JPH11255773A - L−パラボロノフェニルアラニンの製造方法 - Google Patents

L−パラボロノフェニルアラニンの製造方法

Info

Publication number
JPH11255773A
JPH11255773A JP10059346A JP5934698A JPH11255773A JP H11255773 A JPH11255773 A JP H11255773A JP 10059346 A JP10059346 A JP 10059346A JP 5934698 A JP5934698 A JP 5934698A JP H11255773 A JPH11255773 A JP H11255773A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
paraboronophenylalanine
tyrosine
palladium
benzyloxycarbonyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10059346A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2979139B2 (ja
Inventor
Yoshinori Yamamoto
嘉則 山本
Hiroyuki Nakamura
浩之 中村
Masaru Fujiwara
優 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tohoku University NUC
Original Assignee
Tohoku University NUC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tohoku University NUC filed Critical Tohoku University NUC
Priority to JP10059346A priority Critical patent/JP2979139B2/ja
Priority to US09/218,190 priority patent/US6031127A/en
Priority to DE19900172A priority patent/DE19900172C2/de
Publication of JPH11255773A publication Critical patent/JPH11255773A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2979139B2 publication Critical patent/JP2979139B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F5/00Compounds containing elements of Groups 3 or 13 of the Periodic Table
    • C07F5/02Boron compounds
    • C07F5/025Boronic and borinic acid compounds
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】光学異性体を最終段階で分離することなく、L
−パラボロノフェニルアラニンを合成する新たな方法、
低コストの化合物を原料とし、光学異性体の分離精製プ
ロセスを不要として分離精製等のコストを削減し、不要
な廃金属を出さない環境にやさしいコンバージェントタ
イプの合成法を確立する。 【解決手段】 (ベンジロキシカルボニル基およびt−ブトキシカルボ
ニル基からなる群より選ばれた保護基であり、Bnはベ
ンジル基である)の化合物を、パラジウム系触媒の存在
下に水素添加することによって、L−パラボロノフェニ
ルアラニンを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、L−パラボロノフェニ
ルアラニンの製造方法、およびこれに使用できる中間体
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】いわゆる中性子捕捉法は、これまでは日
本でのみ臨床応用されてきたガン治療法であったが、最
近では、アメリカ合衆国、欧州、オーストラリアでも臨
床応用が始まりつつある。現在、臨床応用されている治
療薬は、BSHとL−パラボロノフェニルアラニンの2
つしかない。L−パラボロノフェニルアラニンは、皮膚
ガンだけでなく、脳腫瘍にもよく取り込まれる唯一の治
療薬であり、現在は米国のBBI社によって供給されて
いる。現在用いられている合成法を以下に示す。
【0003】
【化7】
【0004】この合成法では、パラボロノフェニルアラ
ニンがLD体として得られるので(H. R. Synder, A.
J. Reedy, W. M. J. Lennarz, J. Am. Chem. Soc.」195
8年、80、835 頁) 、最終的に光学分割によってL体を
分離精製する必要があった。このため、コストが高く、
一回の治療における患者の負担は数百万円にものぼる。
【0005】このため、最近では光学活性L−パラボロ
ノフェニルアラニンの選択的合成法が開発されてきたの
で、例示する。
【0006】
【化8】
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような、ロジウ
ム触媒を用いた不斉還元法では、不斉収率が最高88%
であり、最終的にはL体を分離精製する必要がある(E.
G. Samsel, 米国特許第5157149 号、1992年) 。また、
上記のような、L−セリンから誘導する方法では、ヨウ
化アリールとのカップリング反応の収率が50−55%
と低いことが問題点であった(C. Malan, C. Morin,
「SYNLETT 」1996年、167)。
【0008】本発明の課題は、光学異性体を最終段階で
分離することなく、L−パラボロノフェニルアラニンを
合成する新たな方法を提供することである。
【0009】また、本発明の課題は、低コストの化合物
を出発原料とし、光学異性体の分離精製プロセスを不要
とすることによって、分離精製等によるコストを削減す
ることである。
【0010】また、本発明の課題は、不要な廃金属を出
さない、環境にやさしいコンバージェントタイプの合成
法を確立することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、
【化9】 (Yは、ベンジロキシカルボニル基、アリロキシカルボ
ニル基およびt−ブトキシカルボニル基からなる群より
選ばれた保護基であり、Bnはベンジル基である)の化
合物を、パラジウム系系触媒の存在下に水素添加するこ
とによって、
【化10】 のL−パラボロノフェニルアラニンを得ることを特徴と
する。
【0012】この水素添加の際のパラジウム系触媒とし
ては、水酸化パラジウムが最も好ましく、パラジウムブ
ラックや活性炭素担持パラジウムも使用可能性がある。
水素添加の際の溶媒としては、例えば酢酸エチル、クロ
ロホルム、メタノール、エタノール、ジクロロメタン、
テトラヒドロフランが使用できる。反応温度は、例えば
室温−40℃で実施できる。
【0013】本発明の製造方法において、好ましくは、
N−t−ブトキシカルボニル−L−チロシン、N−アリ
ロキシカルボニル−L−チロシンまたはN−ベンジロキ
シカルボニル−L−チロシンから
【化11】 のトリフラート誘導体(Tfは、トリフルオロメタンス
ルホニル基であり、Yは、ベンジロキシカルボニル基、
アリロキシカルボニル基およびt−ブトキシカルボニル
基からなる群より選ばれた保護基であり、Bnはベンジ
ル基である)を得、このトリフラート誘導体を、
【化12】 のテトラアルコキシジボロンと反応させることによっ
て、
【化13】 の化合物を得る。
【0014】N−ベンジロキシカルボニル−L−チロシ
ンは市販品として入手でき、あるいはL−チロシンから
周知の方法によって合成できる。N−アリロキシカルボ
ニル−L−チロシン、N−t−ブトキシカルボニル−L
−チロシンは、L−チロシンから周知の方法によって合
成できる。N−ベンジロキシカルボニル−L−チロシ
ン、N−アリロキシカルボニル−L−チロシンまたはN
−t−ブトキシカルボニル−L−チロシンから、上記の
トリフラート誘導体を合成する際には、CsCO3の存
在下に臭化ベンジルと反応させてカルボキシル基をベン
ジルエステル化し、次いでTf2Oと反応させることが
できる(W. Wang, N. U. Obeyesekere, J. S. McMurra
y, 「Tetrahedron Lett. 1996, 37, 6661) 。
【0015】前記のテトラアルコキシジボロンは、ジボ
ロンをプロパンジオール化合物と反応させることで、得
ることができる。また、前記のトリフラート誘導体とテ
トラアルコキシジボロンとのカップリング反応は、パラ
ジウム系触媒の存在下に進行させることができ、このパ
ラジウム系触媒としては、塩化パラジウムが最も好まし
く、π−アリルパラジウムクロリドやパラジウムテトラ
キストリフェニルホスフィンも使用可能性がある。この
際の溶媒としては、例えばジメチルホルムアミド、テト
ラヒドロフラン、ジメチルスルホキシドが使用できる。
反応温度は、例えば80℃−100℃で実施できる。
【0016】また、本発明は、
【化14】 (Yは、ベンジロキシカルボニル基、アリロキシカルボ
ニル基およびt−ブトキシカルボニル基からなる群より
選ばれた保護基であり、Bnはベンジル基である)の構
造式を有することを特徴とする、L−パラボロノフェニ
ルアラニンの中間体に係るものである。
【0017】以上の製造方法および中間体を使用するこ
とによって、低コストのL−チロシンから、高い収率で
L−パラボロノフェニルアラニンを不斉合成することに
成功した。
【0018】従来のホウ素導入反応では、イオニックな
強塩基条件を必要とするため、反応性の高い官能基(例
えばアミノ酸、カルボニル基、カルボキシル基などの生
体関連物質に必須の官能基)を有する化合物への応用が
困難であった。その結果、化合物を合成する過程で、ま
ずホウ素原子導入を行った後、化合物の骨格の構築およ
び官能基の導入を行うため、キラルな化合物のラセミ化
や、反応点の立体制御などが問題となり、最終的には混
合物を分離精製せざるを得なかった。
【0019】本発明は、基質の水酸基をきっかけにし
て、その水酸基の位置にホウ素原子を導入できるもので
あり、従来のイオニックな反応とは異なり、パラジウム
系触媒を用いることにより、非常に温和な反応条件下で
行うことができる。この結果、反応性の高い官能基(例
えばアミノ酸、カルボニル基、カルボキシル基などの生
体関連物質に必須の官能基)を有する化合物への応用が
可能になった。
【0020】また、従来の化学量論的な反応とは異な
り、本発明における触媒反応は、不要な廃金属を出さな
い、環境にやさしいコンバージェントタイプの合成法で
ある。
【0021】
【実施例】以下、更に具体的な実験結果について述べ
る。低コストで入手可能なL−チロシンを出発原料と
し、(W. Wang, N. U. Obeyesekere, J. S. McMurray,
「Tetrahedron Lett. 1996, 37, 6661) に記載の方法に
従って、下記のトリフラート誘導体1を得た。ただし、
Zはベンジロキシカルボニル基である。また、トリフラ
ート誘導体1の理化学的性質を表1に示す。
【0022】
【化15】
【0023】
【表1】
【0024】また、下記の反応式に示すように、ジボロ
ン2をプロパンジオール3a、3bとそれぞれ反応さ
せ、テトラアルコキシジボロン4a、4bをそれぞれ合
成した。
【0025】
【化16】
【0026】テトラアルコキシジボロン4bの合成例を
述べる。ジボロン2(3.16g、16.0mmol)
をテトラヒドロフラン(40ml)に溶かし、1,3−
ジフェニル−1,3−プロパンジオール3b(7.3
g,32mmol)のテトラヒドロフラン(40ml)
溶液を室温でゆっくりと加えた。50℃で一昼夜攪拌
し、減圧下で溶媒を留去し、得られた粗生成物をテトラ
ヒドロフランから再結晶させ、化合物4bを得た。(白
色固体、5.43g、収率72%)。この理化学的性質
を表2に示す。
【0027】
【表2】
【0028】トリフラート誘導体1を、パラジウム系触
媒下、テトラアルコキシジボロン4(4aまたは4b)
と反応させたところ、カップリング反応が進行し、目的
のアリールボレート5(5aまたは5b)が高い収率で
生成した。
【0029】
【化17】
【0030】ピナコールから誘導したテトラアルコキシ
ジボロン4aでは、ジオキサン中、80℃、5時間で反
応が終了し、アリールボレート5aをほぼ定量的に与え
た(T. Ishiyama, M. Murata, N. Miyaura, J. Org. Ch
em. 1995, 60, 7508) 。また、1,3−ジフェニル−
1,3−プロパンジオール3bから誘導したテトラアル
コキシジボロン4bでは、ジメチルホルムアミド中、1
00℃、3時間で反応が終了し、アリールボレート5b
を65%の収率で与えた。
【0031】以下、化合物5bの合成例を述べる。トリ
フラート誘導体1(1.34g、2.49mmol)、
ビス(1,3−ジフェニル−1,3−プロパンジオラ
ト)ジボロン4b(1.30g、2.74mmol)、
酢酸カリウム(0.73g、7.48mmol)、ジク
ロロ(ビス−ジフェニルフォスフィノフェロセン)パラ
ジウム(0.15g、0.20mmol)を、ジメチル
ホルムアミド(20ml)に溶かし、100℃で3時間
攪拌した。反応混合物を、室温まで冷却し、酢酸エチル
で希釈後、飽和食塩水で洗浄した。有機層を無水硫酸マ
グネシウムで乾燥後、減圧下で溶媒の留去を行い、得ら
れた粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフ(ヘキ
サン/酢酸エチル=6/1)で精製し、化合物5bを得
た(白色固体、1.04g、収率65%)。この理化学
的性質を、表3に示す。
【0032】
【表3】
【0033】次いで、アリールボレート5aは、ピナコ
ール保護を外す条件である過ヨウ素酸ナトリウムと酢酸
アンモニウムのアセトン溶液中では、ラセミ化が見られ
た。
【0034】そこで、アリールボレート5bを用いて、
水酸化パラジウム触媒下で、水素添加を行うことによっ
て、すべての保護基を離脱させることを試みたところ、
下記に示すように、目的化合物であるL−パラボロノフ
ェニルアラニン(L−BPA)か、ラセミ化を伴うこと
なく、74%の収率で得られた。
【0035】
【化18】
【0036】即ち、アリールボレート5b(0.38
g、0.59mmol)を、酢酸エチル(5ml)、ク
ロロホルム(5ml)、メタノール(5ml)の混合溶
媒に溶かし、水酸化パラジウム(0.10g)を加えた
後、酢酸を一滴加え、水素置換を行い、40℃で24時
間攪拌した。セライト濾過により、パラジウムを除去
し、水1mlを反応混合物に加え、減圧下に溶媒を留去
し、得られた白色粉末を塩化メチレンで洗い、L−パラ
ボロノフェニルアラニンを得た(0.09g、収率74
%)。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年2月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 L−パラボロノフェニルアラニンの
製造方法
【特許請求の範囲】
【化1】 のトリフラート誘導体(Tfは、トリフルオロメタンス
ルホニル基であり、Yは、ベンジロキシカルボニル基、
アリロキシカルボニル基およびt−ブトキシカルボニル
基からなる群より選ばれた保護基であり、Bnはベンジ
ル基である)を得、このトリフラート誘導体を、
【化2】 のテトラアルコキシジボロンと反応させることによっ
て、
【化3】 (Yは、ベンジロキシカルボニル基、アリロキシカルボ
ニル基およびt−ブトキシカルボニル基からなる群より
選ばれた保護基であり、Bnはベンジル基である)の化
合物を得、この化合物を、パラジウム系系触媒の存在下
に水素添加することによって、
【化4】 のL−パラボロノフェニルアラニンを得ることを特徴と
する、L−パラボロノフェニルアラニンの製造方法。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、L−パラボロノフェニ
ルアラニンの製造方法、およびこれに使用できる中間体
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】いわゆる中性子捕捉法は、これまでは日
本でのみ臨床応用されてきたガン治療法であったが、最
近では、アメリカ合衆国、欧州、オーストラリアでも臨
床応用が始まりつつある。現在、臨床応用されている治
療薬は、BSHとL−パラボロノフェニルアラニンの2
つしかない。L−パラボロノフェニルアラニンは、皮膚
ガンだけでなく、脳腫瘍にもよく取り込まれる唯一の治
療薬であり、現在は米国のBBI社によって供給されて
いる。現在用いられている合成法を以下に示す。
【0003】
【化5】
【0004】この合成法では、パラボロノフェニルアラ
ニンがLD体として得られるので(H. R. Synder, A.
J. Reedy, W. M. J. Lennarz, J. Am. Chem. Soc.」195
8年、80、835 頁) 、最終的に光学分割によってL体を
分離精製する必要があった。このため、コストが高く、
一回の治療における患者の負担は数百万円にものぼる。
【0005】このため、最近では光学活性L−パラボロ
ノフェニルアラニンの選択的合成法が開発されてきたの
で、例示する。
【0006】
【化6】
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような、ロジウ
ム触媒を用いた不斉還元法では、不斉収率が最高88%
であり、最終的にはL体を分離精製する必要がある(E.
G. Samsel, 米国特許第5157149 号、1992年) 。また、
上記のような、L−セリンから誘導する方法では、ヨウ
化アリールとのカップリング反応の収率が50−55%
と低いことが問題点であった(C. Malan, C. Morin,
「SYNLETT 」1996年、167)。
【0008】本発明の課題は、光学異性体を最終段階で
分離することなく、L−パラボロノフェニルアラニンを
合成する新たな方法を提供することである。
【0009】また、本発明の課題は、低コストの化合物
を出発原料とし、光学異性体の分離精製プロセスを不要
とすることによって、分離精製等によるコストを削減す
ることである。
【0010】また、本発明の課題は、不要な廃金属を出
さない、環境にやさしいコンバージェントタイプの合成
法を確立することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では、N−t−ブ
トキシカルボニル−L−チロシン、N−アリロキシカル
ボニル−L−チロシンまたはN−ベンジロキシカルボニ
ル−L−チロシンから
【化7】 のトリフラート誘導体(Tfは、トリフルオロメタンス
ルホニル基であり、Yは、ベンジロキシカルボニル基、
アリロキシカルボニル基およびt−ブトキシカルボニル
基からなる群より選ばれた保護基であり、Bnはベンジ
ル基である)を得、このトリフラート誘導体を、
【化8】 のテトラアルコキシジボロンと反応させることによっ
て、
【化9】 (Yは、ベンジロキシカルボニル基、アリロキシカルボ
ニル基およびt−ブトキシカルボニル基からなる群より
選ばれた保護基であり、Bnはベンジル基である)の化
合物を得、この化合物を、パラジウム系系触媒の存在下
に水素添加することによって、
【化10】 のL−パラボロノフェニルアラニンを得ることを特徴と
する。
【0012】この水素添加の際のパラジウム系触媒とし
ては、水酸化パラジウムが最も好ましく、パラジウムブ
ラックや活性炭素担持パラジウムも使用可能性がある。
水素添加の際の溶媒としては、例えば酢酸エチル、クロ
ロホルム、メタノール、エタノール、ジクロロメタン、
テトラヒドロフランが使用できる。反応温度は、例えば
室温−40℃で実施できる。
【0013】N−ベンジロキシカルボニル−L−チロシ
ンは市販品として入手でき、あるいはL−チロシンから
周知の方法によって合成できる。N−アリロキシカルボ
ニル−L−チロシン、N−t−ブトキシカルボニル−L
−チロシンは、L−チロシンから周知の方法によって合
成できる。N−ベンジロキシカルボニル−L−チロシ
ン、N−アリロキシカルボニル−L−チロシンまたはN
−t−ブトキシカルボニル−L−チロシンから、上記の
トリフラート誘導体を合成する際には、CsCO3の存
在下に臭化ベンジルと反応させてカルボキシル基をベン
ジルエステル化し、次いでTf2Oと反応させることが
できる(W. Wang, N. U. Obeyesekere, J.S. McMurray,
「Tetrahedron Lett. 1996, 37, 6661) 。
【0014】前記のテトラアルコキシジボロンは、ジボ
ロンをプロパンジオール化合物と反応させることで、得
ることができる。また、前記のトリフラート誘導体とテ
トラアルコキシジボロンとのカップリング反応は、パラ
ジウム系触媒の存在下に進行させることができ、このパ
ラジウム系触媒としては、塩化パラジウムが最も好まし
く、π−アリルパラジウムクロリドやパラジウムテトラ
キストリフェニルホスフィンも使用可能性がある。この
際の溶媒としては、例えばジメチルホルムアミド、テト
ラヒドロフラン、ジメチルスルホキシドが使用できる。
反応温度は、例えば80℃−100℃で実施できる。
【0015】以上の製造方法を使用することによって、
低コストのL−チロシンから、高い収率でL−パラボロ
ノフェニルアラニンを不斉合成することに成功した。
【0016】従来のホウ素導入反応では、イオニックな
強塩基条件を必要とするため、反応性の高い官能基(例
えばアミノ酸、カルボニル基、カルボキシル基などの生
体関連物質に必須の官能基)を有する化合物への応用が
困難であった。その結果、化合物を合成する過程で、ま
ずホウ素原子導入を行った後、化合物の骨格の構築およ
び官能基の導入を行うため、キラルな化合物のラセミ化
や、反応点の立体制御などが問題となり、最終的には混
合物を分離精製せざるを得なかった。
【0017】本発明は、基質の水酸基をきっかけにし
て、その水酸基の位置にホウ素原子を導入できるもので
あり、従来のイオニックな反応とは異なり、パラジウム
系触媒を用いることにより、非常に温和な反応条件下で
行うことができる。この結果、反応性の高い官能基(例
えばアミノ酸、カルボニル基、カルボキシル基などの生
体関連物質に必須の官能基)を有する化合物への応用が
可能になった。
【0018】また、従来の化学量論的な反応とは異な
り、本発明における触媒反応は、不要な廃金属を出さな
い、環境にやさしいコンバージェントタイプの合成法で
ある。
【0019】
【実施例】以下、更に具体的な実験結果について述べ
る。低コストで入手可能なL−チロシンを出発原料と
し、(W. Wang, N. U. Obeyesekere, J. S. McMurray,
「Tetrahedron Lett. 1996, 37, 6661) に記載の方法に
従って、下記のトリフラート誘導体1を得た。ただし、
Zはベンジロキシカルボニル基である。また、トリフラ
ート誘導体1の理化学的性質を表1に示す。
【0020】
【化11】
【0021】
【表1】
【0022】また、下記の反応式に示すように、ジボロ
ン2をプロパンジオール3a、3bとそれぞれ反応さ
せ、テトラアルコキシジボロン4a、4bをそれぞれ合
成した。
【0023】
【化12】
【0024】テトラアルコキシジボロン4bの合成例を
述べる。ジボロン2(3.16g、16.0mmol)
をテトラヒドロフラン(40ml)に溶かし、1,3−
ジフェニル−1,3−プロパンジオール3b(7.3
g,32mmol)のテトラヒドロフラン(40ml)
溶液を室温でゆっくりと加えた。50℃で一昼夜攪拌
し、減圧下で溶媒を留去し、得られた粗生成物をテトラ
ヒドロフランから再結晶させ、化合物4bを得た。(白
色固体、5.43g、収率72%)。この理化学的性質
を表2に示す。
【0025】
【表2】
【0026】トリフラート誘導体1を、パラジウム系触
媒下、テトラアルコキシジボロン4(4aまたは4b)
と反応させたところ、カップリング反応が進行し、目的
のアリールボレート5(5aまたは5b)が高い収率で
生成した。
【0027】
【化13】
【0028】ピナコールから誘導したテトラアルコキシ
ジボロン4aでは、ジオキサン中、80℃、5時間で反
応が終了し、アリールボレート5aをほぼ定量的に与え
た(T. Ishiyama, M. Murata, N. Miyaura, J. Org. Ch
em. 1995, 60, 7508) 。また、1,3−ジフェニル−
1,3−プロパンジオール3bから誘導したテトラアル
コキシジボロン4bでは、ジメチルホルムアミド中、1
00℃、3時間で反応が終了し、アリールボレート5b
を65%の収率で与えた。
【0029】以下、化合物5bの合成例を述べる。トリ
フラート誘導体1(1.34g、2.49mmol)、
ビス(1,3−ジフェニル−1,3−プロパンジオラ
ト)ジボロン4b(1.30g、2.74mmol)、
酢酸カリウム(0.73g、7.48mmol)、ジク
ロロ(ビス−ジフェニルフォスフィノフェロセン)パラ
ジウム(0.15g、0.20mmol)を、ジメチル
ホルムアミド(20ml)に溶かし、100℃で3時間
攪拌した。反応混合物を、室温まで冷却し、酢酸エチル
で希釈後、飽和食塩水で洗浄した。有機層を無水硫酸マ
グネシウムで乾燥後、減圧下で溶媒の留去を行い、得ら
れた粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフ(ヘキ
サン/酢酸エチル=6/1)で精製し、化合物5bを得
た(白色固体、1.04g、収率65%)。この理化学
的性質を、表3に示す。
【0030】
【表3】
【0031】次いで、アリールボレート5aは、ピナコ
ール保護を外す条件である過ヨウ素酸ナトリウムと酢酸
アンモニウムのアセトン溶液中では、ラセミ化が見られ
た。
【0032】そこで、アリールボレート5bを用いて、
水酸化パラジウム触媒下で、水素添加を行うことによっ
て、すべての保護基を離脱させることを試みたところ、
下記に示すように、目的化合物であるL−パラボロノフ
ェニルアラニン(L−BPA)か、ラセミ化を伴うこと
なく、74%の収率で得られた。
【0033】
【化14】
【0034】即ち、アリールボレート5b(0.38
g、0.59mmol)を、酢酸エチル(5ml)、ク
ロロホルム(5ml)、メタノール(5ml)の混合溶
媒に溶かし、水酸化パラジウム(0.10g)を加えた
後、酢酸を一滴加え、水素置換を行い、40℃で24時
間攪拌した。セライト濾過により、パラジウムを除去
し、水1mlを反応混合物に加え、減圧下に溶媒を留去
し、得られた白色粉末を塩化メチレンで洗い、L−パラ
ボロノフェニルアラニンを得た(0.09g、収率74
%)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 【化1】 (Yは、ベンジロキシカルボニル基、アリロキシカルボ
    ニル基およびt−ブトキシカルボニル基からなる群より
    選ばれた保護基であり、Bnはベンジル基である)の化
    合物を、パラジウム系系触媒の存在下に水素添加するこ
    とによって、 【化2】 のL−パラボロノフェニルアラニンを得ることを特徴と
    する、L−パラボロノフェニルアラニンの製造方法。
  2. 【請求項2】N−ベンジロキシカルボニル−L−チロシ
    ン、N−アリロキシカルボニル−L−チロシンおよびN
    −t−ブトキシカルボニル−L−チロシンからなる群よ
    り選ばれた原料から 【化3】 のトリフラート誘導体(Tfは、トリフルオロメタンス
    ルホニル基であり、Yは、ベンジロキシカルボニル基、
    アリロキシカルボニル基およびt−ブトキシカルボニル
    基からなる群より選ばれた保護基であり、Bnはベンジ
    ル基である)を得、このトリフラート誘導体を、 【化4】 のテトラアルコキシジボロンと反応させることによっ
    て、 【化5】 (Yは、ベンジロキシカルボニル基、アリロキシカルボ
    ニル基およびt−ブトキシカルボニル基からなる群より
    選ばれた保護基であり、Bnはベンジル基である)の化
    合物を得ることを特徴とする、請求項1記載のL−パラ
    ボロノフェニルアラニンの製造方法。
  3. 【請求項3】 【化6】 (Yは、ベンジロキシカルボニル基、アリロキシカルボ
    ニル基およびt−ブトキシカルボニル基からなる群より
    選ばれた保護基であり、Bnはベンジル基である)の構
    造式を有することを特徴とする、L−パラボロノフェニ
    ルアラニンの中間体。
JP10059346A 1998-03-11 1998-03-11 L−パラボロノフェニルアラニンの製造方法 Expired - Lifetime JP2979139B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10059346A JP2979139B2 (ja) 1998-03-11 1998-03-11 L−パラボロノフェニルアラニンの製造方法
US09/218,190 US6031127A (en) 1998-03-11 1998-12-22 Process for preparing L-p-boronophenylalanine and intermediate for preparing the same
DE19900172A DE19900172C2 (de) 1998-03-11 1999-01-05 Verfahren zur Herstellung von L-p-Boronophenylalanin und Zwischenprodukt zur Herstellung desselben

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10059346A JP2979139B2 (ja) 1998-03-11 1998-03-11 L−パラボロノフェニルアラニンの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11255773A true JPH11255773A (ja) 1999-09-21
JP2979139B2 JP2979139B2 (ja) 1999-11-15

Family

ID=13110653

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10059346A Expired - Lifetime JP2979139B2 (ja) 1998-03-11 1998-03-11 L−パラボロノフェニルアラニンの製造方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6031127A (ja)
JP (1) JP2979139B2 (ja)
DE (1) DE19900172C2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002540159A (ja) * 1999-03-31 2002-11-26 グリコシン ファーマシューティカルズ、インコーポレーテッド フルクトースおよび関連する炭水化物ならびにポリオールを有するp−ボロノフェニルアラニン錯体
JP2023033957A (ja) * 2021-08-30 2023-03-13 森田薬品工業株式会社 L-p-ボロノフェニルアラニンの製造方法

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10105916A1 (de) * 2001-02-09 2002-08-22 Siemens Ag Amorphe organische 1,3,2-Dioxaborinluminophore, Verfahren zu deren Herstellung und Verwendung davon
US7709539B2 (en) * 2004-08-11 2010-05-04 Chang Gung University Therapeutic use of resveratrol for hyperglycemia
LV13736B (en) * 2006-12-28 2008-09-20 Vjaceslavs Tribulovics Method for manufacturing 6-[3-(1-adamantyl)-4-methoxyphenyl]-2-naphtoic acid
WO2012047543A1 (en) * 2010-09-27 2012-04-12 E.I. Du Pont De Nemours And Company Method for preparing 2-amino-n-(2,2,2-trifluoroethyl) acetamide
EP2865683B1 (en) 2013-10-28 2017-05-10 Taiwan Biotech Co., Ltd. Compounds for preparing 4-(10b)borono-l-phenylalanine
EP4029505B1 (en) 2019-09-12 2025-04-16 Stella Pharma Corporation Injection containing p-boronophenylalanine
PL4029506T3 (pl) 2019-09-12 2025-08-18 Stella Pharma Corporation Sposób zapobiegania wytrącaniu się z roztworu do wstrzykiwań zawierającego p-boronofenyloalaninę
AR119948A1 (es) 2019-09-12 2022-01-19 Stella Pharma Corp Composición farmacéutica y método para producir la misma
CN112574245A (zh) * 2020-12-31 2021-03-30 四川瑶天纳米科技有限责任公司 一种4-10硼酸基-l-苯丙氨酸的制备方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002540159A (ja) * 1999-03-31 2002-11-26 グリコシン ファーマシューティカルズ、インコーポレーテッド フルクトースおよび関連する炭水化物ならびにポリオールを有するp−ボロノフェニルアラニン錯体
JP2023033957A (ja) * 2021-08-30 2023-03-13 森田薬品工業株式会社 L-p-ボロノフェニルアラニンの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2979139B2 (ja) 1999-11-15
DE19900172C2 (de) 2000-05-25
DE19900172A1 (de) 1999-09-16
US6031127A (en) 2000-02-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07309834A (ja) 鏡像体的に純粋なジアリールプロリノールの製造方法
Vieira et al. Nucleophilic addition of potassium organotrifluoroborates to chiral cyclic N-acyliminium ions: stereoselective synthesis of functionalized N-heterocycles
JP2979139B2 (ja) L−パラボロノフェニルアラニンの製造方法
Song et al. Enantiopure azetidine-2-carboxamides as organocatalysts for direct asymmetric aldol reactions in aqueous and organic media
CN117843525A (zh) (2s,3r,4r)-4,5-二羟基异亮氨酸衍生物及中间体的制备方法
Yuste et al. Synthesis of enantiomerically pure 2-amino alcohols from amino acids mediated by sulfoxides
Tararov et al. An improved synthesis of enantiopure 2-azabicyclo [2.2. 1] heptane-3-carboxylic acid
Wagner et al. Preparation of a protected (2S, 3S)-. beta.-hydroxyaspartic acid suitable for solid-phase peptide synthesis
JP2778103B2 (ja) 光学活性なスレオージヒドロキシフェニルセリン誘導体の製造方法
JP2010031004A (ja) 新規イミダゾール誘導体及びその製造方法並びに該イミダゾール誘導体を利用したヒスチジンアミド誘導体の製造方法
US4158012A (en) Steroid synthesis process using mixed anhydride
WO2003051852A1 (en) Intermediate and process for producing optically active compound from the intermediate
JPH10245369A (ja) セリン誘導体の製造方法
JP3547590B2 (ja) 不斉ジルコニウム触媒
JP4057088B2 (ja) ピロリジン誘導体の製造方法
KR100743617B1 (ko) 고광학순도를 갖는 키랄 3-히드록시 피롤리딘 및 그유도체를 제조하는 방법
JP2003509504A (ja) リトナビルの合成方法
Alías et al. Synthesis of (S)-N-tert-butoxycarbonyl-N, O-isopropylidene-α-methylserinal: A potential building block for the asymmetric synthesis of non-natural amino acids
JP2825608B2 (ja) 光学活性トレオ―3―アミノ―2―ヒドロキシペンタン酸及びその製造法
WO2007024113A1 (en) Process for the preparation of chiral 3-hydroxy pyrrolidine compound and derivatives thereof having high optical purity
WO1994011345A1 (en) Process for optically pure decahydroisoquinolines
JPH10237013A (ja) 光学活性2−ベンジルコハク酸の製造法
JPH1180102A (ja) 1−アミノ−2−ヒドロキシシクロアルカンカルボン酸誘導体
KR100566896B1 (ko) 광학적으로 활성인 5,6-디옥소피페라진-2-카르복실산유도체의 제조방법
KR100420263B1 (ko) 아지리딘-2-카르복시산 에스테르로부터 이소세린 및 그유도체들을 제조하는 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990810

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313114

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313114

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S631 Written request for registration of reclamation of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313631

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees
EXPY Cancellation because of completion of term