JPH11253148A - メタン発酵における負荷推定装置及び負荷推定方法 - Google Patents

メタン発酵における負荷推定装置及び負荷推定方法

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JPH11253148A
JPH11253148A JP10063794A JP6379498A JPH11253148A JP H11253148 A JPH11253148 A JP H11253148A JP 10063794 A JP10063794 A JP 10063794A JP 6379498 A JP6379498 A JP 6379498A JP H11253148 A JPH11253148 A JP H11253148A
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  • Treatment Of Sludge (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 F/M比および負荷の推定精度の向上を図る
とともに、その推定による負荷が最適であるかどうかを
判断することができる。 【解決手段】 完全混合型メタン発酵タンク1に基質流
入口2から下水汚泥のような有機性基質が供給される。
メタン生成速度は、メタン発酵タンク1とガスホルダー
3の間に設置されたガス流量計4およびメタン濃度計5
により測定したガス流量とメタン濃度の積として計算さ
れる。タンク1の汚泥VSS濃度は、VSS濃度測定手
段7により測定され、実際には、センサ6aにより採取
して手分析あるいは汚泥濃度計6により測定される。次
に、比メタン生成活性計算手段8により比メタン生成活
性を算出し、得られた比メタン生成活性をF/M比計算
手段9に供給し、ここでCOD・VSS負荷を計算す
る。得られたCOD・VSS負荷を負荷計算手段10に
供給して有機物容積負荷が計算される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メタン生成速度と
メタン発酵タンク内の汚泥濃度を測定して、計算式によ
りCOD・VSS負荷およびCOD容積負荷を推定する
メタン発酵における負荷推定装置及び負荷推定方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】メタン発酵における負荷の表現方法の代
表的なものとして有機物容積負荷と有機物負荷率があ
り、これらは次の(1)式および(2)式により計算さ
れる。
【0003】
【数1】
【0004】
【数2】
【0005】有機物容積負荷は、単位容積当り1日当り
の負荷量であり、基質有機物濃度の表現方法としてVS
(強熱減量)の代わりにTOC(総有機炭素量),CO
D(化学的酸素要求量),BOD(生物化学的酸素要求
量)などが用いられた場合、有機物容積負荷に相当する
負荷の表現方式は、TOC容積負荷、COD容積負荷、
BOD容積負荷などとなる。また、有機物負荷率は、F
/M比に相当し、基質有機物濃度の表現方法としてVS
(強熱減量)の代わりにTOC,COD,BODなどが
用いられた場合、有機物負荷率に相当する負荷の表現方
式は、TOC・VSS(揮発性浮遊物質)負荷、COD
・VSS負荷、BOD・VSS負荷などとなる。
【0006】負荷を計算するためには、基質投入速度、
基質有機物濃度および発酵タンク内汚泥VSS濃度など
を測定する必要がある。しかし、従来は、基質有機物濃
度や発酵タンク内汚泥VSS濃度などの自動測定が困難
であったり、自動測定器が高価である。これらの理由に
より、基質投入速度を測定してHRT(水理学的滞留時
間)を制御することは行なわれていたが、連続自動測定
により負荷を測定して負荷を制御することは、ほとんど
行なわれていなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来より行なわれてい
るメタン発酵のHRT制御においては、例えば、下水汚
泥を対象として発酵温度を35℃とした場合、HRTを
30日程度にする。ところが、実際には、HRTを30
日以下に短縮しても支障を生じないことが多い。しか
し、HRTを30日以下にして運転した場合に投入基質
の有機物濃度が上昇した場合に有機物過負荷となりシス
テムフェイリュアー(異常発酵)を生じる可能性がある
ので、安全性を考慮して低負荷運転を行っているのが現
状である。したがって、汚泥発生量の増加や汚泥の有機
物含有比の上昇などにより汚泥処理効率を高める必要が
生じた場合、汚泥処理の増設以外の手段での対応は困難
であった。
【0008】また、溶解性有機物濃度が高く、SS(浮
遊物)濃度が低い産業廃水のような基質を対象とした場
合には、UASB法が適用される。このUASB法にお
いては、汚泥消化の場合よりHRTを短縮でき、有機物
容積負荷も高くなる。しかし、何らかの原因によりグラ
ニュール汚泥が浮上してタンクから流出すると、F/M
比が高くなり、システムフェイリュアーを生じる可能性
があるので、F/M比を制御することが望ましい。しか
し、F/M比の連続自動測定は困難であり、実際には行
なわれていないのが現状である。
【0009】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、比メタン生成活性を用いてF/M比および負荷の推
定精度の向上を図るとともに、その推定による負荷が最
適であるかどうかを判断することができるメタン発酵に
おける負荷推定装置及び負荷推定方法を提供することを
課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
達成するために、第1発明は、有機基質が供給されるメ
タン発酵タンクを有し、このタンクで発酵されたメタン
ガスを貯留部で貯留し、貯留部とメタン発酵タンクとを
連結するガス通路にガス流量計およびメタン濃度計を設
置し、ガス流量計で測定されたガス流量とメタン濃度計
で測定されたメタン濃度の積からメタン生成速度を得る
メタン生成速度計算手段と、前記メタン発酵タンク内の
汚泥の揮発性浮遊物質(VSS)を測定するVSS濃度
測定手段と、前記メタン生成速度計算手段で得られたメ
タン生成速度をCOD換算してVSS濃度測定手段で得
られた汚泥VSS濃度で除して比メタン生成活性を得る
比メタン生成活性計算手段と、この比メタン生成活性計
算手段で得られた比メタン生成活性に第1の定数を乗算
し、得られた値に第2の定数を加算してCOD・VSS
負荷を得るF/M比計算手段と、このF/M比計算手段
で得られたCOD・VSS負荷と前記VSS濃度測定手
段で得られたメタン発酵タンク内VSS濃度とを乗算し
てCOD容積負荷を得る負荷計算手段とを備えたことを
特徴とするものである。
【0011】第2発明は、メタン発酵タンクに代えてU
ASBタンクを使用して、メタン生成速度を得るメタン
生成速度計算手段と、前記UASBタンク内の汚泥の揮
発性浮遊物質(VSS)を測定するVSS濃度測定手段
と、このVSS濃度測定手段により得られた値とUAS
Bタンク有効容積との積から換算VSS濃度を得る換算
VSS濃度測定手段と、前記メタン生成速度計算手段で
得られたメタン生成速度をCOD換算して換算VSS濃
度測定手段で得られた換算VSS濃度で除して比メタン
生成活性を得る比メタン生成活性計算手段と、この比メ
タン生成活性計算手段で得られた比メタン生成活性に第
1の定数を乗算し、得られた値に第2の定数を加算して
COD・VSS負荷を得るF/M比計算手段と、このF
/M比計算手段で得られたCOD・VSS負荷と前記換
算VSS濃度測定手段で得られたUASBタンク換算V
SS濃度とを、乗算してCOD容積負荷を得る負荷計算
手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0012】第3発明は、タンク内で発生したメタンガ
ス流量とメタン濃度の積からメタン生成速度を得た後、
そのメタン生成速度とタンク内の汚泥VSS濃度もしく
は汚泥換算VSS濃度を用いて比メタン生成活性を測定
した後、比メタン生成活性とCOD・VSS負荷との相
関関係を利用して比メタン生成活性からF/M比を推定
し、その後、推定したF/M比に汚泥VSS濃度を乗じ
て負荷を推定するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1は本発明の実施の第1形態を示
す完全混合型メタン発酵(嫌気性消化の)負荷推定処理
装置で、この完全混合型メタン発酵における負荷の推定
装置として、メタン生成速度とメタン発酵タンク内の汚
泥VSS濃度を測定して、装置の比メタン生成活性を計
算し、この比メタン生成活性とF/M比の相関関係を利
用してF/M比と負荷を推定するものである。
【0014】図1において、1は完全混合型メタン発酵
タンクであり、基質流入口2から下水汚泥のような通常
の有機性基質が供給される。タンク1内の嫌気性菌の作
用により、基質の一部はメタンに変換される。メタン生
成速度は、次の(3)式のようにメタン発酵タンク1と
ガスホルダー3の間に設置されたガス流量計4およびメ
タン濃度計5により測定したガス流量とメタン濃度の積
として計算される。
【0015】
【数3】 メタン生成速度(m3/m3・日)=ガス流量(m3/hr)×24(hr/日) ×メタン濃度(%)/100 …(3) メタン発酵タンク1の汚泥VSS濃度は、VSS濃度測
定手段7により測定される。実際には、センサ6aによ
り採取して手分析あるいは汚泥濃度計6により測定され
たSS濃度に、次の(4)式のようにVSS/SSの比
率を乗じるなどの手段が用いられる。
【0016】
【数4】 メタン発酵タンク汚泥VSS濃度(kg/m3)=メタン発酵タンク汚泥SS濃度 (kg/m3)×VSS/SS …(4) タンク1内汚泥のVSS/SSの比率は、投入汚泥に比
較して変動が少ないことから、このようなVSS濃度測
定が可能である。次に、比メタン生成活性計算手段8に
より次の(5)式を用いてメタン生成速度をCOD換算
して汚泥VSS濃度で除することにより、システムの比
メタン生成活性を算出する。この比メタン生成活性は、
汚泥を採取して酢酸などを基質として測定した通常の意
味で用いられる比メタン生成活性とは異なる。
【0017】
【数5】
【0018】次に、比メタン生成活性計算手段8により
得られた比メタン生成活性をF/M比計算手段9に供給
し、このF/M比計算手段9に得られた比メタン生成活
性とCOD・VSS負荷との相関解析により導いた次の
(6)式に、比メタン生成活性を代入することによりC
OD・VSS負荷を計算する。
【0019】
【数6】 COD・VSS負荷(kg/kg・日)=a×比メタン生成活性+b …(6) この(6)式において、下水汚泥を基質とした場合、第
1の定数a=4.00、第2の定数b=-0.012である。これ
らは下水汚泥消化HRT制御室内実験において、重力濃
縮混合生汚泥を用いた高温(54℃)および中温(38℃)
消化(HRT;20〜3.3日)および遠心濃縮混合生汚泥
を用いた中温(36℃)消化(HRT;30〜5日)を行っ
た結果を相関解析して算出したものを図2に示す。下水
汚泥ではCOD/VS(強熱減量)の比率の平均値は1.
6であったので、有機物負荷率は、次の(7)式のよう
にCOD/VSS負荷を1.6で除して計算される。
【0020】
【数7】 有機物負荷率(kg/kg・日)=COD・VSS負荷/1.6 …(7) また、F/M比計算手段9により得られたCOD・VS
S負荷を負荷計算手段10に供給し、この負荷計算手段
10により、次の(8)式を用いてCOD容積負荷と
(9)式を用いて有機物容積負荷が計算される。
【0021】
【数8】 COD容積負荷(kg/m3・日)=COD・VSS負荷(kg/kg・日)×メタン発酵タ ンク内VSS濃度(kg/m3) …(8)
【0022】
【数9】 有機物容積負荷(kg/m3・日)=COD容積負荷/1.6 …(9) 豚糞搾汁液を基質とした場合、前記(6)式において、
第1の定数a=4.95,第2の定数b=-0.074である。こ
れらは,豚糞搾汁液の低温(27〜24℃)二相メタン発酵
プラントおよび低温(23〜15℃)単相メタン発酵ベンチ
スケールブラントの検証を行った結果を相関解析して算
出したものを図3に示す。
【0023】図4は本発明の実施の第2形態を示すUA
SB法における負荷推定装置で、このUASB法におけ
る負荷推定装置としては、メタン生成速度とUASBタ
ンク内の汚泥の換算VSS濃度を測定して、システムの
比メタン生成活性を計算し、この比メタン生成活性とF
/M比の相関関係を利用してF/M比と負荷を推定する
ものである。
【0024】ここで、換算VSS濃度とは、UASBタ
ンク内の汚泥の分布状態が不均一であることを考慮し
て、タンク内総汚泥VSS量を測定してタンク容積で除
することにより、汚泥が均一に分布すると仮定した場合
のVSS濃度に換算したものである。
【0025】図4において、41はUASBタンクであ
り、基質流入口42から基質が供給される。タンク41
内の嫌気性菌の作用により、基質の一部はメタンに変換
される。メタン生成速度は、前記(3)式のようにタン
ク41とガスホルダー43の間に設置されたガス流量計
44およびメタン濃度計45により測定したガス流量と
メタン濃度の積として計算される。
【0026】UASBタンク41の汚泥VSS濃度は,
VSS濃度測定手段47により測定される。実際には、
タンク底部のスラッジベッドから採取したグラニュール
汚泥を対象として手分析あるいは汚泥濃度計46により
測定されたSS濃度に、次の(10)式のようにVSS
/SSの比率を乗じるなどの手段によりスラッジベッド
部分の汚泥VSS濃度が計算される。
【0027】
【数10】 スラッジベッド部分の汚泥VSS濃度(kg/m3)=スラッジベッド部分の汚泥 SS濃度×VSS/SS …(10) さらに、スラッジベッド容積とUASBタンク容積の比
を目視あるいは汚泥界面を検出する装置を用いて測定す
る。あるいは、垂直方向に汚泥SS濃度を測定できるよ
うな汚泥濃度分布計48のような計測器を用いる。換算
VSS濃度は、次の(11)式により計算される。
【0028】
【数11】 UASBタンク換算VSS濃度(kg/m3)=スラッジベッド部分の汚泥VSS濃 度×スラッジベッド容積/UASBタンク容積 …(11) 次に、前記(3)式で得られたメタン生成速度と(1
1)式で得られたUASBタンク換算VSS濃度が比メ
タン生成活性計算手段9に供給され、(12)式を用い
てメタン生成速度をCOD換算して汚泥VSS濃度で除
することにより、装置の比メタン生成活性を算出する。
【0029】
【数12】
【0030】次に第1形態の場合と同様に、比メタン生
成活性計算手段9により得られた比メタン生成活性をF
/M比計算手段10に供給し、このF/M比計算手段1
0により比メタン生成活性とCOD・VSS負荷との相
関解析により導いた前記(6)式に、比メタン生成活性
を代入することによりCOD・VSS負荷を計算する。
前記(6)式において、酢酸を主成分とした人工基質
を基質とした場合、第1の定数a=1.51、第2の定数b
=0.27である。これらは、人工基質を用いた高温(48〜
51℃)および中温(34〜36℃)UASB法室内実験の結
果を相関解析して算出したもので図5に示す。
【0031】F/M比計算手段10により得られたCO
D・VSS負荷は負荷計算手段11に供給され、この負
荷計算手段11により、次の(13)式を用いてCOD
容積負荷が計算される。
【0032】
【数13】 COD容積負荷(kg/m3・日)=COD・VSS負荷(kg/kg・日)×UASBタン ク換算VSS濃度(kg/m3) …(13) 図6は第1形態と第2形態のすべてを合わせた場合にお
けるCOD・VSS負荷と比メタン生成活性の関係を示
す特性図である。この図6の特性図において、鎖線内の
例は、過負荷により非電離揮発性有機酸濃度が上昇して
比メタン生成活性が急激に低下した例である。従って、
図6において、この2例を除いた場合の相関係数は0.97
2(N:80)であり、COD・VSS負荷と比メタン生成活
性の関係は、ほぼ比例関係にあり、直線性も高い。
【0033】また、図7は第1形態と第2形態のすべて
を合わせた場合におけるCOD容積負荷とメタン生成速
度の関係を示す特性図である。この図7は、図6と同様
に鎖線内の例は過負荷により非電離揮発性有機酸濃度が
上昇して比メタン生成活性が急激に低下して、システム
フェイリュアーに陥った例であり、これらの例を除いた
場合の相関係数は0.909(N=80)であった。これらの結果
から、メタン発酵においてメタン生成が順調であれば、
COD・VSS負荷と比メタン生成活性の関係およびC
OD容積負荷とメタン生成速度の関係などにおいて負荷
の広い変動範囲において比例関係が成立する。
【0034】COD容積負荷とメタン生成速度の相関は
以前から知られているが、COD・VSS負荷と比メタ
ン生成活性の方が相関係数が高いことから、メタン生成
速度よりも比メタン生成活性を用いた方がF/M比およ
び負荷の推定の精度が高くなる効果が認められる。近
年、高濃度の汚泥SS濃度を連続自動計測する計測器が
市販されるようになり、比メタン生成活性の連続自動計
測が可能な状況になっていることから、比メタン生成活
性からF/M比と負荷を推定して現在の負荷が最適であ
るかどうかを判断することができる。
【0035】図7における相関回帰式の勾配から、平均
投入COD当たりメタン発生量は、0.204m3/kgとなり、
投入COD当たり理論メタン発生量は、0.35m3/kgであ
るので、投入CODの平均分解率は58%となった。投入
CODの50%が分解されるのを目安としてCOD当たり
メタン発生量が、0.175m3/kg以上になることが望ましい
と考えられる。これは図7において任意のCOD容積負
荷に対応するメタン生成速度が直線で示す鎖線よりも上
の領域に入ることが望ましく、その鎖線よりも下になる
ほどシステムフェイリュアーが起き易い状態となること
を示す。
【0036】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、メ
タン生成速度と汚泥VSS濃度を測定して比メタン生成
活性を得るようにするとともに、比メタン生成活性とC
OD・VSS負荷との相関回帰式を利用して比メタン生
成活性からF/M比を推定し、F/M比に汚泥VSS濃
度を乗算して負荷を推定するようにしたので、F/M比
および負荷の連続自動測定が可能となり、F/M比およ
び負荷の推定精度の向上を図ることができるとともに、
その推定による負荷が最適であるかどうかも判断するこ
とができる利点が得られる。また、本発明によれば、完
全混合型メタン発酵(嫌気性消化)とUASB法では同
じメタン発酵ではあるが、タンクの構造や処理対象基質
の性状などが異なるけれども、F/M比や負荷の推定手
段がこれらのメタン発酵様式において共通して使用でき
るので、有用性が高くなる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態を示す完全混合型メタ
ン発酵における負荷推定装置の構成図。
【図2】下水汚泥消化室内実験におけるCOD・VSS
負荷と比メタン生成活性の関係を示す特性図。
【図3】豚糞搾汁液の低温二相メタン発酵プラントおよ
び単相メタン発酵ベンチスケールブラントの検証におけ
るCOD・VSS負荷と比メタン生成活性の関係を示す
特性図。
【図4】本発明の実施の第2形態を示すUASB法にお
ける負荷推定装置の構成図。
【図5】人工基質を用いた高温および中温UASB法室
内実験におけるCOD・VSS負荷と比メタン生成活性
の関係を示す特性図。
【図6】メタン発酵実験におけるCOD・VSS負荷と
比メタン生成活性の関係を示す特性図。
【図7】メタン発酵実験におけるCOD容積負荷とメタ
ン生成速度の関係を示す特性図。
【符号の説明】
1…完全混合型メタン発酵タンク 2…基質流入口 3…ガスホルダー 4…ガス流量計 5…メタン濃度計 6…汚泥濃度計 6a…センサ 7…VSS濃度測定手段 8…比メタン生成活性計算手段 9…F/M比計算手段 10…負荷計算手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有機基質が供給されるメタン発酵タンク
    を有し、このタンクで発酵されたメタンガスを貯留部で
    貯留し、貯留部とメタン発酵タンクとを連結するガス通
    路にガス流量計およびメタン濃度計を設置し、ガス流量
    計で測定されたガス流量とメタン濃度計で測定されたメ
    タン濃度の積からメタン生成速度を得るメタン生成速度
    計算手段と、 前記メタン発酵タンク内の汚泥の揮発性浮遊物質(VS
    S)を測定するVSS濃度測定手段と、 前記メタン生成速度計算手段で得られたメタン生成速度
    をCOD換算してVSS濃度測定手段で得られた汚泥V
    SS濃度で除して比メタン生成活性を得る比メタン生成
    活性計算手段と、 この比メタン生成活性計算手段で得られた比メタン生成
    活性に第1の定数を乗算し、得られた値に第2の定数を
    加算してCOD・VSS負荷を得るF/M比計算手段
    と、 このF/M比計算手段で得られたCOD・VSS負荷と
    前記VSS濃度測定手段で得られたメタン発酵タンク内
    VSS濃度とを乗算してCOD容積負荷を得る負荷計算
    手段とを備えたことを特徴とするメタン発酵における負
    荷推定装置。
  2. 【請求項2】 有機基質が供給されるUASBタンクを
    有し、このタンクで発酵されたメタンガスを貯留部で貯
    留し、貯留部とUASBタンクとを連結するガス通路に
    ガス流量計およびメタン濃度計を設置し、ガス流量計で
    測定されたガス流量とメタン濃度計で測定されたメタン
    濃度の積からメタン生成速度を得るメタン生成速度計算
    手段と、 前記UASBタンク内の汚泥の揮発性浮遊物質(VS
    S)を測定するVSS濃度測定手段と、 このVSS濃度測定手段により得られた値とUASBタ
    ンク有効容積との積から換算VSS濃度を得る換算VS
    S濃度測定手段と、 前記メタン生成速度計算手段で得られたメタン生成速度
    をCOD換算して換算VSS濃度測定手段で得られた換
    算VSS濃度で除して比メタン生成活性を得る比メタン
    生成活性計算手段と、 この比メタン生成活性計算手段で得られた比メタン生成
    活性に第1の定数を乗算し、得られた値に第2の定数を
    加算してCOD・VSS負荷を得るF/M比計算手段
    と、 このF/M比計算手段で得られたCOD・VSS負荷と
    前記換算VSS濃度測定手段で得られたUASBタンク
    換算VSS濃度とを、乗算してCOD容積負荷を得る負
    荷計算手段とを備えたことを特徴とするメタン発酵にお
    ける負荷推定装置。
  3. 【請求項3】 タンク内で発生したメタンガス流量とメ
    タン濃度の積からメタン生成速度を得た後、そのメタン
    生成速度とタンク内の汚泥VSS濃度もしくは汚泥換算
    VSS濃度を用いて比メタン生成活性を測定した後、比
    メタン生成活性とCOD・VSS負荷との相関関係を利
    用して比メタン生成活性からF/M比を推定し、その
    後、推定したF/M比に汚泥VSS濃度を乗じて負荷を
    推定するメタン発酵における負荷推定方法。
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