JPH11254047A - 熱交換器に使用する薄板の曲げ方法及び熱交換器 - Google Patents

熱交換器に使用する薄板の曲げ方法及び熱交換器

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JPH11254047A
JPH11254047A JP6117198A JP6117198A JPH11254047A JP H11254047 A JPH11254047 A JP H11254047A JP 6117198 A JP6117198 A JP 6117198A JP 6117198 A JP6117198 A JP 6117198A JP H11254047 A JPH11254047 A JP H11254047A
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JP
Japan
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thin plate
heat exchanger
bending
thin sheet
guide member
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JP6117198A
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Masayuki Kurematsu
雅行 榑松
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Konica Minolta Inc
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D9/00Heat-exchange apparatus having stationary plate-like or laminated conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall
    • F28D9/0025Heat-exchange apparatus having stationary plate-like or laminated conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits being formed by zig-zag bend plates

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の熱交換器における板材の方向性や配列
順序等に気を使わず、組立作業性を大幅に向上させる事
が出来る熱交換器を提供する事。熱交換器に使用する薄
板の曲げ方法を提供する事。 【解決手段】 (1)薄板の側部に沿って規定間隔に設
けた孔、切り欠き、または突部等の位置出し部分を、当
該位置出し部分と係合するガイド部材により規制した状
態で押圧力を付与し、曲げを形成するとともに、前記曲
げの方向を交互となして、積層空間を形成する事を特徴
とする熱交換器に使用する薄板の曲げ方法。 (2)連続した交互の曲げを有する薄板と、前記薄板を
交互に曲げる際に、前記薄板の側部に沿って設けた位置
出し部分と係合せしめたガイド部材とを有するととも
に、前記薄板の端部を封止してなり、当該薄板の両面側
に形成される面状空間に、熱交換する流体をそれぞれ流
す事により熱交換を行うように構成した事を特徴とする
熱交換器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空調機器、自動
車、発電、冷却設備、乾燥設備・機器等の加熱源や冷却
源を有する、または、温度を維持する機器・設備等に用
いる熱交換器および当該熱交換器に使用する薄板の曲げ
方法に係わる。
【0002】
【従来の技術】高効率な熱交換器として、特公昭63−
43679号公報、特開昭61−41895号公報およ
び特開平6−123570号公報等に開示されているよ
うな熱交換器が知られている。
【0003】具体的には、複数枚の板材を積層する事に
より伝熱面積を多くした積層型熱交換器(プレート式熱
交換器、プレートフィン型熱交換器という場合もある)
が知られている。
【0004】これは一層毎に異なる流体を流して熱交換
する方式である。
【0005】前記プレート式、あるいは、プレートフィ
ン型熱交換器はそれぞれに特徴を有している。
【0006】例えば、プレート式熱交換器は、プレート
の枚数を変える事により伝熱面積の増減が容易に行え、
プレートの重ね方によってフローパターンを変えられ、
また、分解により清掃や点検が容易に出来る。
【0007】また、プレートフィン型熱交換器は、重ね
方で直交、向流どちらでも出来、フィンは補強材として
利用し得、更に、コンパクト軽量で容量当たりの伝熱面
積を大きくできる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ごとき積層型熱交換器は、多数枚の板材を組み込んで一
体化を計るものであり、パーツである板材の方向性や配
列順序等を間違えないようにしなければならないので取
り扱いが不便であり、同時に、それがため、組立に時間
がかかる。
【0009】また、これらの事が、結果として、コスト
高を招くという問題を有している。
【0010】本発明は、従来技術における問題点、すな
わち、板材の方向性や配列順序等に気を使わず、組立作
業性を大幅に向上させる事が出来る熱交換器を提供する
ことを主たる目的とする。
【0011】また、部品点数を出来る限り減少させ、流
体漏れも起こりにくく、結果として、低コストな熱交換
器を提供することを他の目的とする。
【0012】また、従来の熱交換器におけるプレートに
対応する部材として使用する薄板の曲げ方法を提供する
事を更なる目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は下記の構
成によって達成出来た。
【0014】(1)薄板の側部に沿って規定間隔に設け
た孔、切り欠き、または突部等の位置出し部分を、当該
位置出し部分と係合するガイド部材により規制した状態
で押圧力を付与し、曲げを形成するとともに、前記曲げ
の方向を交互となして、積層空間を形成する事を特徴と
する熱交換器に使用する薄板の曲げ方法。
【0015】(2)前記薄板を前記ガイド部材に対して
複数回折り返した状態にした後に、押圧力を付与して曲
げを形成する事を特徴とする前記(1)に記載の熱交換
器に使用する薄板の曲げ方法。
【0016】(3)略コの字形状を有するガイド部材で
あって、重ねた状態において互いに整合する凸または凹
をそれぞれの対向する二辺上に有するガイド部材の前記
凸または凹を、薄板の側部に沿って設けられており、か
つ、前記ガイド部材上の前記凸または凹と係合する凹ま
たは凸と重ね合わせて、前記薄板を曲げる工程を繰り返
して形成する事を特徴とする熱交換器に使用する薄板の
曲げ方法。
【0017】(4)前記薄板の1つの面と、前記面と対
向させられる面との間にスペーサを挿入した後に押圧力
を付与して曲げを形成する事を特徴とする前記(1)ま
たは(2)に記載の熱交換器に使用する薄板の曲げ方
法。
【0018】(5)薄板の幅方向に、所定間隔毎に、か
つ、交互に凹凸を設け、前記凹凸を曲げの位置基準とし
て前記薄板を交互に曲げる事を特徴とする熱交換器に使
用する薄板の曲げ方法。 (6)連続した交互の曲げを有する薄板と、前記薄板を
交互に曲げる際に、前記薄板の側部に沿って設けた位置
出し部分と係合せしめたガイド部材とを有するととも
に、前記薄板の端部を封止してなり、当該薄板の両面側
に形成される面状空間に、熱交換する流体をそれぞれ流
す事により熱交換を行うように構成した事を特徴とする
熱交換器。
【0019】(7)前記薄板が占める領域内に、前記流
体の出入り口を設けた事を特徴とする前記(6)に記載
の熱交換器。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を用い
て以下に説明する。
【0021】図1は、本発明に係わる熱交換器の概念を
説明するための斜視図である。
【0022】図において、1は熱交換器全体を示す。2
は交互の小さな曲げを連続的に形成してアコーディオン
状となした一枚の薄板(板材)であり、この曲げによっ
て作られる空間(以下、この空間を積層空間または面状
空間と言う)2a、2b内を熱交換用の流体が流れる。
【0023】3および4は、前記薄板2の曲げ方向の端
面を封止すべく設けた前面壁および後面壁で、前記薄板
とほぼ同じ幅を有する。
【0024】5および6は、前記薄板2の幅方向(前記
曲げ方向と直交する方向)における端面を封止すべく設
けた左右の側壁である(以下、前後壁3、4及び左右側
壁5、6を総称して述べる事が便利な場合、外枠とい
う)。
【0025】前記封止手段は、左右側壁とは別の板材で
構成してもよく、また、場合によるが、片側の面状空間
のみに必要であれば、前記積層空間2a、または2bの
断面形状にあった形状の板材により封止する事ができ
る。
【0026】7および8は、前記薄板2の幅方向におけ
る略中央部であって、その幅方向に対して直交する方向
に設けた区画板であり、薄板の上方部及び下方部の曲げ
の頂点にその一端が接触するように関係づけてある。
【0027】前記薄板2、外枠(3、4、5、6)及び
区画板7、8は接着手段により接着、または、封止して
あり、流体漏れを防止できる構成になっている。
【0028】接着手段としては、接着剤、パッキン、溶
接、ロー付け、または、溶融等、適宜の手段を選択的に
用いる事が出来る。
【0029】接着手段の詳細については後述する。
【0030】9および10は、前記薄板2の一方の面、
すなわち、積層空間2aに対する流体Aの入り口と出口
であり、11および12は、前記薄板の反対側の面、す
なわち、積層空間2bに対する流体Bの入り口と出口を
示す。
【0031】前記流体Aと流体Bとは同じ性質を有する
ものでも、異質のものでもよく、用途等、種々の条件に
よって決定できる。
【0032】熱交換器1は以上のような基本的構成を有
しているので、例えば、入り口9から積層空間2aに入
り込んだ流体Aは矢印で示すように、前記積層空間、あ
るいは、面状空間を形成する前記薄板2の片面に沿って
進み、図において右側に流れた後、出口10から排出さ
れる。
【0033】一方、入り口11から入り込んだ流体B
は、積層空間2bを構成する薄板の他面に沿って進み、
図において左側に流れた後、出口12から排出される。
【0034】熱交換は、前記薄板2を介しての、熱交換
する流体の移動に伴って行われる。
【0035】上述の実施の形態においては、一枚の薄板
を用いて従来の積層板(プレート)に対応する構成を作
りうるので、部品数を大幅に減少できる。
【0036】また、一枚の薄板からなる極めて簡単な構
成であるので、板の取り扱い、加工、組立等における作
業性を大幅に向上させる事ができる。
【0037】また、従来装置の組立時におけるような、
板材の方向性についての気遣いは殆ど必要なく、配列順
序については考慮の対象外とする事ができる等、幾つも
の有用性を持ち合わせている。
【0038】図2は外形形状が図1と異なる熱交換器を
示す概略図であり、基本的には図1と同様に、交互に連
続した曲げにより面状空間を呈してなる一枚の薄板を内
蔵している。
【0039】図において、前記図1における部材(手
段)と同一部材、または、同一機能を有する部材(手
段)には同一の参照数字を付してあり、説明は省略す
る。
【0040】図中、T1は外枠を構成する要素である上
壁であり、下部には同様の底壁T2を有する。
【0041】90および100は上壁側に設けた枠で、
前述のように薄板で形成される面状空間の一方の側に供
給される流体の入り口9および出口10に、それぞれが
連通している。
【0042】また110及び120は底壁側に設けた枠
で、前記面状空間と対向する薄板の他方の側に作られる
面状空間に供給される流体の入り口11および出口12
と連通している。
【0043】換言すれば、90、110は実質的に流体
の入り口であり、100、120は実質的に流体の出口
であるといえる。
【0044】本実施の形態における薄板と流体の出入り
口との関係は、前記図1の薄板と入り口(9、11)及
び出口(10、12)との関係と同じである。
【0045】即ち、前後壁、左右壁および上底壁で形成
される外枠に内蔵されている薄板の占める領域内に前記
出入り口9〜12を設けてある。
【0046】ここで、薄板の占める領域内に出入り口が
あるとは、例えば、図において上壁に対して(実質的に
は薄板に対して)垂直上方向からみた時、前記薄板が存
在する仮想平面を垂直方向に移動した仮想平面内に出入
り口が位置する関係にある事を指す。
【0047】前記薄板は前記面内で交互の曲げを有して
おり、従って、前記出入り口は薄板の曲げ部がある範囲
内にあるとも言える。
【0048】いずれにせよ、前記の構成は、交換器の小
型化に寄与する。但し、種々の条件により、例えば、出
入り口9、10は図の通りの位置におき、片方の出入り
口11、12を左右壁に関係付けて設ける事が出来る
等、設計の自由度は広い。
【0049】また、前記上壁T1と枠90、100、お
よび、底壁T2と枠110、120は、それぞれ一体化
せしめて、薄板を内蔵する枠体に対して蓋体状に構成す
る事が出来る。
【0050】図3にその態様の概略を示すが、枠90、
100、110、120の形状が異なる程度であり、前
記した部材と同一部材または同一機能を有する部材には
同一の参照数字を付してあるので説明は省略する。。
【0051】図4は前記図2のI−I線に沿った断面を
示す概略図であり、特に、薄板の端部(端面)の封止に
ついて説明するためのものである。
【0052】図において、外枠(前記の通り、前後左右
壁等で構成される)の中に設置されている薄板2は、一
方の端部(端面)S(図において左上)に始まり、連続
的に交互に曲げられた部位を介して、他端部(他端面)
F(図において右上)で終わっている。
【0053】曲げ方向(図において左右の方向)におけ
る前記薄板2の端部(端面)S、Fと外枠との接合は接
着剤等、前述した手段を利用する事により流体の漏れを
防止できる封止を完成してある。
【0054】また、曲げ方向と直交する方向(幅方向)
における薄板2の両端部(両端面)と外枠との接合も同
様の手段により封止してある。
【0055】なお、実施の形態においては薄板の曲げ形
状をアコーディオン形状としたが、波形の曲げ形状等、
図5に示すような種々の形状を施すことが可能である。
【0056】図5(a)が波形状の、また、(d)がア
コーディオン形状の基本であり、(b)、(c)および
(e)、(f)が振幅を小さくしたり、頂部の形状を加
工したそれぞれの変形例である。
【0057】ところで、本願発明に係わる薄板の材質と
しては、後述する種々のものを採用する事が出来、ま
た、板の厚さも数十μm程度のものを使用する事ができ
るが、特に、厚さが薄いものの場合、面状空間(積層空
間)を自己保持するには強度が不足する場合がある。
【0058】以下、熱交換器に使用する前記薄板の曲げ
加工と前記強度あるいは積層空間の維持について述べ
る。
【0059】図6(a)はその幅手方向における側部に
沿って設けた、小孔からなる位置出し部分(位置出し手
段)を有する薄板2であり、(b)は、その薄板2の曲
げ加工方法の一例を示す図である。
【0060】図において、200および201は薄板の
両側部に設けた小孔(位置出し部分)で、折り曲げの寸
法に応じた規定間隔に穿ってある。
【0061】実施の形態においては、曲げ1面に対して
左右に2カ所ずつ設けてある。
【0062】このような小孔を前工程で形成した後、前
記薄板を給送し、ガイド基盤202上であって、所定の
間隔を持って配設したガイド部材204、205のそれ
ぞれに前記小孔200及び201を係合して位置規制
し、次に、前記係合により位置固定された薄板の面に対
して、重なる方向に前記薄板を折り返し、前記と同様に
小孔とガイド部材とを係合する。
【0063】上記動作を適宜の回数繰り返した後、上方
から押圧力Pを付与して、所定の曲げを形成し、1つの
熱交換器に必要な、従来の積層プレートに対応する板部
材を得る。
【0064】前記において、材質、板厚、断面形状等に
応じたスペーサを薄板で形成される各面間に挿入した後
に、押圧力を付与する事が望ましい。
【0065】薄板が柔らかい材料の場合などは、前記押
圧は手、あるいは簡易なジグ等を利用し得、大きな押圧
力を必要とする場合等は、プレス機を使用すればよい。
【0066】なお、曲げは前述の方法に限るものではな
く、一曲げずづつ形成してもよい事は勿論である。
【0067】上記曲げが形成された薄板を、ガイド部材
204および205と一体的に前記ガイド基盤202か
ら外し、図1等の外枠内に容れて熱交換器を構成すれ
ば、前記ガイド部材は、積層空間の形状維持のための補
強部材として機能しうるので便利である。このとき、ス
ペーサは取り出しておく。
【0068】換言すれば、曲げ形成時の薄板位置規制と
熱交換器に組み込まれた時の補強という全く異なった機
能を1つの部材で行える事になるので、工数の削減効果
があるといえる。
【0069】図7は、位置出し部分を前記の小孔に変え
て切り欠き200、201とし、ガイド部材も前記柱状
のガイド部材に変えて前記切り欠きと機械的に係合可能
な角材204、205とした、他の曲げ方法を示す概略
図であり、工程は前記と同様なので説明は省略する。こ
の場合も、曲げ部毎にスペーサを挿入して押圧力を付与
する事が望ましい。
【0070】なお、この変形例としては、薄板2の側部
を、前記切り欠きに変えて突部となし、ガイド部材に前
記突部と係合出来る溝を形成して、あとは前記と同じ方
法で所定の曲げを形成してもよい。
【0071】このような方法で作製した薄板2は、図6
の場合と同様にガイド部材204、205とともに外枠
内に容れて熱交換器を構成する事ができ、同様の効果を
享受する事ができる。
【0072】図8は、薄板の幅手方向に、規定間隔を持
って交互に形成した凹部211,凸部210を位置出し
部分とするものである。
【0073】この場合、前工程で作製された前記凹凸部
が給送されてくる毎にスペーサを入れ、押圧力を付与し
て曲げ加工を行うことになる。
【0074】図9は、更に他の曲げ方法を示すための図
である。
【0075】図において、200および201は前述の
ように位置出し部分を示す。この位置出し部分は薄板2
の両側部において上方に押し出した突起(凸部)からな
り、所定の間隔をもって形成してあることは、他の方法
において説明したのと同じである。但し、前記突起の次
の突起は前記と逆方向に突出している。
【0076】言い換えると、薄板上の突起は1つの面を
基準とすると凹部凸部が交互に形成されている。
【0077】220は略コの字状のガイド部材(スペー
サの機能も持つ)で、対向する二辺221および222
上に、前記突起と係合する突起(凸部)225、226
を有する。
【0078】この場合においても薄板を交互に曲げる毎
に前記ガイド部材220を挿入し、押圧力を付与して薄
板の曲げを完成する。
【0079】前記薄板上の凹部凸部200、201はガ
イド部材突起225、226と係合する穴でもよい。ガ
イド部材上の突起はガイド部材同士を重ねた状態におい
て互いに整合する構成にある。
【0080】上記のように簡単な方法で、精度も良好な
薄板の曲げを形成できる。
【0081】また、特にガイド部材を利用する構成によ
り、板厚が薄く、強度的に不足気味の材料でも熱交換器
を構成する要素として使用できるようになる。
【0082】なお、前記積層空間2a、2bの形状は、
ゴミによる目詰まりを回避し、圧損を小さく押さえる事
が出来る事から、図4のように、流体が流れ込む入り口
側の間隔を大きくなし、略台形状とする事が望ましい。
【0083】また、前記薄板の対向面で形成される積層
空間2a、2bについてであるが、板面による対向面間
隔は、約0.5mm〜20mm程度がよく、圧損を考慮
した場合、2〜15mmの間隔とする事がより望まし
い。
【0084】前記薄板2の材質としては、アルミニウ
ム、銅、ステンレス、鉄、チタン等から選ばれる金属材
料、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、
ポリ塩化ビニリデン、ポリエチレンテレフタレート、A
BS樹脂、ナイロン、ポリアミド・イミド、ポリエーテ
ルイミド、ポリエーテルスルホン、フッ素樹脂(PTF
E、FEP、PFA、EPE、ETFE、PCTFE、
PVDF、ECTFE、PVF)等から選ばれるプラス
チックシート材料、織布、不織布、紙、繊維、板、セラ
ミック材等の曲げが可能な材料であれば使用可能であ
り、それぞれ用途によって選択する事ができる。
【0085】特に、アルミニウム、ステンレス、プラス
チックシートが形状確保の点、あるいは、流体として液
体を使用する場合に好ましく、熱伝導率を重視する場合
はアルミニウムが望ましい。
【0086】また、流体が空気であり、空気中の水分の
維持を考慮した場合には、プラスチックシート、紙の
他、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレンから
なる不織布が適当である。
【0087】厚さは金属材料であれば約5μmから約1
mm程度が好ましく、10μmから100μmが強度、
加工性の点でより好ましい。
【0088】プラスチックシート等の場合は、約20μ
m以上の厚さのものが有用であるが、強度的には50μ
m以上が好ましい。
【0089】但し、ガイド部材を一体的に組み込む構成
であれば極端に薄い前記材料でも十分に使用に耐えるこ
とが出来る。
【0090】前記薄板2の端部(端面)の外枠等に対す
る封止あるいは接合等に使用するものとしては下記が考
えられる。
【0091】まず、封止にパッキンとして使用できるゴ
ム材としては、天然ゴム、イソプレンゴム、スチレン−
ブタジエンゴム、アクリロニトリル−ブタジエンゴム、
ブチルゴム、エチレン−プロピレンゴム、クロロプレン
ゴム、アクリルゴム、クロロスルホン化ポリエチレンゴ
ム、エピクロロヒドリンゴム、ウレタンゴム、多流化ゴ
ム、シリコンゴム、水素化ニトリルゴム、フッ素ゴム等
が使用できる。
【0092】接着剤としては、シアノアクリレート、ア
クリル構造用アクリル、エポキシ樹脂、EVAホットメ
ルト、ナイロンホットメルト、ポリエステル、プラスチ
ックハンダパーサロン型ポリアミド、シリコンRTV、
クロロプレンゴム、塩ビ酢ビ樹脂、酢ビ、構造用接着剤
(ポリマーアロイ型)、ポリイミド、アラビアゴム糊、
水ガラス、セラミック樹脂剤等が使用できる。
【0093】更に、液状から固化する形態の溶融金属
(ハンダ、亜鉛、スズ、アルミニウム、鉄)、ゴム、熱
硬化性プラスチック、熱可塑性プラスチック、セラミッ
クが使用出来る。
【0094】
【発明の効果】1枚の薄板により、従来の積層プレート
に対応する部材を構成したので、板材の方向性や配列順
序に気を使う必要が殆どなく、また部品点数を大幅に減
少できたので組立作業性が向上した。
【0095】また、簡単な方法で、熱交換器に使用する
薄板の曲げを確保でき、斯様な薄板を従来の熱交換器に
使用していたプレート(積層板)に変えて使用でき、ガ
イド手段(部材)の利用により、極めて薄く、かつ、形
状保持において強度が不足するようなものでも十分なる
強度を持たすことが出来、設計の自由度を広げる事が出
来た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる熱交換器の概念を説明するため
の斜視図である。
【図2】他の形態の熱交換器の外形を示す図である。
【図3】他の形態の熱交換器の外形を示す図である。
【図4】図2のI−I線に沿った薄板の断面形状を示す
図である。
【図5】薄板に施しうる波形、アコーディオン型の曲げ
形状を示す図である。
【図6】曲げ加工方法の一例を示す図である。
【図7】曲げ加工方法の一例を示す図である。
【図8】曲げ加工方法の一例を示す図である。
【図9】曲げ加工方法の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 熱交換器 2 薄板(板材) 2a、2b 積層空間 3 前面壁 4 後面壁 5、6 側壁 7、8 区画板 9、11 流体の入り口 10、12 流体の出口 90、100、110、120 枠 200、201 位置出し部分 202 ガイド基盤 204、205 ガイド部材 210 凸部 211 凹部 T1 上壁 T2 底壁

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄板の側部に沿って規定間隔に設けた
    孔、切り欠き、または突部等の位置出し部分を、当該位
    置出し部分と係合するガイド部材により規制した状態で
    押圧力を付与し、曲げを形成するとともに、前記曲げの
    方向を交互となして、積層空間を形成する事を特徴とす
    る熱交換器に使用する薄板の曲げ方法。
  2. 【請求項2】 前記薄板を前記ガイド部材に対して複数
    回折り返した状態にした後に、押圧力を付与して曲げを
    形成する事を特徴とする請求項1に記載の熱交換器に使
    用する薄板の曲げ方法。
  3. 【請求項3】 略コの字形状を有するガイド部材であっ
    て、重ねた状態において互いに整合する凸または凹をそ
    れぞれの対向する二辺上に有するガイド部材の前記凸ま
    たは凹を、薄板の側部に沿って設けられており、かつ、
    前記ガイド部材上の前記凸または凹と係合する凹または
    凸と重ね合わせて、前記薄板を曲げる工程を繰り返して
    形成する事を特徴とする熱交換器に使用する薄板の曲げ
    方法。
  4. 【請求項4】 前記薄板の1つの面と、前記面と対向さ
    せられる面との間にスペーサを挿入した後に押圧力を付
    与して曲げを形成する事を特徴とする請求項1または請
    求項2に記載の熱交換器に使用する薄板の曲げ方法。
  5. 【請求項5】 薄板の幅方向に、所定間隔毎に、かつ、
    交互に凹凸を設け、前記凹凸を曲げの位置基準として前
    記薄板を交互に曲げる事を特徴とする熱交換器に使用す
    る薄板の曲げ方法。
  6. 【請求項6】 連続した交互の曲げを有する薄板と、前
    記薄板を交互に曲げる際に、前記薄板の側部に沿って設
    けた位置出し部分と係合せしめたガイド部材とを有する
    とともに、前記薄板の端部を封止してなり、当該薄板の
    両面側に形成される面状空間に、熱交換する流体をそれ
    ぞれ流す事により熱交換を行うように構成した事を特徴
    とする熱交換器。
  7. 【請求項7】 前記薄板が占める領域内に、前記流体の
    出入り口を設けた事を特徴とする請求項6に記載の熱交
    換器。
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