
タが複写されて不正利用されるのを防止し、かつ、正当
なユーザーによる数値制御装置の復旧作業を円滑化す
る。 【解決手段】 SRAM14のバックアップデータをメ
モリカード20に保存する際に、ROM12の固有コー
ドがメモリカード20にに書き込まれるようにしてお
く。バックアップ情報の再セットアップに際しては、そ
の数値制御装置10の固有コードがメモリカード20の
固有コードと一致しているか否かを判別し、一致する場
合にだけ再セットアップ作業を許容することで、別の数
値制御装置で生成されたバックアップデータの不正な持
ち込みを禁止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、NCデータの不正
複写防止方法に関する。
複写防止方法に関する。
【0002】
【従来の技術】数値制御装置の出荷に際しては、その駆
動制御に必要とされるオペレーティングシステムや各種
パラメータの値またはアプリケーションプログラム等と
いった重要な情報を予めNCメーカーがSRAM等の不
揮発性RAMに格納して出荷するのが一般的である。
動制御に必要とされるオペレーティングシステムや各種
パラメータの値またはアプリケーションプログラム等と
いった重要な情報を予めNCメーカーがSRAM等の不
揮発性RAMに格納して出荷するのが一般的である。
【0003】しかし、実際には、数値制御装置の誤動作
や誤った操作、例えば、メモリ保護エラーによる書き込
み動作や上書き動作等によって、不揮発性RAM内のオ
ペレーティングシステムや各種パラメータまたはアプリ
ケーションプログラム等のデータに異常や損傷が生じる
場合があり、数値制御装置の復旧作業を円滑に行う必要
上、ユーザーサイドで不揮発性RAM内の情報をメモリ
カード等の外部記憶媒体にバックアップして保存するこ
とが多い。
や誤った操作、例えば、メモリ保護エラーによる書き込
み動作や上書き動作等によって、不揮発性RAM内のオ
ペレーティングシステムや各種パラメータまたはアプリ
ケーションプログラム等のデータに異常や損傷が生じる
場合があり、数値制御装置の復旧作業を円滑に行う必要
上、ユーザーサイドで不揮発性RAM内の情報をメモリ
カード等の外部記憶媒体にバックアップして保存するこ
とが多い。
【0004】不揮発性RAMの情報に損傷を生じた数値
制御装置、即ち、NCメーカー側で予めオペレーティン
グシステムや各種パラメータまたはアプリケーションプ
ログラム等をセットアップして出荷した数値制御装置に
対してバックアップ情報の再セットアップ作業を行うこ
とで、その数値制御装置を出荷時と同じ状態に戻して使
用すことには一向に不都合はないが、そのバックアップ
情報を別の数値制御装置に移植して利用するのは、契約
条件にもよるが、一般に1ライセンス1商品パッケージ
の原則からは違法であり、そのような不正な複写行為は
何らかの方法で禁止する必要がある。
制御装置、即ち、NCメーカー側で予めオペレーティン
グシステムや各種パラメータまたはアプリケーションプ
ログラム等をセットアップして出荷した数値制御装置に
対してバックアップ情報の再セットアップ作業を行うこ
とで、その数値制御装置を出荷時と同じ状態に戻して使
用すことには一向に不都合はないが、そのバックアップ
情報を別の数値制御装置に移植して利用するのは、契約
条件にもよるが、一般に1ライセンス1商品パッケージ
の原則からは違法であり、そのような不正な複写行為は
何らかの方法で禁止する必要がある。
【0005】また、このようなバックアップ情報には非
公開のソースコード等が含まれる場合が多いので、バッ
クアップ情報を保存したメモリカード等の外部記憶媒体
が第三者の手に渡って複写されると、NCメーカーは機
密保持の点で大きな損害を被ることになる。
公開のソースコード等が含まれる場合が多いので、バッ
クアップ情報を保存したメモリカード等の外部記憶媒体
が第三者の手に渡って複写されると、NCメーカーは機
密保持の点で大きな損害を被ることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の課題
は、前記従来技術の欠点を解消し、NCメーカーでセッ
トアップした固有のデータが不用意に複写されて不正に
利用されるのを防止し、しかも、正当なユーザーが数値
制御装置の復旧作業を円滑に行うことのできるNCデー
タの不正複写防止方法を提供することにある。
は、前記従来技術の欠点を解消し、NCメーカーでセッ
トアップした固有のデータが不用意に複写されて不正に
利用されるのを防止し、しかも、正当なユーザーが数値
制御装置の復旧作業を円滑に行うことのできるNCデー
タの不正複写防止方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、不揮発性RA
Mの情報のバックアップを外部記憶媒体に保存する際
に、数値制御装置に記憶されている書き換え不能な固有
コードが強制的に外部記憶媒体に書き込まれるようにし
ておき、バックアップ情報の再セットアップに際し、外
部記憶媒体に書き込まれている固有コードが数値制御装
置の固有コードと一致している場合にだけ再セットアッ
プ作業を実行するようにしたことを特徴とする構成によ
り前記課題を達成した。
Mの情報のバックアップを外部記憶媒体に保存する際
に、数値制御装置に記憶されている書き換え不能な固有
コードが強制的に外部記憶媒体に書き込まれるようにし
ておき、バックアップ情報の再セットアップに際し、外
部記憶媒体に書き込まれている固有コードが数値制御装
置の固有コードと一致している場合にだけ再セットアッ
プ作業を実行するようにしたことを特徴とする構成によ
り前記課題を達成した。
【0008】従って、ある数値制御装置で生成されたバ
ックアップ情報を固有コードが異なる別の数値制御装置
に移植することは事実上不可能となり、また、バックア
ップ情報を生成した数値制御装置に対して正当なユーザ
ーがバックアップ情報を再セットアップする場合には、
固有コードの一致によりシリアルナンバー等の入力を省
略して円滑な再セットアップ作業を行うことができる。
しかも、バックアップ情報を保存した外部記憶媒体には
書き換え不能な固有コードが書き込まれるので、外部記
憶媒体の不正な持ち出しや貸与があった場合には、その
出所、即ち、そのバックアップ情報を生成した数値制御
装置を容易に突き止めることができる。
ックアップ情報を固有コードが異なる別の数値制御装置
に移植することは事実上不可能となり、また、バックア
ップ情報を生成した数値制御装置に対して正当なユーザ
ーがバックアップ情報を再セットアップする場合には、
固有コードの一致によりシリアルナンバー等の入力を省
略して円滑な再セットアップ作業を行うことができる。
しかも、バックアップ情報を保存した外部記憶媒体には
書き換え不能な固有コードが書き込まれるので、外部記
憶媒体の不正な持ち出しや貸与があった場合には、その
出所、即ち、そのバックアップ情報を生成した数値制御
装置を容易に突き止めることができる。
【0009】また、再セットアップ用のパスワードが前
記固有コードと共に数値制御装置から外部記憶媒体に書
き込まれるようにしておき、バックアップ情報の再セッ
トアップに際し、外部記憶媒体に書き込まれている固有
コードが数値制御装置の固有コードと一致していない場
合であっても、外部記憶媒体に書き込まれている再セッ
トアップ用のパスワードと作業者が数値制御装置に入力
したパスワードとが一致した場合には再セットアップ作
業を実行できるようにすることで、NCメーカーの委託
を受けた現地作業員のサービス業務の能率化を図った。
記固有コードと共に数値制御装置から外部記憶媒体に書
き込まれるようにしておき、バックアップ情報の再セッ
トアップに際し、外部記憶媒体に書き込まれている固有
コードが数値制御装置の固有コードと一致していない場
合であっても、外部記憶媒体に書き込まれている再セッ
トアップ用のパスワードと作業者が数値制御装置に入力
したパスワードとが一致した場合には再セットアップ作
業を実行できるようにすることで、NCメーカーの委託
を受けた現地作業員のサービス業務の能率化を図った。
【0010】例えば、新たなライセンス契約を付加する
ことにより、その時点で既にそのユーザーが他の数値制
御装置でライセンスを取得して使用していた機能をその
時点でユーザーが保有する別の数値制御装置に付加して
利用しようとする場合、ライセンス契約を加えようとす
る数値制御装置に必要とされるバックアップ情報がその
場にない場合でも、NCメーカーの委託を受けて再セッ
トアップ用のパスワードを開示されている現地作業員さ
えいれば、既存の数値制御装置に他の数値制御装置で生
成したバックアップ情報を用いて再セットアップ作業を
行うことで数値制御装置に新たな機能を付加することが
できる。従って、NCメーカーがユーザーから既存の数
値制御装置を回収して再セットアップ作業を行う必要は
なく、また、ユーザーが保有する既存の数値制御装置の
固有コードを調べてその数値制御装置に見合ったバック
アップ情報を一々外部記憶媒体に記憶させてユーザーに
頒布する必要もなくなり、ライセンスの更新作業を円滑
に行うことができる。しかも、ライセンスを更新した数
値制御装置で生成されたバックアップ情報を外部記憶媒
体に保存する際には、その数値制御装置自体の固有コー
ドが書き込まれることになるので、一旦ライセンスを更
新してしまえば、その数値制御装置に異常が発生した場
合の再セットアップ作業はユーザー自身の手で簡単に行
うことができる。
ことにより、その時点で既にそのユーザーが他の数値制
御装置でライセンスを取得して使用していた機能をその
時点でユーザーが保有する別の数値制御装置に付加して
利用しようとする場合、ライセンス契約を加えようとす
る数値制御装置に必要とされるバックアップ情報がその
場にない場合でも、NCメーカーの委託を受けて再セッ
トアップ用のパスワードを開示されている現地作業員さ
えいれば、既存の数値制御装置に他の数値制御装置で生
成したバックアップ情報を用いて再セットアップ作業を
行うことで数値制御装置に新たな機能を付加することが
できる。従って、NCメーカーがユーザーから既存の数
値制御装置を回収して再セットアップ作業を行う必要は
なく、また、ユーザーが保有する既存の数値制御装置の
固有コードを調べてその数値制御装置に見合ったバック
アップ情報を一々外部記憶媒体に記憶させてユーザーに
頒布する必要もなくなり、ライセンスの更新作業を円滑
に行うことができる。しかも、ライセンスを更新した数
値制御装置で生成されたバックアップ情報を外部記憶媒
体に保存する際には、その数値制御装置自体の固有コー
ドが書き込まれることになるので、一旦ライセンスを更
新してしまえば、その数値制御装置に異常が発生した場
合の再セットアップ作業はユーザー自身の手で簡単に行
うことができる。
【0011】更に、数値制御装置に記憶されている再セ
ットアップ用のパスワードを書き換えるための第2のパ
スワードを数値制御装置に記憶させておき、数値制御装
置に記憶されている第2のパスワードと作業者が数値制
御装置に入力したパスワードとが一致した場合にだけ再
セットアップ用のパスワードの書き換えを実行できるよ
うにしたことで、現地作業員の信頼性の低下に伴うNC
メーカー側の危険負担を小さくした。
ットアップ用のパスワードを書き換えるための第2のパ
スワードを数値制御装置に記憶させておき、数値制御装
置に記憶されている第2のパスワードと作業者が数値制
御装置に入力したパスワードとが一致した場合にだけ再
セットアップ用のパスワードの書き換えを実行できるよ
うにしたことで、現地作業員の信頼性の低下に伴うNC
メーカー側の危険負担を小さくした。
【0012】NCメーカーのみが知る第2のパスワード
を使用して再セットアップ用のパスワードを書き換えれ
ば、その数値制御装置で生成されたバックアップ情報に
含まれる再セットアップ用のパスワードと現地作業員が
以前に知らされた再セットアップ用のパスワードとが異
なるようになるので、その数値制御装置で生成されたバ
ックアップ情報を他の数値制御装置に移植することは現
地作業員にもできなくなる。また、第2のパスワードに
よって再セットアップ用のパスワードの書き換えがプロ
テクトされるため、何らかの方法で不正な複写作業が行
われた場合でも再セットアップ用のパスワード自体は外
部記憶媒体またはそのデータを複写された数値制御装置
にそのまま残ることになり、再セットアップ用のパスワ
ードを確認することにより、そのバックアップ情報を生
成した数値制御装置や不正な作業を行った現地作業員を
容易に突き止めることができる。
を使用して再セットアップ用のパスワードを書き換えれ
ば、その数値制御装置で生成されたバックアップ情報に
含まれる再セットアップ用のパスワードと現地作業員が
以前に知らされた再セットアップ用のパスワードとが異
なるようになるので、その数値制御装置で生成されたバ
ックアップ情報を他の数値制御装置に移植することは現
地作業員にもできなくなる。また、第2のパスワードに
よって再セットアップ用のパスワードの書き換えがプロ
テクトされるため、何らかの方法で不正な複写作業が行
われた場合でも再セットアップ用のパスワード自体は外
部記憶媒体またはそのデータを複写された数値制御装置
にそのまま残ることになり、再セットアップ用のパスワ
ードを確認することにより、そのバックアップ情報を生
成した数値制御装置や不正な作業を行った現地作業員を
容易に突き止めることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。図1は本発明の不正複写防止方法を
適用した一実施形態の数値制御装置10と該数値制御装
置10によって駆動制御される工作機械の要部を示すブ
ロック図である。
施形態を説明する。図1は本発明の不正複写防止方法を
適用した一実施形態の数値制御装置10と該数値制御装
置10によって駆動制御される工作機械の要部を示すブ
ロック図である。
【0014】プロセッサ11は数値制御装置10を全体
的に制御するプロセッサであり、ROM12に格納され
たシステムプログラムをバス21を介して読み出し、こ
のシステムプログラムに従って、数値制御装置10を全
体的に制御する。RAM13には一時的な計算データ、
表示データ等が格納される。
的に制御するプロセッサであり、ROM12に格納され
たシステムプログラムをバス21を介して読み出し、こ
のシステムプログラムに従って、数値制御装置10を全
体的に制御する。RAM13には一時的な計算データ、
表示データ等が格納される。
【0015】SRAM14は図示しないバッテリでバッ
クアップされ、数値制御装置10の電源がオフにされて
も記憶状態が保持される不揮発性RAMとして構成さ
れ、NCメーカーでセットアップしたデータ、例えば、
オペレーティングシステムや各種パラメータまたはアプ
リケーションプログラム等に関連した重要な情報が格納
されている。
クアップされ、数値制御装置10の電源がオフにされて
も記憶状態が保持される不揮発性RAMとして構成さ
れ、NCメーカーでセットアップしたデータ、例えば、
オペレーティングシステムや各種パラメータまたはアプ
リケーションプログラム等に関連した重要な情報が格納
されている。
【0016】インターフェイス15は外部機器用のイン
ターフェイスであり、外部記憶媒体となるメモリカード
20に対してデータの読み書きを行うためのドライブユ
ニット72が接続され、SRAM14からメモリカード
20へのデータのバックアップ作業や、メモリカード2
0からSRAM14へのデータの再セットアップ作業が
実施できるようになっている。
ターフェイスであり、外部記憶媒体となるメモリカード
20に対してデータの読み書きを行うためのドライブユ
ニット72が接続され、SRAM14からメモリカード
20へのデータのバックアップ作業や、メモリカード2
0からSRAM14へのデータの再セットアップ作業が
実施できるようになっている。
【0017】SRAM14からメモリカード20へのデ
ータのバックアップ作業に必要とされるエンコードや圧
縮およびデータ書き出し用のプログラムと、メモリカー
ド20からSRAM14へのデータの再セットアップ作
業に必要とされる解凍やデコードおよびデータ書き込み
用のプログラムは、各々ROM12に格納されている。
ータのバックアップ作業に必要とされるエンコードや圧
縮およびデータ書き出し用のプログラムと、メモリカー
ド20からSRAM14へのデータの再セットアップ作
業に必要とされる解凍やデコードおよびデータ書き込み
用のプログラムは、各々ROM12に格納されている。
【0018】また、装置のシリアルナンバー等で構成さ
れる数値制御装置10の固有コードは書き換え不能な状
態でROM12に格納され、再セットアップ用のパスワ
ード、および、このパスワードを書き換えるための第2
のパスワードの各々は、数値制御装置10の出荷段階で
予めNCメーカーによってSRAM14に登録されてい
る。
れる数値制御装置10の固有コードは書き換え不能な状
態でROM12に格納され、再セットアップ用のパスワ
ード、および、このパスワードを書き換えるための第2
のパスワードの各々は、数値制御装置10の出荷段階で
予めNCメーカーによってSRAM14に登録されてい
る。
【0019】このうち装置の出荷段階で最初にSRAM
14に登録した再セットアップ用のパスワード、また
は、その後でNCメーカーが書き換えた再セットアップ
用のパスワードの内容に関してはNCメーカーがサービ
ス業務を委託する現地作業員に対して開示するが、再セ
ットアップ用のパスワードを書き換えるための第2のパ
スワードの情報に関してはNCメーカー内部で秘匿する
ようにする。
14に登録した再セットアップ用のパスワード、また
は、その後でNCメーカーが書き換えた再セットアップ
用のパスワードの内容に関してはNCメーカーがサービ
ス業務を委託する現地作業員に対して開示するが、再セ
ットアップ用のパスワードを書き換えるための第2のパ
スワードの情報に関してはNCメーカー内部で秘匿する
ようにする。
【0020】PMC(プログラマブル・マシン・コント
ローラ)16は数値制御装置10に内蔵されたシーケン
スプログラムで工作機械を制御する。即ち、加工プログ
ラムで指令された機能に従って、これらシーケンスプロ
グラムで工作機械側で必要な信号に変換し、I/Oユニ
ット17から工作機械側に出力する。この出力信号によ
り工作機械側の各種アクチュエータが作動する。また、
工作機械側のリミットスイッチおよび機械操作盤の各種
スイッチ等の信号を受けて、必要な処理をしてプロセッ
サ11に渡す。
ローラ)16は数値制御装置10に内蔵されたシーケン
スプログラムで工作機械を制御する。即ち、加工プログ
ラムで指令された機能に従って、これらシーケンスプロ
グラムで工作機械側で必要な信号に変換し、I/Oユニ
ット17から工作機械側に出力する。この出力信号によ
り工作機械側の各種アクチュエータが作動する。また、
工作機械側のリミットスイッチおよび機械操作盤の各種
スイッチ等の信号を受けて、必要な処理をしてプロセッ
サ11に渡す。
【0021】各軸の現在位置、アラーム、画像データ等
の信号はCRT/MDIユニット70の表示装置に送ら
れ、表示装置に表示される。インターフェイス18はC
RT/MDIユニット70のキーボードからのデータを
受けてプロセッサ11に渡す。インターフェイス19は
手動パルス発生器71に接続され、手動パルス発生器7
1からのパルスを受ける。手動パルス発生器71は工作
機械側の機械操作盤に実装され、手動で機械可動部を精
密に位置決めするために使用される。
の信号はCRT/MDIユニット70の表示装置に送ら
れ、表示装置に表示される。インターフェイス18はC
RT/MDIユニット70のキーボードからのデータを
受けてプロセッサ11に渡す。インターフェイス19は
手動パルス発生器71に接続され、手動パルス発生器7
1からのパルスを受ける。手動パルス発生器71は工作
機械側の機械操作盤に実装され、手動で機械可動部を精
密に位置決めするために使用される。
【0022】軸制御回路30〜32はプロセッサ11か
らの各軸の移動指令を受けて、各軸の指令をサーボアン
プ40〜42に出力する。サーボアンプ40〜42はこ
の指令を受けて各軸のサーボモータ50〜52を駆動す
る。X,Y,Z各軸のサーボモータ50〜52には位置
速度検出用のパルスコーダが内蔵されており、このパル
スコーダからのフィードバック信号が軸制御回路30〜
32にフィードバックされる。軸制御回路30〜32に
内蔵されたサーボ制御CPUの各々はこれらのフィード
バック信号と前述の移動指令とに基いて位置ループ、速
度ループ、電流ループの各処理を行い、最終的な駆動制
御のためのトルク指令を各軸毎に求めて各軸のサーボモ
ータ50〜52の位置、速度を制御する。
らの各軸の移動指令を受けて、各軸の指令をサーボアン
プ40〜42に出力する。サーボアンプ40〜42はこ
の指令を受けて各軸のサーボモータ50〜52を駆動す
る。X,Y,Z各軸のサーボモータ50〜52には位置
速度検出用のパルスコーダが内蔵されており、このパル
スコーダからのフィードバック信号が軸制御回路30〜
32にフィードバックされる。軸制御回路30〜32に
内蔵されたサーボ制御CPUの各々はこれらのフィード
バック信号と前述の移動指令とに基いて位置ループ、速
度ループ、電流ループの各処理を行い、最終的な駆動制
御のためのトルク指令を各軸毎に求めて各軸のサーボモ
ータ50〜52の位置、速度を制御する。
【0023】スピンドル制御回路60はスピンドル回転
指令およびスピンドルのオリエンテーション等の指令を
受けて、スピンドルアンプ61にスピンドル速度信号を
出力する。スピンドルアンプ61はこのスピンドル速度
信号を受けて、スピンドルモータ62を指令された回転
速度で回転させる。また、オリエンテーション指令によ
って所定の位置にスピンドルモータ62の回転位置を位
置決めする。
指令およびスピンドルのオリエンテーション等の指令を
受けて、スピンドルアンプ61にスピンドル速度信号を
出力する。スピンドルアンプ61はこのスピンドル速度
信号を受けて、スピンドルモータ62を指令された回転
速度で回転させる。また、オリエンテーション指令によ
って所定の位置にスピンドルモータ62の回転位置を位
置決めする。
【0024】図2はバックアップ作業時における数値制
御装置10の処理の概略を示す概念図である。
御装置10の処理の概略を示す概念図である。
【0025】前述した通り、データのバックアップ作業
に必要とされるエンコードや圧縮およびデータ書き出し
用のプログラムはROM12に格納されており、ドライ
ブユニット72にメモリカード20をセットしてCRT
/MDIユニット70からバックアップデータ作成指令
を入力することにより、プロセッサ11が、SRAM1
4からメモリカード20へのデータの書き出し作業と、
それに伴うエンコードや圧縮作業を開始する。
に必要とされるエンコードや圧縮およびデータ書き出し
用のプログラムはROM12に格納されており、ドライ
ブユニット72にメモリカード20をセットしてCRT
/MDIユニット70からバックアップデータ作成指令
を入力することにより、プロセッサ11が、SRAM1
4からメモリカード20へのデータの書き出し作業と、
それに伴うエンコードや圧縮作業を開始する。
【0026】このとき、数値制御装置10の固有コード
がROM12から読み出されてメモリカード20に保存
され、SRAM14に登録されている再セットアップ用
のパスワードと第2のパスワードは、SRAM14内の
オペレーティングシステムや各種パラメータおよびアプ
リケーションプログラム等と共にメモリカード20に書
き出される。
がROM12から読み出されてメモリカード20に保存
され、SRAM14に登録されている再セットアップ用
のパスワードと第2のパスワードは、SRAM14内の
オペレーティングシステムや各種パラメータおよびアプ
リケーションプログラム等と共にメモリカード20に書
き出される。
【0027】従って、数値制御装置10の誤動作やアラ
ートを無視したオペレターの誤操作等によってSRAM
14内のオペレーティングシステムや各種パラメータお
よびアプリケーションプログラム等に損傷が生じた場合
には、メモリカード20にバックアップデータとして保
存されている情報をそのままSRAM14に再セットア
ップすることで数値制御装置10の障害復旧を行うこと
ができる。
ートを無視したオペレターの誤操作等によってSRAM
14内のオペレーティングシステムや各種パラメータお
よびアプリケーションプログラム等に損傷が生じた場合
には、メモリカード20にバックアップデータとして保
存されている情報をそのままSRAM14に再セットア
ップすることで数値制御装置10の障害復旧を行うこと
ができる。
【0028】図3は再セットアップ作業時におけるプロ
セッサ11の処理動作を示すフローチャートである。
セッサ11の処理動作を示すフローチャートである。
【0029】作業者がCRT/MDIユニット70から
再セットアップ指令を入力すると、これを検出したプロ
セッサ11は、SRAM14をクリアし、ドライブユニ
ット72にメモリカード20をセットする旨のガイダン
スメッセージをCRT/MDIユニット70に表示して
(ステップa1)、メモリカード20の挿入を待つ待機
状態に入る(ステップa2)。
再セットアップ指令を入力すると、これを検出したプロ
セッサ11は、SRAM14をクリアし、ドライブユニ
ット72にメモリカード20をセットする旨のガイダン
スメッセージをCRT/MDIユニット70に表示して
(ステップa1)、メモリカード20の挿入を待つ待機
状態に入る(ステップa2)。
【0030】そして、メモリカード20が挿入される
と、これを検出したプロセッサ11は、メモリカード2
0に保存されているデータのうち数値制御装置の固有コ
ードに関連した部分のデータをメモリカード20からR
AM13に読み込んで解凍およびデコードに関する処理
を実行し、メモリカード20に保存されていた数値制御
装置の固有コードとROM12に登録されている固有コ
ードとを比較して(ステップa3)、両者が一致してい
るか否かを判別する(ステップa4)。
と、これを検出したプロセッサ11は、メモリカード2
0に保存されているデータのうち数値制御装置の固有コ
ードに関連した部分のデータをメモリカード20からR
AM13に読み込んで解凍およびデコードに関する処理
を実行し、メモリカード20に保存されていた数値制御
装置の固有コードとROM12に登録されている固有コ
ードとを比較して(ステップa3)、両者が一致してい
るか否かを判別する(ステップa4)。
【0031】一致している場合には、メモリカード20
に保存されているバックアップデータがこの数値制御装
置10によって生成されたバックアップデータであっ
て、ユーザーによる合法的な再セットアップ作業が行わ
れようとしていることを意味するので、プロセッサ11
は、引き続きメモリカード20からオペレーティングシ
ステムや各種パラメータおよびアプリケーションプログ
ラム等に関連したデータを読み込んで解凍およびデコー
ドに関する処理を実行し、復元されたデータとメモリカ
ード20に登録されている2つのパスワードを数値制御
装置10のSRAM14に書き込んで、SRAM14内
のデータを損傷発生前の状態に復旧させる(ステップa
9)。
に保存されているバックアップデータがこの数値制御装
置10によって生成されたバックアップデータであっ
て、ユーザーによる合法的な再セットアップ作業が行わ
れようとしていることを意味するので、プロセッサ11
は、引き続きメモリカード20からオペレーティングシ
ステムや各種パラメータおよびアプリケーションプログ
ラム等に関連したデータを読み込んで解凍およびデコー
ドに関する処理を実行し、復元されたデータとメモリカ
ード20に登録されている2つのパスワードを数値制御
装置10のSRAM14に書き込んで、SRAM14内
のデータを損傷発生前の状態に復旧させる(ステップa
9)。
【0032】また、メモリカード20に保存されていた
数値制御装置の固有コードとROM12に登録されてい
る固有コードとが一致せずにステップa4の判別結果が
偽となった場合、プロセッサ11は、更に、再セットア
ップ用のパスワードを入力する旨のガイダンスメッセー
ジをCRT/MDIユニット70に表示して(ステップ
a5)、パスワードの入力を待つ待機状態に入る(ステ
ップa6)。
数値制御装置の固有コードとROM12に登録されてい
る固有コードとが一致せずにステップa4の判別結果が
偽となった場合、プロセッサ11は、更に、再セットア
ップ用のパスワードを入力する旨のガイダンスメッセー
ジをCRT/MDIユニット70に表示して(ステップ
a5)、パスワードの入力を待つ待機状態に入る(ステ
ップa6)。
【0033】そして、作業者がCRT/MDIユニット
70のキーボード等を介してパスワードを入力すると、
これを検出したプロセッサ11は、メモリカード20に
保存されているデータのうち再セットアップ用のパスワ
ードに関連した部分のデータをメモリカード20からR
AM13に読み込んで解凍およびデコードに関する処理
を実行し、作業者が入力したパスワードとメモリカード
20に保存されていた再セットアップ用のパスワードと
を比較し(ステップa7)、両者が一致しているか否か
を判別する(ステップa8)。
70のキーボード等を介してパスワードを入力すると、
これを検出したプロセッサ11は、メモリカード20に
保存されているデータのうち再セットアップ用のパスワ
ードに関連した部分のデータをメモリカード20からR
AM13に読み込んで解凍およびデコードに関する処理
を実行し、作業者が入力したパスワードとメモリカード
20に保存されていた再セットアップ用のパスワードと
を比較し(ステップa7)、両者が一致しているか否か
を判別する(ステップa8)。
【0034】一致している場合には、再セットアップ作
業を行おうとしている作業者が再セットアップ用のパス
ワードを知っていること、即ち、NCメーカーのサービ
ス業務を委託された現地作業員であることを意味するの
で、プロセッサ11は、引き続きメモリカード20から
オペレーティングシステムや各種パラメータおよびアプ
リケーションプログラム等に関連したデータを読み込ん
で解凍およびデコードに関する処理を実行し、復元され
たデータとメモリカード20に登録されている2つのパ
スワードを数値制御装置10のSRAM14に書き込む
(ステップa9)。
業を行おうとしている作業者が再セットアップ用のパス
ワードを知っていること、即ち、NCメーカーのサービ
ス業務を委託された現地作業員であることを意味するの
で、プロセッサ11は、引き続きメモリカード20から
オペレーティングシステムや各種パラメータおよびアプ
リケーションプログラム等に関連したデータを読み込ん
で解凍およびデコードに関する処理を実行し、復元され
たデータとメモリカード20に登録されている2つのパ
スワードを数値制御装置10のSRAM14に書き込む
(ステップa9)。
【0035】この場合は、メモリカード20に保存され
ていた数値制御装置の固有コードとROM12に登録さ
れている固有コードとが相違しても再セットアップ作業
の実施が可能である。従って、メモリカード20に保存
されているデータは、最初にNCメーカーがその数値制
御装置10にセットアップしたものと同じであるとは限
らず、オペレーティングシステムや各種パラメータおよ
びアプリケーションプログラム等に関連した新たな機能
がSRAM14に追加される場合がある。
ていた数値制御装置の固有コードとROM12に登録さ
れている固有コードとが相違しても再セットアップ作業
の実施が可能である。従って、メモリカード20に保存
されているデータは、最初にNCメーカーがその数値制
御装置10にセットアップしたものと同じであるとは限
らず、オペレーティングシステムや各種パラメータおよ
びアプリケーションプログラム等に関連した新たな機能
がSRAM14に追加される場合がある。
【0036】例えば、既存の数値制御装置10に対し、
より新しい他の数値制御装置で生成したバックアップ情
報を用いて再セットアップ作業を行うことによって新た
な機能を付加するといった場合がある。この作業を実施
できるのは、再セットアップ用のパスワードを開示され
た現地作業員のみであり、このようなサービスを受ける
ためには、当然、ユーザーとメーカーとの間で新たなラ
イセンス契約の更新が必要となる。
より新しい他の数値制御装置で生成したバックアップ情
報を用いて再セットアップ作業を行うことによって新た
な機能を付加するといった場合がある。この作業を実施
できるのは、再セットアップ用のパスワードを開示され
た現地作業員のみであり、このようなサービスを受ける
ためには、当然、ユーザーとメーカーとの間で新たなラ
イセンス契約の更新が必要となる。
【0037】このようにして異なる固有コードを有する
メモリカード20から再セットアップ作業を行って新規
機能を追加した場合であっても、数値制御装置10のS
RAM14からメモリカード20にバックアップを保存
する際には、その数値制御装置10自体の固有コードが
ROM12からメモリカード20に保存されることにな
るので、もし、後々その数値制御装置10のSRAM1
4に損傷が生じたような場合には、再セットアップ用の
パスワードを知らないユーザーでも、その数値制御装置
10からバックアップデータを保存されたメモリカード
20を用いて再セットアップ作業を行うことで、固有コ
ードの一致によりSRAM14の損傷を簡単に復旧する
ことができる。
メモリカード20から再セットアップ作業を行って新規
機能を追加した場合であっても、数値制御装置10のS
RAM14からメモリカード20にバックアップを保存
する際には、その数値制御装置10自体の固有コードが
ROM12からメモリカード20に保存されることにな
るので、もし、後々その数値制御装置10のSRAM1
4に損傷が生じたような場合には、再セットアップ用の
パスワードを知らないユーザーでも、その数値制御装置
10からバックアップデータを保存されたメモリカード
20を用いて再セットアップ作業を行うことで、固有コ
ードの一致によりSRAM14の損傷を簡単に復旧する
ことができる。
【0038】また、再セットアップ用のパスワードを使
用して再セットアップ作業を実施した場合、その時に使
用されたパスワードの値が再セットアップの対象となっ
た数値制御装置10のSRAM14にそのまま保存され
るので、現地作業員が違法な手続きで再セットアップ作
業を行ったような場合、例えば、ライセンス契約を更新
せずに他の数値制御装置のSRAM14の内容を数値制
御装置10に無断複写したような場合、メーカー側は、
SRAM14に保存されている再セットアップ用のパス
ワードを調べることにより、そのパスワードを使用して
いる現地作業員、即ち、違法な複写作業を行った現地作
業員を容易に特定することができる。
用して再セットアップ作業を実施した場合、その時に使
用されたパスワードの値が再セットアップの対象となっ
た数値制御装置10のSRAM14にそのまま保存され
るので、現地作業員が違法な手続きで再セットアップ作
業を行ったような場合、例えば、ライセンス契約を更新
せずに他の数値制御装置のSRAM14の内容を数値制
御装置10に無断複写したような場合、メーカー側は、
SRAM14に保存されている再セットアップ用のパス
ワードを調べることにより、そのパスワードを使用して
いる現地作業員、即ち、違法な複写作業を行った現地作
業員を容易に特定することができる。
【0039】また、メモリカード20の側にはそのメモ
リカード20にバックアップデータを保存した数値制御
装置10の固有コードが保存されるので、メモリカード
20自体の不正な持ち出しや貸与があった場合にも、そ
の複写元となった数値制御装置10を容易に特定するこ
とができる。
リカード20にバックアップデータを保存した数値制御
装置10の固有コードが保存されるので、メモリカード
20自体の不正な持ち出しや貸与があった場合にも、そ
の複写元となった数値制御装置10を容易に特定するこ
とができる。
【0040】メモリカード20に保存されていた再セッ
トアップ用のパスワードと作業者が入力したパスワード
とが一致せずにステップa8の判別結果が偽となった場
合には、再セットアップ作業を行おうとしている作業者
が再セットアップ用のパスワードを知らないこと、つま
り、NCメーカーのサービス業務を委託された正規の現
地作業員以外の人間によって不正な複写作業が行われよ
うとしていることを意味するので、プロセッサ11は、
ステップa9の再セットアップ処理をキャンセルして処
理を終了する。
トアップ用のパスワードと作業者が入力したパスワード
とが一致せずにステップa8の判別結果が偽となった場
合には、再セットアップ作業を行おうとしている作業者
が再セットアップ用のパスワードを知らないこと、つま
り、NCメーカーのサービス業務を委託された正規の現
地作業員以外の人間によって不正な複写作業が行われよ
うとしていることを意味するので、プロセッサ11は、
ステップa9の再セットアップ処理をキャンセルして処
理を終了する。
【0041】以上の処理により、ユーザーによるデータ
の不正複写は未然に防止されるが、再セットアップ用の
パスワードを知っている現地作業員によるデータの不正
複写までは禁止できない。従って、より厳格な管理を望
むのであれば、必要に応じてメーカー側で数値制御装置
10を点検し、SRAM14に不正なデータが持ち込ま
れていないかどうかを確認する必要がある。
の不正複写は未然に防止されるが、再セットアップ用の
パスワードを知っている現地作業員によるデータの不正
複写までは禁止できない。従って、より厳格な管理を望
むのであれば、必要に応じてメーカー側で数値制御装置
10を点検し、SRAM14に不正なデータが持ち込ま
れていないかどうかを確認する必要がある。
【0042】つまり、数値制御装置10のSRAM14
に記憶されている再セットアップ用のパスワードが予め
メーカーがその数値制御装置10にセットアップしたパ
スワードと一致していれば、その数値制御装置10にお
いてSRAM14の内容に損傷を生じた経歴が皆無であ
るか、または、損傷が生じた経歴があったとしてもその
損傷を修復するためにその数値制御装置10自体で生成
したバックアップデータをユーザーが再セットアップし
たかのどちらかであり、いずれの場合も問題となる点は
ない。
に記憶されている再セットアップ用のパスワードが予め
メーカーがその数値制御装置10にセットアップしたパ
スワードと一致していれば、その数値制御装置10にお
いてSRAM14の内容に損傷を生じた経歴が皆無であ
るか、または、損傷が生じた経歴があったとしてもその
損傷を修復するためにその数値制御装置10自体で生成
したバックアップデータをユーザーが再セットアップし
たかのどちらかであり、いずれの場合も問題となる点は
ない。
【0043】一方、数値制御装置10のSRAM14に
記憶されている再セットアップ用のパスワードと予めメ
ーカーがその数値制御装置10にセットアップしたパス
ワードとが一致していなければ、少なくとも、現地作業
員が再セットアップ用のパスワードを使用して別の数値
制御装置からバックアップデータを持ち込んだことは明
らかとなる。そして、これによって追加された新機能に
関する部分のライセンス契約がユーザーとメーカーとの
間で取り交わされていれば合法的な作業であり、また、
ライセンス契約が更新されていなければ非合法な作業が
行われたことを意味する。
記憶されている再セットアップ用のパスワードと予めメ
ーカーがその数値制御装置10にセットアップしたパス
ワードとが一致していなければ、少なくとも、現地作業
員が再セットアップ用のパスワードを使用して別の数値
制御装置からバックアップデータを持ち込んだことは明
らかとなる。そして、これによって追加された新機能に
関する部分のライセンス契約がユーザーとメーカーとの
間で取り交わされていれば合法的な作業であり、また、
ライセンス契約が更新されていなければ非合法な作業が
行われたことを意味する。
【0044】図4は数値制御装置10のSRAM14に
記憶されている再セットアップ用のパスワードをメーカ
ー側で確認する場合の処理を示すフローチャートであ
る。
記憶されている再セットアップ用のパスワードをメーカ
ー側で確認する場合の処理を示すフローチャートであ
る。
【0045】作業者がCRT/MDIユニット70から
パスワード確認指令を入力すると、これを検出したプロ
セッサ11は、パスワード確認用の画面をCRT/MD
Iユニット70に表示して(ステップb1)、第2のパ
スワードを入力する旨のガイダンスメッセージを表示し
(ステップb2)、パスワードの入力を待つ待機状態に
入る(ステップb3)。なお、パスワード確認指令の入
力方法に関してはユーザーおよび現地作業員には開示せ
ず、NCメーカー内部で秘匿するようにする。
パスワード確認指令を入力すると、これを検出したプロ
セッサ11は、パスワード確認用の画面をCRT/MD
Iユニット70に表示して(ステップb1)、第2のパ
スワードを入力する旨のガイダンスメッセージを表示し
(ステップb2)、パスワードの入力を待つ待機状態に
入る(ステップb3)。なお、パスワード確認指令の入
力方法に関してはユーザーおよび現地作業員には開示せ
ず、NCメーカー内部で秘匿するようにする。
【0046】そして、作業者がCRT/MDIユニット
70のキーボード等を介してパスワードを入力すると、
これを検出したプロセッサ11は、SRAM14に登録
されている第2のパスワードを読み込み、作業者が入力
したパスワードとSRAM14に登録されている第2の
パスワードとを比較して(ステップb4)、両者が一致
しているか否かを判別する(ステップb5)。
70のキーボード等を介してパスワードを入力すると、
これを検出したプロセッサ11は、SRAM14に登録
されている第2のパスワードを読み込み、作業者が入力
したパスワードとSRAM14に登録されている第2の
パスワードとを比較して(ステップb4)、両者が一致
しているか否かを判別する(ステップb5)。
【0047】一致している場合には、再セットアップ用
のパスワードの確認作業を行おうとしている作業者がN
Cメーカー側の作業者であることを意味するので、プロ
セッサ11はSRAM14から再セットアップ用のパス
ワードを読み込んで、その値をCRT/MDIユニット
70に表示して作業者に開示する(ステップb6)。
のパスワードの確認作業を行おうとしている作業者がN
Cメーカー側の作業者であることを意味するので、プロ
セッサ11はSRAM14から再セットアップ用のパス
ワードを読み込んで、その値をCRT/MDIユニット
70に表示して作業者に開示する(ステップb6)。
【0048】また、SRAM14に登録されている第2
のパスワードと作業者が入力したパスワードとが一致せ
ずにステップb5の判別結果が偽となった場合には、再
セットアップ用のパスワードの確認作業を行おうとして
いる作業者が第2のパスワードを知らないこと、つま
り、NCメーカー側の作業者ではないことを意味するの
で、プロセッサ11は、ステップb6の表示処理をキャ
ンセルして処理を終了する。
のパスワードと作業者が入力したパスワードとが一致せ
ずにステップb5の判別結果が偽となった場合には、再
セットアップ用のパスワードの確認作業を行おうとして
いる作業者が第2のパスワードを知らないこと、つま
り、NCメーカー側の作業者ではないことを意味するの
で、プロセッサ11は、ステップb6の表示処理をキャ
ンセルして処理を終了する。
【0049】前述したように、ステップB6の処理で表
示された再セットアップ用のパスワードが、メーカーが
その数値制御装置10に予めセットアップしておいたパ
スワードと一致していれば問題はないが、相違している
場合には、少なくとも、現地作業員が再セットアップ用
のパスワードを使用してその数値制御装置10に別の数
値制御装置からバックアップデータを持ち込んだことを
意味しているので、メーカー側としては、これによって
追加された新機能に関する部分のライセンス契約がユー
ザーとメーカーとの間で取り交わされているか否かにつ
いて調べてみる必要がある。
示された再セットアップ用のパスワードが、メーカーが
その数値制御装置10に予めセットアップしておいたパ
スワードと一致していれば問題はないが、相違している
場合には、少なくとも、現地作業員が再セットアップ用
のパスワードを使用してその数値制御装置10に別の数
値制御装置からバックアップデータを持ち込んだことを
意味しているので、メーカー側としては、これによって
追加された新機能に関する部分のライセンス契約がユー
ザーとメーカーとの間で取り交わされているか否かにつ
いて調べてみる必要がある。
【0050】当然、正式なライセンス契約が締結されて
いれば、新機能の追加に使用したバックアップデータを
提供したメモリカード20の再セットアップ用パスワー
ドの情報はメーカ側で管理されている筈であるから、両
者の比較は可能である。
いれば、新機能の追加に使用したバックアップデータを
提供したメモリカード20の再セットアップ用パスワー
ドの情報はメーカ側で管理されている筈であるから、両
者の比較は可能である。
【0051】ここで正式なライセンス契約が確認されれ
ば問題はないが、確認されない場合には、NCメーカー
がサービス業務を委託した現地作業員がメーカー側に無
断で違法なデータ複写作業を行ったことを意味する。
ば問題はないが、確認されない場合には、NCメーカー
がサービス業務を委託した現地作業員がメーカー側に無
断で違法なデータ複写作業を行ったことを意味する。
【0052】その現地作業員を突き止めるためにはステ
ップb6の処理で表示された再セットアップ用のパスワ
ードの値を確認すればよい。つまり、メーカー側がその
再セットアップ用パスワードを開示した現地作業員が違
法なデータ複写作業を行った本人である。
ップb6の処理で表示された再セットアップ用のパスワ
ードの値を確認すればよい。つまり、メーカー側がその
再セットアップ用パスワードを開示した現地作業員が違
法なデータ複写作業を行った本人である。
【0053】このような問題が発生して現地作業員の信
頼性が低下した場合、再セットアップ用のパスワードの
値をそのまま現地作業員が利用できるようにしておくと
危険であるから、再セットアップ用のパスワードを更新
して従来のパスワードを利用できなくする必要がある。
頼性が低下した場合、再セットアップ用のパスワードの
値をそのまま現地作業員が利用できるようにしておくと
危険であるから、再セットアップ用のパスワードを更新
して従来のパスワードを利用できなくする必要がある。
【0054】図5および図6は再セットアップ用のパス
ワードを変更するための処理を示すフローチャートであ
る。
ワードを変更するための処理を示すフローチャートであ
る。
【0055】まず、作業者がCRT/MDIユニット7
0からパスワード変更指令を入力すると、これを検出し
たプロセッサ11は、パスワード変更用の画面をCRT
/MDIユニット70に表示して(ステップc1)、第
2のパスワードを入力する旨のガイダンスメッセージを
表示し(ステップc2)、パスワードの入力を待つ待機
状態に入る(ステップc3)。なお、パスワード変更指
令の入力方法に関してはユーザーおよび現地作業員には
開示せず、NCメーカー内部で秘匿するようにする。
0からパスワード変更指令を入力すると、これを検出し
たプロセッサ11は、パスワード変更用の画面をCRT
/MDIユニット70に表示して(ステップc1)、第
2のパスワードを入力する旨のガイダンスメッセージを
表示し(ステップc2)、パスワードの入力を待つ待機
状態に入る(ステップc3)。なお、パスワード変更指
令の入力方法に関してはユーザーおよび現地作業員には
開示せず、NCメーカー内部で秘匿するようにする。
【0056】そして、作業者がCRT/MDIユニット
70のキーボード等を介してパスワードを入力すると、
これを検出したプロセッサ11は、SRAM14に登録
されている第2のパスワードを読み込み、作業者が入力
したパスワードとSRAM14に登録されている第2の
パスワードとを比較して(ステップc4)、両者が一致
しているか否かを判別する(ステップc5)。
70のキーボード等を介してパスワードを入力すると、
これを検出したプロセッサ11は、SRAM14に登録
されている第2のパスワードを読み込み、作業者が入力
したパスワードとSRAM14に登録されている第2の
パスワードとを比較して(ステップc4)、両者が一致
しているか否かを判別する(ステップc5)。
【0057】一致していない場合には、再セットアップ
用のパスワードの変更作業を行おうとしている作業者が
第2のパスワードを知らないこと、即ち、作業者がNC
メーカー側の作業者ではないことを意味しているので、
プロセッサ11は、ステップc6以降の処理をキャンセ
ルして処理を終了する。従って、この場合には再セット
アップ用のパスワードの変更作業は実行されない。
用のパスワードの変更作業を行おうとしている作業者が
第2のパスワードを知らないこと、即ち、作業者がNC
メーカー側の作業者ではないことを意味しているので、
プロセッサ11は、ステップc6以降の処理をキャンセ
ルして処理を終了する。従って、この場合には再セット
アップ用のパスワードの変更作業は実行されない。
【0058】また、ステップc5の判別結果が真となっ
てNCメーカー側の作業者であることが確認された場
合、プロセッサ11は、更に、それまで使用されていた
再セットアップ用のパスワード、つまり、問題が生じて
信頼性の低下した再セットアップ用のパスワードを入力
する旨のガイダンスメッセージをCRT/MDIユニッ
ト70に表示し(ステップc6)、それまで使用されて
いた再セットアップ用のパスワードの入力を待つ待機状
態に入る(ステップc7)。
てNCメーカー側の作業者であることが確認された場
合、プロセッサ11は、更に、それまで使用されていた
再セットアップ用のパスワード、つまり、問題が生じて
信頼性の低下した再セットアップ用のパスワードを入力
する旨のガイダンスメッセージをCRT/MDIユニッ
ト70に表示し(ステップc6)、それまで使用されて
いた再セットアップ用のパスワードの入力を待つ待機状
態に入る(ステップc7)。
【0059】そして、作業者がCRT/MDIユニット
70のキーボード等を介して問題となっているパスワー
ドを入力すると、これを検出したプロセッサ11は、S
RAM14に記憶されている再セットアップ用のパスワ
ードを読み込み、作業者が入力したパスワードとSRA
M14に記憶されている再セットアップ用のパスワード
とを比較して(ステップc8)、両者が一致しているか
否か、つまり、その数値制御装置10に対しての再セッ
トアップ作業が本当に現時点で問題とされている再セッ
トアップ用のパスワードを用いて実施されたものである
か否かを判別する(ステップc9)。
70のキーボード等を介して問題となっているパスワー
ドを入力すると、これを検出したプロセッサ11は、S
RAM14に記憶されている再セットアップ用のパスワ
ードを読み込み、作業者が入力したパスワードとSRA
M14に記憶されている再セットアップ用のパスワード
とを比較して(ステップc8)、両者が一致しているか
否か、つまり、その数値制御装置10に対しての再セッ
トアップ作業が本当に現時点で問題とされている再セッ
トアップ用のパスワードを用いて実施されたものである
か否かを判別する(ステップc9)。
【0060】問題とされている再セットアップ用のパス
ワードと数値制御装置10のSRAM14に記憶されて
いる再セットアップ用のパスワードとが一致しない場合
には、その数値制御装置10に対する再セットアップ作
業が問題のない再セットアップ用のパスワードによって
実施されていることを意味するので、その再セットアッ
プ用のパスワードを無意味に書き換えるべきではない。
ワードと数値制御装置10のSRAM14に記憶されて
いる再セットアップ用のパスワードとが一致しない場合
には、その数値制御装置10に対する再セットアップ作
業が問題のない再セットアップ用のパスワードによって
実施されていることを意味するので、その再セットアッ
プ用のパスワードを無意味に書き換えるべきではない。
【0061】従って、ステップc9の判別結果が偽とな
った場合、プロセッサ11は、ステップc10以降の処
理をキャンセルして処理を終了し、再セットアップ用の
パスワードの変更作業を実質的に非実行とする。
った場合、プロセッサ11は、ステップc10以降の処
理をキャンセルして処理を終了し、再セットアップ用の
パスワードの変更作業を実質的に非実行とする。
【0062】ステップc6〜ステップc9の処理は、ユ
ーザーが多数の数値制御装置を所有するような場合に、
正当に使用されている数値制御装置の再セットアップ用
パスワードが不用意に別のパスワードに書き換えられる
といった事故を防止するためのものである。
ーザーが多数の数値制御装置を所有するような場合に、
正当に使用されている数値制御装置の再セットアップ用
パスワードが不用意に別のパスワードに書き換えられる
といった事故を防止するためのものである。
【0063】また、ステップc9の判別結果が真となっ
た場合には、その数値制御装置10に対する再セットア
ップ作業が現時点で問題とされている再セットアップ用
のパスワードによって実施されたことを意味するので、
その数値制御装置10から再び重要な情報が持ち出され
るのを防止する必要上、その数値制御装置10の再セッ
トアップ用パスワードを変更して、現地作業員がそれま
で使用していた再セットアップ用パスワードを無効にす
る必要がある。
た場合には、その数値制御装置10に対する再セットア
ップ作業が現時点で問題とされている再セットアップ用
のパスワードによって実施されたことを意味するので、
その数値制御装置10から再び重要な情報が持ち出され
るのを防止する必要上、その数値制御装置10の再セッ
トアップ用パスワードを変更して、現地作業員がそれま
で使用していた再セットアップ用パスワードを無効にす
る必要がある。
【0064】この場合、プロセッサ11は、新しいパス
ワードを入力する旨のガイダンスメッセージをCRT/
MDIユニット70に表示して(ステップc10)、新
しいパスワードの入力を待ち(ステップc11)、作業
者が入力した新しいパスワードを一旦記憶してから再び
新しいパスワードの入力を要求し(ステップc12)、
その入力を確認した後(ステップc13)、1回目に入
力されたパスワードと2回目に入力されたパスワードと
を比較して(ステップc14)、両者の一致不一致を判
別する(ステップc15)。
ワードを入力する旨のガイダンスメッセージをCRT/
MDIユニット70に表示して(ステップc10)、新
しいパスワードの入力を待ち(ステップc11)、作業
者が入力した新しいパスワードを一旦記憶してから再び
新しいパスワードの入力を要求し(ステップc12)、
その入力を確認した後(ステップc13)、1回目に入
力されたパスワードと2回目に入力されたパスワードと
を比較して(ステップc14)、両者の一致不一致を判
別する(ステップc15)。
【0065】そして、1回目に入力されたパスワードと
2回目に入力されたパスワードとが一致しない場合に
は、パスワードを入力する作業者のキーボード等の操作
にミスがあったことを意味するので、プロセッサ11
は、再び繰り返してステップc10以降の処理を作業者
に実行させる。
2回目に入力されたパスワードとが一致しない場合に
は、パスワードを入力する作業者のキーボード等の操作
にミスがあったことを意味するので、プロセッサ11
は、再び繰り返してステップc10以降の処理を作業者
に実行させる。
【0066】この実施形態の場合、入力するパスワード
の機密性を保持する必要上、CRT/MDIユニット7
0のディスプレイをブラインド表示にした状態でステッ
プc10〜ステップc14の新規パスワードの入力処理
を実施するようになっており、作業者自身もキーボード
等のミスタッチを自ら確認できないので、作業者にパス
ワードを2回入力させて数値制御装置10側の内部処理
でキーボード等の誤操作を検出するようにしているので
ある。
の機密性を保持する必要上、CRT/MDIユニット7
0のディスプレイをブラインド表示にした状態でステッ
プc10〜ステップc14の新規パスワードの入力処理
を実施するようになっており、作業者自身もキーボード
等のミスタッチを自ら確認できないので、作業者にパス
ワードを2回入力させて数値制御装置10側の内部処理
でキーボード等の誤操作を検出するようにしているので
ある。
【0067】そして、1回目に入力されたパスワードと
2回目に入力されたパスワードとが一致してステップc
15の判別結果が真となると、プロセッサ11は、作業
者が意図する通りの再セットアップ用のパスワードが入
力されたものと認め、そのパスワードをSRAM14に
上書きすることで、それまで使用されていた再セットア
ップ用のパスワードを無効にし、新たに設定された再セ
ットアップ用のパスワードを有効にする(ステップc1
6)。
2回目に入力されたパスワードとが一致してステップc
15の判別結果が真となると、プロセッサ11は、作業
者が意図する通りの再セットアップ用のパスワードが入
力されたものと認め、そのパスワードをSRAM14に
上書きすることで、それまで使用されていた再セットア
ップ用のパスワードを無効にし、新たに設定された再セ
ットアップ用のパスワードを有効にする(ステップc1
6)。
【0068】一旦メーカー側の作業員が再セットアップ
用のパスワードを書き換えてしまえば、それまで現地作
業員が使用していた再セットアップ用のパスワードは無
効となるので、その数値制御装置10で生成したバック
アップデータをメモリカード20を介して他の数値制御
装置に移植することは現地作業員にもできなくなる。
用のパスワードを書き換えてしまえば、それまで現地作
業員が使用していた再セットアップ用のパスワードは無
効となるので、その数値制御装置10で生成したバック
アップデータをメモリカード20を介して他の数値制御
装置に移植することは現地作業員にもできなくなる。
【0069】
【発明の効果】本発明は、バックアップ情報に保存され
た固有コードと数値制御装置自体の固有コードとを比較
して外部記憶媒体からのバックアップ情報の再セットア
ップの可否を判定するようにしているので、NCメーカ
ーが不揮発性RAMにセットアップした重要な情報がユ
ーザーの手で不用意に他の数値制御装置に複写されて不
正に利用されるのを防止することができる。しかも、正
当なユーザーがデータに損傷を生じた数値制御装置の復
旧作業を行う場合には、バックアップ情報に保存された
固有コードと数値制御装置自体の固有コードとの一致に
より面倒なセキュリティチェックを省略して円滑な再セ
ットアップ作業を行うことができる。
た固有コードと数値制御装置自体の固有コードとを比較
して外部記憶媒体からのバックアップ情報の再セットア
ップの可否を判定するようにしているので、NCメーカ
ーが不揮発性RAMにセットアップした重要な情報がユ
ーザーの手で不用意に他の数値制御装置に複写されて不
正に利用されるのを防止することができる。しかも、正
当なユーザーがデータに損傷を生じた数値制御装置の復
旧作業を行う場合には、バックアップ情報に保存された
固有コードと数値制御装置自体の固有コードとの一致に
より面倒なセキュリティチェックを省略して円滑な再セ
ットアップ作業を行うことができる。
【0070】また、バックアップ情報を保存した外部記
憶媒体には、そのバックアップ情報を生成した数値制御
装置の固有コードが書き込まれるので、外部記憶媒体の
不正な持ち出しや貸与があった場合にも、その出所を容
易に突き止めることが可能である。
憶媒体には、そのバックアップ情報を生成した数値制御
装置の固有コードが書き込まれるので、外部記憶媒体の
不正な持ち出しや貸与があった場合にも、その出所を容
易に突き止めることが可能である。
【0071】更に、再セットアップ用のパスワードを利
用することにより、外部記憶媒体に書き込まれている固
有コードが数値制御装置自体の固有コードと一致してい
ない場合でも再セットアップ作業を実施できるようにし
たので、数値制御装置に新機能を追加する場合のライセ
ンス契約の更新等を始めとする現地作業員のサービス業
務を能率よく実施することができる。
用することにより、外部記憶媒体に書き込まれている固
有コードが数値制御装置自体の固有コードと一致してい
ない場合でも再セットアップ作業を実施できるようにし
たので、数値制御装置に新機能を追加する場合のライセ
ンス契約の更新等を始めとする現地作業員のサービス業
務を能率よく実施することができる。
【0072】更に、メーカーのみが知る第2のパスワー
ドを使用することによって再セットアップ用のパスワー
ドを書き換えることができるので、現地作業員の信頼性
に問題が生じたような場合には、それまで使用されてい
た再セットアップ用のパスワードを無効にして新たな再
セットアップ用パスワードを設定することができる。
ドを使用することによって再セットアップ用のパスワー
ドを書き換えることができるので、現地作業員の信頼性
に問題が生じたような場合には、それまで使用されてい
た再セットアップ用のパスワードを無効にして新たな再
セットアップ用パスワードを設定することができる。
【0073】また、第2のパスワードによって再セット
アップ用のパスワードの書き換えがプロテクトされるた
め、何らかの方法で不正な複写作業が行われた場合で
も、それに使用された再セットアップ用のパスワードが
外部記憶媒体またはそのデータを複写された数値制御装
置にそのまま残るので、再セットアップに使用されたパ
スワードを確認することにより、不正な作業を行った現
地作業員を容易に突き止めることができる。
アップ用のパスワードの書き換えがプロテクトされるた
め、何らかの方法で不正な複写作業が行われた場合で
も、それに使用された再セットアップ用のパスワードが
外部記憶媒体またはそのデータを複写された数値制御装
置にそのまま残るので、再セットアップに使用されたパ
スワードを確認することにより、不正な作業を行った現
地作業員を容易に突き止めることができる。
【図1】本発明の不正複写防止方法を適用した一実施形
態の数値制御装置の要部を示すブロック図である。
態の数値制御装置の要部を示すブロック図である。
【図2】バックアップ作業時における数値制御装置の処
理の概略を示す概念図である。
理の概略を示す概念図である。
【図3】再セットアップ作業時の処理動作を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図4】数値制御装置に記憶されている再セットアップ
用のパスワードを確認する場合の処理を示すフローチャ
ートである。
用のパスワードを確認する場合の処理を示すフローチャ
ートである。
【図5】再セットアップ用のパスワードを変更する場合
の処理を示すフローチャートである。
の処理を示すフローチャートである。
【図6】再セットアップ用のパスワードを変更する場合
の処理を示すフローチャートの続きである。
の処理を示すフローチャートの続きである。
10 数値制御装置 11 プロセッサ 12 ROM 13 RAM 14 SRAM(不揮発性RAM) 15 インターフェイス 16 PMC(プログラマブル・マシン・コントロー
ラ) 17 I/Oユニット 18 インターフェイス 19 インターフェイス 20 メモリカード(外部記憶媒体) 21 バス 30〜32 軸制御回路 40〜42 サーボアンプ 50〜52 サーボモータ 60 スピンドル制御回路 61 スピンドルアンプ 62 スピンドルモータ 70 CRT/MDIユニット 71 手動パルス発生器 72 外部記憶媒体のドライブユニット
ラ) 17 I/Oユニット 18 インターフェイス 19 インターフェイス 20 メモリカード(外部記憶媒体) 21 バス 30〜32 軸制御回路 40〜42 サーボアンプ 50〜52 サーボモータ 60 スピンドル制御回路 61 スピンドルアンプ 62 スピンドルモータ 70 CRT/MDIユニット 71 手動パルス発生器 72 外部記憶媒体のドライブユニット
Claims (3)
- 【請求項1】 数値制御装置に必要とされる不揮発性R
AMの情報のバックアップを外部記憶媒体に保存する機
能と、前記外部記憶媒体のバックアップ情報を不揮発性
RAMに再セットアップする機能とを備えた数値制御装
置において、 不揮発性RAMの情報のバックアップを外部記憶媒体に
保存する際に、前記数値制御装置に記憶されている書き
換え不能な固有コードが強制的に外部記憶媒体に書き込
まれるようにしておき、 バックアップ情報の再セットアップに際し、外部記憶媒
体に書き込まれている固有コードが数値制御装置の固有
コードと一致している場合にだけ再セットアップ作業を
実行するようにしたことを特徴とするNCデータの不正
複写防止方法。 - 【請求項2】 再セットアップ用のパスワードが前記固
有コードと共に数値制御装置から外部記憶媒体に書き込
まれるようにしておき、 バックアップ情報の再セットアップに際し、外部記憶媒
体に書き込まれている固有コードが数値制御装置の固有
コードと一致していない場合であっても、外部記憶媒体
に書き込まれている再セットアップ用のパスワードと作
業者が数値制御装置に入力したパスワードとが一致した
場合には再セットアップ作業を実行するようにしたこと
を特徴とする請求項1記載のNCデータの不正複写防止
方法。 - 【請求項3】 数値制御装置に記憶されている前記再セ
ットアップ用のパスワードを書き換えるための第2のパ
スワードを数値制御装置に記憶させておき、 数値制御装置に記憶されている第2のパスワードと作業
者が数値制御装置に入力したパスワードとが一致した場
合にだけ前記再セットアップ用のパスワードの書き換え
を実行するようにしたことを特徴とする請求項2記載の
NCデータの不正複写防止方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10061888A JPH11249967A (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | Ncデータの不正複写防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10061888A JPH11249967A (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | Ncデータの不正複写防止方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11249967A true JPH11249967A (ja) | 1999-09-17 |
Family
ID=13184147
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10061888A Withdrawn JPH11249967A (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | Ncデータの不正複写防止方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11249967A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6795834B2 (en) | 2000-06-26 | 2004-09-21 | Fujitsu Limited | Apparatus, method, and storage medium for file management |
| WO2004107182A1 (ja) * | 2003-05-29 | 2004-12-09 | Fujitsu Limited | データリストア方法,データリストアシステム,情報処理装置,データリストアプログラムおよび同プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 |
| WO2004109520A1 (ja) * | 2003-06-03 | 2004-12-16 | Fujitsu Limited | バックアップ方法 |
| US7225351B2 (en) | 2002-09-13 | 2007-05-29 | Fujitsu Limited | Method of switching connection of a gateway card from a processor, which has entered a low power mode, to a memory for constant communication |
| EP1484686A4 (en) * | 2002-03-08 | 2007-07-04 | Sharp Kk | ORIGINAL TRANSMISSION DEVICE, TRANSMISSION DESTINATION DEVICE, INFORMATION TRANSMISSION SYSTEM, AND SYSTEM RECOGNITION METHOD IN INFORMATION TRANSMISSION SYSTEM |
| US7352756B2 (en) | 2002-09-04 | 2008-04-01 | Fujitsu Limited | Gateway card, gateway apparatus, gateway control method, and computer product |
| JP2009251646A (ja) * | 2008-04-01 | 2009-10-29 | Nec Corp | セキュリティ管理システム、セキュリティ管理方法、及びセキュリティ管理プログラム |
| US7716304B2 (en) | 2003-02-06 | 2010-05-11 | Fujitsu Limited | Access control system, gateway card, and access control method |
| JP5020399B1 (ja) * | 2011-06-30 | 2012-09-05 | 楽天株式会社 | 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラム、及び情報記憶媒体 |
| CN106774168A (zh) * | 2016-12-09 | 2017-05-31 | 中国电子科技网络信息安全有限公司 | 一种数控nc代码安全过滤系统 |
-
1998
- 1998-02-27 JP JP10061888A patent/JPH11249967A/ja not_active Withdrawn
Cited By (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US7716304B2 (en) | 2003-02-06 | 2010-05-11 | Fujitsu Limited | Access control system, gateway card, and access control method |
| WO2004107182A1 (ja) * | 2003-05-29 | 2004-12-09 | Fujitsu Limited | データリストア方法,データリストアシステム,情報処理装置,データリストアプログラムおよび同プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 |
| JPWO2004107182A1 (ja) * | 2003-05-29 | 2006-07-20 | 富士通株式会社 | データリストア方法,情報処理装置およびデータリストアプログラム |
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| AU2012277133B2 (en) * | 2011-06-30 | 2016-01-21 | Rakuten Group, Inc. | Information processing device, control method therefor, program, and information storage medium |
| US9275209B2 (en) | 2011-06-30 | 2016-03-01 | Rakuten, Inc. | Information processing device, control method therefor, program, and information storage medium |
| CN106774168A (zh) * | 2016-12-09 | 2017-05-31 | 中国电子科技网络信息安全有限公司 | 一种数控nc代码安全过滤系统 |
| CN106774168B (zh) * | 2016-12-09 | 2019-06-28 | 中国电子科技网络信息安全有限公司 | 一种数控nc代码安全过滤系统 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050510 |