JPH1125746A - 回動軸の回動範囲規制機構および照明装置 - Google Patents

回動軸の回動範囲規制機構および照明装置

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JPH1125746A
JPH1125746A JP17421097A JP17421097A JPH1125746A JP H1125746 A JPH1125746 A JP H1125746A JP 17421097 A JP17421097 A JP 17421097A JP 17421097 A JP17421097 A JP 17421097A JP H1125746 A JPH1125746 A JP H1125746A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】360゜に近く、要すれば360゜を超えて回
動可能な回動軸の回動範囲規制機構及びその照明装置。 【解決手段】支承枠2に突起または溝を形成し、支承枠
の突起または溝に係合する溝または突起を外周部に形成
するとともに、内周部に溝または突起を形成した環状の
回動角規制体3を支承枠に支持させ、回動軸1の端部に
回動角規制体の内周部の溝または突起に係合する突起ま
たは溝を形成し、上記支承枠の突起または溝および回動
角規制体の外周部の溝または突起によって第1の所定角
度範囲A内においてのみの回動を可能にする第1の回動
規制手段6を構成し、上記回動角規制体の内周部の溝ま
たは突起および回動軸の突起または溝によって第2の所
定角度範囲B内においてのみの回動を可能にする第2の
回動規制手段7を構成し、さらに回動軸をその端部近傍
の周段部と押さえ体とで支承枠に摩擦力を付与して取り
付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回動軸の回動範囲規
制機構およびこれを用いた照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図12は、従来の照明装置の取付装置を
示す要部分解斜視図である。
【0003】この従来の照明装置の取付装置は、実公平
4−245665号公報に開示されているものである。
【0004】図において、101はマウント、102は
係止リング、103は回転軸、104はアームである。
【0005】マウント101は、半割体101a、10
1bをねじなどにより結合したもので、その下部には仕
切板101cが形成されていて、マウント101の下壁
101dと仕切板101cとの間に収納室101eが形
成されている。マウント101の下壁101dには図示
しない位置決めリブが形成されている。
【0006】係止リング102は、その周縁に一対の切
欠102a、102aが形成され、内周には係止片10
2bが形成されている。そして、係止リング102は、
一対の切欠102a、102aがマウント101の下壁
101dの位置決めリブに係合するように収納室101
eに収納される。101fは挿通孔である。
【0007】回転軸103は、軸部103aの下端に鍔
103bを有し、軸部103aの上部周面にねじ溝10
3cが形成され、さらに軸部103aの下部で鍔103
bから離間した部位にはストッパ103dが形成されて
いる。また、ストッパ103dが形成されている部位で
軸部103aの周面には溝103eが形成されている。
さらに、軸部103aは、断面形状がD形である。
【0008】アーム104は、回転軸103の軸部10
3aの断面形状に合致する透孔104aが形成されてい
る。
【0009】そうして、回転軸103をアーム104の
透孔104aに下方から挿通して、係止リング102に
挿通し、回転軸103のねじ溝103cに仕切板101
cの上面側でワッシャ106を介してナット105をね
じ係合させればよい。挿入後、回転軸の抜け止めがなさ
れる。係止リング102に軸部103aを挿入するとき
には、円弧以外の部位に係止片102bを合致させれ
ば、回転軸103を係止リング102に対して回動させ
ると、係止片102bが溝103e内に導入され、係止
リング102に対して回転軸103が回動自在になる。
そして、その回転範囲は、係止片102bとストッパ1
03dとが当接することにより、360゜以下の範囲に
規制される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
構造では、ストッパ103dおよび係止片102bのそ
れぞれ幅の和による回転角度の分が360゜から減算さ
れた角度しか回転できない。そして、回転軸103の回
転操作時には、ストッパ103dおよび係止片102b
にともに大きなトルクが作用するので、強度上それらの
幅を小さくすることができない。
【0011】したがって、せいぜい300゜程度しか回
転させることができないので、回転軸に挿通される電線
が360゜を超えてよじれてはならないというIECの
規格内容に対しては問題ないが、照明器具の水平面内に
おいて照射不可能なエリアが発生してしまうという問題
がある。
【0012】照明器具の水平面における照射不可能なエ
リアが発生しないためには、なるべく360゜に近く、
可能であればちょうど360゜まで回動可能な角度を確
保しなければならない。
【0013】本発明は、360゜まで、要すれば360
゜を超える回動ができるように製作することも可能な回
動軸の回動範囲規制機構およびこれを用いた照明装置を
提供することを目的とする。
【0014】
【課題を達成するための手段】請求項1の発明の回動軸
の回動範囲規制機構は、一端部近傍に周段部を形成した
回動軸と;周段部が外面に当接して回動軸の端部を回動
可能に収納して支承する支承枠と;環状をなしてその環
に回動軸の端部が挿通し、外周部および支承枠の間の協
働により支承枠に対して第1の所定角度範囲内において
のみ回動を可能にする第1の回動規制手段ならびに回動
軸の端部および内周部の間の協働により回動軸を第2の
所定角度範囲内においてのみ相対的に回動可能にする第
2の回動規制手段を提供、支承枠内に配設された回動角
規制体と;回動軸の端部を支承体に対して適度の摩擦力
を作用させながら支承させる押さえ体と;を具備してい
ることを特徴としている。
【0015】本発明および以下の各発明において、特に
指定しない限り用語の定義および技術的意味は次によ
る。
【0016】まず、回動軸について説明する。
【0017】回動軸のうち回動とは、軸が360゜また
はそれ以上であっても2回転未満の角度範囲で回転する
意味で用いている。そして、回動軸は内部が中空および
充実のいずれでもよい。また、軸の長さは任意である。
【0018】また、回動軸の一端近傍の周段部は、回動
軸の一端部の軸径を小さくすることにより形成するか、
軸径より径の大きな鍔状の部分を設けることによって形
成することができる。
【0019】さらに、回動軸の一端部には押さえ体を回
動軸に取り付ける場合のねじ溝および非円形断面部など
を必要に応じて形成することができる。
【0020】回動軸の端部には、回動角規制体の内周部
と協働して第2の回動規制手段を構成する突起または溝
を、所要により複数たとえば2個を等配して形成する。
【0021】次に、支承枠について説明する。
【0022】支承枠は、回動軸の周段部および押さえ体
により挟持されて回動軸を支承するものである。そし
て、好ましくは外観を整えるために、さらに加えて回動
角規制体および押さえ体を内部に収納可能にするために
箱状に構成することができる。
【0023】また、支承枠は、回動軸の用途に応じて他
の機能を合わせ持つことができる。たとえば、回動軸を
照明装置において灯体を支持するためのアームとして用
いる場合に、支承枠に給電端の機能を付与することがで
きる。
【0024】さらに、支承枠に回動軸を支承させるため
に、支承枠を2分割にして、その間に回動軸を挟持する
ことができる。しかし、要すれば、フランジのように分
割不能なものを用いても、回動軸を支承することができ
る。
【0025】回動角規制体について説明する。
【0026】回動角規制体は、その外周部と支承枠との
間に構成される第1の回動規制手段を提供するととも
に、内周部と回動軸の突起または溝との間に構成される
第2の回動規制手段を提供する。
【0027】すなわち、第1の回動規制手段は、支承枠
に形成された突起または溝と、回動角規制体の外周部に
形成されて上記支承枠の突起または溝に係合する溝また
は突起とで構成される。この第1の回動規制手段は、所
要により回動軸の回りに複数たとえば2個好ましくは等
配して配設することもいできる。
【0028】そうして、回動角規制体は、第1の回動規
制手段により、支承枠に対して第1の所定角度の範囲内
で回動することができる。
【0029】第2の回動規制手段は、回動軸の端部に形
成された突起または溝と、回動角規制体の内周部に形成
されて回動軸の突起または溝に係合する溝または突起と
で構成される。この第2の回動規制手段も、所要により
回動軸の回りに複数たとえば2個好ましくは等配して配
設することができる。
【0030】そうして、回動軸は、第2の回動規制手段
により、回動角規制体に対して相対的に第2の所定角度
範囲内で回動することができる。なお、ここで相対的に
とは、回動軸の回動可能な角度範囲は回動角規制体に対
する意味であって、支承枠に対する絶対的な回動ではな
い。
【0031】さらに、押さえ体について説明する。
【0032】押さえ体は、回動軸を支承枠に適度の摩擦
力を作用させて支承させるものであれば、どのような構
造であってもよい。また、摩擦力は回動角規制体を介し
て間接的に作用してもよいし、直接支承枠に作用しても
よい。
【0033】最後に、作用について説明する。
【0034】支承枠に対して、回動軸を、押さえ体によ
って付与された摩擦力に抗して、回動させていくと、第
1の回動規制手段および第2の回動規制手段のうち回動
しやすい方から順に、または両方が同時にそれぞれの所
定角度範囲内で回動する。すなわち、第1の回動規制手
段は、第1の所定角度範囲内での回動を許容する。ま
た、第2の回動規制手段は第2の角度範囲内での回動を
許容する。
【0035】そこで、第1の回動規制手段による第1の
所定角度範囲をAとし、第2の回動規制手段による第2
の所定角度範囲をBとすると、回動軸が支承枠に対して
回動可能な最大許容回動角度はA+Bとなることが上記
説明から理解できる。
【0036】したがって、たとえ第2の所定角度範囲B
がせいぜい300゜程度であったとしても、第1の所定
角度範囲を60゜に設定することできるから、最大許容
回動角度をちょうど360゜回動可能にすることは容易
に実現できる。
【0037】必要に応じて、360゜を超える最大許容
回動角度を設定することも可能である。
【0038】もちろん、360゜未満の最大許容回動角
度を設定することも可能であることはいうまでもない。
【0039】上述の最大許容回動角度の範囲内で、回動
した回動軸から手を離すと、回動軸は押さえ体によって
付与された摩擦力のために、ある程度のトルクが回動軸
に作用しても静止状態を維持することができる。
【0040】請求項2の発明の回動範囲規制機構は、請
求項1記載の回動軸の回動範囲規制機構において、第1
の回動規制手段は、支承枠および回動規制体のいずれか
一方に配設された突起およびいずれか他方に配設されて
突起に係合する溝からなることを特徴としている。
【0041】本発明は、第1の回動規制手段の具体的な
構造を規定しているものである。
【0042】支承枠に突起を形成する場合には、回動角
規制手段に溝を形成するものとする。反対に、支承枠に
溝を形成する場合には、回動角規制体に突起を形成す
る。
【0043】両者は相対的な関係にあり、回動角規制の
作用は、いずれであっても同様である。
【0044】請求項3の発明の回動範囲規制機構は、請
求項1または2記載の回動軸の回動範囲規制機構におい
て、第2の回動規制手段は、回動軸の端部および回動規
制体のいずれか一方に形成された突起ならびにいずれか
他方に形成されて突起に係合する溝からなることを特徴
としている。
【0045】本発明は、第2の回動規制手段の具体的な
構造を規定したものである。
【0046】回動角規制体に溝を形成する場合には、回
動軸に突起を形成する。反対に、回動角規制体に突起を
形成する場合には、回動軸に溝を形成する。
【0047】両者は相対的な関係にあり、回動角規制の
作用は、いずれであっても変わらない。
【0048】請求項4の発明の回動角規制機構は、請求
項1ないし3のいずれか一記載の回動軸の回動範囲規制
機構において、押さえ体は、回動軸の端部に固着された
ナット、回動規制体およびナットの間において回動軸に
回動不能に装着されたワッシャならびに波形ワッシャを
含むことを特徴としている。
【0049】本発明は、押さえ体の具体的な構造を規定
したものである。
【0050】回動軸にナットを装着するためには、回動
軸の所要部分に予めねじ溝を形成する必要がある。
【0051】また、ワッシャを回動軸に回動不能に装着
するには、装着部の軸断面を非円形たとえばD字状、太
鼓状などにすればよい。
【0052】さらに、支承枠内に仕切板を一体的に形成
して回動角規制体を収納する収納室を形成することがで
きるが、このような場合には、押さえ体を仕切板に当接
させればよい。
【0053】なお、上記に加えてナイロンワッシャなど
を装着することができる。
【0054】請求項5の発明の回動軸の回動範囲規制機
構は、請求項1ないし4のいずれか一記載の回動軸の回
動範囲規制機構において、回動軸は、中空であり;回動
軸の内部に挿通された絶縁被覆導体を具備している;こ
とを特徴としている。
【0055】本発明は、回動軸を中空にしてその内部に
絶縁被覆導体を挿通しているので、回動角度範囲を約3
60゜に設定することにより、IECの規格を満足し
て、絶縁被覆電線がねじれて断線するおそれがない。し
かも、1回転が可能であることにより、回動不能な範囲
が生じない。
【0056】請求項6の発明の回動軸の照明装置は、一
端部近傍に周段部を形成した中空の回動軸と;周段部が
外面に当接して回動軸の端部を回動自在に収納して支承
する支承枠と; 支承枠と協働して支承枠に対して第1
の所定角度範囲内においてのみ回動を可能にする第1の
回動規制手段および回動軸の端部が挿通し回動軸の突起
と協働して回動軸を相対的に第2の所定角度範囲内にお
いてのみ相対的に回動可能にする第2の回動規制手段を
提供し、支承枠内に配設された回動角規制体と;回動軸
の端部を支承体に対して適度の摩擦力を作用させながら
支承させる押さえ体と;支承枠と一体的に形成された給
電端と;回動軸内に挿通されて一端が給電端に接続され
た絶縁被覆導体と;回動軸の他端部側に装着されて絶縁
被覆導体の他端が接続された灯体と;を具備しているこ
とを特徴としている。
【0057】給電端とは、絶縁被覆導体を経由して灯体
に給電するために、電源に対する受電機能を備えている
端末をいう。具体的には、電源線に対する結線機能とし
ての端子台や配線ダクトに対するプラグなどが該当す
る。
【0058】本発明は、請求項1の回動軸の回動範囲規
制機構を照明装置に適用したものである。
【0059】灯体の構成は、照明装置の種類によって変
わるから、特に限定されない。しかし、ランプを含み、
必要に応じて反射体、ソケット、透光性カバーなどを備
えている。
【0060】灯体は、回動軸の他端部に直接装着しても
よいし、回動軸の他端部にアームを固定し、アームの他
端部に装着するなどの間接的な装着を行ってもよい。
【0061】照明装置としては、スポットライト、照明
スタンド、投光器などに適用することができる。
【0062】請求項7の発明の照明装置は、請求項6記
載の照明装置において、給電端は、配線ダクト用プラグ
であることを特徴としている。
【0063】配線ダクト用プラグは、配線ダクトから受
電するために用いられるもので、配線ダクトに機械的に
引っ掛ける引掛部、配線ダクト内の導体に圧接する接触
刃に接続するとともに、絶縁被覆導体を接続する端子な
どを備えている。
【0064】本発明は、配線ダクトに接続するスポット
ライトに好適である。
【0065】請求項8の発明の照明装置は、請求項6記
載の照明装置において、給電端は、フランジであること
を特徴としている。
【0066】フランジは、天井などの取付面に位置を固
定して照明装置を取り付ける場合に用いられる。電源線
および負荷側の絶縁被覆電線を結線する端子や端子台を
皿状枠体の内部に備えて構成されている。
【0067】本発明は、天井に固定されるスポットライ
トに好適である。
【0068】請求項9の発明の照明装置は、請求項6な
いし8のいずれか一記載の照明装置において、灯体は、
回動軸の他端部に垂直面内で回動可能な本体、本体に装
着されたソケット、頂部開口がソケットの近傍に位置す
るように配設された反射体およびソケットに装着された
ランプを具備していることを特徴としている。
【0069】本発明は、スポットライトに好適な灯体の
構成を規定している。
【0070】本体は、合成樹脂またはアルミニウムダイ
キャストなどの金属製で、構造は所望のデザインおよび
機能に応じて異なる。
【0071】ソケットは、使用するランプの種類に応じ
て所要のものを用いる。
【0072】反射体は、金属またはガラス基体の内面に
多層干渉膜からなる熱線透過・可視光反射膜を備えたも
の、アルミニウム反射面のものなどを採用することがで
きる。
【0073】ランプは、可視光透過・熱線反射膜を備え
るか、または備えないハロゲン電球、反射形シールドビ
ーム電球、反射形電球および小形高輝度放電ランプなど
が主に用いられる。
【0074】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0075】図1は、本発明の回動軸の回動範囲規制機
構および照明装置の第1の実施形態を示す要部拡大断面
図である。
【0076】図2は、図1のII−II'に沿う断面図であ
る。
【0077】各図において、1は回動軸、2は支承枠、
3は回動角規制体、4は押さえ体、5は配線ダクト用プ
ラグである。
【0078】回動軸1について説明する。
【0079】回動軸1は、端部近傍に周段部1aを備
え、また端部には第1小径部1b、第2小径部1c、突
起1dおよびねじ溝1eが形成され、さらに軸方向に沿
って中空部1fが形成されている。
【0080】周段部1aは、第1小径部1bによって形
成されている。
【0081】突起1dは、第2小径部1cに1個形成さ
れている。
【0082】回動軸1のその他の構造を図3ないし図5
を参照して説明する。
【0083】図3は、本発明の回動軸の回動範囲規制機
構および照明装置の第1の実施形態における回動軸を示
す正面図である。
【0084】図4は、同じく左側面図である。
【0085】図5は、同じく平面図である。
【0086】回動軸1の端部には、さらに断面非円形部
1gが形成されている。この断面非円形部1gは、第2
小径部1cの部分に形成されている。
【0087】回動軸1の他端には、直交する短円筒部1
hが一体に形成されている。そして、中空部1fは短円
筒部1hを貫通して形成されている。
【0088】支承枠2について説明する。
【0089】支承枠2は、軸線に沿って2つ割りされた
円筒箱状をなしていて、挿通孔2a、収納室2bおよび
突起2cを備えている。
【0090】挿通孔2aは、2つ割りの合わせ目に跨っ
て下面に形成されており、回動軸1の第1小径部1bが
挿通する。そして、回動軸1の周段部1aは支承枠2の
下面に当接する。
【0091】収納室2bは、挿通孔2aに隣接して形成
されており、回動角規制体3が収納される。
【0092】突起2cは、図2に示すように、収納室2
bの内部に形成されている。
【0093】回動角規制体3について説明する。
【0094】図6は、本発明の回動軸の回動範囲規制機
構および照明装置の第1の実施形態における回動角規制
体を示す正面図である。
【0095】回動角規制体3は、環状をなし、外周部に
一対の円弧状の溝3a、3aが形成され、内周部にほぼ
円環状に溝3bが形成されている。
【0096】回動角規制体3の溝3aを突起2cに係合
させて、回動角規制体3を支承枠2の収納室2bに収納
させる。
【0097】一方、回動軸1の突起1dを溝3b内に係
合させて、回動角規制体3の環の中に回動軸1の端部を
挿入する。
【0098】支承枠2の突起2cおよび回動角規制体3
の溝3aは、第1の回動規制手段6を構成している。
【0099】また、回動軸1の突起1dおよび回動角規
制体3の内周部の溝3dは、第2の回動規制手段7を構
成している。
【0100】押さえ体4について説明する。
【0101】押さえ体4は、ナット4a、ワッシャ4b
および波形ワッシャ4cからなる。
【0102】ナット4aは、回動軸1の端部に形成され
たねじ溝1eにねじ込まれる。
【0103】図7は、本発明の回動軸の回動範囲規制機
構および照明装置の第1の実施形態におけるワッシャを
示す正面図である。
【0104】ワッシャ4bは、非円形の孔4b1が中心
部に形成され、孔4b1を回動軸1の端部の第2小径部
1cに形成された断面非円形部1gに装着される。
【0105】そうして、回動角規制体3の上に押さえ体
4を波形ワッシャ4c、ワッシャ4bおよびナット4a
の順に装着し、ナット4aを締めると、波形ワッシャ4
cの弾力が回動角規制体3を介して支承枠2に伝達さ
れ、回動軸1と支承枠2との間に摩擦力として作用す
る。
【0106】配線ダクト用プラグ5について説明する。
【0107】図1に示すように、配線ダクト用プラグ5
は、支承枠1と一体に構成されている。そして、引掛部
5a、一対の接触刃5bおよび端子5cを備えている。
【0108】引掛部5aは、支承枠1と一体に成形され
て、支承枠1の上方へ突出している。
【0109】一対の接触刃5bは、それぞれ先端が引掛
部5aから図において左右へ突出し、基部は支承枠1の
内部で端子5cを構成している。
【0110】その他の構成について説明すると、8は絶
縁被覆導体で、回動軸1の中空部1fに挿通され、端子
5cに接続されている。
【0111】作用について説明する。
【0112】支承枠2に対して、回動軸1を押さえ体4
による摩擦力に抗して回動させると、図2において、第
2の回動規制手段7により、回動軸1の突起1dと回動
角規制体3との間で最大角度Aの回動ができる。
【0113】一方、第1の回動規制手段6により、回動
角規制体3の溝3aと支承枠2の突起2cとの間で最大
角度Bの回動ができる。
【0114】結局、回動軸1と支承枠2との間では、最
大角度A+Bの回動が可能であることになる。
【0115】したがって、最大角度AおよびBをそれぞ
れ所望に設定することにより、360゜を中心にその前
後に任意の角度までの回動ができるようにすることがで
きる。
【0116】図8は、本発明の回動軸の回動範囲規制機
構の第2の実施形態を示す図2と同様な断面図である。
【0117】図において、図2と同一部分については同
一符号を付して説明は省略する。
【0118】本実施形態は、第1の回動規制手段6’が
異なる。すなわち、支承枠に溝2cを形成し、回動角規
制体3に突起3cを形成したものである。
【0119】図9は、本発明の照明装置の一実施形態で
あるスポットライトの一部中央断面側面図である。
【0120】図において、図1と同一部分については同
一符号を付して説明は省略する。9は本体、10はソケ
ット、11は反射体、12はランプ、13は遮光筒であ
る。
【0121】本体9は、アルミニウムダイキャスト製
で、回動軸1の短円筒部1hに垂直面内で回動自在に取
り付けられている。
【0122】ソケット10は、本体9内に配設され絶縁
被覆導体(図示しない。)の他端が接続される。
【0123】反射体11は、その頂部開口11aがソケ
ット10の近傍に位置して配設されている。
【0124】ランプ12は、ソケット10に装着され、
その発光中心が反射体11のほぼ焦点に位置にする。
【0125】遮光筒13は、反射体11に対向して本体
9に取り付けられ、ランプ12の頭部を覆う遮光キャッ
プ13aを支持している。また、遮光筒13の前面に保
護ガラスを装着可能に構成されている。
【0126】図10は、本発明の照明装置の他の実施形
態におけるフランジを示す側面図でる。
【0127】図11は、同じく正面図である。
【0128】図において、14はフランジ本体で、下面
中央に形成した挿通孔14aから内部に挿入した回動軸
の端部に回動角規制体および押さえ体を装着することに
より、回動軸を所定角度内で回動可能に支承する。
【0129】また、フランジ本体14は、端子台などを
収納している。
【0130】
【発明の効果】請求項1ないし5の各発明によれば、回
動角規制体を支承体との間で第1の回動規制手段により
第1の所定角度の範囲内で回動可能にするとともに、回
動軸を回動角規制体との間で第2の回動規制手段により
第2の所定角度の範囲内で回動可能にしたので、360
゜の前後の任意の角度まで回動できる回動軸の回動範囲
規制機構を提供することができる。
【0131】請求項2の発明によれば、加えて第1の回
動規制手段を突起とこれに係合する溝によって構成した
ことにより、構造が簡単な回動軸の回動範囲規制機構を
提供することができる。
【0132】請求項3の発明によれば、加えて第2の回
動規制手段を突起とこれに係合する溝とで構成したこと
により、構造が簡単な回動軸の回動範囲規制機構を提供
することができる。
【0133】請求項4の発明によれば、加えて押さえ体
をナット、ワッシャおよび波形ワッシャを含んで構成し
たことにより、組み立ての容易な回動軸の回動範囲規制
機構を提供することができる。
【0134】請求項5の発明によれば、加えて回動軸が
中空で、内部に絶縁被覆導体を挿通したことにより、絶
縁被覆導体がよじれないから、断線しにくい回動軸の回
動範囲規制機構を提供することができる。
【0135】請求項6ないし9の各発明によれば、回動
軸に挿通された絶縁被覆導体がよじれて断線しにくいと
ともに、水平面内の照射不能な角度範囲のない照明装置
を提供することができる。
【0136】請求項7の発明によれば、加えて配線ダク
ト用プラグを備えていることにより、配線ダクトに装着
できる照明装置を提供することができる。
【0137】請求項8の発明によれば、加えてフランジ
を備えていることにより、天井に直接取り付けられる照
明装置を提供することができる。
【0138】請求項9の発明によれば、加えてスポット
ライトに好適な照明装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回動軸の回動範囲規制機構および照明
装置の第1の実施形態を示す要部拡大断面図
【図2】図1のII−II'線に沿う断面図
【図3】本発明の回動軸の回動範囲規制機構および照明
装置の第1の実施形態における回動軸を示す正面図
【図4】同じく左側面図
【図5】同じく平面図
【図6】本発明の回動軸の回動範囲規制機構および照明
装置の第1の実施形態における回動角規制体を示す正面
【図7】本発明の回動軸の回動範囲規制機構の第1の実
施形態におけるワッシャを示す正面図
【図8】本発明の回動軸の回動範囲規制機構および照明
装置の第2の実施形態を示す図2と同様な断面図
【図9】本発明の照明装置の一実施形態であるスポット
ライトの一部中央断面側面図
【図10】本発明の照明装置の他の実施形態におけるフ
ランジを示す側面図
【図11】同じく正面図
【図12】従来の照明装置の取付装置を示す要部分解斜
視図
【符号の説明】
1…回動軸 1f…中空部 1g…断面非円形部 2…支承枠 2b…収納室 2c…突起 3…回動角規制体 3a…溝 3b…溝 6…第1の回動規制手段 7…第2の回動規制手段 A…第1の所定角度範囲 B…第2の所定角度範囲

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端部近傍に周段部を形成した回動軸と;
    周段部が外面に当接して回動軸の端部を回動可能に収納
    して支承する支承枠と;環状をなしてその環に回動軸の
    端部が挿通し、外周部および支承枠の間の協働により支
    承枠に対して第1の所定角度範囲内においてのみ回動を
    可能にする第1の回動規制手段ならびに回動軸の端部お
    よび内周部の間の協働により回動軸を第2の所定角度範
    囲内においてのみ相対的に回動可能にする第2の回動規
    制手段を提供し、支承枠内に配設された回動角規制体
    と;回動軸の端部を支承体に対して適度の摩擦力を作用
    させながら支承させる押さえ体と;を具備していること
    を特徴とする回動軸の回動範囲規制機構。
  2. 【請求項2】第1の回動規制手段は、支承枠および回動
    規制体のいずれか一方に配設された突起ならびにいずれ
    か他方に配設されて突起に係合する溝からなることを特
    徴とする請求項1記載の回動軸の回動範囲規制機構。
  3. 【請求項3】第2の回動規制手段は、回動軸の端部およ
    び回動規制体のいずれか一方に形成された突起ならびに
    いずれか他方に形成されて突起に係合する溝からなるこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の回動軸の回動範
    囲規制機構。
  4. 【請求項4】押さえ体は、回動軸の端部に固着されたナ
    ット、回動規制体およびナットの間において回動軸に回
    動不能に装着されたワッシャならびに波形ワッシャを含
    むことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一記載
    の回動軸の回動範囲規制機構。
  5. 【請求項5】回動軸は、中空であり;回動軸の内部に挿
    通された絶縁被覆導体を具備している;ことを特徴とす
    る請求項1ないし4のいずれか一記載の回動軸の回動範
    囲規制機構。
  6. 【請求項6】一端部近傍に周段部を形成した中空の回動
    軸と;周段部が外面に当接して回動軸の端部を回動自在
    に収納して支承する支承枠と;支承枠と協働して支承枠
    に対して第1の所定角度範囲内においてのみ回動を可能
    にする第1の回動規制手段および回動軸の端部が挿通し
    回動軸の突起と協働して回動軸を相対的に第2の所定角
    度範囲内においてのみ相対的に回動可能にする第2の回
    動規制手段を提供し、支承枠内に配設された回動角規制
    体と;回動軸の端部を支承体に対して適度の摩擦力を作
    用させながら支承させる押さえ体と;支承枠と一体的に
    形成された給電端と;回動軸内に挿通されて一端が給電
    端に接続された絶縁被覆導体と;回動軸の他端部側に装
    着されて絶縁被覆導体の他端が接続された灯体と;を具
    備していることを特徴とする照明装置。
  7. 【請求項7】給電端は、配線ダクト用プラグであること
    を特徴とする請求項6記載の照明装置。
  8. 【請求項8】給電端は、フランジであることを特徴とす
    る請求項6記載の照明装置。
  9. 【請求項9】灯体は、回動軸の他端部に垂直面内で回動
    可能な本体、本体に装着されたソケット、頂部開口がソ
    ケットの近傍に位置するように配設された反射体および
    ソケットに装着されたランプを具備していることを特徴
    とする請求項6ないし8のいずれか一記載の照明装置。
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JP2008293860A (ja) * 2007-05-25 2008-12-04 Panasonic Electric Works Co Ltd スポットライト
CN104421893A (zh) * 2013-09-10 2015-03-18 深圳市海洋王照明工程有限公司 转动装置及应用该转动装置的灯具
CN105402608A (zh) * 2015-12-10 2016-03-16 太龙(福建)商业照明股份有限公司 一种新型led灯具双行程转动结构

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