JPH112574A - 衝撃力推定装置、衝撃力推定方法、及び衝撃力推定処理プログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents
衝撃力推定装置、衝撃力推定方法、及び衝撃力推定処理プログラムを記憶した記憶媒体Info
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Abstract
するための衝撃力推定装置にあって、物体を打撃する必
要なく、より妥当性の高い衝撃力を推定する。 【解決手段】時計本体11を装着した利き腕により打撃の
動作を行なうと、該時計本体11に取り付けられた加速度
センサ12により0.01秒毎に加速度が検出されると共に、
絶対最大加速度検出以前で最後に加速度の極性が反転す
る打突点H以前の20点の検出加速度x1〜x20 が抽出さ
れ、 RAM内の加速度記憶部に記憶される。この打突点H
前20点の検出加速度x1〜x20 に、予め試技による検出加
速度と実測の衝撃力に基づき ROMに設定記憶された重み
付け係数が掛け合わされると共に重み付け定数が加えら
れる重回帰方程式の計算が行なわれ、衝撃力が求められ
るので、固定された物体を実際に打撃する必要はなく、
衝撃力に影響の大きい打突点H直前の20点の検出加速度
に基づき、より妥当性の高い衝撃力を推定できる。
Description
撃技術に伴なう衝撃力を測定するための衝撃力推定装
置、衝撃力推定方法、及び衝撃力推定処理プログラムを
記憶した記憶媒体に関する。
林寺拳法」等の格闘技の打撃技術に伴なう衝撃力を測定
するために、平板状のフォースプラットホームが用いら
れる。このフォースプラットホームは、複数の圧電素子
を金属板で挾んだ構造となっており、このフォースプラ
ットホームを、コンクリート等の壁に垂直に強固に固定
し、該プラットホームを打撃することで、打撃に伴なう
電気信号を得て衝撃力を測定している。
来の衝撃力測定技術において用いられるフォースプラッ
トホームは、壁等に対して強固に固定されるため、打撃
時の衝撃がそのまま腕等の身体に加わり、怪我をする恐
れがある。
は、フォースプラットホームを打撃する力を無意識に手
加減することになり、被測定者の有する本来の打撃力に
応じた正確な衝撃力を測定することができない問題があ
る。
用いられるフォースプラットホームは、壁等に対して強
固に固定されるため、打撃技術の本来の打撃対象である
人体を打撃する場合と比較して、衝突に関与する質量条
件が掛け離れており、この条件下で測定した衝撃力は、
実際に人体に作用する衝撃力と掛け離れているという問
題がある。
たもので、物体を打撃する必要なく、衝撃力を推定する
ことが可能になる衝撃力推定装置、衝撃力推定方法、及
び衝撃力推定処理プログラムを記憶した記憶媒体を提供
することを目的とする。
項1に係わる衝撃力推定装置は、人体に取り付けられ、
人体の動きの加速度を検出する加速度検出手段と、人体
の打撃動作に伴ない、前記加速度検出手段によって絶対
最大加速度検出以前で最後に加速度の極性が反転する時
点より前に検出された複数の加速度に基づき衝撃力を算
出する衝撃力算出手段とを備えたことを特徴とする。
推定装置では、人体の打撃動作に伴ない、該人体に取り
付けられた加速度検出手段によって絶対最大加速度検出
以前で最後に加速度の極性が反転する時点より前に検出
された複数の加速度に基づき衝撃力が算出されることに
なる。
定装置は、前記請求項1に係わる衝撃力推定装置にあっ
て、前記加速度検出手段を、人体に取り付けられ、人体
の動きの加速度を一定時間毎に検出する加速度検出手段
とし、前記衝撃力算出手段を、人体の打撃動作に伴な
い、前記加速度検出手段により一定時間毎に検出された
加速度から絶対最大加速度検出以前で最後に加速度の極
性が反転する時点を判断する判断手段と、人体の打撃動
作に伴ない、前記加速度検出手段により一定時間毎に検
出された加速度から、前記判断手段により判断された加
速度の極性反転時点以前の複数のタイミングの加速度を
抽出する抽出手段と、この抽出手段により抽出された加
速度の極性反転時点以前の複数のタイミングの加速度に
基づき衝撃力を算出する算出手段としたことを特徴とす
るつまり、本発明の請求項2に係わる衝撃力推定装置で
は、人体の打撃動作に伴ない、該人体に取り付けられた
加速度検出手段により一定時間毎に検出された加速度か
ら絶対最大加速度検出以前で最後に加速度の極性が反転
する時点が判断されると共に、この加速度の極性反転時
点以前の複数のタイミングの加速度が抽出され、この抽
出された加速度の極性反転時点以前の複数のタイミング
の加速度に基づき衝撃力が算出されることになる。
定装置は、前記請求項1に係わる衝撃力推定装置にあっ
て、前記衝撃力算出手段を、検出加速度に対する予め定
められた重み付けの係数及び定数に基づく重回帰方程式
により、前記加速度検出手段により検出された複数の加
速度のそれぞれに、前記係数を掛け合わせて加算し、さ
らに前記定数を加えて衝撃力を算出する算出手段とした
ことを特徴とする。
推定装置では、前記加速度検出手段により検出された複
数の加速度のそれぞれに、検出加速度に対する予め定め
られた重み付けの係数及び定数に基づく重回帰方程式に
従い、該係数が掛け合わされて加算され、さらに該定数
が加えられて衝撃力が算出されることになる。
定装置は、前記請求項1に係わる衝撃力推定装置にあっ
て、前記衝撃力算出手段を、前記加速度検出手段により
検出された複数の加速度から、前記打撃動作が複数の打
撃種の何れに属するかを判別する判別手段と、この判別
手段により判別された打撃種毎に異なる予め定められた
重み付けの係数及び定数に基づく重回帰方程式により、
前記加速度検出手段により検出された複数の加速度のそ
れぞれに、前記判別打撃種に応じた係数を掛け合わせて
加算し、さらに前記定数を加えて衝撃力を算出する算出
手段としたことを特徴とする。
推定装置では、前記加速度検出手段により検出された複
数の加速度から、前記打撃動作が複数の打撃種の何れに
属するかが判別され、この判別された打撃種毎に異なる
予め定められた重み付けの係数及び定数に基づく重回帰
方程式により、前記加速度検出手段により検出された複
数の加速度のそれぞれに、前記判別打撃種に応じた係数
が掛け合わされて加算され、さらに前記定数が加えられ
て衝撃力が算出されることになる。
定装置は、前記請求項1に係わる衝撃力推定装置にあっ
て、前記加速度検出手段及び前記衝撃力算出手段を、人
体の腕に装着するためのバンドが取り付けられたケース
に収容してなることを特徴とする。
推定装置では、人体の腕による打撃動作に伴ない前記加
速度検出手段により検出された加速度に基づき、衝撃力
が算出されることになる。
定装置は、前記請求項4に係わる衝撃力推定装置にあっ
て、前記判別手段を、打撃種毎に予め得られた複数の平
均加速度と前記加速度検出手段により検出された複数の
加速度との差及びその共分散行列の逆行列に基づく各打
撃種毎のマハラノビスの汎距離のうち、最小の汎距離で
ある打撃種を判別する判別手段としたことを特徴とす
る。
推定装置では、各打撃種毎のマハラノビスの汎距離によ
り、前記打撃動作が複数の打撃種の何れに属するかが判
別され、この判別された打撃種毎に異なる予め定められ
た重み付けの係数及び定数に基づく重回帰方程式によ
り、前記加速度検出手段により検出された複数の加速度
のそれぞれに、前記判別打撃種に応じた係数が掛け合わ
されて加算され、さらに前記定数が加えられて衝撃力が
算出されることになる。
態について説明する。図1は本発明の衝撃力推定装置の
実施形態に係わる腕時計装置の外観構成を示す図であ
り、同図(A)は腕時計装置の正面構成を示す図、同図
(B)は腕時計装置に対する加速度センサの取り付け位
置を示す図である。
り手首や足首等に巻き付けて使用可能な、通常の腕時計
と同等の大きさで構成され、この時計本体11の内部に
は、各種の時計機能を司る電子回路と共に、加速度セン
サ12が設けられる。
速度センサ12の構成を示す図であり、同図(A)は加
速度センサ12の構造図、同図(B)は加速度センサ1
2の原理図である。
ンサであり、ベース12aに固定された2本のリード線
12b1,12b2が、2枚貼り合わされた圧電セラミック
板(ピエゾ素子)12c1,12c2のそれぞれの表面に半
田付けされ、その半田付け部と圧電セラミック板12c
1,12c2の下部が接着剤によりベース12aに固定さ
れる。そして、その全体が金属缶12dにより被われて
シールドされる。
は、極性を逆にして貼り合わされ、図2においては、左
側のセラミック板12c1は、矢印bに示すように伸びた
ときに左側面が“−”,右側面が“+”に分極し、右側
のセラミック板12c2はこれとは逆に、矢印cに示すよ
うに縮んだときに左側面が“−”,右側面が“+”に分
極するように貼り合わされる。
ると、その慣性力で圧電セラミック板12c1,12c2に
は、矢印b,cに示すようなしなりが生じ、前記左右側
面の分極に応じた電圧信号がリード線12b1,12b2を
通して出力される。
度が大きいほど、圧電セラミック板12c1,12c2のし
なりが大きくなり高い電圧が発生されるため、加速度に
比例した電圧信号が出力される。
9時の位置に対応して配置され、該時計本体11が3時
から9時の向きで運動する際、速度が増加の過程にある
場合、速度増加の大きさに応じて“+”の電圧が出力さ
れ、速度が減少の過程にある場合、速度減速の大きさに
応じて“−”の電圧が出力されるように感度の向きを設
定して取り付けられる。
撃動作(肘関節の伸展を特徴とし、拳が略直線的に打撃
対象に向かって運動する打撃動作)において、実際の打
撃を伴なわない場合の加速度センサ12による加速度検
出状態を示す模式図である。
である右腕に装着し、同図(A)〜(E)に示すように
打撃動作した際に、加速度センサ12により発生される
電圧は、その(A)〜(C)に対応する突出し期(打突
点H以前)においては、突出し方向への速度の増加に応
じた“+”の電圧として検出され、また、打撃が伸びき
った折返し期(打突点H以降)において、“−”の最高
ピーク電圧として検出される。
が最大となるのは、対象物の打撃のいかんにかかわら
ず、図3に示すピークBとなる。このピークBの大きさ
は、加速度の値としてマイナスになることでも分かるよ
うに、打撃動作における上肢の突き出し運動の速度減少
の程度の大きさを示している。つまり、突き出された上
肢がより激しく停止すれば、絶対値としてより大きなピ
ークBの値が出現することになる。
加速度は、上肢の突き出しにおける速度増加の大きさを
反映しており、その変化の様子は上肢の運動構成のパタ
ーンに大きく依存しているが、上肢以外の身体部分の運
動構成をも反映しており、この部分の加速度の時間的変
化は、運動の最終結果として生じる衝撃力の大きさと密
接に関係している。
以前の0.2秒間における0.01秒間隔の各タイミン
グでの20点P1〜P20 の検出加速度x1〜x20を用い
て、より正確な衝撃力を推定する。
グにより衝撃力の大きさに及ぼす程度が異なり、例え
ば、打撃動作初期の加速度の影響は少なく、打突直前の
加速度の影響は大きいため、20点の検出加速度x1〜
x20のそれぞれに異なる重み付けを行なう。
伴なう打撃試技を複数回行なわせ、ここから得られた打
突点H前0.01秒間隔の20点の検出加速度と、打撃
技術の対象部位である人体の特定部分の質量条件に合わ
せて測定した実打撃の衝撃力に基づき、次式(1)に示
すような20個の変数項と1個の定数項目を有する重回
帰方程式を導く。
を伴なわない打撃動作の打突点H前0.01秒間隔の2
0点の検出加速度を抽出して代入し、結果を得ることで
衝撃力を推定することができる。
空手、ボクシング、少林寺拳法等の種目によって異な
り、それぞれの競技における技術特性の差異を、各時刻
における加速度の衝撃力への貢献度の大きさの差異とし
てとらえる。したがって、この20個の係数をそれぞれ
の競技における、各時刻の加速度の重み付けの係数とみ
なす。
る重み付けの係数をa1〜a20 ・定数をC1、ボクシング
用の重回帰方程式に設定する重み付けの係数をb1〜b20
・定数をC2、少林寺拳法用の重回帰方程式に設定する
重み付けの係数をc1〜c20 ・定数をC3、素人用の重回
帰方程式に設定する重み付けの係数をd1〜d20 ・定数を
C4とし、空手の打撃に伴なう衝撃力は次式(2)、ボ
クシングの打撃に伴なう衝撃力は次式(3)、少林寺拳
法の打撃に伴なう衝撃力は次式(4)、素人の打撃に伴
なう衝撃力は次式(5)により求める。
法,素人の何れに属するかは、次の手順で判別する。
により得られた打突点H前0.01秒間隔の20点の検
出加速度それぞれの平均値(数1参照)を求めると共
に、各打撃種毎に、多数の被験者の試技による20点の
検出加速度を独立した20点の変量とみなして共分散を
求め、20行20列の共分散行列を作り、さらにその逆
行列を作る。
の検出加速度x1〜x20が得られた場合には、当該2
0点の検出加速度x1〜x20のそれぞれについて、ま
ず、前記予め求められた空手の試技による20点の平均
加速度(数1参照)それぞれとの差を求め、数2に示す
ように、1行20列の行列とすると共に、数3に示すよ
うに、20行1列の行列とする。
定者による検出加速度と空手試技による平均加速度との
差に応じた各行列、及び前記予め得られた空手試技によ
る共分散行列の逆行列に基づき、数4に示すような計算
式により、マハラビノスの汎距離Dを求める。
手,ボクシング,少林寺拳法,素人の各打撃種毎に求
め、被測定者の打撃に伴なう検出加速度x1〜x20
は、該汎距離Dが最も小さな値となる打撃種に属すると
判別する。
法,素人の各打撃種毎の試技に応じた加速度の時間的変
化には、それぞれ特有の標準パターンがあり、被測定者
の打撃に伴なう検出加速度の時間的変化が、4つの標準
パターンの何れに最も近似しているかを判別する。
設定された各検出加速度の重み付け係数及び定数に従っ
た重回帰方程式(式2〜式5参照)により、被測定者の
打撃に伴なう衝撃力が求まる。
構成を示すブロック図である。この腕時計装置の電子回
路には、CPU13が備えられる。このCPU13は、
加速度センサ12からA/D変換回路14を介して入力
される加速度データや、キー部15から入力されるキー
操作信号、あるいは発振回路16から分周回路17及び
時刻・日付計数回路18を介して入力される時刻・日付
計数データのそれぞれに応じて、ROM19に予め記憶
されているシステムプログラムあるいは図示しない外部
データ読み込み部により外部の記憶媒体から読み込まれ
たプログラムを起動させ、回路各部の動作制御を実行す
るもので、このCPU13には、前記A/D変換回路1
4、キー部15、時刻・日付計数回路18、ROM1
9、外部データ読み込み部の他に、さらに、RAM2
0、報音部21、表示部22が接続される。
12から出力される検出加速度に応じた電圧信号をデジ
タルデータに変換してCPU13に送出するもので、こ
の場合、A/D変換回路14では、加速度センサ12に
より検出される−15G〜+15Gの加速度に対応する
電圧信号が、−512〜+512のデジタルデータに変
換されてCPU13に送出される。
時計モードと衝撃力測定モードとの切り換えを行なうた
めのモード切り換えキーが備えられると共に、各動作モ
ードにおいて、各種の機能を実行させる際に操作される
複数のキーが備えられる。
刻・日付計数回路18から入力される時刻・日付計数デ
ータに応じた現在の日付・時刻データが表示部22に表
示され、また、衝撃力測定モードでは、例えばユーザの
打撃動作に伴ない加速度センサ12により検出された加
速度データ基づき衝撃力が測定表示される。
の制御を司るシステムプログラムが予め記憶されると共
に、前記基本時計モード,衝撃力測定モードの各動作モ
ードに応じた制御を司るサブプログラム、及び予め設定
されたテーブルデータ等が記憶される。
る演算データ記憶部に予め記憶されるデータ内容を示す
図である。このROM19内の演算データ記憶部には、
空手用データ記憶部19a,ボクシング用データ記憶部
19b,少林寺拳法用データ記憶部19c、素人用デー
タ記憶部19dが備えられ、空手用データ記憶部19a
には、空手における多数の被験者の試技により得られた
打突点H前0.01秒間隔の20点の検出加速度と、打
撃技術の対象部位である人体の特定部分の質量条件にあ
わせて測定した実打撃の衝撃力とに基づき予め求められ
た、該20点の検出加速度それぞれに対する重み付けの
係数a1〜a20 及び定数C1が記憶されると共に、同空手
における多数の被験者の試技により得られた打突点H前
0.01秒間隔の20点の検出加速度それぞれの平均値
(数1参照)、及び対応する20行20列の共分散行列
の逆行列が予め記憶される。
は、ボクシングにおける多数の被験者の試技により得ら
れた打突点H前0.01秒間隔の20点の検出加速度
と、打撃技術の対象部位である人体の特定部分の質量条
件にあわせて測定した実打撃の衝撃力とに基づき予め求
められた、該20点の検出加速度それぞれに対する重み
付けの係数b1〜b20 及び定数C2が記憶されると共に、
同ボクシングにおける多数の被験者の試技により得られ
た打突点H前0.01秒間隔の20点の検出加速度それ
ぞれの平均値、及び対応する20行20列の共分散行列
の逆行列が予め記憶される。
は、少林寺拳法における多数の被験者の試技により得ら
れた打突点H前0.01秒間隔の20点の検出加速度
と、打撃技術の対象部位である人体の特定部分の質量条
件にあわせて測定した実打撃の衝撃力とに基づき予め求
められた、該20点の検出加速度それぞれに対する重み
付けの係数c1〜c20 及び定数C3が記憶されると共に、
同少林寺拳法における多数の被験者の試技により得られ
た打突点H前0.01秒間隔の20点の検出加速度それ
ぞれの平均値、及び対応する20行20列の共分散行列
の逆行列が予め記憶される。
人における多数の被験者の試技により得られた打突点H
前0.01秒間隔の20点の検出加速度と、打撃技術の
対象部位である人体の特定部分の質量条件にあわせて測
定した実打撃の衝撃力とに基づき予め求められた、該2
0点の検出加速度それぞれに対する重み付けの係数d1〜
d20 及び定数C4が記憶されると共に、同素人における
多数の被験者の試技により得られた打突点H前0.01
秒間隔の20点の検出加速度それぞれの平均値、及び対
応する20行20列の共分散行列の逆行列が予め記憶さ
れる。
る衝撃力測定モード用データレジスタの構成を示す図で
ある。このRAM20内の衝撃力測定モード用データレ
ジスタには、検出データ記憶部20a、加速度記憶部2
0b、マハラノビスの汎距離記憶部20c、衝撃力記憶
部20dが備えられ、検出データ記憶部20aには、衝
撃力の測定に際し、0.01秒間間隔で2秒間に渡り加
速度センサ12からA/D変換回路14を介して抽出さ
れた200個の加速度デジタルデータA1〜A200が
記憶される。
データ記憶部20aに記憶された200個の加速度デジ
タルデータA1〜A200のうちで、絶対値が最大な加
速度検出以前で最後に該加速度デジタルデータの極性が
反転する(右利きの場合“+”から“−”に転じる)打
突点H(図3参照)前の20点の加速度デジタルデータ
について、その絶対値が加速度データx1〜x20(m
/s2 )に変換されて記憶される。
には、前記加速度記憶部20bに記憶された被測定者の
打撃動作に伴なう打突点H前20点の検出加速度x1〜
x20と、前記ROM19内の空手用データ記憶部19
a〜素人用データ記憶部19dにそれぞれ記憶されてい
る各打撃種毎の試技による20点の平均加速度及び共分
散行列の逆行列に基づき、前記数1〜数4に従って計算
された各打撃種(空手,ボクシング,少林寺拳法,素
人)毎のマハラノビスの汎距離D1〜D4が記憶され
る。
ラノビスの汎距離記憶部20cに記憶された各打撃種毎
のマハラノビスの汎距離D1〜D4が最小値である打撃
種を判別し、前記加速度記憶部20bに記憶された被測
定者の打撃に伴なう打突点H前20点の検出加速度x1
〜x20を、前記ROM19内の空手用データ記憶部1
9a〜素人用データ記憶部19dの何れかに記憶されて
いる判別打撃種の重み付け係数及び定数による重回帰方
程式(式2〜式5参照)に代入して計算した衝撃力が測
定データとして記憶される。
測定動作について説明する。図7は前記腕時計装置の衝
撃力測定モードにおける測定モード処理を示すフローチ
ャートである。
における測定モード処理に伴なう打撃種(グループ)判
別処理を示すフローチャートである。キー部15に備え
られたモード切り換えキーの操作により、CPU13の
動作が衝撃力測定モードに設定されると、図7における
衝撃力測定処理が起動される。
る際に、まず、キー部15において機能する測定キーを
操作すると、報音部21によりアラーム音が発生され、
測定動作の開始がユーザに知らされると共に、加速度セ
ンサ12から出力される、被測定者の打撃動作に伴なう
加速度に応じた電圧信号のサンプリングが開始される
(ステップS1)。
て、被測定者が、時計本体11を装着した利き腕を打撃
の動作に伴ない前方へ突き出すと、加速度センサ12か
らA/D変換回路14を介して出力される加速度デジタ
ルデータが0.01秒間隔で2秒間に渡り順次サンプリ
ングされ、RAM20内の検出データ記憶部20aに2
00個の加速度デジタルデータA1〜A200として記
憶される(ステップS2,S3→S3a→S2)。
い、2秒間に渡り200個の加速度デジタルデータA1
〜A200がRAM20内の検出データ記憶部20aに
記憶されると、当該記憶された加速度デジタルデータA
1〜A200において、そのデータ値の絶対値が最大の
時点が特定された後、絶対値が最大の時点より前で最後
に加速度データ値が反転する(右利きで腕時計を右腕に
装着した場合にはデータ値が“+”値から“−”値に変
化する)打突点H(図3参照)が検出され、この打突点
Hの直前の20点P1〜P20 のデータが抽出される(ステ
ップS3→S4,S5)。
れた打突点H直前の20点P1〜P20の加速度デジタルデ
ータの絶対値が加速度データx1〜x20(m/s2 )
に変換され、RAM20内の加速度記憶部20bに記憶
される(ステップS6)。
クシング,少林寺拳法,素人の何れであるかを判別する
ために、図8における打撃種(グループ)判別処理が起
動される(ステップSA)。
0bに記憶された被測定者の打撃動作に伴なう打突点H
前20点の検出加速度x1〜x20と、ROM19内の
空手用データ記憶部19aに予め記憶されている空手の
試技により得られた20点の平均加速度及び共分散行列
の逆行列に基づき、前記数1〜数4に従って、空手にお
けるマハラノビスの汎距離D1が計算され、RAM20
内のマハラノビスの汎距離記憶部20cに記憶される
(ステップA1)。
速度記憶部20bに記憶された被測定者の打撃動作に伴
なう打突点H前20点の検出加速度x1〜x20と、R
OM19内のボクシング用データ記憶部19bに予め記
憶されているボクシングの試技により得られた20点の
平均加速度及び共分散行列の逆行列に基づき、前記数1
〜数4に従って、ボクシングにおけるマハラノビスの汎
距離D2が計算され、RAM20内のマハラノビスの汎
距離記憶部20cに記憶される(ステップA2)。
速度記憶部20bに記憶された被測定者の打撃動作に伴
なう打突点H前20点の検出加速度x1〜x20と、R
OM19内の少林寺拳法用データ記憶部19cに予め記
憶されている少林寺拳法の試技により得られた20点の
平均加速度及び共分散行列の逆行列に基づき、前記数1
〜数4に従って、少林寺拳法におけるマハラノビスの汎
距離D3が計算され、RAM20内のマハラノビスの汎
距離記憶部20cに記憶される(ステップA3)。
加速度記憶部20bに記憶された被測定者の打撃動作に
伴なう打突点H前20点の検出加速度x1〜x20と、
ROM19内の素人用データ記憶部19dに予め記憶さ
れている素人の試技により得られた20点の平均加速度
及び共分散行列の逆行列に基づき、前記数1〜数4に従
って、素人におけるマハラノビスの汎距離D4が計算さ
れ、RAM20内のマハラノビスの汎距離記憶部20c
に記憶される(ステップA4)。
の汎距離記憶部20cに記憶された4つの打撃種(空
手,ボクシング,少林寺拳法,素人)それぞれにおける
マハラノビスの汎距離D1〜D4のうちで、最も小さい
汎距離Dである打撃種が被測定者の打撃種として判別さ
れる(ステップA5)。
により判別された打撃種に対応して、ROM19内の空
手用データ記憶部19a〜素人用データ記憶部19dの
それぞれに予め設定記憶された、各打撃種毎の検出加速
度に対する重み付け係数及び定数に従った重回帰方程式
(式2〜式5参照)により、被測定者の打撃に伴なう衝
撃力(Kg・W)が計算され、RAM20内の衝撃力記
憶部20dに記憶されると共に、表示部22に表示され
る(ステップS7,S8)。
照)により、例えばマハラノビスの汎距離D1が最小で
あることで、被測定者の打撃種が「空手」と判別された
場合には、前記RAM20内の加速度記憶部20bに記
憶された被測定者の打撃動作に伴なう打突点H前の20
点の検出加速度データx1〜x20と、ROM19内の
空手用データ記憶部19aに予め記憶された該検出加速
度データx1〜x20に対する重み付け係数a1〜a20 及
び定数C1に基づき、空手用の重回帰方程式(式2参
照)に従って衝撃力(Kg・W)が計算され、RAM2
0内の衝撃力記憶部20dに記憶されると共に、表示部
22に表示される(ステップSA〜S8)。
(図8参照)により、例えばマハラノビスの汎距離D2
が最小であることで、被測定者の打撃種が「ボクシン
グ」と判別された場合には、前記RAM20内の加速度
記憶部20bに記憶された被測定者の打撃動作に伴なう
打突点H前の20点の検出加速度データx1〜x20
と、ROM19内のボクシング用データ記憶部19bに
予め記憶された該検出加速度データx1〜x20に対す
る重み付け係数b1〜b20 及び定数C2に基づき、ボクシ
ング用の重回帰方程式(式3参照)に従って衝撃力(K
g・W)が計算され、RAM20内の衝撃力記憶部20
dに記憶されると共に、表示部22に表示される(ステ
ップSA〜S8)。
(図8参照)により、例えばマハラノビスの汎距離D3
が最小であることで、被測定者の打撃種が「少林寺拳
法」と判別された場合には、前記RAM20内の加速度
記憶部20bに記憶された被測定者の打撃に伴なう打突
点H前の20点の検出加速度データx1〜x20と、R
OM19内の少林寺拳法用データ記憶部19cに予め記
憶された該検出加速度データx1〜x20に対する重み
付け係数c1〜c20 及び定数C3に基づき、少林寺拳法用
の重回帰方程式(式4参照)に従って衝撃力(Kg・
W)が計算され、RAM20内の衝撃力記憶部20dに
記憶されると共に、表示部22に表示される(ステップ
SA〜S8)。
(図8参照)により、例えばマハラノビスの汎距離D4
が最小であることで、被測定者の打撃種が「素人」と判
別された場合には、前記RAM20内の加速度記憶部2
0bに記憶された被測定者の打撃動作に伴なう打突点H
前の20点の検出加速度データx1〜x20と、ROM
19内の素人用データ記憶部19dに予め記憶された該
検出加速度データx1〜x20に対する重み付け係数d1
〜d20 及び定数C4に基づき、素人用の重回帰方程式
(式5参照)に従って衝撃力(Kg・W)が計算され、
RAM20内の衝撃力記憶部20dに記憶されると共
に、表示部22に表示される(ステップSA〜S8)。
ば、時計本体11を装着した利き腕により打撃の動作を
行なうと、該時計本体11に取り付けられた加速度セン
サ12により0.01秒毎に加速度が検出されると共
に、該検出加速度が“+”値から“−”値に反転する打
突点H以前の20点の検出加速度x1〜x20が抽出さ
れ、RAM20内の加速度記憶部20bに記憶される。
そして、この打突点H前20点の検出加速度x1〜x2
0に、予め試技による検出加速度と実測の衝撃力に基づ
きROM19に設定記憶された重み付け係数が掛け合わ
されると共に重み付け定数が加えられる重回帰方程式の
計算が行なわれ、衝撃力が求められるので、固定された
物体を実際に打撃する必要はなく、衝撃力に影響の大き
い打突点H直前の20点の検出加速度に基づき、より妥
当性の高い衝撃力の推定を行なうことができる。
速度センサ12によりRAM20内の加速度記憶部20
bに記憶された20点の検出加速度x1〜x20と、予
め4つの打撃種(空手,ボクシング,少林寺拳法,素
人)それぞれの試技により得られたROM19に記憶さ
れる各打撃種毎の平均加速度及び共分散行列の逆行列に
基づき、各打撃種に対応するマハラノビスの汎距離D1
〜D4が計算され、最小の汎距離Dが打撃種として判別
されると共に、打撃種毎の試技による検出加速度と実測
の衝撃力に基づきROM19に設定記憶された各打撃種
専用の重回帰方程式の重み付け係数が掛け合わされると
共に重み付け定数が加えられ、衝撃力が求められるの
で、打撃の種類を判別してより正確な衝撃力を求めるこ
とができる。
打撃の種類を、各打撃種毎のマハラノビスの汎距離D1
〜D4によって判別し、各打撃種専用の重回帰方程式に
よって衝撃力を求めるよう構成したが、被測定者が行な
う打撃種を、キーあるいはスイッチ操作により指定し、
各打撃種専用の重回帰方程式を選択的に利用する構成と
してもよい。
利き腕の手首に巻き付けて、拳の突き出しによる打撃の
衝撃力を測定する場合に着いて説明したが、時計本体1
1を足首に巻き付けて、足の蹴り出しによる打撃の衝撃
力を測定してもよい。
法、すなわち図7,図8のフローチャートに示す衝撃力
測定処理等の各手法は、コンピュータに実行させること
ができるプログラムとして、メモリカード(ROMカー
ド、RAMカード等)、磁気ディスク(フロッピーディ
スク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−RO
M、DVD等)、半導体メモリ等の外部記録媒体に格納
して配布することができる。そして、コンピュータは、
この外部記録媒体に記録されたプログラムを記録媒体読
み取り部によって読み込み、この読み込んだプログラム
によって動作が制御されることにより、前記実施形態に
おいて説明した衝撃力の測定機能を実現し、前述した手
法による同様の処理を実行することができる。
る衝撃力推定装置によれば、人体の打撃動作に伴ない、
該人体に取り付けられた加速度検出手段によって絶対最
大加速度検出以前で最後に加速度の極性が反転する時点
より前に検出された複数の加速度に基づき衝撃力が算出
されるようになる。
定装置によれば、人体の打撃動作に伴ない、該人体に取
り付けられた加速度検出手段により一定時間毎に検出さ
れた加速度から該加速度が正から負に反転する時点が判
断されると共に、この加速度反転時点以前の複数のタイ
ミングの加速度が抽出され、この抽出された加速度反転
時点以前の複数のタイミングの加速度に基づき衝撃力が
算出されるようになる。
定装置によれば、前記加速度検出手段により検出された
複数の加速度のそれぞれに、検出加速度に対する予め定
められた重み付けの係数及び定数に基づく重回帰方程式
に従い、該係数が掛け合わされて加算され、さらに該定
数が加えられて衝撃力が算出されるようになる。
定装置によれば、前記加速度検出手段により検出された
複数の加速度から、前記打撃動作が複数の打撃種の何れ
に属するかが判別され、この判別された打撃種毎に異な
る予め定められた重み付けの係数及び定数に基づく重回
帰方程式により、前記加速度検出手段により検出された
複数の加速度のそれぞれに、前記判別打撃種に応じた係
数が掛け合わされて加算され、さらに前記定数が加えら
れて衝撃力が算出されるようになる。
定装置によれば、人体の腕による打撃動作に伴ない前記
加速度検出手段により検出された加速度に基づき、衝撃
力が算出されるようになる。
定装置によれば、各打撃種毎のマハラノビスの汎距離に
より、前記打撃動作が複数の打撃種の何れに属するかが
判別され、この判別された打撃種毎に異なる予め定めら
れた重み付けの係数及び定数に基づく重回帰方程式によ
り、前記加速度検出手段により検出された複数の加速度
のそれぞれに、前記判別打撃種に応じた係数が掛け合わ
されて加算され、さらに前記定数が加えられて衝撃力が
算出されるようになる。よって、本発明によれば、物体
を打撃する必要なく、より妥当性の高い衝撃力の推定を
行なうことが可能になる。
時計装置の外観構成を示す図であり、同図(A)は腕時
計装置の正面構成を示す図、同図(B)は腕時計装置に
対する加速度センサの取り付け位置を示す図。
の構成を示す図であり、同図(A)は加速度センサの構
造図、同図(B)は加速度センサの原理図。
速度センサによる加速度検出状態を示す図。
ブロック図。
憶部に予め記憶されるデータ内容を示す図。
ード用データレジスタの構成を示す図。
定モード処理を示すフローチャート。
定モード処理に伴なう打撃種(グループ)判別処理を示
すフローチャート。
Claims (16)
- 【請求項1】 人体に取り付けられ、人体の動きの加速
度を検出する加速度検出手段と、 人体の打撃動作に伴ない、前記加速度検出手段によって
絶対最大加速度検出以前で最後に加速度の極性が反転す
る時点より前に検出された複数の加速度に基づき衝撃力
を算出する衝撃力算出手段と、を備えたことを特徴とす
る衝撃力推定装置。 - 【請求項2】 前記加速度検出手段は、人体に取り付け
られ、人体の動きの加速度を一定時間毎に検出する加速
度検出手段であり、 前記衝撃力算出手段は、 人体の打撃動作に伴ない、前記加速度検出手段により一
定時間毎に検出された加速度から絶対最大加速度検出以
前で最後に加速度の極性が反転する時点を判断する判断
手段と、 人体の打撃動作に伴ない、前記加速度検出手段により一
定時間毎に検出された加速度から、前記判断手段により
判断された加速度の極性反転時点以前の複数のタイミン
グの加速度を抽出する抽出手段と、 この抽出手段により抽出された加速度の極性反転時点以
前の複数のタイミングの加速度に基づき衝撃力を算出す
る算出手段と、からなることを特徴とする請求項1に記
載の衝撃力推定装置。 - 【請求項3】 前記衝撃力算出手段は、検出加速度に対
する予め定められた重み付けの係数及び定数に基づく重
回帰方程式により、前記加速度検出手段により検出され
た複数の加速度のそれぞれに、前記係数を掛け合わせて
加算し、さらに前記定数を加えて衝撃力を算出する算出
手段であることを特徴とする請求項1に記載の衝撃力推
定装置。 - 【請求項4】 前記衝撃力算出手段は、 前記加速度検出手段により検出された複数の加速度か
ら、前記打撃動作が複数の打撃種の何れに属するかを判
別する判別手段と、 この判別手段により判別された打撃種毎に異なる予め定
められた重み付けの係数及び定数に基づく重回帰方程式
により、前記加速度検出手段により検出された複数の加
速度のそれぞれに、前記判別打撃種に応じた係数を掛け
合わせて加算し、さらに前記定数を加えて衝撃力を算出
する算出手段と、からなることを特徴とする請求項1に
記載の衝撃力推定装置。 - 【請求項5】 前記加速度検出手段及び前記衝撃力算出
手段は、人体の腕に装着するためのバンドが取り付けら
れたケースに収容されてなることを特徴とする請求項1
に記載の衝撃力推定装置。 - 【請求項6】 前記判別手段は、打撃種毎に予め得られ
た複数の平均加速度と前記加速度検出手段により検出さ
れた複数の加速度との差及びその共分散行列の逆行列に
基づく各打撃種毎のマハラノビスの汎距離のうち、最小
の汎距離である打撃種を判別する判別手段であることを
特徴とする請求項4に記載の衝撃力推定装置。 - 【請求項7】 人体の打撃動作に伴ない、該人体に取り
付けられた加速度検出手段により加速度を検出する加速
度検出ステップと、 この加速度検出ステップにおいて検出された加速度のう
ち絶対最大加速度検出以前で最後に加速度の極性が反転
する時点より前に検出された複数の加速度に基づき衝撃
力を算出する衝撃力算出ステップと、からなることを特
徴とする衝撃力推定方法。 - 【請求項8】 前記加速度検出ステップは、人体の打撃
動作に伴ない、該人体に取り付けられた加速度検出手段
により一定時間毎に加速度を検出する加速度検出ステッ
プであり、 前記衝撃力算出ステップは、 人体の打撃動作に伴ない、前記加速度検出ステップにお
いて一定時間毎に検出された加速度から絶対最大加速度
検出以前で最後に加速度の極性が反転する時点を判断す
る判断ステップと、 人体の打撃動作に伴ない、前記加速度検出ステップにお
いて一定時間毎に検出された加速度から、前記判断ステ
ップにおいて判断された加速度反転時点以前の複数のタ
イミングの加速度を抽出する抽出ステップと、 この抽出ステップにおいて抽出された加速度反転時点以
前の複数のタイミングの加速度に基づき衝撃力を算出す
る算出ステップと、からなることを特徴とする請求項7
に記載の衝撃力推定方法。 - 【請求項9】 前記衝撃力算出ステップは、検出加速度
に対する予め定められた重み付けの係数及び定数に基づ
く重回帰方程式により、前記加速度検出ステップにおい
て検出された複数の加速度のそれぞれに、前記係数を掛
け合わせて加算し、さらに前記定数を加えて衝撃力を算
出する衝撃力算出ステップであることを特徴とする請求
項7に記載の衝撃力推定方法。 - 【請求項10】 前記衝撃力算出ステップは、 前記加速度検出ステップにおいて検出された複数の加速
度から、前記打撃動作が複数の打撃種の何れに属するか
を判別する判別ステップと、 この判別ステップにおいて判別された打撃種毎に異なる
予め定められた重み付けの係数及び定数に基づく重回帰
方程式により、前記加速度検出ステップにおいて検出さ
れた複数の加速度のそれぞれに、前記判別打撃種に応じ
た係数を掛け合わせて加算し、さらに前記定数を加えて
衝撃力を算出する算出ステップと、からなることを特徴
とする請求項7に記載の衝撃力推定方法。 - 【請求項11】 前記判別ステップは、打撃種毎に予め
得られた複数の平均加速度と前記加速度検出ステップに
おいて検出された複数の加速度との差及びその共分散行
列の逆行列に基づく各打撃種毎のマハラノビスの汎距離
のうち、最小の汎距離である打撃種を判別する判別ステ
ップであることを特徴とする請求項10に記載の衝撃力
推定方法。 - 【請求項12】 衝撃力を推定するためのコンピュータ
が実行可能なプログラムコードを記憶した記憶媒体であ
って、 コンピュータを、 人体が打撃動作した際に、該人体に取り付けられて該人
体の動きの加速度を検出する加速度検出手段によって絶
対最大加速度検出以前で最後に加速度の極性が反転する
時点より前に検出された複数の加速度に基づき衝撃力を
算出する衝撃力算出手段として機能させるための衝撃力
推定処理プログラムを記憶した記憶媒体。 - 【請求項13】 前記加速度検出手段を、人体の打撃動
作に伴なう加速度を一定時間毎に検出する加速度検出手
段として機能させ、 前記衝撃力算出手段を、 人体の打撃動作に伴ない、前記加速度検出手段により一
定時間毎に検出された加速度から絶対最大加速度検出以
前で最後に加速度の極性が反転する時点を判断する判断
手段、 人体の打撃動作に伴ない、前記加速度検出手段により一
定時間毎に検出された加速度から、前記判断手段により
判断された加速度の極性反転時点以前の複数のタイミン
グの加速度を抽出する抽出手段、 この抽出手段により抽出された加速度の極性反転時点以
前の複数のタイミングの加速度に基づき衝撃力を算出す
る算出手段、として機能させることを特徴とする請求項
12に記載の衝撃力推定処理プログラムを記憶した記憶
媒体。 - 【請求項14】 前記衝撃力算出手段を、検出加速度に
対する予め定められた重み付けの係数及び定数に基づく
重回帰方程式により、前記加速度検出手段により検出さ
れた複数の加速度のそれぞれに、前記係数を掛け合わせ
て加算し、さらに前記定数を加えて衝撃力を算出する算
出手段として機能させることを特徴とする請求項12記
載の衝撃力推定処理プログラムを記憶した記憶媒体。 - 【請求項15】 前記衝撃力算出手段を、 前記加速度検出手段により検出された複数の加速度か
ら、前記打撃動作が複数の打撃種の何れに属するかを判
別する判別手段、 この判別手段により判別された打撃種毎に異なる予め定
められた重み付けの係数及び定数に基づく重回帰方程式
により、前記加速度検出手段により検出された複数の加
速度のそれぞれに、前記判別打撃種に応じた係数を掛け
合わせて加算し、さらに前記定数を加えて衝撃力を算出
する算出手段、として機能させることを特徴とする請求
項12に記載の衝撃力推定処理プログラムを記憶した記
憶媒体。 - 【請求項16】 前記判別手段を、打撃種毎に予め得ら
れた複数の平均加速度と前記加速度検出手段により検出
された複数の加速度との差及びその共分散行列の逆行列
に基づく各打撃種毎のマハラノビスの汎距離のうち、最
小の汎距離である打撃種を判別する判別手段として機能
させることを特徴とする請求項15に記載の衝撃力推定
処理プログラムを記憶した記憶媒体。
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