JPH11257254A - 容積形流体機械の部材加工法 - Google Patents
容積形流体機械の部材加工法Info
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- JPH11257254A JPH11257254A JP5308798A JP5308798A JPH11257254A JP H11257254 A JPH11257254 A JP H11257254A JP 5308798 A JP5308798 A JP 5308798A JP 5308798 A JP5308798 A JP 5308798A JP H11257254 A JPH11257254 A JP H11257254A
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- broaching
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Abstract
(57)【要約】
【課題】旋回式容積形流体機械のディスプレーサ,シリ
ンダの加工を精度良く加工する場合、機械加工を用いる
と、加工機の占有時間が長くなり、結果として膨大な台
数の加工機が必要となり、設備投資が多大になる問題が
ある。 【解決手段】粉末冶金法、又は精密鋳造法により成形さ
れたディスプレーサ,シリンダを、図8に示すようにブ
ローチを配置し、ブローチ加工を行うことにより、高精
度なディスプレーサ,シリンダを製造することができる
とともに、加工機の占有時間が長くなる問題を解決し
た。
ンダの加工を精度良く加工する場合、機械加工を用いる
と、加工機の占有時間が長くなり、結果として膨大な台
数の加工機が必要となり、設備投資が多大になる問題が
ある。 【解決手段】粉末冶金法、又は精密鋳造法により成形さ
れたディスプレーサ,シリンダを、図8に示すようにブ
ローチを配置し、ブローチ加工を行うことにより、高精
度なディスプレーサ,シリンダを製造することができる
とともに、加工機の占有時間が長くなる問題を解決し
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえばポンプ,
圧縮機等に係り、特に容積形流体機械の前記ディスプレ
ーサ及び前記シリンダの製造方法に関する。
圧縮機等に係り、特に容積形流体機械の前記ディスプレ
ーサ及び前記シリンダの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から用いられている旋回型流体機械
の代表例としてスクロール圧縮機である。該スクロール
圧縮機の主要部材である固定及び旋回スクロールは、特
開昭59−13541 号公報に記載の冷間鍛造法及び特開昭64
−54806 号公報に記載の熱間鍛造法で一般的に成形され
ている。また、特開平5−79478号公報に記載のように鋳
造による鋳鉄で成形されている。
の代表例としてスクロール圧縮機である。該スクロール
圧縮機の主要部材である固定及び旋回スクロールは、特
開昭59−13541 号公報に記載の冷間鍛造法及び特開昭64
−54806 号公報に記載の熱間鍛造法で一般的に成形され
ている。また、特開平5−79478号公報に記載のように鋳
造による鋳鉄で成形されている。
【0003】一方、固定及び旋回スクロールの成形に粉
末冶金法を適用した例として、特開平5−113181 号公報
に記載のように旋回スクロールを、20重量%〜30重
量%のシリコンを含むアルミニウム粉末による粉末冶金
法で成形する方法、または1重量%〜3重量%の燐を含
むニッケル合金からなる表面層を有する1重量%〜20
重量%のシリコン系化合物を分散させたアルミニウム合
金を用いて成形する方法、特開平2−197506 号公報に記
載のように固定及び旋回スクロールの成形において、渦
巻き状のラップの先端近傍部を形成するアルミニウム系
材料中に固体潤滑剤を分散させた混合粉末を用い、アル
ミニウム系材料からなるスクロール本体とともに一体で
粉末冶金法により成形する方法、特開昭64−12090 号公
報においてスクロールラップなどを焼結成形する時に成
形用のグラファイトの型を誘導加熱または通電加熱とを
単独、または併用して放電焼結する方法などが考案され
ている。
末冶金法を適用した例として、特開平5−113181 号公報
に記載のように旋回スクロールを、20重量%〜30重
量%のシリコンを含むアルミニウム粉末による粉末冶金
法で成形する方法、または1重量%〜3重量%の燐を含
むニッケル合金からなる表面層を有する1重量%〜20
重量%のシリコン系化合物を分散させたアルミニウム合
金を用いて成形する方法、特開平2−197506 号公報に記
載のように固定及び旋回スクロールの成形において、渦
巻き状のラップの先端近傍部を形成するアルミニウム系
材料中に固体潤滑剤を分散させた混合粉末を用い、アル
ミニウム系材料からなるスクロール本体とともに一体で
粉末冶金法により成形する方法、特開昭64−12090 号公
報においてスクロールラップなどを焼結成形する時に成
形用のグラファイトの型を誘導加熱または通電加熱とを
単独、または併用して放電焼結する方法などが考案され
ている。
【0004】さらに、特開昭64−379号及び特開平5−33
2270号公報に記載のように熱硬化性及び熱可塑性樹脂で
射出成形されている。
2270号公報に記載のように熱硬化性及び熱可塑性樹脂で
射出成形されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】固定及び旋回スクロー
ルを鋳造で成形した場合、砂型鋳物などでは冷却速度と
の関係で表面にチル層が生じる。このため、成形後、荒
加工−中仕上げ−上仕上げの3工程の機械加工(精度約
5μm)で製品寸法に仕上げなければならない問題があ
った。
ルを鋳造で成形した場合、砂型鋳物などでは冷却速度と
の関係で表面にチル層が生じる。このため、成形後、荒
加工−中仕上げ−上仕上げの3工程の機械加工(精度約
5μm)で製品寸法に仕上げなければならない問題があ
った。
【0006】固定及び旋回スクロールをアルミニウム系
粉末材料を用いて粉末冶金法により成形を行うと、焼結
を行ったあとに熱による材料の膨張・収縮がアルミニウ
ム系材料では大きいためラップ部分が外側に向かって変
形し、後工程として必ず機械加工により荒加工−中仕上
げ−上仕上げの3工程または中仕上げ−上仕上げの2工
程が必要であった。
粉末材料を用いて粉末冶金法により成形を行うと、焼結
を行ったあとに熱による材料の膨張・収縮がアルミニウ
ム系材料では大きいためラップ部分が外側に向かって変
形し、後工程として必ず機械加工により荒加工−中仕上
げ−上仕上げの3工程または中仕上げ−上仕上げの2工
程が必要であった。
【0007】さらに、熱硬化性及び熱可塑性樹脂の射出
成形で一体成形される方法では、成形精度が0.2〜0.
3mmであり、このままスクロール部材として用いること
は出来ず、切削性が悪いので機械加工で仕上げるにも困
難である。
成形で一体成形される方法では、成形精度が0.2〜0.
3mmであり、このままスクロール部材として用いること
は出来ず、切削性が悪いので機械加工で仕上げるにも困
難である。
【0008】また、いずれの公知例においても部材の機
械加工を行う際には、精度良い部材を前工程までに加工
しなければ、加工機の占有時間が長くなり、量産品のス
クロールを生産する場合には、膨大な台数の加工機が必
要となり、設備投資が多大になる問題があった。
械加工を行う際には、精度良い部材を前工程までに加工
しなければ、加工機の占有時間が長くなり、量産品のス
クロールを生産する場合には、膨大な台数の加工機が必
要となり、設備投資が多大になる問題があった。
【0009】本発明の目的は、上記した従来技術の問題
点を解決した容積形流体機械の主要部材の製造方法並び
にその部材を用いた容積形流体機械を提供することにあ
る。
点を解決した容積形流体機械の主要部材の製造方法並び
にその部材を用いた容積形流体機械を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】端板間にディスプレーサ
とシリンダとを配置し、回転軸の回転中心に前記ディス
プレーサ中心を合わせたとき前記シリンダ内壁面及び前
記ディスプレーサ外壁面により1つの空間が形成され、
前記ディスプレーサ及び前記シリンダとの位置関係を旋
回位置においたときは、複数の空間が形成される容積形
流体機械において、前記ディスプレーサと前記シリンダ
をブローチ加工により製造することにより、前記ディス
プレーサ及び前記シリンダを高精度かつ安価に製造する
ことが達成される。
とシリンダとを配置し、回転軸の回転中心に前記ディス
プレーサ中心を合わせたとき前記シリンダ内壁面及び前
記ディスプレーサ外壁面により1つの空間が形成され、
前記ディスプレーサ及び前記シリンダとの位置関係を旋
回位置においたときは、複数の空間が形成される容積形
流体機械において、前記ディスプレーサと前記シリンダ
をブローチ加工により製造することにより、前記ディス
プレーサ及び前記シリンダを高精度かつ安価に製造する
ことが達成される。
【0011】
【発明の実施の形態】以上説明した本発明の特徴は以下
の実施形態によりさらに明確になる。以下、本発明の一
実施例の形態を図を用いて説明する。まず、本発明に係
る旋回形流体機械の構造を図1乃至図3を用いて説明す
る。図1は本発明に係る容積型流体機械を圧縮機として
用いた場合における密閉型圧縮機の縦断面図、図2は図
1の要部拡大断面図、図3は圧縮要素の平面図である。
なお、図1と図2に示した圧縮要素部の断面図は図3の
A−A断面に相当する。
の実施形態によりさらに明確になる。以下、本発明の一
実施例の形態を図を用いて説明する。まず、本発明に係
る旋回形流体機械の構造を図1乃至図3を用いて説明す
る。図1は本発明に係る容積型流体機械を圧縮機として
用いた場合における密閉型圧縮機の縦断面図、図2は図
1の要部拡大断面図、図3は圧縮要素の平面図である。
なお、図1と図2に示した圧縮要素部の断面図は図3の
A−A断面に相当する。
【0012】図1において、1は本発明に係る容積形圧
縮要素、2はこれを駆動する電動要素、3は容積型圧縮
要素1と電動要素2を収納した密閉容器である。容積形
圧縮要素1の詳細を図3を用いて説明する。同図は同一
輪郭形状が3組組み合わされた3条ラップを示してい
る。シリンダ4の内周形状は、いちょうの葉のような形
状をした中空部が120°(中心o′)毎に同一の形状
が現れるように形成されている。この個々のいちょうの
葉状をした中空部の端部には、内方に向かって突出する
複数(この場合は3つ)の略円弧形状のベーン4bを有
する。ディスプレーサ5は、このシリンダ4の内側に配
設され、シリンダ4の内周壁4a(ベーン4bよりも曲
率が大きい部分)及びベーン4bと噛み合うように構成
されている。なお、シリンダ4の中心o′とディスプレ
ーサ5の中心oを一致させると、両者の輪郭形状は相似
形となっており、両者の間には一定幅の隙間が形成され
る。
縮要素、2はこれを駆動する電動要素、3は容積型圧縮
要素1と電動要素2を収納した密閉容器である。容積形
圧縮要素1の詳細を図3を用いて説明する。同図は同一
輪郭形状が3組組み合わされた3条ラップを示してい
る。シリンダ4の内周形状は、いちょうの葉のような形
状をした中空部が120°(中心o′)毎に同一の形状
が現れるように形成されている。この個々のいちょうの
葉状をした中空部の端部には、内方に向かって突出する
複数(この場合は3つ)の略円弧形状のベーン4bを有
する。ディスプレーサ5は、このシリンダ4の内側に配
設され、シリンダ4の内周壁4a(ベーン4bよりも曲
率が大きい部分)及びベーン4bと噛み合うように構成
されている。なお、シリンダ4の中心o′とディスプレ
ーサ5の中心oを一致させると、両者の輪郭形状は相似
形となっており、両者の間には一定幅の隙間が形成され
る。
【0013】次に、容積形圧縮要素1の作動原理を図3
及び図4により説明する。記号oはディスプレーサ5の
内心、記号o′はシリンダ4(あるいは駆動軸6)の中
心である。記号a,b,c,d,e,fはシリンダ4の
内周壁4a及びベーン4bとディスプレーサ5の噛み合
いの接点を表す。ここで、シリンダ4の内周輪郭形状を
みると、同じ曲線の組合せが3箇所連続して滑らかに接
続されている。このうちの1箇所に着目すると、内周壁
4a,ベーン4bを形作る曲線を、厚みのある一つの渦
曲線(ベーン4bの先端を渦の巻始めと考える)とみる
ことができ、その内壁曲線(g−a)は巻き角がほぼ3
60°(設計上は360°であるが製造誤差のため丁度
その値にはならないという意味である。以下、同様)の
渦曲線で、外壁曲線(g′−b)は巻き角がほぼ180
°の渦曲線である。
及び図4により説明する。記号oはディスプレーサ5の
内心、記号o′はシリンダ4(あるいは駆動軸6)の中
心である。記号a,b,c,d,e,fはシリンダ4の
内周壁4a及びベーン4bとディスプレーサ5の噛み合
いの接点を表す。ここで、シリンダ4の内周輪郭形状を
みると、同じ曲線の組合せが3箇所連続して滑らかに接
続されている。このうちの1箇所に着目すると、内周壁
4a,ベーン4bを形作る曲線を、厚みのある一つの渦
曲線(ベーン4bの先端を渦の巻始めと考える)とみる
ことができ、その内壁曲線(g−a)は巻き角がほぼ3
60°(設計上は360°であるが製造誤差のため丁度
その値にはならないという意味である。以下、同様)の
渦曲線で、外壁曲線(g′−b)は巻き角がほぼ180
°の渦曲線である。
【0014】そして、上記1箇所の内周輪郭形状は、内
壁曲線,外壁曲線、及び、外壁曲線と内壁曲線を結ぶ接
続曲線(g−g′)から形成されている。これら3つの
曲線からなる渦巻体を円周上にほぼ等ピッチ(120
°)に配設し、隣合う渦巻体の外壁曲線と内壁曲線とは
円弧等の滑らかな曲線(例えば、b−b′)で結ぶこと
によって、シリンダ4の内周輪郭形状が構成されてい
る。ディスプレーサ5の外周輪郭形状も上記シリンダ4
と同じ原理で構成されている。
壁曲線,外壁曲線、及び、外壁曲線と内壁曲線を結ぶ接
続曲線(g−g′)から形成されている。これら3つの
曲線からなる渦巻体を円周上にほぼ等ピッチ(120
°)に配設し、隣合う渦巻体の外壁曲線と内壁曲線とは
円弧等の滑らかな曲線(例えば、b−b′)で結ぶこと
によって、シリンダ4の内周輪郭形状が構成されてい
る。ディスプレーサ5の外周輪郭形状も上記シリンダ4
と同じ原理で構成されている。
【0015】なお、3つの曲線からなる渦巻体を円周上
にほぼ等ピッチ(120°)に配設するとしたが、これ
は後述する圧縮動作に伴う荷重を均等に分散させる目的
と製造のし易さを配慮したためで、特に、これらのこと
が問題にならない場合は、不当ピッチでもよい。
にほぼ等ピッチ(120°)に配設するとしたが、これ
は後述する圧縮動作に伴う荷重を均等に分散させる目的
と製造のし易さを配慮したためで、特に、これらのこと
が問題にならない場合は、不当ピッチでもよい。
【0016】さて、このように構成されたシリンダ4と
ディスプレーサ5による圧縮動作を図4を用いて説明す
る。7aは吸入ポートであり、8aは吐出ポートであ
り、夫々3か所に設けられている。駆動軸6を回転させ
ることにより、ディスプレーサが固定側であるシリンダ
4の中心o′の周りを自転することなしに旋回半径ε
(=oo′)で公転運動し、ディスプレーサ5の中心o
周りに複数の作動室15(シリンダ内周輪郭(内壁)と
ピストン外周輪郭(側壁)とにより囲まれて密閉された
複数の空間のうち、吸入が終了し圧縮(吐出)行程とな
っている空間をいう。
ディスプレーサ5による圧縮動作を図4を用いて説明す
る。7aは吸入ポートであり、8aは吐出ポートであ
り、夫々3か所に設けられている。駆動軸6を回転させ
ることにより、ディスプレーサが固定側であるシリンダ
4の中心o′の周りを自転することなしに旋回半径ε
(=oo′)で公転運動し、ディスプレーサ5の中心o
周りに複数の作動室15(シリンダ内周輪郭(内壁)と
ピストン外周輪郭(側壁)とにより囲まれて密閉された
複数の空間のうち、吸入が終了し圧縮(吐出)行程とな
っている空間をいう。
【0017】圧縮終了時点ではこの空間は無くなるが、
その瞬間に吸入も終了するのでこの空間を1つと勘定す
る。ただし、ポンプとして用いる場合は、吐出ポートを
介して外部と連通している空間をいう)が形成される
(本実施の形態では常時3個の作動室)。接点aと接点
bで囲まれハッチングが施された1つの作動室(吸入終
了時点では2つに別れているが、圧縮行程が開始される
と直ぐにこの2つの作動室はつながって1つになる)に
着目して説明する。
その瞬間に吸入も終了するのでこの空間を1つと勘定す
る。ただし、ポンプとして用いる場合は、吐出ポートを
介して外部と連通している空間をいう)が形成される
(本実施の形態では常時3個の作動室)。接点aと接点
bで囲まれハッチングが施された1つの作動室(吸入終
了時点では2つに別れているが、圧縮行程が開始される
と直ぐにこの2つの作動室はつながって1つになる)に
着目して説明する。
【0018】図4(1)が吸入ポート7aからこの作動
室への作動ガスの吸入が終了した状態である。この状態
から90°駆動軸6が回転した状態が図4(2)で、回
転が進み最初から180°回転した状態が図4(3)
で、さらに回転が進み最初から270°回転した状態が
図4(4)である。図4(4)から90°回転すると最
初の図4(1)の状態に戻る。
室への作動ガスの吸入が終了した状態である。この状態
から90°駆動軸6が回転した状態が図4(2)で、回
転が進み最初から180°回転した状態が図4(3)
で、さらに回転が進み最初から270°回転した状態が
図4(4)である。図4(4)から90°回転すると最
初の図4(1)の状態に戻る。
【0019】これより、回転が進むに従って作動室15
はその容積を縮少し、吐出ポート8aは吐出弁9(図2
に示す)で閉じられているため作動流体の圧縮作用が行
われることになる。そして、作動室15内の圧力が外部
の吐出圧力よりも高くなると圧力差で吐出弁9が自動的
に開き、圧縮された作動ガスは吐出ポート8aを通って
吐き出される。吸入終了(圧縮開始)から、吐出終了ま
での軸回転角は360°で、圧縮,吐出の各行程が実施
されている間に次の吸入行程が準備されており、吐出終
了時が次の圧縮開始となる。
はその容積を縮少し、吐出ポート8aは吐出弁9(図2
に示す)で閉じられているため作動流体の圧縮作用が行
われることになる。そして、作動室15内の圧力が外部
の吐出圧力よりも高くなると圧力差で吐出弁9が自動的
に開き、圧縮された作動ガスは吐出ポート8aを通って
吐き出される。吸入終了(圧縮開始)から、吐出終了ま
での軸回転角は360°で、圧縮,吐出の各行程が実施
されている間に次の吸入行程が準備されており、吐出終
了時が次の圧縮開始となる。
【0020】例えば、接点aとdによって構成される空
間に着目すると、図4(1)の段階で既に吸入が開始さ
れており、回転が進むにつれてその容積が増し、図4
(4)の状態になると、この空間は分断される。この分
断された量に相当する流体は接点bとeによって形成さ
れる空間から補われる。上記圧縮動作について以下に詳
述する。
間に着目すると、図4(1)の段階で既に吸入が開始さ
れており、回転が進むにつれてその容積が増し、図4
(4)の状態になると、この空間は分断される。この分
断された量に相当する流体は接点bとeによって形成さ
れる空間から補われる。上記圧縮動作について以下に詳
述する。
【0021】図4(1)の状態の接点aとbとにより形
成された作動室に着目すると、隣の接点aとdによって
形成された空間は吸入が始まっており、この中の流体が
軸回転角360°後に接点aとbによって形成される空
間によって圧縮される筈であるが、この空間は、一旦図
4(3)に示されるように広がった後、図4(4)にな
ると分断されてしまうので、接点aとdによって形成さ
れた空間の全ての流体が接点aとbによって形成される
空間で圧縮される訳ではない。
成された作動室に着目すると、隣の接点aとdによって
形成された空間は吸入が始まっており、この中の流体が
軸回転角360°後に接点aとbによって形成される空
間によって圧縮される筈であるが、この空間は、一旦図
4(3)に示されるように広がった後、図4(4)にな
ると分断されてしまうので、接点aとdによって形成さ
れた空間の全ての流体が接点aとbによって形成される
空間で圧縮される訳ではない。
【0022】分断されて接点aとdによって形成された
空間に取り込まれなかった流体体積と同量の流体は、図
4(4)において吸入過程にある接点bとeによって形
成される空間が、図4(1)に示されるように分断さ
れ、吐出ポート付近の接点と接点bとにより形成される
空間に流入している流体によって充当される。
空間に取り込まれなかった流体体積と同量の流体は、図
4(4)において吸入過程にある接点bとeによって形
成される空間が、図4(1)に示されるように分断さ
れ、吐出ポート付近の接点と接点bとにより形成される
空間に流入している流体によって充当される。
【0023】これは、前述したように、不均等ピッチで
配置したのではなく均等ピッチで配置したことによる。
即ち、ディスプレーサおよびシリンダの形状が同一輪郭
形状の繰返しにより形成されているため、いずれの作動
室も異なる空間から流体を得てもほぼ同量の流体を圧縮
することができるのである。なお、不均等ピッチであっ
ても各空間に形成される容積が等しくなるように加工を
施すことは可能であるが製作性が悪い。このように作動
室に隣合う吸入過程にある空間が分断されて圧縮動作を
行うことは本実施形態の特徴でもある。何故なら、前出
のいずれの従来技術においても吸込過程にある空間が閉
じられて、そのまま圧縮され吐出されるものであるから
である。
配置したのではなく均等ピッチで配置したことによる。
即ち、ディスプレーサおよびシリンダの形状が同一輪郭
形状の繰返しにより形成されているため、いずれの作動
室も異なる空間から流体を得てもほぼ同量の流体を圧縮
することができるのである。なお、不均等ピッチであっ
ても各空間に形成される容積が等しくなるように加工を
施すことは可能であるが製作性が悪い。このように作動
室に隣合う吸入過程にある空間が分断されて圧縮動作を
行うことは本実施形態の特徴でもある。何故なら、前出
のいずれの従来技術においても吸込過程にある空間が閉
じられて、そのまま圧縮され吐出されるものであるから
である。
【0024】前記したような輪郭形状を持つディスプレ
ーサ及びシリンダは運転時にディスプレーサのベーン部
先端部分及び根本部分、シリンダのベーン部分及び根本
部分はその他の部分と比べてディスプレーサとシリンダ
が接触する際の接触圧力が大きい。この、接触圧力が大
きくなる部分は、ディスプレーサ及びシリンダの輪郭形
状により決定する事ができる。
ーサ及びシリンダは運転時にディスプレーサのベーン部
先端部分及び根本部分、シリンダのベーン部分及び根本
部分はその他の部分と比べてディスプレーサとシリンダ
が接触する際の接触圧力が大きい。この、接触圧力が大
きくなる部分は、ディスプレーサ及びシリンダの輪郭形
状により決定する事ができる。
【0025】次に本発明の実施例に係るディスプレーサ
及びシリンダの製造方法、特に、ディスプレーサの軸
穴,位置決め用穴,外壁面、及びシリンダの内壁面の製
造方法について説明する。図5は第1の実施例の工程
図、図6はブローチ加工法を用いた仕上げ加工の説明
図、図7はディスプレーサの外壁面をブローチ加工する
際の位置決めを行う手法の説明図である。
及びシリンダの製造方法、特に、ディスプレーサの軸
穴,位置決め用穴,外壁面、及びシリンダの内壁面の製
造方法について説明する。図5は第1の実施例の工程
図、図6はブローチ加工法を用いた仕上げ加工の説明
図、図7はディスプレーサの外壁面をブローチ加工する
際の位置決めを行う手法の説明図である。
【0026】(実施例1)まず、第1の実施例について
説明する。図5の工程1,2に示すように、粉末冶金法
により成形を行い、焼結を行う。次に工程3に示すよう
に、サイジングを行った。サイジング後の再圧体が、1
0〜20μmの機械加工しろを残す程度の大きさになる
ように金属粉末を成形する際の金型、及びサイジングを
行うための金型形状のプロファイル形状を設計した。な
お、粉末冶金法において、焼結を行った時点で、成形精
度を保証できる程度の成形精度で焼結体が成形されてい
る場合はサイジングを行う必要はない。
説明する。図5の工程1,2に示すように、粉末冶金法
により成形を行い、焼結を行う。次に工程3に示すよう
に、サイジングを行った。サイジング後の再圧体が、1
0〜20μmの機械加工しろを残す程度の大きさになる
ように金属粉末を成形する際の金型、及びサイジングを
行うための金型形状のプロファイル形状を設計した。な
お、粉末冶金法において、焼結を行った時点で、成形精
度を保証できる程度の成形精度で焼結体が成形されてい
る場合はサイジングを行う必要はない。
【0027】次に、ディスプレーサ及びシリンダの表面
に酸化膜を生成させ、ディスプレーサ,シリンダの表面
が摺動した際に磨耗することがなく、また、圧縮機に使
用する際に焼結材内部に存在する空孔を伝って圧縮気体
が漏れることがないようにした。なお、酸化膜を生成さ
せる代わりに樹脂を含浸させても良い。また、ここまで
のプロセスは粉末冶金法以外に精密鋳造法を用いても同
等の素形材が出来る。
に酸化膜を生成させ、ディスプレーサ,シリンダの表面
が摺動した際に磨耗することがなく、また、圧縮機に使
用する際に焼結材内部に存在する空孔を伝って圧縮気体
が漏れることがないようにした。なお、酸化膜を生成さ
せる代わりに樹脂を含浸させても良い。また、ここまで
のプロセスは粉末冶金法以外に精密鋳造法を用いても同
等の素形材が出来る。
【0028】次に、上記の手法で得られた素形材を切削
加工,研削加工により仕上げ加工を行う。まず、ディス
プレーサ,シリンダの上面,下面を研削加工により仕上
げる事でディスプレーサ,シリンダを所定の厚さに仕上
げ加工を行った。
加工,研削加工により仕上げ加工を行う。まず、ディス
プレーサ,シリンダの上面,下面を研削加工により仕上
げる事でディスプレーサ,シリンダを所定の厚さに仕上
げ加工を行った。
【0029】そして、ブローチ加工法によりディスプレ
ーサの外周面、シリンダの内周面の仕上げ加工を行う。
ブローチ加工法について図6及び図7を用いて説明す
る。図6はブローチ加工する際の位置決めを行う手法の
説明図であり、図7はブローチ加工法を行う順序を示し
たフローチャートである。
ーサの外周面、シリンダの内周面の仕上げ加工を行う。
ブローチ加工法について図6及び図7を用いて説明す
る。図6はブローチ加工する際の位置決めを行う手法の
説明図であり、図7はブローチ加工法を行う順序を示し
たフローチャートである。
【0030】図6について説明する。ブローチ加工を行
う際の素形材の位置決めは、図6に示すX,Y,θx,
θy,θzの5つの方向を調整することでおこなう。ま
ず、ディスプレーサ上面又はシリンダ上面の任意の3点
を接触式変位計又はレーザ変位計で計測し、ディスプレ
ーサ上面又はシリンダ上面がXY平面と平行となるよう
にθx,θyを調整する。但し、ブローチ加工機械の作
業テーブルとブローチ工具が垂直であり、かつ、ディス
プレーサ上面と下面、又はシリンダ上面と下面が平行な
場合は、θx,θyの調整は不要である。
う際の素形材の位置決めは、図6に示すX,Y,θx,
θy,θzの5つの方向を調整することでおこなう。ま
ず、ディスプレーサ上面又はシリンダ上面の任意の3点
を接触式変位計又はレーザ変位計で計測し、ディスプレ
ーサ上面又はシリンダ上面がXY平面と平行となるよう
にθx,θyを調整する。但し、ブローチ加工機械の作
業テーブルとブローチ工具が垂直であり、かつ、ディス
プレーサ上面と下面、又はシリンダ上面と下面が平行な
場合は、θx,θyの調整は不要である。
【0031】次にX方向,Y方向を移動させる事により
素形材の中心を加工位置の中心に合わせ、最後にθzを
調整する事により、素形材を所定の場所に合わせる。X
方向,Y方向,θz方向の位置決めを繰り返し行う事に
より、位置決めの精度を向上させてもよい。
素形材の中心を加工位置の中心に合わせ、最後にθzを
調整する事により、素形材を所定の場所に合わせる。X
方向,Y方向,θz方向の位置決めを繰り返し行う事に
より、位置決めの精度を向上させてもよい。
【0032】位置決めが終了した後に素形材の固定を行
う。素形材の固定は、軸穴6b及び貫通穴5bにネジま
たはピンを通す事により行った。粉末冶金法または精密
鋳造法により素形材が予め高精度に成形されている場合
は、貫通穴5bによる固定は行わなくてもよい。また、
工程の順序において、前記した固定法を行った後に前記
した位置決め法を行ってもよい。
う。素形材の固定は、軸穴6b及び貫通穴5bにネジま
たはピンを通す事により行った。粉末冶金法または精密
鋳造法により素形材が予め高精度に成形されている場合
は、貫通穴5bによる固定は行わなくてもよい。また、
工程の順序において、前記した固定法を行った後に前記
した位置決め法を行ってもよい。
【0033】ブローチ加工について、図7を用いて説明
する。まず、前記した方法でテーブル24にディスプレ
ーサ又はシリンダの素形材25を固定し、位置決めを行
う。次に上方からブローチ23を降ろし、切削位置を通
して、テーブル下部にある下部ブローチ固定治具26に
ブローチ23を固定する。そして、テーブル24を上方
に移動させ、切削を行う。テーブル24が最上部まで行
くと切削が完了し、上部ブローチ固定治具21が外れ
る。この位置でディスプレーサ又はシリンダの素形材2
5を取り外し、テーブル24を元の位置に戻し、上部ブ
ローチ固定治具21でブローチを固定し、下部ブローチ
固定治具26を外し、最初の状態に戻す。
する。まず、前記した方法でテーブル24にディスプレ
ーサ又はシリンダの素形材25を固定し、位置決めを行
う。次に上方からブローチ23を降ろし、切削位置を通
して、テーブル下部にある下部ブローチ固定治具26に
ブローチ23を固定する。そして、テーブル24を上方
に移動させ、切削を行う。テーブル24が最上部まで行
くと切削が完了し、上部ブローチ固定治具21が外れ
る。この位置でディスプレーサ又はシリンダの素形材2
5を取り外し、テーブル24を元の位置に戻し、上部ブ
ローチ固定治具21でブローチを固定し、下部ブローチ
固定治具26を外し、最初の状態に戻す。
【0034】ディスプレーサ5及びシリンダ4のプロフ
ァイルは様々な曲率半径が組み合わされた複雑な形状で
あるため、ブローチ加工を適用するためには複数のブロ
ーチを用い、それぞれのブローチが再研削可能とする事
で高精度なディスプレーサ及びシリンダを継続的に製造
できるようにした。図8に三条のディスプレーサの場合
のプロファイルをブローチ加工を行う際のブローチの配
置図を示す。内側形状を切削する部分で一つのブローチ
32とし、外側形状を切削する部分で一つのブローチ3
3とした。ブローチの再研削を効率的に行うために、図
9に示すように、曲率半径の大きな部分と小さな部分で
異なるブローチとしても良い。
ァイルは様々な曲率半径が組み合わされた複雑な形状で
あるため、ブローチ加工を適用するためには複数のブロ
ーチを用い、それぞれのブローチが再研削可能とする事
で高精度なディスプレーサ及びシリンダを継続的に製造
できるようにした。図8に三条のディスプレーサの場合
のプロファイルをブローチ加工を行う際のブローチの配
置図を示す。内側形状を切削する部分で一つのブローチ
32とし、外側形状を切削する部分で一つのブローチ3
3とした。ブローチの再研削を効率的に行うために、図
9に示すように、曲率半径の大きな部分と小さな部分で
異なるブローチとしても良い。
【0035】図8に示すブローチを使用した場合のブロ
ーチ加工の加工順序を図10に示す。まず、軸穴をブロ
ーチ加工を行った。次に外側形状を切削するブローチ3
3を3本使用して、外側形状部分を3箇所同時にブロー
チ加工した。そして最後に内側形状を切削するブローチ
32を3本使用して内側形状部分を3箇所同時にブロー
チ加工した。
ーチ加工の加工順序を図10に示す。まず、軸穴をブロ
ーチ加工を行った。次に外側形状を切削するブローチ3
3を3本使用して、外側形状部分を3箇所同時にブロー
チ加工した。そして最後に内側形状を切削するブローチ
32を3本使用して内側形状部分を3箇所同時にブロー
チ加工した。
【0036】この加工順序は異なる順序としてもよい。
また本加工は1箇所ずつ行ってもよく、同時に31,3
2,33のすべてのブローチを用いて一度にディスプレ
ーサ5又はシリンダ4のプロファイルのブローチ加工を
行ってもよい。いずれの加工順序、同時に用いるブロー
チの数によっても、他の切削加工,研削加工を行う場合
と比べて、高精度なディスプレーサ5,シリンダ4を飛
躍的に早く加工する事ができる。
また本加工は1箇所ずつ行ってもよく、同時に31,3
2,33のすべてのブローチを用いて一度にディスプレ
ーサ5又はシリンダ4のプロファイルのブローチ加工を
行ってもよい。いずれの加工順序、同時に用いるブロー
チの数によっても、他の切削加工,研削加工を行う場合
と比べて、高精度なディスプレーサ5,シリンダ4を飛
躍的に早く加工する事ができる。
【0037】(実施例2)第二の実施例の工程図を図1
1に示す。工程1,2は第一の実施例と同じであるた
め、説明は省略する。工程3において位置決めを行い、
工程4においてブローチ加工を行い、最後に上面,下面
の仕上げ加工を行う。位置決め手法,ブローチ加工,上
面,下面の仕上げ加工それぞれの手法は実施例1と同様
である。本実施例はディスプレーサ及びシリンダの上
面,下面の平行度が、ブローチ加工を行う際の位置決め
に対して大きく影響しない場合に適用する事ができる。
1に示す。工程1,2は第一の実施例と同じであるた
め、説明は省略する。工程3において位置決めを行い、
工程4においてブローチ加工を行い、最後に上面,下面
の仕上げ加工を行う。位置決め手法,ブローチ加工,上
面,下面の仕上げ加工それぞれの手法は実施例1と同様
である。本実施例はディスプレーサ及びシリンダの上
面,下面の平行度が、ブローチ加工を行う際の位置決め
に対して大きく影響しない場合に適用する事ができる。
【0038】(実施例3)第三の実施例は、第一,第二
の実施例において、ブローチ加工時のディスプレーサ
5,シリンダ4の固定治具を簡略化している。ディスプ
レーサ5の場合のブローチ23の配置の例を図12に示
す。容積形流体機械のディスプレーサ5,シリンダ4
は、円周上に、様々な曲率半径の円弧により構成されて
いる凸部が存在している。その凸部をブローチ加工する
際、図12に示すように凸部を挾み込むようにブローチ
41a,41b,41c,41d,41e,41fを配
置する。
の実施例において、ブローチ加工時のディスプレーサ
5,シリンダ4の固定治具を簡略化している。ディスプ
レーサ5の場合のブローチ23の配置の例を図12に示
す。容積形流体機械のディスプレーサ5,シリンダ4
は、円周上に、様々な曲率半径の円弧により構成されて
いる凸部が存在している。その凸部をブローチ加工する
際、図12に示すように凸部を挾み込むようにブローチ
41a,41b,41c,41d,41e,41fを配
置する。
【0039】そして、すべての凸部に同じ状態にし、ブ
ローチ加工を行う。このようにブローチ41a,41
b,41c,41d,41e,41fを配置する事によ
り、ディスプレーサ5及びシリンダ4にブローチ41
a,41b,41c,41d,41e,41fが与える
力を凸部の両側から与えることができ、ブローチ41
a,41b,41c,41d,41e,41fから与え
る力により凸部が成形することはなくなり、ブローチか
ら与えられる力による変形を拘束するための固定治具を
簡略化する事ができる。
ローチ加工を行う。このようにブローチ41a,41
b,41c,41d,41e,41fを配置する事によ
り、ディスプレーサ5及びシリンダ4にブローチ41
a,41b,41c,41d,41e,41fが与える
力を凸部の両側から与えることができ、ブローチ41
a,41b,41c,41d,41e,41fから与え
る力により凸部が成形することはなくなり、ブローチか
ら与えられる力による変形を拘束するための固定治具を
簡略化する事ができる。
【0040】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、駆動軸の周りに2箇所以上の複数の作動室を配設
し、個々の作動室の吸入終了から吐出終了までの軸回転
角をほぼ360°になるように構成する事により、吐出
過程の過圧縮損失を大幅に低減し、かつディスプレーサ
に働く自転モーメントを軽減してディスプレーサとシリ
ンダ間の摩擦損失を低減する事により、性能向上がはか
れ、かつ信頼性の高い容積形流体機械が得られる。ま
た、このような旋回型流体機械を冷凍サイクルに搭載す
る事により、エネルギ効率に優れ、信頼性の高い冷凍・
空調システムが得られる。
れば、駆動軸の周りに2箇所以上の複数の作動室を配設
し、個々の作動室の吸入終了から吐出終了までの軸回転
角をほぼ360°になるように構成する事により、吐出
過程の過圧縮損失を大幅に低減し、かつディスプレーサ
に働く自転モーメントを軽減してディスプレーサとシリ
ンダ間の摩擦損失を低減する事により、性能向上がはか
れ、かつ信頼性の高い容積形流体機械が得られる。ま
た、このような旋回型流体機械を冷凍サイクルに搭載す
る事により、エネルギ効率に優れ、信頼性の高い冷凍・
空調システムが得られる。
【図1】本発明に係る旋回型流体機械を圧縮機に適用し
た密閉形圧縮機の縦断面図。
た密閉形圧縮機の縦断面図。
【図2】図1の要部拡大図。
【図3】本発明に係る旋回型流体機械の圧縮要素の平面
図。
図。
【図4】本発明に係る旋回型流体機械の作動原理を説明
する平面図。
する平面図。
【図5】第一の実施例の工程を示すフロー図。
【図6】第一の実施例におけるブローチ加工を行うため
の位置決め手法の説明する斜視図。
の位置決め手法の説明する斜視図。
【図7】ブローチ加工法の説明する断面図。
【図8】ブローチ加工を行う際のブローチの配置を示す
平面図。
平面図。
【図9】ディスプレーサ及びシリンダの製作に用いるブ
ローチの例を示す部分平面図。
ローチの例を示す部分平面図。
【図10】第一の実施例におけるブローチ加工の加工順
序を示す平面図。
序を示す平面図。
【図11】第二の実施例の工程順を示すフローチャー
ト。
ト。
【図12】第三の実施例におけるブローチ加工時のブロ
ーチの配置を示す部分平面図。
ーチの配置を示す部分平面図。
1…旋回型圧縮要素、2…電動要素、3…密閉容器、4
…シリンダ、4a…内周壁、4b…ベーン、5…ディス
プレーサ、5a…軸受、5b…貫通穴、6…駆動軸、6
a…クランク部、6b…軸穴、7…主軸受、7a…吸入
ポート、8…副軸受、8a…吐出ポート、8b…吐出
室、9…吐出弁、10…吸入カバー、11…吐出カバ
ー、12…潤滑油、13…吸入パイプ、14…吐出パイ
プ、15…作動室、16…シール部材、X…位置決め移
動方向1,Y…位置決め移動方向2、Z…位置決め移動
方向3、θX…位置決め回転方向1,θY…位置決め回
転方向2、θZ…位置決め回転方向3、21…上部ブロ
ーチ固定治具、22…メーンシリンダ、23…ブロー
チ、24…テーブル、25…素形材、26…下部ブロー
チ固定治具、31…軸穴用ブローチ、32…内側形状用
ブローチ、33…外側形状用ブローチ、33a…外側形
状用ブローチa、33b…外側形状用ブローチb、33
c…外側形状用ブローチc、33d…外側形状用ブロー
チd、33e…外側形状用ブローチe、33f…外側形
状用ブローチf、33g…外側形状用ブローチg、41
a…凸部加工用ブローチa、41b…凸部加工用ブロー
チb、41c…凸部加工用ブローチc、41d…凸部加
工用ブローチd、41e…凸部加工用ブローチe、41
f…凸部加工用ブローチf。
…シリンダ、4a…内周壁、4b…ベーン、5…ディス
プレーサ、5a…軸受、5b…貫通穴、6…駆動軸、6
a…クランク部、6b…軸穴、7…主軸受、7a…吸入
ポート、8…副軸受、8a…吐出ポート、8b…吐出
室、9…吐出弁、10…吸入カバー、11…吐出カバ
ー、12…潤滑油、13…吸入パイプ、14…吐出パイ
プ、15…作動室、16…シール部材、X…位置決め移
動方向1,Y…位置決め移動方向2、Z…位置決め移動
方向3、θX…位置決め回転方向1,θY…位置決め回
転方向2、θZ…位置決め回転方向3、21…上部ブロ
ーチ固定治具、22…メーンシリンダ、23…ブロー
チ、24…テーブル、25…素形材、26…下部ブロー
チ固定治具、31…軸穴用ブローチ、32…内側形状用
ブローチ、33…外側形状用ブローチ、33a…外側形
状用ブローチa、33b…外側形状用ブローチb、33
c…外側形状用ブローチc、33d…外側形状用ブロー
チd、33e…外側形状用ブローチe、33f…外側形
状用ブローチf、33g…外側形状用ブローチg、41
a…凸部加工用ブローチa、41b…凸部加工用ブロー
チb、41c…凸部加工用ブローチc、41d…凸部加
工用ブローチd、41e…凸部加工用ブローチe、41
f…凸部加工用ブローチf。
Claims (1)
- 【請求項1】端板間にディスプレーサとシリンダとを配
置し、回転軸の回転中心に前記ディスプレーサ中心を合
わせたとき前記シリンダ内壁面及び前記ディスプリーサ
外壁面により1つの空間が形成され、前記ディスプレー
サ及び前記シリンダとの位置関係を旋回位置においたと
きは複数の空間が形成される容積型流体機械の、前記デ
ィスプレーサと前記シリンダの製造方法において、 前記ディスプレーサの軸穴,位置決め用穴,外壁面、及
び、前記シリンダの位置決め用穴,内壁面の加工におい
て、局所的にブローチ加工法を用いる事を特徴とする容
積形流体機械の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5308798A JPH11257254A (ja) | 1998-03-05 | 1998-03-05 | 容積形流体機械の部材加工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5308798A JPH11257254A (ja) | 1998-03-05 | 1998-03-05 | 容積形流体機械の部材加工法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11257254A true JPH11257254A (ja) | 1999-09-21 |
Family
ID=12933009
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5308798A Pending JPH11257254A (ja) | 1998-03-05 | 1998-03-05 | 容積形流体機械の部材加工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11257254A (ja) |
-
1998
- 1998-03-05 JP JP5308798A patent/JPH11257254A/ja active Pending
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