JPH1125650A - 記録媒体カートリッジ - Google Patents

記録媒体カートリッジ

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Publication number
JPH1125650A
JPH1125650A JP17841897A JP17841897A JPH1125650A JP H1125650 A JPH1125650 A JP H1125650A JP 17841897 A JP17841897 A JP 17841897A JP 17841897 A JP17841897 A JP 17841897A JP H1125650 A JPH1125650 A JP H1125650A
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JP
Japan
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erroneous recording
recording
cartridge
erroneous
prevention member
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JP17841897A
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Inventor
Masanori Sato
政則 佐藤
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Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誤記録防止部材の小型、軽量化を図り、操作
性を向上する。 【解決手段】 誤記録防止部材37を移動自在に支持す
るガイド凸部39が形成されてこのガイド凸部39の主
面上にロック用凹部40が設けられたカートリッジ本体
2と、このカートリッジ本体2のガイド凸部39に係合
する保持凹部51が形成されてこの保持凹部51内にカ
ートリッジ本体2のロック用凹部40に係合するロック
用凸部55が設けられた誤記録防止部材37とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気テープや光デ
ィスク等の情報信号が記録される記録媒体をカートリッ
ジ本体に収納した記録媒体カートリッジに関し、特に、
カートリッジ本体に収納された記録媒体に誤って情報信
号の重ね記録が行われることにより先に記録されていた
情報信号が消去されてしまうことを防止する誤記録防止
機構を備える記録媒体カートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータ等の情報信号の処理
を行う情報処理装置には、この装置で処理した情報信号
を記録して保存し、或いは情報処理装置により処理され
る情報信号を記録するために外部記憶装置が用いられて
いる。この外部記憶装置には、磁気テープや光ディスク
等の情報信号が記録される記録媒体をカートリッジ本体
に収納した記録媒体カートリッジを用いる記録再生装置
が用いられている。
【0003】この種の記録再生装置に用いられる記録媒
体カートリッジとしては、例えば特公昭52−1497
6号公報に開示されているように構成されたテープカー
トリッジがある。この種のテープカートリッジ100
は、図15に示すように、例えば透明なポリカーボネー
ト樹脂等の合成樹脂材料を成形して形成された略矩形状
をなすカバー部材102と、アルミ板等の金属板によっ
て形成されたベース板503とをネジ等によって結合し
て構成されたカートリッジ本体101を備えている。こ
のカートリッジ本体101には、図示しないが内部に一
対のテープリールが回転自在に収納され、一方のテープ
リールから繰り出された磁気テープ104がその前面部
101aに沿ってカートリッジ本体101内を走行して
他方のテープリールに巻き取られる。
【0004】このテープカートリッジ100の前面部1
01aの一方の側には、磁気テープ104と相対摺接し
て情報信号の記録及び/又は再生を行う磁気ヘッドが進
入する記録再生用の開口部を開閉する蓋体105が回動
可能に取り付けられている。また、前面部101aの略
中央部には、磁気テープ104を定速走行させるための
ベルト駆動ローラ106の外周部を外方へ臨ませる駆動
用開口部107が設けられている。また、テープカート
リッジ100には、図示しないが内部にテープリールを
駆動する無端ベルトが配設されている。この無端ベルト
は、ベルト駆動ローラ106が回転することによって走
行される。
【0005】このテープカートリッジ100は、補助記
憶装置としての記録再生装置に装着されると、蓋体10
5が開放され、記録再生用の開口部を介して記録再生装
置側の磁気ヘッドが進入して磁気テープ104の信号記
録面に軽く接触する。また、カートリッジ本体101の
前面部に設けた駆動用開口部107を介して、カートリ
ッジ本体101内に記録再生装置側の駆動ローラが進入
してベルト駆動ローラ106に当接する。そして、テー
プカートリッジ100は、記録再生装置の駆動ローラが
回転駆動されると、ベルト駆動ローラ106を介してテ
ープリールが回転されて磁気テープ104が定速走行さ
れ、この磁気テープ104に摺接する磁気ヘッドによっ
て情報信号の記録及び/又は再生が行われる。
【0006】ところで、このテープカートリッジ100
には、磁気テープ104に誤って情報信号の重ね記録が
行われることにより先に記録された情報信号が消去され
てしまうことを防止する誤記録防止機構108が設けら
れている。この誤記録防止機構108は、図15に示す
ように、カートリッジ本体101の前面部101aの一
方側に位置してカバー部材102に設けられた誤記録検
出穴109と、この誤記録検出穴109を開放する第1
の位置と誤記録検出穴109を開放する第1の位置と誤
記録検出穴109を閉塞する第2の位置とに亘って移動
可能にカバー部材102に取り付けられた誤記録防止部
材110とから構成されている。
【0007】誤記録検出穴109は、図15に示すよう
に、誤記録防止部材110が移動可能に配設されるカー
トリッジ本体101の一方の主面部101bと前面部1
01aとに亘って設けられる移動ガイド用の凹部111
に対応してカートリッジ本体101の前面部101aに
設けられている。
【0008】そして、移動ガイド用の凹部111内に移
動可能に配設される誤記録防止部材110は、図15に
示すように、誤記録検出穴109に対向する検出部11
3と、この検出部113から略垂直に移動方向に平行に
延長された移動ガイド片112とを有している。なお、
検出部113は、誤記録検出穴109を閉塞するに足る
大きさに形成されている。
【0009】以上のように構成された誤記録防止部材1
10は、図16に示すように誤記録検出穴109を開放
した第1の位置と、図17に示すように誤記録検出穴1
09を閉塞した第2の位置との間に亘って図15、図1
6及び図17中矢印F方向及び矢印G方向に移動操作さ
れる。誤記録防止部材110は、第1又は第2の位置に
移動されたとき、カバー部材102の移動ガイド用の凹
部111の側縁に突設された図示しない係止突起によっ
て、移動用ガイド片112の一方又は他方の側の側縁が
係止されることにより第1又は第2の位置に移動された
位置に保持される。
【0010】そして、誤記録防止部材110は、図16
に示すように、移動ガイド用の凹部111内を図16中
矢印F方向に移動操作され、検出部113が誤記録検出
穴109を閉塞した第1の位置に移動された状態に置か
れたときには、このテープカートリッジ100が装着さ
れる記録再生装置側に設けた誤記録検出機構によって検
出部113が検出される状態となされる。すなわち、テ
ープカートリッジ100を記録再生装置に装着したと
き、誤記録検出機構の検出子が検出部113によって押
圧されて検出部113の検出が行われる。この検出部1
13が記録再生装置側の誤記録検出機構によって検出が
行われると、記録再生装置は、磁気テープ104に対し
情報信号の記録を可能となす記録操作モードに設定する
ことが可能となり、情報信号の記録が行われる。
【0011】また、誤記録防止部材110は、図17に
示すように、移動ガイド用の凹部111内を図17中矢
印G方向に移動操作され、検出部113が第2の位置に
移動されると、誤記録検出穴109が開放され、記録再
生装置側に設けた誤記録検出機構の検出子によって検出
部113が検出されない状態となる。このとき、誤記録
検出機構は、検出子を誤記録防止穴109内に突出し、
不作動状態となされ、記録再生装置を記録操作モードに
設定することを規制し、磁気テープ104への情報信号
の記録を不能な状態となす。すなわち、テープカートリ
ッジ100は、誤記録防止部材110が第2の位置に移
動されたとき、磁気テープ104への情報信号の再記録
が不能な状態となされ、磁気テープ104に記録された
情報信号の消去が防止される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した誤
記録防止機構108が備える誤記録防止部材110は、
外形寸法がカートリッジ本体101に対して必要以上に
大きく、また重量が必要以上に大きく形成されていると
いう問題点があった。
【0013】このため、この誤記録防止機構108は、
誤記録防止部材110を移動操作するために要する操作
力、又は一時固定するために要する固定力が、40〜1
200gf程度に設定されており、比較的大きな操作力
が必要であるため、操作性が低いという問題があった。
【0014】また、この誤記録防止機構108は、誤記
録防止部材110を移動操作する際、カバー部材102
と誤記録防止部材110との間隙に爪や鋭利なピン等を
挿入することにより行われていたため、操作性が乏しい
という問題があった。
【0015】また、誤記録防止部材110は、カバー部
材102に対して嵌め込まれて組み付けられているた
め、カバー部材102に一旦組み付けた後に取り外した
場合、取り外す際に永久変形が生じて白く変色したり亀
裂等の破損が発生することによって、再度組み付けるこ
とが不能となるという問題があった。
【0016】そこで、本発明は、誤記録防止部材の小
型、軽量化を図り、操作性を向上するとともに、カート
リッジ本体に対して容易に着脱可能とするテープカート
リッジを提供することを目的とする。
【0017】
【課題を達成するための手段】上述した目的を達成する
ため、本発明に係るテープカートリッジは、誤記録防止
部材を移動自在に支持するガイド凸部が形成されてこの
ガイド凸部の主面上にロック用凹部が設けられたカート
リッジ本体と、このカートリッジ本体のガイド凸部に係
合する保持凹部が形成されてこの保持凹部内にカートリ
ッジ本体のロック用凹部に係合するロック用凸部が設け
られた誤記録防止部材とを備える。
【0018】以上のように構成したテープカートリッジ
によれば、誤記録防止部材の保持凹部を移動自在に支持
するガイド凸部にロック用凹部が設けられるとともに、
このロック用凹部に対向する保持凹部内に位置してロッ
ク用凸部が設けられたことによって、誤記録防止部材の
小型、軽量化が図られて、誤記録防止部材が比較的小さ
な操作力によって容易に移動操作される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るテープカート
リッジの具体的な実施形態を図面を参照して説明する。
【0020】以下に示す実施の形態は、本発明を情報信
号が記録される記録媒体として磁気テープを用いるテー
プカートリッジに適用した例を示すものである。特に、
以下に示すテープカートリッジは、コンピュータ等の情
報処理装置の外部記憶装置として用いられる記録再生装
置に用いられるものであって、情報処理装置の情報記録
部に記録されたデータ等の情報信号や、情報処理装置に
供給されるデータ等の情報信号を記録するために用いら
れる。
【0021】このテープカートリッジ1は、図1及び図
2に示すように、カバー部材3とベース板4とを互いに
突き合わせて結合した全体で略矩形状をなすカートリッ
ジ本体2を備えている。このカートリッジ本体2を構成
するカバー部材3は、透明なポリカーボネート樹脂等の
合成樹脂材料によって下方部が開放された略矩形状をな
す箱状に形成されている。このカバー部材2の開放され
た下面側に結合されるベース板4は、アルミニウム若し
くはアルミニウム合金等の薄板状の金属板を打ち抜いて
形成されている。これらカバー部材3とベース板4と
は、カバー部材3に突設した図示しないねじ止め用スタ
ッドにねじ込まれる止めねじ5、及び図3に示すように
ベース板4に設けた係合孔6aに相対係合されるカバー
部材3の内面に突設した結合用スタッド6によって一体
に組み合わされる。
【0022】そして、カートリッジ本体2の前面部2a
側の両側部には、図1に示すように、このテープカート
リッジ1が装着される記録再生装置側のカートリッジ装
着部に設けた位置決め用の突条部に係合する係合溝2
b、2cが設けられている。これら係合溝2b、2c
は、カバー部材3の両側に主面部から突設された突出片
とベース板4の側縁部とによって構成される。
【0023】また、カートリッジ本体2の前面部2aの
一方の側には、図1に示すように、このテープカートリ
ッジ1が装着される記録再生装置側の磁気ヘッドが進入
する凹状をなす記録再生用の開口部7が設けられてい
る。この開口部7は、図2に示すように、カバー部材3
の前面側に形成された凹状部7aとベース板4の前端側
の一部を切り欠いて形成された切り欠き凹部7bとによ
って構成される。そして、記録再生用の開口部7には、
図3に示すように、一対のテープリール13a、13b
間に巻装された磁気テープ12が臨まされる。この磁気
テープ12は、開口部7の両側に形成されたテープ引き
出し孔を介して開口部7内に引き出され、この開口部7
の底面に沿って走行する。また、記録再生用の開口部7
は、このテープカートリッジ1が装着される記録再生装
置側の磁気ヘッドが進入するに足る大きさに形成され、
カートリッジ本体2に取り付けた蓋体8によって開閉さ
れる。この蓋体8は、開口部7を閉塞したとき、図1に
示すように、カートリッジ本体2の前面部2aとほぼ同
一面を構成するような形状に形成され、基端部側をベー
ス板4の前方側の一方のコーナ部に植立された支軸9に
回動可能に支持されている。また、蓋体8は、支軸9に
巻回したトーションスプリング10によって、記録再生
用の開口部7を閉塞する方向に付勢されている。さら
に、蓋体8は、基端部側の一端部8aがカートリッジ本
体2の一方の係合凹部2bに突出されている。
【0024】そして、ベース板4の中央部には、図2及
び図3に示すように、このベース板4の長手方向に並列
して一対のリール支持軸11a、11bが植立されてい
る。これらリール支持軸11a、11bには、磁気テー
プ12が巻装される一対のテープリール13a、13b
がそれぞれ回転自在に支持されている。これらテープリ
ール13a、13bは、磁気テープ12が外周部に巻回
されるハブと、このハブに一体に形成された下フランジ
と、この下フランジと対向してハブに組み合わされる上
フランジとから構成されている。磁気テープ12は、両
端部にそれぞれ所定の長さの透明なリーダテープが接合
され、このリーダテープがクランパによってハブに固定
されている。
【0025】また、ベース板4には、前方部の両コーナ
部に位置して一対のガイドローラ14a、14bが配設
されている。これらガイドローラ14a、14bは、ベ
ース板4に植立された支軸に支持されて配設されてい
る。ガイドローラ14a、14bは、上下端部に磁気テ
ープ12の両端側を支持するフランジが一体に突設され
ている。さらに、ベース板4には、記録再生用の開口部
7を構成する切欠き部7bの両側に位置してそれぞれテ
ープガイド15a、15bが植立されている。
【0026】したがって、テープカートリッジ1は、図
3に示すように、一方のテープリール13aから繰り出
された磁気テープ12が、一方のガイドローラ14aの
外周部に導かれるとともにこのガイドローラ14aによ
ってカートリッジ本体2の前面部2aに沿って折り返さ
れる。そして、磁気テープ12は、カートリッジ本体2
の前面部2aに沿って走行されるとともに、一対のテー
プガイド15a、15b間に支持されて記録再生用の開
口部7内を横断して他方のガイドローラ14bの外周部
へと導かれる。磁気テープ12は、このガイドローラ1
4bによって内方へと折り返されて他方のテープリール
13に巻き取られる。
【0027】また、テープカートリッジ1内には、上述
したテープ走行路に磁気テープ12を走行駆動させるた
めのテープ駆動機構が備えられている。このテープ駆動
機構は、図2に示すように、無端駆動ベルト16と、ベ
ルト駆動ローラ17と、一対のベルトガイドローラ18
a、18bとから構成されている。ベルト駆動ローラ1
7は、ベース板4の前方側の長手方向の略中央部に位置
して植立された支軸19に回転自在に取り付けられてい
る。このベルト駆動ローラ17は、耐摩耗性を有する弾
性材料によって形成されており、無端駆動ベルト16が
掛け合わされる外周部の上側部分に、記録再生装置側の
駆動ローラところがり接触して回転伝達を受けるやや大
径の駆動フランジ部が一体に設けられている。
【0028】そして、ベルトガイドローラ18a、18
bは、図2に示すように、ベース板4の後方側の両コー
ナ部に位置してそれぞれ配設されている。これらベルト
ガイドローラ18a、18bは、ベース板4に植立され
た支軸18c、18dにそれぞれ回転自在に取り付けら
れている。なお、ベルトガイドローラ18a、18b
は、合成ゴム等の弾性材料によって略筒状に形成されて
いる。
【0029】無端駆動ベルト16は、図3に示すよう
に、一方のベルトガイドローラ18aから一方のテープ
リール13aに巻回された磁気テープ12の最外周部に
所定のテンションを以て当接した状態でベルト駆動ロー
ラ17の小径部の外周に掛け合わされる。また、無端駆
動ベルト16は、このベルト駆動ローラ17から他方の
テープリール13bに巻回された磁気テープ12の最外
周部に所定の所定のテンションを以て当接した状態で他
方のベルトガイドローラ18Bへと導かれる。したがっ
て、無端駆動ベルト16は、図2に示すように、カート
リッジ本体2の内部で、略T字状の走行路を以て無端走
行される。
【0030】さらに、テープカートリッジ1内には、磁
気テープ12の始端或いは終端を検出する終端検出機構
が設けられている。この終端検出機構は、図3に示すよ
うに、ベース板4の一方のガイドローラ14bの近傍に
位置してベース板4の前方縁と平行に設けられた取付け
穴に組み付けられた反射部材20によって構成されてい
る。なお、取付け穴は、この反射部材20の取付け部を
構成するとともに、記録再生装置側の発光素子から出射
される検出光の入射穴を構成している。反射部材20
は、光透過性を有する例えば透明なポリカーボネート樹
脂によって断面形状が直角三角形をなすように形成さ
れ、その傾斜面に銀箔等の反射材が貼着されている。反
射部材20は、取付け穴を介して記録再生装置側の発光
素子から入射される検出光を傾斜面で屈折反射させてカ
バー部材3の前面部2a側に導き、この前面部2aに沿
って走行する磁気テープ12へと照射させる。
【0031】そして、カバー部材3の前面部2aの略中
央部には、磁気テープ駆動用の開口部21が設けられて
いる。さらに、カバー部材3の前面部2aには、この磁
気テープ駆動用の開口部21に隣り合って終端検出部2
2が設けられている。この終端検出部22は、上述した
反射部材20と対向位置する薄肉部として構成されてい
る。
【0032】また、テープカートリッジ1には、カバー
部材3とベース板4とを組み合わせてカートリッジ本体
2を構成した状態において、カバー部材3側の磁気テー
プ駆動用の開口部21に、ベース板4に取り付けられた
ベルト駆動ローラ17が位置される。このベルト駆動ロ
ーラ17は、これによって駆動フランジ部の外周部の一
部が磁気テープ駆動用の開口部21から外方へと臨ませ
られる。なお、記録再生用の開口部7は、通常、蓋体8
によって閉塞された状態にある。
【0033】そして、本発明に係るテープカートリッジ
1には、図1、図2及び図4に示すように、このテープ
カートリッジ1に収納した磁気テープ12に対し情報信
号の記録を可能となす状態と、磁気テープ12への情報
信号の記録を不能となす誤記録防止状態を設定する誤記
録防止機構31が設けられている。この誤記録防止機構
31は、テープカートリッジ1を記録再生装置に装着し
た際に、この記録再生装置側に配設される誤記録検出機
構に対向するカートリッジ本体2を構成するカバー部材
3上に構成されている。
【0034】誤記録防止機構31は、カバー部材3の前
面部2aに配設された蓋体8と反対側の位置に取り付け
られた誤記録防止部材37を備える。この誤記録防止部
材37は、例えばポリアセタール樹脂、ABS樹脂等を
主成分とする合成樹脂材料を成形して形成される。誤記
録防止部材37は、合成樹脂材料を成形して形成される
ことにより、弾性力が付与されて形成することができ、
さらに滑性を付与することができるので、カートリッジ
本体2に対して確実な取付けが可能となるとともに、円
滑な操作性を実現することができる。
【0035】そして、カバー部材3の誤記録防止部材3
7が配設される部分には、図4、図5及び図6に示すよ
うに、この誤記録防止部材37が移動するガイド凹部3
3と、誤記録防止部材37によって開閉される誤記録検
出穴32が設けられている。
【0036】誤記録防止部材37が配設されるガイド凹
部33は、カートリッジ本体2の前面部2aを構成する
カバー部材3の前面25とカートリッジ本体2のベース
板4と対向する一方の主面部を構成するカバー部材3の
天板30とに亘って形成されている。
【0037】ガイド凹部33の底面部には、図6及び図
7に示すように、誤記録防止部材37によって挟み込ま
れるガイド凸部39が一体に突出形成されている。この
ガイド凹部33の底面部は、カバー部材3の前面25に
誤記録検出穴32が形成されることにより、カバー部材
3の天板30と平行に形成されている。
【0038】このガイド凸部39には、主面部に、誤記
録防止部材37の移動位置を規制する略矩形状のロック
用凹部40が設けられている。このロック用凹部40内
には、図7に示すように、誤記録防止部材37の移動方
向の略中央部に、誤記録防止部材37の移動位置を規制
する位置規制凸部41が形成されている。
【0039】この位置規制凸部41は、図7及び図8に
示すように、ロック用凹部40の底面からの高さH1
が、ロック用凹部40の深さである底面から上面部まで
の高さH0 より小とされている。
【0040】この位置規制凸部41は、高さH1 を調整
して形成することによって、後述する誤記録防止部材3
7のロック用凸部55との係合状態を調整することがで
きるため、誤記録防止部材37の移動位置を規制して一
時固定するために要する固定力を適宜調整することがで
きる。
【0041】また、ガイド凸部39には、図6及び図7
に示すように、カバー部材3の前面25側に臨む側端
に、誤記録防止部材37が係止する係止部42が一体に
形成されている。また、この係止部42には、誤記録防
止部材37の係止動作をガイドするとともに誤記録防止
部材37の円滑な移動を保証し得るようにガイド用傾斜
面43が形成されている。
【0042】また、ガイド凹部33の底面部には、ガイ
ド凸部39に一側端に位置して、誤記録防止部材37を
支持する摺動支持部45が、カバー部材3の天板30と
平行に一体に形成されている。
【0043】そして、ガイド凹部33の天板30上に延
在する部分の内方端側には、後述するように誤記録防止
部材37に設けられた差込片54が差し込まれる挿入ス
リット29が形成されている。この挿入スリット29
は、ガイド凹部33の内周壁の一部を切り欠いて形成さ
れている。
【0044】また、ガイド凹部33の内方端の近傍に位
置するカバー部材3の天板30の内面側には、誤記録防
止部材37の差込片54が係合するとともにこの差込片
54の移動をガイドする係合凹部36が形成されてい
る。天板30の係合凹部36が形成された部分は、差込
片54の押圧支持部35となる。
【0045】ところで、誤記録防止部材37によって開
閉される誤記録検出穴32は、ガイド凹部33内に位置
してカバー部材3の前面25に設けられている。この誤
記録検出穴32は、テープカートリッジ1が記録再生装
置に装着されたとき、記録再生装置側に配設された誤記
録検出機構の検出子に対向する位置に設けられている。
そして、誤記録検出穴32は、誤記録検出機構の検出子
をカートリッジ本体2の内部へ突出させる。
【0046】また、ガイド凹部33には、誤記録防止部
材37の移動方向に直交する縁部に、誤記録防止部材3
7を移動操作するための半円状の操作用切欠き部46、
46がそれぞれ形成されている。
【0047】そして、ガイド凹部33に位置されてカー
トリッジ2を構成するカバー部材3に取り付けられる誤
記録防止部材37は、図6、図7及び図9に示すよう
に、基端部側に、記録再生装置側に配設された誤記録検
出機構を動作させる検出部50を有し、この検出部50
が設けられた基端部側にカバー部材3の一部であるガイ
ド凹部33のガイド凸部39を挟み込む保持凹部51が
設けられている。
【0048】この保持凹部51は、検出部50から略直
交して突設され、ガイド凹部33の天板30側部分に延
在される移動ガイド片52と、この移動ガイド片52に
相対向して略平行に検出部50から突設された係止片5
3とによって構成される。すなわち、保持凹部51は、
図7及び図9に示すように、移動ガイド片52と係止片
53とによって略断面コ字状に形成されており、ガイド
凹部33のガイド凸部39を挟み込むとともに、係止片
53がガイド凸部39の係止部42に形成されたガイド
用傾斜面43に沿って移動して係止部42に係止され
る。
【0049】また、移動ガイド片52は、ガイド凹部3
3の深さに略等しい厚さに形成され、誤記録防止部材3
7をガイド凹部33内に取り付けたとき、主面がカバー
部材3の天板30の上面と略同一面を構成する。また、
係止片53の先端部には、図9に示すように、ガイド凸
部33に形成されたガイド用傾斜面43に沿う傾斜ガイ
ド面53aが形成されている。
【0050】さらに、誤記録防止部材37の保持凹部5
1を構成する移動ガイド片52の先端側には、この誤記
録防止部材37をカバー部材3に取り付けたとき、ガイ
ド凹部33に設けられた挿入スリット29に挿入されて
カバー部材3の天板30の内面側に挿入される差込片5
4が突設されている。
【0051】この差込片54は、移動ガイド片52の先
端側の下端側から突設され、移動ガイド片52の連設部
側の上面に段部54aが形成されている。この段部54
aは、カバー部材3側の押圧支持部35の厚さに略等し
い高さを有する。また、図示しないが、この差込片54
の先端側には、この差込片54を挿入スリット29に挿
入する際の差し込み移動をガイドする面取り部が設けら
れている。
【0052】そして、誤記録防止部材37の移動ガイド
片52には、内面側の略中央部に位置して、ガイド凸部
39のロック用凹部40内に挿入されて係合するロック
用凸部55が突設されている。また、このロック用凸部
55は、図5に示すように、ロック用凹部40の誤記録
防止部材37の移動方向に平行な中心線L上に位置して
設けられている。
【0053】このロック用凸部55は、誤記録防止部材
37が移動操作されることに伴ってロック用凹部40に
沿って移動され、位置規制凸部41に係合することによ
って、誤記録防止部材37の移動位置を確実に保持す
る。そして、誤記録防止部材37は、図5に示すよう
に、移動操作する際に作用する操作力の力点が位置する
ロック用凸部55が、ロック用凹部40の誤記録防止部
材37の移動方向に平行な中心線L上に位置することに
よって、誤記録防止部材37を移動操作するために要す
る操作力が小さくされている。
【0054】また、保持凹部51内の基端部には、図7
及び図9に示すように、例えば曲率半径が0.5mm程
度に形成された断面円弧状の変形促進部56、56がそ
れぞれ設けられている。この変形促進部56は、カート
リッジ本体2に対して誤記録防止部材37を着脱する
際、図10に示すように、移動ガイド片52の主面部が
厚み方向である図10中矢印C方向に弾性変形すること
を促すため、保持凹部51が容易に弾性変形することに
より、容易且つ確実に着脱することが可能とされる。
【0055】なお、この変形促進部56は、曲率半径が
少なくとも0.1mm以上に形成されて、移動ガイド片
52の厚さが許容する限り、曲率半径が大きく形成され
ることが好ましい。誤記録防止部材37は、変形促進部
56の曲率半径を大きく形成することによって、移動ガ
イド片52が弾性変形した際に変色や亀裂等が生じるこ
とが防止される。
【0056】また、この誤記録防止機構31は、図11
に示すように、ガイド凸部39には、ロック用凹部40
の縁部に、移動された誤記録防止部材37による記録可
能な状態及び記録不能な状態をそれぞれ示す例えば鍵等
の表示61a、61bが、例えば刻印加工や印刷等によ
って設けられている。
【0057】そして、この誤記録防止機構31は、記録
可能な状態を示す表示61a側に誤記録防止部材37を
移動することによって記録可能な状態とされ、また記録
不能な状態を示す表示61b側に誤記録防止部材37を
移動することによって記録不能な状態とされる。
【0058】上述のように構成された誤記録防止部材3
7をカバー部材3に取り付けるには、移動ガイド片52
をカバー部材3に設けられたガイド凹部33のガイド凸
部39側に臨ませ、このガイド凸部39のロック用凹部
40内にロック用凸部55を挿入させて、係止部42の
ガイド用傾斜面43に沿って係止片53を押し込む。こ
のとき、差込片53の先端部側を挿入スリット29に臨
ませる。
【0059】そして、誤記録防止部材37をガイド凹部
33内に押し込むことに伴い、図9及び図10に示すよ
うに、移動ガイド片52が厚み方向に弾性変形しなが
ら、係止片53が係止部42の下面側に進入して係止す
るとともに、この係止片53と移動ガイド片52によっ
てガイド凸部39を挟み込み、保持凹部51がガイド凸
部39を保持する。
【0060】また、誤記録防止部材37をガイド凹部3
3内に押し込むことに伴い、差込片54が厚み方向に弾
性変形しながら挿入スリット29から押圧支持片35の
内面に沿って内方へと進入する。このとき、差込片54
は、係合凹部36内に係合され、カートリッジ本体2の
内方に突出しないように挿入されてなるので、カートリ
ッジ本体2内の磁気テープ12が走行する空間やテープ
リール13a、13bを収納する空間を狭めることがな
く、カートリッジ本体2内の空間を大きく維持すること
ができる。
【0061】また、上述した差込片54の弾性力は、反
力として移動ガイド片52に対して、その内面をガイド
凸部39に押し付けるように作用する。これによって、
誤記録防止部材37は、移動ガイド片52と係止片42
とによるガイド凸部39の挟み込み状態が保持されると
ともに、押圧支持片35に作用する差込片54の弾発力
によって、ガイド凹部33内に確実に組み付けられて脱
落が防止される。このとき、差込片54の弾発力は、誤
記録防止部材37の移動方向に対して直交する方向に作
用するため、操作性に大きな影響を与えることはない。
【0062】そして、誤記録防止部材37は、上述した
操作によってガイド凹部22に取り付けられた状態にお
いて、図10に示すように、誤記録検出穴32が形成さ
れたカバー部材3の前面部25に対向する。
【0063】このようにカバー部材3に設けたガイド凹
部33内に位置して取り付けられた誤記録防止部材37
は、保持凹部51がガイド凸部39にガイドされるとと
もに差込片54が係合凹部36にガイドされてカートリ
ッジ本体2の前面部2aに沿って、図4、図5及び図7
中矢印A方向及び矢印B方向に移動する。
【0064】この誤記録防止部材37は、例えば図4に
示す第2の位置から図5に示す第1の位置に移動される
際、移動ガイド片52が厚み方向に弾性変形して、ロッ
ク用凹部40の位置規制凸部41の一方の壁面に係合さ
れたロック用凸部55が位置規制凸部41に乗り上がっ
て移動する。そして、誤記録防止部材37は、ロック用
凸部55が位置規制凸部41の他方の壁面に係合され
て、第1の位置に確実に保持される。
【0065】ところで、本発明にテープカートリッジ1
は、誤記録防止部材37が図1及び図5に示すように、
カートリッジ本体2の外方側に移動されて検出部50が
カバー部材3の前面部25に設けた誤記録検出穴32を
閉塞した第1の位置に移動されたとき、カートリッジ本
体2に収納した磁気テープ12に対して情報信号の記録
を可能な状態となす。
【0066】また、テープカートリッジ1は、誤記録防
止部材37が、図4に示す第2の位置から図5中矢印B
方向のカートリッジ本体2の内方側に移動されて検出部
50が誤記録検出穴32を開放した第2の位置に移動さ
れたとき、カートリッジ本体2に収納した磁気テープ1
2への情報信号の記録を不能となす誤記録防止状態とな
す。
【0067】すなわち、テープカートリッジ1が装着さ
れる記録再生装置には、誤記録防止部材37の検出部5
0を検出する検出機構が設けられている。この記録再生
装置は、検出機構によって検出部50が検出されると、
磁気テープ12に対して情報信号の記録を可能となす記
録操作モードの選択が可能となり、検出機構によって検
出部50の検出が行われないときには、記録操作モード
の選択が不能となされる。
【0068】そこで、本発明のテープカートリッジ1が
装着される記録再生装置70の一例を図面を参照して説
明する。
【0069】この記録再生装置70は、図12に示すよ
うに、装置本体71内に、装置本体内71の前面パネル
72に設けられたカートリッジ挿脱口73を介して挿入
される本発明のテープカートリッジ1が装着されるカー
トリッジ装着部74が設けられている。このカートリッ
ジ装着部74の両側には、テープカートリッジ1の前面
側の両側に設けた係合溝2b、2cに係合する突条部7
5、75が設けられている。
【0070】テープカートリッジ1は、誤記録防止部材
37が取り付けられた前面部2a側を挿入端として、図
12中矢印D方向にカートリッジ挿脱口73を介して装
置本体71内に挿入される。このとき、テープカートリ
ッジ1は、係合溝2b、2cを突条部75、75に係合
させて挿入されていく。また、テープカートリッジ1
は、突条部75が係合溝2bに係合していくとき、突条
部75の先端によって蓋体8がトーションバネ10の付
勢力に抗して回動され、記録再生用の開口部7を開放す
る。
【0071】カートリッジ装着部74には、テープカー
トリッジ1の挿入方向の位置を位置決めする位置決め突
起や押圧支持手段が設けられている。カートリッジ装着
部74に装着されたテープカートリッジ1は、係合溝2
b、2cを突条部75、75に係合させ、位置決め突起
により挿入位置が位置決めされるとともに押圧支持手段
によって装着位置が位置決めされてカートリッジ装着部
74に装着される。
【0072】また、装置本体71内には、磁気ヘッド装
置77及び駆動ローラ78は配設されている。磁気ヘッ
ド装置77は、テープカートリッジ1がカートリッジ装
着部74に装着されると、記録再生用の開口部7に進入
し、磁気テープ12に摺接し、駆動ローラ78は、駆動
用の開口部21を介してベルト駆動ローラ17に圧着す
る。ここで、駆動ローラ78が駆動されるとテープカー
トリッジ1側のベルト駆動ローラ17が回転操作され、
磁気テープ12の定速走行が行われ、磁気テープ12に
摺接する磁気ヘッド77により磁気テープ12に対する
情報信号の記録再生が行われる。
【0073】ところで、本発明のテープカートリッジ1
が装着される記録再生装置70には、カートリッジ装着
部74へのテープカートリッジ1の装着を検出するとと
もに、テープカートリッジ1に取り付けられた誤記録防
止部材37の検出部50を検出する検出機構81が設け
られている。この検出機構81は、図13に示すよう
に、カートリッジ装着部74に装着されたテープカート
リッジ1の前面部2aに対向する位置であって、誤記録
防止部材37が図5に示すように、誤記録検出穴32を
閉塞した第1の位置にあるときに、誤記録防止部材37
に対向する位置に設けられている。
【0074】そして、検出機構81には、図14に示す
ように、誤記録防止部材37の検出部50を検出する第
1の検出子82と、カートリッジ装着部74にテープカ
ートリッジ1が装着されたことを検出する第2の検出子
83が高さ方向に並列して設けられている。すなわち、
第1の検出子82は、カートリッジ本体2の上方面側に
位置して取り付けられた誤記録防止部材37の検出部5
0に対向し、第2の検出子83は、誤記録防止部材37
の下方側のカートリッジ本体2の前面部2aに対向する
ように配設されている。
【0075】ここで、誤記録防止部材37が誤記録検出
穴32を閉塞した第1の位置に移動されたテープカート
リッジ1と、誤記録防止部材37が誤記録検出穴32を
開放した第2の位置に移動されたテープカートリッジ1
がカートリッジ装着部74に装着されたときの検出機構
81の検出状態を説明する。
【0076】誤記録防止部材37が誤記録検出穴32を
閉塞した第1の位置に移動されたテープカートリッジ1
がカートリッジ装着部74に装着されると、第1の検出
子82が誤記録防止部材37の検出部50によって押圧
されるとともに、第2の検出子83がカートリッジ本体
2の前面部2aによって押圧される。第2の検出子83
が押圧されることにより、カートリッジ装着部74にテ
ープカートリッジ1が装着されたことが検出され、第1
の検出子82が押圧されることにより、誤記録防止部材
37が第1の位置にあることが検出される。この誤記録
防止部材37が検出機構81により検出されると、ここ
に装着されたテープカートリッジ1は、磁気テープ12
に情報信号を記録可能な状態にあることが識別される。
テープカートリッジ1が記録可能な状態にあることが検
出機構81によって検出されると、記録再生装置70は
記録操作モードを選択可能な状態となされ、記録操作モ
ードを選択することによって磁気テープ12に対し情報
信号の記録が行われる。
【0077】また、誤記録防止部材37が誤記録検出穴
32を開放した第1の位置に移動されたテープカートリ
ッジ1がカートリッジ装着部74に装着されると、第2
の検出子83はカートリッジ本体2の前面部2aによっ
て押圧されるが、第1の検出子82は、誤記録防止部材
37の検出部50によって押圧されることなく誤記録検
出穴32内に突出されたままの状態に置かれる。この場
合、カートリッジ装着部74にテープカートリッジ1が
装着されたことが検出されるが、誤記録検出部材37の
検出が行われることがないので、ここに装着されたテー
プカートリッジ1は、磁気テープ12への情報信号を記
録不能となす状態にあることが識別される。テープカー
トリッジ1が記録不能な状態にあることが検出機構81
によって検出されると、記録再生装置70は記録操作モ
ードの選択が規制され、磁気テープ12に対する情報信
号の記録が禁止されることによって、既に磁気テープ1
2に記録された情報信号の保護が実現される。
【0078】なお、検出機構81の第1の検出子82の
動作を不能となす誤記録防止穴32は、積極的に設ける
ことなく、誤記録防止部材37が配設されるガイド凹部
33のカートリッジ本体2の前面側部分で代替してもよ
い。
【0079】また、記録再生装置50側に設けられる検
出機構81は、光学的な検出機構を用いたものであって
もよい。すなわち、一対の発光素子及び受光素子を用
い、発光素子から発光されテープカートリッジ1に反射
される反射光の状態を検出することによって、誤記録防
止部材37の有無及びテープカートリッジ1の装着の有
無を検出するようにしてもよい。
【0080】なお、上述したテープカートリッジ1は、
誤記録防止部材37がカートリッジ本体2の前面部に平
行に移動することによって、このテープカートリッジ1
を情報信号の記録可能な状態及び記録不能となす状態に
設定するようにしているが、誤記録防止部材37をカー
トリッジ本体2の前面部と直交する方向、すなわち、誤
記録防止部材37の検出部50がカートリッジ本体2の
前面部側に位置する第1の位置と、カートリッジ本体2
の内方に没入された第2の位置とに移動することによっ
てテープカートリッジ1を情報信号の記録可能な状態及
び記録不能となす状態に設定するようにしてもよい。
【0081】上述したように、テープカートリッジ1
は、誤記録防止部材37を移動自在に支持するガイド凸
部39が形成されてこのガイド凸部39の主面上にロッ
ク用凹部40が設けられたカートリッジ本体2と、この
カートリッジ本体2のガイド凸部39に係合する保持凹
部51が形成されてこの保持凹部51内にカートリッジ
本体2のロック用凹部40に係合するロック用凸部55
が設けられた誤記録防止部材37とを備えることによっ
て、誤記録防止部材37を小型、軽量化することが可能
とされて、誤記録防止部材37の移動操作に要する操作
力及び移動位置に一時固定するために要する固定力を最
適に設定することが可能とされる、したがって、このテ
ープカートリッジ1によれば、誤記録防止部材37の操
作性を向上することができる。
【0082】また、テープカートリッジ1は、カバー部
材3のロック用凹部40内に、誤記録防止部材37のロ
ック用凸部55の移動方向の略中央部に位置して、誤記
録防止部材37の移動位置を規制する位置規制凸部41
が設けられたことによって、誤記録防止部材37を更に
小型、軽量化することが可能とされる。
【0083】また、テープカートリッジ1は、カバー部
材3のロック用凹部40が、誤記録防止部材37の移動
方向に平行な中心線L上に、誤記録防止部材37を移動
操作する際に誤記録防止部材37に作用する操作力の力
点が位置するように設けられたことによって、誤記録防
止部材37を更に小型、軽量化することが可能とされる
とともに、誤記録防止部材37の操作性を更に向上する
ことができる。
【0084】また、テープカートリッジ1によれば、誤
記録防止部材37の保持凹部51の内方側の基端部に変
形促進部56が設けられたことによって、保持凹部51
を容易に弾性変形することが可能とされるため、カート
リッジ本体2に対して誤記録防止部材37を容易に着脱
することができる。したがって、このテープカートリッ
ジ1によれば、カートリッジ本体2に対する誤記録防止
部材37の組付け作業が容易になるとともに、カートリ
ッジ本体2から取り外された誤記録防止部材37を再度
組み付けて利用することが可能とされる。
【0085】なお、本発明に係るテープカートリッジに
おいては、誤記録検出穴をカバー部材に設けたガイド凹
部内に位置してその前面部に開口して設けたが、主面部
に開口して設けてもよい。この場合、誤記録防止部材
は、例えば移動ガイド片の基端部側の一部を検出部に兼
用される。
【0086】また、本発明は、カートリッジ本体の内部
に磁気テープを収納したテープカートリッジに限定され
るものでなく、上下一対のハーフを組み合わせて構成し
たカートリッジ本体の内部に光ディスクや光磁気ディス
ク等の円盤状記録媒体を回転自在に収納したディスクカ
ートリッジに適用し、前述したと同様の利益を得ること
ができる。
【0087】
【発明の効果】上述したように本発明に係るテープカー
トリッジによれば、誤記録防止部材を移動自在に支持す
るガイド凸部が形成されてこのガイド凸部の主面上にロ
ック用凹部が設けられたカートリッジ本体と、このカー
トリッジ本体のガイド凸部に係合する保持凹部が形成さ
れてこの保持凹部内にカートリッジ本体のロック用凹部
に係合するロック用凸部が設けられた誤記録防止部材と
を備えることによって、誤記録防止部材を小型、軽量化
することが可能とされるため、誤記録防止部材の操作性
を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るテープカートリッジを示す斜視図
である。
【図2】上記テープカートリッジを示す分解斜視図であ
る。
【図3】上記テープカートリッジを示す平面図である。
【図4】上記テープカートリッジが備える誤記録防止機
構を示す斜視図である。
【図5】上記誤記録防止機構を示す平面図である。
【図6】上記誤記録防止機構を示す縦断面図である。
【図7】上記誤記録防止機構を示す分解斜視図である。
【図8】上記誤記録防止機構を構成するロック用凹部を
示す縦断面図である。
【図9】上記誤記録防止機構を構成する誤記録防止部材
を示す側面図である。
【図10】上誤記録防止部材がガイド凹部に対して着脱
される状態を示す縦断面図である。
【図11】上記誤記録防止機構が備える記録の可否を示
す表示を説明するために示す平面図である。
【図12】上記テープカートリッジが装着される記録再
生装置を示す斜視図である。
【図13】上記記録再生装置にテープカートリッジが装
着され、記録再生装置側の検出機構によって誤記録防止
部材が検出される状態を示す平面図である。
【図14】上記記録再生装置側の検出機構によってテー
プカートリッジ及びこのテープカートリッジに取り付け
た誤記録防止部材が検出される状態を示す縦断面図であ
る。
【図15】従来のテープカートリッジを示す斜視図であ
る。
【図16】従来のテープカートリッジの誤記録防止機構
を説明するために示す平面図である。
【図17】従来のテープカートリッジの誤記録防止機構
を説明するために示す平面図である。
【符号の説明】
1 テープカートリッジ、2 カートリッジ本体、3
カバー部材、4 ベース板、31 誤記録防止機構、3
7 誤記録防止部材、39 ガイド凸部、40 ロック
用凹部、41 位置規制凸部、50 検出部、51 保
持凹部、55ロック用凸部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報信号が記録される記録媒体が収納さ
    れるカートリッジ本体と、 記録再生装置側の検出手段によって検出される検出部を
    有し、この検出部が上記検出手段によって検出される第
    1の位置と上記検出手段によって検出されることがない
    第2の位置との間に亘って移動可能に上記カートリッジ
    本体に取り付けられる誤記録防止部材とを備え、 上記カートリッジ本体には、上記誤記録防止部材を移動
    自在に支持するガイド凸部が形成されて、このガイド凸
    部の主面上にロック用凹部が設けられ、 上記誤記録防止部材には、上記ガイド凸部に係合する保
    持凹部が形成されて、この保持凹部内に上記ロック用凹
    部に係合するロック用凸部が設けられたことを特徴とす
    る記録媒体カートリッジ。
  2. 【請求項2】 上記カートリッジ本体のロック用凹部内
    には、上記誤記録防止部材のロック用凸部の移動方向の
    略中央部に、このロック用凸部に係合することによって
    上記誤記録防止部材の移動位置を規制する位置規制凸部
    が設けられたことを特徴とする請求項1に記載の記録媒
    体カートリッジ。
  3. 【請求項3】 上記カートリッジ本体のロック用凹部
    は、上記誤記録防止部材の移動方向に平行な中心線上
    に、上記誤記録防止部材を移動操作する際に上記誤記録
    防止部材に作用する操作力の力点が位置するように設け
    られたことを特徴とする請求項1に記載の記録媒体カー
    トリッジ。
  4. 【請求項4】 上記誤記録防止部材は、弾性材料によっ
    て形成され、保持凹部の内方側の基端部に、弾性変形す
    る断面円弧状の変形促進部が形成されたことを特徴とす
    る請求項1に記載の記録媒体カートリッジ。
  5. 【請求項5】 上記カートリッジ本体のロック用凹部の
    近傍には、上記誤記録防止部材の移動位置による記録の
    可否を示す表示が設けられたことを特徴とする請求項1
    に記載の記録媒体カートリッジ。
JP17841897A 1997-07-03 1997-07-03 記録媒体カートリッジ Withdrawn JPH1125650A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7477484B2 (en) 2001-10-15 2009-01-13 Quantum Corporation Tape cartridge write protect mechanism

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7477484B2 (en) 2001-10-15 2009-01-13 Quantum Corporation Tape cartridge write protect mechanism

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