JPH1125340A - 自動販売機の窓ガラス面の結露防止装置 - Google Patents

自動販売機の窓ガラス面の結露防止装置

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JPH1125340A
JPH1125340A JP18603497A JP18603497A JPH1125340A JP H1125340 A JPH1125340 A JP H1125340A JP 18603497 A JP18603497 A JP 18603497A JP 18603497 A JP18603497 A JP 18603497A JP H1125340 A JPH1125340 A JP H1125340A
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dew condensation
window glass
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preventing
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Seiji Ebukuro
清治 江袋
Takehito Tanai
健仁 棚井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動販売機の窓ガラス面の結露防止装置にお
いて、外気の状態に応じて加熱が必要な状態にあるとき
のみ、窓ガラス面を加熱し、エネルギー消費を押さえる
ことを課題とする。 【解決手段】 自動販売機の窓ガラス面に結露が生じる
条件下にあることを結露条件検出手段402により検出
し、この結果を主制御装置401が受け取り、販売手段
407に指令を出して、スイッチ409を操作して窓ガ
ラス加熱用のヒータ408に通電し、窓ガラスを加熱し
て結露を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動販売機のガラス
面の結露防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】商品サンプルを実際の商品とは異なる箇
所に展示する自動販売機に対して、商品サンプルを用い
ることなく現実に販売される商品を透明ガラスの窓を通
して顧客に見えるようにした自動販売機がある。このよ
うな自動販売機にあって、特にジュースのように冷たい
商品は庫内で冷却されるが、冷却に伴い、窓ガラスを通
じて外気が冷やされることによりガラス面に結露が生
じ、中の商品を見ることができなくなる。
【0003】このため、窓ガラスを断熱ガラスとし、外
気との間で熱交換が行われないようにして結露を防止す
ること、更に、多層構造の窓ガラスの間に透明導電体を
挟み込み、この導電体に電流を流して発熱させて結露を
防止すること(実開昭61ー189377号公報)等が
行われている。
【0004】上記の導電体に電流を流して発熱させて結
露を防止するものにあっては、外気の状態がどのようで
あれ、また、季節がなんであれ、この導電体(曇止めヒ
ータ)に常時電流を流し加熱し続けていた。
【0005】自動販売機の庫内では冷却し、他方では窓
面を加熱するため、単に加熱のための電力を消費するば
かりではなく、この熱が庫内に伝達されて冷却能力を低
下させることにもなっていた。このように、加熱のため
のエネルギー、及び冷却能力の低下に伴う更なるエネル
ギーのため、いたずらに電力を消費し、省エネの観点か
ら好ましいものではなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑み、外気の状態に応じて加熱が必要な状態にあると
きのみ、窓ガラス面を加熱し、エネルギー消費を押さえ
ることを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題は次の手段によ
って解決される。
【0008】(1) 第1の発明 貯蔵庫内の商品を透過して見ることができる窓ガラス
と、貯蔵庫内の商品を冷却するための商品冷却手段と、
上記窓ガラスを加熱するためのガラス加熱手段と、を備
えた自動販売機の窓ガラス面の結露防止装置において、
上記窓ガラスの貯蔵庫外部側表面に結露が発生する条件
下にあるか否かを検出する結露条件検出手段と、上記ガ
ラス加熱手段の加熱動作状態を制御する制御手段であっ
て、上記結露条件検出手段が結露発生の条件下にあるこ
とを検出したとき、上記ガラス加熱手段を加熱動作状態
に制御し、上記条件下にあることを検出しないとき、上
記ガラス加熱手段を非加熱動作状態に制御する制御手段
と、を備えたことを特徴とする自動販売機の窓ガラス面
の結露防止装置。
【0009】(2) 第2の発明 第1の発明の自動販売機の窓ガラス面の結露防止装置に
おいて、上記貯蔵庫は庫内仕切断熱壁により複数の区画
に区切られており、上記ガラス加熱手段は上記複数の区
画に対応して複数の区画に区切られており、上記制御手
段は上記ガラス加熱手段の上記区画のそれぞれに対して
加熱動作状態の制御を行うことを特徴とする自動販売機
の窓ガラス面の結露防止装置。
【0010】(3) 第3の発明 第1又は第2の発明の自動販売機の窓ガラス面の結露防
止装置において、上記結露条件検出手段は、上記窓ガラ
スの貯蔵庫外部側の面に張り付けられた結露センサーに
より構成されるものであることを特徴とする自動販売機
の窓ガラス面の結露防止装置。
【0011】(4) 第4の発明 第1又は第2の発明の自動販売機の窓ガラス面の結露防
止装置において、上記結露条件検出手段は、上記貯蔵庫
外部の空気の湿度を検出する湿度センサーと、上記貯蔵
庫外部の空気の温度を検出する温度センサーと、上記湿
度センサーと上記温度センサーにより検出された湿度及
び温度の空気が上記窓ガラス表面の温度にまで冷却され
たとき飽和状態に達するか否かを演算する演算手段と、
により構成されるものであることを特徴とする自動販売
機の窓ガラス面の結露防止装置。
【0012】(5) 第5の発明 第4の発明の自動販売機の窓ガラス面の結露防止装置に
おいて、上記湿度センサー及び上記温度センサーによっ
て湿度及び温度が検出される空気は上記窓ガラスの上記
貯蔵庫外部側の表面近傍の空気であることを特徴とする
自動販売機の窓ガラス面の結露防止装置。
【0013】(6) 第6の発明 第4又は第5の発明の自動販売機の窓ガラス面の結露防
止装置において、上記演算手段は上記飽和状態の境界を
温度と湿度の直線により近似するものであることを特徴
とする自動販売機の窓ガラス面の結露防止装置。
【0014】(7) 第7の発明 第1又は第2の発明の自動販売機の窓ガラス面の結露防
止装置において、上記結露条件検出手段は、計時手段
と、年間を通じて結露条件が発生する日時を納めた結露
条件発生日時表と、を有し、上記計時手段により計時さ
れた日時に基づいてこの結露条件発生日時表を参照し
て、結露条件を検出するものであることを特徴とする自
動販売機の窓ガラス面の結露防止装置。
【0015】(8) 第8の発明 第1又は第2の発明の自動販売機の窓ガラス面の結露防
止装置において、上記商品冷却装置は、貯蔵庫内の温度
を検出する庫内温度センサーと、外気の温度を検出する
外気温度センサーと、を有しており、上記結露条件検出
手段は、上記庫内温度センサーにより検出された庫内温
度と上記外気温度センサーにより検出された外気温度と
の差が予め設定された一定値以上あるとき結露条件下に
あるとするものであることを特徴とする自動販売機の窓
ガラス面の結露防止装置。
【0016】(9) 第9の発明 第2から第8までのいずれかの発明の自動販売機の窓ガ
ラス面の結露防止装置において、上記自動販売機は、更
に、上記貯蔵庫内の商品を加熱するための商品加熱手段
を備えており、上記商品加熱手段が動作しているとき、
上記ガラス加熱手段は動作しないことを特徴とする自動
販売機の窓ガラス面の結露防止装置。
【0017】
【発明の実施の形態】
(1)請求項1の発明について、本発明の自動販売機の
窓ガラス面の結露防止装置は、貯蔵庫内の商品を透過し
て見ることができる窓ガラスと、貯蔵庫内の商品を冷却
するための商品冷却手段と、上記窓ガラスを加熱するた
めのガラス加熱手段と、上記窓ガラスの貯蔵庫外部側表
面に結露が発生する条件下にあるか否かを検出する結露
条件検出手段と、制御手段を備えており、この制御手段
が、上記結露条件検出手段が結露発生の条件下にあるこ
とを検出したとき、上記ガラス加熱手段を加熱動作状態
に制御し、上記条件下にあることを検出しないとき、上
記ガラス加熱手段を非加熱動作状態に制御する。したが
って、実際に結露が生じるときにだけ上記ガラス加熱手
段を加熱動作させ、結露が生じないときにはこれに加熱
動作させないので、無駄に電力を消費することがない。
【0018】(2)請求項2の発明について、この発明
の自動販売機の窓ガラス面の結露防止装置は、上記請求
項1の発明の構成に加えて、上記貯蔵庫が庫内仕切断熱
壁により複数の区画に区切られており、上記ガラス加熱
手段が上記複数の区画に対応して複数の区画に区切られ
ており、上記制御手段が上記ガラス加熱手段の上記区画
のそれぞれに対して加熱動作状態の制御を行う。
【0019】したがって、実際に冷却が行われて結露の
おそれのある貯蔵庫に対してだけ、ガラス加熱手段に加
熱動作させるので、エネルギー消費を抑えることができ
る。
【0020】(3)請求項3の発明について、この発明
の自動販売機の窓ガラス面の結露防止装置は、上記請求
項1又は請求項2の発明の構成に加えて、結露条件検出
手段が、窓ガラスの貯蔵庫外部側の面に張り付けられた
結露センサーにより構成されるものである。このため、
結露が生じている状態を直接検出することができ正確な
制御をすることができる。
【0021】(4)請求項4の発明について、この発明
の自動販売機の窓ガラス面の結露防止装置は、上記請求
項1又は請求項2の発明の構成に加えて、結露条件検出
手段が、貯蔵庫外部の空気の湿度を検出する湿度センサ
ーと、貯蔵庫外部の空気の温度を検出する温度センサー
と、湿度センサーと温度センサーにより検出された湿度
及び温度の空気が上記窓ガラス表面の温度にまで冷却さ
れたとき飽和状態に達するか否かを演算する演算手段
と、により構成されるものである。
【0022】このため、請求項3の発明のように顧客が
貯蔵庫内部を見るに際して邪魔になる結露センサーを設
ける必要がない。
【0023】(5)請求項5の発明について、この発明
の自動販売機の窓ガラス面の結露防止装置は、上記請求
項4の構成に加え、更に、2つのセンサーを窓ガラス近
傍に設置することになるので、より正確な結露条件の検
知を行うことができる。
【0024】(6)請求項6の発明について、この発明
の自動販売機の窓ガラス面の結露防止装置は、上記請求
項4または請求項5の構成に加え、更に、演算手段が飽
和状態の境界を温度と湿度の直線により近似するもので
判断するのでより容易な演算が行える。
【0025】(7)請求項7の発明について、この発明
の自動販売機の窓ガラス面の結露防止装置は、上記請求
項1又は請求項2の発明の構成に加えて、結露検出手段
が、計時手段と、年間を通じて結露条件が発生する日時
を納めた結露条件発生日時表と、を有し、計時手段によ
り計時された日時に基づいてこの結露条件発生日時表を
参照して、結露条件を検出する。このため、外気温度等
のセンサーを用いることがないので保守が容易である。
【0026】(8)請求項8の発明について、この発明
の自動販売機の窓ガラス面の結露防止装置は、上記請求
項1又は請求項2の発明の構成に加えて、商品冷却装置
は、貯蔵庫内の温度を検出する庫内温度センサーと、外
気の温度を検出する外気温度センサーと、を有してお
り、結露条件検出手段は、庫内温度センサーにより検出
された庫内温度と上記外気温度センサーにより検出され
た外気温度との差が予め設定された一定値以上あるとき
結露条件下にあるとする判断をする。従来の自動販売機
の冷却装置の外気温度センサーと庫内温度センサーをそ
のまま利用できるので安価にできる。
【0027】(9)請求項9の発明について、この発明
の自動販売機の窓ガラス面の結露防止装置は、上記請求
項2から請求項9のいずれかの発明の構成に加えて、更
に、貯蔵庫内の商品を加熱するための商品加熱手段を備
えており、商品加熱手段が動作しているとき、ガラス加
熱手段は加熱動作しない。このため、結露が生じない貯
蔵庫の窓ガラスにたいしては加熱しないので、無駄なエ
ネルギー消費がない。
【0028】
【実施例】
[実施例1]図1は本発明の一つの実施例の自動販売機
の正面図、図2は同側面断面図である。
【0029】1は自動販売機本体である。2はこの自動
販売機の貯蔵庫内部に設けられた庫内仕切断熱壁であ
り、この図の例では3つの庫内断熱仕切壁2により4つ
の区画、第1庫内3から第4庫内6、に区画されてい
る。第1庫内から第4庫内にはこの自動販売機により販
売される商品が貯蔵されている。
【0030】7は結露条件検出手段であり、結露条件を
最も適切に検出できる箇所に設置される。図1に示す箇
所は単なる1例であり、結露条件を検出する原理、その
他、自動販売機の構造等により適切な設置箇所は異なっ
てくる。また、図のように1カ所とは限らず、上記各庫
内に対応して夫々に設けることもできる。
【0031】貯蔵庫の前面側(顧客側)は、顧客が内部
の商品を目視できるように透明な窓ガラス8により構成
されている。
【0032】貯蔵庫は夫々の庫内毎に独立に加熱また
は、冷却することができるように加熱装置又は冷却装置
が設けられており、季節の変化や販売される商品に応じ
て加熱、冷却が切り替えられる。
【0033】夏期等において貯蔵庫が冷却されるとき、
窓ガラスを介して外部の空気が冷やされ、これが露とな
って窓ガラス表面に付着し内部が見えなくなるので、通
常この窓ガラスには断熱構造と窓ガラス表面を加熱する
手段が採用されている。図3はこのような窓ガラスの断
面構造を示す。2枚のガラス板9、10を空間を隔てて
配置することにより、熱伝達を抑え、更に、外部側のガ
ラス板9の内側にガラス加熱手段11、例えば透明なフ
ィルム状ヒータを設けることにより、ガラス板9を加熱
し結露を防止するものである。
【0034】ガラス加熱手段11は、第1庫内から第4
庫内のどれかが冷却されるときこれに対応して、独立に
加熱することができるようにされている。
【0035】図4は本発明の実施例の制御の概略を示す
ブロック図である。
【0036】401は自動販売機全体の動作を制御する
主制御装置、402は窓ガラス8に結露が生じる条件に
あるか否かまたは現に結露が生じているか否かを検出す
る結露条件検出手段、403は顧客が投入した貨幣を識
別しこれを受け入れ必要な釣り銭を支払う等の処理をす
る貨幣処理手段である。
【0037】404は表示・設定手段であり、自動販売
機の状態を顧客又は自動販売機保守者等のために表示す
る表示機能および、自動販売機の設定条件を入力するこ
とができる設定機能を有している。405は夫々の庫内
を冷却するのか加熱するのかを設定するディップスイッ
チ、406は商品の値段、販売時間、その他数値等を入
力するためのキーボードであり、両者とも上記設定機能
を果たすためのものである。
【0038】407は販売手段であって、顧客の選んだ
商品の投下等の制御を司るとともに、後述のようにガラ
ス加熱手段11の電源のON/OFF操作を行う。40
8はガラス加熱手段11をなすヒータであり、このヒー
タ408への電力供給は上記販売手段により操作される
スイッチ409を介して行われる。図4では3つのスイ
ッチ409が示されているが、これらは販売手段407
により独立に操作される。
【0039】410はヒータ408に電力を供給する電
源である。
【0040】以上の構成により本実施例のものは次のよ
うに動作する。
【0041】結露条件検出手段402が窓ガラス8に結
露が発生する条件又は現に結露が生じていることを検出
すると、この情報は主制御装置401に伝えられる。
【0042】主制御装置401は、販売手段407に対
してガラス加熱手段11を動作状態にするように指令を
出し、この指令を受けた販売手段407はスイッチ40
9を導通状態に操作しガラス加熱手段11が発熱を開始
する。
【0043】なお、このとき、いずれかの庫内で商品を
加熱している状態にセットしてある場合は、もとより結
露のおそれがないものであるから、これに対応するガラ
ス加熱手段11を加熱することはしない。
【0044】結露条件検出手段402が結露のおそれが
ない条件であること又は結露していないことを検出する
と、上記と同様な経路を経て販売手段407はスイッチ
409を遮断状態に操作し、加熱は停止される。
【0045】以上の動作により、結露が生じたとき、ま
たは窓ガラスに結露する条件が生じたときにのみガラス
加熱手段11に通電するので無駄にエネルギーを消費す
ることがないばかりでなく、ガラス加熱手段11で発生
した熱が庫内に伝達されることによる庫内の冷却能力低
下ひいてはこれに因るエネルギーの浪費を防止できる。
【0046】以下、結露条件検出手段402の態様によ
り以下のような実施例を挙げることができる。
【0047】[実施例2]この実施例は結露条件検出手
段に結露センサーを用いたものであり、窓ガラスの貯蔵
庫外部側の面に貼り付ける。その際、貯蔵庫内部への視
線を遮らなく、且つ、窓ガラス全面の結露の状態を最も
よく代表する箇所を選ぶとよい。
【0048】図5において結露センサーは抵抗値が結露
により変化することを利用したものである。結露センサ
ーR8は抵抗R5、R6、R7とでブリッジが形成され
ており、点aと点bの電位差をオペアンプで増幅してい
る。オペアンプOPにはR2により正帰還がかけられて
いるので、出力OUTには電源電圧(8Vまたは5V)
か0Vが出力される。ツェナーダイオードZD、コンデ
ンサーC及び抵抗R9はブリッジのための電圧を得るた
めのものである。
【0049】出力OUTは現実に結露が起こっているか
いないかを示している。
【0050】[実施例3]空気が冷却されて含有する水
蒸気が飽和温度以下に達すると、そこに含まれていた水
蒸気は水蒸気の状態で存在しえなくなるのでこの水蒸気
が水滴となって結露する。また、飽和状態の空気に含ま
れる水の量はその温度により異なる。
【0051】本実施例は、この原理を利用して結露条件
を検出するものである。
【0052】貯蔵庫外部にそこの空気の温度と湿度を検
出する温度センサーと湿度センサーとを設ける。
【0053】センサーを設けた点の空気が窓ガラス面に
至ると、貯蔵庫からの熱伝達により冷却される。空気が
どこまで冷却されるかは窓ガラス表面の温度の影響を受
け、、窓ガラス表面の温度は、外気温度と貯蔵庫内部の
温度との熱勾配により決定されるものであり、また、飽
和水蒸気量は温度の関数であるので、これらの要素を勘
案して結露するかどうかを、したがって、ガラス加熱手
段11を加熱するか否かを決定する。
【0054】図6のグラフはガラス加熱手段を加熱する
か否かの境界を湿度−温度の直線関係で近似させたもの
である。上記検出結果がこの直線より上にある場合は、
窓ガラス面に結露すると判断し、ガラス加熱手段11に
通電する。
【0055】湿度と温度の検出場所は窓ガラスの表面に
近い方がより正確に結露条件を決定することができる。
【0056】[実施例4]本実施例は、自動販売機の冷
却装置が備えている外気温センサーと庫内温度センサー
を利用し、冷却装置制御のための測定結果をそのまま利
用するものである。
【0057】外気温度と庫内温度の差が一定値以上ある
とき、結露が生じる条件下にあると判断し、ガラス加熱
手段11に通電する。
【0058】図7及び図8は庫内温度が変化したとき、
及び、外気温度が変化したときにガラス加熱手段を加熱
するか否かをグラフで表したものである。
【0059】本実施例では検出のために新たにセンサー
を設ける必要がないので安価にできるというメリットを
有する。
【0060】[実施例5]本実施例は、結露が季節や時
間帯の影響を大きく受けるものであることを利用したも
のである。
【0061】一年を通じ梅雨時や夏期は湿度がきわめて
高いため、結露を生じ易い。また、一日の内でも午後か
ら夕方にかけて同様である。
【0062】本実施例では、このように結露の生じ易い
日と時間帯を統計的にまとめ結露発生日時表を作成し、
結露条件検出手段の記憶装置に記憶しておく。本実施例
では、計時装置(時計)から日時を読みだし、この読み
だした日時に対応する上記結露発生日時表の結露発生条
件を参照して、この結果を結露条件検出手段の出力とす
る。
【0063】
【発明の効果】請求項1の発明は、従来の自動販売機の
冷却装置においては、庫内では冷却し、他方では窓面を
加熱するため、単に加熱のための電力を消費するばかり
ではなく、この熱が庫内に伝達されて冷却能力を低下さ
せることにもなっていた状況を改め、不要な加熱のため
のエネルギーをなくし、これにともない冷却能力の低下
を抑えることができるという効果を奏するものである。
【0064】請求項2の発明は、請求項1の奏する効果
のほか、実際に冷却が行われて結露のおそれのある貯蔵
庫に対してだけ、ガラス加熱手段に加熱動作させるの
で、エネルギー消費を更に抑えることができる効果を奏
する。
【0065】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
の発明の奏する効果のほか、結露が生じている状態を直
接検出することができ正確な制御をすることができると
いう効果を奏するものである。
【0066】請求項4の発明は、請求項1又は請求項2
の発明の奏する効果のほか、請求項3の発明のように顧
客が貯蔵庫内部を見るに際して邪魔になる結露センサー
を設ける必要がないという効果を奏するものである。
【0067】請求項5の発明は、請求項4の発明の奏す
る効果のほか、2つのセンサーを窓ガラス近傍に設置す
ることになるので、より正確な結露条件の検知を行うこ
とができるという効果を奏するものである。
【0068】請求項6の発明は、請求項4又は請求項5
の発明の奏する効果のほか、演算手段が飽和状態の境界
を温度と湿度の直線により近似するもので判断するので
より容易な演算が行えるという効果を奏するものであ
る。
【0069】請求項7の発明は、請求項1又は請求項2
の発明の奏する効果のほか、外気温度等のセンサーを用
いることがないので保守が容易であるという効果を奏す
るものである。
【0070】請求項8の発明は、請求項1又は請求項2
の発明の奏する効果のほか、従来の自動販売機の冷却装
置の外気温度センサーと庫内温度センサーをそのまま利
用できるので安価にできるという効果を奏するものであ
る。
【0071】請求項9の発明は、請求項2又は請求項8
の発明の奏する効果のほか、商品加熱手段が動作してい
るとき、ガラス加熱手段は加熱動作しないため、結露が
生じない貯蔵庫の窓ガラスにたいしては加熱しないの
で、無駄なエネルギー消費がないという効果を奏するも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施例の自動販売機の正面図で
ある。
【図2】本発明の一つの実施例である図1の自動販売機
の側断面図である。
【図3】本発明の一つの実施例の自動販売機の窓ガラス
の断面図である。
【図4】本発明の一つの実施例の自動販売機の制御の概
略を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施例における結露センサーを用いた
結露条件検出手段の回路図の一例である。
【図6】ガラス加熱手段を加熱するか否かの境界を湿度
−温度の直線関係で近似させたグラフである。
【図7】庫内温度が変化したとき、ガラス加熱手段を加
熱するか否かを表したグラフである。
【図8】外気温度が変化したときにガラス加熱手段を加
熱するか否かを表したグラフである。
【符号の説明】
1 自動販売機 2 庫内仕切断熱壁 3 第1庫内 4 第2庫内 5 第3庫内 6 第4庫内 7 結露条件検出手段 8 窓ガラス 9 ガラス板 10 ガラス板 11 ガラス加熱手段 401 主制御装置 402 結露条件検出手段 403 貨幣処理手段 404 表示・設定手段 405 ディップスイッチ 406 キーボード 407 販売手段 408 ヒータ 409 スイッチ 410 電源 R1〜R7、R9 抵抗 R8 結露センサー OP オペアンプ C コンデンサー ZD ツェナダイオード

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯蔵庫内の商品を透過して見ることがで
    きる窓ガラスと、 貯蔵庫内の商品を冷却するための商品冷却手段と、 上記窓ガラスを加熱するためのガラス加熱手段と、 を備えた自動販売機の窓ガラス面の結露防止装置におい
    て、 上記窓ガラスの貯蔵庫外部側表面に結露が発生する条件
    下にあるか否かを検出する結露条件検出手段と、 上記ガラス加熱手段の加熱動作状態を制御する制御手段
    であって、 上記結露条件検出手段が結露発生の条件下にあることを
    検出したとき、 上記ガラス加熱手段を加熱動作状態に制御し、 上記条件下にあることを検出しないとき、 上記ガラス加熱手段を非加熱動作状態に制御する制御手
    段と、を備えたことを特徴とする自動販売機の窓ガラス
    面の結露防止装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の自動販売機の窓ガラス面の結
    露防止装置において、 上記貯蔵庫は庫内仕切断熱壁により複数の区画に区切ら
    れており、 上記ガラス加熱手段は上記複数の区画に対応して複数の
    区画に区切られており、 上記制御手段は上記ガラス加熱手段の上記区画のそれぞ
    れに対して加熱動作状態の制御を行うことを特徴とする
    自動販売機の窓ガラス面の結露防止装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2の自動販売機の窓
    ガラス面の結露防止装置において、 上記結露条件検出手段は、上記窓ガラスの貯蔵庫外部側
    の面に張り付けられた結露センサーにより構成されるも
    のであることを特徴とする自動販売機の窓ガラス面の結
    露防止装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2の自動販売機の窓
    ガラス面の結露防止装置において、 上記結露条件検出手段は、 上記貯蔵庫外部の空気の湿度を検出する湿度センサー
    と、 上記貯蔵庫外部の空気の温度を検出する温度センサー
    と、 上記湿度センサーと上記温度センサーにより検出された
    湿度及び温度の空気が上記窓ガラス表面の温度にまで冷
    却されたとき飽和状態に達するか否かを演算する演算手
    段と、 により構成されるものであることを特徴とする自動販売
    機の窓ガラス面の結露防止装置。
  5. 【請求項5】 請求項4の自動販売機の窓ガラス面の結
    露防止装置において、 上記湿度センサー及び上記温度センサーによって湿度及
    び温度が検出される空気は上記窓ガラスの上記貯蔵庫外
    部側の表面近傍の空気であることを特徴とする自動販売
    機の窓ガラス面の結露防止装置。
  6. 【請求項6】 請求項4又は請求項5の自動販売機の窓
    ガラス面の結露防止装置において、 上記演算手段は上記飽和状態の境界を温度と湿度の直線
    により近似するものであることを特徴とする自動販売機
    の窓ガラス面の結露防止装置。
  7. 【請求項7】 請求項1又は請求項2の自動販売機の窓
    ガラス面の結露防止装置において、 上記結露条件検出手段は、 計時手段と、 年間を通じて結露条件が発生する日時を納めた結露条件
    発生日時表と、 を有し、 上記計時手段により計時された日時に基づいてこの結露
    条件発生日時表を参照して、結露条件を検出するもので
    あることを特徴とする自動販売機の窓ガラス面の結露防
    止装置。
  8. 【請求項8】 請求項1又は請求項2の自動販売機の窓
    ガラス面の結露防止装置において、 上記商品冷却装置は、 貯蔵庫内の温度を検出する庫内温度センサーと、 外気の温度を検出する外気温度センサーと、 を有しており、 上記結露条件検出手段は、 上記庫内温度センサーにより検出された庫内温度と上記
    外気温度センサーにより検出された外気温度との差が予
    め設定された一定値以上あるとき結露条件下にあるとす
    るものであることを特徴とする自動販売機の窓ガラス面
    の結露防止装置。
  9. 【請求項9】 請求項2から請求項8までのいずれかの
    自動販売機の窓ガラス面の結露防止装置において、 上記自動販売機は、更に、上記貯蔵庫内の商品を加熱す
    るための商品加熱手段を備えており、 上記商品加熱手段が動作しているとき、上記ガラス加熱
    手段は動作しないことを特徴とする自動販売機の窓ガラ
    ス面の結露防止装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016512877A (ja) * 2013-03-15 2016-05-09 アンソニー, インコーポレイテッド 結露防止制御システムおよび方法
JP2020085330A (ja) * 2018-11-26 2020-06-04 パナソニックIpマネジメント株式会社 熱交換形換気装置

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