JPH11250073A - 複数データベース意味的階層検索方法及び装置及び複数データベース意味的階層検索プログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

複数データベース意味的階層検索方法及び装置及び複数データベース意味的階層検索プログラムを格納した記憶媒体

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JPH11250073A
JPH11250073A JP10045772A JP4577298A JPH11250073A JP H11250073 A JPH11250073 A JP H11250073A JP 10045772 A JP10045772 A JP 10045772A JP 4577298 A JP4577298 A JP 4577298A JP H11250073 A JPH11250073 A JP H11250073A
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JP
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database
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JP10045772A
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Mitsuaki Tsunakawa
光明 綱川
Hiroki Machihara
宏毅 町原
Takashi Hoshino
隆 星野
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NTT Inc
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークに複数のデータベースが接続さ
れた環境において各データベースのデータ構造、所在、
データの表現形式、データの分類レベルなどが異なって
いても、その違いを解消し、キーワード問い合わせに対
し、関連するデータをデータベースから検索できるよう
にする複数データベース意味的階層検索方法及び装置及
び複数データベース意味的階層検索プログラムを格納し
た記憶媒体を提供する。 【解決手段】 本発明は、異なる各データベースのデー
タ構造、所在、データの表現形式、データの値の範囲、
データの分類レベルについてテーブルに設定し、ルート
から辿るように階層的にキーワードを検索し、データベ
ース検索の問い合わせ時に、当該テーブルを探索するこ
とにより、これらの違いを解消してデータベースを検索
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数データベース
意味的階層検索方法及び装置及び複数データベース意味
的階層検索プログラムを格納した記憶媒体に係り、特
に、ネットワークに複数のデータベースが接続された環
境において、各データベースのデータ構造、所在、デー
タの表現形式、データの値の範囲、データの分類レベル
などが異なっていても、その違いを解消してデータ値に
対するキーワードの木構造データを容易に定義し、ルー
トから辿るように階層的にキーワードを検索し、当該キ
ーワード問い合わせに対し、関連するデータをデータベ
ースから検索できるようにする複数データベース意味的
階層検索方法及び装置及び複数データベース意味的階層
検索プログラムを格納した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、これまで、企業では、顧客の管
理や売上の管理などさまざまな業務のために、多くのデ
ータベースシステムが導入され、利用されている。当初
は、顧客や売上の情報の記憶・変更・利用などのような
単純なデータ管理の目的で、業務の効率化のためにデー
タベースを使用している。しかし、近年のネットワーク
のオープン化に伴い、これまで蓄積されてきたデータを
オープンなネットワークに接続し、有効活用しようとい
うニーズが増えている。また、一方で、地域別の商品の
売れ筋は何かといった情報を求めるなどの経営戦略的な
情報を得るためにデータベースの利用が増えている。
【0003】経営戦略的な情報を得るためにデータベー
スを用いる場合、1つのデータベースの情報だけからで
は不十分な場合があり、例えば、顧客情報と売上情報を
組み合わせるといったように、複数のデータベースの情
報を統合して利用する必要がある。しかし、それぞれの
データベースは、独立に運用させているために、同じ内
容の情報を異なった表現形式(15,000円と¥1
5,000等)で表していたり、同種の情報で異なった
値の範囲(関東と関西のデータ等)を管理していたり、
同じ対象のデータで異なる分類レベル(日別売上げと、
月別売上げ、等)で整理されていたりすることがある。
【0004】また、一方で、近年、コンピュータ・ネッ
トワークを使って消費者や企業が商品の販売・購入など
各種の取引を行うエレクトロニック・コマースが普及し
つつある。エレクトロニック・コマースは、近年、急速
に拡まりつつあり、ライバル会社を抑えて売上げを伸ば
すには、品揃えの数、価格の設定等、市場の動向に柔軟
かつ高速に対処することが重要な要素となる。このよう
な背景の元に、エレクトロニック・コマースでは、従来
ホームページに埋め込まれていた商品情報をデータベー
スで管理するよう分割し、WWWとデータベースを連動
させることにより、商品情報のフレキシビリティを高め
る動きが活発である。また、商品情報の検索には、取扱
商品の多い販売元のホームページでは、キーワードを辿
る(パソコン→ハードウェア→周辺機器、等)ことによ
り目的の商品情報を検索する階層検索が提供されている
ケースが過半数を占める。階層検索は、システムが保有
しているデータのキーワードを示すことにより、そのシ
ステムがユーザが必要とするデータを含んでいるかを容
易に判断可能であり、また、キーワードを辿ることによ
り検索範囲を絞れるため、ユーザからのデータベースへ
の階層検索の需要が高まっている。
【0005】まず、複数のデータベースの統合方法だ
が、これまでは、複数のデータベースを統合して利用す
る仕組みとして、マルチデータベース技術が研究・開発
されている。マルチデータベースシステムとは、グロー
バルスキーマと呼ばれるユーザが利用するデータベース
の仮想的な構造を予め定義することによって、ユーザは
個別の情報の表現形式や構造を意識しないで、分散する
データベースを検索できるシステムである。
【0006】次に、1つのデータベースに対する階層検
索の実現方法であるが、1つのデータベースに対する階
層検索をユーザに提供するには、何等かの手段により階
層情報を保持する必要がある。従来の階層情報管理の実
現手段としては、以下のいずれかの方法となる。 (1) アプリケーションプログラムで実現する場合:
データベースのデータの階層構造情報をアプリケーショ
ン側で管理する。階層構造の情報、階層に対するデータ
検索時の問い合わせ文をアプリケーション側でデータベ
ースとは全く独立に管理する。
【0007】(2) データベースで実現する場合:デ
ータベースのデータの階層構造情報をデータベース内で
管理する。例えば、第1階層情報、第2階層情報、第3
階層情報、等をデータベース中で管理する。アプリケー
ション側では、階層情報を意識する必要はない。これら
マルチデータベース技術の1つのデータベースの階層検
索の実現方法を組み合わせることにより、複数のデータ
ベースに対する階層検索を実現することが可能である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の方法では、当該システムに新たに、全く独立に運
用されていた既存データベースを追加する場合、どこか
で階層構造情報の差分を吸収する必要が生じ、データベ
ースまたは、アプリケーションの見直しが必須となる。
複数データベースの統括管理を行う管理者が、この階層
構造情報を作成するときに、データの表現形式、データ
の値の範囲、データの分類レベルを意識しながら設計す
る必要があり、実際には非常に難しい。
【0009】これまでの方式では、まず、複数データベ
ースを統合するため、グローバルスキーマを定義する必
要があり、そのためには、全データベースのデータ構
造、所在、データの表現形式等を知る必要がある。ま
た、データベースに対する階層検索を実現するには、そ
のデータベースの値の範囲やデータの分類レベルを調査
し、キーワードの階層データを定義し、当該データベー
スとキーワードの階層データ間の対応関係を定義する必
要がある。しかし、これらの作業を行うには、全てのデ
ータベースの内容に通じている必要があり、実際には非
常に難しい。よって、自分のデータベース以外のデータ
ベース構造、所在、データの表現形式、データの値の範
囲、データの分類レベルを知らなくても、これらの違い
をできるだけ解消できる仕組みが要求されている。
【0010】また、独立に生成されたデータベースのデ
ータ分類を統合するには、分類の細かさ(日別と月別、
等)や、思想の違い(ハードウェア/ソフトウェアとWi
ndows/Mac,等)を解決する必要があり、そのためには、
全データベースの値の共通分類方法を設計し、各データ
との対応関係を定義する必要がある。しかし、この作業
を行うには、分類の差異のレベルにより、マルチデータ
ベースの論理設計や、アプリケーションの設計から見直
す必要があり、非常に難しい。よって自分のデータベー
ス以外の分類の細かさのレベルや思想の違いをできるだ
け意識せずに、全データベースに対する値の階層構造情
報を生成できる仕組みが要求されている。
【0011】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、ネットワークに複数のデータベースが接続された環
境において各データベースのデータ構造、所在、データ
の表現形式、データの分類レベルなどが異なっていて
も、その違いを解消してデータ値に対するキーワードの
木構造データを容易に定義し、ルートから辿るように階
層的にキーワードを検索し、当該キーワード問い合わせ
に対し、関連するデータをデータベースから検索できる
ようにする複数データベース意味的階層検索方法及び装
置及び複数データベース意味的階層検索プログラムを格
納した記憶媒体を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理を
説明するための図である。本発明(請求項1)は、ネッ
トワークに複数のデータベースが接続された環境におい
て、各データベースのデータ構造、所在、データの表現
形式、データの値の範囲、データの分類レベルなどが異
なっていてもその違いを解消してデータ値に対するキー
ワードの木構造データを定義し、ルートから辿るように
階層的にキーワードを検索し、キーワードの問い合わせ
に対し、関連するデータをデータベースから検索する複
数データベース意味的階層検索方法において、各データ
ベースの列の名称とその値の範囲であるレンジを、列テ
ーブルに設定し、検索を実行する前に、各データベース
の列の値の表現形式であるドメインをローカルドメイン
としてローカルドメインテーブルに設定し、同じ意味を
有する各ドメインをドメイングループとして設定し、各
ドメイングループ内において代表して標準的に使用され
るグローバルドメインをドメイングループテーブルに設
定し、ドメイン間の変換を行う変換関数を変換関数テー
ブルに設定し、グローバルドメインの個々の値に平易な
用語で表現したキーワードを定義し、該キーワード間に
意味的な上下関係を定義して木構造データとして構成さ
れるキーワードツリーをキーワードツリーテーブルに設
定し、キーワードツリー毎に、ユーザの問い合わせで検
索項目が省略された場合に使用される検索項目であるキ
ーワードツリー検索項目をキーワードツリー検索項目テ
ーブルに設定するテーブル設定過程(ステップ1)と、
ユーザが、キーワードツリーをルートから1段ずつ上や
下に順に辿ることにより目的のキーワードを検索するキ
ーワード検索過程(ステップ2)と、ユーザから取得し
たキーワード、検索項目、検索条件からなる問い合わせ
文を取得して、テーブル設定過程において設定されたテ
ーブルを探索して、取得した情報に基づいて該問い合わ
せ文を変換し、データベースを検索するデータベース検
索過程(ステップ3)からなる。
【0013】本発明(請求項2)は、データベース検索
過程において、ユーザのキーワード、検索項目、検索条
件からなる問い合わせ文の該キーワードに対し、キーワ
ードツリーの指定キーワード配下のすべてのキーワード
のドメイングループをキーワードツリーテーブルから探
索し、該ドメイングループに含まれるドメインをローカ
ルドメインテーブルから探索し、該ドメインである列と
レンジの組み合わせの集合である列レンジリストを列テ
ーブルから探索して生成し、生成された列レンジリスト
の各組み合わせに対し、所定の条件を満たすと共に、列
のドメイングループが指定キーワード配下のいずれかの
キーワードのドメイングループと一致する場合、各列毎
に指定キーワードを該指定キーワード配下かつ各列のレ
ンジ内のドメインの値に展開し、「OR」条件で接続し
た第1の検索条件を生成し、生成した第1の検索条件と
ユーザが指定した検索条件を「AND」条件で接続し、
第2の検索条件を生成し、ユーザが検索項目を指定しな
かった場合には、指定キーワードのキーワードツリー検
索項目をキーワードツリー検索項目テーブルから探索
し、探索された検索項目または、ユーザが問い合わせ文
で指定した検索項目と、生成された第2の検索条件とを
結合し、データベースを検索するための問い合わせ文を
生成し、データベースを検索するための問い合わせ文の
検索項目と検索条件の検索データが格納されているデー
タベース及び該検索データに対応するローカルドメイン
をローカルドメインテーブルから探索すると共に、グロ
ーバルドメインを該ローカルドメインが含まれるドメイ
ングループに基づいてドメイングループテーブルから探
索し、探索されたグローバルドメインとローカルドメイ
ンとが異なる場合、該グローバルドメインをローカルド
メインに変換する変換関数を変換関数テーブルから取得
し、変換関数を用いて、検索項目、検索条件を各データ
ベースに適合した問い合わせ文に翻訳し、翻訳された問
い合わせ文により各データベースを検索する。
【0014】本発明(請求項3)は、第1の検索条件を
生成する際に、所定の条件として、「指定キーワード配
下のいずれかのキーワードをレンジとする列」、「指定
キーワードの直上のキーワードからルートまでのいずれ
かのキーワードをレンジとする列」、「レンジが設定さ
れていないが指定キーワード配下のいずれかのキーワー
ドのドメイングループと一致する列」のいずれかに該当
するものとする。
【0015】図2は、本発明の原理構成図である。本発
明(請求項4)は、ネットワークに複数のデータベース
40が接続された環境において、各データベース40の
データ構造、所在、データの表現形式、データの値の範
囲、データの分類レベルなどが異なっていてもその違い
を解消してデータ値に対するキーワードの木構造データ
を定義し、ルートから辿るように階層的にキーワードを
検索し、キーワードの問い合わせに対し、関連するデー
タをデータベース40から検索する複数データベース意
味的階層検索装置であって、各データベース40の列の
名称とその値の範囲であるレンジを管理する列テーブル
11と、検索を実行する前に、各データベース40の列
の値の表現形式であるドメインをローカルドメインとし
て管理するローカルドメインテーブル12と、同じ意味
を有する各ドメインをドメイングループとして設定し、
各ドメイングループ内において代表して標準的に使用さ
れるグローバルドメインを管理するドメイングループテ
ーブル13と、ドメイン間の変換を行う変換関数を管理
する変換関数テーブル14と、グローバルドメインの個
々の値に平易な用語で表現したキーワードを定義し、該
キーワード間に意味的な上下関係を定義して木構造デー
タとして構成されるキーワードツリーを管理するキーワ
ードツリーテーブル15と、キーワードツリー毎に、ユ
ーザの問い合わせで検索項目が省略された場合に使用さ
れる検索項目であるキーワードツリー検索項目を管理す
るキーワードツリー検索項目テーブル16とを有する記
憶手段10と、ユーザが、キーワードツリーをルートか
ら1段ずつ上や下に順に辿ることにより目的のキーワー
ドを検索するキーワード検索手段30と、ユーザから取
得したキーワード、検索項目、検索条件からなる問い合
わせ文を取得して、記憶手段10を探索して、取得した
情報に基づいて該問い合わせ文を変換し、データベース
40を検索するデータベース検索手段20とを有する。
【0016】本発明(請求項5)は、データベース検索
手段20において、ユーザのキーワード、検索項目、検
索条件からなる問い合わせ文の該キーワードに対し、キ
ーワードツリーの指定キーワード配下のすべてのキーワ
ードのドメイングループをキーワードツリーテーブル1
5から探索し、該ドメイングループに含まれるドメイン
をローカルドメインテーブル12から探索し、該ドメイ
ンである列とレンジの組み合わせの集合である列レンジ
リストを列テーブル11から探索して生成する列レンジ
リスト生成手段21と、列レンジリスト生成手段21で
生成された列レンジリストの各組み合わせに対し、所定
の条件を満たすと共に、列のドメイングループが指定キ
ーワード配下のいずれかのキーワードのドメイングルー
プと一致する場合、各列毎に指定キーワードを該指定キ
ーワード配下かつ各列のレンジ内のドメインの値に展開
し、「OR」条件で接続した第1の検索条件を生成する
キーワード展開手段22と、キーワード展開手段22で
生成された第1の検索条件とユーザが指定した検索条件
を「AND」条件で接続し、第2の検索条件を生成する
検索条件結合手段23と、ユーザが検索項目を指定しな
かった場合には、指定キーワードのキーワードツリー検
索項目をキーワードツリー検索項目テーブル16から探
索する検索項目探索手段24と、検索項目探索手段24
で探索された検索項目または、ユーザが問い合わせ文で
指定した検索項目と、生成された第2の検索条件とを結
合し、データベース40を検索するための問い合わせ文
を生成する問い合わせ文生成手段25と、問い合わせ文
生成手段25で生成された問い合わせ文の検索項目と検
索条件の検索データが格納されているデータベース40
及び該検索データに対応するローカルドメインをローカ
ルドメインテーブル12から探索すると共に、グローバ
ルドメインを、該ローカルドメインが含まれるドメイン
グループに基づいてドメイングループテーブル13から
探索するドメイン探索手段26と、ドメイン探索手段2
6で探索されたグローバルドメインとローカルドメイン
とが異なる場合、該グローバルドメインをローカルドメ
インに変換する変換関数を変換関数テーブル14から取
得する変換関数探索手段27と、変換関数探索手段27
で取得された変換関数を用いて、検索項目、検索条件を
各データベース40に適合した問い合わせ文に翻訳し、
翻訳された問い合わせ文により各データベース40を検
索する検索手段28とを有する。
【0017】本発明(請求項6)は、キーワード展開手
段22において用いられる所定の条件は、「指定キーワ
ード配下のいずれかのキーワードをレンジとする列」、
「指定キーワードの直上のキーワードからルートまでの
いずれかのキーワードをレンジとする列」、「レンジが
設定されていないが指定キーワード配下のいずれかのキ
ーワードのドメイングループと一致する列」のいずれか
に該当するものとする。
【0018】本発明(請求項7)は、少なくとも、管理
する列テーブル11、ローカルドメインテーブル12、
ドメイングループテーブル13、変換関数テーブル1
4、キーワードツリーテーブル15及びキーワードツリ
ー検索項目テーブル16を設定するテーブル設定手段を
含む。本発明(請求項8)は、ネットワークに複数のデ
ータベースが接続された環境において、各データベース
のデータ構造、所在、データの表現形式、データの値の
範囲、データの分類レベルなどが異なっていてもその違
いを解消してデータ値に対するキーワードの木構造デー
タを定義し、ルートから辿るように階層的にキーワード
を検索し、キーワードの問い合わせに対し、関連するデ
ータをデータベースから検索する複数データベース意味
的階層検索装置に搭載される複数データ意味的階層検索
プログラムであって、各データベースの列の名称とその
値の範囲であるレンジを、列テーブルに設定させるプロ
セスと、検索を実行する前に、各データベースの列の値
の表現形式であるドメインをローカルドメインとしてロ
ーカルドメインテーブルに設定させるプロセスと、同じ
意味を有する各ドメインをドメイングループとして設定
させ、各ドメイングループ内において代表して標準的に
使用されるグローバルドメインをドメイングループテー
ブルに設定させるプロセスと、ドメイン間の変換を行う
変換関数を変換関数テーブルに設定させるプロセスと、
グローバルドメインの個々の値に平易な用語で表現した
キーワードを定義し、該キーワード間に意味的な上下関
係を定義して木構造データとして構成されるキーワード
ツリーをキーワードツリーテーブルに設定させるプロセ
スと、キーワードツリー毎に、ユーザの問い合わせで検
索項目が省略された場合に使用される検索項目であるキ
ーワードツリー検索項目をキーワードツリー検索項目テ
ーブルに設定させるプロセスとからなるテーブル設定プ
ロセスと、ユーザが、キーワードツリーをルートから1
段ずつ上や下に順に辿ることにより目的のキーワードを
検索させるキーワード検索プロセスと、ユーザから取得
したキーワード、検索項目、検索条件からなる問い合わ
せ文を取得して、テーブル設定過程において設定された
テーブルを探索して、取得した情報に基づいて該問い合
わせ文を変換し、データベースを検索するデータベース
検索プロセスからなる。
【0019】本発明(請求項9)は、データベース検索
プロセスにおいて、ユーザのキーワード、検索項目、検
索条件からなる問い合わせ文の該キーワードに対し、キ
ーワードツリーの指定キーワード配下のすべてのキーワ
ードのドメイングループをキーワードツリーテーブルか
ら探索するプロセスと、該ドメイングループに含まれる
ドメインをローカルドメインテーブルから探索するプロ
セスと、ドメインである列とレンジの組み合わせの集合
である列レンジリストを列テーブルから探索して生成す
るプロセスと、生成された列レンジリストの各組み合わ
せに対し、所定の条件を満たすと共に、列のドメイング
ループが指定キーワード配下のいずれかのキーワードの
ドメイングループと一致する場合、各列毎に指定キーワ
ードを該指定キーワード配下かつ各列のレンジ内のドメ
インの値に展開し、「OR」条件で接続した第1の検索
条件を生成するプロセスと、生成した第1の検索条件と
ユーザが指定した検索条件を「AND」条件で接続し、
第2の検索条件を生成するプロセスと、ユーザが検索項
目を指定しなかった場合には、指定キーワードのキーワ
ードツリー検索項目をキーワードツリー検索項目テーブ
ルから探索するプロセスと、探索された検索項目また
は、ユーザが問い合わせ文で指定した検索項目と、生成
された第2の検索条件とを結合し、データベースを検索
するための問い合わせ文を生成するプロセスと、データ
ベースを検索するための問い合わせ文の検索項目と検索
条件の検索データが格納されているデータベース及び該
検索データに対応するローカルドメインをローカルドメ
インテーブルから探索すると共に、グローバルドメイン
を、該ローカルドメインが含まれるドメイングループに
基づいてドメイングループテーブルから探索するプロセ
スと、探索されたグローバルドメインとローカルドメイ
ンとが異なる場合、該グローバルドメインをローカルド
メインに変換する変換関数を変換関数テーブルから取得
するプロセスと、変換関数を用いて、検索項目、検索条
件を各データベースに適合した問い合わせ文に翻訳する
プロセスと、翻訳された問い合わせ文により各データベ
ースを検索するプロセスとを含む。
【0020】本発明(請求項10)は、第1の検索条件
を生成するプロセスにおいて用いられる所定の条件とし
て、「指定キーワード配下のいずれかのキーワードをレ
ンジとする列」、「指定キーワードの直上のキーワード
からルートまでのいずれかのキーワードをレンジとする
列」、「レンジが設定されていないが指定キーワード配
下のいずれかのキーワードのドメイングループと一致す
る列」のいずれかに該当するものとする。
【0021】上記のように、ユーザがキーワードツリー
をルートから1段ずつ上や下に順に辿り、目的のキーワ
ードを探索する。さらに、ユーザのキーワード、検索項
目、検索条件からなる問い合わせ文のキーワードに対
し、キーワードツリーの指定のキーワード配下のすべて
のキーワードのドメイングループをキーワードツリーテ
ーブルから探索する。この探索されたドメイングループ
に含まれるドメインをローカルドメインテーブルから探
索し、この探索したドメインである列とレンジの組み合
わせの集合である列レンジリストを列テーブルから探索
して生成する。この生成された列レンジリストの各組み
合わせに対し、所定の条件を満たし、列のドメイングル
ープが指定キーワード配下のいずれかのキーワードのド
メイングループと一致する場合、各列毎に指定キーワー
ドを指定キーワード配下かつ各列のレンジ内のドメイン
の値に展開し、「OR」条件で接続した検索条件を生成
する。この検索条件とユーザが指定した検索条件を「A
ND」条件で接続し、検索条件を生成する。このとき、
ユーザが検索項目を指定しなかった場合、指定キーワー
ドのキーワードツリー検索項目をキーワードツリー検索
項目テーブルから探索し、この探索した検索項目また
は、ユーザ問い合わせ文で指定した検索項目と、生成さ
れた検索条件を結合し、問い合わせ文を生成する。
【0022】この生成された問い合わせ文の検索項目と
検索条件の検索データが記憶されているデータベース及
び当該検索データに対応するローカルドメインをローカ
ルドメインテーブルから探索すると共に、グローバルド
メインを、ローカルドメインが含まれるドメイングルー
プに基づいてドメイングループテーブルから探索する。
この探索されたグローバルドメインとローカルドメイン
とが異なる場合、グローバルドメインをローカルドメイ
ンに変換する変換関数を変換関数テーブルから探索し、
探索された変換関数を用いて、検索項目、検索条件を各
データベースに適合した問い合わせ文に翻訳し、翻訳さ
れた問い合わせ文により各データベースを検索する。
【0023】これにより、ネットワークに複数のデータ
ベースが接続された環境において、各データベースのデ
ータ構造、所在、データの表現形式、データの値の範
囲、データの分類レベルなどが異なっていても、その違
いを解消してデータ値に対するキーワードの木構造デー
タを容易に定義し、ルートから辿るように階層的にキー
ワードを検索し、当該キーワード問い合わせに対し、関
連するデータをデータベースから自由に検索することが
できる。
【0024】
【発明の実施の形態】図3は、本発明の複数データベー
ス意味的階層検索装置の構成を示す。同図に示す複数デ
ータベース意味的階層検索装置100には、データベー
ス管理部210とデータベース220を有する複数のデ
ータベースシステム200が接続され、また、通信網4
00を介してユーザの端末装置300が接続される。
【0025】複数データベース意味的階層検索装置10
0は、ユーザインタフェース部110、キーワード問い
合わせ部120、構文解析部130、問い合わせ処理部
140、メタデータ蓄積部150、メタデータ管理部1
60及びデータベースアクセス部170より構成され
る。ユーザインタフェース部110は、ユーザとの間で
キーワード問い合わせ文やデータベース問い合わせ文や
検索結果を送受信する。
【0026】キーワード問い合わせ部120は、ユーザ
からのキーワード問い合わせ文を処理し、該当するキー
ワードの一覧を返却する。構文解析部130は、ユーザ
からの問い合わせ文の構文を解析する。問い合わせ処理
部140は、問い合わせ処理制御部141、問い合わせ
変換部142、変換関数ライブラリ143、検索結果処
理部144から構成される。問い合わせ処理制御部14
1は、解析された問い合わせ文に対する処理の全体の流
れを制御する。問い合わせ変換部142は、問い合わせ
の変換を行う。変換関数ライブラリ143は、ドメイン
間のデータ変換を行う関数の集まりである。検索結果処
理部144は、検索されたデータのドメインを変換す
る。
【0027】メタデータ蓄積部150は、列、ドメイ
ン、レンジ、キーワードに関する情報を蓄積するための
図4に示すテーブルから構成される。同図に示すメタデ
ータ蓄積部150は、列テーブル151、ドメインテー
ブル152、ドメイングループテーブル153、キーワ
ードツリーテーブル155、キーワードツリー検索項目
テーブル156から構成される。
【0028】メタデータ管理部160は、管理者からの
メタデータを投入する。詳しくは、ドメイン、レンジ、
キーワードツリーについては、8つの設定、即ち、「ロ
ーカルドメインの設定」、「ドメイングループの設
定」、「変換関数の作成」、「ユーザドメインの設
定」、「キーワードの設定」、「キーワードツリーの設
定」、「キーワードツリー検索項目の設定」、「レンジ
の設定」がある。設定されたドメイン、レンジ、キーワ
ードなどの情報は、メタデータ蓄積部150に格納され
る。
【0029】データベースアクセス部170は、分散し
たデータベースにアクセスする。当該データベースアク
セス部170は、それぞれデータベース220及びデー
タベース220を管理するデータベース管理部210か
らなる1つ以上のデータベースシステム200が接続さ
れている。なお、データベース220は、ローカルデー
タベースとも称する。
【0030】図5は、本発明の動作の概要を示すフロー
チャートである。図3の構成において、システム管理者
がメタデータ管理部160からドメイン、レンジ、キー
ワード等の設定を行い(ステップ10)、設定された当
該ドメイン、レンジ、キーワード等の情報をメタデータ
蓄積部150に格納する(ステップ20)(このステッ
プ10及びステップ20を準備フェーズと呼ぶものとす
る)。
【0031】この状態において、ユーザがアプリケーシ
ョンプログラム300よりキーワードを取得するための
キーワード問い合わせを入力すると通信網400を介し
て複数データベース意味的階層検索装置100のユーザ
インタフェース部110を介してキーワード問い合わせ
部120が取得し、このキーワード問い合わせに基づい
て、メタデータ蓄積部150を検索してキーワードツリ
ーテーブルからキーワードを取得するための検索を行う
(ステップ30)。また、ユーザからデータベースを検
索するためのドメイン、レンジ、キーワードツリー情報
を含む問い合わせ文がユーザインタフェース部110を
介して入力されると、構文解析部130は、当該問い合
わせ文を解析し、問い合わせ処理制御部141におい
て、メタデータ蓄積部150を検索してドメイン、レン
ジ、キーワードを取得して問い合わせ変換部142に渡
す。問い合わせ変換部142は、変換関数を変換関数ラ
イブラリ143から取得して、問い合わせ文を変換し、
データベースアクセス部170よりデータベースを検索
する(ステップ40)(ステップ30とステップ40の
処理を検索フェーズと呼ぶものとする)。
【0032】
【実施例】以下、図面と共に本発明の実施例を説明す
る。最初に、検索実行前の処理として、ドメイン、レン
ジ、キーワードツリーの定義などの準備を行う準備フェ
ーズについて説明する。 [準備フェーズ]準備フェーズでは、システム管理者が
メタデータ管理部160を介してドメイン、レンジ、キ
ーワードツリーの定義を行う。図6は、本発明の一実施
例のドメイン管理を説明するための図であり、図7は、
本発明の一実施例のレンジについて説明するための図で
あり、図8は、本発明の一実施例のキーワードツリーを
説明するための図である。
【0033】データベースにおける列のデータ値の表現
法であるドメインとして、例えば、図6に示すように、
価格を示す場合のドメインとしては、数字のみ円単位で
表す(15000)の場合、数字+「,」+「円」で表
す(15,000円)の場合、数字+「千円」で表す
(15.0千円)場合などのように種々の表現方法があ
る。このように種々の表現法の中で同じ意味を有するも
のをドメイングループとして定義し、この中からただ一
つのドメインをユーザに見えるドメインとして設定する
ことで、ユーザに対して単一な見方を提供することがで
きる。
【0034】なお、図6では、ドメイングループとし
て、年月日も挙げ、この中には年/月/日や月.日.年
などを種々のドメインとして示している。また、図6で
は、ユーザは価格には数字+「,」+「円」及び発売日
には年/月/日を使用しており、これらがユーザドメイ
ンとなる。列の取り得る値の範囲であるレンジを設定す
るには、列のドメインを定義し、当該ドメインのドメイ
ングループを定義し、当該ドメイングループのグローバ
ルドメインを定義し、当該グローバルドメインの個々の
値に平易な用語で表現したキーワードを定義し、当該キ
ーワードに意味的な上下関係を定義して木構造データと
したキーワードツリーを定義し、当該キーワードツリー
上において列の取り得る値の範囲を包含する1つ以上の
キーワードを抽出するという手順が必要となる。
【0035】必要に応じて、2つ以上のキーワードツリ
ーを1つのキーワードツリーに統合することも可能であ
る。また、1つのシステムに0個以上のキーワードツリ
ーを定義可能である。例えば、図7に示すようなデータ
ベースの取扱商品テーブルの商品種別コード列を「商品
種別分類コード」ドメインとし、当該ドメインのドメイ
ングループを「商品種別分類」ドメイングループとし、
当該ドメイングループのグローバルドメインを「商品種
別分類コード」ドメインとし、当該グローバルドメイン
の個々の値に平易な用語で表現したキーワードを定義
し、当該キーワードに意味的な上限関係を定義して木構
造データとしてキーワードツリーを定義した結果が図8
に示すパソコン商品種別キーワードツリーとなる。
【0036】なお、当該キーワードツリーには、木構造
データを構成させるために「商品種別大分類」ドメイン
グループを補完した。図8に示すデータベースの取扱商
品テーブルの商品種別コードの個々の値「11,12,
13,21,22」はそれぞれ「A社パソコン本体、B
社パソコン本体、C社パソコン本体、ディスプレイ、プ
リンタ」であり、これらを包含するように定義した当該
列レンジは、図8に示すように、 パソコン商品種別:パソコン本体; パソコン商品種別:周辺機器/ディスプレイ; パソコン商品種別:周辺機器/プリンタ; の3つである。
【0037】レンジ設定「パソコン商品種別:パソコ
ン本体」は、「パソコン商品種別:パソコン本体/A社
パソコン、パソコン商品種別:パソコン本体/B社パソ
コン、パソコン商品種別:パソコン本体/C社パソコ
ン」と個別に指定も同様なレンジを示すものとなる。ド
メイン、レンジ、キーワードツリーについては、8つの
設定、即ち、 ローカルドメインの設定 ドメイングループの設定 変換関数の作成 ユーザドメインの設定 キーワードの設定 キーワードツリーの設定 キーワードツリー検索項目の設定 レンジの設定 が必要であり、システム管理者はメタデータ管理部16
0を用いて、ドメイン、レンジ、キーワードなどの情報
の設定を行う。また、これらの情報はメタデータ蓄積部
150に保存される。
【0038】図9は、本発明の一実施例の準備フェーズ
のフローチャートである。 ステップ101) ローカルドメインの設定:ローカル
データベース220の列に対し、その表現形式を表す概
念である「ドメイン」を設定する。これをローカルドメ
インと呼ぶ。例えば、あるデータベースの列「価格」
(型はchar(16))に対し、これのドメインを
“Price”であると設定する。この“Price”
というドメインの表す意味は、単にchar(16)と
いう型だけではなく、「価格」のより細かい表現の形式
を表す。例えば、このPriceは、 ・円単位である。
【0039】・数値とコンマ(,)と末尾が文字「円」
で構成される。 といった表現形式である。列に対するドメインの定義
は、図10に示すように、「列」テーブル151に保持
される。基本的には、この作業はローカルデータベース
の管理者が行う。その時、メタデータ管理部160を用
いて、すでに定義されているドメインを参照する。も
し、自分のデータベースの列のドメインとして使えるド
メインが既に定義されているようなら、それを用い、新
たにドメインを作成しない。
【0040】ステップ102) ドメイングループの設
定:表現形式は異なっているが、実際には同じ意味を表
しているドメインのグループをドメイングループと呼
ぶ。このグループに入るドメインは、すべて同じ意味の
異なった表現法である。本発明の装置100では、ユー
ザからは、このドメイングループに含まれるドメインは
全て1つのドメインに統一されて見える。
【0041】ローカルデータベース220の管理者は、
自分が定義したドメインがどのドメイングループに入る
のかを判断し、そのドメイングループに入れる処理をす
る。適当なドメイングループが見つからない場合は、新
しいドメイングループを作成する。もし、既に定義され
ているドメインであれば、どれかのドメイングループを
作成する。もし、既に定義されているドメインであれ
ば、どれかのドメイングループに含まれているので設定
する必要はない。
【0042】図11は、本発明の一実施例のドメインテ
ーブルの例を示す。ドメイングループの中には、1つの
代表して標準的に使われるドメインを設定しておく(こ
の設定は、基本的に本装置100のシステム管理者が行
う)。そのドメインをグローバルドメインと呼ぶ。この
グローバルドメインの例をを図12に示す。 ステップ103) 変換関数の作成:これは、既に変換
関数が定義されている場合は、必要ない。グローバルド
メインとローカルドメインの間の変換関数を一般のプロ
グラミング言語を用いて作成する。作成した関数は、コ
ンパイルし、ダイナミックにリンクできる形式にする。
【0043】メタデータ管理部160を用いて、この変
換関数とドメインの関係を登録する。変換関数とドメイ
ンの対応、変換関数の所在は、変換関数ライブラリ14
3であり、その中の変換関数テーブルに保持される。図
13は、本発明の一実施例の変換関数テーブルの例であ
る。変換関数は、グローバルドメイン→ローカルドメイ
ン、ローカルドメイン→グローバルドメインというよう
に双方向の関数を作る。但し、変換によっては、双方向
に関数を作ることが不可能な場合もある(例:名前の変
換で「山田 太郎」→「山田太郎」という変換=空白の
削除は可能であるが、その逆は一般的には不可能であ
る)。その場合は、片方向のみの関数を作成する。双方
向の関数を作る理由は、直接変換する関数がない場合
に、関数を組み合わせて変換を行うためである。
【0044】ステップ104) ユーザドメインの設
定:ドメイングループの中から、ユーザに実際に見える
ドメインを(ユーザ毎に)選んでおく。これをユーザド
メインと呼ぶ。ユーザが本装置100に問い合わせを行
う場合、様々なドメインにより実現されている項目があ
っても、すべてこのユーザドメインによる表現に統一さ
れる。また、このユーザドメインを変更することによっ
て、ユーザからのデータの見え方を変更することができ
る。ドメイングループユーザテーブルの例を図14に示
す。
【0045】ステップ105) キーワードの定義:グ
ローバルドメインの個々の値に平易な用語で表現したキ
ーワードを定義する。キーワードはデータベースに含ま
れるデータの内容を象徴するものであり、また、ユーザ
がデータベースの意味的階層検索を行う場合、選択の対
象となるので、容易に一意に識別可能な用語を設定す
る。この設定は、基本的に本装置100のシステム管理
者が行う。
【0046】ステップ106) キーワードツリーの設
定:キーワードに意味的な上下関係を定義して、木構造
データとしたキーワードツリーを設定する。キーワード
ツリーは、ユーザがデータベースから必要な情報を得る
ためのキーワードを検索する対象となるものであり、デ
ータ管理の観点よりユーザの一般的な概念に従った分類
により、ツリーを構成する必要がある。
【0047】本装置100のシステム管理者は自分が定
義したキーワードがどのキーワードツリーに入るのかを
判断し、そのキーワードツリーテーブル155に追加処
理する。適合なキーワードツリーが見つからない場合
は、新たらしいキーワードツリーを作成する。必要に応
じて、2つ以上のキーワードを1つのキーワードに統合
することも可能である。また、1つのシステムに0個以
上のキーワードツリーを設定可能である。図15は、本
発明の一実施例のキーワードツリーテーブルの例であ
る。
【0048】ステップ107) キーワードツリー検索
項目の設定:キーワードツリー毎に、デフォルトで使用
する検索項目を予め設定する。キーワードツリー検索項
目は、ユーザの問い合わせにおいて、検索項目が省略さ
れた場合に限り、当該キーワードツリー検索項目をユー
ザの指定検索項目として使用する。この設定は、基本的
に本装置100のシステム管理者が行う。図16は、本
発明の一実施例のキーワードツリー検索項目テーブルの
例である。
【0049】ステップ108) レンジの設定:各デー
タベースの列の値の取り得る範囲であるレンジの設定
は、キーワードツリー上における取り得る値の範囲を包
含する1つ以上のキーワードを抽出する。ユーザのキー
ワード、検索項目、検索条件からなる問い合わせ文に対
し、問い合わせ先データベースの絞込を行うのに用い
る。
【0050】基本的に、レンジの設定は、ローカルデー
タベースの管理者が行う。レンジの設定は、前述の図1
0に示すように、「列」テーブル151で保持される。
次に、検索フェーズについて説明する。図17は、本発
明の一実施例の検索フェーズのフローチャートである。 [検索フェーズ]検索フェーズは、キーワードの問い合
わせを行うキーワード問い合わせフェーズと、キーワー
ド、検索項目、検索条件からなる問い合わせ文によりデ
ータベースへの問い合わせを行うデータベース問い合わ
せフェーズの2段階の処理を実施する。ユーザは一般に
アプリケーションプログラムから本装置100の機能を
ライブラリ等の形で呼出し、使用する。
【0051】最初に、ユーザインタフェース部110で
ユーザの端末装置300からキーワードの問い合わせ、
または、キーワード、検索項目、検索条件からなる問い
合わせ文のいずれかを取得すると、どちらの問い合わせ
であるかを判定し、キーワードの問い合わせである場合
にはステップ201に移行し、問い合わせ文である場合
にはステップ205に移行する。ステップ205以降の
データベース問い合わせフェーズでは、ドメイン、レン
ジ、キーワードツリーの情報を用いて以下のように検索
を行う。ユーザからのキーワード、検索項目、検索条件
からなる問い合わせは、関係データベースの検索言語で
あるSQLにKEYWORD文を追加した言語で作成す
るものとする。
【0052】ステップ201)キーワード問い合わせフ
ェーズまず、キーワードの検索フェーズについて説明す
る。キーワードツリーテーブル155を用いて検索を行
う。ユーザからの問い合わせとしてキーワード検索で
は、「指定キーワードの直上のキーワードの取得」、
「指定キーワードの直下のキーワードの取得」の2種類
のオペレーションを提供する。
【0053】ステップ202) 指定キーワード直上の
キーワードの取得:本オペレーションをキーワード問い
合わせ部120により受け付け、該キーワードの上位キ
ーワードをメタデータ蓄積部150の「キーワードツリ
ー」テーブル155を検索することによって取得する。 ステップ203) 指定キーワードの直下のキーワード
の取得:本オペレーションをキーワード問い合わせ部1
20により受け付け、指定キーワードを上位キーワード
に持つキーワードをメタデータ蓄積部150の「キーワ
ードツリー」テーブルを検索することによって取得す
る。
【0054】ステップ204) ステップ202及びス
テップ203で取得したキーワードをユーザの端末装置
に返却する。これにより、ユーザは、当該2種類のオペ
レーションを組み合わせることにより、キーワードツリ
ーを上や下に対話的に辿りながら目的のキーワードを得
る。 ステップ205) 列レンジリストの生成:構文解析部
130により問い合わせ文を解析し、問い合わせに含ま
れるキーワードを抽出し、該キーワード配下のドメイン
グループを図15に示すキーワードツリーテーブル15
5を検索することによって知る。当該ドメイングループ
に含まれるドメインを図11に示すドメインテーブル1
55を検索することによって知る。当該ドメインと列と
レンジの組み合わせの集合である列レンジリストを図1
0に示す「列」テーブル151を検索することによって
知る。
【0055】ステップ206) キーワードを検索条件
に展開:問い合わせ処理制御部141は、列レンジリス
トの各組み合わせに対し、「指定キーワード配下のいず
れかのキーワードをレンジとする列」、「指定キーワー
ドの直上のキーワードからルートまでのいずれかのキー
ワードをレンジとする列」、「レンジが設定されていな
いが、指定キーワード配下のいずれかのキーワードのド
メイングループと一致する列」のいずれかに該当する列
を図15に示すキーワードツリーテーブル155を検索
することによって知る。キーワードを該列のレンジ内か
つ指定キーワードの配下のキーワードのドメイングルー
プであるキーワードに展開し、「OR」条件で接続した
検索条件を生成する。
【0056】ステップ207) 検索条件を結合:問い
合わせ処理制御部141は、上記のステップ206で生
成した検索条件とユーザが指定した検索条件を「AN
D」条件で接続し、検索条件を生成する。なお、ユーザ
が検索条件を指定しなかった場合には、本処理は行わな
い。 ステップ208) 検索項目の補完:ユーザが検索項目
を指定しなかった場合、ユーザの指定のキーワードツリ
ーの検索項目を図16に示すキーワードツリー検索項目
テーブルを探索することにより知る。得られた検索項目
をユーザが指定した検索項目として、以降の処理で使用
する。なお、ユーザが検索項目を指定した場合には、本
処理は行わないものとする。
【0057】ステップ209) キーワード指定を展開
した問い合わせの生成:上記のステップ208で生成し
た検索条件と、上記ステップ207で生成した検索項目
を結合し、検索項目と検索条件のみから構成される問い
合わせ文を生成する。 ステップ210) 問い合わせデータベース決定:上記
のステップ209で生成された問い合わせに含まれるテ
ーブル・列を含むデータベースを図10に示す「列」テ
ーブル151を検索することによって知る。
【0058】ステップ211) 問い合わせに含まれる
列のドメインの検索:上記ステップ209で生成された
問い合わせに含まれる列のドメインを図10に示す
「列」テーブル151を検索することによって知る。 ステップ212) ユーザドメインの検索:問い合わせ
ているユーザとドメインから図11に示す「ドメイング
ループユーザ」テーブル153を検索することにより、
ユーザドメインを検索する。
【0059】ステップ213) 変換関数の探索:次
に、問い合わせ変換部142では、ユーザドメインとス
テップ210で取得したドメイン間の変換関数を図13
に示す変換関数ライブラリ143の変換関数テーブルを
用いて調べる。A→Bと直接適用できる変換関数が見つ
からない場合、A→C、C→Bと組み合わせて変換でき
ないかを探索する。これは、ドメインをノード、ドメイ
ン間の変換関数の存在をエッジにしたグラフ上の探索問
題であり、グラフ理論で検討されているアルゴリズムを
用いて容易に実現することができる。
【0060】ステップ214) 問い合わせの翻訳と実
行:以下のようにして問い合わせ変換部142におい
て、問い合わせに含まれる値をユーザドメインからロー
カルドメインに変換することにより、問い合わせの中に
含まれる値の変換を行い、データが変換されるとデータ
アクセス部170は、検索項目、検索条件などをパラメ
ータにデータベース管理システム200毎のデータベー
ス220にアクセスする。
【0061】検索結果処理部144が、検索された結果
の値をローカルドメインからユーザドメインに変換す
る。複数のデータベースにアクセスを行うが、結果はそ
れぞれのデータベースへの検索結果の和をとることとす
る。次に、上記の動作を具体的な例を用いて説明する。
図18〜図20は、本発明の一実施例のサンプルデータ
ベースの例である。
【0062】以下の説明において、ドメイン、レンジ、
キーワードツリー等のメタデータについては、図10〜
図16に示す値に基づくものとする。図18に示すデー
タベースAは、以下の形式である。 テーブル「取扱商品」 「取扱商品」の列=(商品種別、商品名、店名、価格) 「商品種別」の表現法=(A社パソコン、B社パソコ
ン、C社パソコン、ディスプレイ、プリンタ) 「商品名」の表現法=(商品の名称を示す任意の文字
列) 「価格」の表現法=(15,000円) 図19に示すデータベースBは以下の形式である。
【0063】テーブル「取扱商品」 「取扱商品」の列=(商品種別、商品名、店名、価格) 「商品種別」の表現法=(パソコン本体、周辺機器、パ
ーツ) 「商品名」の表現法(商品種別分類と商品の名称を示す
任意の文字列を全角空白文字で接続) 「価格」の表現法=(15.0千円) 図20に示すデータベースCは以下の形式である。
【0064】テーブル「取扱商品」 「取扱商品」の列=(商品種別、商品名、店名、価格) 「商品種別」の表現法=(ディスプレイ、プリンタ、デ
ィジタルカメラ) 「商品名」の表現法=(商品の名称を示す任意の文字
列) 「価格」の表現法=(15,000円) これらの3つのデータベースA,B,Cの差異は以下の
通りである。 ・データベースAとデータベースCが「商品種別」の分
類(A社パソコン、B社パソコン、C社パソコン、ディ
スプレイ、プリンタ)がデータベースBの「商品種別」
の分類(パソコン本体、周辺機器、パーツ)に対し、細
かい。
【0065】・データベースBの商品名には、商品種別
分類が付加されている。 ・データベースAとデータベースCが「価格」の表現に
「15,000円」の形式を用いているのに対し、デー
タベースBが「価格」の表現に「15.0千円」の形式
を用いている。 まず、準備フェーズとして、上述したようにローカルド
メインの設定、ドメイングループの設定、変換関数の作
成、ユーザドメインの設定、キーワードの設定、キーワ
ードツリーの設定、キーワードツリー検索項目の設定、
レンジの設定がそれぞれ以下のように行われる。
【0066】(1) ローカルドメインの設定(ステッ
プ101):データベースA,データベースB、データ
ベースCの管理者は、それぞれ自分のデータベースの列
に対してそのローカルドメインを設定する。データベー
スAの「商品種別」のドメインは商品種別分類の言葉に
よる表現であり、“PCGoodsKindWord ”とする。
【0067】データベースAの「商品名」のドメイン
は、まさに商品名のみであり、“PCGoodsNameWord ”と
する。データベースAの「価格」のドメインは、『価格
の数字+「,」+「円」』という形式での表現であり、
“PriceYen”とする。データベースBの「商品種別」の
ドメインは商品種別大分類の言葉による表現であり、
“PCGoodsKindClass”とする。
【0068】データベースBの「商品名」のドメイン
は、商品種別分類と商品名を結合した表現であり“PCGo
odsNameKind&Word”とする。データベースBの「価格」
のドメインは、『価格の数字+「.」+「千円」』とい
う形式での表現であり、“PriceKYen ”とする。データ
ベースCの「商品種別」のドメインは商品種別分類の言
葉による表現であり、“PCGoodsKindWord ”とする。
【0069】データベースCの「商品名」のドメイン
は、まさに商品名のみであり、“PCGoodsNameWord ”と
する。データベースCの「価格」のドメインは、『価格
の数字+「,」+「円」』という形式での表現であり、
“PriceYen”とする。上記以外の列については、特に表
現法を規定する必要がないと考え、ローカルドメインを
設定しない。
【0070】(2) ドメイングループの設定(ステッ
プ102):ここでは、ドメイングループとして、 ・PCGoodsKind (含まれるドメインは、PCGoodsKindWor
d, PCGoodsKindCode, グローバルドメインは、PCGoodsK
indWord)、 ・PCGoodsClass(含まれるドメインは、PCGoodsClassWo
rd,PCGoodsClassCode 、グローバルドメインはPCGoodsC
lassWord) 、 ・PCGoodsName (含まれるドメインは、PCGoodsNameWor
d,PCGoodsNameKind&Word、グローバルドメインは、PCGo
odsNameWord)、 ・Price (含まれるドメインは、PriceYen,PriceKYen、
グローバルドメインはPriceYen) の3つを設定する。
【0071】(3) 変換関数の作成(ステップ10
3):それぞれのドメイングループについて、以下の変
換関数を定義する。 ドメイングループ:PCGoodsKind 変換関数:PCGoodsKindWord2PCGoodsKindCode() 商品種別分類を表す言葉を商品種別分類コードに1対1
変換を行う。 変換関数:PCGoodsKindCode2PCGoodsKindWord() 商品種別分類コードを商品種別分類を表す言葉に1対1
変換を行う。 ドメイングループ:PCGoodsClass 変換関数:PCGoodsClassWord2PCGoodsClassCode() 商品種別大分類を表す言葉を商品種別大分類コードに1
対1変換を行う。 変換関数:PCGoodsClassCode2PCGoodsClassWord() 商品種別大分類コードを商品種別大分類を表す言葉に1
対1変換を行う。 ドメイングループ:PCGoodsName 変換関数:PCGoodsNameWord2PCGoodsNameKind&Word() 商品名に商品分類種別と全角空白文字を付加する。 変換関数:PCGoodsNameKind&Word2PCGoodsNameWord() 指定文字列の先頭から全角空白文字までを削除する。 ドメイングループ:Price 変換関数:PriceYen2PriceKYen() 数値を1000で除算し、「円」を「千円」に置換す
る。 変換関数:PriceKYen2PriceYen() 数値に1000を乗算し、「千円」を「円」に置換す
る。
【0072】(4) ユーザドメイン設定(ステップ1
04):この例では、ユーザドメインはグローバルドメ
インと等しいとする(図14にあるユーザuser1 が使う
場合である) 。つまり、 (PCGoodKindのユーザドメイン)=PCGoodsKindWord (PCGoodClass のユーザドメイン)=PCGoodsKindWord (PcgoodsName のユーザドメイン)=PCGoodsNameWord (Price のユーザドメイン)=PriceYen とする。
【0073】(5) キーワードの定義(ステップ10
5):この例では、「PCGoodsClassドメイングループ」
と「PCGoodKindドメイングループ」のグローバルドメイ
ン値をそのままキーワードとして使用することとする。
つまり、「PCGoodsClassドメイングループ」は、 ・「パソコン本体」は「パソコン本体」、 ・「周辺機器」は「周辺機器」、 ・「パーツ」は「パーツ」 とする。「PCGoodsKind ドメイングループ」は、 ・「A社パソコン本体」は「A社パソコン本体」、 ・「B社パソコン本体」は「B社パソコン本体」、 ・「C社パソコン本体」は「C社パソコン本体」、 ・「ディスプレイ」は「ディスプレイ」、 ・「プリンタ」は「プリンタ」、 ・「デジタルカメラ」は「デジタルカメラ」、 ・「CPU」は「CPU」、 ・「メモリ」は「メモリ」、 ・「マザーボード」は「マザーボード」、 ・「ビデオカード」は「ビデオカード」 とする。
【0074】(6) キーワードツリー設定(ステップ
106):上記(5)で定義したキーワードを意味的な
上下関係を定義して木構造データベースとして設定した
パソコン商品種別キーワードツリーの概念が図8であ
る。当該キーワードツリーの情報を管理するためのテー
ブルが図15に示すような「キーワードツリー」テーブ
ル155となる。
【0075】(7) キーワードツリー検索項目の設定
(ステップ107):パソコン商品種別キーワードツリ
ーに対するキーワードツリー検索項目として、「商品
名」、「店名」、「価格」の3つを設定する。 (8) レンジの設定(ステップ108):キーワード
ツリーに含まれるドメイングループのドメインをもつ各
列に対し、以下のレンジを設定する。 データベースAの「取扱商品」テーブルの「商品種別」
列: ・パソコン商品種別/パソコン本体 ・パソコン商品種別/周辺機器/ディスプレイ ・パソコン商品種別/周辺機器/プリンタ データベースBの「取扱商品」テーブルの「商品種別」
列: ・パソコン商品種別 データベースCの「取扱商品」テーブルの「商品種別」
列: ・例示のため、レンジを設定しない。
【0076】次に、検索フェーズのキーワード問い合わ
せフェーズについて説明する。ユーザは、キーワードツ
リーをルートから、 「ルート」→「パソコン商品種別」→「周辺機器」 と辿り、キーワード「周辺機器」を取得する(ステップ
201〜ステップ204)。
【0077】最後に、検索フェーズのデータベース問い
合わせフェーズについて説明する。ユーザの問い合わせ
を次のようにSQLライクな文に変換する。 問い合わせ: SELECT 指定なし WHERE 価格 < 70,000円 KEYWORD “パソコン商品種別/周辺機器” (1) 列レンジリストの生成(ステップ205):キ
ーワード「パソコン商品種別/周辺機器」配下のすべて
のキーワードのドメイングループをキーワードツリーテ
ーブル155から探索する。まず、キーワード「パソコ
ン商品種別/周辺機器」のドメイングループである「PC
GoodsClass」が探索される。次に、キーワード「パソコ
ン商品種別/周辺機器」を上位キーワードにもつ「ディ
スプレイ」、「プリンタ」、「ディジタルカメラ」のド
メイングループである「PCGoodsKind 」が探索される。
その後、「パソコン商品種別/周辺機器/ディスプレ
イ」,「パソコン商品種別/周辺機器/プリンタ」,
「パソコン商品種別/周辺機器・デジタルカメラ」のい
ずれかを上位キーワードにもつキーワードを探索するが
存在しないため、探索を終了する。これにより、キーワ
ード「パソコン商品種別/周辺機器」配下の全てのキー
ワードのドメイングループは、以下であることが分か
る。
【0078】・PCGoodsClass ・PCGoodKind 次に、「PCGoodsClass」または「PCGoodsKind 」をドメ
イングループにもつドメインをドメインテーブル152
から探索する。その結果、以下を探索する。 ・PCGoodsKindWord ・PCGoodsKindCode ・PCGoodsClassWord ・PCGoodsClassCode それから、「PCGoodsKindWord 」、「PCGoodsKindCode
」、「PCGoodsClassWord」または、「PCGoodsClassCod
e」をドメインにもつ列とレンジのリストを列テーブル
151から探索する。その結果、以下の列レンジリスト
を得る。
【0079】 (列レンジ1)列名:商品種別、テーブル名:取扱商品、データベース名:デ ータベースA レンジ:・パソコン商品種別/パソコン本体 ・パソコン商品種別/周辺機器/ディスプレイ ・パソコン商品種別/周辺機器/プリンタ (列レンジ2)列名:商品種別、テーブル名:取扱商品、データベース名:デ ータベースB レンジ:パソコン商品種別 (列レンジ3)列名:商品種別、テーブル名:取扱商品、データベース名:デ ータベースC レンジ:設定なし (2) キーワードを検索条件に展開(ステップ20
6):(1)で生成した列レンジリストの各組み合わせ
に対し、「指定キーワード配下のいずれかのキーワード
をレンジとする列」、「指定キーワードの直上のキーワ
ードからルートまでのいずれかのキーワードをレンジと
する列」、「レンジが設定されていないが指定キーワー
ド配下のいずれかのキーワードのドメイングループと一
致する列」のいずれかに該当し、列のドメイングループ
が指定キーワード配下のいずれかのキーワードと一致す
る場合、各列毎に指定キーワードを指定キーワード配下
で各列のレンジ内のドメインの値に展開し、「OR」条
件で接続した検索条件を生成する。
【0080】(列レンジ1) レンジ「パソコン商品種
別/周辺機器/ディスプレイ」と「パソコン商品種別/
周辺機器/プリンタ」がキーワード「パソコン商品種別
/周辺機器」を含むことから、本列レンジは、「指定キ
ーワード配下のいずれかのキーワードをレンジとする
列」と判断する。また、列のドメイン「PCGoodsKindWor
d 」を列テーブルから探索し、当該ドメイン「PCGoodsK
indWord 」のドメイングループ「PCGoodsKind 」をドメ
インテーブル152から探索する。ドメイングループ
「PCGoodsKind 」は上記(1)で求めたキーワード配下
のドメイングループ「PCGoodsKind 」と一致する。この
ため、指定キーワード「パソコン商品種別/周辺機器」
配下でレンジ「パソコン商品種別/周辺機器/ディスプ
レイ」と「パソコン商品種別/周辺機器/プリンタ」
内、つまり、「パソコン商品種別/周辺機器/ディスプ
レイ」と「パソコン商品種別/周辺機器/プリンタ」内
のドメイングループ「PCGoodsKind 」の値「ディスプレ
イ」と「プリンタ」に展開する。その結果、以下のよう
に、なる。
【0081】(商品種別=“ディスプレイ” OR 商
品種別=“プリンタ”) (列レンジ2) キーワード「パソコン商品種別/周辺
機器」がレンジ「パソコン商品種別」を含むことから、
本列レンジは、「指定キーワードの直上のキーワードか
らルートまでのいずれかのキーワードをレンジとする
列」と判断する。また、列のドメイン「PCGoodsClassWo
rd」を列テーブルから探索し、当該ドメイン「PCGoodsC
lassWord」のドメイングループ「PCGoodsClass」をドメ
インテーブルから探索する。ドメイングループ「PCGood
sClass」は上記(1)で求めたキーワード配下のドメイ
ングループ「PCGoodsClass」と一致する。このため、指
定キーワード「パソコン商品種別/周辺機器」配下でレ
ンジ「パソコン商品種別」内、つまり、「パソコン商品
種別/周辺機器」内のドメイングループ「PCGoodsClas
s」の値「周辺機器」に展開する。
【0082】その結果、以下の通りとなる。 (商品種別=“周辺機器”) (列レンジ3) 本列レンジは、レンジを持たないの
で、列のドメイングループを探索する。つまり、列のド
メイン「PCGoodsKindWord 」を列テーブル151から探
索し、当該ドメイン「PCGoodsKindWord 」のドメイング
ループ「PCGoodsKind 」をドメインテーブル152から
探索する。ドメイングループ「PCGoodsKind 」は、上記
(1)で求めたキーワード配下のドメイングループ(PC
GoodsKind,PCGoodsClass)に含まれることから、本列レ
ンジは、「レンジが設定されていないが指定キーワード
配下のいずれかのキーワードのドメイングループと一致
する列」と判断する。このため、指定キーワード「パソ
コン商品種別/周辺機器」配下でドメイングループ「PC
GoodsClass」の値「ディスプレイ」、「プリンタ」及び
「ディタルカメラ」に展開する。その結果、以下とな
る。 (商品種別=“ディスプレイ” OR 商品種別=“プ
リンタ” OR 商品種別=“デジタルカメラ”) (3) 検索条件を結合(ステップ207):各データ
ベース毎に上記(2)で生成した検索条件とユーザが指
定した検索条件を統合した結果は、次のようになる。
【0083】(列レンジ1)列名:商品種別、テーブル
名:取扱商品,データベース名:データベースA (商品種別=“ディスプレイ” OR “商品種別=
“プリンタ”) AND価格 < 70,000円 (列レンジ2)列名:商品種別、テーブル名:取扱商
品、データベース名:データベースB (商品種別=“周辺機器”) AND 価格 <70,
000円 (列レンジ3)列名:商品種別、テーブル名:取扱商
品、データベース名:データベースC (商品種別=“ディスプレイ” OR 商品種別=“プ
リンタ” OR 商品種別=“デジタルカメラ”) A
ND 価格 < 70,000円 (4) 検索項目の補完(ステップ208):ユーザが
検索項目を指定しなかったため、キーワードツリー名
「パソコン商品種別」である検索項目をキーワードツリ
ー検索項目テーブルから探索する。その結果は、以下の
通りである。
【0084】「商品名、店名、価格」 (5) キーワード指定を展開した問い合わせの生成
(ステップ209):各データベース毎に上記(3)で
生成した検索条件と上記(4)で生成した検索項目を統
合した結果は、次の問い合わせになる。 (列レンジ1)列名:商品種別、テーブル名:取扱商
品、データベース名:データベースA SELECT 商品名、店名、価格 WHERE (商品名=“ディスプレイ” OR 商品
種別=“プリンタ”)AND 価格 < 70,000
円 (列レンジ2)列名:商品種別、テーブル名:取扱商
品、データベース名:データベースB SELECT 商品名、店名、価格 WHERE (商品種別=“周辺機器”) AND 価格 <70,000円 (列レンジ3)列名:商品種別、テーブル名:取扱商
品、 データベース名:データベースC SELECT 商品名、店名、価格 WHERE (商品種別=“ディスプレイ” OR 商
品種別=“プリンタ” OR 商品種別=“デジタルカメラ”) AND 価格 < 70,000円 (6) 問い合わせデータベースの決定(ステップ21
0):「列」テーブルを検索して、商品名、店名、価格
という列を含むテーブルを列テーブルから探索し、以下
の組み合わせを発見する。
【0085】 データベースA:テーブル名:取扱商品 データベースB:テーブル名:取扱商品 データベースC:テーブル名:取扱商品(7) 問い合
わせに含まれる列のドメインの検索(ステップ21
1): (8)ユーザドメインの検索(ステップ212):それ
ぞれのドメインが含まれるグループのユーザドメインの
検索。 (9) 変換関数の探索(ステップ213):当該処理
は、「条件式に含まれる値」について、「ユーザドメイ
ン→ローカルドメインへの変換関数」を探す。
【0086】 データベースB:価格→PriceYen2PricekYen() (10) 値の変換(ステップ214):変換関数を実
行し、値の変換を行った結果を以下に示す。 データベースB:PriceYen2PriceKYen(70,000
円)の結果は、70.0千円となる。
【0087】(11) 問い合わせの翻訳(ステップ2
14):問い合わせの翻訳を行う。 データベースA:SELECT 商品名,価格 FROM 取扱商品 WHERE (商品種別=“ディスプレイ” OR 商品種 別=“プリンタ) AND 価格 < 70,000円 データベースB:SELECT 商品名、価格 FROM 取扱商品 WHERE (商品種別=“周辺機器”) AND 価格 < 70.0千円 データベースC:SELECT 商品名、価格 FROM 取扱商品 WHERE (商品種別=“ディスプレイ” OR 商品種 別=“プリンタ”OR 商品種別=“デジタルカメラ”) AND 価格 < 70,000円 (12) 各データベースへの問い合わせの実行(ステ
ップ214):各データベースA,B,Cに問い合わせ
を実行する。
【0088】・データベースA: 商品名:DSP−
1,店名:ショップA,価格:50,000円 ・データベースB: 商品名:デジタルカメラ、DC−
1,店名:ショップE、価格56.0千円 ・データベースC: 商品名:DSP−1,店名:ショ
ップF,価格:49,8000円 ・データベースC: 商品名:DC−1,店名:ショッ
プF,価格56,800円 (13) 検索結果の変換(ステップ214): データベースB:価格は、ユーザドメインとローカルド
メインが異なっているので、値を変換する。
【0089】・データベースB:商品名PCGoodsNameKin
d&Word2PCGoodsNameWork(デジタルカメラ DC−1)
の結果は、「DC−1」となる。価格PriceKYen2PriceY
en(56.0 千円) の結果は、「56,000円」となる。 (14) 検索結果の和の生成(ステップ214):検
索結果の和をとる。最終的な検索結果は、 商品名:DSP−1、店名:ショップA,価格:50,000
円 商品名:DC−1、店名:ショップE,価格:56,000円 商品名:DSP−1、店名:ショップF,価格:49,800
円 商品名:DC−1、店名:ショップF,価格:56,800円 また、上記の実施例に限定されることなく、図3に示す
検索装置をプログラムとして構築し、当該検索装置とし
て動作するコンピュータに接続されるディスク装置や、
フロッピーディスク、CD−ROM等の可搬記憶媒体に
格納しておき、本発明を実施する際にインストールする
ことにより容易に本発明を実現できる。
【0090】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
ることなく、特許請求の範囲内で種々変更・応用が可能
である。
【0091】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、ネット
ワークに複数のデータベースが接続された環境におい
て、各データベースのデータ構造、所在、データの表現
形式、データの値の範囲、データの分類レベルなどが異
なっていても、その違いを解消してデータ値に対するキ
ーワードの木構造データを容易に定義し、ルートから辿
るように階層的にキーワードを検索し、当該キーワード
問い合わせに対し、関連するデータをデータベースから
自由に検索することができる。
【0092】また、グローバルスキーマの定義を必要と
せず、データ分類の違いを解消することができる。ま
た、既存マルチデータベースと階層検索技術において
は、すべてのデータベースのデータ構造、所在、データ
の表現形式、データの値の範囲、データの分類レベルを
知らなければ、それらの違いを解消できないのに対し
て、本発明では、ローカルデータベースの管理者が自分
のもっているデータベースのデータ構造、所在、データ
の表現形式、データの値の範囲、データの分類レベル
と、標準的な表現形式であるグローバルドメインと、キ
ーワードツリーのみを意識すればよく、他のデータベー
スのデータ構造、所在、データの表現形式、データの値
の範囲、データの分類レベルを意識する必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明するための図である。
【図2】本発明の原理構成図である。
【図3】本発明の複数データベース意味的階層検索装置
の構成図である。
【図4】本発明のメタデータ蓄積部のテーブルの構成を
示す図である。
【図5】本発明の動作の概要を示すフローチャートであ
る。
【図6】本発明の一実施例のドメイン管理を説明するた
めの図である。
【図7】本発明の一実施例のレンジについて説明するた
めの図である。
【図8】本発明の一実施例のキーワードツリーを説明す
るための図である。
【図9】本発明の一実施例の準備フェーズのフローチャ
ートである。
【図10】本発明の一実施例の列テーブルの例である。
【図11】本発明の一実施例のドメインテーブルの例で
ある。
【図12】本発明の一実施例のドメイングループのテー
ブルの例である。
【図13】本発明の一実施例の変換関数テーブルの例で
ある。
【図14】本発明の一実施例のドメイングループユーザ
テーブルの例である。
【図15】本発明の一実施例のキーワードツリーテーブ
ルの例である。
【図16】本発明の一実施例のキーワードツリー検索項
目テーブルの例である。
【図17】本発明の一実施例の検索フェーズのフローチ
ャートである。
【図18】本発明の一実施例のサンプルデータベースA
の例である。
【図19】本発明の一実施例のサンプルデータベースB
の例である。
【図20】本発明の一実施例のサンプルデータベースC
の例である。
【符号の説明】
10 記憶手段 11 列テーブル 12 ローカルドメインテーブル 13 ドメイングループテーブル 14 変換関数テーブル 15 キーワードツリーテーブル 16 キーワードツリー検索項目テーブル 20 データベース検索手段 21 列レンジリスト生成手段 22 キーワード展開手段 23 検索条件結合手段 24 検索項目探索手段 25 問い合わせ文生成手段 26 ドメイン探索手段 27 変換関数探索手段 28 検索手段 30 キーワード検索手段 40 データベース 100 複数データベース意味的階層検索装置 110 ユーザインタフェース部 120 キーワード問い合わせ部 130 構文解析部 140 問い合わせ処理部 141 問い合わせ処理制御部 142 問い合わせ変換部 143 変換関数ライブラリ 144 検索結果処理部 150 メタデータ蓄積部 151 列テーブル 152 ドメインテーブル 153 ドメイングループテーブル 155 キーワードツリーテーブル 156 キーワードツリー検索項目テーブル 160 メタデータ管理部 170 データベースアクセス部 200 データベースシステム 210 データベース管理部 220 データベース 300 端末装置 400 通信網

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに複数のデータベースが接
    続された環境において、各データベースのデータ構造、
    所在、データの表現形式、データの値の範囲、データの
    分類レベルなどが異なっていてもその違いを解消してデ
    ータ値に対するキーワードの木構造データを定義し、ル
    ートから辿るように階層的にキーワードを検索し、キー
    ワードの問い合わせに対し、関連するデータをデータベ
    ースから検索する複数データベース意味的階層検索方法
    において、 各データベースの列の名称とその値の範囲であるレンジ
    を、列テーブルに設定し、 検索を実行する前に、各データベースの列の値の表現形
    式であるドメインをローカルドメインとしてローカルド
    メインテーブルに設定し、 同じ意味を有する各ドメインをドメイングループとして
    設定し、各ドメイングループ内において代表して標準的
    に使用されるグローバルドメインをドメイングループテ
    ーブルに設定し、 前記ドメイン間の変換を行う変換関数を変換関数テーブ
    ルに設定し、 前記グローバルドメインの個々の値に平易な用語で表現
    したキーワードを定義し、該キーワード間に意味的な上
    下関係を定義して木構造データとして構成されるキーワ
    ードツリーをキーワードツリーテーブルに設定し、 前記キーワードツリー毎に、ユーザの問い合わせで検索
    項目が省略された場合に使用される検索項目であるキー
    ワードツリー検索項目をキーワードツリー検索項目テー
    ブルに設定するテーブル設定過程と、 ユーザが、前記キーワードツリーをルートから1段ずつ
    上や下に順に辿ることにより目的のキーワードを検索す
    るキーワード検索過程と、 前記ユーザから取得したキーワード、検索項目、検索条
    件からなる問い合わせ文を取得して、前記テーブル設定
    過程において設定されたテーブルを探索して、取得した
    情報に基づいて該問い合わせ文を変換し、前記データベ
    ースを検索するデータベース検索過程からなることを特
    徴とする複数データベース意味的階層検索方法。
  2. 【請求項2】 前記データベース検索過程において、 ユーザのキーワード、検索項目、検索条件からなる問い
    合わせ文の該キーワードに対し、前記キーワードツリー
    の指定キーワード配下のすべてのキーワードのドメイン
    グループを前記キーワードツリーテーブルから探索し、 該ドメイングループに含まれるドメインを前記ローカル
    ドメインテーブルから探索し、 前記ドメインである列とレンジの組み合わせの集合であ
    る列レンジリストを前記列テーブルから探索して生成
    し、 生成された前記列レンジリストの各組み合わせに対し、
    所定の条件を満たすと共に、列のドメイングループが指
    定キーワード配下のいずれかのキーワードのドメイング
    ループと一致する場合、各列毎に指定キーワードを該指
    定キーワード配下かつ各列のレンジ内のドメインの値に
    展開し、「OR」条件で接続した第1の検索条件を生成
    し、 生成した前記第1の検索条件とユーザが指定した検索条
    件を「AND」条件で接続し、第2の検索条件を生成
    し、 ユーザが検索項目を指定しなかった場合には、指定キー
    ワードのキーワードツリー検索項目を前記キーワードツ
    リー検索項目テーブルから探索し、 探索された前記検索項目または、ユーザが問い合わせ文
    で指定した検索項目と、生成された前記第2の検索条件
    とを結合し、データベースを検索するための問い合わせ
    文を生成し、 前記データベースを検索するための問い合わせ文の検索
    項目と検索条件の検索データが格納されているデータベ
    ース及び該検索データに対応するローカルドメインを前
    記ローカルドメインテーブルから探索すると共に、グロ
    ーバルドメインを該ローカルドメインが含まれるドメイ
    ングループに基づいて前記ドメイングループテーブルか
    ら探索し、 探索された前記グローバルドメインと前記ローカルドメ
    インとが異なる場合、該ローカルドメインをグローバル
    ドメインに変換する変換関数を前記変換関数テーブルか
    ら取得し、 前記変換関数を用いて、検索項目、検索条件を各データ
    ベースに適合した問い合わせ文に翻訳し、 翻訳された前記問い合わせ文により前記各データベース
    を検索する請求項1記載の複数データベース意味的階層
    検索方法。
  3. 【請求項3】 前記第1の検索条件を生成する際に、 前記所定の条件として、 「指定キーワード配下のいずれかのキーワードをレンジ
    とする列」、 「指定キーワードの直上のキーワードからルートまでの
    いずれかのキーワードをレンジとする列」、 「レンジが設定されていないが指定キーワード配下のい
    ずれかのキーワードのドメイングループと一致する列」
    のいずれかに該当するものとする請求項2記載の複数デ
    ータベース意味的階層検索方法。
  4. 【請求項4】 ネットワークに複数のデータベースが接
    続された環境において、各データベースのデータ構造、
    所在、データの表現形式、データの値の範囲、データの
    分類レベルなどが異なっていてもその違いを解消してデ
    ータ値に対するキーワードの木構造データを定義し、ル
    ートから辿るように階層的にキーワードを検索し、キー
    ワードの問い合わせに対し、関連するデータをデータベ
    ースから検索する複数データベース意味的階層検索装置
    であって、 各データベースの列の名称とその値の範囲であるレンジ
    を管理する、列テーブルと、 検索を実行する前に、各データベースの列の値の表現形
    式であるドメインをローカルドメインとして管理するロ
    ーカルドメインテーブルと、 同じ意味を有する各ドメインをドメイングループとして
    設定し、各ドメイングループ内において代表して標準的
    に使用されるグローバルドメインを管理するドメイング
    ループテーブルと、 ドメイン間の変換を行う変換関数を管理する変換関数テ
    ーブルと、 前記グローバルドメインの個々の値に平易な用語で表現
    したキーワードを定義し、該キーワード間に意味的な上
    下関係を定義して木構造データとして構成されるキーワ
    ードツリーを管理するキーワードツリーテーブルと、 前記キーワードツリー毎に、ユーザの問い合わせで検索
    項目が省略された場合に使用される検索項目であるキー
    ワードツリー検索項目を管理するキーワードツリー検索
    項目テーブルとを有する記憶手段と、 ユーザが、前記キーワードツリーをルートから1段ずつ
    上や下に順に辿ることにより目的のキーワードを検索す
    るキーワード検索手段と、 前記ユーザから取得したキーワード、検索項目、検索条
    件からなる問い合わせ文を取得して、前記記憶手段を探
    索して、取得した情報に基づいて該問い合わせ文を変換
    し、前記データベースを検索するデータベース検索手段
    とを有することを特徴とする複数データベース意味的階
    層検索装置。
  5. 【請求項5】 前記データベース検索手段は、 ユーザのキーワード、検索項目、検索条件からなる問い
    合わせ文の該キーワードに対し、前記キーワードツリー
    の指定キーワード配下のすべてのキーワードのドメイン
    グループを前記キーワードツリーテーブルから探索し、
    該ドメイングループに含まれるドメインを前記ローカル
    ドメインテーブルから探索し、該ドメインである列とレ
    ンジの組み合わせの集合である列レンジリストを前記列
    テーブルから探索して生成する列レンジリスト生成手段
    と、 前記列レンジリスト生成手段で生成された前記列レンジ
    リストの各組み合わせに対し、所定の条件を満たし、列
    のドメイングループが指定キーワード配下のいずれかの
    キーワードのドメイングループと一致する場合、各列毎
    に指定キーワードを該指定キーワード配下かつ各列のレ
    ンジ内のドメインの値に展開し、「OR」条件で接続し
    た第1の検索条件を生成するキーワード展開手段と、 前記キーワード展開手段で生成された前記第1の検索条
    件とユーザが指定した検索条件を「AND」条件で接続
    し、第2の検索条件を生成する検索条件結合手段と、 ユーザが検索項目を指定しなかった場合には、指定キー
    ワードのキーワードツリー検索項目を前記キーワードツ
    リー検索項目テーブルから探索する検索項目探索手段
    と、 前記検索項目探索手段で探索された前記検索項目また
    は、ユーザが問い合わせ文で指定した検索項目と、生成
    された前記第2の検索条件とを結合し、データベースを
    検索するための問い合わせ文を生成する問い合わせ文生
    成手段と、 前記問い合わせ文生成手段で生成された前記問い合わせ
    文の検索項目と検索条件の検索データが格納されている
    データベース及び該検索データに対応するローカルドメ
    インを前記ローカルドメインテーブルから探索すると共
    に、グローバルドメインを該ローカルドメインが含まれ
    るドメイングループに基づいて前記ドメイングループテ
    ーブルから探索するドメイン探索手段と、 前記ドメイン探索手段で探索された前記グローバルドメ
    インと前記ローカルドメインとが異なる場合、該グロー
    バルドメインをローカルドメインに変換する変換関数を
    前記変換関数テーブルから取得する変換関数探索手段
    と、 前記変換関数探索手段で取得された前記変換関数を用い
    て、検索項目、検索条件を各データベースに適合した問
    い合わせ文に翻訳し、翻訳された前記問い合わせ文によ
    り前記各データベースを検索する検索手段とを有する請
    求項4記載の複数データベース意味的階層検索装置。
  6. 【請求項6】 前記キーワード展開手段において用いら
    れる前記所定の条件は、 「指定キーワード配下のいずれかのキーワードをレンジ
    とする列」、 「指定キーワードの直上のキーワードからルートまでの
    いずれかのキーワードをレンジとする列」、 「レンジが設定されていないが指定キーワード配下のい
    ずれかのキーワードのドメイングループと一致する列」
    のいずれかに該当するものとする請求項5記載の複数デ
    ータベース意味的階層検索装置。
  7. 【請求項7】 少なくとも、前記管理する列テーブル、
    前記ローカルドメインテーブル、前記ドメイングループ
    テーブル、前記変換関数テーブル、前記キーワードツリ
    ーテーブル及び前記キーワードツリー検索項目テーブル
    を設定するテーブル設定手段を含む請求項4記載の複数
    データベース意味的階層検索装置。
  8. 【請求項8】 ネットワークに複数のデータベースが接
    続された環境において、各データベースのデータ構造、
    所在、データの表現形式、データの値の範囲、データの
    分類レベルなどが異なっていてもその違いを解消してデ
    ータ値に対するキーワードの木構造データを定義し、ル
    ートから辿るように階層的にキーワードを検索し、キー
    ワードの問い合わせに対し、関連するデータをデータベ
    ースから検索する複数データベース意味的階層検索装置
    に搭載される複数データ意味的階層検索プログラムであ
    って、 各データベースの列の名称とその値の範囲であるレンジ
    を、列テーブルに設定させるプロセスと、 検索を実行する前に、各データベースの列の値の表現形
    式であるドメインをローカルドメインとしてローカルド
    メインテーブルに設定させるプロセスと、 同じ意味を有する各ドメインをドメイングループとして
    設定させ、各ドメイングループ内において代表して標準
    的に使用されるグローバルドメインをドメイングループ
    テーブルに設定させるプロセスと、 ドメイン間の変換を行う変換関数を変換関数テーブルに
    設定させるプロセスと、 前記グローバルドメインの個々の値に平易な用語で表現
    したキーワードを定義し、該キーワード間に意味的な上
    下関係を定義して木構造データとして構成されるキーワ
    ードツリーをキーワードツリーテーブルに設定させるプ
    ロセスと、 前記キーワードツリー毎に、ユーザの問い合わせで検索
    項目が省略された場合に使用される検索項目であるキー
    ワードツリー検索項目を、キーワードツリー検索項目テ
    ーブルに設定させるプロセスとからなるテーブル設定プ
    ロセスと、 ユーザが、前記キーワードツリーをルートから1段ずつ
    上や下に順に辿ることにより目的のキーワードを検索さ
    せるキーワード検索プロセスと、 前記ユーザから取得したキーワード、検索項目、検索条
    件からなる問い合わせ文を取得して、前記テーブル設定
    過程において設定されたテーブルを探索して、取得した
    情報に基づいて該問い合わせ文を変換し、前記データベ
    ースを検索するデータベース検索プロセスからなること
    を特徴とする複数データベース意味的階層検索プログラ
    ムを格納した記憶媒体。
  9. 【請求項9】 前記データベース検索プロセスは、 ユーザのキーワード、検索項目、検索条件からなる問い
    合わせ文の該キーワードに対し、前記キーワードツリー
    の指定キーワード配下のすべてのキーワードのドメイン
    グループを前記キーワードツリーテーブルから探索する
    プロセスと、 該ドメイングループに含まれるドメインを前記ローカル
    ドメインテーブルから探索するプロセスと、 前記ドメインである列とレンジの組み合わせの集合であ
    る列レンジリストを前記列テーブルから探索して生成す
    るプロセスと、 生成された前記列レンジリストの各組み合わせに対し、
    所定の条件を満たし、列のドメイングループが指定キー
    ワード配下のいずれかのキーワードのドメイングループ
    と一致する場合、各列毎に指定キーワードを該指定キー
    ワード配下かつ各列のレンジ内のドメインの値に展開
    し、「OR」条件で接続した第1の検索条件を生成する
    プロセスと、 生成した前記第1の検索条件とユーザが指定した検索条
    件を「AND」条件で接続し、第2の検索条件を生成す
    るプロセスと、 ユーザが検索項目を指定しなかった場合には、指定キー
    ワードのキーワードツリー検索項目を前記キーワードツ
    リー検索項目テーブルから探索するプロセスと、 探索された前記検索項目または、ユーザが問い合わせ文
    で指定した検索項目と、生成された前記第2の検索条件
    とを結合し、データベースを検索するための問い合わせ
    文を生成するプロセスと、 前記データベースを検索するための問い合わせ文の検索
    項目と検索条件の検索データが格納されているデータベ
    ース及び該検索データに対応するローカルドメインを前
    記ローカルドメインテーブルから探索すると共に、グロ
    ーバルドメイン該ローカルドメインが含まれるドメイン
    グループに基づいてを前記ドメイングループテーブルか
    ら探索するプロセスと、 探索された前記グローバルドメインと前記ローカルドメ
    インとが異なる場合、該グローバルメインをローカルド
    メインに変換する変換関数を前記変換関数テーブルから
    取得するプロセスと、 前記変換関数を用いて、検索項目、検索条件を各データ
    ベースに適合した問い合わせ文に翻訳するプロセスと、 翻訳された前記問い合わせ文により前記各データベース
    を検索するプロセスとを含む請求項8記載の複数データ
    ベース意味的階層検索プログラムを格納した記憶媒体。
  10. 【請求項10】 前記第1の検索条件を生成するプロセ
    スにおいて用いられる前記所定の条件として、 「指定キーワード配下のいずれかのキーワードをレンジ
    とする列」、 「指定キーワードの直上のキーワードからルートまでの
    いずれかのキーワードをレンジとする列」、 「レンジが設定されていないが指定キーワード配下のい
    ずれかのキーワードのドメイングループと一致する列」
    のいずれかに該当するものとする請求項9記載の複数デ
    ータベース意味的階層検索プログラムを格納した記憶媒
    体。
JP10045772A 1998-02-26 1998-02-26 複数データベース意味的階層検索方法及び装置及び複数データベース意味的階層検索プログラムを格納した記憶媒体 Pending JPH11250073A (ja)

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