JPH11257132A - 船外機における多気筒エンジンの吸気a/f制御装置 - Google Patents
船外機における多気筒エンジンの吸気a/f制御装置Info
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- JPH11257132A JPH11257132A JP10067499A JP6749998A JPH11257132A JP H11257132 A JPH11257132 A JP H11257132A JP 10067499 A JP10067499 A JP 10067499A JP 6749998 A JP6749998 A JP 6749998A JP H11257132 A JPH11257132 A JP H11257132A
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- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
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- Control Of The Air-Fuel Ratio Of Carburetors (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
個のデューティ制御弁をもってエンジンの各シリンダの
吸気A/Fを均等制御し得るようにする。 【解決手段】 縦型の多気筒エンジンEを,そのシリン
ダヘッド8を船体後方へ向けて配置し,このエンジンE
に,複数のシリンダ11に個別に混合気を供給する複数
の気化器33を上下方向に配列して取付けた船外機にお
いて,複数の気化器33の各エアブリード室64に分配
チューブ66を介して共通1個のデューティ制御弁68
を接続し,分配チューブ66及びデューティ制御弁68
間を結ぶ流路にサージタンク67を介裝する。
Description
ケースの上部に連なるエンジン支持体と,それを覆うエ
ンジンカバーとで画成されるエンジンルームに多気筒エ
ンジンを,そのクランク軸を鉛直方向へ向けると共にシ
リンダヘッドを船体後方へ向けて配設し,このエンジン
に,その複数のシリンダに個別に混合気を供給する複数
の気化器を上下方向に配列して取付けた船外機におい
て,各気化器から対応するシリンダに供給する混合気の
A/Fを制御するようにした,船外機における多気筒エ
ンジンの吸気A/F制御装置に関する。
制御するために,複数の気化器の吸気道に独立した2次
空気通路をそれぞれ接続し,各2次空気通路にデューテ
ィ制御弁を設けて,これに印加するパルスのデューティ
比をデューティ制御ユニットにより制御するようにした
ものが知られている(例えば,特開平7−269414
号公報参照)。
ものは,気化器毎に高価なデューティ制御弁を必要とす
ることから,コスト高となるのみならず,これを前記船
外機に適用しようとする場合には,複数の気化器に対応
した複数のデューティ制御弁を,エンジン周りの他部品
との干渉を避けつゝ狭いエンジンルームに設置すること
が極めて困難である。
ので,1個のデューティ制御弁をもってエンジンの各シ
リンダの吸気A/Fを均等制御し得るようにした,構成
簡単な前記船外機における多気筒エンジンの吸気A/F
制御装置を提供することを目的とする。
に,本発明は,エクステンションケースの上部に連なる
エンジン支持体と,それを覆うエンジンカバーとで画成
されるエンジンルームに多気筒エンジンを,そのクラン
ク軸を鉛直方向へ向けると共にシリンダヘッドを船体後
方へ向けて配設し,このエンジンに,その複数のシリン
ダに個別に混合気を供給する複数の気化器を上下方向に
配列して取付けた船外機において,複数の気化器の各エ
アブリード室に分配チューブを介して共通1個のデュー
ティ制御弁を接続し,このデューティ制御弁に,それの
コイルに印加するパルスのデューティ比を制御するデュ
ーティ制御ユニットを接続し,前記分配チューブ及びデ
ューティ制御弁間を結ぶ流路にサージタンクを介裝した
ことを第1の特徴とする。
ィ制御弁に印加するパルスをデューティ制御することに
より,複数の気化器の各メインノズルを通る燃料に混合
させるエアブリード量を制御することができ,もってメ
インノズルからの噴出燃料の霧化を良好にしながら,エ
ンジンの複数のシリンダの吸気A/Fを均等制御するこ
とができる。したがって,使用するデューティ制御弁は
1個で足り,構成の簡素化をもたらすと共に,船外機の
狭いエンジンルームへの設置を他部品との干渉を回避し
ながら容易に行うことができる。しかもデューティ制御
弁に印加するパルスのオン,オフに伴い該弁からエアブ
リード室に至る流路に圧力の脈動が生じた場合,上記サ
ージタンクの制振作用により,その圧力脈動を減衰させ
ることができる。
ンの排気路に,それを流れる排ガスのA/Fを検知して
該A/Fに比例した検知信号を出力するLAFセンサを
設け,このLAFセンサの出力部を前記デューティ制御
ユニットの入力部に接続したことを第2の特徴とする。
荷から高負荷にわたる広い運転域において,排ガスのA
/Fに応じて各シリンダの吸気A/Fを制御することが
でき,これによりエンジンの排ガスの性状を常に良好に
することができる。
数の気化器をシリンダブロックの左右一側に配設し,こ
れら気化器の後方の,シリンダヘッド側面とエンジンカ
バー内面とで画成される第1のスペース,及びシリンダ
ヘッド後面とエンジンカバー内面とで画成される第2の
スペースの一方に前記サージタンクを配設し,その他方
に,シリンダヘッドに支承される動弁用のカム軸により
駆動されて各気化器に燃料を供給する燃料ポンプを配設
したことを第3の特徴とする。
1のスペース,及びシリンダヘッド後方の第2にスペー
スを有効に利用して燃料ポンプ及びサージタンクの配設
を容易に行うことができ,エンジンルームのコンパクト
化に寄与し得る。
に示す本発明の一実施例に基づいて以下に説明する。
エンジン部拡大側面図,図3は図2の要部拡大側面図,
図4は図2の4−4線断面図,図5は一部を取り除いた
船外機の正面図,図6は図3の6−6線断面図,図7は
図3における気化器の制御系全体図,図8は図7におけ
るデューティ制御弁の縦断側面図,図9は図7の9部拡
大図,図10は図9の10−10線断面図,図11は図
7におけるサージタンクの一部縦断平面図,図12は図
4の12−12線断面の上半部図,図13は図4の13
−13線断面の下半部図,図14は図1214−14線
断面図,図15は図13の15−15線断面図,図16
は図15の16矢視図である。
ステンションケース1と,その上部に結合されたマウン
トケース2(エンジン支持体)とを備えており,このマ
ウントケース2の上面に水冷直列3気筒4サイクルエン
ジンEがクランク軸14を縦置きにして搭載,支持され
る。マウントケース2は,その外周にフランジ部2aを
備えており,このフランジ部2aの上面に上向き開放の
延長ケース3がボルト結合され,この延長ケース3の上
部にエンジンカバー4が着脱自在に装着される。このエ
ンジンカバー4,マウントケース2及び延長ケース3に
よりエンジンEを収容するエンジンルーム29が画成さ
れる。
の外周面を覆うように,延長ケース3及びエクステンシ
ョンケース1間に環状のアンダーカバー5が取付けられ
る。このアンダーカバー5は弾性を有する合成樹脂製で
あって,船体側の前部に一つの合口5aが形成されてい
る。このアンダーカバー5の取付けに当たっては,先ず
延長ケース3の合口5aを大きく開いて,マウントケー
ス2を取り巻くようにアンダーカバー5を配置すると共
に,エクステンションケース1の上部外周に形成された
環状段部1aにアンダーカバー5の下部端縁を係合する
一方,アンダーカバー5の上端部を延長ケース3にタッ
プネジ(図示せず)により結合する。またアンダーカバ
ー5の合口5aを閉鎖するように,その合口端相互をボ
ルト32で締結する。こうして,アンダーカバー5は,
マウントケース2を覆いつゝ,延長ケース3及びエクス
テンションケース1の各外周面を連続させる連続面を形
成する。
エンジンEはシリンダブロック6,クランクケース7,
シリンダヘッド8,ヘッドカバー9,ベルトカバー10
を備えており,シリンダヘッド8を船体の後方へ向け
て,シリンダブロック6及びクランクケース7が前記マ
ウントケース2の上面に取付けれる。シリンダブロック
6に形成した3本のシリンダ11にそれぞれピストン1
2が摺動自在に嵌装され,これらピストン12にコネク
ティングロッド14を介して連接されるクランク軸14
は鉛直方向を向いてシリンダブロック6及びクランクケ
ース7間に支承される。このクランク軸14と平行にし
て動弁用のカム軸15がシリンダヘッド8に支承され,
このカム軸15は,ベルトカバー10で覆われるタイミ
ングベルト装置16を介してクランク軸14により駆動
される。
連結される駆動軸17は,エクステンションケース1の
内部を下方に延び,その下端はギヤケース18の内部に
設けたベベルギヤ機構19を介して,後端にプロペラ2
0を有するプロペラ軸21に連結される。ベベルギヤ機
構19の前部には,プロペラ軸21の回転方向を正転と
逆転とに切り換えるべくシフトロッド22の下端が接続
される。
ッパーアーム23と,エクステンションケース1を支持
する左右一対のロアアーム24との間にスイベル軸25
が固定されており,このスイベル軸25を回転自在に支
持するスイベルケース26が,船体のトランサムTに装
着されるスターンブラケット27にチルト軸28を介し
て上下揺動可能に支持される。
ッド8の一側面には,3本のシリンダ11に対応する3
本の吸気ポート30が開口しており,これら吸気ポート
30に個別に連通する3本の吸気管31がシリンダヘッ
ド8の一側面に固着され,これらの上流端に3個の気化
器33が個別に接続される。吸気管31は,気化器33
をシリンダブロック6の一側にコンパクトに配設すべく
前方(船体側)へ屈曲させ,且つ,吸気管31の内壁に
付着した液状燃料を吸気ポート30側へ自然に流下させ
るべく,上流端を上向きにした傾斜させてある。
吸気道34aを開閉するバタフライ型のスロットル弁3
5と,それより上流側に位置するチョーク弁36とがそ
れぞれ軸支され,全部の気化器33の吸気道34a上流
端に共通の吸気チャンバ37が接続される。この吸気チ
ャンバ37は,その前端をクランクケース7より前方ま
で延ばしており,その一側にエンジンルーム29に開口
する吸気口37aが設けられる。したがって,エンジン
カバー4の上部の空気取り入れ口4aからエンジンルー
ム29に流入した空気は,吸気口37aから吸気チャン
バ37内に導入され,こゝで3個の気化器33の吸気道
34aに分配される。各吸気道34aで発生した吸気音
は吸気チャンバ37で減衰される。
シリンダ11に対応する吸気ポート30及び排気ポート
38をそれぞれ開閉する吸気弁39及び排気弁40が設
けられ,これらは吸気ロッカアーム41及び排気ロッカ
アーム42を介して前記カム軸15により開閉駆動され
る。このカム軸15にポンプ駆動カム15aが設けられ
る。またシリンダヘッド8の,吸気ポート30側一側面
には,往復動型の燃料ポンプ44が取付けられ,それの
プッシュロッド44aがシリンダヘッド8内の支持壁8
aに摺動自在に支持されると共に,上記ポンプ駆動カム
15aに先端を係合させる。
1つの入口管44iと,2つ出口管44oを備えてお
り,入口管44iには船体内の燃料タンク(図示せず)
に連なる燃料入口チューブ45iが,また一方の出口管
44oには上部2個の気化器33のフロート室に連なる
燃料出口チューブ45oが,さらに他方の出口管45o
には最下部の気化器33のフロート室に連なる燃料出口
チューブ45oがそれぞれ接続される。したがって,カ
ム軸15の回転中は,ポンプ駆動カム15aが燃料ポン
プ44を駆動するので,該ポンプ44は,図示しない燃
料タンクから燃料を吸い上げて,それを各気化器33の
フロート室に供給することができる。
リンダブロック6の側面に沿って水平にした姿勢で上下
方向に配列される。各気化器33のスロットル弁35の
弁軸35aは,吸気道34aを水平に貫通するように配
置されると共に,その外端にスロットル作動レバー47
が固着され,3本のスロットル作動レバー47は連動リ
ンク48を介して相互に連結される。また各気化器33
のチョーク弁36の弁軸36aも,吸気道34aを水平
に貫通するように配置されると共に,外端にチョーク作
動レバー49が固着され,3本のチョーク作動レバー4
9は連動リンク50を介して相互に連結される。こうし
て,3個の気化器33により多連気化器Cが構成され
る。
Eのシリンダブロック6の,気化器33側の側面には,
シリンダ11の軸方向に延びる上下3条のリブ51が3
個の気化器33の中間部及び最下部を通るように形成さ
れており,各リブ51の内部には,クランクケース7内
のクランク室及びシリンダヘッド8内の動弁室間を連通
するブリーザ通路52が形成される。そして,船外機O
のコンパクト化のために,3個の気化器33は,シリン
ダブロック6の側面に近接して配置されるが,この場
合,上部のリブ51の上方にデッドスペースができる
が,このデッドスペースを利用して最上部の気化器33
のスロットル弁35の弁軸35aの内端にスロットルセ
ンサ53が取付けられる。したがって,このスロットル
センサ53は,前記リブ51に何等邪魔されることな
く,エンジンE上方からの弁軸35aへの着脱が可能
で,メンテナンス性が良好であり,のみならず,シリン
ダブロック6及び気化器33に囲まれて保護され,他物
の接触による損傷を防ぐことができる。このスロットル
センサ53は,スロットル弁35の開度をエンジンEの
吸気量,換言すれば負荷として検知するもので,3個の
気化器33のスロットル弁35が前述のように相互に連
動していることから,1個で足りる。
れか1つ(図示例では最下部のスロットル作動レバー)
には,先端にローラ55aを軸支した従動アーム55が
連設される一方,最下部の気化器33に設けたブラケッ
ト(図示せず)に駆動アーム56が軸支され,この駆動
アーム56に設けられたカム溝56aに従動アーム55
のローラ55aが係合される。また駆動アーム56のボ
スにはスロットルドラム57が固設され,これに船体の
キャビンに装備されるコントロールレバー(図示せず)
に連なる操作ワイヤ58が接続される。
して,スロットルドラム57を図3で矢印A方向へ回動
すると,それと共に回動する駆動アーム56のカム溝5
6aに従ってローラ55aが移動し,これにより従動ア
ーム55が全てのスロットル作動レバー47を,スロッ
トル弁35の開放方向へ回動することができる。また操
作ワイヤ58を減速方向へ操作して,スロットルドラム
57を反矢印A方向へ回動すれば,全部のスロットル作
動レバー47をスロットル弁35の閉じ方向へ回動し得
ることは言うまでもない。
4aのベンチュリ部に開口するメインノズル60を備え
ており,それはメインジェット61を介して,フロート
室62の燃料液面下に連通する。このメインノズル60
の周壁には多数のエアブリード孔63が穿設されてお
り,これらエアブリード孔63と連通してメインノズル
60を取り囲むように円筒状のエアブリード室64が設
けられ,該室64の上部に連通するチューブジョイント
65が気化器33の外側面に突設される。
5には,分配チューブ66及びサージタンク67を介し
て共通1個のデューティ制御弁68に接続される。
チューブ66は,金属製,若しくは硬質の合成樹脂製で
あって,1本の入口チューブ661 と,3本の出口チュ
ーブ662 〜664 とを連結部材69を介して相互に一
体に連結して構成される。その際,1本の入口チューブ
661 及び3本の出口チューブ662 〜664 は,これ
らの連結部において,入口チューブ661 に対し各出口
チューブ662 〜66 4 のなす角度が全て略等しくなる
ように配置され,図示例では,その角度は略90°とな
っている。
4 は,それぞれ必要に応じて対応する気化器33に向か
って緩やかに曲げられ,そして3個の気化器33のチュ
ーブジョイント65に可撓チューブ70を介してそれぞ
れ接続される。
図11に示すように,互いに離隔した一対のチューブジ
ョイント67a,67bを備えており,その一方のチュ
ーブジョイント67aは可撓ジョイント71を介して前
記入口チューブ651 に接続され,他方のチューブジョ
イント67bは,デューティ制御弁68のチューブジョ
イント68aに可撓チューブ72を介して接続される。
サージタンク67の,入口チューブ651 に接続される
チューブジョイント67aにはオリフィス73が形成さ
れる。
チューブ70〜72は,エアブリード室64に混合気A
/F調整用の2次空気を供給する2次空気通路Pを構成
し,サージタンク67及びオリフィス73は,この2次
空気通路Pに直列に介裝されることになる。
は,固定コア75,それを囲繞するコイル76,及びこ
れらを収容するコイルハウジング77を備えており,コ
イルハウジング77の一端に,弁筒78及びそれを覆う
外筒79が固着される。弁筒78の一端部には,弁座8
0及びそれに連なる空気出口81が形成されており,そ
の弁座80と協働する弁体82が弁筒78内に収容され
ると共に,この弁体82に一体に形成した可動コア83
が前記固定コア75に対置され,これら両コア75,8
3間に,弁体82を閉じ方向,即ち弁座80との着座方
向へ付勢する弁ばね84が縮設される。
前記チューブジョイント68aを圧入するジョイント取
付け孔85を有しており,このチューブ取付け孔85の
内端に弁筒78の一端がシール部材86を介して気密に
嵌合される。その嵌合部を除いて,弁筒78及び外筒7
9間に円筒状の空気室87が画成され,この空気室87
をコイル76側で大気に開放する空気入口88が外筒7
9に設けられ,またその空気入口88と反対側で空気室
87を弁座80の内側に連通する通孔89が弁筒78に
設けられる。
は,コイル76に対してチューブジョイント68aが上
側となる姿勢,即ちコイル76に対してチューブジョイ
ント68aが上側となる姿勢,即ち空気入口88を空気
出口81より下方に位置させる姿勢をもって,エンジン
Eの適所に固着されるブラケット90に支持される。デ
ューティ制御弁68のこのような姿勢によれば,万一,
エンジンルーム29内に浸入した海水等の飛沫が空気入
口88に勢いよく入り込んでも,その飛沫は,筒状の空
気室87で直ちに減衰されて,上方の通孔89まで到達
し得ず,空気出口81から外部へ流出していく。これに
より,飛沫の弁筒78内への浸入を回避することができ
る。
8において,コイル76を励起すると,可動コア83が
弁ばね84の荷重に抗して固定コア75に吸着され,弁
体82が弁座80から離れて,空気出口81を開放す
る。その結果,空気入口88から空気室87に流入した
空気は,通孔89及び空気出口81を通過し,サージタ
ンク67を経由して,分配チューブ66により3個の気
化器33のエアブリード室64に分配される。
トル弁35の開度に応じた量の吸入空気がエンジンEの
吸気ポート30に向けて流れ,それに伴いメインノズル
60の上端に発生する負圧により,メインジェット61
で計量された燃料がメインノズル60を通して噴出し,
吸気道34aを流れる吸入空気と共に混合気を生成しな
がら,対応するシリンダ11に吸入されていく。
た空気は,メインノズル60の多数のエアブリード孔6
3を通過して,メインノズル60内を上昇する燃料に混
合するので,その燃料の霧化を促進することができ,ま
たその混合量,即ちエアブリード量を増加させれば,吸
気道34aで生成される混合気のA/Fを希薄化させ,
反対に減少させれば,濃厚化させることができる。
に,デューティ制御弁68のコイル76にデューティ制
御ユニット92が接続される。このデューティ制御ユニ
ット92の入力部には,エンジンEの回転数を検知する
エンジン回転数センサ93,前記スロットルセンサ5
3,及び排ガスのA/Fを検知して,それに比例した検
知信号を出力するLAFセンサ94(図13参照)の出
力部が接続される。
は,エンジン回転数センサ93及びスロットルセンサ5
3の検知信号に基づいてエンジン負荷の大小を判定し,
またLAFセンサ94の検知信号に基づいて排ガスのA
/Fを判定し,これらに基づいてコイル76に印加する
パルスのデューティ比を決定し,弁体82の総合開弁時
間を制御して各気化器33へのエアブリード量を調節
し,もって各気化器33から対応するシリンダ11に供
給する混合気中の燃料の霧化を良好にしつゝ,そのA/
Fをエンジン負荷及び排ガスのA/Fに対応した所望通
りのものとすることができ,これによりエンジンEの出
力性能及び排ガスの性状の向上を図ることができる。
により複数個の気化器33へのエアブリード量を制御し
得るので,構成の簡素化を図り,コストの低減に寄与す
ることができ,船外機Oの狭いエンジンルーム29への
設置を,他部品と干渉させることなく容易に行うことが
できる。
量された空気が分配チューブ66により3個の気化器3
3に分配される場合,その分配チューブ66を構成する
1本の入口チューブ661 及び3本の出口チューブ66
2 〜664 は,前述にように,これらの連結部におい
て,入口チューブ661 に対して各出口チューブ662
〜664 のなす角度が全て略等しくなるように配置して
あるから,入口チューブ661 を出た空気が3本の出口
チューブ662 〜664 に分流するときは,それぞれ進
路を略同一角度曲げることを余儀なくされる。これによ
り流路抵抗が均等化され,3本の出口チューブ662 〜
664 への空気の均等分配を可能にする。しかも,各出
口チューブ662 〜664 は必要に応じて対応する気化
器33に向かって緩やかに曲げられているから,3本の
出口チューブ662 〜664 から各対応する気化器33
に至る流路抵抗に差が生ずることを極力防ぐことができ
る。こうして,3個の気化器33へのエアブリード量は
均等に制御される。
オン,オフに伴いデューティ制御弁68からエアブリー
ド室64に至る流路に圧力の脈動が生ずるが,分配チュ
ーブ66とデューティ制御弁68とを結ぶ共通流路に
は,サージタンク67とオリフィス73が直列に介裝し
てあるから,サージタンク67の制振作用とオリフィス
73の絞り抵抗とにより,その圧力脈動を効果的に減衰
させることができる。したがって,その圧力脈動に起因
する振動,騒音の発生を防止することができ,またオリ
フィス73の併用によりサージタンク67のコンパクト
化をもたらすことができる。
リンダブロック6の一側に配設された気化器33の後方
に位置するように,シリンダヘッド8の一側部に取付け
られ,また前記サージタンク67はエンジンEの最後尾
に位置するように,該タンク67の取付け片95がヘッ
ドカバー9の後面にボルト96で固着される。このよう
な配置によれば,気化器33の後方における,シリンダ
ヘッド8の一側面とエンジンカバー4の内面とで画成さ
れる第1のスペースS1 が燃料ポンプ44の設置に有効
利用され,またヘッドカバー9の後面とエンジンカバー
4の内面とで画成される第2のスペースS2 がサージタ
ンク67の設置に有効利用され,船外機Oのコンパクト
化に資することができる。
ム56には,これが加速方向即ち矢印方向Rへ回動する
とき作動する加速ポンプ100がプッシュロッド101
を介して連結される。加速ポンプ100は,エンジンE
の適所に固着されるダイヤフラムハウジング102と,
その内部を大気室103と作動室104とに区画するダ
イヤフラム105とを備え,このダイヤフラム105に
プッシュロッド101介して前記駆動アーム56が連結
され,作動室104は,一方向絞り弁106を介して前
記分配チューブ66の適所に接続される。一方向絞り弁
106は,作動室104側から分配チューブ66側へ空
気が流れるとき開弁し,それと反対方向の空気の流れに
対して絞り抵抗を与えるようになっている。
動すると,プッシュロッド101が作動室104を加圧
するようにダイヤフラム105を作動させる。作動室1
04が加圧されると,その内部の空気が一方向絞り弁1
06を開きながら分配チューブ66を通り,各気化器3
3のエアブリード室64へ圧送されるから,その空気圧
がエアブリード室64内の燃料液面を押圧して,その燃
料を多数のエアブリード孔63からメインノズル60内
へ押し込み,該ノズル60からの燃料噴出を促進する。
したがって,スロットル弁35を急開する加速操作時に
は,吸気量の急増によるも,燃料の噴出量の増量遅れを
なくし,エンジンEに良好な加速性を与えることができ
る。
作時には,上記とは反対に,プッシュロッド101が作
動室104を減圧するようにダイヤフラム105を作動
するから,作動室104に発生する負圧が一方向絞り弁
106により伝達速度を規制されながら,各気化器33
のエアブリード室64へ伝達する。これによりメインノ
ズル60からの燃料噴出を適度に抑え,燃料消費量の低
減に寄与することができる。
器33のエアブリード量制御のための空気通路と,各気
化器33の加速,減速制御のための空気通路の両方との
兼用されるので,配管の簡素化を大いに図ることができ
る。
11に対応してシリンダヘッド8に形成された排気ポー
ト38と,シリンダブロック6の気化器33と反対側の
側部に形成された上下方向に長い排気集合室110と
は,シリンダブロック6及びシリンダヘッド8の接合部
において相互に連通する。上記排気集合室110に第1
の三元触媒コンバータ111が装着される。
マウントケース2と,このマウントケース2の下面に接
合されるオイルパン113の一側部には,上記排気集合
室110の下部に連なる一連の排気管路114が一体に
形成されており,この排気管路114の下端に,排気凾
115の上部に連設した連結フランジ116がボルト1
17により固着され,排気凾115の下部外側面に溶接
された支持片118がオイルパン113の底部にボルト
119により固着される。尚,オイルパン113は,エ
ンジンEの潤滑オイルを貯留するものである。
結合されて前記排気管路114を排気集合室110に連
通する大径の入口筒120と,この入口筒120に並ん
で排気凾115の底板11bに結合され,上端を排気凾
115内の上部に開放すると共に,下端をエクステンシ
ョンケース1内に開放する小径の出口筒121とが設け
られ,入口筒120内には,第2の三元触媒コンバータ
112が装着される。
ト38へ排出された排ガスは排気集合室110で合流
し,排気管路114を経て排気凾115へ向かい,入口
筒120及び出口筒121を順次通過してエクステンシ
ョンケース1の内部に排出される。そして,この排ガス
は,エンジンEを冷却し終えた冷却水と共に,プロペラ
20の内部を通して外部の水中に排出される。
元触媒コンバータ111が,また排気凾115の入口筒
120には第2の三元触媒コンバータ112がそれぞれ
装着されているから,これらを通過する排ガスを,エン
ジンEの冷機時から暖機時にわたる広い運転領域で効果
的に浄化し,即ちその排ガスからHC,CO2 ,NOx
を除去することができる。特に,前述のようなLAFセ
ンサ94の検知信号に基づいて,デューティ制御ユニッ
ト92がデューティ制御弁68に与えるパルスのデュー
ティ比を調節することにより,エンジンEの低負荷から
高負荷にわたる広い運転領域において,気化器33のエ
ンジンEに供給する混合気A/Fを制御して排ガスの性
状を改善するので,第1,第2触媒コンバータ111,
112の負担を軽減して,それらの小容量化が可能とな
り,したがって排気系をコンパクトに構成し得て,船外
機O内への収納を容易に行うことができる。
ック6からシリンダヘッド8を分離することにより開放
されるから,その開放により第1の触媒コンバータ11
1の着脱を容易に行うことができる。
上端が入口筒120の下端より上方に配置されるので,
エクステンションケース1内の水位が上昇しても,出口
筒121が水没しない限り,入口筒120即ち第2の触
媒コンバータ112への浸水を回避することができる。
の上記のような配置では,第1及び第2の触媒コンバー
タ111,112の排ガスに対する浄化作用に伴い発生
する水滴が排気凾115の底部に溜まることになる。そ
れを排水するために,排水管122が排気凾115に付
設される。この排水管122は,上記出口筒121より
遙に小径の管を逆U字状に屈曲して構成され,その一方
の下端122aは排気凾115の底板11b上面に近接
させて開口するように配置され,他方の下端122bは
排気凾115外でその底板11bより下方で開口するよ
うに配置される。
圧力が排気凾115内に作用しているから,排気凾11
5内部とエクステンションケース1内部との間には圧力
差が生じているから,第1,第2の触媒コンバータ11
1,112の排ガスに対する浄化作用に伴い排気凾11
5の底板11b上に水が溜まると,その水は上記圧力差
により排水管122を通ってエクステンションケース1
内に排出されることになり,第2の触媒コンバータ11
2への浸水を防ぐことができる。また,排水管122の
屈曲部は,その両下端の上方に位置しているから,エク
ステンションケース1内の水位が上昇して,排水管12
2の屈曲部が水没しない限り,排水管122から排気凾
115への浸水をも防止することができる。
4は,マウントケース2に一体に形成された排気管路1
14に次のように取付けられる。即ち,排気管路114
の,船外機O外側方に面する側壁に,下方に向かって排
気管路114内方へ傾斜する取付け壁部114aが形成
され,この取付け壁部114aにLAFセンサ94は略
垂直姿勢で螺着され,その先端の検知部94aを排気管
路114内の中心部まで突入させる。
2及びこれを囲繞するアンダーカバー5とで画成される
環状スペース124に配置されるもので,図示例のよう
に,LAFセンサ94が環状スペース124に収まらな
い程,長い場合には,アンダーカバー5の一部に,LA
Fセンサ94の外端を受容する外方膨出部5bが形成さ
れる。
114aが下方に向かって排気管路114内方へ傾斜す
ることにより,その取付け壁部114aに垂直姿勢で取
付けられたLAFセンサの,船外機O外方への突出長さ
を可及的小さく抑え,該センサ94への他物の接触を極
力避けることができると共に,排ガスのA/Fの検知を
確実に行うことができる。しかも,LAFセンサ94が
船外機O外方に向けられることから,その取付け壁部1
14aへの着脱を容易に行うことができる。
バー5内側の環状スペース124に配置されるので,ア
ンダーカバー5が保護壁となって,LAFセンサ94へ
の他物の接触を防ぐことができる。また,アンダーカバ
ー5は前述のように取外し可能であるから,その取外し
状態で,LAFセンサ94の着脱を容易に行うことがで
きる。
5は,エンジンEの冷却水ジャケットを示す。
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。例えば,エンジンEは,3気筒以外
の多気筒エンジンとすることもできる。またエンジンル
ーム29の第1のスペースS 1 にサージタンク67を,
第2のスペースS2 に燃料ポンプ44をそれぞれ配設す
ることもできる。
ば,エクステンションケースの上部に連なるエンジン支
持体と,それを覆うエンジンカバーとで画成されるエン
ジンルームに多気筒エンジンを,そのクランク軸を鉛直
方向へ向けると共にシリンダヘッドを船体後方へ向けて
配設し,このエンジンに,その複数のシリンダに個別に
混合気を供給する複数の気化器を上下方向に配列して取
付けた船外機において,複数の気化器の各エアブリード
室に分配チューブを介して共通1個のデューティ制御弁
を接続し,このデューティ制御弁に,それのコイルに印
加するパルスのデューティ比を制御するデューティ制御
ユニットを接続し,前記分配チューブ及びデューティ制
御弁間を結ぶ流路にサージタンクを介裝したので,1個
のデューティ制御弁もって,複数の気化器のメインノズ
ルからの噴出燃料の霧化を良好にしながら,エンジンの
複数のシリンダの吸気A/Fを均等制御することができ
る。したがって,使用するデューティ制御弁は1個で足
り,構成の簡素化をもたらし,コストの低減に寄与する
と共に,船外機の狭いエンジンルームへの設置を他部品
との干渉を回避しながら容易に行うことができる。しか
もデューティ制御弁に印加するパルスのオン,オフに伴
い該弁からエアブリード室に至る流路に圧力の脈動が生
じた場合,上記サージタンクの制振作用により,その圧
力脈動を減衰させることができ,圧力脈動に起因する振
動及び騒音の発生を抑えることができる。
ンの排気路に,それを流れる排ガスのA/Fを検知して
該A/Fに比例した検知信号を出力するLAFセンサを
設け,このLAFセンサの出力部を前記デューティ制御
ユニットの入力部に接続したので,エンジンの低負荷か
ら高負荷にわたる広い運転域において,排ガスのA/F
に応じて各シリンダの吸気A/Fを制御することがで
き,これによりエンジンの排ガスの性状を常に良好にす
ることができる。
の気化器をシリンダブロックの左右一側に配設し,これ
ら気化器の後方の,シリンダヘッド側面とエンジンカバ
ー内面とで画成される第1のスペース,及びシリンダヘ
ッド後面とエンジンカバー内面とで画成される第2のス
ペースの一方に前記サージタンクを配設し,その他方
に,シリンダヘッドに支承される動弁用のカム軸により
駆動されて各気化器に燃料を供給する燃料ポンプを配設
したので,気化器後方の第1のスペース,及びシリンダ
ヘッド後方の第2にスペースを有効に利用して燃料ポン
プ及びサージタンクの配設を容易に行うことができ,エ
ンジンルームのコンパクト化に寄与し得る。
図。
Claims (3)
- 【請求項1】 エクステンションケース(1)の上部に
連なるエンジン支持体(2)と,それを覆うエンジンカ
バー(4)とで画成されるエンジンルーム(29)に多
気筒エンジン(E)を,そのクランク軸(14)を鉛直
方向へ向けると共にシリンダヘッド(8)を船体後方へ
向けて配設し,このエンジン(E)に,その複数のシリ
ンダ(11)に個別に混合気を供給する複数の気化器
(33)を上下方向に配列して取付けた船外機におい
て,複数の気化器(33)の各エアブリード室(64)
に分配チューブ(66)を介して共通1個のデューティ
制御弁(68)を接続し,このデューティ制御弁(6
8)に,それのコイル(76)に印加するパルスのデュ
ーティ比を制御するデューティ制御ユニット(92)を
接続し,前記分配チューブ(66)及びデューティ制御
弁(68)間を結ぶ流路にサージタンク(67)を介裝
したことを特徴とする,船外機における多気筒エンジン
の吸気A/F制御装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて,エンジン
(E)の排気路に,それを流れる排ガスのA/Fを検知
して該A/Fに比例した検知信号を出力するLAFセン
サ(94)を設け,このLAFセンサ(94)の出力部
を前記デューティ制御ユニット(92)の入力部に接続
したことを特徴とする,船外機における多気筒エンジン
の吸気A/F制御装置。 - 【請求項3】 請求項1記載のものにおいて,複数の気
化器(33)をシリンダブロック(6)の左右一側に配
設し,これら気化器(33)の後方の,シリンダヘッド
(8)側面とエンジンカバー(4)内面とで画成される
第1のスペース(S1 ),及びシリンダヘッド(8)後
面とエンジンカバー(4)内面とで画成される第2のス
ペース(S2 )の一方に前記サージタンク(67)を配
設し,その他方に,シリンダヘッド(8)に支承される
動弁用のカム軸(15)により駆動されて各気化器(3
3)に燃料を供給する燃料ポンプ(44)を配設したこ
とを特徴とする,船外機における多気筒エンジンの吸気
A/F制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10067499A JPH11257132A (ja) | 1998-03-17 | 1998-03-17 | 船外機における多気筒エンジンの吸気a/f制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10067499A JPH11257132A (ja) | 1998-03-17 | 1998-03-17 | 船外機における多気筒エンジンの吸気a/f制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11257132A true JPH11257132A (ja) | 1999-09-21 |
Family
ID=13346750
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10067499A Pending JPH11257132A (ja) | 1998-03-17 | 1998-03-17 | 船外機における多気筒エンジンの吸気a/f制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11257132A (ja) |
-
1998
- 1998-03-17 JP JP10067499A patent/JPH11257132A/ja active Pending
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