JPH1125479A - 受発光素子および光学ピックアップ装置 - Google Patents
受発光素子および光学ピックアップ装置Info
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- JPH1125479A JPH1125479A JP9176059A JP17605997A JPH1125479A JP H1125479 A JPH1125479 A JP H1125479A JP 9176059 A JP9176059 A JP 9176059A JP 17605997 A JP17605997 A JP 17605997A JP H1125479 A JPH1125479 A JP H1125479A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 光ディスクに照射される光ビームを発生して
その戻り光からフォーカス誤差信号を得ることができる
小型かつ安価で低雑音の受発光素子、および小型かつ安
価で低雑音の光学ピックアップ装置を提供する。 【解決手段】 受発光素子の受光素子部分101は、い
ずれも3分割された受光面を有する受光部41と受光部
42とを備え、受光面Aと受光面Cは受光面B’と接続
されて電流電圧変換アンプ45を介して信号PD1を出
力する。同様に、受光面A’と受光面C’は受光面Bと
接続されて、電流電圧変換アンプ46を介して信号PD
2を出力する。この信号PD1と信号PD2との差信号
(PD1−PD2)がフォーカス誤差信号FCSとされ
る。この受発光素子と、光ディスクからの戻り光からR
F信号およびトラッキング誤差信号TRKを得る受光素
子とを備えることにより光学ピックアップ装置が構成さ
れる。
その戻り光からフォーカス誤差信号を得ることができる
小型かつ安価で低雑音の受発光素子、および小型かつ安
価で低雑音の光学ピックアップ装置を提供する。 【解決手段】 受発光素子の受光素子部分101は、い
ずれも3分割された受光面を有する受光部41と受光部
42とを備え、受光面Aと受光面Cは受光面B’と接続
されて電流電圧変換アンプ45を介して信号PD1を出
力する。同様に、受光面A’と受光面C’は受光面Bと
接続されて、電流電圧変換アンプ46を介して信号PD
2を出力する。この信号PD1と信号PD2との差信号
(PD1−PD2)がフォーカス誤差信号FCSとされ
る。この受発光素子と、光ディスクからの戻り光からR
F信号およびトラッキング誤差信号TRKを得る受光素
子とを備えることにより光学ピックアップ装置が構成さ
れる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクに光ビ
ームを照射する受光部とその戻り光を受光して電気信号
に変換する発光部とを有する受発光素子、および光ディ
スクに光ビームを照射してその戻り光から再生信号とサ
ーボ用の誤差信号とを得る光学ピックアップ装置に関す
る。
ームを照射する受光部とその戻り光を受光して電気信号
に変換する発光部とを有する受発光素子、および光ディ
スクに光ビームを照射してその戻り光から再生信号とサ
ーボ用の誤差信号とを得る光学ピックアップ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】光ディスクに記録された信号を再生する
光ディスク装置は、光ビームを集束して光ディスクの信
号面に照射し、その戻り光を受光して再生信号とサーボ
用の誤差信号を出力する光学ピックアップ装置を備えて
いる。
光ディスク装置は、光ビームを集束して光ディスクの信
号面に照射し、その戻り光を受光して再生信号とサーボ
用の誤差信号を出力する光学ピックアップ装置を備えて
いる。
【0003】光ディスク装置のスピンドルに装着されて
回転駆動される光ディスクには、センターホールの偏心
やチャッキング時に生じる偏心などによるトラック方向
の振れや、反りや厚みむらなどによる光軸方向の振れが
常に生じている。このため、光学ピックアップ装置は、
回転駆動に伴う光ディスクの振れに追随して、集光され
た光ビームの集光点が常に信号面のトラック上に照射さ
れるように制御を行っている。
回転駆動される光ディスクには、センターホールの偏心
やチャッキング時に生じる偏心などによるトラック方向
の振れや、反りや厚みむらなどによる光軸方向の振れが
常に生じている。このため、光学ピックアップ装置は、
回転駆動に伴う光ディスクの振れに追随して、集光され
た光ビームの集光点が常に信号面のトラック上に照射さ
れるように制御を行っている。
【0004】例えば、コンパクトディスク(CD)は、
トラックピッチが1.6μmとされており、これに対し
て光ビームの集光点がトラックから±0.1μm程度の
範囲になるように制御されている。また、信号面の光軸
方向の振れ幅が±0.5mm程度まで許容されており、
これに対して集光点が信号面から±1μm程度の範囲に
なるように制御されている。
トラックピッチが1.6μmとされており、これに対し
て光ビームの集光点がトラックから±0.1μm程度の
範囲になるように制御されている。また、信号面の光軸
方向の振れ幅が±0.5mm程度まで許容されており、
これに対して集光点が信号面から±1μm程度の範囲に
なるように制御されている。
【0005】このような光ビームの照射位置の制御は、
制御信号に応じて光学ピックアップ装置の光学系の一部
をアクチュエータで微動させることなどにより行われ
る。この制御信号は、光ディスクからの戻り光から得ら
れるトラッキング誤差信号やフォーカス誤差信号であ
り、これらをサーボ系に供給することにより上記の制御
が行われる。
制御信号に応じて光学ピックアップ装置の光学系の一部
をアクチュエータで微動させることなどにより行われ
る。この制御信号は、光ディスクからの戻り光から得ら
れるトラッキング誤差信号やフォーカス誤差信号であ
り、これらをサーボ系に供給することにより上記の制御
が行われる。
【0006】トラッキング誤差信号を得るための代表的
な方法として、3ビーム法がある。3ビーム法は、光デ
ィスクに照射される光ビームの往路に回折格子を配置し
て、主ビーム(0次光)と2つの副ビーム(±1次光)
からなる3本の光ビームを発生させ、2つの副ビームを
トラッキング誤差検出に用いる方法である。この方法で
は、主ビームを検出するための受光素子の両側に、2つ
の副ビームを検出するための受光素子を配置しておき、
光ディスクのトラックに照射される主ビームの集光点の
トラック位置からのずれ量(デトラック量)に応じて発
生する、副ビームの戻り光の変化からトラッキング誤差
信号を得る。
な方法として、3ビーム法がある。3ビーム法は、光デ
ィスクに照射される光ビームの往路に回折格子を配置し
て、主ビーム(0次光)と2つの副ビーム(±1次光)
からなる3本の光ビームを発生させ、2つの副ビームを
トラッキング誤差検出に用いる方法である。この方法で
は、主ビームを検出するための受光素子の両側に、2つ
の副ビームを検出するための受光素子を配置しておき、
光ディスクのトラックに照射される主ビームの集光点の
トラック位置からのずれ量(デトラック量)に応じて発
生する、副ビームの戻り光の変化からトラッキング誤差
信号を得る。
【0007】また、フォーカス誤差信号を得るための代
表的な方法として、非点収差(アスティグマ)法があ
る。非点収差法は、光ディスクに照射された光ビームの
復路にシリンドリカルレンズなどの非点収差を発生させ
る光学素子を配置しておき、光ビームの集光点が信号面
から光軸方向にずれると、そのずれ量(デフォーカス
量)に応じて、入射スポットの形が円形から楕円形に変
化することを利用してフォーカス誤差信号を得る方法で
ある。この方法では、受光面が4分割された受光素子を
用い、光ディスクに照射される光ビームが信号面上に集
光されているときに、その形が円形でかつ最小になるよ
うにしておく。そして、デフォーカス量に応じて発生す
る、上記の受光素子の4分割された各受光面への入射光
量の不平衡を検出してフォーカス誤差信号を得る。
表的な方法として、非点収差(アスティグマ)法があ
る。非点収差法は、光ディスクに照射された光ビームの
復路にシリンドリカルレンズなどの非点収差を発生させ
る光学素子を配置しておき、光ビームの集光点が信号面
から光軸方向にずれると、そのずれ量(デフォーカス
量)に応じて、入射スポットの形が円形から楕円形に変
化することを利用してフォーカス誤差信号を得る方法で
ある。この方法では、受光面が4分割された受光素子を
用い、光ディスクに照射される光ビームが信号面上に集
光されているときに、その形が円形でかつ最小になるよ
うにしておく。そして、デフォーカス量に応じて発生す
る、上記の受光素子の4分割された各受光面への入射光
量の不平衡を検出してフォーカス誤差信号を得る。
【0008】図6は、トラッキング制御に3ビーム法
を、フォーカス制御に非点収差法をそれぞれ用いて、光
ディスクに記録されている信号を再生する従来の光学ピ
ックアップ装置の基本的な構成を示している。
を、フォーカス制御に非点収差法をそれぞれ用いて、光
ディスクに記録されている信号を再生する従来の光学ピ
ックアップ装置の基本的な構成を示している。
【0009】この光学ピックアップ装置201は、受光
素子70と、受光素子70から出力される電流(光電
流)を演算するための手段を備えて構成されている。
素子70と、受光素子70から出力される電流(光電
流)を演算するための手段を備えて構成されている。
【0010】受光素子70は、入射する光量に応じて光
電流を出力するフォトダイオード(PD)であり、4分
割されたて受光面A,受光面B,受光面C,受光面Dと
された各受光面を有する受光部と、受光部E,受光部F
からなる6つの受光面を有している。
電流を出力するフォトダイオード(PD)であり、4分
割されたて受光面A,受光面B,受光面C,受光面Dと
された各受光面を有する受光部と、受光部E,受光部F
からなる6つの受光面を有している。
【0011】上記の4分割された受光面を有する受光部
は、光ディスクからの主ビーム(0次光)の戻り光を受
光するためのものであり、光ディスクに記録されている
信号に応じて再生信号(RF信号)電流を出力する。
は、光ディスクからの主ビーム(0次光)の戻り光を受
光するためのものであり、光ディスクに記録されている
信号に応じて再生信号(RF信号)電流を出力する。
【0012】具体的には、対角に配置された受光面Aか
ら出力される信号Aと受光面Cから出力される信号Cと
が加算手段71で加算されて信号(A+C)が生成され
る。同様に、受光面Bから出力される信号Bと受光面D
から出力される信号Dとが加算手段72で加算されて信
号(B+D)が生成される。そして、信号(A+C)と
信号(B+D)とが加算手段73で加算されて、上記の
4分割された各受光面からの信号の総和である信号(A
+B+C+D)が再生RF信号として出力される。
ら出力される信号Aと受光面Cから出力される信号Cと
が加算手段71で加算されて信号(A+C)が生成され
る。同様に、受光面Bから出力される信号Bと受光面D
から出力される信号Dとが加算手段72で加算されて信
号(B+D)が生成される。そして、信号(A+C)と
信号(B+D)とが加算手段73で加算されて、上記の
4分割された各受光面からの信号の総和である信号(A
+B+C+D)が再生RF信号として出力される。
【0013】また、この4分割された受光面を有する受
光部は、光ディスクに照射される光ビームの集光点が信
号面から光軸方向にずれると、そのずれ量(デフォーカ
ス量)に応じて、入射スポットの形が非点収差のために
円形から楕円形に変化することを利用してフォーカス誤
差信号を得るためにも用いられる。
光部は、光ディスクに照射される光ビームの集光点が信
号面から光軸方向にずれると、そのずれ量(デフォーカ
ス量)に応じて、入射スポットの形が非点収差のために
円形から楕円形に変化することを利用してフォーカス誤
差信号を得るためにも用いられる。
【0014】具体的には、加算手段71からの信号(A
+C)と、加算手段72からの信号(B+D)との差で
ある、信号{(A+C)−(B+D)}が減算手段74
で生成されてフォーカス誤差信号FCSとして出力され
る。
+C)と、加算手段72からの信号(B+D)との差で
ある、信号{(A+C)−(B+D)}が減算手段74
で生成されてフォーカス誤差信号FCSとして出力され
る。
【0015】光ビームの集光点が光ディスクの信号面上
にある(ジャストフォーカス)ときには、受光面上の光
スポット径が最小になり、かつその形が円形であるので
上記の4つの各信号A〜信号Dの値は互いに等しくな
り、フォーカス誤差信号FCSの値は0になる。
にある(ジャストフォーカス)ときには、受光面上の光
スポット径が最小になり、かつその形が円形であるので
上記の4つの各信号A〜信号Dの値は互いに等しくな
り、フォーカス誤差信号FCSの値は0になる。
【0016】しかし、光ディスクの信号面と対物レンズ
との間の距離が、所定の距離よりも近すぎたり離れすぎ
たりしているときには、受光素子の受光面に照射される
上記の光スポットの径が大きくなると共に、例えば、受
光面の対角方向に長い楕円形になる。この場合には、上
記の4つの各信号が平衡しなくなるため、減算手段74
で生成される信号{(A+C)−(B+D)}の値が0
にならず、デフォーカス量に応じた値のフォーカス誤差
信号FCSが出力されることになる。そして、このフォ
ーカス誤差信号FCSは、サーボ系に供給されてその値
が0になるようにフォーカス制御が行われる。
との間の距離が、所定の距離よりも近すぎたり離れすぎ
たりしているときには、受光素子の受光面に照射される
上記の光スポットの径が大きくなると共に、例えば、受
光面の対角方向に長い楕円形になる。この場合には、上
記の4つの各信号が平衡しなくなるため、減算手段74
で生成される信号{(A+C)−(B+D)}の値が0
にならず、デフォーカス量に応じた値のフォーカス誤差
信号FCSが出力されることになる。そして、このフォ
ーカス誤差信号FCSは、サーボ系に供給されてその値
が0になるようにフォーカス制御が行われる。
【0017】一方、上記の4分割された受光面を有する
受光部の両側に設けられる受光部Eと受光部Fは、3ビ
ーム法によるトラッキング制御のために用いられる。こ
の受光部Eと受光部Fには、上記の主ビームに伴って発
生される2つの副ビーム(±1次回折光)の戻り光のそ
れぞれ一方が入射する。
受光部の両側に設けられる受光部Eと受光部Fは、3ビ
ーム法によるトラッキング制御のために用いられる。こ
の受光部Eと受光部Fには、上記の主ビームに伴って発
生される2つの副ビーム(±1次回折光)の戻り光のそ
れぞれ一方が入射する。
【0018】光ディスクに照射される光の主ビームが信
号面のトラック上に集光されている(オントラック)と
きには、その戻り光のうちの受光部Eに入射する副ビー
ムの光量と受光部F入射する副ビームの光量とが互いに
等しくなり、受光部Eから出力される信号Eと受光部F
から出力される信号Fとの差である信号(E−F)をト
ラッキング誤差信号TRKの値は0になる。
号面のトラック上に集光されている(オントラック)と
きには、その戻り光のうちの受光部Eに入射する副ビー
ムの光量と受光部F入射する副ビームの光量とが互いに
等しくなり、受光部Eから出力される信号Eと受光部F
から出力される信号Fとの差である信号(E−F)をト
ラッキング誤差信号TRKの値は0になる。
【0019】また、光ディスクに照射される光の主ビー
ムが信号面のトラックからずれると、受光部Eに入射す
る副ビームの光量と受光部Fに入射する副ビームの光量
とが平衡しなくなるため、信号(E−F)の値が0にな
らず、デトラック量に応じた値のトラッキング誤差信号
TRKが出力される。そして、このトラッキング誤差信
号TRKは、サーボ形に供給されてその値が0になるよ
うにトラッキング制御が行われる。
ムが信号面のトラックからずれると、受光部Eに入射す
る副ビームの光量と受光部Fに入射する副ビームの光量
とが平衡しなくなるため、信号(E−F)の値が0にな
らず、デトラック量に応じた値のトラッキング誤差信号
TRKが出力される。そして、このトラッキング誤差信
号TRKは、サーボ形に供給されてその値が0になるよ
うにトラッキング制御が行われる。
【0020】図7は、上述した光学ピックアップ装置に
おいて、各受光面から出力される信号電流を電圧に変換
して出力するための、各電流電圧変換アンプ86a〜8
6d,87,88を備えた構成例を示している。
おいて、各受光面から出力される信号電流を電圧に変換
して出力するための、各電流電圧変換アンプ86a〜8
6d,87,88を備えた構成例を示している。
【0021】このように、受光素子の各受光面から出力
される信号電流を電圧に変換することにより、各信号ど
うしの加算や減算を行うための演算手段を簡略に構成す
ることができる。
される信号電流を電圧に変換することにより、各信号ど
うしの加算や減算を行うための演算手段を簡略に構成す
ることができる。
【0022】また、光学ピックアップ装置をさらに小型
化に構成するために、発光素子と受光素子部とプリズム
などの光学素子とを基板上に集積化して一体に形成した
受発光素子が提案されている。
化に構成するために、発光素子と受光素子部とプリズム
などの光学素子とを基板上に集積化して一体に形成した
受発光素子が提案されている。
【0023】図8は、光学ピックアップ装置に従来用い
られている受発光素子の受光素子部についての基本的な
構成を示している。
られている受発光素子の受光素子部についての基本的な
構成を示している。
【0024】この光学ピックアップ装置40に用いられ
ている受発光素子の受光素子部103は、いずれも3分
割された受光面を有する受光部41と受光部42とを備
えている。
ている受発光素子の受光素子部103は、いずれも3分
割された受光面を有する受光部41と受光部42とを備
えている。
【0025】受光部41の3つの受光面のうちの中央に
設けられている第1の受光面である受光面Bの両側に
は、一対をなす第2の受光面である受光面Aと第3の受
光面である受光面Cとが対称に配置されている。同様
に、受光部42の3つの受光面のうちの中央に設けられ
ている第1の受光面である受光面B’の両側には、一対
をなす第2の受光面である受光面A’と第3の受光面で
ある受光面C’とが対称に配置されている。
設けられている第1の受光面である受光面Bの両側に
は、一対をなす第2の受光面である受光面Aと第3の受
光面である受光面Cとが対称に配置されている。同様
に、受光部42の3つの受光面のうちの中央に設けられ
ている第1の受光面である受光面B’の両側には、一対
をなす第2の受光面である受光面A’と第3の受光面で
ある受光面C’とが対称に配置されている。
【0026】受光部41および受光部42の各受光面
は、入射光量に応じて出力される信号電流(光電流)を
電圧に変換するための電流電圧変換アンプ50〜55を
それそれ備えている。そして、上記の各受光面から出力
される信号は、電圧に変換された後に加算等の演算処理
が施される。
は、入射光量に応じて出力される信号電流(光電流)を
電圧に変換するための電流電圧変換アンプ50〜55を
それそれ備えている。そして、上記の各受光面から出力
される信号は、電圧に変換された後に加算等の演算処理
が施される。
【0027】具体的には、受光部41の受光面Aからア
ンプ50を介して出力される信号Aと、受光部41の受
光面Cからアンプ52を介して出力される信号Cと、受
光部42の受光面B’からアンプ54を介して出力され
る信号B’とが、バッファアンプ57で加算されて、信
号PD2として出力される。同様に、受光部42の受光
面A’からアンプ53を介して出力される信号A’と、
受光部42の受光面C’からアンプ55を介して出力さ
れる信号C’と、受光部41の受光面Bからアンプ51
を介して出力される信号Bとが、バッファアンプ56で
加算されて、信号PD1として出力される。
ンプ50を介して出力される信号Aと、受光部41の受
光面Cからアンプ52を介して出力される信号Cと、受
光部42の受光面B’からアンプ54を介して出力され
る信号B’とが、バッファアンプ57で加算されて、信
号PD2として出力される。同様に、受光部42の受光
面A’からアンプ53を介して出力される信号A’と、
受光部42の受光面C’からアンプ55を介して出力さ
れる信号C’と、受光部41の受光面Bからアンプ51
を介して出力される信号Bとが、バッファアンプ56で
加算されて、信号PD1として出力される。
【0028】また、上記の信号Aと信号C’とは、バッ
ファアンプ58で加算されて信号Eとして出力される。
同様に、上記の信号Cと信号A’とは、バッファアンプ
59で加算されて信号Fとして出力される。
ファアンプ58で加算されて信号Eとして出力される。
同様に、上記の信号Cと信号A’とは、バッファアンプ
59で加算されて信号Fとして出力される。
【0029】そして、加算手段61では、信号PD1と
信号PD2とが加算されて再生RF信号として出力され
る。
信号PD2とが加算されて再生RF信号として出力され
る。
【0030】また、減算手段62では、信号PD1と信
号PD2との差が求められ、フォーカス誤差信号FCS
として出力される。
号PD2との差が求められ、フォーカス誤差信号FCS
として出力される。
【0031】一方、減算手段63では、信号Eから信号
Fが差し引かれ、信号(E−F)がトラッキング誤差信
号TRKとして出力される。
Fが差し引かれ、信号(E−F)がトラッキング誤差信
号TRKとして出力される。
【0032】このように、再生RF信号と、トラッキン
グ誤差信号TRKおよびフォーカス誤差信号FCSとを
得るようにされている通常の光学ピックアップ装置で
は、光ディスクからの戻り光を受光するための受光素子
あるいは受発光素子の各受光面が、それぞれアンプを備
えているのが通常である。これらは、上記の各受光面か
らの信号に電流電圧変換を施すためのアンプと、その各
信号に所定の演算を施すためのバッファアンプである。
例えば、図8に示す光学ピックアップ装置には、合計1
0個ものアンプが使用されている。
グ誤差信号TRKおよびフォーカス誤差信号FCSとを
得るようにされている通常の光学ピックアップ装置で
は、光ディスクからの戻り光を受光するための受光素子
あるいは受発光素子の各受光面が、それぞれアンプを備
えているのが通常である。これらは、上記の各受光面か
らの信号に電流電圧変換を施すためのアンプと、その各
信号に所定の演算を施すためのバッファアンプである。
例えば、図8に示す光学ピックアップ装置には、合計1
0個ものアンプが使用されている。
【0033】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、光学
ピックアップ装置に従来用いられている受光素子あるい
は受発光素子は、少なくとも受光面の数だけアンプを備
えて構成されているのが通常であり、出力ピン数が多く
なるなど構成が大きくなったり価格が上昇するなどの問
題があった。さらに、アンプからの雑音が増加するとい
う問題もあった。また、上記の受光素子あるいは受発光
素子を用いて構成される光学ピックアップ装置について
も同様の問題があった。
ピックアップ装置に従来用いられている受光素子あるい
は受発光素子は、少なくとも受光面の数だけアンプを備
えて構成されているのが通常であり、出力ピン数が多く
なるなど構成が大きくなったり価格が上昇するなどの問
題があった。さらに、アンプからの雑音が増加するとい
う問題もあった。また、上記の受光素子あるいは受発光
素子を用いて構成される光学ピックアップ装置について
も同様の問題があった。
【0034】本発明は、このような問題を解決するため
に行われたものであり、光学ピックアップ装置に適用さ
れて好適な小型で安価な受発光素子、および小型で安価
に構成された光学ピックアップ装置を提供することを目
的としている。
に行われたものであり、光学ピックアップ装置に適用さ
れて好適な小型で安価な受発光素子、および小型で安価
に構成された光学ピックアップ装置を提供することを目
的としている。
【0035】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに提案する本発明の受発光素子は、集光されて光ディ
スクに照射される光ビームを発生し、光ディスクの信号
面からの戻り光を電気信号に変換する受発光素子であっ
て、光ビームを発生する発光手段と、第1の受光部とそ
れを挟んで対称に配置された第2の受光部および第3の
受光部とを有し戻り光における上記発光手段の共役点よ
りも前に配置される第1の受光手段と、第1の受光部と
それを挟んで対称に配置された第2の受光部および第3
の受光部とを有し上記第1の受光手段と同一基板上に形
成され上記共役点よりも後に配置される第2の受光手段
とを備え、上記第1の受光手段の第1の受光部と上記第
2の受光手段の第2の受光部および第3の受光部とが相
互に接続されて上記光ディスクに照射される光ビームの
集光点の信号面からの光軸方向のずれ量に応じた第1の
電流を出力し、上記第2の受光手段の第1の受光部と上
記第1の受光手段の第2の受光部および第3の受光部と
が相互に接続されて上記光ディスクに照射される光ビー
ムの集光点の信号面からの光軸方向のずれ量に応じた第
2の電流を出力することを特徴とするものである。
めに提案する本発明の受発光素子は、集光されて光ディ
スクに照射される光ビームを発生し、光ディスクの信号
面からの戻り光を電気信号に変換する受発光素子であっ
て、光ビームを発生する発光手段と、第1の受光部とそ
れを挟んで対称に配置された第2の受光部および第3の
受光部とを有し戻り光における上記発光手段の共役点よ
りも前に配置される第1の受光手段と、第1の受光部と
それを挟んで対称に配置された第2の受光部および第3
の受光部とを有し上記第1の受光手段と同一基板上に形
成され上記共役点よりも後に配置される第2の受光手段
とを備え、上記第1の受光手段の第1の受光部と上記第
2の受光手段の第2の受光部および第3の受光部とが相
互に接続されて上記光ディスクに照射される光ビームの
集光点の信号面からの光軸方向のずれ量に応じた第1の
電流を出力し、上記第2の受光手段の第1の受光部と上
記第1の受光手段の第2の受光部および第3の受光部と
が相互に接続されて上記光ディスクに照射される光ビー
ムの集光点の信号面からの光軸方向のずれ量に応じた第
2の電流を出力することを特徴とするものである。
【0036】また、上記の課題を解決するために提案す
る本発明の光学ピックアップ装置は、光ビームを集光し
て光ディスクに照射し、信号面からの戻り光を受光して
再生信号とサーボ制御信号とを出力する光学ピックアッ
プ装置であって、光ビームを発生する発光部と、戻り光
における上記発光部の共役点よりも前に配置される第1
の受光部と、上記第1の受光部と同一基板上に形成され
上記共役点よりも後に配置される第2の受光部とを有
し、上記第1の受光部と上記第2の受光部とが、上記光
ディスクに照射される光ビームの集光点と信号面とのず
れ量に応じた電流のみを各々出力する受発光手段と、上
記光ビームを上記光ディスクのトラック位置に集光する
集光手段とを備えることを特徴とするものである。
る本発明の光学ピックアップ装置は、光ビームを集光し
て光ディスクに照射し、信号面からの戻り光を受光して
再生信号とサーボ制御信号とを出力する光学ピックアッ
プ装置であって、光ビームを発生する発光部と、戻り光
における上記発光部の共役点よりも前に配置される第1
の受光部と、上記第1の受光部と同一基板上に形成され
上記共役点よりも後に配置される第2の受光部とを有
し、上記第1の受光部と上記第2の受光部とが、上記光
ディスクに照射される光ビームの集光点と信号面とのず
れ量に応じた電流のみを各々出力する受発光手段と、上
記光ビームを上記光ディスクのトラック位置に集光する
集光手段とを備えることを特徴とするものである。
【0037】上記の本発明によれば、光学ピックアップ
装置に適用されて好適な小型で安価な受発光素子、およ
び小型で安価に構成された光学ピックアップ装置を提供
できる。
装置に適用されて好適な小型で安価な受発光素子、およ
び小型で安価に構成された光学ピックアップ装置を提供
できる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の受発光素子およ
び光学ピックアップ装置の好ましい実施の形態について
図面を参照しながら説明する。
び光学ピックアップ装置の好ましい実施の形態について
図面を参照しながら説明する。
【0039】図1は、本発明に係る受発光素子の受光素
子部分のみの構成を示している。
子部分のみの構成を示している。
【0040】この受光素子部101は、いずれも3分割
された受光面を有する受光部41と受光部42とを備え
ており、その構成は上述した従来使用されている受発光
素子103の受光素子部と同様である。
された受光面を有する受光部41と受光部42とを備え
ており、その構成は上述した従来使用されている受発光
素子103の受光素子部と同様である。
【0041】しかし、この受発光素子101は、フォー
カス誤差信号FCSのみを出力するようにされており、
再生RF信号やトラッキング制御のための信号を出力し
ない点が異なっている。
カス誤差信号FCSのみを出力するようにされており、
再生RF信号やトラッキング制御のための信号を出力し
ない点が異なっている。
【0042】具体的には、受光部41の両端にある受光
面Aと受光面Cは受光部42の中央の受光面B’と接続
されており、電流電圧変換アンプ45を介して信号PD
1を出力するようにされている。同様に、受光部42の
両端にある受光面A’と受光面C’は受光部41の中央
の受光面Bと接続されており、電流電圧変換アンプ46
を介して信号PD2を出力するようにされている。
面Aと受光面Cは受光部42の中央の受光面B’と接続
されており、電流電圧変換アンプ45を介して信号PD
1を出力するようにされている。同様に、受光部42の
両端にある受光面A’と受光面C’は受光部41の中央
の受光面Bと接続されており、電流電圧変換アンプ46
を介して信号PD2を出力するようにされている。
【0043】なお、上記の電流電圧変換アンプ45およ
び46を省略して、信号電流を出力するようにしてもよ
い。
び46を省略して、信号電流を出力するようにしてもよ
い。
【0044】図2は、上記の受光素子部から、フォーカ
ス誤差信号FCSを生成して出力するようにした受光素
子部の構成例を示している。
ス誤差信号FCSを生成して出力するようにした受光素
子部の構成例を示している。
【0045】この受光素子部102の構成は、図1に示
した受光素子部101に、信号PD1と信号PD2との
差である信号(PD1−PD2)を生成するための演算
手段であるアンプ49をさらに備えたものである。この
アンプ49で生成された信号(PD1−PD2)が、フ
ォーカス誤差信号FCSとして出力される。
した受光素子部101に、信号PD1と信号PD2との
差である信号(PD1−PD2)を生成するための演算
手段であるアンプ49をさらに備えたものである。この
アンプ49で生成された信号(PD1−PD2)が、フ
ォーカス誤差信号FCSとして出力される。
【0046】次に、上述した受光素子部を有する本発明
に係る受発光素子の全体の構成について、さらに説明す
る。
に係る受発光素子の全体の構成について、さらに説明す
る。
【0047】図3は、本発明に係る受発光素子の光学系
の構成の一例を示している。
の構成の一例を示している。
【0048】この受発光素子100は、光ディスク11
0に照射される光ビームを発生する発光素子100a
と、光ディスク110から反射された光ビームを受光す
る2つの受光部41および受光部42、さらに発光素子
100aから出射した光ビームを光ディスク110や受
光部41および受光部42に導くプリズム100bなど
が、基板100c上に一体に形成されたものである。こ
のような光学素子は、半導体技術を利用して各光学素子
が集積化されたものであり、発光素子には半導体レーザ
(LD)が用いられ、上記の受光素子にはフォトダイオ
ード(PD)が用いられる。
0に照射される光ビームを発生する発光素子100a
と、光ディスク110から反射された光ビームを受光す
る2つの受光部41および受光部42、さらに発光素子
100aから出射した光ビームを光ディスク110や受
光部41および受光部42に導くプリズム100bなど
が、基板100c上に一体に形成されたものである。こ
のような光学素子は、半導体技術を利用して各光学素子
が集積化されたものであり、発光素子には半導体レーザ
(LD)が用いられ、上記の受光素子にはフォトダイオ
ード(PD)が用いられる。
【0049】発光素子100aから出射した光ビーム1
8は、プリズム100bの半透過膜(ハーフミラー)が
形成されている斜面105でその一部が反射され、対物
レンズ13に入射する。対物レンズ13は、この光ビー
ムを光ディスク110の信号面110aに集束させる。
信号面110aに集光された光ビームは、その信号面1
10aで反射されて再び対物レンズ13を介して斜面1
05に照射され、その一部は斜面105を透過して受光
部41に照射される。
8は、プリズム100bの半透過膜(ハーフミラー)が
形成されている斜面105でその一部が反射され、対物
レンズ13に入射する。対物レンズ13は、この光ビー
ムを光ディスク110の信号面110aに集束させる。
信号面110aに集光された光ビームは、その信号面1
10aで反射されて再び対物レンズ13を介して斜面1
05に照射され、その一部は斜面105を透過して受光
部41に照射される。
【0050】受光部41の表面にはハーフミラーが形成
されているので、照射される光の一部はそのハーフミラ
ーを透過して光検出部41に入射し、光検出部41は、
その入射光量に応じた信号を出力する。また、受光部4
1の表面のハーフミラーによって反射される光は、プリ
ズム100bの上面に形成された反射面106でさらに
反射されて光検出部42に入射し、光検出部42は入射
光量に応じた信号を出力する。この光検出部41および
光検出部42は、光ディスクからの戻り光についての光
学素子110に対する共役点の前および後に配置されて
いる。なお、上記の共役点は、光ディスク110に照射
される光の集光点に対する共役点でもある。そして、こ
の受光部41からの信号と受光部42からの信号がフォ
ーカス制御に用いられる。
されているので、照射される光の一部はそのハーフミラ
ーを透過して光検出部41に入射し、光検出部41は、
その入射光量に応じた信号を出力する。また、受光部4
1の表面のハーフミラーによって反射される光は、プリ
ズム100bの上面に形成された反射面106でさらに
反射されて光検出部42に入射し、光検出部42は入射
光量に応じた信号を出力する。この光検出部41および
光検出部42は、光ディスクからの戻り光についての光
学素子110に対する共役点の前および後に配置されて
いる。なお、上記の共役点は、光ディスク110に照射
される光の集光点に対する共役点でもある。そして、こ
の受光部41からの信号と受光部42からの信号がフォ
ーカス制御に用いられる。
【0051】次に、上述した受発光素子を用いて構成さ
れる、本発明に係る光学ピックアップ装置について説明
する。なお、以下の説明において、前述した受発光素子
の各部と共通する部分には同一の指示符号を付す。
れる、本発明に係る光学ピックアップ装置について説明
する。なお、以下の説明において、前述した受発光素子
の各部と共通する部分には同一の指示符号を付す。
【0052】図4は、本発明に係る光学ピックアップ装
置の基本的な構成を示している。
置の基本的な構成を示している。
【0053】この光学ピックアップ装置30は、受光素
子10aと受発光素子100を備えており、再生RF信
号と、トラッキング誤差信号TRKおよびフォーカス誤
差信号FCSを出力するようにされている。
子10aと受発光素子100を備えており、再生RF信
号と、トラッキング誤差信号TRKおよびフォーカス誤
差信号FCSを出力するようにされている。
【0054】受光素子10aは、前述した3ビーム法に
よりトラッキング誤差を検出してサーボ用の誤差信号を
得るように構成されており、主ビームを受光して再生R
F信号のみを出力する第1の受光部である受光部1と、
受光部1の両側に対称に配置されて一対をなす第2の受
光部である受光部2および第3の受光部である受光部3
とを備えて構成されている。
よりトラッキング誤差を検出してサーボ用の誤差信号を
得るように構成されており、主ビームを受光して再生R
F信号のみを出力する第1の受光部である受光部1と、
受光部1の両側に対称に配置されて一対をなす第2の受
光部である受光部2および第3の受光部である受光部3
とを備えて構成されている。
【0055】受光部1は、再生RF信号のみを出力すれ
ばよいため、受光面が前述したように4分割されたもの
である必要はない。この4つの受光面は、同一の基板上
に形成されており、分割線とされた光を検出しない領域
で区切られて構成されているため、分割されていない受
光面の実効的な受光面積が大きくなるため光検出感度を
向上させることができる。
ばよいため、受光面が前述したように4分割されたもの
である必要はない。この4つの受光面は、同一の基板上
に形成されており、分割線とされた光を検出しない領域
で区切られて構成されているため、分割されていない受
光面の実効的な受光面積が大きくなるため光検出感度を
向上させることができる。
【0056】受光部2と受光部3とは、上記の主ビーム
に伴って発生される2つの副ビーム(±1次回折光)の
それぞれ一方が入射する。受光部Eから出力される信号
Eと受光部Fから出力される信号Fとの差である信号
(E−F)が減算手段15で生成されて、トラッキング
誤差信号TRKとして出力される。そして、この値を0
にするようにサーボをかけることにより、主ビームがト
ラック上に照射されるように制御される。
に伴って発生される2つの副ビーム(±1次回折光)の
それぞれ一方が入射する。受光部Eから出力される信号
Eと受光部Fから出力される信号Fとの差である信号
(E−F)が減算手段15で生成されて、トラッキング
誤差信号TRKとして出力される。そして、この値を0
にするようにサーボをかけることにより、主ビームがト
ラック上に照射されるように制御される。
【0057】図5は、図4に基本構成を示した本発明に
係る光学ピックアップ装置の一具体例を示している。
係る光学ピックアップ装置の一具体例を示している。
【0058】受発光素子100の基板100c上に形成
された半導体レーザ(LD)100aから出射したレー
ザ光は、上記の基板100c上に設けられたプリズム1
00bのハーフミラーが形成された斜面で反射されて光
ディスク110に向かう。このレーザ光は、回折格子
(グレーティング)11で回折されて、主ビーム(0次
光)と2本の副ビーム(±1次回折光)とからなる3本
のビームにされ、ビームスプリッタ12を通して対物レ
ンズで集光されて、光ディスク110の信号面110a
に照射される。
された半導体レーザ(LD)100aから出射したレー
ザ光は、上記の基板100c上に設けられたプリズム1
00bのハーフミラーが形成された斜面で反射されて光
ディスク110に向かう。このレーザ光は、回折格子
(グレーティング)11で回折されて、主ビーム(0次
光)と2本の副ビーム(±1次回折光)とからなる3本
のビームにされ、ビームスプリッタ12を通して対物レ
ンズで集光されて、光ディスク110の信号面110a
に照射される。
【0059】一方、光ディスク110からの戻り光は、
ビームスプリッタ12で受発光素子100に向かう光路
と、受光素子10aに向かう光路とに分離される。
ビームスプリッタ12で受発光素子100に向かう光路
と、受光素子10aに向かう光路とに分離される。
【0060】受発光素子100の受光素子部では、上記
のハーフミラーを通してプリズム100bに入射した戻
り光が、高反射率のミラーが形成されたプリズム100
bの上面で反射されて基板100cに形成されている受
光部41および受光部42に入射する。この戻り光に応
じて、受光部41および受光部42からフォーカス誤差
信号FCSのみが出力される。このような構成によれ
ば、回折格子11を介して光りディスク110に照射さ
れた光ビームの戻り光に含まれるE信号成分およびF信
号成分が、再生RF信号に混入することがないため、再
生RF信号が劣化することがない。
のハーフミラーを通してプリズム100bに入射した戻
り光が、高反射率のミラーが形成されたプリズム100
bの上面で反射されて基板100cに形成されている受
光部41および受光部42に入射する。この戻り光に応
じて、受光部41および受光部42からフォーカス誤差
信号FCSのみが出力される。このような構成によれ
ば、回折格子11を介して光りディスク110に照射さ
れた光ビームの戻り光に含まれるE信号成分およびF信
号成分が、再生RF信号に混入することがないため、再
生RF信号が劣化することがない。
【0061】また、受光素子10aでは、光ディスク1
10からの戻り光に応じて再生RF信号とトラッキング
誤差信号TRKとが出力される。
10からの戻り光に応じて再生RF信号とトラッキング
誤差信号TRKとが出力される。
【0062】次に、この光学ピックアップ装置の受発光
素子100において、フォーカス誤差信号FCSを生成
する動作について説明する。
素子100において、フォーカス誤差信号FCSを生成
する動作について説明する。
【0063】光ディスク110に照射される主ビームが
信号面110aのトラック上に集光されている(ジャス
トフォーカス)ときには、2つの受光部41および受光
部42に入射する戻り光のスポット径が互いに等しくな
るようにされている。すなわち、信号Bと信号(A’+
C’)との和と、信号B’と信号(A+C)との和が互
いに等しくなるようにされている。
信号面110aのトラック上に集光されている(ジャス
トフォーカス)ときには、2つの受光部41および受光
部42に入射する戻り光のスポット径が互いに等しくな
るようにされている。すなわち、信号Bと信号(A’+
C’)との和と、信号B’と信号(A+C)との和が互
いに等しくなるようにされている。
【0064】従って、ジャストフォーカス時には、第1
の信号である信号PD1と第2の信号である信号PD2
とが互いに等しくなり、フォーカス誤差信号FCSの値
が0となる。
の信号である信号PD1と第2の信号である信号PD2
とが互いに等しくなり、フォーカス誤差信号FCSの値
が0となる。
【0065】一方、上記の構成において、光ディスク1
10の信号面110aと対物レンズ13との間の距離
が、所定の距離よりも近すぎたり離れすぎたりしている
ときには、上記の2つの受光部41および受光部42に
入射する戻り光のスポット径が互いに等しくならず、フ
ォーカス誤差信号FCSの値が0にならない。
10の信号面110aと対物レンズ13との間の距離
が、所定の距離よりも近すぎたり離れすぎたりしている
ときには、上記の2つの受光部41および受光部42に
入射する戻り光のスポット径が互いに等しくならず、フ
ォーカス誤差信号FCSの値が0にならない。
【0066】このフォーカス誤差信号FCSの値は、上
記の所定の距離からのずれ、すなわち、光ディスクに照
射される光ビームの集光点の信号面からの光軸方向のず
れ量であるデフォーカス量に応じた値になる。
記の所定の距離からのずれ、すなわち、光ディスクに照
射される光ビームの集光点の信号面からの光軸方向のず
れ量であるデフォーカス量に応じた値になる。
【0067】例えば、対物レンズ13と光ディスク11
0とが離れすぎている場合には、信号PD1の値が正、
信号PD2の値が負となり、これらの差である信号(P
D2−PD1)の値が負になる。これは、光ディスク1
10からの戻り光の開き角度が、光ディスク110に向
かう光ビームの開き角度よりも小さくなるため、プリズ
ム100bに入射した戻り光が、プリズム100bの上
面で反射される前に焦点を結ぶことになり、受光部41
上のスポット径が、受光部42上のスポット径よりも小
さくなるからである。
0とが離れすぎている場合には、信号PD1の値が正、
信号PD2の値が負となり、これらの差である信号(P
D2−PD1)の値が負になる。これは、光ディスク1
10からの戻り光の開き角度が、光ディスク110に向
かう光ビームの開き角度よりも小さくなるため、プリズ
ム100bに入射した戻り光が、プリズム100bの上
面で反射される前に焦点を結ぶことになり、受光部41
上のスポット径が、受光部42上のスポット径よりも小
さくなるからである。
【0068】また、これとは逆に、対物レンズ13と光
ディスク110とが近づきすぎている場合には、信号P
D1の値が負、信号PD2の値が正となり、これらの差
である信号(PD2−PD1)の値が正になる。これ
は、光ディスク110からの戻り光の開き角度が、光デ
ィスク110に向かう光ビームの開き角度よりも大きく
なるため、プリズム100bに入射した戻り光が、プリ
ズム100bの上面で反射された後に焦点を結ぶことに
なり、受光部41上のスポット径が、受光部42上のス
ポット径よりも大きくなるからである。
ディスク110とが近づきすぎている場合には、信号P
D1の値が負、信号PD2の値が正となり、これらの差
である信号(PD2−PD1)の値が正になる。これ
は、光ディスク110からの戻り光の開き角度が、光デ
ィスク110に向かう光ビームの開き角度よりも大きく
なるため、プリズム100bに入射した戻り光が、プリ
ズム100bの上面で反射された後に焦点を結ぶことに
なり、受光部41上のスポット径が、受光部42上のス
ポット径よりも大きくなるからである。
【0069】なお、図5では、受発光素子100の受光
素子からの2つの信号であるPD1およびPD2が出力
されるようになっているが、前述したように、これらの
信号の差である信号(PD1−PD2)がフォーカス誤
差信号FCSとされる。同様に、受光素子10aからの
2つの信号であるEおよびFが出力されるようになって
いるが、これらの信号の差である(E−F)がトラッキ
ング信号TRKとされる。
素子からの2つの信号であるPD1およびPD2が出力
されるようになっているが、前述したように、これらの
信号の差である信号(PD1−PD2)がフォーカス誤
差信号FCSとされる。同様に、受光素子10aからの
2つの信号であるEおよびFが出力されるようになって
いるが、これらの信号の差である(E−F)がトラッキ
ング信号TRKとされる。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の受発光素
子によれば、発光素子と、複数の各受光面毎に電流電圧
変換アンプを必要とせずにフォーカス誤差信号が得られ
るようにされた受光素子部と、プリズムなどの光学素子
とを、基板上に集積化して一体に形成したため、小型か
つ安価で低雑音の受発光素子として提供することができ
る。
子によれば、発光素子と、複数の各受光面毎に電流電圧
変換アンプを必要とせずにフォーカス誤差信号が得られ
るようにされた受光素子部と、プリズムなどの光学素子
とを、基板上に集積化して一体に形成したため、小型か
つ安価で低雑音の受発光素子として提供することができ
る。
【0071】また、本発明の光学ピックアップ装置によ
れば、上記の受発光素子を用いて構成することにより、
小型かつ安価で低雑音の光学ピックアップ装置として提
供することができる。
れば、上記の受発光素子を用いて構成することにより、
小型かつ安価で低雑音の光学ピックアップ装置として提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る受発光素子の受光素子部の構成を
示す図である。
示す図である。
【図2】フォーカス誤差信号FCSのみを出力するよう
にした本発明に係る受発光素子について説明するための
図である。
にした本発明に係る受発光素子について説明するための
図である。
【図3】本発明に係る受発光素子の光学系の構成例を示
す図である。
す図である。
【図4】本発明の光学ピックアップ装置の基本的な構成
を説明するための図である。
を説明するための図である。
【図5】本発明に係る光学ピックアップ装置の一具体例
を示す図である。
を示す図である。
【図6】従来の光学ピックアップ装置の構成を説明する
ための図である。
ための図である。
【図7】電流電圧変換アンプを備えた従来の光学ピック
アップ装置の一例を示す図である。
アップ装置の一例を示す図である。
【図8】る従来の受発光素子を用いた光学ピックアップ
装置の一例を示す図である。
装置の一例を示す図である。
41 第1の受光部、 42 第2の受光部、 45,
46 電流電圧変換アンプ、 101 受光素子部、
A,A’ 第2の受光面、 B,B’ 第1の受光面、
C,C’ 第3の受光面
46 電流電圧変換アンプ、 101 受光素子部、
A,A’ 第2の受光面、 B,B’ 第1の受光面、
C,C’ 第3の受光面
Claims (9)
- 【請求項1】 集光されて光ディスクに照射される光ビ
ームを発生し、光ディスクの信号面からの戻り光を電気
信号に変換する受発光素子であって、 光ビームを発生する発光手段と、 第1の受光部とそれを挟んで対称に配置された第2の受
光部および第3の受光部とを有し、戻り光における上記
発光手段の共役点よりも前に配置される第1の受光手段
と、 第1の受光部とそれを挟んで対称に配置された第2の受
光部および第3の受光部とを有し上記第1の受光手段と
同一基板上に形成され上記共役点よりも後に配置される
第2の受光手段とを備え、 上記第1の受光手段の第1の受光部と上記第2の受光手
段の第2の受光部および第3の受光部とが相互に接続さ
れて上記光ディスクに照射される光ビームの集光点の信
号面からの光軸方向のずれ量に応じた第1の電流を出力
し、上記第2の受光手段の第1の受光部と上記第1の受
光手段の第2の受光部および第3の受光部とが相互に接
続されて上記光ディスクに照射される光ビームの集光点
の信号面からの光軸方向のずれ量に応じた第2の電流を
出力することを特徴とする受発光素子。 - 【請求項2】 上記各受光手段から出力される電流を電
圧に変換するための各電流電圧変換手段を備えることを
特徴とする請求項1記載の受発光素子。 - 【請求項3】 上記第1の電流と上記第2の電流との差
分を生成してフォーカス誤差信号を出力するための演算
手段を備えることを特徴とする請求項1記載の受発光素
子。 - 【請求項4】 上記基板上に上記発光手段からの光ビー
ムを回折させて2つの副ビームを発生させる回折格子
と、上記光ディスクからの戻り光の光路を上記第1の受
光手段と上記第2の受光手段とに分離する分離手段とを
さらに備えることを特徴とする請求項1記載の受発光素
子。 - 【請求項5】 光ビームを集光して光ディスクに照射
し、信号面からの戻り光を受光して再生信号とサーボ制
御信号とを出力する光学ピックアップ装置であって、 光ビームを発生する発光部と、戻り光における上記発光
部の共役点よりも前に配置される第1の受光部と、上記
第1の受光部と同一基板上に形成され上記共役点よりも
後に配置される第2の受光部とを有し、上記第1の受光
部と上記第2の受光部とが、上記光ディスクに照射され
る光ビームの集光点と信号面とのずれ量に応じた電流の
みを各々出力する受発光手段と、 上記光ビームを上記光ディスクのトラック位置に集光す
る集光手段とを備えることを特徴とする光学ピックアッ
プ装置。 - 【請求項6】 上記各受光部から出力される電流を電圧
に変換するための各電流電圧変換手段を備えることを特
徴とする請求項5記載の光学ピックアップ装置。 - 【請求項7】 上記第1の受光部からの出力と上記第2
の受光部からの出力との差分を生成してフォーカス誤差
信号を出力するための演算手段を備えることを特徴とす
る請求項5記載の光学ピックアップ装置。 - 【請求項8】 上記光ディスクのトラックに記録されて
いる信号に応じて発生する戻り光を受光して再生信号電
流のみを出力する第1の受光部と、上記第1の受光部を
挟んで対称に配置され上記光ディスクに照射される光ビ
ームの集光点の上記トラック位置からのずれ量に応じて
発生する戻り光を受光して、そのずれ量に応じた電流を
各々出力する第2の受光部および第3の受光部とを有す
る受光手段をさらに備えることを特徴とする請求項5記
載の光学ピックアップ装置。 - 【請求項9】 上記受発光手段の基板上に上記発光手段
からの光ビームを回折させて2つの副ビームを発生させ
る回折格子と、上記光ディスクからの戻り光の光路を上
記受発光手段と上記受光手段とに分離する分離手段とを
さらに備えることを特徴とする請求項5記載の光学ピッ
クアップ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9176059A JPH1125479A (ja) | 1997-07-01 | 1997-07-01 | 受発光素子および光学ピックアップ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9176059A JPH1125479A (ja) | 1997-07-01 | 1997-07-01 | 受発光素子および光学ピックアップ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1125479A true JPH1125479A (ja) | 1999-01-29 |
Family
ID=16007005
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9176059A Withdrawn JPH1125479A (ja) | 1997-07-01 | 1997-07-01 | 受発光素子および光学ピックアップ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1125479A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6691771B1 (en) * | 1999-07-23 | 2004-02-17 | Calsonic Kansei Corporation | Condenser |
-
1997
- 1997-07-01 JP JP9176059A patent/JPH1125479A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6691771B1 (en) * | 1999-07-23 | 2004-02-17 | Calsonic Kansei Corporation | Condenser |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040907 |