JPH11253236A - ブラシ - Google Patents
ブラシInfo
- Publication number
- JPH11253236A JPH11253236A JP10080502A JP8050298A JPH11253236A JP H11253236 A JPH11253236 A JP H11253236A JP 10080502 A JP10080502 A JP 10080502A JP 8050298 A JP8050298 A JP 8050298A JP H11253236 A JPH11253236 A JP H11253236A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hair
- brush
- titanium oxide
- weight
- synthetic resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Brushes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 着色性と耐光性の両方に優れた用毛を備えた
ブラシを提供する。 【解決手段】 ブラシに植毛する用毛として、酸化チタ
ンが0.05〜0.2重量%配合された合成樹脂からな
る用毛を用いる。
ブラシを提供する。 【解決手段】 ブラシに植毛する用毛として、酸化チタ
ンが0.05〜0.2重量%配合された合成樹脂からな
る用毛を用いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、着色性と耐光性の
両方に優れた用毛を備えたブラシに関する。
両方に優れた用毛を備えたブラシに関する。
【0002】
【従来の技術】ブラシ、特に歯ブラシに用いられる用毛
は、ポリアミド(例えば、6−10ナイロン、6−12
ナイロンなど)やポリエステル(例えば、ポリブチレン
テレフタレートなど)が用いられており、また、必要に
応じてナチュラル毛の他に各種着色剤が配合された着色
毛が使用されている。
は、ポリアミド(例えば、6−10ナイロン、6−12
ナイロンなど)やポリエステル(例えば、ポリブチレン
テレフタレートなど)が用いられており、また、必要に
応じてナチュラル毛の他に各種着色剤が配合された着色
毛が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】合成樹脂からなる用毛
を着色する場合、要望される色に合わせた各種着色剤が
配合されるが、白色や薄い色に着色する場合、樹脂の隠
ぺい力を高めるため酸化チタンが用いられている。一般
に、合成樹脂は光によって劣化する傾向にあるが、特に
ポリアミド、ポリエステルの光劣化は、酸化チタンを配
合した場合、酸化チタンの触媒作用によって発生する活
性酸素原子が引き起こす酸化、ラジカル分解および特定
の波長による主鎖の直接分解により劣化が起きるといわ
れている(「繊維と工業」vol.40,No.7,1984,合成繊維
の耐候性)。
を着色する場合、要望される色に合わせた各種着色剤が
配合されるが、白色や薄い色に着色する場合、樹脂の隠
ぺい力を高めるため酸化チタンが用いられている。一般
に、合成樹脂は光によって劣化する傾向にあるが、特に
ポリアミド、ポリエステルの光劣化は、酸化チタンを配
合した場合、酸化チタンの触媒作用によって発生する活
性酸素原子が引き起こす酸化、ラジカル分解および特定
の波長による主鎖の直接分解により劣化が起きるといわ
れている(「繊維と工業」vol.40,No.7,1984,合成繊維
の耐候性)。
【0004】従来、歯ブラシは、一般的に個装に入れら
れて販売されており、個装に紫外線吸収剤を配合するこ
とによって歯ブラシに多量の紫外線が当たるのを防止し
ており、特に問題はなかった。しかしながら、近年歯ブ
ラシの個装が全体に薄い透明フイルムとなり、店頭での
状況によっては光によるブラシ用毛の劣化が発生するこ
とが分かった。本発明は、上記のような問題を解決する
ためになされたもので、着色性と耐光性の両方に優れた
用毛を備えたブラシを提供することを目的とする。
れて販売されており、個装に紫外線吸収剤を配合するこ
とによって歯ブラシに多量の紫外線が当たるのを防止し
ており、特に問題はなかった。しかしながら、近年歯ブ
ラシの個装が全体に薄い透明フイルムとなり、店頭での
状況によっては光によるブラシ用毛の劣化が発生するこ
とが分かった。本発明は、上記のような問題を解決する
ためになされたもので、着色性と耐光性の両方に優れた
用毛を備えたブラシを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のブラシは、酸化チタンが0.05〜0.2
重量%配合された合成樹脂からなる用毛を植毛したもの
である。なお、前記合成樹脂からなる用毛としては、ポ
リアミドまたはポリエステルを用いることが好ましい。
め、本発明のブラシは、酸化チタンが0.05〜0.2
重量%配合された合成樹脂からなる用毛を植毛したもの
である。なお、前記合成樹脂からなる用毛としては、ポ
リアミドまたはポリエステルを用いることが好ましい。
【0006】
【作用】ブラシに用いる用毛を白色や薄い色に着色する
場合、樹脂の隠ぺい力を高めるためには酸化チタンが必
要であり、配合量が多いほど樹脂の隠ぺい力が高い。し
かしながら、酸化チタンを配合すると、前述したよう
に、酸化チタンの触媒作用によって発生する活性酸素原
子が引き起こす酸化、ラジカル分解および特定の波長に
よる主鎖の直接分解により劣化が起き、ブラシ用毛とし
ての物性や機械的強度を満足しなくなる。
場合、樹脂の隠ぺい力を高めるためには酸化チタンが必
要であり、配合量が多いほど樹脂の隠ぺい力が高い。し
かしながら、酸化チタンを配合すると、前述したよう
に、酸化チタンの触媒作用によって発生する活性酸素原
子が引き起こす酸化、ラジカル分解および特定の波長に
よる主鎖の直接分解により劣化が起き、ブラシ用毛とし
ての物性や機械的強度を満足しなくなる。
【0007】そこで、本発明者は、用毛としての着色性
を満足しつつ、しかも耐光性に優れた用毛を得るべく種
々実験研究の結果、酸化チタンを0.05〜0.2重量
%、より好ましくは0.1〜0.2重量%配合すればよ
いことを見い出したものである。このような配合量で酸
化チタンを配合した場合、着色性を満足し、しかも耐光
性の高いブラシ用毛を得ることができる。
を満足しつつ、しかも耐光性に優れた用毛を得るべく種
々実験研究の結果、酸化チタンを0.05〜0.2重量
%、より好ましくは0.1〜0.2重量%配合すればよ
いことを見い出したものである。このような配合量で酸
化チタンを配合した場合、着色性を満足し、しかも耐光
性の高いブラシ用毛を得ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。合成樹脂からなる用毛に酸化チタンを0.
05〜0.2重量%配合した用毛を作り、カーボンアー
ク(JIS B 7751)による耐光試験を行なっ
た。カーボンアークを50時間照射しても顕著な劣化は
起きず、実使用においても特に問題はなく、着色性も十
分に満足できた。特に、配合量0.1〜0.2重量%に
おいて、その効果が顕著であった。また、この用毛を歯
ブラシに用いた場合、酸化チタンを配合しないナチュラ
ル毛と比較して、刷掃効果や植毛部耐久性も同等であっ
た。
て説明する。合成樹脂からなる用毛に酸化チタンを0.
05〜0.2重量%配合した用毛を作り、カーボンアー
ク(JIS B 7751)による耐光試験を行なっ
た。カーボンアークを50時間照射しても顕著な劣化は
起きず、実使用においても特に問題はなく、着色性も十
分に満足できた。特に、配合量0.1〜0.2重量%に
おいて、その効果が顕著であった。また、この用毛を歯
ブラシに用いた場合、酸化チタンを配合しないナチュラ
ル毛と比較して、刷掃効果や植毛部耐久性も同等であっ
た。
【0009】これに対し、酸化チタンを0.2重量%よ
り多く配合すると、例えば0.3重量%や0.5重量%
の場合、カーボンアーク50時間照射で顕著な劣化が起
き、歯ブラシの場合、実際のブラッシング時に毛折れが
発生しやすかった。また、酸化チタンの配合量を0.0
5重量%以下とした場合、十分な着色性を得ることがで
きなかった。
り多く配合すると、例えば0.3重量%や0.5重量%
の場合、カーボンアーク50時間照射で顕著な劣化が起
き、歯ブラシの場合、実際のブラッシング時に毛折れが
発生しやすかった。また、酸化チタンの配合量を0.0
5重量%以下とした場合、十分な着色性を得ることがで
きなかった。
【0010】特に、歯ブラシの場合、使用性、清掃効
果、耐久性の点から、合成樹脂からなる用毛として、ポ
リアミド(例えば、6−10ナイロン、6−12ナイロ
ンなど)や、ポリエステル(例えば、ポリブチレンテレ
フタレートなど)を用いることが好ましい。
果、耐久性の点から、合成樹脂からなる用毛として、ポ
リアミド(例えば、6−10ナイロン、6−12ナイロ
ンなど)や、ポリエステル(例えば、ポリブチレンテレ
フタレートなど)を用いることが好ましい。
【0011】用毛の太さは用途に応じて任意に選択する
ことができるが、例えば歯ブラシの場合、通常、5〜1
0mil(0.127〜0.254mm)の太さの用毛
が適している。もちろん、実開平6−154号、特開平
141923号などに示されているようなテーパー状の
用毛や先端部が4〜6分割された先割れ用毛であっても
よい。また、用毛断面形状は、円形の他、楕円形、三角
形、四角形、六角形、長方形などを採用することがで
き、特に限定されるものではない。
ことができるが、例えば歯ブラシの場合、通常、5〜1
0mil(0.127〜0.254mm)の太さの用毛
が適している。もちろん、実開平6−154号、特開平
141923号などに示されているようなテーパー状の
用毛や先端部が4〜6分割された先割れ用毛であっても
よい。また、用毛断面形状は、円形の他、楕円形、三角
形、四角形、六角形、長方形などを採用することがで
き、特に限定されるものではない。
【0012】ブラシハンドルの素材としては、木のよう
な天然素材や合成樹脂を使用することができるが、生産
性の点で熱可塑性樹脂がより好ましく、例えば、ポリプ
ロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、ポリアミド、
ポリメチルメタアクリレート、ABSなどを使用でき
る。
な天然素材や合成樹脂を使用することができるが、生産
性の点で熱可塑性樹脂がより好ましく、例えば、ポリプ
ロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、ポリアミド、
ポリメチルメタアクリレート、ABSなどを使用でき
る。
【0013】用毛のブラシハンドルへの固定方法は、ブ
ラシハンドルの植毛部に設けられた植毛穴に金属片(平
線)を用いて用毛を固定する方法や、特公平6−167
25号、特開昭61−268208号、特開平2−11
1305号などに示されているインモールド法、特公平
6−46962号、特開平2−99002号などに示さ
れている熱融着法などを適宜選択して用いることができ
る。
ラシハンドルの植毛部に設けられた植毛穴に金属片(平
線)を用いて用毛を固定する方法や、特公平6−167
25号、特開昭61−268208号、特開平2−11
1305号などに示されているインモールド法、特公平
6−46962号、特開平2−99002号などに示さ
れている熱融着法などを適宜選択して用いることができ
る。
【0014】なお、酸化チタンの結晶には、ルチル型と
アナタース型とがあり、本発明では特に限定はないが、
より隠ぺい力と着色力に優れるルチル型がより好まし
い。
アナタース型とがあり、本発明では特に限定はないが、
より隠ぺい力と着色力に優れるルチル型がより好まし
い。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるとき
は、酸化チタンが0.05〜0.2重量%配合された合
成樹脂からなる用毛を植毛したので、着色性と耐光性の
両方に優れたブラシを得ることができる。
は、酸化チタンが0.05〜0.2重量%配合された合
成樹脂からなる用毛を植毛したので、着色性と耐光性の
両方に優れたブラシを得ることができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 酸化チタンが0.05〜0.2重量%配
合された合成樹脂からなる用毛を植毛したことを特徴と
するブラシ。 - 【請求項2】 前記合成樹脂からなる用毛がポリアミド
またはポリエステルであることを特徴とする請求項1記
載のブラシ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10080502A JPH11253236A (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | ブラシ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10080502A JPH11253236A (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | ブラシ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11253236A true JPH11253236A (ja) | 1999-09-21 |
Family
ID=13720096
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10080502A Pending JPH11253236A (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | ブラシ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11253236A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010512957A (ja) * | 2006-12-22 | 2010-04-30 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | 紫外光への長期の暴露に対する安定性を有する不透明な着色および白色モノフィラメント |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0523220A (ja) * | 1990-11-30 | 1993-02-02 | Hideyo Niida | 紫外線灯付き歯ブラシケース |
| JPH08503145A (ja) * | 1992-11-05 | 1996-04-09 | ザ、ジレット、カンパニー | 改良されたぶらし繊条 |
-
1998
- 1998-03-13 JP JP10080502A patent/JPH11253236A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0523220A (ja) * | 1990-11-30 | 1993-02-02 | Hideyo Niida | 紫外線灯付き歯ブラシケース |
| JPH08503145A (ja) * | 1992-11-05 | 1996-04-09 | ザ、ジレット、カンパニー | 改良されたぶらし繊条 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010512957A (ja) * | 2006-12-22 | 2010-04-30 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | 紫外光への長期の暴露に対する安定性を有する不透明な着色および白色モノフィラメント |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051027 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060314 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060512 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060808 |