JPH11250202A - Icカードコネクタ - Google Patents

Icカードコネクタ

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JPH11250202A
JPH11250202A JP10048020A JP4802098A JPH11250202A JP H11250202 A JPH11250202 A JP H11250202A JP 10048020 A JP10048020 A JP 10048020A JP 4802098 A JP4802098 A JP 4802098A JP H11250202 A JPH11250202 A JP H11250202A
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JP
Japan
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card
ruler
bottom plate
opening
regulating
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JP10048020A
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Masaaki Oya
正明 大家
Seiji Shishikura
誠司 宍倉
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Yamaichi Electronics Co Ltd
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Yamaichi Electronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ICカードケース及びICカードコネクタにお
いて、ICカードを同ケース及び同コネクタの上面側か
ら円滑に挿入し、同ケース及び同コネクタのカード収容
スペース内の定位置に確実に保持せしめる。 【解決手段】ICカードケース及びICカードコネクタ
にICカードの四辺を規制する第1乃至第4サイド定規
5,6,9,10を設け、その何れか一つのサイド壁の
内側面に沿って同ケース及び同コネクタの上面において
開口するICカード挿入口23又は抜去口23を設け、
同サイド壁の内側面に傾斜面から成るICカード誘導面
26を形成し、該誘導面26の他端にICカード規制部
27を構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】第1の発明はICカードを挿
入して携行に用いるカードケースに関する。第2の発明
はICカードと電子機器との接続媒体となるカードコネ
クタに関する。上記ICカードは現金の自動引出機、パ
ソコン、カメラ、電話機等の電子機器に装填して使用さ
れる。
【0002】
【従来の技術】(ICカードケースの場合)上記ICカ
ードは内蔵せるICチップの保護のため、ケースに収納
し、販売、運搬、携行等に供されている。従来これらI
Cカードケースとしてはビニールフィルムをポケット形
にしたケース、或いはヒンジを介して開閉される蓋を持
ったケース等が用いられている。
【0003】(ICカードコネクタの場合)ICカード
はカードコネクタを介して電子機器内の配線回路基板上
に形成された情報処理回路に接続され、ICカードが保
有する情報を電子機器に与えるか、又は機器内情報をI
Cカードに取り込み記録するために用いられる。
【0004】特許出願公表平5−506734号公報
は、ICカードケースのボトムプレートに上下に弾性変
位可能なコンタクトを並設し、カードケースの一側面に
設けたカード挿抜口から挿入したICカードの外部接点
に上記コンタクトを弾力的に加圧接触せしめると同時
に、コンタクトの弾力によりICカードを押し上げてカ
ードケースのトッププレートに押し付け、これによりI
Cカードをカードケース内に保持し上記接触を保持する
構成を採用している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】(ICカードケースの
場合)然るに前者のビニールフィルム製のケースは安価
ではあるが、ICカードが脱落し易く、曲げに対する強
度に欠け、ICカード保護機能に劣る。
【0006】又後者の開閉蓋を持ったケースは、ICカ
ードの出し入れに際し蓋を開閉操作せねばならない煩わ
しさを有するばかりか、何よりも開閉蓋を設けねばなら
ない。
【0007】(ICカードコネクタの場合)又前記従来
のICカードコネクタにおいては、ICカードを上記カ
ード挿抜口を通してカード収容スペース内に挿入した時
に、ICカード後端のサイド面が上記カード挿抜口と対
向状態に置かれるので、衝撃や振動によって該挿抜口か
らICカード後端がずれ出す恐れがあり、これによって
コンタクトとIC外部接点の接触の信頼性を損なう問題
を有している。
【0008】又ICカードの挿入深さが適正に定まら
ず、カード使用者によっては挿入不足を生じ、上記と同
様、接触の信頼性を損なうことになる。
【0009】
【課題を解決するための手段】(ICカードケースの場
合)ICカードの下面を規制するボトムプレートの対向
する二辺にICカードの対向する第1,第2サイド面を
規制する第1,第2サイド定規を設けると共に、ボトム
プレートの他の対向する二辺に、ICカードの他の対向
する第3,第4サイド面を規制する第3,第4サイド定
規を設ける。
【0010】更にICカードの上面を規制する上当てを
上記ボトムプレートと対向して設け、上記ボトムプレー
トと第1乃至第4サイド定規と上当てによりICカード
収容スペースを画成する。
【0011】そして上記第2サイド定規に沿い上記IC
カード収容スペースの上面において開口せるICカード
挿入口又は抜去口を設け、上記第2サイド定規の内側に
上記ボトムプレートへ向け下り傾斜せるカード誘導面を
形成し、該カード誘導面の下端又は下端付近に上記IC
カードの第2サイド面を規制する規制部を形成した。
【0012】よって上記ICカード挿入口又は抜去口を
通じてICカードケースの上面側から上記誘導面を介し
て上記スペース内へICカードを円滑に挿入し、同様に
同誘導面を介して円滑に抜去し、挿入後はICカード挿
入口側又は抜去口側に存するカード第2サイド面を第2
サイド定規の上記カード誘導面下端又は下端付近の規制
部にて適正に規制し、ICカード挿入口又は抜去口から
のずれ出し等の問題を有効に解決する。
【0013】又カード挿入深さを第2サイド定規の存在
によってカード使用者に適正に指示し、挿入不足の問題
も解決する。
【0014】又上記上当てを上記第3,第4サイド定規
間において上記ICカード収容スペースの上面を覆うト
ッププレートにて形成し、上記ICカード挿入口又は抜
去口を上記第2サイド定規と上記トッププレート間にお
いて開口させ、この開口巾を上記ICカードの挿抜方向
の巾の2分の1から5分の1の寸法に設定して、ICカ
ードケース上面側からのカード挿入が適正に行なえるよ
うにした。
【0015】(ICカードコネクタの場合)ICカード
の下面を規制するボトムプレートの対向する二辺にIC
カードの対向する第1,第2サイド面を規制する第1,
第2サイド定規を設けると共に、ボトムプレートの他の
対向する二辺に、ICカードの他の対向する第3,第4
サイド面を規制する第3,第4サイド定規を設ける。
【0016】更にICカードの上面を規制する上当てを
上記ボトムプレートと対向して設け、上記ボトムプレー
トと第1乃至第4サイド定規と上当てによりICカード
収容スペースを画成する。
【0017】又上記ボトムプレートに上記ICカードの
外部接点と加圧接触すると共に、ICカードを押し上げ
て上記上当てに押し付けるコンタクトを並設する。
【0018】そして上記第2サイド定規に沿い上記IC
カード収容スペースの上面において開口せるICカード
挿入口又は抜去口を設け、上記第2サイド定規の内側に
上記ボトムプレートへ向け下り傾斜せるカード誘導面を
形成し、該カード誘導面の下端又は下端付近に上記IC
カードの第2サイド面を規制する規制部を形成した。
【0019】よって上記ICカード挿入口又は抜去口を
通じてICカードケースの上面側から上記誘導面を介し
て上記スペース内へICカードを円滑に挿入し、同様に
同誘導面を介して円滑に抜去し、挿入後はICカード挿
入口側又は抜去口側に存するカード第2サイド面を第2
サイド定規の上記カード誘導面下端又は下端付近の規制
部にて適正に規制し、コンタクトによるICカードを上
当てに押し付ける作用と協働してICカード挿入口又は
抜去口からのずれ出し等の問題を有効に解決する。
【0020】又カード挿入深さを第2サイド定規の存在
によってカード使用者に適正に指示し、挿入不足の問題
も解決する。
【0021】上記ICカード挿入口又は抜去口を上記第
2サイド定規と上記上当て間において開口させ、この開
口巾を上記ICカードの挿抜方向の巾の2分の1から5
分の1の寸法に設定して、ICカードケース上面側から
のカード挿入が適正に行なえるようにした。
【0022】又上記ICカードケースとICカードコネ
クタの共通の構成として、上記第2サイド定規の高さを
上記第1,第3,第4サイド定規の高さより低くなるよ
うに設定し、該第2サイド定規の上位に上記ICカード
挿入口又は抜去口の一端を開口せしめ、第2サイド定規
の上面においてICカードの挿入始端の巾決めを行ない
挿入口又は抜去口からのICカードの挿入操作を容易に
した。
【0023】
【発明の実施の形態】(ICカードケースの場合)図1
乃至図3において、2はICカード1を受け入れるIC
カードハウジングであり、該ICカードハウジング2は
ボトムプレート3と、該ボトムプレート3と平行に対向
するトッププレート4と、第1,第2サイド定規5,6
を有する。又上記ボトムプレート3の他の対向する二辺
に沿い互いに平行に延びる第3サイド定規9と第4サイ
ド定規10とを有し、各要素3,4,5,6,9,10
を合成樹脂にて一体成形したワンブロック構造にする。
【0024】又は上記ハウジング2をボトムプレート3
側とトッププレート4側に二分されるように別々に成形
し、両者を合体してワンブロック構造にする。
【0025】上記ICカードハウジング2はボトムプレ
ート3の対向する二辺に沿い互いに平行に延ばされたサ
イド壁7,8を有し、このサイド壁7,8にて上記第
1,第2サイド定規5,6を形成する。上記ボトムプレ
ート3の一辺とトッププレート4の一辺は上記サイド壁
7を介して連結される。
【0026】又上記ボトムプレート3の他の対向する二
辺とトッププレート4の他の対向する二辺とは各辺に沿
って延びるサイド壁11,12にて連結されており、こ
のサイド壁11,12にて上記第3,第4サイド定規
9,10を形成する。
【0027】上記第1乃至第4サイド定規5,6,9,
10は上記サイド壁7,8,11,12を用いる他、ボ
トムプレート3又はトッププレート4の内面に設けた突
片やポスト等のICカードの局部に複数点で接する部材
によって形成することができる。
【0028】図1,図2,図3に示すICカードハウジ
ング2は上記ボトムプレート3とトッププレート4と第
1乃至第4サイド定規5,6,9,10(サイド壁7,
8,11,12)とにより、ICカード1の収容スペー
ス13を画成している。
【0029】上記第1サイド定規5は上記カード収容ス
ペース13内に挿入さているICカード1の対向する一
方の第1サイド面15を規制すると共に、他方の第2サ
イド面16を第2サイド定規6にて規制し、更に第3,
第4サイド定規9,10はICカード1の他の対向する
第3,第4サイド面17,18を規制する。よってIC
カード1をICカードハウジング2内の定位置に保持す
る。
【0030】図1乃至図3に示すハウジング2のトップ
プレート4には第2サイド定規6に沿いカード挿抜口2
3を設ける。即ち第2サイド定規6に沿い上記ICカー
ド収容スペース13の上面において開口せるICカード
挿抜口23を設ける。ICカード1は該カード挿抜口2
3を通じ第3,第4サイド定規9,10の規制を受けな
がら第2サイド定規6の上端面を超えて第1サイド定規
5へ向け挿入され、第2サイド面16が第2サイド定規
6を完全に乗り超え、第1サイド面15が第1サイド定
規5に当接した時にスペース13内へ落し込まれる。
【0031】好ましくは図1乃至図3に示すICカード
ケースにおいては、図12A,Bに示すように、第2サ
イド定規6を形成するサイド壁8のボトムプレート3か
らの高さH2を他のサイド壁7,11,12の高さH1
より低くし、即ちH1>H2の関係に設定し、サイド壁
8の上位に挿抜口23の一端を形成する。
【0032】例えばサイド壁8の上端面8′をトッププ
レート4の内面より低い位置に設定し、サイド壁8の上
位に挿抜口23の一端を形成する。これによって図12
Bに示すように、挿入されるICカード1の巾決めを行
なう。
【0033】又第2サイド定規6からトッププレート4
の一辺に至る挿抜口23の巾W2を第1サイド定規5と
第2サイド定規6間の寸法W1の略2分の1から5分の
1の開口巾に設定する。
【0034】換言すると第3,第4サイド定規9,10
間においてICカード収容スペース13を覆うトッププ
レート4の挿抜口23に面する一辺4′を上記寸法W1
の略2分の1から5分の1の寸法に相当する寸法W2だ
け第2サイド定規6から離間せしめ、同寸法W2の開口
巾にする。
【0035】上記第2サイド定規6の内側に上記ボトム
プレート3へ向け下り傾斜せるカード誘導面26を形成
し、該カード誘導面26の下端又は下端付近に上記IC
カード1の第2サイド面16を規制する規制部27を形
成する。
【0036】上記カード誘導面26は図12Cに記載す
るように、下方へ向け湾曲する凹曲面とし、ICカード
1の挿入始端(第1サイド面15)と挿入終端(第2サ
イド面16)と抜去始端(第2サイド面16)を誘導面
26に沿い円滑に案内する。
【0037】又図12Dに示すように、上記カード誘導
面26の下端に段差面を形成し、この段差面を規制部2
7とし、カード第2サイド面16をこの段差面に当接
し、スペース13内におけるICカード1の位置決め保
持効果を高める。
【0038】図12Aで説明した第2サイド定規6の高
さに関する構成と、上記図12C,Dに基づき説明した
構成とを夫々併用することができる。
【0039】前記のように、ICカード1はその第1サ
イド面15が上記カード挿抜口23に差し向けられ、挿
入開始時においてはこの第1サイド面15側の端部が上
記カード誘導面26に案内されて第3,第4サイド定規
9,10の規制を受けつつ、ICカード挿入スペース1
3内へ挿入され、挿入終了直前においてはICカード1
の挿入終端の第2サイド面16側の端部が上記カード誘
導面26に案内されて収容スペース13内へ落し込ま
れ、誘導面26下端又は下端付近の規制部27にて第2
サイド面16を規制する。
【0040】よってICカード1は第1乃至第4サイド
定規5,6,9,10に規制され、スペース13内の定
位置に保持されるに至る。
【0041】ICカード収容スペース13内に収容され
たICカード1はその第2サイド面16を形成する端部
をボトムプレート3から離間するように誘導面26で案
内しつつ若干押し上げ、第2サイド定規6を形成するサ
イド壁8の上端面8′上に引き出される。よってカード
抜去が行なわれる。
【0042】図2Bに示すように、ICカード1はその
上面側を挿抜口23の内端を形成する辺4′と、同外端
を形成する第2サイド定規6の上端面において反り曲げ
られつつ誘導面26の案内下で挿入又は抜去される。
【0043】上記図1乃至図3に示す挿抜口23に沿う
第2サイド定規6の中間部には該定規6の一部及びボト
ムプレート3の一部を切欠いて形成したカードエッジ露
出口24を設け、第2サイド定規6に当接されたICカ
ード1の第2サイド面16の中間部を該露出口24内に
露出せしめる。上記露出口24内に露出されているIC
カード1のエッジを手指で摘持し、挿抜口23から容易
に取り出すことができる。
【0044】上記カードエッジ露出口24は第1サイド
定規5の中間部に設けることができる。即ち図1Aに破
線で示すように、第1サイド定規5を形成するサイド壁
7とボトムプレート3とトッププレート4の一部を切欠
いて上記カードエッジ露出口24′を形成し、このカー
ドエッジ露出口24′に露出したカード第1サイド面1
5を手指で押圧することにより、カード第2サイド面1
6を誘導面26で案内しつつ、挿抜口23を通じ外方へ
押し出す。
【0045】上記ICカードケースにおいてはICカー
ド挿入口と抜去口を一つの挿抜口23を通じて行なうよ
うにした実施形態例を示しているが、本発明の他例とし
て上記ICカード挿抜口23をICカード挿入のための
専用の開口、又はICカード抜去のための専用の開口と
することができる。この場合には以上説明したICカー
ド挿抜口23をICカード挿入口23又はICカード抜
去口23と適宜読み替える。従ってこの挿入口23又は
抜去口23を形成する第2サイド定規6の内側面に前記
カード誘導面26が形成されることとなる。23の開口
をカード挿入口とした場合には他の第1又は第3又は第
4サイド定規に沿ってカード抜去口を設ける。同様に2
3の開口をカード抜去口とした場合には他の第1又は第
3又は第4サイド定規に沿ってカード挿入口を設ける。
【0046】(ICカードコネクタの場合)図4乃至図
11に示すICカードコネクタはICカードハウジング
2によってコネクタボディが形成され、該ICカードハ
ウジング2はコンタクト28を並設したボトムプレート
3と、ICカード1の第1,第2サイド面15,16を
規制する第1,第2サイド定規5,6と、ICカード1
の第3,第4サイド面17,18を規制する第3,第4
サイド定規9,10と、ICカード1の上面を規制する
上当て4aを有し、各要素3,5,6,9,10,4a
を合成樹脂にて一体成形してワンブロック構造にし、各
要素3,5,6,9,10,4aにてICカード収容ス
ペース13を画成している。
【0047】そして上記スペース13の上面を開放して
ICカード挿抜口23を形成する。上記ICカードハウ
ジング2はボトムプレート3の対向する二辺に沿い互い
に平行に延ばされたサイド壁7,8を有し、このサイド
壁7,8にて上記第1,第2サイド定規5,6を形成し
ている。又ICカードハウジング2を形成するボトムプ
レート3の上記第1,第2サイド定規5,6を設けた辺
と隣接する二辺に沿い延びるサイド壁11,12を有
し、このサイド壁11,12にて上記第3,第4サイド
定規9,10を形成する。
【0048】上記の通りICカードコネクタは、トップ
プレートを有さず、このトッププレートに代わる上当て
4aを有しており、この上当て4aは第1,第3,第4
サイド定規5,9,10を形成するサイド壁7,11,
12を選択して設ける。
【0049】例えば、第3サイド定規9を形成するサイ
ド壁11と第4サイド定規10を形成するサイド壁12
とに設ける。この上当て4aはICカード1のエッジ部
上面を要所において規制し、コンタクト28によって押
し上げられるICカード1がICカード収容スペース1
3内から上方へ飛び出すのを防止する手段である。
【0050】上当て4aは前記カードケースと同じトッ
ププレート4を用いることができ、従って特許請求の範
囲においてはこのトッププレート4も含め上当てと称す
る。
【0051】上記第3,第4サイド定規9,10に設け
た上当て4aは、例えばサイド壁11,12の中間部や
端部からボトムプレート3の上位に張り出す係止片にて
形成できる。又は上当て4aはサイド壁11,12に沿
って延在しつつボトムプレート3の上位に張り出す係止
片にて形成する。
【0052】上記係止片から成る上当て4aと、第3,
第4サイド定規9,10を形成するサイド壁11,12
とによりボトムプレート3の対向する二辺に、ICカー
ド1の対向する二辺を受け入れて規制する定規溝25を
形成する。
【0053】上記第1乃至第4サイド定規5,6,9,
10は上記サイド壁7,8,11,12を用いる他、ボ
トムプレート3又はトッププレート4の内面に設けた突
片やポスト等のICカードの局部に複数点で接する部材
によって形成することができる。
【0054】既述のように、ICカードコネクタは第
1,第2,第3,第4サイド定規5,6,9,10(サ
イド壁7,8,11,12)と上当て4aにてICカー
ド収容スペース13を画成している。
【0055】上記コンタクト28は打抜き形成された細
長い板ばねから成り、基端固定部から外方へ突出された
端子片28bを有し、反対側の自由端にICカード1の
外部接点1aと加圧接触する接触部28aを形成してい
る。この接触部28aはボトムプレート3の上面に突出
しており、上下に弾性変位可能である。
【0056】上記ハウジング2には第2サイド定規6に
沿いカード挿抜口23を設ける。即ち、第2サイド定規
6に沿い上記ICカード収容スペース13の上面におい
て開口せるICカード挿抜口23を設ける。ICカード
1は該カード挿抜口23を通じ第3,第4サイド定規
9,10の規制を受けながら、第2サイド定規6の上端
面を超えて第1サイド定規5へ向け挿入され、第2サイ
ド面16が第2サイド定規6を完全に乗り超え、第1サ
イド面15が第1サイド定規5に当接した時にスペース
13内へ落し込まれ、コンタクト28の接触部28aを
下方へ弾性変位させ、その反力でIC外部接点1aと加
圧接触する。
【0057】好ましくは図4乃至図11に示すICカー
ドコネクタにおいては、図12A,Bに示すように、第
2サイド定規6を形成するサイド壁8のボトムプレート
3からの高さH2を他のサイド壁7,11,12の高さ
H1より低くし、即ちH1>H2の関係に設定し、サイ
ド壁8の上位にカード挿抜口23の一端を形成する。
【0058】例えばサイド壁8の上端面8′を上当て4
aの内面より低い位置に設定し、サイド壁8の上位に挿
抜口23の一端を形成する。これによって図12Bに示
すように、挿入されるICカード1の巾決めを行なう。
【0059】又第2サイド定規6から上当て4aに至る
挿抜口23の巾W2を第1サイド定規5と第2サイド定
規6間の寸法W1の略2分の1から5分の1の開口巾に
する。
【0060】換言すると第3,第4サイド定規9,10
間においてICカード収容スペース13を覆う上当て4
aの挿抜口23に面する上当て端4′を上記寸法W1の
略2分の1から5分の1の寸法に相当する寸法W2だけ
第2サイド定規6から離間せしめ、同寸法W2の開口巾
にする。
【0061】上記第2サイド定規6の内側に上記ボトム
プレート3へ向け下り傾斜せるカード誘導面26を形成
し、該カード誘導面26の下端又は下端付近に上記IC
カード1の第2サイド面16を規制する規制部27を形
成する。
【0062】上記カード誘導面26は図12Cに記載す
るように、下方へ向け湾曲する凹曲面とし、ICカード
1の挿入始端(第1サイド面15)、挿入終端(第2サ
イド面16)、抜去始端(第2サイド面16)を誘導面
26に沿い円滑に案内する。
【0063】又図12Dに示すように、上記カード誘導
面26の下端に段差面を形成し、この段差面を規制部2
7とし、カード第2サイド面16をこの段差面に当接
し、スペース13内におけるICカード1の位置決め保
持効果を高める。
【0064】図12Aで説明した第2サイド定規6の高
さに関する構成と、上記図12C,Dに基づき説明した
構成とを夫々併用することができる。
【0065】前記のように、ICカード1はその第1サ
イド面15が上記カード挿抜口23に差し向けられ、挿
入開始時においてはこの第1サイド面15側の端部が上
記カード誘導面26に案内されて第3,第4サイド定規
9,10の規制を受けつつ、ICカード挿入スペース1
3内へ挿入され、挿入終了直前においてはICカード1
の挿入終端の第2サイド面16側の端部が上記カード誘
導面26に案内されて収容スペース13内へ落し込ま
れ、誘導面26下端又は下端付近の規制部27にて第2
サイド面16を規制する。
【0066】よってICカード1は第1乃至第4サイド
定規5,6,9,10に規制され、この四方規制作用
と、コンタクト28によってICカード1を上当て4a
に押し付ける作用とが協働してスペース13内の定位置
に保持されるに至る。
【0067】ICカード収容スペース13内に収容され
たICカード1はコンタクト28によりボトムプレート
3から離間した状態で、カード抜去始端を誘導面26で
案内しつつ上方へせり上げ、第2サイド定規6を形成す
るサイド壁8の上端面8′上に引き出される。よってカ
ード抜去が行なわれる。
【0068】図8Bに示すように、ICカード1はその
上面側を挿抜口23の内端を形成する上当て端4′と、
同外端を形成する第2サイド定規6の上端面において反
り曲げられつつ誘導面26の案内下で挿入又は抜去され
る。
【0069】上記挿抜口23に沿う第2サイド定規6の
中間部には該定規6の一部及びボトムプレート3の一部
を切欠いて形成したカードエッジ露出口24を設け、第
2サイド定規6に当接されたICカード1の第2サイド
面16の中間部を該露出口24内に露出せしめる。上記
露出口24内に露出されているICカード1のエッジを
手指で摘持し、挿抜口23から容易に取り出すことがで
きる。
【0070】又は上記ICカードコネクタにトッププレ
ートを設けずに、ICカード収容スペース13の上面を
開放し、この開放部から手指を差し入れて、ICカード
1の上面をカード誘導面26に向け押し出し力を与える
ことにより、ICカード1は誘導面26に案内されつ
つ、ICカード挿抜口23を通し外方へ押し出すことが
できる。
【0071】上記ICカードコネクタにおいてはICカ
ード挿入口と抜去口を一つの挿抜口23を通じて行なう
ようにした実施形態例を示しているが、本発明の他例と
して上記ICカード挿抜口23をICカード挿入のため
の専用の開口、又はICカード抜去のための専用の開口
とすることができる。この場合には以上説明したICカ
ード挿抜口23をICカード挿入口23又はICカード
抜去口23と適宜読み替える。従ってこの挿入口23又
は抜去口23を形成する第2サイド定規6の内側面に前
記カード誘導面26が形成されることとなる。23の開
口をカード挿入口とした場合には他の第1又は第3又は
第4サイド定規に沿ってカード抜去口を設ける。同様に
23の開口をカード抜去口とした場合には他の第1又は
第3又は第4サイド定規に沿ってカード挿入口を設け
る。
【0072】ICカードケース及びICカードコネクタ
に共通な実施形態例として、上記第3,第4サイド定規
9,10を形成するサイド壁11,12の何れか一方に
ICカード1の第3,第4サイド面17,18の何れか
一方を弾発的に押圧するばね要素を設け、このばね要素
による押圧力にてICカード1の第4又は第3サイド面
18,17を第4又は第3サイド定規10,9に押し付
け、定位置に保持することができる。
【0073】又ICカードケース及びICカードコネク
タに共通な実施形態例として、上記第1サイド定規5を
形成するサイド壁7にICカードの第1サイド面15を
弾発的に押圧するばね要素を設け、このばね要素による
押圧力にてICカード1の第2サイド面16を第2サイ
ド定規6の下端段差面から成る規制部27に押し付け、
定位置に保持することができる。この場合ばね要素はカ
ード1を挿抜口23から押し出すイジェクト手段として
機能する。
【0074】
【発明の効果】(ICカードケースの場合)ICカード
を上記ICカード挿入口又は抜去口を通じてICカード
ケースの上面側から上記誘導面を介して上記スペース内
へ円滑に挿入でき、又はスペース内から円滑に抜去で
き、挿入後はICカード挿入口側又はICカード抜去口
側に存するカード第2サイド面を第2サイド定規の上記
カード誘導面下端又は下端付近の規制部にて適正に規制
でき、ICカード挿入口又は抜去口からのずれ出し等の
問題を有効に解決できる。
【0075】又カード挿入深さを第2サイド定規の存在
によってカード使用者に適正に指示し、挿入不足の問題
も解決することができる。
【0076】(ICカードコネクタの場合)ICカード
を上記ICカード挿入口又は抜去口を通じてICカード
ケースの上面側から上記誘導面を介して上記スペース内
へ円滑に挿入でき、又はスペース内から円滑に抜去で
き、挿入後はICカード挿入口側又はICカード抜去口
側に存するカード第2サイド面を第2サイド定規の上記
カード誘導面下端又は下端付近の規制部にて適正に規制
でき、コンタクトによるICカードを上当てに押し付け
る作用と協働してICカード挿入口又は抜去口からのず
れ出し等の問題を有効に解決できる。
【0077】又カード挿入深さを第2サイド定規の存在
によってカード使用者に適正に指示し、挿入不足の問題
も解決できる。
【0078】又ICカードケースとICカードコネクタ
において、上記ICカード挿抜口の開口巾を前記寸法に
設定することにより、ICカードケース上面側からのカ
ード挿入が適正に行なえる。
【0079】又ICカードケースとICカードコネクタ
において、第2サイド定規を形成するサイド壁の高さを
前記寸法に設定することにより、該サイド壁両端の第
3,第4サイド定規を形成する両サイド壁端部間におい
てICカード挿入時の巾規制を行ない、前記定位置挿入
操作が容易に行なえる。
【0080】又上記第2サイド壁の高さの設定によりI
Cカード挿入口又は抜去口の一端を該サイド壁の上端面
に存置させることにより、上記カード挿入操作が一層容
易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】AはICカードケースをICカード挿入前の状
態を以って示す平面図、Bは同A−A線断面図。
【図2】Aは上記ICカードケースをICカード挿入の
途中状態を以って示す平面図、Bは同B−B線断面図。
【図3】Aは上記ICカードケースをICカード挿入完
了状態を以って示す平面図、Bは同C−C線断面図。
【図4】ICカードコネクタの平面図。
【図5】図4におけるD−D線断面図。
【図6】図4におけるE−E線断面図。
【図7】AはICカードコネクタをICカード挿入開始
状態を以って示す平面図、Bは同断面図。
【図8】Aは上記ICカードコネクタをICカード挿入
の終了直前の状態を以って示す平面図、Bは同断面図。
【図9】Aは上記ICカードコネクタをICカード挿入
完了状態を以って示す平面図、Bは同断面図。
【図10】Aは上記ICカードコネクタをICカード抜
去開始状態を以って示す平面図、Bは同断面図。
【図11】Aは上記ICカードコネクタをICカード抜
去完了状態を以って示す平面図、Bは同断面図。
【図12】Aは上記ICカードケース又はICカードコ
ネクタにおける第2サイド定規に関する他例を示す要部
断面図、Bは同正面図、Cは上記第2サイド定規に形成
したカード誘導面の他例を示す要部断面図、Dは上記第
2サイド定規に形成したカード規制部の他例を示す要部
断面図。
【符号の説明】
1 ICカード 2 ハウジング 3 ボトムプレート 4 トッププレート 4a 上当て 5 第1サイド定規 6 第2サイド定規 9 第3サイド定規 10 第4サイド定規 13 ICカード収容スペース 23 ICカード挿抜口 24 カードエッジ露出口 26 カード誘導面 27 規制部 28 コンタクト
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年1月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 ICカードコネクタ
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はICカードと電子機
器との接続媒体となるカードコネクタに関する。上記I
Cカードは現金の自動引出機、パソコン、カメラ、電話
機等の電子機器に装填して使用される。
【0002】
【従来の技術】ICカードはカードコネクタを介して電
子機器内の配線回路基板上に形成された情報処理回路に
接続され、ICカードが保有する情報を電子機器に与え
るか、又は機器内情報をICカードに取り込み記録する
ために用いられる。
【0003】特許出願公表平5−506734号公報
は、ICカードハウジングのボトムプレートに上下に弾
性変位可能なコンタクトを並設し、カードハウジングの
一側面に設けたカード挿抜口から挿入したICカードの
外部接点に上記コンタクトを弾力的に加圧接触せしめる
と同時に、コンタクトの弾力によりICカードを押し上
げてカードハウジングのトッププレートに押し付け、こ
れによりICカードをカードハウジング内に保持し上記
接触を保持する構成を採用している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のICカード
コネクタにおいては、ICカードを上記カード挿抜口を
通してカード収容スペース内に挿入した時に、ICカー
ド後端のサイド面が上記カード挿抜口と対向状態に置か
れるので、衝撃や振動によって該挿抜口からICカード
後端がずれ出す恐れがあり、これによってコンタクトと
IC外部接点の接触の信頼性を損なう問題を有してい
る。
【0005】又ICカードの挿入深さが適正に定まら
ず、カード使用者によっては挿入不足を生じ、上記と同
様、接触の信頼性を損なうことになる。
【0006】
【課題を解決するための手段】ICカードの下面を規制
するボトムプレートの対向する二辺にICカードの対向
する第1,第2サイド面を規制する第1,第2サイド定
規を設けると共に、ボトムプレートの他の対向する二辺
に、ICカードの他の対向する第3,第4サイド面を規
制する第3,第4サイド定規を設ける。
【0007】更にICカードの上面を規制する上当てを
上記ボトムプレートと対向して設け、上記ボトムプレー
トと第1乃至第4サイド定規と上当てによりICカード
収容スペースを画成する。
【0008】又上記ボトムプレートに上記ICカードの
外部接点と加圧接触すると共に、ICカードを押し上げ
て上記上当てに押し付けるコンタクトを並設する。
【0009】そして上記第2サイド定規に沿い上記IC
カード収容スペースの上面において開口せるICカード
挿抜口を設け、上記第2サイド定規の内側に上記ボトム
プレートへ向け下り傾斜せるカード誘導面を形成し、該
カード誘導面の下端又は下端付近に上記ICカードの第
2サイド面を規制する規制部を形成し、ICカードを上
記カード挿抜口の内端を形成する上当て端と、同外端を
形成する第2サイド定規6の上端面とに夫々当接して反
り曲げつつ上記誘導面の案内下で挿抜する構成とした。
【0010】よって上記ICカード挿抜口を通じてIC
カードケースの上面側から上記誘導面を介して上記スペ
ース内へICカードを反り曲げつつ円滑に挿入でき、同
様に同誘導面を介して円滑に抜去でき、挿入後はICカ
ード挿抜口側に存するカードの第2サイド面を第2サイ
ド定規の上記カード誘導面下端又は下端付近の規制部に
て適正に規制する作用と、コンタクトによるICカード
を上当てに押し付ける作用とが協働し、ICカードを反
り曲げない限りICカード挿抜口からずれ出す問題を有
効に解決する。
【0011】又カード挿入深さを第2サイド定規の存在
によってカード使用者に適正に指示し、挿入不足の問題
も解決する。
【0012】又上記第2サイド定規の高さを上記第1,
第3,第4サイド定規の高さより低くなるように設定す
ると共に、第2サイド定規の上端面を上記上当ての内面
より低くし、上記第2サイド定規の上位に上記ICカー
ド挿抜口の一端を開口せしめ、第2サイド定規の上面に
おいてICカードの挿入始端の巾決めを行ない挿抜口か
らのICカードの挿入操作を容易にした。
【0013】
【発明の実施の形態】図1乃至図8に示すICカードコ
ネクタはICカードハウジング2によってコネクタボデ
ィが形成され、該ICカードハウジング2はコンタクト
28を並設したボトムプレート3と、ICカード1の第
1,第2サイド面15,16を規制する第1,第2サイ
ド定規5,6と、ICカード1の第3,第4サイド面1
7,18を規制する第3,第4サイド定規9,10と、
ICカード1の上面を規制する上当て4aを有し、各要
素3,5,6,9,10,4aを合成樹脂にて一体成形
してワンブロック構造にし、各要素3,5,6,9,1
0,4aにてICカード収容スペース13を画成してい
る。
【0014】そして上記スペース13の上面を開放して
ICカード挿抜口23を形成する。上記ICカードハウ
ジング2はボトムプレート3の対向する二辺に沿い互い
に平行に延ばされたサイド壁7,8を有し、このサイド
壁7,8にて上記第1,第2サイド定規5,6を形成し
ている。
【0015】又ICカードハウジング2を形成するボト
ムプレート3の上記第1,第2サイド定規5,6を設け
た辺と隣接する二辺に沿い延びるサイド壁11,12を
有し、このサイド壁11,12にて上記第3,第4サイ
ド定規9,10を形成する。
【0016】上記上当て4aは例えば、第3サイド定規
9を形成するサイド壁11と第4サイド定規10を形成
するサイド壁12とに設ける。この上当て4aはICカ
ード1のエッジ部上面を要所において規制し、コンタク
ト28によって押し上げられるICカード1がICカー
ド収容スペース13内から上方へ飛び出すのを防止する
手段である。
【0017】上当て4aはボトムプレート3と対向して
配されたトッププレート4を用いることができ、従って
特許請求の範囲においてはこのトッププレート4も含め
上当てと称する。
【0018】上記第3,第4サイド定規9,10に設け
た上当て4aは、例えばサイド壁11,12の中間部や
端部からボトムプレート3の上位に張り出す係止片にて
形成できる。又は上当て4aはサイド壁11,12に沿
って延在しつつボトムプレート3の上位に張り出す係止
片にて形成する。
【0019】上記係止片から成る上当て4aと、第3,
第4サイド定規9,10を形成するサイド壁11,12
とによりボトムプレート3の対向する二辺に、ICカー
ド1の対向する二辺を受け入れて規制する定規溝25を
形成する。
【0020】既述のように、ICカードコネクタは第
1,第2,第3,第4サイド定規5,6,9,10(サ
イド壁7,8,11,12)と上当て4aにてICカー
ド収容スペース13を画成している。
【0021】上記コンタクト28は打抜き形成された細
長い板ばねから成り、基端固定部から外方へ突出された
端子片28bを有し、反対側の自由端にICカード1の
外部接点1aと加圧接触する接触部28aを形成してい
る。この接触部28aはボトムプレート3の上面に突出
しており、上下に弾性変位可能である。
【0022】上記ハウジング2には第2サイド定規6に
沿いカード挿抜口23を設ける。即ち、第2サイド定規
6に沿い上記ICカード収容スペース13の上面におい
て開口せるICカード挿抜口23を設ける。
【0023】ICカード1は該カード挿抜口23を通じ
第3,第4サイド定規9,10の規制を受けながら、第
2サイド定規6の上端面を超えて第1サイド定規5へ向
け挿入され、第2サイド面16が第2サイド定規6を完
全に乗り超え、第1サイド面15が第1サイド定規5に
当接した時にスペース13内へ落し込まれ、コンタクト
28の接触部28aを下方へ弾性変位させ、その反力で
IC外部接点1aと加圧接触する。
【0024】好ましくは図1乃至図8に示すICカード
コネクタにおいては、図9A,Bに示すように、第2サ
イド定規6を形成するサイド壁8のボトムプレート3か
らの高さH2を他のサイド壁7,11,12の高さH1
より低くし、即ちH1>H2の関係に設定し、サイド壁
8の上位にカード挿抜口23の一端を形成する。
【0025】又サイド壁8の上端面8′を上当て4aの
内面より低い位置に設定し、サイド壁8の上位に挿抜口
23の一端を形成する。これによって図9Bに示すよう
に、挿入されるICカード1の巾決めを行なう。
【0026】又第2サイド定規6から上当て4aに至る
挿抜口23の巾W2を第1サイド定規5と第2サイド定
規6間の寸法W1の略2分の1から5分の1の開口巾に
する。
【0027】換言すると第3,第4サイド定規9,10
間においてICカード収容スペース13を覆う上当て4
aの挿抜口23に面する上当て端4′を上記寸法W1の
略2分の1から5分の1の寸法に相当する寸法W2だけ
第2サイド定規6から離間せしめ、同寸法W2の開口巾
にする。
【0028】上記第2サイド定規6の内側に上記ボトム
プレート3へ向け下り傾斜せるカード誘導面26を形成
し、該カード誘導面26の下端又は下端付近に上記IC
カード1の第2サイド面16を規制する規制部27を形
成する。
【0029】上記カード誘導面26は図9Cに記載する
ように、下方へ向け湾曲する凹曲面とし、ICカード1
の挿入始端(第1サイド面15)、挿入終端(第2サイ
ド面16)、抜去始端(第2サイド面16)を誘導面2
6に沿い円滑に案内する。
【0030】又図9Dに示すように、上記カード誘導面
26の下端に段差面を形成し、この段差面を規制部27
とし、カードの第2サイド面16をこの段差面に当接
し、スペース13内におけるICカード1の位置決め保
持効果を高める。
【0031】図9Aで説明した第2サイド定規6の高さ
に関する構成と、上記図9C,Dに基づき説明した構成
とを夫々併用することができる。
【0032】前記のように、ICカード1はその第1サ
イド面15が上記カード挿抜口23に差し向けられ、挿
入開始時においてはこの第1サイド面15側の端部が上
記カード誘導面26に案内されて第3,第4サイド定規
9,10の規制を受けつつ、第2サイド定規6の上端と
上当て端4′間において反り曲げられICカード挿入ス
ペース13内へ挿入され、挿入終了直前においてはIC
カード1の挿入終端の第2サイド面16側の端部が上記
カード誘導面26に案内されて収容スペース13内へ落
し込まれ、誘導面26下端又は下端付近の規制部27に
て第2サイド面16を規制する。
【0033】よってICカード1は第1乃至第4サイド
定規5,6,9,10に規制され、この四方規制作用
と、コンタクト28によってICカード1を上当て4a
に押し付ける作用とが協働してスペース13内の定位置
に保持されるに至る。
【0034】ICカード収容スペース13内に収容され
たICカード1はコンタクト28によりボトムプレート
3から離間した状態で、カード抜去始端を誘導面26で
案内しつつ上方へせり上げ、第2サイド定規6を形成す
るサイド壁8の上端面8′上に引き出される。よってカ
ード抜去が行なわれる。
【0035】図5Bと図7Bに示すように、ICカード
1はその上面側をICカード挿抜口23の内端を形成す
る上当て端4′に当接しつつ、同下面側が同挿抜口外端
を形成する第2サイド定規6の上端面に当接し、該上端
面と上当て端間において反り曲げられつつ誘導面26の
案内下で挿入又は抜去される。
【0036】上記挿抜口23に沿う第2サイド定規6の
中間部には該定規6の一部及びボトムプレート3の一部
を切欠いて形成したカードエッジ露出口24を設け、第
2サイド定規6に当接されたICカード1の第2サイド
面16の中間部を該露出口24内に露出せしめる。上記
露出口24内に露出されているICカード1のエッジを
手指で摘持し、挿抜口23から容易に取り出すことがで
きる。
【0037】又はICカード収容スペース13の上面を
開放し、この開放部から手指を差し入れて、ICカード
1の上面をカード誘導面26に向け押し出し力を与える
ことにより、ICカード1は誘導面26に案内されつ
つ、ICカード挿抜口23を通し外方へ押し出すことが
できる。
【0038】上記第3,第4サイド定規9,10を形成
するサイド壁11,12の何れか一方にICカード1の
第3,第4サイド面17,18の何れか一方を弾発的に
押圧するばね要素を設け、このばね要素による押圧力に
てICカード1の第4又は第3サイド面18,17を第
4又は第3サイド定規10,9に押し付け、定位置に保
持することができる。
【0039】又上記第1サイド定規5を形成するサイド
壁7にICカードの第1サイド面15を弾発的に押圧す
るばね要素を設け、このばね要素による押圧力にてIC
カード1の第2サイド面16を第2サイド定規6の下端
段差面から成る規制部27に押し付け、定位置に保持す
ることができる。この場合ばね要素はカード1を挿抜口
23から押し出すイジェクト手段として機能する。
【0040】
【発明の効果】ICカードを上記ICカード挿抜口を通
じて上当て端と第2サイド定規の上端面間において反り
曲げつつICカードハウジングの上面側から上記誘導面
を介して上記スペース内へ円滑に挿入でき、挿入後はI
Cカード挿抜口側に存するカードの第2サイド面を第2
サイド定規の上記カード誘導面下端又は下端付近の規制
部にて適正に規制でき、コンタクトによるICカードを
上当てに押し付ける作用と協働し、ICカードを反り曲
げない限り同カードがICカード挿抜口からずれ出す問
題を有効に解決できる。
【0041】又カード挿入深さを第2サイド定規の存在
によってカード使用者に適正に指示し、挿入不足の問題
も解決できる。
【0042】又第2サイド定規を形成するサイド壁の高
さを前記寸法に設定することにより、該サイド壁両端の
第3,第4サイド定規を形成する両サイド壁端部間にお
いてICカード挿入時の巾規制を行ない、前記定位置挿
入操作が容易に行なえる。
【0043】又上記第2サイド壁の高さの設定によりI
Cカード挿抜口の一端を該サイド壁の上端面に存置させ
ることにより、上記反り曲げ量を少なくしてカード挿入
操作が一層容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ICカードコネクタの平面図。
【図2】図1におけるD−D線断面図。
【図3】図1におけるE−E線断面図。
【図4】AはICカードコネクタをICカード挿入開始
状態を以って示す平面図、Bは同断面図。
【図5】Aは上記ICカードコネクタをICカード挿入
の終了直前の状態を以って示す平面図、Bは同断面図。
【図6】Aは上記ICカードコネクタをICカード挿入
完了状態を以って示す平面図、Bは同断面図。
【図7】Aは上記ICカードコネクタをICカード抜去
開始状態を以って示す平面図、Bは同断面図。
【図8】Aは上記ICカードコネクタをICカード抜去
完了状態を以って示す平面図、Bは同断面図。
【図9】Aは上記ICカードコネクタにおける第2サイ
ド定規に関する他例を示す要部断面図、Bは同正面図、
Cは上記第2サイド定規に形成したカード誘導面の他例
を示す要部断面図、Dは上記第2サイド定規に形成した
カード規制部の他例を示す要部断面図。
【符号の説明】 1 ICカード 2 ハウジング 3 ボトムプレート 4 トッププレート 4a 上当て 5 第1サイド定規 6 第2サイド定規 9 第3サイド定規 10 第4サイド定規 13 ICカード収容スペース 23 ICカード挿抜口 24 カードエッジ露出口 26 カード誘導面 27 規制部 28 コンタクト
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ICカードの下面を規制するボトムプレー
    トの対向する二辺にICカードの対向する第1,第2サ
    イド面を規制する第1,第2サイド定規を設けると共
    に、ボトムプレートの他の対向する二辺に、ICカード
    の他の対向する第3,第4サイド面を規制する第3,第
    4サイド定規を設け、更にICカードの上面を規制する
    上当てを上記ボトムプレートと対向して設け、上記ボト
    ムプレートと第1乃至第4サイド定規と上当てによりI
    Cカード収容スペースを画成し、上記第2サイド定規に
    沿い上記ICカード収容スペースの上面において開口せ
    るICカード挿入口又はICカード抜去口を設け、上記
    第2サイド定規の内側に上記ボトムプレートへ向け下り
    傾斜せるカード誘導面を形成し、該カード誘導面の下端
    又は下端付近に上記ICカードの第2サイド面を規制す
    る規制部を形成したことを特徴とするICカードケー
    ス。
  2. 【請求項2】ICカードの下面を規制するボトムプレー
    トの対向する二辺にICカードの対向する第1,第2サ
    イド面を規制する第1,第2サイド定規を設けると共
    に、ボトムプレートの他の対向する二辺に、ICカード
    の他の対向する第3,第4サイド面を規制する第3,第
    4サイド定規を設け、更にICカードの上面を規制する
    上当てを上記ボトムプレートと対向して設け、上記ボト
    ムプレートと第1乃至第4サイド定規と上当てによりI
    Cカード収容スペースを画成し、上記ボトムプレートに
    上記ICカードの外部接点と加圧接触すると共に、IC
    カードを押し上げて上記上当てに押し付けるコンタクト
    を並設し、上記第2サイド定規に沿い上記ICカード収
    容スペースの上面において開口せるICカード挿入口又
    はICカード抜去口を設け、上記第2サイド定規の内側
    に上記ボトムプレートへ向け下り傾斜せるカード誘導面
    を形成し、該カード誘導面の下端又は下端付近に上記I
    Cカードの第2サイド面を規制する規制部を形成したこ
    とを特徴とするICカードコネクタ。
  3. 【請求項3】上記上当てを上記第3,第4サイド定規間
    において上記ICカード収容スペースの上面を覆うトッ
    ププレートにて形成し、上記ICカード挿入口又はIC
    カード抜去口を上記第2サイド定規と上記トッププレー
    ト間において開口させ、この開口巾を上記ICカードの
    挿抜方向の巾の2分の1から5分の1の寸法に設定した
    ことを特徴とする請求項1記載のICカードケース。
  4. 【請求項4】上記ICカード挿入口又はICカード抜去
    口を上記第2サイド定規と上記上当て間において開口さ
    せ、この開口巾を上記ICカードの挿抜方向の巾の2分
    の1から5分の1の寸法に設定したことを特徴とする請
    求項2記載のICカードコネクタ。
  5. 【請求項5】上記第2サイド定規の高さを上記第1,第
    3,第4サイド定規の高さより低くなるように設定し、
    該第2サイド定規の上位に上記ICカード挿入口又はI
    Cカード抜去口の一端を開口せしめたことを特徴とする
    請求項1又は2記載のICカードケース又はICカード
    コネクタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007082247A (ja) * 2006-10-23 2007-03-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd カード保持構造およびそれを備えた携帯端末機
CN103368035A (zh) * 2012-03-28 2013-10-23 Smk株式会社 卡连接器的制造方法

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